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議会中継
  


 第1回委員会 (4月22日)
出席委員 川井貞夫委員長,島田久雄副委員長,菱沼定夫委員,磯部延久委員,大和田俊樹委員,塚谷重市委員
市執行部 【生活環境部】
生活環境部長(大野静夫),生活環境部次長(村田寛),市民生活課長(鈴木正治),市民課長(栗崎孝夫),環境対策課長(田崎徹),水道課長(櫻井正夫),市民会館長(梅澤信尾)
【経済部】
経済部長(市村章二),経済部次長(上田実),農政課長(松崎守男),地籍調査推進室長(友水敏男),商工観光課長(沼田耕)
【農業委員会事務局】
事務局長(大和田澄男),事務局次長(上曽茂昭)
議会事務局 議事法制課長(佐々木敏夫)


川井委員長)ただ今から,市民経済委員会を開会いたします。
 本日の委員会は,平成20年度になりまして,説明員として執行部の出席を求め,開催する初めての委員会であります。
 つきましては,市民経済委員並びに執行部との情報の共有化,そして,今後の円滑なる委員会審査のため会議を開催するものでありますので,どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは,これより審査に入ります。
 本日の審査案件は,市民経済委員会における所管事務及び平成20年度主要事業についてであります。
 次に,本日の審査に当たり,委員長において,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました出席者名簿のとおりであります。
 なお,冒頭にも申し上げましたとおり,新年度初めての委員会審査でございますので,執行部においても人事異動がございましたので,委員並びに執行部の自己紹介を行い,審査に入ってまいりたいと思いますので,ご協力のほどよろしくお願いいたします。
 それでは,最初に委員の自己紹介をいたします。
 私の方から,自己紹介をさせていだきます。
 委員長の川井貞夫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

島田副委員長)副委員長の島田でございます。よろしくお願いいたします。

磯部委員)磯部でございます。よろしくお願いいたします。

大和田委員)大和田でございます。よろしくお願いいたします。

塚谷委員)塚谷でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

菱沼委員)菱沼でございます。よろしくお願いいたします。

川井委員長)以上,市民経済委員は6名でございますのでよろしくお願いいたします。
 それでは,次に,執行部から提出されております資料に添って審査を進めます。
 執行部におかれましては,生活環境部,経済部,農業委員会の順に自己紹介と併せて説明願います。
 なお,発言の際は,挙手をお願いいたします。

生活環境部長)それでは私,4月1日の人事異動によりまして,生活環境部長に命じられました大野でございます。よろしくお願い申し上げます。
 生活環境部の体制について説明させていただきます。生活環境部は4課と1館,市民会館でございます。総勢46名でございます。これより,職員の紹介をさせていただきまして,その後に各課の所管する主要事業につきまして,各課長から説明をさせていただきますので,どうぞよろしくお願いいたします。

生活環境部次長)次長の村田でございます。よろしくお願いいたします。

市民生活課長)市民生活課長の鈴木でございます。よろしくお願いいたします。
 市民生活課所管の主要事業についてご説明をいたします。交通安全対策,安全・安心・まちづくり推進,街路灯・防犯灯事業,消費者保護育成・施設管理など,市民生活に直接関する事業が市民生活課には多くあります。その中でも,特に大きなウェートを占めますのが交通安全対策事業でございます。予算額としましては2,659万1千円で,事業内容は毎月,月初めの交通安全の日に,市内の交通安全関係団体・警察等と連携しまして,街頭活動として交通立哨を実施し,交通安全に対しての啓発活動をしております。また,民間交通指導員として40名の方を委嘱しまして,市内の要所で朝の通学時に交通安全についてご協力をいただき実施しております。また,カーブミラー等の交通安全施設の設置・補修等につきましても,地区の代表者の申請に基づきまして,随時設置しております。
 次に,街路灯・防犯灯事業につきましては,街路灯においては,街路灯設置要綱に基づいて予算の範囲内で設置いたしております。また,防犯灯につきましては,石岡市防犯灯設置補助金交付要綱によりまして,地域の防犯対策の一環として,町内会・自治会などが,その地区の生活安全を図るため設置される防犯灯に対しまして,工事費の一部を補助するものです。本年度の予算額は724万5千円でございます。
 次に,コミュニテイ・新生活運動事業でありますが,地域住民による住みよい地域づくりを推進するため,財団法人自治総合センターのコミュニテイ助成事業の助成を受けて実施するものです。本年度は三村の古道地区,大小路地区の2か所が,この助成事業の対象になっております。
 コミュ二テイセンター維持管理経費は,市内の3か所,南台,杉並,鹿の子のコミュニテイセンターの維持管理に要する経費でございます。
 次に,桜づつみ維持管理経費でございますが,高浜地内の愛郷橋下流の恋瀬川堤防にあります恋瀬川桜づつみの除草委託・清掃委託などの維持管理経費でございます。
 次に,まちかど情報センター運営経費947万9千円でございますが,指定管理者の委託料などの経費でございます。旭台会館管理経費1,313万5千円につきましては,指定管理料など,維持管理に要する費用であります。
 次に,安全・安心まちづくり推進事業でございますが,石岡市生活安全条例を制定し,事業の一環としてエンゼルパトロール事業を推進し,地域のコミュニケーションを高め,互いに見守り合い運動として,地域の防犯及び犯罪抑止のために活動しております。また,警察・防犯協会などと連携し街頭活動を通して,防犯の啓発にあたっております。予算額としましては,255万9千円でございます。
 新規事業といたしましては,市民とのまちづくり条例制定事業がございます。2か年計画で,平成22年3月の制定を目指して作業を進めてまいります。予算額としましては100万円でございます。
 以上が,市民生活課所管の主要事業の概要でございます。よろしくお願いいたします。

