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議会中継
  


 第6回委員会 (12月15日)
出席委員 前島孝元委員長,鈴木米造副委員長,鈴木行雄委員,山口晟委員,関昭委員,関口忠男委員
市執行部 都市建設部長(吉川安延),都市建設部次長(藤枝利明),都市建設部次長(甲一郎),参事兼下水道課長(鈴木隆),参事兼建築住宅指導課長(本田久男),都市計画課長(鈴木信充),都市整備課長(大山寛幸),道路建設課長(福田嘉夫)
議会事務局 議事法制課係長(関 努)



前島委員長)ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。
 これより議事に入ります。本日の議題は付託された議案の審査といたしまして,議案第106号「平成20年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」,議案第107号「平成20年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」,議案第115号「工事委託契約の締結について(平成20年度市道A2485号線(石岡・小美玉地区スマートIC)道路整備事業)」,議案第137号「市道の認定について」,議案第139号「平成20年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分。付託された陳情の審査としまして,陳情第20「真家地内道路拡幅についての陳情」,陳情第21「市道B8616号線道路改良についての陳情」,陳情第22「仏生寺地内道路改良についての陳情」,陳情第25「朝日トンネル,インターチェンジ事業を県事業への転換と学校校舎改築・複合文化施設(図書館)建設事業の促進の陳情」。所管事務の調査といたしまして,都市建設部の事務執行状況といたしまして,「平成20年度予算の執行状況について」,「合併特例債活用事業の進捗状況について」,「入札の実施状況について」,「前期定例会以降の都市建設部における行政報告」,及び「その他」であります。
 次に本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配布いたしましたとおりであります。
 初めにお諮りいたします。
 本日の議題であります議案第137号,陳情第20ないし陳情第22につきましては,その現状を調査するため,これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩いたします。

― 休 憩(現地調査) ―

前島委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 それでは,あらためまして,議案第106号「平成20年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」,議案第107号「石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」,議案第139号「平成20年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分の計3件を一括して議題といたします。
 本案につきましては,初めに執行部から概要の説明を求めます。

参事兼下水道課長)それでは私のほうから議案第106号「平成20年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」についてご説明いたします。事項別明細のほうで説明したいと思います。まず,歳入でございますけども,ページは46ページになります。一般会計繰入金1,139万8,000円を減額し,雑入の消費税還付金を1,273万3,000円増額するものでございます。差し引き133万5,000円の増額となります。続いて歳出,ページは48ページになります。下水道建設費の流域関連公共下水道整備事業費の補正でございますが,節間の調整を行いますもので,全体事業費としての増減はございません。内容といたしましては,流域関連公共下水道事業の補助の中で,設計委託料を946万円減額しまして,管渠埋設工事を同じ額,増額しております。また,流域関連公共下水道事業の単独ですが,設計委託料440万3,000円,計画変更申請図書作成委託料559万7,000円を減額いたしまして,上水道移設補償,同じ額になりますけれども1,000万円増額したものでございます。下水道管の敷設箇所に水道の送水管が敷設されておりまして,道路が狭あいのため送水管の移設を行うものでございます。次に2番の公債費でございます。流域関連公共下水道元金償還金1,112万円の増額,流域関連公共下水道利子償還費792万8,000円,公共下水道利子償還費185万7,000円の減額でございます。元金につきましては,当初予算の見込み額の不足分の増額です。利子につきましては,当初の想定利率よりも低い利率で借り入れできたものですので,その差額分を減額するものでございます。続いて議案第107号「平成20年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」でございます。同じく事項別明細で説明いたします。まず歳入でございますが56ページになります。一般会計繰入金172万5,000円の減額でございます。歳出予算の減額に伴うものであります。続いて歳出ですが58ページになります。公債費の補正でございますけれども八郷地区元金償還費49万8,000円の増額,石岡地区利子償還費208万6,000円,八郷地区利子償還費13万7,000円の減額でございます。下水道事業会計と同様,元金につきましては当初予算の見込み額の不足分,利子につきましては当初に比べ当初の想定利率よりも低い利率で借り入れできたものですから,その差額分を減額するものでございます。以上です。

道路建設課長)それでは私のほうから,議案第139号「平成20年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」のうち道路建設課の所管に係ります部分についてご説明をいたします。まず初めに,歳入でございますけども,補正予算所の8ページから9ページにかけての上段にございます国庫支出金の土木費,国庫補助金として340万円を計上してございますけども,これは都市交通システム整備事業の調査事業補助金でございます。事業費1,020万円の3分の1に当たります補助金でございます。次に一番下段になりますが,市債,土木債でございます急傾斜地崩壊対策事業債として40万円を計上してございます。これにつきましては,後ほど歳出の分においてもご説明いたしますが,現在,茨城県において整備中であります北根本地区の急傾斜地崩壊対策事業費に対する市の負担金でございます。この事業費が増額になったことにより,市の負担金となる56万2,000円のうち,40万円について河川債,地方債とするものであります。次に歳出でございますけども,同じく補正予算書の12ページから13ページにかけての一番上段にあります土木費,道路橋りょう費の中の1番,道路橋りょう総務費でありますけども,394万4,000円の増額計上となっております。これにつきましては現在,茨城県で整備中であります,県道石岡つくば線バイパス整備事業に伴います石岡市の負担金でございます。本年度におきまして県は市道A1217号線と交差する部分のボックス工事を行う予定になってございます。現況の市道幅員が5メートルございまして,その5メートルに対して,ボックスの計画幅員を6メートルとすることにより,その拡幅部分となります1メートルの部分につきまして,市の負担金となるところでございます。次に2番目の道路維持費でございますけども,850万円の増額計上となっております。これにつきましては,今年8月下旬に起きました集中豪雨,別名ゲリラ豪雨と呼ばれているそうですけども,これの被害を受けました災害箇所の復旧工事費でございます。そのほとんどは道路法面の崩壊や,土砂の流出等でございます。次に3番目の道路新設改良費でありますけども,2,550万円の増額計上となっております。これにつきましては一般市道整備事業の測量,及び設計業務の委託料でございます。内訳といたしましては,国道6号バイパスと交差いたします仮称南北線のボックス部分,いわゆる交差部分となる箇所の測量設計委託費でございます。これが1,200万円の内訳でございます。それと八軒台のセンチュリープラザ石岡の北側にございます国道6号と市道A3129号線との交差点改良計画に伴います測量委託費でございます。これが330万円を計上してございます。それから先ほど歳入の部分におきましてご説明をいたしました,都市交通システム整備事業において実施いたします調査測量委託料でございます。これが1,020万円となってございます。次にその下段にございます土木費,河川費の中の河川総務費でございますが,56万2,000円を増額となってございます。これにつきましては先ほど歳入の部におきましてもご説明しておりますけれども,現在,茨城県で進めております当市の北根本地区の急傾斜地崩落対策事業費に対する市の負担金でございます。負担割合が事業費の10分の1が市の負担金となりますので,当初は県の事業費3,000万円に対しまして,市の負担金が300万円でありましたけども,県の事業費が3,562万5,000円という額に追加変更になったことによりまして,562万5,000円の1割に当たります56万2,000円が市の増額負担金となったものでございます。以上が道路建設課所管に係ります今期補正予算の内容でございます。
 
