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議会中継
  


定例会・臨時会

 第2回委員会 (5月25日)
出席委員 亀井比志子委員長,谷島博久副委員長,川又紀征委員,小松美代子委員,川井貞夫委員,國司進委員
市執行部 保健福祉部長(矢口輝行),次長(小松崎芳夫),こども福祉課長(石井洋一)
議会事務局 庶務調査課係長(田辺武弘)



亀井委員長) ただいまから福祉委員会を開会いたします。本日の議題は,お手元に配布しました協議案件書のとおりでございます。次に,本日説明員として出席した者は,お手元の出席者名簿のとおりでございます。これより議事に入ります。まず始めに,執行部より報告事項の申し出がありますので報告願います。
 
保健福祉部長) 福祉委員会の皆様方には,日ごろから福祉行政につきまして,各種施策につきましてご指導・ご助言等いただきまして厚く御礼申し上げます。お手元に資料があると思いますけれども,平成15年に成立しました次世代育成支援対策推進法に基づきまして,各市町村に次世代育成支援地域行動計画の策定が義務付けられました。平成17年4月1日から施行ということでございます。この計画につきましては,旧石岡市・旧八郷町ともに計画が策定されておりまして,今回それぞれの計画を調整いたしました。平成18年3月16日に,石岡市次世代育成支援対策委員会を開催いたしまして,今回の計画となったはこびでございます。既に印刷にはかけてあるわけでございますけれども,製本がまだされておりませんので,同一のものでございますので,お手元の資料につきまして課長の方からご説明申し上げたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 
こども福祉課長) 新しく作りました次世代育成支援地域行動計画についてご説明させていただきます。ただいま部長の方からも話がございましたように昨年3月,旧石岡市と旧八郷町で次世代育成支援地域行動計画がそれぞれ作られておりまして,八郷町と石岡市が合併したことに伴いまして,これまでの計画を統合し策定し直したものでございますので,基本的に従来の行動計画と大きな相違はございませんのでお含みおきいただきたいと思います。それでは,ご説明いたします。目次でございます,この計画は,第1章「次世代育成支援地域行動計画について」ということで書いてございますが,第1章につきましては,計画策定の背景と基本的な課題等がこの中に書いてございます。第2章は「基本理念」というように書いてございますが,この基本理念のところには基本理念,また,計画の基本的な方向が記述してございます。第3章「基本方針」,第4章「施策の展開」となっております。それでは,内容についてご説明いたします。7ページをご覧ください。基本理念,施策の体系でございますが,どちらも旧石岡市のものを踏襲しておりまして,変更の部分はございません。本計画は「みんなですすめよう,ともに育ち育てることに夢が持てる環境づくり」これを基本理念のキャッチフレーズとして,「子どもたちが健やかに育ち,未来に夢が持てる環境づくり」「子どもを生み育てることに喜びを感じ,次代に夢が持てる環境づくり」「育ち育てることを地域全体ですすめる環境づくり」この3つの柱を基本に計画を進めるものでございます。なお,8ページにございますが,体系図の中に6つの基本方針が示されておりますけれども,目的を達成するための各種主要施策というようなことになります。次に第3章「基本方針」でございます。ここではそれぞれの施策の内容を文章で記述してございます。それに合わせて取り組む事業名等を明記しているものですが,取り組む事業等につきましては,33ページ,第4章「施策の展開」がありますけれども,こちらの方が分かりやすいので,こちらをお開きいただきたいと思います。ここで基本方針として示された事業と事業の概要,目標等をここで具体的に示しております。まず基本方針1「地域ですすめる子育て支援の充実」では,近年核家族化や近所関係の希薄化によってかつて家族や隣り近所が担ってきた子育て機能が低下しつつあるということから,地域全体で子育てをサポートする環境づくりを推進するというようなことで,(1)から(6)まで,53の事業に取り組むということで盛り込んでございます。この方針1のところで前の計画と異なるところでございますけれども,37ページ,(5)障害児をもつ家庭への支援,A日常生活に対する支援の充実というところに「障害児タイムケア事業」これを新しく付け加えてございます。それから,(6)経済的負担の軽減,A母子家庭・父子家庭等に対する支援というところに「母子父子世帯入学祝金支給事業」これを新しく盛り込んだものでございます。内容等についてご説明いたしますと,障害児タイムケア事業については,障害のある中高生が,養護学校下校後に活動する場の確保,提供ということでございまして,石岡市では本年2月末に実施しているということでございます。デイサービス事業「しろがね苑」「はーとふるビレッジ」「うきうきマイスター」これらの施設に委託でお願いしております。それから母子父子世帯入学祝金支給事業でございますが,これはだいぶ前から石岡市で実施していたということでございまして,昨年は66件支給してございます。本年も66件ほど予定して予算計上してございます。