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議会中継
  


 第5回委員会 (12月17日)
出席委員 島田久雄副委員長,菱沼定夫委員,磯部延久委員,大和田俊樹委員,塚谷重市委員
市執行部 【生活環境部】
生活環境部長(吉田隆重),生活環境部次長(村田寛),参事(環境・水道担当)(真家寛),市民課長(栗崎孝夫),環境対策課長(羽成善信)
【経済部】
経済部長(岡野佐エ),経済部次長(蔵本宏一),参事(農政担当)(稲田明弘),農政課長兼農業委員会石岡事務所長(大図哲雄),商工観光課長(沼田耕)
【農業委員会事務局】
事務局長(水越進)
議会事務局 庶務調査課長(松崎守男)



島田副委員長)改めましておはようございます。
 それではただ今から,市民経済委員会を開会いたします。
 本日は,川井委員長が身体の都合により,欠席ということでございますので,委員会条例第15条第1項の規定により,副委員長の私が委員長に代わって委員長の職務を務めさせていただきますので,どうぞよろしくお願いいたします。なにぶんこのような席は不慣れでございますので,進行上,皆様方に何かとご迷惑をお掛けする点があるかもしれませんが,その時はどうかお許しを賜りたいと思います。
 それでは本日の議題は,お手元に配付しました協議案件書に示すとおりであります。
 次に,本日の委員会審査のため,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました出席者名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。それでは,はじめに議案第121号「平成19年度一般会計補正予算(第6号)の内,当委員会の所管にかかる部分について」を議題といたします。それでは,執行部より説明を求めます。

環境対策課長)それでは,私の方からは補正予算で,35ページになります。防除・防疫事業がございます。その中で,スズメバチ駆除費補助金222千円の補正増をお願いするものでございます。このスズメバチ駆除費補助金は,1万円を限度に駆除費の2分の1を補助している制度でございます。10月末においては,70件ほど補助しております。70件の内訳は,石岡地区で48件,八郷地区で22件でございます。その他に,私どもに現場を見てくれということで,他に現場に行っているものがございまして,当初予算50万円をいただいておりますが,補正をその件数で,平均6,400円ほどの補助をしております。現場に行ってまだ補助申請をしてないものを,私どもの方で補正をお願いしております。それが222千円ということで,増額をお願いしてございます。全て,これが補助申請がくるかどうかとなりますと,分かりませんが,これが私どもの方で現場を見た件数全てを予定したということでお願いしてございます。よろしくお願いいたします。

農政課長)農政課関係の補正予算について,ご説明申し上げます。補正予算書の24ページから25ページをご覧いただきたいと思います。まず,歳入でございますが,24ページの中ほどの款の15の県支出金,項の県補助金で,目の農林水産業費県補助金,節の農業費補助金で7,112千円の補正増を予定しております。内訳といたしましては,いばらきの園芸産地改革支援事業補助金で,6,512千円。それから環境にやさしい農業ステップアップ支援事業補助金600千円の補正増を予定しております。いばらきの園芸産地改革支援事業補助金につきましては,梨の安定的な生産を図るため,ひょうや鳥獣害等の被害対策用の多目的防塞ネットの設置に要する補助金でございます。内訳といたしましては,JAやさと梨部会が4ほ場で,9,591平方メートルで,事業費で8,540千円。JAひたち野の梨部会では,3ほ場で13,166平方メートルで,11,000千円の事業費で,総事業費19,540千円を予定しております。環境にやさしい農業ステップアップ支援事業補助金につきましては,持続性の高い農業生産方式の導入を推進するため,土作りや化学肥料,化学農薬の使用低減を目的としました取り組みの計画検討や導入技術の展示ほ設置,今回は,どきどき有機一発肥料の購入に要する補助金でございます。事業主体としましては,JAひたち野農協の稲作部会が取り組みます。標準事業費120万円に対しまして,県の補助金は2分の1で60万円となります。中身は,先ほどいいましたけど,どきどき有機一発肥料10アール2袋ほど予定しておりまして,25ヘクタール分。それから計画検討に要する費用を予定しております。
 それから歳出でございますが,歳出につきましては,36ページから37ページでございます。一番上の農業振興費で,負担金補助及び交付金で60万円の補正増。内容といたしましては,先ほど歳入の方で申し上げましたが,環境にやさしい農業ステップアップ支援事業で60万円の補正増。次に,目の農地費でございますが,負担金補助及び交付金で4,188千円の補正増でございます。内容といたしましては,県単土地改良で実施を予定しております,石岡地区の染谷第2地区のかんがい排水事業に伴う負担金でございます。この事業主体は,石岡台地土地改良区が実施しまして,水路の底版が土砂等により埋まっているため,水路の法面の崩落や水田に支障を来たしているということで,本事業によりまして柵渠水路に底版の打設等を予定しております。総事業費は670万円で,県補助が37.5パーセントで2,512千円。市の負担金が62.5パーセントということで,4,188千円となります。それから目の園芸振興費ですが,負担金補助及び交付金で9,770千円の補正増を予定しております。内容としましては,歳入の方で申し上げましたが,梨の防塞用のネット設置に利用する補助金でございまして,県の補助金,補助率6分の2,市の上乗せ補助金が6分の1でございまして,2分の1が補助金となります。県補助金が6,512千円,市の補助金が3,258千円。合計いたしまして9,770千円の補正増になります。
 それから先ごろ新聞にも載っておりますけれども,平成19年度の事業といたしまして,原油価格高騰緊急対策事業農業づくり交付金ということで,緊急対策が予定されておりまして,今,事業主体の要望等のとりまとめをしておりまして,それらの要望が国の方の採択見込みがつきました時には,補正予算等で対応していきたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。以上でございます。

