第５回委員会　（９月１０日）
出席委員	岡野孝男委員長，山本進副委員長，徳増千尋委員，池田正文委員，小松豊正委員，谷田川泰委員
市執行部	【市長室】　理事兼市長室長（佐々木敏夫），副参事地域ブランド推進室長（加藤乃利明）【企画部】　企画部長（鈴木幸治），企画部次長兼企画課長（横田克明），参事兼財政課長（古内勝人）【総務部】　総務部長（齋藤義博），総務部次長兼総務課長（久保田克己）【会計課】　理事兼会計管理者（広瀬峰昌），会計課長（菊地庄兵衛）【消防本部】　消防長（髙木信一），消防次長（永沼正好），消防次長消防署担当（栗原英夫），総務課長（石塚稔），予防課長（色川利男）
議会事務局	庶務議事課主任（立川京子）

岡野委員長）ただいまから，総務企画委員会を開会いたします。本日の委員会は，お手元の協議案件書に示すとおり，当委員会に付託されました議案の審査であります。次に，本日の審査にあたり説明員として出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりでございます。これより議事に入ります。議案第49号平成24年度石岡市一般会計補正予算（第２号）のうち総務企画委員会所管部分を議題といたします。本案について執行部から説明を求めます。なお，発言は挙手によりこれを許します。

総務部次長兼総務課長）私からは，議案第49号の一般会計補正予算第２号中の職員の人件費の補正に係る分につきまして，ご説明申し上げます。今回の人件費の補正につきましては，平成24年４月１日に発令いたしました人事異動に伴います会計間及び予算項目間の補正が主なものでございまして，歳入歳出補正予算事項別明細書の34ページの歳出，款１.議会費から51ページの款10.教育費，項６.保健体育費,目３.学校給食センター費までの各科目の職員に係る人件費の補正となっております。職員の人件費につきましては，平成24年１月１日現在に在職している職員の給与などをベースに算出し，当初予算に計上しております。したがいまして４月の人事異動によりまして会計間，あるいは科目間で異動が生じ，人件費の過不足が生じたため，今回補正をお願いするものでございます。それでは順を追ってご説明させていただきます。補正予算事項別明細書の52，53ページをお開きいただきたいと思います。一般会計の人件費の補正につきまして，議会費から教育費までの総額を，給与費明細書として記載しておりますので，こちらをもとにご説明させていただきます。最初に，１.特別職の表中，下段になりますが比較の欄がございます。こちらの上段，長等の右のほうに目を移していただきますと,共済費の欄で３万7,000円増額となっております。こちらにつきましては共済負担率の増に伴う補正の増となってございます。次に，その他の特別職でございますが，職員数が７名増，報酬が３万5,000円の増となっております。これは本議会に提案させていただいております。議案第71号石岡市景観条例中の景観調査委員会委員報酬７名分を計上してございます。これらを合わせまして，特別職といたしましては総額で７万2,000円の増額をお願いするものでございます。次に，中段の表に目を移していただきまして，２.一般職，（１）総括表で，やはり同じく比較の欄でご説明をさせていただきます。一般職の補正額は，給与費1,438万2,000円，共済費673万6,000円，退職手当負担金319万3,000円，合わせまして2,431万1,000円の増額をお願いするものでございます。まず内訳といたしましては，給料でございますが，こちらは565万2,000円増額となっております。要因といたしましては，昇格による給料の増，また，退職による減，会計間の移動による増などが主なものでございます。次に，職員手当で873万円の増となっております。詳細につきましては下表の職員手当の内訳に記載してあるとおりとなっております。次に，共済費の673万6,000円の増につきましては，特別職と同様に，共済組合負担率の増によるものでございます。次に，退職手当負担金319万3,000円の増でございますが，給料の増に伴います負担金の増額となっております。以上が一般会計補正予算中，職員の人件費にかかわる補正予算の説明でございます。どうぞよろしくご審議を賜りたいと思います。

