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議会中継
  


 第10回委員会 (3月11日)
出席委員 徳増千尋委員長,大和田俊樹副委員長,小松美代子委員,磯部延久委員,関町芳弘委員,岡野孝男委員,山本進委員
市執行部 【市長室】
市長室長兼秘書広聴課長(佐々木敏夫)
【企画部】
企画部長心得(鈴木幸治),企画課長(宮本秀男),財政課長(古内勝人),情報システム課長補佐(越渡康弘)
【総務部】
総務部長(大野静夫),総務部次長(齋藤義博),参事税担当(広瀬峰昌),総務課長(久保田克己),防災担当副参事(日浅孝幸),税務課長(横田克明),収納対策課長(原田秀幸)
【消防本部】
消防長(山田恭),消防次長(倉持敏一),次長兼消防広域担当(鈴木徳松」),総務課長(田上次男),通信指令課長(宮城和夫)
議会事務局 庶務議事課長(櫻井 茂)


徳増委員長)ただ今から,総務企画委員会を開会いたします。
 本日の委員会は,今期定例会において当委員会に付託されました議案の審査でございます。次に,案件説明のために,委員長において説明員として出席を求めた者の職氏名は,お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりでございます。
 これより議事に入ります。なお,発言は挙手によりこれを許します。最初に、議案第13号平成22年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち総務企画委員会所管部分を議題といたします。本件について,執行部から説明を求めます。なお,発言は挙手によりこれを許します。

総務課長)総務課の久保田と申します。よろしくお願いいたします。議案第13号「平成22年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」につきましてご説明申し上げます。
 補正予算書の36,37ページをご覧願います。歳入の補正になります。(款)15県支出金,(項)3委託金,(目)1総務費委託金,(節)4選挙費委託金2,271万9,000円が歳入減額になるものでございます。内容は,平成22年7月11日に行われました「参議院議員通常選挙執行委託金」において,当初予算額3,940万円でございましたが「国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律」により交付される経費の交付金が2,947万1,000円でございまして,予算額に対しまして992万9,000円が減額となるものでございます。また,平成22年12月12日に行われました「県議会議員選挙執行委託金」でございますが,同じ様に当初予算額3,760万円でございましたが「国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の準用」により交付される経費の交付金が,2,481万円でございまして,予算額に対しまして1,279万円が減額になりますことから,今回,歳入の減額補正を行うものであります。
 続きまして,歳出でございますが,40ページ,41ページをご覧願います。(款)2総務費,(項)1総務管理費,(目)1一般管理費,(節)19負担金補助及び交付金でございます。内容は,一番右端の説明の欄を見ていただきたいと思いますが,職員等人件費の県派遣職員負担金60万1,000円の増でございまして,県から現在,市の方へ3名の方が派遣されており,その職員の方に係る,共済組合負担金掛け率が当初予算の積算時よりも高くなったため,60万1,000円の増額補正をお願いするものでございます。
 次に42ページ,43ページの(款)2総務費,(項)4選挙費,(目)3諸選挙費でございます。右はじの説明の欄で説明をさせていただきます。まず,県議会議員選挙費1,015万円と参議院議員選挙費934万7,000円の減額でございます。主な内容でございますが,県議会議員選挙費につきましては,主に人件費になりますが,投票事務従事者の一部を臨時職員で対応したことや開票事務の見直しにより,人件費の単価抑制と従事者数の削減及び開票時間の短縮が図られたことから,時間外勤務手当で888万8,000円,管理職員特別勤務手当で45万8,000円それぞれ減額するものでございます。同じく「参議院議員選挙費」でございますが,主なものといたしましては,選挙開票事務の効率化の結果,時間外勤務手当で543万2,000円,管理職員特別勤務手当で26万5,000円をそれぞれ減額するものでございます。県議会議員選挙費,参議院議員選挙費あわせまして1,949万7,000円の減額補正をお願いするものでございます。
 なお,諸選挙費に係る一般財源につきましては,「国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律」により交付される経費の交付金の取扱について変更がございました。それに基づきまして,備品購入費用について参議院議員選挙は9分の4,県議会議員選挙は2分の1,市の所有する建物の借上料が交付金対象外となったためでございます。
 続きまして,52ページ,53ページをご覧願います。こちらには今回の補正に係る,一般会計の人件費の補正,議会費から消防費まででございますが,その総額を給与費明細書として,記載しておりますのでご説明させていただきます。1番の特別職でございますが,その表中,議員さん方の期末手当の欄の比較の欄をご覧いただきたいと思います。172万6,000円を減額するものです。内容につきましては,平成22年の人事院勧告に伴いまして,市長,副市長等の期末手当支給月が年3.1か月から年2.95か月となりましたので,議員さんの期末手当も条例で市長,副市長に準じるとなっていることから,今回減額するものでございます。
 次に,その他の特別職の比較の欄の金額,63万6,000円の減額についてでございます。こちらにつきましては,選挙にかかる委員等の報酬などについて,減額をするものです。
 次に中段,一般職でございます。こちらにおきましては,1の総括の職員手当において,1,654万3,000円を減額するものでございます。内訳は,先ほども申し上げましたように選挙時に係る時間外勤務手当1,432万円。さらには管理職特別勤務手当,右はじになりますが72万3,000円でございます。これらはいずれも先ほど来説明しておりますが,昨年実施いたしました2つの選挙に係る経費で,支出の確定がなされたものですから,今回減額するものでございます。また,中ほどの夜間勤務手当,休日勤務手当につきましては,夜間勤務手当が30万円,休日勤務手当が120万円それぞれ減額するものでございますが,消防費における3月までの支出見込みに応じて,それぞれ減額するものでございます。
 以上で私からの説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。

市長室長兼秘書広聴課長)佐々木でございます。広報活動経費の減額補正をお願いするものでございます。
 補正予算書の事項別明細書40ページ,41ページにお戻りいただきたいと思います。ここで,総務費・総務管理費・2といたしまして文書広報費と言うのがございます。ここの一番右側の広報活動経費,これが手前どもで発行しております市報の印刷製本費になるわけでございます。今回600万円の減額をお願いいたします。市報はご案内のとおり1日号と15日号,これを2万6,500部,毎月発行しております。その際のページ当たりの当初予算におけます積算単価と実際の入札単価に差額が生じまして,その実績の見込みがつきましたので,その不用額,差額分でございます600万円を今回,減額をお願いするものでございます。以上でございます。