商工観光課長)続きまして,36ページから37ページにかけましての商工費の内,観光事業費のグリーンツーリズムの運営経費について,ご説明いたします。グリーンツーリズムの運営経費につきましては,旧朝日小学校活用した特色あるグリーンツーリズムにしたいということから,当初の計画を変更しているところでございます。計画期間としまして2か年,19年度と20年度の2か年を計画しているところでございます。事業の財源としまして,国の補助事業である農山漁村活性化プロジェクト支援交付金。補助率2分の1。補助残についての75パーセントの起債がきくというような有利な補助事業でございます。これらの主な変更内容といたしましては,現在,子供用で男女併用となっているトイレでございますけれども,こちらのトイレの改修ということで,男女別の高齢者や障がい者に配慮したトイレの設置というような部分を予定しております。又,20年度になりますけれども,厨房施設や給排水或いは外壁,外構,空調設備等を予定しているところでございます。今回の補正分につきましては,19年度ということで,グリーンツーリズムの運営経費4,443千円ということになってございます。その他の消耗品として,事業分の中でみられるということで,160千円ほどの増となっております。電気料につきましては,19年度は使いませんので減となります。自動車の燃料費につきましては,燃料の高騰もございまして,40千円ほど計上させていただいております。電話料,手数料につきましては,インターネット関係でございますが,19年度は使いませんので減となっております。設計・工事監理委託料でございますが,19年度に全体の設計を予定してございます。当初1,449千円でございましたが,全体設計を行なうということで3,400千円ということで,1,951千円の増となっているところでございます。ふれあい体験楽習観光事業委託料600千円につきましては,19年度委託しませんので,減としたところでございます。ふれあい体験楽習施設改修工事3,395千円につきましては,当初12,000千円を改修工事として予定しておりましたが,トイレと厨房施設等の改修も予定しているところでございますので,合併浄化槽の新設というようなことで,14,440千円を予定しております。この差額分の2,440千円と既存トイレの取り壊し分955千円でございますが,合わせて3,395千円,これを今回の補正分として,上げてきたところでございます。施設用備品460千円につきましては,今回予定しませんので減となっております。以上がグリーンツーリズムの4,443千円の内訳でございます。それに伴いまして,ページが前後しますが,これらの歳入としまして,24ページから25ページをお開きいただきたいと思います。先ほど言いましたように,国の補助,或いは起債が受けられるということで,補助分が全体事業費19,000千円でございますが,先ほどトイレの設置等の約1,000千円,これが補助対象外ということで,18,000千円が補助対象事業となります。で,国庫支出金の7の商工費国庫補助金,こちらでございますが,9,000千円。18,000千円の内,2分の1補助ということで,9,000千円の支援を受けられるということでございます。24・25ページの下で,商工債と書いておりますけれども,6,700千円。これが補助残分9,000千円の内の75パーセント。これが10万円単位で起債を受けられるところで予定しております。以上が補正の内容でございます。よろしくお願いします。

島田副委員長)その他説明する部署はございませんか。それでは以上で説明は終わりました。それでは,本案について質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。

磯部委員)先ほどのスズメバチの駆除の件ですが,どのくらい件数があったんですか。

環境対策課長)昨年は,18年度は45件ありました。先ほど申しましたように今年度は11月現在で70件。昨年度は,石岡地区で31件,八郷地区で14件。今年は70件の内,石岡地区で48件,八郷地区で22件でございます。