会計課長）一般会計補正予算第２号，会計課所管分についてご説明申し上げます。事項別明細につきましては,34ページから35ページをご覧いただきたいと思います。款２.総務費，項１.総務管理費,目４.会計管理費，節７.賃金，出納事務費の臨時雇人賃金で60万3,000円でございます。現在職員が１名育児休業中でございます。さらに,１名療養休暇中の職員がいることから，遅延のない事務処理を行うため，臨時職員１名を配置するものであります。期間につきましては，６か月を計上しております。以上でございます。

岡野委員長）以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はございませんか。　　　

　　　〔「なし」との声）〕

岡野委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に，討論に入ります。討論はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕

岡野委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第49号平成24年度石岡市一般会計補正予算（第２号）のうち総務企画委員会所管部分を採決いたします。お諮りいたします。
本案は，原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。　　　
　　　
　　　〔「異議なし」との声〕

岡野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，議案第72号石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について執行部から説明を求めます。

予防課長）議案第72号石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することにつきましてご説明申し上げます。提案理由につきましては，対象火気設備等の位置，構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令が改正され,電気自動車用の急速充電設備につきまして，対象火気設備等の対象として，追加するとともに，急速充電設備を設置する際の基準が新たに定められました。これに伴いまして，火災予防条例につきましても，所要の改正が行われたことによりまして，当該条例の関係部分を改正するものでございます。今回の改正は，近年の電気自動車の普及に伴い，設置が進められております電気自動車用の急速充電設備につきまして，当該条例の使用する設備等に追加し，設置する際の位置，構造及び管理に関する基準を新たに定めるものでございます。以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

岡野委員長）以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はございませんか。

小松委員）日本共産党の小松豊正でございます。全体の議案質疑でもね，ちょっと質問しようと思っていたんですけども。茨城県ではこれは今のところ石岡では，こういう所はないということなんだけど，上位法に基づいて決めておこうということなんですけども，全国的には今どういうところに，どれくらい作られていて，これはメーカーのところではなくて，一般の方が電気自動車を運転した場合に，充電できるようにということだから，いわいるイメージとしてはガソリンスタンドのような所に,据え付けられるというそういうイメージなのですか。それをちょっと参考のためにお聞きしたいのですが。

予防課長）お答えいたします。全国的にはインターネット等，また今朝ニュースでも言われておりましたが，約1,300か所程度設置ということでございます。設置箇所につきましては，現在自動車販売店，あとショッピングモール等に設置ということですが，今後は，コンビニエンスストアやガソリンスタンド，そういう所にも随時設置がされてくるんではないかと思われます。以上でございます。

徳増委員）今回条例が通ると思うのですが，条例が通る前に，具体的にいうと石岡の久月，石岡中学校の斜め前に久月がございますね，あの隣に電気自動車の充電施設があるんですね。時々ナショナルのあれは電化の会社かな。時々充電しているんです。ああいうのは，この条例に合致しているのですか。この条例ができる前からですからね。指導をするわけですか。消防の方で。現在あそこが個人となっているのか，お金を払ってあそこで充電するのか,ちょっと分からないのですが，時々充電していますので，教えていただきたいと思います。

予防課長）今のご質問ですが，石中前のパナソニックに設置のことかと思われますが，あの充電器につきましては，今回規制されます急速充電設備とは違いまして，普通充電設備ということでございます。

徳増委員）まったく知識がないので大変申しわけないのですが，普通充電設備ということは，これからは家庭でもできますよね。日産なんかの車だと。家庭での場合だと何の規制もないと理解してよろしいですか。

予防課長）はい。今回の規制ではあくまで急速充電設備に対する規制ということでございますので，普通充電設備に関しての規制はないものと理解しております。

岡野委員長）ほかに質疑はございますか。　　　

　　　〔「なし」との声〕

岡野委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次討論に入ります。討論はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕

岡野委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第72号石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は，原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

　　　〔「異議なし」との声〕

岡野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　次に，議案第75号備品購入契約の締結について（平成24年度高規格救急自動車購入（救急３更新））を議題といたします。本案について執行部から説明を求めます。