続きまして,基本方針2「健やかな成長と自立を育む環境の充実」ということで,子どもを中心とした様々な交流や活動を通して親も地域も成長しながら,子ども一人ひとりが個性や能力を伸ばし健やかな若者として自立していく環境づくりを進めるとしております。40ページからです。(1)から(5)まで,計62の事業に取り組むということでございます。この基本方針2の中で前の計画と異なるところでございますが,(1)学校教育環境の充実,@確かな学力の向上と個性を伸ばす教育の推進という表題のところに「個性を伸ばす教育の推進」を新たに加えたものでございます。事業では「英語(外国語)指導助手事業」と「情報教育の推進」を新たに盛り込んでございます。それから,A健やかな心身の育成の中で「クラブ活動の活性化」を新たに加えたものでございます。C幼児教育の充実の中で,「私立幼稚園児保護者補助金」を新たに付け加えてございます。(2)地域の教育力の向上,@スポーツ・文化活動の促進の中で「各種教室・講座の開催」「図書サービスの充実」この項目を新たに加えてございます。さらに,A体験・交流活動の促進の中で「自然体験学習」を新しく加えた項目です。B青少年対策の推進の中では,青少年相談員連絡協議会とか,青少年を育てる市民の会とか,そのような団体名を挙げまして支援するとしていたのですけれども,今回は新たに「街頭補導指導」「環境浄化活動」「市民活動団体の活動支援」というように事業名の訂正を行いました。また,(3)家庭の教育力の向上でございますが,この中では,@家庭教育学級の充実の中で「家庭教育手帳の配布」を新たに付け加えてございます。A子育てに関する講座の充実の中の,「公民館における各種講座・教室」,それから(5)子どもの人権と安全の確保の中では「子どもを守る110番の家」「不審者情報の配信」を新しく付け加えてございます。A児童虐待防止対策の推進の中で,「虐待予防・早期発見のためのマニュアルづくり」を新しく付け加えてございます。それから,石岡市と八郷町でこれまで進めていた事業を載せたにすぎませんので,事業の内容等については従前から実施しているものでございますので省略させていただきたいと思います。それでは,基本方針3「子どもと母親の健康の確保」でございます。社会環境や食習慣の変化をはじめさまざまな要因から,こころとからだの問題も多様化・複雑化してきています。保健・医療・福祉・教育の各分野が連携して,妊娠・出産から乳幼児期・思春期に至るまで子どもの成長に合わせた取り組みを充実させるとともに,一人ひとりの状況に応じたきめ細かな相談・指導がなされる体制を整備し,子どもと母親の心身の健康を支える環境づくりを推進するということでございます。項目といたしましては,(1)から(4)までで,32の事業に取り組むとしております。この基本方針の中で前の計画と異なる点でございますけれども,(1)母子保健事業の充実,A乳幼児健康審査・健康相談の充実の中で,「健診後のフォロー教室」,これの経過観察を行う教室,これと専門家による個別指導教室を分離して2つに分けて,また新たに教室名を“のびのび教室”“パンダ教室”そういった名称を盛り込んだ点が前回と違うところでございます。それから(2)「食育」の推進,@食に関する正しい知識の普及とA実践に向けた取り組みの推進の中で,「離乳食講習会」を挙げてございます。これまで八郷町で行われていたということで,新たに計画の中に盛り込んでございます。それから,(4)周産期・医療体制の充実ということでございますけれども,従来は周産期・小児医療体制の充実となっておりました。今回,策定に関しましていろいろ検討してまいりましたが,市内に小児科の先生が数少なく,早急に体制がなかなか作れないということで削った経緯がございます。今後いろいろ協議していかなければならないというように考えてございます。次に52ページ,基本方針4「多様な働き方を選択できる環境づくりの推進」。すべての人が多様なライフスタイルを選択して,結婚や子育てに対して夢や希望をもつことができる環境づくりを推進するということで,(1)と(2)の項目に分けまして20の施策に取り組む内容となっております。この基本方針4では,合併したため目標数値については訂正が加えられておりますが,事業名や事業施策についてはこれまでと同じで変更はございません。次に54ページ,基本方針5「子どもや子育て家庭に配慮した生活環境の整備」ということで,子どもたちが地域でのびのびと遊び子育て家庭が安心してくらすことができる環境づくりを推進するということで,(1)と(2)の項目がありまして,8つの事業を盛り込んでございます。各事業名・施策について変更はございません。従来のものと同じでございます。続きまして55ページ,基本方針6「市民意識の啓発と情報提供の充実」ということで,次世代育成とは今を生きる私たちの「未来への夢や希望」を育てることであるとして,子育てを地域社会全体の問題として捉え,市民一人ひとりが世代や性別,職業の枠を超えて主体的に行動することができる環境づくりを推進するとしております。(1)と(2)の2項目の中に11の事業を盛り込んでございます。以前の計画と違うところはございません。その他,後ろの方に資料がございます。今度は合併しましたので,石岡市の取り組みの様子とか,八郷町のアンケートの結果とか新たに付け加えてございます。説明がまとまらず申し訳ございませんが,説明を終わらせていただきます。
 