市民課長)市民課の栗崎でございます。よろしくお願いいたします。
 市民課の事務分掌についてご説明を申し上げます。ページは2ページでございます。なかほどに市民課の事務分掌がございまして,14項目ほどございます。1つは,総合支所と出張所との総合調整に関すること。2番目として,住民基本台帳に関すること。3番目として,住民基本台帳カード,電子証明書に関すること。4番目として,自動交付機の運用に関すること。5番目として,印鑑登録証明に関すること。6番目として,戸籍に関すること。7番目として,埋葬,火葬及び改葬に関すること。8番目として,外国人登録に関すること。9番目として,人口動態調査に関すること。10番目として,自動車の臨時運行許可に関すること。11番目として,民刑事務及び身上照会に関すること。12番目として,母子健康手帳の交付に関すること。13番目として,教育委員会各課が行なう事務事業の受付及び学校等教育施設との連絡調整に関すること。14番目として,その他窓口業務,市民の記録に関することの14項目でございます。
 市民課の主要事業施策概要でございますが,6ページにございます戸籍事務費,予算額が1,422万6千円。内訳として,戸籍システム保守委託料が346万5千円,備品借上料
510万9千円,戸籍システム使用料378万円,それに住民基本台帳ネットワーク運用に関する経費として40万円でございます。
 以上が,市民課の事務分掌及び主要事業でございます。よろしくお願いいたします。

環境対策課長)環境対策課の田崎でございます。
 それでは,環境対策課に関する説明をさせていただきたいと思います。
 まず,職員の配置でございますが,資料1ページでございます。課長補佐2名を含めまして,13名の体制で環境対策課を預かってございます。
 続きまして,事務分掌2ページでございますけれども,環境対策課に関しましては,19の項目があるわけですが,特に環境美化関係,それから市の霊園,墓地,次のページ,3ページになりますが公害の防止対策,それから環境の保全の啓発,簡易水道,霞ヶ浦浄化,さらには不法投棄関係ということで,19の事務を預かっているわけでございます。
 続きまして,環境対策課が所管しております20年度における主要事業施策概要の方,資料の7ページ,8ページにございます。こちらの方,主な事業につきまして説明させていただきたいと思います。
 まず,衛生費でございます。石岡地方斎場組合負担金,3,706万9千円でございます。これは,石岡市,小美玉市,かすみがうら市の3市で運営する石岡地方斎場組合に対する負担金でございます。
 次に,霞ヶ浦浄化対策経費の4,333万9千円でございますが,これは,工場,事業所,河川,不法投棄現場などの水質分析を行いまして,その改善を図るとともに,霞ヶ浦の浄化のための事業を行なう経費でございます。なお,ここに記載してございます合併浄化槽設置に係る補助金,これにつきましては下水道課が所管することになってございます。
 続きまして,清掃一般事務費の8億7,292万7千円でございますが,これは,継続的なゴミ処理,し尿処理に要する経費でございます。主なものとしまして,湖北環境衛生組合負担金が2億8,577万4千円,霞台厚生施設組合に対する負担金として,ごみ処理経費に要する,いわゆる衛生分という部分ですが4億1,591万6千円。新治広域事務組合に対する負担金として,同様に衛生分が1億7,069万円ほかでございます。
 続きまして,塵芥処理経費2億3,737万円でございますが,これは,廃棄物の適正な処理と排出の抑制を行なうための経費でございます。主なものとして,石岡地区のごみ収集委託料として1億395万2千円,粗大ごみ収集委託料の196万5千円です。また,従来八郷地区のごみ収集の委託につきましては,新治地方広域事務組合で実施しておりましたが,本年度より石岡市において委託を行ないますので,新規事業といたしまして,八郷地区ごみ収集委託料,6,991万4千円を計上してございます。
 続きまして,ごみ減量・資源化推進事業621万5千円でございます。これは,ごみ分別によるごみの資源化,リサイクル推進に要する経費でございます。主なものとしまして,ごみ収集カレンダー,八郷地区分別ガイドの印刷製本費として77万6千円,生ごみ処理減量化補助金が38万円,資源ごみ回収補助金が500万円ほかでございます。
 続きまして,し尿処理経費2,753万7千円でございます。これは,生活環境保全のためのし尿汲取り等に要する経費で,主にし尿汲取委託料の2,517万円でございます。
 次は,特別会計繰出金のなかの簡易水道事業特別会計への繰出金719万3千円でございます。これは,簡易水道事業を維持していくうえでの歳入不足分を補う経費でございます。
 続きまして,金額的には少ないんですが,新規事業としまして,水道事業助成事業の153万4千円でございます。これは,井関給水組合の井戸が崩落の状況にあると。そのため給水量の確保が困難となるため,新設井戸の給水施設設置事業へ交付するもので,補助金交付要綱に基づきまして,対象事業経費の20パーセント,そちらを助成するものでございます。
 続きまして,石岡市簡易水道事業特別会計の主要事業で申し上げます。まず,施設等維持管理経費としまして,1,187万2千円でございます。内容は,簡易水道施設の維持管理に要する経費で,主だったものとしましては,機場自家発電設備の修繕及び積算メーターの取り付け等による施設修繕が163万4千円,水質検査委託料として78万1千円。また,今後,簡易水道事業施設更新計画書を策定するための基礎資料として,給水管の配管図面が必要となりますので,現況図作成業務委託料として159万6千円を計上してございます。
 続きまして,霊園事業特別会計でございますが,市営霊園維持管理経費725万円でございます。これは,市営霊園として龍神山と半ノ木の2つの霊園の施設の維持管理に要する経費でございます。霊園の管理委託料としまして,504万1千円。また,龍神山霊園の入口部分の進入路の一部に民有地がございますので,その用地購入費として70万円を計上しているものでございます。
 私ども所管に係る説明は以上でございます。

水道課長)水道課長の櫻井でございます。よろしくお願いいたします。
 水道課は課長補佐1名,係長2名を含めまして9名で運営しております。3ページの方に事務分掌がございますが,旧八郷町における水道事業全般に関することが,私たちの仕事でございます。
 主な事業といたしましては,業務の予定量から申しますと,給水戸数6,946戸,年間給水量が271万1千立方メートル,1日の平均給水量が7,427立方メートルでございます。収益的収入及び支出ということで,3条予算が5億8,457万5千円,資本的収入及び支出,これは4条予算と呼ばれておりますが3億5,613万1千円でございます。
 水道事業の建設事業のうち,工事請負費が1億2,950万円,設計委託料が1,300万円で,これらを含め,合わせまして1億4,460万円が建設改良費になります。
 内容としましては,下水道と同時施工で行います配水管の布設,これらが7,500万円,高友,長堀,宮ケ崎あたりを予定しております。それから,配水管布設工事。継続事業でございますが,川又川の水管橋を予定しておりまして,長さは40メートル,金額は2,800万円です。その他,継続で半田地内が450万円。それから,メーター交換工事を600件で,300万円。各浄水場の電気設備等修繕が500万円。井戸の浚渫が2か所ありまして,1号井と9号井で,合計で1,100万円。その他に維持・修繕工事として300万円でございます。
 それから,一般会計からの繰出しでございますが,統合簡水と高料金対策の分で1億4,641万8千円。それから,湖北水道企業団への出資金として,3,107万3千円でございます。それらが,主な事業でございます。
 以上でございます。