消防本部総務課長）議案第75号備品購入契約の締結についてご説明いたします。平成24年７月18日指名競争入札に付した平成24年度高規格救急自動車，救急３の更新につき，下記のとおり，購入契約の締結。購入契約を締結するため，石岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得及び処分に関する条例，第３条の規定により議会の議決を求めるものでございます。契約の目的は，平成24年度高規格救急自動車の購入，救急３の更新でございます。契約の方法は，指名競争入札による契約でございます。契約金額は，3,452万4,000円でございます。契約の相手方は，水戸市千波町1887番地，茨城トヨタ自動車株式会社。新車部特販課，菊田恭夫でございます。今回の高規格救急自動車の整備につきましては，平成24年度緊急消防援助隊，設備費の補助金を活用しまして，更新を進めている事業でございます。現在，石岡消防署愛郷橋出張所に配備しております救急３が，配備してから11年が経過し，走行距離約19万キロ。老朽化し救急業務に支障を来すおそれがございます。今回更新整備を図りまして，救急体制の万全を期したいと考えております。以上でございます。ご審議のほどをよろしくお願いします。

岡野委員長）以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕

岡野委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕

岡野委員長）ないようですので以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第75号備品購入契約の締結について（平成24年度高規格救急自動車購入（救急３更新））を採決いたします。お諮りいたします。本案は，原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。　　　

　　　〔「異議なし」との声〕

岡野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。以上で当委員会に付託されました議案の審査は終了いたしました。ここでお諮りいたします。これらの審査に係る委員長報告の取扱いについては，委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

　　　〔「異議なし」との声〕

岡野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，その他として市長室から発言を求められておりますので，これを許します。

理事兼市長室長）本日は貴重なお時間をいただきまして，ありがとうございます。石岡オリジナルスイーツ「いしおかサンド」でございますけれども，皆様のご理解，ご指導のもと７月28日から販売開始となっております。前回の委員会でご説明いたしました以降の取組状況及び今後の予定につきまして，地域ブランド推進室長からご説明報告申し上げますので，どうぞよろしくお願い申し上げます。

副参事地域ブランド推進室長）それではご説明させていただきます。資料の１ページをお開きください。いしおかオリジナルスイーツの創造ということで，これまでの経過と今後の予定についてご説明させていただきます。　なお，前回の委員会では，記者発表前までのご報告をさせていただきましたので，それ以降の内容についてご説明いたします。まず，７月24日に記者発表を行いました。市内菓子店10店舗の皆様と市長，副市長，辻口氏が同席し，８名の報道関係者をお招きして開催いたしました。内容といたしましては，「いしおかサンド」のご披露と今後の予告でございます。次の２ページ，資料１をご覧いただければと思います。これが当日配布いたしました資料でございまして，辻口氏と石岡市との出会いからこの事業の目的，さらには「いしおかサンド」完成までの軌跡等をまとめております。「いしおかサンド」につきましては，定義と参加菓子店11店舗，使っている石岡市産品14種類のご紹介をさせていただいております。そして，最後に販売開始イベントのご案内でございます。恐縮ですが１ページに戻ります。次に，いよいよ販売開始でございますが，７月28日に石岡駅前で行われました「いしおか七夕まつり」に合わせまして，まちかど情報センターにて販売開始イベントを開催しております。28日は全種類販売ということで，11店舗から各30個ずつ納品していただき，合計330個を用意いたしました。七夕まつりの開始時間が午後３時から販売を開始いたしまして，約１時間半で完売したところでございます。また次の日から１週間，１日２～３店舗のローテーションで８月３日までの１週間，同じくまちかど情報センターで販売し，こちらも連日１・２時間で完売しております。詳細につきましては，３ページの資料２をご覧いただければと思います。そして，このように販売開始イベントが盛況の中終了したわけですが，お客様の中から「もっと続けてほしい」というご意見や「１か所で全種類買えるところがあるといい」という声を多くいただきましたので，８月18日から同じくまちかど情報センターで１日２店舗程度販売し，１週間で全種類買えるように日替わり販売をスタートいたしました。詳細につきましては，４ページ，資料３をご覧いただければと思います。次に今後の予定でございます。「いしおかサンド」第２弾といたしまして，秋でございますけれども，柿・梨・みかん・リンゴなどの果物を使った「いしおかサンド」を11月に発表する予定でございます。また同時期に待望の朝日トンネルが開通の運びとなりますので，この「いしおかサンド」発表会プラス，辻口シェフによるスイーツイベントを，開通記念事業として計画中でございます。最後に，これまでの取組が新聞等にどのぐらい取り上げられているかをご説明させていただきます。５ページ，資料４をご覧ください。これは，「いしおかサンド」試作の段階から完成発表，発売の流れの中でどんなメディアに取り上げられたかを時系列で示しております。ジャンルでいきますと，新聞が11回，ＷＥＢが10回，ラジオが４回，雑誌が２回でございます。次のページには，雑誌で取り上げられたものを参考に付けさせていただいております。１つは月刊みと，もう１つは「男子食堂」でございます。以上で説明を終わります。