亀井委員長) ただいまの件につきまして,ご意見等ございましたらお願いいたします。
 
國司委員) 次世代育成支援地域行動計画をこれから推進していくこととなると思いますけれども,あらゆる項目が並んでますけれども,福祉関係で高齢者に対する福祉予算の割合,子ども福祉に関する予算の割合はどれくらいなのか。国なんかでは18対1という,高齢者に対しては相当厚い予算が取られています。石岡市の場合の割合はどれくらいになりますか。
 
保健福祉部長) 詳しい数字は分からないのですけれども,施設の入所・通所,介護保険も含めてあります。また,いろいろな制度の中で高齢者の制度もわたっておりますので,金額的にもかなりいってると思います。国と同じような割合になっていくのかなと思います。詳しい数字はちょっとわかりません。よろしくお願いいたします。
 
國司委員) 今回,学童保育も有料になりまして,子どもたちに対して,目に見えて予算がかけられている部分というのはどのようなところですか。
 
こども福祉課長) この計画の中に盛られた中で重点的に子どもたちのために予算を取っているのは,大きく言えば保育事業かなと思います。
 
國司委員) 例を挙げて説明しますと,43ページに市民活動団体の活動支援というのがありまして,この前も話が出たのですけれども,青少年を育てる石岡市民の会は見直したほうがいいのではないかと思います。正直これは子どもたちのためにやっているのではなくて大人たちのためにやっているような会議です。これに補助金を出しているというのは目的外に使用されているのではないかと思うのですが,そこらはどう考えているのか。
 
亀井委員長) 暫時休憩いたします。
 
― 休 憩 ―
 
亀井委員長) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 
保健福祉部長) 計画書につきましては策定の段階ではそれぞれ各担当課でやっている施策につきまして指導等をいただきましてまとめたというところもございます。今後につきましては,進捗状況等につきまして確認・チェックをしてまいりたいと考えておりますけれども,この策定にあたりましても委員会がございます。そういった委員会もこれからも継続した審査機関という形で進めていきたいということも検討してまいりたいと考えております。それで,今後それぞれの担当課長レベルでの検討会とか,そのようなものも組織して,この計画の実効性も持たせていきたいと考えておりますのでよろしくお願いしたいと思います。
 
