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議会中継
  


 第7回委員会 (12月17日)
出席委員 前島孝元委員長,鈴木米造副委員長,鈴木行雄委員,山口晟委員,関昭委員,関口忠男委員
市執行部 都市建設部長(吉川安延),都市建設部次長(藤枝利明),都市建設部次長(甲一郎),参事兼道路建設課長(本田久男),都市計画課長(鈴木信充),都市整備課長(岡野光弘),下水道課長(鈴木隆),建築住宅指導課長(冨田雅博)
議会事務局 議事法制課係長(武石誠)



前島委員長)ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。
 これより議事に入ります。
 本日の議題は,付託された議案の審査として議案第121号「平成19年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」のうち当委員会の所管にかかる部分,議案第123号「平成19年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」のうち当委員会の所管にかかる部分,議案第124号「平成19年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」のうち当委員会の所管にかかる部分,議案第127号「湖北水道企業団規約の変更について」,議案第
136号「市道の認定について」ないし議案第140号「市道の変更について」。
 所管事務の調査として,旧鹿島鉄道軌道敷きに関する利活用の方向性について,当市における良好な景観の確保について,都市建設部の事務執行状況について,及び「その他」であります。
 付託案件の説明のため出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしましたとおりであります。
 また,本日の審査の順序につきましては,お手元の協議案件書のとおり進めたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 初めにお諮りいたします。
 本日の議題であります議案第136号ないし議案第140号につきましては,その現状を調査するため,これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。         

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩いたします。

− 休 憩(現地調査の実施)−

前島委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 初めに,議案第121号「平成19年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」のうち当委員会の所管にかかる部分,議案第123号「平成19年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」のうち当委員会の所管にかかる部分,議案第124号「平成19年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」のうち当委員会の所管にかかる部分の計3件を一括して議題といたします。
 本件については,初めに執行部から概要の説明を求めます。

参事県道路建設課長)それでは議案第121号「平成19年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」のうち,道路建設課に係る分について説明いたします。
 初めに歳入ですが,補正予算書の24,25ページ。上から2番ですけれども,国庫支出金。土木費国庫補助金で,道路橋りょう費補助金を2,750万円増額しております。これに対する歳出ですが,補正予算書の38,39ページの上の段になります。道路新設改良費の中で,国庫補助道路改良事業として5,000万円を要求しております。この事業につきましては,現在,東府中地内で施工しております市道と国道6号との交差点改良工事で,当初は今年と来年の2か年で工事を予定しておりましたが,県の方から国費の枠に余裕があると言いますか,使ってくれないかというような連絡がございましたので,国道に関連する工事でもあること,また用地を供用してくれた地権者の意向もございますので,あまり期間をかけないで前倒しで施工したいため,増額を要望するものでございます。5,000万円のうち,4,400万円が工事費で,600万円が施工区間内の電柱の移転補償費等でございます。事業費の55パーセントにあたる2,750万円が最初にお話ししました国からの補助金でございます。
 工事内容でございますけれども,国道6号から柏山プラントに入る市道0101号線の取り付け部分,約32メートルの改良工事と併せまして,これが十字路になるものですから,水戸に向かいまして左側の国道に右折専用レーンを新たに設置します。それで,そのため水戸に向かいまして左側にもう一車線と,併せて,現在の歩道などをすべて造り替えるということになります。そういった工事でございます。それで,交差点を完成させるというものでございます。
 次に一般市道整備事業の工事費,2,000万円の増額ですが,これはすでに設計が完了しております総社地内の改良工事1路線と,側溝整備1路線を予定しております。
 総社地内の改良工事は,国府中学校近くの狭あい部分で,路面も傷んでおり,PTAの関係者の方々からの強い改良要望もある路線でございます。また用地購入費で400万円を減額し,工作物補償を400万円増額しておりますが,市道A0113号線,これは東小学校入口になります。そこの改良で,用地買収地内に2軒の貸し住宅があります。当初はそのうち1軒の補償を予定しておりましたけれども,残り1軒も空き家になったということで,2軒分を移転するものでございます。支所の用地購入がほぼ買収済みとなっておりますので,用地購入費から流用をいたします。以上です。

建築住宅指導課長)36から37ページにかけてでございます。下から2つ目のところになります。木造住宅耐震診断士派遣事業の増額についてご説明いたします。木造住宅耐震診断士派遣事業の補助金,16万円の補正増を計上いたしました。内容につきましては,木造住宅の耐震診断士派遣事業につきまして,当初20戸分,事業費64万円で計画しておりましたが,予定した戸数を超える診断申し込みがあったため,今回5戸分の事業費,16万円を増額するものでございます。以上でございます。

下水道課長)それでは議案第123号「平成19年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」について説明いたします。事項別明細の方で説明したいと思います。ページは65ページになります。
 まず歳入でございますけれども,県補助金で流域関連公共下水道事業補助金が170万円の減,公共下水道事業費補助金で200万円の減となります。これにつきましては,県の補助要綱が改正になりまして,これまでは補助対象事業費の3分の2の額が出て,5パーセントの3分の2が出ておりましたけれども,今度はその額に事業費,財政力指数による補正率をかけまして,石岡市の場合には0.75をかけるようなことになりましたので,この金額が減額となります。ちなみに財政力指数が0.6未満の市町村はそのままの1.0,0.6から0.75が0.75,0.75を超えて0.9までが0.5の補正係数になります。石岡は0.64ぐらいでしたので,0.75になります。それをかけて算出した金額で,今の減額となるものです。それで繰越金が3,015万8,000円の増。これは繰越金の増額でございます。
 諸収入1,132万1,000円減額になっておりますけれども,当初,消費税の還付金,これを返還があるということで見込んでおりましたけれども,計算したところ返還じゃなくて納めるようになってしまいましたので,その消費税の額,1,132万1,000円を減額しております。
 市債ですけれども,公共下水道債で,流域関連公共下水道事業債。これは県補助金が減額になったものが,そのまま起債として計上しております。次の流域公共下水道事業債。これにつきましては県補助金の減額分,それと中の支出の調整を行いまして,880万円の増額となります。それとその下の流域下水道事業債。これは茨城県が実施しております流域下水道の県営事業に伴う負担金を起債として起こしてあるものです。県の事業費の増額に伴いまして,負担金も増えたものですから620万円の増。これは土浦市をはじめ,湖北流域下水道の加入市町村で按分した金額となっております。
 続いて歳出。次のページになります。66,67ページになります。下水道管理費。これにつきましては,ほとんどが職員人件費の調整でございます。3番目の公共下水道維持費の中で,維持管理経費,消費税の方で480万7,000円,これを増額いたしております。先ほど説明いたしましたように消費税が還付から納付になりましたので,その金額を計上してございます。
 続いてその下の下水道建設費の方でございますけれども,職員人件費の調整のほか,流域関連公共下水道整備事業,2,600万円の増額になります。内容としましては設計委託を減額して,管渠工事を増額しております。その下の,流域関連公共下水道事業の補助の雨水,雨水の方の幹線の整備工事も減額となっておりますので,その分を合わせた金額が下水道の管渠埋設工事の方の増額となっております。
 流域下水道事業費,この負担金,これは先ほど説明しました湖北流域下水道事業の石岡市の負担金の増額でございます。公債費が,流域関連で772万8,000円。公共下水道関係で96万1,000円の増額となります。
 続いて議案第124号「平成19年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」についてご説明いたします。同じく事項別明細の方で説明いたしたいと思います。78,79ページになります。
 まず歳入でございます。農業集落排水事業分担金。これは石岡西部地区で分担金増額見込めますので,120万1,000円の増額を行っております。事業費の増額に伴うものでございます。県支出金,石岡西部地区の補助金が151万5,000円の増。これは事業費の増額に伴うものです。その下の恋瀬地区農業集落排水事業。これは事業費の減額に伴うもので,4,032万9,000円の減額です。農業集落排水事業推進交付金,これは県からの交付金でございますけれども,事業費の減額によりまして交付金も減額となっております。繰入金でごさいますけれども,492万3,000円。一般会計からの繰入金を減額しております。諸収入で消費税の還付金。こちらは下水道と違いまして収入の方になってきます。増える方で,366万9,000円,これが増額となります。市債は石岡西部地区事業債1,600万円の増。恋瀬地区で4,030万円の減額。事業費の調整による調整でございます。
 続いて次のページ,80,81ページの歳出になります。項1の農業集落排水事業管理費については職員人件費の調整でございます。項2の農業集落排水事業建設費でございますけれども,石岡西部地区事業費1,884万2,000円。内容としましては,管渠工事の工事請負費で808万9,000円。上水道の移設補償で680万円。実施設計委託で397万3,000円の増額が主でございます。恋瀬地区整備事業では,7,962万9,000円の減。実施設計委託で2,817万4,000円。管渠埋設で5,082万1,000円の減が主なものでございます。いずれも事業費の確定,恋瀬は減額,西部は増額による変更でございます。
 公債費は石岡地区の利子補給で145万3,000円。八郷地区の利子で103万円の減額です。県の方の支出金,基金でございますけれども,農業集落排水事業市債償還準備基金432万6,000円,これが減額になります。以上でございます。

