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議会中継
  


 第2回委員会 (5月28日)
出席委員 川井貞夫委員長,島田久雄副委員長,菱沼定夫委員,磯部延久委員,大和田俊樹委員,塚谷重市委員
市執行部 【生活環境部】
生活環境部長(吉田隆重),生活環境部次長(村田寛),生活環境部次長(市民生活担当)(小沼茂夫),生活環境部次長(環境・水道担当)(真家寛),市民生活課(鈴木正治),市民課長(栗崎孝夫),環境対策課長(羽成善信),水道課長(櫻井正夫),市民会館長(梅澤信尾)
【経済部】
経済部長(岡野佐エ),経済部次長(蔵本宏一),経済部次長(農政担当)(稲田明弘),農政課長(大図哲雄),地籍調査推進室長(友水敏男),商工観光課長(沼田耕)
【農業委員会事務局】
事務局長(水越進)
議会事務局 庶務調査課長(松崎守男)



川井委員長)改めまして,おはようございます。それでは,ただ今から市民経済委員会を開会いたします。本日の議題は,当委員会所管事務の調査についてでございます。
 次に,本日説明員として出席した者は,お手元の出席者名簿のとおりでございます。
 それでは,最初に当委員会の委員から自己紹介をいたします。副委員長より順次,お願いいたします。

島田副委員長)副委員長の島田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

塚谷委員)塚谷でございます。又,市民経済委員会になりましたので,よろしくお願いいたします。

大和田委員)大和田です。よろしくお願いします。

磯部委員)磯部でございます。

菱沼委員)菱沼です。よろしくお願いします。

川井委員長)それでは次に,執行部職員の自己紹介を兼ねて,各部局の所管事務について,職員の配置状況をはじめ,事務分担とその概要並びに平成19年度の主要事業等について順次,各部局より説明をお願いしたいと思います。
 最初に生活環境部よりお願いいたします。

生活環境部長)おはようございます。私ども生活環境部の職員の紹介をさせていただきます。
 最初に私,生活環境部長をしております吉田隆重でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 次に生活環境部の次長をしております村田寛でございます。次に参事兼市民生活担当の小沼茂夫でございます。次に参事兼環境・水道担当の真家寛です。次に市民生活課長をしております鈴木正治です。市民課長をしております栗崎孝夫でございます。環境対策課長をしております羽成善信です。水道課長をしております櫻井正夫です。市民会館長をしております梅澤信尾です。私ども生活環境部は以上の管理職課長以上でございます。生活環境部は4課1館の5つの課で構成されておりまして,市民生活課,市民課,環境対策課,水道課,市民会館になります。それぞれ課の分掌そして各課の平成19年度におきます主要事業・施策の概要を,それぞれの課長の方から説明いたしますので,よろしくお願いいたします。

市民生活課長)では,市民生活課所管の主要事業につきまして,ご説明をいたしたいと思います。資料の4ページをお願いしたいと思います。
 まず,交通安全対策経費でございますが,交通安全対策安全安心まちづくり推進,街路灯,防犯灯事業。消費者保護育成,施設管理など,市民生活に直接関する事業が多くあります。その中でも特に大きなウエートを占めますのは,交通安全対策事業でございます。予算額といたしましては,27,342千円で,事業内容は毎月の月初めの交通安全の日に,市内の交通安全関係団体と警察等との連携をしまして,街頭活動として交通立証を実施しております。交通安全に対しましての啓発活動をしておるところでございます。又,民間交通指導員として,38名の方を委嘱いたしまして,市内の要所で朝の通学時に,交通安全等についてご協力をいただいて実施しております。カーブミラー等の交通安全施設の設置・補修等につきましても,地区の代表者の申請に基づきまして,随時設置してまいります。街路灯,防犯灯事業につきましては,街路灯設置要綱に基づきまして,市道と認定されている道路で,交通安全上又は通学道路として危険であると認められる箇所で,近辺に人家がなく,町内会・自治会等で設置しない箇所に設置いたします。又,防犯灯につきましては,石岡市防犯灯設置補助金交付要綱によりまして,地域の防犯対策の一環として,町内会・自治会等がその地域の生活安全を図るため,設置される防犯灯に対しまして,工事費の一部を補助するものでございます。本年度の予算額は,5,937千円であります。
 次にコミュニティ・新生活運動事業でございますが,地域住民による住み良い地域づくりを推進するため,財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業の助成を受けて実施するものでございます。本年度は,三村の羽成子地区,瓦会の石野地区の2箇所が,この助成事業の対象になっております。
 次に,コミュニティセンター維持管理経費でございますが,市内の3箇所,南台,杉並,鹿の子のコミュニティセンターの維持管理に要する経費でございます。
 桜づつみ維持管理経費につきましては,高浜地内の愛郷橋下流の恋瀬川堤防にあります恋瀬川桜づつみの除草・清掃委託などの維持管理経費でございます。
 まちかど情報センター運営経費9,314千円,旭台会館管理経費6,589千円につきましては,指定管理料など維持管理に要する経費でございます。
 次に,安全・安心まちづくり推進事業でありますが,石岡市生活安全条例を制定しまして,事業の一環としてエンジェルパトロール事業を推進し,地域のコミュニケーションを高め,さらに見守り合い運動としての地域の防犯及び犯罪抑止のために活動をしております。又,警察,防犯協会などと連携しまして,街頭活動を通して防犯の啓発に当たっております。予算額といたしましては,2,580千円でございます。
 以上が市民生活課所管の主要事業の概要でございます。よろしくお願いいたします。