財政課長)財政課の古内でございます。私の方からは財政課所管の部分についてご説明いたします。
 補正予算書の4ページをご覧いただきたいと思います。第2表繰越明許費の2段目。(款)2総務費,(項)1総務管理費の市庁舎維持管理経費で2,467万5,000円のうち1,522万5,000円の繰越しでございます。こちらにつきましては歳出の40ページ,41ページをご覧いただきたいと思います。(款)2総務費の市庁舎維持管理経費で市庁舎改修工事1,522万5,000円を計上してございますが,これは地域活性化きめ細かな臨時交付金の充当事業といたしまして本庁舎及び分庁舎等の蛍光管1,450本を省エネタイプに改修する経費を計上し,併せて年度内に支出が終わらない見込みでございますので繰越明許の措置をいたしたものでございます。
 続きましてページ戻りまして5ページの第3表,債務負担行為補正の追加の一番下をご覧いただきたいと思います。平成22年度における地方債証券の共同発行によって生じる連帯債務でございますが,これは37億円の個人向けに発行する住民参加型市場公募地方債,通称「大好きいばらき県民債」と申し上げるものでございまして,県が30億円,石岡市,土浦市が各2億円,取手市,鹿嶋市,城里町が1億円を持ちよって発行するものでございます。当市につきましては地方道路整備事業等の道路事業に対して2億円を充当する予定でございます。他の団体が債務不履行になった場合に当市が債務を負担するものでございまして,37億円から石岡市の持ちより額,2億円を差し引いて35億円の債務負担行為を設定するものでございます。
 続きまして6ページをご覧いただきたいと思います。第4表の地方債補正の変更の一番下の臨時財政対策債でございます。これは国の今年度の普通交付税算定額が確定した事に伴いまして,その身代わり財源でございます臨時財政対策債も確定した事による増額でございます。
 続きまして歳入でございます。36ページ,37ページの一番上の地方交付税,普通交付税5億4,995万5,000円の増額でございますが,今年度の普通交付税算定によりまして当初の見込みより4億1,975万円の増となりました。さらに円高デフレ対応のための緊急総合経済対策としまして,昨年の11月26日に成立した国の補正予算で,地域活性化交付金などと合わせて追加交付となりました普通交付税1億3,020万5,000円を加えまして,今年度の交付額59億995万5,000円となりましたので,その差額を予算計上したものでございます。
 続きましてページを1枚おめくりいただきたいと思います。中ほどの(款)19繰越金の5億665万6,000円につきましては,平成21年度からの純繰越金が10億円近くございまして,補正第5号までに計上した残額を計上したものでございます。
 次に上の(款)18繰入金で,基金繰入金で財政調整基金繰入金8,893万2,000円及び減債基金繰入金1億円の減額並びに歳出の50ページ,51ページをご覧いただきまして(款)13諸支出金の基金費で,財政調整基金1億7,635万9,000円の積み立てでございますが,繰越金や普通交付税等の一般財源の増額によりまして,財源調整をし,基金繰入金をゼロとし,さらに財政調整基金に積み立てるものでございます。
 さらに一番下の石岡市庁舎整備基金積立金5億円でございますが,庁舎につきましては耐震診断の結果,耐震補強が必要とされております。現在庁舎の老朽化などを勘案し付帯設備などの大規模改修を含めた耐震補強を行うか,新庁舎の建設を行うかなどの方策を検討中でございますが,どちらにいたしましても多額の一般財源が必要となります。今年度は昨年度からの繰越金が多かった事,また普通交付税が昨年度より5億6,000万円余り増えた事などによりまして一般財源が確保できましたので,石岡市庁舎整備基金を創設し5億円を積み立てるものでございます。
 続きまして,上の(款)12公債費の繰上償還元金22億1,980万1,000円でございますが,これはスマートインターチェンジの事業完了に伴う東日本高速道路株式会社関東支社との道路の管理区分の清算及び小美玉市の建設負担金を合わせて12億7,919万2,000円が納められる事になりましたので,これまでの石岡市が借り入れていましたスマートインターチェンジの市債を返還するものでございます。また,臨時財政対策債7億1,400万円の起債借入額の増額が認められましたので,その財源を基に後年度の財政負担を考慮しまして繰上償還するものでございます。次の一般長期債利子5,500万円の減額につきましては,今年度の借入利率が当初見込みより低かったこと,平成21年度の繰越によりまして昨年度の借り入れが少なかったことによる減額でございます。以上が財政課所管の補正予算でございます。よろしくお願いいたします。

企画課長)企画課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
 補正予算書の41ページをご覧いただきたいと思います。中段にございます委託料で「かしてつ跡バス専用道推進事業」の「BRT事業交通保安員配置委託料」496万5,000円の減額についてご説明申し上げます。この委託料は,鹿島鉄道跡地バス専用道の発着場所が,石岡駅西側のステーションパークとなり,バスが踏切や交差点を通過することから,歩行者などの安全性を確保するため,公安委員会から保安員の配置について指導があり,専用道入口と踏切交差点に1名ずつ保安員を配置するため,昨年の9月補正において886万6,000円を予算計上させていただきました。9月中旬から,運行時間である始発から最終まで保安員を配置して安全確保に努めてまいりました。配置後,約1か月半が経過いたしまして,通行者等の安全性が保たれてきたと判断いたしまして,公安委員会や運行事業者と協議し,11月から配置する時間帯を朝夕ラッシュ時のそれぞれ3時間に限定をいたしまして,さらに12月からは1名体制に切替えるなど,配置する時間帯や人数を縮小しながら,年内をもって終了いたしました。これら期間を短縮したことなどから,減額したところでございます。この事業は,国の緊急雇用創出事業費補助金の10分の10の補助を活用したものでございます。
 次に,51ページをご覧ください。下段にあります積立金で「ふるさとづくり基金費」の「ふるさとづくり基金積立金」1,000万円についてご説明申し上げます。昨年の7月に笠間市在住の方から,母がお世話になった石岡市に「ふるさとづくり寄附」をしたいとの申し出があり1,000万円の寄附をいただいたところでございます。本人は,その寄附の使い道についての指定はなく,石岡市の行政に役立ててほしいとのことでした。この寄附金について,今後のふるさとづくり振興のための事業に充当するため,積立をするものでございます。以上でございます。
 
情報システム課長補佐)情報システム課の越渡でございます。それでは情報システム課所管の補正内容についてご説明いたします。
 40ページ,41ページをご覧いただきたいと思います。(款)2総務費,(項)1総務管理費,(目)5財産管理費説明欄,市庁舎維持管理経費の空調機更新工事945万円でございます。現在情報システム課コンピューター室に設置しています2台の空調機が設置後13年を経過しまして老朽化していることから,今回更新するものでございます。財源につきましては国の補正予算に計上されております地域活性化きめ細かな臨時交付金を活用いたします。このため3月補正により対応することから,年度内完了が困難であるため,4ページの方ですね,第2表繰越明許費の2段目,(款)2総務費,(項)1総務管理費の市庁舎維持管理経費で2,467万5,000円のうち945万円を繰り越し手続きするものでございます。
 続きまして,同じく40ページ,41ページをご覧いただきたいと思います。(款)2総務費,(項)1総務管理費,(目)10電算費の電算業務経費につきましては,電算業務委託料500万円,システム使用料200万円の合計700万円の減額となります。主な理由としましてはシステム形態の見直しによるコスト削減及び入札差金によるものでございます。
 次にシステム導入・推進経費でございます。電算業務委託料100万円,備品借上料10万9,000円,システム使用料13万7,000円,合わせて124万6,000円の減額となります。これにつきましても入札差金によるものでございます。5ページをお開きいただきたいと思います。第3表債務負担行為補正の変更中,住民情報系機器借上料の補正前の限度前5,124万7,000円を5,064万2,000円に,またシンクライアントシステム機器借上料の補正前の限度額8,886万6,000円を8,788万5,000円に減額補正するものでございます。以上でございます。

