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議会中継
  


平成25年度 環境経済委員会

 第12回委員会 (3月17日)
出席委員 塚谷重市委員長,岡野佐工副委員長,磯部延久委員,村上泰道委員,勝村孝行委員,玉造由美委員
市執行部 【市長直轄組織】
理事兼地域振興創造担当 佐々木敏夫,中心市街地活性化対策課長 菊地正樹
【生活環境部】
部長 菊地宏則,次長兼広域環境行政担当 岡野光弘,参事水道担当 三城裕文,生活環境課長 鈴木 勉,生活環境課副参事兼課長補佐 矢口 昇,保険年金課長 小林敏夫,保険年金課副参事兼課長補佐 大枝茂樹,水道課長 大枝一郎,市民会館長 久保田善貴
【経済部】
部長 市村 明,次長 前沢洋一,参事兼地籍調査課長 臼井 俊,農政課長 吉水法雄,商工観光課長 越渡康弘

議会事務局 庶務議事課係長(関 努)


塚谷委員長)ただ今から,環境経済委員会を開会いたします。本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしましたとおりであります。
 これより議事に入ります。初めに議案第12号「平成25年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」のうち当委員会の所管にかかる部分,議案第13号「平成25年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」,議案第14号「平成25年度石岡市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)」,議案第16号「平成25年度石岡市霊園事業特別会計補正予算(第1号)」,議案第18号「平成25年度石岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」,議案第19号「平成25年度石岡市水道事業会計補正予算(第3号)」の計6件について,関連しておりますので,一括して議題といたします。
 本案について,初めに執行部からの説明を求めます。なお,市長直轄組織所管,生活環境部所管,経済部所管の順に説明願います。
    
中心市街地活性化対策課長)私からは,議案第12号「平成25年度石岡市一般会計補正予算(第5号)」のうち中心市街地活性化対策課所管分についてご説明をいたします。
 平成25年度石岡市補正予算書49ページをご覧願います。一番下のくくりになりますが(款)7商工費(項)1商工費(目)2商工振興費の中心市街地活性化事業1,093万3,000円の減額でございます。まず,初めに中心市街地活性化事業補助金についてご説明いたします。国のいわゆる地域商店街活性化法の認定を受けた商店街活性化事業計画に基づき,商店街活性化事業を実施する団体及び中心市街地活性化基本計画の掲載事業を実施する団体に対し,事業実施にかかる経費の一部を補助するものでございます。当初予算額は165万5,000円を計上させていただきました。事業は,めぐみの朝市事業,いしおか七夕まつり事業,家族秋祭り事業,クリスマスイベント事業,いしおか雛巡り事業等を予定しておりましたが,めぐみの朝市事業,いしおか七夕まつり事業の2事業につきましては,国の政権交代に伴う補助事業採択時期の遅れに伴い,国の補助が見込めず,御幸通り商店街において独自に協賛金を募り,商店街による自主事業において実施いたしました。したがいまして,家族秋祭り事業,クリスマスイベント事業,いしおか雛巡り事業の3事業について80万2,000円を交付決定し,85万3,000円を減額するものでございます。
 続きまして,その下でございますが,空き店舗等活用支援事業費補助金 についてご説明いたします。これにつきましては,中心市街地エリア内において空き店舗を活用しようとする新規出店者に対し,店舗改装費用及び賃借料の一部,さらに,その新規出店者が活用する空き店舗の所有者に対して,店舗修繕費用の一部をそれぞれ補助するもので,当初6店舗を予定しておりました。しかし,新規出店者が1件にとどまり,昨年度の新規出店者への家賃補助助成分と合わせまして480万円の支出予定となり,また,申請者1名分の予算枠確保をした中において,1,008万円を減額するものでございます。
 以上でございます。

生活環境課長)私から生活環境課所管の説明をいたします。議案第12号「平成25年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」についてご説明を申し上げます。
 初めに補正予算書37ページをご覧ください。(款)14国庫支出金(目)3衛生費国庫補助金(節)保健衛生費補助金の2段目にございます社会資本整備総合交付金50万円の減でございます。これは太陽光発電の補助金ということで,国に当初150万円を要求いたしましたところ,国の内示額が100万円であったことから50万円の減となったものでございます。
 次に歳出でございますが,補正予算書47ページをご覧ください。(款)4衛生費(項)1保健衛生費(目)3環境衛生費の負担金補助及び交付金でございます。環境保全対策経費といたしまして,太陽光発電システム設置補助金として560万円の増となります。増額の内容でございますが,平成25年度実施いたしました,住宅用太陽光発電システム設置費補助金ですが,環境と共生し,潤いと安らぎのあるまちの創造及び地球環境の保全のため,太陽光エネルギーを利用した住宅用太陽光発電システムを設置する方に対し,補助金を交付するものございます。当初予定では100件で1,000万円としておりましたが,申請件数が159件となりました。石岡市では,太陽光発電システムを設置した方にアンケートのご協力をいただき,その際の設置した感想においては「エコカーやエコキュート・室内温度の調節などを考えていきたい」など,省エネに対する意識の高揚が図られているものと感じております。また,いただいた感想を広報誌等で広く市民の方に知っていただき,多くの方が省エネに対する意識を持っていただくことにより,石岡市内のCO2削減にもつながりますことから,今回の申請者全員の方に補助金を交付することといたしました。そのため,560万円を計上したものでございます。以上が太陽光発電補助金関係の補正予算となります。
続きまして,議案第14号「平成25年度石岡市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)」についてご説明を申し上げます。補正予算書13ページをご覧ください。初めに歳入ですが,1事業収入から6諸収入までで差し引きいたしますと6万円の減となります。次の7市債が960万円の減で,合わせて966万円の減額となります。これによりまして,歳入歳出合計が3億8,115万7,000円が3億7,149万7,000円となります。
歳入歳出の内容でございますが,補正予算書76,77ページをご覧ください。まず歳入の(款)1使用料でございますが,これは実績から精査いたしましたところ,現年度分といたしまして84万5,000円を減額するものでございます。次の(款)4繰入金でございますが,一般会計からの繰入金ですが歳出が減になりますことから,繰入金が135万円の減となります。続きまして(款)5繰越金ですが,平成24年度の決算によりまして確定いたしました249万8,000円が増となります。(款)6諸収入でございますが,消費税の還付金となります。消費税申告にあたり決算額を精査いたしましたところ,還付金が36万3,000円減となるものでございます。(款)7市債ですが,委託料の減額によりまして,起債額960万円の減となるものでございます。
 歳出でございますが,79ページになります。水道施設整備事業として簡易水道施設更新事業業務委託料,これは湖北水道に委託している業務でございます。その業務が966万円の減額となります。以上が簡易水道事業特別会計補正予算の説明となります。
 続きまして,議案第16号「平成25年度石岡市霊園事業特別会計補正予算(第1号)」についてご説明を申し上げます。21ページをご覧ください。歳入になります。繰越金が当初の1,000円に対しまして344万3,000円の増となり,344万4,000円となります。
 それに伴いまして,歳出でございますが,22ページをご覧ください。歳出が344万3,000円の増となり,667万6,000円となります。これによりまして,歳入歳出合計は1,798万2,000円が2,142万5,000円となります。理由といたしましては,平成24年度の決算により繰越金が確定したことにより,一般会計への繰出金も確定したことによる補正となります。以上が霊園事業特別会計補正予算の説明となります。
 以上,生活環境課が所管する補正予算でございます。よろしくご審議の程,お願いいたします。

生活環境課副参事)私からは,議案第12号「平成25年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」につきましてご説明申し上げます。
 補正予算書7ページをご覧願います。第4表の債務負担行為補正でございます。変更部分の上から10段目,まちかど情報センターの次の段,旭台会館の指定管理者指定管理料でございます。補正の理由といたしまして,平成26年4月1日からの消費税率の改正によるものでございます。まちかど情報センターでございますが,指定管理期間が平成23年4月1日から平成28年3月31日までの5年間でございます。負担行為限度額2,711万円を2,737万4,000円とするもので,指定管理料の平成26年度と平成27年度の2年分について,単年度で13万2,000円,合計26万4,000円を補正いたすものでございます。旭台会館につきましては,指定管理期間が平成25年4月1日から平成30年3月31日までの5年間でございます。負担行為限度額3,160万円を3,233万2,000円とするもので,指定管理料の平成26年度から平成29年度の4年分につきまして,単年度で18万3,000円,合計73万2,000円を補正するものでございます。
 以上でございます。ご審議をお願いいたします。