市民課長)市民課の事務分掌について,ご説明を申し上げます。主なものといたしまして,住民票,印鑑証明,戸籍謄抄本などの各種証明書の発行や出生・婚姻・養子縁組等の届出の処理でございます。事務分掌によりこのような業務を行なっております。
 次に19年度の事業施策概要について,ご説明を申し上げます。5ページになります。
 戸籍事務費,戸籍事務に要する経費でございます。15,332千円についてご説明を申し上げます。内訳でございますが,戸籍事務保守委託料3,528千円でございますが,戸籍システムの保守管理の経費でございます。この委託料は,戸籍電算システムを良好に保つための保守で,戸籍電算化用機器及び戸籍システム運用ソフトのコンピュタープログラムの保守のための経費でございます。
 続きまして,行政区画変更処理業務委託料956千円でございますが,駅東土地区画整理事業の終了に伴い,町界町名変更が実施されるための戸籍システムの費用でございます。
 続いて,備品借上料5,109千円でございますが,戸籍電算化システム機器,無停電電源装置使用のメインサーバー,バックアップサーバー,保守機業務用端末機及びプリンターの借上料でございます。
 続きまして,戸籍システム使用料3,780千円でございますが,戸籍電算システムを稼動するために必要な運用ソフト,内容は検索処理,異動処理,帳票出力等のシステムソフトの使用料でございます。
 次に,住民基本台帳ネットワーク運用経費でございます。金額は400千円でございます。これに要する証明書用用紙代,郵送料,申請書印刷代,消耗品など,事務に要する経費でございます。以上が市民課の主要事業の説明でございます。よろしくお願いいたします。

環境対策課長)では私からは,平成19年度における主要事業施策の概要を申し上げます。6ページからでございます。
 まず初めに石岡地方斎場組合負担金でございます。これは石岡市と小美玉市,かすみがうら市の3市で運営している斎場に対する負担金で,額にして26,189千円でございます。
 次に,防除・防疫事業でございます。災害時に発生した水没などの場合の消石灰などの費用30千円とスズメバチ駆除費補助金500千円でございます。スズメバチの駆除に対しては,2分の1を市が補助しております。又,上限で10千円ございます。
 次に,環境美化推進事業でございます。5,465千円でございます。内容は,きれいな石岡にするための市内清掃作戦等に要する経費でございます。それから植栽管理委託料が1,115千円。美しい石岡をつくる市民の会補助金が2,066千円でございます。
 次に,環境マネジメントシステム推進事業でございますが,環境負荷の軽減ための環境マネジメントシステム推進事業ということで,消耗品を100千円程,計上しております。
 水の路クリーンナップ事業でございます。4,622千円でございます。この事業は,霞ヶ浦水質浄化のために,高浜地区に設置した水質浄化プラントの維持管理経費でございます。この施設の管理委託料が2,795千円でございます。他には電気代等がございます。
 次に,清掃一般事務費10億20,299千円でございます。継続的なごみ処理・し尿処理に要する経費でございます。主なものは,湖北環境衛生組合負担金が2億91,070千円,霞台厚生施設組合に対する負担金として,ゴミ処理のためですが,5億1,320千円,新治広域事務組合に対する負担金が2億27,262千円でございます。
 次に,塵芥処理経費でございます。1億68,672千円でございます。これは,ごみ収集委託料として,1億4,310千円,資源ごみ回収委託料として,11,809千円,又,新規事業として粗大ごみ収集委託料4,235千円です。この委託については,市の現業職が1名減しておりますんで,それの代替として今回新規事業として,計上いたしました。それから観光道路等の清掃委託料ですが,八郷地区の5路線で月に1回清掃委託をしているものでございます。5路線につきましては,朝日峠,湯袋峠,上曽峠,道祖神峠,飯塚・山崎線でございます。
 次に,ごみ減量・資源化推進事業の8,585千円です。ごみ分別による資源化・リサイクル推進に要する経費でございます。主なものは,ごみ収集カレンダーの印刷製本費2,100千円,それから生ごみ処理減量化補助金400千円。これは,3分の1の補助でございます。資源ごみ回収補助金が6,000千円でございます。
 し尿処理経費29,764千円でございます。これは,し尿処理等に要する経費で,し尿汲取委託料27,328千円と収入証紙販売組合補助金79千円でございます。
 次は,特別会計繰出金でございます。水道事業会計補助金については,80,000千円,簡易水道事業特別会計繰出へ4,777千円でございます。
 続いて,次のページの石岡市簡易水道特別会計の主要事業でございますが,施設等維持管理経費でございます。9,261千円です。内容は,機場施設保安業務委託料2,021千円。水質検査委託料1,710千円,その他作業用備品が250千円です。
 次に,霊園事業特別会計でございます。費用にして7,121千円です。石岡市では,龍神山と半の木の2つの霊園の施設に対する費用でございます。施設の修繕として,U字溝や手すりの補修費が642千円。霊園の管理委託料が4,882千円。それから測量・調査等委託料として,龍神山入り口の進入路の一部分に民地があります。その所有者から買取の申請がありまして,その部分の測量を行なう経費です。私の方からは以上でございます。

水道課長)19年度における主要事業施策の概要についてご説明申し上げます。8ページをお開きいただきます。
 水道課の業務の予定量と基本目標といたしまして,給水戸数が6,926戸,年間給水量で271万立方メートル,1日当たりの給水量が7,424立方メートルでございます。
 主な建設改良事業でございますが,配水管の布設替工事ということで,1億1,100千円。これの内訳ですが,現在,旧八郷町におきましても,下水道工事と農業集落排水工事とやっておりますが,これらと同時に施工する布設替の工事が21,000千円,それから大増地区の老朽管の布設替え27,200千円,継続でございます。川又地区52,900千円ということで,これも継続で行なっている事業でございます。その他,電気設備等の修繕工事19,000千円,井戸浚渫工事で8,800千円,量水器交換工事10,000千円,これらに伴います設計委託料13,900千円,主なものとしましては,以上でございます。よろしくお願いします。

市民会館長)平成19年度における主な事業施策概要について説明したいと思います。9ページとなっております。
 市民会館施設維持管理経費,市民会館施設の維持管理の経費に要する経費として,32,295千円を計上しております。主なものとして,建物修繕に3,125千円。これは,ホールの証明ケーブルの交換,畳替え等の経費です。それから施設清掃・管理・保守保安委託料に11,193千円となっております。これは,市民会館の清掃業務,設備管理業務,ターボ冷凍機保守点検業務,舞台照明機保守点検業務,消防設備保守点検業務などの委託料でございます。
 それから19年度における市民会館の実施事業としましては,映画鑑賞会,児童劇鑑賞教室,コンサートなども予定しております。内容につきましては,まず,映画鑑賞会については,5月13日に「武士の一分」を2回上映いたしました。これから児童劇鑑賞教室それから7月の3・4日の2日間におきまして,ぬいぐるみミュージカルを行ないます。それから爆笑ライブとして,7月の29日に予定しております。それからコンサートとその他を予定しております。以上で市民会館の説明を終わります。

