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議会中継
  


平成25年度 教育福祉委員会

 第10回委員会 (3月14日)
出席委員 菱沼和幸委員長,谷田川泰副委員長,鈴木行雄委員,島田久雄委員,野口伸隆委員,岡野孝雄委員   
市執行部 【保健福祉部】
部長(佐藤敏明),次長兼福祉事務所長(武熊俊夫),参事兼こども福祉課長(笹目崇),社会福祉課長(小倉俊彦),高齢福祉課長(市塚稔),高齢福祉課副参事兼介護保険室長(鈴木和彦),高齢福祉課課長補佐兼ふれあいの里石岡ひまわりの館館長(木村浩一),健康増進課長(笹嶋洋子),健康増進課課長補佐(宮城幸子)
【教育委員会】
教育長(櫻井信),教育部長(鈴木信充),次長(大関敏文),参事兼教育総務課長(小松崎隆雄),参事兼学校給食課長(内田栄市),生涯学習課長(櫻井俊充),スポーツ振興課長(吉川隆),中央図書館長(遠藤正志)
議会事務局 庶務議事課(内田崇)



菱沼委員長)皆さま,こんにちは。ただ今から教育福祉委員会を開会いたします。本日の審査につきましては,お手元に配付しております協議案件書のとおりですので,よろしくお願いいたします。次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職,氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。これより議事に入ります。初めに,議案第12号平成25年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。なお,本案の説明の順番は,保健福祉部所管,教育委員会所管の順に説明願います。

社会福祉課長)議案第12号平成25年度石岡市一般会計補正予算(第4号)における社会福祉課所管の補正予算につきまして,ご説明申し上げます。補正予算書36ページ,37ページをご覧いただきたいと存じます。歳入ですが,款14国庫支出金,項1国庫負担金,目1民生費国庫負担金,節1社会福祉費負担金における,特別障害者手当等負担金,補助率4分の3について,300万円を減額するものでございます。減額の要因といたしましては,特別障害者手当の支給対象者数が当初見込み者数まで増えなかったことによる歳出減に伴うものでございます。続きまして,節の区分で次の次にあります,節3生活保護費負担金における説明の欄,生活保護費国庫負担金4分の3について2,625万円の減額ですが,生活扶助費及び介護扶助費の歳出減に伴うものでございます。続きまして,その下の生活保護費国庫負担金精算金4分の3,2,928万6,000円の増につきましては,平成24年度における国庫負担金の精算による追加の受け入れ増でございます。続きまして,38ページ,39ページをご覧いただきたいと存じます。款17寄附金,項1寄附金,目3民生費寄附金,節1社会福祉費寄附金5,000万円の増につきましては,平成25年12月4日に市内在住の匿名で,という女性から受領いたしました寄附金を計上したものでございます。次に歳出でございますが,44ページ,45ページをご覧いただきたいと存じます。款3民生費,項1社会福祉費,目1社会福祉総務費,説明欄の福祉バス維持管理経費5,542万6,000円でございます。内訳として,自動車保険料3万3,000円,手数料10万5,000円,福祉バス,バスの購入費として5,508万円,自動車リサイクル費用負担金10万1,000円,自動車重量税10万7,000円でございますが,車いすで乗車が可能な福祉バスを2台購入,買い替えるため補正増をお願いするものでございます。先ほど歳入の際に寄附金5,000万円について説明いたしましたが,寄附者の意向として,車いすで乗車可能なバスの購入を望んでいるということでございます。また,5ページをご覧いただきたいと存じます。中ほどの第3表,繰越明許費の2段目,事業名が福祉バス維持管理経費につきまして,5,542万6,000円の全額繰越しをお願いするものでございます。続きまして44ページ,45ページにお戻り願います。下から数えて3つ目になります,目7心身障害者福祉費,節20扶助費の心身障害者福祉事業,特別障害者手当等で400万円の減額補正でございますが,歳入と同じく,当初見込みました支給対象者数までは,人数が増えなかったことにより減額するものでございます。続きまして,46ページ,47ページをご覧いただきたいと存じます。上から2つ目の款3民生費,項3生活保護費,目2扶助費,節20扶助費につきまして,ご説明いたします。説明欄の生活保護費のうち,生活扶助費1,500万円と介護扶助費2,000万円の合計3,500万円を減額するものでございます。減額の要因といたしましては,平成25年度の当初予算におきまして,受給者数の増加を見込んでおり,実際増加傾向にありますが,本年度のこれまでの支給額と残額を精査し,当初予算を減額するものでございます。最後に,ページ戻りまして7ページをご覧いただきたいと存じます。第4表,債務負担行為補正の変更といたしまして,中段より少し上になります,生活保護受診指導支援システム機器借上料,補正前の限度額131万円から補正後の限度額を128万3,000円に変更するものでございます。これは,契約額が確定したことにより限度額を2万7,000円減額するものでございます。以上です。よろしくお願いいたします。

高齢福祉課長)高齢福祉課所管の一般会計補正予算について,ご説明申し上げます。補正予算書の44ページから45ページをご覧願います。歳出からご説明いたします。款3民生費,項1社会福祉費,目3老人福祉費の老人保護措置費350万円の補正減ですが,措置者数が当初予算で見込んだ人数を下回り,執行残が生じる見込みとなりましたので,今後の執行見込み額を残し350万円を補正減するものでございます。目3老人福祉費の特別会計繰出金2,492万6,000円の補正減でございます。介護保険特別会計保険給付費の介護サービス等諸費の減額に伴いまして,市負担ルール分の介護給付費繰出金2,500万円の補正減,職員給与費等繰出金7万4,000円の補正増につきましては,平成26年度消費税改正による介護報酬の一部改定に伴います電算システム改修にかかる経費の市負担分につきまして,補正増するものでございます。以上でございます。

