平成14年8月19日 議会運営委員会


案 件 (1)平成14年第3回定例会招集日について
(2)提出議案について
(3)決算審査の日程について
(4)会期について
(5)議案の付託先について
(6)要望書・要請書等の取扱いについて
(7)新規陳情の取扱いについて
(8)継続審査となっている陳情の審査
(9)条例・規則制定案について 
(10)一般質問の一問一答制について
(11)議会だよりについて
(12)その他
出席委員 久保田健一郎委員長,高栖宏之副委員長,寺内 毅委員,磯部延久委員
その他の出席者 鈴木行雄議長,戸井田和之副議長,(以下,委員外議員)山口 晟議員,亀井比志子議員,小松美代子議員,國司 進議員,前島孝元議員
市執行部 市長(横田凱夫),総務部長(関 正雄),企画部長(中村 栄)
議会事務局 局長(比気茂美),次長(小沼茂夫),議事係長(武石 誠)


 開会 午前10時00分

久保田委員長) ただ今から議会運営委員会を開会いたします。本日の議題は,第3回定例会についてであります。次に,本日の審査にあたり説明員として出席した者は,市長・横田君,総務部長・関君,企画部長・中村君,以上であります。それではこれより審査に入ります。最初に,今期定例会の告示日及び招集日につきましては,前回の委員会において市長から報告がありましたとおり,8月22日告示,8月29日招集ということを改めて市長に確認いたしたいと思います。

市長)本日はお暑い中ご出席いただきまして,誠にありがとうございます。ただいま委員長さんから話がございましたとおり,平成14年度第3回定例会につきましては,告示日を8月22日木曜日,開会を8月29日木曜日と提案いたします。

久保田委員長)ただいま市長から説明がありましたとおり,第3回定例会につきましては,市長提案のとおり進めてまいりたいと思いますので,よろしくお願いいたします。次に,今期定例会に提出予定の議案についてを議題といたします。執行部より説明願います。

市長)それでは第3回定例会に提出予定の議案の概要をご説明申し上げます。今期定例会に提出予定の議案は,33議案を予定いたしております。その内訳としましては,専決処分3件,補正予算7件,平成13年度決算認定13件,市町村総合事務組合の市町村数の減少の議決案件1件,条例の一部改正6件,条例廃止1件,契約案件1件,市道認定1件であります。内容につきましては企画部長と総務部長に説明させます。

