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議会中継
  


 第6回委員会 (7月8日)
出席委員 徳増千尋委員長,岡野孝男副委員長,前島守雅委員,金子悦郎委員,嶋田佐登子委員,小松美代子委員,金井一憲委員
市執行部 【企画部】
企画部長(田口賢寿),企画部次長(藏本宏一),企画部次長(細井恒雄),企画課長(佐藤敏明),企画課長補佐(武熊俊夫),企画課長補佐(加藤乃利明)
議会事務局 庶務調査課係長(神谷一美)



徳増委員長)ただいまから,総務企画委員会を開会いたします。
 本日の議題は,所管事務の調査として,「鹿島鉄道軌道敷跡の活用について」,「中心市街地活性化について」でございます。
 次に,案件説明のために,委員長において説明員として出席を求めた者の職氏名は,お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりでございます。
 それでは,これより議事に入ります。
 最初に,「鹿島鉄道軌道敷跡の活用について」を議題といたします。 
 本件については,かしてつ跡地バス専用道化について検討が進められ,その検討委員会の内容について当委員会へも報告をいただいているところでございます。昨日,第3回目の検討委員会が開かれたということでございます。その検討委員会の内容と,この軌道敷跡の活用を図るための現在の取り組み状況について執行部から説明をお願いいたします。
 なお,発言の際は,挙手をお願いいたします。