参事兼こども福祉課長)こども福祉課所管の議案第12号平成25年度石岡市一般会計補正予算(第4号)を説明させていただきます。初めに,補正予算書7ページをご覧いただきたいと存じます。第4表,債務負担行為補正の変更で,中段にあります統合保育所児童送迎バス運行委託,消費税率変更分です。この債務負担行為は,やさと中央保育所の送迎バスを平成22年度から平成27年度までの6年間で委託契約しており,本年4月からの消費税率変更に伴いまして,残り2年分の債務負担行為限度額を22万円増額するものです。続きまして,36ページ,37ページをご覧いただきたいと存じます。歳入の分担金及び負担金のなかで,保育所運営費負担金,現年度分215万8,000円の減額補正です。減額の理由としましては,当初見込んでおりました,保育料徴収基準の階層区分の違いによるものです。保育料は,父母などの前年度所得により算定され,1階層から8階層に区分され階層が上がるほど保育料も上がります。平成25年度の実績と今後の見込みを試算したところ,6階層が41人減り,4階層,5階層増える結果となり,保育料の低い階層が増えたことにより,負担金を減額するものです。続きまして,同じページの国庫支出金,国庫負担金,民生費国庫負担金,児童福祉費負担金の保育所運営費負担金,負担率10分の5,1,041万8,000円の増額補正です。増額の理由といたしまして,当初見込んでおりました入所児童の年齢区分で,保育単価基準における保育単価の高い0歳児及び1,2歳児が年間を通じて延べ341人増加したことによるものです。このことによりまして,次のページの県支出金における保育所運営費負担金,負担率10分の2.5,520万9,000円も増額となります。戻りまして,37ページの国庫支出金における児童福祉費負担金の児童手当負担金,負担率定額,3,458万5,000円の減額補正でございます。当初見込んでおりました,延べ対象者111,100人が,最終支払月,2月までの延べ対象者104,550人の実績となったことによるものです。このことによりまして,次のページの県支出金における児童手当負担金,負担率定額,770万9,000円の減額となります。続きまして,同じページの県支出金,項県補助金,目民生費県補助金,節児童福祉費補助金における子育て支援体制整備事業費補助金,補助率10分の10,160万8,000円の減額補正です。この事業は,民間保育所が新たに雇用する者を3歳未満児の保育に従事させ,充実した低年齢児保育を行う保育園に交付する補助金です。市内では,6園が補助対象であり,4月から11月までの実績額と12月から3月までの実績見込み額を算出し,予算に対する実績見込額を差し引いた160万8,000円を減額するものです。続きまして,同じ項目の安心こども支援事業費補助金,補助率定額及び2分の1,324万円の増額補正です。この事業は,平成27年度より本格実施いたします,子ども子育て新制度に対応するためにシステムを改修するための経費です。この事業は,1月に県の内示があり,平成25年度事業のため3月補正をお願いするものです。事業の詳細につきましては,歳出でご説明いたします。続きまして,補正予算書44ページ,45ページをご覧いただきたいと存じます。歳出の民生費,児童福祉費,児童福祉総務費,保育支援関係経費における委託料の子育て支援体制整備事業委託料123万6,000円の減額補正です。歳入で説明いたしましたように,この事業は,民間保育所が新たに雇用する者を3歳未満児の保育に従事させ,充実した低年齢児保育を行う保育園に交付する補助金です。市内では,6園が補助対象であり,4月から11月までの実績額と12月から3月までの実績見込額を算出し,予算に対する実績見込額と県の内示額における配分不足額を差し引き,123万6,000円を減額するものです。続きまして,同じ項目の子ども・子育て支援新制度システム導入委託料,補助率定額及び2分の1,324万円の増額補正です。この事業は,平成27年度より本格実施いたします,子ども子育て新制度に対応するためにシステムを改修するための経費です。この事業は,1月に県の内示があり,平成25年度事業のため3月補正をし,全額平成26年度へ繰り越すものです。繰越しの理由といたしましては,この事業は,子ども子育て支援新制度の円滑な施行の準備を目的としており,平成25年度中に事業に着手し,平成26年度に事業が完成するものが補助の対象となります。委託料の内訳につきましては,新システムの導入費が277万円,システム構築作業費23万円,消費税24万円の合計324万円となります。続きまして,下の段の児童手当5,000万円の減額補正です。歳入でご説明いたしましたが,当初見込んでおりました,延べ対象者111,100人が,最終支払月,2月までの延べ対象者104,550人の実績となったことによるものです。続きまして,同じ項目の委託料の民間保育運営委託料2,692万2,000円の増額補正と次のページの管外保育運営委託料575万2,000円の減額補正です。歳入でご説明いたしましたが,当初見込んでおりました入所児童の年齢区分で,保育単価基準における保育単価の高い0歳児及び1,2歳児が年間を通じて延べ341人増加したことによるものです。また,管外保育運営委託料575万2,000円の減額補正につきましては,当初見込んでおりました入所児童の年齢区分で,保育単価基準における保育単価が低い児童の割合が年間を通じて多かったことから減額補正をするもので,差引き2,117万円を増額補正するものです。続きまして,47ページ保育所管理経費の2,232万円の増額補正です。この補正予算につきましては,2月12日の全員協議会におきまして,報告させていただきましたが,石岡市立第1保育所と第2保育所の耐震診断の結果が本年2月6日に報告され,Is値が0.3未満と判定されました。耐震診断の結果ですが,第1保育所のIs値の最低値が0.07,第2保育所の最低値が0.10と判定されました。これを受けまして,児童の安全を確保するために,早急な対応をすべきとの判断から石岡小学校に保育スペースを確保し,保育所機能を移転したいと考えております。移転に際しまして,保育環境の変化が入所児童に与える影響のうち,保育を受ける乳幼児と保育士との人と人の関係が最も重要であるとの考えに基づきまして,保育所機能の移転を選択したものです。今回の補正予算の増額につきましては,石岡小学校の一部に保育スペース5教室が確保できる見込みとなりましたので,小学校の教室を保育基準に改修しなければなりません。具体的には,トイレや洗面などを乳幼児に対応した設備にしたり,教室をいくつかの保育クラスに分割し,冷暖房設備の増設が必要となり,補正予算をお願いするものです。内訳といたしましては,需用費の事務事業用品費50万円は,移転に伴うものや保育に必要な消耗品を計上いたしました。次に,委託料の給食配送委託料132万円は,第1保育所で調理した給食を衛生面などの安全性を確保するための給食配送に係る経費でございます。次に,工事請負費の諸工事費1,700万円は,トイレ,手洗い場などを乳幼児仕様に改修したり,小学校教室を児童年齢別の保育基準とするため,分割するパーテーションの設置や空調設備,電気,電話配線などに必要な工事費を計上しております。また,外部に砂場や手洗い場などを設置するための工事費などが含まれております。次に,備品購入費の施設用備品350万円につきましては,防炎マット,カーテン,ポータブル放送設備,おやつや飲み物を運ぶための台車などを購入するための経費でございます。現在,石岡小学校を改修するための設計委託の準備を進めており,改修設計ができ次第,工事にとりかかりたいと考えております。そのため,保育所管理経費の2,232万円の増額補正につきましては,平成26年度へ繰越しとなります。以上がこども福祉課所管の補正予算説明となります。どうぞよろしくお願いいたします。

健康増進課長)議案第12号平成25年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,健康増進課に係る補正予算を説明させていただきます。補正予算書42,43ページの2番目,款2総務費,項1総務管理費の表をご覧いただきたいと存じます。目12諸費のうち,過誤納還付金,感染症予防対策事業費等補助金返還金と健康増進事業費補助金返還金の2つでございます。1つ目の感染症予防対策事業費等補助金返還金でございます。平成24年度感染症予防事業費等国庫負担補助金のうち,疾病予防対策事業費として,がん検診推進事業による感染症予防対策事業費等補助金交付決定額626万5,000円に対して,精算総額497万7,000円となり,その差額分128万8,000円の返還金が発生しました。申請の流れとしては,平成24年10月4日交付申請を行い,平成25年1月10日交付決定通知あり,平成25年6月4日実績報告により,当初計画した受診者数より受診者が少なかったこと,クーポン券作成等委託料が当初予算より安価であったことなどが返還の理由となります。次に2つ目の健康増進事業費補助金返還金でございます。健康増進法に基づき40歳以上の人を対象とし,健康手帳の交付,健康相談,健康教育,肝炎検査,機能訓練,訪問指導事業等に対しての補助金であります。平成24年度茨城県健康増進事業費補助金交付決定額455万3,000円に対して,精算総額339万9,000円となり,その差額分115万4,000円の返還金が発生しました。申請の流れとしては,平成24年9月20日交付申請を行い,平成25年3月19日交付決定通知があり,平成25年3月29日実績報告により,当初計画した人数より少なかったことが返還の理由となります。いずれも平成25年度末までの返還が必要となりました。返還金は,発生する年と発生しない年があるため,予算計上することは難しく,疾病予防対策事業費等補助金返還金128万8,000円,健康増進事業費補助金返還金115万4,000円を合わせて244万2,000円の増額補正をお願いするものでございます。次に,46,47ページの4番目,款4衛生費,項1保健衛生費の表をご覧いただきたいと存じます。一番目の目2予防費のうち,予防接種事業,予防接種委託料と風しん予防接種助成金の2つでございます。1つ目の予防接種委託料でございます。感染症の発生及び流行を予防するため,定期予防接種と一部助成を行う任意予防接種の委託料として,当初予算額2億921万8,000円計上し実施してきたところでございますが,子宮頸がん予防ワクチン接種による副作用の問題から,積極的な接種勧奨の差控えが平成25年6月に出され,それに伴い接種者が20パーセント程度であること。また,定期予防接種の3種混合と不活化ポリオが4種混合への移行期であり50パーセント程度の接種率であること。3つ目の理由といたしまして,任意予防接種の水痘,おたふくかぜの接種率が25パーセント程度であること等から3,000万円の減額補正をお願いするものでございます。次に,2つ目の風しん予防接種助成金でございます。平成24年末から成人の風しんが全国的に蔓延していることを受け,妊娠中の女性が風しんに感染すると先天性風しん症候群にかかる可能性があり,このリスクを低減するために,対象者に対して風しんワクチン予防接種を実施するため,平成25年9月補正予算687万5,000円計上し,10月1日から対象期間を4月1日に遡り実施しております。平成25年7月風しんワクチンの不足,抗体検査の実施勧奨等があり,現在では流行も収まり,風しんワクチンも十分に出回っています。石岡市では,過去の定期予防接種が高率で接種されていたこともあり接種率は,10パーセント程度であるため,580万円の減額補正をお願いするものでございます。以上で健康増進課における補正予算の説明を終わります。

