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議会中継
  


 第8回委員会 (12月14日)
出席委員 國司進委員長,菱沼和幸副委員長,久保田健一郎委員,関町芳弘委員,櫻井信幸委員,川村良一委員,池田正文委員
市執行部 【保健福祉部】
保健福祉部長(金子重夫),保健福祉部次長(土師照夫),参事兼福祉事務所長(矢口晟),参事兼健康増進課長(川並英二),社会福祉課長(佐子川祐治),高齢福祉課長 (高野喜市郎),介護保険室長(黒崎輝夫),こども福祉課長(石井洋一),保険年金課長(鈴木幸治),ふれあいの里館長(小林千恵子)
【教育委員会】
教育長(石橋凱),教育次長(関正雄),参事教育総務担当(上田実),参事学校教育担当(藤枝一成),教育総務課長(広瀬峰昌),学校教育課長(市川均),スポーツ振興課長(渡辺勝男),学校給食課長(山本敬司)
議会事務局 議事法制課係長(中山善正)



國司委員長)ただ今から,教育福祉委員会を開会いたします。
 本日の審査につきましては,お手元に配付しております協議案件書の順に進めていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
付託案件説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。はじめに,陳情第11「スポーツ広場グラウンド改修に関する陳情」を議題といたします。本件について,事務局から受理の経緯及び概要について説明をいたさせます。

事務局)陳情第11「スポーツ広場グラウンド改修に関する陳情」につきまして,ご説明申し上げます。本陳情は,石岡市石岡△△-△ 少年野球ジュニア スラッカーズ代表・○○様ほか274名の方々から,11月16日に提出され,同日付で受理をしております。
 内容でございますが,石岡市杉並にあります「少年スポーツ広場」の改修を求める陳情でございまして,同施設は,普段から少年野球や,社会人ソフトボール,または高齢者ゲートボール場として使用されておりますが,凹凸が目立つうえ,雨が降った後の水はけが悪いため,当日の使用は不可能となるなど,ほかのグラウンドと比べてもグラウンド状態が悪いため,土の入れ替えを行なうなどの早急なる改修を求めるものでございます。

國司委員長)受理の経緯等についての説明は,以上で終わりました。
 この際,お諮りいたします。本件につきましては,施設の状況を調査するため,これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩いたします。

− 休憩〔現地調査〕 −

國司委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に,執行部から,少年スポーツ広場の現状と管理運営について説明を求めます。

スポーツ振興課長)それでは,私の方から少年スポーツ広場についてご説明申し上げます。目的としまして,市民のスポーツ及びレクリエーション活動のために,各地域に簡易運動広場を設置し,スポーツ及びレクリエーション施設の充実に努めるということで設置されたものでございます。条件として概ね1万平方メートルの土地ということで,賃貸契約をしてあるものでございます。現在は身近で気軽にスポーツが楽しめる広場として活用しております。石岡市内には,少年スポーツ広場を含めまして4か所ございます。先ほど確認してきましたところは,杉並二丁目の茨城県家畜商業協同組合から借りているものでございまして,面積が9,049平方メートルでございます。借地期間につきましては,3年ごとの更新で,昭和55年から現在に至っております。借地料につきましては,年額428万4,000円でございまして,借地料につきましては昭和61年から同額で借りてきております。
 利用状況につきましては,16年度が6,091人,17年度が7,703人,18年度が8,211人と,年度ごとに上昇している状況でございます。主に使われておりますのが,少年野球とソフトボール,グランドゴルフ等でございます。また学校の行事等で若干使うときもございます。
 維持管理につきましては,年9回の草刈りと年3回の除草剤散布などを行い,造園会社のほうへ委託しております。そのほかの管理としましては,随時大きな損傷等などがあった場合には,職員が管理,見回りをしているところでございます。今現在,防球ネットも若干破れているところもございますので,今後補修していきたいと考えております。

國司委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

池田委員)ただ今詳細にご説明をいただいたわけです。その中で,年間の維持管理につきまして,年9回の草刈り,そして3回の除草剤散布ということでありました。この維持管理経費につきましては,ご説明がなかったわけでありますけれども,具体な金額をお示しいただければと思います。

スポーツ振興課長)杉並の少年スポーツ広場1か所だけではなくて,4か所まとめて委託しておりますので,その部分ということは出ないのが現状でございます。

池田委員)了解しました。あと1点,主な利用ということで,少年野球,ソフトボール,グランドゴルフということでありましたが,使ってます少年野球は,陳情が出されておりますチーム,1チームなのかどうか。さらにソフトボール,グランドゴルフについては具体にどのような方々が利用されているのか,もしお分かりでしたらお示し願いたいと思います。

スポーツ振興課長)少年野球につきましては,地元でありますジュニアスラッカーズさんがほとんどでございまして,それ以外では,今年度は1チームが1回使っている状況でございます。ソフトボールにつきましては,合計しますと3チームがこれまでで50回ぐらいとなっております。

菱沼副委員長)スポーツ広場のグラウンドについてなんですけれども,意見をお伺いしたいんですが,3年更新で年額428万4,000円で借りているという状況ですけれども,今後の考え方なんですが,今後も3年更新でずっといくのか。また今後どういうふうに考えておられるのかお伺いしたいと思います。

スポーツ振興課長)先ほど見てきました少年スポーツ広場につきまして,先日,地権者であります家畜商業協同組合の専務の方と話してきたところによりますと,地主側につきましては是非今後とも継続して借りていただきたい。なお,賃借料につきましては今のままで結構ですので使っていてほしいということを示されております。それを受けて私どもも今後このまま継続していきたいというふうに考えております。

菱沼副委員長)そうしますと,この428万4,000円という価格的な点なんですが,今の土地の価格からしまして賃借料という部分においては,高いのか安いのか,これが妥当なのかお伺いいたします。

スポーツ振興課長)農地とか山林でありませんので,雑種地,宅地でありました。そういったことから金額的にはほかの施設と比べますと高い金額だとは思っております。ただ市街化区域に入っておりますのでこういうふうな価格になるのかなと思います。

櫻井委員)先ほどグラウンドのほうを視察してまいりまして感じたんですけれども,私個人的には材料支給みたいな形でできる範囲で調整すれば,またグラウンドとして使えるのかなという印象を受けました。お話によりますと,グラウンドを整地するような機械が教育委員会側で所有していらっしゃるということですので,なんらかそういう手段が取れるのかなと感じました。でありますから,支給できる材料を支給して,お手伝いできるものはお手伝いしたらどうかなと感じた次第であります。

スポーツ振興課長)先ほど現場においても,皆さんの貴重なご意見をいただきまして鉄レーキなどの配置と,グラウンドを整備するグラウンドマスター等で一度整地を行い,また砂等が足りない,へこんでいる部分については,砂等を搬入して一度グラウンドマスターで整備をしていきたいというふうに考えます。

