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議会中継
  


 第11回委員会 (12月8日)
出席委員 塚谷重市副委員長,徳増千尋委員,関町芳弘委員,菱沼和幸委員,桜井信幸委員,関昭委員
その他の出席者 久保田健一郎議長,磯部延久副議長小松美代子議員,山口晟議員,池田正文議員
市執行部 市長(横田凱夫),副市長(菊地武雄),総務部長(海東慎行)
議会事務局 局長(太田光幸),次長(田崎利文),議事法制課長(佐々木敏夫)



塚谷副委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。本日は,委員長が欠席ということですので,石岡市議会委員会条例第15条の規定により,副委員長の私のほうで進めさせていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。本日,急遽開催いたしましたのは,市長より今期定例会において,議案を追加提出したい旨の申し出によるものであります。本案説明のため,委員長において説明員として出席を求めた者の職,氏名は,市長 横田君,副市長 菊地君,総務部長 海東君,以上であります。これより審査に入ります。なお,審査上の発言は,挙手によりこれを許します。それでは,執行部より説明を求めます。

市 長)本日は,大変お忙しい中,お時間をいただきまして誠にありがとうございます。第4回定例会におきまして,議案として条例の改正について1件がございます。詳細につきましては,担当部長のほうから説明いたします。

総務部長)追加議案として提出する議案につきましてご説明いたします。議案第138号 石岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することについてでございますが,国民健康保険被保険者が出産したときに給付する出産育児一時金を産科医療保障制度に加入している医療機関等で分娩した場合のみ3万円を加算して38万円に引き上げるものでございます。この改正につきましては,12月5日に関係法律の公布がなされまして,施行日が平成21年1月1日からとなっておりますことから追加議案としてお願いするものでございます。よろしくお願いいたしまして,追加提出議案の説明を終わります。

塚谷副委員長)以上で,説明は終わりました。ただ今の説明について,ご意見等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

塚谷副委員長)ご意見なしと認めます。それでは,ただ今,執行部から説明のありました議案の追加提出について,議長からその取り扱いについて考えをお示しいただきたいと思います。

久保田議長)ただ今,説明のありました追加提出議案第138号の取り扱いでございますが,明日の日程第1に上げ,一般質問を日程第2とし,本会議を進めてまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

塚谷副委員長)ただ今,議長より説明のありました追加提出議案第138号の提出に伴う議事日程につきまして,ご意見等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

塚谷副委員長)ご意見なしと認めます。お諮りいたします。それでは,追加提出議案第138号の提出に伴う議事日程につきましては,議長から説明のあったとおりといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

塚谷副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,追加提出議案第138号の付託先についてを議題といたします。本件については,事務局から説明をさせます。

事務局次長)先程執行部から説明のありました追加提出議案第138号の付託先につきましては,石岡市国民健康保険条例の一部改正に関することなので,議案付託表に示すとおり教育福祉委員会になるものと思われます。以上よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

塚谷副委員長)ただ今,事務局から説明のありました議案の付託先につきまして,ご質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

塚谷副委員長)発言なしと認めます。お諮りいたします。追加提出議案第138号の付託先につきましては,お手元の議案付託表のとおり教育福祉委員会といたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

塚谷副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。執行部につきましては,ご苦労様でした。ご退席を願います。次に,議長から発言を求められておりますので,これを許します。

