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議会中継
  


平成26年度 議会運営委員会

 第12回委員会 (11月10日)
出席委員 鈴木行雄委員長,磯部延久副委員長,前島守雅委員,岡野孝男委員,菱沼和幸委員,岡野佐エ委員
その他の出席者 島田久雄議長,徳増千尋副議長,山口晟議員,小松豊正議員
市執行部 市長(今泉文彦),副市長(田崎徹),総務部長(鈴木幸治),財務部長(佐々木敏夫)
議会事務局 局長(櫻井茂),庶務議事課長(神谷一美),課長補佐(関努)


鈴木委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に,本日,委員長において,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,市長,今泉君,副市長,田崎君,総務部長,鈴木君,財務部長,佐々木君,以上でございます。これより議事に入ります。なお,審査上の発言は,挙手によりこれを許します。
 初めに,第4回定例会についてを議題といたします。第4回定例会につきましては,11月18日告示,11月25日招集ということで,確認されているところでございます。それでは,第4回定例会に提出を予定されております議案について,執行部より説明を求めます。

今泉市長)本日は,大変お忙しいところを お集まりいただきまして,ありがとうございます。第4回定例会に提出予定の議案につきまして ご説明させていただきます。今期定例会に提出を予定しております議案は,全部で15件でございます。内訳といたしまして,専決処分の承認案件が2件,補正予算が8件,条例の制定が1件,条例の改正が2件,指定管理者の指定が1件,市道認定が1件でございます。なお,最終日には,人事案件といたしまして教育委員会委員の任命の同意1件,固定資産評価審査委員会委員の選任同意6件,人権擁護委員の候補者推薦の諮問2件を予定しております。案件の具体的な内容につきましては,担当部長から説明させていただきますので,よろしくお願いいたします。

総務部長)私からは,予算関係を除く,提出議案5件について,議案ごとに,ご説明申し上げます。初めに,条例の制定,改正の議案3件についてご説明させていただきます。議案第85号,石岡市協働のまちづくり条例を制定することにつきましては,本市における協働のまちづくりを推進するための基本理念を定め,市及び市民等の役割並びに相互の関係を明らかにし,より良い地域社会を実現するため,制定するものでございます。議案第86号,石岡市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を制定することにつきましては,国家公務員の給与が人事院勧告に伴い改正されたため,これに準じて本市職員の給与の改正をするものでございます。改正要綱といたしましては,1点目は,職員の給料月額を平均で約0.3%引き上げること。2点目は,自動車等に係る通勤手当について,使用距離の区分に応じ100円から7,100円の幅で引き上げること。3点目は,勤勉手当の支給月数を0.15月引き上げ,年間の勤勉手当支給月数を1.5月とすること。4点目は,特別職に係る期末手当の支給月数を0.15月分引き上げ,年間の期末手当支給月数を3.1月とすることでございます。議案第87号,石岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,健康保険法施行令の改正に伴い,平成27年1月1日以降に出産した者の出産育児一時金の額を,現行の39万円から40万4,000円にするため,当該条例の一部を改正するものでございます。以上が,条例の制定,改正の議案3件の内容でございます。次に,条例以外の2件の議案について,ご説明させていただきます。議案第88号,指定管理者の指定につきましては,石岡市体験型観光施設朝日里山学校の管理について,特定非営利活動法人アグリやさとを指定するものでございます。指定期間は,平成27年度からの5年間とするものでございます。議案第89号,市道の認定につきましては,都市計画法に基づく開発行為により築造した道路を市道として認定するため,議会の議決を求めるものでございます。1路線でございまして,市道A4541号線,石岡市旭台三丁目地内,幅員は6メートルから14メートル,道路延長は42.5メートルの区間でございます。以上が予算関係を除く,提出議案5件の内容でございます。なお,定例会,最終日に人事案件といたしまして,教育委員会委員の任命の同意1件,固定資産評価審査委員会委員の選任の同意6件,人権擁護委員候補者推薦の諮問2件の提出を予定しております。よろしくお願い申し上げまして,説明を終わります。