池田委員)先ほど非常に大切なことを聞きもらしてしまいましたので,その点をちょっと確認させていただきたいと思います。今回陳情の中で,グラウンドの土の入れ替えなど早急なる改修ということでありました。現場も確認したわけでございますが,このグラウンドの土の入れ替えということになると相当な金額が予想されると思いますが,いくら程度かかるものなのかお示しをいただければと思います。

スポーツ振興課長)正確な数字ということまではいきませんけれども,地盤をどの程度まで掘り下げるとか,そういったことにもよりますでしょうけれども,やり方によっては500万円から1,000万円とかという単位になってしまうんではないかと思います。

池田委員)500万円から1,000万円程度というと決して安い金額ではないように思います。陳情者の願意が妥当かどうかということとともに,こちらの金額についても十分審査,考慮する必要があることがわかりました。ありがとうございます。

久保田委員)確認をしたいんですが,改修に関する陳情ということで,陳情者がどの程度まで,ここには「グラウンドの土の入れ替えなど」ということで,土の入れ替えが1番の希望なんだとは思うんですが,早急なる改善ということで願意が示されているわけなんですけれども,どの程度までのことを考えておられるのかはわかりませんかね。なかなかこれから読み取るのは難しいんですが,いわゆる早急なる改善ということであれば,先ほど櫻井委員のほうからお話があったような,応急的な改修ですね。これでないと難しいのかなというような感じを持ったわけなんですが。私としては,早急なる改善ということが主だとするならば,いわゆる地盤を修理するグランドマスターという機械もあるということなんで,そういったもので早急に広場を整地していただいて,もし土が足らないということであれば,補充をするというような形で修理をしていけばいいのかなと,そんな感じを持ちました。

國司委員長)暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

國司委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手により許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。陳情第11「スポーツ広場グラウンド改修に関する陳情」を採決いたします。
 本件については,現地調査も含めた今までの審査の中で,概ね願意妥当という意見が出ております。しかしながら陳情内容では「土の入れ替えなど」となっておりますが,現時点で土の入れ替えまでの必要はなく,先ほどの休憩中にもありましたように,委員の皆さんからは表層の整備とトンボなどの整備用具を用意していただければ,陳情者の願意は達せられるのではないかという意見が出されております。
 それらの意見を踏まえまして,本件については「採択すべきもの」と決したいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 この際,お諮りいたします。ただいま採択いたしました請願第11につきましては,執行機関に送付し,その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思いますが,これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,付託されている議案の審査を行ないます。
 初めに,議案第121号「平成19年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」のうち,当委員会所管に係る部分,議案第125号「平成19年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第3号)」のうち,当委員会所管に係る部分の計2件を一括して議題といたします。
本案について,執行部より説明を求めます。

社会福祉課長)それでは,社会福祉課関係で提案しております補正予算関係についてご説明いたします。補正予算書24から25ページ,歳入関係でご説明をさせていただきます。款の県支出金,県補助金,民生費県補助金,338万3,000円ですが,そのうちの社会福祉費補助金328万1,000円は障害者自立支援特別対策事業補助金で,オストメイト対応トイレ設備緊急整備事業が150万円でございます。これは国,県10分の10でございます。そのほかに視覚障害者等情報支援緊急基盤整備事業が50万円でございます。これも国,県から10分の10でございます。そのほか通所サービス利用促進事業が128万1,000円でございます。国が4分の2,県が4分の1,市が4分の1の補助でございます。併せて328万1,000円でございます。
 その次の生活保護費補助金10万2,000円。これは社会保障生計調査交付金の定額でございますが,生活保護者の家計簿調査等でございます。
 続きまして歳出の28,29ページをお開きいただきたいと思います。総務費,総務管理費,諸費,償還金利子及び割引料1,530万1,000円ですが,これは平成18年度障害者制度における国補助事業の精算による返還金でございます。返還金の種類については5つのとおりでございます。
 続きまして32,33ページをお開き願いたいと思います。民生費,社会福祉費,障害者福祉費660万8,000円ですが,そのうちの工事請負費440万円はオストメイト対応トイレ整備工事費であります。設置場所は3か所で,市の本庁者の身障者用トイレ,JR石岡駅の西口の駅前トイレの身障者用トイレ,それから八郷総合支所と中央公民館の間にあります多目的トイレの中の身障者トイレ,この3か所を予定しております。それから備品購入費の50万円でございますが,これは障害者用情報支援備品の購入費でございます。1つとしましては,視覚障害者用活字文書読み上げ装置,商品名が「テルミー」ということで,SPコード内の情報を音声として読み上げる装置でございます。設置場所は3か所を予定してございます。市本庁舎,八郷総合支所,ひまわりの館を予定してございます。これは1台につき10万円程度でございます。それから2番目に聴覚障害者会話補助装置で,商品名は「ソラ」というもので,難聴や聴覚に障害を持っている方と受付窓口などで会話をする場合,磁気ループシステムを採用し,音や声を増幅して会話を補助する卓上型の機器を設置いたします。設置箇所は2か所で,市本庁舎と八郷総合支所を予定しております。
 それから負担金補助及び交付金の170万8,000円でございますが,これは通所サービス利用促進事業補助金でございます。障害福祉サービス利用者が障害者支援施設へ通所する際に,事業所が送迎による支援を実施した場合,当該送迎にかかる費用を補助することにより事業所の送迎サービスを充実させ,通所サービスの利用促進を図るというものでございます。補助先は7施設でございます。石岡市の利用実人数は19名でございます。
 続きまして同じページの一番下になりますが,民生費,生活保護費,生活保護総務費,生活保護事務費の10万2,000円ですが,報償費4万1,000円は生活保護者の家計簿等調査謝礼金でございます。その次の34,35ページに需用費として6万1,000円がありますが,調査に関わる消耗品と自動車燃料費でございます。
 それから同じページで衛生費,保健衛生費,保健衛生総務費,扶助費の39万円でございますが,これは精神難病福祉対策事業の難病患者の見舞金でございます。当初予算は215人分を予定しておりましたが,申請が13人増の228人の申請がございました。1人分3万円でございますので,予算より13人増えてございますので,その13人分の39万円の補正をするものでございます。

高齢福祉課長)高齢福祉課で所管しております補正予算についてご説明を申し上げます。30,31ページでございます。下のほうですけれども,款・民生費,項・社会福祉費,目・老人福祉費,特別会計繰出金2,037万1,000円でございます。これにつきましては,介護保険特別会計の給付費1,954万3,000円,職員の給与関係で82万8,000円を繰り出すものでございます。