前島委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

関口委員)土木費の一般市道整備事業ですか,道路建設課長からの説明なんですけど,これはPTAとか,いろんなところから要望があったという話ですが,ずっと前からあったわけなんですか。いつ頃からの要望で今回やるようになった事業なのかを,ちょっとお聞きしたいと思います。

参事兼道路建設課長)正確な時期ははっきり覚えておりませんけれども,もう3,4年前にはなってると思います。

関口委員)議会とかに出た請願とか陳情とかだったんですか。

参事兼道路建設課長)これは議会に提出されたものではなかったと思います。市長への要望だったと思います。

関口委員)これに関連して私の方で話をしますけど,平成15年になって陳情してある案件があるんですが,そういったものは全然,未だに全然進んでいない事業があるんですけど,それらをより優先したということは,それなりの事情があると思うので,そのへんの説明をお願いします。

都市建設部長)陳情されたから即整備をするということではございません。優先度,危険性,あるいは必要性を事務局でよく勘案しまして,整備をするというようなことで進めております。ですから,陳情でも10年経っても出来ないものは出来ませんし。出来ない理由が…,例えば地権者の協力がいただけない,陳情はされてますが他に優先な物件があるというようなことを優先させております。今回のものは非常に,通学路にもなってますし,狭あいですし,地元の要望も,かねて大きな市道改良がありましたが,その市道改良ができない,地権者の了解がいただけないので出来ない部分で,かねて何回か陳情があったわけでございます。近年の交通量の増大に伴いまして,地区PTAあるいは自治会等から要望が何度も繰り返されておりますので,現道拡幅をやるということで,今回事業に,土地の了解も出来ましたので,そういう関係でやったわけでございます。

関口委員)十分わかりましたけども,前から出てる陳情も見直すということも今後お願いします。以上です。

関委員)公共下水道及び農業集落排水事業の話ですけども,これまでもこの議論はされてるんだろうと思うんですけど,これまでどれくらいが,何戸分が建設されて,そのうちどれくらいが実質的に加入されてるのか,そういうことについてお伺いしたいんですけれども。すぐ出てきますか。出てこなければ,あとで一覧表みたいなものをいただければ。

下水道課長)石岡でこれまで集落排水,4地区,供用開始っていうか,使い始めております。全部で,造っておるのは今2地区ですので,合計6地区で集落排水は実施しております。そのうち4地区が使っております。まず石岡市の出し山地区でございますけれども,参加戸数が172,現在の接続戸数が136,接続率で79パーセントになります。もう一つ石岡の関川地区でございますけれども,参加戸数が420,接続戸数が202,接続率で48パーセントとなっております。もう一つ石岡西部地区,現在建設中ですけれども,染谷地区のごく一部なんですけども供用開始しておりまして,現在の接続は10戸程度だと思います。
 続いて八郷地区。東成井地区の,東成井は東成井と東成井第2と2地区に分かれておりまして,まず東成井地区ですけれども,計画参加戸数が228,接続戸数が201,接続率で88パーセント。東成井の2地区,参加戸数160,接続戸数136,85パーセントの接続率でございます。下水道については,ちょっと正式な数字,持ち合わせございませんけども,石岡地区で約8割。接続率で。八郷地区で35。今年は40パーセントを超える見込みなんですけども,去年の数字では35パーセント程度となっております。

関委員)この接続率というのと,実際に加入してるというのは違うんですか。どうも接続率という言葉が…,どういう状態を接続率というのか。例えば,実際にそれは使用されてるという意味の接続なんですか。

下水道課長)接続率は,農集排の方で申しましたのは,参加戸数で,現在接続しているのが,東成井で申しますと228戸のうち201戸で繋いでますので,接続率は88パーセントですっていうような意味で申し上げたんですけども。
 接続率っていうのは,繋いである家庭の率が接続率となります。使用している家庭。

前島委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第121号「平成19年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」のうち当委員会の所管にかかる部分,議案第123号「平成19年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」のうち当委員会の所管にかかる部分,議案第124号「平成19年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」のうち当委員会の所管にかかる部分の計3件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案はいずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第127号「湖北水道企業団規約の変更について」を議題といたします。
 本件については,初めに執行部から概要の説明を求めます。