岡野委員長）以上で報告は終わりました。ただいまの件についてご質問等ございましたら，挙手によりお願いいたします。

山本副委員長）私はですね，まちかど情報センターで販売する状況を現実に見ていないので申し訳ないのですが，生もの販売ということで食品衛生許可はどのような手続きをとっているのかどうかの質問が１点と，もう１点，以前この商品が開発されたらば，石岡カフェのほうでも販売するようなお話を伺った記憶がありますが，今回の報告では，まちかど情報センターだけで販売しているようですので，その点お尋ねしたいと思います。特に食品衛生許可のほうは，菓子組合加盟店個店が，ご自分の店で販売する分には問題ないと思いますが，それ以外のところで臨時の許可を取られて販売されているのか，お尋ねしたいと思います。

副参事地域ブランド推進室長）はい。食品の衛生に関しましては，事前に土浦保健所に相談にまいりまして，実際商品が加工の必要ないその完成したものを販売する場合には，許可は必要ないとお話をいただきました。食品の表示に関しましても，フィルムをつけまして，そこに個店ごとに食品表示法に合った内容をすべて網羅して，各個店の製造者の名前で貼ってございます。また生のものですよね，よく洋菓子屋さんで生のケーキを売っていますけれども，あれは衛生法上対面販売で，内容等を説明するという形になってございますので，実際最初に販売したときに，一品だけはフィルムを付けない形だったので，それはそのショーケースの中に説明書きを書いて，販売した経緯がございます。もう１点ですね，石岡カフェでございますけれども，最初に石岡カフェに，こちらの販売についてお話に伺ったときにですね，条件面でなかなか厳しいものがございまして，クリアできなかったことが１点と，またあそこのショーケースが，90センチ幅のものでして，三尺のショーケースが１つしかなくて，とても330個のケーキ置ける状況ではなかったことも一つ要因にございまして，いずれにしてもお話しは最初に持って行ったんですけども，なかなか難しい状況だったので，次の場所として，まちかど情報センターでの販売を進めたという経緯でございます。以上です。
山本副委員長）現実見ていなくて本当に申しわけないですけど，こういった生もの類の販売環境として，いろいろな目的で人が集るまちかど情報センターですね，まあ，確かに集客力があるのかもしれませんけど，ちょっと衛生管理面で心配だなという気持ちはしますね。それと石岡カフェが条件面で折り合いがつかなかったというのは，価格の面でしょうかね。

副参事地域ブランド推進室長）はい。まあその面が一番大きいのかなと思いますけれども，基本的にその卸しですかね。各個店で作っているものを私たちが集めて販売するときに，やっぱりその基本的に今まで卸しをやったことがない店もございます。１割の卸しは考えないというところも，ありながらで調整したものですから，例えば市で買い取るときの卸しを85%ということで，あの合意をいただいた経緯がございます。そうすると石岡カフェで商売が成り立つ原価率ですかね，もっと卸しは低い金額でないと，なかなか商売にはならないということで，難しいということでございます。

