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議会中継
  


平成23年度 教育福祉委員会

 第10回委員会 (3月19日)
出席委員 菱沼和幸委員長,岡野佐工副委員長,村上泰道委員,勝村孝行委員,野口伸隆委員,岡野孝雄委員
市執行部 【保健福祉部】
保健福祉部長(佐子川祐治),次長兼福祉事務所長(大村義夫),次長兼健康増進課長兼石岡保健センター所長(佐藤敏明),社会福祉課長(小林敏夫),高齢福祉課長(武熊俊夫),こども福祉課長(諸岡広明)
【教育委員会】
教育長(石橋凱),教育部長(高野喜市郎),次長兼教育総務課長(上曽宗則),教育総務課副参事学校建設担当(櫻井俊充),生涯学習課長(真家忠),中央公民館長(上曽茂昭),中央図書館長(遠藤正志),学校給食課長(菊地庄兵衛)
議会事務局 庶務議事課係長(内田崇)




菱沼委員長)ただ今から,教育福祉委員会を開会いたします。本日の審査につきましては,お手元に配付しております協議案件書のとおりですので,よろしくお願いいたします。次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。これより議事に入ります。初めに,議案第14号平成23年度石岡市一般会計補正予算(第8号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。なお,本案の説明の順番は,保健福祉部所管,教育委員会所管の順に説明願います。

社会福祉課長)はい,それでは,議案第14号平成23年度石岡市一般会計補正予算第8号のうち,社会福祉課所管に係る内容をご説明申し上げます。なお,歳入につきましては,歳出であります事業費等に伴い,その事業総額の割合で,歳入になるものでございますので,歳出の説明と併せて説明させていただきます。初めに,42,43ページをご覧ください。中段になりますが,歳出,款2総務費,項1総務管理費,目12諸費,節23償還金利子及び割引料の過誤納還付金についてご説明いたします。説明欄の過誤納還付金のうち,上から2段目,23生活保護費国庫補助金返還金74万円でございますが,平成22年度分の補助金の清算による返還金でございます。次に,44,45ページをご覧ください。一番下になりますが,歳出,款3民生費,項1社会福祉費,目9障害者福祉費,節13委託料について,ご説明いたします。説明欄の障害者自立支援給付事業のうち,13システム改修委託料33万1,000円の補正増につきましては,障害者自立支援法に基づくサービスの利用者負担の改定等に伴いまして,自立支援給付費システムの改修費用を予算化するものでございます。次に,節19負担金補助及び交付金につきましては,説明欄の19,通所サービス利用促進事業費補助金134万5,000円の補正増でございますが,障害者自立支援法に基づく,通所サービス,短期入所サービスの利用をしやすくするために,送迎サービスの利用の負担軽減を図ることを目的として,事業者へ補助をするものでございます。利用延べ人数及び送迎車両の人件費を含む維持管理経費の増加に伴いまして,予算化をするものでございます。このことに関連する歳入につきましては,38,39ページをご覧ください。上から3段目になります,款15県支出金,項2県補助金,目2民生費県補助金,節1社会福祉費補助金,障害者自立支援特別対策事業補助金,133万8,000円でございますが,歳出の経費にございますシステム改修経費,通所サービス利用促進事業費補助金に関する対象経費につきまして補助が見込まれるものを計上するものでございます。次に,46,47ページをご覧ください。上から三段目,歳出,款3民生費,項3生活保護費,目2扶助費,節20扶助費につきまして,ご説明いたします。説明欄の生活保護費のうち,生活扶助費,医療扶助費,介護扶助費を合わせて,5,000万円の補正減につきましては,生活保護者が当初予算の増加見込みよりも鈍化傾向になり,生活扶助費等の減額が見込まれるため,減額補正をするものでございます。このことに関連しまして,歳入につきましては,36,37ページをご覧ください。ページの下段になりますが,款14国庫支出金,項1国庫負担金,目1民生費国庫負担金,節3生活保護費負担金の生活保護費国庫負担金3,750万円の減額につきましては,生活保護費のうち,生活扶助費等の国庫負担金対象の基準額も減額となるため計上するものでございます。以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いします。

高齢福祉課長)はい,それでは,高齢福祉課所管の一般会計補正予算について,ご説明申し上げます。補正予算書の44ページから45ページをご覧願います。歳出でございます,款3民生費,項1社会福祉費,目3老人福祉費,節28繰出金の特別会計繰出金でございます。介護サービス事業特別会計繰出金1,666万5,000円の補正増につきましては,介護サービス事業特別会計の特別養護老人ホーム災害復旧工事につきまして,災害復旧費補助金が交付され,工事費から補助金を差し引いた額の概ね2分の1が地方債で,残額が特別交付税で措置されることとなったことに伴いまして,特別交付税の措置分を繰り出すものでございます。一般会計補正予算につきましては,以上でございます。

こども福祉課長)こども福祉課所管分について,ご説明申し上げます。事項別明細につきましては,46ページから47ページをご覧ください。款3民生費,項2児童福祉費,目2児童措置費,子ども手当経費の子ども手当2億2,351万1,000円の減でございますが,平成23年度当初予算において,子ども手当につきましては,子ども1人につき3歳未満2万円,3歳以上1万3,000円を計上しておりましたが,平成23年4月から9月分までは,平成22年度子ども手当法のつなぎ法として,引き続き年齢に関わらず1人1万3,000円となったこと。また,平成23年10月以降分は,特別措置法として,子ども1人につき3歳未満1万5,000円,3歳以上1万円,第3子以降小学校終了前1万5,000円の手当へ変更になったことに伴い,不用額を減額したものでございます。次に歳入になります。36及び37ページをご覧ください。款14国庫支出金,項1国庫負担金,目1民生費国庫負担金,節2児童福祉費負担金の子ども手当負担金[定額]2億2,328万9,000円の減は,子ども手当のつなぎ法及び特別措置法に伴い,手当額が変更となったため,国庫負担金をそれぞれの負担割合に基づき減額するものです。次に38及び39ページをご覧ください。款15県支出金,項1県負担金,目1民生費県負担金,節2児童福祉費県負担金の子ども手当負担金[定額]484万2,000円の減は,国庫負担金と同様の理由により,県負担金をつなぎ法及び特別措置法の負担割合に基づき減額するものです。以上でございます。