参事兼教育総務課長)教育総務課所管の補正予算につきまして,ご説明いたします。補正予算書6ページをお開きいただきたいと思います。第3表,繰越明許費下段,10教育費,1教育総務費,旧八郷南中学校施設改修事業6,303万円についてですが,旧八郷南中学校の利活用を図るため,浄化槽などの改修工事を行うものです。次に,2小学校費,学校維持管理経費730万円についてですが,杉並小学校正門を改修する工事でございます。同じく学校施設耐震化事業1億5,880万円についてですが,林小学校,三村小学校の耐震改修工事を行うものです。3中学校費,学校施設耐震化事業1億7,520万円についてですが,石岡中学校の耐震改修工事を行うものです。次に,7ページ,第4表,債務負担行為補正,小桜小学校児童通学バス運行委託料の債務負担行為補正は,入札により委託料が決定したことによるものです。52,53ページをお開きください。款10教育費,項1教育総務費,目2事務局費,旧八郷南中学校施設改修事業6,303万円についてですが,浄化槽設置届の手数料として,3万円。浄化槽改修空調機設置工事費として,5,100万円。実施設計委託料として,720万円。工事監理委託料として,480万円を計上するものです。内容としては,旧八郷南中学校の浄化槽は,平成11年度に設置されたものであり,平成19年10月1日に改正された霞ヶ浦水質保全条例の排水水質基準を満たしていないため,現在使用することができない状況です。そのため,施設の利活用が進まない状況にあります。今回,浄化槽を改修することにより,幅広い利活用の検討ができることや暫定的ではありますが,小幡地区公民館としての利用も予定されていることから浄化槽改修工事等を行うものです。次に,款10教育費,項2小学校費,目1学校管理費,学校施設整備工事175万3,000円についてですが,杉並小学校の校門に隣接する市道の改良工事及び歩道整備工事が予定されています。それに伴い,より安全な児童の登下校時の動線を確保するため,今回,校門及び構内道路の整備を行うものです。なお,整備工事費全体では,730万円を見込んでいますが,当初予算の空調整備工事の請負差金554万7,000円を減額したため,今回差額の175万3,000円を計上するものです。次に,款10教育費,項2小学校費,目3学校建設費,学校施設耐震化事業1億5,880万円についてですが,林小学校耐震改修工事1億1,300万円と三村小学校耐震改修工事3,800万円,それに伴う工事監理委託料として780万円を計上するものです。内容としては,平成26年度に予定していました林小学校,三村小学校の耐震改修工事が国の平成25年度1次補正予算にて前倒し事業が可能となったため計上するものです。次に,54,55ページをお開きください。款10教育費,項3中学校費,目3学校建設費,学校施設耐震化事業1億7,520万円についてですが,石岡中学校耐震改修工事1億7,000万円とそれに伴う工事監理委託料520万円を計上したものです。この事業も,平成26年度予定していました石岡中学校耐震改修工事が国の平成25年度1次補正予算にて前倒し事業が可能となったため計上するものです。次に,歳入についてですが,36,37ページをお開きください。款14国庫支出金,項2国庫補助金,目6教育費国庫補助金,1小学校費補助金学校施設耐震化事業費補助金4,896万7,000円と2中学校費補助金学校施設耐震化事業費補助金7,093万6,000円は,林小学校,三村小学校,石岡中学校耐震改修工事に対する国庫補助金です。また,遠距離通学費補助金105万8,000円は,八郷中学校遠距離通学費補助金が増額になったため計上するものです。40,41ページをお開きください。款21市債,項1市債,目5教育費,1小学校施設耐震化事業債1億960万円,2中学校施設耐震化事業債1億420万円は,林小学校,三村小学校,石岡中学校耐震改修工事に伴う市債です。以上が教育総務課で補正予算として計上したものです。よろしくご審議をお願いします。

参事兼学校給食課長)議案第12号平成25年度石岡市一般会計補正予算(第4号)学校給食課から債務負担行為補正について,ご説明申し上げます。7ページをお開き願います。第4表,債務負担行為補正,変更表の5段目,八郷学校給食センター給食配送業務委託料,補正前の限度額5,244万2,000円,補正後の限度額5,132万3,000円,111万9,000円の減額でございます。理由につきましては,八郷給食センター配送車3台分,今年度,5年目となり新たに5年間の契約確定に伴う債務負担行為金額の変更でございます。よろしくお願いいたします。

生涯学習課長)平成25年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,生涯学習課所管分について,ご説明申し上げます。最初に,補正予算書の歳出からご説明いたします。54,55ページをお開き願います。款10教育費,項5社会教育費,目1社会教育総務費,節1報酬の放課後児童対策事業ですが,指導員報酬を120人分で見込んでおりましたが10名ほど少なかったため,不用額として910万円分を減額するものでございます。次に,目4文化事業,節13委託料ですが,県農村基盤交流整備事業,県営畑地帯総合整備事業等に伴う発掘調査委託料の入札差金や県事業の執行がとりやめとなり,未執行となった3,022万3,000円を減額するものです。次に,文化財保護保存及び普及経費1,773万円の増額でございますが,陣屋門の解体終了を平成26年3月完成の見込みで行っておりましたが,市民から移転要望が多く寄せられました。石岡市民会館正面の駐車場内に移転,修復を行うもので,設計,工事監理及び工事費,外構工事等に係る費用について,増額を行うものです。内訳といたしまして,設計・工事監理委託料で,設計,監理に伴う経費128万円の増額。また,部材運搬委託料で115万円の改修工事を開始する期間があるため,一時保管するための運搬費用として,115万円。史跡・施設補修工事は,当初予算額と現行に必要な工事費等の差額1,100万円。外構工事,陣屋門移設工事に伴う車止めのほか,外構整備に必要な経費430万円を計上しております。次に,戻りまして38,39ページをお開き願います。歳入でございますが,款15県支出金,項3委託金,目6教育費委託金,節1社会教育費委託金,埋蔵文化財発掘調査委託金2,968万7,000円の減額でございます。本年度,農村交流基盤事業に伴い,佐久地内の上ノ内遺跡の発掘調査委託に係る入札差金及び東成井地区の畑地帯総合整備事業の本年度見送りに伴う発掘調査の未実施により,歳入が見込めないため,減額するものでございます。次に,さらに戻りまして,6ページをお開き願います。款10教育費,項5社会教育費,文化財保護保存及び普及経費の繰越明許費をご覧ください。4,231万7,000円を計上しています。これは,歳出でご説明いたしましたが,陣屋門の修復移転に伴いまして,本年度の補正予算と当初予算で未執行予算を次年度に繰り越すものでございます。以上で,生涯学習課所管の補正予算の説明を終わります。

