第１回委員会　（４月１７日）
出席委員	高野　要委員長，関口忠男副委員長，前島守雅委員，山口　晟委員，大槻勝男委員
市執行部	都市建設部長（沼田　耕），都市建設部次長兼都市計画課長（前島　晃），都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長（大関敏文），都市建設部参事兼道路建設課長（福田嘉夫），下水道課長（飯田修久），下水道課副参事下水道担当（櫻井俊充），建築住宅指導課長（舟橋　伸），建築住宅指導課副参事建築担当（栗原秀樹），道路建設課副参事（嶋田行正）
議会事務局	庶務議事課係長（飯田英男）

髙野委員長）ただ今から，都市建設委員会を開会いたします。本日の委員会は，平成24年度になりまして，説明員として執行部の出席を求め，開催する初めての委員会であります。つきましては，都市建設委員並びに執行部との情報の共有化，そして今後の円滑なる委員会審査のため会議を開催するものでありますので，どうぞよろしくお願い申し上げます。なお，新年度，初めての委員会でありますので，最初に私ども委員の自己紹介をいたします。私のほうから自己紹介をいたします。都市建設委員長の高野　要でございます。よろしくお願いいたます。それでは副委員長から順にお願いいたします。

関口副委員長）副委員長の関口です。よろしくお願いいたします。

前島委員）前島です。よろしくお願いいたします。

山口委員）山口です。よろしくお願いいたします。

大槻委員）大槻です。よろしくお願いいたします。

髙野委員長）本日は，関委員が所用により欠席でございますが，当委員会は６名の委員をもって構成しておりますので，本年度もよろしくお願いいたします。それでは，これより議事に入ります。本日の議題は，都市建設部における所管事務並びに平成24年度の主要事業について及びその他であります。本日の調査に当たり，説明員として出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。それでは，冒頭にも申し上げましたとおり，本日の委員会は新年度最初の委員会でありますので，執行部におかれましては，自己紹介と併せまして，各課の所管事務及び主要事業について，ご説明を願いたいと思います。なお，発言は挙手によりこれを許します。

都市建設部長）都市建設部長の沼田でございます。本年も引き続き，よろしくお願いいたします。それでは24年度の最初ということでございますので，都市建設部の執行体制をご説明申し上げます。お手元の都市建設部業務概要の１ページの職員配置表をご覧いただきたいと思います。都市建設部は，都市計画課，駅周辺整備推進室，下水道課，建築住宅指導課，道路建設課の４課１室でございます。職員数は，私を含めまして63名となってございます。前年度は59名で４名の増となっておるところでございます。課の配置につきましては，都市計画課，駅周辺整備推進室が分庁舎の２階で執務しております。下水道課につきましては，分庁舎１階で石岡地区の管理業務，支所については全地区の工事及び八郷地区の管理業務を行っているところでございます。建築住宅指導課につきましては，分庁舎での業務となっております。道路建設課は分庁舎，支所で，それぞれの地区の道路建設・維持管理等の業務を行っているところでございます。それでは，続きまして各課の事務分掌及び主要事業につきましては，担当所属長から順次，自己紹介と併せましてご説明いたしますので，よろしくお願いいたします。

都市建設部次長兼都市計画課長）４月の定期異動により次長兼都市計画課長として任命されました前島です。どうぞよろしくお願いいたします。座って説明させていただきます。それでは，最初に都市計画課の概要についてご説明させていただきます。お手元の資料の平成24年度都市建設部業務概要の１ページをご覧願います。職員配置表の上段の都市計画課の欄をご覧願います。課長補佐２名，係長４名，課員５名，私を含めて12名の体制で業務を行っております。続きまして２ページをお開き願います。上段の都市計画課の事務分掌でございます。１つとしまして，都市づくりの基本構想に関すること。以下記載のとおりです。次に，４ページをお開き願います。平成24年度の主要事業施策概要についてご説明いたします。１番上から都市計画一般経費，都市計画の決定，変更や景観事業を行うための経費493万7,000円は，主に印刷製本費320万円ですが，これは都市計画の区域の変更等に伴う図面作成の印刷費でございます。主に1万分の１の用途図と３万分の１の白地図等を修正する予定でございます。次に，合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の合併特例事業計画に基づく道路整備の推進ということで14億8,752万5,000円ですが，内訳としまして測量設計調査委託料1,190万円は，村上・六軒線の境界杭設置として30万円，上林・上曽線の補償調査・不動産鑑定時点修正等で280万円，美野里・八郷線で同じく310万円，駅前・東ノ辻線で200万円等となっております。次に，八郷・新治線整備委託料３億4,310万円ですが，これは朝日トンネルの主に県に委託しているものでございます。内訳としましてはトンネルの設備関係，取付道路の工事，環境調査，境界杭の設置等でございます。なお，トンネルの設備関係につきましては６月議会へ契約案件として上程する予定でございますのでよろしくお願いいたします。次に，道路改良工事７億1,100万円ですが，内訳としまして村上・六軒線の道路改良と流末排水工事で8,970万円，上林・上曽線の道路改良と交差点改良及び八郷中学校入口の道路工事で２億4,810万円，美野里・八郷線の道路改良工事で２億10万円，駅前・東ノ辻線の改良工事が1億1,000万円，新治・八郷線4,000万円が主な事業として予定しております。次に，用地購入１億9,200万円ですが，内訳としまして貝地・高浜線が地権者13名で5,650万円，上林・上曽線が17名で5,100万円，駅前・東ノ辻線が９名で7,100万円が主な事業として予定しております。次に，立木等補償２億2,200万円ですが，貝地・高浜線の家屋補償１件ほか立木補償等で1,190万円，上林・上曽線で立木補償・工作物補償として4,540万円，駅前・東ノ辻線で家屋・立木補償等13件，１億5,750万円を予定しております。次に，街路整備事業（単独），都市計画街路等の整備に要する経費1,006万8,000円につきましては，設計委託料155万円はバスシェルター設置に伴う設計委託料でございます。バスシェルター設置工事840万円につきましては，２か所設置する予定でございます。南台駅と南台三丁目の駅に設置する予定でございます。次にその下の公園維持管理経費の都市公園及びその他の公園の維持管理経費の内訳でございますが，最初に公園維持管理清掃業務委託料2,273万7,000円ですが，これは都市計画課が所管する公園35施設の定期清掃・植栽管理業務委託等でございます。次に公園長寿命化計画策定委託料467万3,000円ですが，これは新規事業でございます。内容としては公園施設の長寿命化対策の調査でございます。次に借地料262万5,000円ですが，柏原池公園駐車場，井関農村公園，高速バス駐車場用地として借地しております。次に，ＢＲＴ植栽経費585万2,000円ですが，ＢＲＴの緑地にアジサイを植栽する予定でおります。南台の二丁目，三丁目を植栽する予定でございます。次に，特別会計駐車場の駐車場管理運営経費の石岡駅東市営駐車場の維持管理経費1,194万1,000円のうち駐車場管理委託料148万円ですが通常管理の業務委託でございます。駐車場整備工事780万円につきましては，自動精算機の老朽化のため交換工事行う予定でおります。また，一般会計繰出金は718万2,000円を予定しております。以上が，都市計画課所管の主要事業の内容でございます。よろしくお願いいたします。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）４月の人事異動によりまして，次長兼駅周辺整備推進室長を拝命いたしました大関でございます。よろしくお願いいたします。座らせて説明させていただきます。駅周辺整備推進室の概要についてご説明いたします。都市建設部業務概要の１ページをご覧いただきたいと思います。職員構成でございますが，私のほか課長補佐１名，係長１名，課員１名の４名で業務にあたっております。続きまして，２ページをお開き願います。事務分掌でございますが，石岡駅周辺整備に係る関係機関との連絡調整に関することなど記載されておりますとおり３項目の業務を所管しております。続きまして４ページをお開き願います。表の下段になります。石岡駅周辺整備事業ですが，今年度３億2,076万7,000円を予定してございます。事業内容でございますが，測量・設計・調査委託料550万円ですが，これは西口駅前広場整備に関します不動産鑑定業務委託，補償費算定委託及び測量調査を予定しております。次の石岡駅橋上駅舎化等整備委託料１億3,000万円でございますが，こちらは駅舎の橋上化及び東西自由通路の整備をＪＲ東日本に委託をする平成24年度分でございます。次の西口駅前広場等整備工事の１億2,000万円につきましては，西口駅前広場に関します電線類地中化，道路排水及び埋設管移設等の工事費であります。次に，ＢＲＴ専用駅前広場等整備工事3,000万円につきましては，ＢＲＴターミナルの車道部及び道路排水整備等の工事費であります。次に，用地購入250万円につきましては，西口駅前広場整備に関連します用地費であります。次の家屋補償3,200万円につきましても，西口駅前広場整備に関します家屋移転費用でございます。以上が駅周辺整備推進室に係る業務概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