次長兼健康増進課長)それでは,健康増進課に係る補正予算についてご説明いたします。46,47ページをご覧ください。ページの下から2つ目の表でございます。款4衛生費,項1保健衛生費,目5市民健康管理費のうち,まず,成人保健事業でございます。成人保健事業では,胃がんや肺がんなどの検診を委託して実施しておりますけれども,そのうち,肺がん検診,結核検診について,補正増をお願いするものでございます。肺がん検診については,40歳以上64歳未満の年齢階層で1,960件を,65歳以上で3,424件を,喀痰検査では,36件を見込み,当初予算額383万5,000円に対し,83万1,000円の増額を見込むものでございます。次に,結核検診でございます,医療費機関で受診するもの1,133件,集団での検診3,427件を見込み,当初予算額594万6,000円に対し,90万5,000円の増額を見込むものでございます。次に,その下の母子保健事業でございます。補正内容は,不妊治療に要する経費に対し1件当たり5万円を補助する不妊治療費補助金について,20万円の増額補正をお願いするものでございます。当初予算では,30件分の150万円を計上しておりましたが,本年度は従来よりも申請件数が多くなると見込まれるため,4件分の20万円を計上しております。次に,歳入でございます,予算書の補正予算書の40ページ,41ページをご覧ください。上から4つ目の欄,款20諸収入,項5雑入,目5雑入,節5雑入の中の肺がん検診負担金でございます。これは,歳出で見込んだ肺がん検診に係る歳入の増加分を計上したものでございます。以上でございます。

次長兼教育総務課長)教育総務課所管の補正予算案につきましてご説明申し上げます。まず,補正予算書の5ページをご覧いただきたいと思います。上の第2表,継続費補正でございます。款,教育費,項,中学校費,柿岡中学校改築事業でございます。補正後につきましては,15億6,425万9,000円でございまして,1億274万1,000円の減額となっております。これは,契約額が確定いたしましたので,変更をするものでございます。続きまして,予算書54,55ページをお開きいただきたいと思います。2段目の款,教育費,項,小学校費,目,教育振興費でございますが,教育振興支援事業111万5,000円の補正増でございます。これは,支援対象者33名の増加に伴いまして,予算に不足が生じるため,就学援助費扶助としまして16万5,000円,給食費扶助としまして95万円を増額計上するものでございます。次に,学校建設費でございますが,学校耐震化事業としまして,2億1,972万2,000円を計上いたしました。内容につきましては,説明の欄にございますように,三村小学校屋内温水プール天井改修工事4,063万5,000円,石岡小学校耐震改修工事1億7,010万円。さらに工事に係る工事監理委託料としまして,898万7,000円でございます。この事業につきましては,恐れ入ります39ページをご覧いただきたいと思います。この1番上の段,国庫支出金,教育費国庫補助金,小学校大規模改造事業補助金としまして,歳入として,9,264万6,000円を歳入として見込んでおります。また,54,55ページにお戻りいただきたいと思うのですが。次に,上から3段目,項,中学校費の学校管理費,学校管理運営経費としまして,水道料及び下水道使用料としまして,合計200万円の増額を計上させていただきました。これにつきましては,大震災及びその後の余震の影響と思われる漏水が発生しまして,予算の不足が生じたものでございます。次に,その下の教育振興費,県外競技会参加補助金でございますが,今年度は,補助対象とする県外大会への参加が多かったことなどから9万円の増額をお願いするものでございます。次のページをご覧いただきたいと思います。56,57ページでございます。上から4段目,款,災害復旧費,項,教育施設災害復旧費のうち,学校施設災害復旧費,集中豪雨災害復旧費でございますが,工事費が確定をいたしましたので,2,911万5,000円の補正減をお願いするものでございます。また,戻っていただきまして,5ページをお開き願いたいと思います。第3表の繰越明許費につきまして,ご説明申し上げます。次のページをお開き願います,6ページ。上から4段目。10教育費,小学校費の学校施設耐震化事業でございますが,これは,先ほど,歳出のところでご説明いたしました,三村小及び石岡小の工事,それに伴う工事監理委託料,この合計額でございます。国の補正予算に伴う前倒しの事業として,実施するものでございまして,全額を繰り越すものでございます。次に,災害復旧費,教育施設災害復旧費,学校施設災害復旧費のうち,南小学校,擁壁復旧事業としまして,800万円を繰り越すものでございます。この部分につきましては,大震災の後,余震等の影響で,現場が落ちついた段階で対応する必要がございましたので,繰り越しをお願いするものでございます。最後に38,39ページをご覧いただきたいと思います。歳入でございます,上から3段目,款県支出金,項県補助金,教育費県補助金でございますが,小学校費補助金としまして,23万5,000円,中学校費補助金としまして5万6,000円,幼稚園費補助金としまして16万円を歳入として計上いたしました。これは,市で行う就学支援事業に対しまして,被災地から避難された,園児,児童,生徒分の県補助金でございます。この3本で県の補助金10分の10が,歳入として見込んでございます。説明は以上でございます。よろしくお願いします。