市民会館長)市民会館の館長をしております梅澤といいます。よろしくお願い申し上げます。
 市民会館の事務分掌につきましては,1ページの職員配置図ですが,職員2名となっております。事務分掌につきましては,3ページのなかほどに書いておりますが,6項目ほどになっております。
 施策概要につきましては,ページ10ページになっております。まず,内容につきましては,市民会館につきましては総務費に掲載されております。事業名につきましては,施設運営経費と施設維持管理経費で,合計額4,738万1千円となっております。
 そのうち,新規事業といたしましては,施設維持管理経費のなかの需用費,建物修繕1,315万8千円となっております。内訳としましては,オーデトリアム棟東側外壁補修工事並びに管理棟屋根塗装軒樋改修工事で,1,173万6千円となっております。それから,サッシ廻りのビートのやり変え137万円となっております。ボイラー修繕は,5万2千円となっております。
 以上が,市民会館の説明です。よろしくお願いいたします。

経済部長)私,4月1日に新たに経済部長に命じられました市村章二です。よろしくお願いいたします。
 経済部の職員につきましては,38名が配属されております。そのうち,農政課に19名でございます。うち1名につきましては,農業委員会事務局と併任辞令となっております。
なお,総合支所の農政課に,19名のうち11名の職員が勤務しております。地籍調査推進室につきましては,6名でございます。商工観光課につきましては,11名でございます。うち3名が総合支所の商工観光課に勤務をしております。それと私と次長を含めまして,38名でございます。
 この後,次長からの自己紹介後,各課長から自己紹介と各課所管の平成20年度事業概要につきまして説明いたさせますので,どうぞよろしくお願いいたします。