前島委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第106号「平成20年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」,議案第107号「平成20年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」,議案第139号「平成20年度石岡市一般会計補正予算(第3号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分の計3件を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に議案第115号「工事委託契約の締結について(平成20年度市道A2485号線(石岡・小美玉地区スマートIC)道路整備事業)」を議題といたします。本案については,初めに執行部から説明を求めます。

都市計画課長)それでは私のほうから市道A2485号線の工事委託契約についてご説明申し上げます。本契約は仮称石岡小美玉地区スマートIC整備に関する茨城県への事業委託の契約案件でございます。昨年9月に社会実験準備会が発足いたしまして,今年3月に社会実験の申請を国に行っております。5月9日付を持ちまして本線直結型のスマートIC社会実験の採択を受けております。それを受けまして,今年11月21日に県と今年度分の工事委託契約を結びましたので,本議会におきましてご承認をお願いすることになります。内容といたしましては,土工事,排水工事,擁壁工事,管渠工事その他でございます。以上でございます。

前島委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
前島委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第115号「工事委託契約の締結について(平成20年度市道A2485号線(石岡・小美玉地区スマートIC)道路整備事業)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に議案第137号「市道の認定について」を議題といたします。本案については,初めに執行部から説明を求めます。

道路建設課長)それでは,議案第137号「市道の認定について」ご説明いたします。当該路線は都市計画法に基づきます開発行為により築造した道路を市道A3375号線として受け入れるものでございます。認定箇所につきましては,起点となります石岡市石岡字東ノ辻2810−5から終点となります石岡市石岡字東ノ辻2807−5までの区間延長が66.86メートル,幅員が6メートルから15メートル,面積が465平方メートルとなる区域でございます。なお,排水施設といたしましては両側に側溝,それと角切部が4か所,それと車両の回転広場が1か所設けられております。以上でございます。

前島委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑ございますか。

鈴木(行)委員)1点だけお伺いいたします。この道路につきましては,先ほども現場を見てきたんですけども,この一部に一般の民家に沿って側溝が配置されたわけですけども,この側溝が余りにも浅いために,民家に雨があふれて,大雨のときにあふれてしまうと,そういった苦情が出てきたわけで,その部分については開発行為を起こした事業者に改良をしたうえで認可を出していただく。もちろんその辺については執行部も十分把握をしていると思うので,この業者に対してそういったことを一部付け加えたうえで許可をすべきだと,そのように思っております。以上です。

参事兼建築住宅指導課長)この条件につきましては,そういった道路に接した方からお話しがございましたので,開発事業者に連絡しまして,一部施行がちょっと良くなかったといいますか,目地が詰まってないような部分がございましたので,その分を改善いたしました。それと雨が降った日に実際に見た者の話では,桝からあふれるということはなくて,一部その桝の枠の部分を伝わって若干水が民地側に流れるというようなことがございましたので,その部分桝の所には3センチ程度モルタルを盛り上げまして,そういったことのないように手直しをいたしました。また,一部側溝の周りについて土盛りが十分ではなかった部分がございましたので,その部分も改善いたしました。それと取り付けている市道の下流に,この図面にはでていないんですが,下流に横断がかかっておりました。上の図面で見ていただいて,左の奥のほうなんですが,その横断が一部,ヒューム管が細いということがございましたので,その分も流れを阻害している一因でございましたので,その分につきましても300ミリのヒューム管に敷設替えをさせております。以上でございます。

前島委員長)他にございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
前島委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第137号「市道の認定について」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に陳情第20「真家地内道路拡幅についての陳情」を議題といたします。本件については,初めに事務局から受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。

事務局)それでは,陳情第20「真家地内道路拡幅についての陳情」についてご説明いたします。
 本陳情は,9月19日付でご提出いただき,同日付で受理させていただいております。提出者は,石岡市真家地区にお住まいの○○(個人名)様でございます。
 内容でございますが,真家地内の駒庭東宝ランド地区にございます市道B6272号線,2枚目の地図の赤い部分でございます。この箇所につきまして,道幅が狭く乗用車がすれ違うことができず,歩行者や自転車の通行者にとっても危険な状態になっているとのことです。また,この路線は東成井小学校や園部中学校への通学路としても利用されておりますことから,安全に市民が通行できるよう,道路の拡幅を要望しているものでございます。以上です。

前島委員長)以上で説明は終わりました。先ほど現地を調査いたしましたことを踏まえ,本件についてご意見等ございましたら,挙手によりお願いをいたします。

関口委員)今,委員長が言いましたとおり,先ほど場所を見てきたんですけど,本当に狭い道であるんですが,私も住民の人に話を聞いたんですが,今年ですか,ちょっと病人が出まして救急車を要請したところ,あの道路に入って来れなかったと,救急車が。ということもありますので,やっぱりこういう市民がもう少し安心して住めるための道は必要であるかなと,このように思います。以上です。

前島委員長)他にございますか。

関委員)あそこ確かにその通りだと思うんですよね。で,早急に解決しなければいけないんだろうとは思うんですが,漏れ聞くところによると境界がはっきりしないという話がありますが,これは執行部のほうは承知はしているんですか。

都市建設部次長)先ほど支所の舟橋補佐と話を聞いたんですけど,一部狭くて道の悪い部分なんですけど,あの部分に対して,まだ筆界未定なので,境界が確定しないということで報告がございました。

前島委員長)あの入り口の。

都市建設部次長)そうです。

前島委員長)他にご質問ございますか。

鈴木(行)委員)先ほど関委員からもお話ございました。確かにあの道路については大変狭あいな道路で,日常の生活にも不便をきたすことはもう重々皆さんも分かっていることだと,そういうふうに理解しております。ただ先ほど執行部からお話ございました,筆界未定という部分がございますということで,これについては民々の中で解決をしなければいけないと,そういうふうに理解をいたしております。したがいまして,できるだけ早い時期に民々の境界を確認をいただいて,そしてあの道路をそれに従って拡幅整備をすることが1番ベターなのかなと,そういうふうに考えておりますので,執行部のほうはその辺をご理解をいただきたいと,そういうふうに思います。以上です。

前島委員長)執行部ではその見通しというのはあるんですか。

都市建設部次長)筆界未定につきましては,道路も含めて未定になっておりますね。ですから,あくまで作業を進める場合にはそれは確定しないと先には進めないということでございます。

前島委員長)では,現場の実態というのは執行部で把握はされているんですね。他にご質問ありますか。

鈴木(米)副委員長)今聞きますと,やっぱり筆界未定を早く地元の人にも協力をもらって,筆界未定をきちんとしてからやっぱりやらなければ最後までは出来あがらないと思うんですね。それは執行部でも地元の人たちと話し合いをして筆界未定を早く解決してもらうということが1番いいのではないかと思うんですが。そうしてから今度,その件について検討するよと。

