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令和元年度 経済建設消防委員会

 第6回委員会 (12月17日)
出席委員 高野要委員長,岡野孝雄副委員長,鈴木行雄委員,山本進委員,川井幸一委員,飯村一夫委員,鈴木康仁委員
市執行部 【経済部】
 経済部長(越渡康弘),経済部次長(長井正毅),農政課長(岩渕一広),商工課長(山口哲史),観光課長(廣瀬政和)
【都市建設部】
 都市建設部長(菱沼茂雄),都市建設部理事兼駅周辺整備担当(宮澤哲也),都市建設部次長(額賀 均),都市計画課長(浅田禎智),下水道課長(柴山伊佐夫),建築住宅指導課長(林 秀憲),道路建設課長(瀧 清教),道路建設課副参事道路建設担当(坂入光彦)
議会事務局 庶務議事課主任(比企信太郎)


高野委員長)ただ今から,経済建設消防委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配布した協議案件書のとおりであります。
 本日の委員会の進め方でございますが,はじめに議案第127号に係る現地調査を実施し,調査終了後に案件の審査を行いたいと思います。
 次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。
 なお,経済部の説明員につきましては,現地調査終了後の出席となりますので,あらかじめご報告いたします。
 この際,お諮りいたします。
 本日の議題であります議案第127号は,その現状を調査するため,これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩いたします。

−休憩(現地調査)−

高野委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 これより議事に入るわけでありますが,経済部の説明員が出席しましたのでご報告いたします。
 今回,当委員会に審査付託されました,議案第123号指定管理者の指定について(石岡市体験型観光施設朝日里山学校)は,議案第109号の補正予算の議案と関連いたしますので,これら関連する部分をひとくくりとして審査を行いたいと思います。
 その後,残りの補正予算についての説明・質疑を行い,すべての説明・質疑が終了した後,討論・採決をいたしたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 それでは,最初に議案第123号指定管理者の指定について(石岡市体験型観光施設朝日里山学校)と,それに関連する議案第109号の補正予算の審査を
 本案について執行部から説明を求めます。

観光課長)観光課から,議案第123号の指定管理者の指定につきましてご説明させていただきます。指定管理者の指定につきましては,公の施設の指定管理者を指定するために,地方自治法第244条の2第6項の規定により,議会の議決を求めるものです。公の施設の名称は石岡市体験型観光施設朝日里山学校でございまして,指定管理者となる団体の名称はNPO法人アグリやさととなります。指定管理期間は令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5年間となります。なお,この指定管理につきましては,非公募により選出したもので,選定の理由としまして,石岡市指定管理者制度運用指針に示された基準に照らし,サービス向上と経費削減及び条例5条第2号にも該当しています。朝日里山学校は,都市住民との交流促進などによる地域の活性化を設置目的としており,NPO法人アグリやさとは食・農業体験型サービス事業,グリーンツーリズム活動などによる都市間交流の促進と集客の拡大,有機農業の発展と新規就農者支援などの活動により設置目的を達成し,これまで指定管理者として管理を行ってきております。これまでの円滑な管理運営の経緯等を鑑み,NPO法人アグリやさとを指定管理者として選定しご提案いたすものでございます。
 補正予算書の4ページをお開きください。第3表債務負担行為補正の中段,朝日里山学校指定管理者指定管理料でございますが,期間が令和2年度から令和6年度までの5年間,限度額は3,750万円を計上してございます。
 観光課からは以上でございます。
 よろしくご審議いただきますようお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に,議案第109号令和元年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,指定管理に関する箇所を除いた部分及び議案第111号令和元年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)並びに議案第112号令和元年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の計3件の審査を行います。
 本案について,執行部から説明を求めます。
 なお,本案の説明の順番は経済部所管,都市建設部所管の順でお願いいたします。

農政課長)私からは,議案第109号令和元年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,農政課所管の歳入・歳出3点について説明させていただきます。
 1点目でございます。補正予算書24,25ページをお開きください。第2表,一般会計補正歳入,一番下の段にございます款16県支出金,項2県補助金,目3農林水産業費県補助金,農地集積協力金155万7,000円でございますが,農地中間管理機構を活用いたしました,農地を貸したい所有者と農地を借りたい担い手のマッチング事業における所有者及び耕作者に支払われる交付金の額が確定したことにより,県からの歳入を計上してございます。
 補正予算書38,39ページをお開きください。第3表,一般会計補正歳出 上段にございます,款6農林水産業費,項1農業費,目3農業振興費,農地中間管理事業で同額の支出を計上してございます。内訳でございますが,地域集積協力金といたしまして100万8,000円は,柿岡地区108アールの集約に対して交付されます。また,経営転換協力金といたしまして54万9,000円は北根本地区ほか4地区,366アール,8名19筆に対して交付されます。県負担100パーセントの事業でございまして,歳入・歳出ともに同額を補正するものでございます。
 戻りまして,補正予算書26,27ページをお開きください。第2表,一般会計補正,歳入上から二段目にございます,款21諸収入,項5雑入,目5雑入,農地集積協力金返還金5万5,000円でございますが,平成27年度に農地中間管理事業を活用し,賃貸借契約を行いました一部に置きまして,契約解除が発生いたしましたことにより,集積協力金の一部,1名2筆26アール,5万4,600円の返還額が確定いたしましたことから,交付者からの歳入を計上してございます。
 補正予算書28,29ページをお開きください。第3表,一般会計補正歳出,一番下の段にございます,款2総務費,項1総務管理費,目13諸費,過誤納還付金の下から3番目,農地集積協力金返還金で同額を県に返還するための額を計上してございます。
 続きまして,2点目となります。補正予算書38,39ページをお開きください。第3表一般会計補正歳出,上段にございます,款6農林水産業費,項1農業費,目4畜産業費,畜産振興経費2,043万9,000円でございますが,関東にまで進出してございます豚コレラ対策といたしまして,国は野生動物等からの病原体の侵入を防止するため,防護柵の設置に係る支援を行うことといたしました。各市町村にございます家畜衛生指導協会が事業主体となり,希望する農場での防護柵設置に対し,事業費の2分の1を交付するものとなります。石岡市内の対象農場でございますが,30農場ございまして,総事業費を家畜保健衛生所で試算いたしましたところ,1億5,142万円となってございます。事業者の負担軽減のため,市が事業費の8分の1を支出することを条件に,県は事業費4分の1を支出するとしておりますことから,石岡市家畜衛生指導協会への家畜防疫事業補助金1,892万3,000円を補正増するものでございます。また,本事業では,補助金の交付が事業完了後となります。設置費用を一旦農場事業者が全額自己資金にて支払うこととなりますことから,積極的な設置を図っていただくためにも,自己資金の不足する農場事業者が金融機関等から借り入れた場合の利子補給額を計上してございます。利子補給4か月分,最大3パーセントといたしまして,151万6,000円の補正を計上してございます。
 最後3点目となります。補正予算書24,25ページにお戻りください。第2表一般会計補正歳入,一番下の段にございます,款16県支出金,項2県補助金,目3農林水産業費県補助金,儲かる産地支援事業補助金59万1,000円におきましては,ブランド化や輸出など新たな取組や,高品質な農産物を生産できる仕組みの導入を進め,儲かる農業を目指した県の補助事業となります。JA新ひたち野より,梨の白紋羽病用温水点滴処理機の導入要望があり,市の会計をとおし補助することとなります。県から事業費の3分の1の額59万1,000円の歳入を計上してございます。
 補正予算書38,39ページをお開きください。第3表,一般会計補正歳出 上段にございます款6農林水産業費,項1農業費,目7園芸振興費,園芸振興経費59万1,000円で同額の支出を計上してございます。
 農政課からは以上となります。
 よろしくご審議お願いいたします。

