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議会中継
  


 第8回委員会 (3月16日)
出席委員 前島孝元委員長,鈴木米造副委員長,鈴木行雄委員,山口晟委員,関昭委員,関口忠男委員
市執行部 都市建設部長(吉川安延),都市建設部次長(藤枝利明),都市建設部次長(甲一郎),参事兼建築住宅指導課長(本田久男),都市計画課長(鈴木信充),都市整備課長(大山寛幸)道路建設課長(福田嘉夫),下水道課副参事(久保田善貴),建築住宅指導課副参事(中川尚也)
議会事務局 議事法制課係長(関 努)



前島委員長)
それでは定刻になりましたので,都市建設委員会を開会いたします。
これより議事に入ります。本日の議題は付託された議案の審査といたしまして,議案第15号「平成20年度石岡市一般会計補正予算(第5号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分,議案第17号「平成20年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」,議案第18号「平成20年度石岡市駐車場特別会計補正予算(第1号)」,議案第20号「平成20年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」,議案第34号「石岡市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例を制定することについて」, 議案第35号「石岡市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を制定することについて」,議案第36号「石岡市土採取事業規制条例を制定することについて」。付託されました請願・陳情の審査としまして,請願第7「排水路整備に関する請願」,請願第8「道路の拡幅改良に関する請願」,陳情第28「道路拡幅についての陳情」。所管事務の調査でありますが,都市建設部の事務執行状況といたしまして,平成20年度予算の執行状況について,合併特例債活用事業の進捗状況について,入札の実施状況について,前期定例会以降の都市建設部における行政報告,及び「その他」であります。
 次に本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配布いたしましたとおりであります。なお,本日出席要求しておりました参事兼下水道課長 鈴木君につきましては,体調不良により欠席したい主旨の申し出がありましたので,委員各位におかれましては,ご了承のほどよろしくお願いをいたします。初めにお諮りいたします。本日の議題であります請願第7,請願第8,陳情第28につきましては,その現状を調査するため,これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ご異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩いたします。

― 休 憩(現地調査) ―

前島委員長)
休憩前に引き続き会議を開きます。
それでは,あらためまして,議案第15号「平成20年度石岡市一般会計補正予算(第5号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分,議案第17号「平成20年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」,議案第18号「石岡市駐車場特別会計補正予算(第1号)」,議案第20号「平成20年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」の計4件を一括して議題といたします。
本案につきましては,初めに執行部から概要の説明を求めます。

都市整備課長)
それでは私のほうから,議案第15号「平成20年度石岡市一般会計補正予算」のうち都市整備課の所管にかかります部分について,ご説明いたします。まず最初に2ページ第1表,歳入,18繰入金,特別会計繰入金943万3,000円の増,これは駐車場特別会計の一般会計繰出金からの繰入となるものでございます。次に4ページ,第2表,繰越明許費でございます。1番下の土木費,都市計画費,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業1億1,360万円の繰越をお願いするもので,その内容でございますが,これは八郷・新治線,朝日トンネルの事業費でございます。内訳でございますが,委託料で4,229万円,用地購入費3,837万円,工作物補償費3,294万円で,それぞれの内容でございますが,茨城県へ委託しております事業委託で,環境調査におきましてオオタカ等の猛禽類の生態調査を2月から6月にかけ実施する必要があることと,2月中旬に発注いたしましたボックスカルバート工事に,適正工期を要することから繰り越しとなるものでございます。また,用地購入費と工作物補償費ですが,これも8件の相続登記関係の手続きが相続人において相当時間を要することから,真の被買収者が決定されないため契約に至らず,現在も用地交渉中でございまして,この分が繰り越しとなるものでございます。以上が繰越明許費の内容でございます。次に,5ページになりますが,地方債の補正でございまして,起債の目的,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業,当初予算額4億5,440万円に対しまして,事業費で7,740万円の減額補正を予定しております。地方債の補正前の限度額が2億2,400万円となっておりますが,減額する事業費に対し,起債額としては7,350万円の減額が生じ,差し引き補正後の限度額を1億5,050万円に改めるものでございます。次に,38,39ページ県支出金,土木費県補助金,合併市町村緊急整備支援事業補助金739万1,000円の減額ですが,これは合併支援県補助金起債償還分一般財源分に対する補助金でございまして,平成19年度起債対象事業費対象道路が4本,スマートインターが1か所11億3,000万円に対しまして,実績といたしまして,1億5,829万1,000円であったため,当初予算額839万7,000円に対し,実績100万6,000円となり,差し引き739万1,000円を減額するものでございます。次に48,49ページ1番下段の街路事業費,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業,減額7,740万円の内容でございますが,13測量設計調査委託料5,823万円の減,17用地購入503万円の増,22工作物補償2,420万円の減額でございます。まず委託料の内容でございますが,主な理由は2つございまして,1つは八郷・新治線の茨城県の工事委託としまして,ボックスカルバート工2か所,小桜川橋りょう下部工事2基を予定しておりましたが,用地取得が得られませんで,ボックスカルバート1か所の工事発注のみであったためと,2つ目といたしましては,特例債の道路整備事業見直しで一時棚上げとなる路線が示されたことに伴い,予算の未執行額分を減額いたすものでございます。次に用地購入費の増ですが,これは八郷・新治線の取付道路全線買収のための増額でございます。次に工作物補償費の減ですが,これは八郷・新治線以外の路線の整備一時棚上げに伴い,現予算の未執行額を減額するものでございます。次に50,51ページ1番上段の公園事業費,委託料,公園維持管理経費300万円の減額でございますが,これは上池公園測量実施設計業務委託の入札における落札差金でございます。以上です。

参事兼建築住宅指導課長)
それでは議案第15号「平成20年度石岡市一般会計補正予算」のうち建築住宅指導課にかかる部分について説明いたします。初めに歳入になります。補正予算書36,37ページ下から2段目になります。国庫支出金のうち,土木費国庫補助金で木造住宅耐震診断士派遣補助金18万円を減額しております。これにつきましては,当初,木造住宅耐震診断士派遣を20件と見込んでおりましたが,8件の申し込みで事務を終了しております。このため,1件当たり1万5,000円の補助金,12件分で18万円の国庫補助金を減額するものです。また,38,39ページ上から2段目になります。県支出金のうち土木費県補助金で,木造住宅耐震診断士派遣補助金8万1,000円を減額しておりますが,国庫補助と同じく申し込みが少なかったことから,1件当たり6,750円の補助金12件分で8万1,000円の県補助金を減額するものです。次に歳出になります。48,49ページ上から3段目でございます。土木費,建築指導費で指定道路図作成委託料735万円を減額しております。この事業は平成19年6月20日に建築基準法施行規則の一部が改正され,指定道路図,また,その調書の作成,保存が義務付けされたため,予算措置をいたしましたが,規則が再度改正されたことなどから,国県の動向を見ておりましたが,この事業が来年度から国の補助対象事業となることなどから,執行を留保しまして,21年度事業としたため減額するものです。またその下にありますが,木造住宅耐震診断士派遣補助金38万4,000円を減額しております。これも木造住宅耐震診断士派遣戸数が少なかったことにより支出を減額するものです。次に50,51ページです。上から3段目になります。土木費,住宅管理費で農業集落排水事業分担金22万8,000円を計上しております。これは大砂南住宅が農業集落排水事業の処理区域となり,工事が完了したため受益者分担金として納付するものでございます。以上でございます。

都市計画課長)
それでは私のほうから都市計画課関係の予算についてご説明申し上げます。まず2ページ,3ページのところでございます。この中では都市計画関係は国庫補助金,地方債,これらが補正になります。3ページのほうでは,都市計画費の予算の補正がございます。内容についてはまた,事項別明細書のほうで説明いたします。それから繰越明許費といたしまして,4ページでございます。都市計画費,特別道路対策事業4億円を来年度に繰り越すということでございます。これはスマートIC事業の県委託分のものでございます。また詳しくは後でお話しいたします。それから土木費の都市計画費の駅周辺整備事業1,400万円,これはJR東日本との調整のための委託を,来年度のほうに繰り越すということでございます。また,土木費都市計画費バス専用道路整備事業,バス専用道路に関しましては,今年度まで私どものほうで調整をしておりますので,私のほうからご説明を後ほどさせていただきますが,バス専用道路整備事業につきましては,国の第2次補正予算を対象としております。そのために予算成立後,全額を翌年度に繰り越すという形で処理をさせていただきます。それから地方債のほうでございますが,まちづくり交付金事業,これは補助金の増減に伴いまして地方債の変更を行っております。またインターチェンジ事業につきましても,今年度分を減額した関係上,地方債のほうも減額しております。それでは,まちづくり交付金事業でございます,37ページの都市計画費,国庫補助金のところです。まちづくり交付金,10分の4で950万円の増ということになっています。まちづくり交付金は国から概算という形で,この金額でということで,総事業費4億6,000万円のうち,今年度はこの分という形で補助金がきてしまいます。それを各事業に振り分けるという形になっています。トータルの補助金額は変わらないんですけども,年度別に変わっていくということもございまして,今年度は4,950万円ということで,最終的な金額がこれにきましたので,950万円の増。それに伴いまして各地方債等を減額している訳でございます。次に,49ページのほうの具体的な事業のほうでご説明申し上げます。49ページ都市計画一般経費としまして,印刷製本費1,280万円の減額をお願いしております。これは,今年度実施しております都市計画図等のデジタルマッピング作業,これが今年度完成するということになりまして,来年度以降の都市計画図の印刷分を,当初については確保しておりましたので,この分がいらなくなったということで,その部分を減額させていただいております。それから都市計画マスタープラン策定業務委託料,これについては入札差金でございます。それから景観基本計画策定業務の97万7,000円も入札差金で減額させていただいております。それから特別道路対策事業としまして2億9,600万円の減。インターチェンジ整備委託料2億9,000万円の減,石岡・小美玉地区スマートIC社会実験推進協議会への負担金600万円の減となっております。この中でスマートインターチェンジにつきましては,本年度8億9,000万円予定しておりましたが,今年度の県のほうでできる事業が6億円,発注が6億円程度しかできないということで,その分の2億9,000万円を減額いたしまして,平成21年度当初予算のほうに,その分を計上させていただいております。また,契約発注をいたしましたけれども,実際として,支払いできるのが,今年度2億円程度ということで,先ほど言いましたように,繰越明許費のほうで4億円の繰越をさせていただいております。それから社会実験推進協議会ですけども,これは今年度いっぱいで社会実験推進協議会を止めることになります。来年度以降は,地区協議会という名前でICの支援事業を行っていきたいと。また,今年度,実際の社会実験が行われなかったということで,それらの推進費がここで減額という形にさせていただいております。それから,バス専用道路整備事業としまして,先ほど申しましたように,これは国の2次補正の中で対応されているものでございますけれども,測量設計委託料といたしまして2,000万円,計上させていただいております。これは道路の設計2,600メートル,約900万円くらいです。それから路線測量,縦横断測量でございます,これが1,100万円という形で計上しております。この分に関しては,先ほど申しましたように繰越明許で21年度のほうで実施させていただきます。それから用地購入費でございます。用地購入2億円,これは石岡駅東側のバスターミナル予定地,こちらの用地を購入する予定として計上しております。現在あります人道跨線橋の下の部分,それからバスターミナルを新たに造る部分,引き込んでくる部分と,合わせまして2億円程度の金額を今,お願いしているわけでございます。以上が都市計画課の補正予算の内容でございます。