保険年金課長)保険年金課所管の国民健康保険にかかる内容について説明いたします。初めに,議案第12号「平成25年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」について説明いたします。44,45ページをお開きいただきたいと思います。歳出の中段の(款)3民生費(項)1社会福祉費(目)1社会福祉総務費についてでございますが,説明欄の特別会計繰出金のうち,国民健康保険特別会計職員給与費等繰出金94万5,000円につきましては,国民健康保険負担金申請システム等の更新に伴います事務経費を増額補正する財源とするために繰り出すものでございます。
 次に,説明欄のその他国民健康保険特別会計繰出金3,822万5,000円につきましては,保険財政共同安定化事業の拠出金と同交付金との差額分を一般会計で補てんするために増額補正をするものでございます。
関連しまして議案第13号「平成25年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」についてご説明いたします。
 9ページをご覧いただきたいと思います。補正予算第2号につきましては,歳入歳出それぞれ5,917万3,000円を追加し,予算総額を94億7,737万8,000円とするものでございます。
 まず歳入でございますが,68,69ページをご覧ください。最初に(款)4国庫支出金(項)2国庫補助金(目)2高齢者医療制度円滑運営事業費補助金103万6,000円は補助対象経費の10分の10の補助率で,前期高齢者の一部負担金割合引き上げの凍結措置が延長になりましたことから,高齢受給者証の再交付事務にかかる経費や啓発パンフレットを作成する費用の補助金を増額補正するものでございます。この制度は,本年4月2日から70歳の誕生日を迎える方からは2割の負担割合に変わることとなっております。
 次に,(款)8共同事業交付金(項)1共同事業交付金(目)2保険財政共同安定化事業交付金は,今年度の交付額の確定に伴い2,784万2,000円を減額補正をするものでございます。
 次に(款)10繰入金(項)1他会計繰入金(目)1一般会計繰入金の3,917万円につきましては,一般会計の繰出しのところでご説明しましたように,(節)3職員給与費等繰入金の94万5,000円は,国民健康保険負担金申請システム等の更新に伴います事務経費分の繰入れを増額補正するものと,(節)6その他一般会計繰入金の3,822万5,000円につきましては,保険財政共同安定化事業の拠出金と同交付金との差額分を,一般会計から繰り入れするため増額補正をするものでございます。
 次に(款)11繰越金(項)1繰越金(目)2その他繰越金(節)1その他繰越金4,680万9,000円につきましては,平成24年度の国庫負担金及び県負担金の過大交付分を返還するための財源とするため,増額補正をするものでございます。
 次に,歳出でございますが70,71ページをご覧ください。一番上の(款)1総務費(項)1総務管理費(目)1一般管理費の説明欄にあります国民健康保険一般事務費188万1,000円のうち,印刷製本費2万3,000円,電算指定用紙代9万円,郵便料82万3,000円と,同じ款の(項)4趣旨普及費 (目)1趣旨普及費,国民健康保険趣旨普及事業費の10万円につきましては,前期高齢者の一部負担金割合引上げの凍結措置が延長になりましたことから,高齢受給者証の再交付事務にかかる経費と,前期高齢者の1割負担が継続されることから,啓発パンフレットの作成費用を増額補正するものでございます。
同じく国民健康保険一般事務費のうち,電算用備品94万5,000円につきましては,月次報告等システムのサポート終了により新システムに入れ替えるための経費でございます。
次に,(款)2保険給付費(項)1療養諸費(目)1一般被保険者療養給付費の財源の振替えにつきましては,歳入にございました保険財政共同安定化事業交付金の額の確定による減額に伴いまして,税等の一般財源で充当するよう変更するものでございます。
 (款)7共同事業拠出金(項)1共同事業拠出金(目)2保険財政共同安定化事業拠出金の説明欄にございます共同事業拠出経費8,704万9,000円につきましては,県内市町村の30万円から80万円までの高額療養費の支払いを,県内保険者で財源調整をし平準化するもので,財政負担を緩和するための拠出金でございます。拠出額の算定は茨城県国保連合会が行い,今年度の拠出金額の確定に伴いまして減額補正をするものでございます。
最後に(款)11諸支出金(項)1償還金及び還付加算金(目)3償還金 説明欄の国庫負担金返還金1億4,244万6,000円と県負担金返還金179万5,000円につきましては,平成24年度の国庫負担金及び県負担金の確定に伴いまして,過大交付分を返還するための増額補正をするものでございます。ご審議の程よろしくお願いいたします。

保険年金課副参事)私からは,保険年金課所管の後期高齢者医療にかかる内容についてご説明いたします。
 初めに,議案第12号「平成25年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」についてご説明いたします。まず,38,39ページをお開きいただきたいと思います。歳入の上段の(款)15県支出金(項)1県負担金(目)1民生費県負担金,後期高齢者医療保険基盤安定対策費負担金[3/4]213万5,000円の減につきましては,保険料の負担能力の低い低所得者等に対する軽減相当額を公費で補填するもので,県が4分の3,市が4分の1を負担します。今年度の県からの負担額が決定いたしましたので補正をお願いするものでございます。
 続きまして,40,41ページをお開きいただきたいと思います。中段の(款)20諸収入(項)5雑入(目)5雑入,後期高齢者医療広域連合負担金清算金3,807万5,000円につきましては,医療費の12分の1相当額を市で納付することになっており,平成24年度の療養給付費負担金が確定し,広域連合からの返還に伴う補正をお願いするものでございます。
 次に,歳出についてですが,44,45ページをお開きください。中段の(款)3民生費(項)1社会福祉費(目)6老人医療給付費についてでございますが,後期高齢者医療特別会計保険基盤安定繰出金の284万6,000円の減につきましては,保険料の負担能力の低い低所得者等に対する軽減相当額を公費で補填するもので,県が4分の3,市が4分の1を負担し,合わせた金額を特別会計に繰り出します。今年度の見込額が決定いたしましたので補正をお願いするものでございます。
 続きまして,議案第18号「平成25年度石岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」についてご説明いたします。26ページをお開きいただきたいと思います。補正予算第1号につきましては,予算総額から歳入歳出それぞれ284万6,000円を減額し,予算総額を歳入歳出それぞれ6億8,825万9,000円とするものでございます。
 内容につきましては,事項別明細書でご説明いたします。まず歳入についてですが,112,113ページをお開きください。(款)3繰入金(項)1一般会計繰入金(目)2保険基盤安定繰入金284万6,000円の減につきましては,先ほど一般会計でご説明いたしました後期高齢者医療特別会計保険基盤安定繰出金の減額に伴い,減額の補正をお願いするものでございます。
 次に,歳出についてですが,114,115ページをお開きください。(款)2後期高齢者医療広域連合納付金(項)1後期高齢者医療広域連合納付金(目)後期高齢者医療広域連合納付金284万6,0000円の減につきましては,一般会計から繰り入れたものを茨城県後期高齢者医療広域連合に納付しているところですが,保険基盤安定繰入金の減額に伴いまして納付金を減額するものでございます。
 以上でございます。ご審議のほど,よろしくお願いいたします。

水道課長)私からは,まず議案第12号「平成25年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」について,ご説明申し上げます。
 補正予算書46,47ページの下から2段目をご覧いただきたいと存じます。(款)4衛生費(項)3上水道費(目)1上水道費(節)19負担金補助及び交付金,湖北水道企業団負担金142万円,28繰出金のうち,水道事業会計へ繰出60万1,000円についてご説明申し上げます。この負担金並びに繰出金については,児童手当の給付に要する経費といたしまして,特別会計へ繰り出すものでございます。よろしくお願いいたします。
 続きまして,議案第19号「平成25年度水道事業会計補正予算(第3号)」について,ご説明申し上げます。
 補正予算書121ページの予算明細書をご覧いただきたいと存じます。収益的収入,水道事業収益の既決予定額5億2,486万6,000円に対しまして,60万1,000円を増額いたしまして,5億2,546万7,000円にするものでございます。増額理由としまして,一般会計より児童手当の給付に要する経費といたしまして繰り入れ,増額するものでございます。
 続きまして,収益的支出でございますが,水道事業費用の既決予定額5億874万1,000円に対しまして,1,350円を増額し,5憶2,224万1,000円にするものでございます。増額理由といたしまして,(項)1営業費用(目)1原水及び浄水費の(節)動力費を800万円,受水費を550万円,合計1,350万円を増額するものでございます。
 以上で水道事業会計補正予算(第3号)にかかる説明を終わります。ご審議のほど,よろしくお願いいたします。

市民会館長)私からは,議案第12号「平成25年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」のうち,市民会館にかかる部分について,ご説明申し上げます。
 補正予算書42,43ページの中ほどでございます。総務費,総務管理費,市民会館費,施設運営経費,繰出金,石岡市民会館事業基金繰出金164万4,000円についてご説明申しあげます。平成25年度の市民会館自主事業として,児童劇鑑賞教室「かさじぞう・さんまいのおふだ」と 音楽劇,青島広志のおしゃべりコンサート「ペールギュントの冒険」の2事業を実施いたしました。この2事業における基金の清算額が164万3,703円の減額支出増となりましたので,今回の補正予算により,市民会館事業基金への繰出しをお願いするものでございます。児童劇鑑賞教室につきましては,7月9日,10日の2日間の3公演で2,350人を予定し,入場料収入として,223万2,500円を見込んでおりましたが,来場いただいた人数は1,384人で,収入合計が131万4,800円でございました。見込み者数を下回る結果となり,支出の削減に努めましたが89万7,855円の支出増となりました。音楽劇,青島広志のおしゃべりコンサート「ペールギュントの冒険」については,11月17日に実施し,当初計画では950人の入場を予定し,入場料収入として175万円を見込んでおりましたが,チケットの売上枚数は505枚で,収入合計が94万1,500円でございました。市報へのチラシ折込み,チケットの電話予約受付,現金書留での取扱等,新規取組を行いましたが,74万5,848円の支出増となりました。自主事業においては,できるだけ繰出金を発生しないよう,また,多くの市民の皆様に楽しんでいただける事業を企画し,集客のための広報活動の見直しに努めてまいります。
 続きまして,その下になります補正予算書42,43ページ総務費,総務管理費,市民会館費,施設維持管理経費,委託料,耐震診断業務委託料445万9,000円の減額について説明申しあげます。平成25年度石岡市民会館耐震診断業務委託の指名競争入札を実施したところ,当初予算1,445万9,000円に対し,請負業者の落札額が995万4,000円となり,予算額とに差金が生じたため減額補正をするものです。ご審議のほど,よろしくお願いいたします。

