陳情第43 総社一丁目地内の排水路改修に関する陳情

【付託】 平成22年第3回定例会

【要旨】
 若宮一丁目から若宮二丁目,総社一丁目,総社二丁目を経て恋瀬川に流入する排水路について次のようなことから改修を要望します。
 当排水路は,春から晩秋までの長期間にわたり蚊が大量に発生し,また,夏場の渇水期には藻等による腐敗臭に悩まされ続けるなど,衛生上大変な問題が生じています。
 一方この排水路は,安全上にも問題があり,数年前には市内の老人が排水路に落ち,一晩中出られず翌朝に発見されたことがあります。運よく冷え込みが厳しい時期ではなく,無事救助されましたが,今後,子どもたちが転落する危険性があります。
 以上,私たちは安全で快適な生活をするため,そして危険を出来るだけ排除するため,排水路の蓋がけ等の改修を要望します。


【委員長報告の要旨(都市建設委員会)】

 本陳情の趣旨は,総社一丁目 地内を通る当排水路について,衛生上の問題や,転落などの危険性があることから,地域住民が安全で快適な生活ができるよう,蓋がけなどの改修を要望するものです。
 審査に先立ち,当委員会は委員全員をもって当該地区へおもむき,陳情箇所の状況を調査しました。
 その際,当排水路は1メートルを超える深さがあることから,転落した場合,大怪我をする恐れがあるなど,改めて委員全員が安全対策の必要性を強く感じました。
 その後の審査では,委員からの「改善策としてどういうものがあるのか」との質問に,執行部からは「フェンス等の設置と蓋がけで対応できれば」との答弁があり,さらに「技術的に既設のU字溝はそのままで,蓋をかけることができるのか。」という質問に対して,「可能です。」との答弁があったことから,技術的・作業的に困難な事業ではないことを確認しました。
 以上のような審査の後,委員長において採決を行った結果,当委員会は全会一致をもって,本陳情を「採択すべきもの」と決した次第です。


【審査結果】 採択