川井委員長)では次に,経済部より説明をお願いします。

経済部長)それでは,私の方から経済部の職員について,紹介をさせていただきます。
 私,経済部長をしております岡野佐エでございます。どうぞよろしくお願いいたします。次長の藏本宏一です。参事兼農政担当の稲田明浩です。農政課長(農業委員会石岡事務所長併任)の大図哲雄です。地籍調査推進室長の友水敏男です。商工観光課長の沼田耕です。私ども経済部の職員につきましては,42名が配属されております。その内,農政課が21名でございます。内2名につきましては,農業委員会の事務局と併任辞令でございます。なお,総合支所の農政課に12名の職員が勤務しております。商工観光課につきましては,12名でございまして,内3名が総合支所の商工観光課の方に勤務しております。地籍調査推進室が6名でございます。それと私,部長と次長と農政担当参事を含めまして,42名でございます。平成19年度の経済部の業務概要につきましては,それぞれ担当の課長の方から説明をいたさせますので,どうぞよろしくお願いいたします。

農政課長)農政課の主要事業について,ご説明をしたいと思います。お手元の資料の2ページからなんですけれども,農政課の事務分掌なんですけれども,1番から19番までございます。それで4月からの組織機構の見直しということで,16番の土地改良に関することが以前の農村環境課から農政課に移っております。又,18番の農業委員会に関することが新たに農政課の事務として加わりました。それでは,主要事業の施策について,ご説明をしたいと思います。
 お手元の資料3ページからとなります。農政一般経費といたしまして,今年新たに筑波地鶏地産地消事業負担金500千円を計上しております。これは,筑波地鶏のブランド畜産物としての確立に向けて,県,石岡市,つくば市,農協,消費者団体等で構成しております月間フェア開催実行委員会へ「筑波地鶏」のPRのために要する負担金として,納めるものでございます。
 次に,農業振興経費といたしまして,特産物振興補助金648千円を計上しております。これは,たばこ奨励会や常陸生薬栽培組合への補助金でございます。
 有害鳥獣捕獲経費といたしまして,有害鳥獣捕獲委託料として1,330千円を計上しております。これは,イノシシ・カラスの有害鳥獣の駆除に対しまして,八郷支部の猟友会に委託をしておりますが,6月,8月,10月の年3回を予定しているところでございます。
 次に,畜産一般事務費といたしまして,石岡市家畜衛生指導協会補助金としまして3,212千円,これは畜産農家の自衛防疫の助成や畜産環境保全薬剤購入補助で,家畜衛生指導協会へ補助するものでございます。
 乳用牛預託育成及び導入事業補助金1,380千円,これは,放牧牛の輸送費や優良メス牛の導入に伴う補助金でございます。
 次に土地改良関係の事務費でございます。土地改良関係事務費につきましては,石岡台地農業水利事業や霞ヶ浦用水事業に伴います償還金や負担金を計上しております。
 又,休耕地水利費補助金といたしまして,7,410千円,これは生産調整を実施した場合の水利費の助成で,旧八郷町の土地改良区の受益者が該当しております。
 又,今年度新たに農地・水・環境保全向上対策事業交付金として,3,927千円を計上しております。これは今年からの新規事業でございまして,地域住民参加によりまして,各農業施設維持活動や環境保全活動といたしまして,石岡市では,9地区,340ヘクタールを予定しているところであります。
 次に,農道整備事業でございますが,国補事業といたしまして,農道整備工事51,400千円,これは国補事業で実施しております小屋地区,永沼地区又,上青柳地区の農道の改良工事等に要する経費でございます。
 県単の土地改良事業でございますが,県単土地改良事業補助金といたしまして,18,750千円,これは,各土地改良区が実施する県単事業(用排水路,揚水機場の補修)に係る事業に伴います補助金でございます。
 次のページにいきまして,畑地帯総合整備事業2,500千円,これにつきましては,県営の土地改良事業調査負担金でございます。これは,来年度(20年度)の採択に向けて,東成井地区の調査や事業計画書に要する負担金でございます。現在のところ,同意率といたしまして,89.6パーセントという状況でございますが,採択基準といたしましては,95パーセント以上の受益者の同意が必要となるところでございます。
 次に,畑地帯総合整備事業負担金39,375千円,これは三村地区事業に伴う負担金でございまして,今年度は農道整備や用地買収又は,埋蔵文化財等の調査費用でございます。
 農道整備事業(単独)といたしまして,市単独の事業でございまして,一般農道整備事業負担金71,083千円,これは,農道整備事業といたしまして,八郷中央区の農道整備や東筑波地区で田園空間整備事業を実施しておりますが,これに伴います負担金でございます。
 農道・農業排水路整備事業(単独)でございますが,市の単独事業といたしまして,改良工事,上根地区,柴間地区,金指地区を市単独事業で実施しております。36,000千円の工事費を予定しております。
 次に,園芸振興経費でございますが,いばらき園芸産地改革支援事業補助金2,146千円。これは,全天候型農業の推進といたしまして,今年度はブドウの雨よけハウスを予定しております。
 果樹団体振興補助金1,143千円,果樹園芸の振興として,ひたち野農協,やさと農協,ひたち野農協の梨部会,やさと農協の梨部会,八郷梨経営研究会,八郷柿振興協議会,その他の団体へ補助しております。
 イノシシ等作物被害対策事業補助金として600千円計上しております。これは,イノシシ等の被害に伴います電気牧柵等の設置費用補助でございます。参考までに申し上げますと,昨年度は24件で223,790円の支出がございました。
 花き優良種苗導入資金貸付金,これは優良種苗の導入資金ということで,現在,八郷地区でチューリップ栽培農家7件,バラ栽培農家3件ございますが,これらの栽培農家に伴います優良種苗の導入資金35,000千円を予定しております。
 農政企画一般事務費といたしまして,農協への営農活動活性化事業補助金として11,800千円,うちわけといたしましては,ひたち野農協へ7,800千円,やさと農協へ4,000千円を予定しております。
 農業経営対策事業といたしまして,認定農業者連絡協議会へ補助金,認定農業者の育成確保ということで協議会へ576千円の補助金を予定しております。現在のところ石岡市の認定農業者は,218名ございまして,協議会加入者は167名という状況でございます。
 産地づくり推進事業でございます。これは,生産調整に伴います市の促進補助金でございます。
 集落生産調整促進対策事業補助金といたしまして9,600千円,これは集落で達成した場合に,10アール当たり2,000円の補助でございます。
 加工用米集荷促進対策事業補助金6,800千円。これは,加工用米の出荷に当たりまして,1袋当たり1,000円を補助するものでございます。
 酒用米栽培促進事業補助金770千円,これは今年度から付けた補助金でございまして,酒用米の出荷時に1俵当たり500円を補助するものでございます。現在,石岡地域で14ヘクタール,八郷地域3haほどの酒米を栽培しております。
 水田農業支援推進協議会補助金として,2,204千円。各水田農業推進協議会への補助金ということで,石岡地域が786千円,八郷地域が1,238千円でございます。
 次のページにいきまして,地域奨励作物促進事業補助金94,130千円でございますが,これは生産調整に伴います奨励作物補助金ということで,2ヘクタール以上の団地化で取り組んでもらった場合に補助するものでございます。そば団地化が10アール当たり30千円,そば一般,これは俗に言う「ばら転」というものが,10アール当たり5千円,麦・大豆・飼料団地化が10アール当たり30千円,麦・大豆一般で10アール当たり5千円ということでございます。
 次に,条件整備特別対策事業補助金1,000千円でございますが,これは,営農用機械・施設等の整備費に要する補助ということで,事業主体としましては,各営農集団を見込んでいるところでございます。当初予算では,1,000千円ということで予算計上しておりますが,総合事務所とのヒヤリングを実施いたしまして,これについてはもう少し事業費が増える見込みでございますので,これからの補正予算等で対応することとなりますので,よろしくお願いします。 次に,林業振興経費といたしまして,森林整備地域活動支援事業交付金9,500千円。これは,森林施業者が適切な森林保護を行なうための現況調査や境界の明確化など,地域活動の支援ということで予定しております。交付団体は,つくばね森林組合ということになります。
 次に,林道開設事業。これは,林道開設工事47,800千円,これは現在,林道半田線を開設しておりますが,それに伴います工事費でございます。
 林道開設事業(県単)でございますが,これは市単独の事業で,改良工事14,500千円で,石田・団子石線が30メートル,北筑波稜線1工区が40メートルの改良工事を予定しております。
 次に,林道開設事業(単独)ということで,全体計画調査業務委託料1,900千円と同じく全体計画調査業務委託料3,400千円計上しておりますが,これは現在,林道半田線を開設中でございますが,その計画変更が一部ございまして,それに伴います環境調査や概略設計の経費でございます。以上でございます。