池田委員）今後の予定ということで，朝日トンネルの開通は，地域振興の起爆剤として非常に今，待たれるところです。私も以前から開通記念に合わせて，何らかのイベントを実施してはどうかということを一般質問等でも取り上げておりますので，先ほどご説明がありましたスイーツイベントを記念事業のひとつということでございますので，今現在お話できる範囲で結構ですので，計画中の部分をご説明いただければと思います。

副参事地域ブランド推進室長）基本的には実行委員会にはまだ諮っていない状況ですので，事務局の原案ですね。そういったレベルでの案ですけども，もちろん当日は辻口氏においでいただきまして，辻口さんが講師になって，子どもたちと触れ合うようなスイーツイベントといいますか，一例ですけども，親と子のスイーツ講座みたいなものですかね。そういったものを開催できればと考えております。もちろんそれにあわせて，当日スイーツの発表なので，同時に販売も行いたいと考えております。以上です。

岡野委員長）ほかに質問等はございませんか。

　　　〔「なし」との声〕

岡野委員長）ないようですので，この件は以上で終結いたします。次に，企画部から発言を求められておりますので，これを許します。

企画部次長兼企画課長）それでは，「市民満足度調査」の概要についてご報告申し上げます。今回の報告書は，4部構成となっております。新計画体系である7政策，47施策について満足度・重要度・業務改善必要度を中心とした分析を掲載した分析編１と，基本属性と個別設問の分析を掲載した分析編２と，各設問への自由意見，市政全般に対する自由意見を掲載した自由記述編と，それから質問票などを記載した附属資料編と，内容毎に4部構成といたしました。最初に分析編１の１ページをご覧いただきたいと思います。この市民満足度調査は，記載されておりますように「石岡かがやきプラン」の進行管理にあたり，市民の求める施策や優先順位を検討するための資料づくりと，市民参画のまちづくりを推進することを目的として実施したものでございます。調査対象者は，市内在住18歳以上の男女で，対象者数は4,000人でございます。調査期間は，平成24年6月12日から6月29日までの18日間です。回収結果は，回答数1,305件，回収率32.6％，調査精度2.75％でございます。次に２ページ目からの満足度及び重要度，業務改善必要度の考え方でございますが，施策毎に満足しているか，重要と感じるかについて，それぞれ５点満点で回答していただきました。得られた結果を偏差値化し，業務改善必要度という数値で表すことで，優先順位付けの参考としております。なお，今回の調査では，回答する際に施策のイメージをしやすいよう，例えば，交通安全の推進では「歩行者の安全な移動のための歩道の新設および改修をします。」など，具体的内容を併記するようにいたしました。6ページをご覧いただきたいと思います。今回調査の特徴として，政策・施策体系に違いはありますが，前回調査時と比べまして，全体としての満足度平均値が，前回の2.81ポイントに対して今回は3.02ポイントと，満足度の平均値が押し上げられております。その一方で，重要度の平均値については，ほぼ前回同様となっております。続きまして16ページをご覧いただきたいと思います。今回の調査で市民の期待が高いが満足度が低い，いわゆる業務改善必要度が高い上位３施策については，記載されておりますように，１位が商業の振興・中心市街地の活性化，業務改善必要度18.30ポイント，２位が道路の整備，業務改善必要度16.04ポイント，3位が交通安全の推進，業務改善必要度14.19ポイントとなっております。前回とは施策の体系が異なりますが，前回調査で２位であった商業・サービス業の振興が１ランク上げたことになります。なお，前回調査で１位であった駅・市街地等の整備，３位であった公共交通機関の充実はランクを下げているものの，業務改善必要度はプラスであり，重要な施策であることに変わりはございません。次に22ページをご覧いただきたいと思います。業務改善必要度の年代別順位でございます。全ての年代で商業の振興・中心市街地の活性化が上位３位以内にあり，市民の意識が高い施策となっております。また，10歳代～30歳代では防犯対策の充実が，40歳代～50歳代では交通安全の推進が，60歳代以上では道路の整備についての意識が高い状況でございます。次に28ページをご覧いただきたいと思います。業務改善必要度の地区区別順位でございます。石岡地区では，商業の振興・中心市街地の活性化及び道路整備に対しての意識が高く，八郷地区では防犯対策の充実及び交通安全の推進に対しての意識が高い状況でございます。