税務課長)横田と申します。よろしくお願いいたします。私の方からは税務課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
 補正予算書の39ページをお開きください。ページ一番上の一般寄附金の石岡市ふるさとづくり寄附金の1,005万円の増額でございますが,当初予算額10万円を計上しておりましたが,本年度は1,015万円の寄附が有りました事から増額の補正をするものでございます。内訳としましては件数が3件で,それぞれ1,000万円,10万円,5万円でございます。
 次に補正予算書の41ページをお開きください。ページ一番下になります諸費,償還金利子及び割引料,過誤納還付金のうち市税過誤納還付金等合計2,550万円の減額についてご説明申し上げます。市税過誤納還付金,市税過誤納加算金,市税還付金の合計2,550万円の減額は3年前のリーマンショックにより急激な景気の減退を受け,企業の大幅な業績悪化や個人所得の減少によって,法人税・市民税の還付金額が大幅に増え,昨年,一昨年と補正を行いこれらの還付に対応してまいりました。本年度も過去2年間の状況を踏まえ同様の予算額を計上しましたが,法人税において景気の底打ち傾向や企業の経費節減による業績回復が見られ,課税額が回復傾向にあり過去2年間のような還付金額の大きい還付が無いことから,減額補正をするものでございます。平成23年1月末日現在の還付支出済額は,当初予算額6,000万円に対しまして2,689万6,938円で,予算残額3,310万3,062円でございます。2月以降の主な市税,市民税・法人税・固定資産税の還付を760万円と見込み2,550万円を減額するものでございます。以上が税務課所管の補正予算の説明でございます。ご審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。

収納対策課長)収納対策課の補正予算についてご説明申し上げます。
 補正予算書の42ページ,43ページをお開きください。上段になります。総務費,徴税費,賦課徴収費の収納事務費144万1,000円につきましてご説明申し上げます。今回の補正予算は,国からの地域活性化交付金を活用して,滞納整理を行うための公用車の購入費用と登録に関する関連経費でございます。現在使用しております既存の普通自動車は,平成5年の登録車で修繕を繰り返し使用してきましたが,現在は,信号等で停車するたびにエンジンが止まってしまう状態となり,使用を控えている状況であることから,今回買い替えをお願いしたものであります。公用車の購入には普通自動車を予定しておりまして,県内はもとより県外に至る遠隔地の金融機関への預貯金の調査や差押え,また滞納者宅への臨戸訪問等による現地調査を行う中で,遠距離を1日で走行することから,運転の安全面や自動車にかかる負荷を考慮し,円滑な滞納整理が遂行できるよう購入するものでございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
 
消防本部総務課長)消防本部消防費の補正予算についてご説明申し上げます。
 補正予算書49ページをお開きいただきたいと思います。中段でございます。(款)9消防費,(項)1消防費,(目)1常備消防費,職員等人件費。消防一般経費。(目)2非常備消防費,消防団関係活動経費。(目)3消防施設費,消防水利施設整備事業の4件でございます。始めに(目)1常備消防費,職員等人件費の休日勤務手当の120万円,夜間勤務手当の30万円の減額補正をするものでございます。内容につきましては,職員の各種研修等の入校により合計150万円の不用額が生じましたので減額補正するものでございます。
 次に消防一般経費,電波伝搬調査業務負担金92万1,000円を減額補正するものでございます。この負担金は電波法の改正により消防救急無線のアナログ波からデジタル波への変更に伴い,茨城県の整備推進計画に基づき推進協議会において圏域一本化で整備する方向で協議してまいりましたが推進協議会が廃止になり,平成22年度には電波伝搬調査業務が出来ませんでしたので,全てを減額補正するものでございます。
 次に(目)2非常備消防費,消防団関係活動経費の消防団員退職報償金393万7,000円を減額補正するものでございます。この報償金は全額消防団員公務災害補償共済基金でございます。消防団に5年以上在籍した団員が退職した場合,支給されるもので,当初予算計上した人数より少なかったものでございます。それに伴い393万7,000円の不用額が生じましたので,補正減額するものでございます。歳入につきましては,補正予算書39ページに記載のとおりでございます。
 次に消防団員健康診断委託料53万円を減額補正するものでございます。消防団員の健康管理としまして,毎年定期健康診断を実施しております。消防団員は605名おりまして,会社勤め以外の団員を対象としております。対象団員は250名おりまして今年度は202名が受診いたしました。受診者が少なかったことにより委託料に差額が生じましたので53万円の補正減額をするものでございます。
 次の(目)3消防施設費,消防水利施設整備事業,設計・工事監理委託料5万7,000円,防火水槽設置工事54万4,000円,地方債610万円を減額補正するものでございます。この事業は地方債を活用しての事業でございますが,本年は一般財源のみで行った事業でございます。本年度設置した2基の防火水槽の設計・工事監理委託料について,設置場所の地質の状況が良かったため矢板工法等を行わなかったため,予定した価格より低い価格で工事・監理委託料,設計工事請負契約が出来ましたので差額60万1,000円,地方債を使用せず一般財源で行いましたので地方債610万円を補正減額するものでございます。歳入につきましては,補正予算書6ページ,39ページに記載のとおりでございます。以上のとおりでございます。

防災担当副参事)総務課防災担当の日浅でございます。平成22年度「石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち総務課所管防災に係る部分につきましてご説明申し上げます。
 補正予算書の48ページ,49ページをお開きいただきたいと思います。中段の(款)9消防費,(項)1消防費,(目)5災害対策費の617万3,000円の減額補正を行うものであります。減額補正の内容でございますが,まず始めに防災対策系の中の土砂災害ハザードマップ作成委託料567万円の減につきましてご説明申し上げます。昨年3月,市内49か所が土砂災害警戒区域等の指定を受けまして,当初,平成22年度から24年度の3か年を土砂災害ハザードマップ作成事業として計画しておりました。22年度におきましては指定個所の半数を整備する予定でございましたが,新たに国土交通省所管の新交付金制度,社会資本整備総合交付金補助率2分の1の対象事業となる通知が有りました事から,予定していたハザードマップ作成事業につきましては,23年度へ先送りとしましたので委託料567万円を減額するものでございます。
 次に臨時雇人賃金35万3,000円の減についてでございます。先ほど説明しましたハザードマップ作成事業を先送りした事によりまして,臨時職員が行う諸事務の範囲を必要な基礎資料の作成などに内容を縮小し,雇用期間も短縮した事で35万3,000円減額するものでございます。同じく会場借上料につきましても地元説明会の開催がございませんので15万円を減額するものでございます。説明につきましては以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
 