財務部長)続きまして,補正予算についてご説明申し上げます。平成26年石岡市議会第4回定例会に提案いたします予算関係の議案は,専決処分いたしました災害関連経費の補正予算2件及び平成26年度補正予算8件でございます。最初に議案第75号,専決処分に対し承認を求めることについて(平成26年度石岡市一般会計補正予算(第3号))及び議案第76号,専決処分に対し承認を求めることについて(平成26年度石岡市水道事業会計補正予算(第2号))でございます。内容でございますが,前回の委員会でご説明いたしましたとおり,本年10月6日の台風18号,同じく14日の台風19号の被害に伴う災害関連経費につきまして,10月16日にこれらの関連予算を専決処分させていただきました。この承認案件でございます。次に,今回の補正予算でございますが,事業費の確定により財源の調整を行う必要がある経費,緊急やむを得ないもの及び補助事業の変更に伴う経費等につきまして措置することを気品的な考え方としております。それではお手元の資料に基づきましてご説明申し上げます。最初に,議案第77号,平成26年度石岡市一般会計補正予算(第4号)でございます。補正予算額は,1億8,637万5,000円を追加いたしまして,歳入歳出の総額を,それぞれ296億401万2,000円と致すものでございます。財源の内訳は,国庫支出金,県支出金,繰入金,繰越金,諸収入の増額と,市債において減額となるものでございます。歳出の主な内容を申し上げます。最初に,総務日の出納事務費1,809万1,000円の増額でございます。建築士などの個人事業主に委託料などを支払う際の源泉所得税の徴収漏れによりまして,源泉所得税等を納付するために増額するものでございます。次に,過誤納還付金3,298万8,000円の増額でございます。まず市税の還付加算金の起算日誤りによる支払い不足や確定申告に伴う個人市民税の高額還付に加え,今年度の実績から予算不足が見込まれるため,市税過誤納還付金及び市税過誤納加算金を増額するものでございます。また身近なみどり整備推進事業補助金返還金につきましては,平成24年度に県の補助制度を活用して整備を実施いたしましたが,地権者から適正な維持管理を行うことが難しいとの申し出がございましたので,整備に要した補助金等を返還するものでございます。更に,医療福祉費等補助金返還金など平成25年度事業費確定に伴う国庫負担金,県補助金返還金の4件につきましても増額するものでございます。次に,民生費の臨時福祉費給付金給付事業738万円の増額でございます。臨時福祉給付金の支給対象者と加算対象者の見込みなど今年度の実績から予算不足が見込まれるため増額するものでございます。次に,障害者自立支援給付事業8,252万円の増額でございます。障害福祉サービスの利用者増加に伴う給付費を増額するものでございます。次に,保育支援関連経費2,673万2,000円の増額でございます。保育師等の処遇改善に伴う私立の保育園に対して補助を追加すること,また,子ども・子育て支援法の補助メニューが変更となってございますので,組み替えをするものでございます。次に,子育て世帯臨時特例給付金給付事業748万円の増額でございます。給付対象児童数の増加などにより,今年度の実績から予算不足が見込まれるため,増額するものでございます。次に,土木費の橋りょう新設改良事業8,500万円の減額でございます。三村地区の天神橋の架け替えに要する経費について,工事用道路の工事請負費を減額するものでございます。また,JR東日本との協議により,継続費の期間を2年間から3年間に変更することに伴い,橋りょう整備改修負担金を減額するものでございます。次に,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業2,189万4,000円の増額でございます。市道の整備等に要する経費について,工事請負費などを増額するものでございます。次に,人件費補正は,議会費の議員 報酬の減額と人事院勧告に伴う議員の期末手当の増額で,差し引き496万6,000円の減額でございます。また,職員等人件費につきましても,人事院勧告に伴う職員給与の増額や,その他として,職員の育児休業取得や転居などに伴い給与の減額をするものでございます。次に,債務負担行為でございます。朝日里山学校の指定管理者が決定いたしましたので,債務負担行為を設定するものでございます。指定期間は,平成27年度から平成31年度の5年間でございます。次に,継続費でございますが,先ほど,土木費の橋りょう新設改良事業で申し上げました天神橋の架け替えに要する経費につきまして,継続費の期間を2年間から3年間に,変更するものでございます。継続費総額の変更はございません。続きまして,特別会計補正予算でございますが,議案第78号から第84号の7件になります。最初に, 石岡市国民健康保険特別会計補正予算は219万4,000円を増額し,予算総額を92億8209万7,000円とするものでございます。歳出の内訳は,高額療養費の制度改正に伴う,印刷製本費などの増額と人事院勧告に伴う職員給与の増額などでございます。次に,下水道事業特別会計補正予算は,6,838万5,000円を増額し,予算総額を22億9,137万5,000円とするものでございます。歳出の内訳は,消費税額の確定に伴う不足額分と国の補助制度を活用した事業の前倒しとして,ポンプ場の設備更新工事費の増額でございます。また,人事院勧告に伴う職員給与の増額などでございます。次に,農業集落排水事業特別会計補正予算は26万8,000円を増額し,予算総額を3億811万6,000円とするものでございます。歳出の内訳は,人事院勧告に伴う職員給与の増額などでございます。次に,介護保険特別会計補正予算は,6,421万円を増額し,予算総額を63億9,078万1,000円といたしたものでございます。補正予算の内容は,平成25年度事業費の確定に伴う,国・県交付金返還金などの増額及び人事院勧告に伴う職員給与の増額などでございます。また,保険給付費において,給付実績状況から今年度の見込額を算出したところ,予算不足が見込まれる給付費に,予算の組替えを行うものでございます。次に,介護サービス事業特別会計補正予算は291万4,000円を増額し,予算総額を2億9,218万4,000円とするものでございます。歳出の内訳は,介護予防事業利用者の増などにより,介護予防プラン作成委託料及び一般会計繰出金の増額によるものでございます。次に,後期高齢者医療特別会計補正予算は330万円を増額し,予算額を7億1,330万8,000円とするものでございます。歳出の内訳は,後期高齢者医療保険基盤安定納付金の確定に伴う増額によるものでございます。最後に,水道事業会計補正予算は18万5,000円を増額し,予算額を9億7,751万円とするものでございます。歳出の内訳は,人事院勧告に伴う職員給与の増額などでございます。以上が今期提案する補正予算の概要でございます。よろしくお願い申し上げます。