商工観光課長)続きまして,商工観光課の概要について説明いたします。商工観光課につきましては,4月の組織機構の見直しによりまして,観光物産課,商工振興課,支所にありました商工観光課の3課が1つになって,商工観光課となってございます。2ページの事務の分掌につきましては,この3課の事務を合わせたかたちとなってございます。1から21までの事務につきましては,ご覧のとおりとなっております。
 次に,6ページの主要事業施策概要について説明いたします。まず,ふれあい交流施設費(施設管理運営費)でございます。ゆりの郷の施設運営に要する経費となってございます。今年度,タイルカーペットの張替(脱衣場と館内の通路の部分)でございますけれども,張替えを予定しております。修繕といたしまして,水井戸ポンプ下げと濾過材の交換等を予定しております。又,錆が出てきております貯湯ピットと浴室の天井の塗装を予定して,6,573千円でございます。
 続きまして,オートキャンプ場管理運営経費でございます。つくばねオートキャンプ場施設運営に要する経費となっております。こちらにつきましては,指定管理が平成17年4月1日から平成20年の3月31日までの指定管理となってございます。9,450千円を予定しているところでございます。
 続きまして,商工振興事業でございます。自治金融事務委託料2,225千円,中小企業振興等の商工施策に要する経費となっております。融資斡旋・審査等の委託となっておりまして,委託先は,石岡商工会議所と八郷商工会となってございます。産業祭委託料3,922千円でございます。委託先につきましては,石岡市産業祭実行委員会となります。物産展・工業展・キャラクターショーなどを行なう予定としております。これに米まつり・消費生活展も同日に開催予定でございます。
 石岡市工場施設誘致奨励金15,000千円で,工場の新設,新規異業種開設した場合に出している奨励金でございます。18年度にナイス(株)が新規に出ております。18年から20年の3年間を予定しております。
 商工祭事業補助金2,280千円でございます。毎年11月に行なわれております。こちらの方は,商工祭実行委員会に出しております。市内の商工業による展示販売等を行なっております。
 続きまして,柿岡城まつり補助金1,641千円でございます。補助先としまして八郷商工会の方に出しております。お祭り広場の設置や模擬店の設置或いは,キャラクターショーなどを行なっておるところでございます。
 次に観光対策経費でございます。お祭り関係委託料といたしまして,5,479千円を予定しております。観光事業・観光関連団体補助に要する経費ということで,お祭りの当日のための放送機材の取り付け・撤去・仮設テント・交通規制の看板或いは,仮設トイレとか警備等,このようなものに係る経費となります。 次に観光振興計画委託料でございます。これが19年度の新規事業となります。4,800千円を予定しております。平成19年度策定で観光の基本方針を策定する予定となっております。今後,委員会等を設置して検討していくということになります。
 次に観光ガイドマップ作成委託料3,200千円でございます。これも平成19年度新規の事業でございます。今まで旧石岡市・旧八郷町それぞれのものとなっておりまして,一緒になったものがございませんので,この事業によりまして,新たな一体となった観光マップを作成するという予定になってございます。 次に石岡市観光協会補助金11,411千円でございます。観光施設・観光土産品のPR・観光誘致案内等を行なっているところでございます。
 おまつり振興協議会補助金7,077千円でございます。これは石岡のお祭りのための補助金となっております。
 石岡市産業文化事業団本部補助金5,887千円,これは,産業文化振興事業団本部運営に対する補助金となってございます。
 つくばねしし鍋まつり補助金,これも19年度の新規の補助金360千円でございます。農作物に被害を及ぼしている駆除したイノシシの有効活用を図り,観光に結びつけたイベントということで,去年度からやっておりますけれども,今年度さらに人数を増やした中で,やっていきたいということがありまして,360千円の補助金を出す予定となっております。
 次に観光案内所運営経費ですけれども,市の観光協会へ委託しております。
 次に,まち藏「藍」運営経費で,まち藏「藍」の運営経費に要する経費として,同じく市の観光協会へ2,011千円委託料として出す予定でございます。
 次にグリーンツーリズム運営経費でございます。こちらも19年度の新規事業となっております。旧朝日小学校を活用してグリーンツーリズムを展開していこうということで,19年度に予定しているところでございます。中身としまして2月と3月分の事務的な運営,準備をする分の経費ということで600千円を計上してございます。
 ふれあい体験楽習施設設計・工事管理委託料としまして,朝日小学校の改修を予定してございます。これに対する設計・工事管理1,449千円を予定しているところでございます。
 ふれあい体験楽習施設改修工事12,000千円,こちらにつきましては,トイレ・空調工事等を予定しているところでございます。今後,運営委員会等を設置しながら,さらに具体的な内容について検討をしていきたいというふうに考えております。
 次の7ページで常陸風土記の丘管理運営費,風土記の丘施設の管理運営に要する経費となります。指定管理料としまして61,535千円を石岡市開発公社へ委託となります。獅子頭の改修工事でございます。獅子頭の老朽化が激しいためFRPの修繕を予定しております。現在,FRP或いは塗装のはげ等がおきておりまして,観光施設として醜い部分がございます。このまま放って置くとさらに経費が掛かってくるというかたちで,今年度改修を予定してございます。 次に,フラワーパークの管理運営でございます。茨城県フラワーパーク管理運営に要する経費としまして,まず,花き総合指導事業委託料18,330千円でございます。こちらにつきましては,花き指導・展示販売・相談業務等を行なっているところでございます。こちらの金額につきましては,歳入としまして県から委託料として同額が入ってくる予定となっております。
 次に,フラワーパーク指定管理料45,500千円でございます。石岡市産業文化事業団へ委託となってございます。
 次に,フラワーパーク施設整備工事1,000千円。こちらにつきましては,合併処理浄化槽の塗装関係を行なう予定となっております。
 次に,ふれあいの森管理委託料でございます。ふれあいの森の管理運営に関する経費ということで,指定管理料25,340千円を石岡市産業文化事業団へ委託となります。
 ふれあいの森施設整備の改修を4,400千円で予定しております。こちらにつきましては,花のすべり台の修理・部分交換として,安全管理のための改修・修繕となってございます。
 次に国民宿舎管理運営費で,国民宿舎「つくばね」施設の管理運営に要する経費ということで,指定管理料50,100千円となってございます。こちらも石岡市産業文化事業団へ委託となっております。
 で,18年度の繰越分がございます。3月の補正に行ないまして,繰越の明許でご承認いただいたところでございますけれども,観光物産施設整備事業ということで39,000千円,フラワーパークの駐車場へ花売店を建築する予定となっております。こちらは,有料エリアの中に現在ありますけれども,こちらを駐車場側に移動して,さらに販売を増やしていこうというようなことでございます。設計監理委託料として2,200千円,建築工事として36,800千円,木造平屋建てを予定しております。こちらにつきましては,現在作業を進めておるところでございます。
 商工観光課の説明は以上でございます。