観光課長)私からは,一般会計補正予算のうち,観光課所管の補正予算についてご説明いたします。補正予算書の38,39ページをお開きください。中段の表,款7商工費,項1商工費,目5観光施設費,ふれあいの森管理運営費,13ふれあいの森整備計画策定業務委託料260万円でございますが,県が実施する茨城県フラワーパークのリニューアルに伴い,令和4年度には有料入園者数27万人を見込んでございます。市といたしましても,それらの入園者にふれあいの森まで足を運んでもらえるように,人と自然がふれあいながら,長時間滞在できる魅力ある施設にするため,整備計画の策定委託料を計上させていただきました。
 観光課からは以上でございます。
 よろしくご審議いただきますようお願いいたします。

下水道課長)議案第111号令和元年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号),議案第112号令和元年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
 はじめに,議案第111号令和元年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)の歳出からご説明いたします。令和元年度石岡市補正予算書の72,73ページをお開き願います。款1下水道費,項1下水道管理費,目1下水道総務費の職員等人件費の5万2,000円の増額と,その下の目2流域関連公共下水道維持費の職員等人件費6万9,000円の増額と,その下の目3公共下水道維持費の職員等人件費3万8,000円の増額については,人事院勧告に伴い増額補正するものでございます。
 次に,目4水洗化普及費の水洗化普及促進事業については,平成30年度から拡充された県の接続支援制度を活用した下水道接続支援事業費補助金について,市民から多くの要望などを踏まえ,県補助の拡充分として113万円の増額補正をするものです。
 次に,下段の表の款1下水道費,項2下水道建設費,目1流域関連公共下水道整備事業費の職員等人件費2万4,000円の減額と,その下目2公共下水道整備事業費の職員等人件費4万2,000円の増額についても,人事院勧告に伴い補正するものです。
 次に,歳入についてご説明いたします。補正予算書の70,71ページをお開き願います。款4県支出金,項1県補助金,目1下水道費県補助金については,先ほどの歳出にてご説明した下水道接続支援事業費補助金により,113万円の増額補正をするものです。
 次に,下段の表の款6繰越金,項1繰越金,目1繰越金についても,先ほど歳出にてご説明した人事院勧告により,177万円の増額補正をするものです。
 続きまして,議案第112号令和元年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の歳出についてご説明いたします。補正予算書の84,85ページをお開き願います。款1農業集落排水事業費,項1農業集落排水事業管理費,目1農業集落排水事業総務費の職員等人件費2万7,000円の増額と,その下の目2農業集落排水事業維持費の職員等人件費4万3,000円の増額と,その下の表,目1農業集落排水事業建設費の職員等人件費の3万8,000円の増額については,人事院勧告に伴い予算の増額補正をするものです。
 次に,歳入についてご説明いたします。補正予算書の82,83ページをお開き願います。款6繰越金,項1繰越金,目1繰越金についても,先ほどの歳出にてご説明した人事院勧告により,10万8,000円の増額補正をするものです。
 ちょっと,先ほど私の答弁のほうで金額を間違えてしまったので修正させていただきたいと思います。目4水洗化普及費の水洗普及促進事業につきまして,県の拡充分として私112万円と申し上げてしまいましたけれども,正しくは123万円の増額でございます。大変失礼いたしました。修正させていただきたいと思います。
 説明は以上でございます。
 ご審議のほどよろしくお願いいたします。

道路建設課長)私から議案第109号令和元年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,道路建設課が所管します補正予算についてご説明いたします。
 補正予算書の40,41ページをお開き願います。歳出でございます。上段の表,款8土木費,項2道路橋りょう費,目2道路維持費,道路維持経費の道路等補修工事としまして,1,200万円の増額補正を計上してございます。
 内容でございますが,台風15号及び19号,また10月25日の大雨の影響により被災した箇所の復旧工事費でございます。工事の概要としましては,樹木伐採工事や法面補修工事,また,土砂撤去工事など合わせて35件を予定しております。
 説明は以上でございます。
 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第109号令和元年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち当委員会の所管に係る部分,議案第111号令和元年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)及び議案第112号令和元年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)並びに議案第123号指定管理者の指定について(石岡市体験型観光施設朝日里山学校)の計4件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案はいずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第120号石岡市下水道事業等の設置等に関する条例を制定することについてを議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。

下水道課長)議案第120号石岡市下水道事業等の設置に関する条例を制定することについて,ご説明申し上げます。
 下水道事業及び農業集落排水事業につきましては,これまで石岡市特別会計条例及び関係条例などに基づき,会計処理を行ってまいりました。その下水道事業などの特別会計について,平成27年1月27日付で総務大臣から,公営企業会計の適用の推進が要請されたことから,当市では,平成28年度から公営企業会計の適用への取組をはじめ,令和2年4月から地方公営企業法の財務規程などを適用させるため,本条例を新たに制定し,あわせて,関係する石岡市公共施設の暴力排除に関する条例,石岡市特別会計条例,石岡市農業集落排水処理施設条例,石岡市下水道審議会条例,石岡市下水道条例のそれぞれ一部を改正するものでございます。
 説明は以上でございます。
 ご審議のほど,よろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第120号石岡市下水道事業等の設置等に関する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第124号「字の区域の変更について」を議題といたします。
本案について執行部から説明を求めます。