鈴木委員長)以上で,提出予定の議案の説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等がございましたらお願いたします。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)発言なしと認めます。執行部におかれましてはご苦労様でございました。ご退席いただいて結構でございます。

   −執行部退席−

鈴木委員長)次に,第4回定例会における常任委員会及び特別委員会の組合せにつきまして,議長から説明をいただきたいと思います。

島田議長)第4回定例会の常任委員会及び特別委員会の組合せについてご説明申し上げます。会期予定表案にお示しいたしましたように, 12月5日の午前10時から環境経済委員会,午後1時30分から教育福祉委員会,12月8日の午前10時から都市建設委員会,午後1時30分から総務委員会,そして12月9日午前10時から議会改革特別委員会,午後1時30分から庁舎建設特別委員会といたしたいと思います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

鈴木委員長)ただ今,議長から説明のありました特別委員会及び常任委員会の組合せにつきまして,質問等ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ないようでございますので,第4回定例会の特別委員会及び常任委員会の組み合わせにつきましては,12月5日の午前10時から環境経済委員会,午後1時30分から教育福祉委員会,12月8日の午前10時から都市建設委員会,午後1時30分から総務委員会,そして12月9日午前10時から議会改革特別委員会,午後1時30分から庁舎建設特別委員会としたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,提出を予定している議案の付託先についてを議題といたします。本件につきましては事務局に説明を求めます。

庶務議事課長)提出予定議案の付託先についてご説明申し上げます。先ほど執行部から説明のありましたとおり,第4回定例会に提出される予定の議案は,計15件でございます。各議案の付託先につきましては,内容等を勘案いたしまして,お手元の議案付託表に示すとおり,ご提案申し上げたいと思います。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

鈴木委員長)ただ今,事務局から説明のありました議案の付託先につきまして,ご質問等ございましたらお願いいたします。

磯部副委員長)議案第85号の協働のまちづくり条例の制定についてですが,これは環境経済委員会に付託ということはどうなんでしょうか。まちづくりということは,5年先10年先を見込んだまちづくりであるので,環境経済委員会というのはそういうことからでしょうか。例えば観光をやるというならば分かるんですが,総体的に協働によるまちづくり条例の制定ということになれば,環境経済委員会だと任されても,ほかの委員の方々は分かりませんが,私は,条例を制定しても環境経済委員会で責任を持つことはできないような気がするんですが,環境経済委員会に付託されるのはこういうことだからということを説明いただければ,それに対する反論はしませんが,私自身が不明確なのでどうなのでしょうか。

庶務議事課長)議案の付託先につきましては,常任委員会がそれぞれ所管の部分を持っております。委員会条例におきましてそれぞれの所管が決められておりまして,協働のまちづくりにつきましては,現在,執行部で生活環境部で案件を進めております。生活環境部の所管につきましては,委員会条例で環境経済委員会が所管となっておりますことから,付託先を環境経済委員会ということで提案させていただいたところでございます。