前島委員長)他にございますか。

関委員)これ,採決をして採択,不採択を決められるんですかね。その辺がよく,附帯条件を付けてあれするのか,その辺はどういうもっていきかたをするんですかね。

前島委員長)暫時休憩いたします。

― 休  憩 ―

前島委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 それでは,ほかにご意見,ご質問等はございませんか。

山口委員)今の問題は地権者の,今日は地元の方も傍聴に来ていますけど,地権者の関係の問題が解決つかないと駄目ですけど,執行部としてはその指導のほうはどのようなことをしているんですか。どこまで内容が分かっているんですか。

都市建設部次長)その部分については道路も含めまして1軒だけではなくて,何軒かあるそうなんです,所有者が。それが決まっていないということで。1人の話ではなくて,何名かおりまして,それがまだ決まってないというような話でございます。

前島委員長)両方ですか。

都市建設部次長)両方です。

前島委員長)両方ということは道路幅がきちんと決まらないと。

都市建設部次長)決まらないです。

前島委員長)そういう事情はあるみたいですが,現場を見て,これは一目瞭然やはり住民の方に非常に支障をきたしているというのは事実だろうと思います。そういうことで採決を取ります。その前に討論はございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。陳情第20「真家地内道路拡幅についての陳情」を採決いたします。本件は,起立により採決いたします。本件は「採択すべきもの」と決することに賛成の諸君の起立を求めます。

― 賛成者起立 ―

前島委員長)起立多数であります。よって陳情第20は採択すべきものと決しました。さらにお諮りいたします。ただいま「採択すべきもの」と決した陳情第20につきましては,執行機関に送付し,その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思いますが,これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に陳情第21「市道B8616号線道路改良についての陳情」を議題といたします。本件については,事務局から受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。

事務局)それでは,陳情第21「市道B8616号線道路改良についての陳情」についてご説明いたします。
 本陳情は,10月28日付けでご提出いただき,同日付けで受理させていただいております。提出者は,仏生寺区長の○○(個人名)様,中山区長の○○(個人名)様でございます。
 内容でございますが,石岡市仏生寺及び小幡地内にございます市道B8616号線,2枚目の地図の赤い部分でございます。この箇所につきまして,道幅が非常に狭く普通自動車が交差できないとのことです。通勤・通学などにも非常に危険な箇所などもあり,また,冬場になると積雪などにより通行不能となる場合もあるので,安全対策もあわせた道路の拡幅,改良を要望しているものでございます。以上です。

前島委員長)以上で説明は終わりました。先ほど現地を調査いたしましたことを踏まえ,本件についてご意見等ございましたら,挙手によりお願いをいたします。

関委員)この道路はですね,中山地区の住民にとってはまさに生活道路なんですよね。スクールバスが行けないということで,現在,改良工事が実施されてはおりますけれども,この道路がなければですね,スクールバスが行けないということで,中山の小学校に通学する場合には,中山の方々が交代で車を出してですね,スクールバスの交差点まで来ていると,スクールバスがちょうどあそこの突きあたっているところでUターンして帰ってくるようなんですが,そういう大変不便な思いをしておりますので,これは早急に改良すべき道路ではないかというふうに判断しております。以上です。

前島委員長)ほかにご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
前島委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。陳情第21「市道B8616号線道路改良についての陳情」を採決いたします。本件は起立により採決いたします。本件は「採択すべきもの」と決することに賛成の諸君の起立を求めます。

― 賛成者起立 ―

前島委員長)起立多数であります。よって陳情第21は「採択すべきもの」と決しました。さらにお諮りいたします。ただいま「採択すべきもの」と決しました陳情第21につきましては,執行機関に送付し,その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思いますが,これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に陳情第22「仏生寺地内道路改良についての陳情」を議題といたします。本件については,事務局から受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。

事務局)それでは,陳情第22「仏生寺地内道路改良についての陳情」についてご説明いたします。
 本陳情は,10月28日付でご提出いただき,同日付けで受理させていただいております。提出者は,仏生寺区長の○○(個人名)様でございます。
 内容でございますが,仏生寺地内の市道B8629号線につきまして,道幅が2.5mと非常に狭く,普通自動車がやっと通行できる程度で,消防自動車の通行は不可能とのことです。また,本年8月23日ごろの集中豪雨の際には,路線内にかかる橋が水没し,通行不可能になったとのことです。そこで,道路の拡幅と舗装,橋が水没しないような道路改良を要望するものでございます。以上です。

前島委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。先ほど現地を調査いたしましたことを踏まえ,本件についてご意見等ございましたら,挙手によりお願いいたします。ご意見ございますか。

関委員)先ほど見てきたとおり,大変に狭い道路で,これは,あの道路上2軒の民家がありますけど,大変この2軒の方々もこの道路が拡幅できないということで憂いているんですけども,これもやはり早急にしていただかなければですね,やはり,この2軒の方々の生活そのものを脅かすという感じになりますので,早急にお願いをしたいというふうに思います。以上です。

前島委員長)ほかにご意見等はございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
前島委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。陳情第22「仏生寺地内道路改良についての陳情」を採決いたします。本件は起立により採決いたします。本件は「採択すべきもの」と決することに賛成の諸君の起立を求めます。

― 賛成者起立 ―

前島委員長)起立多数であります。よって陳情第22は「採択すべきもの」と決しました。さらにお諮りいたします。ただいま「採択すべきもの」と決しました陳情第22につきましては,執行機関に送付し,その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思いますが,これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に陳情第25「朝日トンネル,インターチェンジ事業を県事業への転換と学校校舎改築・複合文化施設(図書館)建設事業の促進の陳情」を議題といたします。
 本件については,事務局から受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。