中央図書館長)私からは,一般会計補正予算(第4号)のうち,中央図書館分について,ご説明申し上げます。7ページをお開きください。第4表債務負担行為補正の変更の欄,上から6番目,図書館情報管理システム電算機器借上料について,補正前の債務負担行為額1,255万5,000円を平成25年7月26日に変わりました契約に基づき,52万6,000円減額の1,202万9,000円に変更をいたしました。以上でございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。

岡野委員)学校の耐震についてなのですが,今回,林小学校と三村小学校,中学校は石岡中学校ですが,ほかの小学校,中学校では,耐震化はどうなっているのかお伺いしたいのですが。

参事兼教育総務課長)学校の耐震化でございますけれども,今回補正予算化した学校は,平成26年度に工事予定しています。そのほか工事を行うものとして,26年度の予算で東成井小学校,杉並小学校,園部小学校,高浜小学校等を計画しておりまして,平成27年度に100パーセント,小中学校の耐震化が終わる予定でございます。

岡野委員)はい,分かりました。平成27年度には,全部の小中学校の耐震化が終わるということですね。

鈴木委員)陣屋門の移転について,お伺いしたいのですが。市民会館の正面に当時からの陣屋門があったわけですが,また元に戻すということなのですが,市民会館そのものが大変老朽化していまして,おそらく改修では間に合わない,解体を余儀なくされる。そういったことを考えますと,その場所というのが,本来であるならば,石岡小学校では,国衙跡の発掘をされ,運動場は,発掘をして元に戻したわけですが,あの入り口あたりに,陣屋門を移すことが将来に向かって,再度学校を建てることができないわけでございまして。そういったことを考えたときに,国衙跡を残すためにも,市民会館の前よりも運動場側に移設することがよかったのではないかとそのように私も考えています。何名かの方にお聞きしましたところ,やはり,そちらの場所がよかったのではないかという意見があります。そういった市民の意見もありますので,どういった考えのもとに,現在のところから元のところに移す経過になったのかお聞かせいただきたいなと思います。

生涯学習課長)ただ今の質問にお答えします。陣屋門につきましては,市民会館を建設する当時,元にあった場所から建設にあたって支障があるということで,40年ほど前に現在の位置に移転してあります。老朽化や地震による影響がございまして,柱等が壊れてしまいました。復旧工事に関しまして,昨年から3月にかけて行っていまして,地元の市民団体とか福祉団体とか10団体くらいから元にあった場所に,ということで要望がありまして,急きょ工事を中断しましたところでございます。元にあった位置といいますのは,現在の市民会館の前の道路にかかるものでございまして,元の場所となりますと,道路の通行に支障がございますので,支障がない場所となりますと市民会館の駐車場内に設置するものでございます。市民会館の耐震化工事につきましても,担当部署とも検討いたしまして,移転に際して,支障がないように場所などの調整を行ったところでございます。

鈴木委員)将来に向かって,現在の石岡小学校を統合移転するといったときに,あそこの国衙跡地は,残すということになれば,今の現在の計画をしている場所には,国衙を残しながら,あの陣屋門を残すということは,一番,先ほども申しました場所だと将来に向けてそう考えればいいのではないか,という考えがありましたから意見として発言をしたわけでございます。移転場所が完全に決まっているということであれば,それは仕方がないですけれども,やはりこういった場合には,確かに多くの市民の要望によってやるわけですけれども,将来に向かってどうなるのかということも十分精査をしながら,いろいろな計画を進めていくことが大変重要じゃないかと思います。私の意見としては,そういうことで申し上げたわけでございまして,そういうことが,計画が,どんどん進んでいるのであれば,戻すことは不可能でございましょう。ですから私の意見として,受け止めていただければ結構です。以上です。

島田委員)先ほど放課後児童対策事業910万円の減ということの説明を受けたわけですけれども。指導員の減が10名分ということでしたが,放課後児童の数が減ったせいなのか,どうして10名分の指導員報酬が減ったのかお伺いいたします。

生涯学習課長)放課後児童対策事業で10名分の減額の内容ですが,夏休み等に放課後児童クラブを朝から行っておりますけれども,放課後児童クラブの夏休みの時間につきましては,土曜日をやるところとやらないところがございます。やらない場合に,その指導員が必要でなくなるということで,その時間数分を10名ほどで減額しているということでございます。

島田委員)夏休みには,指導員の方々も子どもたちにもある程度計画があるかと思うんですよ。そういう中で,10名で指導員1時間いくらでやるのか分からないのですが,減額が大きいと,計画性がないのかなという感じがしますので,質問をしたわけなのですが。

生涯学習課長)年間の指導員が活動する時間は,120時間予定しまして,予算は,1億円強見込んでいます。10名分の指導員といいますと,一人当たり約90万円になります。1割程度の減となりまして,報酬の計算は,正しく積算していると考えてございます。

谷田川副委員長)保育所管理経費でございますが,先ほど第1保育所,第2保育所,2,232万円でありますけれども,以前の耐震診断をしたときには,一般質問でもやっていた方がいたんですが,危険度が少なかったという判断があったかと思うんですが。この前の診断によりまして大分耐震化が悪くなったということで,第1,第2保育所を石岡小学校に移転すると。その小学校に移転する保育所の児童数と諸工事費の1,700万円,給食配送委託料,これは,どのような内訳になっているのか,お聞かせいただきたいと思います。

参事兼こども福祉課長)配送委託料につきましては,月額11万円という見積もりをしまして,132万円という提案になりました。諸工事費の1,700万円につきましては,急きょでございましたので,考えられる工事費を想定いたしまして,諸工事費という安易な説明になってしまいました。手洗い場の高さを変えるとか,あと便器が,違うということで,粗い見積もりということで,今後精査をして工事をしたいということでお願いをしているものでございます。説明が不十分で申し訳ございません。4月1日で入所する予定の児童数が第1が35名,第2が35名の計70名を予定しています。

谷田川副委員長)はい,ありがとうございました。そのなかで,11万円の給食配送委託料なんですけれど,こちらは,1年間の予算の計画なのですか。それと,例えば,第1,第2保育所が本来であれば使えないということで,仮の小学校という教室を借りて運営をするということでありますが,これが,例えば,第1,第2保育所の統合であるとか,石岡小学校の敷地を借りるのか,その辺の見通し的なものがあれば,お聞かせいただきたいと思います。

参事兼こども福祉課長)石岡小学校への移転ということにつきましては,児童の安全の確保ということで,1年程度と考えてございますけれども。その後については,現在,統合するというか,その先のことについては,まだ決定されておりません。

保健福祉部長)第1,第2保育所の統合に関しましては,現段階では,従来第1,第2保育所が統合するということで,議論がされていたところでありますが,市長が変わりまして,行財政改革の観点も加味し,今後その在り方について,検討して,そういった経緯を報告してまいりたいと思っております。

谷田川副委員長)ということは,当面の間,1年程度という話で,仮の校舎でやっていくということなんですが,1年程度で将来の見通しといいますか,統合に向けた内容の話が完了するという受け止め方でいいんですか。