磯部副委員長)システム上そうなっているということですね。わかりました。

鈴木委員長)ほかにございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ないようでございますので,今期定例会に提出予定の議案の付託先につきましては,お手元の議案付託表のとおりといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,本日までに受理いたしました新規の請願,陳情の取扱いについてを議題といたします。事務局より説明を求めます。
 
庶務議事課長)本日までに受理いたしております新規の請願が1件,陳情が2件ございます。初めに,「手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願」でございます。10月22日に提出され,同日付で受理いたしております。提出者は,石岡市池の台の石岡市聴覚障害者協会会長の○○様で,紹介議員は,鈴木行雄議員でございます。内容でございますが,手話が音声言語と対等な言語であることを国民に広め,聞こえない子どもが手話を身につけ,手話で学べ,自由に手話が使え,更には手話を言語として普及,研究することができる環境整備を目的とした「手話言語法」を制定することを求める意見書を国へ提出することを求めるものでございます。障害者福祉に関する請願でございますので,付託先は,教育福祉委員会になるものと思います。次に,「政府による緊急の過剰米処理を求める陳情」でございます。11月4日に提出され,同日付で受理しております。提出者は,常陸野農民センター代表の○○様でございます。内容でございますが,2014年産の米については全国的な価格の大暴落が懸念されており,またこれまでの米価の下落は,政府が過剰米が増えることを認識しながらも,対策を講じてこなかったことにあるとしております。よって,政府に対して緊急に過剰米処理を行うよう意見書を提出することを当市議会に求めるものでございます。食料,農業政策に関する陳情でございますので,付託先は,環境経済委員会になるものと思います。次に,「石岡市議会議員の定数を減ずる陳情」でございます。11月5日に提出され,同日付で受理しております。提出者は,石岡市石岡在住の○○様ほか2名でございます。内容でございますが,人口減少に伴う税収の減少や少子高齢社会による社会保障費の増などによる市財政の厳しい中で,現状の議員定数のまま来年の選挙を行うことは,市の財政事情を踏まえたものとは言い難く,市民目線の判断から乖離した行為であるとし,来年の選挙から議員定数を2名削減することを求めるものでございます。議員定数に関する陳情でございますので,付託先は,議会運営委員会になるものと思います。以上,ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

鈴木委員長)以上で説明は終わりました。
 ただ今の説明について,ご質問等がありましたらお願いいたします。

前島委員)いま事務局が説明した中で,たぶん間違いかなと思いますので確認いたします。それは文言として「本市と同じ人口規模の笠間市,(12月選挙)や龍ケ崎市(来年4月選挙)はそれぞれ議員定数を24名から22名に減員して」云々とあるわけでありますが,本市も2名と言われたような気がするんですが,その辺の確認をお願いいたします。

庶務議事課長)私がいま説明させていただいた部分ですが,文章の一番最後に本市においても2名減員することを求めたいということで陳情されておりますので2名削減を求めるものとの説明をさせていただきました。

前島委員)了解いたしました。

鈴木委員長)ほかにございませんか。

前島委員)議会運営委員会が所管になると思うんですが,これからの進め方というのはどのようになるのか質問させていただいてよろしいですか。

庶務議事課長)ただいま付託先を議会運営委員会ということで申し上げました。こちらで了承された場合は,本会議において議会運営委員会において付託されまして,定例会中の議会運営委員会でこの陳情を審査していただくこととなります。その結果に従いまして本会議で採決を取っていただくこととなると思います。審査につきましては,このようなかたちで流れるものと思われます。陳情の結果によりまして,その後の本会議の流れができてくるものと思われますが,審査についてはそのようなかたちで行われるものと考えております。

前島委員)今までの流れとしては,本会議で所管の委員会に審査付託して,最終日の前に議運を開いてそこで決するというような流れになっているわけですが,私は,今回の問題は非常に重要なことでありますので,できればその間に一度,議運を開いていただきたいということで要望いたします。