谷島副委員長) いまの新市計画審議委員会というので検討しているのですが,今度の議題が人口増というのが問題でこれを議題とするということで今度の会議でそれらを議題にしてるわけなのですが,福祉の面でも出産時の助成とかいろいろあるようですが,これらについて人口を増やすということをしてもらってるということなのですが,これらについての負担が大きいという話題が出ているので,これらの充実という面では予算がからんでくると思うのですが,そういう新市計画の中でそのような1つの提言が出てくると思うのですが,これは福祉の方で考えるのかということですが,やはり子どもが少ないということは,子どもを作らないというのは今の生活環境が厳しいということもあるのですが,やはりそうした出産時の助成とか,いろいろな面での支援をしていかなければ人口を増やすことにはつながらないと思うのですが,そのような面でも考えていただければという感じです。
 
こども福祉課長) ただいま谷島委員さんからお話がありましたけれども,72ページに石岡市の取り組みということで新市建設計画の中に記載された,児童福祉・母子福祉の行動面についてこれらの中に明記してございます。また,この次世代育成支援地域行動計画については随時見直しをしていけとされておりますので,そのようなことがあれば反映していくことになると思います。
 
亀井委員長) 他に発言はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) 次に,所管事務調査を行います。学童保育事業についてを議題といたします。まず始めに,市内における学童保育事業の実施状況について調査を行うため,委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。暫時休憩いたします。
 
― 休 憩 ―
 
亀井委員長) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 引き続き資料の説明をお願いいたします。
 
こども福祉課長) それでは,資料についてご説明いたします。5月24日現在の入所状況を取りまとめましたのでご覧いただきたいと思います。石岡小,定員45名のところ39名でございます。府中小,定員70名のところ68名。北小35名のところ11名。いろいろ皆さんにご心配をいただきましたけれども,なんとか11名に達しました。杉並小,定員70名のところ71名。東小,定員70名のところ51名。南小,定員65名のところ66名。高浜小,定員35名のところ10名。これもなんとか見つかり,開設基準に達しました。柿岡小,定員30名のところ13名。林小,定員30名のところ21名。園部小,定員30名のところ36名。東成井小,定員30名のところ13名。関川小,定員30名のところ11名。現在411名の児童が児童クラブに通っております。それから減免関係ですが,条例第11条第1項第1号に生活保護世帯ということでございますが,これに該当する子どもは2名おります。同じ条例第11条第1項第2号に,非課税世帯に該当する子どもが45名。それから市長が認めることということになるのですが,1世帯で複数の子どもが入所している場合ですが,2人入所世帯が30世帯あります。3人入所世帯が1件でございます。以上のような状況でございます。それから,5月初旬に,児童クラブもけっこう入れる子どもたちがいるということで,広報公聴課の方で取材をしていただきまして,皆様のお手元には届いていないのですが,6月1日号の市報のトップで放課後児童クラブを取り上げていただきました。ご父兄の方に読んでいただいて,子どもたちの申し込みがあればいいなということでやりました。以上でございます。
 
亀井委員長) ただいまの件につきまして,ご意見等ございましたらお願いします。
 
小松委員) 定員10人以下のところが解消されて,まずはホッとしているところですけれども,今回の保護者負担4,000円に伴って,おやつ代がどのように変わっているのか,もし把握していれば,従来どおり3,000円とか2,000円にしたところとか,いろいろあると思うのですが,それを把握していればお教えいただきたいと思います。
 
こども福祉課長) 児童クラブごとには把握してございません。ただ,話では3,000円から2,000円になったといところは何箇所かあったようです。
 
小松委員) それから,例えば今度の有料化で保育の質が保護者の方から問われると思います。指導員の年齢とか経験・資格,そういったものを把握している一覧表がありましたらいただきたいと思いますけれども,その点はいかがでしょうか。
 