経済部次長)4月1日付の異動によりまして,経済部の方に配属になりました次長の上田でございます。よろしくお願いをいたします。

農政課長)この度の異動によりまして,農政課長として配属になりました松崎でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 それでは,農政課の事務分掌並びに平成20年度における主要事業施策概要について,ご説明をさせていただきたいと思います。
 では,お手元の資料の2ページをお開き願いたいと思います。
 こちらが経済部の事務分掌でございまして,1番上からが農政課の事務分掌となってございます。農政課の事務分掌につきましては,1番の農政の企画調整に関することから19番目の部内の庶務に関することまでが,事務分掌となってございます。これらの事務分掌を大まかに申しますと,農業の振興,米の生産調整,病害虫の防除,それから畜産・水産・林業,鳥獣・狩猟,農業関係資金,土地改良業務さらには農業委員会に関する事務などを行なっております。
 それでは,続きまして3ページをご覧いただきたいと思います。
 ここからが,農政課の平成20年度における主要事業施策概要でございますが,その内容等につきましてご説明をさせていただきます。
 最初に,農林水産業費の農政一般経費でございますが,予算総額306万6千円のうち,主なものといたしましては,農家組合長報酬関係で222万3千円の支出を予定しております。
 次に,農業振興経費でございますが,予算総額141万5千円のうち,主なものといたしましては,特産物振興補助金の58万6千円で,これは石岡地区たばこ耕作奨励会や八郷たばこ奨励会それから常陸生薬栽培組合への補助金でございます。
 次に,2つ飛ばしまして有害鳥獣捕獲経費でございますが,予算総額198万5千円のうち,主なものといたしましては,有害鳥獣捕獲委託料の133万円でございます。これはイノシシ・カラス等の有害鳥獣の駆除に対します委託料でございまして,例年ですと,八郷支部の猟友会に委託をしまして,6月・8月・10月の年3回ほど実施をしているところでございます。
 次に,畜産一般事務費でございますが,予算総額490万4千円のうち,主なものといたしましては,石岡市家畜衛生指導協会補助金の310万2千円でございます。これは,畜産農家の自衛防疫の助成や畜産環境保全薬剤購入補助などでございまして,家畜衛生指導協会へ補助をするものでございます。
 さらに,乳用牛預託育成及び導入事業補助金133万円につきましては,放牧牛の輸送費や優良メス牛の導入に伴う費用の一部を補助するものでございます。
 次に,土地改良関係事務費でございますが,予算総額2億8,411万4千円でございまして,主なものといたしましては,国営石岡台地農業水利事業や霞ヶ浦用水事業等に伴います償還費の補助金や負担金等でございまして,いずれも受益者の負担軽減を図るための費用として支出を予定するものでございます。
 また,農地・水・環境保全向上対策事業負担金373万6千円につきましては,地域住民参加によりまして,農業施設維持活動や環境保全活動に対しまして,市などから支援を行うものでございます。今年度は染谷地区など全部で9地区,対象水田面積にして約340ヘクタールを予定しているところでございます。
 次に,1つ飛んで農道整備事業の国補事業分でございます。予算総額3,527万円でございまして,これは八郷地域の上青柳地区の里地棚田保全整備事業の農道整備工事に要する経費でございます。
 次に,県単の土地改良事業でございますが,予算総額1,875万円でありまして,これは,各土地改良区が実施する県単補助事業で,用排水路や揚水機械等の補修に伴います補助金でございます。
 次に,畑地帯総合整備事業でございますが,予算総額は1,950万円でございます。これは,三村地区の埋蔵文化財等の調査費用の80万円と畑地帯総合整備事業負担金としまして,三村地区並びに東成井地区の測量試験費や換地費,さらには,道路工事等の両地区を合わせた市の負担金分1,870万円でございます。
 次に4ページをお開きいただきたいと思います。
 最初に,農道整備事業の単独分でございまして,予算総額4,004万6千円の市単独の事業でございます。主なものといたしましては,一般農道整備事業負担金3,862万5千円でございまして,これは農道整備事業といたしまして,県営施行農道整備と併せて歩道を整備し,農道の機能の向上と歩行者の安全を図るということから,ふるさと農道東筑波地区や県営田園交流整備事業の八郷中央区,さらに田園空間整備事業を実施しておりますが,これらの事業に伴います市の負担金でございます。
 次に,農道・農業排水路整備事業の単独分でございますが,予算総額2,852万円の市単独の事業といたしまして,いずれも八郷地域の山寺地区,柴内地区,弓弦地区の3か所の農道整備としまして,1,720万円の工事費を予定しております。この事業は,補助事業以外の農道整備や小規模な補修工事並びに補修用材などの支給を行うものでございます。
 次に,園芸振興経費でございますが,予算総額7,799万5千円でございます。主なものといたしましては,いばらきの園芸産地改革支援事業補助金の500万円でございます。これは,産地づくりの推進といたしまして,今年度は,梨園の新設と棚整備いうことで,ひたち野農協梨部会により5圃場で,8,800平方メートルに「あきづき」という品種の梨の木を新植するための県補助金分でございます。
 それから,花き優良種苗導入資金貸付金3,500万円につきましては,八郷地域のチューリップ生産農家やバラ生産農家が優良種苗を導入するときに,その導入資金として一時貸し付けをするものでございます。
 次に,農政企画一般事務費でございますが,予算総額1,362万1千円でございます。これは本市にございます,やさと農協とひたち野農協の青年部や女性部などの部会員の育成・強化を図り,地域農業の振興・農村の活性化に努めるということから,農協営農活動活性化事業補助金としまして,ひたち野農協へ756万円,やさと農協へ388万円補助をするものでございます。
 次に,農業経営対策事業としまして,予算総額68万円でございます。
 主なものとしましては,認定農業者連絡協議会補助金としまして,認定農業者の育成・確保ということで,協議会の方へ55万9千円の補助を予定しております。
 続きまして,3つ飛ばしまして,産地づくり推進事業でございます。
 予算総額1億2,230万2千円でございまして,これは米の生産調整等に伴います市単独の促進対策補助金でございます。
 まず,集落生産調整促進対策事業補助金930万円でございますが,これは生産調整が達成した集落に対しまして,10アール当たり2,000円の補助をするものでございます。
 次に,加工用米集荷促進対策事業補助金640万円でございますが,これは加工用米の出荷に当たりまして,1袋当たり1,000円を補助し,生産調整面積の確保に努めるというものでございます。
 また,酒用米栽培促進事業補助金77万円につきましては,昨年度からの新規の補助金でございまして,酒用米の出荷時に1俵当たり500円を補助するものでございます。
 次に,水田農業推進協議会補助金202万4千円につきましては,各水田農業推進協議会への補助金ということで,石岡地域に78万6千円,八郷地域に123万8千円の補助をするものでございます。
 次に,地域奨励作物促進事業補助金9,336万2千円でございますが,これは,生産調整に伴います奨励作物補助金ということで,そば・麦・大豆・飼料作物の水田作物の定着化を図り,更なる生産性・高品質性の高い取り組みを目指すというものでございます。
 次に,条件整備特別対策事業補助金300万円でございますが,これは営農用機械等の整備費に要する補助ということで,事業主体といたしましては,2つの営農集団での取り組みを予定しているところでございます。
 また、今年度からの新規事業ということで,飼料用稲モデル推進事業補助金といたしまして,51万円の予算計上をさせていただいております。これは,麦・大豆の連作障害の回避と安全で低価格な国産粗飼料の確保を図るという目的で,今年度は八郷地域の上林地区で5.1ヘクタールを予定してございます。
 次に,林業振興経費でございますが,予算総額1,702万2千円でございます。主なものといたしましては,森林整備地域活動支援事業交付金950万円でございます。これは森林施業者が適切な森林保護を行なうための施業実施区域の明確化作業や歩道の整備などを行った場合,一定林齢以下の育成林の面積に応じて1ヘクタール当たり5千円を交付するものでございます。
 また,今年度からの新規事業ということで,森林整備担い手対策事業補助金としまして,107万8千円を予算計上しております。これは,森林整備を支える林業の担い手の新規参入の促進や森林組合作業班員等の社会保険制度への加入促進等を図るための補助金でございます。
 次に,5ページをご覧いただきたいと思います。
 最初に,林道開設事業の国・県補助分でございまして,予算総額4,886万8千円でございます。主なものといたしましては,林道開設工事としまして4,790万円でございまして,これは林道半田線の平成20年度分のL=520メートルの開設工事を予定してございます。
 次に,林道開設事業の県単補助分でございまして,予算総額1,123万1千円でございます。主なものとしましては,改良工事費としまして980万円ということで,中戸線が10メートル,北筑波稜線の30メートルの改良・舗装工事を予定してございます。
 次に,林道開設事業の市単独分でございまして,予算総額1,316万円でございます。これは,既設林道の維持管理に要する経費としまして,半田線の用地測量委託や市単独工事といたしまして,不陸整正等工事などを予定してございます。
 以上が農政課の平成20年度における主要施策の概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

地籍調査推進室長)地籍調査推進室長の友水でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは,地籍調査推進室の業務についてご説明申し上げます。業務概要ですけれども,2ページ目の事務分掌中段に記載しておりますように,地籍事業の計画,調査及び管理に関することを行っております。
 次に6ページの20年度における主要施策概要ですが,予算額129万6千円で,経費の内訳ですが,地籍調査補助員の賃金126万6千円,それから測量・調査等の委託料964万円でございます。本年度は,田島1地区の0.39kuを実施いたします。
 よろしく,どうぞお願いいたします。