保健福祉部長)私どもは,避難をされている保護者の方々に説明会を行ったなかで,将来どうなるのかという大変大きな疑問を寄せていただいたところです。これは,私どもの責任として,なるべく早く結論を出したいと思います。それから緊急避難でございますので,その期間を1年程度と想定していますので,大変険しい道のりでありますが,努力をしていきたいと考えております。

谷田川副委員長)はい,大体の予定はつかんだんですけれど。保育園児というのは,かなり環境によって,いろんな精神的なそれであるとか,また保護者の環境も変われば,いろんな条件が1年ごとに変わっていくということであれば,非常に,保育をする方,される方もかなりの負担になる部分もありますので,早急な今後に向けた話であるとか,いろんな,その石岡市の方向性をできるだけ早く決めていただきまして,保護者の方々が心配なさらないような状態を1日も早く作っていただきたいと思います。

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。ほかに質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第12号平成25年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第17号平成25年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

高齢福祉課長)議案第17号平成25年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第3号)について,ご説明申し上げます。補正予算書の23ページをご覧願います。初めに,歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億9,985万3,000円を減額し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ61億7,460万1,000円とするものでございます。続きまして,事項別明細についてご説明申し上げます。補正予算書の104ページから105ページをご覧願います。初めに,歳入でございます。款1介護保険料,項1介護保険料,目1第1号被保険者保険料,節現年度分4,080万円の補正減で,款3国庫支出金,項1国庫負担金,目1介護給付費負担金,節1現年度分3,500万円の補正減,同じく,項2国庫補助金,目1調整交付金,節1現年度分1,120万円の補正減。款4支払基金交付金,項1介護給付費交付金,節1現年度分5,800万円の補正減。次に,款5県支出金,項1県負担金,目1介護給付費負担金,節1現年度分3,000万円の補正減。款7繰入金,項1一般会計繰入金,目1介護給付費繰入金,節1介護給付費繰入金2,500万円の補正減でございます。これらにつきましては,歳出におきましての保険給付費の介護サービス等諸費の居宅介護サービス経費5,000万円の減,地域密着型介護サービス経費5,000万円の減,施設介護サービス経費1億円の減額に伴いますそれぞれ公費法定負担割合分を減額補正するものでございます。次に,款3国庫支出金,項2国庫補助金,目4介護保険事業費補助金,節1現年度分7万3,000円の補正増につきましては,平成26年度消費税改正による介護報酬の改定及び区分支給限度額の引上げに伴う介護保険システムの改修が必要となり,この費用に対し国から2分の1の補助を受けるものでございます。款7繰入金,項1一般会計繰入金,目1一般会計繰入金,節2職員給与費等繰入金7万4,000円の補正増につきましては,システム改修にかかる費用の2分の1は,市の負担分となりますので,これを一般会計から繰り入れるものでございます。続きまして,歳出についてご説明申し上げます。補正予算書の106ページから107ページをご覧願います。款1総務費,項2徴収費,目1賦課徴収費の賦課徴収事務費14万7,000円の補正増につきましては,平成26年度消費税改正により介護報酬の一部改定及び区分支給限度額の引上げに伴い介護保険システムの改修が必要となりますので,これにかかる費用を補正増するものでございます。次に,款2保険給付費,項1介護サービス等諸費,目1居宅介護サービス給付費5,000万円の補正減,目2地域密着型介護サービス給付費5,000万円の補正減,目3施設介護サービス給付費1億万円の補正減につきましては,それぞれ給付実績状況から積算したところ,当初予算におきまして見込んだほど伸びないため今回減額補正するものでございます。介護保険特別会計の補正予算につきましては,以上でございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。

谷田川副委員長)減額の予算ですが,これが5,000万円とか1億円とか,大分多い減額なのですが,当初予算から比べて,支出が少なかったことは分かるのですが。そのあまりにも多い金額。当初予算の立て方というのは,どんなふうに行うのか,少しお伺いしたいと思います。

高齢福祉課副参事兼介護保険室長)歳入の考え方でございますが,平成24年度及び25年度の介護の予算につきましては,第5期計画からの実績を基本に算出しています。そのなかで,介護保険事業計画,平成26年度まで3年計画の最終年度になりますが,その年度につきましては,計画値と実績にかい離がありましたことから今回の補正予算となりました。

保健福祉部長)ただ今のご質問は,一般質問でも議案質疑でも私が答弁しておりますので,補足させていただきます。まず,予算の組み方は,担当から説明いたしましたとおり,計画がございますので,それを基本としています。その計画は,3年計画でございます。過去のトレンド,3年間の人口の変化,介護を受ける方の予測などを加味して,25年度が2年目,26年度が3年目になりますので,この計画は23年度に策定いたしました。ただ今の説明は,計画との差があると。この実態には,変わりありません。私が答弁申し上げたなかで,歳入で,国から入るお金がございます。これは,従来翌年度精算でございました。ところが,25年度からは,下半期の実績を出して,前年度の24年度実績と比べて,今年度中に国の交付金が決定される仕組みに改まったところでございます。従来は,翌年度精算でしたが,そういった経理システムが変わったことから,実績に合わせていますので,ご指摘の予算見積もりが甘いのではないのかというのは,ごもっともでございますが,減額をした理由は,こういった経緯がありますので,ご理解いただければと思います。さらに,26年度の予算が減って,おかしいとのご指摘もございましたが,これは,減額補正をするということがございましたので,直近の,なるべく正しい数字に合わせまして,26年度の予算総額を減らして,対応させていただきましたので,ご理解を賜りたいと思います。

谷田川副委員長)詳しく説明いただきまして,ありがとうございます。最初の計画値と大分差が出ましたけれども,ただ年度毎の精算なので,そういったことは分かりましたので,今後はこの差が少なくなるという理解でよろしいのですね。

菱沼委員長)ほかに質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第17号平成25年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。次に,議案第29号石岡市社会教育委員条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

生涯学習課長)議案第29号石岡市社会教育委員条例の一部を改正する条例を制定することについてをご説明いたします。提案理由でございますが,地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律により,社会教育法の一部改正に伴い,社会教育委員の委嘱の基準が削除されました。そのため,市の社会教育委員の委嘱の基準を市の条例で定めることとなったために改正を行うものでございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第29号石岡市社会教育委員条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第30号石岡市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

生涯学習課長)議案第30号石岡市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例を制定することについてをご説明いたします。提案理由でございますが,地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律により,地方青少年問題協議会法の一部改正に伴い,青少年問題協議会の会長及び委員の資格要件が削除されました。そのため,市の青少年問題協議会の組織を市の条例で定めることとなったために改正を行うものでございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第30号石岡市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で議案の審査を終結いたします。次に,陳情第39介護職員の処遇改善を求める陳情を議題といたします。本件について,受理の経緯及び陳情の概要等,事務局から説明を求めます。

事務局)陳情第39介護職員の処遇改善を求める陳情における,受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。まず,受理の経緯でございます。提出者は,茨城県水戸市城南×−×−×,茨城県医療労働組合連合会執行委員長××××様で,平成26年1月8日に提出され,同日付で受理をしております。次に,概要でございます。介護職員の処遇改善の取組として,平成21年10月から介護職員処遇改善交付金制度が実施されていますが,加算制度は,経過的な取扱いとして,平成27年3月31日までとなっており,超高齢社会を迎え介護職員の人材不足解消のため,介護職員の処遇改善に向けて,意見書の提出を求めるものでございます。陳情の項目を2項目掲げていますので,該当箇所の原文を読み上げます。陳情項目,1つとして,国の責任による予算増と賃金改善の施策を拡充すること。2つとして,介護職員処遇改善加算の対象職員を介護職員以外の職種にも拡大すること。地方自治法第99条の規定に基づき,国会又は関係行政庁に意見書の提出を当市議会に求めるものでございます。以上で説明を終わります。