事務局)それでは,陳情第25「朝日トンネル,インターチェンジ事業を県事業への転換と学校改築事業・複合文化施設(図書館)建設事業の促進の陳情」についてご説明いたします。
 本陳情は,11月17日付でご提出いただき,同日付で受理させていただいております。提出者は,石岡市真家にお住まいの○○(個人名)様,杉の井にお住まいの○○(個人名)様でございます。
 内容でございますが,この陳情の提出者であります○○(個人名)様,○○(個人名)様は,朝日トンネル事業,インターチェンジ事業の両事業につきまして,いくつかの点で法に抵触する部分,事務処理手続き上の不備があるのではないかと指摘しております。
 朝日トンネル事業ですが,まず,地方自治法第2条の都道府県,市町村の役割を紹介してございます。次に道路法第7条,第8条,都道府県道と市町村道の意義及びその認定について紹介し,「(仮称)八郷・新治線は,国定公園を連絡する道路であるから当然県道である」と指摘をされております。また,自然公園法の第13条第3項第1号の行為許可について,当初は県事業の,主要地方道土浦・笠間線として平成16年7月に取得したものを,20年8月に廃止を届け,その同一路線を市が市道 八郷・新治線として申請し,本年10月に許可を受けたことについて,ここで,自然公園法には廃止の規定が無いことから県事業の許可は存在しており,同一路線が二重許可になることから,事業の先有権は県となり,市は道路建設できないのではないかと,指摘しております。
 次にインターチェンジ事業ですが,まず,元利償還金に対する地方交付税について,交付が保障されていないのではないかと指摘しております。また,国道355号線と連結すべきものを,市事業とするために,市道A2485号線を区域変更により連結するとしていることはどうか,小美玉市の承諾を得ているのか。市の財政状況からすれば投資額が18億円と巨額であり,社会実験の域を超えているのではないか。今後,事業費が増額するのではないか。また,スマートインターチェンジはSA・PAを活用するのが原則であり,高速自動車道本線に連結する場合,社会実験制度を適用するのは問題があるのではないか。費用対効果によっては不連結の場合もあるのではないか。投資責任,賠償を避けるためにも高速自動車国道法第11条のニによる,国土交通大臣の連結許可を得るべきではないか。正上内地区は農業振興地域整備法による振興地域に指定されており,整備計画の変更が必要ではないかと指摘しております。
 両事業とも法手続き前のものを委託しており,2市に跨る広域事業であることから,市に建設能力が無く,県に委託するのは市の事業ではない。両事業は関係法令に違反する行為であり,市としての事業を中止して,県事業への転換を図るべきではないか。地方自治法によれば事業は無効になると指摘しております。そこで両事業の県事業への転換措置,並びに学校校舎改築,複合文化施設建設を促進すべきであるとの要望でございます。
 なお,本陳情につきましては,主たる要望は朝日トンネル,インターチェンジ事業の県事業への転換ということでございますので,当委員会に付託されてございます。以上です。

前島委員長)以上で説明は終わりました。本件についてご意見等ございましたら,挙手によりお願いをいたします。

山口委員)今,この陳情が出ているわけなんですけど,この専門的なことは私たちもちょっと,一応,この指摘されている問題について,執行部としてはこの問題に対してどのように考えているんですか。

都市計画課長)問題ないものと考えております。

前島委員長)ほかにご意見等ございますか。

鈴木(米)副委員長)先ほど説明がありましたが,インターチェンジにつきましては,先ほど入札したという話がありましたが,入札してからこういう話が出たんではちょっとおかしいのではないかと私は思うんですが。県事業で入札したということであれば,これはやっぱり,今からそれを取り消すということもなかなか難しいし,やっぱりインターチェンジは必要だと思うんですよ,私は,石岡,小美玉に対してはね。水戸のほうでもこういう形でインターを造っているようですが,私もそこ上り下りしましたがね,やっぱり距離的にはインターをあの辺に造るべきだと,私はいいと思うんですが。それをやらないで図書館とか複合文化施設を,ということで言っておりますが,それはそれでまた考えるのがいいのではないか,と私は考えております。

前島委員長)ほかにございますか。

鈴木(行)委員)鈴木委員さんからお話ございました,この陳情案件は,この2つの事業を学校施設等の改築と複合文化施設に充てるべきだと,そういうような陳情かと思いますが,あくまでもこの部分については別個に事業を考えるべきであると,このように思っております。と申しますのは,この朝日トンネルの事業につきましては合併以前,八郷町の事業の中で計画をし,なかなか実現に達しないで現在まできているのが現状でございます。特に八郷地区については,合併後も大きく観光施設やその他の面で大きく変わろうとしてます。そういった中で今,叫ばれているのが,東京から学園,それを通して,この石岡地区に多くの観光施設がある地域に呼び込もうと,多くの観光客を呼び込もうというような,大きな狙いのもとにこの事業を進めているわけでございます。特にこの陳情の中にもあるかと思いますけども,県の事業として進めておりますけども,やはり石岡市としては,この事業は大変重要な事業でございます。したがいまして,この件については,私はぜひこのまま進めていきたい。そのように考えております。そしてまたインターチェンジにつきましては,これまた旧石岡市当時からの大きな悲願でもございました。特に工業団地を有する,40社ほどの工業団地内の企業がございます。この企業にとって,このインターチェンジは利便性の高いインターチェンジでございまして,これによって,石岡市は大きく税収も伸びると,そのように理解をいたしております。そしてまた,近々開港する茨城空港へのアクセスの一環としても十分可能な事業でございますので,ぜひこのまま進めていただきたいと,私は強く要望するものです。以上です。

前島委員長)ほかにご意見ございますか。

関委員)今,鈴木委員からも話がありましたとおり,朝日トンネル及びスマートインターチェンジについては,すでに議会でそれなりの決議をしてきているわけでありまして,この法律の問題というのはいろいろあろうかと思うんですが,これは我々としてはですね,執行部が国の認定まで受けて実施をしているということであって,この問題,細部の問題については,執行部で回答されるのがよろしいのではないかなというふうに思いまして,議会としては執行部がすでに国の認定を受けてこうやっているということについて,それ以上のことについてはあまり議論すべき事項でもないし,すでにここまできた問題で,朝日トンネルについては,地元住民が50年来宿願としてきたトンネルですのでね,これで止めてくれと言われることについては,地元住民の非常な反発がありうるというふうに思います。

前島委員長)ほかにございますか。よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)次に討論を行います。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。陳情第25「朝日トンネル,インターチェンジ事業を県事業への転換と学校改築事業・複合文化施設(図書館)建設事業の促進の陳情」を採決いたします。本件は起立により採決いたします。本件は「採択すべきもの」と決することに賛成の諸君の起立を求めます。

― 賛成者起立 ―

前島委員長)起立なしであります。よって陳情第25は「不採択とすべきもの」と決しました。 
 以上で,当委員会に付託されました案件の審査はすべて終了したわけでございますが,これらにかかる委員長報告の取扱いにつきましては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に都市建設部における事務執行状況についてを議題といたします。本件については,最初に平成20年度予算の執行状況についてご報告願います。

都市計画課長)私のほうから都市計画課の予算の執行状況でございます。お手元の資料の執行状況のほうでございますけれども,予算額3,236万4,000円,執行額2,971万6,680円,91.82%と予定されておりましたすべての委託事業について発注しております。以上でございます。