生涯学習課長)それでは,生涯学習課所管の補正予算について,ご説明いたします。最初に歳入でございます。予算書の36ページから37ページの下から2段目でございます。款,分担金及び負担金,項,負担金,目,教育費負担金,節,社会教育費負担金の児童クラブ保護者負担金でございます。これにつきましては本年度開設を予定していた小幡小と吉生小が,それぞれ学童保育条例にございます10名に満たなかったため,開設に至らなかったこと。また,今年度6年生まで延長した府中小について,実施したのが7月であったための3か月分の,それぞれの差額を減額するものでございます。次に,予算書の38から39ページ,上から3段目,款,県支出金,項,県補助金,目,民生費県補助金,節,児童福祉費補助金の児童厚生施設等事業費補助金775万4,000円の減についてでございます。この補助金につきましては,児童クラブの開設に伴う施設建設及び備品購入のための補助金でございますが,先ほどご説明いたしました小幡小,それから吉生小の分と,また,現在建設しております南小学校の学童施設について,木造ということで,県内の木を使うと県から補助が出るということで,その2つ下にございます,いばらき木づかい環境整備事業補助金も利用いたしました。ここで訂正をお願いしたいのですが,いばらき木づかい環境整備事業補助金10分の10とございますが,10分の9でございます,申し訳ございません。その補助金を利用いたしました差額,366万2,000円を減額するものでございます。続きまして,放課後児童健全育成事業費補助金46万6,000円でございますが,小幡小,吉生小の指導員報酬の分を減額するものでございます。次に,一番下,款,県支出金,項,委託金,目,教育費委託金,節,社会教育費委託金の埋蔵文化財発掘調査委託金2,987万3,000円の減でございます。これにつきましては,県営畑地帯総合整備事業に伴う三村の下ノ宮遺跡と東成井の山ノ神遺跡おきまして,指名競争入札による差額を減額するものでございます。次に,歳出でございます,54ページから55ページの下から二段目,款,教育費,項,社会教育費,目,社会教育総務費の放課後児童対策事業の,1学童保育指導員報酬999万8,000円の減についてございます。これにつきましては,先ほど歳入でご説明いたしました小幡小学校と吉生小の開設を見込みました学童保育指導員報酬分を減額するものでございます。次に,3つ下,発掘調査経費2,987万3,000円の減でございますが,これにつきましても,歳入でご説明いたしました,県営畑地帯総合整備事業の委託に伴う入札による差額を減額するものでございます。以上でございます。よろしくお願いします。

学校給食課長)補正予算,学校給食課分についてご説明申し上げます。事項別明細につきましては,54ページから57ページをご覧いただきたいと思います。款の10教育費,項の6保健体育費,目の3学校給食センター費,節の13委託料。石岡給食センター調理業務経費の給食配送委託料102万9,000円の減額でございますが,今年度は,5年目となり,既存3台の更新分及び1台増車分の契約額確定に伴い,減額するものでございます。以上でございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより,質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

岡野副委員長)47ページの母子保健事業の20万円についてお伺いいたします。ただいまの説明によりますと,不妊治療費の補助金ということで,1件5万円というようなことで,補助金として出しているというようなお話でございましたが,不妊治療を受ける方が最近,以前にまして多いというお話を聞いているのですが。不妊治療費については,1回受けた場合に5万円で,その後また受けるというような場合でも,補助金の申請は,できるものなのでしょうか,どうなのでしょうか,その辺ちょっとお伺いします。

次長兼健康増進課長)お答え申し上げます。特定不妊治療補助金でございますが,これは,茨城県が別途補助をしております。茨城県は,各保健所が窓口になって申請し,県の補助が決定した方々が属する,住民票がある市町村に,大体どこの市町村でも補助しておりますが,その市町村で申請すると。県とは別に私ども市町村で補助するという仕組みですが,そのもともとの仕組みの中で,通算5年間支給するということになっております。私どもも従って,5年間の助成をするという考え方で実施しております。ですから,1回限りということではございません。

岡野副委員長)これは私の近くの人の例で恐縮なのですが,11年目にして,子ども授かったということで大変喜んでおりまして。ただいまの説明だと,5年間だというようなことでございましたが,こういう補助金については,10年なり,もう少し伸ばすというような,市としての考えというわけにはいかないでしょうけれどが,国とか県では,そのようなことについては,どのように考えているかお答えできますか。

次長兼健康増進課長)私の承知している限りでは,県は,要綱をつくってございますので,連続して5年ということは間違いないと思います。ただ,その感覚がどうかということ,一生のうちで連続した5年間,一度限りかどうかということは,確認をしておりませんので,その辺は今後課題として受けとめたいと思っております。

岡野副委員長)私の近くでも本当に,11年目で子どもができたということで大変に喜んでいる家庭がありますので,ぜひとも,県の会議とか,そのような場がありましたら,声を大にしてもう少し延長して欲しい,というようなことでお願いをしたい。このように思います。続きまして,55ページ,教育活動振興経費の9万円でございますが。県外競技会の参加補助金というようなことで,9万円増というようなことで出ましたが,石岡の,これは,多分中学校なのかなとは思いますが,どういう競技のため県外に大会に出る経費に使ったのか,もし資料があれば,お答えをいただけますか。

次長兼教育総務課長)はい,23年度の県外競技の参加補助金,対象となった大会でございますが,関東中学校バドミントン大会,新体操関東中学校新体操大会,それから,関東中学校陸上競技大会,全国中学校バドミントン大会等,8件で補助金を支払っています。それで,先ほど回数等を申し上げましたけれども,全国大会になりますと開催地によりまして非常に交通費がかかる場合もございます。今年度の場合は,全国中学校バドミントン大会が滋賀県の大津市で開催されまして,こちらに石岡中,城南中,国府中から,代表が参加をしておりまして,こういった大会。特に団体が参加するというような場合につきましては,1件で相当の補助の額に上りまして,今年度の場合,この後バドミントンの大会がございまして,不足するということで,補正増をお願いしたものでございます。以上でございます。

岡野副委員長)続きまして,大変前後して申しわけございませんが,この教育振興支援事業についてお伺いいたします。111万5,000円ですか。これにつきましては,就学援助申請者が33名増加したと,そのために,補正するんだというような説明がございましたが,就学援助申請者というのは,どういうような方をいうのでしょうか,お伺いいたします。

次長兼教育総務課長)こちら,準要保護の児童でございます。経済的に厳しいといいますか,困窮者の児童,生徒ですが,そちらの学用品等に,一部を扶助として支出しているものでございます。

岡野副委員長)生活に困窮しているということは,差し支えがあれば,答弁は結構ですが,生活保護を受けているとか,或いはそれに準ずる世帯というようなことで理解してよろしいんでしょうか。

次長兼教育総務課長)おっしゃるとおり,生活保護者につきましては,要保護ということで対応しております。こちらにつきましては,生活保護として,給付がございますので,それに準ずる経済的な理由ということで,準要保護ということにより,認定をして,扶助している状況でございます。