道路建設課長)
それでは議案第15号「平成20年度石岡市一般会計補正予算(第5号)」のうち,道路建設課所管となる部分について,ご説明をいたします。まず最初に歳入でございます。補正予算書41ページの中段にございます,市債の中の5番,土木債の中の道路橋りょう費でありますけれども,3,000万円の減額補正となっております。内訳といたしましては現在,整備を進めております市道B6650号線,仮称岩間・八郷線の道路改良事業の中で,年度内に用地買収が見込めない1名の方がいるために,用地費と,この工事費を減額することにより,臨時地方道整備事業債が1,130万円の減額となります。また茨城県への委託事業として整備中でございます市道B3755号線,これは上曽トンネルの接道の道路改良事業でございますが,この一部が繰越工事となったことにより,当初見込んでおりました市道整備事業債が1,870万円の減額となるものでございます。それから関連をいたしまして,5ページの地方債の補正でございます。下段の第4表になりますけども,これは今,申し上げた起債分を減額することにより,臨時地方道整備事業が3億2,770万円,それから市道整備事業のほうが1,870万円の減額となりまして,1,730万円となってございます。次に歳出でございますが,補正予算書の49ページ,上から4つ目の欄になりますが,土木費道路新設改良費であります。まず工事請負費が980万円の減額,それから公有財産購入費が730万円の増額,それから負担金補助及び交付金が4,000万円の増額補正となっております。内訳といたしましては,先ほど歳入分においてご説明申し上げておりますけれども,臨時地方道整備事業として現在整備中でございます仮称岩間・八郷線の道路改良事業の中で,用地買収が年度内に見込めない地権者が1名いるために用地費と工事費を減額するものであります。それから,市道工事費が980万円の減額,用地購入費が270万円の減額,合計で1,250万円の減額補正となってございます。それから,一般市道整備事業といたしまして,用地購入費が1,000万円の増額,それから踏切統合整備負担金として4,000万円の増額,合計で5,000万円の増額補正となっております。これにつきましては,議案質疑の中でも部長から答弁されておりますけれども,現在国道6号バイパス整備事業に伴いまして,東田中地内にございます第一長塚踏切と高浜道踏切の2つを1つに集約して,新たに南台せせらぎパークの南側へ踏切を設けるということで現在,国交省,JR東日本,石岡市の三者間により協議を進めております。今回補正予算として計上した,踏切統合整備負担金については,実質的にこの整備を行うこととなる国への負担金でございます。また用地購入につきましては,その踏切が6メートル幅となることから,現在の取付道路を6メートルに拡幅するための用地買収費用でございます。次に繰越明許費でございますが,補正予算書の4ページになります。中段にある土木費,まず道路橋りょう費でありますけども,最初に国庫補助道路改良事業の4,142万円でございます。これは先ほど歳入の中でも申し上げておりますけれども,茨城県への委託事業といたしまして整備中であります市道B3755号線道路改良事業について,本年度は橋りょう下部工の施工をしておりますけども,その基礎杭の打ち込みの際に発生する騒音対策等において,地域住民等の理解が得られず,その説得調整に2か月という不測の日数を要したことにより,工事着手が遅延したため翌年度へ繰り越すものでございます。次にその下の臨時地方道整備事業の2億3,140万6,000円でございますが,これは本年度に事業を予定しておりました小井戸地区を始めとする5路線の道路改良事業,これが用地買収の交渉が難航いたしまして,それに時間を要したことにより工事発注が遅延したために,適正な工期を確保するうえで翌年度へ繰越をいたすものです。内訳といたしましては,委託料が176万円,工事請負費が1億5,846万9,000円,公有財産購入費が5,934万7,000円,補償補填及び賠償金が1,183万円となっております。次に一般市道整備事業単独の7,550万円でございます。これは12月議会で追加補正をした分の発注が2月になってしまったことにより,適正工期を確保できなかったことと,主に6号バイパス関連整備事業になる踏切統合事業におきまして,国との工事協定を結ぶ日程が確定していないことなどから翌年度へ繰り越すものでございます。内訳といたしましては,委託料として2,550万円,それから公有財産費が1,000万円,それと国への負担金でございます4,000万円となっております。次に排水路整備事業でございます。これは本年度に事業を予定しておりました三村水内地内の排水路整備事業において,関係機関との施行協議に時間を要しましたことにより,発注が遅延したため,適正な工期を確保する上で翌年度に繰越をするものでございます。以上が道路建設課所管にかかります今回の補正予算の内容でございます。

下水道課副参事)
それでは議案第17号「平成20年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」について説明いたします。9ページでございます。初めに歳入歳出予算の補正で,歳入歳出それぞれ731万8,000円を減額し,予算総額を33億9,215万9,000円とするものです。内容については事項別明細書で説明いたします。72から73ページになります。一般会計繰入金が68万2,000円の増額,流域下水道事業債が800万円の減額で差し引き731万8,000円の減額となります。次に歳出でございます。74から75になります。流域下水道負担金731万8,000円の減額ですが,県の事業である霞ヶ浦湖北流域下水道事業建設負担金の減額に伴うものでございます。次に戻りまして12ページの繰越明許費でございます。内容といたしましては,流域関連公共下水道整備事業の補助で1億700万円,流域関連公共下水道事業の単独で1,046万6,000円,流域下水道事業で1,364万6,000円の繰越明許をお願いするものです。補助でございますけども,流域関連公共下水道整備事業の補助の主な繰越理由といたしましては,現在,石岡の第1中継ポンプ場のポンプの改修をしております。その改修に伴いましてウォーターハンマー用空気槽の製作と,このことに伴う電気板製作に時間がかかりまして,その分,3か月程度の延長,繰越。また,マンホールポンプの異常通報装置工事,これは国補分16基でございますけども,これにおいても通報装置の製作に時間がかかりまして,2か月程度の延長,繰越をお願いすることとなりました。次に単独でございます。補助の繰越で説明いたしました,マンホールポンプの通報装置の単独分25基の繰越でございます。繰越理由は補助に同じでございます。次に,流域下水道事業でございます。県施工の霞ヶ浦流域下水道処理場の特高受変電設備改築工事の繰越額が確定したことによるものでございます。次に,同じく12ページの地方債の補正でございますが,これは先ほどの流域下水道事業債800万円の減額に伴う限度額の補正でございます。以上です。

都市整備課長)
議案第18号「平成20年度石岡市駐車場特別会計補正予算」についてご説明いたします。補正予算書79から85ページ,駐車場特別会計補正予算でございますが,歳入歳出1,656万8,000円を943万3,000円増額し2,600万1,000円とするものでございます。まず歳入943万3,000円の増ですが,内訳といたしまして使用料282万9,000円増。これは本年度当初見込みに比べまして駐車場の利用者数が増加している実績に伴い計上するものでございます。次に繰越金660万4,000円の増でございますが,これは平成19年度の歳入歳出決算において剰余金が生じましてこれを歳入するものでございます。次に歳出,諸支出金,一般会計繰出金943万3,000円,これは歳入する分を一般会計へ繰り出すものでございます。以上でございます。