磯部委員)そうしますと,例年より今年は多かったということで,当初予算から補正を組むかたちとなったいう理解でいいんですね。

環境対策課長)はい。天候の部分にもよるのかもしれませんが,確かに今年は多くございました。それとこの70件の他に現地調査に私どもが行っている件数が31件ございます。それから昨年の場合でも11件ほどが,もう季節が過ぎた頃になって,写真を撮っておいて現地調査もしているんですが,それらの申請が実際に上がってくるものがございます。で,私どもでは現地調査をやった件数は,補正予算を取っております。ただ,それが全部補助申請をされるとは限りません。

磯部委員)了解いたしました。次にですね,土地改良関係事務費のかんがい排水事業負担金の4,188千円ですか。これについて先ほどの説明ではちょっと理解ができなかったものですから,再度説明をいただければと思います。

農政課長)この事業は県単土地改良事業でございまして,これまで染谷地区につきましては,平成16年度からこの事業を実施しております。で,これは県の事業で市の負担金を支払って進めている事業で,県の補助が37.5パーセントございまして,市の負担は62.5パーセントということで,今回の総事業費6,700千円に対しまして,市の負担分が4,188千円ということで,染谷地区の水路の改修されていないといいますか,その水路の底版とかが打ってないので,底があらわれてしまうというところを,底版を打って河川の整備をするという事業でございます。

磯部委員)パーセンテージを聞きたかっただけなんで,了解しました。次にですね,このグリーンツーリズムの運営経費の設計・工事監理委託料1,951千円が補正増となっておりますが,これは当初の積算がくるったんですか。それとも追加的なものがでたというかたちでの補正なんですか。

商工観光課長)当初につきましては,ほんの一部の改修だけを見ていなかったもんですから,特に現地調査をして,校舎北側の腰板の部分にかなり腐りがでてきているということで,毎年毎年修理ということも大変なので,今回,補助も受けられるという中で,腰板の部分も全体的に修理していこうと,あと塗装関係も殆ど見ていなかったんですが,塗装関係も全体的な部分がはがれがでてきているところがあるというかたちで,塗装関係もやっていこうと。あと先ほどいいましたトイレにつきまして,今あるトイレをただ改修と。水洗に変えようというような計画でしたが,今のトイレが子供用のトイレなんですね。それで男女併用ということで,身障者或いは高齢者にも対応してないということで,その辺の全体的な見直しということで,設計につきましては,当初ほんの一部というような改修でしたんですが,全体的な見直しの中で3,400千円まで増えたということでございます。

磯部委員)分かりました。ただですね,今,全体的に見直したというような説明ですが,大分建物そのものが老朽化しておりますよね,で,現時点で中々その難しい問題もあろうかなと思いますが,今後の対応としてね,そういう箇所が沢山でてくる可能性があるのかどうか。その辺の現在の時点の考えをお聞きしたいと思うんですが。

商工観光課長)施設そのものもかなり経っているということで,かなり痛んできているところがございますが,私どもが見たところ,或いは一部専門の方にも見ていただいて,この辺までやっておけば当面持つのかなというところへの改修は今回予定しております。それ以上につきましては,何分建物が建物なのである程度年月が経たないと分からないというような部分でございます。現状ではこのようなことでございます。

磯部委員)了解しましたが,今後ですね,スタートしてからやれあちらを補修,こちらを補修ということになりますと,余計な時間も手間も掛かる可能性があるわけですよね。ですからそこらやはり最初の時点ですね,十分見て検討した結果がこれなんでしょうけども,やはり再度確認の検討をしていただくことが必要かなと思いますんで,よろしくお願いいたします。以上です。

塚谷委員)いばらきの園芸産地改革支援事業というか,梨の防塞ネットの件ですが,JAやさとで4件,ひたち野3件ということででてる訳なんですが,今年梨を栽培している方々は,非常にひょうの被害も大きくそのネットをかけることによって,梨の被害を防げるといった状況の中で,やさとで4件,ひたち野3件というのは,申し込みのあった人数か,それとも枠の中で制限をしたのか,それをお聞きしたいと思います。

農政課長)この事業につきましては,今年の春先,4月末から5月上旬の3回にわたって,ひょう害があったということで,県の事業がたまたまこの多目的防塞ネットに要する事業がございましたので,各部会を通しまして要望を取りまとめまして,要望のありました方につきまして事業費の見積もりをしまして,それらの金額を県の方につないだということでございます。

塚谷委員)じゃ,それは例えばこれからそういうかたちで農家が希望したということになれば,枠的にはまだ可能性はあるということですか。

農政課長)例年,事業費が確保されるということにつきましては,県の方でも来年度は農業費の事業費が3割くらいカットされるような話しも伺っておりますので,十分な対応というわけにはいかないかと思うんですが,できる限りそういう方がいれば,県の方に事業採択をしてもらうよう努力はしていきたいと考えております。