介護保険室長)介護保険室補正予算についてご説明します。平成19年度介護保険特別会計(第3号)は,歳入歳出それぞれ1億6,298万3,000円の増額を計上してございます。90ページをご覧いただきたいと思います。
 歳入になります。介護保険特別会計の財源内訳は,国庫負担金,国庫補助金,県負担金,市負担金。65歳以上の第1号の被保険者,40歳から65歳未満までの第2号被保険者がそれぞれ義務負担割合に基づき,財源内訳が定められております。補正の内容としまして,施設介護サービス,居宅介護福祉用具購入費,居宅介護住宅改修費,介護予防福祉用具購入費,介護予防住宅改修費,特定入所者介護サービス費の歳出,1億5,635万6,000円に対しまして,国庫負担金のほうの歳入のほうで2,447万5,000円。施設のサービスの負担割合としまして15%。居宅サービスの負担割合が20%。それから国庫補助金としまして,調整交付金781万6,000円。負担割合としまして5%。支払基金交付金5,713万8,000円,これは第2号被保険者の分で31%の割合になります。それから県の負担金4,315万1,000円,施設サービスに対する負担割合が17.5%,居宅サービスが12.5%。それから一般会計の繰入金としまして2,037万1,000円。そのうち市の負担分としまして1,954万3,000円。それから職員給与等繰入金82万8,000円です。それから基金の繰入金1,003万2,000円の繰り入れをするものでございます。
 次に92ページをご覧いただきたいと思います。歳出になります。款・保険給付費,項・介護サービス等諸費,目・施設介護サービス費,介護老人福祉施設,介護老人保健施設,介護療養型医療施設入所者の給付額で1億3,586万4,000円の補正増を計上してございます。目・居宅介護福祉用具購入費166万4,000円の補正増を計上しております。要介護認定者が住宅で生活するために必要な特定福祉用具を購入した際に費用の9割を給付するものでございます。目・居宅介護住宅改修費59万4,000円の補正増を計上しております。在宅の要介護者が在宅で生活するために住宅改修を行ったときに支給されます。実際の改修費の9割,支給限度基準額は同一住宅で20万円になります。款・保険給付費,項・介護予防サービス等諸費,目・介護予防福祉用具購入費,要支援認定者が在宅で生活するために必要な特定福祉用具を購入したときに給付します。20万6,000円の補正増を計上しております。目・介護予防住宅改修費,要支援認定者が介護予防を主とした住宅生活の維持のために住宅を改修した際の給付でございます。支給限度基準額は要介護者と同一基準になります。188万1,000円の補正増を計上しております。款・保険給付費,項・特定入所者介護サービス等費,目・特定入所者介護サービス費,特定入所者介護サービス費は,市町村民税,世帯非課税等の低所得者について,施設サービス,短期入所サービスの食費,居住費,負担限度額が設定され,限度額を超える分は特定入所者介護サービス費として給付されます。所得段階として第一,第二,第三段階のいずれかに該当する方でございます。1,614万7,000円の補正増を計上しております。款・諸支出金,項・償還金及び還付加算金,目・償還金,過年度分の国庫負担金等の返還金579万9,000円の補正増を計上してございます。

ふれあいの里館長)私からは,ふれあいの里課の補正予算説明をさせていただきます。30,31ページの一番下から32,33ページにかけての説明をさせていただきます。民生費,社会福祉費,ふれあいの里費,施設運営経費,臨時雇人賃金の33万8,000円でございます。
 ひまわりの館におきまして各種講座を開設しておりますが,職員が不足しているため臨時職員を雇用するものです。現在個人有料施設の受け付け業務に従事している職員を講座開設の担当とし,受付事務の職員は石岡市において,国から障害者の雇用を促進する法律による障害者法定雇用率の指導を受けていることから,総務課の要請によりまして,今回,ひまわりの館における臨時職員の雇用に身体障害者を雇用して雇用率の確保を図るためのものでございます。以上の経費つきまして今回12月の補正に予算計上をお願いいたします。

参事兼健康増進課長)健康増進課関係の補正予算の内容についてご説明をいたします。平成19年度石岡市一般会計補正予算の歳入の中の24,25ページをお開きいただきたいと思います。款・県支出金,項・県負担金,目・衛生費県負担金,節・保健衛生費負担金の予防接種事故対策費負担金23万3,000円ですが,後ほど説明いたします予防接種事業の予防接種健康被害救済費31万1,160円に対する県負担金で,負担割合は4分の3であります。
 歳出関係では,34,35ページの款・衛生費,項・保健衛生費,目・予防費,節・負担金補助及び交付金の予防接種事業の予防接種健康被害救済費31万2,000円ですが,予防接種事故の救済措置制度の補償のもので内訳としまして,医療手当金30万4,500円と医療費の自己負担分6,660円に対応する部分です。
 次に同じページの目・市民健康管理費,節・報償費の母子保健事業の看護師等報償34万8,000円ですが,石岡保健センターにおいて,保健師1名が12月31日退職に伴い,乳幼児健診等の母子保健事業を円滑に行なうためのスタッフ要員の補充として看護師,栄養士,歯科衛生士,助産師を雇い上げるための費用であります。
 次に同じページの節・委託料の結核対策事業の結核検診委託料105万9,000円でございますが,結核検診については総合健診協会による集団検診と医療機関健診で実施をしております。平成19年度においては,医療機関健診が平成18年度の実績245名に対し,950名の健診が見込まれることが補正すべき大きな要因となっております。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

学校教育課長)理科支援員等配置事業についての補正についてご説明いたします。歳入についてですが,24,25ページでございます。款・県支出金,目・教育費委託金,補正額74万7,000円,節・教育総務費委託金についてですが,理科支援員等配置事業は,子供たちの理科離れの改善と教育の指導力の向上を目指して,理科が得意な外部人材を小学校の理科授業に活用するもので,全国の全ての小学校へ理科支援員あるいはまた理科特別講師として配置,派遣される事業です。実態として独立行政法人科学技術振興機構が各都道府県に委託契約して,茨城県が各市町村教育委員会に再委託するものです。経費は全て茨城県教育委員会から石岡市に委託金として配分されますが,それにつきまして歳出ですが,40,41ページでございます。款・教育費,目・事務局費,節・報償費の47万5,000円,旅費の16万円,需用費11万2,000円についてですが,まず報償費47万5,000円につきましては,理科の特別講師に対する謝礼が7万5,000円,理科支援員報償費として40万円,理科支援員の普通旅費として16万円,それらにかかるその他の消耗品費が11万2,000円ということでございます。
 今年度の石岡市では,8校の小学校へ理科支援員を配置し,残りの11校の小学校へは理科特別講師を派遣するというようになっています。よろしくお願いいたします。

学校給食課長)補正予算書の42,43ページでございます。学校給食センター費の補正,調理業務経費で,臨時事務員賃金で13万3,000円を補正するものでございますが,これは給食センターの事務補助として臨時職員を雇用しておりますが,教育委員会といたしまして障害者の法定雇用率を達成するために2月から障害者を雇用するものであります。法定雇用率を達成するためには,職員に準じまして30時間以上の勤務時間が必要でありますので,当初6時間以内でみていた賃金が不足することから今回補正するものでございます。以上でございます。

國司委員長)以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。

池田委員)この難病といわれる特定疾患の方13人に対して,お1人3万円掛ける13人で39万円の支出ということでありますが,この難病といわれる特定疾患についてはどのような疾病なのか,その内容についてお伺いしたいと思います。