徳増委員長)以上で説明は終わりました。これより,質疑に入ります。質疑はございませんか。

小松委員)議案質疑でも総務課所管,何点か質問させていただいたところですけど,誤解を生じるといけませんので改めて質問と言う形で,議案質疑の質問の本位と言いますか,そちらを申し上げまして見解を伺いたいと思います。
 それは補正予算書の49ページ消防費,消防水利施設整備事業で60万1,000円の減額補正がされました。防火水槽設置工事の事もありまして,過日の市内の火災の件でお話をしたところですけども,同僚議員も質問しておりましたけれども,要は町の中で火災が有った時に火元もそうなんですが,類焼と言ったものは避けなければいけません。消防の仕事は言うまでも無く市民の生命と財産を守ると言う非常に大事な仕事が有るわけです。そういったときに,消火栓だけでは火災が防げなかったわけですね。それを考えた時に,それであれば今後どうすればいいのかという事をお考えいただきたくて質問をしたわけです。その一点が私は補正予算が組み込まれた防火水槽の設置,そういった事でありましたし,同僚議員も同じ敷設された同じ水道管にある消火栓から何本もホースを引いた所で,水圧が下がって結局は水が出ないと。あらかじめ火災に対応して,玉里水系は旧富田町まで来ていますし,柏原系は国分寺まで来ていると。そうであれば,同じ水系で水道管を敷設するのではなくて,片側は玉里系の水道管を持ってきて,反対側は国分寺さんの方から水道管を敷設して,町の中の火災に対応できるような準備が必要じゃないかと,同僚議員もそういった事で質問をしていたところです。本当に残念な火災の状況だったわけですが,そういうことが非常に心配でしたので質問をしていたところです。
 誤解を生じるといけませんので,この減額補正された事に絡めて私の質問の本位とする所を申し上げるところです。そういう事ですので,消防の方の担当の答弁をいただきたいと思います。

消防本部総務課長)小松委員さんのご質問にお答えいたします。先日の市内の火災におきましては,委員会におきましても水道管のバイパスをしたらいいのではというご意見もありましたので,湖北水道の方に早速配管の状況を確認した所ですが,市内は一部が既にバイパスで網羅されているというようなご意見をいただいているところでございます。
 また,この前の火災についてご説明させていただきます。この前の火災の発生時には消防本部から湖北水道に水道圧の上昇を依頼して,水量の調整を図って対応していたところでございます。この前は,消防車両の放水時間と火災発生時間が,多くの市民が水道を使う時間と重なった事もあり,一時水圧が上がらなかったという状況でございます。その後は湖北水道に連絡して,水道の確保が図られたという状況でございます。
 また,市内に防火水槽を設置してはどうかという事でございますが,消防水利につきましては,防火水槽・消火栓を消防水利整備計画により設置している所でございます。
 防火水槽につきましては,所有者から借地することが難しい状況なっております。防火水槽を適正に配置する必要がありますので,防火水槽の設置につきましては,この前もご答弁申し上げましたが,公園・学校等に設置する事も考えまして,また一般民間地につきましては所有者のご理解をいただきながら,設置促進を図ってまいりたいと考えている所でございます。
 
小松委員)ありがとうございます。町の中に防火水槽を設置するというのは,民有地がほとんどですし難しいとは思います。石岡市内には幸いに町の中に神社等もございますので,民有地ではその上に建物が建ったりと言う事で,なかなか協力が得られないかもしれないんですけれども,神社等ではほとんど建物が建つという事が考えられないというか,建物が建つ事の無いような,そういう土地を探して設置をすることは可能ではないかと思います。今回の事をきっかけとして,是非この消防の設備あるいは消火のため湖北水道企業団とも十分に協議をして対応をしていただきたいと,このように思います。ありがとうございます。
 それから続けてもう一点,先ほど収納対策課長から,自動車を新規に購入すると。地域活性化きめ細かな交付金を活用するということで,それは十分に納得できるものです。これは国の方で色々なメニューが有って,そのメニューに沿って公用車を購入し,これは地域の経済を活性化すると。そういう趣旨に沿っていると思います。ただ,私どもが問題にしているのは,議会費の事務局経費で自動車の購入660万9,000円が予算計上されたわけです。確かに自動車を購入するのは地域経済を活性化するかもしれませんが,きめ細かな交付金の趣旨に該当するのかどうかと,いうところで疑問を感じるわけですね。私は,委員会でも答弁者は議長だと思っているんですが,議長はおりませんし,そういう点では一方的に私が言うだけになりますけども,同じ議長公用車であっても職員の皆さんが災害時等緊急の時に活用できるような,そういった公用車にすべきではないかと,このように思っているところです。ですからその内容も分からない,この自動車の購入予算660万9,000円については,ちょっと合点がいかない事だけ申し上げておきたいと思います。以上で私の補正予算に対する質問は終わります。

磯部委員)一点ほどお尋ねをいたしますが,補正予算額の云々ではなくですね,かしてつ跡バス専用道路推進事業の保安員の退去にともなう補正が496万5,000円ということで出ております。この額を云々は申しませんが,この公安委員からそういう指摘を受けて,一時配置した,それがだんだん慣れてくる事によって朝夕3時間にした,もう安心だろうという事で止めるという事でございますが,その安全に対する検証,こういうものはどういう形を持ってされたのか。また同時にですね,もう一点申し上げるならば,万一,事故等が発生した時の責任所管,また,かしてつバスのドライバーさんも同じ方が常駐で変わらずやるという事はないと思うんですね。この前の説明では,だいぶドライバーさんも慣れてきたのでという事ですが,ドライバーの変更が有った場合には慣れていないわけですよね。その辺の対応というか検証はどの様にされたのか,その一点をお尋ねしたいと思います。

企画課長)ただ今の磯部委員さんのご質問ですけども,当初年度内,今年の3月まで警鐘作業をするという事で,進めておりましたけれども,あそこの路線を走るバスの運転手さんにつきましては,特定された方が運行をされているという事もありまして,その習熟度といいますか,数か月が経過してどういう状況かという事を,関鉄グリーンバスを通じて確認をさせていただいて,大方習熟が取れるとのお話をいただきましてので,今年度いっぱいではなくて,昨年12月を持って了解と言う事で判断をいたしまして,当然警察の方にも確認をして了解をいただいて対応をした所でございます。

磯部委員)ただ今の説明,十分理解は致しますが,不測の事態はいつ起きるか分からない部分が有りますので,十分にですね,検証を怠りなく進めていただくことをあえて要望としておきますので,よろしくお願いいたします。以上です。

山本委員)ページ49ページ。消防一般経費の部分でお尋ねいたします。先ほどの説明で,よく聞き取れませんでしたので再度確認させていただきますが,本来委託しようとしていた電波伝搬調査の委託先と業務の内容をもう一度ご説明いただきたいと思います。

通信指令課長)電波伝搬調査につきましては,基地局発信場所から電波の届く範囲や通信状況の確認を行うものであります。委託先につきましては県でございます。以上でございます。

山本委員)先ほどの説明では,委託先に,名前は聞きもらしましたが協議会があって,そこが解散をし,よって業務がなされなかった。したがって予算未執行ということで減額補正をしたというふうに理解いたしましたがいかがでしょうか。