地籍調査課長)続いて,地籍調査推進室の主要施策概要を説明いたします。地籍調査推進室の事務分掌でございますが,2番目の地籍調査の成果の管理,閲覧に関することが,八郷地区は除くということになっております。八郷地区につきましては,都市建設部の八郷支所の方で成果品の管理を行なっております。それから8ページの主要事業施策概要についてご説明を申し上げます。地籍調査事業の予算額といたしまして,12,477千円の内容でございますが,地籍調査に要する経費として,測量・調査等の委託料として9,597千円でございます。これは,貝地T地区0.37平方キロメートルの調査でございます。貝地1丁目それから貝地2丁目,茨木1丁目の一部を本年度,約800筆を調査いたすところでございます。よろしくどうぞお願いいたします。

川井委員長)続いて,農業委員会事務局より説明をお願いします。

農業委員会事務局長)それでは,農業委員会の業務の内容について説明をさせていただきます。最初に農業委員会の設置について書いてございます。これについては,ご参照をいただきたいと思います。
 次に,農業委員でございますが,現在,選挙による委員が26名,それから農協等から選出をお願いしてございます選任委員の方が4名,合計30名で運営をさせていただいております。任期につきましては,平成21年7月19日まででございます。
 次に農業委員会の事務局職員配置でございますが,農業委員会につきましては,本所が八郷総合支所においてございます。私を含めまして八郷総合支所に6名,それから石岡事務所といたしまして,経済部の農政課の中に農政課長に所長をお願いし,併任として2名の職員を配置してございます。
 次に事務分掌でございますが,(1)から(20)までの事務分掌を行なっております。(1)の農業委員会に関する法律第6条の所掌事務でございますが,これに関しましては,農地法の3条・4条・5条等による農地の利用関係の調整それから農地の斡旋,争議の防止・・・等を行なっております。
 次に平成19年度の予算でございますが,農業委員会一般経費25,631千円の内訳でございますが,主なものといたしましては,委員報酬が18,738千円,次に各種負担金,6団体ほどございますが,1,613千円。それから事務費としまして,2,635千円。これが主な農業委員会の一般経費となってございます。
 次に標準小作料改定事業でございますが,平成19年度において標準小作料の改定を予定しております。予算額85千円については,全額県の補助でございます。委員報酬,チラシ代等の冊子が主なものでございます。次に農用地利用銀行活動促進事業96千円でございます。県費が2分の1補助でございます。これにつきましては,農地の流動化と規模拡大を図るものでございます。最後になりますが,農地法に基づく許可・届出・諸証明関係処理件数が,平成16年,17年,18年と載っておりますので,ご参照いただきたいと思います。
 以上でございます。

