〒315-8640
茨城県石岡市石岡一丁目1番地1
Tel 0299(23)5600

gikai@city.ishioka.lg.jp

議会中継
  


平成23年度 教育福祉委員会

 第5回委員会 (9月2日)
出席委員 菱沼和幸委員長,岡野佐工副委員長,村上泰道委員,勝村孝行委員,野口伸隆委員,岡野孝雄委員
市執行部 【保健福祉部】
保健福祉部長(佐子川祐治),次長兼福祉事務所長(大村義夫),次長兼健康増進課長兼石岡保健センター所長(佐藤敏明),社会福祉課長(小林敏夫)
議会事務局 庶務議事課係長(内田崇)



菱沼委員長)
ただ今から,教育福祉委員会を開会いたします。
 本日の審査につきましては,お手元に配付しております協議案件書の順に進めて参りたいと思いますので,よろしくお願いいたします。次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。はじめに,陳情第1 大幅増員と夜勤改善で安全,安心の医療・介護を求める陳情を議題といたします。本件につきましては,先の第2回定例会において当委員会に審査付託され,6月24日の委員会で審査をいたしましたが,さらに調査,検討する必要があることから,継続審査といたした案件でございます。なお,8月31日現在で茨城県内の議会における同陳情の審議結果は,お手元に配付いたしました資料のとおりでございます。
 それでは,本件について,前回の審査を踏まえ,ご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

野口委員)茨城県全体の増員というような,夜勤の改善とのことなのか,それとも,その地区その地区だけのものなのかお伺いしたいと思います。

菱沼委員長)この陳情という部分においては,石岡市議会から国に提出していただきたいとのことでございますので,そういう意味においてはこの石岡市だけではなくて,日本全体でのバランスも考えていきたいと聞いております。

野口委員)日本全体ということなのですが,大都市には医師なり看護師なり不足をしてないということで,大学病院の関係で,人員を持ってくるということなのですが,ただ全体となると,その大学病院を抱えている医療機関というのがそんなにあるわけではないので,地方になるとどうしても人員的には確保は無理だと思うんですよね。この資料を見ますと,ある程度,採択しているところもあるのですが,石岡市としての考え,石岡としても必要なのかということもあるわけです。茨城県全体からみると,医者は,茨城には来たくないという意見があるようです。茨城としては,医師会で,県医師会で努力をしてもらえれば違うのではなかろうかと思いますけれど,この点でご意見があればお伺いしたいと思います。

菱沼委員長)執行部でお答えできますでしょうか。

次長兼健康増進課長)具体的なケースは,持ってはいませんが,緊急医療の観点から医師会と事務方で意見を交換したことがございます。率直に申し上げますと,石岡地区はその困難な状況にはないと,いうことだそうです。これは,私どもで例えば家族とか知り合いの方がだいたい一次医療圏ということで,地元の医師会とか第一病院とかある程度のものはそろっている。二次医療圏として土浦に協同病院がある,さらに三次医療圏としてつくばに病院,メディカルセンターがある,これはかなり恵まれているそうです。その一方で,小児科,産婦人科なのですが,小児科に関しましては,石岡でも少ないという思いがあります。これは市民の声ではなくて私どもの乳幼児健診をやっておりまして,小児科,産婦人科医が少ないのでやむを得ず石岡保健センターでやっております。八郷保健センターと両方でやるのは無理だと。それは小児科医が少ないからだという事情があります。ただ,開業医は,冨田産婦人科,松葉産婦人科などがありますので,何とか足りていると。危機的状況にはないという理解でよろしいかと思います。ただ,つい先日,第一病院の院長先生にお伺いし,雑談のなかで,新しい医者を手当てしたところ,福島県に近い茨城県には,行きたくないということでキャンセルになり頭を悩ませていたようです。ただ,陳情の趣旨は,菱沼委員長からありましたように,その提出元の方に話を伺ったところ,全国的な問題であるとのことです。日本の医療を変えるために今まで活動をして,各市町村にご理解をいただいて,そのうえで全国的な動きとして行えればと。なかなか通る話ではないので,陳情を提出したということを言っていました。以上でございます。

