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議会中継
  


 第10回委員会 (3月13日)
出席委員 鈴木光雄委員長,川村良一副委員長,嶋田佐登子委員,関町芳弘委員,菱沼一夫委員,池田正文委員
市執行部 教育長(石橋凱),教育次長(関正雄),参事兼教育総務課長(小沼茂夫),学校施設課長(広瀬峰昌),学校教育課長(菱沼敏之),生涯学習課長(田崎徹),中央公民館長(芳藤丈夫),文化振興課長(鈴木正治),スポーツ振興課長(渡辺勝男),学校給食課長(山本敬司),中央図書館長(以後崎隆)
議会事務局 議事法制課係長(中山善正)



鈴木委員長)ただ今から,文教委員会を開会いたします。
 本日の審査につきましては,お手元に配付しております協議案件書の順に沿って進めていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 次に,付託案件説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりであります。
これより議事に入ります。
 はじめに,議案第15号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分を議題といたします。最初に執行部より補正予算書に基づき,補正内容につきまして説明を求めます。

参事兼教育総務課長)それでは教育総務課所管分の補正予算についてご説明を申し上げます。補正予算書の56,57ページをご覧いただきたいと思います。上から2段目と3段目の枠になります。教育費,小学校費,教育振興費,教育活動振興経費の備品借上料で94万円の減額,並びに中学校費,教育振興費,教育活動振興経費の備品借上料で196万7,000円の減額でございます。この備品借上料の減額につきましては,平成18年度に小学校5校,それから中学校全8校のコンピュータ教室の教育用コンピュータの整備を行いましたが,指名競争入札の結果,リース契約額が確定したことにより,当初予算額に対する差額が生じたために減額補正をするものでございます。小学校に対しましては,当初予算で1校当たり年間のリース料を200万円で予算措置しておりましたけれども,入札による結果,1校あたりの年間リース料が175万5,180円ということで確定をいたしました。また中学校につきましては,当初予算で1校当たり年間のリース料が261万7,125円ということで確定をいたしました。これらのうち18年度分として予算措置しておりました平成18年9月から平成19年3月までの7か月分の差額を減額補正ということで計上をしたものでございます。なお,整備内容でございますけれども,小学校5校につきましては,1校当たりコンピュータ教室用として教師用コンピュータ1台,サーバー用コンピュータ1台,児童用コンピュータ20台,職員室用としてサーバー用コンピュータ1台,事務用コンピュータ1台,そのほかプリンター等の周辺機器を整備いたしました。中学校8校につきましては,1校当たりコンピュータ教室用の生徒用コンピュータが40台となりますけれども,そのほかについては小学校と同額でございます。以上でございます。

教育施設課長)補正予算書57ページ,2段目の北小学校改築事業1,771万円,それから柿岡中学校校舎改築事業150万円の減額補正であります。これは,委員さんご承知のように現在耐震化優先度調査を行っております。また,適正配置検討委員会も行っておりまして,この結果が3月末の予定となっております。この結果を踏まえて,今後改築事業を早急に進めなければならないと考えておりまして,この調査結果及び検討委員会の結果をもちまして,19年度,石岡市の学校施設改築事業の推進計画を作成し,改めまして19年度に実施設計を作成しなければならないと思っております。そういった理由から,今回北小学校と柿岡中学校の減額補正を行ったものでございます。以上です。

中央公民館長)それでは補正予算書の同じく57ページの教育費,社会教育費,公民館費の国府地区公民館管理運営経費の委託料で減額の120万円について説明をさせていただきます。国府地区公民館につきましては,ご承知のように18年4月1日から開館したものでありまして,国府地区公民館の開館にあたりまして,館の運営費の予算要求を行った際に施設清掃管理保守保安委託料に計上いたしました設備管理業務委託を電気機械設備補修保安委託料においても重複して計上してしまったために,精査のうえ金額の訂正を行うこととしまして,補正予算をお願いするものでございます。どうぞよろしくお願いいたします。

文化振興課長)同じ57ページでございます。文化事業費の中の需用費,委託料の減額補正でございます。内容といたしましては,この事業につきましては三村地区において事業実施されております県営の畑地帯総合整備事業に伴います県から市が委託を受けて発掘調査を行ったものでございます。発掘調査に要する経費は原因者であります県が100%負担するものでございます。発掘調査が完了しまして精査した結果,差金が生じたため補正をお願いするものでございます。予算額が650万円に対しまして支出額320万1,000円で確定いたしましたので,差額の329万9,000円の減額補正をするものでございます。内訳としましては委託料で319万7,000円,需用費10万2,000円の減額でございます。以上でございます。

スポーツ振興課長)それでは八郷運動公園維持管理経費の減額補正についてご説明いたします。この減額補正の臨時雇人の賃金70万円でございますが,当初予算要求の時点で人員減という計画等がありましたので,予算上雇人賃金としまして70万円計上したところ,人員におきまして1人増となりましたので,雇人賃金を使わずに維持管理ができるということで今回減額して計上したものでございます。以上でございます。

学校給食課長)57ページ,給食センター調理業務経費のうちの給食配送委託料でありますが,当初は1,995万円の予算でありましたが,その後見直しを行いまして,それから入札等を行いまして1,475万円になりました。そういうことで今回83万円の減の補正でございます。それから給食センターの改築事業でございますが,12番の手数料でありますが,20万1,000円ということで計上してございますが,これは当初給食センターに物置等がございませんでした。これを今回建てるということで,あそこが特殊な用途地域になっておりますので,48条の許可申請の手数料として18万円,それから確認申請で9,000円,それから完了検査手数料で1万2,000円ということで20万1,000円の増額でございます。それから改築工事でございますが,ほぼ数字が確定したということで2億850万円の減額の補正でございます。それから次のページになりますが,調理用備品でございます。備品関係についてもほとんど入札等が終わりまして,マイナス230万1,000円の減額補正をしたところでございます。以上でございます。

鈴木委員長)以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第15号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第50号「石岡市立幼稚園授業料徴収条例の全部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。
 本案について,執行部より説明を求めます。

参事兼教育総務課長)それでは議案第50号についてご説明申し上げます。議案第50号「石岡市立幼稚園授業料徴収条例の全部を改正する条例を制定することについて」地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるということでございます。提案理由でございますけれども,平成19年度から新たに石岡市立の幼稚園の通園バスの利用料を徴収するためでございます。内容は19年4月から通園バス利用者から月額1,500円のバス代を徴収するものでございまして,8月につきましては夏休み中でバスの利用がありませんのでバス代は徴収しないことといたしました。それから保護者等への説明でございますけれども,それぞれ新入園生への説明,それから在園生の保護者の方にも説明をさせていただきまして,了解をいただいているところでございます。以上でございます。

鈴木委員長)以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。

池田委員)今回通園バスの受益者負担というようなことで,1人当たり1,500円というようなことでございますけれども,今現在の石岡市立幼稚園の状況とさらにこの対象となる児童は何名を予定しているのかお伺いをいたします。

参事兼教育総務課長)それではお答えいたします。19年度から4歳児,5歳児として東幼稚園に1本化されるわけですけれども,46名を予定してございます。そのうちバスに乗られる方は40名を予定しております。

鈴木委員長)ほかに質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第50号「石岡市立幼稚園授業料徴収条例の全部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第51号「石岡市立小桜小学校児童通学バス運行に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。
 本案について,執行部より説明を求めます。

参事兼教育総務課長)それでは議案第51号「石岡市立小桜小学校児童通学バス運行に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。提案理由でございますけれども,当該の通学バスにつきましては,弓弦,青田,朝日の一部に現住所がある児童のうち4年生から6年生は従来下校時のみの利用に限っていましたけれども,平成19年4月の始業日から登校時も利用できることとするためでございます。このバスは40人乗りのバスでございまして,最初16年度は朝日小学区の児童を対象に走らせていたわけでございますけれども,席が空いていることならば通学途中の弓弦,青田,朝日の一部の児童も乗せてほしいとの要望がございまして,検討させていただいていたところでございます。1年生から6年生までが登校時に乗ると40人を超えてしまうということがわかりましたので,17年度からは登校時は1年生から3年生までの低学年の児童だけ乗車をしてもらうということにいたしました。下校時は2時台に低学年用に1回,それから3時台に高学年用に1回の計2回バスを運行していることから4年生から5年生までは,下校時に片道だけ18年度まで利用をしていただいていたところでございます。それから19年度から少子化の影響もあるかと思いますけれども,高学年の児童を含めましても40人を超えないことがわかりましたので,保護者からの要望も学校を通してありましたので,登校時も利用していただくため条例を改正いたすものでございます。以上でございます。

鈴木委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第51号「石岡市立小桜小学校児童通学バス運行に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第52号「石岡市学童保育事業条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。
 本案について,執行部より説明を求めます。

生涯学習課長)石岡市学童保育事業条例の一部を改正する条例を制定することについて,地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めます。提案理由としましては,平成19年度から学童保育事業が教育委員会の所管に事務の所管替えを行うということに伴いまして,条例の中に規定しております「市長」という文言を「教育委員会」に改めるという内容でございます。条例そのものの内容の変更はございませんで,市長の部分を教育委員会に改めるという内容でございます。さらにこの改正に伴いまして,石岡市公共施設の暴力排除に関する条例の中にもこの学童保育条例を位置づけるという内容でございます。別添のところに現行と改正案の対照表がついていると思います。よろしくご審議お願いいたします。

鈴木委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
次に討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第52号「石岡市学童保育事業条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第1号「平成19年度石岡市一般会計予算」のうち,当委員会の所管にかかる部分を議題といたします。
 はじめに,執行部より,予算の概要について説明を求めます。

参事兼教育総務課長)それでは教育総務課に係ります平成19年度における主要事業と新規事業についてご説明をさせていただきます。「平成19年度石岡市予算(案)」に基づいて説明をさせていただきます。17ページの下から2つ目になります。学校管理運営経費,小学校分では防犯用ブザー配付経費44万8,000円がございます。平成19年度も新1年生を対象にいざというときのために防犯ブザーを約800人に配布を予定してございます。
 次に18ページ,上から2つ目の教育活動振興経費,小学校分では新規事業といたしまして教育用パソコン借上料2,388万5,000円がございます。18年度に入れ替えております園部,恋瀬,柿岡,葦穂,小桜小以外の14校の小学校のパソコンを新機種に借り換えるものでございます。
次に同じページの上から4つ目に,学校いきいきプラン推進事業,下から3つ目の学校いきいきプラン推進事業,中学校分がございます。特定の分野に限定することなく学校教育活動全般に及ぶ事業を行うものでございまして,19年度も引き続き行ってまいります。
 次に19ページに移ります。上から2つ目に幼稚園教育振興事業がございます。この中で一律の幼稚園教育振興費助成補助金30万円が新規事業になります。この事業は少子化対策の一環として第3子以降の園児に対して月5,000円を限度に支援をするものでございます。市の幼稚園は授業料が月5,000円ですので,実質無料となります。現在のところ5名の園児が該当すると見込まれます。また,私立の幼稚園の園児につきましても,もともと3歳児,4歳児,5歳児について月2,000円の助成をしていたわけですけれども,新たに第3子以降の園児に対しましても月5,000円を助成するものでございます。以上が教育総務課の新規事業,主要事業でございます。