企画課長補佐)昨日,かしてつ跡地バス専用道化検討委員会が開催されました。今日配布してあります資料を確認させていただきます。A4横「かしてつ跡地バス専用道化検討委員会(第3回)」資料1と表示してあるもの,それと委員会におきまして参考資料としまして,A4「沿線事業所アンケート」,それと「石岡・小美玉地域交通戦略(案)」が配布されてございます。
 それでは,「かしてつ跡地バス専用道化検討委員会(第3回)」資料1に基づきまして,昨日の協議について,概略ご説明申し上げます。
 まず2ページをお開きいただきたいと思います。これにつきましては,全体検討フローと委員会での報告事項でございます。赤枠で記載してございます部分が第3回の報告になります。まず需要予測。これにつきましては前回も報告がありましたが,第2回の委員会のときの意見としまして,需要予測については,「もう少し精度を上げろよ。」とか「補強しろよ。」というご意見がありまして,需要予測の再検討を行ってございます。また整備方針の方で道路の概略設計を進めてございます。道路の概略設計に従いまして,概算整備費が算定となってございます。需要予測と整備費に基づきまして費用対効果分析についても検討してございます。さらに交差点処理方法でございます。交差点処理についても,処理の方法が今回具体的に提案されてございます。それに含めまして,交通規制とか誤進入防止策についても検討されてございます。また運営スキームの案が今回提案となってございます。それと一番左側,石岡・小美玉地域における総合的な交通戦略の策定とございます。これにつきましては,地域全体から見たかしてつ跡地バス専用道化の位置づけを行いまして,事業実施に当たりまして国の支援制度の活用を行うために素案について策定をするということで委員会で検討されているものでございます。
 それでは中身についてご説明申し上げます。
 3ページをお開き願います。今回の需要予測の再検討の内容でございます。前回,沿線高校生アンケート,沿線住民アンケート,バス利用者アンケートから需要予測を1,600人としたところでございます。今回につきましては,これに沿線事業所のアンケートを実施しまして,精度を高めたものでございます。それにもう一つの方法としまして統計データを用いた検討によりこの事業予測の検証を行ってございます。それともう一つ,鹿島鉄道と代替バス,それとこの新しい専用道化のサービスレベルの比較によりまして需要予測を検証してございます。
 4ページをお開きいただきたいと思います。事業所アンケートの概要が記載してございます。事業所アンケートにつきましては,沿線地域の事業所を対象に実施してござます。石岡駅周辺地区は,代替バスの利用が見込めないことから対象地域外としてございます。概ね従業員20名以上の事業所を対象に実施してございます。また対象地域外でも事業所規模の大きい事業所を2つ実施してございます。この事業所アンケートの結果からでございますが,今後の代替バスの運営に有効と思われる意見が数多く出されてございます。一番下,事業所アンケート統計結果をご覧いただきたいと思います。まず南台周辺地域。この事業所からは,JRとの接続性の重要性若しくは軌道敷に限定することなく南台経由等の弾力的なルートを設定してほしいとのご意見が出されてございます。玉里工業団地周辺におきましては,工業団地近くの停留所の設置若しくは運行ダイヤ,特に退社時間に併わせたダイヤの要望がございます。それと旧常陸小川駅周辺地域でございます。自宅からバス停までの距離があることから駐輪場を整備してバスの利用,利便性を高めてほしい等の意見がございました。また地域外ではございますが,主に百里基地等から小川市街地及び空港の基地の出入口まで延伸するルートについて検討していただきたい旨の意見がございます。
 次に5ページをご覧いただきたいと思います。これにつきましては,沿線事業所アンケートを追加しまして需要予測の精緻化を図ったところでございます。今までは沿線市民アンケートに重点をおきました需要予測でございまして,ようは沿線地域内同士の移動とか,地域内から地域外だけの移動の把握がなされていたものでございます。それに加えまして,今回の沿線事業所アンケートにおきまして地域外から地域内の移動者若しくは代替バスの利用意向の調査がなされましたので,これを合わせて需要推計をしたところでございます。沿線市民アンケートと沿線事業所アンケートの地域外から地域内の移動については十分考慮して二重登載していないようにしてございます。結果としまして1,575人という数値となってございます。前回の1,600人とほぼ同様の結果となってございます。
 続きまして6ページでございます。統計データを活用した検討をしてございます。平成10年の東京都市圏のパーソントリップ調査の結果と平成17年の国勢調査地域の沿線地域の人口。平成13年の事業所・企業統計のかしてつの沿線地域の事業所の従業者数。これを基に10年度の鹿島鉄道沿線地域の人の移動の状況ですね。利用交通手段の数値を用いて推計したものでございます。下の方に平成10年時点における利用者推計,これはパーソントリップ調査における交通手段の分担割合に沿線地域の住民若しくは従業者数を掛けまして出した数字でございます。ただ調査時点が平成10年と古いことがありまして,そこで平成10年から平成19年の間に鹿島鉄道の利用者が30パーセント減少してございますので,それを加味して19年度の利用者の推計を取ったものでございます。表示では鉄道となってございますが,現在は鹿島鉄道廃線となってございますので,これがバスの利用者若しくは利用者として見込める数字ということでございます。1,851人ということで1,600人程度の利用者が十分に見込める地域であるという検証がなされたところでございます。
 続きまして,7ページでございます。これにつきましては,鹿島鉄道と現在の代替バス,それから今後計画されるバス専用道化を走るバスについてサービスレベルの比較をしたものでございます。鹿島鉄道自体の運行本数,料金,定時制,所要時間若しくは端末ですね。鉄道の場合は駅です。これを鹿島鉄道を100としまして,代替バスと今後の計画の比率を明示したものでございます。鹿島鉄道が黒の正五角形でございます。現行の代替バスが青,今度の計画が赤となってございます。鹿島鉄道が1,600人の利用者があったということで,それに比較しまして代替バスが850人,今計画しておりますバスについては,ほぼ鹿島鉄道と同じサービスということで需要想定1,600人,鉄道と同等の利用者を見込むことは妥当であるという結果でございます。右側につきましては,富山のポートラムの事例でございます。富山港線を100としまして,その後のLRTの比較を表示してございます。これにつきましては運行本数と料金のサービスレベルの向上により,当時2,300人だった利用者が4,900人となってございます。若干所要時間につきましては,富山港線よりサービスレベルが低下してございますが,運行本数と料金の向上によりまして2倍強の利用者となってございます。これを基に考えますと下の中央の表になってございます。運行本数若しくは料金のサービスレベルを向上することによりまして,目標の1,600人以上に利用者を増加させることも可能と考えられます。
 続きまして8ページでございます。これにつきましては,費用対効果分析をしてございます。費用につきましては,バス専用道化の工事に要する費用若しくはバスの運行に要する経費でございます。便益につきましては,専用道化しバスを運行したときの便益から現行の代替バスの運行したときの便益を引いたものということで比較してございます。委員会からもご指摘がありました。もっと単純に分かりやすくしなさいということで,事業の効果につきましては,下の表に分かりやすく取りまとめてございます。費用対分析の結果,通常B/Cと言いますが,これが2程度でございますが,具体的にはバス利用者にとっては,速達性が向上している。現行の代替バスが25分。これが専用道化にすると16分から20分程度に改善されるということでございます。定時性につきましては,ほぼ100パーセント確保される見込みでございます。またバス停の改善につきましては,石岡から常陸小川間の駅舎を有効活用することによりまして現在の2箇所が8箇所,屋根等がついた停留所になるという考えでございます。バスの利用者だけでなく一般交通者にとっても便益がございます。バスの乗降のたびに現行の国道355号線ですと追抜きができないことから一時停止等の回数がありますが,専用道化することによって一時停止の回数が減ることとなります。またバスの利用者,現行800人でございます。これが1,600人を見込めることになりますと,自家用車の交通量が減少しまして355号線の渋滞も緩和されるであろうということでございます。これを経済効果としますと1年間で約3,500万円の経済効果があるという内容になってございます。これを行政側から見た場合,事業効果B/C=2程度とございますが,その他に茨城空港への公共交通アクセスの確保とか,移動性弱者に対する交通手段の確保若しくは沿線地域の活性化の効果などが得られるであろうということでございます。また環境につきましては,年間450トンのCo2の削減の効果がある。杉に換算しますと3万2千本分であるという結果が出てございます。
 次に9ページでございます。バス専用道化にする道路の概略設計でございます。これにつきましては鹿島鉄道の設計図,石岡・小美玉両市の道路台帳,それと今回の横断測量の結果に基づきまして,設計の考え方を決定してございます。鉄道に比べましてバス専用道の場合,縦断変化がとれますのでなるべく切土部分は盛土工法,盛土部分は切土工法を多用しまして,待避所を含めた幅員6メートルの確保に努めるといった内容でございます。どうしても取れない部分についても最低4メートルは確保するという方針でございます。またその他に切土部分については,排水として側溝を布設いたします。それと2メートル以上の盛土部分については安全対策としてガードレールを設置,その他法面等につきましては植生をするという内容でございます。それと山王川の橋梁につきましては,下水道の整備計画,雨水排水路としての整備計画との整合を図るという意味もありまして,ボックスカルバートを採用することとしてございます。これに基づきまして積算しました結果が次の10ページでございます。
 1番のバス専用道の整備費。これが純粋に道路等に関するものでございます。約4億円と算定してございます。2番の道路附帯施設。これにつきましては,信号とか誤進入防止の遮断機,駐輪場とか待合施設を想定してございます。1億8,000万円でございます。3番のバス購入費。これにつきましては,今のところ最大で1億円を想定しているところでございます。基盤整備に係る事業費が5億8,000万円。バス購入も想定しますと6億8,000万円を見込んでございます。
 次に右側になります。整備スキームでございます。この専用道化を整備するに当たりまして想定されます補助事業について記載してございます。道路事業及び街路事業の交付金若しくは都市交通システム整備事業,地域公共交通活性化・再生総合事業等がございます。それとまちづくり交付金事業を活用することも考えられます。整備スキームの案としまして,一番効率のよいスキームが中ほどの案でございます。3種類の事業を活用しまして,結果としまして地方負担は,3億5,000万円と想定してございます。整備スキーム案の2でございます。これはまちづくり交付金を活用しまして,バスの購入部分については地域公共交通活性化・再生総合事業を活用するというもので,この場合には4億円程度の負担となる見込みでございます。このことから概算の地方の負担は,3億5,000万円から4億円が見込まれるという内容でございます。
 続きまして交差点処理方法でございます。11ページには交差点の現況が記載してございます。交差点側の幅員と交通量,それと国道355号線と近接しているかどうか,あとはバス専用道と一般道との出入口の検討が可能な交差点が記載してございます。
 12ページをご覧いただきたいと思います。これにつきましては,バス専用道のみの工事で対応できるものということを原則といたしまして,交差点の処理方法について検討したものでございます。まずピーク時の交通量について交差点を分類してございます。1時間に300台以上交通量があるかないか,ない場合には,一般道の交通量が更に多いか少ないか,目安としては数十台程度,100台を超えるものをついては専用道側の一旦停止を考えてございます。交通量の少ないものについては一般道路側の一旦停止を考えてございます。また,交通量1時間300台以上の道路につきましては,交差する道路の幅員が2車線以上あるかないか,それに加えまして一般交通に与える影響,踏切との兼合い,信号設置によりバスの移動短縮ができるかの検討を加えまして,信号を設置するか,専用道側の一旦停止をするかの検討をしてございます。一番下の規制パターンの表がその結果でございます。この結果からしますと,信号設置が7番と24番の交差点,あとは交通量の少ないものについては一般道の一旦停止,交通量の多い交差点についてはバス専用道側の一旦停止という結果となってございます。
 次に13ページでございます。今度は交差点の整備区間についての課題を取りまとめてございます。まずV区間。355号線と平行する区間が終わったあと,旧四箇村駅の先から常陸小川駅までの区間の検討でございます。この区間には,小美玉市の方で合併特例債を活用した道路の整備が予定されてございます。これが交差点の○25と表示してございます。現在の予定では,軌道敷との平面交差に近い計画であると聞いております。そのことからルート@専用道化の効果について検討してございます。旧常陸小川駅まで行く場合には,現道より交差点が1か所少ないということでございます。ただルート@の問題点としましては,その次の県道紅葉・石岡線との交差点と近接しているということと,小川の市街地若しくは茨城空港方面に向かう場合には,交差点を2回通過しなくてはならないという課題がございます。このことによりまして,茨城空港ないし小川市街地へ向かう場合には,途中の出入口を設置して国道355号線を通る案もあり得るという検討結果になってございます。
 次に中央の部分でございます。これは国道355号線と平行する区間の検討でございます。これにつきましては,総合運動公園から旧四箇村駅のちょっと先の交差点まで走った場合を想定してございます。走行速度と言いますか時間につきましては,一旦停止等が無ければ180秒を想定してございます。バス専用道側につきましては,この間の交差点,専用道側が一旦停止となってございますので,その部分のロスを1か所16秒程度考慮してございます。355号線側の方は右折する車がある場合一旦停止時間約20秒と想定してございます。また右折車による一旦停止は3回程度発生すると仮定しまして,それに感応式の信号がございますので,1か所当たり10秒程度想定してございます。その結果が右下の表でございます。バス専用道路を通過した場合は260秒。国道355号線の場合は右折車がまったくない場合には220秒。想定どおりの場合には280秒。さらに355号線が増加した場合には更に高くなるという想定になってございます。このことから専用道化につきましては,速達性は損なわれますが定時性の確保の高価は非常に大きいということが分かるかと思われます。
 次に交差点の処理方法で誤進入防止策の検討がされております。1番の標識から7番の車止めまで7つほど考えられてございます。また進入防止につきましては,夜間と昼間にわけて検討をしてございます。夜間につきましては,起点と終点及び主要な交差点に遮断機を設置しまして物理的に夜間の利用を不可能にするといった内容でございます。昼間につきましてはハンプ,バス側の通行に影響が無いように,一般車両が進入するのに不都合なように段差を設けるような方法です。それに進入防止柵。中央分離帯とか標識,看板等を設置してバス専用道側に入りにくくするとともに,沿線市民に対しましても進入禁止の周知徹底を図る方法を検討してございます。
 次にバス専用道側の規制についてでございます。これについては,路線バスを除く通行止めの規制を考えてござます。類似例としましては,水戸駅の北口バスロータリーで現在既に路線バスを除く通行止めの規制がなされてございます。
 次に安全対策でございます。防犯対策としまして,防犯灯の設置について検討していくものでございます。その他専用道全体の安全確保のために監視カメラの設置についても検討していくというものでございます。
 16ページでございます。これは石岡・小美玉地区の交通戦略についてでございます。交通戦略につきましては,国の幅広い支援制度を活用するために策定が必要になるものでございます。国の支援制度を受けるために策定する交通戦略,本来は地域住民が参画いたしました法定協議会で策定するものとなってございます。今回につきましては,かしてつ跡地バス専用道化の実現に向けました法定協議会が設置されまして,これがスムーズに運ぶように交通戦略の素案,たたき台として検討を進めるものでございます。概要についてでございます。公共交通の利便性向上・維持確保ないし中心市街地の活性化等の課題を整理してございます。またこの地域のまちづくりの方針と目標の設定をしたところでございます。方針としましては,公共交通を軸とした都市機能の充実したまちづくり。基本方針としまして公共交通軸の活性化による都市機能の充実。地域特性に応じた多様な生活交通の確保という方針を設定してございます。目標としましては,公共交通利用者減少率の低減,公共交通満足度アップ等の設定を検討してございます。この目標に向かいまして具体的な施策の検討をしてございます。交通拠点の整備,交通軸の設定,その他郊外部の交通手段とか,公共交通全体としての施策の検討をしてございます。それによりまして次ページにございますが,重点整備区域と優先すべき事業を設定したところでございます。
 17ページの赤線で囲まれている区域を重点整備区域と設定してございます。鹿島鉄道廃線後の有効活用若しくは茨城空港,平成21年度の開港予定等がございます。これによりまして跡地の利活用方針の検討とか,空港の開港に併せた交通基盤の整備若しくは鹿島鉄道沿線の公共交通機関の活性化等の課題がございます。これによりまして茨城空港とJRの石岡駅,羽鳥駅,これを大きく包んだ地域を重点整備区域と設定してございます。事業につまして,鹿島鉄道廃線後のバス専用道化,これを最優先事業として設定したところでございます。
 次に18ページでございます。ここでは運営スキームについて提案がなされてござます。@からDまで民間と行政の関わり方を段階的に設定したものでございます。一番左側が通常の路線バス,右に行くにしたがって行政の関わりが深いものとなってございます。ここで運営を行う民間の負担部分が少なく,また行政側の負担も膨大とならないように,一応この段階ではAからCの案で検討を進めていくことが望ましいという提案でございます。
 最後に19ページでございます。今回のかしてつ跡地バス専用道化検討委員会における報告を取りまとめたものでございます。ご覧いただきたいと思います。
 なお,別添の資料につきましては,アンケートの概要,それと費用対効果分析の詳細が記載してございます。交通戦略の案につきましては,現在までの検討内容を取りまとめたものでございます。ご参考にしていただければと思います。かしてつ跡地バス専用道化検討委員会の説明については,以上でございます。