下水道課副参事)
続きまして,議案第20号「平成20年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」の説明をいたします。まず歳入歳出予算の補正で,歳入歳出それぞれ2,031万4,000円を減額し,総予算額をそれぞれ7億836万4,000円とするものです。内容については事項別明細書で説明いたします。98から99ページになります。石岡西部地区の農集排の整備事業完了に伴いまして,県補助金が914万2,000円の減額,一般会計繰入金が599万6,000円の減額,雑入の消費税還付金が確定申告に伴い622万4,000円の増額,石岡西部地区の同じく完了に伴い農業集落排水事業債が1,140万円の減額で差し引き2,031万4,000円の減額となります。次に歳出でございます。100から101ページになります。農業集落排水事業の維持費の償還利子及び割引料の使用料徴収経費でございます。農業集落排水分担金の過誤納返還金でございますけども,石岡西部地区事業の完了に伴い,私道への管渠埋設承諾書が期間内に受益者から提出が無かったため,受益者負担金を返還するもので,予算額に対し171万7,000円を増額補正するものです。原因としましては,その私道を所有している土地所有者から承諾書の取得ができなかったということでございます。9名ほどおります。次に農業集落排水事業建設費,石岡西部地区整備事業の委託料でございますが,石岡西部地区の事業の完了に伴い500万円を減額補正するものでございます。同じく西部地区整備事業の工事請負費も西部地区事業の完了に伴い,2,171万9,000円の減額補正をするものでございます。次に補償補填及び賠償金は管渠埋設箇所の水道管の移転に伴い70万を増額補正するものです。次に農業集落排水事業の市債償還準備基金の積立金でございます。積立金は石岡西部,恋瀬地区の年度事業完了の確定に伴い398万8,000円を増額補正するものでございます。次に22ページの地方債の補正でございますが,農業集落排水事業債1,140万円の減額に伴う限度額の補正でございます。

前島委員長)
以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ないようですので,以上で討論を終結いたします。。
 これより採決に入ります。議案第15号「平成20年度石岡市一般会計補正予算(第5号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分,議案第17号「平成20年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」,議案第18号「平成20年度石岡市駐車場特別会計補正予算(第1号)」,議案第20号「平成20年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」の計4件を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に議案第34号「石岡市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。本案については,初めに執行部から説明を求めます。

下水道課副参事)
議案第34号「石岡市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例を制定することについて」でございますが,石岡西部地区農業集落排水事業の完了に伴い,石岡西部地区農業集落排水処理施設の処理対象区域を平成19年9月から一部供用開始していた染谷地区に加え,村上,大砂,石岡の一部,柏原町,並木,鹿の子二丁目,四丁目を追加するものでございます。以上です。

前島委員長)
以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
前島委員長)
ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第34号「石岡市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に議案第35号「石岡市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。本案については,初めに執行部から説明を求めます。

道路建設課長)
それでは議案第35号「石岡市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を制定することについて」ご説明をいたします。今回の道路占用料徴収条例の一部を改正する部分でございますが,石岡市におきましては,この条例制定以来,現在まで法定外の道路や水路等に関する占用料金を定めておりませんでした。そのため既にこの占用料金について明確な基準を定めております近隣の市町村や茨城県の条例に準じまして,占用料金を設定するものでございます。内訳といたしましては,法第32条第1項第5号に掲げる施設ということで,まず上空に設ける通路,これが年額平米当たり2,900円。次に地下に設ける通路として年額平米当たり1,500円。それからその他のものということで年額平米当たり1,400円を追加するものでございます。以上でございます。

前島委員長)
以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

関委員)
これ,現状はどうなっているんですか。どれくらいこれに該当するというもの,現状にあるんですか。

道路建設課長)
これにつきましては,新たに出てくるものということで捉えております。

関委員)
既にあるものについては,これは適用しないということですか。

道路建設課長)
今までございませんでしたので,これから出てくるものに対して,かけるということになります。以上でございます。

前島委員長)
ほかにございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
前島委員長)
ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第35号「石岡市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に議案第36号「石岡市土採取事業規制条例を制定することについて」を議題といたします。本案については初めに執行部から説明を求めます。

建築住宅指導課副参事)
では,議案第36号「石岡市土採取事業規制条例を制定することについて」,あらためまして条例案について概要をご説明申し上げます。石岡市における土の採取については,砂利や砕石等の鉱石採取以外は法で規制が無いため,茨城県が制定しました土地開発事業の適正化に関する指導要綱に基づいて指導を行ってまいりましたが,都市計画法の開発許可に関する事務の権限委譲を受けました石岡市を含む事務処理市にあっては,来月4月1日をもって県の指導要綱の適用区域から除外されることになります。そのため,石岡市では土採取事業に伴う災害防止,及び採取跡地の周辺との環境調和の観点から,適正な事業遂行が図られるよう条例を制定するものであります。条例の内容ですが,適用範囲につきましては,採取場の面積が500平方メートル以上,または採取する土の量が500立方メートル以上の土採取事業としております。また,許可基準としまして,掘削の方法や,災害防止,公害保安,及び緑化対策に関する施工基準を定め,その遵守を義務付けております。なお,これらの義務に違反した場合,または許可の必要な手続きを怠って,土採取事業を行った場合に対しての罰則規定も合わせて整備しております。以上,石岡市土採取事業規制条例案の概要でございます。

前島委員長)
以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

関口委員)
これ,定例会に出す前に1月の委員会で説明を受けたんですよね。その際に一緒に規則ももらったんですが,定例会の日ですか,最初の日。規則を見たら,規則のほうでただし書きが加えられていたんですよ。ということは,前の委員会で審議したときには,それでいいよということでやったんですが,いきなりそれを無視してね,今回ただし書きで出してきたというのはちょっと,何か訳があると思うんですよね。その辺の説明をちゃんと委員会でやらないで,この議案を出してきたということは,ちょっと納得がいかないんで,その辺の説明をお願いいたします。

建築住宅指導課副参事)
先の1月30日の当委員会において,本条例案の概要について説明をさせていただきましたが,その時期は水戸地方検察庁や,市の法制担当との条文の内容について,罰則規定を含め最終調整段階でありまして,そのような状況において参考資料とはいえ,素案である施行規則を委員の方々に配布したことは軽率であったと反省しております。誠に申し訳ございませんでした。

関口委員)
今の説明はわかりましたが,急にそういうあれが出たんで。私はこの厳しいほうがいいと思うんですよ,500平米,これはいいと思うんですけど。もう少し審査してみたいなという考えがありますので。委員長,これはもっと審査したいと思うんですよ,私のほうは。

建築住宅指導課副参事)
継続審査となりますと,4月1日の施行ができなくなります。先ほど申したとおり,県の指導要綱の範ちゅうから4月1日以降外れますので,是が非でも4月1日付けの施行でお願いしたいというふうに考えております。

関口委員)
すると,どうしても今回通したいということなんであれば,規則のほうを元に戻してということで,私のほうはそれで問題無いなと思っているんですが。

建築住宅指導課副参事)
では,ただし書きの盛り込まれました検討の経緯について,補足説明をさせていただきます。このただし書きの規定は事業区域の面積が1,000平方メートル以下,または採取する土の量が1,000立方メートル以下の土採取事業のうち,事業計画の内容によっては隣接土地の地権者の同意や,土質調査報告書の添付を省くことができる規定でございます。このただし書きを検討する中で,従前から居住として使ってます住宅の敷地の拡張,または駐車場や資材置き場への転用を目的に行う,比較的小規模な場合において隣接地の地権者の同意や,地質調査報告を求めることは,地元の方にとって負担の非常に重いものとなるものと考えております。また,ほかに同様の条例を制定している市町村のうち,半数の自治体が,事業区域面積を1,000平米以上にしている中で,規制面積を土採取条例の規制対象の500平米に合わせて,結果的には規制強化になりましたこと。また,パブリックコメントの開始が1月15日以降と,市民への周知期間が短期間になることなどに配慮しまして,このただし書きの規定を盛り込んだものです。この適用につきましては,あくまでも申請されました計画内容を審査し,個別に判断するものでありまして,必ずしも1,000平方メートル以下,または1,000立方メートル以下の規模要件のみで判断するものではありません。以上です。

前島委員長)
ほかにございますか。

関委員)
まずね,川又の残土の問題も,我々いろいろ考えてきているんですけども,規則というのはちゃんとしないと,抜け穴を作っちゃいけないと思うんですよ。で,これは骨抜きにしているんですよ,このただし書きによって,規則の,条例は。基本的にやっぱり条例を骨抜きにしちゃいかんと思うんですよ。やるならば条例を1,000平米にすればいい。市長の判断で,今執行部で言っているように,個々の出てきたものについて検討すると,こんな曖昧な話は無いんですよね。だから,基本的には私はこの規則は認められないと思うんですよ。やるならやはり,規則,ようするに条例の主旨に沿って500平米は500平米としてやるべき。先ほど,実際にやる人たちがというような話がありますけどね,私は現実に,1,000平米にしても500平米にしても,確かに1,000平米というのは,普通は業者がやるんですよね。大体,普通の一般の人たちがやるのには,500平米でそんなに困らないと私は認識しているんですけどもね。それをあえて1,000平米以下としたのは,どうもその裏に何かあるのかね,と勘ぐらざるを得ないような感じなんですけど。それについて,何かお答えできますか。

建築住宅指導課副参事)
あくまでも500から1,000平方メートル以内について,一部添付書類を緩和する規定を盛り込んだのはですね,あくまでも同様の条例を制定している市町村の半数が1,000平米以上としているところでございます。

関委員)
ちょっとその説明,私,納得できないですけども。私は逆にそういうあれをしているところは無いというふうに,周辺の市町村には無いというふうに聞いているんですけども。どうもその辺のところは私の認識とは違うんですけどもね。

前島委員長)
これ自治体の半数以上がと中川副参事,言っていたけど具体的に言ってくれます。その数と市町村名。

建築住宅指導課副参事)
私のほうで調査しましたところ,18市町が,この土採取条例の規制を行っております。1,000平米以上としているところは,下妻市,潮来市,常陸大宮市,稲敷市,桜川市,行方市,鉾田市,城里町,あと利根町,以上9市町でございます。500平米以上としているところは水戸市,龍ケ崎市,つくば市,ひたちなか市,鹿嶋市,以上の5市でございます。最も厳しい300平米以上としているところは古河市,坂東市,境町,牛久市,以上4市町でございます。