野口委員)そういうことであれば,了解をしたいと思います。原発のことで茨城県方面には来たくないと,これも医者としてどのようなモラルがあるのかと思いますので,そのようなことであれば結構でございます。ありがとうございます。

菱沼委員長)ほかに発言はございませんか。
 資料には,県内の同じ陳情に対しての状況が出ているわけでございますが,それをみますとですね,採択された自治体が7,不採択が2,継続審査が5との状況で,後は郵送などで送付された議会には,配布のみとなっているわけです。国へ陳情を提出にあたって,まず石岡市としては,先ほど佐藤次長から話がありましたけれども,石岡市としては今の段階として小児科の先生は少ないけれども第一次から第三次までの状況をみますと,今の段階では医師は足りていると。まあ,石岡地区の場合ですね。そういう意味において,今後のことを考えたときには,必要性が高いだろうとの話でございますが,確かにそのようなことはあろうかと思うのですけど。私の見解ですけれども基本的にこれからどんどん人口も減ってくる,高齢者社会のなかで,医師だけが増えてきて,そのバランス的なこともありまして,そのへんがどうなのかという感じもするのですけれども,そこらへんも忌たんのないご意見をみなさんからお聞きしたいと思います。

村上委員)前回,陳情を提出されたときにも伺ったことなのですけれども,陳情項目3点ありまして,それぞれに市議会として同じ考えを持って同意できることであれば,採択していけば良いかと思うのですけれど,やはり,項目一つひとつを同じ認識を持っていることなのかどうかを確認したほうが良いかなと思うのですけれど。前回もお伝えしましたけれども,具体的な方向性として,将来医師,看護師が足りないことは言われていて,増員に向けて国も動いていて,絶対的にそういう流れになっているときに地方からあえて言う必要があるのかということと,足りないことを求めていくことは重要なのですけれど,じゃこれを具体的に実施していくときに,私たちにとって,何かしらメリットが得られるものかどうか慎重に確認しあっていくことが良いのかなと思うのですけれど。要望1から私たちの考えと執行部の考えとしての受け止め方というのもあろうかと思いますし,その方向性で進んで行ったときに具体的にそれが石岡市として実施できることなのかを考えて,突き詰めることだと思います。意見ということになろうかと思いますが,拙速に今というより,実体としていまどうかと確認したほうが良いのかと思います。

菱沼委員長)ご意見ありがとうございます。今の村上委員の内容ですけれども,執行部としてですね,1から3ということで陳情項目があるわけですが,この文言に対してですね,石岡市として採択したときには,石岡市としてどのように進めていくのか,答えられればお答えいただきたいと思います。

次長兼健康増進課長)これらの内容につきましては,制度の問題でもありますので,石岡市の執行部が対応できるものはございません。

菱沼委員長)ほかに発言はございませんか。

岡野副委員長)陳情なのですが,当市においては,23年の5月24日に提出があったということですが,いただいた資料をみると,44市町村全部に陳情を提出しているわけではないのですね。委員会として審査をしているわけなのですが,大部分の市町村は陳情が提出された市町村では配布のみと,留めているところが多いわけなのですが,どういう考えで出されたというよりも,これについて採択して欲しいというようなことで陳情があったと思いますが,ほかの市町村に出していないというようなのも,ここで聞いても答えられないと思いますが,どのような理由で出していない市町村があるのか疑問なのですが,ほかの市町村そのもの,配布のみに留めているというところもありますので,私はこの検討をする必要性があるのかなと思っております。

菱沼委員長)今の岡野副委員長の件で,ほかの自治体には配られていない,出されていないということなのですけれど,そこらへんは何か聞いては・・・
 暫時休憩します。

− 休憩 −

菱沼委員長)休憩前に引き続き再開いたします。ほかに発言はございませんか。

勝村委員)単純に考えてみますと,安全安心の医療介護を求めるということでありますので,先ほど市としては,どうこうということではないとのことですので,関係機関でそれなりの努力をしているだろうと思うのですが,求めていることが,安全安心の医療介護ですので,採択という方向で持っていくことが先を見た場合よろしいかと思います。この陳情を受けて市として,どうこうすることではないのですけれど,よろしいのかなと思います。