下水道課長)私の方から,規約の変更ということですが,今までこういうことをやってきました,こういう内容ですっていうようなことで,概要の説明を申し上げたいと思います。
 この件に関しましては,昨年度から湖北水道企業団と調整をやっておりまして,そもそも出だしとしましては,湖北水道企業団の方で,使用料金徴収に関して業者に委託をしようという話がありまして,これまで上水道,下水道,集落排水まで含めて別々にやっておりましたものを,それを機会に一緒にやっていただけないかということで,私どもの方からお願いを申し上げまして,上下水道を一本化で徴収しましょうということで話し合いを続けて参りました。今年に入りまして,8月ですか,委託プロポーザルでやりました業者の選定で第一環境という業者が決まりました。それで現在はどのようにすりあわせていくか,内容のすりあわせを決めまして,現在,データの統合を図っているところでございます。湖北水道企業団の水道料と,下水道の使用料,それと農集の使用料,これを湖北と石岡,小美玉の2市と企業団でですね,使用料の件数に応じて按分しようということで,使用料については進めております。内容を申し上げますと,税抜きで400円,税込み420円の1件当たりの手数料を,水道とほかが一緒になって集めるところは,その半額を負担します。水道のみの部分,約半分ぐらいありますけれども,それは水道の方で負担します。下水道のみの部分,それは下水道で負担します。とにかく,自分の持ち分の分は自分で負担する,ダブる部分は半額ずつ負担するというような使用料の算定として,現在進めております。
 どのくらい負担金がかかるかというと,約3,000万円程度の事業費を,市の持ち出しを予定しております。現在の下水道の使用料の徴収が約94パーセント。それが一元化することによりまして,99パーセント,5パーセント増が見込めるものと予想しております。それで,約4億円の5パーセントで2,000万円は使用料の方の増額となります。そのほか,単独でやっておりましたときに,電算の指定用紙代とか郵便料とか,そういうもろもろの経費がかかっております。それを合わせますと,約3,100万円程度になると予想されますので,かかる費用はその浮いた分で賄えるものと思っております。
 湖北,石岡市,小美玉市を合わせた全体事業費では約1億円ぐらいになると思われます。
 ちょっと説明,分かりづらかったかと思いますけども,以上のような状況であります。

前島委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

鈴木(行)委員)今の説明と相反する部分もあるんですけども,今度,湖北水道企業団と旧八郷の水道事業ですか,これが合併をするという話が進んでいるやに伺ったんですが,そうしますと,今回,先ほどお話しがございました部分と,八郷の県西地区のあれも含めたあれが一緒になるということになれば,それも含めて今のような考え方で進めていくということなんですか。それともまた別個に,現時点では。

下水道課長)現時点ではそれは考えておらず,石岡市の下水道,農業集落排水,小美玉の下水道,玉里部分ですけれども,それと湖北の方の水道というように考えております。

鈴木(行)委員)そうすると,それとは別にしても,今日の議案には関連ないんですけども,湖北水道と,あくまでも旧八郷地区の水道が一つになるということは,近年のうちに予想はされるんですか。

都市建設部長)今回の一元化につきましては,石岡地区,小美玉地区,湖北水道,下水道,農集につきましても,水道料の使用に応じて下水道料金を決めてるというようなことがありますんで,一元化しやすかったということで,今回,石岡地区,あるいは小美玉地区の方を選考して一元化ということで取り組んでおります。
 八郷地区につきましては,下水道,農集の使用料の徴収が水道料を反映させてないものですから,ちょっと一元化は難しいのかなという考えはございますが,将来的にはそういう方向で考えるべきだと思っております。

前島委員長)暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

前島委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第127号「湖北水道企業団規約の変更について」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第136号「市道の認定について」ないし議案第140号「市道の変更について」までの計5件を一括して議題といたします。
 本件については,先ほど委員派遣による現地調査を実施したわけでございますが,各委員から質疑等がございましたら挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第136号「市道の認定について」ないし議案第140号「市道の変更について」の計5件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,いずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,当委員会に付託された案件の審査はすべて終了したわけでございますが,本件にかかる委員長報告の取扱いにつきましては,委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,所管事務の調査として,旧鹿島鉄道軌道敷きに関する利活用の方向性についてを議題といたします。
本件については,執行部から説明を求めます。

都市計画課長)それでは鹿島鉄道軌道敷きに関する利活用の方向性についてご説明申し上げます。皆さまのお手元の方に,「鹿島鉄道廃線敷のバス専用化の検討について」という文書が配られたと思いますが,これに沿って説明をさせていただきます。
 この検討につきましては,本年3月末をもちまして鹿島鉄道が廃線となりましたその跡地について,どのような利用ができるかについて,茨城県,また小美玉市,石岡市の方で勉強会などを行って参りました。その一定の方向が出来ましたので,今後,鹿島鉄道等を交えて本格的な調査に入っていきたいということで,都市建設委員会の方にご説明をさせていただきたいという趣旨でございます。
 まず区間でございますけれども,区間は旧石岡の鹿島鉄道駅のところから常陸小川駅までの7.35キロメートルの区間でございます。この区間にバス専用の道路として整備を行いまして,民間のバス会社等にそこにバスを走らせていただきたいというふうに考えている事業でございます。ここに示しますように,石岡駅から栗又四ケのところですか,までの,これが5.4キロメートルに関しましては幅員が6メートルございます。それから栗又四ケから常陸小川駅までは幅員が4メートルございます。これらを利用しまして,道路として整備していきたいと。バスを相互に運行するためにすれ違わなければいけないということもございますので,一部地域については待避所を設けるような形になっております。この図面で待避所は,黄色く四角いもので示されたところでございます。それから黄土色の丸になっているところがございます。これが予想される駅というか停留所でございます。停留所をこの程度設けていきたいというふうに考えてます。
 手前の方ですけれども,戻りまして,整備のスキームといたしましては,公共が市道として道路を整備します。また運営としましては民間が運営していただくというような形を考えています。
 整備の概要ですけども,バス専用道路として,バスを購入したりバス停を造ったり,バスの優先通過システム,信号機の設置などを考えております。運営といたしましては,旧鹿島鉄道利用実績を考慮いたしまして,1,600人/日を想定しております。運行計画といたしましては,バスを4台からを運行しまして,最大5台ぐらいを運行しますと,ピーク時に10分間隔程度の高密度運転が出来るということを想定されます。それから運賃については,出来れば均一料金を想定して検討していきたいと。所要時間でございますが,現在石岡駅から常陸小川駅までは7キロメートルを約25分から30分かかるところを,16分程度になるんではないかと。それから石岡駅から茨城空港まで15キロメートルございますが,それをも直行便をもし運転するとすれば,この区間の時間が随分節約できますので,25分程度で行けるのではないかと。効果といたしまして考えられていることが,料金や時間,定時制,運行本数,こういった公共交通の利便性が大幅に向上するんではないかと。それから茨城空港への利便性の向上とPR効果が大ではないかと。それから国道355号の渋滞緩和にも,また地球温暖化への対策にも寄与できるのではないかと。そして何よりも地域活性化の起爆剤として,都市再生に寄与するんではないかというふうに考えております。
 今後検討していかなければならない事項として,鹿島鉄道より用地を無償で譲渡していただくか,または無償で貸与を受けるということの交渉等を進めなければならないと考えております。
 また,費用対効果の検討を十分に行いまして,事業費が過大にならないように検討をしていかなければならないと。それから運営主体を決定するというふうな,民間でバスを運行していただきますので,このバスの運営主体を探さなければならないと。現時点では,我々としては関鉄グリーンバスさんにやっていただければというふうに考えております。それからバスの優先通行のためのシステム,それから交差点等がございます。交差点につきましては国道355号の交差点との関係がございますので,茨城県の警察の交通規制課と十分に協議をいたしまして,交差点の在り方について検討をしていかなければいけないと。また,それらについて信号機を設置していく必要が出てくると。また,道路を整備しただけではなかなか利用していただけないので,モビリティ・マネジメントというんですかね,交通に対するいろいろな施策を分かりやすく住民の方々に知らせて,例えば時刻表をみんなに配るとか,それから「こういう効果があるんですよ」というようなことを,もっと宣伝していく必要があるでしょうと。こういうのも実施していくためにいろいろ検討をしなきゃいけないと。
 今後,石岡市,小美玉市,それから県をはじめ鹿島鉄道,関東鉄道,それから県警察本部等行って,具体的な検討会を実施して,事業を進めていきたいというふうに考えております。
 また当初にですね,予算化をある程度いたしまして,事業が進められるというふうに考えております。直接は今年度から調査,事業の部分につきましては企画課の方で対応してくださるということでございます。以上でございます。

