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議会中継
  


 第5回委員会 (6月30日)
出席委員 嶋田佐登子委員長,金井一憲副委員長,島田久雄委員,前島孝元委員
市執行部 【生活環境部】
経済部長(大図哲雄),参事兼市民生活課長(佐古川祐治),市民課長(栗崎孝夫),環境対策課長(田崎徹),水道課長(宇田一彦),市民会館長(梅澤信尾)
【経済部】

経済部長(市村章二),経済部次長(沼田耕),農政課長(谷仲幸造),地籍調査推進室長(友水敏男),商工観光課長(小松崎隆雄)
【農業委員会事務局】
農業委員会事務局長(荻沼雅光)
議会事務局 庶務調査課係長(神谷一美)


嶋田(佐)委員長)ただいまから,市民経済委員会を開会いたします。
 本日の委員会は,第2回定例会における委員の改選後,説明員として執行部に出席を求めて開催する初めての委員会であります。
 先の定例会におきまして,委員6名中4名が改選となりました。
 つきましては,執行部との情報の共有化と今後の円滑な委員会審査のため,会議を開催するものでありますので,よろしくお願いいたします。 
 なお,委員改選後,初めての委員会でありますので,先に委員の自己紹介をいたします。
 副委員長から順にお願いいたします。

金井副委員長)この度副委員長を仰せつかりました金井です。この委員会は,特に生活環境部は市民と直接触れ合う機会が多い部署だと聞いております。そういった意味でも市民に対するサービスを市民が肌で感じる部署なので私も一生懸命やっていきたいと思います。並びに日頃から私が申し上げております企業誘致の問題,これは経済部の所管になっておりますのでその辺に力を入れていきたいということと,石岡市は農政,商工観光に大きな課題をかかえていると思いますのでその辺についても一生懸命やっていきたいと思います。よろしくお願いします。

島田(久)委員)前回に引き続き市民経済委員ということでよろしくお願いします。

前島(孝)委員)前島でございます。今回新たに市民経済委員会に所属することになりました。よろしくお願い申し上げます。市民経済委員会は合併前に2年ほど所属しておりました。ですから2回目になります。私の考えていることは,私は湖北水道企業団の議員をやっておりまして,八郷地区,三村地区,もちろん小美玉を含めた水道行政についてどのようにしていくのかということに非常に関心を持っております。昨日も湖北水道企業団の議会がありまして,その中でも企業長,総務課長から話があったんですが,今まさに市の方でも水道行政についてどのような方向性で行くのか審議会のようなものが発足されているということでございますので,私も板ばさみになるかと思うんですが,一生懸命市民のために考えていきたいと思っております。よろしくお願いします。

嶋田(佐)委員長)私は委員長の嶋田です。なにぶん初めての委員会なので分からない点多々出てくると思いますが,皆様にお力をお借りして精一杯努めさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。市民経済委員会は,ただいまの4名に本日不在となっております前島守雅委員,菱沼定夫委員を加え,6名でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは,これより議事に入ります。
 市民経済委員会における所管事務及び平成21年度主要事業についてを議題といたします。
 次に,案件説明のために,委員長において説明員として出席を求めた者の職氏名は,お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりでございます。
 それでは,資料にそって審査を進めます。
 執行部におかれましては,生活環境部,経済部,農業委員会事務局の順に,自己紹介とあわせて説明願います。
 なお,発言は挙手によりこれを許します。

生活環境部長)私,4月1日の人事異動によりまして生活環境部長を拝命しました大図哲雄でございます。よろしくお願いいたします。私からは,生活環境部の職員体制についてご説明申し上げます。生活環境部は,市民生活課,環境対策課,市民課,水道課及び市民会館の4課1館でございます。職員の配置につきましては,市民生活課が5名,環境対策課が11名,市民課が12名,水道課が9名及び市民会館が2名となっており,私を含めまして総勢40名体制でございます。この後各課長から自己紹介と併せまして各課の所管事務及び平成21年度の主要事業について説明させますのでよろしくお願いいたします。

参事兼市民生活課長)私,4月1日で生活環境部参事兼市民生活課にきました佐子川祐治と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは生活環境部業務概要の2ページをお開きいただきたいと思います。市民生活課の事務分掌でございますが,市民生活課は,交通安全対策,安全・安心まちづくりの推進,街路灯・防犯灯事業,消費者保護育成,施設管理など市民生活に直接関する事業が多くあります。
 次に4ページを開いていただきたいと思います。主要事業でございます。上から交通安全対策経費でございます。2,530万3,000円。この中には毎月初めの交通安全の日に交通安全関係団体と街頭活動を実施しております。また民間交通指導員で朝7時から8時の間に小学校区に立哨をお願いしております。今現在46名をお願いしているところでございます。それから駐輪場は駅周辺に3か所設置しております。それからカーブミラー等の交通安全施設の設置,補修等の関係でございます。
 続きまして街路灯・防犯灯事業でございますが,それぞれの要綱に基づきまして街路灯は市が設置しまして,防犯灯は区からの要望により補助を出しているところでございます。街路灯においては街路灯の設置要綱に基づきまして予算の範囲内で設置しております。
 次のコミュニティ・新生活運動事業でありますが,これは葬儀用の花輪のポスター印刷,それからコミュニティ助成事業ということで県の補助事業に基づきましての各地区への補助でございまして,本年度は,高浜地区,南山崎地区の2か所がこの助成事業の対象になっております。
 次に,コミュニティセンター維持管理ですが,南台,杉並,鹿の子の各コミュニティセンターの維持管理で各地区への指定管理料でございます。
 次に,桜づつみ維持管理経費でございますが,愛郷橋の下にあります桜づつみの植栽管理関係,その他の維持管理経費でございます。
 その下のまちかど情報センター,旭台会館は,それぞれの施設の運営管理経費でございまして,それぞれ指定管理をしてございます。
 次のボランティア地域コーディネーターに関しましては,専門職となる地域コーディネーターを育成する事業費用でございます。
 次に,市民との協働まちづくり条例制定事業でございますが,本年度の条例制定を目指しまして前年度より2か年計画で作業を進めているところでございます。
 次の5ページをお開き願いたいと思います。安全・安心まちづくり推進事業でございますが,これは石岡市生活安全条例を制定し,事業の一環でエンゼルパトロール事業を推進し,地域のコミュニケーションを高めながら,お互い見守り合い運動としての防犯活動をしております。それから警察,防犯協会と連携して街頭活動を通して防犯の啓発に当たっておるところでございます。
 最後の消費者保護育成事業でありますが,これは消費生活センターの運営及び消費者行政を推進する費用で,消費者センターを開設して市民からの多種にわたる相談を受けております。市民一人ひとりが生活者として自覚と問題意識を持って自ら行動して消費生活の向上を図れるよう消費生活展も産業祭等と一緒に実施しております。
 以上が市民生活課所管の主要事業の概要でございます。

市民課長)市民課の栗崎です。よろしくお願いいたします。
 市民課の概要についてご説明申し上げます。2ページになります。職員は12名でございます。業務範囲は14項目になります。主な分掌事務についてご説明申し上げます。総合支所と出張所との総合調整。住民基本台帳に関すること。印鑑登録証明に関すること。戸籍に関すること。外国人登録に関すること。人口動態調査に関すること等が主な事業でございます。
 続いて6ページをお開き願います。市民課の主要事業としまして戸籍事務費関係,住民基本台帳ネットワーク運営経費でございます。金額といたしまして戸籍事務に要する経費が1,374万8,000円。内訳としまして戸籍システム保守委託料が352万5,000円,備品借上料が471万9,000円,戸籍システム使用料が378万円でございます。住民基本台帳ネットワーク運用経費が39万7,000円でございます。市民課については以上でございます。