岡野副委員長)ありがとうございました。続きまして,教育費の社会教育費の社会教育費で,999万8,000円の減でございますが,小幡と吉生の学童保育の開設が,定員に満たなかったので開設できないために,指導員の報酬を減額するというような説明がございました。10名ということで,決まっているようでございますが,小幡,吉生小では,どのくらい生徒数が足りなくて,開けなかったんでしょうか。

生涯学習課長)はい,吉生小学校につきましては,8名。それから,小幡小学校につきましては,5名の申込者数があったということでございます。

岡野副委員長)説明を聞きますと,小幡については,5名ということですから,半分しかいないということなので,開設が難しいのかなと思いますけど,吉生小学校の場合は8名。8割を満たしているというようなことでも,やはり開けないのでしょうか,お伺いします。

生涯学習課長)はい,条例では10名ということになってございますので,条例の改正,或いは,市単独費での支出でやるということであれば,開設ができます。以上でございます。

岡野副委員長)極力ですね,小幡,吉生は人数が少ないということで開けなかったということでございますが,そういう放課後児童の対策として,その学童保育をやっているというようなことをもう少しですね,PRを進めていただきまして,今の時代ですから10名程度は,集まるのではないのかなと思ってるわけなんですが,更なるPRに努めまして,ぜひとも開設できるような方向でお願いをしたいと思います。これは要望ですので,結構でございます。ありがとうございました。

菱沼委員長)ほかに質疑は,ございませんか。

村上委員)はい,ありがとうございます。私からは,2点お伺いします。55ページ,学校施設耐震化事業で,先ほど三村小学校,石岡小学校の改修工事ということでございました。こちらのスケジュールが決まっておりましたらお願いします。

副参事学校建設担当)学校耐震化事業についてのスケジュールでございますけども,三村小学校については,4月から4か月程度の工事期間。石岡小学校の耐震改修工事については,大体9月ぐらいまでの約6か月間を予定しております。以上です。

村上委員)そうしますと,三村小の本年度のプール事業の対応については,どのようにお考えでしょうか。

副参事学校建設担当)三村小学校のプール事業につきましては,学校と協議いたしまして,工期が大体4か月程度予定していますので,夏のちょっと前と考えていますが,学校と調整しながら進めてまいりたいと思います。

村上委員)はい,ありがとうございます。4か月ということで,7月いっぱいか若しくはその前なのかと思うのですけれども,せっかく新しくできるのであれば,新しいところでできるように調整いただいて,子どもたちがプールを安全で安心して使えるように配慮していただきたいと思います。続けて次のページ,57ページでございますが,災害復旧費の中の集中豪雨災害復旧費,こちら南中のことかと思われるのですか,工事費確定ということで,工事完了年目途は,どのくらいになるのかお願いします。

副参事学校建設担当)集中豪雨災害復旧費の減額についてでございますけども,工期につきましては,現在工事を行っていまして,3月15日までの予定でしたが,若干遅れていまして。10日ほど工事の延長をしたいと考えています。それで,今月末までには,完了する予定です。以上です。

村上委員)はい,ありがとうございます。昨年の集中豪雨の被害ということで,学校の一部,グラウンド等の使用制限がかかっていたようですので,今月中に終わり,新年度新しい状態で,できればということで対応をお願いしたいと思います。以上です。

菱沼委員長)ほかに質疑は,ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第14号平成23年度石岡市一般会計補正予算(第8号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第19号平成23年度石岡市介護サ―ビス事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

高齢福祉課長)それでは,議案第19号平成23年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)について,ご説明申し上げます。補正予算書の25ページをご覧願います。初めに,歳入歳出予算の補正でございます。事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ113万5,000円を減額し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億3,171万4,000円とするものでございます。次に,債務負担行為の補正でございます。28ページをご覧願います。包括支援システム機器借上料にかかる債務負担行為の変更でございます。補正前の限度額377万9,000円,補正後の限度額299万円とするものでございます。次に,地方債の補正でございます。老人福祉施設災害復旧事業債の変更でございます。補正前の限度額4,030万円,補正後の限度額1,650万円とするものでございます。続きまして,事項別明細についてご説明申し上げます。補正予算書の114ページから115ページをご覧願います。初めに,歳出でございます。款1サービス事業費,項1施設介護サービス事業費,目1施設介護サービス事業費,節15工事請負費113万5,000円の補正減につきましては,震災に伴う特別養護老人ホーム災害復旧工事が完了し,工事費が確定したことに伴い,補正するものでございます。次に,歳入についてご説明申し上げます。補正予算書の112ページから113ページをご覧願います。ただ今,歳出でご説明申し上げました特別養護老人ホームの災害復旧工事にかかる財源について補正するものでございます。災害復旧工事に対しまして,災害復旧費補助金が交付され,工事費から補助金を差し引いた額の概ね2分の1が地方債で,残額が特別交付税で措置されることとなったことに伴い,補正するものでございます。款2繰入金,項1一般会計繰入金,目1一般会計繰入金,節1一般会計繰入金1,666万5,000円の増,款4市債,項1市債,目1災害復旧債,節1社会福祉施設災害復旧債2,380万円の減。款5国庫支出金,項1国庫補助金,目1災害復旧費国庫補助金,節1社会福祉施設災害復旧費国庫補助金600万円の増でございます。介護サービス事業特別会計の補正予算につきましては,以上でございます。

菱沼委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第19号平成23年度石岡市介護サ―ビス事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第26号石岡市公民館条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

中央公民館長)議案第26号石岡市公民館条例の一部を改正する条例を制定することについて,ご説明いたしたいと思います。提案理由に,地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備する法律による,社会教育法の一部改正に伴い,公民館運営審議会委員の委嘱基準について,市条例で定めることとなったためとございますが,市公民館運営審議会委員につきましては,これまで社会教育法第30条の委嘱基準を受けた中で,条例で審議会の委員の定数のみ定めておりましたが,この提案理由にありますよう,地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備する法律による,社会教育法の一部改正に伴い,公民館運営審議会委員の委嘱基準について,改正しております。改正につきましては,条例の第6条第3項で,公民館運営審議会の委員の定数は,20人以内とする,というのが現行でございますが,改正後は,20人以内とし,学校教育及び社会教育関係者,家庭教育の向上に資する活動を行う者並びに学識経験のある者の中から,教育委員会が委嘱する,との改正をするものでございます。