前島委員長)以上で説明は終わりました。なお本件については,説明にありましたとおり今後は企画課が所管するとのことでございますので,当委員会としては報告を受けるにとどめたいと思います。
 暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

前島委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に,当市における良好な景観の確保についてを議題といたします。
 本件について当委員会は,過日,岩手県一関市及び盛岡市へ委員派遣を実施したところであります。その報告書については,お手元に配布いたしましたとおり提出されております。
 本報告書については,各委員に後ほどご覧おき願いたいと思いますが,先の先進地調査を踏まえまして,当市の良好な景観の確保について何かご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

関委員)これは委員派遣で行ってきて,いろいろなところ大変参考になったとは思うんですが,石岡市における景観の在り方というのは,やはり早めに,例えば朝日トンネルが開通するというようなことも控えておりまして,なるべく早急に石岡市の景観を守る方策ですか,景観法に基づく景観条例にするのか,あるいはガイドラインみたいなものを作るのかを含めてですね,どういう景観を守るのかっていうこともやっぱり大事な話になってくるだろうと思うんですけども,そういうことについての今後の計画について,都市計画課の方でもし計画があれば教えていただきたいんですが。

都市計画課長)景観に関しましては,ただいま策定中の都市計画マスタープランの中でも環境の保全エリアというような考え方をちょっと出しておりまして,良好な環境を守っていく,そういう地域というのも必要だろうというような形でいま捉えております。また来年度,出来れば,まだ予算も決まっていないのではっきりしたことは申し上げられないんですけれども,景観の基本計画等も,もし予算的に許していただければ,景観に対する基本的な考え方をちゃんと整理して,次のステップに進んでいきたいというふうに考えております。以上でございます。

前島委員長)ほかにご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,次に都市建設部における事務執行状況についてを議題といたします。
 本件については,最初に平成19年度予算の執行状況についてご報告願いたいと思います。

参事兼道路建設課長)それでは,道路建設課の予算執行状況について説明いたします。11月30日までということでご理解いただきたいと思います。資料の中で,道路管理事務費につきましては11.6パーセントです。間もなく委託料で道路台帳補正業務を発注する予定でございます。道路維持費で約67パーセントでございます。国庫補助道路改良事業では,88.15パーセントの執行率でございます。先ほど補正予算で説明いたしましたものが,これに加算されて参ります。臨時地方道整備事業では44.28パーセントの執行率でございます。今後5路線ほど入札を予定しております。また次年度以降の用地についても3路線で用地買収を予定しております。
 一般市道整備事業では,61.7パーセントの執行率でございます。12月に入りまして,工事請負で正上内地内,真家地内で発注をしておりますが,この率には反映されておりません。それから用地購入などでも,東小の入口,石川地内,田島地内で予定をしております。
 排水路整備では20パーセントの執行率でございます。これも今後2か所程度で発注を予定しております。
 最後に18年度の繰越しが相当多かったわけですけれども,現在72.48パーセントでございます。12月14日に碁石沢地区の工事請負費を発注いたしまして,工事部分については発注が完了いたしました。工作物補償で,林地区の方,住宅の移転なんですが,半分支払いまして,間もなく引っ越しが完了しますので,その残りにつきましても支払う予定でございます。以上です。

都市計画課長)私の方から都市計画課の執行状況についてご説明申し上げますが,大きい事業でございます都市計画一般経費の委託料関係,それと特別道路対策関係についてご説明申し上げます。
 一般経費の方の委託料でございますが,こちら総額2,120万円ございます。予算といたしましては,まちづくりワークショップが100万円,都市計画マスタープランの作成で1,012万円,都市計画道路の見直しで900万円となっております。うち,ただ今まで執行いたしましたのは,まちづくりワークショップ,それから都市計画マスタープランの策定業務の1と2と。それから都市計画決定変更図書の作成までを発注しております。執行済額としまして1,436万4,000円となっております。71.39パーセントの執行で,まだ未契約となっておりますのは都市計画図面の作成業務その2といたしまして,今回,用途地区等の変更を行いましたその後に,図面の変更をかけていくということがありますので,図面の色が変わっていく図面の変更を今後発注していくという形で,それが残っております。
 また追加インターの方でございますけれども,委託料といたしまして4億2,750万円ございます。いま発注しておりますのが,平成19年度の用地測量委託,それから不動産鑑定委託が2件,それから合併市町村幹線道路緊急支援といたしまして,詳細設計,それから地質調査等の費用といたしまして7,000万円,これは茨城県と契約をいたしております。
 また委託料といたしまして,茨城県との工事委託がございますけれども,まだ工事委託の方については発注しておりません。
 それから公有財産購入費として4億4,000万円見ております。まだ用地買収を行っておりませんので,未契約となっています。
 また,その下の用地関連としまして,補償補填賠償金が6,000万円ございますが,これも未だ執行されてません。一つの理由に,いま実施設計の方を詳細に詰めておりますので,範囲確定が正確に出来た時点で用地買収に入っていく必要があるということでございます。
 そのほか,駅周辺整備事業が都市整備課の方の予算の所の頭の方に入っております。2枚目,次のページになってると思いますけれども,委託料で600万円計上されております。駅の西口の広場の基本設計業務委託を346万5,000円で落札しておりまして,63.1パーセントの執行率というふうになっております。以上でございます。