企画課長)後段の現在の取組み状況についてご報告申し上げます。ただいま武熊からご説明したとおり,専用道化検討委員会の第3回目は,ポイントは10ページの整備費の概算でございます。工事が4億円程度。それから信号機などの設置などで1億8,000万円程度。それからオプションとしましてバスの購入ということでございました。それから13ページで交差点処理。これは大変技術的な話でございまして, 12ページにも示されているところですが,県警との協議によりまして大変難しい技術的な内容の協議でございました。これに関しては,次回の8月上旬に予定されております委員会で結論を出すというような方向でございます。それから16ページ。武熊からもご報告申し上げましたとおり,交通戦略の案を作るということですが,これはあくまでも案でございまして,今後この事業を推進する際にこの交通戦略によりまして,かしてつ事業の位置づけをし,国から補助金を頂く根拠となるものでございます。法定協議会は,地域住民なども含めていろいろな方に参画いただいて改めて組織するものでございます。これらについてはまたその時期になりましたらご報告することになることと存じます。
 さて,この委員会と問題になっております軌道敷の活用は,従来ご報告申し上げましたとおり,切り離してございます。従いまして委員会では用地に関しては,議論をしないという約束の基に進行しております。そして用地に関する交渉は私どもで鋭意進めているところでございますけれども,現在までのところ鹿島鉄道は親会社たる関東鉄道に交渉を一任しておりますので,私どもで関東鉄道さんと協議をさせていただいております。その中でこのBRT事業に関しましては十分理解をいただいているところでございますが,具体的に従来ご報告しておりました無償でというお願いというものは,なかなか結論が見出せないということでございますけれども,今後ともその点につきまして交渉を継続していく予定でございます。以上でございます。

徳増委員長)以上で説明は終わりました。
 この件について,質問等がございましたらお願いします。
 今,課長のほうから跡地について切り離して考えると,そこまではそうなんですが,委員会の中で跡地について議論しないということではなくて,6月の末に総会があるということをお聞きしてましたので,微妙な時期だからその件に関しては,総会が終わるまでは委員会としてそのことについては触れないということでございます。その辺のところきちんとした道筋がないと。この後総会が済んであちらの態度がはっきりしてくれば,私どもも質問の機会を設けたいと思います。ただ公になってしまってまだ微妙なところが残るのであれば,その質問の機会はまだ後に設けたいと思いますけれど,そういうことで総会まではということでございました。

企画部長)跡地につきまして追加してご説明させていただきます。先般6月25日に関東鉄道株式会社の株主総会が開かれております。その中で19年度の事業報告がなされておりますが,収益の説明の中で1株当たりの純利益の減少理由ということの中に,鹿島鉄道株式会社が営業を廃止し,施設等の撤去に伴う費用が発生したということでの説明を行っております。結果的に質問も無く承認されたということを聞き及んでおります。なお,かしてつ用地の処分については,触れておりませんということでの説明も併せてございました。今後現在進めております交渉の中で跡地につきましてさらに態度を明確にしていただけるものというふうに理解をしてございます。
 なお,現在,関鉄側の課題ということでございますが,かしてつの解散を24年度末に控えてございます。そこに向けての債務の処理ということの一つに財産の処分がございます。その財産を処分して債務に当てるという現在のスキームと言いますか,シナリオを描いておるわけでございますが,その処分の道筋がまだ見えていないということで,現在,関鉄サイドで議論を進めているところというふうに承知をしてございます。かと言いまして私どももこのBRTは茨城空港開港に向けた最終地点の決まっている事業ということで捉えておりますので,関鉄サイドに極力早急なる解決,決断をお願いしたいということでの交渉を進めているところでございます。

徳増委員長)今日の段階で報告は頂きましたけれども,跡地のことについても質問しても大丈夫でございますか。

企画部長)今しばらくお時間を頂くということで,例えば7月の末あるいは8月の頭にはまた交渉の機会を設けたいと思っておりますので,その時点を過ぎた中で関鉄側の態度表明がなされるというようなことを我々期待しておりますので,委員会の方にご報告できればと思っております。これはまだ実際のところ処分としての無償譲渡という我々の要請に対しまして,それを受け入れるかどうかということの大筋の話というふうに理解しておりまして,まだ条件とかそういうところにつきましては,これからの作業というふうに考えております。ただ,今申し上げましたようにBRTを優先させてですね,事業に目途をつけるというようなことでの関鉄側の了解を取れるかどうかということが今回の8月ぐらいを目途に結論を出していただきたいということでお願いしているところでございます。

前島委員)今,担当課長また部長から説明があったわけでありますが,当然鹿島鉄道跡地については,前々から無償が条件であるということでやっているわけです。今の話を聞いていると8月の第4回委員会である程度決定をするわけですが,8月にその話をするわけですね。まずそれについて確認をさせていただきたい。

企画部長)8月中にはというふうには考えておりまして,今回のかしてつ跡地バス専用道化検討委員会の第4回が8月の上旬というふうに予定しておりますが,これはあくまでもその技術的な話ということでの整理でございまして,あの用地を使ってバス専用道化を事業化することの可能性,その事業効果なりを含めての事業性といいますか,それを検証するというのは第4回の委員会をもって成果をあげるということでございますが,先程課長が言いましたように,バスを走らせるということに関しましては,次の法定協議会の中での議論というふうに位置づけられてございます。そういう意味では,まだまだ継続した議論が進められていくと承知してございますので,その中での用地の確保ということで平行して進めるという考え方でござます。

前島委員)第4回の8月上旬の委員会以降は,平行して用地交渉についても議論を進めるということですね。ただこの問題が解決できなければいくら議論をしても最終的に「有償ですよ。」となったときに非常に困るわけですよね。なかなかこの問題に対して話はできないと言っても現実に委員会は進んでいってしまうわけですよね。で6億8,000万円という数字がで出るわけですよね。実際問題としてかしてつさんが貸さないという場合は,そこにかかる税金はいくらぐらいですか。今は減免されているわけですよね。それと関連して1,600人という数字がここに出ていますが,本当にそういう方が乗るのかなと。今回事業所の方がアンケートに参加して乗りますよということでこの数字が出たと思いますが,これだけ乗るのであれば,今までのバスも乗っているのかなと感じるんですが。それについても併せてお聞きします。

企画課長)まず税額の件でございます。これは以前にもご質問いただきましたが,答弁を保留させていただきましたが,現在の税額の2倍程度になる見込みでございます。次に1,600人乗るか乗らないかということでございますが,第2回の委員会の乗客推計はどういうふうに出したかといいますと,コアとなる確実な利用が見込める方々,1,100人程度と記憶しております。それから不明確な方が1,000人程度,その半分程度が乗るだろうという極めて簡単な推計でございました。今回はそのときの委員会の意見としては,先程の前島委員さんのご質問のように本当に1,600人乗るのかなというような疑問がございまして,これをもう少し深く検証すべきであろうというような意見が出たわけであります。そんなことから今回は企業のアンケートなどを加味しまして,一般的な交通利用客の推計をしたものでございます。しからばこの人数は乗るのかということに関しまして,私も絶対乗りますと言いたいところでございますが,これはあくまでも推計でございますので,その辺はお含みいただきたいと思います。以上でございます。