川井委員長)以上で当委員会所管に係る事務分掌並びに主要事業等について,各担当部局からの説明が終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。

磯部委員)それではですね,まず若干細かいところでお聞きしますが,現在ですね防犯灯,街路灯は石岡市全体にどの位設置されているのか。又,基本的にですね,防犯灯,街路灯の相違。これ市民が非常に分かりにくい。この辺について執行部としてどのように思っているかお聞きをしたい。次に,コミュニティセンターの維持管理ということでございます。このコミュニティセンターはですね,行政が全部負担しているわけですね。それで類似公民館というのは,受益者負担。この辺の格差をですね,執行部としてどのような見解をお持ちなのか,お伺いをいたします。それからですね,これらの資料等を見てますと,非常に補助金或いは負担金,そして委託といったものが多いように感じられるわけでございます。基よりどうしても委託をしなければならない事業も沢山ございます。又,負担金も補助金も年々減額されておることは百も承知しておりますが,その負担金,補助金による対費用効果,こういうものをどういうふうに執行部としては,積算されておるのか。又,同時にですね,例えば設計であるとか,そういうものは委託を余儀なくされておりますが,ものによっては,委託というものもちょっと考えてもいいのかなと。具体的なものでなくても結構ですので,その辺は部長なり課長の方で,どのような見解をお持ちか,お尋ねをしたいと思います。それからですすね,商工観光課で今年新規に旧石岡と旧八郷の全体の観光マップを作るということでございますが,これが3,200千円ですか,この新規事業に対してですね,この観光マップは毎年作るんであるならば,そういう条件の下に予算書を提出させるとか,今年単年なのか。或いは今年沢山作ってしばらく作らないのか。そういって点の検討はどのようにされたのか。お尋ねをしたいと思います。それから観光協会の補助金もしかりでありまして,11,411千円。これは私も観光協会の理事もやっておるんですが,なかなか観光誘客案内等と出しておりますが,効果がなかなか現れてこない。こういった面の具体的効果を得るのには,どのような検討をされておられるのか。それからですね,農業委員会ですか,この事務局配置図を見ますと,八郷地区に事務局長がいらっしゃって,石岡事務所に農政課長がいらっしゃるということですが,この権限の区分はどのようになっておるのか,お尋ねをいたします。それから今年から標準小作料改定ということは,どのように変わるのか,ご説明をいただければと思います。以上です。

市民生活課長)磯部委員さんの質問にお答えいたします。まず,市民生活課所管に係ります防犯灯はどうなっているということでございますが,現在,八郷地区には防犯灯のみで,街路灯は設置されていないということで,市民生活課が所管でございますので,地元の区長さんに防犯灯の設置状況調査をお願いいたしまして,八郷地区の防犯灯を調査したところでございます。それによって現在,131灯の防犯灯を街路灯へ認めてもいいんじゃないかというようなことでございました。これにつきましては,現在,東電と協議をいたしまして,所有者等を調査し,早い時期に街路灯と認定いたしまして,市がその電気料をもつという方向で,現在,事務を進めているところでございます。それに伴いまして,現在,防犯灯と街路灯の数はいくつかというご質問ですが,これにつきましては,18年度末におきまして,防犯灯につきましては1,540灯,街路灯につきましては,732灯ございます。次に補助金でございますが,市民生活課所管の団体は,13団体ございます。それに伴って多くの補助金が支出されているわけですが,今後,団体との協議を重ねながら検討させていただきたいと思います。それとコミュニティセンターと類似公民館の負担関係は,どのように認識されているかという質問ですが,質問の趣旨は十分に理解しましたが,同じ指定管理制度で3つのコミュニティセンターを運営してございますが,その中でぎりぎりの線でお願いしております。できるだけ使用料は,取るとこと免除・減免という段階がございますが,今後できるだけ受益者負担の原則によりまして,負担を少しずついただいて市の持ち出しといいますか,管理制度の料金をいくらかでも削減できるように考えていきたいと思います。以上でございます。

商工観光課長)観光マップについて,毎年作るのか,単年度なのかというご質問ですけれども,今予定しているのは,単年ではなくて何年分か作るというかたちでいきたいと考えております。予算の関係上もありますけれども,3万部ほど作成できればということで,作業を進めているところでございます。通常的には3万部作るとだいたい3年位で更新になってくるのかなというよう様な想定をしてございます。次に観光協会の補助金関係でございますけれども,観光PRこれから旧石岡と旧八郷それぞれの観光部門がございます。こういうような観光についてPRをしてところでございますけれども,それなりの効果があるのかというようなことでございます。こちらについては,新聞,テレビ,ラジオ等でやりますと,非常に問い合わせがきております。そういうところへの積極的なPRをして効果を上げたいと。或いは理事会においても,そのようなPRの色々な方策を検討していって,さらに効果を高めていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

農業委員会事務局長)まず最初に権限の区分ですけれども,農業委員会につきましては,先ほど申しましたように,本所は八郷総合支所にございます。で,石岡地域の農業者の方の利便性を高めるといいますか,そういうことで農政課の中に,その農業委員会に関する事務の受付をお願いするというかたちで,併任というかたちで今,職員を配置しております。職員の位置づけといたしましては,農政課の職員ということになってございます。次に標準小作料でございますが,これにつきましては,田んぼ,畑を借りる場合に,いくらぐらいの値段が適正化というか,大体このくらいがいいんではないかというような金額の設定をするものでございます。ちなみに石岡地域の水田が21千円,畑が9千円。八郷地域の水田が20千円,畑が8千円。旧八郷町におきまして,平成17年度の中で標準小作料の改定がなされました。旧石岡市につきましては,前に設定されたものが現在まできてございます。で,同じ石岡市の中で金額が違うのもどうかということで,石岡,八郷地域全体を含めた中で標準的な小作料の金額はどのくらいがいいかと。そういうことを平成19年度に設定していきたいと,このように考えております。以上でございます。