前島委員長)暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

前島委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。

都市整備課長)それでは都市整備課の19年度の主要予算についての執行状況についてを説明申し上げます。お手元の資料なんですが,先ほど都市計画課の方から話のありました駅周辺整備事業ということで,一番上で,執行率が56.9パーセントという形になっております。
 次に合併特例債事業であります合併市町村幹線道路緊急支援事業ということで,予算額が2億1,900万円。現在執行額が1億9,159万5,500円になっております。執行率は87.5パーセントになっております。ほとんど委託料でございまして,この中には茨城県への業務委託料ということで,朝日トンネルの整備関係の委託料が1億580万円を委託しております。
 次に公園維持管理経費でございますが,市内の都市公園18か所と,13か所の緑地公園についての,公園の維持管理経費でございます。予算額が5,544万6,000円,執行済額としては4,854万5,620円となっております。執行率は87.6パーセントでございます。ほとんどが公園の維持管理,除草業務とか,緑地の樹木のせん定とかが主な内容となっております。
 続きまして,市営駐車場でございます市営駐車場特別会計ということで,予算額1,302万7,000円,執行額が1,093万7,055円になっております。執行率は84パーセントになっております。これについては,業務管理はシルバー人材センターの方に,朝の2時間と夕方の2時間の業務委託ということでの支出があります。
 続きまして駅東土地区画整理事業ということで記載してあります。今年10月1日で20年来の区画整理事業が本換地をすることが出来ました。現在はそれに向けての精算業務ということで,現在業務を行っております。予算額で説明しますと2,330万円,現在執行額が1,728万8,250円,執行率は74.2パーセントでございます。一番大きいものはやはり,事業認可の変更申請ということで,精算業務のための業務委託ということで,今回委託契約を結んでおります。以上が都市整備課の主要予算執行状況でございます。

建築住宅指導課長)建築住宅指導課分の執行状況についてご説明いたします。最初にセットバック事業関連についての執行率は45パーセントでございます。このうち,狭あい道路分筆補助と,物件撤去の補助金については,執行率が71パーセントでございます。
 次に市営住宅維持管理経費の執行率でございますが,69パーセントの状況でございます。
 次に補助事業分についてでございます。国・県の補助を受けて実施しております木造住宅耐震診断士派遣事業,それと耐震促進計画事業の揺れやすさマップ作成業務委託,次に住宅用防災警報器設置事業の火災警報器設置工事,これらの3事業については100パーセント発注済みでございます。以上でございます。

下水道課長)下水道課関係の執行状況をご説明申し上げます。流域関連公共下水道整備事業の補助の方でございますが,工事請負費で87.01パーセントの執行率,あと6地区ぐらいの執行を予定しております。委託料は26.82パーセントの執行率でございます。これは先ほどの補正の方でございましたように,減額をして,工事請負の方に振り替える予定でおります。
 続きまして流域関連公共下水道整備事業,単独でございますけれども,工事請負費で予算額1億5,547万5,000円のところ,執行額が1億4,790万7,829円で,執行率が95.13パーセントとなっております。同じく委託料でございますが,予算額2,441万5,000円のところ,執行額が2,023万1,610円。執行率で82.87パーセントとなっております。補償費ですが,2,800万円の予算額に対しまして,執行額が11万8,524円,0.42パーセントの執行率でございます。この後,水道などの移設補償が出てくると思っております。
 流域関連公共下水道,補助の雨水でございますが,工事請負費で予算額が9,980万6,000円に対しまして,執行額が6,247万5,000円,執行率で62.6パーセントとなっております。これも先ほどの補正でございますが,補正で減額を予定しております。
 続いて流域関連公共下水道,単独の雨水でございます。工事請負費で予算額747万3,000円のところ,執行額で604万8,000円,80.93パーセントの執行率でございます。委託料が90万8,000円の予算に対しまして,執行額で67万9,350円,74.82パーセントの執行率です。

前島委員長)課長,水をさすようで申し訳ないんですけど,表はいただいてますので,金額は全部読まなくても。特にここで言えばね,この3つ目の,予算進捗状況が進んでいないのは何故なのかということを説明してもらえばいいわけ。順調に行ってるところはいいんです。ここで言えば,流域関連公共下水道整備事業の補助(雨水),これが62.6パーセントしか行ってないわけよ。計画に対してね。そこは今後見通しでどうなんだとか,なんで遅れてるのか,そういう説明をしたほうが我々もピンと来るんですけど。
 順調に行ってるところはいいんです。表をもらってるから,見れば分かるんですから。数字見ればね。と言うのは,いつもここ5年ぐらい,いつも都市建設部さんは課長さんがみしっとしないから,進捗が悪くて,次年度にみんな繰り越してるわけ。そこを私たち議会は,せっかく予算の審議をして,大切な税金で出来てる予算を配分したわけだから,効率よくね。全部使うっていうのが目的ではありませんけれども,なぜ11月30日現在で60パーセントしか行っていないのかね,そういうところを聞きたいんですよ,我々としては。補正で,仕事が行かなくなったから減額しますでは困っちゃうんですよね。

下水道課長)流域関連の補助の雨水の方,62.6パーセントの執行率でございますけれども,ただ今,駅の東側,山新の前あたりでございますけれども,工事を行っております。その中で,執行率が62.6パーセントということでございますが,延長そのものは全部発注しまして,62.6パーセント,落札率がかなり,落札残が出ましたので,このような結果となっております。事業は100パーセントです。で,62.6パーセントの残りの分は,雨水の方で使用しなくても済みますので,管渠工事の方で使用したいと考えております。
 それと2枚目の石岡西部地区整備事業費,これが54.38パーセントに工事請負費の方がなっております。大変,執行率で遅れていますけれども,これは工事範囲がかなり狭い範囲でございます。大砂,村上,鹿の子の上,大砂に寄った方の部分で,工事費が,来年度完了ということで今年もかなりの価格がついていますので,工事箇所の調整を行いながら進めております。そのためなかなか進まないのが現状で,大変執行率で,お叱り受けますけども悪くなっております。なるべく繰り越さないよう,工事の調整を行いながら発注していきたいと思っております。
 恋瀬地区の方は93.78パーセントとなっておりますので,このまま進めるかと思っております。

前島委員長)以上で報告は終わりました。
 各課の進捗もよく分かりました。特にこの数字の一番低い,50パーセント以下の部分が何か所か見受けられたんですが,このへんについてはどうなんですか,部長。総括的な責任者としては。何か問題があるんですか。

都市建設部長)臨時地方道整備事業が44.28パーセントと低くなっております。18年度の繰越しの林道事業の方を重点的に執行しておりまして,その関係で低くなっておりますが,今後,発注予定が4か所ほどありますので,それらが順調に作業が進めば,100パーセント近い執行率になってくるかと思います。下水道事業の西部地区につきましても,非常に狭あいな部分に5億円以上の事業が入ってございます。当初から待避関係の通行の支障が…,地域住民の方の通行の支障のないように工事を実施して行くということで,かなり事業の遅れが出てくるだろうという見込みもしておりましたが,これにつきましても今後の発注が,現在発注している事業の完了が進めば,事業を発注して行く予定で,設計図書等は全部揃っておりますので,工事の進捗状況を見ながら発注していけば100パーセント近い執行が出来ていけるものと思っております。多少の繰越金が出る予測も考えられますが,出来るだけ繰越金の少なくなるように努めて参りたいというふうに考えております。以上でございます。