環境対策課長)環境対策課の田崎と申します。よろしくお願いいたします。
 まず環境対策課の事務分掌でございますが,2ページでございます。主な項目を申し上げますと環境美化及び環境の保全,市営霊園及び墓地,3ページになりますが公害の苦情等,更には簡易水道,ごみ及びし尿の処理,更には不法投棄,一般廃棄物処理施設等々の事務分掌を預かっているところでございます。
 続きまして,7ページ,8ページをお開き願いたいと思います。環境対策課が所管しております21年度の主要事業につきましては記載のとおりでございますが,主な事業についてご説明申し上げます。まず衛生費でございます。石岡地方斎場組合負担金2億2,919万円。これは石岡市,小美玉市,かすみがうら市の3市で運営する石岡地方斎場組合に対する石岡市の管理運営費3,082万4,000円と斎場建設費負担金1億9,836万6,000円でございます。斎場の建設につきましては,平成20年度から23年度の事業としまして総額23億円の事業費が予定されているところでございます。
 次に,霞ヶ浦浄化対策経費の6,558万2,000円でございますけれども,このうち下水道課所管に係る合併浄化槽の補助金が6,025万6,000円含まれてございます。環境対策課としましては,川又地区の不法盛土の水質調査を年3回継続して実施するとともに,工場,事業所,河川,不法投棄現場などの水質分析を行い,その改善を図り霞ヶ浦浄化のための事業を行うものでございます。
 続きまして,清掃一般事務費の7億9,941万4,000円です。これは継続的なごみ処理・し尿処理に要する経費です。主なものは湖北環境衛生組合,霞台厚生施設組合及び新治地方広域事務組合に対する負担金がございます。
 続きまして,塵芥処理経費2億3,389万3,000円ですが,これは廃棄物の適正な処理と排出の抑制を行うための経費でございます。主なものは,石岡地区のごみ収集委託料として1億1,576万2,000円,粗大ごみ収集委託料の196万5,000円,更に八郷地区ごみ収集委託料6,991万4,000円を計上してございます。
 次に,し尿処理経費2,499万9,000円です。これは生活環境保全のためのし尿汲取り等に要する経費で,主にし尿汲取委託料2,294万4,000円であります。
 続きまして,石岡市簡易水道事業特別会計の主要事業で申し上げます。施設等維持管理経費として1,277万2,000円を計上しております。内容は,簡易水道事業の維持管理に要する経費でありますが,主な事業としまして,本年度簡易水道施設更新計画策定業務委託料325万5,000円を計上しております。本計画につきましては,今後の施設更新に当りまして,国庫補助を申請するための資料とするものであります。なお,管補修工事につきましては,年度当初にいくつかの工事箇所が発生したため,6月の議会におきまして,管補修工事93万円を補正計上させてもらっております。
 最後に霊園事業特別会計でございます。市営霊園維持管理経費657万1,000円です。これは龍神山と半ノ木の2つの霊園の施設の維持管理に要する経費です。霊園の管理委託料として504万1,000円を計上してございます。以上が環境対策課の主な事業内容でございます。

市民会館長)市民会館長をしております梅澤でございます。よろしくお願いいたします。
 まず市民会館の事務分掌ですが,3ページの中ほどに6項目ありますが,市民会館の管理運営に関することから6項目となっております。主要事業施策概要ですが,9ページをご覧いただきたいと思います。市民会館は総務費に属しまして,まず市民会館施設維持管理経費の市民会館施設の維持管理の経費に要する経費ですが,3,098万7,000円となっております。その中で新規事業としましては,建物修繕449万5,000円。内訳としましては,舞台吊物制御盤修繕437万9,000円となっております。このほかに電話バッテリー交換11万6,000円となっております。このほか通常業務としまして施設清掃・管理・保守保安委託料1,097万7,000円,施設貸出業務委託料465万9,000円,電気料684万円となっております。以上で市民会館の概要の説明を終わりたいと思います。

水道課長)4月から水道課長を仰せつかっております宇田でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは水道課所管に関する説明をさせていただきます。3ページにございます事務分掌につきましては旧八郷地区における水道事業全般を担当しているところでございます。
 それでは平成21年度の主要事業施策概要でございますが,10ページについてご説明申し上げます。まず業務の予定量を見込んでございます。給水戸数6,960戸。年間総給水量270万立方メートル。1日平均給水量7,397立方メートル。
 続きまして3条予算における収益的収入は,主に水道料金等の給水収益でございますが,5億5,785万4,000円を見込んでおります。また一般会計よりの繰入金につきましては,高料金対策及び統合前の簡易水道の建設改良に要する経費といたしまして償還利息分2分の1で4,050万8,000円を計上してございます。収益的支出でございますが,主に維持管理に要する経費として支払利息,減価償却費等が主な費用であります。その中で本年は,昨年の渇水を受けまして平成20年度事業において湖北水道企業団との緊急連絡管を接続しましたことに伴い,新たに受水費において湖北水道企業団受水代として327万円を計上しております。渇水期に日量500立方メートルを28日間程度見込んだものであります。また修繕費におきましては,柿岡下宿地内にございます旧柿岡浄水場の施設解体を予定してございます。更に有収率の低位をご指摘いただいておりますので,委託料において恋瀬,瓦会地区を中心的に漏水調査を予定しているところでございます。今週金曜日に業務委託の入札を予定しておるところでございます。
 続きまして4条予算における資本的収入につきましては,8億3,207万8,000円を見込んでおります。内訳といたしまして一般会計負担金8,797万8,000円を統合簡水の償還元金分2分の1として収入を計上しております。企業債においては5%以上の借換債として7億4,400万円を予定しております。資本的支出につきましては,主に投資的経費でございますが,10億1,870万円を計上してございます。その中で建設改良費については6,000万円。また借換債を含む企業債償還金においては9億5,870万円を予定しているところであります。これらの費用のうち建設改良費6,000万円における主な事業でございますが,下水道同時施工で実施を予定しておりますが,柿岡地区長堀・八重地内と園部地区山崎地内でございます。また配水管分といたしましては園部地区真家地内で道路拡張工事に伴う布設替え。園部地区東宝ランド地内の老朽管更新。また瓦会地内において予定しているところでございます。更に送水管の漏水箇所が多い場所として瓦会地区の小塙地内で布設替工事を予定しております。施設の設備更新部分といたしまして,片野地内において新設1号井のポンプ盤及び流量計交換工事を予定しております。新設1号井の井戸浚渫工事を計画しておりますが,これは経年劣化に伴う取水量の減少に対応して行うものであります。また本年度の量水器交換工事は小幡地区の750件予定しております。また本年度の湖北水道企業団出資金につきましては,石綿管更新事業に対する出資金でありますが,石岡市の負担割合による359万4,000円を計上しております。水道課の所管に係る事業の説明は以上でございます。

経済部長)それでは経済部職員体制を紹介させていただきます。
 私,経済部長の市村章二です。よろしくお願いいたします。
 経済部は,2課1室で構成されております。職員は38名が配属されております。そのうち農政課は18名でございます。うち2名につきましては農業委員会事務局と併任辞令でございます。なお,総合支所におきましての課長補佐は商工観光課と農政課を兼務いたします。農政課18名のうち10名の職員が支所にて勤務しております。地籍調査推進室におきましては6名でございます。商工観光課につきましては12名でございますが,うち2名が総合支所の商工観光課,そして朝日里山学校に1名が勤務しております。それと私と次長を含めまして38名でございます。次長の自己紹介後,各課長から自己紹介と各課所管の平成21年度の業務概要につきまして説明いたさせますのでよろしくお願いいたします。