通信指令課長)減額補正の理由でございますが,圏域一本化に向けて進めてきた事業主体の消防救急無線並びに消防指令業務の広域化共同化推進委員会が廃止された事により,県全体での電波伝搬調査につきましても中止が決定された事により,減額補正するものであります。以上でございます。

山本委員)消防救急無線と消防指令業務の広域化共同化,これは平成28年までのデジタル波に移行するという事を前提に効率的な事業運用を図るため,広域化を目指すという事で検討が始められ,協議が始められたけれども,関係首長の意見がまとまらないということで,協議が停止していると聞きましたが,その協議会自体が廃止されたという事は初めて聞きましたので,そのことを改めて確認したいと思います。

通信指令課長)お答えいたします。推進委員会廃止の理由でございますが,圏域一本化の整備に向けて協議を進めてきまいりましたが,デジタル化と併せての消防指令業務の共同化につきまして複数の市町村の合意が得られなかったために廃止されたものでございます。以上でございます。

山本委員)ということは,今後は広域化に向けての議論は,なされる場はないという事でしょうか。

通信指令課長)お答えいたします。今後の予定でございますが,本日の茨城新聞で報道されておりましたが,県主催による消防指令業務の共同運用及び消防救急無線の共同化に係る市町村長会議が3月28日に予定されております。この会議におきまして,仮称茨城県消防救急無線指令センター整備推進協議会が行われ,電波伝搬調査及び全体事業計画について協議される予定でございます。以上でございます。

山本委員)分かりました。では,私も戻って茨城新聞の掲載記事を確認しますので,この質問はこの程度とさせていただきます。以上です。

関町委員)49ページの消防関係の健康診断についてお尋ねいたします。605名中,今回202名と言う事で,3回回転するようにやっている事は分かるんですが,年に1回かそれとも年2回やっているのかお伺いいたします。

消防本部総務課長)お答えいたします。消防団員の健康診断につきましては,年1回医師会病院に委託しまして実施している所でございます。以上でございます。

関町委員)分かりました。私も去年の5月にやりまして,それから今年の正月にもやりました。幸いにして今の所,何ともないんですが,私の近所で元消防職員さんが36歳で亡くなられております。そういう事もありますんで出来るだけ,回転よく健康診断されることをお願いいたします。よろしくお願いいたします。

山本委員)ただ今の同僚議員の質問に加えてお尋ねしたいと思います。消防団員の健康診断受診率が非常に低いという数字が示されたわけですけれど,この制度を使わずに,補助制度を使わずに,独自の勤務先での会社が行う,企業が行う健康診断,或いは個別の健康診断等で補われている部分が有ると思いますが,消防団の事業以外で受診された方の診断結果等は集めていらっしゃるとは思いますが,その中で全く健康診断を受けていないという消防団員の数を把握されているのでしょうか。

消防本部総務課長)お答えいたします。先ほどのご説明でも申し上げましたが,消防団員は605名おりまして,会社勤め以外の消防団員は250名でございます。その中で本年は202名が受診した所でございます。その差48名が今回受けなかったという事ですが,受けた方の内容につきましては各個人にお渡しして,消防本部としては内容等については把握していないところです。以上でございます。

山本委員)地域ボランティアの消防団員に対する福祉厚生事業として大変重要な意義ある事業だと思いますので,今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。以上で私の質問を終わります。

徳増委員長)ほかに質疑はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に,討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

小松委員)平成22年度石岡市補正予算書一般会計補正(第6号)総務企画委員会所管部分につきまして反対の討論を行います。
 今回の補正予算は事業の確定に伴う補正予算と地域活性化公金による事業への補正予算の中で,歳出・議会費,(目)議会費,事務局経費・自動車購入660万9,000円については通常の議長公用車の購入であれば同意できません。先ほど申し上げましたように災害時にも対応できるような,職員が公用車として緊急時に使用できるそうした内容の購入であればまだしも,通常の議長公用車の購入ということであれば,これは更新年月日とか何キロ乗ったとか答弁がありましたけれども,仮にそうだとしてもこのきめ細かな交付金の趣旨には該当しているとは到底思えませんので,この点を持って反対をいたします。以上で反対討論を終わります。

徳増委員長)ほかに討論はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
徳増委員長)ございませんね。ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第13号平成22年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち総務企画委員会所管部分を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することに賛成の委員の起立を求めます。

   〔−賛成者起立−〕

徳増委員長)起立多数でございます。よって本案は,「原案可決すべきもの」と決しました。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

  ― 休  憩 ―

徳増委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に,議案第22号「石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて」を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

総務課長)議案第22号「石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて」をご説明申し上げます。
 内容といたしましては,提案理由にも書いてございますように,市の財政状況等を鑑み,臨時特例として市長及び副市長の給料月額を平成23年4月から平成24年3月までの間,市長は5%,副市長は3%それぞれ減ずるものでございます。これによりまして,市長の給料月額は現在88万円でございます。そこからの5%減額分は4万4,000円になりまして,給与額は83万6,000円となります。年間では,52万8,000円の減になるものでございます。
 また,副市長につきましても現在70万円の給料月額でございまして3%,2万1,000円を減じまして 67万9,000円といたします。年間で25万2,000円の減となるものでございます。以上で私からの説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

徳増委員長)以上で説明は終わりました。
 これより,質疑に入ります。質疑はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
徳増委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に,討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。
   
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第22号「石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて」をお諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕

徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第23号「石岡市教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて」を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。
 
総務課長)議案第23号「石岡市教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務時間に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて」ご説明申し上げます。
 市の財政状況等を鑑み,臨時特例として教育長の給料月額を平成23年4月から平成24年3月までの間2%減ずるものでございます。これによりまして,教育長の給料月額現在66万円でございますが,その2%,千円未満を切り捨ていたしますので1万3,000円を減じまして,64万7,000円が給料月額となります。1年間では15万6,000円の減となるものでございます。以上で私からの説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
 
徳増委員長)以上で説明は終わりました。
 これより,質疑に入ります。質疑はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
徳増委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に,討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第23号「石岡市教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて」をお諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。
 
   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕
   
徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第27号「石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。本案について,執行部に説明を求めます。
 
財政課長)議案第27号「石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについて」をご説明申し上げます。
 先ほどの平成22年度石岡市一般会計補正予算(第6号)でご説明いたしましたように,庁舎の整備に多額の一般財源が必要となりますので,整備時の財政負担の軽減を図るため基金を創設するものです。名称は石岡市庁舎整備基金で,目的及び積立の額は庁舎の整備の資金とし,市長が必要と認めた額を積み立てるものです。処分は,庁舎の整備に要する経費に充てる時に取り崩すものでございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 
 
徳増委員長)以上で説明は終わりました。
 これより,質疑に入ります。質疑はございませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に,討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。

小松委員)石岡市庁舎整備基金を設置し庁舎の整備に要する資金に充てるためということで,今回基金条例の一部を改正する条例を制定することについてご提案がございました。
この庁舎の整備と言う事について執行部より,改築を含めるかもしれませんけども,耐震補強工事をするにしても多額の資金を必要とすると,いうようなご説明がございましたので,私はこの基金条例の一部を改正する条例を制定することについては同意をいたします。以上です。