下水道課長）４月の人事異動で下水道課長を拝命いたしました飯田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。説明に入る前に，職員の紹介をさせていただきたいと思います。４月の人事異動で，下水道課副参事下水道担当に任命されました櫻井副参事です。それでは，私のほうから平成24年度下水道課の事務分掌及び主要事業についてご説明申し上げます。内容については，誠に申し訳ございませんが，座らせて説明させていただきます。まず，下水道課の概要でございますが，都市建設部業務概要の１ページをご覧いただきたいと思います。下水道課の職員は，私のほか，副参事１名，課長補佐１名，係長３名，課員７名の計13名で本庁と八郷総合支所の２か所で業務を行っております。職員の配置でございますが，９ページと11ページに下水道課の座席表が記載されております。まず，９ページをご覧いただきますと本庁の座席表が記載されております。構成は，副参事１名，係長１名，課員３名の計５名でございます。次に，11ページをご覧いただきますと八郷総合支所の座席表が記載されております。構成は，課長１名，課長補佐１名，係長２名，課員４名の計８名で業務にあたっております。次に２ページをご覧いただきたいと思います。事務分掌でございますが，下水道課におきましては，１．公共下水道及び農業集落排水事業の全体計画及び事業決定に関すること。以下記載のとおり14項目の業務を所管しております。続きまして，５ページをお開き願います。平成24年度の主要事業施策概要についてご説明いたします。下水道事業につきましては，１段目の下水道使用料徴収経費からご説明いたします。これにつきましては，下水道使用料の賦課徴収に要する経費といたしまして3,293万円を計上しております。主なものといたしまして，口座振替及びコンビニ収納手数料として114万円，上下水道の一元化による使用料徴収委託料3,016万5,000円でございます。続きまして，流域関連公共下水道ポンプ・管きょ維持管理経費でございます。これにつきましては，石岡地区のポンプ場・マンホールポンプ・管きょ等の維持管理に要する経費といたしまして２億9,651万2,000円を計上しております。主なものといたしまして，石岡第１，第２中継ポンプ場の運転管理・施設清掃委託料1,500万円，流域下水道事業維持負担金２億1,828万6,000円でございます。次に公共下水道整備ポンプ・管きょ維持管理経費でございます。これにつきましては，八郷地区のポンプ場・マンホールポンプ・管きょ等の維持管理に要する経費といたしまして１億3,113万4,000円を計上しております。主なものといたしまして，八郷水処理センター維持管理業務委託料として5,292万円，汚泥処理委託料1,882万6,000円でございます。続きまして，流域関連公共下水道整備事業の補助でございます。これにつきましては，石岡地区の下水道整備に要する経費4,573万9,000円を計上しております。主なものとして，正上内地内の管渠埋設工事4,494万円でございます。次に，流域関連公共下水道整備事業の補助・ポンプ場でございます。これにつきましては，石岡地区の中継ポンプ場の設備更新工事に要する経費6,286万2,000円を計上しております。主なものとして，機械電気設備実施設計委託料1,050万円，第１中継ポンプ場の機械電気設備更新工事4,998万円でございます。続きまして，流域関連公共下水道整備事業の単独でございます。これにつきましては，石岡地区の下水道整備に要する経費4,663万5,000円を計上しております。主なものとして，設計委託料600万円，変更認可図書作成委託料350万円，管渠埋設工事2,800万円，それから上水道移設補償500万円でございます。この中の変更認可図書作成委託料ですが，石岡地区の事業認可期間の最終年度が，平成24年度であるため，期間を延長して，認可区域の整備を進めるため，国へ提出する申請図書の作成委託料でございます。また，管渠埋設工事でございますが，正上内地内の整備を予定しております。続きまして，公共下水道整備事業の補助でございます。これにつきましては，下水道整備に要する経費２億298万円を計上しております。整備地区といたしまして，宇治会・宮ヶ崎地内を予定しており，管渠埋設工事２億118万円が主なものでございます。次に公共下水道整備事業の単独でございます。下水道整備に要する経費5,118万6,000円の計上でございます。整備地区といたしまして，宇治会・宮ヶ崎地内を予定しております。主なものとして，下水道全体計画・事業認可変更委託料2,500万円，設計委託料1,900万円，管渠埋設工事500万円でございます。この中の下水道全体計画・事業認可変更委託料でございますが，これは恋瀬地区農業集落排水事業を縮小して，第１期地区を公共下水道区域とするための全体計画変更図書作成及び公共下水道へ接続するために，事業認可区域の変更を行う申請図書作成委託料でございます。また，設計委託料の主なものは，恋瀬農業集落排水第１期地区と下水道との接続区間の詳細設計に要する費用でございます。続きまして，流域下水道事業でございます。これにつきましては，流域下水道の処理施設及び管渠等工事費の市町村負担金でございます。7,530万3,000円を計上しております。これは，茨城県が実施しております流域下水道事業の工事に対する負担金でございます。続きまして，特別会計繰出金ですが，これは一般会計から下水道事業特別会計への繰出金であります。次に６ページをご覧いただきたいと思います。農業集落排水事業の主要事業施策概要について，ご説明申し上げます。事業の主なものでございますが，まず，石岡西部地区整備事業でございます。公共桝設置工事として47万5,000円を計上しております。続きまして，恋瀬地区整備事業でございます。予算額1,719万1,000円を計上しております。主なものといたしまして，設計委託料201万6,000円，管渠埋設工事1,491万円でございます。恋瀬地区農業集落排水事業でありますが，事業縮小の手続きを進めております。事業の縮小においては，県の変更承認はいただいておりまして，また，国への説明も終了しております。管路等の整備につきましては，平成26年４月１日までには，供用開始が出来るよう整備を進めている状況であります。続きまして，関川地区整備事業，その下の段，出し山地区整備事業でありますが，公共桝設置工事として，それぞれ38万7,000円を計上しております。次に，農業集落排水事業市債償還準備基金費2,862万9,000円でございます。これは，農業集落排水事業に係る市債の償還を目的とした県から交付される交付金でございます。基金利子積立金として27万5,000円，基金積立金2,835万4,000円でございます。続きまして，霞ヶ浦浄化対策経費についてご説明申し上げます。下から３行目の合併処理浄化槽設置事業費補助金として9,540万6,000円を計上しております。これは，霞ヶ浦浄化のための水質分析・清掃委託に要する経費及び生活排水による公共用水域の水質汚濁防止のための浄化槽設置に対する助成等に要する経費でございます。続きまして，特別会計繰出金ですが，これは一般会計から農業集落排水事業特別会計への繰出金であります。以上が下水道課所管の主要事業でございます。よろしくお願いいたします。