前島委員)当然,課長が答弁するように絶対というような表現は出来ないと思うんですけれど,私は,ちょっと作文がされているのかなと危惧しております。でないと現在の代替バスもある程度乗ってるのではないかと思うんです。まあこれがBRTになるとこれだけの人が乗るという委員会の結論付けなわけなんですが。まあこういういろんな話をしても最初の無償という根底が崩れた場合はどうにもならないですよね。これだけ確認してもよろしいですか。

企画課長)まず乗るか乗らないかの疑問ですが,これはどこまでいっても確証がないわけでございますが,現在のバスが乗らない理由というのは,前回のアンケート調査結果,それから交通調査の解析でも明らかなように定時性が失われていることでございます。特に355号線から6号線に至る消防本部付近の交差点で,非常に混雑して遅れる。私が直接南台の方々の何人かとお話した中でも時間通り行かないから乗らないということは明らかでございます。そんなことから従来よりは乗るということは確かではないかというふうに考えております。それから用地の件ですが,私ども事務方といたしましては,無償での枠組みを想定しまして,その中で交渉しなさいという市長の厳命がございまして,それで進めてございます。かといってこれは何回も繰り返してございますが,先様は民間の営利を追求する企業でございまして,先程部長からお答え申しあげましたとおり株主に対する説明責任もありまして,交渉は簡単ではございません。しかし従来の公共交通事業者という社会的責任を踏まえながら粘り強くご理解をいただきたいというふうに思っておりますので,今後もなんとかご理解いただけないかということで交渉を進める方針でございます。以上でございます。

前島委員)市民の大切な税を使ってやるわけでありますので,民間に対して官が何から何まで100パーセントやるという事業は聞いたことがございませんので,それについては基本的なことを忘れないでやっていただきたいと思います。以上です。

小松委員)跡地の問題は別にしまして,資料の10ページで整備方針検討の概算事業費の算定,整備スキーム案の中ほど,3億5,000万円が地方負担といいますか,実施された場合はこういうことになりますという案なんですが,交付金それからいろんな3つの補助を受けて実施すると。この補助金以外に3億5,000万円が発生しますね。この財源についてはどういうふうに考えていますか。

企画課長)説明が十分でありませんで大変申し訳ございません。この地方負担と書いてある表現のしかたでございますが,県も含めてということでございます。ですからこれは石岡市,小美玉市だけで3億5,000万円全部を負担するわけではございません。それから起債がきく部分もございます。それらについては今後,県と交渉してまいります。今から県がいくらかとは申し上げられませんので今後の課題とさせていただきます。以上でございます。

小松委員)運行しても採算が取れるというか,一定の見通しが今回の資料の提供で持てたかなと思うんですが,跡地が有償か無償かは別としまして,跡地について決着がついた後,この事業を進めるのにはどの程度の期間を要するのか。ある程度こういう形で進んでまして,この交通戦略も案で,法定協議会が設置されて,手順を踏んで実際に跡地の問題も解決されて事業化が進む,実際に工事が始まり運行されるまでにはどれくらいの期間を要するのか伺いたいと思います。

企画課長)現在までの県との協議といいますか打合せの中では,茨城空港開港に間に合わせてということでございますが,茨城空港2年をきったところでございます。直前にこの工事が完成するということは問題がございますので,一般的に考えれば,できれば来年の12月ぐらいにできるといいのではないかというような考え方をしております。逆算をしていくと本年度できれば測量及び実施設計。本件に関しては新設道路ではございませんので,盛り切りをしていくということで新設道路に比べて工期はかなり短縮されるであろうということでございます。ただ山王川の改修が橋梁を桁ではなくボックスカルバートに切り換えるとのことですので,その辺の工期が若干かかる予想もありますが,繰り返しますが望ましいのは来年の12月末までの完成を目指したい。それで逆算していきまして本年度測量ないし実施設計の一部できれば全部と。ただ用地交渉の期間もございますので,そういった測量や実施設計の事業の目途,用地の目途がたった後に,議会に予算で改めて関係費用をお願いしていくということでございます。以上でございます。

徳増委員長)ほかに質問等はございませんか。
 ないようですので,この件については,終結いたします。
 次に,「中心市街地活性化について」を議題といたします。
 本件につきましては,平成19年度において中心市街地活性化基本計画の年度内策定に向け基本調査等が実施されておりました。しかし,新たに計画されたバス専用道化事業を含め,さらなる検討が必要ということで,今年度へ繰り越されているものでございます。この中心市街地活性化基本計画策定について現在どのような取り組みがされているのか,その進捗状況について執行部から説明をお願いします。
 