農政課長)私からは,令和元年度第4回石岡市議会定例会において提出してございます,議案第124号字の区域の変更についてをご説明いたします。
 県営にて実施しております,東成井西部地区畑総合整備事業におきまして,整備事業も終盤を迎え,現在換地作業に入ってございます。換地にあたり,点在しておりました字の集積を図り,変更を要することとなりましたことから,地方自治法第260条第1項の規定により,議会の議決を受けたく提出するものとなります。議会の議決後は,決定処分の告示を行いまして,法務局等関係機関への通知を行う流れとなります。
 以上,よろしくご審議お願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第124号字の区域の変更についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第126号工事委託契約の締結についての一部変更について(平成31年度市道B3760号線道路整備事業)を議題といたします。
 本案について,執行部から説明を求めます。
 
道路建設課副参事道路建設担当)議案第126号工事委託契約の締結についての一部変更についてご説明いたします。
 お手元の議案第126号の資料をご覧願います。令和元年第2回石岡市議会定例会におきまして,議決を得ました議案第83号工事委託契約の締結について(平成31年度市道B3760号線道路整備事業)の契約金額13億1,896万3,000円を15億4,900万円に変更するものでございます。
 提案理由としましては,茨城県において,今年度の県の事業費が確定されたことに伴い,契約金額に変更が生じたためでございます。
 説明は以上でございます。
 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します
 質疑はございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第126号工事委託契約の締結についての一部変更について(平成31年度市道B3760号線道路整備事業)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第127号市道の認定についてを議題といたします。
 本案について,執行部から説明を求めます。
 
道路建設課副参事道路建設担当)先ほど現地調査をしていただきました,議案第127号市道の認定についてをご説明いたします。
 お手元の議案第127号の資料をご覧願います。提案理由でございますが,当該路線は県営農村交流基盤整備事業により築造された道路を市道として認定するものでございます。
 次のページの市道路線認定調書をご覧願います。路線名は市道B5557号線でございます。認定区間の起点が野田字上谷津749番3から,終点の野田字東1番1までの区間でございます。道路幅員は7.5メートルから26.4メートル,道路延長は844.7メートルでございます。
 次のページ以降の路線位置図と土地所在図をご覧願います。太い実線で示されている箇所が認定区間となってございます。
 説明は以上でございます。
 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

山本委員)議案第127号に異議を唱えるものではありませんが,参考にお尋ねしたいんですけれども,先ほど現地調査の際,公用車を駐車した未舗装の部分,これはこの議案とは直接関係ないんですが,先ほどあちらの未舗装の部分の今後の事業の日程について,簡単に説明があったんですが,何年度に着手する事業か。参考にお尋ねいたします。

道路建設課副参事道路建設担当)残りの区間につきましては,茨城県の県南農林事務所に確認しましたところ,令和4年度に完成する見込みとお聞きしております。今年度に橋の桁を施工し,令和4年度において工事を完成するとお聞きしております。

山本委員)わかりました。結構です。

高野委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第127号市道の認定についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本委員会に付託されました案件の審査は,すべて終了したわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他として経済部より発言を求められておりますので,これを許します。

農政課長)私からは,豚コレラ感染防止対策の一環といたしまして,県が実施いたします野生イノシシへの経口ワクチン入り餌の散布についてご報告いたします。県畜産課が主体となりまして,野生イノシシへの経口ワクチン入り餌の散布及び埋設が行われることとなりました。このワクチンを野生イノシシが食べるとワクチンにより免疫ができることで,豚コレラ感染を防ぐことができるとされております。また,人やペットが食べてしまっても,体に害はございません。
 資料1をご覧ください。石岡市をはじめ,大子町,常陸大宮市,城里町,笠間市,桜川市の栃木県境の山間部と古河市,境町,坂東市,五霞町の埼玉県境の河川敷部にベルト状に散布・埋設し,野生イノシシからの感染・拡散を防止する目的としてございます。
 石岡市では29か所,1平方キロメートルあたり1か所,1か所あたり20個,計580個の散布・埋設となります。県猟友会を介し,猟友会各支部への協力を得ながら6班体制で人力による散布・埋設する計画となってございます。
 同じく資料2に散布・埋設のフロー,資料3に餌のイメージを添付してございますのでご覧ください。散布・埋設のスケジュールですが,1月下旬に餌付け作業を行い,約10日後にワクチン入り餌を埋設,5日後に回収,2月下旬にも同工程を行い,3月までに2回実施する予定でございます。市の業務といたしましては,本年12月11日に設立されました茨城県CSF感染拡大防止対策協議会からの要請により,餌の受取・配布・回収数量等の管理を行うこととなります。
 また,先週金曜日,12月13日5時半頃発生いたしました,石岡消防署愛郷橋出張所付近でのイノシシ目撃情報について報告させていただきたいと思います。午後3時頃,井関坂井戸区長,また石岡消防署,石岡警察署から,愛郷橋出張所近くにイノシシが出没したとの連絡がございましたので,職員が現地のほうに確認しにまいりました。現地で警察署と合流いたしまして,約60キロ程度と推測されるイノシシ1頭を確認いたしました。その後,追跡を行っておりましたが,日没により確認することができなくなってしまったため,当日につきましては追尾を終了いたしました。また,このような状況を鑑みまして,市ホームページ,メールマガジンで周知を行うとともに,教育委員会をとおしまして,石岡中学校,高浜小学校,三村小学校,関川小学校等に連絡を介し,各学校からのマチコミメールで注意喚起の周知をさせていただいております。翌12月14日土曜日に猟友会石岡支部のご協力をいただきまして,支部長並びに会員の方でパトロールをしていただきましたが,イノシシについては確認することができませんでした。今後でございますが,パトロールにつきましては,石岡支部のほうで定期的にお願いするとともに,イノシシを捕獲できるような状況であれば,地元の猟友会の方で対応していただけるというような段取りとなってございます。
 以上,農政課からの報告となります。