商工観光課長)私,商工観光課の課長をしております沼田と申します。よろしくお願いいたします。
 まず,事務分掌でございますが,2ページの商工観光課1番から21番までございます。商工業の振興に関すること,或いは金融関係,観光関係を主に担当しているところでございます。
 次に,20年度の主要施策概要について説明いたします。7ページ,8ページでございます。まず,ふれあい交流施設費でございます。336万5千円でございますが「やさと温泉ゆりの郷」の改修工事ということになります。内容としましては,自動ドアの取り付け,温泉を溜めておく水槽に亀裂等が入ってきているということでの修繕,ろ過ポンプ及びモーター等の点検整備というようなことで,336万5千円を計上してございます。
 次に,労働一般事務費でございますが,127万6千円のうち,中小企業労働者共済融資信用保証料補給金が45万円でございます。こちらにつきましては,中小労働者の未組織,労働組合がないところでございますが,そういうところが,中央労働金庫石岡支店から融資を受けた場合の保証料という部分の補填をしているところでございます。
 次に,オートキャンプ場管理運営経費でございます。1,294万8千円のうち,オートキャンプ場の指定管理料でございます900万円。こちらにつきましては,つくばね森林組合の指定管理料となってございます。オートキャンプ場の施設修繕工事240万円でございますが,ケビンの塗装工事ということで計上してございます。
 次に,商工振興事業でございます。1億3,781万5千円でございます。まず,自治金融事務委託。こちらにつきましては,石岡商工会議所と八郷商工会に事務を委託している分の222万5千円でございます。
 次に,産業祭委託料でございます。こちらにつきましては,運動公園の方で,毎年行なっております委託料ということで392万2千円を計上してございます。
 次に,柏原工業団地運営協議会事業補助金でございます。こちらにつきましては,柏原工業団地,現在42社ございますが,こちらに対する運営の補助金となってございます。
 次に,石岡市工場施設誘致奨励金1,900万円でございます。こちらにつきましては,企業の立地を促進するための奨励補助金ということで,20年度は2社を予定してございます。それに対する奨励金でございます。
 次に,商工会議所補助金でございます。こちらにつきましては,商工会議所の運営に対する補助金という形で,829万4千円を計上してございます。
 次に,商工祭の事業補助金でございますが,毎年石岡イベント広場で行なっております商工祭,こちらに対する補助金221万1千円ということでございます。
 次に,中小企業相談所運営補助金1,000万円でございます。こちらにつきましては,石岡商工会議所が窓口となって,中小企業の相談業務を行っている部分に対する補助金ということで,1,000万円を計上してございます。
 次に,まちづくり委員会補助金。19年度までは,TMO推進特別委員会ということで,まちなかの活性化のためにイベント等を行なってきたわけですが,20年度からは,まちづくり委員会と名称を変更しましたので,そちらの方への補助金257万3千円でございます。
 次に,中小企業事業資金保証料補給金でございます。こちらにつきましては,融資を受けました中小企業者に対しまして,茨城県信用保証協会への保証料を補助しているところでございます。補給金としまして,4,320万円ほど計上してございます。
 次に,柿岡城まつり補助金でございます。こちらにつきましては,柿岡のなかで八郷商工会が主となって行っておりますが,そちらへの補助金となっております。
 次に,商工会補助金でございますが,こちらも八郷商工会の運営に対する補助金ということで,506万4千円を計上してございます。
 次に,自治金融預託金でございますが,こちらにつきましては,借り受けした場合の金利の引き下げを図るために,市内の12の金融機関に預託している部分で,3,000万円ほど計上してございます。
 次に,観光対策経費でございますが,4,186万7千円のうち,おまつり関係委託料でございます。おまつりの準備のための経費ということで,542万5千円ほど計上してございます。
 次に,市観光協会補助金1,106万8千円でございます。こちらにつきましては,石岡市観光協会の運営のための補助ということになってございます。
 次に,石岡市産業文化事業団本部補助金ということで,1,326万9千円。石岡市産業文化事業団本部の運営補助金ということで,事務費と退職金等の経費でございます。
 次に,つくばねしし鍋まつり補助金でございます。36万円で,第2回を行なって,3回目を予定しているということで,36万円を計上させていただきました。
 次に,観光案内所運営経費でございます。こちらは,石岡駅前の案内所に係る経費でございます。
 次に,まち蔵「藍」運営経費でございます。こちらにつきましては,まち蔵藍の人件費等の経費でございます。
 次に,グリーンツーリズム運営経費でございますが,旧朝日小学校を改修しまして,そこにグリーンツーリズムの拠点施設をつくるということで,そちらにかかる経費ということでございます。
 次に,ふれあい体験楽習観光事業委託料でございます。ふれあい体験楽習観光事業委託料ということで,こちら予定としまして11月ごろを予定しておりますが,そちらへの運営のための委託料ということで265万2千円ほど計上してございます。
 次に,ふれあい体験楽習施設改修工事でございます。こちらにつきましては,施設の改修工事とさまざまな体験をやるための施設用備品を計上してございます。
 次に,常陸風土記の丘管理運営費でございますが,こちらにつきましては,指定管理者の管理料でございます。
 次に,フラワーパーク管理運営費につきましては,花き総合指導事業委託料ということで,県から花き指導の部分を委託されまして,それをフラワーパークの方へ再委託するための経費でございます。指定管理料につきましては,4,200万円を計上させていただいております。フラワーパークの施設整備工事につきましては,施設自体がかなり古くなってきておりますので,電気工事,キュービクル関係,それから浄化槽の修繕の工事費ということで,312万円ほど計上してございます。それで,用地購入でございますが,こちらにつきましては,施設内の用地につきまして購入するということで,1,186万2千円ほど計上してございます。
 次に,ふれあいの森管理運営経費でございますが,指定管理料2,534万円を計上させていただいております。ふれあいの森施設整備工事でございますが,スポーツスライド用のそりの修繕ということで,252万円を計上させていただいております。
 次に,国民宿舎管理運営費でございますが「国民宿舎つくばね」の運営ということで,指定管理料4,510万円を計上させていただいております。さらに,国民宿舎施設改修工事でございますが,客室等の畳替え,或いはクロスの張替えの工事としまして,314万4千円を計上させていただいております。
 以上が,商工観光課所管でございます。

農業委員会事務局長)4月1日の人事異動によりまして,農業委員会の事務局長を仰せつかりました大和田でございます。よろしくお願いいたします。
 農業委員会の主要事業等につきましては,上曽次長が同席しておりますので,自己紹介かたがた次長の方からご説明申し上げますのでよろしくお願いをいたします。