社会福祉課長)石岡市でこの難病関係は45の疾患の内容について,難病に保健所の認定があった場合に3万円の申請をしてございます。45の全部ではございませんが,特に多い難病の方,腫瘍性大腸炎,パーキンソン病の関連疾患,皮膚筋炎及び多発性筋炎,こういう方が30名ないし20名を超えてございます。そのほかクローン病とか数々の難病がございますが,45疾患あるうち約半分程度の疾患でございます。

池田委員)了解しました。ありがとうございました。

川村委員)93ページの居宅介護福祉用具購入経費と居宅介護住宅改修経費についてちょっとお伺いをしたいわけなんですが,これは受領委任払いになりまして補正が組まれているわけなんで,前よりは増えているのかなとは思いますが,物品を購入するときに契約なされていないとできないわけでございますけれども,石岡市が物品購入業者と何社ぐらい契約なさっているのかちょっとお伺いしたいと思います。

國司委員長)暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

國司委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。

介護保険室長)先ほどの質問ですけど,業者ですけど,何社という質問に対しまして,平成19年度は10社と契約しております。それから住宅のほうにつきましては16社です。それから平成18年度,19年度,同じ5月から12月の件数を比較しましたところ,18年度は福祉用具関係95件,19年度は122件,27件の増になってございます。それから福祉用具の予防関係ですけど,こちらが18年度は1件,19年度は19件,18件の増になっております。それから住宅改修のほうですけど,18年度は61件,19年度は74件,13件のプラスになっております。それから介護予防の住宅改修関係ですけど,18年は2件でした。19年は20件。18件の増になってございます。これは5月から12月までの期間の比較でございます。

川村委員)ありがとうございます。これは基本的にいいますと,福祉の物品購入でもケアマネージャーさんが付いているからいいのかと思いますけれども,たぶんどこで買ってもいいというのではなくて契約業者と買わなければいけないとなってると思いますので,その辺のところがきちんと明確になっていないと利用なさる方が困ってしまうのかなということで,お伺いしました。できればこれは前もってこれぐらいだと,本当はどことどこがやっているだよと係の人がわかってなくちゃいけないのかなと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。

國司委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第121号「平成19年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」のうち,当委員会所管に係る部分,議案第125号「平成19年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第3号)」のうち,当委員会所管に係る部分の計2件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,いずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第122号「平成19年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」のうち,当委員会所管に係る部分を議題といたします。
 本案について,執行部より説明を求めます。

保険年金課長)議案第122号「平成19年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」についてご説明申し上げます。先に56,57ページの歳出をご説明いたします。老人保健拠出金の医療費拠出金424万8,000円の増でございますが,平成19年度の拠出金額が14億4,481万5,585円と決定いたしましたので,その不足額424万8,000円の補正をお願いしております。
 次に保健事業費の疾病予防事業の人間ドック健診補助金285万円の増でございますが,平成18年度は565件,1,362万円の補助実績がございました。平成19年度当初予算では586件,1,422万5,000円を計上しておりましたが,上半期ですでに354件,837万5,000円の補助実績がございまして,下半期も365件,870万円ほど見込んでおりますので,その不足額285万円について補正をお願いしております。
 次に諸支出金の償還金,国庫負担金返還金1億4,139万9,000円でございますが,昨年度国保連合会からのデータなどを基にサラリーマン等の退職者について探し出しまして,一般被保険者から退職被保険者へ2億円を超える金額の振り替え作業を当課のほうで行なっております。医療費の財源につきましては,概ね一般被保険者につきましては公費が50%,うち国庫負担金が34%,保険税が50%で賄っております。一方退職被保険者につきましては,社会保険診療報酬支払基金からの療養給付費等交付金が50%,残り50%が保険税で賄っておりまして,この振り替え作業の結果1億101万3,000円が国庫負担金返還金となりまして,その分療養給付費等交付金が交付されることとなりました。さらに18年度決算におきまして,一般被保険者にかかる給付費が2億5,000万円以上不要額が出ましたものですから,その精算分も含めまして,今回1億4,139万9,000円の返還となったものでございます。
 続きまして戻っていただきまして54,55ページの歳入でございます。最初に国庫支出金,療養給付費負担金の老人保健医療費拠出金144万4,000円でございますが,歳出でご説明申し上げました老人保健拠出金の医療費拠出金424万8,000円の財源といたしまして,負担割合でございます34%分を予算計上いたしたものでございます。
 次に同じ国庫支出金,財政調整交付金の老人保健医療費拠出金財政調整交付金38万2,000円でございますが,先ほどと同じく老人保健拠出金の医療費拠出金分の財源といたしまして,負担割合であります9%分を計上いたしたものでございます。
 次に1つ飛ばしまして県支出金の財政調整交付金の老人保健医療費拠出金財政調整拠出金29万7,000円でございますが,これも先ほどと同じく老人保健拠出金の財源といたしまして,負担割合でございます7%分を計上いたしたものでございます。
次に1つ戻りまして,療養給付費等交付金1億1,496万8,000円につきましては,歳出の国庫負担金返還金でご説明申し上げました一般被保険者から退職被保険者への振り替え作業の結果,交付されることになったものでございます。
 次にその他の補正の財源といたしまして,繰越金,その他繰越金3,158万8,000円を計上いたしました。これにつきましては平成18年度からの繰越金が2億3,341万2,000円ほどございましたので,その一部を予算計上いたしたものでございます。以上でございます。

國司委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。

菱沼副委員長)疾病予防事業の中で人間ドック健診補助金ということで今回285万円が計上されているわけでございますけれども,現実に18年度,また今年度の人間ドックにかかられている数,どのくらいいらっしゃるのかお伺いしたいと思います。

保険年金課長)人間ドックの18年度の実績につきましては,565件,1,362万円の補助実績でございます。19年度につきましては,上半期現在,9月末でございますが,354件,837万5,000円の補助実績がありまして,やはり退職の方が増えてございまして人間ドックの申請がかなり増えてございます。その関係で下半期も365件を見込んで不足を計上させていただきました。以上でございます。

久保田委員)補正前から比べるとかなりの償還金の額が大きいわけでございますけれども,確かに団塊の世代の皆さんが退職なされて国保のほうに入ってくる,その関係でこういう当初の見込み額よりは償還金の額が増えたのかなと思ったんですが,もう少しわかりやすいようにご説明願えればありがたいんですが。

保険年金課長)国保の被保険者には一般被保険者と,サラリーマンなど退職をされた退職被保険者がございます。本来,退職されて国保に加入されるときに退職被保険者で加入していただければ問題ないわけなんですが,その中で一般で加入しているというケースがございます。これについては,社会保険庁などの年金データ,そういうものと突合しないと前職がサラリーマンだったかというのがわかりません。そういう関係で昨年度,件数にしまして505人分,レセプトデータ等でいきますと1万5,000件分くらいの一般か退職かという振り替え作業というのを行なっております。財源的に申し上げますと,一般被保険者は半分が国庫負担金等の公費です。退職被保険者は半分が療養給付費等交付金ということで,支払基金等から交付されるお金でございます。ですから一般が減って退職が増えたということになりますと,2分の1の国庫負担分は減って,逆に療養給付費等交付金が増えるということでございます。これが今年度ではなくて,昨年度の過年度の分がございましたので,今回は過年度の分としまして国庫負担金をお返しして逆に今年度分として療養給付費等交付金をいただけるというようなことになったものでございます。以上でございます。