経済部次長)経済部次長の沼田耕といいます。よろしくお願いいたします。私は4月に商工観光課長から経済部次長になっておりますのでよろしくお願いいたします。

農政課長)4月の異動によりまして農政課長として配属になりました谷仲でございます。よろしくお願い申し上げます。
 それでは農政課の事務分掌並びに平成21年度における主要事業概要についてご説明させていただきます。資料の2ページをお開き願いたいと思います。農政課の事務分掌は,1番の農政の企画調整に関することから22番の部の庶務に関することまでが事務分掌となってございます。主に農業の振興,米の生産調整,病害虫防除,畜産,水産,林業,鳥獣,狩猟,土地改良,林道,更に農業委員会の事務に関することなどになってございます。
 次に3ページをお開き願いたいと思います。農政課の平成21年度における主要事業施策概要でございます。なかでも主な事業のみを説明させていただきたいと思います。最初に農林水産業費の農政一般経費から畜産一般事務費までにつきましては,報酬や各種団体への補助金及び委託料等が主なものでございますので,説明を割愛させていただきます。
 次に土地改良関係事務費でございますが,これは国営石岡台地農業水利事業や霞ヶ浦用水事業及び農地・水・環境保全向上対策事業に伴います補助金や負担金でございます。いずれも受益者に対する負担軽減を図るための支出でございます。
 次に県単土地改良事業でございますが,これは各土地改良区が実施している県単事業費で,灌漑用排水路工事や揚水機場の補修に伴う補助金でございます。
 次に畑地帯総合整備事業でございますが,これは県営施工で実施している三村地区の農道舗装工事及び用排水路工事として予定してございます。更に東成井地区の区画整理事業及び農道整備などの事業に対する市の負担金でございます。
 次に農道整備事業の単独分でございますが,一般農道整備事業負担金2,881万7,000円でありますが,これは農道整備と併せて歩道を整備していくふるさと農道,通称東つくば地区それから県営田園交流整備事業八郷中央道,更に高友遊水地など田園空間整備事業を実施しておりますが,いずれも県営で実施している継続事業に伴う市の負担金でございます。
 次に農道・農業排水路整備事業は,市単独の農道整備事業としまして八郷地区山寺地内の継続工事のほか,2地区を予定してございます。更に生コン,U字溝などの小規模な補修工事及び補修用材を支給するものでございます。
 次に園芸振興費でございますが,いばらきの園芸産地改革支援事業補助金で,産地づくりの推進としましてJAひたち野の園芸団体が実施する生産施設への整備に対する県補助金でございます。更に花き優良種苗導入資金貸付金3,200万円につきましては,チューリップ生産農家及びバラ生産農家が優良種苗を導入するときにその導入資金としまして一時貸付けをするものでございます。
 次に農政企画一般事務費でございますが,主なものとしましては農業経営基盤強化資金利子補給金及び農協営農活動活性化事業補助金としましてJAひたち野及びJAやさとへそれぞれ営農指導及び地域農業の活性化を図るため補助するものでございます。
 次に4ページに入ります。産地確立推進事業でございます。これは米の生産調整等に伴います市の単独の促進対策補助金でございます。まず集落生産調整促進対策事業補助金でございますが,これは生産調整を達成した集落に対して10アール当り1,000円の補助をするものでございます。
 次に加工用米集荷促進対策事業補助金でございますが,これは加工用米の出荷に当りまして1袋1,000円を補助し,生産調整面積の確保に努めるものでございます。本年度4,450袋を見込んでおります。
 次に地域奨励作物促進事業補助金でございますが,これは生産調整に伴います奨励作物補助金ということで,そば,麦,大豆,飼料作物の水田作物の定着化を図り,更なる生産性,品質の高い取り組みを目指すものでございます。本年度344ヘクタールを予定してございます。
 次に新規としまして飼料用稲促進事業補助金でございますが,これは麦,大豆,そば等の連作障害の回避,安全な国産飼料の確保を図るための飼料米に対する補助金でございます。10アール当り1,000円の補助をするものでございます。本年度約30ヘクタールを予定してございます。
 次に1つとばしまして,森林機能緊急回復整備事業4,819万2,000円でございますが,これは20年度から森林湖沼環境税を活用して実施しているもので,間伐推進員報酬及び間伐実施工事費,本年度105ヘクタールを予定してございます。
 次に1つとばしまして,林道開設事業の国,県の補助分でございますが,林道開設工事としまして林道半田線,平成23年度までの継続事業でございますが,平成21年度分としまして,延長850メートルの開設工事を予定してございます。以下,記載のとおりでございます。
 以上,農政課の平成21年度における主要事業の概要でございます。

地籍調査推進室長)地籍調査推進室の友水と申します。よろしくお願いいたします。
 地籍調査推進室の業務についてご説明申し上げます。業務概要ですけれども,2ページ目の事務分掌中段に記載しております。地籍調査事業の計画,調査及び管理に関することを行っております。八郷地区につきましては支所の道路建設課の方で地籍調査の成果の管理及び閲覧等を行っております。
 次に5ページの21年度における主要事業の概要ですが,予算額1,160万5,000円の経費の内訳でございますが,地籍調査補助員の賃金129万6,000円。それから測量,調査等の委託料861万3,000円でございます。本年度は貝地一丁目,国府五,六,七丁目,石岡一,二丁目の各地区の一部を調査しております。

商工観光課長)私,4月から商工観光課長をしております小松崎隆雄と申します。よろしくお願いいたします。
 まず事務分掌についてでございますけれども,2ページをお開きください。商工観光課としましては,1番の商工業の振興に関することから20番のその他商工観光及び物産に関することまでとなっております。主に商工業の振興に関することあるいは金融関係,観光関係を担当しているところでございます。
 次に6ページをお開きください。平成21年度における主要事業施策概要について説明いたします。まずふれあい交流施設費266万円でございますが,内訳としましてやさと温泉ゆりの郷の修繕工事費222万2,000円と特殊建築物定期報告調査委託料43万8,000円を計上しております。内容といたしましては,老朽化の進んだろ過ポンプの修繕費と建築基準法で定められております2年に1回行う特殊建築物定期報告調査の委託料となっております。
 次に労働一般事務費でございますが,91万1,000円のうち,中小企業労働者共済融資信用保証料補給金39万円ですが,中小企業労働者で労働組合未組織の者が中央労働金庫石岡支店から融資を受けた場合の保証料の部分を補填するものでございます。
 次にオートキャンプ場管理運営経費1,054万8,000円でございますが,このうち900万円がオートキャンプ場の指定管理者指定管理料となっております。
 次に商工振興事業1億4,229万8,000円でございますが,まずがんばる商店街支援事業補助金を当初予算850万円から6月に補正増いたしまして1,100万円となっております。これは発行額面を当初5,500万円を予定しておりましたが,1億1,000万円に増額したことに伴いましてプレミアム分として500万円が増額になりました。そのうちの2分の1を市が負担したためによる増でございます。
 次に産業祭委託料につきましては,運動公園で毎年行われています産業祭委託料で403万4,000円を計上してございます。
 次に石岡市工場施設誘致奨励金1,473万4,000円でございます。これにつきましては企業の立地を推進するための奨励補助金ということで,21年度は1社を予定してございます。
 次に商工会議所補助金でございます。こちらにつきましては商工会議所の運営に対する補助金ということで829万4,000円計上してございます。
 次に商工祭事業補助金でございますが,毎年石岡イベント広場で行っております商工祭に対する補助金213万3,000円を計上してございます。
 次に中小企業相談所運営補助金でございますが,石岡商工会議所が窓口になって中小企業の相談業務を行っている部分に対する補助金ということで1,000万円を計上してございます。
 次に商店街共同事業奨励補助金でございますが,商店街の振興,育成を図るため5店舗以上の商店が共同で行う商業振興共同施設設置に関する事業に補助するもので457万円を計上してございます。
 次に商工会補助金でございますが,石岡市八郷商工会の運営に対する補助金ということで506万4,000円を計上してございます。
 次に中小企業事業資金保証料補給金でございますが,融資を受けた中小企業に対しまして,茨城県信用保証協会への保証料を補助するもので補給金として3,852万1,000円を計上してございます。
 次に自治金融預託金でございますが,自治金融制度を利用している中小企業者の金利負担を軽減するため,市内12金融機関に対し預託を行い,金利の引き下げを図るもので3,000万円を計上してございます。
 次に観光対策経費でございますが,3,431万円を計上しております。主なものといたしましてはおまつりの準備のための経費として,おまつり関係委託料546万3,000円,石岡市観光協会の運営のための補助金として石岡市観光協会補助金1,106万8,000円,石岡のおまつり振興協議会の運営補助金としておまつり振興協議会補助金701万1,000円,石岡市産業文化事業団本部の事務費と退職金等の経費に対する運営補助金として石岡市産業文化事業団本部補助金490万6,000円,伝統ある柿岡祇園祭を通して商店街の活性化と観光の振興を図るための補助金としまして柿岡まつり実行委員会補助金110万円を計上しております。
 次に観光案内所運営経費ですが,石岡駅前の観光案内所の運営経費として267万8,000円を計上しております。そのうち154万9,000円が観光協会への委託料でございます。
 次にまち蔵藍運営経費ですが,まち蔵藍の運営経費として389万7,000円を計上してございます。そのうち209万2,000円が観光協会への委託料でございます。
 次にグリーンツーリズム運営経費ですが,朝日里山学校を運営するための経費として492万8,000円を計上しております。その中のふれあい体験楽習観光事業委託料482万8,000円は,朝日里山学校運営のための観光協会への委託料でございます。
 次に常陸風土記の丘管理運営費7,575万2,000円ですが,指定管理者指定管理料としまして6,886万7,000円と茅葺き屋根保存委託料191万1,000円が主なものでございます。茅葺き屋根保存委託料の内容ですが,市が茨城県ふるさと雇用再生特別基金事業を活用して常陸風土記の丘にあります古代家屋の茅葺き屋根の保存を委託するものでございます。
 次にフラワーパーク管理運営費7,224万5,000円ですが,指定管理者指定管理料4,030万円とフラワーパーク施設整備工事費175万円が主なものでございます。フラワーパーク施設整備工事につきましては,展示温室の熱効率を高めるためのカーテン取り付けと老朽化した来園者センターの冷暖房ボイラー温水循環ポンプの交換工事として計上してございます。
 次にふれあいの森管理運営費でございますが,こちらにつきましては指定管理者指定管理料として2,280万円を計上したものでございます。
 次に国民宿舎管理運営費4,522万1,000円ですが,内訳としまして指定管理者指定管理料4,140万円と6月に補正しました地元食材を活用した地産地消のメニューを提供するための地産地消推進委託料246万8,000円と国民宿舎施設改修工事135万3,000円です。国民宿舎施設改修工事につきましては,宴会場の屋根の防水工事として計上したものでございます。
 以上が商工観光課所管でございます。