農政課長)私からは,議案第12号「平成25年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」のうち,農政課所管の補正予算につきましてご説明させていただきます。
まず補正予算書の5ページをお開き願います。第3表の繰越明許費からご説明させていただきます。(款)6農林水産業費(項)1農業費の土地改良関係事務費80万4,000円でございます。こちらは,茨城県が施工します県営かんがい排水事業,霞ヶ浦用水第V期地区に対しての市の負担金でございます。国における経済対策としまして,年度末に事業費が追加補正されることとなりまして,その事業費分が未契約となることから,茨城県同様に市も繰越しを行うものでございます。
続きまして,下段の畑地帯総合整備事業の248万円及びその下段の農道整備事業(単独)の1,259万円につきましては,いずれも県が事業費の一部を未契約繰越とすることから,市の負担分も繰越しとするものです。
続きまして下段の(項)2林業費,林道開設事業(補助)911万8,000円でございます。国の道整備交付金により整備をいたします林道小幡・中山線につきまして,当初計画の現道拡幅工事では,道路の縦断勾配が急勾配ということでございまして,林道規定に適合しないことから,勾配を緩くするため,一部区間を開設事業で行うこととなりました。そのため,再度,国や県あるいは地権者との再調整や,当該地区におきましては猛禽類生態調査が必要となったため工事の着手が遅れるという理由から,その工事請負費を繰越しするものでございます。
続きまして,8ページをお開き願います。第5表の地方債補正でございます。まず,追加欄の1行目,県営畑地帯総合整備事業(国経済対策分)240万円および2行目のかんがい排水事業(国経済対策分)80万円につきましては,いずれも県が行う事業でございますが,国の経済対策予算の追加が年度末にございまして,それから追加するものでございます。
 続きまして,変更の表の1段目,県営畑地帯総合整備事業につきましては,事業費の一部が次年度へ繰越しとなることから,その地方債分を1,650万円から1,040万円に減額するものでございます。
 次に下段の農道整備事業につきましては,県が実施します県営農道整備事業にかかる市負担分でございますが,年度当初より全体的に事業費が減額となったために,地方債分を7,120万円から3,760万円に減額するものでございます。
 続きまして,歳入歳出予算事項別明細書の歳入に移ります。38,39ページをお開き願います。(款)15県支出金(項)2県補助金(目)4農林水産業費県補助金(節)1農業費補助金のうち,土地改良(農道)事業補助金146万8,000円の減でございます。工事入札や単価変動によりまして,事業費が確定したことによる減でございます。
 次に下段の環境保全型農業直接支援対策事業費補助金13万円の減でございますが,制度変更により,一部対象作物の単価が低額となったことから,減額するものでございます。
 下段の鳥獣被害防止総合対策補助金204万9,000円の減でございます。こちらは当初,鳥獣被害対策実施隊員報酬として計上し,県の内示を受けておりました。実施隊は市が任命するものでございまして,特別職の非常勤公務員として位置付けをし,報酬や公務災害の適用措置がございます。しかし,その後の県の交付要項改正によりまして,市は事業主体の対象ではなく,地域協議会のみが事業の実施主体となった経過がございます。その協議会では捕獲活動の指示権限や財源措置などもございません。さらには,隊員への報酬契約なども結べないということで,この事業の導入が図れない状況が考えられるということから,活動に要します経費につきましては,国の特別交付税での対応としたことから,この補助金を全額減とさせていただきました。
 続きまして,下段の(節)2林業費補助金の林道改良事業補助金40万4,000円と下段の林業担い手育成強化対策事業補助金18万2,000円,森林機能緊急回復整備事業補助金156万2,000円,身近なみどり整備推進事業補助金1,000万円につきましては,いずれも県の当初内示額よりも減額となるため減としたものでございます。
 続きまして,40,41ページをお開き願います。2段目の(款)20諸収入 (項)5雑入(目)5雑入(節)5雑入の霞ヶ浦用水事業計画償還助成金28万6,000円でございますが,当年度償還に対します基準金利が確定したことから,増額とさせていただくものでございます。
 続きまして,下段の(款)21市債(項)1市債(目)2農林水産業債 (節)1農業債の県営畑地帯総合整備事業債370万円と,その下の農道整備事業債3,360万円はいずれも事業の繰越しによりまして減とするものでございます。
 またその下の,かんがい排水事業債につきましては,年度末に国経済対策予算の追加がございまして増額とするものでございます。
 続きまして歳出に移らせていただきます。予算書46,47ページをお開き願います。一番の下の段でございます。(款)6農林水産業費(項)1農業費 (目)3農業振興費の農力アップ推進事業のPR資料デザイン作成業務委託料46万2,000円でございますが,業務委託の際の入札差金が生じましたことから,減額とさせていただくものです。
 その下段の,新規就農者支援対策経費の新規就農支援対策事業補助金120万円につきましては,新規就農者が空き家を借りる際に改修する経費の一部を補助するという事業でございましたが,貸主・借主双方の契約が成立しなかったことから,その申込みが減ってしまったということから減額させていただくものでございます。
 次に,鳥獣被害対策事業の鳥獣被害対策協力報償の90万円につきましては,11月から3月までの,猟期中のイノシシ捕獲に対する1頭あたりの報償金でございますが,当初計画を上回ることが予想されたことから増額させていただくものでございます。
 続きまして48,49ページをお開き願います。上段の(目)5農地費 (節)19負担金補助及び交付金の土地改良関係事務費でございます。国営石岡台地農業水利事業償還補助金34万7,000円につきましては,県交付金の減によりまして補正減とさせていただくものでございます。
 続きまして石岡台地土地改良区負担金の9万2,000円につきましても,事業費の確定により減額となったため補正減とするものでございます。
 次に県農道整備事業促進協議会負担金の5,000円につきましては,本年度は負担金の賦課をしないとの協議会総会での決定によりまして補正減とするものです。
 その下の霞ヶ浦用水事業負担金の58万4,000円につきましては,事業費の一部繰越しに伴います市の負担分の補正減でございます。
 その下の農地・水・環境保全向上対策事業負担金16万6,000円につきましては,事業費の確定によりまして減額とさせていただくものでございます。
 次に県単土地改良事業の県単土地改良事業補助金192万8,000円につきましては,単価の変動や入札差金によりまして補正減とするものでございます。
 次に畑地帯総合整備事業の畑地帯総合整備事業負担金548万円及び次の農道整備事業(単独)の一般農道整備事業負担金4,605万6,000円は,いずれも県事業分が未契約繰越となることから,市負担分も繰越補正減するものでございます。
 続きまして,(目)8農政企画費(節)19負担金補助及び交付金,農政企画経費の環境保全型農業直接支援対策事業費補助金26万円の減額につきましては,先ほどもご説明いたしましたが,当初計画に対しまして制度変更がございました。それで一部対象作物の単価が低額となったことから,補正減するものでございます。
 続きまして,下段の(款)6農林水産業費(項)2林業費(目)1林業振興費の遊歩道等整備工事の100万円につきましては,龍神の森遊歩道施設整備の工事費でございますが,入札差金が生じましたことから補正減とするものでございます。
 次に林業担い手育成強化対策事業補助金36万4,000円につきましては,県の補助金が減額となったことから,市の負担分も減額とするものでございます。
 次に茨城県治山林道協会負担金の23万1,000円につきましては,事業費割が当初見込みよりも減額となったことから,負担金も補正減とするものでございます。
 続きまして,森林機能緊急回復整備事業でございます。間伐推進員報酬63万5,000円,事務事業用品費14万7,000円,間伐業務委託料78万円と,次の身近なみどり整備推進事業1,000万円はいずれも,県の補助金が減額となったことから補正減とするものでございます。
 続きまして,下段の(目)林道開設費の林道開設事業(県単)の林道改良工事101万円につきましては,林道大増線の改良工事に対する県の補助金が減額となったことから補正減とするものでございます。
 下段の,林道開設事業(単独)の測量・設計委託料300万円につきましては,林道小幡・中山線につきまして路線の一部変更が生じました。その調整に時間を要したことにより,年度内の施工が困難となったため,補正減とするものでございます。
 続きまして,52,53ページをお開き願います。2段目の(款)9消防費 (項)1消防費(目)4水防費の(節)13委託料,水防関係経費の石岡台地排水機場運転管理委託料の33万7,000円でございます。こちらは,三村地区にございます千代田石岡第2排水機場や染谷地区などの3機場ございます,台風などの災害による浸水時に,機場の運転を事業協定の中で締結しております。昨年10月の台風26,27号が上陸しました際に,河川が増水し道路や水路,農地が冠水してしまい機場を運転する必要が生じました。その際に発生した電気料などの不足分を今回補正増させていただくものでございますが,電気料の請求が2,3月遅れてから請求ということで,額の確定が年明けとなったため今回の補正で計上させていただきました。
 農政課につきましては,以上でございます。よろしくご審議をお願い申し上げます。

商工観光課長)それでは私から,一般会計補正予算のうち,商工観光課所管の補正予算について,ご説明申し上げます。
 補正予算書の48,49ページをお開きいただきたいと思います。今回補正を行いますのは,一番下の表内にございます(款)7商工費,(項)1商工費,(目)5観光施設費,フラワーパーク管理運営費の委託料と工事請負費及びふれあいの森管理運営費の工事請負費でございます。
 まず,フラワーパーク管理運営費のローズマイスター確立事業委託料についてでございますが,110万円を減額するものでございます。この事業は,補助率10分の10の国の雇用創出事業を活用しまして,バラ園としての評価向上と観光客の増客を目的としまして,栽培技術者の養成やバラに対する関心を高めるための講習会及び園内でのバラ栽培実地研修などの取組を行っているものでございますが,受講生の募集を行ったところ,反響が大きく,一回の告知で定員となりましたことから,広報に係る経費等に不用額が生じました。このことから減額を行うものでございます。
 同じくフラワーパーク管理運営費のレストラン施設改修工事260万円についてでございますが,フラワーパーク駐車場敷地内で運営を行っているレストラン施設内の空調機が導入後12年を経過した中で,温度調整能力や室外機の圧力が低下しまして,温度や風力の調整ができない状態となっております。このことから,お客様や運営業者から改善の要望を強くいただいているところでございます。多くの来客者を迎える行楽シーズンを控えまして,快適な利用環境の提供を図るため,早急に対応してまいりたいと考えますことから,空調機設備等の更新に要する経費を計上させていただいたものでございます。
 次に,同ページの最下段にございます,ふれあいの森管理運営費のスポーツスライド改修工事380万円でございますが,毎年実施している定期点検において,ワイヤーの摩耗によるスレッド,そりでございますが,これを止めておくためのロープソケットの緩みや,コンベアベルトローラーの蛇行及び原動滑車軸からの異音が確認されまして,早期にワイヤーとギヤードモーターの交換が必要であるとの指摘がありましたことから,行楽シーズンを控える中で,事故の未然防止と安全対策に万全を期すために,早期に対応したく,これにかかる経費を補正にて計上させていただいたものでございます。なお,このスポーツスライド改修工事及び先ほどご説明申し上げました,レストラン施設改修工事にかかる予算につきましては,5ページの第3表繰越明許費の最下段に示してございますとおり,年度内の工事完了は困難なため繰越しをさせていただきたいと思います。
 続きまして,54,55ページをご覧いただきたいと思います。こちらの一番最後の表の中段にございます観光施設整備等基金費の観光施設整備等基金積立金を400万円増額させていただくものでございまして,理由としましては,リニューアルや朝日トンネルの開通後,来場者が順調な伸びを見せておりますことから,入湯税の増収に合わせまして,本積立金につきましても増額をさせていただいたものでございます。
 最後になりますが,7ページをご覧いただきたいと思います。こちらの第4表債務負担行為補正をご覧いただきたいと思います。変更の表中,下から3段目の常陸風土記の丘指定管理者指定管理料から次ページの国民宿舎つくばね指定管理者指定管理料の限度額についてでございますが,こちらは4月1日からの消費税率引上げ後の率により再計算をしまして,算出した指定管理料と,消費税率引上げ前の指定管理料との差額を,それぞれ考慮しまして,増額補正を行ったものでございます。
 以上,よろしくお願いいたします。