教育施設課長)私の方からは,同じく17ページでございます。一番下の小学校の学校維持管理経費9,802万6,000円ということでございます。最初に建物修繕2,716万6,000円,主な内容は学校各19校に学校配当予算が約740万円,この教育施設課の方で緊急用ということで約950万円,それから今年度の予算要求しまして通りました修繕が約1,000万円でございます。次に施設清掃管理保守委託料715万2,000円,その内容は主に排水処理施設の維持管理,各小学校の受水槽及び高架水槽の清掃点検,浄化槽法定点検でございます。次に施設夜間警備委託料689万4,000円,夜間警備業務委託料19校分でございます。次に機械器具保守点検委託料964万6,000円,主な内容は電気保安業務,ダムウェーダー,それから消防設備,プールろ過装置,遊具,石小プール機械設備等でございます。次に学校施設整備工事ということで2,325万7,000円,要望がありました各学校の修繕とそのほかに学校遊具の撤去,それから遊具新設の工事,北小の緊急地震速報システムの工事等でございます。学校設備備品の726万6,000円の内訳は,やはり学校配当が330万円,教育施設課で300万円,消火器の交換が96万円等でございます。
 続きましてやはり18ページの予算額で4,414万5,000円でございます。中学校分になります。建物修繕1,382万7,000円,やはり学校配当が450万円,教育施設課で800万円,修繕等で130万円の内訳でございます。施設清掃管理保守委託料270万8,000円,小学校の説明と同等でございます。施設夜間警備委託料302万円,機械器具保守点検委託料364万8,000円,小学校と違うのは建物借上料,石岡の学校の場合にはすべてを建てていたんですが,八郷南中の武道館に限りましてはリースで行っております。それが371万7,000円。学校施設整備工事でやはり遊具関係の撤去が40万円,遊具の新設工事が70万円となっております。続きまして学校施設備品391万8,000円,やはり小学校の説明と同等でございます。
 続きまして19ページ,幼稚園の方になります。一番上の853万3,000円の内訳でございますが,建物修繕96万7,000円。遊具の修繕56万7,000円が入っております。夜間警備委託料53万6,000円,施設改修工事の181万円は門扉の設置工事,遊具の撤去,遊具の新設等でございます。以上です。

学校教育課長)それでは学校教育課の所管に係ります平成19年度における主要事業についてご説明申し上げます。17ページにございます学務一般経費では,障害児就学指導員報酬14万円がございます。これは就学指導員4名に対する報酬でございます。また,障害幼児教育相談員報酬174万5,000円がございます。これは府中小学校の教室を借りて,市内の就学前の幼児で情緒や話し言葉に心配がある幼児を対象に専任教師により教育相談や指導を行っていくものでございます。
 次に学校教育一般経費では,学校評議員報酬57万円がございます。学校評議員は校長の推薦で教育委員会が委嘱するもので,校長の求めに応じて学校の教育目標,計画,地域との連携等,進め方について意見を述べる役割がございます。1校当たり3から5名,1年間5,000円の報酬でございます。また,学校教育支援事業がございますが,これは適応指導教室を設置して不登校児童生徒の未然防止,あるいは解消のための事業でございます。具体的な中身としまして,保護者を対象とした教育相談をする教育カウンセラーの報酬,適応指導教室に来られない児童生徒への対応をする学校適応指導員の報酬,適応指導教室嘱託員の報酬というものが主な内容でございます。
 語学指導事業では,市内の中学校を中心に配置しておりますAET4名に対する報酬が中心でございます。委託業者から石岡地区2名,八郷地区2名の英語指導助手を委託してございます。
 地域改善教育推進事業では,人権教育及び同和教育の推進を図るため,研修会参加負担金として40万円,その他資料作成,印刷製本費等を見込んでおります。
 次に教育活動指導員配置事業がございます。障害があり小学校に在籍して特に配慮をしていかなければ教育に支障がある児童を対象としまして,教育の補助者として17名の介助員を配置するという事業でございます。石岡地区に11名,八郷地区に6名の介助員を配置する予定でございます。
TT特別配置事業では,TT非常勤講師人件費2,368万5,000円がございます。そのうち小中学校で国の少人数加配がなされていない学校につきまして,TT非常勤講師を配置してきめ細かな指導及び効果的な授業を展開する事業でございます。
 18ページにございます心の教室相談員配置事業では,現在石岡中学校,府中中学校,有明中学校,柿岡中学校を主にスクールカウンセラーが配置されておりますが,スクールカウンセラーがあまり行かない中学校につきまして心の教室相談員を配置しまして,子供たちのカウンセリングあるいは悩みの相談にあたるという事業でございます。以上でございます。

生涯学習課長)それでは主要事業説明書に基づきまして,生涯学習課所管の事業につきまして説明させていただきます。まず19ページの上から4番目にございます社会教育振興事業でございますけれども,この事業につきましては,家庭教育学級,婦人学級,オアシス運動,成人式の実施などにかかわる経費でございます。家庭教育学級は保育園,幼稚園の保護者,小中学校の1年生の保護者を対象に家庭のあり方,親のあり方について学習をするものであります。婦人学級につきましては,継続事業として小見地区で行っている婦人学級を継続いたします。オアシス運動はあいさつ運動の標語と作文を募集しまして,優秀な作品を表彰するとともに啓蒙するという事業であります。成人式につきましては,本年から市民会館を会場として合同で開催している式典を継続していきたいと思っております。
 それからその下の下になりますけれども,放課後子ども教室推進事業でございます。これは平成19年度に文部科学省が創設する新規事業であります。1年生から6年生までを対象として,子どもの活動拠点,そういったものを設けまして地域の方々の参画を得て子供たちと交流を深めるという事業内容でございます。原則参加者負担金は求めないで,年間保険料程度を徴収する予定で事業を実施したいと考えております。19年度につきましては吉生小学校をモデル校として週に2回,年間66回の開催を予定してございます。
 その下にございます放課後児童対策事業,通称学童保育事業と呼ばれる事業でございますけれども,先ほど可決していただきました事務が教育委員会に移管することに伴いまして,19年度から生涯学習課が担当するということになりました。両親が共働きなどで下校時家庭に家族がいない3年生以下の希望者について生活の場を提供するという事業内容でございます。保護者負担金を月額4,000円徴収してございますので,収入として負担金の予定額を1,632万円ほど。それから国,県の補助金として1,398万8,000円の収入を予定してございます。また,新規開設予定の教室,さらには現在学校施設外で実施しておりました事業が,小学校の中に移転するということに伴いまして,他施設と同様にエアコンの設置工事というのを予定してございます。設置予定校は5校でございます。
 続きまして20ページになりますけれども,青少年関係の所管事業の中でちょうど真ん中から下の方に青少年育成事業というのがございます。この事業につきましては,青少年相談員の活動事業,青少年を育てる市民の会に対する補助金,それから各中学校で実施します少年の主張,それから石岡のおまつりの巡視活動などに関わる経費でございます。青少年相談員の該当活動は,定期活動としまして毎月5回,それから早朝活動月1回,それから特別活動ということで年間10回程度を予定してございます。青少年を育てる市民の会につきましては,明るい家庭作りのための事業,さらには青少年健全育成のための事業の推進を図っていきたいと考えております。さらに少年の主張については,各中学校と連携し,発表会を開催していきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

中央公民館長)それでは公民館にかかる部分で事業概要の中から主なものについて説明をさせていただきます。19ページでございます。中央公民館管理運営経費でございますけれども,この中の講師謝礼157万円でございます。これは中央公民館に係る講座開設の経費でございまして,主に前期,後期講座,夏休み親子講座,高齢者学級,公民館祭りなどを開催した際における講師謝礼として予定をしております。
 次の施設清掃管理保守保安委託料でございますけれども,この中には旧石岡の分館の管理経費を含んでおりますけれども,主なものといたしまして施設の清掃,空調設備,舞台設備機構の保守点検,衛生管理の水質検査,空気環境測定,害虫防除などの委託経費として予定しているものでございます。
次に,石岡の4つの地区公民館の管理運営経費でございますけれども,この中で講師謝礼につきましては,主に前期,後期講座やサークル活動,高齢者学級,夏休み親子教室,公民館祭りなどを開催した際における講師謝礼を予定しているものでございます。
 次の管理業務委託関係につきましては,電気設備,空調設備,給排水衛生設備の保守点検,空気環境測定,冷暖房機の点検,清掃業務委託などを予定しているものでございます。八郷地区の公民館管理運営経費でございますけれども,この中で自主事業実施委託料でございますが,これは各地区公民館ごとに八郷地区で実施していただいております自主的講座の開催の経費でございます。次の地区公民館地域活動事業委託料でございますけれども,これは18年度まで地区の文化祭委託料,地区レクリエーション事業委託料,事業促進委託料の3つ項目で実施していたものを1つにまとめたものでございまして,内容的には従来と同じでありますけれども,各地区における特徴を出せるようにしたものでございます。
 次の石岡地区レクリエーション実施委託料でございますが,これは石岡地区内の高浜,三村,関川の3地区の体育祭の開催に伴う委託料でありまして,平成18年度までは体育関係のところに予算計上されておりましたけれども,八郷と石岡が合併になりまして八郷地区においても地区の運動会などについて地区レクリエーション事業として各地区委託をしていたものでございますので,同じ内容ということで公民館費に予算計上になったところでございます。以上でございます。

中央図書館長)それでは中央図書館の所管に係ります平成19年度の主要事業施策概要についてご説明申し上げます。資料20ページになります。中央図書館管理運営事業でございますが,図書館情報システム更新といたしまして258万1,000円計上されております。現在,中央図書館と東地区公民館図書室,城南地区公民館図書室に端末機を設置いたしまして,図書の貸し出しや相互に検索ができるよう利用者の利便を図っているところでございます。しかし現在のシステム機器は平成12年より稼動し,再リースによりまして使用しているところでございます。このためシステム障害が発生した場合,修理部品等供給が困難なため更新を予定しているところでございます。次に図書購入費1,598万円につきましては,一般図書の購入,児童図書,参考図書等の購入を予定してございます。読書普及事業の講師謝礼81万7,000円でございますが,市民の読書普及に要する各種講座等の経費でございます。平成19年度は講演会や幼児児童を対象とした人形劇,お話会などを予定しております。最後に平成19年度より所管替えによりまして担当することになりますイベント広場管理経費でございます。イベント広場維持管理に要する経費でございまして,主に除草委託料や砂代等の原材料費を計上してございます。以上が中央図書館の主要事業施策概要でございます。