企画課長補佐)それではご説明させていただきます。「石岡市中心市街地活性化基本計画策定基礎調査」という冊子をご覧いただければと思います。中心市街地活性化法が改正となりまして施行になったのが平成18年の8月でございまして,その新しい改正法に基づきまして策定を進めておるわけでございますけれど,こちらの冊子は計画策定の前段として求められております十分な現状把握とこれまでの事業検証に当たるもので,基本計画書の前半部分と考えていただいてよろしいかと存じます。
 まず1ページから5ページにかけましては,当市の概要となります。6ページ以降,旧計画と申しますか平成13年の2月に策定した計画の検証でございますので,ポイントを抜粋してご説明いたします。
 まず,事業数ですが,6ページ下から3行目にございまして,市街地改善のための事業として 35,商業の活性化のための事業として8,一体的推進のための組織と運営に関する事業として 3で計46事業でございました。下に構想図がございますが,石岡駅西側地区で国分寺・総社宮・北向観音周辺を歴史的核としてその囲まれた地域でございます。駅前通りと355号線(中町・香丸通り)がT字型の道路骨格をなしております。
 8ページにまいりまして,a交通アクセス改善に関する事業でございます。中心市街地の通過交通を減らすことを目的として6号バイパスの整備推進や有料道路の無料化を図りまして,大型車の通過交通量の約6割が減少するなど効果が見られたところでございます。
 さらに9ページ中段に,交通対策事業として,巡回バスを運行し,乗合いタクシーへと移行した経緯がございます。
 10ページにまいりまして,b商店街のみちづくりに関する事業ということで,電線共同溝整備事業がございまして,これに伴い歩道の整備や街路樹・街路灯の整備が進められ,特に駅前・中町通りの良好な都市景観の形成が実現いたしました。
 11ページにまいりまして,公共機能の導入でございますが,まちかど情報センターとときめき歴史蔵,名前は「まち蔵藍」ということでございましてこちらを整備してございます。まちかど情報センターでは年間26,000人以上,まち蔵藍も年間1万人前後の来客者数を確保し,一定の効果が認められるところでございます。
 さらに12ページでは,商店街活性化ソフト事業ということで,「新規出店者支援事業」を行ってござます。
 13ページにまいりまして,c歴史のみちづくりに関する事業でございますが,金丸寿通りを初めとして3路線を整備し,美しく落ち着きのある通りとなりました。また,同ページ下段,C-2歴史的資源の保全・整備の3行目になりますが,登録文化財制度推進事業では,歴史的価値の高い建造物17棟を登録しまして歴史的景観形成にも効果を発揮しております。
 次に16ページにまいります。拠点的面整備でございます。ここでは神栄跡地の活用推進事業,西友跡地及び駅周辺の再開発,駅前広場及び駅舎等の再開発がございまして,着手済となっておりますが,現実にはその整備は進んでございませんで,その構想計画が策定されたということでございます。
 17ページにまいります。活性化のための組織と運営に関する事業ということで,石岡商工会議所がTMOの認定を受けまして,中小小売商業高度化事業構想・計画を策定したものでございます。そしてこのTMO計画に位置付けられた中心市街地活性化を図る組織として「株式会社まち未来いしおか」が設立されまして,チャレンジショップ夢市場等の事業を行ってきたところでございます。
 18ページからは現状の把握,分析,検討を記載しております。特筆すべき点を申し上げますと,27ページをご覧いただきたいと思います。中心市街地の人口の推移でございます。真ん中のグラフをご覧いただきますと,緑が市域全体で合併前の八郷地域の人口も便宜的に足してございます。赤が中心市街地人口,折れ線グラフが総人口に対する中心市街地人口の割合でございます。まず中心市街地内の人口の推移ですが,昭和50年の8,565人に対しまして,平成17年は4,974人と約3,500人の減となっております。総人口に対する割合でも,12パーセントから6.1パーセントと下落しております。
 また28ページの商業に関する部分ですが,4つのグラフですが商店数,売場面積,従業員数,販売額ともそれぞれ下落傾向でございます。
 30ページからは,空店舗の状況でございます。最初の表をご覧いただきますと,縦に商店街,横に平成11年の空店舗数,平成19年空店舗数,空店舗減少要因という順番になっております。下の小計の数字を見ていただきますと,平成11年の空店舗数68店舗に対し,平成19年は56店舗と減少しております。これは既存空店舗の更地化などの要因がありましてこの様な減少ということになってございます。31ページ以降は,商店街単位ごとの空店舗状況の推移地図で表したものでございます。
 39ページにまいりまして,歩行者・自転車通行量でございます。グラフを見ていただきますと平成18年から19年にかけて若干の回復傾向が見られましたが,最新の平成20年の結果ではやはり下落しておりまして,20年の3月期では若干下落しておりますとご報告させていただきます。
 次に44ページにまいります。こちら地価の状況でございます。公示地価の推移という表の中,中段より少し下の黄色で3つ染められているところの一番上の○中石岡5−1 国府3−2−6というところをご覧いただきたいんですが,こちら平成2年ですか,バブル終盤の最も地価が高いといわれた時代ですけれど,平米当たり30万円という金額になっておりまして,これが平成19年には5万2000円と約6分の1となっている現状でございます。
 次に58ページをご覧いただきたいと思います。ここでは,目標・数値指標の検討ということで,他市の認定計画の数値目標を参考にしまして,当市での課題等をまとめたものです。表で見ていただいて分かるかと思いますが,歩行者通行量,居住人口などが指標として設定されている割合が高い状況です。
 基礎調査結果については以上でございます。
 次に別の厚い冊子がございます。「石岡市中心市街地活性化についての市民等意識アンケート調査結果報告書」ということでご覧いただきたいと思います。
 まず1ページの目次をご覧いただければと思います。
 構成をご説明させていただきまして,「はじめに」がございまして,「第1章 活性化の取り組みへの評価について」,「第2章 中心市街地活性化の必要性について」,「第3章 住・生活環境について」,「第4章 商業環境について」,「第5章 近隣から見た石岡市について」,「第6章 歴史的遺産の活用について」,「第7章 食のまちづくりについて」,「第8章 協働・街なかでの活動について」,「第9章 活性化の方向性について」,「第10章 まとめ」となっております。
 次に3ページをご覧いただければと思います。調査方法について記載してございます。対象は3種類で,市民,高校生,近隣市住民でございます。さらに市民は,20歳以上の市民で,中心市街地にお住まいの方1,000人と中心市街地の外にお住まいの方2,000人と分けてございます。調査方法は,市民が郵送,高校生は学校を通じて配布回収,近隣住民は各市役所企画担当を通じて実施しました。
 次に調査結果ですが,こちらもかなりボリュームがありますので,全体の結果の概要をまとめたページが「第10章 まとめ」でございます。90ページでございます。こちらで概略を説明させていただきます。
 まず,「(1)活性化の取り組みへの評価について」ということで,中心市街地外在住者のグラフが載ってございますが,取り組みが評価されている事業ということで,電線地中化事業や乗合いタクシー,まちかど情報センターは,比較的高く今後も期待がもたれているということでございます。「(2)活性化の必要性について」ということで,中心市街地内在住者の9割の人が中心市街地の賑わいを望んでいるという結果が出てございます。下にまいりまして,「中心市街地に愛着がありますか。」という問いも作ってございますけれど,中心市街地内在住者の6割の方,しかも年齢が高い層ほど愛着がある人の割合が高くなっているという結果が出てございます。
 次に91ページにまいりまして,「(3)住・生活環境について」ということで,こちらでは中心市街地の生活環境で満足度が低いのは,買い物の楽しさや飲食の楽しさという結果が出てございます。このグラフでいくと,右側の黒いところが「非常に満足」で次の白いところが「やや満足」とこの2つのものを見ていきますと,今言ったところが非常に低くなっているということでございます。次に「中心市街地に住み続けるための条件は」ということで,こちらは買い物が便利になることが望まれております。グラフで見ていただくとご覧のとおりでございます。
 次に92ページでございます。「中心市街地に移り住むための条件は」ということで,これは中心市街地の外に住む人に聞いているところでございまして,やはりこれも買い物が便利になることということで出ております。ここで最後の3行目をご覧いただきますと,近隣住民でも石岡の中心市街地に条件が整えば住みたいという人が約1割おりまして,やはりその条件として便利な買物施設ができるということをあげる人が半数以上となってございます。
 次に93ページにまいりまして,中心市街地の外に住んでいらっしゃる方の約半数が2週間に1回以上中心市街地に訪れているということでございました。近隣市住民の3割は逆に中心市街地に訪れたことがないという結果が出てございます。
 次に94ページにまいりまして,「商業環境について」ということで,中心市街地での買い物には不満が多いということで結果が出てございます。グラフの方ですと上の半分が中心市街地内にお住まいの方,下が外の方ですが,やはり同じように一番端の黒と次の白の四角が満足の度合いを表すものでございまして,全般的にやはり低くなっているということでございます。次に「買い物客を引きつけ,満足させる条件は」ということで「品揃えの良さ」という結果が出ております。一番下をご覧いただきますと,中心市街地に求める商業種,これは「生鮮食品店」という答えが最も多くなってございます。
 次に95ページにまいりまして,「近隣から見た石岡市について」ということで,これは近隣市町村にお住みの方の内容でございまして,やはりお祭りのイメージが強いということでございます。次は神社・寺院の街というイメージになってございます。「(6)歴史的遺産の活用について」ということで,散歩コースの設定や案内板の設置などの必要性が高いという結果が出ております。下のグラフを見ていただきますと,中心市街地内外それぞれ黒と白で表しておりますけれど,そういった数値が表されております。
 96ページにまいります。「(7)食のまちづくり」ということで,「旬の果実を材料にすること」や「品質やこだわりのPR」が重要ということで,石岡市からイメージする食べ物がある人が約3割で,そのうち約8割は果物が食べたいということで回答を得てございます。次に「(8)活性化の方向性について」ということで,表の方を見ていただきますとこういった4つの項目が上位を占めているということでございます。
 次に97ページ,最後になります。今後の活性化に重要な取り組みは「オリジナル商品の販売」というのが最も多いということでございまして,中心市街地に住む方も外に住む方も,地元農産物活用等によるオリジナル商品の販売が最も多いという結果になってございます。駆け足で申し訳ございませんが,アンケート調査の報告は以上でございます。
 次に,中心資料1というカラー刷りのものをご覧いただきたいと思います。こちらが素案を検討している中で,中心市街地活性化の基本的考え方ということで,暮らしを基本に考えて地域資源を活用した活性化を目指しますということでまとめてございます。
 まず左側の中心市街地を支える3つの主体がございます。これは中心市街地活性化の視点の問題ですが,その右側の暮らしというキーワードを基本として,この3つの主体をどの様にして活性化につなげていくのかを考えたいと思います。なぜ今のように中心市街地が衰退してしまったかというと,全国的にはモータリゼーションの進展であるとか,公共施設の郊外移転,大型店の郊外立地などが全国的に言われております。いずれにしても結果としては,我々が中心市街地に行く必要性がなくなっていること,中心市街地が私たちの暮らしと切り離された場所になってしまっているという現状ではないかと考えています。よって中心市街地が私たちの暮らしの中で必要な場所として再生される必要があるところでございます。それを具体的に示すと,@で言いますと中心市街地に住む人が,そこで生活し続けるための暮らしやすさを充実するということでございます。2番目で申しますと中心市街地の外に住む人,石岡市民ですが外に住む人が日常生活等で街中に訪れる来訪目的を拡充するということでございます。3番目は石岡市の外に住む人が,例えば歴史探訪などでもよろしいかと思うんですが,観光目的などで訪れる来訪目的を強化していくというこの3つの主体で整理させていただきました。でご覧のとおり暮らしの要素を細分化いたしまして,また地域資源等ということで整備された都市インフラから豊かな自然の魅力等まで,それぞれこれらを活かす方向での基本方針と目標像をこちら4つの部分に整理させていただきまして,これは別紙の方で説明させていただきます。でこちらの方で地域資源と中心市街地にしかない特徴を活かした誇りと都市機能の復活によりまして定住人口を確保し,さらには交流人口を拡大して,賑わい溢れる中心市街地を実現しようというものでございます。
 ここに主な事業(案)としてございますが,まだ具体的に細部までご説明できる段階ではございませんのでザックリとしたイメージで示させていただいてございます。
 1枚めくっていただきまして資料2の方,先程ございました4つの基本方針をこちらで細かく書いております。方針1としまして「まちなか居住を支援する生活関連機能の整備・充実」ということで,駅に近い,基盤がきちんと整備されているというのは確かに中心市街地の最大のメリットでございますので,こちらを活かしながら生活支援機能の整備・充実を更に図ってまいりたいということで,右側にまいりまして目標像ということで,指標は居住人口を考えてございます。2番目の方針といたしまして「石岡の豊かな農産物,地場産品を活かすことによる中心市街地の求心力向上」ということで,こちらは農産物と地場産品,非常に他市に誇るもので,品質も優位性を持っているものでございます。これらの持つ魅力を中心市街地の求心力として活用できないかと考えております。右側にまいりまして指標のところ小売業年間商品販売額でございます。方針の3番。こちらは「栄枯盛衰の歴史,地域で継承される伝統行事や街並みなどを生かした歴史の香る中心市街地づくり」ということで,基本的に歴史遺産,昭和ロマンの街並みもございますが,そういったものを活かしてまち歩きや歴史を学ぶ,体験する楽しみを持った中心市街地づくりを推進するということで,歩行者通行量を指標として考えております。方針4ということで「石岡市の玄関口,茨城空港の玄関口としての交通結節点機能の強化」ということで,基本的には,ただ今ご説明しましたBRTを含めまして石岡駅の機能向上を図るということで,目標の指標としては,JR石岡駅乗降客数,乗合いタクシー利用者数等で考えてございます。こちらを基に具体的な事業の展開を図り,指標の定期的なフォローアップを考えてございます。
 最後の資料3でございますが,こちらでスケジュールをご説明させていただきます。平成19年度,こちらは一番上の段で中心市街地活性化に向けたワークショップを開催してございます。2段目ですが庁内でワーキングチームを立ち上げまして事業調整を図ってございます。20年度に入りまして,課長級及び商工会議所で構成する策定委員会で協議を進めまして既に2回ほど開催してございます。これからは下の方の活性化協議会。こちら法律に規定されている法定の協議会ですけれども,既に準備会が立ち上がってございまして,11月の発足に向けて商工会議所が中心となって準備をしてございます。こちらでの調整をいたしまして,パブリックコメント後に認定申請を行いたいと考えております。また国との事前協議は,8月中旬ごろから随時行ってまいりたいと考えております。以上,長くなりましたが説明を終わります。