総務部長)私の方から予算関係の議案以外についてご説明いたします。
 議案第74号・専決処分に対し承認を求めることについて(茨城租税債権管理機構規約の変更)についてでござます。本件は機構を組織する市町村のうち,茎崎町が平成14年11月1日につくば市に合併されることとなったため規約の改正について専決処分としたものでございます。
 議案第75号・専決処分に対し承認を求めることについて(石岡市税条例の一部を改正する条例)であります。本件は地方税法の改正等に伴い,条例の一部改正について専決処分とするものでございます。内容につきましては,1つ目としまして,法人税における連結納税制度の創設に伴い,連結納税の承認を受けた法人に課する法人住民税及び法人事業税について,従前どおり単体法人を納税単位とするための規定の整備を行う。2つ目としまして,固定資産税の納税者の信頼,市町村の評価事務の適正さ,公平さを確保するため縦覧制度の見直し等を実施する。3つ目としまして,個人の市民税について,株式等譲渡益課税の申告分離課税の一本化にあたりまして,申告負担の軽減に資するため一定の場合に申告を不要とする,こういう措置をとるというものでございます。 議案第83号ないし議案第95号について,これは平成13年度石岡市一般会計・特別会計の決算認定についての13件の案件でございます。歳入合計で322億7824万4722円,歳出については313億4299万7953円でございます。
 議案第96号・茨城県市町村総合事務組合を組織する市町村数の減少についてでございます。本件は,茎崎町が平成14年11月1日につくば市に編入合併されることにより,茨城県市町村総合事務組合から脱会させるため,議会の議決を求めるものでございます。
 議案第97号・石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてであります。本件は児童扶養手当の受給資格認定等に関する事務が移譲されることに伴い,児童扶養手当の障害認定の報酬が必要となるため条例を改正するものでございます。
 議案第98号・石岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を制定することについてであります。本件は地方税法の改正に伴い,当該条例の関係する部分を改正をするものでございます。
 議案第99号・石岡市国民年金印紙購入基金の設置管理及び処分に関する条例を廃止する条例を制定することについてであります。本件は平成14年4月をもって市町村が行っていた印紙検認義務が廃止されたことに伴い条例を廃止するものでございます。  議案第100号・石岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することについてであります。本件は健康保険法の改正に伴い,当該条例の関係する部分を改正するものでございます。
 議案第101号・石岡市介護保険条例の一部を改正する条例を制定することについてであります。本件は,石岡市議会議員の審議会等への参画見直しについての意見に基づき,協議会の組織の一部を改正するため条例を改正するものでございます。
 議案第102号・石岡市下水道条例の一部を改正する条例を制定することについてであります。本件は特定事業所からの排除整備について下水道法施行令が改正されたことに伴い,条例を改正するものでございます。
 議案第103号・石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することについてであります。本件は消防法及び消防法施行令が改正され,また対象火気設備等の位置構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令,及び対象火気整備等及び対象火気器具等の離隔距離に関する基準,これが公布されることに伴いまして条例を改正するものでございます。
 議案第104号・備品購入契約の締結について(高規格救急車購入)であります。本件は平成14年6月28日指名競争に付した高規格救急車購入について,備品購入契約の締結のため議会の議決を求めるものでございます。
 議案第105号・市道の認定についてであります。本件は市道として受け入れるものでございます。路線名は33545号線。起点は行里川13436−15,終点は13437−13,幅員が6メートルから8メートル,全長が118.6メートル,面積が744.6uでございます。私からは以上でございます。