関委員)
あのね,300平米というところがあるというんですよね。うちは現実にね,いろいろな川又の問題を始めとして,八郷地区というのは非常に起伏が激しいところで。これはね,下手をすると同じようなことがありえるんですよね。やはり残土条例で500平米以上について適用範囲になっているわけで,やはり基本的にはそういうものと一致させなければならないと思うんですよ。何でこれだけ1,000平米。だったら最初からこの条例を1,000平米にすればいい話であってね。何か姑息な手段で500平米のところを1,000平米でいいんだという話は,私は無いと思うんですよ。そういう観点からどうなんですか。

都市建設部長)
今,担当のほうからご説明申し上げておりますが,確かに委員さん,おっしゃる面もあるかと思います。しかしながら,条例で500平米で,そういう警告をしているわけでございます。しかし,すべてこういった規制で個人の活動,あるいは小規模な事業さえ規制することについては,私は反対でございます。といいますのは,前委員会のときも,私は規則これでいいんですか,というような問いかけをしております。そのときにご返事はございませんでした。その後,私どもの規則の検察庁との罰則等の規程等の遅れもございまして1,000平米にいたしましたが,私は当初から1,000平米でいいのではないかというような,私自身の考えとしては持っておりました。ただし残土条例との整合性をとれば,条例で500平米という規制をしておけば,あとは運用の問題,規則は大部分が運用でございますので,運用の問題。個人がやる土採取まで規制する必要は無いというような判断をいたしたわけでございます。といいますのは,500平米といいますのは150坪でございます。個人が今,担当のご説明の中で資材置き場だとか,分家住宅を建てる場合に,そういった土採取が生じた場合に,特に八郷地区については,非常に宅地面積が多ございます。旧石岡市は150坪を超える住宅というのは農村部にしかございませんが,そういった面を考えれば私は1,000平米で,運用面でそのくらいで,あまり個人の負担を強いるものではないと。個人の事業まで,土の採取をさせて土質検査とか,近隣の全ての同意を取れということになれば,例えば私自身で申し上げれば,私の家の四方,全てと仲良くいっているわけではございません。やはり近いが故のトラブルもあるわけでございます。そういったものを考慮すれば。これは全ての同意が得られなければ,家さえ建ててやることもできない,事業のための資材置き場も造ることもできない,そういうことになってしまいます。そういうような余裕を残すのも私ども行政の仕事だと思っております。ですから,あとは厳しく,川又の残土のような,二度とああいうことを起こさせないというのは,私ども役所の中の行政の職員の一致した考えでございますので,これは厳しくあたっていくということにしてまいりたいと考えております。しかしながら個人のものまで全てを規制していいんだろうかというような,実は内部でもこれは討論があったわけでございます。そういう中で,私自身はそういうふうに考えておりましたので,本当に申し訳なく思っておりますが,最初出した規則と議会に出した規則の内容が,若干ずれがあったということでございますので,それでご迷惑をかけているわけでございますが,本当にその点については申し訳なく思っておりますので。ただ,規則でございますので,運用を開始しまして,これで不都合ということになれば直すこともできるし,削ることもできます。しかしながらこの条例を通していただかないと空白な状態が出てくるということになりますので,何とぞ,十分ご理解をいただきまして,議案のご承認をいただければと思っております。以上でございます。

関委員)
部長の言っている,要するに全般としてはわかるんですよ。しかし個々の問題を考えてね,150坪,半反部,1,000平米って1反部だよね。それを全部個人がやるというのはね。別に困らないんですよ,個人としてはね。私,これ一番困るのは業者じゃないかと思っているんですよ。だからね,それはあなたのおっしゃっていることはわかるんだけれども,現実に困るのは個人では無いんですよ。法人なんですよ。そんなことまで考えていたら,川又の残土の問題,見てくださいよ。あれ,私,この間の一般質問で申しましたけども,農地改良の一連の行為じゃないんですよ,明らかに違うんですよ。あの残土を埋め立てた,賃貸をして借りた土地の埋め立てですね。これは業者の単独の行為なんですよ。改良工事とは全く関係ないんです。これはみんな調べてみたら確かにそうなんですよ。それにも関わらず市長さんは,これは改良工事の一連の工事だと。こんなことをやっている執行部がね,こんないい加減なあれで作ったら,ますますいい加減になりますよ。私はそういうことを心配してですね,やるなら徹底的してちゃんとしなさいよと。やらないなら最初から1,000平米にすればいいじゃないかというのが私の持論です。それについてどう思いますか。

都市建設部長)
おっしゃることは十分わかります。確かに川又の例があるわけでございますが,しかし,私どもの許認可は建築確認を始め,建築確認をそのまま下ろすという許認可はしておりますが,経由機関になっておりますが,そういう中で,私どもとしては今までそういった建築,違法建築はありますが,ここを経由したものについて間違った判断をしたことは無いと信じております。ただ,確かに規制は強いほうがいいんだとは思います。ただし,先ほど言ったようにですね,それが全て業者がやるんだというような考え方も,私はおかしいんではないかと思います。個人がやる場合もあるわけでございます。そういったことを私どもは配慮しなければならない,小数の意見も聞かなければならないということでございます。それとやはり1,000平米以下は全部見逃しだよというような判断ではございません。そういうことでございますので,考え方の相違もあると思いますので,一応,私どもとしてはそういう考え方だと思います。後は,判断は委員さんのほうにお任せしますので。

前島委員長)
それでは,時間が,終わりそうに無いので。暫時休憩にします。1時30分から再開します。

― 休  憩 ―

前島委員長)
それでは休憩前に戻りまして,委員会を再開いたします。土採取事業規制条例に関してのご質問を引き続きお受けしたいと思います。ご意見等がございましたら,お願いをいたします。

関口委員)
これ条例と規則が一緒に付いているんで,規則のところで,もう1回,お聞きしたいことがあるんですけど,第4条の市長が認める場合とは,どういう例があるんですか。市長が認める場合はいいんだよという。

建築住宅指導課副参事)
この施行規則の一番後ろのほうに別表,第9条の関係の別表がございまして,このうち先ほど説明申し上げました施行基準が定められ,この施行基準を遵守することを義務としておりますが,例えばですね,掘削の法面の勾配,1掘削の(4)に切り土のいわゆる標準勾配が記載されておりますが,この最も緩い勾配ですね,切り土高5メートル以上場合の30度,あるいは5メートル以下の場合の40度,この角度以下の緩やかな勾配にして,なおかつ隣接との保安距離につきましては第1号に採取方法のうち以降にですね,隣接地との保安距離,次に掲げる場合の区分に応じて確保しなさいということで,道路等もしくは工作物等があった場合は保安距離を5メートル以上。隣接地に建物がある場合は,その建物の外壁面から10メートル以上。その他の場合にあっても2メートル以上確保しなさいという保安距離がありますが,この保安距離の概ね2倍程度の,十分な保安距離が確保されている場合であれば,隣接地に被害等の影響を及ぼすことなく,適正な事業が遂行されるものと考えております。

前島委員長)
ほかにご意見等ございますか。

鈴木(米)副委員長)
先ほどからいろいろな問題点が出ておりますが,私は結局今の,先ほど関委員からも話がありましたように,500とそのただし書きの話が細かく出ているようですが,そのただし書きを,もし抜けるものならば,私は1,000平方メートルの,500じゃなく1,000にして,ただし書きを抜いたもので,それで話し合いをしてみたいと思うんですが,執行部のほうでは。その件についてお尋ねをいたします。

建築住宅指導課副参事)
条例の第3号の適用範囲につきましては事業区域の面積500平米,もしくは土の土量を500立米としておりますのは,これは環境対策課が所管しております残土条例の500平米と同一にすることによりまして,情報の共有化等が図られるものと考えまして500平米としたほうがよろしいかと思います。

鈴木(米)副委員長)
わかりました。

前島委員長)
よろしいですか。ほかにご意見等ございますか。山口委員のほうで何かありますか。

山口委員)
この問題は川又の問題からこういうことになってきたこともあるよね。今日ここで決まらなかった場合,空白になるわけでしょう。このままこの条例で決めて,また途中で変えるということもできるのかな,これは。

建築住宅指導課副参事)
4月以降ですね,この施行規則で施行に至った際の仮の話となりますが,このただし書き規定が頻繁に適用されるようなことになれば,その時点において。このただし書きの廃止を含めて再度検討してまいりたいというふうに考えております。

山口委員)
私が心配するのは,この石岡市の行政というのは,この前の朝日トンネル問題とかインターチェンジの問題もありますけど。私もこの前,憲法的に違反とか無いですかと言っても,ありませんということで,聞いたよね。それで今回はああいう形で見直しになったということは,何かあったと思うんだよね。そういうことを考えると,慎重にこの問題を考えないと。あの問題なんかどうなんですか。今回は見直しになったとありますけど。

前島委員長)
山口委員,あの問題というのはインターの法律的なことを言っているの。

山口委員)
その時も違反はしていないということで。していなかったら,あのままいく訳だったのが,市じゃなくて県のほうに今度いってますよね。そういうこともあるし,6号バイパスも附帯意見になんかなっているし,石岡というのは,今までの行政を振りかえると,そういうことがあるので。

前島委員長)
その話は直接,土採取とは関係ないから。

山口委員)
もっとこれ,よく煮詰めないとまずいんじゃないかなと。

前島委員長)
煮詰めたほうがいいということですね。では,鈴木行雄委員,お願いいたします。

鈴木(行)委員)
先ほどからいろいろなご意見が出まして,この問題については,かなり論議をしているわけです。しかし,そう簡単にこの問題を処理するということも,また問題があると,そういうふうに理解しますので,やはり十分にこれからも時間がありますから,6月の定例議会までに十分に審議をいたしまして,もっとすばらしい意見が出ればそれに従った方法で,とりあえずこの場は継続のままで審議を尽くすのはどうかなとの考えを持っています。ですから,少なくとも休会中にこの問題について,更なる多くの委員さんからも,ご意見を頂戴しながら審議をして,6月にはこの問題を処理したいと,そういうふうな考えもございますので,委員長にあっては,お諮りをいただきたいなと,そう思っております。