塚谷委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

村上委員)何点かあるのですけども,まず農政課の新規就農者支援対策経費の12万円の減ですが,先ほどの説明でちょっと聞き取れなかったのですが,申請が本年度なかったのですか,それとも減ってしまって予定者数に対してどれだけ実施があったのか,ちょっと数字の説明がなかったので,こちらをご説明いただきたいと思います。

農政課長)ただ今の新規就農者支援の補助金につきましてご説明申し上げます。年度当初の計画としまして,貸主・借主で3組の予定をしておりました。1組だけが2月くらいまで申請をするということで,お話をいただいておりましたが,結局,最終的にこの補正には間に合わなかったのですが,3組とも申請まで至らなかったという状況でございました。以上でございます。

村上委員)わかりました。次にフラワーパーク管理運営経費のレストラン施設改修工事ですが,既存の販売所ですかね。レストラン改修と書かれると新しい所かなというイメージを持ってしまったのですが,どの部分なのか,ご説明をお願いします。

商工観光課長)そのレストランにつきましてはリニューアルを行いましたトレタレストラン内でございます。

村上委員)そうしますと,トレタの中の空調機というのは,前の物を使っていて,今回,不具合が生じたという理解でよろしいですか。

商工観光課長)委員さんのおっしゃるとおりでございます。

村上委員)新しいのかなと思っていましたので,どこの部分かなというふうに疑問を持ちました。それとスポーツスライド改修工事ということで,点検が必要ということでございましたが,現在はどのような対応になっておりますか,使用禁止だと思うのですが。それと改修時期についてのご説明をお願いします。

商工観光課長)現在でございますが,すぐさま切れるということはないというふうに点検会社から聞いておりますが,応急措置的なところは実施してございます。それと,改修時期でございますが,モーターにつきましては交換に要する作業というのはさほどかからないということなんですが,発注してからの生産ということなんで,早急に今年度中の補正予算が成立しました後に,契約関係の手続きにすぐさま入っていきたいというふうに考えておりまして,なるべく早い時期に実施をしていきたいというふうに思っております。以上でございます。

村上委員)すぐに壊れるようなことがないということで,安心しましたけども,安全第一でこちらは取りかかっていただきたいと思います。それと,簡易水道について伺います。79ページの簡易水道施設更新事業,湖北水道への委託金が減額になりましたというご説明をいただいたのですが,こちらの減額になった理由をお尋ねしたいと思います。

生活環境課長)湖北水道への委託料関係ですけども,これは更新工事を今,しておりまして,その工事の設計委託料を減額ということで,966万円となります。以上でございます。

磯部委員)何点かお尋ねいたします。先ほどのレストランの改修ですが,「ヤサト・デ・トレタ」のレストランですよね。その場合に,どういう定款になっているのですか。売上げの何%かは市に入るけど,例えば維持管理経費の中で,故障とか事故とか,そういうものが生じたときの使用者の責任,免責とか,そういう契約は一切されていないわけですか。すると今後,何か大きな修理とか修繕があれば,全部市でやるというようなシステムをそのまま継続していく契約なんですか。その辺をちょっと改めてお聞きしたいと思います。

商工観光課長)1点目の免責関係の考え方でございますが,自己責任で発生させた,例えば火災とかですね,そういったものが発生した場合には,その受託業者が自ら保険を掛けまして,その責任において修繕をするというようなところはございます。それと今回のような,もともと市が導入しておりました空調機関係ですとか,そういったところにつきましては,基本的に市側での対応ということが基本になってきますが,前にも委員さんからも指摘がございましたように限度がございますが,これにつきましても,協定の中では,甲乙協議のうえということで,それを協議しながら進めるという条項もございますので,そういった中で,指定管理者側の剰余金とか,そういったものがある中で対応していただけるということがあれば,協議のうえ,そういった対応もしていきたいというふうに考えてございます。

磯部委員)これはやはり火災などの災害の場合には保険対応になったり,いろいろある訳ですよね。それで,備品の消耗,あるいは不可抗力による故障,そういうものに対しては,ここに限らずね,やっぱり指定管理者制度をとっている以上は,そういう詳細にわたっての契約条項の中に,今後入れておかないと,何かあれば。ゆりの郷がいい例ですよね。パイプが詰まって400何十万円石岡市が出して,全部修理してあげたというものがありますのでね。その辺は,今後,担当所管において,やはり検討項目かなという思いがしますので。次に移りますが,49ページの中心市街地活性化事業,1,093万3,000円の減額ですが,これは先ほどの説明では,空き店舗6店舗を予定したが,1店舗しか応募がなかったということの説明から思いますが,それでは所管として,この要因はどこにあるというようにお考えですか。それと今後,ずっと続いている訳ですね,いわゆる魅力がないから出す人がいないというのが,極端な言い方をすれば結論だと思うんですが,こういう状況で続いている以上はね,この要因はどういうところにあるという捉え方を,どのようにされているのか。今後とも,この事業を推進していくに当たっては,やはり対策,対応,そういう点について担当に考えがあればお聞かせ願いたいと思います。

中心市街地活性化対策課長)ただ今,磯部委員から空き店舗対策が1店舗しかなかったということでございますが,確かに当初,6店舗を見込んでいたのですが,やはり募集期間,昨年まで一次募集,二次募集と広報紙に載せていたのですけども,そういった募集期間について,これは昨年の9月に再度,募集を開始したときに,通しで掲載しましょうということで改めました。平成26年度につきましては,当然通しで募集期間を区切らずに募集すると。また,エリアについて,今までは駅前の御幸通りを中心として中町通りの一部,金丸通り,大小路通りというところで範囲的なもの,エリア的にちょっと狭いのかなということで,平成26年度におきましてはこの辺も,今の地域にプラスしまして泉町通り,あるいは香丸全域,中町通り,守木町まで含めたエリア,あと金丸町ですと寿通り,こういった部分を追加しまして,エリアの拡大というものを考えております。また,情報につきましても,新規出店者の方がこちらにみえた際に,どこに空きがあるんですかと。やはりその辺につきまして,今までこちらではそういった情報を把握していなかった,当然各関係事業者ともその辺については協議をしていなかったものですから,やはり平成26年度については,関係機関あるいは事業者などと協議をしてホームページなりお知らせに,こちらとしても空き店舗の情報,そういったものを載せられるように改めていきたいと考えております。

磯部委員)予算特別委員会でもそれに準ずる内容のご答弁がありましたよね。今までは限定していたと,平成26年度は通してやっていくと。また,エリアも,この目的は中心市街地の活性化事業としてやっているのであるならば,あまりにもエリアを広くすることは,その趣旨から逸脱する部分も見えてくるかなという思いがするのですね。これはいろいろな考えがある中でのことですが,やはり実際,お話を聞いてみると魅力がないと言うんですよ。それは自分もそこで商売をずっとしておりましたから,その原因の一因を作ってしまったのかなという反省はあるのですが。やはり既存のお店も,もっと店を明るくしたり,営業時間を延長したり,そういうことを促しながら,地域の中で空き店舗にどんどん入っていただくというのも1つの対応策ではないかなと。この詳細な内容については勉強不足でしていないのですが,例えば条件的なもの,3年以内に撤退してしまったら,その補助金なりそういったものの返還を求めるとか,そういう内容的なものはあるのですか。この空き店舗募集に際して。

中心市街地活性化対策課長)一応,新規出店者の方に対しては,2年以上継続してお店を営業していただく。また,週1日,商店街が休みの日がございますが,これに関しましても,無休という訳にはいかないと思いますので,週5日以上は営業していただくというようなこと。あとは商店街のイベントとか,商工会の会員,そういったものにも,任意ですが,できれば入っていただくと。とにかく地元の商店会に溶け込んで,いろいろ協力してやっていただくというようなことを条件として,こちらから付けております。また,補助金返還云々につきましては,何か法的に違法なことで作為的に補助金を取ろうとしたとか,そういう場合は別ですが,それ以外については特別こちらでは。最初に2年以上は必ずやってくださいということで,これは当初の時点で収支計画とかそういったものをきちんと審査をして行うようにはしております。以上です。

磯部委員)その辺は担当所管できちんとした対応をしていると思うんですが,私が懸念するのは,自分が総務企画委員の時代に,空き店舗対策ということで,ある市に行ったんですね。そこでは土蔵みたいなところに,ご婦人が3人で軽食喫茶を開いたんですね。100万円の補助金を出したそうです,家賃が月何万円かの。わずか2か月でやめられて,これになっちゃったんですね。それで,市としても,そういう制度はいかがなものかと。やはりきちんとしたもの,対応をして,自助努力をしていただかないと無駄遣いになってしまうと。それと,又貸しの実例があるんですね。自分でやらずにほかの人に貸してしますというようなケースも,るる,他市ではありました。ですから,その辺も十分,念頭において対応を,今後していただければと思いますので,よろしくお願いします。それともう1点,43ページの市民会館事業ですね。先ほどの説明では,おしゃべりコンサートが960人のところ505人しか来ないと。175万円を予定していたが94万1,500円と。また,もう1つの事業も2,350人を予定していたが,1,384人しか来なかったと。これはね,非常に事業が難しいのは,今は市民も娯楽とか趣味とかが多様化していますよね。ですから,もう一杯になるということは,現状では,どこでもそうですが,非常に難しい問題があると思うんですが,実際,新たな取組として行った事業で,こういうふうに半分強,6割くらいしか来なかったという要因はどこにあると,担当所管として,思っていますか。

市民会館長)まず,最初の児童劇観賞教室ですが,以前は幼稚園,保育園のお子様のほかに,保護者の方も一緒に入っていただくということで,結構人数も多かったんですが,ここ数年,親子での参加というのではなくて,園児のみしか参加しないというような事例が多くなって,そういうのもお客様の減っている要因かと思います。また,幼稚園,保育園さんに聞くと送迎バス,そういうものの用意ができないというか,園児の方を全員連れてこようとすると,何往復もしなければならないということで,そういうこともなかなか難しくなってしまっているというようなお話も聞いてございます。そういう意味でも集客はちょっと難しいのかなというふうには感じました,今回の経験で。あと青島広志さんのおしゃべりコンサートですけども,先ほども言いましたように,自主事業はなかなか難しく,今回は前回していなかった電話での予約受付とか,現金書留の取扱いとか,新しく取り組んではみたんですけども,なかなか。それなりに今回は,前回よりお客様が,前回300ちょっとだったのが,今回500人ということで,200人ほど増えたんですが,まだまだ,お客様の集客の方法に関してはいろいろと,まだまだ考える,工夫の余地はあるのかなと感じております。以上です。