企画課長)今の説明で若干全体の流れについて追加説明させていただきます。基礎調査は加藤補佐から説明のあったとおりでございまして,新しい計画を作る場合は従前の計画の検証が必要でございまして,そういう意味で説明させていただきました。またアンケート調査に関しましては,従来,中心市街地活性化は所与の条件だと捉えていたものでございますけれども,改めてそこにお住まいの方,他所にお住まいの方,近隣の方がどういうふうな捉え方,考え方,感じ方をしているのかを整理する目的で行ったものでございます。その2つを重ね合わせますと,中心-資料1というところで出ておりますような概念図が出てきたわけでございます。基本的な考え方は「暮らし」だと,生活のし易さだということでございます。また中心市街地ならではの歴史的資源であるとか機能,こういったものを強化していこうという考え方がございました。2枚目の資料2のところでは,理念的な部分を整理したものでございました。そして資料3の説明の中で特にご報告したいことは,現在個々の事業についてどういう事業をやるかということを庁内のメンバーで検討中でございます。いずれ改めて考えられる事業についてご報告する機会を頂きたいと考えております。また認定を頂くには事前に何度か国へ赴きまして私どもの考え方を説明しまして,認定に相応しい計画であるかどうかの方向性についての確認をさせていただきたいと考えております。またBRTとの関係でございますけれども,BRTの役目というのは,駅で人がたくさん乗り降りをするその方々が中心市街地に立ち寄っていただけるということでございます。ですから中心市街地活性化計画においては,活性化をより増進させるという位置づけになるわけで,どちらかというと主と言うよりは従ということですが,私どもではこれも重要な計画であるというように考えております。
 それから今回の策定の中では中心市街地活性化協議会というのは,非常に重要な組織でございます。国は従来の活性化計画を策定するのは行政側ということで考えておりましたが,なかなか実が上がらないということから関係する方々,行政だけでなく商業者を初め,場合によってはデベロッパーなども含め,或いは交通事業者も含めてそれぞれの関係者が集まって,尚且つ,立ち上げるのは商工会議所などでございますけれども,そういった別の団体の方々が集まって,重要なのは自らの問題として必ず実効性のある計画を作っていこうと,計画したからにはその所管をする或いは関係する方々が確実に実行していくことが要請されているところでございます。従いまして,従来の中心市街地活性化計画とは市の策定過程が大いに異なりますので,私ども時間の猶予を頂きまして鋭意,計画を策定中でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

徳増委員長)ここで10分間休憩をいたします。

― 休 憩 ―

徳増委員長)休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 説明が終わりました。この件について,質問等がございましたらお願いします。

岡野委員)基本方針の中で具体的なものがよくわからないのですが,方針2のところですが,石岡の豊かな農産物,地場産品を活かすことによる中心市街地の求心力向上となっていますが,例えば農産物についての現状は,産直,直売所なんかで販売をしているということで,八郷地区においても直売所での販売は主体であって,この農産物を中心市街地に持ってくるというのは考えにくい。直売所で売れるわけですからなぜ中心市街地に持ってくるのか,相当有利な条件を示さない限りは,中心市街地に農産物が集まらないと思うんです。現状としては。中心市街地の方がよく売れるとかというふうな人の流れに私はなっていないと思ってるんです。現状は。でこの求心力をつけるのにはどうしたらいいのかと,この方針を具現化するのにはどうしたらいいのかなと思うんですけれど,その辺についてはどういうふうに考えていますか。

企画課長)1枚目の表をご覧いただきたいんですが,4つの基本方針と目標像の右側の下から3つ目でございます。新商品開発(石岡スイーツプロジェクト)。これは元ネタは経済部で策定している振興計画の中にあるんですが,いわゆる果樹が大変石岡八郷地区両方とも盛んでございまして,これはそのまま売るのではなくて,そういうものを利用していわゆるスイーツですね。若い人それからご婦人は非常にそういうものに目がありませんので,私もテレビなどで見てびっくりしたんですが,わざわざ食べにいらっしゃる方たくさん多いそうです。そういうことを想定して記載されているものでございます。その他,市内の中で身の回りの食べる食材を買える所が限られております。宮下通りにはタイヨーがあります。委員の皆さんの中にも住んでる方がいらっしゃいますが,駅近くはないんです。それで市街地の方は郊外にお住まいの方とちょっと感覚違いますから,歩いて買いに行くという感覚なそうです。そうしますと駅近くは,前は西友があったんですが,今は八百屋さんが無いんです。そんなことから19年度に「あきんどの会」というところで駅から上がってすぐのところで販売をしました。これはひたち野とやさと農協にご協力いただいて農産物を置いたんですけれども,そういったことに関しても駅周辺は既存の八百屋さん大変少ないので,可能性はあると私ども理解しております。感触も良かったというようなことでございます。

岡野委員)確かに八百屋がないということで,消費者は確保されるのかもしれませんが,こういう場合一番大事なのは生産者であって,生産者をどう見つけるかということだと思うんです。つまり端境期をなくして常時新鮮なものを供給できる。地場産品をね。この生産者を見つけること。そこの方に重点を置かないと成功しない。いつもたいしたものが並んでいない。あそこは駄目だというレッテルを貼られるとこれはもうぜんぜん販売力は上がらないです。そういうことで十分に生産者を意識したプロジェクト。例えば八郷の方で「渡舟」というのを復元した。ここは太田というところを中心にしてその生産者の理解を求めて出来上がったわけで,やはりどこの誰さんが中心になってこういったものについて協力を得られるのか。しかも若い人。というようなことを想定してプロジェクトを作るべきだと思いますが,それについてどうでしょうか。

企画課長)私も農業関係の部門におりましたので,それから「渡舟」に関しても私が農政課時代の前任の課長がやっておりました。退職した中村でございます。よく経緯を承知しております。ご指摘はそのとおりだと思います。私どもでは,庁内組織の中,行政と関係している分は関係部門と協議しながらやっております。ご指摘の部分に関して,これは商業と農業の協力関係だと思いますので,十分考慮していきたいと思います。