農業委員会事務局長)農業委員会事務局長荻沼でございます。どうぞよろしくお願いいたします。続いて私から農業委員会の概要についてご説明申し上げます。
 1ページでございます。まず農業委員会とはという説明でございます。200ヘクタール以上の農地を有する市町村に設置される農業委員をもって組織される行政委員会ということでございます。
 2番の農業委員ですけれども,選挙によって選ばれる選出委員と市町村長によって選ばれる選任委員の2つに分かれております。委員は,非常勤の特別職地方公務員に当たるわけですが,石岡市の場合旧石岡市を第1選挙区と規定いたしまして定数が10名でございます。旧八郷町が第2選挙区で定数が16名で合計26名が条例定数でございます。また市長が選任する委員としてJAひたち野,JAやさと,みなみ農業共済組合,石岡台地それぞれ1名ずつ合計4名が選任されているところでございます。現職委員につきましては7月19日で任期が満了となるわけでございますが,6月28日に立候補届が済みまして,八郷地区第2選挙区のみ定数に対して2人オーバーしてございますので7月5日に投票となるわけでございます。
 3番の事務局職員の配置でございますが,コンパクトでございます。私を含めて農業委員会事務局が5名,それから石岡事務所,これは経済部の農政課のご協力をいただいておりますが,併任職員が3名ということでございます。
 次の2ページをお開きいただきたいと思います。事務分掌ですが,記載のとおり1番から20番までございますが,先程ご説明申し上げました選挙に関しては,11番をご覧いただきたいと思います。あくまで自己申告により選挙人名簿に登載がなされるということでございます。条件は10アール以上の耕作と60日以上の農業従事でございます。この名簿が選挙管理委員会に送付されます。選挙そのものは石岡市選挙管理委員会が執行管理するというふうに法律で位置づけられております。
 次の3ページでございます。予算の内訳です。農業委員会全体で2,483万7,000円でございます。そのうち1,873万8,000円が農業委員の報酬でございます。以下3つほど記載させていただきました。報償が1つ,負担金が2つ,以上が農業委員会事務局の概要でございます。

嶋田(佐)委員長)ありがとうございました。ここで10分程度休憩を取りたいと思います。
 暫時休憩いたします。

 ― 休 憩 ―

嶋田(佐)委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がありましたらお願いします。

前島(孝)委員)何点かご質問したいと思います。まず生活環境部で今年度の取組み状況については縷々説明がございました。また予算委員会もありましたので大体分かっているんですが,具体的に何点かお聞きしたいんです。1点目は私も勉強不足で分からないんで教えてもらいたいんですが,環境対策課では簡易水道を持っています。で,別に八郷の水道が水道課として分かれています。これは法律からきているんですか。普通の考えですと水道というのは一本じゃないかと思っていたんですが,環境対策課で三村の簡易水道を持っていて,水道課で八郷地区の水道事業を持っている。2つの課で水道を持っているんですが,お聞きしたいのはこれは法律からこういうふうに分けなくてはならないのかということ。法律でなくて合併してからの継続でこういう区分けをしているというならば,私の意見としては1本化すべきではないかと思うんですが,いかがでしょうか。

環境対策課長)私が引き継いでおりますのは,合併協議の際に1本化して水道課というものを1つにしようという議論にもなったし,現状のまま事業を運営していこうかというのも議論になったと。1つは合併協議の中で,結果現状のまま環境対策課で三村簡易水道,旧八郷水道課で八郷地区の水道を担当しようというふうに協議の中でなったというふうに聞いてございます。

前島(孝)委員)合併協議会で決まったということは100%ではないですよね。年月が経ってくるあるいは社会環境が変わってくる,市の言葉で言えば行財政改革という観点からすると,いつまでも合併協議会で決まったからずっと50年,30年続けていくつもりなのか。あいさつの中で私が言いましたが,今,茨城44自治体の中で企業団を組んでいるところは2つしかありません。名前を言わなくてもわかっていると思うんですが,石岡市と取手市です。44自治体の中で2つです。それ以外はすべて自治体が水道行政をやっています。私も石岡市も自治体がやるべきだという自論を持っているんです。それは置きまして,今の答弁ですと合併協議会で議論になって,当面はそういうことになった。それから4年,5年と経ちまして,湖北水道企業団と合併しようか,湖北水道企業団に委託しようか,湖北水道企業団を石岡市に吸収しようか,まだ結論は出ていないですが,そういう動きは現実にあるわけです。それはそれとして,まず行財政改革の観点からも私は1本化すべきだろうと,同じ水道の仕事を同じ部の中で2つの課で別々にやっているというのは効率面から見ても財政面から見ても非常にロスしているんじゃないかと思うんです。それについてはどのようにお考えですか。

環境対策課長)委員のご指摘でもっともな部分あろうかと感じております。今ご指摘のように石岡市にあります水道事業,3本あるわけです。準備委員会というものを結成いたしまして事務の委託,経営統合そして事業統合へというふうに進めるべく協議を進めてございます。そうした中で国の方も1つの市町村には水道事業は1本であるべきだと,ただ歴史的経過の中でかなり距離が離れていたり,簡易水道がそれぞれにあった時代がある。そうした中で平成28年を目途に事業統合,経営統合をするような通知がきております。具体的に言いますと,それまでに実施する市町村につきましては,整備事業に対して補助金を出しますと,28年以降になりますと単独で実施しなさいと,原則1つが方針ですから,その国の方針を実施するためには28年度までは国庫補助金を出します。しかし28年度以降その事業を実施する場合には単独で行ってほしいということも通知がきておりますので,現在,事業統合に向けた準備委員会の中で,三村簡易水道をどう更新していくかということも併せて検討しております。ただ委員さんご指摘の今すぐにでも同じ部の中で1つの水道担当で実施すべきであろうというご意見も十分考えていきたいというふうに思っております。

前島(孝)委員)私が言った主旨も理解しているみたいですが,いまの国の通知で28年度を目途にやれば補助金が出るんだというのは統廃合の問題であって,それはそれで後から質問しようと思っていたんですが,私が言わんとしていることは同じ部の中に水道を担当する2つの課があるのは行政面から見てもすべての面から見てもロスじゃないのかと,これをなぜやらないのかということを言いたいわけです。合併して4年も経っていて。ぜんぜんやる気がない。口だけで行財政改革をやると言っていて実際やらない。そういうことを私は言おうとしていたわけです。田崎さんはご理解していたようですけれど。これは議会にかけなくても中でいくらでもできるはずですよね。やる気があれば。皆さんの考え方1つでできてしまうんでしょう。来月からやろうといえばできちゃうんでしょう。なぜそれをやらないのか不思議に思うんです。田崎さんが言った28年度は別の話しです。統合の話しですからこれはゆっくり議論してやればいいんです。部長どうなんですか。職員もロスしていると思うんです。簡易水道でやっていて,また違う課で八郷も水道をやっているわけですから。1つにまとめた方が仕事としてはやりいいのと効率的だと思うんですが,部長のお考えを聞きたいんですが。

生活環境部長)会議の冒頭に前島委員からも話しがございましたが,昨日,湖北水道企業団の議会でもそういう質問があったと聞いたところでございますが,三村の簡易水道,八郷の水道,湖北水道の水道事業につきましては,昨年度,統合の準備委員会が発足しております。構成は,企画部長,総務部長,私,湖北水道等入っておりますが,その中で3つの水道事業の事務統合と経営統合の方向性について昨年度から検討
しているんですが,三村の水道につきましても事務統合の方向性などもあるかと思うんですけれども,その辺も踏まえて準備委員会またその下の幹事会でも具体的な方向性を煮詰めているところでございます。