参事兼下水道課長)下水道課関係の執行状況をご説明いたします。まず流域関連公共下水道整備事業の補助でございます。執行率で69.88%工事請負費でございますけど,なっておりますが,今月の11,12日に入札がございまして,その分を含めますと執行率で84%程度となっております。続いて次の流域関連公共下水道整備事業の単独でございます。工事請負費の執行率39.03%,低くなっておりますけれども,家庭の桝の取出しなどもございますので,この後,伸びていくと思います。続いて,その下の流域関連公共下水道整備事業補助の雨水,93.74%の執行率となっております。工事箇所の発注は済んでおりますのでこの後は変更程度であるかと思っております。次の流域関連公共下水道整備事業単独雨水,執行率15.76%でございますが,山王川の雨などによる補修でございます。2か所ほど実施しておりますけれども,この後,2か所の補修を予定しております。公共下水道整備事業の補助,八郷地区ですけれども工事請負費で95.57%の執行率です。ほぼ発注が完了しております。その下の公共下水道整備事業の単独,これも八郷地区ですけれども,ほぼ99.51%の執行率ですので,ほぼ発注が完了しております。続いて農業集落排水事業の建設費でございます。石岡西部地区整備事業,執行率,工事請負費で83.24%。若干残っているようでございますけれども,予定箇所の発注はほぼ完了しております。その下の恋瀬地区整備事業,工事請負費で84.47%ですけれども,今月の19日に入札の予定がございます。その入札が終わるとほぼ発注完了と思っております。

参事兼建築住宅指導課長)建築住宅指導課の執行状況についてご説明申し上げます。初めに建築市道事業費のうち狭あい道路拡幅整備補助金ですが,これは後退部分の分筆測量補助と,後退部分内にある立木,塀などの撤去費用の補助金で,現在16件の申請がございます。執行額が427万3,000円でございます。次に用地購入ですが,後退部分の用地購入で現在9件,72.8平方メートルを買い取りしまして64万5,000円を支出しております。合計の執行率は28.3%です。次に木造住宅耐震診断士派遣事業でございます。当初は20件の診断申し込みを予定しておりましたが,11月末で8件の申し込みにとどまっております。今月中に建築士会と派遣契約を結びまして1月から診断に着手してまいります。次に市営住宅維持管理経費です。まず需用費ですが,主なものは住宅団地内にある汚水処理施設の電気量,風呂釜の交換,換気扇などの備品の修繕費,また,ドアの取り替え,配水管の水漏れなどの建物修繕の費用で,執行額は991万3,000円です。次に委託料ですが,汚水処理施設の製造管理委託料,住宅管理システムの保守委託料,住宅修繕委託料などが主なもので,執行額は875万1,000円です。次に工事請負費ですが,木造住宅の取り壊し2戸と,住宅の修繕,団地のフェンスの修繕などを実施しております。執行額は642万円です。合計の執行率は69.5%でございます。最後に住宅用火災警報器の設置ですが,正上内台団地と新池台団地で現在取付工事中でございます。執行率は69.7%でございます。以上です。

道路建設課長)それでは道路建設課の予算執行状況についてご説明させていただきます。まず道路管理事務費でございますが,執行額741万5,899円でございます。執行率が54.93%でございますが,これは旧八郷地区の道路台帳補正委託がまだでございまして,この数値になってございます。次に道路維持経費でございますが,8.155万7,410円の執行額でございます。執行率が72.83%でございます。それから国庫補助道路改良事業でございますが,これが県委託事業で行っておりますので,執行率が100%となっております。それから次に臨時地方道整備事業でございますが,執行額1億2,701万4,935円でございますが,執行率が35.38%とかなり低めでございますが,このほとんどが用地交渉や測量立会いによる遅れでございまして,そろそろ起工できる段階に入っておりますので,来年早々には発注できるものと考えてございます。それから一般市道整備事業でございますが,執行額が1億6.547万4,542円でございます。執行率が73.31%となってございます。それから排水路整備事業でございますが,1,898万4,000円の執行額でございまして,執行率51.31%となってございます。これもやはり立会い等の遅れによるものでございまして,来年早々にも発注できるものと考えてございます。それから19年度の繰越事業でございます。1億7,606万5,090円の執行額でございますが,執行率が73.51%になってございます。以上でございます。

都市整備課長)平成20年12月12日現在,都市整備課所管の予算執行状況につきましてご説明いたします。内容,執行率につきましては別紙記載のとおりでございます。まず初めに合併市町村幹線道路緊急整備支援事業でございますが,対象路線6路線で委託料予算額1億9,810万円に対しまして,執行額1億648万6,750円,執行率54%でございます。すでに各路線の業務委託等は支出額が確定しておりますから,未執行分につきましては。八郷・新治線,朝日トンネル取付道路の橋りょうボックスカルバートの工事の茨城県の委託分に相当するものでございます。橋りょう取付道路にはいちごハウスが存在しておりまして,21年の5月までは栽培を続けたいとの地権者の強い要望がございまして,当然,用地契約をいたしましても,いちごハウスが撤去できなくては本工事に着手できないことになります。また,全体用地費がトンネル部の無償化や,当初の単価よりも現在の価額が下落したことによりまして,当初見込み額よりかなり安価となり3年継続で用地取得を計画したものが,単年度で取得できる見込みとなっております。このようなことから県と協議しました結果,委託工事分を用地取得費に流用し,すべて用地取得が終了してから工事に着手したほうが事業としては進めやすいということでございましたので,そのように取り図りたいと予定しております。次に用地費執行率47%,補償費執行率38%につきましては,今後執行率が上昇してきますよう一層用地買収を進めてまいります。なお,今のところ各路線における地権者の方で強行な買収反対者の方は見受けられておりません。次に特別道路対策事業,スマートIC事業でございますが,この表では委託料執行額が0円となってございますが,今議会に提案しております茨城県への工事委託契約6億円について11月21日に仮契約を締結しておりますので,今議会の承認を得られれば実質進捗率は67%となる見込みでございます。次に石岡駅周辺整備事業,人道跨線橋エレベーター設置事業でございますが,委託料,執行額0円でございます。これに関連しまして,先ほどの今議会一般質問におきまして市長,部長が答弁しましたように,石岡駅舎及び人道跨線橋の再整備についてJR東日本と具体的な協議を行っており,現在実施の方向で最終調整に入っておりますので,その結果を踏まえ,全体的整備の場合,その中で整備を行っていきたいという答弁でございましたので,まだ結論が出ない現状ではエレベーター単体での設計業務の発注を見合わせているところでございます。以上です。

前島委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ご質問ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,次に合併特例債活用事業の進捗状況についてご報告をお願いいたします。