企画部長)私からは補正予算につきましてご説明申し上げます。第3回定例会に提案いたします予算関係は,8本ございます。そのうち1つが専決処分に対し承認を求めることについてであります。
 最初に議案第73号・専決処分に対し承認を求めることについて(平成14年度石岡市一般会計補正予算(第1号))であります。130万円を追加し,補正後の予算額を172億3130万円といたすものでございます。内容は,台風6号により一里塚の樹木が倒木し,早急に伐採する必要から平成14年7月11日付けで専決処分を行ったものでございます。
 次に議案第76号から議案第80号までの補正予算でございますけれども,今回の補正予算の考えでありますが,国や県の補助金の変更に伴うもの,また特別な事情によりまして既存の事業費を変更するもの,さらに新規起債等で緊急を要する事業を中心に補正措置を行ったものでございます。
 議案第76号・平成14年度石岡市一般会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出の補正では,4億3842万8000円を追加しまして,補正後の予算額を176億6972万6000円といたすものでございます。補正予算の財源は資料のとおりでございまして,特定財源を4億4923万3000円増額し,一般財源を1080万7000円減額しあててございます。また,資料にはございませんけれども,債務負担行為の補正と地方債の追加補正を行ってございます。補正予算の主な内容を申し上げますと,まず歳入におきましては昨年度まで市町村が行ってました国民年金の印紙検認事務が廃止されたことに伴い,国民年金印紙購入基金を開始することによりまして,基金から5000万円の繰り入れを行うものでございます。
 次に歳出でありますが,平成14年度人件費予算は平成14年1月1日現在の減員減給にその後の新規採用者や退職者を見込みまして,その所要額を計上していくことであります。その後の人事配置,昇格等の人事異動,退職者により**に過不足等が生じてくる見込みがありますので,補正措置をお願いするものでございます。後ほど特別会計についてもご説明申し上げますけれども,職員キュウトウの人件費を計上していて,その影響のない簡易水道事業特別会計に基づきました,全ての特別会計で補正措置を行うものでございます。一般会計についてその過不足を調整いたしますと,711万8000円の減額となります。また,特別会計全体では同様に1940万1000円の減額となり,合わせて2652万6000円の減額となります。民生費においては,障害者福祉関係経費でございますが,措置制度から支援制度の変更に伴い,システムの開発等の周辺機器類の更新を行うものでございます。当初予算措置をしておりました経費126万円の当該不足額の補正をするものでございます。また,債務負担行為によりまして,機器等の借上料を平成18年度までその債務を負担いたします。老人保健事務費におきましては,健康保険法の一部改正に伴いまして,受給者証の発行等に118万円を追加補正するものでございます。
 農林水産業費においては,緑の少年団補助金を小学校9校分の90万円を追加補正するものでございます。また,農業経営構造改善事業では農業経営基盤強化を図るために当委員会を設置しまして,機械設備整備等の基礎調査を行う経費290万円を追加補正するものでございます。なお,これに伴うかかる費用は平成15年度,平成16年度に農業協同組合が取り組む予定でございます。さらに生産調整推進事業では,転作助成金システム経費13万円の増ですが,システムと機器の当該年度支払い経費と債務負担の追加でございます。平成19年度までその債務を負担いたします。経費89万6000円を減額いたしまして76万5000円を減額補正するものでございます。次に検索推進事業の主なものは,そば団地推進事業補助金690万円を追加するものでございます。条件整備特別対策補助金では,そばの**機と**機の営農機械施設整備補助金103万4000円が提出されたため,規定予算より227万4000円を減額するものでございます。また,生産振興総合対策補助金は生産者集団が汎用コンバインを導入するにあたり,その経費の2分の1にあたる補助を行う補助金であります。麦大豆生産振興対策補助金75万円は,大規模なモデル**事業に対する補助金を追加するものでございます。農村総合整備事業は,当該事業に伴います県補助金が,特定金または**が**でございますけれども,公共投資事業債変更になりましてその組替えを行うものでございます。
 商工費におきましては,商工振興事業のTMO基本構想策定事業は中心市街地活性化プランに基づく商業施設等の事業により,事業をより具体的に進めるために,当該事業に国庫補助金150万円を追加補正するものでございます。
 次に公債費でございますけれども,借換債の補正でございます。私から申し上げるまでもなく,シゴザイの発行等には,証書借り入れの方法と,証券発行の方法とがございます。証書借り入れの方法とは,地方公共団体が借入先に**証書を提出して資金を貸し付ける方法でございまして,現在セイシンと公営企業とによる国庫補助金は全て証書借り入れの方法でございます。一方証券発行の方法とは,地方公共団体が地方債証券を発行し,これを金融機関**ことによって資金を調達する方法でございます。そういう中で預金保険法が改正され,今年の4月からペイオフがスタートしてございますが,当該金融機関が破綻した場合,預金債権と借入金〜地方債でございますけれども〜借入金債務を相殺するためには,預金先の金融機関から給与額の地方債〜これは証書借り入れの方法による地方債でございますけれども〜それを借り入れていることが必要でございます。つまり,相殺する場合には証券による借入金は対象とならないということでございまして,よって現在証券で借り入れてる負債2億1710万円を証書による借り換えを行うものでございます。さらに低利への借り換えを2億2488万円,2.7パーセントでございます。これによる年度内の利子による影響額は115万円でございまして,これを減額するものでございます。
 次に議案第77号・平成14年度石岡市一般会計補正予算(第1号)でございます。人事異動にともなう人件費の補正でありまして,33万9400円を補正しまして,補正後の予算額を歳入歳出それぞれ2652万2000円とするものでございます。
 次に,議案第78号・平成14年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)でございます。2059万9000円を追加しまして,補正後の予算を43億6040万5000円といたすものでございます。補正予算の財源は繰越金と一般会計からの繰入金をあててございます。それの内容でございますけれども,療養給付費交付金の返還金等でございまして,2059万9000円を追加補正するものでございます。また,人件費が463万4000円の減額補正であります。
 次に議案第79号・平成14年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございます。570万円を追加しまして,補正後の予算額を21億5900万円といたすものでございます。補正予算額の財源は繰越金をあててございます。その内容は人件費を増額する補正でございます。
 次に議案第80号・平成14年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)であります。1425万6000円を減額いたしまして,補正後の予算額を1億7714万4000円といたすものでございます。補正予算額の財源は繰入金を減額してございます。その内容は人件費の減額補正でございます。
 次に議案第81号・平成14年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)であります。859万4000円を減額いたしまして,補正後の予算額を7億710万6000円といたすものでございます。補正予算額の財源は,県支出金を減額しまして,市債を増額してございます。その内容は,国庫の財源を伴う県支出金3333万円を特定資金,NTT**でございますけれども,この公共投資事業債へ変更になりまして,新たな事業債へ追加するものでございます。また,補正額は人件費の減額であります。 最後に議案第82号・平成14年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)であります。745万7000円を追加しまして,補正後の予算額を19億5873万7000円といたすものでございます。補正予算額の財源は,一般会計からの繰入金と繰越金を増額いたしまして,その財源にあててございます。その歳出の主な内容を申し上げますと,介護給付の国庫・県負担金の返還金で379万9000円と人件費271万5000円及び事務費59万8000円をそれぞれ補正するものでございます。以上でございます。