関委員)
今,鈴木委員からあった話も1つだな,というふうに思っております。もう1つは,この解決策としては附帯条件を付けて採択するという手もあるわけですよね。執行部としてはどういうふうに考えますか。延期される,あるいは,これは附帯条件付きででもいいから,やってくれよという意見なのかね,その辺をちょっとお伺いしたいんですけど。

都市建設部長)
非常に難しい問題なんですが,今,鈴木委員がおっしゃったような継続して十分議論を尽くしていけば,その中で今,関委員が言ったような,いろいろな案が出てくるものと思っております。その6月まで空白期間が起こることにつきましては,残土条例等がございますので,主に採取に対しての規制なので,その点については十分,生活環境部と連携しながら,違法行為が行われないような措置を採ってまいりたいと思っております。ですから今,鈴木委員がおっしゃったような中で。正直に言いますと私のほうの内部の考え方も割れてますので,規制を強くする,あるいは,ある程度やはりあまり規制をしちゃってもどうだ,というような私のさっきの意見もありますが,そういう意見も割れておりますので,割れた中で条例議案を提出したことについては,誠に私の不徳の致すところでございますが,最終的には今の鈴木委員さんがおっしゃったような中で解決していただければと思っております。

山口委員)
何回も言うようだけど6号バイパスの問題も一応,県の附帯意見が付いていますよね。で,今回の場合も6号バイパスも,恐らくその附帯意見の問題で解決つくんじゃないかと,私は思っているんですけど,やっぱり先ほど担当が言ったように,この条例で空白にしないで,このまま行って様子を見て,これがずっと出てくるようだったら,じゃあ,すぐやるというような形の,附帯意見ですか,そういう文言を付けて通す方法もあるんですけど,今日はそういう附帯意見の条件を,どういうものを付けるか,よく煮詰めてもらって今日は継続にしたほうが,私はいいと思っております。

前島委員長)
ほかにございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ないようですので,それでは委員長のほうでまとめたいと思います。先ほど執行部のほうから,中川副参事のほうから説明がありましたように,県内では18市町村が土採取条例を作っていると。1,000平米が9つ,それから500平米が5つ,300平米が4つということで合計18。300,500,1,000とあるんですけど,条件がきついところは,大きな都市というか,あまり山間部を持っていないような,そういった市が多いですね。で,1,000平米になると,どちらかというと山間部を持っている,県北,県西方面に多いんですよね。そういうことも背景としてはあるのかなと思ってます。そこで委員長としましては,今,各委員のほうからもお話が出ましたように,まだ十分な審議がされていない。各委員の意見がそれぞれ分かれているということと,それから,そういったことを考えますと更に十分な検討が必要ではないかと,このように判断をいたします。よって,継続審議にいたしたいと思います。このことについて委員のほうでご賛同をいただきたいと思うんですがいかがでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
それでは異議なしと認め平成21年第2回定例会までの閉会中の継続審査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ご異議なしと認めさよう決しました。
次に請願第7「排水路整備に関する請願」を議題といたします。本件については初めに事務局から受理の経緯,及び請願の概要等について説明を求めます。

事務局)
それでは,請願第7「排水路整備に関する請願」についてご説明いたします。
 本請願は,平成21年1月30日付けでご提出いただき,同日付けで受理させていただいております。提出者は,恋瀬川上流第三工区管理委員長 ○○様,柿岡北町区長 ○○様でございます。本請願は,川井貞夫議員が紹介議員となっておられます。
 内容でございますが,柿岡5699番地1から,柿岡5731番地先にある排水路につきまして,2枚目の地図の赤い部分でございます。この排水路は,石岡台地土地改良区で整備した恋瀬川上流第三工区内にあり,これまで受益者が維持管理を行ってきたとのことですが,当排水路は柿岡地区の県道や市道の流末排水路として利用されていることから,大雨の際には増水し,農業用排水路としての機能を果たせない状況になっているとのことです。また,上流部では宅地開発が進み,ますます水量が増えてくるものと危惧しているとのことです。
 そこで,地域住民の安全と財産を守るため,排水路の整備を要望するというものでございます。
 以上です。

前島委員長)
以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。先ほど現地を調査いたしましたことを踏まえ,本件についてご意見等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。

関委員)
ここの,この上のほうの整備,これは八郷町時代にやったんですかね。そうじゃないんですか。どうして上だけやって,下をやらないのか。逆なんですね,やり方が。本来は下からやらないと。上,整備したら,上,いっぱい流れますよね。そしたら下あふれるよね。こんなの常識的な話なんだけど何で上,先にやって下を残したのか,ちょっと疑問なんですけど。

〔「石岡土地改良だから。全然違う」と呼ぶ者あり〕

関委員)
だから,土地改良だからって何やっても良いという話ではなくて,下をやってなきゃ,上をやらないというのが,本来のあり方じゃないですか。

道路建設課長)
この上流側の整備につきましては,整備されていなかったということもありますので,あらためて良い物に敷設したという形がありますけども,今日,現地を視察した土地改良で造った水路に関しましては,まだ機能的に十分持つんであろうということで,整備をいたしておりません。以上でございます。

山口委員)
私も第1工区とか役員をやっていたんですけど,一般的に土地改良でやっているのは,今の道路の脇の排水でいいんですよ。ただ上の物があんまり良くできちゃったんで,恐らく水はけだって,あれで十分だと思いますよ。ただ上のやり方が,あまりに金をかけちゃったんです,これは。そんな感じします。ですから今のままで,やるとしても,すぐやるべきではなくて,別なところに金を使うのがあるんじゃないかなと。

関口委員)
私も見たところ水路の幅があるんで。問題は土砂とか埋まっているんで,その排出くらいは必要かなと。そういうふうに思います。

鈴木(行)委員)
先ほど現地を見てきたわけですが,あの水路については当初,以前には土地改良区のほうで着工してやった。その後に上から流末が流れてくる。その基本的な原因は,やはりあそこの土地の開発だと思うんで,あの水路には多くの住民から流れてくる家庭の排水や雨水も流れ込んでくるわけです。そうしてあそこの土地改良の完成した部分に流しているということで,これやっぱり今後の,都市下水みたいな形のものも考えられますので,とりあえずこのことについては住民の要望もあるので,整備をするという形を,いつ整備は,今年中,来年中ということではなくても,採択をしてできるだけ整備を進めていくことによって,あの辺の地域の住民の安全性を図るということで採択をすべきだなというふうに思ってます。以上です。

前島委員長)
ほかにございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。請願第7「排水路整備に関する請願」を採決いたします。お諮りいたします。本件は起立により採決いたします。本件は採択すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

前島委員長)
起立全員であります。よって請願第7は採択すべきものと決しました。さらにお諮りいたします。ただ今採択すべきものと決した請願第7につきましては,執行機関に送付し,その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思いますが,これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に請願第8「道路の拡幅改良に関する請願」を議題といたします。本件については,事務局から受理の経緯及び請願の概要等について説明を求めます。

事務局)
それでは,請願第8「道路の拡幅改良に関する請願」についてご説明いたします。
 本請願は,平成21年2月5日付けでご提出いただき,同日付けで受理させていただいております。提出者は,宇治会第一区区長 ○○様,宇治会第二区区長 ○○様,有明中学校PTA会長 ○○様,瓦会小学校PTA会長 ○○様でございます。本請願は,関口忠男議員が紹介議員となっておられます。
 内容でございますが,宇治会地区にございます市道B102号線,2枚目の地図の赤い部分でございます。本請願を受理する際,提出者の方々のお話では,「この路線につきまして,宇治会地区を横断する,住民にとって非常に重要な主要路線であり,また,通学路としても利用しておりますが,非常に狭あいで,歩道も整備されていないことから,子どもたちや地域住民が安全に通行することができるよう,歩道を含めた道路の拡幅・整備を求めます」というものでございまして,本請願では車道5メートル,歩道1.5メートル程度への道路の拡幅・改良を要望しているものでございます。以上です。

前島委員長)
以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。先ほど現地を調査いたしましたことを踏まえ,本件についてご意見等がございましたら挙手によりお願いをいたします。

鈴木(米)副委員長)
私の地元でございますが,あそこの道路につきましては,もう15年くらい前に,柿岡瓦会の県道から町道でございましたので,その町道につきましては瓦会小学校が上に移動したときにやったものでございますが,そのときには途中までは町でやっていただきまして,途中から宇治会の入り口まで,今日見ました現地までは,瓦会地区で寄附をいただきまして,その寄附で買い上げをしまして,町に委託をして工事をやった経験があるわけでございますが。そのときに瓦会地区からお金を集めまして,今出るところまでやろうということでありましたが,一時ちょっとやっぱり反対がありまして,その先はできなかった理由でございます。実からいきますと,今日歩いてみましても,川の端からね,田んぼの中はどうしても幅が狭くてすれ違いができないということで私も見ていますが,距離的には長いですからね,一気にはできないと思いますが,とりあえずあの田んぼの中の細い道だけはね,やっぱり通学に従いましてやってやるべきだなと思いますので,よろしくお願い申し上げます。

関委員)
これをやることは賛成なんですけども,ただ,この瓦会地区でお金を集めてやったという話もありますが,これ地権者はみんな無償で提供するという状況になっているんでしょうか。