都市整備課長)平成20年12月現在の合併特例債活用事業,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業,各路線ごとの進捗状況についてご説明いたします。初めに貝地・高浜線ですが,高浜台から山王川交差部,都市計画道路新田山・高浜線までの800メートル区間につきまして,現在地質調査が終了いたしまして,21年2月末までの工期で道路詳細設計を実施中でございます。次に村上・六軒線ですが,前年度までに道路設計等が完了しておりますので,本年12月11日に物件補償算定業務委託の発注を行いました。一部,工作物につきまして,国道6号バイパス交差部に存在する関係上,補償額の算定が済み次第,国と負担割合等について協議を進めてまいります。次に上林・上曽線ですが,現在までにフルーツライン側から25件8,578平方メートル,国,道整備交付金の区間としては25%の道路用地を取得しておりまして,引き続き用地取得を進めてまいります。次に美野里・八郷線ですが,現在小美玉市側の道路設計,用地測量並びに流末排水の設計業務を21年2月末の工期で実施中でございます。また,本年11月末に物件補償算定業務が完了しましたので,用地買収に着手し,現在1件500平方メートルを取得いたしております。引き続き用地の取得を行ってまいります。次に八郷・新治線ですが,茨城県に委託しております調査等の案件については,現在予定通り進んでおります。また,事業着手に必要な自然公園法の許可についても,本年10月21日付で県知事から承認されまして,11月に物件補償算定業務の完了をみましたものですから,道路用地の買収に着手いたしました。現在までに9件8,016平方メートル,全体の31%の用地を取得しておりまして,引き続き用地の取得を行ってまいります。次に駅前・東ノ辻線ですが,路線測量が完了いたしまして,21年3月末を工期として現在道路の詳細設計を実施中でございます。次に石岡・小美玉地区スマートIC事業でございますが,用地取得,本契約の議決を本年11月10日にいただきまして,現在,登記並びにお金の支払いを進めております。また,2か所の橋りょう下部工事につきましては12月9日,茨城県において入札が行われ請負者が決定したとのことでございます。また,本議会に提案してございます茨城県への本線造成工事6億円の委託案件の承認がされ次第,速やかに執行されるということでございます。以上でございます。

前島委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご意見等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。

関口委員)今,最後の合併特例債,これの上林・上曽線と,美野里・八郷線と,八郷・新治線のそれぞれ用地買収を始めているという説明でしたが,八郷・新治線は何人,何%と言いましたけど,それぞれもう1回詳しく用地買収の状況の説明をお願いします。

都市整備課長)これは現在の進捗状況でございまして,まず,上林・上曽線,これは25件,8,578平方メートル。これはフルーツラインから県道土浦笠間線までの間で25%取得しているということでございます。それから美野里・八郷線については先だってから始まったばかりでございますので,1件500平方メートル。これは進捗率につきましては1%にも満たしてございません。それから八郷・新治線,朝日トンネルの部分ですね。これにつきましては11月の下旬から買収に着手いたしまして9件8,016平方メートル。これが取付道路部分の31%の用地を取得しているというところです。以上です。

前島委員長)ほかにご意見等はございますか。よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,次に入札の実施状況についてご報告を願います。

参事兼下水道課長)下水道課関係の入札の執行状況を説明いたします。9月この前の議会以降21本の入札がございました。9月5日から,ナンバーで言うと11番からでございます。内容については記載のとおりです。集排関係につきましては,同じく5件の入札を行っております。ナンバーの6番からです。内容については記載のとおりでございます。

参事兼建築住宅指導課長)建築住宅指導課です。10月7日に1件の入札を執行しております。火災警報器設置工事,正上内台団地,新池台団地でございます。落札率69.8%,以下ご覧のとおりでございます。以上です。

道路建設課長)それでは道路建設課の工事の入札実施状況についてご説明をさせていただきます。9月6日以降,12月11日現在までで,排水路整備工事が5本,それから道路舗装及び改良工事が9本,それから交通安全施設工事が1本,合計で15本の工事入札を実施しております。内容については,この結果の調書のとおりでございます。以上でございます。

都市整備課長)9月の委員会の後では1件だけですね,私どもの提出しました書類では1番下の補償算定業務委託,これは村上・六軒線の物件移転補償業務委託でございまして,ここに記載のとおり1件でございます。以上です。

前島委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご意見,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,次に前期定例会以降の都市建設部における行政報告について,何かございましたら,ご報告をお願いをいたします。

都市計画課長)それでは私のほうより,BRT,かしてつ跡地のバス専用道化について,今日資料を出しております。それについてご説明をさせていただきます。総務企画委員会で企画部のほうから各委員会の方々のほうに,鹿島鉄道沿線地域公共交通活性化協議会の設立ということでご説明あったものと同じものですが,私のほうから再度,都市建設委員の皆さまのほうにもご説明をいたします。この事業につきましては昨年の12月に議員の皆さま方には全員協議会で企画部のほうからご説明があったものでございますが,この事業,地域の公共交通を確保することを第一の目的としておりまして,そのために鉄道に負けない定時性と速達性のあるバスを運行することを目標として事業を事業を実施していくわけでございます。かしてつ跡地バス専用道化についてという,こちらの表題のところですけども,公設民営方式を基本としまして,鉄道跡地を市道としてバス専用道化し,定時性と速達性のあるあるバスを民間が運営するという,仮称でございますけれども,地方型BRT,バス高速輸送システム,この実現化に向けて現在まで検討してまいりました。事業の概要でございますけれども,全体事業費としまして約6億8,000万円,うち地方負担分,これは補助金を除いた部分でございますけれども,これが3億5,000万円から4億円くらいであると。旧石岡駅から旧常陸小川駅間の7.1キロ,この間についての基本的な事業化。当面の間,平成21年の事業化としましては,石岡駅から旧四箇村駅までの5.1キロとしております。標準的な車線の断面でございますけれど4メートルから6メートル,1.5車線的な整備ということになります。公道として整備いたしまして,道路交通法によりバス専用の規制を基本とする計画でございます。想定されます効果としましては,高校生を始めとする沿線住民の公共交通利便性の大幅な向上。それから,茨城空港への利便性向上,PR効果などもあるでしょう。それから現在通っているバスがなくなりますと,355号の渋滞緩和への寄与と地球温暖化対策にも効果があるだろうと。それから地域活性化の起爆剤として都市再生に寄与するでありましょうと。そういう事業として考えております。これまでの経緯は次のページの1ページのところで,かしてつ跡地バス専用道化検討委員会,これは平成20年1月31日から始まりまして,第4回の平成20年8月7日で計画案の検討,それから石岡・小美玉地域交通戦略等の検討がなされ,報告がされております。その報告の中では,かしてつ跡地の有効活用は重要であろうと。それから,これからの高齢化社会対策と環境対策にとって公共交通政策は重要であると。本計画は他に比べ先進的な取り組みでございます。それから,利用者としては1,600人程度を見込めるのではないか。全体としまして費用対効果が2程度を期待できると。今後は段階的な整備もありえるでしょうというような結論をいただきまして,総括として事業効果が高く,実現を目指すべき事業であろうという結論を,この検討会でいただいております。今後の進め方としまして,整備の方針を以下のとおりとしまして,国の制度を活用して事業の具体化を図るんだということで,地域公共交通の活性化及び再生に関する法律第6条,後ろ側についておりますけども,別添資料に基づく法定協議会を策定し,その法定協議会の中で詳しく決めていきましょうということでございます。整備区間といたしましては,旧石岡駅から旧常陸小川駅を基本とします。当面事業効果が大きい旧石岡から旧四箇村駅までの区間の早期整備を目指していきます。旧四箇村駅から旧常陸小川駅までの区間,この間は平行して実施内容を精査したうえで整備に着手しますと。なお,路線整備の考え方でございますけども,当面の事業区間,これが先ほど申しましたように旧四箇村駅までの5.1キロ区間,うち小美玉市区間が2.2キロございます。実際の工事区間といたしましては,2.9キロ石岡市のほうがございますけれども,県道からですと実際の整備は2.7キロほどになると思います。事業の進め方といたしまして,本年度,協議会,これはかしてつ沿線地域公共交通活性化協議会というものを立ち上げまして,具体の検討を行って,道路整備計画を策定いたします。年度内に事業区間の現地測量等を実施したいと。来年度,詳細設計及び工事の実施を図っていきたいと。この工事の実施設計,また,工事の施工にあたりましては,当建設委員会のほうにまわってくるというふうに考えております。この協議会の設立の目的といたしましては,交通事業者や関係機関が連携し,鉄道や空港など他のモビリティを含めた公共交通の活性化を一体に進めることとしております。また,今後深刻化する高齢化社会においても,住民が安心して移動することができる地域コミュニティの活性化にも寄与するということで,地域公共交通総合連携計画というものを策定していくんですというようなことでございます。来年1月早々には立ち上げまして,この地域公共交通総合連携計画を策定し,それに基づきましていろいろな補助金をもらって事業を進めていきたいということでございます。以上でございます。