塚谷委員)それは了解いたしました。今かなり原油価格が高騰で,国の採択ができれば考えていきたいということで,今現在この石岡地区においてその原油等によって,ハウス或いは,そういった農業経営をしている方は大変行き詰った状態なんですけども,その点の現状はどのようになっていますか,石岡市は。

農政課長)この原油高騰価格の緊急対策事業につきましては,農業新聞等におきましても,載っておりましたが,それらに伴いまして,本当に緊急ということで各部会の末端まで周知するという状況でなかったんですが,八郷の場合は,やさと農協さんを通して農業機械につきまして,八郷の稲作経営研究会とか,石岡の場合は,ひたち野農協さんを通して,要望調査をおこないまして,何件か要望が出ておりまして,今日中に県に書類を持ってきてくださいということなので,今,書類を整理しているところです。ですから,農業機械は水田の汎用コンバインとか乾燥機等の事業で,3分の1というような補助率であります。又,園芸関係では,温室内のカーテンや循環器等に要する費用でございまして,これは補助率は2分の1ということで,この事業につきましても八郷の方のバラ関係の部会の方で事業を申し込みたいということで,今,見積書等を取っておりまして,それがまとまり次第,県の方におつなぎしていきたいと予定をしているところです。以上です。

塚谷委員)それともう一つ聞きたいんですが,今,スズメバチの話しがでましたけれども,それと同時にイノシシ対策。山間のところではイノシシ対策でかなり今年も相当の被害が出ているということで,今年において石岡市内でどのくらいの被害的なものを把握しているか。或いはその補助として利用した人は何人くらいいるのか。その点をお聞きしたいと思います。

農政課長)ちょっと細かいデータを持ってこなかったんですが,有害駆除でやった捕獲頭数につきましては,昨年度より大分減ったようでございます。それで有害の補助件数ですが,20数件と思ったんですが,昨年度よりはやっぱりこれも減っているような状況であったと記憶しているところでございます。

塚谷委員)もう一つ,旧朝日小学校につきましてちょっとお聞きしたいんですが。今年,外壁や厨房的ものの改修等を行なうということですけれども,我々これから先の旧朝日小学校の状況というか,進入路と駐車場等の問題については,どのように考えているのかお伺いいたします。それとフィルムコミッションというような話しもこの間でたんですが,あそこを映画の場所に使えるようなかたちで外壁の改修もするんだという話しも聞いております。その状況はどのようなかたちで考えているのか。その点お伺いいたします。

商工観光課長)進入路や駐車場につきましては,一般質問でもございましたが,進入路につきましては,確かに分かりづらいような状況でございます。こちらにつきましては,フルーツラインですか,そちらの方から直接入れるようなかたちにしますと,用地買収等のことも絡んできますので,その辺がありますところから,その辺も考慮してこれから調整していきたいというようなところでございます。後,駐車場につきましては,どういうような体験メニューを行なうかによっても,上のグランドも駐車場として必要なときは使えるというような状況でございます。そういう中で,体験メニューをどういうものにしていくかによって,ある程度駐車場の台数も決まってくるのかなという考えでおります。それでも足りないということであれば,周りで使用していない土地についても協力を仰ぎながら,確保していきたいと考えておるところでございます。後,フィルムコミッションでございますが,現状の考えではあの里山の風景に似合った中で,旧朝日小学校があるわけでございます。そういう中でなるべく現状を残すようなかたちで,改修を行ないたいというふうに考えております。ただ,色々な付属等ございます。できればサッシ等の改修も考えておりますが,予算的なものもございますので,その辺はそちらとの関係を調整しながらやっていきたいと考えてございます。いずれにいたしましても設計にこれから入る部分でございますので,なるべく今の里山にあったような学校のかたちで改修を行なっていきたいなと考えております。以上でございます。

島田副委員長)ここで暫時休憩といたします。

      ―― (休  憩) ――

島田副委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。他に発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。それでは,これより討論に入ります。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより採決に入ります。議案第121号「平成19年度一般会計補正予算(第6号)の内,当委員会の所管にかかる部分について」を採決いたします。お諮りいたします。
 本案は,「原案のとおり可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第128号「新治地方広域事務組合規約の変更について」を議題といたします。それでは,執行部より説明を求めます。

環境対策課長)私の方から議案第128号「新治地方広域事務組合規約の変更について」をご説明いたします。今回,新治地方広域事務組合で共同処理しているゴミの収集に関することについて,平成20年4月1日から各構成市,土浦市,かすみがうら市,石岡市で各々が直接収集を委託することとしたものでございます。それによって新治地方広域事務組合規約の一部,第3条第2号中,「ゴミの収集・処理」としていたものを「ゴミの処理」に改めるものでございます。本来,廃棄物の処理,清掃に関する法律第6条の2においては,基本的に収集運搬処分については,市町村の義務となっているものでございます。今までは,組合の方に負担金を支出して,組合が民間に委託しておりましたが,法の趣旨を考えますと,本来は市町村が直接委託することが適当と考えたものでございます。以上でございます。