磯部委員)それでは,ご答弁はいりませんが,申し上げたいと思います。この観光ガイドマップ。今3万部,約3年でなくなるでしょうと。非常に消極的でないかと思います。これから石岡市の財源を確保していくのに,流入人口を如何に増やしていくか。そういうことを考えたときには,3万部を1年でなくなるくらいのPRをしていかなければ,観光客なんか来ませんよね。ですから,そういう面ではね,その辺は慎重にですね,もう少し考えていだだきたい。これ20万部くらい作ればね,相当コストも安くなりますよね。そういうことも考えた発注というか,業務の計画性を持つべきだと思うんですね。それから先ほどのコミュニティセンターの件ですが,これも答弁はいりませんが,コミュニティセンターは誰もが使えるということですが,そうは言っても地元優先なんですよね。そうすると類似公民館と何ら変わらないですよ。それで全て公共が負担してやっていると。ご存知のように類似公民館は,20,000千円の公民館を建てれば,10,000千円は受益者負担。その他土地を借りていれば土地代払う。屋根が壊れれば受益者負担。電気の球が切れれば受益者負担。そういう格差があってはいけないと思うんですよ。ですからそこらをやはり検討してやっていただかないとですね,やっぱり市民から不満がでるというようなことがございますので,ひとつその辺を十二分にですね,ご検討をいただきたいと思います。それからですね,先ほど補助金・負担金の問題で,これからですね,効率的行政経営をしていくのには,費用効果。ですから補助金・負担金を出したことに対して,内容をキチンと提出させて検討していく。そういうこともですね,業務の一環としてやっていかないといけないと思うんです。大体,これまでは補助金・負担金を出せば出しっぱなし,場合によっては領収書添付。その程度で終わってますが,やはりそういう意味からいくと内容を濃くしていくためにはね,キチンとした計画書に基づいた補助金・負担金を出していくべきだと。それから先ほど言うのを忘れていたんですけど,具体的にこれから検討していきますといって,予算が計上されているのはこれ如何なものなのかなと。何かありましたね,グリーンツーリヅムかなんかの中で。その辺もそのような説明はしないようにですね,具体的にはこれから検討しましと。それでは概算の予算なのかというようになってしまうんですよね。そういうこともですね,これからキチンとやっていかないと,市の厳しい財政を如何に立て直すかとなると,難しい問題も出てくると思うんです。ですからそういう面も是非よろしくお願いしたいと思います。それで各自治体においてはですね,ここまで私は強いことは言いませんが,清掃会社はやめてトイレは職員が掃除してるとか,そんなところもきていますよね。それで年間8億円赤字のところをそういうことで4億埋めてきたと。そういうところまで私は申しませんが,委託に関してもですね,やはり自らできるところと,委託するところの内容と委託先などをキチンと対応すべきだと思うんです。その辺も十二分に検討願います。以上でございます。

川井委員長)他に発言はございませんか。

塚谷委員)農協関係の営農活動活性化事業補助金というものがございますが,この中で見ますと,ひたち野農協が7,800千円,やさと農協が4,000千円ということで,大変差がある状態なんですが,この農協営農活動活性化事業補助金というものの趣旨的ものは,どういうかたちで補助金をおろしているのか。できればこの中で色々な部会があるわけですね,お互いの農協の中で。その部会数はどのくらいあるのか。この中でこれだけの差があるということは,どういうかたちなのか,まず1つはその点をお聞かせを願いたいと思います。もう1つはですね,先ほど磯部委員からお話があったんですが,私はこの中のグリーンツーリズム運営経費の中で,大変この最近このグリーンツーリズムという言葉が,現実になってきたということで,大変嬉しいことでございますけれども,このふれあい体験楽習施設改修工事12,000千円。これは運営委員会等をつくって,今後地域の人との対応をしていくということでございます。この内容的なものはどういうかたちで考えているか,それもお聞きかせを願いたいと思います。それとふれあい体験楽習観光事業委託料としての600千円は,市観光協会ということなんですが,2月,3月の運営ということですが,これはどういうかたちで対応するのか,それもお聞かせ願いたいと思います。又,この改修工事にあたりまして,やはりこの廃校といいますか,朝日小学校なんですが,その改修するにあたってもそのらしき面影を整えた形の中で改修ができればいいと思うんですが,その点どのように考えているか,それもお聞かせ願いたいと思います。とりあえずその2点についてお願いしたいと思います。

農政課長)まず初めに,農協の営農活動活性化事業補助金について,ご説明をしたいと思います。この補助金につきましては,平成17年の10月に旧石岡市と旧八郷町が合併したわけですが,ひたち野農協につきましては,旧石岡市の方で従前から交付していた補助金と聞いております。JAやさとに対しましては,昨年度から予算付けがなされたところでございます。ひたち野農協につきましては,平成17年度は8,550千円,18年度は8,294千円で,今年が7,800千円ということでございます。JAやさとにつきましては,18年度は4,000千円,19年度も同額で予定をしております。補助金の趣旨でございますが,これは農協の営農活動に対する助成金ということで,使っていただいております。JAひたち野農協につきましては,組合員数が2,200名,生産部会が12ございまして550名が加入しております。ハウス部会,そ菜部会,レンコン部会,加工トマト部会,柿部会,梨部会,加工野菜部会,養蚕部会,朝市部会,青年部・女性部会などとなっております。JAやさとにつきましては,組合員数が4,376名,19の生産部会で,1,012名の会員がございます。稲作部会,採種部会,野菜部会,ピーマン部会,しいたけ部会,有機栽培部会,梨部会,栗部会,ぶどう部会,梅部会,いちご部会,キュウイフルーツ部会,施設園芸部会,養豚部会,酪農部会,鶏肉生産部会,鶏卵生産部会,加工トマト部会,柿部会などとなっております。これらの部会に対して,営農活動の事業を推進していただくということで,補助金を交付しているところでございます。この金額の差につきましては,組合員数割とか,そういうかたちではなくて,これまでのように従前からいただいていたということで,そこらのことでして,八郷につきましては,全然なかったということで,合併してから新たに付けたということで,その算出方法については,ちょっと難しいところがあると思っております。