道路建設課長)
もしも歩道等について拡幅で整備をという形になれば,当然のことながら買収で拡げたいというふうに考えております。

関委員)
財政厳しい折ですのでね,せっかく瓦会地区が熱意を示して自分達でお金を集めて地権者に払おうとしているんだから,そういうことをあれして,石岡市が出さなくてもいいのかなと,そのほうが早くできるんじゃないですか。これ買収するとそれなりのお金が非常にかかるわけですよね。執行部としてはどういうふうにお考えですか。全部が全部,寄贈してくれるというのなら,そっちのほうが早くできるわけでね。どうなんですかね。

道路建設課長)
十分に検討をして整備をしたいと考えております。それと先ほど鈴木委員のほうからも出ておりますけども,非常にこの表橋から田んぼの中を通って,ちょうど坂道になってカーブがございますけども,できればそちらのほうまでの局部的な改良ができないものかということで,本年度においてできれば検討をしていきたいというふうに考えております。以上です。

前島委員長)
暫時休憩します。

― 休  憩 ―

前島委員長)
再開いたします。他にご意見等はございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。請願第8「道路の拡幅改良に関する請願」を採決いたします。お諮りいたします。本件はその願意は妥当であると認められることから,採択すべきものといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ご異議なしと認めさよう決しました。さらにお諮りいたします。ただ今採択すべきものと決した請願第8につきましては,執行機関に送付し,その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思いますが,これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ご異議なしと認めさよう決しました。次に陳情第28「道路拡幅についての陳情」を議題といたします。本件については事務局から受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。

事務局)
それでは,陳情第28「道路拡幅についての陳情」についてご説明いたします。
 本陳情は,平成21年1月28日付けでご提出いただき,同日付けで受理させていただいております。提出者は,石岡市新谷区長の○○様,山崎にお住まいの○○様でございます。
 内容でございますが,山崎新谷地区にございます市道B6496号線,2枚目の地図の赤い部分でございます。この路線につきまして,狭あいのため,乗用車がすれ違うことができず,歩行者や自転車の通行者にとって,特に通学児童にとっては,この上なく危険な状態となっているとのことです。また,火災などが起きたときは,消防自動車が入れず,消火活動を行うことができないとのことです。
 そこで,安全に通行ができ,また,対処できるよう,幅員4メートルの道路への拡幅を要望するものでございます。以上です。

前島委員長)
以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。先ほど現地を調査いたしましたことを踏まえ,本件についてご意見等がございましたら挙手によりお願いをいたします。

鈴木(米)副委員長)
園部地区でございますが,前からあのところは,そういう舗装の面と幅を拡げるということで,話は何回かあったわけでございますが,現地を見まして大体4メートルくらいはあるんじゃないかと思うんですがね,奥のほうに行くと少し細いかなと。それであそこは,奥に行っては行き止まりのような感じの道路であるので,現状のままで舗装をしてやったほうがいいんじゃないかと思うんですが。一応,採択をしておいて,またその後の工事の内容によってやると。

道路建設課長)
現場を見た限り,幅員的には取れているというふうに判断をいたしますので,最初に路盤と一部に凸凹も見受けられますので,最初きちんと砕石等を入れて,平らにしてから舗装等についての検討をしてまいりたいというふうに考えております。以上です。

関委員)
これ,○○さんというのが一番最後に家がありますよね。その後,何もないので,これ行き止まりだよね。やるとしても,ここまででいいんじゃないかと思うんですけども,そういうことは現実的に執行部で考慮しながらやるということでよろしいですか。

前島委員長)
道路建設課長,そういうふうに各委員の方が申し出ておりますので,十分検討していただいてやっていただきたいなと,このように思います。他に,ご質問等ありますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。陳情第28「道路拡幅について陳情」を採決いたします。お諮りいたします。本件はその願意は妥当であると認められることから,採択すべきものといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ご異議なしと認めさよう決しました。さらにお諮りいたします。ただ今採択すべきものと決した陳情第28につきましては,執行機関に送付し,その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思いますが,これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ご異議なしと認めさよう決しました。
 以上で,当委員会に付託されました案件の審査は全て終了したわけでございますが,これらにかかる委員長報告の取り扱いにつきましては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ご異議なしと認めさよう決しました。
次に都市建設部における事務執行状況についてを議題といたします。本件については,最初に平成20年度予算の執行状況につきまして,ご報告願います。

都市整備課長)
それでは都市整備課にかかります20年度の予算執行状況についてご説明いたします。内容,執行率につきましては事業ごとに委員さんのお手元にお配りしております別紙記載のとおりでございます。なお執行率につきましては,補正後の予算の額に対して算出してございます。まず,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業でございますが,対象路線6路線で,委託料予算額1億3,987万円に対し執行額1億3,794万7,250円,執行率99%でございます。すでに各路線の業務委託は現在履行中の業務も含め支出額が確定しております。次に用地費予算額1億4,303万円に対し,執行額1億1,808万9,366円,執行率83%。補償費予算額9,180万円に対し,執行額9,157万7,527円,執行率99.8%,ほぼ100%ですね。いずれも未執行分につきましては八郷・新治線,朝日トンネル取付道路用地取得にかかる未買収分でございまして,現在も鋭意用地買収を進めているところでございます。次に特別道路対策事業の石岡・小美玉地区スマートインターチェンジ事業につきましては,茨城県への整備委託契約6億円について,12月議会で承認され,執行率は100%でございます。次に石岡駅周辺整備事業の人道跨線橋エレベーター設置事業,上池公園整備事業の執行率につきましては,いずれも20年12月の当委員会で説明いたしました内容と同様でございます。以上です。

参事兼建築住宅指導課長)
それでは建築住宅指導課の予算の執行状況についてご説明いたします。初めに建築指導事業費ですが,狭あい道路整備事業費でございます。17件の申請がございまして,予算額合計1,740万円に対しまして,執行額586万6,178円,執行率が33.7%でございます。次に木造住宅耐震診断士派遣事業,申請件数が8件で予算額64万円に対しまして,執行額25万6,000円,執行率40%で事業が完了しております。次に市営住宅維持管理経費,需用費,委託料,工事請負費,予算額合計で3,609万円,執行額が3,368万3,000円,執行率が93.3%でございます。最後に住宅用火災警報器設置事業,工事請負費331万2,000円に対しまして,執行額が231万円でございます。執行率69.7%で事業は完了しております。以上です。

都市計画課長)
私より都市計画課の予算の執行についてご説明申し上げます。全部で7本ございます。うち1本につきましては,先ほど大山課長のほうから合併特例債のほうでご説明いただきましたスマートインターチェンジの委託料が入っております。前回から追加になりました契約としましては,スマートインターチェンジの採算性検討業務委託,この1本273万円が追加になっております。今回,補正減額等お願いしております関係で,この68.2%は補正前の金額になっております。3月補正が終わりますと99.6%の執行率ということになる予定でございます。以上でございます。

道路建設課長)
それでは私のほうから道路建設課の予算の執行状況についてご説明をいたします。まず最初に道路管理事務費でございますが,これが81.04%の執行率となっております。次に道路維持経費としまして87.02%の執行率でございます。それから国庫補助道路改良事業,これが100%の執行率でございます。それから臨時地方道整備事業でございますが,これが49.48%とかなり低い執行率となってございますけども,これにつきましては先ほどご説明を申しておりますけども,これから発注する分がございます。路線数としては5本ございまして,小井戸の5240号線,大砂地内の2162号線,碁石沢の0101号線,八軒台3123号線,それから北根本の5240号線がございます。これらがいずれも今月の19日,30日に発注を予定しておりますので,ほぼ9割以上の執行率となる見込みでございます。次に一般市道整備事業でございますが,これが97.02%の執行率でございます。それから排水路整備事業がこれもやはり51.82%と低い執行率となってございますが,これにつきましても今月の30日,三村地内の排水路整備工事を発注いたします予定でおりますので,これもほぼ9割以上執行できるものと見込んでおります。最後に平成19年度の繰越事業でございますが,これが96.98%の執行率となってございます。以上でございます。

下水道課副参事)
下水道関係の執行状況をご説明申し上げます。まず初めに流域関連公共下水道事業の補助でございます。工事請負費予算額3億7,992万7千円に対し,執行率は82.54%ございます。残額は6,634万4,000円ほどございますが,うち5,628万円は先ほど繰越のお願いをしたところでございます。続いて委託料でございます。予算額1,354万5,000円に対し,執行率97.21%でございます。続いて流域関連公共下水道の単独でございます。工事請負費の予算額3,792万3,000円に対し,執行率は75.3%でございます。残額に関しては変更で対応予定でございます。委託料予算額1,614万2,000円に対し,執行率81.57%。次に補償費予算額4,931万1,000円に対し,執行率12.86%,これは12.86ということで非常に低いわけでございますけれども,湖北水道さんの水道補償費のほうの請求が3月末に請求されますと,これはほとんど100%執行できる予定でございます。続きまして流域関連公共下水道補助の雨水でございます。工事請負費予算額4,860万2,000円に対し,執行率93.74%,残額は変更で対応する予定でございます。続いて補償費でございます。予算額50万に対し執行率87.94%でございます。次に流域関連公共下水道の単独雨水,工事請負費予算額250万に対し執行率29.23%でございますが,こちらに関しては山王川関係の補修等があった場合には残額で対応しますけども,なければ不用額となります。委託料予算額90万円に対しまして執行率97.77%でございます。続きまして次のページ,公共下水道事業,八郷地区の補助でございます。工事請負費予算額2億9,095万5,000円に対し,執行率98.09%ということで,発注は既に済んでおりまして,残額は変更分でございます。補助の補償費に関しては執行率100%でございます。公共下水道の単独でございますけども,工事請負費予算額5,414万3,000円に対し執行率96.89%。こちらも発注は既に済んでおり,残額は変更分になります。委託料501万9,000円に対し,執行率100%。補償費予算額83万8,000円に対し,執行率95.23%でございます。最後になりますが,農業集落排水事業の石岡西部地区工事請負費予算額2億55万3,000円に対し,執行率95.71%。こちらも事業完了でございますので,既に発注済で繰越もございませんので,残額が残れば不用額となります。委託料905万円に対し,執行率75.41%でございます。補償費予算額640万円に対し,執行率42.23%。こちらも補償がこれ以上なければ不用額となります。続きまして恋瀬地区の工事請負費予算額1億6,842万円に対し,執行率94.25%。こちらも既に恋瀬地区全て発注済でございます。委託料でございます,予算額2,803万5,000円に対して,執行率100%。補償費予算額91万9,000円に対し,執行率73.58%。以上でございます。