次に分析編２をご覧いただきたいと思います。今回は，情報の発信の方法，他市町村の公共施設利用状況，また，本庁舎の建替時期及び理想とする庁舎像について，個別設問を設けており，次のような傾向が見られました。まず，８ページからの情報発信の方法については，全体的に広報紙を望む声が多い状況でございましたが，11ページの観光情報や14ページの石岡の魅力紹介などはホームページで，また，15ページの災害緊急情報については，非常に多くの方が防災無線での情報提供を望まれていました。次に，17ページの他市町村の公共施設利用状況ですが，半数の方が他市町村の公共施設を利用したことがあると回答されております。
次に，24ページの本庁舎の建替時期についてですが，「できるだけ早く進めたほうがよいと思いますか。」の問いに対し，そう思う，どちらかといえばそう思うという肯定的な回答をした方が約６割という状況であり，25ページの「あなたはどのような庁舎が理想だと思いますか。」の問いに対し，防災拠点としての機能を備えている庁舎，維持管理コストを抑えることを優先とした庁舎，行政機能が一か所に集約されている庁舎という回答が多い状況でした。最後に，自由記述編についてですが，これは市民から頂いた貴重な生の声であると認識をしており，現在，記載内容を施策別，年代別，地区別，など様々な切り口で分類・整理し，分析作業を進めているところです。これら市民満足度の調査結果につきましては，本委員会後，全議員に配布する予定でございます。また，市民向けには，ホームページ等に掲載するとともに，窓口に閲覧用の資料を設置いたしまして，広く周知を図ってまいります。市民満足度調査についての，説明は以上でございます。
　次に，石岡市乗合いタクシーの見直しにつきまして，ご説明申し上げます。表紙をおめくりいただきまして，カラー両面刷りの資料をご覧いただきたいと思います。先の６月18日の，総務企画委員会におきまして，石岡市乗合いタクシーの見直し内容につきまして，ご説明を申し上げましたところでございます。その後，交通事業者や関係機関などで構成される「石岡市地域公共交通会議」を７月23日に開催し，石岡市乗合いタクシーの見直し内容につきまして，関係者の合意が得られましたので，改めまして，ご報告するものでございます。見直しの内容でございますが，裏面のカラーの図の部分でございます。前回ご説明申し上げましたとおり，これまで，石岡市内を４つの運行区域としていたものを，２つの運行区域に見直すことで，乗り継ぎ回数を減らし，利用者の利便性の向上を図った内容となってございます。見直しの時期につきましては，本年10月1日からを予定しております。なお，運行区域の見直しに伴う周知・広報につきましては，市の広報紙（９月１日号）や市ホームページ，事業主体でもある石岡市社会福祉協議会発行の「あしすと」（10月号）への関連記事の掲載や，乗継箇所３か所への掲示，乗合いタクシー車内等での周知・広報を行い，運行区域の見直しに係る利用者等への周知について，万全を図ってまいりたいと考えております。乗合いタクシーの，見直しにつきましての説明は以上でございます。
　続きまして，ジオパークについて，ご報告申し上げます。資料の１ページをご覧いただきたいと思います。これまで筑波山周辺の関係市町村等では，ジオパーク構想検討委員会として，ジオパーク構想の検討を進めてまいりましたが，本年８月23日に「筑波山地域ジオパーク推進協議会」の設立総会が開催され，正式に協議会が設立されたところでございます。当協議会の目的でございますが，筑波山周辺地域をジオパークとして一体的に整備・運営することにより，当該地域の地質，自然環境，歴史文化等に関する教育及び学習の振興並びに付加価値の高い観光産業の創出を図り，もって特色ある地域社会の形成及び地域経済の健全な発展に寄与することを目的としております。次に事業内容でございますが，日本ジオパークの認定を受けるために必要な事業，ジオパークの運営に必要な事業，ジオパークの関係団体との連絡調整に関する事業，その他目的を達成するために必要な事業を行ってまいります。次に組織でございますが，協議会の構成メンバーは，石岡市，笠間市，つくば市，桜川市のほか，産業技術総合研究所，筑波大学，筑波山神社の７者で，会長には，つくば市長が選出され，役員の内訳はご覧のとおりでございます。今後の予定でございますが，本年度は，構成団体と連携・協力を図り，ジオパークを広く一般に知っていただくための，周知広報活動を行ってまいります。来年度は，準会員申請，日本ジオパーク認定に向けた活動を展開してまいります。ジオパークについての説明は以上でございます。