前島委員長)ただ今の報告に対し,何かご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,次に合併特例債活用事業の進捗状況についてご報告願いたいと思います。

都市整備課長)それでは合併特例債活用事業等の進捗状況についてご説明申し上げます。まずお手元の色刷りの資料と,同じく合併市町村幹線っていうような,予算の執行状況が書いてあります。
 まず6路線の全体事業費で142億6,000万円。インターチェンジ事業の18億円を合わせて160億6,000万円の総事業になっております。
 特例債事業としては2年目の進捗状況について申し上げますと,各路線については,現在,測量及び道路設計等が主な業務でございます。年次計画での進捗状況については色刷りの資料になっておりますが,19年度の事業内容を備考欄の方に記載しておきました。
 また,整備計画による道路延長などと比較した進捗状況が表せませんので,今回,路線ごとの事業費を元に,現在の事業予算執行額等で進捗率を求めまして,白黒の表になっております。
 まず色刷りの方の棒グラフで説明していきますと,貝地・高浜線につきましては備考欄では19年11月26日に測量及び交差点設計委託ということで茨城県の技術公社に業務委託を発注しております。今回,JRの協議の件なんですが,10月12日に水戸支社に行きまして協議をいたしました。協議の内容は,協議のための概略設計が必要になるということで,作成してほしいということでの要望がありました。当初,JR関係の工事期間が,事前協議から完成まで約9年近くかかるというような,前にもご説明申し上げましたが,今後は2〜3年は短縮可能なのではないかというような指導もありました。概略設計が今後は必要になってくるということになりました。あと今後,先ほど申し上げました11月26日の測量及び交差点協議につきましては,高浜小学校裏側の,前の定例会で市道認定を受けました路線について行う業務でございます。今後,城南中側の地権者,反対する方もおりますので,協力を依頼するよう交渉を進めようと思います。
 次に村上・六軒線でございますが,これについては国道6号バイパスの進捗状況を考慮して,現在進展がありません。
 次に上林・上曽線でございますが,備考欄の方に19年度の業務委託関係の記載をしておきました。
 次のページでございますが,美野里・八郷線。これについても19年8月11日に地元説明会を行いまして,9月20日に路線用地測量及び設計業務(1工区)を,9月18日には2工区についてを,それぞれ発注しております。
 次に八郷・新治線でございますが,朝日トンネルでございますが,備考欄の方では8月2日に地元説明会を行いまして,5月22日に支援対象路線に関する委託ということで,茨城県に1億580万円の業務委託をお願いしております。
 次に駅前・東ノ辻線でございますが,現在,都市計画の変更ということで都市計画課の方で作業を進めておりますその決定を受けて,来年度以降,都市整備課が事業を行うということになっております。
 次に一番最後にスマート・インターチェンジと書いておりますが,まだ本申請していない状況ですので,一応計画にとどまっております。以上でございます。

前島委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

鈴木(米)副委員長)上林・上曽線の今の状況の結果の説明をお願いしたいんですが,なかなかあの線もいろいろな問題があるらしいので,執行部の方ではどう考えてるか。この路線でやるか,また路線を変更するかということは考えていないのかっていうことです。

都市建設部長)まだ,事業に入りまして,現在設計業務等の発注をしているわけでございます。その中で議員ご指摘のような,柿岡の入口の信号機があるところの部分が境界確定が出来ないという条件は,旧八郷時代から続いているようでございます。事業を始めまして,説明を実施しましたが,やはり同じような形で,今後決まる可能性が非常に薄いと考えております。是非,経費節減の折から,事業の一部見直しも進めていく可能性が出てきているのではないかと思っております。まだ正式には発表してございません。副市長,市長にはご相談申し上げているような状況でございますので,今後正式に,出来るだけ早い機会に,変更するかどうか決定して,事業の進捗を図って参りたいというふうに考えております。かなり地権者の了解が,かなり感情的に,しこりになっているような状況でございますので,難しいのかなと思っております。

前島委員長)ほかにご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,次に前期定例会以降の入札実施状況についてご報告願いたいと思います。

参事兼道路建設課長)それでは入札の実施状況についてご説明いたします。道路建設課で,9月以降10件の入札を実施しております。このうち一般競争入札が6件,指名競争入札が4件でございます。工事名,金額等につきましてはお手元の資料に記載のとおりでございます。以上でございます。

下水道課長)下水道関係の入札状況をご説明申し上げます。公共下水道関係で8本やっております。

前島委員長)資料はどれですか。

下水道課長)資料は配付してございませんので,後ほど配付したいと思います。申し訳ございません。

建築住宅指導課長)建築住宅指導課の入札状況についてご説明いたします。工事は1件だけ発注してございます。それは,市営正上内台団地の住戸の改修工事でございます。住戸2戸分を改修する工事でございます。工期は19年12月8日から平成20年3月14日までの工期でございます。以上でございます。

前島委員長)以上で報告は終わりました。下水道課については直ちに資料を用意してきてください。暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

前島委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。ただ今,下水道課から資料が提出されました。それでは説明をお願いします。

下水道課長)下水道課関係のご説明をいたします。流域関係でございますが,資料の方では12番まで書いてありますけれども,8月分のやつが入ってますので,それを引きますと9本。12月の1本を入れて9本になります。
 公共下水道関係につきましては本数で9月以降4本になります。次のページになります。集排関係になります。石岡西部関係で,12月のも含めて4本でございます。恋瀬関係,恋瀬の集排,3本でございます。12月までで3本でございます。
 今後の発注予定でございますが,流域関係では約6本程度。これは資料にはないです。

前島委員長)それでは,その資料については後で各委員に配付してください。それでは,報告について何かご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,次に次期定例会までに予定している入札実施予定についてご報告願いたいと思います。

参事兼道路建設課長)この定例会以降,お手元に配付しました書類のとおり14件の入札を予定しております。このうち大きい金額が何件かございますので,繰越しも出るのではないかというような感じでおります。以上です。

前島委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,次に前期定例会に採択し市長へ送付した請願・陳情の処理の経過と結果についてご報告願いたいと思います。

参事兼道路建設課長)前回定例会で採択になりました請願・陳情で,11月6日付で市長から議長の方へ経過並びに結果を報告しております。その中で請願第2なんですけれども,これは下林地区の水路整備ということでございます。これは以前より戸の内3区の区長から毎年要望取りまとめで支所の方に出されている件でございますけれども,要望整備区間が約800メートルと大変長いこと,また下流側の施設状況などを調査しなければならない点も多々あること,また調査,測量費や工事費など多額の事業費が予想されますので,ほかの要望箇所とともに排水路整備事業として検討してまいります,ということで報告をしております。
 次に同じく陳情第4。これはあざみ区内の道路舗装,排水整備についての陳情でございます。これも地元の区長から支所宛要望箇所として出されているところでございます。あざみ区内には整備済みの市道B7551号線のほかに,要望がございました市道B7552号線を含め,3路線が未整備となっております。これらの3路線はいずれも流末排水に課題があり,場合によっては用地の取得等も考慮しなければならないため,区長をはじめ地元の皆さまのご協力をいただきながら今後検討して参りたいと考えております。以上のように報告しております。

