陳情第14 住宅リフォーム助成制度及び住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金制度に関する陳情
 (環境経済委員会所管にかかる部分)


【付託】 平成23年第4回定例会

【要旨】
 住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金は,2011年10月28日現在,47都道府県874市町村まで拡大しています。その地域への経済波及効果は多大なものがあり,地元の中小企業や住民にも喜ばれています。そこで,土浦市(4万円/kw,上限16万円〈1,000円未満切り捨て〉)や鹿嶋市(5万円/kw,上限20万円〈1,000円未満切り捨て〉受付終了)などで既に実施されている住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金制度の創設を求めます。

【陳情項目】
 石岡市でも住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金制度の創設を求めます。

【委員長報告の要旨】
 審査では,執行部から平成21年度に実施した本陳情と同趣旨の補助金である「石岡市住宅用太陽光発電システム設置費補助金」の概要について報告を受けました。この補助金は「最大4キロワット16万円の限度額で,320万円を予算措置し,財源は国からの交付金を活用。また,22年度以降は,その交付金が無いことから単年度のみの実施であった」とのことでありました。また,現在,補助を実施している他市の状況として,300万円から,多いところで3,000万円を超える予算を計上している市もあるとのことであります。審査において,委員からは「二酸化炭素の削減など環境問題の面からは推奨されるべきと思うが,今の財政状況のもとでは,市独自の補助金は難しいのではないか。国や県の補助事業に該当するものは,そちらを充当していただくよう対応してはどうか」との意見が出されました。続く討論において委員からの発言は無く,本陳情に賛成の委員の起立を求めたところ,起立者はいなかったため,本陳情は「不採択とすべきもの」と決した次第であります。

【結果】 不採択