こども福祉課長) ただいまの話でございますけれども,資格はございますけれども,年齢等を把握したものがあるかどうか分かりませんので,調査して報告したいと思います。それから,私,4月28日に保護者の代表の方を集めまして,4,000円の説明と減免の報告をさせていただきました。その中でもお話したのですが,こども福祉課の補佐も新しく代わりましたので,児童クラブを全て見て歩きましたところ,指導員でございますが,ただ単に子どもたちを見ている方,子どもたちと一緒になって遊んでいる方がおりまして,やはり指導員さんの資質向上も必要なのではないかというようなことも,会合の時にも話をしましたし,特に感じました。それで部長とも相談しまして,今年は春と秋の2回,指導員さんの勉強会,講習会を実施したいというようなことで考えております。それを計画して,資質向上といいますか,そのような面で努めていきたいと考えております。
 
小松委員) 資格は,教員の資格を持っていたり保育士の資格を持っていたりすると思うのですが,子どもグループの指導者としての経験とか,教員とか保育士の資格がなくてもそういった活動を通じての経験があれば,指導員として,その方が1人でやるわけではないので,そのような方で若い人がいればぜひ採用していただきたいと思いますけれども,いまどうしても中に閉じ込めてしまう,安全を第一にするために,せっかく校庭があるのに校庭で遊ばせないとか,それは学童の子どもたちにとっては今は日が長いですし,やはりある程度**のできる指導員の方。そうすると,年齢的に高齢の方ではいくら資格を持っていても,無理なんです。1年生くらいならあれですけど,3年生になってくるともう付いていけない。何か事故があったら困るということで,まず第1番には安心して子どもたちを遊ばせて欲しいというのが親たちの願いですし,その次には学校の宿題くらいは見て欲しいというのがあると思います。その辺,保護者の代表の方と話し合ったというのがもう既にそのような要望も聞いておりますが,年齢的な問題もこれから契約更新の時には,何歳で切っても。やはり体育の教師をやっていた方とかは年齢がいっても違うと思いますけど。ここの指導員の方を判断していくのは難しいのかもしれないのですが,そういうものをやっていただけたらと思います。これは要望を申し上げておきます。それから,1つ提案としては,邪道かもしれませんが,例えば北小,東成井小,関川小,10名前後の児童クラブの場合には,例えば小学校3年生までで児童クラブに入っていた場合には中学年の4年生まで受け入れるとか,当然それは付き添いで保育料は半額の2,000円ということになるかと思います。そのようなことはどうかと。ただ,4年生まで入れるとさらにまた指導員はあまり高齢ではどうにもならないという問題がありますが,その辺はどのようにお考えでしょうか。10名でも30名でも指導員を配置するのは同じですよね。4年生くらいまではと思いますがいかがでしょうか。
 
保健福祉部長) まず最初にご質問のありました指導員の資格についてでございますけれども,こちらでは特に求めていることではございませんので,資格とか当然そのようなものは確認はしておりますけれども,特にそれについて求めているものではございませんけれども,採用にあたりましては,面接等においてふさわしい方を採用していくということで,十分にそこらは見ていきたいというように考えております。その後の10人前後で入っている児童が少ないということでございますけれども,基本的には学童保育の実施要綱に基づいてやってございます。10人以上というのは当然国・県補助を見込んでの人数でございます。補助金,要綱等に照らし合わせてやっているわけでございますけれども,これを増やしていくということになれば補助対象になるという形になっていきますので,指導員の確保等につきましても,予算的なものがございますけれども,なかなか難しいと思いますけれども,現在はそのように進めておりますので理解をいただきたいと思います。
 
小松委員) 石岡市では学童クラブは3年生までで補助を受けてるわけですけれども,土浦で学童クラブの対象が4年生までになっているのではないかということでいま調査をしてます。もしそうだとすれば4年生まで補助対象になっているとすれば,条例を変えて,4年生まで受け入れるというのではなくて,1年生から3年生までで既に学童クラブに入っている,そのような子については4年生まとか,それと,少し複雑になりますが,児童クラブの定員に対して加入している数が10名台前後の少ないところ,そのようなところは特別な形で考えてもいいのではないか。私もいろいろ新聞などを見てますと,これはできないんだと思っていることも,そうではなくて独自にいろいろなことをやってる場合もあるので,研究の余地があるのではないかと思うわけですけれども,何かございますか。
 