参事兼財政課長）私からは，新電力についてのご説明いたします。これまで，東京電力株式会社との電力の需給契約を結んでおりました公共施設につきまして，その一部を10月１日から，特定規模電気事業者いわゆる新電力へ変更する手続を進めております。変更いたします公共施設は，業務の電力，又は高圧電力を使用している67公共施設のうち，県内で実績のある新電力３社に見積もりを依頼し，その結果供給可能と返答のありました48施設につきまして変更するものでございます。変更予定の新電力と施設につきましては，伊藤忠ＮＸ株式会社が，本庁舎，八郷総合支所，石岡八郷の両保健センター，中央図書館などの17公共施設，日本ロジテック協同組合が，５つ中学校と19すべての小学校，石岡・八郷の両給食センターや市民会館など31公共施設でございます。これらの変更によりまして電気料金値上げが，年間約1,000万円を抑えられる見込みでございます。以上が新電力についての説明でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長）以上で報告は終わりました。ただいまの件についてご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。

山本副委員長）筑波山地域ジオパーク推進協議会について何点かお尋ねをいたします。まずですね，組織は分かりましたが，事務局はどちらが担当されるのかと，副会長に神職の方がいらっしゃるということ，これは行政と一体となって組織を組んでいく事に問題がないかということをお尋ねしたい。それと今後の予定の中で準会員申請，これは結構です。あと，石岡市は構成メンバーとして，この運営に関して，何らかの負担金が請求されるのかどうか，その点をお尋ねしたいと思います。

企画部次長兼企画課長）１点目のご質問の事務局の件でございますが，つくば市長が会長になっておりまして，その関係で事務局として同じくつくば市が事務局となります。それから２点目の組織として副会長に筑波山神社の方ですかね。この経過としまして，２年ほど前から，つくば市と独立行政法人であります産業技術総合研究所で，こちらのジオパーク構想につきまして，関連の地域の市町村に呼びかけをいたしまして進めていった中では，その事情がですね，地球とか大地の地質という部分が基本にございますので，その古いそういった地質とか地形とか歴史的なものを，古くから知識としてある筑波山神社の宮司の方も，最初の時点から入っていただいていたという経緯もございまして，組織の中に，関係機関というそういった部分で入ってございます。それから最後の負担金的なものでございますが，先ほど申し上げましたように，今年度の周知広報活動がございますが，具体的には協議会が設置されたばかりですので，これから具体的なものは調整してまいる中では，今年度の費用的なものは発生いたしませんが，当面見込まれるものとしまして，来年度準会員申請についての１0万円の負担金がございますが，それを関係市町村でどのように負担していくかは,これからの部分でございます。以上でございます。

小松委員）ちょっと質問します。このジオパークということね。世界ジオパーク，日本のジオパークとか，ジオパークの歴史とか内容とか基本問題について，説明してもらいたいと思うんですが。

企画部次長兼企画課長）ジオパークについての沿革の部分のご質問だと思いますけれども，沿革につきましては，平成16年にユネスコの支援によりまして，世界ジオネットワークが発足しまして，ジオパークを審査して認証する仕組みが作り上げられました。日本では日本地質学会が平成20年に国内の認定機関として，日本ジオパーク委員会が発足し，翌年の21年に日本ジオパークネットワークが設立された。という経緯がございます。以上でございます。