菱沼委員長)ただ今事務局から受理の経緯等について,説明がありました。本件について,ご意見等がございましたら挙手によりお願いします。

谷田川副委員長)介護職員の処遇改善を求める陳情でございますけれども,この内容について,2,3点お聞かせいただきたい部分がございますので,分かる範囲でお答え願いたいと思います。介護職員の処遇。これは深刻ということは認識をしております。離職者が依然として高いという状況も分かるような気がいたします。その中で,介護職員の賃金自体,これは,全労働者として,およそ3分の2程度で,10万円も低いという内容でございますが,この実態。実際に,どのぐらいの金額から見て10万円も少ないというような判断をしているのか,その点をお伺いしたいと思います。

菱沼委員長)谷田川副委員長に申し上げます,この陳情の具体的な内容については,当市議会に申し出がありません。しかし,この陳情を審査するに当たり,陳情に記載された制度等の概要について,執行部から説明をお願いします。

高齢福祉課長)陳情第39介護職員の処遇改善を求める陳情に関してでございますけれど,介護職員処遇改善加算について,厚生労働省から各都道府県あての通知がございました。これは,平成24年3月16日付けの通知でございます。第4期の事業計画策定において,示されたものでございます。この中で介護職員処遇改善加算について,記載されていますので,その点について,ご説明申し上げます。平成24年度介護報酬改定において,介護職員の処遇改善の取組として,平成23年度まで実施していた介護職員処遇改善交付金の相当分を介護報酬に円滑に移行するために,例外的かつ経過的な取扱いとして,平成27年3月31日までの間,介護職員処遇改善加算を創設したところであります。基本的考え方として,介護職員処遇改善加算は,平成23年度まで実施されていた介護職員処遇改善交付金による賃金改善の効果を継続する観点から,当該交付金を円滑に介護報酬に移行し,当該交付金の対象であった介護サービスに従事する介護職員の賃金改善に充てることを目的に創設されたものであります。このため,当該交付金の交付を受けていた介護サービス事業者又は介護保険施設は,原則として,当該交金による賃金改善の水準を維持することが求められる,というものであります。加算の具体的な仕組みでございますが,介護職員処遇改善加算は,1つとして,加算の算定額に相当する賃金改善の実施。2つとして,介護職員処遇改善計画書作成。3つとして,キャリアパス要件等届出書作成。添付書類として,労働保険加入確認書類及び就業規則等,労働保険加入確認書類を添えて,それぞれ事業所等の指定権者である県知事あるいは市町村長に毎年度届出をし,要件を満たしていれば加算が認められるということでございます。併せて,各年度最終加算支払い後に実績報告をしなければなりません。加算については,サービス別の基本サービス費に各種加算減算を加えた1月当たりの総単位数にサービス別加算率を乗じた単位数で算定するということでございます。当該加算は,区分支給限度基準額の算定から除外されまして,なおこれらにつきまして,訪問看護,予防看護,訪問リハビリテーション,予防リハビリテーション,居宅療養管理指導,予防居宅療養管理,福祉用具貸与,予防貸与並びに居宅介護支援及び介護予防支援は,算定対象外としてございます。石岡市に加算届出をしている地域密着型事業所数は,11法人で15事業所が当市に届出をしてございます。

谷田川副委員長)石岡市内においては,11法人15事業者が加算の申請をしているという話を聞かせていただきましたけれども。実際に加算の金額。例えば,1事業所でどのぐらい今までと比べて加算をされているのか,ということがある程度分かれば,お聞かせをいただきたいと思います。

高齢福祉課長)これにつきましては,誠に申し訳ございませんが,各事業所,法人によりまして,算定といいますか,金額につきましては,把握してございません。報酬費そのものにつきましては,原則基準にしたがって出しておりますが,実際どれぐらいの実体かと言われますと,把握してございません。

谷田川副委員長)ということは,市内の15業者があるわけですが,例えば,今まで払っていた金額に対して全体的な金額でもいいですから,この部分が加算されているという金額は分かりますか。

高齢福祉課長)この加算額と申しますか,平成21年度から3年間の第3期,第4期のなかでは,3パーセント程度の報酬アップを見通して,算定をして,交付金として設定された経緯があります。基金を設けまして,基金から交付金として,交付されました。しかし,金額は把握してございません,申し訳ございません。

谷田川副委員長)大体おおよその話は分かったんですが,この陳情のなかで具体的な金額が出ているんですよね。10万円以上の低い実態があると。これは,何を根拠に10万円という数字が出てきたのか。その辺の実態が分かる人がいればお聞かせいただきたいと思います。

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)会議を再開いたします。ほかに,ご意見等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)休憩中に出された発言をまとめますと,離職者が多いことは,賃金ばかりではなく,労働時間や労働環境も影響していることが想像できるが,それは介護職に限ったことではない。また,国での協議がされているなかで,その動向も注視していきたいなどの意見をいただいております。そういったことで,当委員会としては,不採択とすべきものと集約をしたいと思います。そのように集約いたしたいと思いますが,皆さまからのご意見をいただきたいと思います。

   〔「なし」との声〕 

菱沼委員長)ほかに,ご意見がないようですので,次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。陳情第39介護職員の処遇改善を求める陳情を採決いたします。本件は,起立により採決いたします。お諮りいたします。本件は,採択とすべきものと決することに賛成の委員の起立を求めます。

   −賛成委員の起立なし−

菱沼委員長)起立なしであります。よって本件は,不採択とすべきものと決しました。以上で本件を終結いたします。次に,陳情第41要支援者を介護予防給付から切り離すことに反対の陳情を議題といたします。本件について,受理の経緯及び陳情の概要等,事務局から説明を求めます。

事務局)陳情第41要支援者を介護予防給付から切り離すことに反対の陳情 における,受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。まず,受理の経緯でございます。提出者は,水戸市城南×−×−×,茨城県社会保障推進協議会代表委員××××さま,××××さま及び××××さまで,平成26年2月7日に提出され,同日付で受理をしております。次に,概要でございます。要支援者に対する介護給付を市町村が行う地域支援事業に移された場合,給付内容が市町村の裁量になり,人員や運営基準もなくなるため,地域間格差が生じ介護の質の低下が懸念されます。これまでどおり,介護保険給付で行うよう,国会又は関係行政庁に意見書の提出を当市議会に求めるものでございます。以上で説明を終わります。

菱沼委員長)ただ今,事務局から受理の経緯等について,説明がありました。この陳情を審査するに当たり,国の動向と当市でのその対応について,説明をお願いします。

高齢福祉課長)陳情第41要支援者を介護予防給付から切り離すことに反対の陳情について説明申し上げます。要支援者に対するサービスの国の考えかたでございます。全国一律にサービスの種類,内容,運営基準,単価等を決めるのではなく,地域の実情に応じたサービスを提供できるよう,ボランティア,NPO,民間企業,社会福祉法人,協同組合等地域の力を効果的に活用することが市町村の判断でできるようにして,高齢者の多様なニーズに対応していくものとしています。具体的な内容でございますが,要支援1,2のサービスのうち,訪問介護,ホームヘルプでございます,通所介護サービス,デイサービスでございます,を介護保険事業本体から切り離し,市町村が行う総合事業へ段階的に移行し,要支援者に対する訪問介護及び通所介護は,平成29年度末までに完全移行することとし,内容は,市町村がその実情に応じてサービス内容や価格を決定することとしています。これは,国がガイドラインを作成する予定となっています。新しい総合事業は,現在も実施している介護保険事業の中の地域支援事業として,実施するということで,平成29年4月までに開始するものとされています。新しい総合事業は,運動,口腔,栄養改善事業等を含む訪問型や通所型サービス及び栄養改善を目的とした配食,定期的な安否確認,緊急対応等を行う介護予防,生活支援サービス事業と全ての高齢者を対象とした体操教室等を行う,一般介護予防事業の2つの事業で構成されることになります。移行対象の訪問介護及び通所介護の財源については,介護保険制度の地域支援事業の新たな事業としての位置付けとなるため,介護保険制度内で確保されますが,サービスの供給総量に上限が生じることになります,地域支援事業の額は,給付費の3パーセントですが,これが5パーセントに増額見込みとなります。それから,市の対応方針でございますが,利用者の目線に立ち,必要な介護サービスが提供できる体制づくりに取り組むこととしてございます。