前島委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご意見等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。

関口委員)今,細かい説明をいただいたんですけど,まず,鹿島鉄道の跡地というのは鹿島鉄道の所有地でありますので,それの,借りるとか買うとか,そういう話がまだ見えていないんですけど,その辺の協議はどの辺まで進んでいるのか,分かるところでいいんですけど,説明をいただきたいと思います。

都市計画課長)現在,用地の件に関しましては,基本としては寄附をしていただかないと事業が成り立たないということでございますけれども,企画課のほうで,鹿島鉄道さんも株式会社ですので,それなりの合理的な理由を付けませんと,その財産の処分について問題も起きますので,それについてはきちんと整理をして対応してもらえるよう,今,協議を進めている状況であります。なんとしても今年度中にはその結論をいただきたいということで,がんばっております。以上でございます。

関口委員)そうすると,その用地については企画のほうでやると,建設のほうは関係ないということなんですかね。

都市計画課長)まだ最終的な結論は出ておりませんが,意思表示,正式な意思表示を鹿島鉄道さんのほうからされて,事務手続き上,うちのほうでやるということも有り得るかなとは思いますが,基本としては今,企画部のほうで対応しております。

山口委員)今,完全に決まっているわけではないみたいな感じで,これに入ればいろいろなところから補助をもらってということで,漠然としているんですけど,補助をもらえる見通しというのは,これ始まったときには,どういうところからどの位の補助がもらえる見通しがあるんですか。

都市計画課長)道路整備につきましては街路事業の補助金等がございます。これについても県のほうにいろいろと努力していただいております。私どものほうとしましても,2分の1はいただきたいというふうに考えておりまして,街路事業補助金を当面は想定をしております。ただこれも確定ではございませんので,申し訳ございません。

山口委員)確定ではないということなんですけど,6億8,000万円もかかるわけですよね,それで2分の1ということで,それは確かにいいんですけど,それは確定していない,どうなるか分からないというのは,ちょっと不安というか,私としては不安ですね。

都市計画課長)概算の要望としては出しております。まだ国のほうの予算が決まっておりませんので,それをここで決まりましたというわけにはいきませんので,その辺はご理解いただきたいと思います。

関委員)1つはこのバスの運行ですけど,これは確定しているのか。要するに石岡市とか小美玉市の経営するバス会社なのか,あるいは関鉄を予定しているのか。

都市計画課長)先ほどのパンフレット,1番最初のところにもございますけれども,民間がバスを運行するということで,現在想定しているのは第三セクターでもなくて,今,代替バスを運行されておりますバス事業者さんにお願いしたいということで。検討会の中にもその事業者さんも入ってございますので,総合的に全体の判断がされるのは年度末までにはされるのかなというふうに考えております。

関委員)それともう1つ。茨城空港の開港が21年度末22年の3月ですよね。そうするとこれ,四箇村のところまでしか実際には開通しないわけですよ。小川までは行かないんですか。

都市計画課長)全体事業としましては,あくまでも常陸小川駅までを想定しておりますが,茨城空港の開港時,21年度末にはちょっとそこまでは難しいということで,いったん四箇村駅から出て現道を走るような形になりますが,その後についても,先ほども出ましたけれども,事業については進めていくというような形で小美玉市のほうではおられます。以上でございます。

前島委員長)それでは私のほうから1点,ちょっとお聞きしたいんですが,先ほど説明されました整備区間,今の関委員の質問にちょっと関連するんですが,この文面でいくと整備効果が大きい旧石岡駅から旧四箇村までをやるんだと。その下,四箇村駅から旧小川駅までの区間は平行して実施内容を精査したうえで整備しますよと。その下にですね,整備路線の考え方は以下のとおりということで,四箇村,小川間2キロは当面区間が運行された後の状況に応じて,バス専用道の延伸も含め地域にとってより良い事業方策を小美玉市において検討すると。そうすると,この間は小美玉市に委ねるということですか,ということが1つと,最初からこの道路が,公設民営で茨城空港開港に向けてやっていくんだと。部長の答弁でいくと,私の記憶では議会答弁だと思ったんですが,8月末には関鉄さんとの敷地の話が決まるような答弁を,6月の議会でしたかね,そういう答弁をなさってたんで,私たちもそのときは,微妙なときだから議会での質問は止めましょうということで,何人か同僚議員が止めた経過があるんですね。私は8月一杯くらい,遅れても9月一杯くらいでは,敷地のほうは地権者と合意に達するのかなと思って,いいなと思っていたんですけども。今になっても決まらない状況の中で,四箇村までやった後は小美玉に委ねちゃう。それから敷地が本当に大丈夫なのか,今ちょっと微妙なところだと思うんですけど,相手がいることだからちょっと分からない部分もあるかと思うんですけど。この専用道路というのは,当初は常陸小川の駅まで持っていって初めて路線としての成果が,最大の目的の事業が成り立つわけだったんですけども,なぜこれ四箇村までで切っちゃうのかなというのが,私ちょっと腑に落ちない部分があるんです。それはちょっと遠い話で,聞いた話では小美玉市のほうで,何か反対しているんだとか,その内容がよくわからないんです。石岡市と小美玉市のこういう,今,鈴木課長が説明なさったような内容は,これ全部,小美玉市と合意に達していることなんですか。担当者ベースではなくて,きちんと覚書まではいかないと思うんですけど,小美玉市とこの内容全部,石岡市と合致しているんですか,整合性というか。それら3つあるんですけど,お聞きしたいんですけど。それと関鉄さんの見通しって,執行部の今までの対応の中で考えていくと,無償提供してくれそうなんですか,どうなんですかその辺,聞きたいんですけど。