岡野委員)私もまた,勝村委員が言いましたように,いままでの説明ですと石岡市としては小児科の医師が懸念しているとの話がありましたが,結構,夜間のね,昼間の先生方であれば各病院でも,間に合っているようですが,夜間の医師が少ないと聞きますので,これは,全国的にも陳情が出ているようですので,採択で良いかと思います。

菱沼委員長)そうしますとですね。各委員さんからご意見をいただきました。採択すべき方,継続審査すべき方,一部採択すべきとあるわけですが,集約をしていきたいと思いますのですけれど,岡野副委員長は継続審査として,他市議会の動向をうかがってということだろうと思うのですけれども。はい,村上委員。

村上委員)今後の取扱いの方向性なのですけれど,この最終目的が安全安心の医療介護を求める,という目的は良いのですけれど,その手法として,看護師の労働条件を見直して,安心な医療が求められるのかどうか,社会保障予算を増やしたときに,医師看護師が増えるのかどうか,国民の負担を減らしたときにその予算が獲得できるのかどうか,目的に対するための手法として,この手段が適切なのかどうか確認していかないと,私たちがこれでは達成できないという思いであれば,これではなくまた別な手段を考えていかなければならないと思いますし,時間をかけて私たちで調べられることなのか,どのようなメカニズムで確認すれば得られることなのか,実際,看護師の方の労働条件を変えても安心でゆきとどいた看護介護に直結するのかどうか,1つ目の項目だけではなく,合わせて2つ目,3つ目と全部合わせてのことなのでしょうけれど,予算ができたときに,じゃ実際,医師看護師介護職員が本当に増えていくのかどうか,一つ一つを突き詰めていかないと今の段階では判断が難しいのではないかと思います。

菱沼委員長)いまの村上委員の発言によると,文言に対してさまざまな意見があるだろうというなかで,実際石岡市の教育福祉委員会で,この文言に対して議論をするなかで,出すべきなのかしっかりしてほしいという意見だろうと,継続をして,調査研究をしたほうが良いだろうと発言かと思うのですが,ほかの委員さんは採択しても良いのではという意見もあります。ここで暫時休憩したいと思います。

− 休憩 −

菱沼委員長)再開いたします。

岡野副委員長)まぁ委員の皆さんからお話が出ましたが,まだまだ調査検討をする必要があると思いますので,継続審査にすべきものと思います。

菱沼委員長)さらに調査検討すべきだとうと状況でございます。この件についてですね,お諮りしたいと思います。
 本陳情については,更に調査検討する必要があることから,継続審査といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。第3回定例会のときにこの陳情に関しては議題としていきたいと思います。皆さんにはこの陳情に関してお調べいただいて,委員会のときに採択か不採択を決めていきたいと思いますので,よろしくお願いしたします。本件は,以上で終結いたします。
 次に,その他の件といたしまして保健福祉部から発言を求められておりますので,これを許します。社会福祉課長小林君。

社会福祉課長)社会福祉課が10月から行います,いばらき身障者等用駐車場利用証の交付について概略を説明させていただきます。茨城県では,公共施設やショッピングセンターにおける身障者等用駐車場を利用できる人を明らかにすることで,本当に必要としている人が利用しやすい環境を整備し,当該スペースの適正利用の推進と意識啓発を図るとともに,障がいのある人の社会参加を促すため,身障者等用駐車場利用証の交付を今年の10月から開始するものです。利用証は,ルームミラーに掛けて掲示するタイプのもので,制度の開始に当たっては,北関東自動車道路の全線開通を踏まえ,近隣県の相互利用も予定されています。交付の対象は,障がい者のほか,要介護認定を受けている高齢者,難病患者,妊産婦等が含まれます。交付及び管理は,市町村が行うことになります。石岡市では,10月3日,月曜日から受付を行う予定であります。申請窓口は,障がい者,難病患者が社会福祉課,高齢者が高齢福祉課,妊産婦が石岡保健センターと八郷保健センター,八郷地区の障がい者,難病患者,高齢者は八郷総合支所の市民窓口課で即時交付してまいります。また,郵送による申請も受け付けてまいります。なお,身障者等用駐車場利用証は,一部県から届きますが,不足分は9月定例議会の補正予算の中で利用証の印刷経費等を予算化する予定でありますので,よろしくお願いいたします。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