建築住宅指導課長）４月１日の定期異動によりまして，建築住宅指導課長をおおせつかりました舟橋でございます。また，後ろの席におりますのは，副参事の栗原でございます。どうぞよろしくお願いいたします。それでは，建築住宅指導課の業務概要につきまして，ご説明申し上げます。座ってご説明することをお許し願います。都市建設部業務概要の１ページをお開き願います。上から４段目になります。建築住宅指導課の職員配置でございますが，私のほか，教育委員会事務部局を併任します副参事１名，課長補佐１名，係長３名，課員４名の計10名により業務を行っております。続きまして，３ページをお開き願います。建築住宅指導課の事務分掌でございますが，1の宅地開発等に関することのほか，記載されておりますとおり12の業務を所管しております。続きまして，７ページをお開き願います。平成24年度の主要事業施策概要についてご説明申し上げます。初めに，木の住まい助成事業でございますが，平成23年度より，国から２分の１の補助を受け，在来の木造住宅について，建築費用の一部を助成するもので500万円を予定しております。内容といたしましては，主に市内の商工業の活性化と定住人口の増を図ることを目的とし，市内の設計事務所や工務店に依頼することなど，一定の条件を付しまして，１件当たり費用の10％以内で，50万円を限度に助成するものでございます。次に，木造住宅耐震改修促進事業でございます。昭和56年５月以前に建てられた木造住宅への耐震診断及び改修促進に要する経費として535万円を予定しております。まず，木造住宅耐震診断士派遣業務委託料の35万円でございますが，１件当たり３万5,000円の耐震診断士派遣を10件ほど見込んでおります。これも国，県，市の助成により，自己負担2,000円で耐震診断を行うものでございます。次に，木造住宅耐震改修補助金の500万円でございますが，国から２分の１の補助を受け，市内の木造住宅の耐震化促進を目的としまして，耐震診断費用及び耐震改修費用を合わせて50万円を限度に助成するもので，平成24年度は10件を見込んでおります。続きまして，市営住宅維持管理経費の3,172万4,000円でございます。主な内容といたしましては，建物修繕に243万4,000円，備品修繕に544万9,000円，施設清掃・管理・保守保安委託料に540万8,000円，住宅解体工事に430万5,000円を予定しております。続きまして，賃貸住宅ストック事業の886万円でございます。これは，国から２分の１の補助を受け，中心市街地におけます定住人口の確保と増加を図るために，中心市街地内に現存する良好な民間共同住宅を賃貸住宅ストック活用事業として認定し，入居者に対して家賃を助成するものでございます。現在14世帯39名のご家族が利用しておられますが，より多くの方々に利用していただけるよう，オーナーの募集と合わせまして，ＰＲに努めてまいりたいと考えております。次に，市営住宅長寿命化改修事業の7,682万4,000円でございますが，こちらも，国から2分の1の補助を受け，長寿命化計画に基づいて市営住宅の改修を行うもので，平成22年度から池の台団地の１号棟から４号棟までの外壁塗装工事を実施し，平成23年度は，同じく池の台団地の５号棟，６号棟，９号棟の外壁塗装と屋根防水工事を実施しております。今年度は，自由が丘団地の１号棟，３号棟，５号棟の外壁塗装と屋根防水工事を予定しております。次に，平成24年度からの新規事業となります被災住宅復興支援事業の211万5,000円でございます。これは，県の全額補助により，東日本大震災で大規模半壊以下の判定を受け，住宅等の補修のために金融機関から融資を受けた方を対象に１％の利子補給を５年間行うものでございます。受付期間は，平成25年度までの２年間で，利子補給の対象となる住宅復旧に係る融資限度額を640万円として10件を見込んでおります。また，液状化などによる宅地復旧に係る融資限度額は390万円で６件を見込んでおり，住宅と宅地の両方が該当するものとして６件を見込んでおりまして，合わせて22件の利子補給を予定しております。次に，狭あい道路整備事業でございますが，建築基準法に基づく後退用地の買取りに要する経費として804万円を予定しております。4メートル未満の道路につきましては，センターから２メートルセットバックする規定となっておりますので，この後退した部分の買取りを行う事業でございます。内訳といたしましては，後退用地購入費168万円，後退用地の舗装工事費240万円，狭あい道路分筆補助金216万円，工作物撤去補助金180万円となっております。これにつきましても，国の補助を受けて実施する事業でございます。最後に，民生費の災害救助費1,650万6,000円でございます。これは国から100％の補助を受け，東日本大震災による県内及び東北３県の避難者を対象に，民間賃貸住宅を仮設住宅として借上げ，１世帯４人までが６万円，５人以上の世帯は９万円を限度に，市が契約を置き換えするものでございます。現在の入居世帯は17世帯で，今年度に見込んでおります５世帯と合わせまして22世帯を予定しているところでございます。以上が，建築住宅指導課の業務及び主要事業の概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