久保田委員)そうしますとプラス,マイナスは変わらないということで理解してよろしいですね。そうすると例えばこれから退職者が増えていく中で,国保の財源見通しというのはどういうふうに捉えられているんでしょうかね。

保険年金課長)今のご質問のとおり今後退職者が増えると,国保財政がかなり厳しくなるということになります。そういう中で国のほうで平成20年4月から,65歳以上74歳まで,法律的には前期高齢者と申しますが,この方たちについての財源調整制度を創設されることになります。今までの退職の方が,今度は一般扱いとなりまして,全体的に被保険者,社会保険であるとか,国保であるとか,全体がお金を出してプールしたお金の中でその加入者の割合等に応じてお金をいただけるというような財源調整制度に変わります。これは全体でお金を拠出してプールした中でお金のかかるところにいただけるというような形になりますので,国保については退職されて加入される方が多いもんでございますから,出すお金よりもらうお金の方が多いと。基本的には20年度は出すお金がなくてもらうお金だけが計上になるだろうということで今現在予算編成作業を進めているところです。

國司委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第122号「平成19年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」のうち,当委員会所管に係る部分を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第132号「石岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。
 本案について,執行部より説明を求めます。

保険年金課長)議案第132号「石岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を制定することについて」をご説明いたします。提案理由及び改正要綱でございますが,地方税法の改正に伴いまして,平成20年4月1日から老齢等年金給付の支払を受けている65歳以上の国民健康保険の被保険者である世帯主に対して課する国民健康保険税を原則特別徴収の方法によって徴収するものとする改正でございます。
 具体的には平成20年4月1日から特別徴収,いわゆる年金からの天引きの対象となる方は,介護保険料を特別徴収の方法によって徴収されている方のうち,世帯内の国民健康被保険者全員が65歳以上75歳未満の世帯の被保険者である世帯主でございまして,老齢年金等の給付額が年額18万円以上,なおかつ介護保険料と国民健康保険税の合算額が年金の受取額の2分の1以内の方が対象とされてございます。それ以外の方につきましては,今までどおりの徴収,普通徴収ということになります。
 条例の改正の箇所でございますが,特別徴収を規定するため,第12条から第18条及び第9条が新たに加わりました。最初に第12条でございますが,老齢等年金給付の支払を受けている年齢65歳以上75歳未満,これにつきまして平成20年4月以降につきましては,75歳以上の被保険者の方は後期高齢者医療制度に移行されますので,国保の被保険者は75歳未満までとなります。65歳以上75歳未満の国民健康保険の被保険者である世帯主に対して課する国民健康保険税を特別徴収の方法によって徴収することを規定しております。
 次に第13条でございますが,特別徴収義務者,これにつきましては老齢年金等の給付を支払をするものという規定でございます。
 次に第14条でございます。老齢年金等の支払をするもの,いわゆる年金保険者は年金支給額に徴収した保険税を翌月の10日までに納入する義務があることを規定してございます。
 次に第15条でございますが,地方税法718条の5第1項に市町村は被保険者が資格を喪失した場合は,その旨を直ちに年金保険者及び被保険者に通知すること,と定められておりまして,年金保険者はその通知を受けた場合,保険税の徴収,納入の義務がなくなり,徴収した実績を直ちに市長へ通知するということを規定してございます。
 次に第16条でございますが,すでに特別徴収対象の被保険者であったものにかかる仮徴収について規定してございます。保険税の算定のスケジュールにつきましては,7月に本算定を行いましてその年度の保険税の賦課決定し,年金保険者に通知後,10月1日から翌年の3月31日の間に支給する年金から特別徴収するわけでございますが,これが本徴収でございまして,第16条は,前年の10月1日から翌年の3月31日の間までに支給する年金から特別徴収されていた方について,4月1日から9月30日の間に支給する年金から特別徴収する仮徴収についての規定でございます。
次に第17条でございますが,新たに前年度に特別徴収対象被保険者になった方にかかる仮徴収について特別徴収対象被保険者になった期間ごとの仮徴収をする期間について規定してございます。
 次に第18条でございますが,特別徴収の方法によって徴収されないこととなった場合においては,普通徴収の方法によって徴収する規定及び特別徴収した税額が対象保険税額を超える過納または誤納になった場合,特別徴収対象被保険者の未納にかかる徴収金に充当する規定でございます。
次に第9条でございますが,第12条,第16条,第17条に係る特別徴収の方法によるほか普通徴収の方法によって徴収する規定でございます。
その他の改正でございますが,第10条の納期,第19条の徴収の特例につきましては,「普通徴収によって」という文言を加えましたほか,参照する条番号が変更となりますが,内容等の変更はございません。
 それから附則につきましては,経過措置の4,5におきまして,平成19年10月1日に老齢等年金給付の支払を受けている年齢65歳以上の国民健康保険の被保険者である世帯主について,平成20年4月1日から9月30日の間に支給する年金から19年度の国保税を基礎に特別徴収する仮徴収について規定してございます。以上でございます。

國司委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第132号「石岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第133号「石岡市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。
 本案について,執行部より説明を求めます。

保険年金課長)議案第133号「石岡市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」をご説明いたします。
 提案理由でございますが,学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴いまして,石岡市医療福祉費支給に関する条例の引用している条番号を変更するものでございまして,医療福祉費そのものの変更はございません。条例の引用箇所でございますが,母子家庭の母子,父子家庭の父子で20歳未満の児童で高等学校に在学しているものは,現在医療福祉費支給の対象としておりますが,その高等学校の種類について別表第1におきまして,学校教育法の定める各高等学校を列記しておりますが,今回学校教育法の改正に伴いましてその引用している条番号を変更したものでございます。以上でございます。

國司委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第133号「石岡市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第134号「石岡市地域包括支援センター条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。
 本案について,執行部より説明を求めます。

高齢福祉課長)議案第134号「石岡市地域包括支援センター条例の一部を改正する条例を制定することについて」ご説明をいたします。
 提案理由といたしまして,現在の地域包括支援センターは,石岡市の保健センターのところに設置してございます。それをふれあいの里ひまわりの館に移転するものでございます。改正内容でございますけれども,地域包括支援センター条例の第2条の変更で「石岡市大砂10527番地6」に移転するものでございます。以上でございます。

國司委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。

菱沼副委員長)今,高野課長から説明があったわけなんですけれども,実際移転される場合,移転にあたりましての費用とかもしお分かりになれば。それから部屋の間取りといいますか,それがどのようになっているのか併せてお伺いしたいと思います。

高齢福祉課長)工事費といたしまして1,550万円の改修工事費を計上してございます。間取りでございますけれども,現在の介護研修室を事務所にすることで考えております。