村上委員)これの告知はどのようにされるのでしょうか。

社会福祉課長)現在のところ,県から実施要項が届いたところであります。これから市の要項を作成していきます。それができましたら広報紙,ホームページ,メルマガ,防災無線などを利用して,お知らせしたいと思います。利用する対象者,駐車場を提供する側についても公共施設或いはショッピングセンターにもこの制度ができたということをお知らせする予定ですが,県でも銀行や病院など大きいところで実施すると聞いてございますので,市でも調整をしながら,不足する部分の対応を行いたいと考えているところです。

菱沼委員長)ほかにご質問等はございませんか。

勝村委員)受け入れ側として,大型施設にも身障者のマークの駐車場に身障者が車を停めておりますけれども,これを出すことによってかなり増えてくると思うんですが,利用する方が。その対応というのは相手方というか量販店とか,知らしめてある,連携はどうなっているのでしょうか。

社会福祉課長)場所を提供する側にもまだ県が要項を作成したばかりで,これから予定することで聞いている状況です。大きなショッピングセンター,石岡市となると,ウェルサイトやイオンは,予定がありますが,実施はこれからになります。市もそれに準じて対応を考えているところです。

菱沼委員長)ほかにご質問等はございませんか。

岡野副委員長)対象者として身体障がい者となっていますが,資料の等級から言いますと該当する人の数はどのくらいなのでしょうか。また利用機関については利用証に書くことになっていますが,障がい者はずっと継続して利用することになると思うんですがこの利用証は,毎年交付となるのかそのへんのところをお伺いします。

社会福祉課長)まず,対象者ですが総数で約6,000人を見込んでおります。妊産婦の方が約400人,難病患者が約450人,高齢者が2,500人,そのほか約2,600人が障がい者ということでございます。有効期間ですが,障害等級がもし変わり軽快になって該当から外れた場合は,返却していただくことになります。高齢者,要介護認定を受けている高齢者ですが,同様に,認定期間が設定されていますけれど,認定期間とは別に介護度に応じて該当しなくなった場合は,返却してもらうことになります。難病患者も同様に症状が改善された場合は,返却になります。継続の場合には,ずっと使用していただくことになります。妊産婦の方ですが,母子手帳の交付を受けて,妊娠7月目から交付し産後6か月までの間で使用することができ,その後返却をしていただくことになります。

岡野副委員長)そうしますと,有効期限はなく,障がいが継続すればずっと使えるという理解ですね。妊産婦とか期限があると思うのですが,期限がきたら自主的に返却していただくということで進めるとの理解でよろしいでしょうか。

社会福祉課長)お話いただいたとおりです。妊産婦で出産後に期間を経過した場合は,乳児健診などでお知らせするなどの方法を予定しているところです。

菱沼委員長)ほかにご質問等はございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,本件は,以上で終結いたします。ほかにございませんか。

社会福祉課長)東日本大震災で被災された皆さまへの支援制度の支給等の状況について説明させていただきます。
 8月31日現在の支給等状況,とあります資料をご覧ください。最初に市の条例に基づき支給されております,A石岡市災害見舞金の支払状況でありますが,住家が全壊した世帯15件に5万円,大規模半壊の世帯18件に2万円,半壊した世帯72件に2万円,合計で105件の世帯に見舞金が支払われている状況です。次に,B茨城県の災害見舞金の受付状況でありますが,半壊した世帯49件の申請者を県に報告しております。支給予定額は3万円であります。なお県の見舞金は,C被災者生活再建支援制度の適用となった世帯は該当にならないため,報告件数は少ない状況であります。次に,C被災者生活再建支援制度の受付状況でありますが,全壊した世帯19件,大規模半壊した世帯18件,大規模半壊又は半壊であって,危険等によりやむを得ず解体した世帯12件,合計で49件の世帯から基礎支援金や加算支援金の申請受付を行い,県へ報告しております。次に,D災害援護資金の貸付制度の貸付状況でありますが,半壊した世帯2件に,貸付金270万円が支払われました。次に,E義援金の支給状況でありますが,全壊の世帯18件,大規模半壊の世帯17件,半壊の世帯78件,合計で113世帯に支払われている状況です。現在の支給対象者は,141世帯であり,支給率は80.1%であります。なお,日本赤十字社や中央共同募金会から配分されています義援金は,今後も追加配分があり増額される見込みであります。最後に,6月議会の補正予算で承認をいただきました,半壊に至らない一部損壊の世帯への見舞金でありますが,石岡市役所窓口で受け付けました世帯は2,087件,八郷総合支所で受け付けました世帯は1,298件,合計で3,385世帯の届け出がありました。審査をして随時支給しているところでありまして,911世帯に支払われています。受付期限は,9月30日までとしております。よろしくお願いいたします。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