磯部委員)担当所管としては,大変なご努力をされているということはわかります。わかりますが,冒頭に申し上げましたように,市民の娯楽,いろいろな面で市民のニーズは多様化している訳ですね。いろいろな試みの中で,これ何もやらないと衰退しちゃいますからね。基金も1,000万円を見込んでおりますので,大いにやるべきと思うんですが,やはり本市の場合には,市民会館だけじゃないですが,いろいろな意味でPRが下手ね,まず1つは。隣の小美玉市の文化センターを使用するとき,私が商売をしている頃は,知っている人が,「悪いけど,これを店の前にはってくれませんか。」と,そういうことまでやっているんですよね。ですから,PRの仕方も,るる,検討する余地があるかなと。それと事業内容も,じゃあ何をやればいいんだと聞かれても,私もわかりませんが,そういう中で少しでも出た結果に対して,反省と検討をしていただいて,次の事業にぜひ生かしていただけるように,やっていただきたいと思います。以上です。

玉造委員)49ページの中心市街地活性化事業補助金でございますが,先ほどの説明で,めぐみの朝市ですとか,七夕まつりですとか,雛巡りとか,そういった事業が自主事業になったので,市も減額したということでございましたが,その点をもう1度,ご説明をお願いしたいと思います。

中心市街地活性化対策課長)当初,中心市街地活性化事業ということで,これは地域商店街活性化法の認定を受けました駅前,御幸通り商店街振興組合なんですが,商店街振興組合で当初,めぐみの朝市事業を6月に開催したんですが,いしおか七夕まつり事業,これが7月,家族秋祭り事業,これが11月,クリスマスイベント事業,これが12月,いしおか雛巡り事業,これが先月2月の中旬から3月3日まで開催したんですが,この,めぐみの朝市事業,いしおか七夕まつり事業,これらにつきましては,国の補助金を見込んでいたんですけども,国で政権交代がございまして,それによって募集時期が6月の中旬から募集ということになりました。その時点でめぐみの朝市事業につきましては,6月2日に実施するというのが,4月当初に決まっておりました。いしおか七夕まつり事業,これにつきましても6月中旬から募集ということになりますと,補助採択までに7月末から8月中旬になってしまうということでしたので,この2事業につきましては,国の補助金を受けずに,御幸通り商店街振興組合独自において協賛金を募り,事業を実施したものでございます。以上です。

玉造委員)そのほかにも3事業あり,5事業をしておりますが,事業の展開を,今後はどのようにしていくのかお伺いしたいと思います。

中心市街地活性化対策課長)商店街におきましては,来訪者が一番多かったのが,いしおか七夕まつりでございますが,まず,七夕まつりについては実施をすると。そのほか家族秋祭り事業とか,クリスマスイベントに関しても実施はするんですけども,この中でやはりもう一度,事業内容とか,平成23年から24年,25年と,事業の内容はある程度は変えて実施をしてきましたが,やはり26年度につきましては,商店街独自のカラー,そういったものを出すためにも,少し見直しをかけながら,事業に取り組んでいきたいということで,商店街からは伺っております。以上です。

玉造委員)今回は,めぐみの朝市と七夕が間に合わなかったということでございますが,そういったところの検討はどのようにお考えですか。

   〔「補助申請が間に合わなかっただけです」と呼ぶ者あり〕

玉造委員)今のご説明ですが,国の補助が受けられるためにはどのようにしたらよいとお考えか,お伺いいたします。

中心市街地活性化対策課長)国の補助に関しましては,所管となっております経済産業省の経済産業局が埼玉にございますが,その経済産業局と密に連絡を取りながら,補助金については話し合っていきたいと考えております。

玉造委員)次に43ページ,市民会館費の施設維持管理費の耐震診断業務委託料でございますが,これは少ない委託料でできたということでございますが,もう1度説明をお願いしたいと思います。

市民会館長)市民会館の減額ですが,先ほども説明しましたように,予算額では1,445万9,000円の予算を持っていた訳ですけども,実際に入札を行ったところ,落札額が995万4,000円ということで,入札差金が出ましたので,その部分を減額するというものでございます。

玉造委員)入札差金が出たということでございますが,この耐震診断はいつ頃結果が出るものでしょうか,お伺いいたします。

市民会館長)耐震診断の結果報告は1月末にいただいております。この後,耐震診断の結果について,ご報告する予定であります。

玉造委員)よろしくお願いいたします。

塚谷委員長)暫時,休憩いたします。

   −休憩−

塚谷委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 ほかに質疑はございませんか。

勝村委員)私からは2,3お尋ねをしたいと思います。まず農林水産業費絵県補助金204万9,000円,国の特別事業ということでありますけども,この内容をもう1度説明をお願いしたいんですが。

農政課長)こちらにつきましては,先ほどのご説明の中で申し上げましたが,当初,市が事業主体となりまして,有害捕獲に対して実施隊員というものを結成させていただきました。その有害捕獲の際の実施隊員への報酬ということで,当初計画して,市から捕獲隊員に報酬として支払うというような計画でございましたが,県の制度で,市がその捕獲の事業主体とはなれませんというような,途中からの変更がございまして,この補助金につきましては,市では受けられないということで,減とさせていただいた経過でございます。以上でございます。

勝村委員)わかりました。関連してですが,この鳥獣被害防止,市が行っている対策事業とありますけども,この対策の中で協力員報酬がありますけども,隊員の育成事業,隊員が年々高齢化してきて減っているというようなことを聞きますし,隊員の新たな育成事業,そういったものはありませんか。

農政課長)こちらの対策費では,特にはそういった育成費ということではございません。

勝村委員)わかりました。次に47ページの先ほど同僚委員からありました新規就農者支援対策経費,これにつきまして,1件の申請しかなかったということなんですが,この内容なんですが,国,県の規定に基づいた申請だと思うんですが,なかなかクリアするのが難しいというようなお話も伺います。そんな中で,石岡市独自で規定を緩和するというようなことはできないものなんでしょうか。その辺をちょっとお伺いしたいんですが。

農政課長)新規就農の支援事業についてでございますが,こちらの新規就農者支援対策事業補助金につきましては,市の単独の事業でございまして,新規就農者が10年以上農家住宅を借りるというような契約を結んだ方に,その借主に対します修繕,あるいは貸主に対します改修ということで,その費用の一部を補助するというもので進めてございます。特に条件としましては,新規就農ということで,5年以上,石岡市内で今後,就農していただく,そういった部分。あるいはある程度,年齢も,国では45歳未満が新規就農ということでなっておりますので,その辺は国にならった形で進めているという状況でございます。

勝村委員)私がお聞きしたかったのは,その辺のところなんですね。国で年齢制限があるというようなことで,その辺をもう少し上げていってもいいのかなと思いますし,10年といった年数でいくとすればですね。それと,申請の中で新規就農者の申請をしていくうちに,だんだん行き詰ってしまうというお話を聞くんですね。内容的なものはいろいろとあるんでしょうけども,もう少し緩和していだければ,もとこの補助事業を活用してくれるのかなというふうに思っているものですから。お答えは結構でございます。それともう1つですが,49ページの林道開設費の中で,林道開設事業,小幡・中山線とありますが,場所を教えていただきたいのですが。

農政課長)林道開設事業の小幡・中山線ですが,上青柳地区から中山地区へ抜ける林道の事業でございます。

勝村委員)昔,上青柳に学校がありまして,中山地区から通っていた方がいると,その道路の辺ですかね。最後にもう1つなんですが,フラワーパーク管理運営費のローズマイスター確立事業委託料,このローズマイスター確立事業について,もう少し説明をいただければありがたいのですが。

商工観光課長)ローズマイスター確立事業につきましては,平成24年の1月から開始しております事業でございまして,国の緊急雇用対策を使った事業でございます。これは3年間にわたる事業となってございまして,平成27年までになってございます。バラに詳しい方,また,後継となる方2名を雇用しまして,フラワーパーク内において,バラ園としての質の向上と言いますか,そういったものと,来場者の増客を目指しまして,バラに興味のある方を底辺から増やしていこうという事業でございまして,そちらで講習会などを開催してございます。今年度,12月末現在の状況でございますが,こういった講習会を今のところ12回ほど開催してございます。延べ320名ほどの参加を,現在みているというところでございまして,1年目は初級コースを実施しておりますので,この後は中級なり,上級なりというところを目指して講座を展開していくというような予定になってございます。以上でございます。

勝村委員)24年度からの事業ということで,効果は出ているというふうに理解してよろしいでしょうかね。以上で終わります。

岡野副委員長)1点だけ,47ページの鳥獣被害対策事業の中,90万円ということで協力報償を補正でとっておりますが,1月から3月までの報償費が払えないというようなことで補正をとったと,先ほど説明を受けました。今現在,最近のものでわかれば,何頭捕獲しているのかお伺いしたいと思います。

農政課長)11月から3月15日までの猟期におきますイノシシの捕獲頭数は136頭でございます。また,有害捕獲ということで6月と9月の2回にわたる時点でのイノシシ捕獲が69頭ということで,合わせて205頭の捕獲となっております。以上でございます。

岡野副委員長)最近ですね,小美玉市のほうでもイノシシの被害があって困っているということで,有害鳥獣駆除をしているという話を伺っておりますが,この205頭,有害と猟期でとったものでしょうが,八郷地区以外,石岡地区でとったものがあるのか,ないのかお伺いしたいと思います。

農政課長)今のイノシシの捕獲はすべて八郷地区でございます。石岡地区は0頭でございます。

岡野副委員長)あまり石岡地域,八郷地域と使うのは,まずいかと思いますが,石岡地域のほうからは,そういう被害があるからとって欲しいというような連絡はあるんでしょうか,実際に。

農政課長)特に石岡地域というところでは,特に被害はございませんが,石岡地域に近い龍神山系,あの辺での捕獲はございます。以上でございます。

岡野副委員長)ありがとうございました。

塚谷委員長)ほかにございませんか。
    
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    
塚谷委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。
    
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    
塚谷委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第12号「平成25年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」のうち当委員会の所管にかかる部分,議案第13号「平成25年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」,議案第14号「平成25年度石岡市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)」,議案第16号「平成25年度石岡市霊園事業特別会計補正予算(第1号)」,議案第18号「平成25年度石岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」,議案第19号「平成25年度石岡市水道事業会計補正予算(第3号)」の計6件について,一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。
  