市長)次に,私の方から最終日の追加議案についてご説明いたします。固定資産評価審査委員会に6人が9月2日をもって任期満了となります。また,人件擁護委員の2名が10月31日に任期満了となりますので,その議案を最終日に提出したいと考えております。よろしくお願いします。

久保田委員長)ただいま今期定例会に提出予定の議案について,説明があったわけであります。この件についてご質問がございましたら,挙手によりお願いしたいと思います。質問はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)ないようですので,この件につきましては,以上で終了したいと思います。説明員として出席された執行部の々はご苦労様でした。ご退席願います。暫時,休憩いたします。

        〜 休 憩 〜

久保田委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。次に今期定例会の会期を議題といたします。今期定例会の会期につきまして,従前の例について事務局より説明を願いたいと思います。

議会事務局次長)それでは,決算議案の取り扱いについてございます。当市議会の審査方法といたしましては,議員全員で構成する決算特別委員会を議会中に設置いたしまして,その特別委員会に付託の上,閉会中の継続審査として審査を行うものであります。そしてその審査結果を12月の第4回定例会におきまして決算特別委員長が委員長報告を行いまして,採決するという方法で進めてきているところでございます。審査方法につきましては,年度によって様々でございますけれども,基本的には各常任委員会ごとの審査を4日間,総括審査を1日,合計で5日間という審査形態になっているのが実状でございます。さらに委員会の開催期日でございますけれども,主に10月の後半に行っていただくというのが経緯でございます。それから本特別委員会の正副委員長でございますけれども,総務企画委員会の正副委員長さんがあたるというのが慣例申し合わせということになっておりますので,その点ご報告申し上げたいと思います。以上でございます。

久保田委員長)ただいま事務局から説明がありましたとおり,議員全員をもって構成いたします決算特別委員会を設置いたしまして,それに付託の上,閉会中に審査を行い,12月議会に審査報告をするという方法をとっているわけでございます。さらに特別委員会の正副委員長は,総務企画委員会の正副委員長があたるということになっております。この点を踏まえまして審査方法を決定してまいりたいと思います。各委員から決算特別委員会の設置・日程についてご意見をいただきたいと思います。ご意見はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)ないようですので,決算審査は特別委員会を設置いたし,日程は各常任委員会ごとに4日間,総括審査を1日,合計で5日間ということで決したいと思います。お諮りいたします。決算委員会につきましては,ただいま集約いたしましたとおり決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。さらにお諮りいたします。決算特別委員会の委員長には前島守雅議員,副委員長には磯部延久議員が就任するということでごれにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。正式には委員会設置後,正副委員長が決定されるわけでありますが,本日副委員長が出席されておりますので,代表されまして磯部副委員長から決算審査にあたりまして日程等考えがありましたらお願いしたいと思います。

磯部委員)それでは決算特別委員会ですが,皆様のご協力のもとにスムーズな運営をして参りたいと思いますので,よろしくお願いをしたいと思います。なお,決算審査の日程でありますが,お手元に配付いたしました予定で行いたいと思いますが,よろしくお願いしたいと思います。