都市建設部参事兼道路建設課長）４月の人事異動によりまして参事兼道路建設課長をおおせつかりました福田でございます。昨年に引き続き，よろしくお願いいたします。また後部座席におりますのが，支所の道路建設課の嶋田副参事でございます。それでは座って説明させていただきます。道路建設課で所管をしております事務並びに平成24年度の主要事業施策概要についてご説明を申し上げます。最初に課の人員配置でございますが，お手元の資料の１ページ目をご覧いただきます。配置表の下段に記載のとおりとなりますが，この人員を本庁と八郷総合支所の２か所に分けて，通常の業務を行っております。本庁の職員構成につきましては，課長１名，課長補佐１名，係長２名，課員11名の内，現業部門が４名ほどおりまして，計15名の構成となってございます。また支所の構成につきましては，副参事１名，課長補佐１名，係長３名，課員３名の計８名の構成となっておりまして，本庁及び支所を合わせまして，合計23名を配置しての執行体制をとってございます。また本年４月より，道路の安全管理の強化を図る目的で，道路パトロールを重点的に行う専任の臨時職員２名を雇用いたしまして，幹線道路等を中心にパトロールを実施しておるところでございます。このパトロールは週５日の内，月曜から木曜までが１日おきに，旧石岡管内と旧八郷管内を１日かけてパトロールを行っております。また残りの金曜日につきましては，午前中は石岡管内，午後は八郷管内を巡回することとなっております。また巡回の際に見つかります路面の陥没と穴あきにつきましては，簡易的なものにつきましては，その都度補修を行っているような状況でございます。次に，所管事務でございますが，お手元の資料の３ページ目をご覧いただきます。１から18項目までの事務を担当してございますが，これらの事務につきまして大きく２つのグループ，道路管理グループと道路建設グループに分けて行ってございます。まず，道路の占使用等の許可や道路の認定・改廃，また境界の確認，道路台帳の整備，その他道路等の維持管理や補修に関することなどの事務を道路管理グループで担当してございます。また，道路等の整備計画や測量，設計及び施工監理に関することや道路等の用地取得に係る交渉ごと，またそれに伴います契約・登記等に関することなどの事務を道路建設グループで担当をしております。以上が道路建設課所管の事務となっております。続きまして，主要事業施策概要についてご説明をいたします。お手元の資料８ページ目をご覧いただきます。まず道路管理事務費の予算額1,396万4,000円でございますが，これは市道の適正な管理を行うために必要な経費となっております。主に道路賠償責任保険料として98万3,000円，それと道路台帳の補正委託料としまして955万5,000円の費用を計上してございます。次に，道路一般事務費の予算額227万8,000円でございますが，これは広域道路行政の円滑な運営を図るために組織されております石岡・かすみがうら広域幹線道路対策協議会をはじめとします11の各種協議会への負担金となってございます。また土木資材置場の施設夜間警備業務委託料として27万円，それと道路の法面等の借地料といたしまして142万3,000円の費用を計上してございます。次に，道路維持経費の予算額１億6,226万5,000円でございますが，これは市道としての機能や安全性を保つために行います維持補修に要する経費でございます。主に路面の破損等の補修工事や道路敷内の除草工事，それに道路側溝の清掃費用といたしまして8,200万円を，また工事用材といたしまして3,351万6,000円を，補修用材といたしまして2,679万5,000円を，また交通安全対策工事といたしまして300万円の費用を計上してございます。次に，地方道路等整備事業の予算額１億7,829万円でございますが，こちらは起債事業により生活の基盤となっております地域間を結ぶ幹線道路につきまして，年次計画により整備を進めるものでございます。内訳といたしましては，その測量・設計委託料としまして700万円，またその整備工事費として１億6,329万円の費用を計上してございます。本年度につきましては，恋瀬川左岸堤道路をはじめとする継続路線が６か所，それと新規路線が１か所の合計７か所を予定してございます。次に一般市道整備事業の予算額２億2,511万9,000円でございますが，こちらは日常生活に密着しております一般市道，いわゆる生活道路の整備を行うものでございます。主に道路側溝の整備や未整備路線の改良舗装，あるいは改修工事に要する経費として計上をしております。内訳といたしましては，その測量・設計委託料といたしまして2,700万円，その整備工事費といたしまして１億5,900万円，また用地購入といたしまして1,328万5,000円，立木等の補償といたしまして550万円，また工作物補償といたしまして1,280万円を計上してございます。この中には社会資本整備総合交付金事業の歴史の道整備事業費の1,000万円等が含まれてございます。次に，交通安全施設整備事業の予算額927万円でございますが，こちらにつきましては歩行者を含みます一般車両の交通安全を図るうえで必要な歩道の整備や区画線，あるいはガードレールの設置，また大型街路灯などの設置に要する経費として計上しているものでございますが，そのほとんどが工事費となってございます。次に，橋りょう維持費の予算額576万2,000円でございますが，これは市で管理をする道路橋の修繕や架替え工事について，国の補助を受けて行う場合の条件といたしまして，橋の長寿命化修繕計画を策定することが採択要件の１つとなっていることから，その策定委託料として計上しているものでございます。次に，橋りょう新設改良事業の予算額2,500万3,000円でございますが，こちらはＪＲ常磐線の高浜・神立間にかかります天神橋の調査・設計につきましてＪＲ水戸支社に対し，委託するための負担金となってございます。この天神橋につきましては，大正12年，神立・高浜間の複線化に伴いまして，架けられておりました橋が昭和初期に現在のコンクリート橋に架替えられたものであると伺っております。その後，幾度かの補強工事がなされておりますが，架替えから80年以上が経過をしてございまして，経年劣化による老朽化が大変著しい状況にございます。このような中で昨年３月の大震災に見舞われまして，橋げた及び橋台の一部に損傷が見られたことから，今後大規模な余震等が発生した場合，落橋の危険性も想定されるため，耐震性のある跨線橋への架替えを視野に入れた調査・設計をＪＲ水戸支社に対し，委託するものでございます。次に，排水路整備事業の予算額990万円でございますが，これについては流末排水路の整備や既設排水路の改修工事を行い，雨水排水の処理能力の維持向上を図るための経費として計上してございます。本年度につきましては，貝地二丁目地区と鯨岡地区の２か所を予定してございます。その測量・設計委託料が320万円，また排水路整備工事費670万円をそれぞれ計上してございます。最後に急傾斜地崩壊対策事業の予算額300万円でございますが，これは茨城県土浦土木事務所河川整備課で現在進めております急傾斜地の土砂災害防止工事に要する負担金として計上してございます。現在，北根本地区におきまして，平成20年度からその対策工事に着手してございまして，平成24年度も継続して整備促進が図られることから，その事業費の10％相当を県に対し負担するものでございます。以上が平成24年度道路建設課所管の主要事業施策概要となっております。どうぞよろしくお願いいたします。