農業委員会事務局次長)次長をしております上曽でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは,農業委員会の業務の内容について,お手元の主要事務・事業説明書に沿って説明させていただきたいと思います。
 最初に1ページに,農業委員会の設置について書いてございます。これにつきましては,ご参照いただきたいと思います。
 次に,農業委員でございますが,現在,選挙による委員が26名,それから農協等からの選出をお願いしております選任委員の方が4名,合計30名の委員で運営をさせていただいております。任期につきましては3年で,平成21年7月19日まででございます。
 次に,農業委員会事務局の配置でございますが,農業委員会につきましては,本所が八郷総合支所に置いてございます。事務局長以下5名,それから石岡事務所といたしまして,本庁の経済部の農政課なかに,農政課長を所長とし併任として1名の職員を配置してございます。
 次に,2ページの事務分掌でございますが,1から20までの事務分掌を行なっております。(1)農業委員会等に関する所掌事務でございますが,これに関しましては,農地法3条・4条・5条等による農地の利用関係の調整,それから農地の斡旋,争議等の防止を行っているところでございます。
 次に,平成20年度の予算でございますが,農業委員会一般経費2,488万円の内訳でございますが,主なものといたしましては,委員報酬が1,873万8千円。次に各種負担金,4団体ほどございますが151万3千円。それから事務費としまして,201万2千円でございます。以上が,農業委員会の主な一般経費となってございます。
 次に,3ページでございますが,農地法に基づく許可・届出・諸証明関係処理件数を平成16年より平成19年まで掲載してございますので,ご参照いただきたいと思います。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

川井委員長)以上で説明は終わりました。
 次に,質疑に入ります前に10分間ほど休憩を取りたいと思います。
 暫時休憩いたします。

一 休    憩 一

川井委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 ただ今の説明について,質問等ございましたら挙手によりお願いいたします。

塚谷委員)2点ほどお聞きしたいと思います。
 まず,生活環境部の新しい事業として,「市民との協働まちづくり条例制定事業」というのが資料の5ページにございます。この予算が100万円で,そのなかで委員報酬60万円,旅費15万円ということですが,この内容をお聞きしたいと思います。どういう人が何人くらいで事業を進めるのかをお聞きします。

市民生活課長)事業の内容ということでございますが,制定委員会の委員さんは15名ほどを予定しております。人選につきましては,今,作業といいますか人選をしているところでございます。それで,5月いっぱいには,人選を終わりたいと思います。

塚谷委員)市民との協働まちづくり条例の制定ということですが,具体的な内容についてお伺いしたいと思います。

市民生活課長)まちづくり条例につきましては,いろいろな型といいますかパターンが2つ・3つあるわけですが,石岡市はどのようにするかは,今のところ白紙の状態でございます。今後,制定委員会等を開催しながら,石岡市はどのようにするのかを詰めていくわけでございます。今のところは,白紙の状態でございます。

塚谷委員)それでは,もう1点お伺いします。経済部事業のなかで,商工観光課長にお聞きしたいと思います。資料の7ページになりますが,商工振興事業のなかで,石岡市工場施設誘致奨励金については,平成20年度は2社を予定という説明でございました。今まではなかったように思えますが,やはり工場等を誘致する場合に,何かひっかかるものがあるのかどうかお伺いいたします。
 それから,2社予定ということは,具体的に該当するところがあるんですか。

商工観光課長)工場施設誘致奨励金でございますが,20年度からではありませんで,1社につきましては,工業団地のなかで村上・六軒線を行きますとナイスという,以前は戸田産業というところだったんですが,そこが3年目ということで,20年度が3年目でございます。その1社とサンエツ金属,これが20年度の始めということで,その2社でございます。

磯部委員)経済部の資料の7ページで,商工振興事業のなかの産業祭委託がありますが,これは,どこにどのような委託をされるのかお伺いします。

商工観光課長)産業祭の委託につきましては,産業祭の実行委員会がございまして,そちら方への委託という形になります。

磯部委員)その実行委員会には職員も入っていますか。それとも商工会議所とか,その主体となるものはありますか。

商工観光課長)産業祭の実行委員会は,工業団地が主にいろいろ出展します。あと募集しまして商店等の販売を行います。それと同時に米まつりと消費生活展の方も実施しております。そちらのさまざまな団体から選ばれた方を委員会として組織してございます。

磯部委員)次に,同じく観光案内所の運営については,観光協会がやられているわけですが,補助金を出しておって,行政としては,どの程度観光案内所の実態というものを把握されているのかお伺いしたいと思います。

商工観光課長)観光案内所につきましては,アルバイトを雇っております。その人件費ということで,観光協会に委託をされて運営をしているというようなところでございます。そこのなかで,書籍等の委託販売を行っておりまして,その売上の10パーセント程度でございますが,そういうなかで少なからずの利益を得ながら運営をしているという状況になってございます。

磯部委員)これをお聞きしましたのは,私も観光協会に席を置いていまして,だいたいあそこは,観光案内所といいながら観光を案内できる人は誰もいません。お客さんに聞いてみると。あそこに来る人は,どこそこの家に行くのにはどう行ったらいいんでしょうかとか,隣の交番で聞いてもらった方がいいようなことが多いんですよ。これが実情です。ですから,補助金を出している以上,観光協会とも連携を取って,実態を把握してもらいたいと思います。そうことによって,もっとピーアールするとか,せっかくつくっているわけですから,有効に運営できるように検討していただきたいということでお聞きしたわけです。
 それから,同じく商工観光課の事業で,フラワーパークの用地購入というのがあります。
これは,面積も金額もお聞きしておりますが,この用地は「買って欲しい」ということで買うようなことになったわけですね。今後,「私も売りたい,私も売りたい」といったようなことになったとき,市としてはどのような対応するのか,その方針といったようなものは持っていますか。1か所でもこういうことが出たときに,そういう検討をされてきたのか,或いはそういうのは白紙状態なのかお伺いしたいと思います。

商工観光課長)フラワーパーク内の用地でございますが,基本的には平成35年までの借地権ということで契約を結んでおりますので,賃貸でいくというスタンスには変りはございません。ただ,今回につきましては,さまざまな事情のなかで,お話をした経過において,買わざるを得ないだろうということでの計上でございます。

磯部委員)それでは,もう1点お伺いします。これは聞いていいのかどうか分かりませんが,商工観光課の職務において,観光の振興に関することということでやっていると思います。私は,半年前から前任の蔵本次長には,石岡の観光大使を選任してはどうかと提言しておりました。今回,異動があったわけですが,その際,私の提言したことについては,後任者によく引き継いで,商工会議所の会頭,観光協会の会長,石岡市長とよく協議をしていただきたいとお願いしたわけですが,この件は,前任者から引き継いでおられますか。その点の確認をいたしたいと思います。