商工課長)商工課からは,駅周辺イルミネーションについてご報告させていただきます。資料の4ページをご覧ください。石岡駅に隣接する石岡ステーションパークが12月7日からイルミネーションで彩られております。地元高校生と商工関係者で結成されたワーキングチームに加え,今年は,県フラワーパークのイルミネーションを手掛けた事業者にも協力をいただき,装飾を実施いたしました。
 今年で4回目を迎えるイルミネーションは,駅周辺の賑やかさや創出をテーマに,12月7日,石岡駅改札付近に設置するクリスマスツリーに,石岡第二高等学校と青丘学院つくば高等学校の生徒15名がサンタクロース姿で装飾を施し,冬の世界観が演出されております。同日の点灯式には,高校生によるオリジナルボードを使った写真撮影が実施され,高校生が自身の学校のアピールをしました。点灯式には,石岡中学校吹奏楽部によるパフォーマンスが実施される予定でおりましたが,当日は雨天のため残念ながら中止となりました。石岡駅周辺では,石岡ステーションパークのほか,商店街による御幸通りイルミネーションが同時に開催されております。
 委員の皆さまにも,夜の街を彩るイルミネーションを是非お楽しみいただくようお願い申し上げます。

観光課長)私からは,国民宿舎つくばね及び体験型イベント用山車製作についてご説明させていただきます。はじめに,国民宿舎つくばねの運営についてご説明させていただきます。国民宿舎つくばねは,昭和49年7月にオープンしまして,今年で築45年が経過する宿泊施設でございます。施設の規模は鉄筋3階建て,全館冷暖房を完備しており,客室26部屋,大ホール,中ホール,小ホール,各1室及び宴会部屋2部屋の施設でございます。建設当初は,結婚式や筑波山への観光客,地域住民の宴会などで賑わいを見せておりましたが,現在は老朽化による雨漏りや,宿泊施設が現代のニーズにマッチしていないなどから,利用者も年々減少している状況でございます。
 前回の委員会において,台風19号の影響により,部屋の天井が落下するなどの被害が出ており,安全を最優先に考え,つくばねの運営について早急に判断していかなければならないとのご説明をさせていただきました。お手元に配りました資料は,客室天井の落下状況写真や屋根の剥離状況写真,平面図は使用できない部屋の状況でございます。宿泊部屋26のうち,10部屋が雨漏りや臭気などにより常時使用できず,大ホール・中ホールも,大雨の時は使用できない状況となっております。年々減少する宿泊客や,使用できない部屋が増えることにより,指定管理料も増加してございます。
 このようなことから,国民宿舎つくばねの閉館について,管理・運営を行っている産業文化事業団と,閉館に向けたスケジュールの調整を行ってまいりたいと考えております。
 続きまして,体験型イベント用山車製作についてご説明させていただきます。この事業は,国の地方創生推進交付金を活用しまして,茨城県をはじめとした1県5市で,筑波山・霞ヶ浦広域エリア観光連携促進事業の一環として実施してまいりました。この中で,当市が行う事業の1つとして,体験型イベント用山車製作がございます。これは山車製作を行い,首都圏近郊などのイベントや市内イベントにおいて,参加体験型イベントによる積極的なPRを実施することで,インバウンドを含め,これまで当市に足を運んだことのない新しい客層の流れを作り,筑波山・霞ヶ浦エリアへの誘客を推進するための取組でございます。9月10日の常任委員会におきまして,本年度中の交付金を活用した修繕による山車製作は困難であり,断念せざるを得ない状況で,今後,引き続き検討を行っていくとご説明しましたが,お配りしてございます資料をご覧ください。今年度事業はあくまで修繕による山車製作を進めてまいりましたが,候補とされた山車が,腐食などによる老朽化が激しいことから,修繕による山車製作は断念しまして,来年度,復元新造による山車製作に切り替え,交付金事業として国との協議を進めてまいりたいと考えてございます。
 現時点では,国からどのような回答が得られるかわかりませんが,国との交渉を粘り強く進めてまいりますので,ご理解のほど,よろしくお願いいたします。
 観光課からは以上でございます。

高野委員長)以上で報告は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

飯村委員)イノシシの件ですけど,29か所指定しているような話なんですけれども。29か所はどの場所なんですかね。

農政課長)29か所の正確な場所におきましては,県と猟友会の方々でどのような場所がいいかということで選定した上での設置,設置というか散布・埋設というような流れとなっております。

飯村委員)済みませんが現況としては,イノシシがどのへんに出没するっていうのは把握してないってことですか。県のほうにお伺いを立ててるってことですか。

農政課長)行政界と言いますか,イノシシが生息していそうな場所というのを一番よく知っているのが猟友会の方々,一番よく知ってございますので,そちらのほうとどこらへんがいいか。ベルト状に,帯状に整備するということですので,ちょっと正確な位置までは,どこというような把握というのは,ちょっとこちらではしてございません。

飯村委員)わかりました。地元ととね,相談しながらってことはあるでしょうけれども。猟友会の人とも,猟友会のほうはわかっていると思うんですけれども。地元の方と相談して決めるなりしてもらったほうがいいかなと思います。

農政課長)設置場所につきましては,人家等が近いところに整備するとか,設置するとか,そういった状況でございましたらば,そこについてはきちっと説明していただくようにやっていきたいと思っております。

飯村委員)わかりました。ちょっともう1つお聞きしたいんですけれど。猟友会の予算ってどれくらいを見ているんですかね。来年度。

農政課長)今回のこの経口ワクチン散布につきましては,すべて事務に関しては県のほうで実施する形となっております。1日当たり日当1万円程度を予定していると伺ってございます。