前島(孝)委員)私の質問していることをごっちゃにしてはだめです。環境対策課でやっている水道の仕事と水道課でやっている仕事を水道課でやれば効率化できるんじゃないんですか。それは部でできるんじゃないんですかということを質問しているんです。統合の話しはいいんです。市長に決裁はもらわなくてはならないですが部長の力量でできるんじゃないんですか。合併して4年も経っているんですからもう議論は終わっているでしょう。皆さんは三村の簡易水道は従来どおり環境対策課で持っていて,八郷の方は水道課で持っていたほうが仕事としてやりいいんですか。それなら私何も言うことないんですが,ただ同じ業務を2つに分けてやっているのは非効率的と思っているわけです。一般的に考えればおかしいでしょう。そう思わないですか。

生活環境部長)前島委員のおっしゃるとおりだと思うんですが,その辺について効率的な事務ができるように検討していきたいと考えます。

前島(孝)委員)ここは定例会で無いんだからもう少し腹を割って自分の考え方をいってもいいと思うんです。それができないと言うんなら定例会で一般質問で市長に聞いてもいいけれども,その前に部長の考え方を聞いておかなくちゃできないですから。これは今の湖北水道企業団と八郷地区と三村の簡易水道の統合問題とは別に皆さんだけでできる話なんですから,行財政改革の一環でしょう。補助金も類似したものを集めて1本にしようとか,あるいは署内でも類似した業務を統合して今までやっているんでしょう。事務事業の見直しの中では1,300項目やって全部終わったことになっているわけですから。でも終わってからも今みたいな弊害が出てきているわけです。これ以上言いませんが,是非今年度中に,水道事業の統廃合とは別に,部長を中心にどうしたら効率的になるのか検討していただいてやってもらえばいいんですけれど,私の意見は忘れないで下さい。私は1本にすべきだと思っているんです。是非検討してください。
 次にいきます。経済部の農政課はほとんど補助金なんですね。そういうふうに痛切に感じました。1点4ページの産地確立推進事業の中で上から4番目の地域奨励作物促進事業補助金9,525万円。これの説明の中でそば,麦等の高品質のための補助金を出しているのは分かるんですが,私は前から予算,決算委員会でも質問させてもらった経緯はあるんですが,補助金を出すのは反対しませんが,本来の目的である作物に対して高品質なものを求めるための補助金を出しているとすれば,その収穫時期に何らかの形でチェックしないと高品質なのかどうか,本来の目的のとおりに収穫されているかあるいは収穫をしてここ数年来そばとか麦の品質が良くなったか,こういうチェックはどのようにやられて,成果が上がったという判断をされているのかお聞きしたいんです。前のときにはチェックしていなかったんです。これは違うのかな,前に質問したときは田んぼをやめて休耕地にしないでそれをそば畑にすれば補助金を出すと,でそのそばの収穫についてはノーチェックでしたと,だから今後は検討してまいりますという答弁を3年ぐらい前にいただいたんですが。今の課長の説明ではある程度の作付けは決まったから今度はものを良くしていくんだと,高く売れるようにね。今までのそばはただ休耕地に植えて金がかかるから収穫しなくても補助金をもらってしまえばいいんだという考え方でやっていた人もいたと聞いたものですから,そのためには市として補助金を出した以上はチェックをしろと前に質問したり,意見をしたんですが,今度はそれが終わって,段階としては更に品質を良くしていくんだということを農家に意識付けをして休耕地にしないようにしてそばや麦を作っていただいてやっていくんだというための補助金ですよね。そのチェックはどのようにやっているのか実態をお聞きしたいと思ったんです。

農政課長)ただいまのご質問ですが,転作関係につきましては現地調査を6月29日から実施してございます。麦類は大体収穫が終わりましたので,今度は大豆,そばを蒔くときに播種の検査ということで8月に予定をしています。刈取り時期11月から12月にかけても調査をしまして,高品質といいましてもその年の天候によりまして左右されますけれども,現地調査をするということで考えております。

前島(孝)委員)一歩前進かなと思っているんですが,やはり補助金を出したという責任もありますから,種を蒔いた確認も必要だろうとし,収穫時に量は別にしてもPDCAを回すんであれば当年度の成果を良かったのか悪かったのか,坪当たりどのくらいの収穫があったのかを分析して次年度にアクションを起こしていく。ただ補助金を出すのが仕事じゃないんですから,そういうものは全件でなくても抜き打ちでやってもいいと思うんです。集落単位で何件か選ぶとかね。そういう形でやっていただいてより補助金が効果的に実りあるようにお願いしたいと思っています。これは意見としいて言わせていただきます。前のときにはやっていないと言ったんだよね。でも今そういう計画がされているんで良かったと思ったんです。よろしくお願いしたいと思います。

経済部長)ただいまのご質問につきまして予算委員会,決算委員会の中で前島委員の方から話が出されております。補助金に対しては先程前島委員おっしゃるとおり転作を達成するための補助金ということではございますが,農作物,農家のための収益のものでございます。そういうことで昨年そばにつきましては,JAひたち野とあわせまして生産農家の収量調査をかけまして,19年産につきまして現在把握したところでございます。これにつきましては整理次第ご報告申し上げたいと思います。

前島(孝)委員)生活環境部に話は戻るんですが,部内の話しは先ほどで了解しましたが,今度は統合の話で部長にお聞きいたしますが,昨日湖北水道の議会がありまして,私と金井議員がこの中では湖北水道の議員になっているんですが,総務課長の方から市の方で統合を目的に準備委員会というものをつくって湖北水道企業団にも入ってくれないかということで準備会に入れさせてもらってやっていますという報告がありました。もう1つははっきりは言いませんでしたが9月の湖北水道の議会にその方向性の報告ができるかもしれませんという程度でした。私らはそれを聞いて10月に市長選があるんだから市長はその前には結論は出さないよなと冗談では言っていたんですが,それは兎も角としてその水道の準備会を作った目的といつ頃までに結論を出そうとしているのか,それから中身についてはまだ決定ではないと思うんですが先程言いましたように市としては手放して全部湖北水道に委託してもらう方向で進んでいるとか,あるいは逆で湖北水道企業団を石岡市が吸収する方向で検討しているんだとか,市長とか副市長とか庁内会議をやってからでないと発言できなければ結構ですが,分かる範囲で今の内容についてご答弁いただければと思うんですが。

環境対策課長)それでは水道事業統合準備委員会の経過を委員の方から話せる範囲でということですので,まず最初にいつ頃までにその方向性が決まるのか。8月に次回の準備委員会を開催するという方向で前準備委員会は話しが決まりました。その際に三村の簡易水道と八郷の水道をどういう扱いにするのか。そしてもう1つご質問がありました統合の方向,例えば現在ある湖北水道企業団に統合していくのかそれとも水道部になるか水道課になるか分かりませんがそういう市の所管の部署で統合していくのかというようなことも検討せざるを得ないだろうという議題には上がってございます。私も幹事会ということで参加させてもらっているんですが,当面は平成23年の当初を目途に事務の委託をしたいと,八郷水道の事務と三村の簡易水道の事務,これは協議が整えばという条件付きですけれどもそういうことで事務の委託ができないだろうかというふうな打合せをさせてもらっています。具体的には8月の準備会でその方向が出てくるのかなと。ひとつの目安としては23年4月ということが議題になろうかというふうに考えております。その事務の委託をまずお願いできるかどうか。お願いできるとすれば23年の4月ぐらいはどうだろうかということが議題となってきます。その事務の委託を進めるための準備作業を21年,22年度に実施しましょうと。その後事務の委託ができたというふうに進行した場合,統合に向けた課題の解決に入っていきましょう。具体的には先程委員さんにご指摘いただいたように湖北水道に統合するのかそれとも石岡市の何らかの課なり部ということで統合していくのか。第1段階として事務の委託,その後に課題の解消,事業統合というふうな流れになってくるのかなと,現段階ではそういうことでございます。

前島(孝)委員)今,とりあえず事務を委託したいんだと,統合についてはその後だというんですが,この事務委託というのは,いま市がやっている事業を全部委託するという意味でよろしいんでしょうか。

環境対策課長)委員ご指摘の概ねそういう内容なんですけれども,当然市役所の中には予算を計上したり,決算を作ったりというセクション,事務連絡等の部署は残すしかありませんので,市がやるべきことはそのセクションに残してできるだけ事業の業務について委託をしたいということでございます。