都市計画課長)1つ目の四箇村より先については,小美玉市に委ねるのかという質問でございますが,基本的にはそうなります。なぜならば小美玉市道でございますので,そこを石岡市がやるわけにはいきませんので。ただ,これについては茨城県が常陸小川までやるということで,小美玉市さんとの話し合いの中でやっておりまして。ただ,小美玉市さんのほうも,そこから先について用地をいただいて,いただいた用地について何もしないというこは有り得ない話でございまして。そこで,その下の,平行して実施内容を精査し整備に着手しますというふうな形でここに書かれているものだと理解しております。また,この合意は石岡市だけで考えているのかというところでございますけども,これは石岡市,小美玉市,それから茨城県と調整をしております。で,中で決まった内容についてここに書かれているというふうに私も理解しております。そのように企画課のほうからも聞いておりますので,間違いはないと思います。

前島委員長)暫時休憩いたします。

― 休  憩 ―

前島委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 そのほか,ご意見等がございましたら。よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,以上で所管事務の調査を終了いたします。
 次にその他でございますが,この際,委員派遣による所管事務管外調査の報告書についてを議題といたします。
 過日の北海道小樽市の「駅前第3ビル周辺地区市街地再開発事業」,及び砂川市の「自由通路,地域交流センター(ゆう)」の調査につきましては,大変ご苦労様でした。皆様のご協力によりまして,大変有意義な先進地調査ができたものと考えております。本件につきましては,お手元に配布いたしましたとおり報告書を作成いたしましたので,後ほどご覧願いたいと思います。
 それでは,小樽市,砂川市の両市の調査を振り返りまして,何かご意見等がございましたら挙手によりお願いをいたします。

山口委員)あそこを見てきて,とてもすばらしいところを見てきたんですけど,石岡としては,今の駅東のほうの鹿島鉄道の跡とか,いろいろなものを考えたときに,石岡の考え,そして将来。あそこの場所,今のところ石岡の土地になっていない,鹿島鉄道の土地でしょう,まだね。将来を考えたときに,どのような考えで石岡の執行部,市長とか考えているのか。あの辺のところ。

都市計画課長)先日行ってまいりまして,すばらしい文化センターができておりました。石岡市は今,私どものほうでURのほうににお願いいたしまして,駅の東側のところがどのような形で絵が書けるのかなというか,構想ができるのかなということを,今,委託発注をいたしまして,実際に今,細かい調査に入っていただいているところでございます。ただ1つ言えるのは今の駅周辺,全体の事業費がかなりかさみますので,そこに文化センターというのはちょっと難しいかなというふうに考えております。できるだけ市で開発せずに民間が入ってきていただけるような形にできればなというふうに思っております。以上でございます。

山口委員)やっぱり今,石岡市だけではなくて将来の,この間も私は合併のことを話したんですけど,全体的なことを考えていったときには,この石岡あたりが将来は,石岡は南部でも外れなんですけど,やっぱり昔,国府が置かれた石岡がね,これから将来の70万,100万都市に持っていくときに,やはり文化が石岡は遅れているんですよ。神栄跡地の問題も今,見通しが立たなくなってきている。将来,今すぐにはできなくても,将来のことを考えたときには,あそこの土地というのは大事な土地ですよね。その点も,将来のことを考えて,あそこのことを真剣に市長にも考えてもらうように執行部からもお話ししていただきたいと思います。

前島委員長)ほかにございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,「その他」としまして何かご発言等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

関委員)簡単に2つほど。1つはこの前11月の末ですけれども,中志筑の宿のところで人身事故がありまして,石岡の方が加害者なんですが,私もあそこはよく通る道なんですけども,これは要望としまして,かすみがうら市と手を携えて早急にバイパス道等を考えるよう努力をしていただきたいという1点が要望であります。2点目ですが,これ過去どうなっていたのか,私あまりよく承知していないんですが,来年度の予算の主要事業については,都市建設がらみの話については事前に説明があるんですか。予算で出てから,これ修正しろ,これ駄目よという話は非常にしにくい話なんですけども。原案等があれば前もって,主要事業についてね,前もって委員会にかけて欲しいなというふうに思うんですが,いかがですか。以上です。

都市建設部長)今まで主要事業の説明につきましては予算委員会等で審議をしていただくというような形でございましたが,主要事業だけを抜き出して特別それの説明を,委員会の開催をお願いしまして,やったというようなことはございません。ただ,いずれにいたしましても新規事業につきましては,十分事前にご相談してまいりたいと思っております。
 BRTにつきましてもそうですし,都市計画課長よりお話がありました駅周辺整備にしても市の経営本部会議では優先第1位が駅周辺,第2位が合併特例債事業でございました。もちろんその他に学校等も入るわけでございますが,そういうものが経営本部会議で第一に優先すべき事項だというような結論はでております。ただこれも,経営本部会議の中で結論は出ていますが,予算は今からお願いするというような形になりますので,ある程度予算が固まった時点でないとなかなかご相談しづらいということもございます。それからもう1つ,一番肝心なことでございますが,非常に財政が厳しいという状況が引き続き,今年よりは来年度がさらにきつくなってくるのではないかと思っております。今日も3件の陳情案件が出ましたが,採択はしていただきましたが,これいつやれるかわからないというのが正直なところでございます。すでに200件を超える要望,陳情が今年までで出ております。それらを整備するだけで,年20件の消化をしたとしても,八郷地区と石岡ですね,10年かかるわけですよね。それらはもうすでに要望されている事項でございますので,そういったものを順次整備していかなければなりませんが,現在,そのお金が無い。単独費は見ていただければわかるとおり八郷地区と石岡合わせて1億3,000万円くらいです。1,000万円の仕事13本くらいしかできないというのが現状でございますので,できるだけ優先順位を絞り,効果の大きい部分を選考することになるかと思います。それから先ほどのバイパスのことでございますが,死亡事故が起きているということでございますので,これについては将来の整備事業の中でどうするか,かすみがうら市,県と相談してまいりたいと思っております。時期に応じまして,ある程度の予算が固まった段階で委員長のほうに相談してですね,継続事業以外の部分についてはできるだけ早い機会にご相談したいとおもっております。

関委員)ありがとうございました。建設委員会と執行部というのは,意思疎通が今まで必ずしも十分ではなかったような気もしますのでね。その辺コンタクトを密にしていただいて,必要ならばいつでも委員会を開いて意思疎通を図ると。これは委員長にもお願いをしておきますが,よろしくお願いします。

前島委員長)委員長,常々思っているんですが,他の委員会もそのような,続いているみたいで。気を引き締めて,議員,執行部,ちょっと考えなくちゃいけない部分もお互いにあるんじゃないかなと,このように思う次第でございます。期待に沿うようがんばりますのでよろしくお願いいたします。ほかにご発言等ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ないようですので,この際,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件・事由について,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします。




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