文化振興課長)文化振興課の主要事業についてご説明をいたします。同じく20ページでございます。最初に発掘調査経費といたしまして2,888万円でございます。これにつきましては,常陸国衙跡の発掘調査に伴います出土遺物整理に要する経費1,227万2,000円。事業内容としましては,現在までの調査によりまして出土しました遺物の整理をするため,臨時の作業員を雇いまして作業を進めるものでございます。主に賃金が支出の多くを占めております。また,瓦塚の窯跡調査と複合文化施設建設予定地発掘調査の2か所を19年度に実施いたします。
 次に文化財保護保存及び普及経費1,307万7,000円でございますが,内訳としましては,建物修繕30万円,史跡管理委託料420万2,000円でございます。管理委託料につきましては,舟塚山古墳,国分尼寺跡など8か所の除草清掃との管理委託料でございます。借地料については,舟塚山古墳見学者駐車場用地ほか3か所の借地料でございます。
 次に芸術・文化振興事業386万9,000円でございますが,内容としましては,石岡市の芸術祭補助金128万円につきましては,中央公民館において開催されます美術展,芸能祭等の5事業に対する補助金でございます。石岡市文化協会補助金200万円につきましては,旧石岡市,旧八郷町の2つの文化協会が合併いたしまして,旧石岡は委託料,旧八郷町は補助金として予算項目が違っておりましたが,これらを統一いたしまして一本化を図りまして補助金として19年度に交付するものでございます。
 最後でございますが,国民文化祭開催に要する経費78万8,000円でございますが,茨城県において平成20年度に開催されます国民文化祭の開催準備のために実行委員会に交付するものでございます。以上でございます。

スポーツ振興課長)それではスポーツ振興関係の主なものをご説明申し上げます。まず20ページの社会体育一般経費でございます。これにつきましてはスポーツ関係の審議,貢献者や優秀者への表彰等でございます。スポーツ振興審議会は10人以内での構成で単価5,000円掛ける2回の会議を開くということでございます。功労者の報償でございますが,県大会で1位以上の成績についての対象でございまして18年度におきましては,7団体と個人が16人,主にサッカー,バドミントン,水泳,その他でございまして,18年度からこれまで現金または商品券等で報償を行ってきたところでございますが,18年度から個人につきましては1万円程度の記念品,団体につきましては2万円程度の記念品ということにいたしてきております。青少年スポーツの奨励賞としての25万円でございますが,これは石岡市中体連が行います競技大会へメダルを購入して授与しているものでございます。
 次に体育振興活動経費でございますが,体育協会運営及び各種大会への積極的な参加により市民の技術向上や健康増進を図るための経費でございます。体育指導員の報酬が100万円。2万5,000円掛ける40人でございます。スポーツ振興事業委託料としまして52万5,000円でございますが,これは各種スポーツ教室の開催の費用でございます。親善武道大会委託料36万9,000円でございますが,これは武道の剣道,柔道,弓道への委託でございます。次にウォークラリーの委託料で40万円となってございますが,19年度におきましてはねんりんピックを開催するということで,そのねんりんピックを支援するために,20万円が増となって支援大会を開催するという内容でございます。石岡市体育協会補助金の907万1,000円でございますが,18年度までは体育協会事務局長を置いておりますが,19年度からは体育協会長はスポーツ振興課長が兼務という計画のもとで減額となってございます。4番目のスポーツイベント事業でございます。各種スポーツイベントの開催に要する経費でございましてマラソン大会への委託料が470万円が主なものでございます。18年度につきましては381万円でございました。
 次に21ページの中で学校体育施設の開放事業でございます。48万7,000円でございますが,市内の学校27校の体育施設開放に要する経費でございます。19年度におきましては,行財政改革の中での経費削減ということで実施したいと考えております。各学校長の権限での開放を行っていただき,開放管理者を置かないで実施いたします。それによりまして前年度より152万4,000円が減額として要求したものでございます。
 次に八郷運動公園維持管理経費でございますが,施設管理に要する経費として2,347万8,000円。主なものは需要費の電気,燃料に912万2,000円。プール管理委託料に251万4,000円でございます。そのほかに施設の整備工事としまして404万5,000円。これは老朽化しているプールの修繕であり,水の事故を防ぐ工事と,またそれに関わる施設のドアの修理,配電盤,その他の工事でございます。借地料には376万9,000円。以上のような予算の内訳でございます。

学校給食課長)それでは21ページになります。学校給食課の主要事業についてご説明申し上げます。まず1つ目に,石岡給食センターの管理運営に関する経費でございますが,対前年比3,364万6,000円増になってございます。その主なものはここに記載のとおりですが,一番最後に旧石岡給食センター解体工事2,310万円というふうに計上させていただきました。全部を解体するものではございません。この跡地利用については,石岡市の文化財管理センターということで,文化振興課が利用するということで,それに必要のない建物,あるいは施設,具体的にいいますとオイルタンクとか貯水槽,キュービクル,それから管理人さんが入っていた部屋を壊すものでございます。それから続きまして調理業務に関する経費でありますが,対前年マイナス33万4,000円減の本年度は2億9354万6,000円でございます。ほとんど前年度と変わりはございません。
 次に八郷給食センターの管理運営経費でございますが,対前年51万9,000円減の2,367万2,000円でございます。内容についても昨年とぜんぜん変わりはございません。続いて八郷地区の調理業務の経費でありますが,対前年マイナス49万1,000円の1億5,857万9,000円でございます。内容についても昨年と変わりはございません。以上でございます。

鈴木委員長)以上で説明は終わりました。
 暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

鈴木委員長)会議を再開いたします。
これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。

池田委員)議案第1号「平成19年度石岡市一般会計予算」のうち,先の議案第50号にも出ておりました石岡市立幼稚園関係の予算について,何点かお伺いをいたします。3月20日の卒園式をもって東幼稚園と高浜幼稚園が統合をするわけであります。その中でまず1点ですね,今回統合をすることによってスケールメリットを求めたいなと思ったんですが,実際は18年度予算に対して357万円の減ということで,具体にあまり感じられないですね。職員人件費ですとか,あるいは幼稚園教育振興費については,致し方ないとしてもその他につきまして,統合による効果について,お考えをお聞かせいただきたいと思います。

参事兼教育総務課長)統合による効果ということでございますけれども,一番大きいのは職員関係で,先生方が減になるということでございますけれども,それ以外でのそれぞれの経費につきましては,これはという大きいメリットは出てこないかもしれませんけれども,いずれにしても維持していく維持経費はかからなくなっておりますので,大きな意味での経費節減にはなっているものと思います。

池田委員)例えば細かいことを申し上げるようで恐縮なんですけれども,二重あったものが一重になるということでございます。昨年18年度の各校と19年度の予算を見ますと,2分の1になるにもかかわらず,例えば具体に申し上げますと植栽管理委託料でるとか,水質管理委託料,施設清掃管理補修保安委託料,あるいは施設夜間警備業務委託料なんていうのは当然2分の1になるような気がするんですが,相も変わらず同額で予算が上がってきております。その辺につきましてご見解をお伺いできればと思います。

教育長)今の例えば植栽管理関係で言うとね,私は高浜小にもいましたので,東幼稚園は後ろに桜の大きな木が1つあるんですが,前にはないんですよ。植栽関係はないんですよ。そういう面できっとそこまで頭が働かなかったかもしれませんが,東幼稚園の場合は,若干そういう面で経費が同じような形になったかと思うんですが,くわしく私も現場を見ていないんですが,高浜幼稚園の状況については,そういうことが言えるかなと思っております。以上です。

教育施設課長)予算の積算基礎を見てるんですが,車両修繕とか自動車保険,汲み取りの手数料そういう諸々はすべて1園で要求しております。ただ教育長が言われた植栽管理は少ないんですが,やはり幼稚園が残ります。夜間警備も建物が残ります。そういう部分ではこれは2園の部分の予算要求をしなくてはならないのかなと。管理経費の中で減らなかったのは今回遊具経費で,180万ほど出ていますので,これがなければ180万円が去年と比べると少なくなっているのかなという感じは,去年と比べて同じであれば,ということになります。以上です。

池田委員)あと1点,次に幼稚園バスの395万円が計上されております。先の議案にも一部関連するかもしれませんけれども,今現在の運行と19年度から予想されるバスの運行ですね。今現在の車両はどのようになっているのかお伺いをしたいと思います。

教育施設課長)今年の冬なんですが,幼稚園のバスが1台暖房が効かなくなってしまったんです。もう10年以上経ってますので。暖房が効かないバスを運行させるわけには行かないということで,修繕も効かないということなんで,新しい車を購入ということで予算を通していただきました。

池田委員)あと1点確認の意味でお伺いいたします。高浜幼稚園の跡地につきましては,今後どのような利用の方法があるのかお伺いをいたします。なければないでも結構です。

教育施設課長)現在のところ,小学校で利用するのか,管財で管理するのか,今のところはまだ跡地利用については進んでおりません。

池田委員)これは要望でございますけれども,隣接地に高浜小学校があるわけでございます。是非児童が有効利用できるような施設にしていただければと思います。以上でございます。

藁科委員)私よくわからないのでお伺いしたいんですが,幼稚園のバスの1,500円ですが,これは大丈夫なんですか,営業ナンバーかなんか持っていなくて料金をもらっても。その辺私ちょっと引っかかるかなと思って。例えば青ナンバーで営業している人たちから指されたときに,どうなのかなと思ってその辺の対処とか考え方とかできているのかなと思ってお伺いしたいんです。

参事兼教育総務課長)実際有料化することについて,今までのナンバーでいいのかということですけれども,私どもの考えでは私立の幼稚園でも同じ白ナンバーで,やはりバス利用料としていただいておりますので,それは法律的には大丈夫かと思っております。

藁科委員)私,学習塾やっていてね。女の子は送り迎えしていたんですよね。その料金をもらうと運送法に引っかかるんではないかということで,無料で送り迎えした経緯があるんでね。できればきちんとした形の中で調べておいていただいて,そういうふうなことをやっていただければなおさら結構なのかなと,私自身がそういうことで感知しましたので,それは是非説明できるようにしておいたらいいのかなと。よろしくお願いいたします。