髙野委員長）以上で説明は終わりました。ただ今の説明について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。

関口副委員長）都市計画課の説明で，もう少し詳細な説明をいただきたいんですが，緊急整備支援事業の上林・上曽線，八郷中学校が来年４月に開校になるんですよね。それに伴う進入路と連結する道路だと思うんですが，これは今から始まるわけですよね。用地買収とか，いろいろな面で。これは，タイムスケジュール的には，どうなんですか。当然スクールバスがそちらから入るわけで，有明学区，南中学区からもバスが入る大事な進入路なんで，これに間に合わせていただきたいと思うんですが，計画はどうなっていますか。

都市建設部次長兼都市計画課長）上林・上曽線の中学校前の道路の件ですが，今年度用地買収で，今１件が交渉中で，それが終われば，用地買収は終わる予定でおります。あと１件残っております。あと工事については，今年度予定はしているんですが，中学校の解体工事なり，グラウンド整備工事が入ってきますので，それらと今調整を図っているところでございます。出来るだけ早めに工事に関してはやりたいと思っていますが，教育委員会と調整を図りながら，進めていきたいと考えております。

関口副委員長）この八郷中学校の進入路と上林・上曽線が接続するわけですよね。その部分ですね，合併特例債事業の上林・上曽線は，当然片側だけではなくて繋がるわけだと思うんですね。そこまで今年度繋げる，そこまで今年度入っているんですか。それともあくまでも進入道路に繋げるだけの部分しか出来ないとか。結局手前から入っていって，流通センターの手前まで抜けるわけですよね，上林・上曽線は。そこまで抜けるんですか，今回の予定は。

都市建設部次長兼都市計画課長）今の段階では中学校の前のところまでを今年度用地買収をして，やっていくと。先は用地買収を今年度予定しておりますが，工事については手前までと，学校前までと考えております。

前島委員）駅周辺整備推進室の駅周辺整備事業の一番下に，家屋補償3,200万円と書いてあるんですが，これは当然家屋３軒を撤去しなければ駄目だという話を聞いているんですが，それ以外の２軒の家屋補償ということでよろしいんですか。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）3,200万円につきましては，残りの２か所のうちの１か所ということで計上させていただいております。

前島委員）１か所というと，多分食堂のほうなのかなと思うわけでありますが，そうすると実際にあそこに３軒があるわけですが，その辺についての今後の考え方，実際にその３軒目がなかなか難しいという状況ですよね。そうなってきますと，道路の拡幅の問題で，３軒目が買収できないという言い方はあれですが，出来なかった場合には，どのようになるんですか。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）２軒目の物件につきましては，現在移転先について検討している状況で，今月末にも訪問しまして交渉したいと思って，なるべく早く行きたいと思っております。もう１軒につきましては，用地測量において協力を得まして，測量は終了しておりますが，事業に関しまして，まだご理解がよく得られていないのが現状かなと思っております。引き続き，理解を得るべく努力をしていきたいと思っておりますので，今後とも買収に向けて，鋭意努力して買収できるような形で進めてまいりたいと思います。

前島委員）今次長からそういう答弁をいただきましたが，私の仄聞するところによりますと，かなり厳しいという状況になっているわけですね。いろいろな事情があるわけですが，それはここでは省略いたしますが，実際問題として３軒の内２軒しか買収出来なかった場合には，出来なかったという言い方は，これ努力をすると言っているんだから，これは分からないことですが，現実には，どうなんですか。これ，拡幅の問題というのは。一番大きいとろの面積が残ってしまうという意味ですよね。答えられる範囲で結構ですから，答えてください。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）現在，今年も予算を計上させていただいているんですが，現在道路にかかる面積がどのくらいあって，残地がどのくらいあるかということを，相手方に提示いたしまして，その代替え案ですか，ほかの場所に移っていただいて，それでその営業が出来るのかどうかを確認いただきまして，それから進めていきたいと考えております。

前島委員）努力して買収していただくように要望いたします。あとですね，道路建設課のほうで一般市道整備事業の部分で，日頃から道路の陥没ということで，いろいろな形で努力をしていることは分かるんですが，なかなか現場でやっていると，簡易のやり方しか出来ないという部分があるかと思いますので，その辺は出来ればしっかりと舗装カッターを入れて，ある程度大きく補修をしなければ，また同じようにすぐ陥没してしまうということがあると思いますので，その辺について，今後どのように考えているのかお伺いいたします。

都市建設部参事兼道路建設課長）大変財政状況も厳しい中での補修業務となりますので，なるべくひどい所から極力最小限に直したいということが基本となって参りますが，その中でも影響範囲を今年度から多少広めに行いまして，早く壊れないように対策を施したいと，このように考えております。