前島委員長)
以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

関委員)
執行率のパーセンテージが出てますけど,これは金額に対する,いくら使ったというパーセンテージなんですか。パーセンテージの合計が出ているんですけども。

前島委員長)
それは,どの部分ですか。

関委員)
今の下水道費の2枚目,公共下水道事業,及び3枚目の農業集落排水事業の執行率の合計が出ていますよね。これはどういう算定をしたのか。

下水道課副参事)
こちらの合計の執行率でございますが,工事費,委託料,補償費合わせた,例えば2枚目ですけども,公共下水道の補助事業としての執行率でございます。先ほど項目別に説明させていただきましたのは,工事請負費の執行率ですけども,計に載っている部分は公共下水道の事業費全体としての執行率です。補助事業としての。

関委員)
お金で,この計算をした,トータルのお金の。実際どれだけ使ったかとの計算値だね,これ。

下水道課副参事)
はい,そうです。

関委員)
了解。

前島委員長)
ほかにございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ないようですので,次に合併特例債活用事業の進捗状況につきまして,ご報告願います。

都市整備課長)
それでは21年3月現在の合併特例債活用事業,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業,各路線ごとの進捗状況についてご説明いたします。初めに貝地・高浜線ですが,高浜台から山王川交差部,都市計画道路新田山・高浜線までの800メートル区間については,先月2月末までに地質調査並びに道路詳細設計が完了してございます。次に村上・六軒線ですが,前年度までに道路設計等が完了しております。現在,物件補償算定業務を実施中でございまして,一部工作物につきまして,国道6号バイパス交差部に存在する関係上,補償額の算定が済み次第,国と負担割合,また,整備時期等について今後協議を進めてまいります。次に上林・上曽線ですが,現在までに終点フルーツラインから八郷支所側へ抜け,25件8,578平米の道路用地の取得を行っております。次に美野里・八郷線ですが,小美玉市側の道路設計,用地測量並びに流末排水路設計業務が2月末に完了いたしまして,道路用地につきましては1件500平米を取得しております。次に八郷・新治線,朝日トンネルですが,茨城県に委託している調査等の業務については現在も実施中であり,工事関係では市道横断のためのボックスカルバート工事を2月13日発注いたしまして,トンネル本体の積算業務の準備にも着手いたしております。道路用地関係では22件1万8,938平米,74%を取得しております。残り8件中6件は相手方が未相続のため未契約となっているものでございますが,できるだけ早期に相続関係がまとまり,土地売買契約ができるようお願いしていきたいというふうに考えてございます。次に駅前・東ノ辻線ですが,路線測量が完成しまして,本年3月末を工期といたしまして,現在道路設計を実施中でございます。最後に石岡・小美玉地区スマートインターチェンジ事業ですが,用地取得,物件移転が全て完了いたしまして,昨年12月に橋りょう下部工4基を発注し,また,3月17日,明日にはインターの道路整備の入札が2本予定されております。以上でございます。

前島委員長)
以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

関委員)
1つ質問しますね。八郷・新治線の8件残っているうち6件は登記上,あと2件はなんでしょうか。

都市整備課長)
物件移転の時期が5月頃予定されているということで,未契約となっております。要するに,はっきり申しますと,いちごのハウスであるとか堆肥舎というようなことでございます。以上です。

関委員)
わかりました。もう1点は,この前の一般質問,あるいは予算審議の中で,この合併特例債のBグループに入ったものの優先順位。担当部署としては,どういうふうにお考えでしょうか。

都市建設部長)
既に6事業とも入っているわけでございますが,私どもの意見は控えさせていただきます。

関委員)
わかりました。

前島委員長)
ほかにございますか。

山口委員)
スマートインターチェンジの問題は,今度茨城県へ委託している形になりますよね。今まで石岡市でいろいろな協議をしたり,土地の買収したり,いろいろやってきましたけど,その流れと,私がこの前言ったときには憲法違反していませんということで,そのまま信認したのが,こういう形になって。そのいきさつとか,我々に,都市建設に説明するとか何かあるんじゃないですか。

都市計画課長)
それでは私のほうから,スマートインターチェンジの制度改革がございましたので,それについてご説明をさせていただき,それと一緒に今のお話もさせていただきたいと。

前島委員長)
暫時休憩します。

― 休  憩 ―

前島委員長)
休憩前に戻ります。それでは,資料が今,配布になりましたので,それを見ながら説明を受けたいと思います。

都市計画課長)
それでは私のほうからスマートインターチェンジ制度の変更についてお話をいたします。1つは今まで社会実験という制度でやってまいりました。それが今度,スマートインターチェンジ,これは昨年,道路財源の一般財源化に伴いまして,高速道路利便増進事業というものが来年度から道路特定財源から抜けて事業が実施されるということになります。それの関係で高速道路の利便増進を図るために,新たにスマートインターチェンジを全国で200か所くらい造っていきましょうという事業の中の一環の事業に,今度組み替えられるということになります。大きなポイントでございますけれども,この1,2,3,4,5とあります。1つは道路の対象が変わってまいります。それからインターのタイプがあります。それから広域的検討の部分。広報・意見広聴。それから社会実験の廃止ということになります。まず1番目の対象道路というのはどういうものかといいますと,高速自動車国道のほか,会社の管理する全ての道路を対象といたしますということで,一般有料道路でも,高速道路会社が管理するものについても,こういう制度を取り入れていきますということでございます。それからICのタイプですけども,今までスマートICは正式にはSAPA型,あとは社会実験ということでしたが,本線直結型をここで採用しますと。この中で,今までと事業区分の考え方がちょっと変わります。今までは高速道路の用地の中については,高速道路会社,まあ国ですね,国がお金を払うと。で,高速道路の用地の外側の部分については,市がお金を払う,まあ市や事業主体がお金を払うということでございますけど,これが今度は,高速道路に入る料金所,料金所の内側は国,外側は市町村,事業者ということになります。石岡市でいいますと,今まではいろいろ高速道路からぐるっと回って降りてくると,その高速道路の域を出た後は全部負担だったということなんですけど,そこが,今度は料金所までということになりますので,端的にいいますと,石岡市の負担というのは約3億ちょっと。今まで18億,20億と言われてましたけど,3億円くらいの事業費になります。それが1つ大きな違いです。当然,採算性なんていうのも,今までは石岡のIC1つで考えればよかったんですけど,これが千代田インター,新しいインター,それから岩間インターと言う形で,全体的な採算性というようなところも加味されるというようなことになっております。そういう関係で新たな,先ほど申しましたけども,地区協議会というものを設置しまして,その広域広報活動なんかをやっていくということになります。次のページのほうを見ていただきますと,今どういう段階になっているのかということでございます。その利便増進計画の中で,今度,社会実験から切り替わるために3つのタイプにわかれます。社会実験をやっているんですけれども,現在できあがってしまっている,これは水戸北インターみたいなところですね,社会実験をやっていますけれども整備が終わってしまっている。それから今,整備している途中のところ,それで3月31日までに整備が終わる。具体的にいくと東海のパーキングですね,そういうところ。それから,これから始めようとしているところ。ところが,この石岡市の場合は,その中間くらい。今,整備をやっているんですけども,元々来年社会実験をやりましょうというようなところですので,この中間のところは若干取り扱いについて異なりますということなんですが,ただ,全体としては同じような流れの中でいきますということであります。この前,地区協議会というものを発足させました。その地区協議会におきまして,高速道路と新しいインターをつなぐ時の事業計画などを出させていただきます。その中で,現在,石岡市がNEXCO東日本のほうに実施計画,この実施計画の策定提出でございますけども,この実施計画を策定して提出しているところでございます。これが次にNEXCOの中で石岡ばかりではございません。方々のスマートインターの要望を取りまとめたもので,年度計画を作成しまして,これを国と協議をするということになります。国の同意を得ますと,次に石岡市は連結道路管理者となっておりますので,連結許可申請を国土交通大臣あてに出すと。これが認められますと実際の工事に入っていくというわけなんですが,石岡市の場合,社会実験制度の中で,もう既に工事が入っております。ですからこの場合,石岡市は国との中で,工事はどんどん続けていいですよと,で,最後に金額精算という形でうちのほうで負担,内側を造った部分については買収していただくという形で精算するんだということです。先ほど山口委員さん言われました,事業主体が変わるものではございません。ただ,エリアの,基本的な考え方とすれば,整備するエリアが小さくなったというふうに考えていただければと思います。それと社会実験という制度がなくなりましたので,先に連結許可をいただいて,できあがり次第連結ができるというような制度に変わったということでございます。現在はその実施計画を提出して,そういう状況でございます。以上でございます。