川村副委員長)それでは先ほどの予算(案)の中で,17ページにございますけれども,教育活動指導員配置事業の中で介助員報酬が1,442万9,000円,小学校17名とございますが,確かこれは当初はじめるときに3名の介助員から始まったはずなんでございますが,だんだんちょっと変わってきているんではなかろうかなというふうに危惧をしております。なぜかと申しますと,最初は名前も障害児補助者ということで,実際には3名付いていて,週5日の1日4時間の時給800円ということで,今よりはちょっと悪かったんでございますが,問題はそこよりも資格のところでございまして,資格が以下のいずれにも該当するものということがあります。「教員免許を有するもの及びこれと同等の短大卒以上のもの」,それから「職務を行うに必要な誠意と識見を有するもの」,あとは「地公法第16条に該当しないこと」,「緊急雇用特別交付金を活用したことのないもの」とあるんですが,今度は名称は介助員だけでございまして,報酬等が週5日の1日5時間,1時間900円と,これは改善はされているんでございますが,資格のところで以下のいずれにも該当するもの,「職務を行うに必要な誠意と識見を有するもの」,「地公法第16条に該当しないこと」だけしかないんですね。そうすると前の時点ですと,結局教員同等の資格があるものということがあったんでございますが,今回はこれが抜けております。それで一番最初はADHD,LDに関して付けていたはずなんでございますよね。3人のうち2人がそうですから,1人だけが下肢不自由児,この方は今度中学に入るので,この方はたぶん介助は外れると思うんですけれども,今のところこの介助員の増えた現況を見ますと,半数ぐらいが下肢不自由児が意外と付いている場合が多いんですね。そうなってきますと最初につけたADHD,LD等ではなく,あくまでも身体が不自由なためにそれを介助するという意味合いが多くなってくるんではなかろうかなと思うんですね。一番最初に付けたのは,要するに多動でぽんと教室を飛び出されて困ると,先生が追いかけたらそのクラスの授業が途中で中座してしまうと。それでたぶん始まったことだと思うんですが,今回はまた募集が出てますよね,たぶん。その辺のところがどういうふうに今後付け方をなさるのか,今現在どういうふうに付いているのかお伺いをしたいと思います。

学校教育課長)委員さんご指摘のとおり,当初は教員免許の保有者というような条件がありましたけれども,一番大本になりますのが石岡市の就学指導委員会を通して結果が,特別支援学級,あるいは通常の学級に入っていいとか,養護学校とかに行った方がいいとかそういうことが審議されるわけでございますが,最終的にはそういう結果を保護者にお伝えしても了解が得られなければ,普通の学校に入学したりするケースがございます。どうしても肢体不自由児も現在おりますけれども,どうしても親とか学校の要望で,担任1人ではどうしてもその子に手がかかってしまうという現状で介助員をつけざるを得ないような状況になってございます。そういうような状況でございまして,来年度の予算でも肢体不自由者等につきましては,3,4名その中に含まれておりまして,半分まではいかないと思いますが,本来は私自身もADHDとか情緒的な面,自閉症とかそういうことに付けたいということで受け継いではおりますけれども,どうしても要望的に肢体不自由児が学校に入ってきますと付けざるを得ないような状況で,要綱の方でございますが,毎年度改めるわけでございますが,変わってきているのが現実でございます。

川村副委員長)確かに見た目で体が不自由な方はすぐ目視できるわけですよね。それからLD,学習障害の方ですと見た目ではわからないと,それで非常に困るのは就学してから学校が困ってしまうと。それに関して前も私申し上げたんですが,途中では付けてもらえないと。それで肢体が不自由な場合,目視できたり最初からわかりますので,対応は意外と簡単かと思いますが,そちらにどうしてもいきがちになってしまう。要するに誰が申請するかわかりませんが,管理者が申請するんだと思いますが,その方の作文如何によっては付けたり付けられなかったり,いくら付けたくても予算がないから一度付けてしまったものについてははずせないと。ですからよくよく考えていただいて付けないと,予算があるからいいと思って付けたら結果的にはもう予算目いっぱいだからそこからはずせませんよということになるんではなかろうかなと。実際現実にありますよね,途中から付けてほしいという要望があったはずです。それはたぶん課長もご存知だとは思うんですが,そういうものに関して今後どういうふうに対応なさるのか,その辺のところ,課長は今回ご栄転で出るでしょうから,これは次長と教育長に見解をお伺いしないと,責任が無くなってしまうのかなと思っておりますので,その辺のところお三方皆さんからそれぞれ見識を伺いたいと思います。

学校教育課長)今川村委員さんからご指摘のことでございますけれども,学校長からそういう介助員をつけてほしいという申請が上がってまいります。我々も現実にまわってその子を見てまいります。その中で中々見たときに症状が現れるばかりではありませんで,何回か見てまわってこれは必要だというものにつきまして付けておることでございます。できるだけ年度初めにそういうのは把握して途中からつけてないで済むように考えて今対処してございます。委員さんご指摘のように本当に私自身もADHDとか自閉症とか多動性の子どもとかに付けるのが本来の目的なんでございますが,どうしても肢体不自由児が学校へ上がってくると付けざるを得ないということ,その辺気がかりな面がございますが,どうしてもそういう面も必要でございますので,広い視野に立って検討していかなくちゃならないと思います。私も責任を持って今後見守りはしていかなければならないと思っております。

教育長)それでは私の方で,特に教員人事との配置とも絡みますので,特に今回介助員報酬17名対象ということで,府中小3名,東小4名,関川小1名,くわしくいろいろ言っていくと学校は多岐にまたがるんですが,それぞれの子供も発足当時の3名とはだいぶ様相が変わってきました。予算との関係,それから子供たちのいろいろな事情を考えまして,多動性あるいは情緒障害,自閉症,下肢不自由な子どもたちいろいろな子どもたちがおりますが,特に身体的なもの,多動性については今年特に柿岡小での例があります。瓦会にいたんですが,瓦会の子どもが4年まで柿岡小に行っておりました。多動性の子どもだったんですが,ところが今度は有明に通うということで待っている校長先生が心配されて,知的学級もあるんですが,多動性の情緒的なものも開設願えればということで,私の方でも***とも連動しまして要望したところそれも通りました。ですから職員の配置等でも介助員と併せてそういう子供たちに対してはいろいろな状況を踏まえて,市の予算だけでなくて県の予算も取りながら対処していかなければならないのかなと思うんですが。いずれにしてもいろいろな子供たちの様相がありますので,川村委員ご指摘のように介助員を雇う場合の子どものスタイル,状況を見まして,中でも吟味して就学指導委員会とも連動しながら,あるいは学校長からの学校経営での要求もありますので,いろんな状況を踏まえて検討していきたいと思います。

教育次長)ただ今教育長の方からお答えしたとおりですけれども,ケース・バイ・ケースで対処していかなければならないと考えております。

川村副委員長)しつこいようなんですが,私が言いたいのは途中で助ける手が出ないのかと。現実にあるわけですよ。ADHDで入ってきてしまったけれども,そこに付いてなかったと。これ本当にある話ですから。だけど現実には付けられない。前に私一回補正予算を組んでいただきたいということで言ったんですが,結果的には翌年の4月からになってしまうと。その間どういうふうにすればいいのかということがあると思うんですよ。ですからその辺のところが必要と認めて,それをどうにかできるのかということを本当はお伺いしたかったんですよね。その辺のところが,例えば下肢不自由な方が1年生から3年生で,4年生から直るというのは結構まれなケースだとは思うんですよ。ですから見た目でわかってしまうんですけれども,1年から6年までの間,多動,情緒障害の方々がよくなるケースもありますけれども,まずは必要なときに付けていただかないと何にもならないのかなと。それで今も言っていた身体の障害の方ですと,例えば手足が不自由,どこかが不自由な場合に小学校を卒業したからといっても中学校で直るはずはないわけなんです。でも石岡市の場合には小学校だけしか付いてませんので,そのほかはほかの手に委ねるのかどうかわかりませんけれども,県の方と相談してしかるべき学校に推薦をしていっているのかもしれませんが。現実に,去年の夏に八郷地区の学校を回らせてもらったときに確かにいたんですよ。下肢の不自由な方が,それで校長にこういう子にも今石岡では付けているのがあるんですよと申したんですが,そのときに校長が言ったのは,「うちは本人もがんばってるし,みんなもそこへ手を差し伸べてくれているから大丈夫ですよ」と言っていました。でも現実にはそのときに付きましたね。どうしてなんだかわかりませんよ。ただもらった方がいいのかなと思ったのか,その辺はよくわかりませんが,実際の現場で言っているのと書類が上がってきたのでは,当然そのときも感情とか違ってたのかも知れませんが,その場ではそういっていたところが,現実にはあると。ですから現場をきちんと見ていただいて,ちゃんと本人も本当にこれが必要なのかどうなのか,それから今後どうなのか,それから途中でもって変わった場合に本当は付けてほしいんですよ。どこかを削っても付けてほしいと思うくらいなんですが,意外と付かないです。ですからこれはいくらやってもしようがありませんので。ですから本当に途中からでもそういう兆候があった場合には必ず付けてほしいと,強く要望しておきたいわけなんでございますが,よろしくお願いしたいと思います。
 次に学校校務員の嘱託報酬が入っておりますが,1,169万7,000円。これは基本的に言いますと,石岡ではほぼ全部前はパートで入っていたんですが,八郷地区の小中学校にはすべて校務員さんが入ってましたよね。それでそれを大きい学校,小さい学校に振り分けながらずっと常勤の方と,パートの方と分けたはずなんでございますが,これも実際に職務として何をやっているのかというと,大変なところもあれば,意外と楽なところもあると。それでこれもある小学校なんかで非常に困っているところがあります。要するに配膳関係で中々うまく連携が取れないと。ですからその辺も金額で人を割り当てる,それだけでいいんじゃなくて,その辺のところも先ほどのケース・バイ・ケースで教育委員会の方々がお認めになって,それを配置換えとはいかなくても指導等をなさっていただけるのか,現在もしているのかどうなのかお伺いをしたいと思います。