菱沼委員長)ご説明ありがとうございます。それでは,本件について,ご意見等がございましたら挙手によりお願いします。
 暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)会議を再開いたします。

谷田川副委員長)お話を聞かせていただきますと,3年間かけてこのような要介護者の支援に対する移行をしたいという,国の意向であります。そんななかで,実際,石岡市としても,どういうふうな対応をしていくのか,未だに国の方針が示されていないなかでは,難しいと。徐々に国の方針が示されていくなかで,対応していきたいというようなお話でありますので,私としては,今の状態では,この陳情に対しては,国の動向を見極めてからでも遅くはないのかな,という気がいたします。個人的な見解であります。

菱沼委員長)ほかに,ご意見等ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)今,委員からも,また,休憩中に執行部との質疑がありました。委員から,陳情の趣旨に,市がどのような対応ができるかとの質問に対して,執行部から,国の決定等を待っている状態なので,具体的な対応が決められないとの答弁がありました。また,国でも議論をしているところなので,その動向を注視していきたいとの意見がありました。これらに関して,皆さまからさらにご意見がありましたらお願いいたします。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ご意見なしと認めます。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。陳情第41要支援者を介護予防給付から切り離すことに反対の陳情を採決いたします。本件は,起立により採決いたします。お諮りいたします。本件は,採択とすべきものと決することに賛成の委員の起立を求めます。

   −賛成委員の起立なし−

菱沼委員長)起立なしであります。よって本件は,不採択とすべきものと決しました。以上で,付託された陳情の審査を終結いたします。以上で本委員会に付託されました案件の審査は,すべて終了したわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,その他の件といたしまして,保健福祉部,教育委員会からそれぞれ発言を求められておりますのでこれを許します。先に,保健福祉部の発言を許します。

社会福祉課長)平成26年度石岡市における障がい者就労施設等からの物品等の優先調達方針について,説明させていただきます。平成26年3月14日教育福祉委員会資料をご覧願います。初めに,なぜ作ることになったかでございますが,いわゆる障害者優先調達推進法,正式な法令名は,国等による障害者就労施設等からの物品等の調達の推進等に関する法律,これが平成25年4月1日から施行されました。障がいのある人が自立した生活を送るためには,経済的な基盤を確立することが重要であり,この法律では,施設や在宅で働く障がい者の仕事を確保するために国や地方公共団体などが必要な措置を講ずることを定めております。具体的には,国は,調達に関する基本方針を定め,各省庁及び地方公共団体は,毎年度調達方針を策定し,公表し,調達方針に即した調達を実施し,その実績を公表することとあります。このため,石岡市においても調達方針を策定することとなりました。次に,方針の内容でございます。資料1ページにございます,1として趣旨,2として用語の定義,3として適用範囲を記載してございます。適用範囲は,市の全ての機関としております。4には,調達の対象となる障がい者就労施設等の説明を記載しております。続きまして2ページになります。5には,調達の対象品目を記載し,大きく分けますと物品と役務がございます。次に6として,障がい者就労施設等からの物品等の調達目標ですが,平成26年度の目標は,前年度調達した実績額を上回ることを目標といたしました。次に7として,調達の推進方法についてですが,障がい者施設等から調達可能な物品や役務の情報を収集し,発注可能な物品や役務等について,積極的に調達することを記載しております。最後に8として,調達実績の公表について,記載しております。平成26年度につきましては,この方針に基づき障がい者就労施設等からの物品等調達の推進を図ってまいりたいと考えております。説明は,以上でございます。よろしくお願いいたします。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。
 ご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)会議を再開いたします。ほかにご質問等がないようですので,以上で本件を終結いたします。

参事兼こども福祉課)第1,第2保育所における耐震診断の調査結果の対応ということで,これまでの経緯についてご説明いたします。平成26年2月13日,石岡小学校に行きまして,現場確認の確認をしてきました。5教室で保育エリアが確保できることを確認してきました。このエリアであれば,小学校と保育所が明確な区分けができ,セキュリティや運営面で学校側から独立して管理が可能となります。2月16日,保護者説明会,第1保育所,30世帯中13世帯の出席,第2保育所,57世帯中32世帯出席しています。このときに,小学校に移ることにある程度の時間がかかることを説明しまして,不安がある方については,転園希望書というものをお渡しいたしまして,確認をとっております。2月18日,小学校の改修設計打合せということで,以前に小学校の耐震設計をした設計事務所を交えて,協議をいたしました。2月28日,転園希望書とりまとめが終わりまして,第1保育所では,転園希望が1件ありましたが,引き続き第1保育所で継続するということになりました。第2保育所で,転園希望がありました12件,13名は,2月28日までにほかの保育園に転園するということで調整がつきまして,処理が終わっております。最終入所児童が4月1日で,第1保育所35名,第2保育所35名,計70名ということになります。現在,小学校の教室を保育所機能に改修するために,保育に必要な設備や年齢児に合わせたクラスの配置などを調整しております。以上でございます。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。

高齢福祉課長)保健福祉部所管施設における利用者の負傷について,ご報告申し上げます。発生日時は,平成26年2月4日,火曜日,午前10時40分頃でございます。発生場所は,ひまわりの館トレーニング室。受傷者は,石岡市内在住の71歳,男性の方でございます。事故概要ですが,同日10時10分頃,受傷者がトレーニング室に入室し筋肉トレーニングマシン,ラットプルマシンといいますが,トレーニングを開始いたしました。しばらく下半身のトレーニングを行った後,腕のトレーニングに移りました。10時40分頃,事故が発生いたしました。指導員が受傷者に確認すると,引き棒を引き寄せる運動を始めてから,しばらくして上部の引き棒が額に落下した,とのことで,現場を確認すると留め金のねじが外れ緩んだ状態で,引き棒が落下しておりました。その際の落下部分及び落下した状態の再現写真が資料3,4ページに添付しておりますので,ご覧いただきたいと思います。資料3ページ,上段が全体の写真でございます。中段が落下した引き棒でございます。下段が脱落箇所の写真でございます。事故発生後,額から出血しておりましたので,直ちに横になり安静にしていましたが,出血がひどく,本人も痛みを訴えたので救急車を要請し,石岡循環器科脳神経外科病院に搬送いたしました。なお,職員1名が同行いたしました。病院での処置でございますが,CT撮影をした後,5針縫合いたしました。CT撮影による診断結果は,異常がないとのことでありましたので,受傷者は病院で少し休んでから自宅に戻りました。なお,受傷者高齢により,念のため3月5日にMRIの撮影診断を実施,診断結果は,異常なしとのことでありました。また,現在治療費等の補償につきまして,受傷者との示談に向けて手続きを進めているところでございます。事故防止への改善策でございますが,今回の事故原因は,引き棒の留め金のねじが長年の器具の使用により緩み,振動により落下したものと推測されます。これまでもオープン前に運動指導員が点検表により,運動器具の点検を実施しておりましたが,点検項目には,留め金など細部にわたる点検項目は入っておりませんでした。現在は,細部までの項目を追加し新たな点検表を作成し実施しております。そして,点検表は,オープン前に職員が決裁により内容を確認し,修繕箇所があれば改善し,改善ができない場合は,器具の使用を中止いたします。高齢者等の利用に対し,器具の取扱いのほか,室内での動作など注視をしてまいります。また,運動器具の法的点検義務はありませんが,専門業者による年1回の保守点検を検討してまいります。これ以外にも,改善しなければならない点が発生すれば,迅速に改め安全を確保してまいります。そして,再びこのような事故が発生しないよう,職員一同鋭意努力していく所存でございます。

