〒315-8640 茨城県石岡市石岡一丁目1番地1 Tel 0299(23)5600 gikai@city.ishioka.lg.jp |
平成25年度 議会運営委員会
鈴木委員長)ただ今から議会運営委員会を開会いたします。 本日,急きょ会議を開催いたしましたのは,島田議長から要請があり,皆様にお集まりをいただきました。議題は「議員の規律について」であります。 発言は,挙手によりこれを許します。議長に説明を求めます。 島田議長)早朝より,お集まりをいただきましてありがとうございます。 皆様にお集まりをいただきましたのは,昨日,山口晟議員が,本会議を一時退席するとの連絡を議会事務局にしてまいりました。その理由として,近所の葬儀のためと称しておりました。そこで,私が直接山口議員に電話をしまして,本会議に出席するよう促しましたが,10分ほど遅刻すると言い残して電話を切ったわけです。実際には,1時間ほど遅刻して山口議員が議場に現れましたが,同時刻に開催していた農業委員会に出席していたことが,その後に判明したところです。 会議規則第2条では「議員は,事故のため欠席,遅刻又は早退するときは,その理由をつけ,当日の開議時刻までに議長に届け出なければならない」とされております。やむを得ないときには口頭でも認めておりますが,これが虚偽の理由によるものであったわけです。 本年6月の第2回定例会におきましても途中離席し,農業委員会に出席していたことから,文書による厳重注意が磯部議長から行われており,本人も反省していたものと認識をしておりました。 しかるに,そうした厳重注意処分を受けたのにもかかわらず,再び議会の規律を乱し,議会軽視とも受け取れる行動をとったことが分かったものです。 本日,一般質問が予定されており,山口議員の質問も予定されているところです。議会軽視,そして議会の規律を乱している山口議員の行動に対しては,既に文書による厳重注意処分が下されており,今回,再び同じ行為を繰り返しておりますので,今回の行為に対する処分をどのようにするのか,私としましても議会の秩序,規律を保持する責任がございますので,再度,山口議員に連絡をとりまして,反省を促したところでございます。そうしたところ,本人から昨日の行動に対しまして,私に謝罪の言葉がございました。さらに皆様にも謝罪したいとのことですので,委員の皆様のお許しいただきまして,山口議員にその機会を与えたいと思います。委員長におかれましては御取り計らいをいただきたいと思います。 鈴木委員長)ただ今,議長から,議会の規律を乱し,議会軽視とも受け取れる行動をとった山口議員から,謝罪の言葉があったこと。さらに委員各位にも謝罪したいとの申し出があるとのことでございますので,特に発言を許したいと思いますが,これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 それでは,山口議員の発言を許します。 山口議員)この度の私の行動が,議会の品位を汚し,秩序を乱すことになったことは,誠に申し訳なく,心より反省を致しているところです。 今後は,石岡市議会議員として,ふさわしい行動をとるとともに,規律を守ることを皆様にお誓い申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。 島田議長)ただ今,山口議員から,昨日の行動に対しまして,謝罪の言葉がございました。 本委員会に出席していない議員も本件については,高い関心を持っております。また,この後,本会議において山口議員の一般質問も予定されておりますので,私としましては,議会運営委員会終了後に,直ちに全員協議会を開催させていただきまして,再度全議員の前で山口議員の謝罪を受けることで,本会議を開くことにいたしたいと考えておりますが,皆様のご意見を承りたいと思います。 鈴木委員長)ただ今の議長の発言に対しましてご意見ございませんか。 岡野委員)今の謝罪は,謝罪でいいんですが,つまり,これまで同じことを繰り返しているわけですが,虚偽の理由をつけてまでも農業委員会に出席をしたということになるわけで,今後はどうするんですか。規律を守るというだけでは,今後どういう態度で臨むのかよくわからない。具体的に今後,農業委員会の会議と議会の会議が重複した時にはどういう態度をとるのか。これに触れていない。ただ規律を守るというだけでは,私は納得いかないんですが。これを意見として,質疑としたい。 鈴木委員長)ただ今,岡野委員より発言があったわけですがその発言内容につきましては,農業委員会等と議会の会議が重複した場合に,山口議員がそちらに出席した場合にどうするのか,今回の謝罪ではその点に全然触れていないことから,その点について山口議員からの発言があればというような内容だと思いますので,その点についてほかに発言がなければ,山口議員に発言を求めたいと思いますがいかがでしょうか。 島田議長)先ほど議長室において,山口議員から謝罪の意思表示を副議長と私で受けました。その中で,山口議員に議会優先で,もう農業委員会には同じ日には出ないで下さいよということで了解をいただきました。 〔「やっぱり本人が言わなきゃいけないよ」と呼ぶ者あり〕 岡野委員)私の言っているのは,議会運営委員会の中で山口議員がどう考えているのかということなんです。議長,副議長に言っているかもしれませんが,私は議会運営委員会の中で,直接山口議員から聞きたいと申し上げているんです。 鈴木委員長)ただ今,議長からは発言があったわけですけども,再度,山口議員から直接,今回の議会運営委員会の中での発言を求められておりますので,山口議員の発言を許したいと思いますのでよろしくお願いいたします。 山口議員)はい。ただ今,岡野委員からの質問でありますけれども,私も農業問題と議会も,どちらも大事だと思いますけども,やはり議会優先と決まっておりますので,ダブった時には議会優先にいたします。 鈴木委員長)ただ今,岡野議員の質問に対しまして,山口議員から現在の心境の説明があったわけですが,これについてご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 鈴木委員長)それでは,皆さん,ご異議なしとのことですので,議長におかれましては,直ちに全員協議会の開催をお願いいたします。 以上で,議会運営委員会を閉会いたします。御苦労様でございました。
|