参事兼教育総務課長)ただ今のご質問ですけれども,石岡の場合にはすべて嘱託校務員ということで実施してきた中で18年度に異動をかけて,基本的には大きい学校に正職の校務員さんを置いて,小さい学校には嘱託の校務員さんを置くというような人事の異動を行ったわけなんですけれども,実際そういった中で今委員さんがおっしゃったようにいろんなことで出てきております。その中で嘱託校務員さんの時間帯が5時間半なんですね。その中で給食受け入れも実際は2時間2時間の4時間ぐらいかかるというのが現状みたいなんですが,いずれにしても今まで八郷に関しては,正校務員さんだけしかいない中で給食配膳を行ってきたところなんで,石岡から今度異動になった嘱託の校務員さんにも,今度は4時間かかっても給食の配膳の仕事をしていただかないと実際には給食にならないという現状がございますので,今まで石岡の校務員さんの中には入っていませんでしたけれども,今回改めさせていただきまして,給食配膳の用務も入れさせていただいているのが現状でございます。小さい小学校だから嘱託でいいのかという場合に,小さい小学校は小学校なりに先生の数が少ないというのが現実ですから,校務員さんに頼る仕事も結構出てくるということもありますので,もう一度その辺を精査しなければならないと考えております。ただ750円という報酬の中でじゃあそれを上げたから取り組めるのかというと,またこれは別の問題かなと思っております。

川村副委員長)私が言っているのは報酬等で金額を上げろとか下げろとかというんではなくて,そこに報酬が生じて,そこで雇用が生まれているわけですから。そうしたら雇っている方々がそこの方々にどういうふうな指導をしているのかと。今後どういうふうな指導をしていくのかということを言っているわけですよ。さっきだってあなたがた言っていたじゃないですか,ケース・バイ・ケースですよと。だから一律なことをやっていてもしょうがないじゃないですか。そういうことなんでしょ。さっきそう言いましたよね。そうしたらそれに関しても同じように校務員,用務員の方々にケース・バイ・ケースの本当の実態の把握をなさっていて,それに関しての指導がなされてるんですかと。それでなされていない場合には今後どういうふうな指導をするのか。なされている場合でもそれをどういうふうにそのまま続けるのかということをお伺いをしているわけです。

参事兼教育総務課長)それぞれの学校にお任せして,その中で運用していただければそれはそれでいいんですけれども,ただいずれにしてもうちの方で今一番問題としているのは,給食の受け入れが非常に問題があるんですけれども,そういった中でもそれぞれの学校でもって,それぞれの学校に合った仕事をやっていただけるように指導はしています。

川村副委員長)給食が主だということで今おっしゃってましたので,給食ということで言わせていただければ,八郷と八郷の給食センターと石岡の給食センター,持ってくるときの中身が違うはずなんですよ。食材じゃないですよ。梱包の仕方というか,スプーンの数とか,全部八郷はきれいになっていて,中学校なんかを見ると受け入れがトラックから降ろしてコンテナのまま保存しておいて,生徒がそのまま持っていくわけですよ。でも石岡の場合には基本的には全部配膳し直さなくちゃいけないわけですよ。ですからそこで多いとか少ないとか人数はあるかもしれませんが,それでも八郷地区の場合には,俗に言う校務員さんというのがいたわけですよ。石岡の場合ですと用務員というパートの人たちがいたわけですから,そこで食い違いがあるわけです。でも私が言いたいのはどっちが仕事をやっているやっていないじゃないですよ。何て言うんですかね。現場の方々が非常にやりにくいケースがあるといっているわけですよ,配置の仕方で。今の話ですと,今のやつで問題はないんだから変える気はないと,私はそういうふうに聞いちゃうんですが。

参事兼教育総務課長)今後配置換え等も考慮に入れながら校務員さんに働いていただくという考えはあります。

川村副委員長)次の方も待っているので,あんまりしつこく言うとあれですから。ただこの間も言ったんですが,この中で学校教育一般経費の中で指導主事の派遣負担が1,900万円。それから学校教育支援の中で指導主事の方が940万1,000円とありますけれども,これはもちろん人が2人と1人ということなんですが,これと先ほどの介助員報酬とそれから学童保育の指導員,それからTTの問題。意外と資格が違うからという名目があるかもしれませんが,中々難しい面があるというか,すごく差がありすぎるんではなかろうかなと思うんですよね。ですからもう少し整合性をひいていただいてどちらに合わせるかは別として,やっていただければありがたいなと思います。それから今の学童保育なんですが,前に関川小が11名でやっていまして,2名いなくなりまして,今回9名か8名になるはずですよね。だけど2名がプラスになって10名目いっぱいでやるのかなと。ということらしいんですが,これを見ますと学童保育は開設するときは10名以上でないといけないんですよね。ただし10名以下で閉所することができると明記されているんですが,閉所するとは書いていないんですよね。これを逆にとれば,とりあえず当初の10名をクリアすれば,あとは8名でも7名でもいいのかなと。これが現実に通るんではなかろうかと思うんですが,その見解をどういうふうにお考えなのかお聞きしたいなと思っております。

生涯学習課長)委員ご指摘のとおり19年度から教育委員会所管になりますので,今月末に事務の引継ぎを実施する予定でおりますから,現在新規の学校等についての募集状況,今追加募集をしているそうですけれども,そこで条例で定まっております,10人で開所することができて,それが10人を削ったときは閉所することができるという規定になっております。その辺でどう扱うのか,これは正式な協議とか決定事項ではないんですが,10人で開所した部分で結果的に9人になったと,それは財政当局,その他と交渉して継続できる方向で交渉しなければならないのではないかということで福祉サイドはやっているようであります。その考え方を正式に引き継げばその考え方でいきたいと思っております。

川村副委員長)ただ私が危惧しているのは,今後小さな小学校がありますので,今から増えるところもあると思うんですよね。そのときに無理をして,要するに人数を合わせればできてしまうんだと。それで今度は人数を減らしてもそのまま継続できるんではないだろうか。そういうことを前提にやろうとしたら,これは悪意に取っちゃいけないんですけれども,そういうことも可能なんではなかろうかと。ですからそれをちょっとお伺いしたまででございまして,別に本当によくよく考えて開所したものであれば,1人減ったから2人減ったからといって閉所するものではないということも私はわかりますけれども,ただ作るときにちゃんとしたことをやっていかないと難しいのではないのかなということをご提言させていただきましたので,よろしくお願いいたします。

菱沼委員)社会教育総務費の中から201ページです。新規の事業かと思われます。今課長の方からよく説明は受けたわけなんですけれども,放課後子ども教室推進事業82万4,000円が計上されてございます。今回は旧八郷の吉生小がモデル校としてやられるというお話を聞いております。その中でコーディネーター及び学習アドバイザー謝礼58万1,000円ということですが,このコーディネーター,アドバイザーさん,この人たちの人選,あるいはどのような形の中でこの事業を展開されていくのか,ほとんどこれはこの人たちのお金かなというような思いましますので,残りの残金は24万3,000円,年間6回やるということですので,大体1回4万円ぐらいの経費をかけながら事業が行われるのかなと思いますが,このコーディネーター,学習アドバイザー,この辺のところについてお話をお聞かせ願いたいと思います。
 そしてまたその下の放課後児童対策事業といたしまして7,225万7,000円,大変大きな金額でございます。これも学童保育の指導員さんに6,286万7,000円というお金が使われているように思います。そのほかはエアコンということでご説明をいただきました。小学校15校あるわけですけれども,この指導員の数はおそらく児童数によっても異なってくるんでしょうけれども,保険福祉関係でやっていたときに,指導員さんの働く時間がまちまちな意見を聞かされたんですよね。大変戸惑っている部分がございましたので,今回から教育委員会部局の方で所管されるというようなことになりましたので,この辺についてもお聞かせを願いたいと思います。

生涯学習課長)まず放課後子ども教室推進事業でございますけれども,先ほどご説明のとおり吉生小学校をモデル校として開所すると。それでコーディネーターと安全管理兼ねて学習アドバイザーと。この方につきましては,地域の方と密着した子どもたちの交流事業というのを前提としておりますので,学校の校長先生,教頭先生はじめ地域の学区内,学区外でも結構なんですが,近いところにいる方で,こういう事業内容で協力してくれる方がいないだろうかという話をしたところ,何名様かあたってくれていると。候補も何名様かこういう事業内容だったら手伝ってもいいという方がいらっしゃいます。具体的にこういう資格を持ったという要件ではなくて,この仕事について,週何日こういうことができますかということでお願いしている経過がございます。何名か候補が上がっているようでございます。コーディネーターと安全管理アドバイザーの違いでございますけれども,コーディネーターは,子供を面倒見る方につきましては,何名様か,1人で全部できませんから,それらを取りまとめてもらって学校との連絡調整,それから学校を使うときの段取り等ですね。それからローテーションの日程調整等をコーディネーターさんにはお願いして,そのほかにつきましては,子どもたちと一緒に遊ぶ,学習の指導をするということで,単価をコーディネーターさんは1時間800円,それから安全管理アドバイザーさんは700円ということで。1日数万円というようなお話がございましたけれども,コーディネーターさんは4時間いてもらって3,200円ですから,大体午後を予定していますので,安全管理アドバイザーにつきましては4時間で2,800円程度でございます。週に2回といいますのは,吉生小学校は集団下校を実施していると,そういう中で授業数の関係で,低学年が早く終わってしまって,通常高学年が引率して下校するわけですけれども,ちょっと高学年の時間数と合わない日が週に2回ほどあるので,できれば安全に送り届けたいから,そういう日に合わせて低学年を中心に預かっていきたいんだと。それで高学年が下校する時間に一緒に下校する。具体的には,柿岡のフラワーヒルから十数名通学している方が吉生小学校にいらっしゃって,帰る時間帯のバスの時間が1時間ずつ,低学年が2時半ぐらいに終わっちゃう日がありまして,バスが1時間ごとに1本だそうですから,高学年は4時半のバスじゃないと間に合わない日があるそうなんです。そういうことに合わせて一緒に下校をさせたいんだと。そういうことでこの制度を使ってモデル的にできないんだろうかというのが吉生小学校の考え方でございます。もちろんこれはフラワーヒルの生徒ばかりではなくて,希望者がいれば教室の範囲の中で預かっていきたいという内容であります。
 それから放課後児童対策事業につきましては,金額がかなり差があるというのは,まず1つは先ほど委員さんがおっしゃったように指導員の数の差であります。もちろんこれは開所している場所が多いわけでございます。予算要求そのものは福祉サイドで予算要求をしているわけでございますけれども,雇用予定人数が76名。ただし76名がローテーションを組んで実施しておりますので,平日はそのうち39名に各小学校にお願いしております。時間は平日は1時半から6時半の5時間で,単価は800円。ですから5時間お願いしますと4,000円ということになります。それから土曜日,長期の休み等でございますけれども,これは8時から6時半までお預かりしますので,勤務時間が11時間,5.5時間の2交代勤務という形で,これも単価800円の11時間ということになりますと,休みのときは1人当たり8,800円の単価になってきます。平日につきましては,年間で193日を予定しておりまして,土曜日を41日,それから長期休暇61日,トータルで295日を開所予定としているところでございます。そういうことで報酬については,かなりの差が出てくると。実施回数,それから指導員の数の圧倒的な差ということになってきます。それではどれくらいの配置だろうかというご指摘がございましたので,少ないところ10人台から30人台くらいまでの学童保育につきましては,常時2名を確保したい。それ以上30人台につきましては3名。それを越える部分,去年の11月1日現在ですけれども,杉並小学校に69名のお子様がいらっしゃいますので,40人台から60人台につきましては4名の方をお願いしているという実績で行っているそうでございます。今,小桜と瓦会と三村というところを新設しようということで,こども福祉課の方で募集をしております。こちらは10名台,多くても20名にはならないんじゃないかと。指導員の数が2名ということで計算していきますと,対象児童数が430名,これは予定でございますけれども,それに対して指導員数はそれぞれ2名,3名,4名で割り当てますと,39名。その方にお願いしていくということで予算計上をお願いしているところでございます。