金子委員)金曜日の午後から駅前のバス停でやっているあれについては執行部でどのように評価しておりますか。

企画課長補佐)ひたち野農協の産直部会でしたか,毎週ステーションパークの鹿島鉄道代替バスの発着所の辺りでやっている事実はございます。先程課長が申し上げた実験店舗のときも声を掛けましたら,ひたち野農協では気持ちは同じだったので出品していただいた経緯はございます。そのような事業の経過があった中でこういった提案も生まれてきたということでございます。

企画課長)大変失礼しました。これは平成2年にステーションパークが完成したときにイベントを開催いたしました。その際,1階部分でフリーマーケットと農産物直売を,私担当でしたのでお願いしまして,その時にひたち野農協の朝市部会の皆さんにご協力いただきました。その後,管理する都市計画課に行政外の使用許可申請を出しまして,依頼ずっと取り組んでらっしゃるということで,大変立派な取り組みだと私は考えております。以上でございます。

金子委員)私は,あれが成功していると見ているんです。結局,街中で生鮮の野菜の販売というものがないというような観点からあそこへ来て新しいと言われるものを買って行くということでお客さんが大変集まってくるわけです。たまたまあそこはバスの停留所になっていますので,多分1週間に1遍ぐらいしか場所を借りられないのかなという感じがするんですが,どこか場所を借りてやることを考えたらば一つの空店舗対策になるのではないかと思うんですが,それは今後の課題として考えてくれませんか。
 それとこの中心市街地活性化基本計画策定基礎調査の17ページでございますが,ここに活性化のための組織と運営に関する事業という項目のところにデマンドタクシー事業と書いてあるんですが,今デマンドタクシーが街の活性化にどれだけ影響しているのかということを考えて,私もここ1か月の間,何件か歩きました。デマンドタクシーで商店街の活性化は,今のところまったく考えられないというような近辺の方々の話なんです。というのはデマンドタクシーを電話してもいっぱいで乗れないという不便さもあると。デマンドタクシーで活性化しようと思っていると思いますが,今の段階ではそれは無理なんじゃないかというような意見が何件からか出たわけなんですが,それについて把握しているかどうかお聞きします。

企画課長)計数的な数字は持ち合わせておりませんが,考え方といたしましては,夢市場のところで乗り降りをしております。あそこが一番乗り降りの拠点でございまして,別な市町村で視察にみえたときに,それは行政と商工会議所の担当の方,同じようなパターンでやりたいというようなことでお出でになったときも申し上げたんですが,そこに来た方がついでにものを買いたいというお店があるかどうかだと,私は理解しております。ですから結果的に,もしお店の客が増えないということは,そこのお店に行く動機が十分ではないのかなと私は理解しております。十分ポテンシャルは皆さんお持ちだと思いますので,なんとかそういうことのチャンスを活用していただきたいというのが私どもの立場でございます。以上でございます。

金子委員)それから,その当時は国土交通省,元の国土省だと思いますが,香丸の歩道についてですね。あれをバリアフリー化しないと車椅子,自転車が通れないといっているんです。段差があって。だから高齢者の方々が買い物に来るのに危険性があると,自転車でも危険性があるというようなことがよく聞かれるわけです。ですからあれもバリアフリー化を考えるんだということは,7,8年前から言われていたんですが一向に進まない。昔から駅前通り,香丸通り,中町通りというのが中心市街地と言われているところですね。その片側の香丸通りが今言ったようにバリアフリー化されていないというふうなマイナス点があります。歩くのにも高齢者の方はちょっと段差があるとつっかかるよというようなことで買い物にも不便だというようなことで,安全化といいますかそういうことを考えないとお客さんは出てこなくなるのかなという感じはするんです。その辺についてどうですか。

企画課長)私も自転車で歩くことが大変多いので,街中の状況はやはり高齢者にまだ十分優しくない部分があるのかなというふうに承知しております。資料の2枚目の方針の1でございますが,左側の一番上の枠でございます。まちなか居住を支援する生活関連機能の整備・充実という中の2つ目の下から2行目ですね。「日常の生活サービスを利用できる都市機能が整った徒歩圏の形成により,高齢者も含めた多くの人が歩いて暮らしやすい中心市街地の形成を図る。」という中でよみまして,事業化についても今後検討していきたいと思います。以上でございます。

金子委員)香丸町のバリアフリー化ですが,あそこは管理は県ですね。石岡市よりの陳情を土浦土木事務所へ前はやったんですね。それは駅前の電線地中化のときに併せて香丸の方までやりますよという話も実はあったんですね。ところがそれが終わってしまった。県で金がなくなったということも一つかもしれませんが。市街地活性化の計画策定は企画部であるし,バリアフリー化は都市建設ですね。その辺のところの連携の悪さというものも一つは出てるんではないかなと。地中化埋設については経済部に関係しているわけですね。ですからどこが現実的にやるのか。3つの部が計画をし,基本計画に書いてはあるんだが,現実的に企画部で進めるのか,都市建設部で進めるのか,経済部で進めるのかということになると宙ぶらりんになってしまうのかなと私は考えるです。よく縦割りという話がありますが,もっと横の連絡をつけて駅前の地中化埋設にあわせて香丸のバリアフリー化をやりますというような前の都市建設のときの部長か誰かの話だったと思いますがね。それがやられてないわけですね。だから結局各部間の連絡が悪いのかなという感じがするんですよね。たまたま私もバリアフリー化については土浦土木事務所に陳情に行った覚えがありますので言うわけですが,ところがそれっきり役所の方でも行かなくなった。だから宙に浮いてしまったんですね。バリアフリー化が。もう7,8年前ですよ。駅前の地中化埋設と中町の地中化埋設にあわせて香丸の方もバリアフリー化しますと県で言ったわけですから。ところがそれがそのままになってしまった。

徳増委員長)金子委員。土浦の土木事務所まで陳情に行ったということは,もう企画から離れて,建設の方ではないですか。

金子委員)その当時は,駅前の地中化埋設のときに土浦土木事務所から説明があったというようなことから陳情に行ったというようなことです。香丸町の有志の方々が何名かで行ったということです。

徳増委員長)そうすると企画の段階では企画の方でやっても,実際に電線地中化の工事になると建設部の方にまわっていますよね。ですからこれは建設部の方でお話にならないと,企画部の方ではどうにもならないと思います。

金子委員)それは分かりますがこういうふうに文章にするんであれば,香丸町も中心市街地の一つに入っているんですから,書くのであればどこが中心でやるんだということを明確にしてもらってやらなければまずいと私は思うんです。

企画課長)私ども中心市街地活性化計画を作るときに,この方針に基づいて事業をぶら下げていきます。今のご指摘は先程の説明のとおり,方針の1の中に含まれます。今後高齢者向けの施設も今建設中でございまして,高齢者も増えるわけですからその近所を例えば散歩や買い物で歩くというときに環境を整えるということは必要かと思います。そんなことから私どもでも作っております。庁内の検討委員会の中には道路建設課の課長もおりますので,こういったご意見がありましたということで調整をさせていただいて,計画に所管も盛り込みながら,例えば県ですから,これは市がやるということではありませんので,整備を促進するというような形での計画登載を検討してまいりたいと思います。以上でございます。

小松委員)基本計画が作られる段階で,今の金子委員の話とも関連するんですけれど,企画だけでできるものではないですね。やはり経済部に関わったり,建設部に関わったり,教育委員会に関わったりとかなってくると思うんです。その時によく実態を把握していただきたいと思うわけですけれど,私は例えば方針4でいえば,商店会の会長さんから客足がない一つの原因に鹿島鉄道の廃線があるということを言われました。それはどういう形にしろ高喜さんがなくなったときに分かったことは,小川方面から高喜さんにかなりの方が鹿島鉄道に乗って買い物に来ていたんです。それで高喜はこの石岡近辺の人には一定のブランドいうか,高喜のお返し物であれば,お祝いでもそうですけれど,高喜さんのお返し物であれば評価があったわけです。高喜さんの商品だということで。ところが今その高喜さんがなくなってそういう人の流れも無くなったわけです。だから是非鹿島鉄道の代替のものは考えてほしいという要望がありました。それで先程デマンドもあったんですが,委員長なんかもやっぱり巡回バスだということもありますけど,各地で今デマンドタクシーが運行されてきているんです。石岡は早かったですけれど茨城県内でも今回は古河の方で運行されて。ただ運行してこの前もちょっと問題点を指摘しましたけど,本当にデマンドがこの街の活性化とか,市民のために役に立っているかというのはやっぱり検証していく必要もあると思ってます。それからこの間ですね。中心市街地は高齢化が進んでいるんですが,空店舗が開いたと思ったら閉店しているんです。ここが閉店していると思ったら別のところで何かやってるとか,しょっちゅう空店舗だったところが動いているんです。元々例えば中町商店街でお店をはってた人でお店は中町にあって,自宅は郊外にあった人たちが今郊外の住居を売却したりして戻ってきているんです。それでお店はやめたけど住まいとして商店街に住むとか,郊外の住居は売却してしまってもう自分たちは中町で終えるんだということで戻ってきたり,それから商売を一時やめたんだけれど団塊の世代が退職して今度は店開きますみたいな話がちらほら入ってきて,若年層ではないけれど人口が戻りつつあるというのが,アンケートの中心市街地に住みたいという結果がそこに現れていると実感しているところです。そういう具体的に街の中でさまざまな市民の動きを捉える中で,本当に活性化されるもの,この計画だけで終わってしまうんでなくて実を結ぶものにしていただきたいというふうに思うんです。いかがでしょうか。