飯村委員)1万円ということは年間当たりいくらになるんですかね。予算的には去年ベースと同じで見るんですかね。

農政課長)全体の予算でしょうか。今回の…。

〔「全体の予算」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)暫時休憩いたします。

−休憩−

高野委員長)再開します。

農政課長)今回の経口ワクチン配布にあたる予算でございますが,県のほうで1人当たり日当1万円ということで計上しているようでございます。

飯村委員)わかりました。

山本委員)ステーションパークのイルミネーションについて,何点かお伺いしたいんですが,県立フラワーパークのイルミネーションの点灯式については,議会にも案内があったんですけれども,今回この駅前のイルミネーションの点灯式,まあ事業主体が石岡ステーションパーク利活用委員会となっていますが,点灯式は石岡市商工課もワーキングチームと協働で実施したというふうに記載がありますので,議会…どんな形で広報されたかお伺いしたいと思います。ぜひ私も見てみたかった,あとですごい綺麗だよっていう皆さんの声を聞いて,後日イルミネーション見学に行きましたけれど。できれば点灯式に立ち会いたかったなと思いましたので,質問させていただきました。

商工課長)今回のイルミネーションにつきましては,議員様のほうに点灯式のほうのご案内をさせていただくことができずに,大変申し訳ございませんでした。こちらのイルミネーションにつきましては,11月の末に決定いたしまして,それから高校生,NPO法人まちづくり市民会議,石岡商工会議所と策を練りまして,その中で12月の頭に,12月の第1週に準備のほうをさせていただきました。従来,点灯式等準備をさせていただいて,しっかりとやれればよかったんですが,今回につきましては市内の高校も4校お願いしたんですが,一高さんと商業高校さんのほうでは都合が付かずに参加できないという形になってございまして,また石岡中学校の吹奏楽につきましては参加していただけるという話でございましたが,雨天のためにやむなく中止となってございました。来年度以降につきましては事前にもう少しスピーディーに,スケジュール感をもって準備をさせていただきたいと思いますので,今後とも申し訳ございませんでしたが,今回につきましてはご容赦いただければと思います。

山本委員)せっかくワーキングチームの人たちと,特に若い人たちと議会というか,我々も交流できる貴重な機会だったと思いますので,来年はよろしくお願いしたいと思います。来年,同様な企画があるんであればね,お願いしたいと思います。それと,石岡市はこの事業に対して,何らかの財政支援をしているんでしょうか。

商工課長)こちらのほうの補助金につきましては,中心市街地活性化事業補助金のほうを利用しまして,石岡商工会議所のほうに事業費の2分の1を負担してございます。

山本委員)わかりました。ありがとうございます。

川井委員)2点ほど伺います。まずは国民宿舎についてですけれども。先ほど閉館に向けての調整をしていくというお話でしたけれども,ではその調整が決定するまでの間は営業されるんでしょうか。

観光課長)スケジュール決めるまでは営業は続けております。

川井委員)それは料金的に伺いますけれども,変わらない料金で受け入れると。今までと同じ。

観光課長)委員のおっしゃるとおりでございます。

川井委員)私も現場,はっきりと見ていません。ここで今説明を受けた中での説明ですけれども,これは来られた,来場されたお客様に対して失礼ではないかと感じます。しかもこれ市が携わっているということになりますと,市としてのイメージも非常に悪くなると思いますけれども。そこらへんの判断は今後考え直すと言いますか,もう一度考えるというようなことはなく,営業は続けるんでしょうかね。

観光課長)そのへんも含めまして,スケジュールのほうの調整を行っていきたいと,そのように考えております。

川井委員)それであれば結論を早くしていただいて,やはり来られる方に対するやっぱりイメージというものもあります。身内の話で申し訳ありませんけれども,お袋なんかも同窓会等でつい最近使ったという報告も受けていますけれども。来られた方がやはりその施設に行って,料金を払うわけですので。ぜひ早急に,お客様のことを第一に考えてやっていただきたいと思います。
 2点目,山車製作について伺います。だいぶ先ほどの説明ですと積極性をもってやるようなイメージをだいぶ受けています。そのような形で今後だいぶ山車は作っていくという強い姿勢を持って進めるという理解でよろしいでしょうか。

観光課長)ここで皆様のご理解が得られれば,国との協議のほうに入って行きたいと,そのように考えております。

川井委員)わかりました。ぜひともよろしくお願いいたします。

飯村委員)ただ今,川井委員から質疑があったつくばねの件なんですけれども。今ちょっと写真見させてもらっているんですけれども。担当者の方にお聞きしますけれども,自分の家がこういう形だったらどうするんですかね。

観光課長)自分の家と言われると,修繕はすぐにすべきだと思いますけれども。閉館に向けたスケジュール調整に入るということで,そこで費用をかけるのはいかがかなと。そのように考えるわけです。まずは閉館に向けたスケジュールの調整のほうを急いでやらせていただきたいと。そのように考えております。

飯村委員)ただ今お答えいただきましたが,自分もそうなんですけど,皆さんも同じだと思うんですけど,物は自分の物,人の物ではなくて自分が使ってる物は自分の物ですよね。自分の物を管理することになっているはずだと思うんですよね。このつくばねっていうのはね。その担当者は担当者なりにつくばねのものを感じて,つくばねの建物を直したりしなきゃいけないっていうのはわかるわけですよね。このへんのところはどういうお考えですかね。

観光課長)市が所有者であることは間違いないことでございます。管理運営を産業文化事業団へ依頼をしている。修繕についてはある一定の金額を超えれば市のほうの予算で直すということになっておりますけれども。今回のその状況写真を見ていただければわかるんですが,修繕にかかる費用が多額になってしまうため,そこはもう閉館に向けたスケジュール調整をしていきたいと。そのように考えているわけでございます。

飯村委員)ありがとうございます。

高野委員長)よろしいですか。

飯村委員)いや,このつくばねの問題については,現況で写真を見せてもらって初めてわかったんですけれども,これでお客さんに泊まってもらうような形をとるのは,市の職員としていかがなものかと思うのが一つなんですけど。まあそれはそれでご検討願って修繕なりするような形で,お願いしたいと思います。よろしくお願いします。

高野委員長)よろしいですか。ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,この際ですね私から一言,質問をさせていただきます。これは先ほど今,同僚の委員からも出ましたですが,山車の問題ですね。石岡の観光行政においては,大変必要なものであるのかなというふうに,私も感じております。そこで一言ですね,観光課長にお伺いしたいんですが,以前私ここで観光課長に質問したかと思うんですが,その時に修繕という形では全部終わったということでありまして,私の,委員長としての認識は,もう終わったのかなと。今後,新しくするにあたっては,また違う次元で出発して,皆さんにご報告がある,委員会にまた報告があって,そういった中で,新台という,修理じゃなくて新しいものを作るんだということだったんですが,ちょっと私の考えの中では,何か古いものと新しいものが混雑した中で,執行部は進んでたのかなという気がしているんですね。もしダメだったらこっちで行っちゃおうか,行っちゃおうかというか,言葉あれですけど,行ってもいいのかなみたいなね。ちょっとそのへんのところがなく,修繕は修繕で来たけども,どうしようもなかったということだったのかお伺いいたします。