前島(孝)委員)おおよその流れは分かりました。企業団に事務委託もいいんですが,受けるか受けないかは今度私らが審査するわけです。非常に辛い立場にあるんです。料金から行くと八郷の水道が非常に高いと,その下が湖北水道,三村が非常に安いという差の中で料金格差というものが最大のネックになろうかと判断しているわけです。三村地区を上げる八郷地区を下げるにしてもその財源はどうするんだとか。これは市民に直接降りかかりますから湖北水道の議会としても難しい部分も出てくるし,そういう議案が出てきたときに賛成するか反対するか。小美玉の議員もいますから4名。私が議長ですから,私以外5人います。そうすると4対5で勝てますね。だけど小美玉市の議員がなんと言うか。非常に我々は辛いんですよね。でも市民のためにはやるしかないとは思ってますけれども,その前にやはり部内で環境対策課と水道課で別々に仕事をやっているようではだめですから,まず自分らの襟を正して部内で水道事業を1本化してからこちらに当たらないと,自分たちは別々にやっていて企業団にばかり押し付けてとなりますから,是非ともその前に上層部まで持ち上げて早く1本化したほうがいいんじゃないかと思います。今の話はこれからの審議の中でやるんですから,事務委託その後統合ということに向けてこれからも委員会で質問はしていきますけれども,是非前向きに取り組んでいただきたい。1つは料金を安くする方向でいろんな検討をしていただきたいと思っています。でないとなかなか統合できないと思います。私の方は1人で長々しゃべりましたけれども以上で終わります。すいません。もう1点。経済部の5ページの地籍調査についてお尋ね致します。家は幸町なんですが,幸町の区長さんから公民館を建てるという話しが出てまして,今度の補正にも入れてもらったんですが,地籍調査をやるんだという話を最近聞いたんです。幸町の一部をですね。家の前もやるんですけれど。それでお聞きしたいのは,石岡市の残っている年月の期間,いつまでに終わらせるのか。それと現在の進捗率をお聞きしたいんです。

地籍調査推進室長)進捗率ですけれども,18年度までの登記済みは全部で92%終わっております。そういった中であと8%。その後調査しておりますので今年度を入れますとあと6.5%くらいというかたちになります。前にも前島委員さんからご質問ありましたように,内容的に23年度というような形でなっておりましたが,補助金等は12年に第5次調査が10か年の計画の中でやっておりました。そういった中で街の中がぜんぜん手が付いていないというような状況でございます。その中であと22年度以降10年くらいはかかるというように思っております。

前島(孝)委員)その補助金というのは10年間しか出ないんですか。

地籍調査推進室長)今までやっておりましたのが12年度に始まりました10か年計画で21年度で終わる。その後の第6次がまだ閣議決定されておりませんのでどういう方向で国の方から上がってくるか決まっていないんですが,ただ市としてはこのまま中途半端に終わらせるわけにはいかないという協議はしております。そういった中で補助金等を見ながら進めていかなくてはならないんじゃないかというように考えております。補助金というのは地籍調査の場合は75%の補助金なものですから,国が50%,県が25%それから市が25%という負担率という形になっております。

前島(孝)委員)前にも私は一般質問で言ったんですけれども,一番手間隙がかかる所を残してしまってパーセントだけで92%終わりましたというのは,それは友水さんのせいじゃないんですよ。先輩が悪いんですよ。やりいい所からやってきたからね。もうここしか残っていないんだからしょうがないんですけど,やはりやり方が,予算に対して半々にして,農山村が簡単にできるということではないけれどもそういう面積が広いところも半分やって,市内みたいにもめる所も半分やるという進め方でいけば比率は悪くても中身は濃かったのかと思いますが,今になって言ってもだめな話ですからがんばっていただきたいと思います。最後にもう1点。商工観光課の中でおまつり関係です。私が議員になってから一般質問でやりまして,その前に亡くなった海老澤通弘さんが10年やってきたけれどやってもらえなかったと言ってましたが,信金の所にやっと見学者用のお年寄り,障害者優先の観客席というんですか,あれを作られて非常に評判がいいんですよね。石岡の人はもう知っているからどこで見ればいいかというのが分かるから危険なこともないしいいんですけれど,東京とか外から電車で来る人は来るのも10時頃来たり,お昼頃来たり,夕方来たりするわけですが,前にも商工観光課の若い方に言ったことあるんですが,駅前に電光掲示板みたいなものを作って,山車と獅子全部にGPSの携帯電話を持たせて,観光協会に来たときに獅子がここをあるっているとか,山車がここに固まっているとかということがGPSを持たせれば映るわけですよね。そういうことを4年前に言っているんです。商工観光課の若い方に。そうしたら良いことだと。でもなかなか上がOKしないんですよねなんて冗談で言ってましたが。そのおどり場もいつも機会があるごとには言ってたんですけれども,それ以来ぜんぜん拡大しない。良いのは分かっているんですがなぜ拡大してくれないのかと思っているんです。実態は予算のことは分かりませんが,金井さんもお祭りが好きで,私もお祭りが好きでやっていますけれども,やっている人にばかり規制をかけてくるんです。裸になってはだめだとか,歩きながら酒を飲んではだめだとか,ラッパ飲みしてはだめだとか,休憩時間は路上で座っていても酒を飲んではだめだとか,笛を吹いて太鼓をたたいていてもマイクを付けちゃだめだとか,やっている人には規制をかけるんだけれども見に来る人には何の配慮もしていないんです。これは悪い例ですけれど,仮設トイレつけました。すると列を作っちゃってね。私もいろんな観光地に行きますけれど,例えば近くですと笠間のつつじ祭り,筑波の梅まつりとか。行けば一目瞭然でトイレに石岡みたいな仮設トイレを使っている所は有名なおまつりではないです。仮設トイレを作るためにはきちんと下にビニールシートを敷いて,砂利を敷いて,仮設トイレをつけて石岡はそれで終わり。他の観光地ではそれに屋根を付けて,強制換気を付けて,よしずで周りを囲んで,中にはいると手洗いの水道をつくって,奥さんがトイレに入っているときは子供さんがおむつを替える台があったり,お子さんを乗せてシートベルトをして待たせておく所も作ってある。そういうものが有名な観光地の仮設トイレなんですよ。ところが石岡を見たら山車の上で何回も****しちゃったり,カギヤの前で踊りなんかやっていたら下へ降りられないですから。そういう観光地って無いんですよ。経済部に聞くといい場所があるんだけど借りに行くと貸してくれないんだと。誰だって貸してくれないです。仮設トイレをポンと置いただけでは臭くてしょうがないですから。そういうものを是非やってもらえないのかと何回言ってもやってくれないんですよ。もう1つは仮設トイレの数を増やす。ある部長さんか課長さんが答弁で,前島議員のご指摘のとおりなんですけれども,トイレは駅にもあるし,スパーにもあるし,商店街にもいっぱいあるんだという答弁をしているわけです。それは他力ですよね。自力じゃないです。ですからそういうことを是非取り組んでもらいたい。それから電車で来た方に良く見てもらうためには,観光協会がやっても市がやってもいいですけれども歩道敷とか空地とかシャッターが閉まっているお店を利活用して,お客さんに有料でもいいから,例えば1人1,000円とってもいいからお年寄りや子連れの人が安心して座って2時間でも3時間でも見ていられるような場所をつくらないと,今のような見学の仕方ではみんな困ってしまうわけです。ですから是非考えてもらいたいと思っているんです。もう7年ぐらい言ってきてもぜんぜん作ってくれないですよね。まあお金もかかる。やる気も無いのかどうかわかりませんが。そういう話は私だけじゃなく,きっといろんな方から話しが出てるんじゃないかと思うんですが,じゃ誰がゴーサインを出すのか。見学場所だって今駐車場になっている所がいっぱいあるんですね。そういう所に目を付けて,ただじゃなくて有料でいいんです。それで地元の商店会にお話しをしてそこへビールとか焼き鳥とか持っていって売りに行かせるんです。そういうことをやれば商店街も潤うし,いまみんな露店組合で買ってしまって地元にお金が下りないから。そういう観点からも是非そういう機会があったら検討してもらえないかなと思うんですがいかがでしょうか。ご意見を聞きたいんですが。