鈴木委員長)ただいま前島委員から今回の議員定数につきましては大変重要な案件でございますので,本会議の前にもう一度議運を開いて,それまでに皆さんの会派の中で検討を重ねたうえで,議運にはかっていただきたいというような要望があったところですが,そのようなかたちで事務局と日程を相談のうえ決定したいと思いますが,これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)それではそのようにいたしたいと思います。ほかにございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ないようですので,「手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願」については教育福祉委員会へ,「政府による緊急の過剰米処理を求める陳情」については環境経済委員会へ,「石岡市議会議員定数削減に関する陳情」については議会運営委員会へ,それぞれ付託することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,手話通訳者の配置についてを議題といたします。事務局から説明を求めます。

庶務議事課長)本件につきましては,先ほど審議いただきました「手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願」が提出された際に,提出者から要望があったものでございます。内容につきましては,今回提出された請願が委員会や本会議で審査される際に,傍聴を望まれておりますが,聴覚障がいを持たれている方々への配慮として手話通訳者を配置していただけないかというものでございます。実際に配置するとした場合の対応ですが,請願が審査付託された委員会での審査日,委員会で審査結果が出た場合には,定例会最終日の本会議の2回が考えられると思います。またその際の対応といたしましては,傍聴席へ手話通訳者を配置し,聴覚障がいを持たれている方々へ手話により通訳していただくことが考えられます。委員会審査の場合においては,審査付託された委員会での判断にもよりますが,本会議におけるこの手話通訳者の配置及びその方法についてここでご審議をお願いしたいと思います。

鈴木委員長)ただいま事務局から請願の提出に伴う手話通訳者の配置の要望について説明がございました。この件についてご意見等がございましたらお願いたします。

磯部副委員長)この場合は石岡市の条例制定あるいは会議規則への制定は必要ないんですか。手話は大事なことですから実施することはいいと思うんですが,条例制定等は関係なくして実施できるんですか。

庶務議事課長)傍聴席に入る場合,カメラの撮影などは議長の許可によって入ることができます。県内の市議会について私のほうで確認いたしましたが,要項などを定めているところもございます。ただ当市では直接手話通訳の配置に関する要綱は定めてございませんが,障がいを持たれている傍聴者への対応と致しましては,傍聴規則の中の議長の認めるものの範囲の中で対応させていただくことがよろしいと考えましてご説明させていただいたところでございます。

磯部副委員長)分かりました。議会運営上,議長の裁量によって対応することで,条例等を定めなくてよいと理解してよろしいということですね。

庶務議事課長)議長の裁量の中で対応していただきたいと思います。

菱沼委員)私もこの手話通訳者の配置については重要だと思っております。そういう中で確認の意味でお伺いいたしますが,費用は発生するのでしょうか。

庶務議事課長)費用につきましては,確認をさせていただきました。保健福祉部でイベントなどの際に手話通訳者を委託する予算をとっておりまして,調整をしましたところ,配置する場合にはそれを利用できるということで確認をとっているところでございます。

菱沼委員)了解しました。

鈴木委員長)ほかにございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ないようですので,本件につきましては,事務局からの説明のとおり手話通訳者を配置することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,予算特別委員会についてを議題といたします。平成27年第1回定例会における予算特別委員会について,事務局に説明を求めます。
 
庶務議事課長)平成27年第1回定例会における予算特別委員会についてご説明いたします。新年度当初予算の審査につきましては,議員全員をもって構成する予算特別委員会を設置し,審査することとしております。審査日程については,各常任委員会所管部分の審査を1日ずつ4日間,総括審査を1日の合計5日間で行っております。次に,審査時の申し合わせ事項といたしまして,予算特別委員会の正副委員長は,総務委員会の正副委員長が就任すること。発言時間は,1人30分以内とすること。説明員につきましては,委員会所管ごとの審査では,副市長及び課長級以上の職員とし,総括審査では,市長及び本会議出席者とすること。質疑の通告は,当日の開会前までに議会事務局へ申し出ていただき,通告のなかった委員は,質疑を認めないといった内容でございます。以上でございます。

鈴木委員長)予算特別委員会の審査日程,審査方法について説明がありましたが,ご意見がありましたらお願いたします。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ご意見なしと認めます。それでは,予算特別委員会については,事務局から説明のありましたとおり,進めてまいりたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議場内でのカメラ撮影についてを議題といたします。本件については,議長から発言を求められておりますので,これを許します。

島田議長)本件につきましては,執行部から,新たな市政要覧を作成するに当たり,議会での本会議の様子をカメラ撮影したいとの申し出がありました。石岡市議会傍聴規則第12条の規定により,議長において許可することといたしましたので,ご報告申し上げます。なお,撮影の日及び場所につきましては,11月25日の開会日に傍聴席内での撮影となりますのでよろしくお願いいたします。