徳増委員長)ほかに討論はございませんか。
   
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第27号「石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについて」をお諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕
  
徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第31号「石岡市消防団条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。本案について,執行部に説明を求めます。
 
消防本部総務課長)総務課長の田上でございます。議案第31号「石岡市消防団条例の一部を改正する条例を制定することについて」をご説明申し上げます。
 平成22年4月1日,消防団の組織の再編により,団本部のスリム化を図るため,第15条(報酬等)別表第1の職名にあります指導担当を削除するものでございます。指導担当につきましては,団員の教育訓練指導,操法指導等を担当してまいりました。組織の再編の中で方面隊組織にして,その下部に本部員を配置して指揮命令系統の統一,災害出場応援態勢の充実を図りました。団員の教育訓練指導,操法指導等についても本部員を担当にするようにしたところでございます。以上でございます。
 
徳増委員長)以上で説明は終わりました。
 これより,質疑に入ります。質疑はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に,討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。
   
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
   
徳増委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第31号「石岡市消防団条例の一部を改正する条例を制定することについて」をお諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

 〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕
  
徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第34号「土浦石岡地方広域市町村圏協議会の廃止について」を議題といたします。本案について,執行部に説明を求めます。
 
企画課長)議案第34号「土浦石岡地方広域市町村圏協議会の廃止について」地方自治法第252条の6の規定により,平成23年3月31日をもって土浦石岡地方広域市町村圏協議会を廃止することについて,同法第252条の2第3項の規定に基づき,議会の議決を求めるものでございます。
 市町村合併の進展などに伴い,広域行政を取り巻く状況が大きく変化したことから,広域行政圏の基準などについて国が定めた「広域行政圏計画策定要綱」が,平成21年3月31日をもって廃止されました。今後の広域連携等について,構成各市町村による協議を重ねた結果,所期の目的は十分達成されたことから,国の広域行政圏施策の方針転換を機会に,本協議会は,第4次土浦石岡地方広域市町村計画の計画期間が満了する平成22年度末をもって廃止しようとするものでございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
 
徳増委員長)以上で説明は終わりました。
 これより,質疑に入ります。質疑はございませんか。

小松委員)大変初歩的な質問で恐縮ですけども,土浦石岡地方広域市町村圏協議会というのは,具体的にはこれまでどういう仕事をしてきたのでしょうか。その内容についてお尋ねをいたします。

企画課長)特におおきな事業としては,広域市町村圏の連携という事がございまして,色々各圏域の中で,色々な施設整備等を行う際に,石岡市であれば歴史的な地域でありますので,そういった歴史的な施設を作った方が有効ですよとか,あるいはかすみがうら市においてもお城を模した資料館等が出来ておりますけども,ああいった物を作るに当たって,その圏域の中で,その地域のあったものをその計画の中に位置付けをしていって,効率的な運営を図ると整備を図るといた事が大きな目的でありまして,その他として,芸術文化の振興という事で土浦市にあります亀城プラザ,ここにおきまして色々な文化活動に対する補助,そういいったものをして芸術文化の振興を含めた交流,そういったものをしている所でございます。

小松委員)分かりました。ありがとうございました。

徳増委員長)ほかにはございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に,討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

徳増委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第34号「土浦石岡地方広域市町村圏協議会の廃止について」をお諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

 〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕
  
徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩いたします。

 ― 休  憩 ―

徳増委員長)会議を再開いたします。
 次に陳情第48「家族従業者の人権保障のため所得税法第56条の廃止を求める意見書提出を求める陳情」を議題といたします。本陳情の受理の経過と概要について事務局より説明願います。
 
庶務議事課長)それでは,陳情第48「家族従業者の人権保障のため所得税法第56条の廃止を求める意見書提出を求める陳情」についてご説明いたします。本陳情は,つくば市上ノ室××××−×土浦民主商工会婦人部長,○○○○様から平成23年2月2日に提出され,同日付で受理しております。内容につきましては,お手元の陳情書のとおりでございます。
 他市の状況でございますが,配布いたしました「所得税法第56条廃止等決議・意見書採択自治体、税理士団体等一覧」によりますと,全国で302市町村と7つの県で決議を採択しております。茨城県内では,つくばみらい市が決議を採択し,意見書を提出しております。
 この問題については,税務大学校の教育官が平成10年6月30日付で論文を発表しており,その中で,多方面からの分析・研究の結果として,条件を付けての所得税法第56条の廃止について見解を表明しております。
 国会での議論でありますが,平成21年に参議院財政金融委員会でこの問題が取り上げられております。財務省主税局長は,「地方議会や税理士会の方から所得税法第56条の廃止についての決議や要望があることは承知している。ただ、我が国におきましては、すべての個人事業者について記帳、帳簿等保存義務を課すのではなく、帳簿書類を基礎として適正な申告を奨励する観点から青色申告制度を設け、青色申告者については、正確な記帳と帳簿書類の保存を求め、その申告には各種の税制上の優遇措置の適用を認めている点をご理解いただきたい」旨の答弁があり,与謝野大臣は「少し研究してみます」との答弁をしております。
 一方,所得税法第56条をめぐる争いでは,平成16年に最高裁判所で,納税者の敗訴が確定しているところでございます。以上のような点を踏まえていただきまして,ご審議をいただきたいと存じます。以上でございます。
 
徳増委員長)以上で,説明は終わりました。
 次に本件について委員の皆様のご意見等をいただきたいと思います。

小松委員)事務局の方から,この陳情に対する資料を何通かいただきました。
 先ほどこの所得税法第56条についての判例,こちらはいわゆる「妻弁護士事件」と言われるものでありというようなことですけども,夫である弁護士が,この委任した業務内容が明確でないのに毎年,妻の収入の約4分の1に相当する595万円ずつを支払ったという事案で,今回陳情を出されている業者の皆さんとはちょっと,この判例は趣旨と言うか,規模が違うというか,内容が違うとは思うんですが,その点について事務局の判断を仰ぐのもどうかと思いますので,私はこの様に資料としていただきましたけれども思いました。
 それからもう一点の青色申告と白色申告と言うんでしょうかね,記帳義務,青色申告と白色申告の違いというような形で,それぞれ青色申告は優遇措置が有るんですけども,白色申告については,申告の控除等も非常にですね,差が付いている状況がございます。ですけれども昭和60年からは,白色申告者に対する記帳義務なども課せられておりまして,そういった点では,書類的な問題は青色申告であっても,白色申告であっても,皆さん業者の皆さん,農家の皆さんもそれぞれ記帳をしていると。そうした中で要は,青白申告者は税務署に届け出をしてというような,届け出が有るか,ないか的なもののような,この資料からそのように判断したところです。
 それで,所得税法第56条廃止等決議等意見書採択自治体・税理士団体の一覧表いただきまして,この中でやはり,今回の陳情も土浦民主商工会の婦人部の皆さんが出してきているわけです。税理士さんの団体の中で,全国女性税理士連盟がこの意見書を採択している。やはりこれは,女性が所得税法第56条のために一人前に扱われていないというかね,事業主があって配偶者あるいは家族従業者,息子さんであっても娘さんであっても,その方達が一人前の従業者として扱われていない,それがこの所得税法第56条というふうに私は今回の陳情で学んだところです。
 更に言いますと,私は社会保険,31年間民間に勤めていましたので,31年間の中で出産も経験いたしました。その時に当然,産前産後6週間,また民間の企業で2週間無給ではありましたけれども,産前産後8週間の休みが取れたわけですけど,その内6週間分は社会保険の中で休業補償がございました。ところが国保も世帯主に課税するという中で,自営業者の方は国保にも加入するわけですが,その国保では出産一時金はあっても休業補償はないんですね。それもまた,所得税法第56条等で配偶者等がきちんとした位置付けがされていない,本当に昔に出来た法律を基に今も国保もそうですし,家族労働で仕事をしている自営業者の皆さん,それから農家の皆さんとかね,そういう立場にあるというのが今回よく分かったところです。
 私は是非,各委員の皆さんに,私自身がこの間,自分が社会保険に入っていた時どうだったか,国保になってどうだったか,こういう事も経験しながら今回は自営業者の皆さんの入っている国保も社会保険に準ずる前段の一歩のためにも,是非この陳情は採択をしていただきたいと,このように思っているところです。全国で309を超える自治体でも採択がされている状況でありますので,私は委員の皆さんに是非お願をしたいと思いまして,意見を申し上げる所です。以上です。