國司委員長)ほかに質疑はございませんか。

高齢福祉課長)ただ今介護研修室と申しましたけれども,社会福祉協議会の事務所が入っております後ろにふれあい会議室というのがございます。そこを事務所にと考えております。

菱沼副委員長)今までの会議室はどうなりますか。

ふれあいの里館長)お答えいたします。現在のふれあい会議室は,市役所の会議とか,一般の方の会議とかではなく役所関係の会議に使っておりますので。福祉作業所はご存知でしょうか。その前に現在福祉作業所のほうでお昼休みだけ休憩に使っている場所があるんですが,そちらのほうを代わりの会議室として現在のところ考えてございます。

國司委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第134号「石岡市地域包括支援センター条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本委員会に付託されました案件の審査はすべて終了いたしたわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取り扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他の件といたしまして保健福祉部より発言を求められておりますので,これを許します。

社会福祉課長)今現在,地域作業支援センターとして,先ほどの少年スポーツ広場の反対側の路地を入ったところに「けやきの家」といった福祉作業所がございます。そこは,建物は市の建物でございますが,土地が借地でございます。そこで53年の7月1日から30年契約で来年度20年の6月30日をもって借地契約が終了となります。そういうことで地主さんと今年度話し合いを持ったところ,今後借地契約をできないというご意見をいただきました。その代わりそこの土地を購入してはいただけないかと,そこばかりでなくそこに隣接し,同じような隣接地があるものですから,そこも含めてお考えをいただきたいというようなご意見をいただきました。そういうことから部内において土地の購入を含めた検討をいたしました。購入する案,それから給食センターとか国府会館の跡地とあとは民間の遊休施設等も考慮に入れて検討していたところでしたが,ボランティアセンターが駅前のところで現在活動をしておりますが,そこが20年度から移転するということがわかりましたので,そのボランティアセンターも含めて検討をさせていただきました。慎重に検討をしましたところやはりボランティアセンターは駅から近いということもございますし,市街地に位置しておりますので,障害者が市街地で活動をするということはそういうノーマライゼーションの理念,やさしいまちづくりの観点からも有効であると部内でも考えました。また政策調整会議におきましても購入も含めて検討をしていただきまして,障害者施策の推進,市の費用負担等を考えた場合,現在の土地を購入せずに,市有財産であるボランティアセンター移転跡地の利用を最優先に調整をするということが大勢を占めてございます。それで今現在の土地を購入する場合の積算でございますが,現在地は624.36平方メートルを借りてございます。固定資産税の評価額が1,096万3,000円。そのほかに含めて買ってほしいといわれた場所が273.95平方メートル,評価額で632万1,000円でございました。併せて1,728万4,000円でございますが,不動産鑑定等はしておりませんが,固定資産評価額は7割で評価をされてございますので,0.7で割り返しましたところ2,469万1,000円という数字が出てございます。それでボランティアセンターに移転をした場合には,今現在の建物が解体や造成で450万円,移転先で見ましたところ雨漏り等が非常にありますものですから,それと室内のリフォームも若干させていただきたいということで350万円。エアコン等の設備でクーラーしか入ってございませんので,それも含めて150万円。併せて950万円等を見込んでございます。買う場合には2,500万円。解体等を含めて整備する場合が950万円ということでございます。「けやきの家」で今現在通所している障害者の方は18年度現在は24名でございます。以上でございます。

こども福祉課長)こども福祉課から3件ほどご報告を申し上げます。はじめに統合保育所建設についてご報告をいたします。お手元に資料を配らせていただいておりますので,ご覧いただきたいと存じます。統合保育所建設につきましては,6月の教育福祉委員会におきまして地元説明会の状況,また,2つの民間幼稚園からの要望についてご説明を申し上げましたが,その後,幼稚園側と協議を進め,10月19日に幼児施設設置協議会を開催いたしまして,統合保育所建設に伴う2つの民間保育所の開設受け入れについてご説明をし,全会一致でご賛同を得たところでございます。
 今後の予定につきましては,早急に建設予定地の選定を進めまして,用地取得を要する場合は平成20年度に用地の取得,それから地質調査,設計の委託,21年度に建設を行ないまして,22年4月に開所を予定しております。下にわかりやすく今後の予定等について記述してございます。これからの予定でございますが,本日委員会に報告の後,建設規模及び場所の検討。民間幼稚園側におきましては,社会福祉法人等の認可の手続き等をしていただきます。平成20年度におきましては,統合保育所関係は用地購入,地質調査,設計委託。それから社会福祉法人による民間保育所の建設を予定しております。21年4月に民間保育所が開所予定。21年度に統合保育所の建設を行ないまして22年4月が統合保育所開所という段取りで考えております。
 次に,資料はございませんが,本年4月から第3子以降児童の保育料無料化等の施策に取り組んでおりますので,その申請状況についてご報告をさせていただきます。11月末現在,申請件数が185件。うちすでに国の施策によって無料のものが1件ございました。また,支援要件に該当しないものが1件ございました。その他市税の滞納により保留となったものが2件。計4件を差し引いた181件,児童数では188名の方が保育料の無料化等施策の該当になりました。なお,保育料徴収基準額表の2階層から4階層までに該当いたしまして,保育料が無料となる児童でございますが,188名中90名おります。5階層から7階層に該当し,毎月1万円を限度として支援を受ける児童でございますが,98名という状況でございます。また,この188名の支援にかかる市の負担でございますが,月額で210万3,000円ほどというような状況でございます。ちなみに4月から11月末の総支援額ですが,1,593万4,000円ほどになります。これから12月から3月の見込み額を含めた総支援額でございますが,2,430万円ほどとなります。
 続きまして先日お配りさせていただきました次世代育成支援地域行動計画の実施状況につきましてご報告を申し上げます。先月皆さんのお手元に平成18年度石岡子育て夢づくり応援プラン実施状況という冊子をお配りさせていただきましたが,次世代育成支援地域行動計画は毎年少なくとも1回実施内容を公表しなければならないとされておりますので,このほど平成18年度の実績と平成19年度の実施状況見込みを取りまとめ,作成したものです。計画の中に盛り込まれました事業は,平成18年度153事業でございましたが,平成19年度は乳児保育促進事業,これが国,県の補助事業から削除されましたことから,総事業数は1つ減りまして152となりました。この152事業のうち,目標値を達成している事業ですが,昨年の20事業から5つ増えまして25事業に。また,目標値に達しておりませんが実施中という事業は118から1つ減って117。事業等を検討中という事業は12から7事業に減少いたしました。次世代育成支援地域行動計画の実施状況の概要等については以上のとおりでございます。よろしくお願いをいたします。

國司委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

久保田委員)統合保育所建設に関して,既存の保育所を民間幼稚園が継続して民間保育所を開設したいと理解してよろしいんですか。それとも今まで旧八郷地区は民間保育所というのはなかった。その関係で既存の幼稚園が民間保育所併設というようなことになるのか,これだけではわかりかねるんで,ご説明をいただきたいと思うんですが。