山口委員)
これまでの進め方でいくと石岡と小美玉でやっていくというような形できてね,これ途中からこういう形になって,もう15億も浮くわけですよね,今までの計画からいくと。3億円くらいで石岡市が済むという形になって。今までの取り組みというのは無駄にはならないだろうけど。

都市計画課長)
今,言っているスキームは,全体スキームとしては全然変わっておりません。ただ,工事するエリアが小さくなったというだけでございます。石岡市が道路を造り,国がやっぱりインターの道路を造る。ただ造る場所が,今まで高速道路の中だったのが,外へ出てきたと,国のほうが。それだけ当然,石岡市の事業費分が小さくなっていくということでございます。その他のことに関しては全く変わっておりません。以上でございます。

山口委員)
今までの土地の買収とか何かで石岡で一生懸命やってきたんですよね。それなんかこれを見ると。

都市計画課長)
今まで実施中のところについては特別扱いということになりますので,工事をとめるわけにもいきませんので,工事が終わったところ。新たにNEXCOがですね,工事の体制が整って,できるということになれば,それはNEXCO発注となりますけれども,今,石岡市が発注しているところは,インターを造っていく日程に遅れないようにやって,その部分,用地については,自分たちの負担部分につきましては買い取らせていただきますということは言っております。工事費についても当然,その分について買い取るという形になっております。以上です。

前島委員長)
ほかにございますか。

関委員)
この予算は,21年度は。これ決まった訳でしょう。と,当然,この前出されている21年度の予算案というのは,これが改正される前の予算であげられてるんじゃないんですか。

都市計画課長)
今やってます事業は,そのまま続けていくというのが原則です。というのは,ここで止めましてもう1回やり直すということになりますと,NEXCOがすべて初めからということになりますので,予算的には

関委員)
そんなことは聞いていない。予算の話は。

都市計画課長)
予算は今の予算のとおりに進んでいきましょうということでやらせていただいております。それで,できあがり次第,それを買収していただくということにしたいということです。

関委員)
わからないのは,これまで確定しているのに何で予算を削らないの,というのが私の率直な疑問なんです。

都市計画課長)
正確にはですね,連結許可をまだいただいておりませんので,今の社会実験のスキームで当然進んでいくということでございます。

関委員)
了解。

前島委員長)
決定するのはいつごろなんですか。

都市計画課長)
私どものほうが連結許可申請を出すのは,今年度いっぱいに出させていただくと。ただ国の予算の問題もございますので,4月になってからかというくらいかな,というふうに,こちらでは予想をしているだけでございますが,ただ,年度中には私どものほうで連結許可申請を出したいというふうに考えてございます。

関委員)
*******

都市計画課長)
会社はNEXCO東日本でございます,管理をしている。機構は実際の債権を持っています高速自動車道保有機構。今の高速道路は下は機構が持って,そういう債権を持っているところが持ちまして,その上にNEXCOが管理をすると。その料金でもって機構から改修していると。今回のスキームは,国が改修分のお金を先にあげますと,機構に。その分をこういう利便増進計画に使いなさいという形で,そういう形になっています。以上です。

前島委員長)
ほかにございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ないようですので,次に入札の実施状況については,お手元に配布されておりますので,それを見ていただきまして,何か感じるところがあれば挙手によりお願いをいたしたいと思います。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ないようですので,次に前期定例会以降の都市建設部における行政報告につきまして,何かございましたら,ご報告願います。特にありませんか。

〔「ありません」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
報告等はありませんので,以上で所管事務の調査を終了いたします。
 次に「その他」の項目でございますが,何か委員のほうからご発言等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

関口委員)
下水道の工事のことでお話があるんですが。昨日ですか,昨日は日曜日ですよね。日曜日なのに下水道の工事をやっているところがありました。それは柿岡地区の長掘,今日みんなで回って,工事しているところ見たと思うんですけども,皆さんもね。今日,,陳情の件で見て歩いて,工事していたところなんですけど。決まりは日曜日は工事しないことですよね。なおさら1月ですか,あそこで事故を起こしているわけですよね。それで,工期が遅れたから日曜日もやっているんだというのは,ちょっと通らないと思うんですよ,私はね。日曜日,煽って仕事をして,私はですね,事故が起きたらそれこそ大変だなと思うんですよ。それを執行部のほうでは,わかっててやらせているのか,その辺の説明を。これは本当に危険だと思うんですよね,これでまた事故が起きたら大変ですよ。

下水道課副参事)
もし日曜日に工事をやっているということでしたら。ちょっと私,昨日やっていたのを知らなかったものですから。

関口委員)
私も見ていますし,電話もありましたから。

下水道課副参事)
大変申し訳ございません。おっしゃる通り,日曜日とか休日はうちのほうの下水道課としては工事はやるなということを,ずっと指導しております。で,そうじゃなかったということですから,これは厳重に注意しなくちゃいけないことだと思っております。事実関係を確認したうえで,業者さんのほうを指導したいと思います。

鈴木(米)副委員長)
この前も言ったように,今日もみんな見てきたからわかるだろうけど,安全管理も不十分だし,今言ったように日曜日にやるって,石岡市だってAランクの,一番上のクラスの業者だよ,○○だから,はっきり言って。そういうところを何回も何回も,こういうふうに注意されるようでは,あなた方が,正直に言うけど,指導が足りないんだよ。もし,日曜日にやって事故があったら,これこそ大変だろうよ。駄目だよこれ,よく指導しなければ。1回,2回,3回とあるんだから,事故というのは。2回あれば3回あるということなんだから。

前島委員長)
ほかにございますか。

山口委員)
その他になりますけど,部長も今度やめるということなんで,これまで私も12,3年6号バイパスの問題で取り組んできて,今,中津川のところがかなりの調査が進んでます。今の状態でいって,県では附帯意見が付いていますから,遺跡のちゃんとしたものが出たなら変更するという形になっていますけど,今まで反対している皆さんのところが,調査がまだできていないと思うんですよね。それが今,どのくらいあるのか。それから見通しとして,これから,その方々の調査ができるのか。それによって今後の市としての考え方,県の考え方というのがあると思うんですよね。附帯意見がありますから。この前も私は舟塚山古墳群は残したほうがいいということを私は言っているんですけど,どちらをやっても遺跡が出るということならば,これは市の考え方1つだと思うんですよね。やっぱり県も国も地権者も市もすんなりいくのには,遺跡が,立派なのが出てくれれば,これは1番いいんですけど。今の状態では,見通しはどうなんでしょうか。部長,最後ですから,聞かせてもらいたいなと。

都市計画課長)
私のほうから6号バイパスの状況について説明いたします。田島地区から中津川までのところについては,約60%くらいですか,の用地買収率ということになっておりますけれども,実際に今,発掘調査をどんどん進めているわけでございます。発掘調査の内容については,私どもは専門ではございませんので。私どもも何回かそちらのほうに訪ねていって,調査の状況なんかを見るんですけど,先生方はよく出る住居跡群ですねというような,そういうお話を聞かせていただいていますけど,それがどの程度重要なのかというのは,学術的に考える問題かなと思っております。ただ,どのような工事でも,遺跡というのは出てきたりします。ただ,それは基本的には記録保存ということで対応させていただいております。現在,私の個人的な思いでしかないんですけども,記録保存から現場をそのまま残すというような,そういったものは出ていないんじゃないかなというふうには感じております。これはどんどんやってみないとわからないというのも現実でございます。以上です。

都市建設部長)
今,現在の状況については課長からご説明があったとおりでございます。国は今後についても粛々と事業を進めていくということをおっしゃっております。今後も,進捗は,予定よりはかなり早いペースで用地買収が進んでいるようでございますので,今後,さらに進捗が早まってくるというふうに考えております。

山口委員)
結局,地元の人の話,この前の質問答弁の中でも,石岡とは話をしないということで県とか国とか話を進めているみたいですけど,今の状態でみると,どこまでいっても,あれだけの中津川の方々が反対しているというのは,それなりの理由があってやっているわけですから,石岡市としての考えというのが,やはり舟塚山古墳群というのを考えたときには,やはりどういうものが出るかわからない,それできちんとしたものが出なければ記録保存だといっても,地元の人が反対しているのですから,これはどうしてもそうしなければならないといったときには,やはり県と市である程度の,国はきちんと調査をとことんやって,やる場合には反対しているところもやらないと,本当のいいものはわからないと思うですよね。だから,それらとしても話し合いをしていかないと,このままでは。途中でストップするわけにはいかないと思うんですよ,調査もね。全体的に調べれば,いろいろわかると思うんですけど,今の段階では,かなり深く掘ってます。今から掘るところもかなりあります。それによると,舟塚山古墳群というのはやっぱり大事かなと,石岡市として考えたときにね。県と国がやっているんじゃなくて石岡市が。やっぱりこれまで路線を動かしちゃったということに問題があるわけですから,それが国がやったんだ,県がやったんだということを,石岡やっていたんですけど。やはり問題は石岡市が道路の問題,6号バイパスを造るのには,石岡市が最終的には。市だと思うんですね。今までの
視察とか行ったときには,このまま県と国に任せておくわけにはいかないので,市としての方向性はつけなければならないと思うんですね。部長が市長だったらどう思いますか。

都市建設部長)
過去から何度も市長が答弁しているとおり,石岡市も6号バイパスができることを望んでおります。

山口委員)
まず,石岡市のためになるような方向で,早期実現できるように引継ぎのほうよろしくお願いいたします。

前島委員長)
ほかにございますか。よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ないようですので,この際,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
当委員会において閉会中もなお継続して調査,審査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件・事由に,本日継続審査といたしました議案第36号を加え,閉会中の継続調査及び審査を申し出たいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長)
ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします



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