観光課長)あくまで修繕を目指して製作のほうを進めて来たわけですけれども,選定された山車が本当に腐食や壊れ具合がひどい。で,安全性に問題があるということで,修繕による山車製作は断念いたしまして,1からまた新しい山車を作って,体験型観光の目玉にしたいとそういった思いで進めているところでございます。

高野委員長)じゃあちょっと,副委員長と代わりますか。済みません,私質問ちょっと続くかと思いますので,委員長席を副委員長に代わります。

岡野副委員長)それでは,委員長が委員として質疑をする間,副委員長の私のほうで議事を進めさせていただきますので,よろしくお願いいたします。

高野委員)私もね,できればああいった立派な山車であったものですから,ぜひとも修復してほしいなという形でね。修復においてもね,ちょっと時間がかかり過ぎたのかなと,私は思っているんですね。今回,答弁の中でありましたけれども,もう時間的に無理なんで,今年度は交付金ですか,交付金の要望はできないということだったんですね。何かもうちょっと2年間かけなくてもね,協議会がね,できたんではないかなという感じをしとるんですけれども。そのへんのところはどのようにお考えですか。

観光課長)委員のおっしゃるとおり,要綱の制定や山車の選定に相当時間がかかってしまったことはあります。そのため製作の期間が思うように取れなかったと。それはあの,あらためてここでお詫びを申し上げるしかないと,そのように考えております。

高野委員)時間がかかってしまったということですよね。それでもどうしても,やはり山車は観光行政の中で必要だと。それで廣瀬課長にお伺いしますけれども,この新台ですよね。あくまでも新台ということは全然出てこなかった。新台という言葉が出ているんですけれども。やはり今のこの観光行政。おまつりが石岡の一番のイベントであります。そういった中にこの山車が必要であると。1度断念したものの,それでも絶対に必要であるというのにはね,これまでの色々な尽力や,経過があると思うんですよね。ただ必要だから新しくしちゃおうじゃなくてね。私も色々,るる聞いております。そういった中で,こういった尽力があって,皆さんでここまで進んで来たと。だからこういったものを無駄にしたくないというようなね。それでまた聞くところによると,新しく申請して,その申請が国のほうに届くかどうかはわかりませんと。出るか出ないかわかんないということなんですね。だからそこらへんのところをね,私たち周りからの聞き学で,全然わからないもんですから,このような状況にあって今石岡市においてはこの山車,観光行政の中では必要なんだと。実際,そういったことを皆さんわかってると思うんですけれども。作りたいから新台作りますじゃなくてね,そのへんのところもね,きちっとですね,これは観光課長だけじゃなくて部長も含めてね。そのへんの説明が必要かなと思うんですけれども。課長じゃなければ,部長ね,皆さんが納得いく答弁をしていただければ,皆さんわかりやすいのかなと思うんですね。よろしくお願いいたします。

経済部長)今,委員長からございましたように,これまでの経緯の中で私どもで2年間をかけてしまったというところについて,誠に申し訳ございませんでした。やはり石岡の観光にとって,委員長からございましたように,山車製作,山車を使った観光イベントは大変重要なものでございます。今回,広域での事業申請,1県5市による共同申請によりまして,この事業が成り立ってございます。そういった中で,石岡市の一部の事業ができなくなるということにおきましては,当初私ども,先ほど委員長からございましたように,一区切りここで修繕の山車の製作というのは,一区切りをつけたいというふうに思ってございました。ただそういった中で,国との協議を進めていくという中で,1県5市による共同申請ということで,ほかへの影響,またこれからの石岡市の交付金事業に当たっての,懸念事項と言いますか,取り扱いにつきまして非常に懸念がされるという状況がございました。あと他市に迷惑をかけてはいけないというところで,県とも協議を続けてまいったところがございますが,そういった中で再度新たな,その新しい山車の方向性という中で,追求していくことによってもう一度申請が可能になるかどうかというような状況が出てきましたので,現在この委員会でご承認いただければ,国と協議を進めていきたいというふうに思ってございます。

高野委員)わかりました。ありがとうございます。

岡野副委員長)それでは委員長と交代いたします。

高野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,この際,私から一言申し上げさせていただきます。
 ただ今,執行部から山車の報告がありました。体験型イベント用山車製作についてであります。今回のこの山車製作については,国の地方創生推進交付金を活用し,進めてきた事業でございますが,選定した旧金丸町の山車は傷みが激しく,これを修繕し活用することは困難との判断を下すまでに,多くの時間を要し,関係各位に多大なご迷惑をおかけしたことは,大変遺憾に感じるところであります。
 しかし,事業の目的である,市を訪れた観光客や,各種イベントにおいて,おまつりで使われる山車を引いてもらい,その体験を通じ,おまつりの魅力やその伝統文化を感じてもらいたいという考えについては,私も大変有意義であるものと思っております。
 今後は,事業の方向性や進捗状況などを議会にも随時報告し,丁寧に,丁重に意見を聞きながら,事業を進めていくよう,委員長,委員会としても強く要望いたすところでございます。よろしくお願いをいたします。
 以上で本件については終結いたします。
 次に,都市建設部より発言を求められておりますので,これを許します。