菱沼委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。質疑は,ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第26号石岡市公民館条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第27号石岡市立中央図書館条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

中央図書館長)議案第27号石岡市中央図書館条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明をさせていただきます。提案理由につきましては,地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律を整備する法律により,図書館法の一部が改正になりました。それに従いまして,図書館協議会の委員の任命基準について,市条例で定めることとなったためでございます。内容といたしましては,従来は,条例においては図書館協議会委員は,定数10名のみとなっておりましたが,任命基準,図書館協議会委員の任命基準につきましては,図書館法の第15条及び16条において定められておりました。改正後につきましては,ここの部分につきまして,文部科学省令に定める基準を参酌したうえで,市条例におきまして定めることとなったためでございます。改正後につきましては,定数10名以内とし,学校教育及び社会教育の関係者,家庭教育の向上に資する活動を行う者並びに学識経験のある者の中から,教育委員会が任命するというような形に改めることになりました。以上でございます,ご審議のほど,よろしくお願いをいたします。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。

岡野委員)現在,協議会の委員は,どのような人があたっていますか,お伺いします。

中央図書館長)お答えいたします。現状の委員数,10名でございます。内訳に関しましては,学校の代表者2名,社会教育委員会から推薦を受けた者2名,学識経験者4名,ボランティアの代表の方2名の計10名となってございます。

岡野委員)はい,ありがとうございました。ボランティアの方は,どのような方を選んだのでしょうか。

中央図書館長)お答えいたします。私ども図書館に,お話し会というのがございまして,石岡地区と八郷地区にそれぞれ1団体ずつございます。図書館の催事などにご協力をいただいております。また,会独自で,さまざまな活動しております。その代表の方,2名にお願いをしてございます。

岡野委員)はい,ありがとうございました。

菱沼委員長)ほかに質疑は,ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第27号石岡市立中央図書館条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第28号石岡市介護保険条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

高齢福祉課長)はい,それでは,議案第28号石岡市介護保険条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。今回の改正につきましては,第5期介護保険事業計画の策定に伴います介護保険料の改正でございます。介護保険料につきましては,第1号被保険者に対し,政令で定める基準に従い条例で定めるところにより算定された保険料率により算出された保険料額によって課すると規定されております。保険料率は,市町村介護保険事業計画に定める介護給付費等対象サービスの見込量等に基づいて算定した保険給付に要する費用の予想額,財政安定化基金拠出金の納付に要する費用の予想額,都道府県からの借入金の償還に要する費用の予想額並びに地域支援事業及び保健福祉事業に要する費用の予定額,第1号被保険者の所得の分布状況及びその見通し並びに国庫負担額等に照らし算定するものとされております。このことから,第5期介護保険事業計画において算定された平成24年度から平成26年度までの各年度における保険料額に基づき,石岡市介護保険条例の第8条を改めるものでございます。説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

菱沼委員長)これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。暫時休憩いたします。

 −休憩−

菱沼委員長)再開いたします。委員の皆さんから何かございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第28号石岡市介護保険条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第29号石岡市緊急診療所条例を廃止する条例を制定することについてを議題といたします。本案について執行部から説明を求めます。

次長兼健康増進課長)はい,石岡市緊急診療所条例を廃止する条例を制定するについてご説明いたします。本件は,平成24年度から緊急診療業務を委託することにより石岡市緊急診療所条例を廃止するものでございます。石岡市緊急診療所は,日曜,祝日,年末年始の昼間更に夜間は,土曜日を加えて診療を行っておりますが,現在の石岡保健センターが石岡市メディカルセンターとして,昭和54年6月1日に供用開始され,同日付けで石岡市が医療機関として,石岡市緊急診療所を同メディカルセンター内に開設し,石岡市が直営でその運営を開始いたしました。その当時の診療科目は,内科,小児科,歯科でございます。直営による医師確保の調整や医療費の請求事務の煩雑さのため,平成11年4月1日から緊急診療所を石岡市医師会病院内に移転し,その運営を石岡市医師会へ委託したところでございます。この時点で診療科目は,内科,小児科のみとなり,歯科は,業務委託で対応することになりました。平成21年に新型インフルエンザが発生した際,多くの患者が緊急診療所に押し寄せ,現状の緊急診療所では,こうした事態への対応に限界があることが判明いたしました。具体的には,診療室や待合所が狭いため一度に大勢の患者が訪れた場合には,屋外で待機をお願いしなければならない状態でございました。こうした状態への対応として,現在,緊急診療所の運営を石岡市医師会へ委託しているものを緊急診療業務を同医師会へ委託することに切り替えることを検討いたしました。これにより,現在の狭い緊急診療所を廃止し,新型インフルエンザの発生時のように多くの患者が来院しても,医師会病院の広い待合いスペースでお待ちいただけるようになり,市民へのサービスレベルの向上期待できるというものでございます。法律上の問題もなく,緊急医療体制に変更を加えずに,サービスレベルの向上に資するものであるため,現在の緊急診療所の運営を委託しているものを緊急診療業務を委託することに変更するにあたり,石岡市緊急診療所条例を廃止するものでございます。なお,本条例の制定により,関連する条例として,石岡市公共施設の暴力排除に関する条例,石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を合わせて改正するものでございます。以上でございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第29号石岡市緊急診療所条例を廃止する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩といたします。

 −休憩−

菱沼委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。以上で本委員会に付託された案件の審査は,すべて終了したわけでありますが,これら係るに委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。以上で本件を終結いたします。次にその他の件といたしまして執行部から発言を求められておりますので,これを許します。