前島委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,次にその他,前期定例会以降の都市建設部における行政報告がございましたら,ご報告願いたいと思います。
 暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

前島委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。

都市建設部長)私の方から,インターチェンジ関係のご説明をしたいと思います。9月定例会におきまして,9億1,000万円にのぼる予算を計上させていただきました。現在,先ほどの報告の中で執行率が,工事費につきましてはほとんど発注してない,及び,県に委託という形になりますが,委託関係が発注がない。それから公有財産の購入費,あるいは補償補填費がゼロということになっております。非常に当初の予定より国の方が,国の決定が遅れております。つい先ほど,12月5日に市長と私どもの方で国の方へ要望をいたしまして,早期にスマート・インターの社会実験の,追加インターですね,社会実験を始めるようにというような形で要望を,小美玉市も入りましてやってございます。地元選出の衆議院議員につきましても,早急に決めていただきたいということでお願いをしております。9月補正で,インター関係予算を計上する時点で,9月か,おそらく10月頃には申請の受理があるんだろうというようなことで進めてきたわけでございますが,非常に,現在までないというような状況なものですから,早期にやっていただきたいということでお願いしてございます。
 新聞等でご存じとは思いますが,国の方の道路整備関係の中期計画がつい先ほど決まったようでございますので,その中でインターの整備も入っておりますので,近いうちにあるのかと思っております。すでに説明会等は終わり,地権者等の方も当たっております。それが,申請が決まれば,早急に執行して参りたいと。いずれも議会案件になりますので,それが出来ないというような状況になっております。早急に実施して参りたいと思っておりますので,遅れておりますがよろしくお願いします。以上でございます。

前島委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,次に平成19年第1回定例会で否決した議案第64号及び議案第65号の,その後の状況についてご報告願いたいと思います。

参事兼道路建設課長)否決になった議案第64号のその後についてでございますけれども,払い下げ申請者の方は,今でもその思いは持っているようでございます。私の方では,前回と同じ形態では受付はできませんということで,お断りしているような状況でございます。
 さらに議案第65号につきまして,上青柳の件なんですけれども,これについては状況に変わりはございません。認定してある道路に塀が建ったような状況で第1回定例会で否決になったわけですけれども,その形態は現在も変わっておりません。私の方でもご本人に対してお話しとか,を申し上げてはおりません。

前島委員長)では,執行部ではどのように考えてるんですか。それを聞かせてくださいよ。だって執行部から議案にして提出してきたやつなんだから。
 暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

前島委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。

都市建設部長)議案第64号につきましては,参事がお話ししたような状況にございます。私どもといたしましては,第1回定例会で否決になっておりますので,市道の原状を復旧をしてほしいというようなことで依頼をしてます。木が1本生えてますが,それも伐採してくださいということで,伐採するというような返事をいただいているということでございますので,原状に復するような努力はしております。
 それから65号につきましてでございます。改選前の委員会で否決になったわけでございますが,八郷地区の青柳でございます。現地を見ていただきまして,立派な,非常に高額な費用がかかるような門が市道であるところに建ってございます。しかし,その市道の先はその門の持ち主の方の居宅の部分でございます。周りの方がそれを利用するというようなおそれは今後もないし,それにより,現在通行ができないような,市道でありながら非常に管理上不手際が今まであったということでございますが,非常に申し訳なく思っておりますが,現状がそのような状況になってございますので,私どもとしては,それを利用する形態がございませんので,出来れば,申請者が払い下げを要望しておりますので,払い下げいたしまして,そういった不合理な状況を解消して参りたいと思っております。管理上不手際があったということでございます。誠に申し訳なく。門が出来て,払い下げしてほしいというような,結果的にはそういうような形になっておりますが,以前から宅地の入口として,個人の,1軒の宅地部分の入口として以前からそういうような状況にあったようでございますので,何とかもう一度現地を視察していただきまして,状況を十分勘案していただければと考えております。出来れば,事務局といたしましては,そういった状況を解消することが出来ますので,何とぞよろしくお願いしたいと考えております。
以上でございます。

前島委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

山口委員)64号についてでありますけど,いま部長の方からお話しあったんですけども,この前も私の一般質問の中で,やはり地権者として,利用する人たちとしてみれば,今回,農免道っていうか県の事業がありますから,その道路が出来るときに,あの道路を,出来れば舗装にしてもらいたいと。あの所ね。それにはやっぱり栗を撤去してもらうのが,これまで13年間も市の道路を無断でうなって,栗を植えておいたんですから,出来れば○○さん(個人名)に自分から来ていただいて,道路を元に戻してもらって,市の方では一緒に,これは県の事業とまたこっちは違うんですけど,あそこのところ道路やったときに道路の取り付けのところでも舗装してもらって,上は一時砂利敷きにして利用するように,市としてやるべきだと考えますので。○○さん(個人名)の方に何回も言っても,撤去するということには返事は貰ってあるっていうわけなんですけど,いま○○○○(企業名)さんと昨日,一昨日かな,私話したんですけど,○○さん(個人名)の方から,あの道路を広げるために,その道路も,その土も自分の畑に運んでくれといった条件が付いてるそうです。それは向こうで道路を拡げるのに協力してもらったんだからということでそれをやるのかも分かんないんですけど,その道路は道路として元に戻してもらうのが筋だと思います。
 やはり○○さん(個人名)の,自分が便利になるというだけで,皆さんが利用している土地を…,3人には,判子押した人たちは騙されちゃったらしいんですよね。ですから,それはあくまでも,○○さん(個人名)が常識的には元に撤去をして,○○さん(個人名)が元にあそこを均して,あとは市がそれを舗装するなり砂利入れるなりするべきだと考えますので,よろしくどうぞお願いします。でなければ,向こうで,道路,今回農免道が出来るのにそれが出来ないでいたときには,これは市で強制にあれを撤去して道路を造るべきだと思います。市が出来なければ,地権者でやるほかないと思ってます。それやってもらうほかないです。

都市建設部長)先ほどもお話ししたように,木は切るようにお願いはしてます。舗装する気はございません。以上でございます。

参事兼道路建設課長)先ほどお話ししなかったんですけれども,いまお断りはしておりますけれども,申請者は別な形で,形状を変えて申請を考えてるようなところもあるようでございます。