大槻委員）これは道路建設課のほうではないかと思うんですが，先ほど前島委員からも質問があったようなんですが，関連しての質問なんですが，道路の陥没なんですが，陥没にあたっての復旧ということに対しては，かなりひどいところに対しては，カッターなどを入れて舗装をむいて，掘り起こして，どれくらいまで陥没していればというのは，今後調査をしてやっていくか，その辺ちょっとお伺いいたします。

都市建設部参事兼道路建設課長）大変状況の判断が厳しい，難しいところだと思いますが，陥没箇所があまり大きいような場合ですと，やはりカッター等を入れて，打替えで舗装をし直すというのが，最善の策かと思いますが，道路の破損の状況を見ながら，対応してまいりたいと考えております。

大槻委員）わかりました。そのようにひとつよろしくお願いいたします。それとですね，もうひとつなんですが，これは都市計画課に質問したいんですが，美野里・八郷線なんですが，今虫食い状態で工事をやっているようなんですが，雨水なんですが，それをちょっとした幅の狭い排水路に落としているようなんですが，今日も実を言いますと，市民から私のところへ電話がありまして，非常に困っているんだと。明日ですね，私は土浦土木事務所と一緒に立会って場所を見るわけですが，Ｕ字溝なども非常に詰まってしまっているんですよね。それとですね，都市計画課が排水をもってくるということですので，都市計画課と道路建設課が一緒になってですね，これは県のほうとよくお話をしてもらいたいと思うんですが，これは私も何回もこの場所は見てはいるんですが，県道を横断しているんですが，ここのヒューム管が非常に細いということで，これを是非とも入替えてもらいたいという地元からの要望なんですが，これをまずひとつお願いをいたします。

都市建設部次長兼都市計画課長）今の件につきましては，竹之内・羽鳥停車場線，県道かと思いますが，この件につきましては，現地のほうも若干見ておりますが，今後よく調査をしまして，県道ですので，県の土浦土木事務所ともよく協議をしながら，検討していきたいと思いますので，よろしくご理解のほどお願いいたします。

大槻委員）わかりました。ひとつよろしくお願いいたします。

髙野委員長）ほかに発言はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，私から１，２点お伺いいたします。先ほど，前島委員，また大槻委員からもございましたが，石岡市というのは道路をつくるのは上手でありますが，道路の補修が下手であります。10年前ぐらいからですかね，道路の補修をきちんとすると補修費がだいぶ楽になりますよというようなお話をしてきました。それは，今福田参事からもありましたが，きちんと結局今の状況を見てますと，車に合材をもってきて，合材も常温とか，そういうものでただ置いて，スコップか何かで置いていくと。あとの転圧は後ろから来た車に任せると。そういう状況なんですよね。だから，やはりちょっと掃いて，ちょっと油をまいて，砕石もちょっともっていって転圧をして，トンボのような鉄の塊でどんどん突いて，それで，自分のスコップで置いた合材は，自分で固めるんです。それで，周りに砂をやって，油を敷いて，乳剤をやって，周りに砂を敷いてくると，きちんとした道路になるんですよね。ただ，今のところいつ見てもやっていない。これは議員になった時，17，18年前から言っています。だから業者に任せなさいと。業者に任せると金かかると。だけど私は本当に悪いところを１週間でも１か月に１回でも，業者さんに頼んで，きちんとやったとしたら，職員がやると１年のところ，業者がやると５年はもつと思います。だから毎年やるか，５年に１回，少し高くてもやってもらうか。それとも，道路をやっている方々が，ちょっとした認識をもってやれば，もの凄く良くなると思いますので，前島委員，大槻委員より私のほうがかっこよく話をしているんですけれども，そのようにやってもらったら，本当にいいと思います。うちのほうでも，やたら膨らんでしまって困るんだよね，道路が。タイヤで自然に固まるからいいんでしょうけれども，タイヤじゃなく，ドカンドカンやるのを２つもつくってあげて，みんな力がありそうですから，やってもらったらいいんじゃないかというふうに思います。仕事ですから，そのように指示をすればやると思います。ですから，一番悪いのは福田参事と嶋田副参事が指示をしないから，やらないんだと思いますので，よくやるように教えてあげてください。そうするとよくなると思いますよ。あとですね，もう何点か，今私も最近八郷のほうも歩くようになったんですが，そういった中で事業費の割合というのが，本来割合というのはおかしいと思っているんですね。同じ石岡ですから，石岡全体でものを考えていかなければならない。しかしながら，今割合でお金が出ているということなんですが，その辺のところについて，どのような試算のもとに，そういったお金が出されているのか，お伺いいたします。これ八郷へ何千万とか，石岡がこうだとかやっていますよね。何かそれ自体が私不自然だと思うんですね。だから道路工事費とか何かというのは，全体でものを見て，予算が計上されていいんじゃないかと思うんですが，その辺のところちょっとご説明いただけますか。

都市建設部長）道路関係の予算の配分ということでのお話でございますが，先ほど福田参事からありましたように，優先的にやらなければならいなというようなところを優先的にやっていくと。全体的な量でいけば，予算が足りないというのは明らかでございます。そういう中で，早急にやらなければならない部分，そういうものを拾い出しをしながら，当初の配分を決めてございます。そういう中で全てを配分するということではなくて，やはり余震等もございますので，緊急的に必要になってくるというものも十分考えられますので，そういう中で，余力をもちながら，またやっていく中で，どうしても足りないということであれば補正等も十分視野に入れながら進めるというような考えでございます。そういう場合には皆様方のご協力もお願いすることになろうかと思いますので，よろしくお願いいたします。

髙野委員長）どうしてもやらなくちゃいけないところ，そういうところは，私はやっていただきたいなと思うんですね。それで，あとはですね，坂道舗装とかいろいろあると思うんですが，そういったところも，今までの状況ですと，各町内に割り当てのような状況もきているんですね。そういった中で，だいぶ職員の人も苦しんでいると思うんです。うちへ幾らよこせとか。私もたまに行くんです。石岡へよこせと言って，八郷へ行くんですが，相手にはされないんですが，そういう状況があるかと思うんですね。ですから，そういったところも，今後は，ここの町内に100メートルやるよとか，何トンやるよということではなく，コンクリートですから立米でしょうけれども，そういったところも，きちんとこの状況を検証して，状況の判断をしながら，やってもらえれば，私たちもそうですが，皆さんもやり易いのではないかと思いますので，ひとつそのようなことで進めていただきたい。それと，私もなぜか八郷へ来ているものですから，ちょくちょく寄るんですが，予算が少ないという話を聞くんですね。ですから，部長がくれないのかなと思って，そんなことも考えながらおるんですが，部長にお願いですけれども，よく状況を判断しながら，どうしてもやらなければならないところは，やると。どうしても，口うまく材料をもらいに行ったり，そういう人が優先されてしまう部分があるかと思うんですね。だから無口な人でも必要なところへは出してあげるようにね，これは私からの要望でございます。あとですね，駅前・東ノ辻線なんですが，この件につきましては，以前に市長が向こうから入れるんだと。それをやりましょうというようなことを，私に公的な会合ではなかったんですが，話をしていたものですから，私に対してリップサービスだったのか，それとも予算の中に設計とか調査とか，そういったものがあるのかどうか，ちょっとお伺いいたします。