徳増委員長)暫時休憩いたします。

  ― 休  憩 ―

徳増委員長)会議を再会いたします。ご意見ございませんか。

山本委員)専門性の高い分野なので,私は経験不足,知識不足の中で,早急に結論を求められても判断が難しい部分が有るんですね。国政レベルで十分に熟慮・検討がなされたり,協議なされたのかどうかということを再びご確認したいと同時に,白から青に申請が出来ない部分について,専門的な分野で私は判断が付かないんですね。
 ただ,いただいた資料と昨日の夜にいろいろとインターネットで自分なりの資料を探しましたけども,一番気になるのは,親族間取引におる恣意性を排除する法整備が必要だとおっしゃっています。要するに優遇されたからそれを理由に不当に高い家族の給与を計上するような事もありうると。なおかつ租税義務を回避する。平たく言えば脱税につながるというような部分もあるので,関連の部分で,どうこの税制を整備していくかという事も,専門知識を持った高いレベルでの議論が必要かなというふうに思って,私は継続審査にした方がいいかなと,個人的には思いますけれども,間違った判断かもしれませんけど。
 あと一つこれは感情論を差し挟んでいると誤解されてはいけないんですが,早い時期にこの陳情を提出された方から私の自宅に,何処から入手された名簿か分かりませんけれど,私の名前が入った名簿が有ったと思うんですね。自宅に書類が届けられました。読みましたけど,突然の事なので回答できないでいましたところ,自宅に留守中に電話が有って,非常に高圧的にですね「何故,回答しないんだ」と言われて家族は驚いたそうです。これが地方議員に課せられた義務として,石岡市議会議員に課せられた義務として,速やかに対応するべき事案だったと広く解釈すれば思いますけれども,家族は余りにも高圧的な電話の内容だったものですから,驚いたというふうに言っています。
 ここで感情論を差し挟むつもりはありませんけれども,冒頭に申し上げましたように,私たちが直接結論を出すにはあまりにも高度な判断を要する,専門知識を必要とする分野の提案かなと思います。以上です。

徳増委員長)他にはございませんか。・・・確かに,非常に難しい判断を迫られていると思います。今,おっしゃられたように専門的な部分,それと国で決めなければならない部分とありますので,非常に難しい陳情じゃないかなと思いました。私自身も今,山本委員がおっしゃったように,自宅に書類がまいりました。

小松委員)陳情者の方,今皆さん傍聴に見えている方は,陳情者の代表者の方をはじめ関係者の皆さんが傍聴に見えています。ですから今,山本委員あるいは徳増委員長がおっしゃられる内容で大変不愉快な思いをしているんであれば,陳情者の方から事実関係を聞く事も出来るとは思いますけれども,ただ私たち議員は公職にありますので,議員の名簿は公表されております一般に。陳情者の方が,この陳情の内容をより知っていただくために,資料等を送ってくることは,むしろ適切な陳情者の対応であると,私はこの様に思います。
 ただ,電話のやりとりとかね,非常に高圧的であったとかね,そういう内容までは私の方では分かりませんが,他の案件でも資料を事前に私の所に一方的に送られてくる事は、ままあります。で,その中で,自分で予め資料を見て,内容を把握して議会に臨んだり,委員会に臨むことは結構あります。むしろそれを私は有難いと思っています。突然,この陳情の1枚の紙ぺらだけを渡されるよりは,何故この陳情をするのかという資料を添付して,しかもこれが他の議会でも総務委員会的なところで審査されるとすれば,その委員さんの所に資料を送ったり,あるいは石岡市議会の議員さんの所に予め資料を送って,こういう実態を知ってほしい,そして意見書を採択してほしい,議会で議決してほしい。そういう熱心な行動が,議員一人一人に配布された,送られた資料だと思っているところです。むしろそんなものはいらないんだという態度こそがね,私は市議会議員としては,有ってはならないんじゃないかなというふうに逆に思います。山本委員がそういうふうに言ったわけじゃないですね。ただ電話のね,家族のやり取りだと思いますけど,資料の提供は,私は当日審査を求められるよりは事前に,しかも昨日,議会事務局の方からは改めてまた,私たちが手にしていない資料もいただいたわけです。そういう中で私自身は大変大きな問題ではありますけども,自分で判断をして意見を申し上げたところです。以上です。

山本委員)繰り返し申し上げますが私は,感情論を差し挟んでこの事案を審議しようとする意思は全くありません。むしろ陳情者の皆様方の切実な思いは伝わってきていると思います。ただ,途中そういうやり取りが一部有ったという事。
 それと資料が配布されてきた事によって,あるいは昨日,議会事務局から追加の参考資料をいただいた事によって,今まで関心が向けられていなかった部分について,大事な皆様方の生活に直接結び付く,大事な税法の中身を深く勉強する機会が与えられた事には深く感謝申し上げます。
 ただ,資料を十分に熟読し,慎重に審査させていただき,自分なりに中身を分析させていただいた結果ですね,今この時点では高い専門性が求められる事案で,私には判断ができません。切実な皆様方の思い,気持ちは伝わりましたけれども,それを持って採択という所にまでは,今日の時点では結び付かなかないという事をお伝えしたかったわけです。