鈴木委員長)ただいま議長から議場内でのカメラ撮影について報告がありました。各会派においてご周知願います。

   〔「執行部からの依頼なんですか。」と呼ぶ者あり〕

庶務議事課長)私から説明させていただきます。執行部で新たな市政要覧の作成を進めておりまして,その中で議会の審議の様子,議場の様子を前回の市政要覧でも掲載していることから,同様に掲載したいという要望がありまして,傍聴席からその様子を撮影したいという依頼がありまして,傍聴規則により議長のほうで許可していただいたという報告でございます。

鈴木委員長)次に,会派持帰りの案件についてを議題といたします。9月10日開催の委員会において,菱沼委員から提案があった軽度外傷性脳損傷に係る周知及び適切な労災認定に向けた取組の推進を求める意見書案の提出につきまして,会派持帰りのうえ協議いただき,本日の委員会で報告をいただくこととしておりました。それでは,本件について,各会派の検討結果を報告いただきたいと思います。

岡野孝男委員)この軽度外傷性脳損傷については,本市においても該当者がおり,苦しんでいるという実情が見受けられます。そうした中にあってこのような意見書を出してその苦しんでいる方々を救済できれば大変良いことであるということでこの意見書については提出すべきだと結論が出ました。

前島委員)私どもの会派も軽度外傷性脳損傷は当市にもおられるわけで,非常に大事なことでありますので,願意妥当であると思っております。

岡野佐工委員)私どもの会派でもこれにつきましては願意妥当であるということで意見の一致をみております。

鈴木委員長)私どもの会派でも願意妥当ということであります。ただいま,各会派から検討結果のご報告をいただきました。集約いたしますと,本意見書案については,願意は妥当であり,議会運営員会として意見書案を今期定例会に提出すべきというご意見でした。それでは,本意見書案につきましては,議会運営委員会として,今期定例会最終日に提出してまいりたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。さらにお諮りいたします。ただ今提出することに決した意見書案につきましては,お手元の案文のとおりとしたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他として事務局から発言を求められておりますのでこれを許します。

庶務議事課長)議会費の補正予算についてご報告いたします。本日,執行部から第4回定例会へ提出予定の議案が説明されたところでございます。議案第77号「平成26年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」において,議会費についての補正予算が含まれております。内容でございますが,1つは議員報酬の減額補正,2つに議員期末手当の増額補正でございます。初めに議員報酬の減額補正でございますが,第3回定例会最終日の9月11日付で2名の議員が辞職されたことに伴い,その2名分の翌年3月分までの議員報酬を減額するものでございます。次に,議員期末手当の増額補正でございますが,議員期末手当につきましては,石岡市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例第4条第2項におきまして,期末手当の額及び支給方法等については,特別職の市長等の例によることが規定されております。先ほど執行部から説明された第4回定例会へ提出予定の議案第86号「石岡市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」の中で特別職の期末手当に係る支給月数を0.15月分引き上げるという説明がございました。この改正に伴い,議員期末手当についても同様に引き上げられることから,予算に不足が生じるため,その不足分について増額補正をするものでございます。

鈴木委員長)以上で報告は終わりました。ただいまの件についてご質問等はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ないようですので,本件は以上で終結いたします。
 その他として,ほかに発言はございませんか。

磯部副委員長)前回の議運においても,一般質問の一問一答方式,一括方式ということで混乱を招いたという中で,円滑なる議会運営と内容の濃い議会を開催するべきではないかというような意見も出たわけでございます。そこで何件か提示をさせていただいたんですが,過日,議長から電話がありまして,一般質問が全部でそろった時点で,正副議長あるいは議長経験者等において,その内容に目を通すということではいかがかといったときに,これは必要ないだろうというような電話があったんですが,その辺について,この話はどこから出たことなのか,また同時にその理由をまず議長にお聞かせいただきたいと思います。提案者の1人としてその辺が曖昧になっております。私が提案というか,素案として出したわけです。そしてそれを議運で諮ってもらって,もし了解いただければ全員協議会でなくて,全員説明会で皆さんに周知徹底をしたらどうですかという提言なんですね。だからこれを決めましょう,こうしましょうの提言はしておりません。それについて議長の所見といいますか,お聞かせいただいて,またどこからその必要性がないだろうというような声が出たのかお聞かせいただければと思います。