島田副委員長)以上で説明は終わりました。それでは,本案について質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。それでは,これより討論に入ります。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより採決に入ります。議案第128号「新治地方広域事務組合規約の変更について」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,「原案のとおり可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第130号「石岡市住民基本台帳カード利用条例を制定することについて」を議題といたします。それでは,執行部より説明を求めます。

市民課長)では,議案第130号「石岡市住民基本台帳カード利用条例を制定することについて」をご説明いたします。提案理由ですが,住民基本台帳の利用により印鑑証明書及び住民票の写しの交付を行い,住民サービスの向上を図るためでございます。石岡市住民基本台帳カード利用条例の内容について,ご説明を申し上げます。住民基本台帳カードの利用目的,利用手続き,利用の廃止等に関し,必要なものを定めたものでございます。よろしくご審議・ご承認賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。

島田副委員長)以上で説明は終わりました。それでは,本案について質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。

島田副委員長)発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。それでは,これより討論に入ります。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。それでは,これより採決に入ります。議案第130号「石岡市住民基本台帳カード利用条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,「原案のとおり可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第135号「土地改良事業計画の概要について」を議題といたします。それでは,執行部より説明を求めます。

農政課長)それでは,議案第135号「土地改良事業計画の概要について」ご説明を申し上げます。議案第135号につきましては,土地改良法第96条の2の第2項の規定に基づき,土地改良事業計画の概要につきまして,議会の議決を求めるものでございます。土地改良法第96条の2では,市町村は,土地改良事業を行なう場合に,都道府県知事に協議し,その同意を得なければならないとなっております。又,土地改良法第96条の2の第2項におきましては,市町村は土地改良事業を行なうとする場合において,前項の協議をするためには,予め当該市町村の議会の議決を経て,土地改良事業の計画の概要を定めて,その他必要な事項を公告して,その事業の施行に係る地域内にある土地につきまして,農業者の同意を得るというようなことが記載されているわけでございます。今回提案しております土地改良の事業計画につきましては,霞ヶ浦用水地区基幹水利施設管理事業の導入に伴います計画の概要をお示ししているものでございます。この事業につきましては,昭和55年に事業が着工されました国営霞ヶ浦用水農業水利事業で造成されました八郷揚水機場,石岡市大増にございます。又,長者池揚水機場,これは桜川市にございます。明石揚水機場,つくば市にございます。東山田揚水機場,古河市にございますが,これらの4つの施設を平成21年度から国の補助事業でございます基幹水利施設管理事業を導入いたしまして,適正な維持管理を図ることを目的として,国と市町が協定を結んで管理を行なうというものでございます。現在は,事業によりまして造成されました施設の管理運営は,国,県,市町の助成を受けまして,霞ヶ浦土地改良区が行なっておりますが,平成20年度に国営事業が完了することに伴いまして,国及び県の助成金が得られなくなるということから,平成21年度からはこの基幹水利施設管理事業を導入いたしまして,管理を行なうというものでございます。この事業の導入につきましては,今年の8月9日に開催されました霞ヶ浦用水地区施設管理強化委員会。各首長さんで構成している委員会でございますが,関係13市町,石岡市,土浦市,古河市,結城市,下妻市,常総市,笠間市,つくば市,筑西市,坂東市,桜川市,八千代町,境町の関係13市町でございますが,これらの市町が事業主体となりまして,実施することに決定され,今回提案させていただいているものでございます。事業費の負担割合につきましては,国が30パーセント,県が30パーセント,市町が20パーセント,土地改良区が20パーセントということで,市町の負担金につきましては,現在負担しております霞ヶ浦用水国営送水管理費補助の範囲内といたしまして,土地改良区費につきましては,賦課金の中から捻出されるということで,賦課金の額は変わらないということでございます。実際の管理運営につきましては,代表市町の下妻市になりますが,事業に関する事務の委託を受けまして,分担金の徴収や補助金の執行等を行ないまして,現場の業務につきましては,霞ヶ浦用水と土地改良区が操作委託を行なうというものでございます。概要につきましては,お手元の計画概要書があると思いますけれども,1ページでは,この事業の目的ですね。2ページは気象とか,3ページは水利状況とか,営農状況とか記載されておりまして,4ページが農家戸数。5ページが維持管理計画ということで,八郷揚水機場,長者池揚水機場,明石揚水機場,東山田揚水機場の支配面積や受益面積,水量,電動機の形式や揚水機の規模・規格が記載されております。6ページには費用の概算ということで,年間予定事業費が86,000千円。それで,負担率が国が30パーセント,県が30パーセント,市町が20パーセント,地元が20パーセントということで,市町の負担分は16,990千円というような金額が示されております。7ページには,市町別負担割合ということで,面積に応じた負担割合が示されております。石岡市につきましては,996ヘクタールということで,86,000千円の事業費に対しまして,5.162パーセントという数字にありまして,約900千円くらいの金額になります。そして一番後ろには,霞ヶ浦事業計画概要の図面ということで,記載されております。概要につきましては,以上でございますので,よろしくお願いいたします。