都市建設部次長兼都市計画課長）今年度の予算の中では，具体的にはまだ入っておりませんが，そういった話は前の議会等でお話はあったかと思いますが，今のところ今年度については，予算についてはありません。

髙野委員長）あとその地区の東ノ辻線の，東ノ辻というところがあるんですが，以前につくられた５メートルぐらいの道路があるんですね。それを私は，駅前・東ノ辻線，あと何十年かかるかわからないので，そこを６号線に抜いてくれというようなことで，出来るだけやって欲しいということで，前部長の時に議場で，調査をして進めると。進めるまでは言いませんでしたが，考えていきますというようなお話をいただいたんですが，その辺の調査とか，測量に至らなくても，そういった今年度にやる用意があるのかどうか，お伺いいたします。

都市建設部参事兼道路建設課長）駅前・東ノ辻線に絡みます東ノ辻の飛行場の路線かなと思いますけれども，こちらにつきましては，狭あい道路解消対策の一環としまして，普通自動車等が交互にすれ違えるような待避所を設けたいということで，本年度から事業に着手をしたいと，このように考えております。

髙野委員長）あとですね，これは下水道なんですが，今の道路をつくろうというところですね，東ノ辻線。そのところに桜台という団地があるんですが，そこのところ今下水が抜けているんですが，最初の計画の中になかったというんでね，今後とも計画に入ることは難しいという見解をいただいているんですが，そういったところの側溝整備を行っていくというようなお話を，以前お伺いしているんですが，その辺のところの排水整備とか，そういったものを特に進めていく予算等々は入っているかどうか。別に今不都合はないので，なければなくて大丈夫ですから。

都市建設部参事兼道路建設課長）こちらの排水対策の内容でございますが，一昨年の夏にも甚大な被害をもたらしております集中豪雨，ゲリラ豪雨等によります冠水被害等も出ておりますので，この被害に見舞われた地域を重点的に，少しでも冠水を解消させたいという考えから，現在調査を進めてございます。また，本年度に関しましても，追加ということで調査をかけていきたいと，このように考えております。

髙野委員長）それとですね，これが最後です。出し山地区ですか，これは私の地元なんですが，この汚水桝設置工事38万7,000円ですが，これは公共桝だと思うんですが，これはどういうことになるのか，お伺いします。

下水道課長）汚水桝設置工事ですが，これは分家等による公共桝の設置ということで，出し山地区については１件分38万7,000円の予算を計上しております。

髙野委員長）そうすると，これは別に申し込みとかがあるわけではなくて，ただ予算化されているだけですか。

下水道課長）申し込み等はございません。その都度，急きょ申し込まれる時がありますので，予算化しているということです。

山口委員）先ほど，高野委員長から舗装の仕方の質問がありましたが，これは高浜駅から愛郷橋へ向かったところの道路で，あのやり方は市でやったものではないかと思いますが，幾らか低いところをもってしまったという感じで，ただ本当にぽっくり膨らんでいるんだよね。あれなんかは市でやったのかな。高浜駅前の中島自転車屋さんの，どう見てもちょっとおかしいと思うんですが・・・。

都市建設部参事兼道路建設課長）高浜駅前の中島自転車屋さんの前かと思いますが，あそこですね，非常に水位も高いということがあって，余震等で液状化を起こしてしまったところなんですね。そういう状況でございますので，出来れば広い範囲で，先ほど大槻委員さんからもございましたが，カッターを入れて広範囲に渡って施工しなければならないところなんですが，水位が高いということで路盤まで影響してございます。路盤もちょっと改良を加えないと，出来ませんので，大掛かりになってしまうということから，応急措置としてカバーをしたものでございます。ですので，今後改良に向けての調査・設計を行って，出来れば早い段階で施工したいと，このように考えております。