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に議案第24号「石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。
 本案について,初めに執行部からの説明を求めます。
    
生活環境課長)議案第24号「石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」をご説明いたします。石岡市環境監視員要綱の規定に基づき,現在,地域の環境を保全することで問題等が発生した場合において,早急に対応する必要があることから,連絡をお願いするとともに,毎月のパトロールをお願いしています。監視員の報酬についてですが,「石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例」の規定に基づき,年額1万1,600円の報酬を支給しております。別表中の職名においては,「不法投棄監視員」となっており,現在の環境監視員の職務内容,また,石岡市環境監視員要綱との整合性を図るため,「不法投棄監視員」を「環境監視員」へ改めるものでございます。以上が説明となります。よろしくご審議のほど,お願いいたします

塚谷委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

勝村委員)不法投棄監視員から職名が環境監視員になるということですよね。この環境監視員,現在何名いらっしゃるんですか。

生活環境課長)監視員の方は,現在28名おります。

勝村委員)ありがとうございました。
   
塚谷委員長)ほかに質疑はございませんか。

磯部委員)それではこれは,不法投棄監視員から環境監視員へ改めるという条例の変更ですか。こちらには,特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償となっているんですが。これ改正前と改正後,報酬は同じですよね。この提出された第24号は報酬及び費用弁償に関する条例の改正ということですが,費用弁償とかは関係ないという解釈をしてよろしいんですか。

生活環境課長)以前は不法投棄監視員という名称でございました。この環境監視員という名称に変えたのは,平成24年の6月に不法投棄監視員から環境監視員という名称に変えた訳でございます。その中で費用弁償は,先ほどの表中に出ています不法投棄監視員という名称が残ってしまいまして,今回,その名称を整合性を図るために環境監視員という名称に改めるというのが,条例の改正ということでございます。以上でございます。

磯部委員)そうすると,24年というのは記憶に無いのですが,名前が変更になったのは記憶にあるんですよね。すると,それがそのまま生きていたので,変えたということで,そういう解釈でよろしい訳ですね。すると,これは担当所管に聞いてもあれですが,今,各種審議会,委員会,そういうのに費用弁償というのが,出席した場合には日額5,000円とか,そういうのがありますよね。今,非常に多くの自治体が厳しい財政状況の中で,市民の協力,ボランティア活動をものすごく推進しているんですね。これは,政策的なものもあるから,担当者にそれを言っても無理かなと思うんですが,やはりそういうことも考えていかないと,今後。前市長のときに,私は何度か申し上げたんですが,そうなるとなかなかやってくれる人がいないんだよというようなこともありました。この積算基準が1万1,300円ですか,こういうのもどこから来ているんだというようなこともありますし,今,冒頭申し上げましたように,多くの自治体では市民との協働のまちづくりということで,市民のできることは市民に協力してもらうというような制度をどんどん,これは市長が市民にそういう発信をしなければいけないことなのですけども,そういう方向に向いているということも鑑みて,やはり今後は検討していただければと思います。以上です。

塚谷委員長)そのほか,質疑はございませんか。
    
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    
塚谷委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。
    
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    
塚谷委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第24号「石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。
  
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に議案第31号「石岡市安全な飲料水の確保に関する条例を制定することについて」を議題といたします。本案について,初めに執行部からの説明を求めます。
    
生活環境課長)議案第31号「石岡市安全な飲料水の確保に関する条例を制定することについて」をご説明申し上げます。
 地域主権改革第2次一括法により水道法の一部が改正し,専用水道及び簡易専用水道にかかる事務処理の権限が,県から全ての市に移譲されることとなりました。
 国は,これを踏まえ,飲用に供する井戸等及び水道法等の規制対象とならない水道,小規模水道や小簡易専用水道の衛生対策についても,市が実施することが適切であるとし,平成25年4月に飲用井戸等衛生対策要領の一部を改正しました。
 この改正を受けて,茨城県では茨城県安全な飲用水の確保に関する条例の一部を改正し,平成26年4月1日以降,これらの衛生対策に係る事務について市へ権限移譲することとしております。そのため,石岡市においても,県条例等を踏まえ,条例を制定するものでございます。
 この条例は小規模水道,小簡易専用水道及び簡易専用水道並びに飲用井戸等の設置者の責務を明らかにするとともに,小規模水道等の布設及び管理の適正化並びに飲用井戸等の管理の適正化に関し,必要な事項を定めるものです。基本的に県の条例を踏襲し,各種申請,検査,措置等について規定するものでございます。以上が説明となります。ご審議のほど,よろしくお願いいたします。
    
塚谷委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

勝村委員)1つお伺いします。この中で,飲用井戸等とありますけども,これはわかりやすく言うと,どんなものと解釈すればいいですか。

生活環境課長)飲用井戸でございますが,まずこれは第1としまして,個人の住宅の井戸が,この飲用井戸に該当します。それから地域において井戸を掘っていて,その地域に住んでいる方が50人未満,その方々が使用する井戸,これが飲用井戸となります。ですから,まず1つが個人用の住宅の井戸。それから,50人未満の方が住んでいる地域の中で使用する井戸,これが飲用井戸ということになっております。以上でございます。

勝村委員)個人用ということは,一般家庭を意味するものでもありますか。

生活環境課長)一般家庭が対象となります。

勝村委員)ありがとうございます。以上です。
   
塚谷委員長)そのほかございませんか。
    
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    
塚谷委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。
    
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    
塚谷委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第31号「石岡市安全な飲料水の確保に関する条例を制定することについて」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。
  
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に議案第33号「石岡地方斎場組合規約の変更について」を議題といたします。本案について,初めに執行部からの説明を求めます。
    
生活環境課長)議案第33号「石岡地方斎場組合規約の変更について」をご説明申し上げます。
 石岡地方斎場組合の移転に伴い,石岡地方斎場組合規約の一部を改正するものです。規約の第4条は組合事務所の位置でございます。改正は規約の第4条中,現在の位置「石岡2750番地5」を,新しい位置であります「染谷1749番地」に改めるものでございます。以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
    
塚谷委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    
塚谷委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論を行います。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。
    
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    
塚谷委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第33号「石岡地方斎場組合規約の変更について」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。
  
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,当委員会に付託されました案件の審査はすべて終了したわけでございますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。
  
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に「その他」でございますが,中心市街地活性化対策課から発言を求められておりますので,これを許します。

中心市街地活性化対策課長)中心市街地活性化対策課から,ご報告を1件させていただきます。皆さまのお手元の黄色の「軽トラ市」のA4判印刷物が配付されているかと思います。開催について報告いたします。
 この軽トラ市につきましては,屋台村を予定しておりました場所において期間限定ではありますが,有効活用ということで開催するものでございます。昨年11月16日,12月21日に開催をし,年が明けて1月にも開催を予定しておりましたが,やはり厳しい寒さのため品薄ということで開催を見送り,2月にはご記憶にもあるかと思いますが,大雪のため開催できませんでした。今月になりまして,季節的にもようやく暖かくなり,今週末22日,土曜日,また来週29日,土曜日に開催する運びとなりました。期間限定ではありますが,出店者意欲を高めつつ,まちの中に人の流れを創り出すためにひとりでも多くの方に足を運んでいただけるよう努力をしたいと考えております。以上でございます。

塚谷委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。
    
磯部委員)1点だけお聞きしますが,この実施に当たってのPR活動,そういうのは,どういうことを予定されていますか。

中心市街地活性化対策課長)周知活動でございますが,ホームページと,このチラシですね。これを駅前通りを中心に配布ということで予定しております。以上です。

磯部委員)先ほどもPRが下手だということを言いましたが,私はこれはね,22日にやるのであれば21日,前日にでも広報車が石岡にある訳ですよね。それで市内にそういうPRをしていくということにすると,ただ今ホームページというようなお話もございましたが,おじいちゃん,おばあちゃん,ここに野菜を買いに来る方々でホームページを見るのはどのくらいいるのかなと。それから,このチラシにしても,今,新聞よりチラシのほうが多いくらいカラフルなチラシが入ってきますね。すると,果たしてこのようなものが目に留まるかなと。どういうチラシの配布をするのか聞きませんでしたが,やはりそういう一歩進んだ,実施に当たっては,例えこれが短期間の実施であっても,やるからにはそれなりの成果を上げて。逆に生産者から,これ2回で終わっちゃったけど,すごくいいと。あれはぜひ,我々も協力するからやってくれよというような話が出るくらいの結果を,私は求めるべきだと思うんですよ。それが市民との協働によるまちづくりということにもつながると思うんですよね。ですから,もう今からでは間に合わないかもわかりませんが,やはりこういう事業を実施するに当たっては,いろいろな角度から検討をしていただきたいと思いますので,一応,意見として申し伝えておきます。以上です。

塚谷委員長)そのほか,ご質問はございませんか。

玉造委員)軽トラ朝市でございますが,2回の開催ということですけども,これは,これまで行ってきたものと同じ内容でございますか,お伺いいたします。

中心市街地活性化対策課長)軽トラ市につきましては,ちょっと報告の中でさせていただきました,昨年11月の第3土曜日ですね,16日と,12月21日に開催しております。今回の開催につきましても,販売品目については,当然,季節の物もございますので,その辺のところ,そのほか加工品なども販売する予定でございます。以上です。

玉造委員)軽トラックに載せてきたものを販売するというふうに,前もお聞きしておりましたけど,まだまだ寒い時期でもありますので,暖かいものの試食とか,そういったものとかを取り入れたほうがいいと思うんですけども,そのような計画とかは,いかがでございますか,お伺いします。

中心市街地活性化対策課長)現時点におきましては,野菜あるいは加工品の販売ということで,今,委員がおっしゃった暖かい汁物ですとか,その販売というのは,予定はしておりません。以上です。

塚谷委員長)そのほかございませんか。
 
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
     
塚谷委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。
 次に,生活環境部生活環境課から発言を求められておりますので,これを許します。
 