こども福祉課長)その辺の経過等について,若干お時間をいただいてご説明させていただきます。統合保育所の計画を進めるにあたっては,将来の幼児人口を推計いたしました結果,いろいろ送迎の点で問題はありますけども,将来の子供の数からいえば統合保育所は1か所でよいのではないかということになりまして,市といたしましては保育所を1か所に統合したいというようなことで地元説明会に入った次第でございます。そうした経緯の中,昨年認定子ども園という制度ができました。この認定子ども園という制度は待機児童対策として今度幼稚園でも乳幼児を預かることができるというような制度でございますけれども,この制度ができたものですから,統合を進めている地域の中に2つの民間幼稚園がございます。この民間幼稚園が認定子ども園をやる予定でいるとしましたら統合保育所についても規模を再度検討しなくてはならないというようなことで,民間幼稚園のほうへお邪魔しましてその辺の意向を聞きました。そうしましたところ北部にありますほしのみや幼稚園ですが,これは19年の4月から認定子ども園を予定しているというようなお話でございました。私どもといたしましては,そのときに統合保育所建設に対する市の考えを説明したところ,ほしのみやさんは統合保育所が1か所ではこの北部地域の皆さんが大変不便になるのではないかと。市の協力が得られるのであれば,今,加波山の中腹にほしのみや幼稚園があるわけですが,その場所から下に下りて,新しく保育所をやってもいいというような話があったわけでございます。そうした意見がございまして,私どもといたしましてはとりあえず意見をお聞きしてきたわけでございます。なお,八郷幼稚園においては,旧八郷町時代に町に新しく保育所を開所したいと要望をしたが,町の統合保育所の計画もよく煮詰まっていないということで延期になったという話がございました。私どもは市からの協力が得られればやりたいんだと,まだ考えは変わっていないというような状況でございました。私ども統合保育所の計画を進めるにあたりまして,一番懸案でありましたのが北部地域の子供たちの送迎,これが1か所になった場合には大変な距離が,大体遠いところだと柿岡地区まで約十二,三キロメートルございますので,これが一番の懸案であったわけです。そうした状況の中で,もし星の宮で担っていただけるのであればそうした問題も解消できるというようなことを考えた次第であります。星の宮の意向を受け入れることによりまして地域の皆さんが送迎の点で大変便利になる。また,市も統合保育所の規模を小さくすることになりまして,建設費,その後の運営経費,そういったものも少なくなる。それから仮に星の宮さんの保育所ができても,統合保育所は送迎バスを運行いたしますので,地域の皆さんは統合保育所でも民間の保育所でもどちらでも選ぶことができると,これから選択の幅が広がる。それから星の宮さんは幼稚園としての実績もあり,ほかの市町村で保育所も経営していらっしゃる。また,八郷幼稚園等におきましては,先ほど申しましたように旧八郷町の時代に開所を要望した経緯がある。またこれまで幼児教育に尽力されてきた経緯があると。そしてこれからも乳幼児の教育,保育に携わりたいと,そうした意向がある。そのようなことで,この2つの幼稚園側の考え,希望を受け入れることによりまして,市のほうでは1つと考えていたわけですが,地域の中に統合保育所も含め3つの保育所ができればより地域の皆さんは便利になる。一方市の財政負担も軽くなると,そういうようなことで受け入れを考えたわけでございます。
 新しく幼稚園側で建設する場所については,今の施設の別に新しくというようなことでございまして,星の宮さんの場合には恋瀬地区,瓦会地区,葦穂地区の子供たちが入れるようなところに造りたい。それから八郷幼稚園の場合には林地内にということで考えているようでございます。以上でございます。

久保田委員)そうしますと今まで旧八郷町が持っておった保育所は,ほとんどが公民館とかとの複合型の保育所が多いわけですよね。その施設を使うわけではないんですね。わかりました。そうすると今までの保育所はどういうふうにされる予定なのか。その辺はどうなんでしょうか。

こども福祉課長)内部に公共施設等活用調査検討委員会等がありますので,その中でも審議していただいて検討していくことになると思いますが,現段階で事務局のほうで検討している状況をご紹介させていただきたいと思います。柿岡と葦穂が市の所有地でございます。なお,恋瀬は大半が借地でございます。それから瓦会が一部借地,林も一部借地というような状況でございます。瓦会等におきましては,公民館で敬老会とか健康健診,そういったものの時に駐車場が不足しておりまして,県道のところにありますマルミヤ商店さんの向かいの空き地等も借りて対応しているというような状況でございますので,駐車場用地として活用してもよろしいんではないかというふうに考えております。また,林地区でございますが,近くにあります林地区公民館駐車場,これも借地であるというようなことでございますから,借りている分については返却をいたしまして,駐車場として活用したらどうかと考えております。それから恋瀬でございますが,できるだけ借地等については返す方向で考えたらどうかと考えております。柿岡,葦穂等の利用案につきましては,現在いろいろ模索しているところでございます。以上でございます。

久保田委員)概要については理解できました。いずれにしても,統合保育所が1つ,民間保育所が2つということになると。当然,公の部分と私の部分の比較が,市民の皆さんからされると思われます。我々今まで保育所の関係を見てきておりまして,どうしても民間保育所のほうが保育メニューが充実しているという傾向があるんですね。そういうことで民間のほうへ流れてしまうというような傾向が旧石岡においては見られているんですね。その辺統合保育所,当然統合されるということであれば市民の皆さんは,子供たちを送迎していただいたとしても,やはりサービスの低下につながるわけですよね。そういう意味で統合した保育所は充実したものになっていかなければならないと私は考えますので,その辺のところを十分考慮していただいてこの建設にあたっていただきたいなと願っております。

櫻井委員)統合保育所の件なんですけれども,中段ほどに平成20年用地購入と予定されているようですけれども,用地に関して適当な市有財産があるのかないのか,購入しないでね。私はどっかあるんじゃないのかなという気がするんですが。そういう点はお考えになっているんですか。

こども福祉課長)建設予定地等につきましては,現在八郷支所の前の職員駐車場で使っている部分,それから高齢者センター前の古い柿岡中学校の跡地,それからちょっとこの間話があったので見てきたんですが,八郷高校の跡地,そういったものを見させていただきました。いろいろ検討しているところでございます。

櫻井委員)できれば市有財産を活用していく方向でやられたほうが,私はベストなのかなというふうに思いますので,その辺のところよろしく考えて実行していっていただきたいと思います。以上です。

こども福祉課長)ただ今議員さんが申されましたように,できるだけ財政負担がかからない方向で選定してまいりたいというふうに思っております。

國司委員長)ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,この件については以上で終結いたします。
 そのほか,保健福祉部関係で何かございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,保健福祉部の説明員につきましては,ご退席いただいて結構です。ご苦労様でした。