久保田委員長)ただいま決算審査の方法について説明があったわけでございます。今期定例会の会期について,議長の考え方をお示しいただければと思います。

鈴木議長)今回の第3回の定例会でございますけれども,先ほど執行部からお話がございましたが,8月29日木曜日に開会をしまして,8月30日,31日,9月1日と休会をいたしまして,9月2日から4日まで3日間が一般質問,9月5日に議案質疑を行いまして,その時に決算特別委員会の設置をいたし,特別委員会の正副委員長の審査にあたるわけであります。それで9月6日に常任委員会,7日,8日と休会をしまして,最終日9月9日に議会運営委員会を開きまして,午後1時から委員長報告等を行いまして,こういう日程で行いたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。

久保田委員長)ただいま議長から会期日程案が示されたわけですが,この案につきまして質問等ございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)ないようですので,お手元に配付しました会期予定表案のとおり決したいと思います。これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,今期定例会に提出されます議案の付託先についてを議題といたしたいと思います。事務局より説明を願います。

議会事務局次長)それでは,本日執行部より説明のありました提出予定の議案の付託先についてご説明申し上げます。
 最初に議案第73号・専決処分に対し承認を求めることについて,これは一里塚の榎の倒木撤去・伐採処分費用でございまして,緊急災害に伴うものですので総務企画委員会が付託先になろうかと思います。
 議案第74号・専決処分に対し承認を求めることについて,これは茎崎町のつくば市への合併編入に伴う茨城租税債権管理機構規約の変更でございますので,総務企画委員会が所管になろうかと思います。
 議案第75号・専決処分に対し承認を求めることについて,これは石岡市税条例の一部を改正する条例でございますので,同じく総務企画委員会が所管になろうかと思います。
 議案第76号・平成14年度一般会計補正予算第2号につきましては中身を見まして分割し,それぞれの所管に付託になろうかと思います。
 議案第77号・平成14年度石岡市授産所特別会計補正予算でございますが,先ほど説明がございましたが付託先は教育福祉委員会になろうかと思いますけれども,今回人件費につきましてかなりの補正措置がとられております。実際,各担当部署でこの補正措置は行っていないわけでありまして,実際のところ総務部の方でこの職員の移動に伴う補正予算が,それから人件費措置につきましては予算措置をされているところでございますので,その人件費に係る部分につきましてはそれぞれの所管がございますけれども,一括して総務企画委員会の方で審査させていただければと考えているところでございます。
 議案第78号・平成14年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算ですが,これは教育福祉委員会。
 議案第79号・平成14年度石岡市下水道事業特別会計補正予算,この案件につきましては都建建設委員会でございますが,人件費でございますので一括して総務企画委員会の方で審査させていただければと考えているところでございます。
 議案第80号・石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計補正予算でございますけれども,これにつきましては人件費でございますので総務企画委員会の方で審査をしていただければと考えているところでございます。
 議案第81号・平成14年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算でございますが,これは市民経済委員会と,人件費については総務企画委員会。
 議案第82号・平成14年度石岡市介護保険特別会計補正予算でございますが,これは教育福祉委員会と,人件費については総務企画委員会。
 議案第83号から議案第95号までは平成13年度一般会計並びに各特別会計の決算認定でございますけれども,これは先ほど設置が決まりました決算特別委員会が付託先になろうかと思います。
 議案第96号・茨城県市町村総合事務組合を組織する市町村数の減少について,これにつきましては総務企画委員会になろうかとおもいます。
 議案第97号・石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて,これは内容が学校医に関することなので教育福祉委員会になろうかと思います。
 議案第98号・石岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を制定することについて,これにつきましても教育福祉委員会。
 議案第99号・石岡市国民年金印紙購入基金の設置,管理及び処分に関する条例を廃止する条例を制定することについて,これについては同じく教育福祉委員会。
 議案第100号・石岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することについて,これも同じく教育福祉委員会。
 議案第101号・石岡市介護保険条例の一部を改正する条例を制定することについて,これにつきましても同じく教育福祉委員会が付託先になるかと思います。
 議案第102号・石岡市下水道条例の一部を改正する条例を制定することについて,下水道に関することですので都市建設委員会。
 議案第103号・石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することについて,これは総務企画委員会。
 議案第104号・備品購入契約の締結についてでございますが,高規格救急車の購入ですので同じく総務企画委員会。
 議案第105号・市道の認定については,都市建設委員会が付託先になろうかと思います。以上でございます。