次長兼教育総務課長)教育総務課から,本日お手元に配付させていただいております、平成23年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価結果に関する報告書につきまして,ご説明を申し上げたいと思います。この報告書につきましては,地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条に規定をされておりまして,教育行政事務の管理及び執行の状況について自己点検評価を行い,その結果に関する報告書を議会に提出するとともに,公表することが義務づけられていますので,それに伴い,この報告書を提出するものでございます。この評価につきましては,石岡市教育事務点検評価委員といたしまして,2名の方に委員としてお願いをしまして,各種事業,総合計画と合わせた事務を選択しまして,それぞれの事務につきまして評価をいただいたものでございます。この後委員会に提出をさせていただいた後,議会に提出させていただく予定でございます。その後,市ホームページにおきまして,この内容を公表する予定でおります。以上でございます。

菱沼委員長)ただいまの件につきまして,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いをいたします。

岡野副委員長)今年度の5月から,こちらの委員会に属しましたので,よく存じ上げなかったのですが,石岡市の教育事務点検評価委員,この方については2名の方が任命されておりますが,この方との,事務点検評価会議というのでしょうか,それについては年間どのくらいで行われているのですか。

次長兼教育総務課長)はい,今年度は,2回開催いたしました。内容につきましては,まず企画部で行っております事務評価,点検ができ上がった段階で,その資料をもとに評価委員の方に会議を開きまして,まずご覧いただきます。その中で疑問点等を整理しながら,2回目である程度の評価内容について,確認いただき事務局でそれを整理しまして,3回目といいますか,その最後の校正につきましては,持ち回りで確認をいただき作成している状況でございます。

岡野副委員長)最初に聞けばよかったのですが,任期については,いつからいつまでなのでしょうか。

次長兼教育総務課長)任期は2年でございます。現在,委員二人は,平成22年5月20日から24年3月31日まで,2年以内とするという規定がございますので,24年の3月31日までとなってございます。

岡野副委員長)そうしますと,今月いっぱいということになりますと,来月からは,また新しい人がこの評価委員になるというようなことで理解してよろしいんでしょうか。

次長兼教育総務課長)また新たにお願いをすることになります。同じ方がなるかどうかは,まだ不明でございますが,また新たにお願いをするということでございます。

岡野副委員長)はい,ありがとうございました。

菱沼委員長)ほかに質問は,ございませんか。
 暫時休憩をいたしまして,内容を確認いただきたいと思います。

 −休憩−

菱沼委員長)再開いたします。ほかに質問等は,ございませんか。

野口委員)ちょっとお聞きしますけれども,これ事業名のことなのですが,毎年,毎年,この事業名は変わってくるわけですか。

次長兼教育総務課長)事業名につきましては,5ページに一覧で記載がございます。東小学校校舎改築事業など事業が終了した段階でなくなっていきます。また,それ以外の事業につきましても,その事業が終了又は廃止になった場合には変わっていくことになろうかと思います。そもそも,これら事業は,総合計画の主要事業の中に記載された事業を選んでいるものでございます。

野口委員)事業が終われば,新たに総合計画の事業の中から選ばれるという形でいいんですね。

次長兼教育総務課長)はい,そのとおりでございます。

野口委員)はい,わかりました,ありがとうございました。

菱沼委員長)ほかにご質問等ございませんか。

岡野副委員長)これは,今日見させていただいたんですけども,19ページ,八郷運動公園維持管理経費の記載がございますが,石岡には,ジョギングコースというんですか。ジョギングコースが設定されているようでございますが,生涯学習・生涯スポーツの推進を見ると,そういうものについては全く記載されていないんですが,今後,周囲を利用すれば,ジョギングコースの設定は,できると思いますが,その辺についてはどのように考えていますか。

菱沼委員長)担当のスポーツ振興課長が出席をしていません。教育委員会で,答えられる範囲で結構ですのでお願いできますか。

次長兼教育総務課長)はい,ご質問でございますが,この評価表につきましては,あくまで,22年度事業に対する点検評価ということで記載をしてございますので,この時点では,ジョギングコースの設置がないということで記載していない状況でございます。

岡野副委員長)大変失礼をいたしました。私も勉強不足でございまして,今度一般質問で,なぜそういうものができないのか聞きたいと思いますので,よろしくお願いします。

勝村委員)確認の意味でお聞きしたいのですけれど,学校の施設耐震化,これは何年度くらいで終わる予定ですか。

次長兼教育総務課長)現在の計画でございますと,石岡市耐震改修促進計画に基づいて行っておりますが,平成27年度までに耐震補強が必要な建物については終了するという予定でおります,以上でございます。

勝村委員)一般質問でもあったと思いまして,ちょっと確認の意味でお聞きしました,ありがとうございました。それからですね,教育振興支援事業,8ページに特色ある教育の推進とあるのですが。学校のPTA,保護者から言われたことがあるんですが,中学校,スポーツに関してなのですが。中学校に運動部で,その専門の先生がちょっと少ないよっていうお話をいただいたことがあるのですが。特にバレーボールを専門で教えてくれる,特に八郷地区の学校にはいないんだという話がありましたので。小学校でスポ少をやりながら,バレーボールをやっている子,上手な子がいますので,伸びたいと考えてるようなのですね。そういった面から,専門の先生をうまく配置していただけるとありがたいかなと思っていますので,その辺の考えがありましたらお願いします。

教育長)はい,お答えします。以前にですね,3年くらい前までは,野球の先生が不足ぎみだったので,県南であたってみて,いま充足したわけでございますが。ご指摘いただいたバレーボールを含めて,配置を考慮していきたいなと思っています,以上です。

勝村委員)ありがとうございます。スポーツに限らず,勉強の面でも優秀な人を出していくのも,この石岡から出していくことが,いいことだと思うんですね。スポーツに関しても推し進めていただければ,いいことかなと思いますので,どうぞよろしくお願いします。以上です。

菱沼委員長)ほかにご質問等ございませんか。

岡野委員)ちょっとお聞きしたいのですが,これ18ページに小井戸運動広場,少年スポーツ広場,染谷野球場,この年間経費は,草刈りとかあれですか。ここは借りているのですよね。