都市計画課長)私からは,都市計画課におけます令和元年11月30日現在の予算執行状況と,令和元年9月1日から令和元年11月30日までの入札実施状況についてご説明申し上げます。
 お手元の資料,令和元年度予算執行及び入札実施状況の1ページをお開き願います。最初に,現年度の執行状況についてご説明申し上げます。合併市町村幹線道路緊急整備支援事業でございます。まず,貝地・高浜線でございますが,予算額6,000万円に対しまして3,201万7,000円を執行し,執行率53.3パーセントでございます。以下,上林・上曽線,駅前・東ノ辻線,単独費も記載のとおりの執行状況となっております。
 次の,街路事業(単独),都市計画一般経費,石岡駅周辺整備事業,自由通路維持管理経費,景観形成事業,地域交通対策事業,公園維持管理経費,駐車場特別会計につきましても,記載のとおりの執行状況となっております。
 続きまして,3ページをお開き願います。繰越明許の執行状況について説明申し上げます。合併市町村幹線道路緊急整備支援事業でございます。まず,貝地・高浜線でございますが,予算額3,875万1,600円に対しまして3,875万1,600円を執行し,執行率は100パーセントでございます。以下,駅前・東ノ辻線,単独費も記載のとおりの執行状況となっております。
 次の,石岡駅周辺整備事業につきましても,記載のとおりの執行状況となっております。
 続きまして,4ページをお開き願います。入札実施状況でございます。1番のR1市道A5645号線(貝地・高浜線)道路改良工事1工区でございますが,契約額3,602万5,000円,落札率88.2パーセントで,請負業者千代田建設株式会社でございます。以下記載のとおり合計4件でございます。
 以上が都市計画課の予算執行及び入札実施状況でございます。
 よろしくお願いいたします。

下水道課長)下水道課所管の令和元年11月30日現在における予算執行及び入札実施状況について,ご説明いたします。
 お手元の資料の5ページをお開き願います。予算執行状況調書現年度について,ご説明いたします。
 はじめに,下水道事業特別会計の流域関連公共下水道整備事業費(補助)は,予算額1億2,197万4,000円に対しまして,契約額は5,748万6,000円であり,執行率は47.1パーセントです。内容はストックマネジメント管路点検調査などの委託費や,東大橋地内における県道石岡筑西線への下水道管渠埋設工事です。以下,下水道事業の5事業につきましては,記載のとおりでございます。
 次に,6ページ上段をご覧ください。農業集落排水事業特別会計現年度についてご説明申し上げます。石岡西部地区整備事業は,予算額47万5,000円に対しまして,契約額は47万880円,執行率99.1パーセントです。内容は公共桝の取出し費用です。以下,農業集落排水事業の2事業につきましては,記載のとおりでございます。
 次に,6ページ中段の予算執行状況調書明許繰越についてご説明いたします。下水道事業特別会計における,流域関連公共下水道整備事業費(補助)の予算額4,437万5,200円に対しまして,契約額は4,437万5,200円,執行率100パーセントです。内容は,ストックマネジメント管路点検調査などの委託費や,東大橋地内における石岡筑西線への下水道管渠埋設工事です。以下,3事業につきましては,記載のとおりでございます。
 続きまして,7ページをご覧ください。入札実施状況について,ご説明いたします。表の1番目,H30・R元国補公下合併第1号工事は,東大橋地区における県道石岡筑西線への下水道管渠埋設工事でございます。契約額は2,360万6,000円,落札率は88.1パーセントで,請負者は株式会社長谷川工務店です。以下7件につきましては,記載のとおりでございます。
 説明は以上です。
 よろしくお願い申し上げます。

建築住宅指導課長)私からは,建築住宅指導課所管事業の令和元年11月30日現在における,予算執行及び入札実施状況についてご説明いたします。
 お手元の資料8ページをお開き願います。初めに11月末現在までの現年度予算の執行状況についてご説明申し上げます。表一段目の木の住まい助成事業でございますが,予算額1,280万円に対しまして,契約額1,000万円を執行してございます。執行率は78.1パーセントでございます。以下,木造住宅耐震改修促進事業から,9ページの被災住宅復興支援事業までの8事業につきましては,記載のとおりでございます。
 続きまして,9ページでございます。繰越明許の執行状況についてご説明申し上げます。木の住まい助成事業及び住まいづくり推進事業の両事業とも,執行率は100パーセントでございます。なお,令和元年9月1日から11月30日までの期間におきましては,建築住宅指導課における入札の実施はございませんでした。
 以上が,建築住宅指導課所管事業における予算執行及び入札実施状況でございます。
 よろしくお願いいたします。

道路建設課長)私からは,令和元年度道路建設課が所管する予算執行及び入札実施状況についてご説明いたします。
 資料の10ページをお開き願います。11月30日現在の現年度の予算執行状況でございます。上段の道路維持費でございますが,予算額1億8,408万6,700円に対しまして,契約額1億3,647万319円を執行しております。執行率は74.1パーセントでございます。
 次に,地方道路等整備事業以下,11ページ中段の災害復旧費まで記載のとおりでございます。
 続きまして11ページ中段からの繰越明許の予算執行状況でございます。道路維持費でございますが,予算額466万7,600円に対しまして,契約額466万7,600円を執行しております。執行率は100パーセントでございます。
 次に,地方道路等整備事業以下,12ページの排水路整備事業まで,記載のとおりでございます。
 続きまして,13ページをお開き願います。9月1日から11月30日までの入札実施状況でございます。ナンバー1の30繰R元国補・市道A0106号線道路標識修繕工事,杉並四丁目地内でございます。受注者は,有限会社山口電気商会,契約額は369万6,000円で,落札率は100パーセントでございます。
 以下,記載のとおり,合計15件でございます。
 説明は,以上でございます。
 よろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で報告は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。 

山本委員)1点お尋ねします。8ページに記載のあります,賃貸住宅ストック事業ですけれど,執行率が27.4パーセントということで,低いかなと思うんですけれども。これは物件が不足しているのか,補助金を活用して入居しようという申請者が少ないのか。そのへんの状況がもしわかればお尋ねしたいと思います。

建築住宅指導課長)こちら賃貸住宅ストック活用事業ですけれども,市内の認定状況といたしましては,駅前の第14SYビル,1棟。認定の上限としまして30戸としてございます。今年度8月末時点の入居状況になりますけれども,A棟で58戸中47戸,入居率としては81パーセントとなってございます。入居率としては決して低くない状況の中で,そのストック活用促進事業,この補助金を活用した入居が少ないという状況が見てとれる状況でございます。

山本委員)わかりました。ついでながらちょっと。5ページの流域関連公共下水道整備事業費,予算の部分で執行部のほうで読み違いがあったので,議事録に残るとまずいと思いますので,訂正されたほうがよろしいかと思います。1億2,194万4,000円のところですね。