生活環境課副参事)私から,生活環境課で行っております石岡地方結婚相談所につきましてご説明申し上げます。
 石岡地方結婚相談所は,石岡市・かすみがうら市・小美玉市の3市により構成され,石岡地方結婚相談所設置及び管理運営規約,並びに石岡地方結婚相談所運営協議会会則等によりまして運営されております。この石岡地方結婚相談所から,かすみがうら市の脱退の意向が示されまして,その協議を行いました結果,平成25年度をもって,かすみがうら市の脱退を承認することとなりました。かすみがうら市の脱退の理由でございますが,かすみがうら市におきまして,平成24年度に事業仕訳が実施されました。市における結婚相談事業の廃止の答申がされたことによりまして,かすみがうら市では,結婚相談事業の廃止が決定され,石岡地方結婚相談所からの脱退ということで,申し入れがあったものでございます。平成26年度からの結婚相談所につきましては,石岡市と小美玉市の2市により,引き続き石岡地方結婚相談所を運営していくということでございますので,ご報告申し上げます。以上でございます。

塚谷委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。
    
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
     
塚谷委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。
 次に,生活環境部保険年金課から発言を求められておりますので,これを許します。
 
保険年金課副参事)私からは,保険年金課所管の後期高齢者医療の保険料率についてご報告させていただきます。
 平成26年度及び平成27年度の後期高齢者医療保険料率が決まりましたので,資料に基づいてご説明させていただきます。この資料は,茨城県後期高齢者医療広域連合で広報用に作成したものでございます。平成26,27年度の保険料率及び賦課限度額については,平成26年2月14日に開催された平成26年第1回茨城県後期高齢者医療広域連合議会定例会において可決され,決定されました。今回の見直しの中で,保険料については,均等割額3万9,500円,所得割率8%については,平成24・25年度から据え置きとなります。均等割額とは,被保険者全員が等しく負担する保険料で,所得割率とは,被保険者の所得に応じて負担する保険料になります。保険料の賦課限度額とは,被保険者に対して賦課できる年間の保険料の上限額ですが,高齢者の医療の確保に関する法律施行令の一部改正により55万円から57万円に引き上げられました。
 後期高齢者医療保険料率の見直しについては,高齢者の医療の確保に関する法律により,2年に一度,都道府県ごとに見直すこととされております。茨城県内は,均一の保険料率となっております。後期高齢者医療制度では,公費が約5割,現役世代からの支援金が約4割,被保険者の後期高齢者医療保険料が約1割を負担することにより,被保険者が受ける医療にかかる給付等を行っております。平成26,27年度の保険料率を決定するに当たっては,茨城県後期高齢者医療広域連合の保険料調整基金を活用することにより,保険料率の上昇を抑制したため,据え置きとなりました。
 個人ごとの保険料の決め方については,従前どおりでございます。1年間の保険料については,均等割額3万9,500円,所得割額,賦課の基となる総所得額から基礎控除33万円を引いた残りの額に8%の率で計算したもので,それらを足したものが1年の保険料となります。26年度及び27年度の保険料の軽減について,ここで2か所ほど変更になった箇所がございます。表の一番上の9割と8.5割,これについては従前どおりです。下の5割のところが,この表では「33万円+(24万5,000円×世帯の被保険者数)を超えない世帯」ということで,世帯に被保険者が含まれている場合は,33万円に24万5,000円を足したものが控除されるのですが,平成24,25年度については,世帯主を除くということになっていました。今回の改正によりまして,世帯主も被保険者数の数に入ることになり,その世帯については5割の保険料の軽減割合がありまして,均等割額が1万9,750円となりました。下の2割軽減ですが,「33万円+(45万円×世帯の被保険者数)」のところですが,24,25年度は35万円だったところが,10万円上がりまして,45万円となりました。ここで軽減額が2割ということで計算されることになりました。次に右側の所得割額の軽減のところですが,これについては従前どおりでございます。基礎控除後の総所得金額が58万円以下の場合は所得割が5割軽減されるということでございます。その下のその他の軽減についてなんですが,会社などに努めていまして,その被扶養者となっていた場合,9割軽減ということになっているんですが,それについては従前どおりというようなことでございます。次の平成26年度及び平成27年度の保険料の具体例でございますが,この具体例については,先ほど申しました均等割額の軽減と所得割額の軽減を,金額で表したものでございます。まずは単身世帯の保険料の早見表のところでございますが,これは年金収入のみとした場合の軽減がどのようになるかということでございます。年金80万円以下の場合は9割軽減,これは従前と変わりません。1年間の保険料が3,900円です。153万円の場合は8.5割で所得割の軽減はかかりません。5,900円で従前と同じです。次の192万円のところ,これが世帯主も含めて軽減となりますが,2割が5割に変わりまして,3万5,300円。24,25年度の保険料と比較すると1万1,900円減額となっています。次の211万円の世帯の場合は,2割軽減ということで,従前だと軽減が受けられなかったんですが,所得割が5割なので54,800円。7,900円の減額となっております。300万円の世帯については均等割も所得割も軽減がないということで,15万7,100円ということになっております。下のAの表ですが,2人世帯で夫が年金収入で奥さんが無い場合,この場合を例として挙げております。やはり80万円以下の世帯,153万円以下の世帯は従前と同じでございます。211万円のところは2割から5割に変わりまして,所得割は5割軽減ということで,夫の場合は4万2,900円,24,25年度と比べまして1万1,900円の減額となっております。妻の場合は所得が無いので,均等割額だけになります。1万9,700円ということで,1万1,900円減額となっております。次の258万円の欄ですが,こちらについては新しく2割軽減ということで,所得割の軽減は受けられないのですが,夫の場合は7,900円の減額になりまして11万5,600円となります。妻の場合も7,900円減額となりまして,3万1,600円となります。300万円の場合は均等割,所得割の軽減は受けられないということになります。
 これらの保険料の賦課限度額の引上げと保険料軽減対象の拡大については,法律施行令の一部の改正により,茨城県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例についても改正がされました。保険料改定の周知については,市報及びホームページに掲載し,被保険者への保険料の決定通知書の中でも周知を図りたいと考えております。以上でございます。    

保険年金課長)それでは,ただ今の後期高齢者保険料については決定事項ですが,国民健康保険税条例についても,今後改正する予定となりますので,その点についてご説明させていただきます。
 国民健康保険税条例の一部改正につきましては,国において,本年度も3月下旬に地方税法等の改正が予定されており,低所得者に対する軽減枠の拡大及び国民健康保険税の賦課限度額の引上げが予定されております。内容でございますが,お手元の資料1をご覧いただきたいと思います。低所得者にかかる軽減対象の基準額が,5割軽減世帯については,現行の「33万円+(24万5,000円×被保険者数−世帯主1人)」だったものが「33万円+(24万5,000円×被保険者数)」に改正し,2割軽減世帯については,現行の「33万円+(35万円×被保険者数)」だったものが「33万円+(45万円×被保険者数)」に改正し,対象の拡大がされるものでございます。具体的には,給与収入の3人世帯でご説明しますと,5割軽減世帯の対象となるのが,現行では147万円以下の世帯だったものが,178万円以下の世帯になり,2割軽減世帯の対象となるのが,現行の223万円以下だったものが,266万円以下になり,それぞれ対象世帯が拡大されます。実際に対象となる世帯数ですが,平成25年度の本算定時で試算いたしますと,5割と2割の軽減合わせまして,基礎課税分と後期高齢者支援金等課税分で現行の2,476世帯から,3,292世帯に増え,基礎課税分では約2,459万円,後期高齢者支援金等課税分では約587万円国保税が軽減されることになります。また,介護納付金課税分ですが,対象世帯が1,373世帯から1,806世帯に増え,約389万円国保税が軽減されまして,国保税合計で約2,848万円,軽減されることになります。なお,この軽減された国保税つきましては,県の交付金等で補てんされることとなります。
 次に,限度額に引上げでございますが,二枚目の資料2をご覧いただきたいと思います。後期高齢者支援金等課税分で現行の14万円から2万円引上げまして16万円に,介護納付金課税分で,12万円から2万円引上げまして14万円になる予定でございまして,合計で現行の77万円から81万円に4万円引き上げられる予定です。こちらは,中間所得層の負担軽減を図るため,全国の国民健康保険加入で賦課限度額を超える世帯が,概ね4%を超えた場合に引上げが行われるものでございます。現行での限度額の該当世帯につきましては,後期高齢者支援金等課税分が,2人世帯で固定資産税10万円の場合,給与収入者で767万円以上,65歳以上の年金収入者では763万円以上の方が該当し,介護納付金課税分では同じく2人世帯で,固定資産税10万円の場合,給与収入者で958万円以上,65歳以上の年金収入者では945万円以上の方が該当してまいります。限度額の引上げに関します影響世帯及び影響額でございますが,後期高齢者支援金等課税分で369世帯,約638万2,000円,介護納付金課税分で104世帯,約171万2,000円で,また,各世帯で増えております金額ですが,100円から2万円の範囲で,40歳から64歳の介護二号被保険者がいる世帯では,100円から4万円の範囲で増えることになります。
 まだ政令が公布されておりませんので,条例の改正は提案できない状況となっております。4月1日が施行日となりますが,政令が公布される4月1日の施行日までに議会を開催することができない場合は,不利益の遡及とならぬよう,専決処分にて対応させていただきたいと考えております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。以上でございます。

塚谷委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。
    
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
     
塚谷委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。
 暫時,休憩いたします。

   −休憩−

塚谷委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 先ほど,経済部次長 前沢君から退席したい旨の申し出がありました。委員長において許可をいたしましたので,ご報告を申し上げます。
 次に,生活環境部市民会館から発言を求められておりますので,これを許します。

市民会館長)市民会館の耐震診断結果について,ご報告申し上げます。市民会館は昭和43年に建てられた,築46年になる旧耐震基準の建築物でございます。本年度耐震診断を実施し,1月末に耐震診断報告書が提出されました。診断は,会議室のある管理棟と,ホールのあるオーデトリアム棟に分けて行いました。管理棟は鉄筋コンクリート造りで,地上2階,地下1階,延床面積1,438.34平米。オーデトリアム棟は鉄骨鉄筋コンクリート造りで,地上3階,地下1階,延床面積3,135.48平米です。診断結果は,構造耐震指標Is値が会議室のある管理棟は0.78で,将来想定される地震に対して設定した耐震性能Is値0.75が確保されている建物と判定されました。大ホールのあるオーデトリアム棟はIs値0.41で,将来想定される地震に対して設定した耐震性能Is値0.75が確保されていない建物との診断結果でした。同時に行った被災度区分判定調査結果では,管理棟,オーデトリアム棟,共に被災度区分は軽微とのことです。
 この診断の結果,管理棟については今までどおり使用することができますが,オーデトリアム棟の大ホールにつきましては,耐震対策のための補強が必要であるとの結果になりました。しかしながら市内最大の客席を有する施設でございますことから,耐震対策を講じるまでの間,ホールの出入口扉や各非常口に避難誘導員を配置し,お客様が安全に避難していただけるよう配慮した上で,今後も継続して使用していきたいと思います。なお,耐震対策については財政状況等も踏まえ総合的に検討してまいりたいと考えております。以上です。
   