菱沼委員長)この担当課長が出席していませんので。

岡野委員)ああそうでしたね,それでは結構です。

菱沼委員長)ほかにございませんか。

野口委員)余談なのですけれども,これ学校評議員って各地区におりますよね。この方と評価委員とのつながりは,全くもたないのですか,それをお聞きします。

次長兼教育総務課長)はい。学校評議員と点検評価委員との関連は全くございません。

野口委員)これ学校評議員の方は,各地区から何名か選出されて選ばれているわけですけれども,この評議員の方は,やっぱり持ち区の,学校の内容とか,その指導とかするわけですよね。それが,多分役目だと思うんですけれども。その評価したものを挙げないということなんですか。全くそれは関知しないと。その地区は,地区だけで行ってもらうというような。

次長兼教育総務課長)学校評議員につきましては,各学校に評議員をお願いして,その学校運営等について,校長の求めに応じて意見をいただく,学校運営を行っていただくものでございます。この事務事業の点検評価につきましては,学校ということではなくて,教育委員会の事務,行政事務,そういったものの実績をもとに,評価をいただくという視点でお願いをしているところでございますので,学校評議員につきましては,それぞれの学校の運営上の助言をいただいたりしてるわけでございますが,そういったことを中心に行っていただいているということ,それからこちらの点検・評価委員につきましては,あくまで教育委員会のすべての事業に関する実績に基づいた評価をいただくということで,職務分担があります。対応いただく,対象が違うということで,ご理解をいただきたいと思います。

村上委員)確認なのですけれど。4ページを見ますと,この報告書ができたのが24年2月ということで,それぞれの22年度実績に対する評価が,達成度100パーセントを超えてるものから,超えていないもの,評価委員の意見ということで書いてありますけれども。報告ができたのが24年2月ということは,例えばこれ,喫緊に一番,対応課題を達成させようとすると25年度になってしまうタイミングなのでしょうか。

次長兼教育総務課長)はい,ご指摘のとおりです。いま行っていますのは,9月に企画部で行っている事務事業の実績を踏まえた対応をしておりますので,その後,資料作成,検討いただくということですので,一番早くても25年度の対応となってしまうのが現状でございます。

村上委員)そうしますとこちらたくさん事業がある中で,目標達成できているものと達成できてないもの,評価委員の意見ということで,各項目にそれぞれ要望がありますけれども,例えば,耐震化等,早急に対応していただきたいという,せっかく意見をいただいている中で,それに対応できるのが25年度以降だと,とても遅いように感じてしまうのですけれども,そういった意見から短縮できるような仕組みというか,今後とれるのかどうかお伺いします。

次長兼教育総務課長)はい,村上委員のご指摘のとおり,次年度の予算に反映できる期限が12月かと思います。その点で,次年度の当初予算に反映できるようなスケジュールで,この評価表が提出できるように,今後スケジュール等,委員の方と協議しながら努力してまいりたいと考えております。

村上委員)はい,ありがとうございます。せっかく評価していただいているものですので,予算に反映できるようなタイムスケジュールを組んでいただきたいと思います。

菱沼委員長)ほかにご質問等ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,本件を以上で終結いたします。

次長兼教育総務課長)東小学校改築事業の進捗につきまして,ご説明を申し上げたいと思います。現在,屋内運動場の建築を行っております。3月25日までに,体育館及びアプローチの工事を完了する予定でございます。ただ,この体育館建築の遅れなどから,その後予定しておりました,既存体育館の解体が時期的に,今年度間に合わない状況になってしまいました。その理由としましては,これはこの事業につきまして平成22年度の国の補正予算に基づき,市の補正予算で計上させていただきまして,22年度の繰越事業として,23年度に行ってまいりました。体育館の改築につきましては,体育館の改築後,既存体育館の解体及び入り口付近の整備ということで,今年度予定しておりました。まず,予定した敷地,体育館を立てる敷地内に湖北水道の幹線が入っていることが分かりまして,その移転等に時間かかったこと。それからまた,工事中にタイの洪水によって,資材が非常に停滞し手に入らないという時期が,これは1か月,2か月単位で遅れたということもございまして,さらに,東日本大震災によりまして,夏以降,秋口から非常に人員の確保が難しくなってきたというようなことで,予定していた工事も遅れてしまったのが現状でございます。そういったことから,改築工事がある程度完了しませんと,既存体育館の解体に伴う進入路,作業道が確保できないということがありまして,今年度の事業を繰り越し,来年度に繰り越さざるを得ないの状況になりましたので,今後,その事故繰越の手続等について,準備を進めているところでございます。以上ご報告を申し上げたいと思います。

菱沼委員長)ただいまの件につきまして,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,本件を以上で終結いたします。

次長兼教育総務課長)23年度のその他の建築事業や,そのほかの事業につきまして,年度末ですのでご報告を申し上げたいと思います。まず,工事関係でございますが,南中学校につきましては,間もなく工事が完了するということでございます。それから,大きなところでは,仮称柿岡中学校改築事業の現在八郷中学校改築事業ということで呼称しておりますが,これにつきましては,1階部及び2階部の一部コンクリート打設作業中でございます。北側進入路につきましては,24年度,来年度の予算において,対応するべく所有者と協議をしているところでございます。おおむね1週間から2週間程度の若干遅れは出ておりますが,ある程度を,見込んだスケジュールで進んでいるというふうにみております。それから,国府中でございますが,こちらも工期を若干1週間ほど延期をしまして,現在は擁壁工事等も終了して,ほぼ完了する予定でございます。今週中にも完了できるではないかと考えております。それからもう一点,八郷中学校の統合作業の進捗につきまして,ご報告申し上げます。これにつきましては,統合検討会をメインに進めてるわけですが,その中でも細かな作業として,専門部会を設置し進めております。まず,総務部会として,校歌校章の公募をいたしました。これにつきましては,校歌が20件,校章が49件の応募がございまして,候補作品として5点に絞りまして,最終的には統合検討会において,決定をしてまいる予定でございます。それから,生徒指導部会でございますが,こちらの一番大きな課題であります,制服の選定を今現在進めております。メーカーに見本品を作成いただきまして,該当する小学校の4年生,5年生,それから1年生から5年生までの保護者に対して,各小学校にそのサンプルを運びまして,機会を捉えて,アンケートを実施しております。現在,アンケートが終了しまして集計をしているところでございます。これに伴って,このアンケートの結果を参考にしまして,生徒指導部会で案を選定しまして,検討会において,決定してまいりたいというふうに考えております。それから,通学部会でございますが,現在は通学バスのルート,乗車人員,基本となる負担金の有無等につきまして,さまざまな意見が出されているところでございますので,また引き続き検討加えて,進める予定でございます。以上が八郷中学校統合に向けた進捗でございます。報告は以上でございます。