山口委員）見場も悪いし，歩いても段差があるという感じですから，なるべく早くやっていただきたいと思います。

髙野委員長）ほかに発言はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕
　
髙野委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。次に，その他の件で執行部から発言を求められておりますので，これを許します。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）時間をいただきまして，私から石岡駅橋上駅舎等のデザイン等についてご説明させていただきまして，当委員会での石岡駅舎等のデザイン案に対してのご意見を伺えればと思っております。よろしくお願いいたします。誠に申し訳ありませんが，座って説明させていただきます。それではデザイン案の経過についてご説明させていただきます。別添資料で３枚綴りがありますが，それをご覧いただきたいと思います。まず２ページをお開き願います。こちらに（２）としまして，具体的な石岡駅橋上駅舎等デザイン案についてということで，提言案１と提言案２の２つの駅舎等のデザインイメージパースがございます。この２つにつきましては，石岡駅橋上化推進検討委員会及び石岡駅周辺整備対策特別委員会からの提言によるデザイン案でございます。まず初めに，提言案１のデザイン案についてですが，駅前通りからの視線を受け止める「都市の床の間」をイメージした和モダンなデザインの駅舎をテーマとしてございます。特徴といたしましては，駅前通りからの視線として，駅舎壁面を床の間に見立てまして，都市の床の間をイメージさせるものとして，デザインをしたものです。だまし絵のところにつきましては，石岡をモチーフといたしました歴史を継承する意匠を取り込んでございます。また，もてなしのネットワークづくりといたしまして，西口駅前広場から上がった箇所でステーションパーク２階部分に続くところに大屋根と展示スペースをデザインしてございます。続きまして，提言案２のデザインについてでございますが，こちらは看板建築をベースといたしまして，デザインされております。半円アーチやロマネスク建築に使われております軒蛇腹を取入れた看板建築をモチーフとした駅舎でございます。軒蛇腹とは，軒の部分でありますが，半円アーチの両側にあります小さいアーチ状のデザインで，市内にあります十七屋さんで装飾されております。これらは中世ヨーロッパの教会など，ロマネスク様式建築に使われております意匠でございます。特徴といたしまして，看板建築の中でも彩色され，建築の細部にまで凝ったデザインで，先ほどの十七屋さんなどをモチーフとしております。また右手前の建物ですが，これは既存の駅舎をモチーフにしまして，２階部分の窓を駅舎のデザインに統一化したものでございます。恐れいりますが１ページにお戻りいただきまして，１のデザイン案の経過ということで，（１）石岡駅橋上化推進検討委員会からの提言でございますが，この検討委員会は，学識経験者や関係機関，市民の代表者を合わせて20名で構成されまして，昨年10月13日に設置されております。検討委員会のデザイン案検討におきましては，デザイン方針案の方向性の検討としまして，キーワードとして，歴史や観光資源，総合計画等を整理し，またデザインのイメージの検討としまして，日本の伝統的な駅舎や近未来的な駅舎，そして歴史の継承と新たな文化の融合した駅舎のデザイン等を比較整理し，検討されております。また検討委員会では広く市民の意見を反映させるために市民代表によるワークショップでの意見を用いながら検討を進めまして，市民アンケートも実施されております。検討委員会での提言でございますが，市民アンケートの結果も参考にしながら議論を重ね，市民アンケートの中でも得票数が１位であり，若い世代で最も得票数の多かった「和モダン」なデザインとして提言案１を第１案としてございます。提言案２につきましては，市民アンケートの得票数が２位で，石岡市の原風景である「看板建築」をモチーフにしたデザインであることから，こちらを第２案として加え，順序を附した２案併記で提言されております。続きまして（２）の石岡駅周辺整備対策特別委員会からの提言でございますが，こちらは昨年９月の第３回定例会において設置されております。特別委員会からの駅舎等のデザインに関する提言でございますが，将来の都市景観づくり等を考慮し，「和モダン」のデザインに重みを付け，「看板建築」を題材としたデザインを含めた２案併記にて提言されております。どちらの委員会でも順序を附した２案併記となっております。経過につきましては以上でございます。次に，２のデザインについてでございますが，デザインコンセプトの内容でございます。いわゆるキャッチフレーズとでも申しましょうか，四角の囲みの中の部分でございまして，両委員会において，こちらを基本としたデザイン案としております。「風と時が輝く“和”のまちに息づく駅舎」，こちらがメーンコンセプトでございます。こちらにつきましては平成18年度に策定されました第1次石岡市総合計画からの「風と時が輝く“和”のまちいしおか」や平成20年度に策定されました石岡市都市計画マスタープランでの都市づくりの目標，「風」，「時」，「輝く」等から設定をされております。また下にあります３つの視点による和を基本にしておりまして，こちらにおいてはデザインに取込んでいきましょうという副題とした部分でございます。具体的には駅舎としての景観全体から受ける印象，待合いスペースの確保，バリアフリー化などの施設づくりに努め，なごみの空間の創造を目指すということです。そして，自然素材の材料やデザインとして取入れること。また歴史ある都市として落ち着きのあるデザインの中に将来に向けて陳腐にならないデザインとすることを目的としていくという内容でございます。次に３ページをお開き願います。３ページにございますデザイン案に対する意見でございますが，提言案１に対しての市民アンケートでの意見でございますが，「近代的で良い」から「建築後の維持管理を考慮して，このデザインにした」まで，デザインやコストに関する意見がありました。また検討委員会の中での意見でございますが，「若い方の希望にあふれるデザインとしたほうが良いと思う」から「階段を上がるときに雨に濡れないようにしていただきたい」など，アンケートの結果を重視した意見や，デザイン，コストに関しての意見がありました。次に，提言案２についての意見でございますが，市民アンケートの意見としては，「石岡の街並みに合っている」から「石岡の歴史を考えればこの案が良い」まで歴史性に対する意見がございました。以上がデザイン案についてのご説明でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

髙野委員長）ただ今の説明につきまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。

山口委員）これは最終的には，どこでこれ提言案１と提言案２と。一般のアンケートでは提言案１ですよね，この前からずっと。提言案２の場合は，金額が高いと。最終的には市民から取ったアンケートでいくのかな。ここで決めるのか。

都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長）最終的には市のほうで決定すると。まだどちらか決まっていないものですから，当委員会としてはどちらの案がいいのかなということで提案させていただきました。

山口委員）私は最初，提言案２のほうがいいと思ったんですが，一般的に聞くというと，提言案１がいいという形で，やっぱりアンケートもそう出てきたんだよね。非常に難しいんだよね。

髙野委員長）今日は，どれがいいとか，駄目だとかという審議はございませんので，今説明を聞いた中でご質問をいただきたいと思います。

　　　〔「結構です」との声〕

髙野委員長）ほかに，発言はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，以上で本件については，終結いたします。その他の件でほかに発言はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕

髙野委員長）ないようですので，その他の件を終結いたします。執行部におかれましては，ご退席いただいて結構です。ご苦労さまでした。委員の皆様には，ご協議いただきたい点がございますので，そのままご着席をお願いいたします。暫時休憩いたします。

　　　―休憩〔執行部退席〕―

髙野委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。次に，所管事務に関する管外調査の件を議題といたします。調査案件についてでございますが，当委員会が所管する事務の中で，駅周辺整備事業については，今後，執行部において，本格的に事業が進められていくわけでございます。つきましては，本件にかかる内容等を含めまして，当委員会の調査活動に資するため，管外調査を実施してはどうかと考えているところでございます。この際お諮りいたします。これらの案件等の先進事例につきまして，今後の当委員会の調査活動に資するため，管外調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

　　　〔「異議なし」との声〕
　
髙野委員長）ご異議なしと認めます。それでは，調査都市・実施期日について，ご協議いただきたいと思います。

　　　〔「正副委員長一任」との声〕

髙野委員長）それでは，相手方の都合等もございますので，調査都市・実施期日については，正副委員長にご一任いただき，決定次第各委員にご連絡いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

　　　〔「異議なし」との声〕

髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。さらにお諮りいたします。当該管外調査については，調査の充実を図るため，執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

　　　〔「異議なし」との声〕

髙野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。以上で，本日の都市建設委員会を閉会いたします。