塚谷委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。
    
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
     
塚谷委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。
 次に,経済部農政課から発言を求められておりますので,これを許します。
 
農政課長)私からは,先月の大雪によります農業用施設への被害の,その後の状況と今後の対応につきまして,ご説明申し上げます。
 現在,継続的な聞取調査などを進めましておりますが,被害件数が44件,被害棟数91棟ということで,市内全体的に広がってございます。現在,国の支援策等について,報道等では示されておりますが,依然としまして,その対象農家が,どういった方々が対象となるのか。あるいは地方公共団体の財政措置が前提となっておりますのが,その地方公共団体の予算措置がいつの時期であればいいのか,そういった内容につきまして,県を通じて,問い合わせを行っておりますが,まだ,その辺が明確にされていない状況にございます。農業者の被災にあわれた方々にも,明確な説明ができないというところでございまして,近隣市町村につきましても,共に大変苦慮しているところでございますが,今後,国の制度の全容が示されまして,そういった事業への取組が可能になりました際には,また,補正予算等の措置が必要となってございます。支援体制の早急な整備を,今後,行ってまいりたいと考えておりますので,ご理解のほど,よろしくお願いを申し上げます。ご報告は以上でございます。
    
塚谷委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。
    
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。
 次に,経済部商工観光課から発言を求められておりますので,これを許します。
 
商工観光課長)私からは2点ほどご報告をさせていただきたいと思います。
 本年度9月補正予算にて対応をさせていただきました,国の地域の元気臨時交付金を活用した常陸風土記の丘施設内の遊歩道及びトイレ整備工事を年度末の完了に向け,現在進めているところでございます。この補正予算の対応にあたりましては,夜間の安全対策やしだれ桜が咲き誇る時期等に,園内を周遊していただくためのライトアップを目的とした環境整備工事についても検討をしていたところでございます。しかし,当該工事につきましては,交付金の対象として認められなかったことから,対応について指定管理者である産業文化事業団を交えた検討を行ってきたところでございます。
 このような中,当該事業団より市が実施している遊歩道整備に合わせまして,事業団負担による夜間の安全対策やライトアップ事業の展開に向けた電線埋設工事を実施したい旨の協議提案がなされたところでございます。今後,市が実施する場合には,予算措置が伴いますことから早期の対応が困難となり,そうなりますと整備した遊歩道を再び掘削する必要が生じてくるということで,二重経費が発生するということから,市への寄附を条件としまして,この協議提案を承認しまして,電線埋設工事を実施することになりましたことを報告させていただくものでございます。また,これまで進めてきました産業文化事業団の一般財団法人の移行についてでございますが,3月19日付けで認可が下りる見込みとなってございます。これに併せまして4月1日の法人登記に向け,産業文化事業団において手続きを行っているということも,併せてご報告申し上げます。
 2点目でございます。続きまして,本年度第8回当委員会において,ご説明させていただいております勤労者リフレッシュ施設資金貸付金にかかる,その後の状況についてご報告させていただきたいと思います。先般ご説明申し上げたとおり昭和55年度に当該制度により貸付を行った500万円が未償還となっている案件でございまして,これまで,連帯保証人が月々5,000円を20年間にわたり121万円を返済してきたところでございますが,返済が滞ったということから,この連帯保証人と粘り強く交渉を進めてきました結果,本年2月24日付で,200万円の返済に漕ぎ着けることができました。残りの179万円につきましても,今後の3年間におきまして返済することで確約を取り交わしましたことを,ご報告申し上げる次第でございます。以上,よろしくお願いいたします。
    
塚谷委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。
    
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
     
塚谷委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。
 そのほか,何かご発言等がございましたら,挙手によりこれを許します。ご発言等はございませんか。

勝村委員)3点ほどお聞きします。フラワーパークの直売所ですが,リニューアルに伴いまして,いろいろと変わってきたみたいですが,産直の野菜等の並べ方の件で,市民の方から意見があったんですが,物が少ないような感じがする。例えば,以前は箱でおける,何段かに積んでごっそり置いていたのが,さらっと置く感じ。生産者からの話を聞きますと,一度に持っていけないので率が悪いというような話も伺っているんですが,何かコンサルが入っていろいろその辺を,今回やっているというような話を聞くんですが,その辺の話をちょっとお聞かせいただけますか。

商工観光課長)フラワーパークの直売所についてのご質問でございますが,陳列展示の件でございますが,以前から比べた場合に少なくなっているということ,ちょっと私はわからないのですが,現在のところ,雪の関係で直売所に納めてくれる量が少なくなっているという状況を,最近伺っているんですが,以前と比べても,陳列の仕方が減っているということになりますと,今,勝村委員さんが言われたようにコンサルを産業文化事業団が契約をしまして,コンサルが入っていただいているという状況にございまして,そういった中で,ほかの類似施設をかなりやられているコンサルなので,その辺は非常に詳しい方で利潤も上げているという実績もある方でございます。そういった中で,直売所につきましても,売上げが伸びているという状況にございます。そのコンサルが入ってからですね。そういう状況がございますので,ちょっと状況を,私どもでも,もう1度詳しくお聞きしながら,どの時点でのいろいろな意見なのかということを確認させていただきまして,今後また,わかり次第,ご報告をさせていただきたいと思います。

勝村委員)生産者も売上げが伸びているということであれば結構なことなんですが,置いておく品物が少ないということは,それが売れれば終わりということになりますかね。それとも確保しておいて,どんどん後から出していくというやり方なんでしょうかね。生産者から言わせますと,直売所に持っていく時間も制約がある,それから量も制約があるという話を聞いているんですが,その辺は伺っていますか。

商工観光課長)量的な問題,時間的な問題でございますが,お客様が来る時間に持ち込まれるということになりますと,非常に混雑している中で,お客さまに迷惑をかけてしまうということで,どこの直売所についても,パークだけではなく,何時までには入れてくださいという条件も下にそういう運営をしているというところが通常でございますので,それにならっているということでございます。また,量的な問題はあるかと思いますが,以前,ある時期になりますと,同じ品物が大量に,その品物だけがやたらと多く入ってきてしまっているという状況で,ほかの品物が種類ごとにきちんと陳列できないということがございましたので,その辺の制限はかけているものかというふうに思ってございます。以上でございます。

勝村委員)時間的制限,お話を聞くところによりますと,9時までに納品してくれというような話を聞いているんですが,朝取りの場合,9時までには難しいといったお話を聞くんですが,その辺は問題ないんですかね。

商工観光課長)生産者の方が,どうしても9時までということで,正確な情報かどうか申し訳ないんですが,ほかの直売所に置いてパークの直売所に来るということで,その辺の問題が出ているのかなと思うんですが。ほかの直売所でも何時までに持ち込んでくれというお話があって,そこからフラワーパークの直売所に持ってこられるということになりますと,その9時までというのが非常に難しいのかなというようなお話を聞いたことがございます。以上でございます。

勝村委員)生産者のお話も聞いて,今後進めていっていただきたいと思います。もう1つ,今,朝日トンネルの手前に観光トイレが間もなく完成予定のようで,大変期待をして,心待ちにしているんですが,観光トイレは,観光バスを入れる予定にはしていないのでしょうか。入口がちょっと狭いような感じがするものですから。一般車のみなのかなという感じがしたものですから。

商工観光課長)辻の観光トイレですが,バスは2台程度の駐車スペースをとるような形で予定をしていきたいというふうに思ってございます。ただ,入口付近が狭いというお話があるかと思うんですが,今後,整備するに当たりまして,業者さんと詰めまして,その辺の検討ですね,安全対策がとれるような形で進めていきたいというふうに思ってございます。以上でございます。

勝村委員)毎日通っているので目に付いてしまうのですが,観光バスを入れるとなると,つくばから来た場合に,かなり大きく膨らんで入らないと,入れないような気がするのですが,その辺は今から直るのかな,もし入れない場合ね。まあ,入れるのであればいいのですが。その辺もちょっと考えてみていただきたいと思います。最後にですね,経済部長,市村さん,今期限りで勇退ということで大変お疲れさまでございました。市村部長におかれましては長年,市行政に尽力されてきた訳でございますが,市役所に対する想い,部署に対する長年の想い,そういうものがありましたら,お話を一言いただければと思うのですが,いかがでしょうか。

経済部長)私も3年間ですが,経済部長という職務を勤めさせていただきました。経済部は大変幅広い中で国の施策,また,市におきましては商工業,観光,本当に幅広い中で,皆さまのご協力をいただきながら,それらの施策を遂行してきまして,大変感謝申し上げる次第でございます。市にとりましては,朝日トンネルが抜けて以来,観光業に対しましては大変な相乗効果が上がりまして,八郷地区と石岡地区,自然と歴史という部分を組み合わせながら,今後,これらの施策を進めていければというふうに思っているところでございます。また,農業につきましても,先ほど申し上げましたように,国の施策が変わってきております。そういう中で,新規就農者や耕作放棄地,また,認定農業者等,これらに対する経営的な助成というようなものも考えていかなければならないと思っております。また,農協を始めとする,それらの支援する組織につきましても,合理的な合併というものが,中央から示されてきている訳でございます。そういう中で両JAとも,強固なる連携を図りながら,それらの生産者,農業者に対する指導を行政として,そういうものも進めていかなければならないと思っているところでございます。そういう中で,経済部として取り組んだ事業が,途中でとん挫した部分もあった訳でございますが,今後ともこの石岡市の経済,農業,商工業,そしてそれらの発展のために,微力ではございますが,ますます発展されるよう,ご祈念申し上げますとともに,環境経済委員会の皆さまの本当のご理解のもとに,これだけ進められてきたということを感謝申し上げまして,甚だまとまりませんが,ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

勝村委員)ありがとうございました。大変お疲れさまでございました。

塚谷委員長)ほかにございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようですので,この際,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において,閉会中も,なお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件・事由について,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。
      
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本日の環境経済委員会を閉会いたします。




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