小松委員）このジオとはどういう意味を示す言葉なのですか。ジオって。基本的な事で申し訳ないのですが。

企画部次長兼企画課長）お答え申し上げます。意味としましては地球・大地の意味でございまして，ジオパークとは，特定したその公園ではなくて，大地の地質や地形を見どころとする自然の中の公園を，一般的に指してございます。以上でございます。

山本副委員長）新電力についてお尋ねします。石岡市内の48施設の新電力契約をしているということでしたが，私聞き漏らしたかもしれませんが，その契約の時期についての見通しについてお尋ねいたします。

参事兼財政課長）お答えいたします。10月１日から供給することになっております。

岡野委員長）ほかに質問等はございませんか。よろしいですか。

　　　〔「なし」との声〕

岡野委員長）ないようですので，この件は以上で終結いたします。その他としてほかに発言はございませんか。

池田委員）１点お伺いいたします。先の国会が終わりまして，公債発行特例法案が不成立となり，財務大臣より地方交付税をはじめ，交付に大幅な遅延があるということですけれども，当市における影響は，予想できる範囲で結構ですので，お伺いいたします。

参事兼財政課長）交付税につきましては，県のほうは影響がございますけれども，市町村に関しましては，特段ございません。

徳増委員）ひとつ提案なのですけれども，今ごろになって気がついたんですが，資料ですね。総務企画委員会っていうのは，どの委員会も大切ですけれども，総合計画に則ったことを議題にすることが多いので，職員の方見てますとね，自分の所管の資料はあるけれど，どうもほかの方のときは，手元にないような気がするんです。持っていらっしゃらないですよね。私はこのくらいの資料であったら，執行部全員に渡していただきたいと思います。というのは，執行部の方は，部長になってもまだ動くことがありますので，部署を動いたときに，全くわからないことが多いと思うんですね。ただ耳で聞くよりも，手元に資料があって聞くのと，随分違うと思いますのでね，ペーパーレスの時代とはいえ，これくらいの資料は，全員持つように委員長のほうから配慮願いたいと思います。手持ち無沙汰ですね。ずっと説明を聞いているというのは，私は苦痛じゃないかなと，退席していいなら別ですよ。だけどこの時間，じっと聞いていなきゃならない。大切な説明がたくさんありますのでね，資料は，執行部全員に配付ということを，せめて総務企画委員会から，お願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

岡野委員長）了解いたしました。前向きに検討いたしまして実施したいと思います。ほかに質問等はございません。　　　
　　　
　　　〔「なし」との声〕

岡野委員長）ないようですので，この件は以上で終結いたします。説明員の方におかれましては，ご退席願います。暫時休憩いたします。
　　　
　　　－休憩－

岡野委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。次に，所管事務に関する管外調査の件を議題といたします。当市では，庁舎の建替えや地域ブランド推進の取組などの諸施策が進められております。そこで，今後の委員会活動に資するため，管外調査を実施してはどうかと考えているところでございます。そこでお諮りいたします。これらの先進事例等につきまして，管外調査を実施したいと思います。これにご異議ございませんか。
　
　　　〔「異議なし」との声〕

岡野委員長）ご異議なしと認めます。さらにお諮りいたします。調査案件，調査都市，実施期日については，お手元に配付いたしました案に示すとおりとし，本案により委員長において，委員会条例第32条に基づく委員派遣承認要求を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。

　　　〔「異議なし」との声〕

岡野委員長）ご異議なしと認めさよう決しました。さらにお諮りいたします。当該管外調査については，調査の充実を図るため，執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。　　　
　　　
　　　〔「異議なし」との声〕

岡野委員長）ご異議なしと認めさよう決しました。　
次に，閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。当委員会において，閉会中もなお継続して調査を行うため，石岡市議会委員会条例第36条の規定により，お手元に配付いたしました案文のとおり事由を示し，閉会中の継続調査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。

　　　〔「異議なし」との声〕

岡野委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。以上で総務企画委員会を閉会いたします。