島田副委員長)以上で,説明は終わりました。それではここで暫時休憩いたします。

        ―― (休 憩) ――

島田副委員長)それでは,休憩前に引き続き,会議を開きます。本案について質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。

島田副委員長)発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。次に,討論に入ります。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより採決に入ります。議案第135号「土地改良事業計画の概要について」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案「原案のとおり可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。ここで10分程度休憩にいたします。

      ―― (休 憩) ――

島田副委員長)では,休憩前に続き会議を開きます。

農政課長)先ほど塚谷委員さんからの質問の中で,イノシシ関係の質問でしたが,数字を確認してきましたので,ご報告しておきます。今年度の有害駆除によるイノシシの捕獲頭数は,15頭でございました。又,電気木柵設置に伴います被害対策事業補助金の申請件数は,20件で金額にしまして,199千円という数字になっております。以上でございます。

島田副委員長)次に,今期定例会において審査付託されました陳情の審査を行います。
 陳情第10「産業廃棄物処理施設建設反対に関する陳情」についてを議題といたします。本陳情について,受理の経緯及び陳情の概要等について,事務局から説明を求めます。

事務局)それでは,本陳情の受理の経緯及び陳情の概要等について,ご説明させていただきます。委員さん方には,既にお手元にご配付させていただいておりますので,そちらをご覧いただきたいと思います。本陳情は,去る10月4日付けで,石岡市根小屋1,019番地の根小屋区長の田中忠男様他134名の方々より提出され,同日付けで受理したものでございます。本陳情の概要でございますが,旧八郷町の折に,東関東環境整備株式会社が根小屋地区に,産業廃棄物処理施設の建設計画を立てましたが,その際,根小屋地区の住民は,この計画に反対の意思を表明し,旧八郷町長さらには茨城県生活環境部長からも「住民の同意が得られなければ許可しない」旨の回答をいただいている。
 今回,この建設計画の動きが再浮上してきたので,根小屋地区住民としては,今般,先祖代々受け継いできた農村特有のすばらしい自然環境に悪影響を及ぼす何ものも受け入れるわけにはいかないとのことで,全住民そして根小屋地区を取り巻く林地区などの関係者一同の反対の強い意志の署名を添え,切実なる思いにお応え賜りたいといった概要の陳情であります。以上でございます。

島田副委員長)以上で説明は終わりました。次に,本件について,各委員からご意見等ございましたら,挙手によりお願いいたします。

磯部委員)この陳情は,採択すべきと自分は考えます。

島田副委員長)他にご意見等はございませんか。

塚谷委員)私も磯部委員と同じこれは採択すべきものと考えております。で,やはりこの前も残土問題で八郷の風光明媚なとこが,騒がしい状況になっている中で,こういう問題はとんでもないことであって,これからこの旧八郷のエリアについては,自然が観光の資源となるというようなかたちの中で,当然この住民の気持ちを考えればこれは採択すべきであるとそのように私は考えております。

島田副委員長)他に発言はございませんか。

磯部委員)私も勿論採択すべきであると,同意をしているんですが,ただ担当所管においてですね,このような問題に対しては,常にアンテナを高くして,その事前の情報をキャッチを密にしていかないとですね,特にこの産廃問題は,非常に色々な複雑なものがありますんで,そういうことも念頭に入れた中で,今後の対応を十二分に図っていただければと思っておりますので,担当所管においては大変な件ですが,よろしくお願いしたいと思います。以上です。

島田副委員長)他ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)それでは,ないようですので,次に討論を行ないます。討論はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。陳情第10「産業廃棄物処理施設建設反対に関する陳情」についてを採決いたします。お諮りいたします。本陳情の趣旨から判断して,願意妥当であるということから
「採択すべきもの」といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
さらにお諮りいたします。ただ今採択いたしました陳情第10につきましては,その願意を達成するため,議長を通じて市長へ送付し,処理の経過及び結果の報告を請求いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で今期定例会において当委員会に審査付託されました案件の審査は全て終了したわけですが,これらに係る委員長報告等の取扱いにつきましては,私,副委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。当委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件・事由を付し,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,生活環境部長並びに農業委員会事務局長より報告事項等がある旨の申し出がありましたので,これを許します。