下水道課長)大変失礼いたしました。予算執行状況調書,現年度においての流域関連公共下水道整備事業費(補助)について改めて修正してご答弁申し上げます。予算額1億2,194万4,000円に対しまして,契約額が5,748万6,000円ということで訂正させていただきたいと思います。大変失礼いたしました。

飯村委員)ちょっとお聞きしたいんですけれども。たぶん今,災害の状況は何か所ってたぶん上がってると思うんですけれども。災害の状況を市として施工するのに,どのくらいかかって,いつくらいまでに終わるんですかね。

道路建設課長)台風15号及び19号,そして10月25日の災害の状況でございますが,復旧工事を要する件数が全体で85件ございました。そのうち,台風15号の件数は34件で復旧工事は完了しております。また台風19号については件数が27件でございます。こちらも復旧工事は完了しております…。済みません,そのうち,未完了の部分につきましては,台風19号及び10月25日の大雨の被害で,未完成のものの件数は全体で23件ございます。こちらについては,いずれにつきましても年度内の復旧工事を完了する予定でございます。

飯村委員)予算たぶん1,200万くらい組んだかと思ったんですけれども。その中で完了するような形にはなるんですかね。

道路建設課長)補正予算で1,200万円計上しておりますが,いずれにしてもその1,200万円の中で全体の被害箇所の復旧工事は完了する予定でございます。

飯村委員)わかりました。ありがとうございます。続けていいですか。駅周辺の,ただ今あったんですけれども。駅周辺整備で駅の東側ですか。今たぶん駐車場にするかそれは不明ですけれども。この間,駐車場でちょっと使ったと思われるんですけれども。その出入口ですか。出入口を市で管理しているんであれば,ちゃんとバリケードして,見づらをよくして,そういう形で管理してほしいなと思ったんですけれども。そのへんはどうですか

都市計画課長)現在,バリケードで一応封鎖はしておりますが,見栄え上でいいますと,胆管パイプとか,そういったもので柵をしているわけではございませんので,見栄え上まだあまりよくはございません。ただ今後の利用方法等を検討する中で,そういったものも検討させていただきたいと思っております。

高野委員長)飯村委員に申し上げます。次にその他の件として発言が認められておりますので,この件はその他の件でお願いいたします。

飯村委員)そうですか。もう1ついいですかね。1つだけ。委員会のほうでちょっとお聞きしたいことがあるので。たぶん今,入札で15件くらい上がってたんですよ。ここの入札の実施状況で。この中で,5社くらいですよね。九十何パーセントで取ってる。あとは八十何パーセント。10社。これはどういう形になっててこういう形になっちゃうんですかね。

高野委員長)暫時休憩します。

−休憩−

高野委員長)再開します。

都市建設部長)基本的に契約の入札関係は契約検査課で対応していることでございます。かつ,入札の札入れの金額に関しましては,業者さんのほうで,基本的にうちのほうは茨城県の土木の積算基準に基づいて設計は組んでおります。それで,その価格に基づいて,業者さんのほうで入札の金額の札は,業者のほうで金額を記入して入札しているという状況だと考えております。

飯村委員)そうすると業者さんのほうは設計単価が低いというのは,その設計に値するということですかね。そうすると役所の設計はそれより十何パーセント高く最初からやっているということですか。

都市建設部長)設計金額に関しましては,県の土木事務所の積算基準に基づいて。県の積算基準に基づいて積算しています。入札の状況でございますけれども,たぶん,最低入札価格ですかね。それは入札の時に随時案件に基づいて設定して,最低制限価格は設けて,それ以下だとたぶん最低制限価格以下で入札した業者に関してはもう該当しない。その間で,一番最低の業者さんで落札業者を決定しているという状況だと思っております。ただし,その詳しいシステムに関しては,申し訳ないんですけれども,契約検査課が一番詳細に把握してございますので。うちのほうで入札に関して手続きをしていることではございませんので,これ以上説明は難しいかということでございます。

飯村委員)わかりました。ご丁寧にありがとうございます。ちょっと済みません,1つさっき駅周辺のことで言い忘れたんですけれども。入口,ちょっと見づらく…。

高野委員長)それは今,その他に入りますので。その他で失礼ですがお願いいたします。
 ほかに質問等はございませんか。

鈴木(康)委員)私から工事請負の執行率を見て質問なんですけれども。特に,都市計画課,下水道課,道路建設課にお聞きしたいんですけれども。例年,この時期でこの執行率というのは通常の比率なのか。また低ければ年度内にこれ100パーセントの執行率を目指すことが可能なのか。ちょっと教えていただきたいんですけれども。

都市計画課長)都市計画課におけます,現年度分の執行率でございますが,まず合併市町村幹線道路緊急整備支援事業に関しましては,こちら用地補償等の交渉がございますので,例年よりは用地交渉の部分は低いような状況でございます。ただ今後も粘り強く用地交渉はしてまいりますので,この執行率を上げて,年度内に工事発注できるものは発注していきたいと考えております。あとの都市計画一般経費ですとか,そのほかの部分に関しましては維持管理の費用でございますので,例年このような状況となってございます。

下水道課長)下水道課,現年度においてご答弁申し上げます。流域関連公共下水道など代表的なものにつきましては,県道との道路改良と非常にリンクするものが多ございまして,それで委員からのご指摘のような状況となっているということがまず一点。で,流域下水道の事業の負担金などにつきましてはまだ執行がされておりませんが,これは流域下水道からの請求書に基づきまして執行していくという性質のものでございまして,例年2月から3月にかけて請求書が届いて執行されていくという状況でございます。そのため今の段階ではかような執行率ということになってございます。

道路建設課長)道路建設課の現年度の予算執行状況でございますが,工事・委託ともに,いずれも例年どおりの執行状況となってございます。ただやはり用地のご協力をいただいて,進めている事業に関しましては用地交渉等がございますので,この点につきましては粘り強く交渉をしまして予算の執行に努めてまいりたいと考えております。

鈴木(康)委員)ありがとうございます。それでは執行率,前年度と同じぐらいということもお聞きしましたので,やはり石岡市って他市町村で見ると,近年なかなか工事の件数も少ないですので。ぜひあの振られた予算は100パーセント執行して,必要なものだけね。100パーセント執行,きちんとしていただけるように進めていただければなと思います。ありがとうございます。

高野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他として発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,この際,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 本委員会において,閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本日の経済建設消防委員会を閉会いたします。




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