岡野副委員長)2ページ,Dの災害援助資金の貸付制度についてちょっとおたずねいたします。これを見ますと,今利用している方が2件でございますけれども,家族の人数により所得制限があるほか,貸付限度額使途等に制限があるという条件のなかで2件の実績があるということなのですが,申請された方がほかにあると思うのですが,申請したが却下されたとかあるのでしょうか。今まで何件くらいの申請があって2件だけとなっているのでしょうか。

社会福祉課長)窓口で相談等は随時受け付けている状況です。そのなかで合計4件,見込みですが,そのうち2件の貸付けが済んでいる状況でございます。却下は,いまのところございません。

岡野副委員長)4件というお話でしたが,これだけの金額が借りられるのに,問い合わせが少ないのは,どこに原因があるのでしょうか。市役所でのそれなりの広報活動をしているのでしょうけれど,4件というのが少ないと思うのですけれど,これらについてもですね,もう少し利用したい方はあると思うので,これらの方に対してはもう少し増やして欲しいと思いますのでよろしくお願いします。

保健福祉部長)貸付制度の全壊,大規模半壊,半壊は,見舞金制度の請求事務がありますので必ず窓口に来ておりまして,その都度個人の方にはいろいろ選択制度,つまり先ほどのBとCの関係がございます。BC関係については,Cにつきましては全壊,大規模半壊までなのです。半壊でも解体した場合には,こちらに該当するということで,半壊については県の見舞金だけということになっております。これは窓口が社会福祉課になり,その都度このような制度がありますよとパンフレットなどを示しながら選択をしていただいております。PRというよりは,必ず窓口ですべてお話をしております。そのなかからの選択だと思っておりますので,件数的に百何十件でございまして,全壊,大規模半壊,半壊なった場合に,総務課からり災証明が必ず社会福祉課に連絡がありますので,そこでお話ができることになります。PR不足ではないことをご理解をいただきたいと思います。

菱沼委員長)ほかにご質問等はございませんか。

岡野委員)2ページの市から1万円の見舞金ですが,届け出が3,385件,支給実績が911件となっていますが,届け出はすべて職員がチェックしているかと思うのですが,そのチェックは何班かに分かれて行っているのでしょうか。このままだと支給までには間がかかっているように思うのですが,どのように行っているのでしょうか。

社会福祉課長)3つの方法で選択してもらっています。まず一つは,り災証明書で住家が半壊に至らない一部損壊の記載があるもの。次に,写真での判定をしています。家全体の写真と,損傷箇所が分かる写真の提出。そのほか,修理を済ませてしまった方は,領収書でその明細を見せていただく,3つの方法で行っています。それでも判定がしにくいものがございますので,その場合には社会福祉課の職員が現地確認をして,疑問点を確認させていただいている状況です。

菱沼委員長)私から1点,岡野委員と同じなのですが,911件の支給実績では,遅いかなと思います。3,385件の申請を受けて,911件では。もっとスピーディーに見舞金を支給していただきたい。内容では,現地確認をしなければならないため遅れているのかもしれませんが,スピーディーに進めていただきたいと思いますがいかがでしょうか。

社会福祉課長)ご覧のとおり,ほかの制度も並行して行っているため混乱して遅れている状況にございます。今後につきましては,できるだけ早い支給に向けて努力したいと思います。

菱沼委員長)ほかに質問はございませんか。ないようですので,本件は,以上で終結いたします。
 その他の件といたしまして,ほかに発言はございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)以上で,本日の教育福祉委員会を閉会いたします。





戻る 議会トップページへ