商工観光課長)話等は聞いております。

大和田委員)グリーンツーリズムの運営経費について説明願いたいと思います。ふれあい体験楽習観光事業委託料265万2千円,ふれあい体験楽習施設改修工事5,156万円,施設用備品451万5千円他とありますが,内容を細かく説明いただきたいと思います。

商工観光課長)ふれあい体験楽習観光事業委託料でございますが,こちらにつきましては,旧朝日小学校でグリーンツーリズムをやる場合,そこでの事務等が発生してきます。そういうさまざまな事務等を行うために,人を雇ってという形になるかと思います。そちらの方の人件費等を計上してございます。こちらにつきましては,今のところ観光協会へ委託しまして,観光協会の方で臨時的に人を雇いまして,朝日小学校の運営に当たってもらうというようなことで考えております。
 ふれあい体験楽習施設の改修工事でございますが,朝日小学校は,かなり古い建物でございまして,トイレにつきましては19年度予算で改修するということで繰越しまして,実際の工事は20年度にやるわけですが,こちらの5,156万円につきましては,外周の傷んだ部分の改修工事,或いは後ろに調理ができるような厨房施設を新たにつくると。それから,ピザとかご飯の煮炊きの体験ができるような釜や施設,そういったものをつくっていきたいということでございます。あと外溝工事とか電気等もかなり古い部分がございますので,電気の配線,エアコン等の空調の工事,或いは水道等もかなり古くなっておりまして,漏水等もみられるということですので,そういった給排水等工事,そういうものを予定しているところでございます。
 施設用備品につきましては,さまざまな体験,あそこでできるようなソバ打ちの体験とかジャムづくりの体験,陶芸の体験,木工の体験などいろいろなメニューをこれから調整していくわけでございますが,そういうような体験をやるための道具等が必要となってまいりますので,そういう備品等を整備するということで451万5千円を計上しているところでございます。

大和田委員)分かりましたが,要は今から言っても困ると言われては困りますが,朝日小学校は,以前,ある議員が別な方向で利用したいということで,それに副市長を中心にグリーンツーリズムにのせてふれあい体験楽習施設ということになったわけです。市民の声としては,この施設に6千万円近くのお金をかけても,目的どおりにはいかないのではないかといった批判の声もあります。批判といいますか,別な方面にお金を使った方がいいのではないかといったことです。今後,もっとお金がかかるのではないかと思います。もっとお金をかけないで,最小限の費用でいいのではないかという市民の声があるんです。
 今,課長の方から説明はありましたが,こういう市民の声もありますので,その辺のことについて担当としては,どのような考えを持っているのかお伺いいたします。

商工観光課長)朝日小学校の活用につきましては,市の方のいろいろな公共施設の検討委員会,或いは私どもの集落の区長さんを代表とするなかで説明を行なってきたところです。そのなかで,集落のなかでも取り壊すとか,或いは何かに使っていただきたいと。そういうなかで,使うに当って,「公共なんかで使ってもらうのが一番いいんだよな」といったようなお話も伺っておりまして,そういう話のなかで,朝日小学校の形状をあまり変えないで,あそこに対する思い入れというものが,地元にはかなりございます。そういうことで,朝日小学校の形状をあまり変えないなかで,最低限の工事をやっていくというなかで,見積もっていくとこういうような値段になってきてしまうというところでございます。
 また,体験等をやるに当っても,安全性を確保しなければならいということは当然でございますので,補修しなければならないところは補修してやっていくといったスタンスで予算を計上したところです。

大和田委員)この国民宿舎つくばねの施設管理運営に関する経費は,毎年かかってくると思います。その金額が4,800万円です。そこに新たに,聞こえはいいかも知れませんが,そこに6,000万円もかけなくてもいいのではないかという市民の声もあります。改修工事が5,100万円もかかるわけですので,それを2,000万円くらいでできないものかと。これは,市民が言っています。どうですか。

商工観光課長)この事業につきましては,国の補助事業でございまして,事業費としましては,この補助分としまして19年,20年合わせまして,総額で7,300万円となっております。そのうち,2分の1の3,650万円が国の補助金という形でございます。そのうちの地方債を2,710万円と予定しておりまして,一般財源としましては,今のところ940万円を予定しているところでございます。こういう財源のなかで,補助事業を進めていくという考えでございます。県の補助はございません。

大和田委員)市民に対して,今の説明されたことを説明しなければなりません。もう少し,塗装とか,サッシを木製へ交換とかいうことですが,もっと費用をかけないで,あのままで別なことはできないかと思います。今,他のグリーンツーリズムは,右肩下がりと言っている人もいますので,担当として別な考えはありますか。

商工観光課長)補助事業で,グリーンツーリズムでございますが,グリーンツーリズムをすでにやっている団体が八郷地区には3団体ございまして,伸びているということでございます。特に農協関係,JAやさとにつきましては,園部でやっておりますが,もうそちらが手一杯になってきておりまして,柴内の田んぼ当りを借りて拡張していくということで,20年度から朝日小学校を拠点としたなかで,そういった拡張を考えてございます。つくばね森林組合におきましても,今,キャンプ場でやっておりますが手一杯の状態という形で,需要というものは「ある」と考えてございます。

島田副委員長)3点ほど質問させていただきます。一つは,生活環境部の市民課の事務分掌の8番に,外国人登録に関することとあります。ここでお聞きしたいのは,外国人登録証を持っていて,下に赤字で「残留の資格なし」というような項目が記載された外国人登録証を持っている外国人がおります。その場合,軽四輪については,自分の名前で買えると。買えて,軽四輪の税金は自分の名前で納めるというような話を聞いておりますが,その辺のところお聞きしたいと思います。

市民課長)現在,外国人登録をされている方は,1,223人くらいおりますが,詳細につきましては後で報告したいと思います。登録証の赤字で記載というところが,はっきりしませんので,確認をして後で報告したいと思います。