保健福祉部長) これは先日の放課後児童クラブについての県での会議の説明ですけれども,対象児童は原則として小学校1年生から3年生までの児童とされております。それから,**を勘案し,小学校4年生以上も積極的に受け入れることとされており,運営費補助の対象としても認められているということがあったようでございます。今後これにつきまして検討してまいりたいと思います。
 
こども福祉課長) ただいまの部長の答弁でございますけれども,1週間前に県で会議がありまして,ウチの方の職員がその時にいただいてきた資料でございまして,まだ部長のところにご報告してございませんでしたので申し訳ございませんでした。それから,補足してご説明させていただきたいと思いますが,先ほど議員さんからお話がありました,保育士の経験がある指導員さんとか,学校教職の免許を持っている指導員さんとか,これについては私も周ってるうちに考えまして,そういった資格のある方を必ず,各クラブに1人は配置したいと考えております。今後取り組んでまいりたいと思います。それから,年齢についても来年見直しをしていきたいと考えております。それからアンケートの結果を踏まえて既に各児童クラブの方へ指示したことがあるのですが,これはアンケートによりますと,前日見ていただいた先生方,指導員と次の日見ていただく指導員さんがコロッと代わってしまうということで,子どもたちの生活の様子の引継ぎがないのでどうなんだろうという指摘がありまして,これについてはできるだけ早い次期に前日いた先生が1人は必ず次の日も見るように,すぐ改善してほしいということで指示してございますので,これはすぐ対応できると思います。それから,宿題等でございますけれども,やはり宿題を学童の日にやらせているところと,一切関係ないところとあるようでございます。状況によってできるだけ面倒見てやらせてほしいというような話は伝えてありますので,ご報告いたします。
 
小松委員) 視察を控えているので,一言だけ。県の管理があったということですけれども,私はそれは全然知らなかったんです。そうでなくて,3月議会前に,今度私どもの共産党の議員団の議員と,そのうち学童は無料化になるという話をしたときに,土浦はいま無料です。石岡市の執行部の説明では,土浦市も来年有料化になるだろうということが下に注意書きであったと思うんですけれども,それで,土浦も来年有料化するみたいだという話・・・(テープ反転)・・・学童はやはり4年まで必要だということになりまして,4年まで補助が出るということを言われました。石岡の場合には施設の問題,教室1クラスに4年生まで入れたら定員を超えて受け入れなければならないとか,そのような答弁がありまして,いま3年までということになったんです。私は10人前後の少ないところだったら,補助事業があるとすれば4年生も兄弟がいれば受け入れてあげたら,4年生が家に帰ってということではなくて,県で1週間か10日前にあった会議を,どこからか情報を得てきて質問してるわけではないので,誤解をされないようにお願いします。
 
こども福祉課長) ただいまのお話でございますけれども,先ほど4年生までという話がございましたが,これにつきましては県の方も10人に満たない場合はという形でなってきてるようでございますので,上司とも相談して取り組んでまいりたいと思います。
 
亀井議員) では,時間も過ぎてまいりましたので,暫時休憩といたします。
 
― 休 憩 ―
 
亀井議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 ただいま学童保育の現地調査を実施いたしましたが,ご意見等ございましたらお願いいたします。
 
小松委員) 改めて児童クラブを視察させていただきまして,非常に設備が整っているところ,それからこれから検討・改善が必要なところ,いろいろありましたけれども,今日の視察で,今後の委員会での審議に活かしていきたいと思います。いろいろ福祉委員会では,今日はちょっと時間もありませんので,次の機会にでも整理して質問したいと思います。視察中にいろいろ話をしながら視察をしましたので,担当の方でも気づいた点についてはぜひ進めていただきたいと思います。
 
亀井委員長) 他にご意見はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) 要望等ございましたのでよろしくお願いいたします。
 暫時休憩いたします。
 
― 休 憩 ―
 
亀井委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 他に発言はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ないようですので,以上で福祉委員会を閉会いたします。



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