菱沼委員)細かく説明いただきまして,よくわかりました。前回から携わった経緯がございまして,気になるのは夏休みの子どもたちに対するローテーションを組みながら指導員さんがあたってくれるわけなんですけれども,そこでの時間の割り振り,昨年度はトラブルがあったように記憶しております。その点ご注意なされてうまく運営していただくことを希望します。
 次にもう1点ですが,227ページなんですけれども,旧石岡給食センターの解体工事2,310万円ですか。私は,解体工事と載っておりましたので,キュービクルとか設備部分が解体されて実際は建物は解体されないんだというようなことでございます。残されたものはどのように利活用されるのかお聞きしたいと思います。

学校給食課長)旧給食センターの解体工事ですが,先ほどもちょっと説明しましたけれども,当初は全体的に取り壊すということで進めていましたけれども,途中から文化財の管理について消防署の反対側にも大きなところがあるんですが,すでに満杯になっているということで今後は文化財の管理センターとして利用するというお話がございました。ということで文化振興課長に現場に来てもらって見ていただいて,どことどこを利用するのか,いらないものは指示をしてくださいというお願いをしまして,壊すのは旧管理人が住んでいた,今物置になっていた場所であります。それから受水層,オイルタンク,ボイラー室,それから調理場の中になる調理器具等は撤去をするということでございます。あと倉庫等はそのまま利用できるので利用したいということでございます。

菱沼委員)大変申し訳ございません。残される建物は何平米になるかわかりますでしょうか。そして水道関係は残される形なのかその点もご説明お願いできればと思います。

学校給食課長)旧給食センターは,小学校棟と中学校棟とございますが,併せて約1,200平方メートルでございます。これはそのまま残ります。水道関係についても担当課に見ていただいて,発掘したものをそのまま洗う作業に使いたいので,水道もそのまま残していただきたいと。それからトイレ等についてもそのまま残していただきたいという要望がございました。

鈴木委員長)以上で説明は終わりました。
 暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

鈴木委員長)会議を再開いたします。
 ここで,議事進行を副委員長と代わりたいと思います。

川村副委員長)ほかに質疑はございませんか。

鈴木委員)2,3お願いというか,質問をしたいと思うんですが,1つが私12月から今回にかけて教育行政の中で質問をしているんですが,それが課長さん方にはぜんぜん伝わっていない感じなんです。昨日も憎まれ口を言ったんですが,なお前年の例による式の予算編成ではないかと。これは教育委員会ばかりじゃないんですよ。全体を含めて代わり映えがしない,ほとんど同じだと。11月に八郷地区の公民館8つと石岡の1つの公民館が同じというのはおかしいんじゃないかということでやったんですが,さっぱりその後それが予算の方には盛られていない。なお同じと。中央公民館は別として,そのほかに地区の公民館が8つあって,それぞれ自分たちで金を出していろいろな講座やなんかをやっているんですけど,全部でたった1,600万円。石岡の1つの公民館で1,600万円。おかしいんじゃないかということで質問したんですが,やっぱり以前と同じだと。こういうことがどうして改善できないんだろうかということをまず1つお聞きしたいんです。
 それから体協の補助金ですが,先ほど課の方の職員が担当することになったので,減額したという報告なんですが,私は減額しろとは一言も言っていないんです。割り当てられた金額が,そのまま体協傘下の団体になぜいかないのかということで,この前質問したんです。ですから減額するんではなくて,どうせ同じ金ならばそれだけ活動している団体にどんどん助成をしてやることによって石岡の体育振興につながるんですから,体育振興につながるということは予防医学の面から見ても国保の会計が黒字になると,そういうことにもつながるんです。決して減額したからよくやったという気持ちはありません。むしろ何で減額したんだと。去年と同額とって課の方で事務をやることによって浮いた金を何で傘下の団体に配れないのか,その辺についてもお願いをしたいと思います。
 それから今回の3月議会の中で,八郷地区にも図書館を造ってくれという要望をしました。市長も八郷の図書館については,前にできる寸前までいったのにやめたという経緯をよくわかっているので考えますと,こう言っているわけなんですが。八郷に図書館を造る場合,提言としては,今の支所の1階を取っ払えば十分に図書館として機能するだろうと,こういうことで市長も考えると,ただ八郷図書館という名前ではなくて,中央図書館の八郷分館という形にはなるだろうがというから,内容さえよければ名前なんか何でもいいんだということで言ったんですが。その場合にどこが担当して進めてもらえるのか。次長と教育長は毎回出ているからわかるんですけれども,課長さん方の方まで我々の言っていることが,まあ議員の言っているのは議会が終わってしまえばそれでいいんだという感じなのかもしれませんが,さっぱり課長さん方につながっていないんですが,課長さん方議事録読んでるかどうかわかりませんが,そこらへんを是非議事録を読んで議員はこういうことを言っているのか,では考えてやらなきゃというのを今回の予算書の中にも盛り込んでもらいたいなと。これは私の言うことではなくて,ほかの議員もそれぞれ教育委員会の行政についてやってますので,そういうのをお聞きしたかったんです。

生涯学習課長)3番目の質問の八郷地区の図書施設の整備,これについては委員さんご指摘の質問も聞かせていただきました。実はこれにつきましては,教育長答弁の中でも現在基本設計を作成している段階で,基本設計作成検討委員会の中で八郷地区は合併するには図書館計画を一旦棚上げにして合併したのだから,それを何とか考えなくちゃならないだろうと,委員さんからのご指摘もあった上で,さらには具体的に申し上げますと,市長,助役からも指導はございました。そうした中で,今日,その他の項目になるんですけれども,これを配らせてもらっております。1ページ目をめくっていただくと,これは基本設計の目次構成になっております。目次構成は後で説明いたしますけれども,その最後の「Y 検討資料(検討委員会資料)」,「1.八郷図書室の増築計画(案)」ということで,これは図面を表示して,八郷地区の図書室の整備についてはこういう案が考えられるだろうと,検討委員,さらには市長,助役の指導を受けてその案の提示をさせていただきます。これは基本設計が策定される段階で基本設計の中に資料として掲載する予定であります。これにつきましては,こうすべきだという1つの案のみを提示するのではなく,あの段階で答弁申し上げましたとおり,総合支所の1階部分の改築,改装,これは1階すべてという面積にはなりません。と申しますのは,現在の八郷地区の図書室は1万冊程度はあると思うんです。あれを倍にする計画でも,入って左側の建設,下水道,会計課あたりまでを改修すれば,それ以上,倍ぐらいの設備ができる面積を有しております。すでに建築関係のときに3,4階については床の荷重がかなりかかるということで,構造的に無理だろうと,構造的に4億から7億程度という計算が出ておりましたので,ならば1階ならどうだろうという案を提示させていただきました。さらに現在ある中央公民館の図書室,これは委員さんご存知のとおり藤岡さんという篤志家が勉強するコーナーがないので,寄付をしますから市史編纂室があったところを数百万かけて勉強室として改装したと。それをさらに活かすということで,もう一つは増築計画を平行して示したいと考えております。ですから基本設計が出来上がる段階では,これにするんだという決定ではなくて,こういう案とこういう案がありますと。その建設スケジュールについては,委員ご存知のとおり複合文化施設のスケジュールの中身は,2年間の発掘調査,その後実施設計,その後本体工事というふうに4,5年かかりますので,そのスケジュールに合わせて,具体的にもっとこういう方法がある,もしくはこの方法がベターだというところを,中央図書館が中心になって図書館協議会という組織がございますから,そういうところにお示しをしながら決定をし,施設の整備を進めていきたいと。今回図の案までご提示をさせていただきたいということです。

鈴木委員)そうすると,具体的にやっていくことになれば生涯学習課が中心にということでいいんですか。もう一つは,私の考えでは1階を使えば,書架の重さにも耐えられますから1階を使うしかないだろうということで,この間の質問の中で言ったんですが,2階,3階に事務室を移してもそれほど市民に影響はないだろうと。もし造るならほかの図書館に負けないようなものを八郷地区にも造ってもらいたい。八郷地区では,先ほども出ましたように,用地も買う。設計図もできてる。金の用意もできてるということで着工寸前だったんですよ。本当にあの時やっておけばよかったというのが私どもの考えなんですよ。ただ合併のときに駆け込みで使われてしまったといわれるというので遠慮した経緯があるわけで,是非中央図書館の分館でもいいですから,ほかに負けないようなやつを是非お願いしたいと,これは要望でもいいんですけれども。

生涯学習課長)たまたま委員さんのご質問には,私,生涯学習課が回答させてもらいましたが,これにつきましては平成18年度複合文化施設建設基本設計の担当は生涯学習課で,その生涯学習課は今までの経過を踏まえて基本設計を策定していることを踏まえて答弁させていただきました。ただ19年度からはこの中身のほとんどが図書館ということであらかたの部分を占めてございますので,19年度からの担当及び予算計上は中央図書館が担当することになります。当然中央図書館の系列館ということで分館,もしくは公民館の図書室というのは位置づけられておりますので,19年度からは中央図書館が担当していくという段取りになるはずでございます。それから八郷地区の施設内容の具体的容量とか面積については今後の検討に任せていただきたいと思います。

鈴木委員)要望なんですけどね。改造だったらそんなにかからないと思うんですよね。図書館一つ建てるとなると10億も20億も考えなきゃならないけど,改造だったらせいぜい5,6億で立派な図書施設が出来るんではないかと考えますので,造るときにはあまりちゃちでないものをお願いしたいと,これは要望にしておきます。今度は中央図書館が主体でやっていただけるということなんでよろしくお願いします。