磯部委員)縷々,今お話を聞いていまして,私の考えと言いますか,それぞれに白色・青色,一長一短ある。それでまた56条に対しての弊害もある。ただし,参議院の委員会においては,その問題が取り上げられた時に当時の自民党時代でしょうね,与謝野大臣が「慎重に検討すべき問題」だと。これは法令にも絡んでくる事案であると思うんですね。そして先ほど小松委員が言われたように,地方議会の議員としてやはり真剣に取り組んで間違いのないような対応をしていくのにはですね,我々も勉強不足ですから,こういう事をもっと慎重に内容を精査してですね,結論を出していかないとですね,拙いんじゃないかと言うような部分が有るんですね。ですからもっと私は慎重に,議論を尽くして対応すべきというのが自分の考えです。

徳増委員長)ありがとうございます。今,ご意見お聞きした所によりますと私自身も含め慎重にこれは,扱っていかなければならない事案だと思います。それでいかがでしょうか,継続という事でご理解していただけませんでしょうか。委員の皆様。

 〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕

徳増委員長)よろしいですか。

 〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕

徳増委員長)お諮りいたします。本案につきましては,さらなる審査が必要であるということから継続審査といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

 〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕

徳増委員長)異議なしと認めさよう決しました。
 以上で,今期定例会において,本委員会に審査付託されました議案の審査はすべて終了いたしたわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取り扱いについてでございますが,委員長にご一任願いたいと思います。これに,ご異議ございませんか。

 〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕

徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次にその他としまして、執行部から発言を求められておりますのでこれを許します。
 
収納対策課長)総務部収納対策課長の原田です。よろしくお願いいたします。
 今年度2回目となりました。「特別滞納整理」の成果についてご報告させていただきます。平成23年1月29日土曜日から2月4日金曜日までの1週間で実施いたしました。今回は,先の総務企画委員会で提案のあった「口座振替」を推奨するためのチラシを作成し,直接自宅を訪問し納付交渉にあたっていただきました。従事した職員数は112名で,2名1組の56班編成により,市内全域を対象として国保税を含めまして4税目を,平成20年度からの滞納案件で実施いたしました。案件の訪問件数は1,776件で,滞納額が1億1,406万2,703円の内容です。訪問結果といたしましては,「納税確約書」の提出が1件,「納付約束」が108件,「不在連絡票投函」が663件,「居所不明者」が81件,「居住確認ができない者」が472件,「行違いによる納付済み」が13件,その他として236件で,「訪問した時に直接収納」できた案件が,202件で250万4,500円でした。また,訪問効果による本庁・支所での窓口納付が,2月18日までの集計で,125件の426万7,400円でありました。今回の特別滞納整理で,納付の確認がとれた収納金額合計は327件で,677万1,900円という成果でございました。前回5月実施の時と比較しますと98万6,000円の増でございました。
 今後の特別滞納整理の実施方法につきましては,先の委員会で報告したとおり,係長以上の職員で実施し,期間の延長も決まっており,これまで実施してきた土・日に集中して訪問しても,時間帯によっては不在者が多いという反省点も踏まえまして,市税は市歳入の根幹である重要性から,その財源確保が年々厳しい状況ではございますが,次回の報告には,もっとよい成果を報告できますよう,特別滞納整理に限らず,今後の徴収業務及び徴収率の向上に努めてまいりたいと思っております。以上で報告は終わります。

徳増委員長)以上で報告は終わりました。ご質問はございませんか。

 〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕

徳増委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。次に執行部から発言を求められておりますのでこれを許します。
 
企画課長)かなり時間が経過しているところ申し訳ありません。少しお時間をいただきたいと思います。「市民意向調査の実施について」ご説明させていただきます。まず,調査目的でございますが,新たな総合計画の策定に向けて,市民の皆様からまちづくりのヒントをいただくことでございます。具体的には,市民の皆様が思っている石岡市の「強み」や「弱み」とは何か,また,石岡市を自慢に思う点や,抱いている「誇り」とはどのようなものかについて,「住む」というキーワードに絡め,定住意向や居住条件などについてお伺いし,その結果を分析するものでございます。調査対象につきましては,これまで実施してきました市民満足度調査と同様に,市内に在住の18歳以上の男女4,000人で,中学校区の人口割合により按分して抽出いたします。また,今回につきましては「住む」というキーワードを重視しておりますので,対象者4,000人の内1,000人を過去10年以内に石岡市に転入された方,さらにその半数を過去5年以内に転入された方を抽出いたします。次に調査方法と調査期間でございますけれども,調査方法といたしましては郵送による配布及び回収といたしまして,3月中旬の発送を予定しておりまして,3月31日までの約2週間を調査期間としたいと思っております。次にアンケートの構成でございますけれども「基本属性調査」,「定住意向調査」,「各課提案調査」の三層構造としております。まず第1層目として「基本属性調査」は,アンケート結果を様々な切り口で詳細に分析するための設問でございまして,新たに家族構成や職業の細分化,通勤・通学先について追加見直しをいたしました。
 第2層目の「定住意向調査」につきましては,「住んでみたい」,「住み続けたい」,「住んで良かった」のキーワードに絡めまして,石岡市の持つ「強み」や「弱み」に関する設問と,市民が石岡市に対して持つ「誇り」「愛着」に関する設問で構成しております。
 第3層目の「各課提案調査」につきましては,リーディングプロジェクト,そして,現状分析からの設問で構成いたします。従来,年度末のこの時期に市民4,000人を対象としたアンケートとして,市民満足度調査を行ってきたところでございますけれども,市民満足度調査でお伺いしておりました総合計画49基本施策の満足度・重要度につきましては,次年度に新しい総合計画を策定するにあたりまして,基本施策の分野が再編されることも視野に入れ,今回「住む」ということに関しまして,より掘り下げた内容でお伺いしたいと考え,市民意向調査と致すものでございます。
 また,これまでの市民満足度調査の調査結果につきましても,今回の市民意向調査の調査結果と併せまして,新しい総合計画策定に際して活用してまいりたいと考えております。
 アンケート調査結果についてまとまりましたら,委員会において報告させていただきたいと思います。以上,市民意向調査の実施についてご説明させていただきました。
 
徳増委員長)以上で報告は終わりました。

磯部委員)お聞きしたいのですが,これは匿名ですか。無作為の匿名ですか。

企画課長)はい,そうです。無作為の抽出です。

磯部委員)これは経費も時間も非常に使うわけですので,アンケートが出来た時点でしっかりと検証をして,次に活かせるようなプロジェクトチームを作ってですね,是非市民の声を石岡市の繁栄のために活かしていただくような,そういう事まで含めたね,対応を是非ともお願いしたいと思うんです。今までは,ややもするとアンケートや調査は,そのままきて,結果こういうものが出ましたんで,で終わっちゃっている部分が無きにしも非ずでありましたんで,その辺はよろしく今後に活かしていただきたいと思いますので,それだけ要望としてお伝えしておきます。以上。

徳増委員長)ほかにはご意見ございませんか。
 
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
徳増委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。何か他にご意見ございませんか。
 
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
徳増委員長)ないようですので,この際「閉会中の継続審査・調査の申し出について」を議題といたします。当委員会において閉会中もなお,継続して審査・調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配布いたしました案文のとおり事件及び事由を示し,閉会中の継続審査・調査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。
 
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。これをもちまして,総務企画委員会を閉会いたします。大変長い時間ありがとうございます。




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