商工観光課長)お祭りに関しまして,委員さんおっしゃるとおりトイレをたくさん付けてほしいとか,観覧席についても多くしてほしいとか,そういうご意見はたくさんございます。観覧席の案内なんですけれども,駅前にテントを張りまして,お祭りの規制地とか観覧席とかトイレがありますということを駅前で配って案内をするようには努めております。それと1番要望が多いのはトイレを増やしてほしいということです。トイレも委員さんおっしゃるとおり他のお祭りなんかに行くと仮設じゃなく公衆トイレがあったりしてちゃんとしている所が多いんですけれども石岡市の場合は仮設トイレで,その中でもどちらかというと障害者トイレは広くて,それから女性の方は鏡が付いているので化粧ができたりとかするのでそういう要望があるんですけれども,トイレにつきましてはおまつり振興協議会と話しをしまして,場所を借りましたり,できるだけトイレの方への配分をしたいということで,今年については例年よりトイレを増やす方向で協議の方は進めているところでございます。また外から来たお客様が安心して見られる場所ということで,委員さんおっしゃいましたように空き店舗とかをお借りできればいいんですが,ここですぐできるということは言えませんけれども,そういう考えもあるんだということで参考にして,そういうことができればと考えております。

前島(孝)委員)答弁はいつもそうなんですけれど,私議員になって8年目ですけれどぜんぜん進んでいないです。トイレだって多くあればいいんですけれどそれは限度がありますから。リースで借りてきたトイレを置くだけではだめだということを私は言っているわけです。もう少し使う方,お年寄りとか,女性とか,子連れのご婦人方とか大変なのを見ているから,それに対してもう少し配慮した仮設トイレをつくらないと,人が40万人来るといっても片方で抜けていたのではあまり評判は良くならないのかなという気がするんです。是非前向きに取り組んでもらいたいと思ってお聞きしました。よろしくお願いします。以上で終わります。

嶋田(佐)委員長)ほかに質問等はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

嶋田(佐)委員長)ないようですので,以上で所管事務及び主要事業等について終結いたします。
 次に,生活環境部から発言を求められておりますので,これを許します。

参事兼市民生活課長)市民生活課から協働のまちづくり条例制定の中間報告ということでご報告させていただきたいと思います。この協働のまちづくり条例制定の背景でございますが,高度成長期から現在における時代の流れの中で地域コミュニティが次第に変化して,元々区や自治会が持っていた地域の助け合い機能や自治機能が衰退傾向にあります。核家族や生活様式の変化とともに,隣近所同士の付き合いが少なくなったり,心のふれあいや助け合いも薄れてきております。これまで住民や地域が主体的に担ってきたまちづくりの仕組みが次第に失われてきている状態にあると思います。こうした時代の流れの中で市民と行政がそれぞれの役割を分担してどのようにして協働のまちづくりを進めていくべきかといったルールづくりが必要なことから,市民との協働まちづくり条例の制定を進めることになりました。条例の制定に当りましては市民と市の役割分担や協働によるまちづくりの仕組みを検討するため市民から公募した者,学識経験者,NPO,ボランティア活動団体の代表者,各種団体の代表者等で15名で組織をしています石岡市市民との協働のまちづくり条例制定委員会に条例の制定についての検討をいただいているところでございます。今回の資料3ページをお開き願いたいと思います。ここで制定委員会の要綱と5ページの制定委員会の名簿をご参照願いたいと思います。この15名でございます。1ページに戻っていただきまして,これまでの経過と今後のスケジュールについてご説明させていただきます。条例制定委員会は昨年の10月に発足いたしまして20年度に視察研修を含めて4回の委員会を開催しております。2ページを開いていただきたいと思います。今年度になりまして4月,5月あわせて2回の制定委員会で,今年度に入りまして条例の構成内容の案について検討していただいたところでございます。第7回の検討委員会でございますが,7月1日,明日午前中に条例案についての審議をしていただくことになっておりますが,その内容でございます。8ページをお開き願います。この条例の中身ですが,最初に前文でございます。この条例は制定の主旨を明確にするため前文を設けまして,背景,理念などを示しております。その下の第1条(目的)でございますが,この条例の目的は,市民との協働により活力ある地域社会を実現することを目的としております。第2条(定義)でございますが,この条例の解釈にあたり意味を明確にし,そのために定義を付してございます。その定義でございますが,1つは市民,1つは地域コミュニティ,1つは市民公益活動団体,事業者がそれぞれのもの。それから協働のまちづくり,市民公益活動ということで6つに分けて定義をしております。次に第3条の基本理念でございますが,市民等と市の関係に関しての基本理念を定めてございます。次の4条,5条,6条,7条については市民の役割,地域コミュニティの役割,市民公益活動団体の役割,事業者の役割をそれぞれ定めてございます。11ページをお開き願います。ここには市の役割を定義付けてございます。それからその市の役割の中で第9条の市民参加の施策としまして,市の役割の中で協働のまちづくり活動を推進するために市民が参加をしていただくことをここで位置づけてございます。10条では活動への支援。これは市民公益活動に対して,必要に応じて支援をしていこうという内容でございます。11条に推進委員会。この活動への支援等の内容等の審査を含めた推進委員会を設置いたしまして申請のあったものについてのご協議をしていただくという位置づけの推進委員会をここで設けております。最後に12条で委任ということで条例の施行に関し別に規則で定めるという規定で,前文,1条から12条の内容でございます。

市民課長)私からパスポート窓口の設置についてご説明申し上げます。旅券事務の権限委譲により,これまで各パスポートセンターで行っておりましたパスポートの申請受理,交付事務が市町村に委譲されることになりました。県から権限委譲に伴いまして県南パスポートセンターにつきましては,平成21年12月末で閉鎖になる予定でございます。市町村によっては窓口開設時期が異なりますが,当石岡市では平成22年1月4日から市民課窓口でパスポート事務の申請窓口を開設する予定でございます。パスポート窓口の開設場所につきましては,利用者数,石岡地区が約7割や申請書類の審査を3次審査まで実施することから,それに対応できる職員の数が必要となるために,現在の本庁舎の窓口カウンターに設置したいと考えております。窓口開設に伴う費用につきましては,9月の補正予算で対応したいと考えております。よろしくお願いいたします。以上でございます。

環境対策課長)川又地区における残土埋立て行為地の水質分析の結果ということで1枚の資料があろうかと思います。その報告をさせていただきます。川又地区につきましては土砂が運ばれましてから6回の水質調査を実施しております。その水質調査の結果の一覧でございます。現在まで有害物質の中で基準値を超えるものが検出された例はございません。ちなみに5月25日の結果は定例会のときにはまだ報告がなされていなかったんですけれども,閉会時辺りに分析結果が出ましたのであわせてここに表記しております。これにつきましても基準値を超えて検出されたものはございません。以上でございます。

嶋田(佐)委員長)以上で報告は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がありましたらお願いします。

金井副委員長)協働のまちづくり条例制定の中間報告を受けてお尋ねしたいんですが,私も4月,5月の委員会を傍聴させていただいたんですけれども,そういった中で聞きたいのは条例を12月議会に上程予定とあるんですが,その予定で今のところ進んでいますか。

参事兼市民生活課長)予定では12月上程を考えておりますが,進行上3月の上程も視野に入れているところでございます。

金井副委員長)12条で必要な事項を規則で定めるとあるんですが,規則についての細かい検討なんかはもうやってらっしゃるんですか。

参事兼市民生活課長)まだ外部には出しておりませんが,内部的には規則づくりにも入っているところでございます。

金井副委員長)それでは具体的にどういう認識をもっているかということで確認させていただきたいんですが,前文で環境,福祉,教育などとあるんですが,この3点の分野においてさまざまな課題とあるんですが,それぞれ今執行部で認識されている課題を教えてもらっていいですか。

参事兼市民生活課長)実際上,地域の課題,社会的な課題が生じているということですが,今現在,地域の課題というのがさまざまあるというふうに認識しております。その課題の中でやはり農村地域の課題とか,商店街,中心市街地の課題とか,振興住宅街の課題とかいうものが多々にわたるのではないのかなと思っております。その地域ごとの課題を解決するのには,地域コミュニティの区とか自治会とかそういうものが力を付けていくことが一番大事なのかなと,逆にそういうことを地域が課題と思っていただくことが大事なのかなというふうに考えているところでございます。今現在,地域の中での参加協力ということをしない方がいいという流れになってきているような感じがありますので,そういうことを区,町内会の中等で課題と思っていただくことから始まることが必要なのではないかなと思っておりますので,地域のコーディネーターの方の育成も考えていかなくてはならないのかなと考えております。