久保田議長)議員年金につきまして私のほうからご提案を申し上げたいと思います。過日の茨城県市議会議長会において「地方議会議員年金制度に関する意見書」を各市で提出することが全会一致で決定されました。地方議会議員の年金制度につきましては,地方公務員共済組合法に基づき,退職議員やその遺族に対して,年金や一時金が支給され,その生活の安定に大きな役割を果たしているわけであります。現在,この年金制度も平成の市町村合併により年金受給者が急増したため,積立金が減少していくという非常に厳しい財政状況となっており,市町村合併の影響額に見合う特例措置など国の支援がなくては議員年金制度の維持は,大変困難な状況であります。合併特例法の中にも議員年金につきましても激減緩和措置として立法化されております。議員年金制度の維持のためには,国の支援は当然のことなのかと思うわけであります。このようなことから,地方議会議員年金制度に対し,国が特段の措置を講じるよう県内の各市で国へ意見書を提出していこうということであります。私といたしましては,お手元に配付いたしました意見書案を委員の皆様にご審議をいただき,その結果をもって対応をいたしたいと思いますので,よろしくお願いいたします。加えさせていただくならば,本来議員報酬として入ってくるであろう見込み額が1,111億円減少してしまいました。1,111億円の中で,議員積立率が16%ぐらいあるわけなんですが,そういうことを考えますと,160億か170億ぐらいの額が本来は激減緩和措置の中で,1年間入ってきて良いはずなんです。ところが現在入ってきているのが57億程度の激減緩和措置としての国の補助金が入ってきているに過ぎないという状況でありまして,今約400億ぐらいの積立基金があるんですが,去年200億がマイナスということで積立金の中で取り崩しました。このままでいきますとあと2年で,議員共済年金基金が0になってしまうことが想定できるわけであります。国の中で委員会が設置されまして,この中で地方議員の年金制度をどういうふうにしていくかという議論がもたれておりまして,その中でざっくり申し上げるならば,1%積立金の積み立て率を上げて,今現在支給されている年金を1%下げてはどうかというような議論なされているということを聞いてまいりました。こういうことが許されて良いわけがないということで,今回の意見書案提出ということで茨城県下の議会は一致して国のほうに意見書を提出するということになったわけでございます。以上がおおざっぱな説明であります。よろしくご検討のほどお願いいたします。

塚谷副委員長)ただ今,議長から意見書案提出について,委員の皆様のご意見をいただきたいという旨の発言がありましたので,ご意見をいただきたいと思います。

関委員)意見書を出すことに対して,反対するわけではございません。それを前提にした上で,議員の年金制度についてお伺いしたいのは,私は廃止すべきではないかという持論を持っているんですが,そういう議論は出なかったんですか。もちろんこれを廃止した場合に今までに辞められた方の年金の問題は当然でてくるんだろうと思うんですが,それについては当然何らかの手は講じなければならないと思ってはいるんですがね,これから辞めていく人たちについては,廃止すべき方向で良いのではないかと私は思うんですがどうなんでしょうか。

久保田議長)意見書案の中にもうたってありますけれど,当初は互助会的な考え方からこの制度というものが発足したわけなんですが,37年にですね,地方公務員共済法によって強制加入することになっているわけなんです。これは好むと好まざるとにかかわらず積み立てはしなければならないということでずっと来ているわけであります。そんな中でこの前の説明の中では,議論されなかったわけなんですが,その前の段階で議論がなされたのは強制加入の中で,例えば茨城県全体の中で,議長会がですね,こんなもの廃止しろということになった場合にこの制度そのものがなくなって積み立てしたお金は戻ってこないだろうというお話しもありました。そういった中で強制加入という部分があるんで廃止するならば当然積み立てした部分のお金ですね,これは当然各自治体や議員さんに戻してもらうほかないだろということは意見の中で出たんですが,今まで年金でもって生活してきておられる遺族の方や退職議員さんはどうするんだというような話しもありまして,その辺がまとまらないというか,その辺を救済するためには,この制度は維持しなければならないという結論になったわけであります。国もこの制度を守っていこうということで審議会を立ち上げてそういった議論がなされているということであります。もし地方自治体としてこの制度を廃止の方向でいくべきだということであれば国の問題になってくるのかなという気がしますね。

関委員)私は,まさにそのとおりだと思うんですよ。このまま続けていくとどんどん国の負担というのが増えていくと思うんですよね。

塚谷副委員長)暫時休憩いたします。

― 休憩 ―

塚谷副委員長)再開いたします。そのほかご意見は,ございませんか。それでは,ただ今久保田議長より提案のありました地方議会議員年金制度に関する意見書については,意見書案のとおり,今期定例会に議会運営委員会として提案することでよろしいでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

塚谷副委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。地方議会議員年金制度に関する意見書については,意見書案のとおり,今期定例会に議会運営委員会として提案いたしたいと思います。以上で,議会運営委員会を閉会いたします。各委員におかれましては,各会派の皆様によろしくお伝えくださるようお願いいたします。



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