スポーツ振興課長)先ほど体育協会の中で経費削減となりましたとご報告申し上げましたが,行財政改革の中で経費削減ということが今年度も行われてきたわけです。そういう中で,委員さんがおっしゃるように削減される部分が各スポーツ関係部に回せないかということです。増額するということにつきましては,特段の理由が必要になるかと思います。今後におきましては,委員さんの言う市民の健康増進,また国保関係の中で医療費が削減されて,市民のための健康増進になるということを強く叫びまして,今後の予算の要求につなげていきたいというように考えていきたいと思います。

中央公民館長)ただ今,八郷地区の公民館,石岡地区の公民館,なぜ改善できないかというようなお話でございますけれども,石岡地区につきましては,ご承知のように中学校区に1つずつの地区公民館がございます。八郷地区については,八郷町に合併する前の町村に1個ずつ公民館があるということでございます。そして石岡地区と八郷地区では今までの公民館の背景といいますか,何と言ったらわかりませんけれども,地域とのつながりといいますか,そういうものの違いがございます。そういう中で石岡地区と八郷地区,整合性を図らなくちゃならないというところでございますが,今すぐにということではないんですけれども,皆様のご意見を聞いたり,議論をいただいたり,そういう形で見直しを図っていきたいと考えておりますので,今しばらくお時間をいただきたいというふうに思います。

鈴木委員)もう合併して丸1年経過しているわけですよ。この間市長にも言ったんですけど,石岡市というのは,一昨年の9月30日でなくなっているわけですよ。それで10月1日からは新しい石岡市になったわけですよ。ところが今の行政のやり方や何かすべて旧石岡ではこうやっていたという形が抜けないんですよ。市長にも言ったんですが,石岡のやり方にもいいところはあるだろうと,八郷のやり方にもいいところがあると。その両方のいいところをとってやっていくようにしますということで,この間話し合ったんですけれども。そういうまだ石岡市役所の皆さんもそういう思いが強いと思うんですが,今までこうだったからという考えをこの辺で捨ててもらわないと,そして新しい石岡市はこういう方向でいくんだと,それを是非お願いしたいと思うんですよ。どうもまだ石岡ではこういうやり方でやってきたというと,じゃあ八郷の方ではしょうがないだろうと,これではいつまで経っても新石岡市は出来上がりません。せめて教育行政の中からでもトップを切って旧八郷と旧石岡を合わせてこうやろうというやつを打ち出してもらえればありがたいと,これは要望にしておきますが,是非お願いします。私も今度辞めるから,あれは辞めるからいいやというんではなくて,これから新しい石岡なんだという認識を,どうも吸収合併した感じで職員の方もいるようなので,前の石岡市は一昨年の9月に無くなっているんだという認識で,今新しい石岡市をつくっているんだということでよろしくお願いしたいと思います。

川村副委員長)それでは,議事進行を委員長と交代したいと思います。

鈴木委員長)ほかに質疑はございませんか。

嶋田委員)学校維持管理経費の小学校分で学校施設整備工事2,325万7,000円が挙がってるんですけど,これは遊具の工事が入っているというさっきの説明だったんですけど,去年だと思うんですけど,石岡地区の方はわからないんですけど,八郷地区の小学校で大多数といったらおかしいんですけど,使用禁止が大分されていると聞いたんですね。それはどういう経緯で使用禁止になったのか。昨日柿岡小を見に行ったんですけど,ぱっと見た目はまだ使えるんじゃないのかなというような遊具があったんですけど,実際は全部使えない,現在は使用禁止というのを校長先生の話で聞いたんですけど。今回の予算で遊具の撤去,新設,どの小学校が対象なのか。それと,小学校19校ある中で,石岡地区だけなのか,八郷地区だけなのか,今後の整備計画,現在の使用状況,また使用禁止されている各小学校をわかる範囲で教えてもらいたいんですけど。

教育施設課長)まず遊具の使用禁止の経過からでございます。これはこの間もテレビで放映になったんですが,日本全国どこかで遊具の事故が起きた場合に,文部科学省から通達がありまして,例えば回転式の遊具で事故があった場合には再度検討してくださいよと。前にもあったんですが,国旗掲揚のポールがどこかの市町村で倒れたという場合には,全国津々浦々に回りましてその点検が始まります。そういういろんな流れの中で昨年もありました。前々から点検の予算を取りたいと思っていたんですが,中々取れなかったと。17年度の予算でそれが認められたということで,17年度の事業で遊具の総点検をいたしました。その中で専門の業者を大阪から呼びまして,全部の点検をしたところ,ランク付けをしまして,何らかの支障をきたすのでもう使ってはいけないですよという部分が撤去,それから修繕を要するもの,ほぼ修繕をしなくても大丈夫だろうと,実際は5段階ぐらいに分かれたんですが。そういう中で,修繕の対象になったのは約200基。それから撤去として90基ほど出ました。あまりの数に我々もびっくりして,単年度では修繕も設置もできないということで当初でということで。今小中学校の適正配置もやってるんですが,全部を建てて,全部を修理した場合には1億を超えてしまうんですね。その部分をどうしようかということで,教育長はじめ教育次長,教育総務課長も入りまして,遊具というのは何だろうという話になりました。遊具の規定そのものは,文部科学省では出てません。あくまでも都市整備事業ということで,国土交通省の方で遊具の定義がありまして,子供たちの遊び道具という中で,鉄棒があり,ジャングルジムがあり,ブランコがありということになります。そういう中で文部科学省でいっている体育の授業で使う部分に関しては鉄棒が唯一,授業で使うのは鉄棒だけですよと。教育長はじめご相談して,今後修繕,設置も含めてどういうふうに整備をしていこうかなという中で,鉄棒,ジャングルジム,滑り台,ブランコ,この4つに限っては,直さなくちゃならないし,使用禁止はすべて設置しなくちゃならないだろうということで,財政当局ともお話をしまして了解を得まして,今回予算に挙げさせていただきました。対象の小学校,中学校があるんですが,1年で一気にはできませんので,撤去の場合には19年度の予算で挙げさせていただきました。撤去費用の合計が700万円でございます。新設の部分,修繕の部分,新設は先ほども言った4つの種類,修繕もその4つの種類で3年間で計画を立てました。19年度は撤去を含めて1,698万1,000円の予算を付けていただきました。平成20年度には撤去は終わりますので,新設と修理ということで940万円。平成21年度にも940万円。3年かけまして遊具の整備と修理ということで約3,500万円ぐらいで,今後整備をしていきたいと。19年度の主な工事ということで,撤去は概ね7月中までにはすべてしたいと思います。その後優先は鉄棒であります。体育の授業で使う鉄棒を優先してやります。その後は,滑り台,ジャングルジム,ブランコ,この部分に関して予算の範囲内でやらせていただきたいというふうに考えております。なお,先ほど委員長さんからもお話があった撤去の部分,うちの方で当初予算を上げたときに,平米1基20万円で過去の実績が出ておりました。ただたまたま昨年の定例教育委員会の忘年会のときに,菱沼さんの方から八郷は地元で造って,地元で撤去するんだよと。ちょっと待ってくださいと,先ほどの石岡,八郷じゃないんですが,あくまでも行政の一環なので石岡の人たちは当然行政がやってくれるんだろうということで待っていると。行政に対する温度差というんでしょうか,そういう部分で,当初約2,000万円近い撤去費用を見込んでいたんですが,財政と交渉しまして地元の方で撤去していただけるならば随意契約でやりたいんだけれども,そういう見積もりを取ってよろしいかと,安くなるならそれに越したことないということで12月だったか1月だったかに急遽取りまして,その値段で見積もりもらいましたので,約700万円で3分の1ぐらいでできるということで,そういう形で進ませていただいた経過がございます。遊具はそういう意味ですぐにでも全部付けたいんですが,3年計画でやる実施計画になっております。以上です。

嶋田委員)今回,柿岡小のPTAの方より手紙をいただいたわけなんですけれども,「子供たちが通学しているのですが,学校の遊具が石岡市の予算がないからと修理してもらえません。私どもはちゃんと税金を納めています。子供たちに安全で楽しい遊具をはやく***してください。」こういう手紙をもらったんですが,今は子供たちが安全で遊べる場所というのが中々ないんですね。やっぱり外へ出た場合,安全で思いっきり子供たちが遊べる場所というのは学校かなと思うんですけど。その学校で楽しく遊ぶ場所がないというのは小学校低学年にしたらちょっとかわいそうかなと思うので,昨日実際に学校に伺ってみたんですけど,PTA関係の方たちには予算がないということで説明できると思うんですけど,子供たちにそういうことを聞かれたときにどういうふうに説明しますか。予算がないという説明だけで納得はできないと思うんですね。そういう中今回,給食センターで解体工事で2,310万円挙がっているわけですけど,今19年度に解体しなければならない工事なのか,建物以外で物置,受水槽,オイルタンクということで,これは安全性を考えて今年度の予算で解体しなければならないのか,どちらかといえばやってもらいたいのは安全面から見ても遊具の関係が優先されるべきではないかと思うんですが,その点お答え願いたいと思います。

教育施設課長)教育委員会だけではなくてどこの部署もそうなんですが,事業をやる場合に単年度では中々難しいんですね。当然事業計画,先ほど言いました遊具も3年計画で実施計画を作りまして,3年ぐらい先までの予算を,企画も交えまして作るわけです。そういう中で,確かに遊具も優先します。ただいろんな部署の事業も,給食センターの事業も去年から作ったわけではなくて,前々からこの年は建設,この年は建物を壊すというそういう計画の中で進んできた事業であります。確かに優先順位もあるかと思うんですが,単独の事業にも優先順位がありまして,そういう年次計画のもとに進んできた中での事業かなと思いますので,私からはその辺でお許しを願いたいと思います。

教育長)今,嶋田委員のご指摘の中に市内19校,柿岡小,三村小,瓦会小,石小も見てきたんですが,鉄棒なり遊具を見てきました。確かに柿岡小の運動会に行ったときに縄が張られてかわいそうな姿なんですが,子どもたちが触れる遊具がないというようなことを感じたので,できるだけ早く対処していければというふうに思っております。

嶋田委員)給食センターの安全性の問題で解体をしなければならないのかということなんですけど。

学校給食課長)安全性ということではなくて,何人かで給食センターを見に来ました。ご存知のように新しいセンターが今月にも建ちます。9月からは新しい給食センターで今度は給食を作るわけなんですが,現在の給食センターを壊すにあたっては,動いているものがあるんですよね。ですから二重に払う必要はないんで,いらないものは止めてしまうというひとつの目的はあります。そういうものは壊してしまうという考えでおります。あとは午前中にお答えしたような考えで,文化振興課で使うものは残して,いらないものは壊してしまうという考えで今度の予算では計上しているところであります。