金井副委員長)私も機会がある度に各地区の区長さんに会うたびに,やはりこれからこういった協働のまちづくり条例が制定されて,市民にできるところは市民の力を借りて,そこに行政側も協力して地域づくりを進めていく可能性が大だと,そういった中できちんと区長さんが地域の課題を把握していろんな提案を行政側にしていかないと,たくさんやるところはどんどんやっていくというように区長さんの考え方1つでよくやっていく地域とやらない地域の地区間の格差が出てきてしまうといったお話をしているんです。最近区長さんも地域のオピニオンリーダーというよりは持ち回りでやられている地域も多くなってきているんで,今後はこういった協働のまちづくりが石岡のまちづくりで市民参加型の大切なものになってくるということを市民1人ひとりに上手に伝えて,住んでいる人から区長さんに持っていけるように,そういった意味でもこの条例に関する知らせ方ということが大切になってくると思うんで,まだ時間があるので,そういった意識を市民の方が持てるような上手な広報について考えていただきたいと思います。そうするとそれぞれ自分たちの住んでいる地区をどうすれば良くなるかとか,いろんな先進地があますが,そういった所ではいろんな課題もあるんですけれども地域のためにやるということと,ボランティア活動をやっている方は行政と協力して活動することに慣れているのでそちらばかりにいかないように市民個人のレベルの中で自分たちの街をどうにかしていこうという意識啓発にも力を入れていっていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

島田(久)委員)協働のまちづくりの件なんですが,私も以前から市民経済委員会に所属していたものでこういう報告を受けているわけなんですが,この条例をつくった意義があったというのには行政主導の条例であってはならないと思います。やはり市民の目線でつくったんだというように市民が受けるような形がベストだと思います。今,各区の運営等においては,合併後1万8,000円市から区の運営費として補助金をもらっていると,会計報告も出さなくてはならないと,人によってはこんなものもらわない方がいいよという住民もいると。そういう中で今大変行政は厳しい。地域の皆さんの力も借りたいということでこの条例をつくるということではなかなか理解が得られないのかなと。そうした中でこれは私個人の考えですが,ベストだと思うのは職員の地区担当制。これは大変難しいことですが,今は市がそこまで容易ではないんだということを地域の人に見てもらうということもこの協働のまちづくりの中には大事なのかなと。区長さんまたは区のコーディネーターを育てると言っても今の情勢の中ではなかなか難しい。それには市が一歩踏み込んで行政のパイプ役というかたちでやっていけるのが市民の目線に下りることかなと個人的に思っております。そしてそういう地域の輪,つながり,これが今人口がどんどん減っている市の将来にそういうかたちをつくることがベストなのかなと思います。私の意見です。

金井副委員長)これは言いづらかったんですけれども,この市民と協働のまちづくりの中で私ども議会がどのように関わっていくかも1つの大きな問題になってくると個人的には思っています。この協働のまちづくりが進むと地域の方々の声が行政に反映される。そういったものと議会がどうやって関わっていくか。極端な話し,例えば石岡市がこういった方向でやっていきたいというのを執行部の方々がそれぞれの地区のコミュニティの所に行って細かく説明していくようになってくれば,議会が必要なのかという問題にもなってきてしまうので,私どももこの市民との協働のまちづくりの中で議会がどうしていくか考えていきますので,その辺のところ執行部の方でも条例の中には入れられないとしても,議会の役割というのも考えていっていただければと思いますのでよろしくお願いします。

嶋田(佐)委員長)ほかにございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

嶋田(佐)委員長)ないようですので,この件については以上で終結いたします。
 次に,経済部から発言を求められておりますので,これを許します。

農政課長)農政課の方から3点ほど報告させていただきたいと思います。
 1番目の耕作放棄地解消対策についてでございます。石岡市の耕作放棄地の解消対策の取組みについてご報告いたします。国では食糧供給力強化のための農地の確保と農地の有効利用を推進してございます。荒廃した農地をフルに活用するため耕作放棄地再生利用緊急対策の取組みを総合的かつ包括的に支援していくこと。平成21年度補正予算において耕作放棄地の解消に向けての交付金制度が創設されたところでございます。当石岡市の耕作放棄地におきましては,平成20年度に現状調査をしております。その中で耕作放棄地となる田畑の合計が約80ヘクタールという結果でございます。農地の耕作放棄地は山際,市街地周辺に点在し,いずれも小規模な田畑で進入路が狭隘なため,また傾斜地などが多く見られております。平成21年度の取組みにつきましては,農政,農業委員会の連携により耕作放棄地解消対策協議会の設置に向けまして,処々の準備,補足調査,解消計画の検討を行ってまいりたいと考えております。今後,放棄地に係る補足調査や意向調査を継続的に実施しながら8月頃には対策協議会を設置する予定でございます。そして11月ごろまでに各調査,対象事業の選定を行いまして,来年早々に耕作放棄地解消計画を策定する予定でございます。その後,県と調整を進めてまいりたいと考えておりますので以上ご報告させていただきます。
 2番目の林道への待避場設置の陳情の採択についてということで,これにつきましては6月15日の市民経済委員会におきましての林道への待避場設置の陳情につきましてご報告いたします。平成21年2月23日につくばね森林組合から提出されました林道への待避場設置の陳情につきましては,6月の委員会において採択されたものでご報告申し上げます。今後の方向につきましては,他に林道関係の要望がございますので設置箇所につきましては地元と調整していきたいと考えておりますのでよろしくお願いします。
 3番目の平成21年度経済危機対策事業についてご報告いたします。5月29日に成立した国の平成21年度補正予算の経済危機対策についてのご報告をいたします。経済危機対策につきましては,将来の食糧供給を安全にする持続可能の農業づくりとして5,694億円が予算化されました。担い手への農地集積支援や経営支援など農業を持続できる総合的な農家経営の支援体制が示されたところでございます。市としましても現在事業のメニュー等につきまして,認定農業者の総会やJA関係の機関に周知しまして要望の取りまとめを開始したところでございます。かなりたくさんのメニューでございますが,農業機械,施設等のリース事業や直売所などの地産地消及び安全安心なものづくり事業など当市に該当する事業が見込まれますので,今後国の採択要件を満たす事業につきましては早ければ9月の定例会または12月に補正予算を計上させていただきたいと考えております。なお,これらの国の補助でございますが,2分の1が国でございます。残りが事業主体ということで市の負担は無いものと考えております。以上報告させていただきます。

商工観光課長)続きまして,商工観光課より報告したいと思います。
 まず,つくばね存続の陳情の採択についてでございますけれども,平成21年2月26日に八郷地区各区長会連合会長の連名において議会に陳情がありました陳情第31「石岡市国民宿舎つくばねの存続に関する陳情」につきましては,5月18日に行われました市民経済委員会で採択を受けていることをご報告いたします。またこれに対しましての処理の経過及び結果の報告につきましては,9月の定例会への報告を予定しております。
 2点目としまして6月で補正いただきましたがんばる商店街支援事業を活用しましたプレミアム商品券についてでございますけれども,現在,発行額面を5,500万円から1億1,000万円に増やしまして販売を予定しております。現在,取扱店の募集を行っておりまして,商品券の使用期間につきましては8月7日から来年の1月11日までということで,販売については石岡市商工会議所,八郷商工会で販売を予定しておりますけれども,8月の7日,8日,9日の3日間につきましては石岡市役所,八郷総合支所でも午前9時から午後5時まで販売を予定しているところでございます。
 次に3番目としまして,6月の補正で承認いただきました地産地消推進委託料についてでございますけれども,内容につきましては県のふるさと雇用再生特別基金事業を活用して国民宿舎つくばねに調理師の臨時職員1名を雇用し,雇用の機会を創出するとともに地元食材を活用した地産地消を推進するためのものでございます。この臨時職員につきましては,雇用期間は7月から来年3月までの9か月間を予定しております。6月20日から30日までということでハローワーク石岡と国民宿舎ホームページで臨時職員の募集を行っております。今後の予定としましては7月3日に面接を行ない,採用を予定しております。現在4名の応募があることをご報告いたします。
 4点目としまして石岡市同意企業立地重点促進区域における緑地面積率等を定める条例についてご報告いたします。今回の条例の内容としましては,平成21年3月25日に国の同意を受けました茨城県石岡・かすみがうら地域産業活性化基本計画に基づき重点促進区域と指定されている柏原工業団地荒金地区で工場立地法の特例措置により
敷地面積に対する緑地の面積率を100分の20以上を100分の10以上に,緑地率を含む環境施設の面積率を100分の25以上を100分の15以上に緩和するための条例を定めるためのものです。以上です。

嶋田(佐)委員長)以上で報告は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がありましたらお願いします。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

嶋田(佐)委員長)ないようですので,この件については以上で終結いたします。
 ほかに発言はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

嶋田(佐)委員長)ないようですので,以上で市民経済委員会を閉会いたします。




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