生活環境部長)それでは,私の方から川又地区の農地改良に係わります土砂の撤去の件で,ご報告させていただきます。私の方でも一般質問でもお話し申し上げましたように,これまで,10月の23日そして12月の4日に,施工業者でございます代表者を呼びまして,この撤去について,搬入路の土砂を撤去するのかということで,口頭ではなくて第1回目には,文書をもって答えてくださいということでお話しをしまして,業者から撤去しますというようなお話しでございました。そして,2回目の12月の4日に再度出席を求めまして,その後どうなっているのかということで,お話しをいたしました。その際には,今書類が出来上がってきたので,近々,撤去先の役所の方へ書類を提出したいというようなお話しがございました。私どもの方からは,強く撤去について,お願いをいたしました。私の方では近々施工業者の代表者を呼んで,その後どうなったのか。そういうかたちの中で,相手方に詰めていきたいというふうに思っております。ただ私どもの方といたしましては,のんべんだらりんと交渉をやっていくというような考えは毛頭ございません。できるだけ相手方の考え方,そういうものを協議の中で判断し,対応していきたいというふうに考えております。以上でございます。

農業委員会事務局長)それでは,農業委員会の方から川又地区の残土問題につきまして,その後の経過につきまして,ご報告をさせていただきます。第3回の定例会の市民経済委員会の中で,8月29日までを報告させていただきました。各委員さんには,既にご承知かもしれませんが,8月の28日をもって土砂の搬入はストップされたわけでございます。これ以後につきましては,農業委員会としてほぼ毎日現場を確認して参りました。そういう中で9月の10日に,農業委員会の総会がございまして,その終了後,3名の委員さんが欠席のため,それ以外の委員さん27名で,現地の方に現況を確認しに参りました。その中で半田地区の区長さん,それから対策委員さんがいらっしゃいまして,現況それから今後の農業委員会としての対策等を話し合いを持ったところでございます。この間施工業者におきましては,8月の下旬頃もそうだったんですが,9月の上旬,それから9月の下旬,10月の下旬頃。水路が土砂で埋まってしまったというようなことで,その改修工事を行なっておりました。その間農業委員会として,一つは残土の問題のほかに農地改良という問題がございまして,9月の22日から11月の14日にかけまして,農地改良の届出者1名がございますが,5回ほど自宅を訪問させていただきました。当初計画に基づいた農地改良の実施,施工業者の方で農地改良としては適当ではない土砂が水路の方に入ってしまいましたので,その辺を業者に指導してくれと。できれば撤去をお願いし,良質な土を盛って農地改良を行なうように,地主さんの方からも良くお話しをしていただきたいというようなことを申し上げました。又,届出者の責任もあるというようなことも,お話しを申し上げてきたところでございます。又,10月10日に農業委員会総会が行なわれ,川又地区の経過報告と今後の対策について協議をしております。10月23日,それから12月4日の施工業者との話し合いにつきましては,先ほど生活環境部長の方から詳しい説明がございましたので,先に進めさせていただきます。10月の31日に,10月の23日の施工業者との話し合いをもとに,顧問弁護士さんと相談をさせていただきました。そういう中で,部長からもございました施工業者は,今,残土の搬出先を選定中であり,なるべく早くその搬出先を煮詰め,搬出したいという意向がございます。そういう中で,弁護士さんとの話しの中では,その残土搬出報告書,それから着手時期,搬出期間,搬出先の明示それからその際の安全対策というようなものを書類として出させて,期限を切ってその履行を求めるようにしたらいいんではないか。そういう指導を受けてきたところでございます。又,農業委員会として,農地へのゴミや土砂の不法防止という意味で,チラシを作成し,各農家の皆さんのところへ配布をさせていただいたところでございます。今後といたしましては,市関係所管,農業委員会,生活環境部,都市建設部一体となりまして,業者との話し合いの中で,前2回ほど話し合いを持ってございますが,それをもとに土砂の搬出等,時期等の明確化というようなものを提示させまして,できるだけ早く当問題の処理に努めていきたいと,そのように考えてございます。以上でございます。