嶋田委員)予算には挙がって,解体しなければならないようなことになってるんですけれども,急ぎでやる仕事じゃないということですよね。

学校給食課長)私ども担当課としましては,9月から新しいセンターができますので,古いセンターは使いませんので,水とか浄化槽関係とか動いている部分もありますので,そういうのは止めておきたいと思っております。あと回りに市営住宅があるんですよね。あそこの子供さんたちが,フェンスに穴が開いちゃっていて休みの日なんかは勝手に入り込んで遊んでいるという現状もあるんですよね。そういうところでの事故防止という立場も考えていかなくちゃならないのかなと思っております。

関町委員)その他の部分になるのかなとも思うんですけれども,2月に行われました合併記念マラソン大会について何点かお聞きしたいんですが。大変冷たい雨の中でございましたけれども,たくさんの方が参加されまして,例えば年齢別とか,旧八郷をひっくるめた市内の参加者の内容についてお聞かせをいただければと思います。

スポーツ振興課長)関係者の皆さん,またはいろいろな方々にお骨折りをいただきまして,今回の合併記念マラソン大会を開催できました。御礼申し上げたいと思います。また,申し込み人数が全体で1,761名という申し込みがあり,当日の参加者は1,349名の参加で行われたわけです。その内訳としまして,石岡市からは何人かというような統計みたいなものは出してございませんので,まことに申し訳ありません。ただ全体から見ると茨城県が一番申し込みが多くて1,596名,そのうち石岡市内で1,188名という申し込みがあったということでございます。それ以上の細かい数字は今現在出してございませんので,出るものでありましたら後日ご返答させていただきたいと思います。

関町委員)石岡市内の人が1,188名申し込みがあったということでございまして,年齢層もいくつかに分かれておったかと思うんですが。

スポーツ振興課長)市内の小学生,中学生のみしか今回は参加できないという要綱のもとに開催いたしました。ですので小中学生の全員につきましては,石岡市内ということになっております。その合計としましては集計しておりませんので,小中学生の参加は約千人弱になるかと思います。

関町委員)小中学生が千人弱というと大人の部分もあったんですね。

スポーツ振興課長)市内の大人が200人ぐらいだったと思います。

関町委員)わかりました。経費も相当かかったと思うんですが,これからもまた継続で進められる計画はあるんですか。

スポーツ振興課長)午前中にご説明しました前年度が381万円の予算に対しまして,今度は合併記念という形じゃない大会になろうかと思います。その中で470万円という予算を要求しまして,今回提案させていただいております。これまで合併記念マラソン大会におきましては,カラーコーンを600から700個土浦市から借りまして,開催するというような形になりました。またカラーコーンに付ける重りというのが,2キログラムの重りでございますが,風に倒されないようなものというのをやはり坂東市まで行って500個から600個程度借りて今回実施しました。初めての大会でございまして諸々のものが必要になってきて,結局足りないからリース会社から借りようと思いましたけれど,予算上それが許されませんでしたので,今回に限ってはほかの市町村にまで出向いて資材を借りたという状況で実施したわけでございます。

関町委員)大変関係者の皆様方のご苦労があったかと思うんですけども,やはり先ほど委員長が言っておりましたとおり,旧八郷とか旧石岡とか,そういう垣根を越えるためには大事な事業の一環だと思います。こういうものをどんどん幅広く茨城県の一つの大きなイベントにしていっていただけたらなと思っております。要望させていただきます。よろしくどうぞお願いいたします。

鈴木委員長)ほかに質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
次に討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第1号「平成19年度石岡市一般会計予算」のうち,当委員会の所管にかかる部分を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,請願第4「柿岡中学校の早期建替を求める請願書」を議題といたします。本件については,前期定例会において耐震化優先度調査や小中学校適正配置の問題を踏まえ,慎重に審査すべきであるとのことから継続審査としたものですが,その後,提出者から訂正の申し出があり,先日の本会議において訂正が承認されたものであります。委員各位におかれましては,今回から訂正後の内容を基に審査をお願いいたします。
 これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。請願第4「柿岡中学校の早期建替を求める請願書」を採決いたします。
 本件は,「採択すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 この際,お諮りいたします。ただいま採択いたしました請願第4につきましては,執行機関に送付し,その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思いますが,これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本委員会に付託されました案件については,審査が終了いたしたわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取り扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他の件といたしまして執行部より発言を求められておりますので,これを許します。

生涯学習課長)先ほどもちょっと触れましたけれども,石岡市複合文化施設基本設計の本当の概要でございますけれども,配付させていただきました。具体的には表紙を開けていただきますと,基本設計の中身についてはまだ添付してございません。非常に技術的なもの,詰めの作業を現在行っております。そうした中でまず基本方針を掲げた上で,理念,方針,それから設計の条件,計画,敷地の概要等をまとめた上で,建物の概要,それから関係する法令ということをチェックした上で基本計画としまして意匠計画,意匠計画につきましては記載のような内容の計画になってまいります。それから構造計画,構造計画につきましてもこのような内容で現在まとめているところでございます。それから電気設備計画,機械設備計画,概算工事費,それから基本設計に関わる配置図,平面図,立面図,断面図,こちらをまとめて基本設計にすべく現在作業を進行中でございます。この構成につきましては,事務局と打ち合わせた結果,こういう構成でまとめましょうという案でございます。それと先ほど鈴木委員の方からもご質問がございましたけれども,資料としまして八郷図書室の増築計画,増築計画にはたぶん概算経費というのも計画の中に掲載する予定で進めるよう指示をしてございます。それから検討資料ということで,基本設計をまとめる予定で進めております。それから前回概要の平面図ということでお示ししたところでございますが,それを再度精査してまとめた敷地配置図,その次に1階平面図,さらには2階の平面図というものを添付させていただきました。最後に関係法令の検討した規制の関係,こちらを一覧にして添付してございます。これらを踏まえまして,2月の下旬から3月の上旬にかけましてインターネットによりましてパブリックコメントということで,意見の聴取を市民の皆様等にお願いした結果,7点ほどの意見が参りました。そのほとんどは施設の内容に関わるものでございました。具体的には,乳幼児,障害者など,バギーというんですか,で通れるようなスペースを確保してほしい。全体的にゆったりとした空間演出,さらにトイレに関してはオムツの交換台,ベビーベッドの設置,女子トイレにも男の子の便器を置いてもらいたい。さらには絵本コーナーには,新作の絵本を積極的に並べてください。そして靴を脱いで親子で絵本を読むことのできるスペースを併設してほしい。それからこれは図書館の施設整備ではなくて,事業ということで,市民の文化交流,展示の事業を推進してほしいというような7件の案が寄せられたところでございます。この事業以外の6件については,実施設計までに消化できる内容だというふうに考えておりますので,回答の中で今後検討して実施設計の中で表現していきたいという回答をしていく予定でおります。以上簡単でございますが,基本設計の概要でございます。

鈴木委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,この件については以上で終結いたします。
その他の件として,ほかに発言はございませんか。

教育施設課長)私の方から10月に契約しました耐震化優先度調査の経過を報告します。成果品が3月20日の納入で契約をしておりますので,今回には間に合わなかったんですが,3月20日には約59棟の市内の小中学校の優先度の順位が出てまいります。ちなみに先月,常陸大宮市の方に行ってまいりましたところ,たまたまいろんなもので行ったんですが,優先度調査が常陸大宮市ではたまたま終わったところでございました。そういう中でこれは見せられないということだったんですが,年度だけ教えてくださいということで,昭和49年以前の建物はほぼ全滅でしたということであります。石岡も49年以前の建物は北小を含めますと9校ございます。建築確認は確かに56年以前という部分があるんですが,正式には昭和46年に建築確認の基準が出来上がりました。それ以前の建物というと府中小学校も東小学校も柿岡中も有明中も城南中もすべて入ってしまうと,46年以前の建物はともかく形があれば何でも通ってしまった時代だったと思いますので大変厳しい優先度調査の結果が出てくるものと思われます。一応契約の期間が3月20日ということで,それをもって判断をしたいかなと。途中経過なんですが,私からは以上です。

教育次長)続きまして,小中学校適正配置等検討委員会について報告いたしたいと思います。現在まで7回開催されておりまして,次回が3月22日の予定で進んでおります。この日が最終の開催になるかと考えております。この委員会の中で答申が固まるものと考えております。そのあと耐震化優先度調査の結果,それからこの検討委員会の答申を踏まえまして,19年度に入りましてから学校適正化計画を作成する予定でおります。以上であります。

鈴木委員長)この件に関して,何かご質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ほかに発言はございませんか。

菱沼委員)その他ということで質問させていただきます。先ほど同僚議員からお話がございました。まずもってマラソン大会,執行部の方々,スポーツ振興課の方々,本当にありがとうございました。そこで一般質問の中でお願いした経緯がございます。次長の方には答弁いいよということで終わってしまったんですが,旧八郷町の駅伝競走というものが無くなってしまいました。石岡と八郷のそれぞれの町民マラソンについては,大変理解をしているところでございます。ただ駅伝ということになりますと,ちょっと内容が違いますので,八郷のロケーションあるいは先輩方が築き上げてきた大会ですので,是非とももう一度この場をお借りしまして復活にかけてご検討をいただきたいということでございます。まず1点です。
 それからこれも同僚議員からお話がございました。小中学校の遊具でございます。これにつきましては,教育長にお願いしたいんです。今までいくら危険といえども使っていた遊具なんですね。何とかそれぞれの学校の先生方がもう少し配慮しながら,非常に難しい部分もあろうかと思うんですけれども,おそらく公園法的な基準の中で高さ制限とかいろんな意味合いのもので使用禁止というような決定がなされたのかなと。ただ今まで使っていたんですよね。大変危ないということはわかっていたんですけれども,先ほどの同僚議員が申されたとおり,子供の手足を取ってしまったように感じている私もひとりなんですね。ですからこれは早急にやれということじゃなくて,もう少し先生方が少し目を見張っていただいて,本当に腐ったり,これは危ないよというものについてはしょうがないと思うんですけど,私見た限りではまだまだという部分の遊具があるんですよ。あるいは高さですね。高すぎるんだと。しかし,そればっかり言っていては,遊び好き,冒険好きの子供にはちょっとかわいそうだなというような思いがありますので,これは要望なんですけれども,できる部分については,先生方の管理の目の中でなんとか使わせていただきたいなというような思いがあります。これは答弁は結構なんですけれども,よろしくお願いします。次長の方からどういうふうな形で検討していただけるのかお願いいたします。

教育次長)それでは検討させていただきたいと思います。

鈴木委員長)ほかに発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,その他の件については以上で終結いたします。
 次に,「閉会中の継続調査の申し出について」を議題といたします。本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件・理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」との声)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,本日の文教委員会を閉会いたします。












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