商工観光課長)グリーンツーリズム運営事業費の中ですけれども,観光事業委託料でございますが,こちらにつきましては,運営委員会というかたちで発足したいという地元の農協さん,或いは観光果樹組合その他様々な団体がございます。地区の代表の方を含めてでございますけれども,この朝日小学校をどういうふうなかたちで今後活用していくかと,その辺を検討するのが運営委員会というようなかたちを持ちたいなと考えてございます。そういう中で,具体的なグリーンツーリズムの体験事業が明確になってきましたところで,20年度の具体的な事業に向けた事務をやる方が必要になってきます。そういう事務的な経費といたしまして,2月,3月分の600千円を計上したというところでございます。改修部分でございますけれども,朝日小学校非常に景色の良いところでござます。又,小学校の色々なテーブルコミュッション的なものにも活用できないかなというイメージも持っているところでございます。こちらについての朝日小学校の景観につきましては,なるべくそのままのかたちを残したいと考えております。ただ,中のトイレとか,空調関係ですか,そちらの工事を今のところ12,000千円を予定しているところでございます。以上でございます。

経済部長)ただ今,農政課長から農協の営農活動活性化事業の補助金について,ご説明をしたところでございますが,私ども経済部といたしましては,平成18年度からやさと農協分の4,000千円につきましては,補助金として支出されているわけでございますが,同額程度ほしいというようなことで,審査委員会の中でもそういう交渉をしてきたわけですが,中々非常に財政が厳しいというような中で,4,000千円を付けていただいたというような経過がございます。そういう中で,ひたち野農協については,7,800千円ということで減額になってございますが,小美玉市の方で平成19年度から農協の営農活動補助金ということで,小川が3,000千円,美野里が3,000千円,玉里の分については,ひたち野農協に1,500千円を営農活動補助金として支出されるというようなことで,予算化がされたと聞いております。そういう事情もございますので,ご理解のほどお願いしたいと思います。以上でございます。

塚谷委員)ただ今の農協の活動資金については,了解をいたしました。ただ,その金額的にはあまりにも差がある状況の中で,今ちょっと組合員数の多い中にということで,ちょっと聞いてみたわけなんですが。財政難の中でそういうことであれば了解でございます。又,朝日小学校の施設改修工事についてはですね,運営委員会ということで,私は特にこの朝日地区の皆さん方にはご理解をいただきながら,意見を聞いてやっていければ一番いいのかなという考えでおりますので,その点もよろしくお願いしたいと思います。以上で終わりです。

大和田委員)6ページの一般清掃事務費の中で,霞台厚生施設組合負担金は約5億円,新治広域事務組合負担金が約2億20,000千円,これ普通は市民が質問すると思うけど,大体ごみの値段ということはないだろうけど。これを見て何も感じないのかな。ということは,霞台厚生施設の方が経費が高いということが感じられないですか。新治広域の利用は20年まででしたか。その後は石岡市独自になるわけですよね。その間の負担金のばらつきがあるんだと思うんですが,この辺の説明をちょっともらいたいと思うんですが。要するに5万人いれば5億円,3万人いれば3億円くらいは計上になるんだけど,新治広域の方は約2億20,000千円ということで,八郷のごみの方がいくらか安いのかな。そういう感じなんだけど,この辺の説明をね,どういう違いがあるか。例えば運送費の問題とか何か。何かなければ80,000千円近い額は変わらないと思うんですよ。その説明をお願いしたいと思います。

環境対策課長)霞台厚生施設組合については,構成団体ですけれども,石岡市,小美玉市,かすみがうら市ということになっております。やはりごみについては,その負担はそれぞれ持ち込んだ量等によって決められていると聞いております。その負担金の違いは,やはり排出された量によって決まってくるのかなと思っております。

大和田委員)あのね,そういうことも大事ですけども,仮に石岡市が5万人いて,八郷地区が3万人ならば,何を基準にするかというと,人間の1人当たりのごみの排出量で決めるしか後はないでしょうよ。石岡の5億円ということは,どっちが高いのか安いのか知らないけど,普通は石岡は5万人いるんだから5億円,八郷は3万人いるんだから3億円となんだけど,この値段の違いはどうなのかということなんですよ。だから,もっとキチンとした説明ができないのかな。

生活環境部長)ただ今のご質問の件でございますが,当然これは人口割とか,又,ごみの搬入量とか,そういう計算の中でこういった負担額が決められております。正直申し上げまして,霞台厚生施設組合のごみの量をできるだけ減らすことによって,負担金も減らしていくという努力も必要でございますので,私どもとしましては,今ご指摘がありましたように,この負担金をできるだけ市民の皆様方に協力をお願いし,できるだけごみの搬入量を減らしていく。つまりはそれが負担金が減っていくということでございますので,ご理解をいただきたいと思います。以上でございます。

川井委員長)他にございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

川井委員長)ないようですので,その他,執行部から報告事項等がございましたら,お願いいたします。

農政課長)報告といいますのは,去る4月から5月にかけた県南西部地域を中心としたひょう害の被害状況でございますが,この件についてご報告をさせていただきます。4月28日それから5月10日と5月15日に,それぞれ県南西部を中心といたしまして,ひょう害がございました。石岡市におきましては,4月28日の午後3時過ぎにひょうが降りまして,八郷地域では小幡の梨選果場の付近,又,石岡地域では大砂,半の木周辺にかけて降りまして,農作物に被害があったわけですが,梨,たばこ,梅,かぼちゃ,そらまめ等が被害を受けました。特に梨につきましては,旧石岡市で18ヘクタール,旧八郷町30ヘクタールほど被害を受けました。この3回のひょうによる農作物の被害額は,県全体で13億円90,000千円と算出されました。それによりまして,県の方では県の災害条例を適用することに5月の17日に報道がありました。これによりまして,これらの被害者に対しまして,農薬の助成とか,育苗の助成とか,融資に対しましての利子補給などが予定されておりますが,今,石岡市の各農家の被害状況を最終確認をしているところでございます。その結果によりまして県の方に申請をいたす予定です。この申請が認められますと,市の方も今後,補正予算等での対応となってきますので,その節は,よろしくお願いいたしたいと思います。以上でございます。

川井委員長)その他,何かございましたらお願いいたします。
     
(「なし」と呼ぶ者あり)

川井委員長)それでは,当委員会所管に係ります事務調査を終了いたします。以上で市民経済委員会を閉会いたします。長時間にわたり大変ご苦労様でした。


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