島田副委員長)赤字で記載されているものを,発行しているのかいないのかだけでもお聞かせください。

市民課長)確認をさせいただいてもよろしいでしょうか。

川井委員長)それでは,市民課長は確認をしていただきたいと思います。
 ただ今の答弁は保留といたしまして,次の質問をお願いします。

島田副委員長)それでは,次に国の補助事業,また県で新しく始まりました森林環境税についてお伺いします。県においては,森林湖沼環境税が新設されたわけですが,この部分に市にどのくらいの税金が補助金というような形で還付されると思いますが,それについては,この項目のなかにあるのかないのかお伺いします。
 それから,鳥獣害防護施設に対して,国の団体で2分の1の補助事業があるというような情報を昨年の暮れに聞いたわけですが,このことについて市にはどういうに情報が入っているのかお伺いします。

農政課長)1点目の森林湖沼環境税ですが,こちらの予算については,現在の予算には入ってございません。これから,補正等で入る予定でございます。ご案内のとおり,森林,それから湖沼の方の関係ということで,およそでございますが,4億ずつ県内でそれらの補助がつくといった情報をいただいているところでございます。石岡につきましても,何かしかの金額で事業を展開しろといったような説明が,現在入っているところでございます。早ければ6月に補正等でお願いする予定ございます。
 それから,2点目の鳥獣害の補助関係ですが,今,島田委員がおっしゃられましたとおり
情報が議員さん大分早くて,私の方でもとまどっているところでございます。私の方の説明としましては,県の方から3月7日ころに説明があったということで,ようやく農林水産省の方でも動き方が示されたということでございますので,その辺十分に検討しながら,補正等で対応できるものであれば,対応していきたいと考えているところでございます。

島田副委員長)もう1点,商工観光課の方でお聞きしますが,こうして見ますといろいろなおまつりとかイベントがございます。そうしたなかで,おまつりやイベント等にいろいろなテントの設営がされると思います。そのテントの設営が業者任せということが結構あって,中味が薄いといった話をお聞きします。定例会のときでも結構ですので,その設営部分,また下請にまわす部分が各おまつりやイベントにどのくらいあるのかお知らせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

磯部委員)国民宿舎の管理運営についてですが,これはここに出ています4,800万円のことではなくて,だいたい毎年5,000万円近くの指定管理料を含め出しているわけです。
今後,部長は,この施設についてどのようにもっていくのか考えを持っておられるのか。或いは市長とかとそういうことを話されたことがあるのかどうか。例えば一例を挙げれば,年間5,000万円,4年間前倒しにして2億円です。あそこを完璧に整備して民間に売却してしまうとか,あそこを取り壊すのはもったいないと思います。国定公園のなかに,建物を許可されて建っているわけです。それだけで,大きなセールスポイントになるわけです。ですから,その辺を含めて,部長の方で今後に対する考えがあればお聞きしたいと思います。

経済部長)国民宿舎につきましては,皆さん方ご承知のように,平成21年3月で第1次の指定管理が切れます。今年度の8月頃には公募にするか,そのままにするのかといった議論をしなければならないといった状況になってございます。ですから,その時に合わせまして,存続していくのか,また改修の部分が相当ございますので,その辺を見極めながら,今後,十分な協議をしたなかで,指定管理制度を取り入れていくということで今考えているところでございます。
 ただ,公募でするかしないかということについては,市長も一般質問で皆さん方に,当初原則として公募と答えておりますので,その辺も加味しながら,施設の老朽化も相当激しいものがございます。現在,その辺を十分調整しながら進めていきたいと考えております。
 最終的に,できれば4月中ということで考えておりましたが,第三者による検討委員会等の立ち上げをしまして,その状況等のものも考慮していくということで,それを視野に入れながら今後進めていきたいということで考えております。

磯部委員)なくなって困るという部分もあると思います。ただ,問題は負担を軽減して,何らの形で還元されるような経営の方向を慎重に検討してもらって,ただ単に指定管理者でやっていくことも一つの考え方だと思いますが,そういうことも一考あるのではないかと私の考えを述べさせていただきました。十分にご検討いただきたいと思います。

川井委員長)先ほど保留いたしました島田委員に対する答弁を求めます。

市民課長)外国人登録証を現在持ってまいりましたが,このような形で発行しております。
赤字で書いてあるということですが,赤字で書いてありますのは次回の申請の日にちといいますが,免許証ではございませんが,次回の切替えの日にちがいつごろですよという形で,赤字で記載してございます。これは,入国するときに残留資格ということで,職種によって期間があるようですが,入国したときに1年以上の人は5年くらいのサイクルで切替えをするというような国の指導,きまりとなっているようです。
 赤字の部分は,残留の資格なしという記載ではなくて,切替えの期間ということでございます。

島田副委員長)現物を見せていただきたいと思います。

川井委員長)暫時休憩いたします。

               一  休  憩  一

川井委員長)会議を再開いたします。
 ほかに,発言はございませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

川井委員長)発言なしと認めます。
 以上で,所管事務及び主要事業等の審査を終了いたします。執行部の皆様には,大変ご苦労さまでした。
 本日,当委員会所管についての説明を受けたわけでありますが,当委員会の所管事務事業は,生活環境部における環境問題,市民との協働,経済部における農業,商業,工業の振興,そして観光対策,農業委員会における農地の無秩序な開発の監視・抑止といったように,市民生活に直結する部分が中心であります。
 つきましては,今年度の委員会調査の進め方としまして,特に新規及び主要事業につきましては,各部ごとに調査案件を絞り,現地調査を交えながら委員会を開催してまいりたいと思います。
 また,各委員のご提言などを取り上げ,審査・検討を行ないながら執行部と情報を共有化してまいりたいと考えております。
 このような形で,今年度の当委員会活動の方向づけをいたしたと思いますが,いかがでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

川井委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,次回の委員会について、皆様にお諮りいたしたいと思います。
 先の定例会の最終日,当委員会に陳情第17ゴミ集積所の設置基準の見直しについての陳情が審査付託され,閉会中の継続審査となっております。
 その陳情の審査を次回の委員会で行ないたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

(「異議なしと呼ぶ者あり」)

川井委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 なお,開催期日につきましては,後日ご通知申し上げたいと思います。
 次に,その他の件で,何かございましたらこの際お願いいたします。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

川井委員長)発言なしと認めます。
 以上で,市民経済委員会を閉会いたします。



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