菱沼委員長)ただいまの件につきまして,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いをいたします。

勝村委員)八郷中学校,統合中学校に関してなのですが。今伺ったなかで,制服に関してなのですが,検討しているということで。これらの制服,3年生も対象で新しくするのでしょうか。3年生は,1年間でまた制服の負担があるというと。1年間は,自由ということにはいかないでしょうけれど。その辺,お伺いします。

次長兼教育総務課長)制服の着用につきましては,当初より,今現在の学校の制服を買った学年の生徒は,経過処置としてそのまま卒業までお使いをいただくと。新たに買う場合は,それを阻害するわけではございませんが,基本的には負担を少なくするという意味から,今お使いになっているそれぞれの学校の制服をそのまま着用いただくということで,新しく入る1年生から,新しい制服でそろえると考えております。

勝村委員)ありがとうございました,そのようにお願いします。

菱沼委員長)ほかに質問等は,ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,本件を以上で終結いたします。

社会福祉課長)はい,今年度,石岡市地域福祉計画を石岡市地域福祉活動計画と一体として策定しているところでありまして,前回,当委員会で計画の概要をご説明したとおりございますが,その後,2月27日に第3回石岡市地域福祉計画,石岡市地域福祉活動計画策定委員会を開催しまして,計画がほぼまとまりましたので,計画の概要を説明させていただきます。なお,当該計画書は,お手元に配付させていただいてございますので,ご覧いただきますようお願いいたします。23ページをお開きください。計画の基本理念でございますが,地域福祉を推進していくためには,地域で暮らす誰もがお互いを思いやり,支え合っていくことが大切であり,実践していくことが重要であります。そこで,「お互い思いやり支えあう ずっと住み続けたいまち いしおか」を目指します。また,地域福祉計画の基本的な考え方として5つを挙げました。1つとしては,地域における福祉サービスの適切な利用の推進。2つ目としては,地域における社会福祉を目的とする事業の健全な発達。3つ目としまして,地域福祉に関する活動への住民参加の促進。4つ目としまして,要援護者の支援について。5つ目として,高齢者の孤立の防止や住所不明の対応としまして,福祉サービスを受ける側,提供する側との一体感を重視しながら,さまざまな福祉活動に参加するために,住民,地域住民の参画がなくてはならないことを考えております。そこで,次に24ページをお開きください。基本目標を4つ掲げました。また,25ページで計画の体系図を表しましたが,前回ご説明をしておりますので,この部分は省略させていただきます。続きまして26ページをご覧ください。計画の柱,1として,人育てとしております。その取組を,1子ども市民の社会力育てとしまして,その現状と課題,次に市民アンケートや団体ヒアリングの回答と意見をお示しし,最後に施策の4項目の具体的な取組を挙げました。また,次に28ページでは,計画の柱の人育ての2つ目の取組として,福祉に関わる人材の育成としまして,現状と課題,アンケートやヒアリングの結果をお示し,具体的な施策4項目を挙げました。同様に37ページまでを計画の柱の四つの項目,それとその取組として,8項目号を具体的なものとして挙げております。さらに,25ページの計画の体系図の一番右側にあります,施策(1)介護予防事業の充実に努めます,とありますが,これらを37ページのところの1番下の段にあります,具体的な取組、参照第5章施策の(1)介護予防事業の充実に努めますとあります,その取組をこれらの取組の具体化を38ページで,第5章として,市民等の役割,市の役割,社会福祉協議会の役割,それぞれを1つずつ挙げてございます。このように以降56ページまで18項目の施策を同様にお示してございます。57ページからは,計画の推進と評価としまして,住民等の役割,民生委員児童委員,福祉サービス事業者,市,社会福祉協議会の計画推進の役割等を示してございます。59ページ以降は,資料編となります。なお,この計画の概要につきましては,広報いしおかの紙面で公表を考えているところでございます。続きまして,第2期石岡市障がい者基本計画及び第3期障がい福祉計画を策定しているところで,地域福祉計画同様ほぼまとまりましたので,前回の委員会後の変更点等を説明させていただきます。お手元の資料をご覧いただきたいと思います。この計画書は障害者基本法に基づく石岡市障がい者基本計画と障害者自立支援法に基づく障がい福祉計画の2つの計画を同時にまとめて作成しているところでございます。この2つの計画は,当市の障害福祉施策の基本をなす計画でありまして,基本的な方針等は,同じであるため,1冊にまとめて作成したものでございます。その中で,89ページから94ページまで,障がい福祉計画に係る目標数値及びサービス見込み量につきまして,各サービスごとに今後の方針という項目を加えさせていただきました。平成28年度までの目標数値等は,前回の委員会時の説明資料と変更がございません。また障がい者基本計画も前回からの変更は,ございませんので省略させていただきます。以上で説明を終わります。

菱沼委員長)ただいまの件につきまして,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いをいたします。
 何かございませんか。
 この地域福祉計画等についてですね,前回の教育福祉委員会でも説明がありまして,最終的にまとまった内容の報告があったわけでございます。予算特別委員会のなかでも,保健福祉部長,佐子川部長から,福祉計画に対しての考え方,想いが十分に述べられた部分がありました。私としては,ものすごく認識したところでございます。何か,ご質問等ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)ないようですので,本件を以上で終結いたします。その他の件として,ほかに発言はございませんか。暫時休憩します。

 −休憩−

菱沼委員長)再開いたします。その他の件といたしまして,ほかに発言は,ございませんか。

 (「なし」との声)

菱沼委員長)次に,閉会中の継続審査の申し出についてを議題といたします。本委員会において,閉会中もなお継続して調査を行うため石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案分に示す理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をしたいと思います。これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」との声)

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で本日の教育福祉委員会を閉会します。




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