島田副委員長)以上で報告等が終わりました。何かご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。

磯部委員)報告ですので,あえて意見等を述べるわけではないんですが,先ほど部長の報告の中で,近日中にという言葉が再三出てきましたが,私は今,事務局長がいうようにですね,弁護士の指示に従ってその明解なる期限をですね,設定すべきだと思うんですよ。ですから搬出先のところへ申請を出すと,じゃーいつ出すんですかと。そういうことをやらないとね,今出します。検討してますでは,半年や1年すぐ過ぎちゃうんですよね。その内,あの会社潰れてなくなっちゃったといわれたら,大変なことになるわけですよ。ですから,やっぱりその確約書を取ると同時に,そういうものをきちんとやっていただきたいのと,それから先ほどの農地改良の件もですね,事務局も大変なご苦労をされているようですが,農業委員会の方にもですね,お骨折りをいただいて,真に善良なる農家の方が農地改良をやるのか。業者の口車に乗っちゃって,土地を貸しちゃうようなことをやるのか。その辺もですね,やはりきちんと協議をしていただかないとですね,こういう問題が第2,第3と起きる可能性が無きにしも非ずなんでね,そこら辺をきちっとやっていただければと思いますんで,よろしくお願いしたいと思います。それだけです。

島田副委員長)他に発言等ございませんか。

大和田委員)先ほど農業委員会の事務局長の方から,弁護士と相談してといわれましたが,誰という弁護士なのか,お聞きしたい。それから今,磯部委員に関連して,ただ近日中にとかではなくて,具体的に何年何月頃でもいいから,方向付けをしておかないと。これ反対している地域住民のね,いつになっても不安が取り除かれない。そういうことだからひとつスピード的にお願いをしたい。以上です。

農業委員会事務局長)弁護士さんにつきましては,市の顧問弁護士になっております星野弁護士でございまして,つくば市在住でございます。今度3回目の交渉の際には,明確な年月等を関係部局とともに,求めていきたいと思っております。

島田副委員長)他にございませんか。

塚谷委員)今後はですね,やっぱり農業委員会の体質改善といいますか,農業委員会本来のすがたは,農民を守って農地の保全をしていくというような本来のすがたというものを,取り戻していただきたいとそれを要望いたします。

島田副委員長)他に発言ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

島田副委員長)ないようですので,以上で報告をおわります。次に,私の方から去る10月10日から12日の3日間におきまして,岩手県盛岡市と八幡平市の廃校舎を活用している運営組合の2か所を当委員会の管外行政視察先といたしまして,研修を実施いたした訳でございますが,その折,ご出席いただきました委員各位それから執行部の各部長さん方におかれましては,大変ご苦労様でした。誠にありがとうございました。
このたびの管外行政視察の内容は,別紙報告書のとおりでございますので,後ほど,ご覧おきいただきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

島田副委員長)その他の件で何かございましたら,お願いいたします。

磯部委員)これは,副委員長にも取り計らいをいただきたいんですが,この度,平成20年度補助金等に関する提言書が提出されました。127項目,内減額上限設定が22,廃止が5,その他改編が15ということででたわけでございますが,この提出された書類を見ますと,長年補助しているからもう廃止していいんじゃないかとか,今年から新たなスタートだから継続した方がいいんじゃないかとかというような内容しかないんですね。それで当市民経済委員会所管に係わるですね,議事録といいますか,固有名詞は結構ですが,どういう議論がされているのか,その補助金等検討委員会。これは市長の諮問的機関でございますので,我々も市民から実はこういう補助金が廃止になったんだけど,これどういうことなんだろうと聞かれてもですね,どういう討論をしてどういう議論した上に廃止になったのかということを把握してないとですね,市民に中々説明ができないんです。ですからですね,その内容についてですね,当市民経済委員会所管に係わる部分だけで結構ですから,ご提出いただければと思うんです。で,これをみるとですね,どうも森を見ずして木を見て廃止或いは継続,そういう案件も私の感じたところでは何件かあります。やはり各種団体は,市の行政の代行をしていただいている団体も沢山あるんですよね。ですから,そういうとこも議論した中での軽減であったり,廃止であるならば理解が得られるんですが,皆さんもこれをみてお分かりでしょうが,継続が妥当であると。じゃあ,どういうことで費用効果はどうなっているのか,中にはもう長いことやっているんでいいんじゃないのと。こういう問題じゃないと思うんですね。廃止にしても軽減にするにしても,継続するにしても。ですからそういう点で,できればこれ決して秘密会でもなんでもないんでね,そのときの議事録を出していただくことは可能だと私は思うんですね。これは市長の諮問機関ですから。ですからそういう面で,もしそういうことができるのであるならば,ぜひともお願いしたいなというようなことで,その他で提言をさせていただきたい思いますんで,副委員長での裁量をよろしくお願いいたします。

島田副委員長)今,磯部委員からお願いがございました件につきまして,各部署におきましては,よろしくお願いしたいと思います。それでは,以上で市民経済委員会を閉会いたします。長時間にわたりまして,大変ご苦労様でした。



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