保健福祉部長)私から今回の件につきまして,担当からご報告したとおり,長年の運用による気の緩み,ただ今ご報告申し上げた事故に関し,施設での事故から時間が経過しましたが,事故により重大な容態に至らなかったことが不幸中の幸いでしたが,今後は緊張感をもって,このような事故がないように監督してまいります。担当職員も深く反省し,十分に対応していきたいということでございます。大変申し訳ございませんでした。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

谷田川副委員長)事故の詳細について,聞かせていただいたわけでございますが,事故があった時は,最善の処置をしたことは,十分分かるのですが。その脱落箇所ですよね。これは,鎖のこの部分。ここが折れたのではないですよね。違うんですよね。実際にねじで締めて,その作業だけやっておれば,落ちるはずがないんだよね。落ちるはずがないものを落ちたのは,点検ミスしかないというか,事前の点検が足らなかったということだよね。だから,それは,職員の方も今後気を付けるということなのですが,事故があった後の対処は素晴らしくても,事故を起こさないことが大事なんじゃないかと私は思いますので,その辺のところを十分に注意しながら運営に当たっていただければなと思いますので,よろしくお願いいたします。

菱沼委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,私から。副委員長からもありましたけれども,今後,十分気をつけていただきたいということと,器具はPL法での対応ができなかったのかお伺いします。

保健福祉部長)PL法では,10年が期限となります。これは,13年経過していること,これはアメリカ製の製品で,その輸入代理店がつぶれてしまっていまして。10年であれば,PL法での適用で対応できたかもしれません。市の消費生活センターの相談員に確認しましたところ,ねじをきつく締めて,通常使っている状態で緩むことは,欠陥だろうという見解だそうです。10年以内であれば,その可能性がありましたが,13年ということなので適用外となります。

菱沼委員長)はい,分かりました。以上で本件を終結いたします。続きまして,教育委員会の発言を許します。

参事兼教育総務課長)私から石岡市立幼稚園の補助執行についてご説明いたします。急激な少子化の進行,育児サービスの多様化の進むなかで,質の高い幼児期の学校教育,保育,地域の子ども子育て支援を総合的に推進されることが求められています。国においては,幼稚園,保育所の連携を進めるため,幼保連携推進室を設置しており,県や市町村においても,就学前の子どもに関する教育,保育等の総合的な提供の推進に関する法律において,幼児期の教育,保育に関する保護者向け窓口,認定こども園の認定申請,幼稚園,保育所の認定申請の受付窓口,補助金申請窓口などの一本化が求められています。そこで,平成27年度からの子ども子育て関連3法の本格実施の前に,当市としましても,公立の幼稚園と保育所を所管する組織の一元化を図るべく,4月より地方自治法第180条の7の規定に基づき,石岡市教育委員会の権限に属する事務で,教育総務課が担当している幼稚園に関する事務をこども福祉課に補助執行させる予定です。なお,現在,指導室で行っている幼稚園職員への学習指導については,引き続き指導室で行う予定です。また,補助執行を行うための手続きの協議を現在進めているところです。なお,補助執行とは,ある行政機関の事務をほかの行政機関に属する職員が補助して執行することをいい,具体的には,石岡市教育委員会事務局組織規則別表で教育総務課の事務分掌とされている幼稚園に関する事務をこども福祉課の職員が行うことになります。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。

参事兼教育総務課)教育総務課から,本日,配布させていただいております,平成25年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価結果に関する報告書についてご説明いたします。この報告書につきましては,地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条に規定されており,教育行政事務の管理及び執行の状況について点検評価を行い,その結果に関する報告書を議会に提出するとともに公表することが義務付けされております。それに伴い報告書を提出するものでございます。この評価につきましては,石岡市教育事務点検評価委員といたしまして2名の方に委員をお願いいたしまして,それぞれの事務事業につきまして評価をいただいております。教育福祉委員会にご報告後,議会に提出させて頂きたいと考えております。その後,市のホームページで公表をすることになります。以上です。よろしくお願いいたします。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。その他の件といたしまして,委員の皆さまから発言は,ございませんか。

谷田川副委員長)つくばねマラソンについて,お伺いいたしたいと思います。つくばねマラソンは,石岡でのかなり定着したマラソンでありますけれども,この前のマラソンの開会式ですか,開会式の段取りですか。あまりにも不手際が多かったのではないかという私は気がしているんです。あの中学生,小学生が大分校庭に座っておりまして,寒い時間帯であるにも関わらず,おそらく,進行そのものがかなり間があったというか,段取りが悪いといいますか,そのために,来賓者の紹介もところどころ抜けていた。それで座っているのに,抜けちゃって,これに気がついて,またもう一回紹介したりと。そういうような司会進行であったので,あれは,最初に用意していれば,もっとスムーズに,事前にもう少し予行演習をやるとか,その辺のところをきちんとしていただかないとせっかく集まっていただいた皆さんに,何だよこの,何ていうか,開会式の模様は,というような感覚も受け止められかねないので,その辺のところ,この前の状態は,どういう状態であったのか,ちょっとお聞かせいただきたいと思います。

スポーツ振興課長)今回のマラソン大会につきましては,会場が変更になったということもございますけれども,準備の不手際,それから職員間の連絡調整不足ということで,皆さまに大変ご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。開会式のマイクの件でございますが,一応練習はしましたが,グラウンドでやったということで,これまでの感覚で,聞こえたから大丈夫だというようなことで,起きてしまったというようなことでございます。また,来賓のご紹介では,受付との連絡調整ミスということで,おわび申し上げます。

教育部長)私からも,先のつくばねマラソンに関して,一言申し上げたいと思います。早朝から大変多数の方にご来場いただきまして,来賓の方も多数いらっしゃり,開会式で不手際がございまして,誠にご迷惑をおかけしました。また,子どもたちにも,何とか出発時間には間に合いましたが,お待たせしてしまいました。会場が変わったことが原因のひとつになりますけれども,今後このようなことがないように対応していきたいと思います。申し訳ございませんでした。

谷田川副委員長)事前の打ち合わせは,何事も大事だと思います。やはり,あの大きな大会。もっともっとつくばねマラソン,ハーフマラソンみたいな状況にあればあるほど多くの来場者がみえているということでございます。やっぱり,一番のメインは,開会式であります。その辺をちょっと失敗しますと,多少イメージダウンになりかねないと思いますので,一生懸命やっていただいているのは分かるのですが,念には念を入れた対応をお願いしたいと思います。

教育長)ただ今担当の課長,教育部長からもご迷惑をおかけしたことに対してのおわびを申し上げましたところでございますけれど,私からもこのようなことがないように職員一丸となって,対応してまいりたいと思いますので,今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

菱沼委員長)ほかに発言は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。よって,お手元に閉会中の継続調査の案文を配布いたします。

   −案文の配布−

菱沼委員長)本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。以上で,本日の教育福祉委員会を閉会いたします。




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