島田議長)過日,副議長また議長経験者で第3回定例会での反省を踏まえて,一般質問の件についてどういうふうにしたらいいだろうという話し合いを持ちました。その中で一般質問の提出期限を1日早めたらという意見といま副委員長が申されました議長,副議長,議長経験者でその内容を調べるというか,検討をしてみたらどうかと,それは重複する質問また石岡市政一般に関しない質問等も出てきているということで,目を通したらという意見が出ました。そうした中で私個人として考えたときに,あまりにも一般質問をがんじがらめにしてしまうことはどうかなと,そういう判断をするのはもう少し実施してまた問題が出たときにそういうふうにするにしてもと思いまして私の考えを述べました。

磯部副委員長)そうするとそれは別に議員あるいは他の方から提言があって方向転換したんではないということですね。

   〔「はい」と呼ぶ者あり〕

磯部副委員長)そうなりますとね。この話を打ち合わせというか,話した時点でこれでいいだろうということで議長も了承したわけですよね。そういう疑問があるんであれば,その時なぜ言ってくれなかったのか。私が言ったのは,一般質問の締め切りを1日早くすると,それから何回も言われていることですが,質問の内容を詳細に記載して通告することを再確認しようじゃないかと。それと同時に石岡市の一般質問に該当しないような質問,国政の問題であったり,極端にいえば他国の問題まで言及するような質問,声は現実にあったわけですから,そういうことをなくすために正副議長で,チェックするとかそういう言葉ではなくて,目を通して,これはおかしいよと,執行部も答弁に困るよというような事案が出たときに,議長からその方に表現を変えていただくなり,内容を変えていただくようなシステムをとったらどうかということを言ったわけです。今,もう少し精査してといいますと,はっきり申し上げます。6月の定例会において,「民間業者に委託するのは責任放棄である」と通告しているんですね。それから「偽装契約にあたる」と,こういう通告をしているんです。こういうことがあるから私は言ったんであってね。それでそのときに市政一般と言うのは,ご存じのように市政事務一般について質問することができるということですね。ですから議員は質問する権利を持って質問するんですが,そのしばりの中で市政一般事務についての質問という原点があるわけです。ところがこういう問題は,全然それには該当しない。そこで事務局がこれはだめですと言っても,議員が私はやるんだと言ったときには,それ以上事務局は制止はできないわけですよ。ですからそういうものをなくす意味で正副議長と議長経験者あるいは別の人選でもいいですが,そういう質問に目を通して,もっとスムーズなスマートな内容のある質疑応答をすることを心がけてはどうですかという提言なんです。ですからそういうことが一度もなければそういうことは言いません。

前島委員)いま磯部副委員長が言ったことは,私は賛同するところは多いんですが,今回せっかく審議をして皆さんが賛同したことを今回の議運に提出しなかったというのは私はいかがなものかと思います。そこで議論して,ここまでやる必要がないんじゃないかというようなことがあれば,当然取り下げればいいわけであって,その土俵に上がらないというのは,何のためにお互い忙しい中集まって審議したのか分からなくなってしまうと思います。それとですね。いまほとんどの議員は一般質問は何でもやっていいんだと思っている方もいると思います。しかし,現実に自分の職業,そういう関係について質問してはだめなんです。なぜかというとこれは利益誘導にあたるわけです。そういうことも皆さんたぶん分かっていると思うんですけれど,そういうことを再認識しようと,またもう1つには憶測の話をしてなだめなんです。はっきり執行部に確認をしてこのことはどうなんですかというのはいいですが,憶測の話をしては,おかしくなってしまうんです。そういうことも避けましょうということで言っているわけでありまして,我々は議員の主体的な考えを束縛しようとは思っておりません。最低限のルールを守っていただきたいということでお話ししているわけです。

鈴木委員長)暫時休憩します。

   ―休憩―

鈴木委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。ただいま,委員からいろいろな意見が出ました。この件につきましては,次回の議会運営委員会に正式に提出をしていただいて,この案件についても議論したいと思います。ですので次回の案件は,議員定数とあわせて2つでございます。これについて各委員から発言頂いた中で決したいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 その他として,ほかに発言はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ないようですので,以上で,議会運営委員会を閉会いたします。
 なお,ただいま決定した事項につきましては,各会派の皆様に周知いただけますようよろしくお願いいたします。
 ご苦労さまでした。







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