山口委員)その点はね,前から私が言ってるように,この間も本会議で私の質問の中で撤去するよっていうことで,その後も言って撤去するっていうことで向こうで言ってるんですよね。それに未だにこの道路が,今期,3月までにあの道路できるわけです。そこのところの下の田圃のところまで出来ますから。その時に,地権者としてみれば通れるように,舗装してもらいたいっていうのが。あのときに,ついでにね。道路につける部分は広くなってますから,途中だけじゃなく向こうまで舗装にしてもらいたいっていうのが向こうの利用する人たちですから。あと3名の方にも私は言ってるんですけど,区長さんは勘違いして判子を押しちゃったということです。あとは別な人は市の方が売ってくれって言われてたからってことなんでって騙されちゃったということです。あと1人の人は,これはある程度,農業委員やったりなにかしてる人なんですけど,私が地権者として,私やってやってもいいですよって,皆さんにこれ,皆さんが木を切ってね,利用する人が切って,それに対してダンプとか何かなければ私やってやってもいいっていうことで話してるんですけど,一応市の方でやってもらった方がいいでしょうっていうことでいます。だから市がやんないときには地権者として行動をとります。そういう形になると,やはり市の立場も悪いし,○○さん(個人名)の立場も,おそらく十何年間も無断で利用したってことに対して補償問題が出てくると思いますんで,その点もよくお話しして,お互いにいい方法として,3月までに,3月までって言うより,いまはもうやってますから。それを市としてやってください。地権者の,住民の代表としても一言付け加えておきます。

前島委員長)暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

前島委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。

参事兼道路建設課長)申請者の方は,そういったことも考えているようでございます。その道路の周りの地権者と,どういった形態で,それを廃止した場合にどこにその部分を持っていくかとか,そういったお話し合いはしてるんではないかと思います。

都市建設部長)いずれにしましても,議案が否決された時点で,原状に復すと。それがその時点の委員会の意思表示でございますので,それらは。一応,委員長が休憩中におっしゃったようなことも今後考えることも出来るかと思いますが,それは今後の課題といたしまして,一応,原状に復させるということをやりたいと思ってます。

山口委員)部長が今そうやっておっしゃってくれたんでね,私も安心するんです。それをいま委員長さんが言ってるように,起点からという形ならいいんじゃないかっていう話も出るけどね,これはあくまで○○さん(個人名)がそういう便宜を図ってもらいたいっていうだけのことでね。これは3人だけをまとめたからっていって,それだけじゃないんですよ。利用してる人がとにかく,13年間も無断で市の道路を利用した人がまずいんであって,その人が反省なくして,まだ自分がどっちも土地があるんで,それを便利よくするために言ってるだけのことでありますから。これは市として認めるわけにいかないし,我々も認めるわけにいかないんで,これだけはご了解いただきたいと思います。

都市建設委員長)私が言ってるのは違うよ。途中で切るんじゃなくて,1本の路線を全部廃道にすべきだろうって言ってるの。地権者が誰とかっていうことじゃないですよ。

山口委員)それはね,委員長ね,今までの時点のこと考えてください。委員会で否決しまして,本会議でもちゃんと部長が撤去させますよと言って,向こうで撤去しますって言いながら,未だにそう言ってるんですから,これは理屈じゃないんですよ。市としての対応をきちんとしないと駄目なんですよ。それだけです。

鈴木(米)副委員長)議案第65号についてですが,前に私らも行って,現地を見まして,いろいろ審議した結果,まずこれは,ちょっと認めるのは不可能だということで,1回目の委員会ではなりまして。いま部長もいろいろと話をしましたが,八郷地区の時の問題だと思うんですがね。ただしその問題の時に,結局優秀な,八郷でも優秀なメンバーの1人でございますので,その優秀なメンバーの家が市道に門を建てたということになりますと,これを簡単に廃道にした場合にはね,こういう例がどんどん出てきた場合には,なかなか私も難しいと思うんですよ。これは,まず優秀な名前の人であるので,これを機会にね,いま少し時期をおいてね。いつまでも役に付いてないから。役付きの人だから。これを今やるとね,やっぱり圧力をかけられたとかということが,私らの方の八郷の時もいろいろな問題が出ましたが,そういうことがあるので,この場合は少し時間をおいて,検討して,やった方が,私はいいと思うんですね。その方がお互いに円満解決になるんじゃないかと。急にここで,否決されたからってまた出してきて,また,っていうことじゃなくね。私はそう思うんですが。八郷の地区としてね。今までの例から見ますとね。

都市建設委員長)まったくご意見のとおりだと思います。すぐに出すというようなことで,申請者からも,出してくれという何の圧力も受けてございません。ただ,市道管理者はやはり,こういう状況が長く続くと,造ってもいいのかなと。今おっしゃったようなことも考えられますので。認められないことではございますが,当面,市道の復元をしろと言っても,その人1人が使う市道のような形態でございますので,今すぐにというようなことは私どもも考えておりませんが,道路を管理する側としては,そういうものは出来るだけ早く正常な形にしていきたいというふうには考えております。
 そういうことで,おっしゃったことはよく分かりますので,当分,状況を見ながら考えて参りたいと考えております。

関委員)鈴木副委員長の言われることも一理あることですが,現実的対応としてはね,実質的には市道としての使用価値というか,それがほとんどないわけですね。尚かつ,あそこの門を取り払えというのも,これも現実的ではないんで,やはりある程度,時間をおくならおいてね,現実的対応をされることがいいんではないかと私は思います。以上です。

関口委員)私も,この時は議員になってなかったので,現地も見てませんけども,関委員が言ったように,図面を見て判断しますと,廃道申請は何ら問題もないと思いますので,機会がありましたら,その現地に連れて行ってもらって,説明を受けたいなと思います。

鈴木(米)副委員長)あのね,皆さんはそういう意向ですがね,私はね,今まで八郷でもね,廃道のね,家を建てた時にね,家の中に廃道申請をしてね,建てる前に自分の公図っていうものを取りましょう。そうすると,ちゃんと道路が入ってることは分かるわけですよ。取るか取らないか分かりませんけどね。そこに建てちゃって,何十年も前に建てといて,急に廃道してくださいよって言ったときにはね,やっぱりなぜ前に全部調査をしてやらないのかと。建てる前に廃道の申請してれば,誰だって簡単に廃道してやるよ。だけど,建てちゃって何十年もおいて,気がついたからって言ったんでは,なかなかちょっと難しいわけですよ。例えば石岡でも昔,調整区域に家建てて,全部撤回された例もあるんですよ。そういうことじゃなく,時間を少しおいて,私は名前は言いたくないけども,優秀な人なんだから,優秀な人がそういうことをやってたんでは,八郷のためにも…,真似をする人が出てきたときには言えないだろうっていうこと。だから,時間をいま少しおいてやった方がいいんじゃないかと。強制的にやっちゃうよりは。

関口委員)私が言いたいのは,現地は見てません。門をいつ建てたものかも分からないから言ったんですけど,この案件と図面を見た感じでは問題ないという判断で言っただけでありまして,現地を見れば私の考えも変わるかも知れませんけど。そういうことで言ったわけで,機会があったら見てみたいと思います。

前島委員長)暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

前島委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 そのほか,ご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,この際,閉会中の継続調査及び審査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において閉会中もなお継続して調査,審査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件・理由を示して,閉会中の継続調査及び審査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします。


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