企画課長)貴重なご意見ありがとうございました。高齢化率が非常に中心市街地は高くなっております。そういう中で生まれたところに愛着を持ってお戻りになっている方がいらっしゃるということは大変心強いんですけれども,中心市街地の今一番大きな問題は,やはり住みにくい,生活に必要なものを買うのにわざわざ郊外に出て行かなければならないというような状況でございます。そうであれば,店,土地をお持ちでない方は借りる。先程加藤の方から地価の変動をバブルのトップの30万円から今の5万6,000円にダウンしたということをご報告したわけですけれども,聞いたところでは賃料はほとんど下がってないそうです。これは商工会議所から伺ったんですが,普通であれば賃料は下がるはずでございます。下がらないというのは,貸さなくても食べていけるのかなというふうに想像いたしますけれども,やはり今の時代,バブル期に近い賃料で商店を開いて維持するのは大変困難であろうと思います。商店街の中の方々でも志のある方がいらっしゃって,格安で無料でいいという方も何人かいらっしゃるそうでございますけれども,全般的には大変厳しい状況だろうと思います。しかし私どもとしては,活性化という責務を負っているわけですので今も大変苦しんでるわけですけれども,そういう中にあってもできることは何かということを一つ一つ担当課と打合せをしたり,それから私どもで情報をキャッチした場合は,そういう何かしら計画をしている方のところへお伺いをして,私どもも市として応援できることがあるかないか,そういう確認をさせていただいております。ですから外目には何をやっているのかなという感想をお持ちかもしれませんが,日夜私どもの課員は今そういう宝探しをしております。いずれ十分ご納得いただけるものになるかどうか自信はございませんが,精一杯やっておりまして,そういったものをご報告する機会を頂いて改めてご報告したいと思います。大変有益なご意見であると捉えております。ありがとうございます。

小松委員)先程の岡野委員からの方針2の関連なんですが,前に有料道路の料金所を直売所にという話があったときに,やはり岡野委員の方から生産者の確保が大事なんだと言われて,私もなるほどと思ったんです。ステーションパークでの直売は週一なんですね。それで商店街に出たいという意向はあるようなんですが,結局空店舗を借りるとなるとテナント料。で野菜ですから新鮮さが売りですよね。それにコストは極めて安いわけです。それで5万とか6万とか7万のテナント料を払って,電気代とか払って,常時そこに店を出すということは非常に困難なんだということでした。ただ求められてはいます。確かに。求められてはいるんですけれども,そういうテナント料とかそういうことになると非常に大変で話はあったけれども駄目になったんですというのが商店会の人の話でした。それとある商店会の女性の人たちは,何とか花開かせたい。そのためには一生懸命がんばっているということでした。私も今までは,教育福祉だったんですけど,総務企画になって女性の委員も3人いますからということで,何かお力になれればということで市民の方と対話をしたところですので,是非,街を歩いて意見を聞いて本当に住みやすい町ができるようにお願いしたいと思います。
 それでこれは石岡市の中心市街地活性化なんですが,お伺いしたいのは,旧八郷町での例えば柿岡商店街の活性化の方針というか,同じように店を閉めていたりしていると思うんです。その旧八郷町の中心市街地というような位置づけするとすれば柿岡商店街だと思うんですが,これに準じたような基本計画というか方針というかそういったものは,これまでどうだったのかお伺いしておきたいと思うんです。

企画課長)旧八郷町では活性化計画は無かったと聞いております。今後ですけれども,当面私どもでは,現在の石岡地区の中心市街地の活性化の計画を立て,これを確実に実行していくのが今やるべきことではないかと理解しております。

徳増委員長)今の小松委員の意見に関連してなんですが,やはり農協の女性の方たちが毎週金曜日やってますね。で今仰ったように,店舗料が高いから入れないという。本来店舗を借り上げて,それ以上に安い値段でそういう方たちにお貸ししたり,イベントをやったりする作業をするのが本来のTMOの役目なんですよね。ですからTMOがまったく機能してないのと同じなんでね。あそこに野菜を何年も売って,風土記の丘でも売って,確かに好評なんですね。それを1週間あの方たちがある基準のものを出せるかと言ったら,それは出せるかどうか分かりませんけれども,場所を提供するということはTMOの役目なんですね。ですから一般質問の中でTMOに関しては私たちは言えないんだということを言われておりますので,企画の方からTMOとよく話し合って,本来のTMOの役目を果たしていただきたいと思うんです。私はすごく疑問に思いましたのは,この基礎調査の17ページにTMOのことが書かれているんですけれども,「各種イベントの主催等において中心的役割を果たしている。」と書いてあるんです。中心的役割なんか果たしていないんです。1年に1度,2度の事業をやったからといって。本来,街中活性化のためのTMOですから,その辺ところをよく指導していただきたいと思います。こういうふうに明文化されるとTMOに入っている方数人だと思うんですけれども,自分たちは役割を果たしていると思い込みますから,これはできれば私は変えていただきたいと思うくらい,まったくと言っていいほど役目は果たしていないと思います。
 それからデマンドですけれど,私はデマンドが反対だから言うわけではないんですけど,デマンドを導入に当たって企画の方から説明されたときに,中心市街地活性化と最初は言っていたんですけれども,デマンドというのは,土・日は石岡の中の方たちを募って,デマンドのバスで市外に連れて行くこともデマンドの役目ですという説明があったんです。ですから中心から外に連れて行く役目なんてそんなもの必要ないわけですから,途中からどんどんデマンドも変わってきていると思うんです。一番最初は中心市街地活性化のために導入したはずなんです。それが「シビル・ミニマム」なんていう言葉が答弁の中に出てきたころから交通弱者のためということに変わってきて,尚且つ,交通弱者である八木のほうの方たちは断られて1人も乗れないという。ですからまったく中途半端になってきていると思います。確かにいろんなところから視察に見えると思うんです。導入に当たって私たちが資料を頂いたデマンドの導入していたところが日本中たくさんありましたけれども,そこで「成功している。」という言葉は1か所もありませんでした。「導入している。」とか,「これから見込まれる。」とか,「期待ができる。」,成功しているなんていうのは1か所も無かったんです。ですからその辺が言葉のマジックで跳びついたんだと思います。ですから中心市街地活性化のためにデマンドをやるのであればもう少し方向を変えていかないと,あそこは待合所だけですから,単なる通過地点になると思います。魅力のあるお店がないことプラス通過地点になっちゃっていると思います。TMOの方の指導をよろしくお願いしたいと思います。

企画課長)TMOでございますが,報告書の中では設立以来一定の成果ということでまとめてありまして,まったく何もしなかったわけではございません。それからTMOの扱いでございますが,法改正によりまして,いわゆる従来のTMOは,中心市街地活性化協議会の衣替えすることになっております。10月を目途に設立をすることになっておりますので,10月をもってTMOというものは無くなるという理解でございます。法律的にはそういう仕組みでございます。
 また委員長からご指摘を頂きましたデマンドタクシーについては,たくさんの制約事項がありまして市民の100パーセントのご納得を頂けるけるものではないということは,十分承知しております。しかし,これまた大変判断が難しいところでありまして,民間事業者を圧迫しないようにという大きな制約がはだかっておりますし,予算的な問題もございます。ただ少なくとも,路線バスと同列で議論するのは大変難しい部分がございますので,その部分はご理解を頂きたいと思います。以上でございます

徳増委員長)他にございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長)ないようですので,この件に関しましては,これで終結いたします。
 以上で所管事務の調査を終了いたします。
 次に,その他の件として,何か発言はございませんか

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長)ないようですので,以上で総務企画委員会を閉会いたします。


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