〔保健福祉部退席〕

國司委員長)次に,「東小学校校舎改築基本構想について」を議題といたします。
 先の当委員会の中で,執行部から,学校施設整備計画検討委員会の報告書の内容について,説明がなされたところであります。それによると東小学校の建設については,来年度にも実施設計を行い,改築を進めるべきであるとのことでありました。それに関連し,さらに執行部から,旧石岡市において決定していた東小学校の建設基本構想の内容について,改めて当委員会として意見を求められたわけでありますが,その際,当委員会としてはすでに決定しているとおりB案で実施してもらいたいとの結論を出したわけであります。
 しかしながら,この件について執行部から,前回の説明に不十分な点があり,再度説明をしたいとの申し出があったため,本日改めて議題とするものであります。
それでは執行部から,この件について説明を求めます。

教育次長)今委員長の説明にもありましたように東小学校の改築の進め方につきましては,前回11月27日の教育福祉委員会の中でご議論をいただいたところでございます。しかしその際に,説明不足の部分がございました。また,その後企画,財政と話し合いを持ったところでございますが,課題となったところもございます。今回はそのようなことも含めまして説明させていただきまして,さらにご意見を頂戴いたしたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。説明は教育総務課長の方からさせていただきます。

教育総務課長)私の方から説明をさせていただきます。東小学校の改築は,当初合併特例債事業としまして29億8,000万円の予算内で建設の計画を進めてまいりました。しかし,現在厳しい財政状況の中,事業費の削減を余儀なくされているところでございます。しかし教育委員会としましては,財政難を理由に事業内容を変更するわけにはいかないということで,児童生徒にとって最もよい教育環境を確保するためにはどうあるべきかということを再度検討協議しまして,その内容を資料としてご説明したいと思います。
 まず3枚の資料でありますが,一番最初に「児童生徒数及び学級数の推移」というのがございます。当時,新築の年度,完成年度が定かでありませんでしたが,クラス数が21学級で推移しております。ただ今回,来年度実施設計で22年度完成ということで,あくまでも基準となるクラス数が19クラスとなります。ただその後また児童生徒の推移がありまして,21クラスまで増えていくという中での事業費となっております。
 次のページをお開きいただきまして,「公立学校施設関係法令集」の小学校の校舎必要面積の早見表で,我々は当初29億8,000万円の合併特例債予算内で21クラスという部分で数字が並んでおります。これは表でございますが,これには特殊学級が1クラスか,2クラスか,3クラスかによって面積が変わっております。この表には書ききれなかったもので口頭で大変申し訳ないんですが,説明させていただくんですが,石岡市の場合には「温暖地」の面積になります。特殊学級は3学級ではなくて,現在東小学校は知的教室が2クラス,情緒教室が1クラス,言語教室1クラスで4クラスあります。この表にはございませんが,21クラスの場合には7,305平米の最大の補助が出る面積がございます。ただ先ほど申し上げますように22年度の校舎改築時には19クラスになってしまいます。ということで,特殊学級が4クラスの場合には6,897平米。198平米増えるだけなんですが,そういう部分も加味しながら考えております。ただその後,先ほどもご説明しましたが,2,3年先には21クラスという部分が出てきますので,19クラスで造ることには非常に問題があると。それで厳しい財政の中削減が求められております。ただ校舎と体育館に限っては補助金が出ます。ただ工事の中で仮校舎と解体工事,造成の部分に関しては一般財源で対応してくださいと,そういう部分で再度教育委員会の中で協議をしたと,そこではあくまでも財政難のためではなく,児童生徒が学校建設が終わった中でよりよい教育を求められるのにはどうあるべきかというのを,最後のもう1つの表でこういうスペース,教室があれば教育環境を確保できるだろうということで一つ一つ洗い出していきまして,合計面積としては6,400平米,多目的教室もありますし,ワークスペースも設けた中での6,400平米であれば,出来上がった面積の確保というのは十分教育に支障はないだろうという結論に達しました。ここで今回の説明の要点でございますが,ここまでは面積の削減を考えまして,もう1点は前々から基本構想の中で出ております全面仮校舎,一部仮校舎,仮校舎なしの案でございますが,厳しい財政状況を考慮して仮校舎がない工法と,先ほど言いました造成もしくは解体工事,その補助が効かない部分の事業費削減を進めたいと考えております。これら事業費削減は健全な石岡市の財政状況を推し進める上で必要でありますので,ご理解とご協力をお願いしたいと思います。以上です。

國司委員長)以上で説明は終わりました。
 ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

櫻井委員)前回もこの件については話を伺いました。コストの件で私はご意見を言わせていただきましたけれども,ずっと全国を見回してみますと,立派な校舎で建設コストを下げて造っている校舎がいくつか事例があるんです。これで対応できるというんであれば,私は素人ですからわかりませんが,この面積でいいのかなと思いますし,将来のことを考えたときにこれでは狭いのかなということもあるのかなと。できるだけ当初の建設面積を維持するような形で,私はもう少し建設コストのほうで私は工夫する部分があるのかなと思うんですよね。そういう事例は民間でたくさん知っている方はいます。そういうものを研修というか,そういうものをしてこられればもっと違った形の学校ができるんじゃないかなと思うんです。漠然としたお話になっちゃうんですけれども,そういう事例が数々聞かれますので,いいものはまねしていけば財政難ということに関してクリアできるんじゃないかなという気はするんです。入札で叩き合ってというような話じゃなくて,現実そういうことをやっているところはあるんです。私もいくつか聞いていますので,そういうところを本来であれば視察研修をなさってアイデアを頂戴してやると,もっと楽に計画が実行できるのかなという感じはします。以上です。

川村委員)A案,B案,C案の件もそうなんですが,基本的に言いますと学校というのは50年間使うわけですから,例えばコストが上がっていいというんじゃなくて,安くいい学校をどうやって造るか。それから環境を考えて造らないと,例えば運動場が狭いとか,使い勝手が悪いとか,今後ですとバリアフリーは最低限必要なわけですから,そういうものを入れて,これはコストがかかるから止めるんじゃなくて最低限度の基準は満たして,勉学に励む人たちのことを思ってまず考えるべきであって,それから先ほど櫻井委員がおっしゃっていたように創意工夫というものを考えていかないと,仮校舎はだめ,いいというんじゃなく,やっぱり環境を守りながら勉強に支障がないような,それから今後50年間使うわけですから,そこで勉学がいい状況でやれるような設計を考えていかないと。まず金ありきではないと思いますので,その辺のところをよく考えていただいて折衝をしていただければありがたいなと思います。

國司委員長)暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

國司委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,この件については以上で終結いたします。
 その他として,ほかに発言はございませんか。

池田委員)去る9月6日,7日でございますが,台風通過に伴いまして,児童生徒の安全の確保という観点から臨時休校になったわけでございます。そのときに授業時間の確保ということで,それなりの配慮あるいは措置をとっていただきたいということをお願いしておりましたところ,冬休み明けの1日を授業にするということで,大変ありがたく思っているところでございます。今後授業時間の確保というのは大変難しい昨今でありますので,その点また配慮をいただければと思っております。ありがとうございました。

國司委員長)ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ないようですので,次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

國司委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,本日の教育福祉委員会を閉会いたします。



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