久保田委員長)ただいま事務局から議案の付託先について説明があったわけですが,この付託先について質問等はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)それではただいま事務局から説明があったとおり付託いたしたいと思います。暫時,休憩いたします。

        〜 休 憩 〜

久保田委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。次に,本日までに受理しております要望書についてを議題といたします。要望書については,計5件が提出されているわけですが,始めにお手元の協議案件書に示されております@からBについて,事務局から説明を求めます。

議会事務局次長)それでは,まず始めに「協議案件書」の@からBについて,それぞれご説明申し上げます。
 @「住民基本台帳ネットワークシステムに関する要望書」でございますけれども,本件は6月12日付けをもって日本弁護士連合会会長の○○○様からご提出をいただいております。内容といたしましては,今年8月5日から施行される住民基本台帳ネットワークの施行について,その延期を求める決議,または意見書を議決していただきたいということでございます。本件は,先ほどご説明いたしましたとおり6月12日に受理したわけでございますが,今年の当市議会第2回定例会は5月に開催されましたので,8月19日を迎えた今となっては,遅きに失した部分がございます。いずれにいたしましても,本件につきましては郵送で送付されている案件でございますので,慣例にしたがいますと,”議場配付のみ”という取り扱いになろうかと思います。
 次に,Aの「定住外国人住民の住民投票権付与を求める要望書」でございますが,本件は7月8日付けをもって,在日本大韓民国民団茨城県地方本部団長の○○○さまからご提出をいただております。内容といたしましては,当市が「住民投票条例」を制定する際には,定住外国人を除外することなく,住民投票に参加できるよう措置するよう求めているものでございます。本件につきましても,郵送で送付されてございますので,慣例にしたがいますと”議場配付のみ”という取り扱いになろうかと思います。
 次にBの「非核平和に関する要望書」でございます。本件につきましては,7月31日付けをもって茨城県平和友好祭実行委員会,実行委員長の○○○様からご提出をいただいております。内容といたしましては,平和で安心して暮らせる社会実現のため,自治体として原爆パネル展や映画の上映などの平和事業を促進すること,または平和教育を充実させること,世界のすべての核実験に反対の意を表すること,プルトニウム利用と原子力政策の見直しと核に関する情報公開等を関係方面に働きかけること,有事関連三法案の慎重審議を求める意見書を議決することなどを求めているものでございます。しかし,本件についてもその提出方法は郵送でございまして,慣例に従いますと,”議場配付のみ”ということになろうと思います。なお,事務局といたしましては,時期を逸しております@を除きまして,提出者に対しまして,陳情としての取り扱いを求めるかどうか確認の電話を入れております。いずれも,その後とくに連絡をいただいておりませんので,ただいまご説明いたしました取り扱いについては,提出者においても異議はないものと考えているところでございます。以上でございます。

久保田委員長)ただいま説明のありました@からBまでの計3件につきましては,従前の例によりまして,本会議場で各議員に配付という取り扱いをいたしたいと思いますので,議長におかれましてよろしくお願いいたしたいと思います。
 次に,協議案件書のCとDに示されております計2件の要望書について事務局から説明を求めます。

議会事務局次長)それでは,協議案件書のC「道路整備の充実と財源確保に関する意見書の議決及び提出について」それからD「地方財源の充実確保に関する対応について」の計2件についてご説明申し上げます。
 まずCの「道路整備の充実と財源確保に関する意見書の議決及び提出について」でございますけれども,本件は8月15日付けで茨城県道路整備促進協議会会長であります○○○常陸太田市長から送付を受けたものでございます。内容につきましては,道路整備の充実と財源確保のため関係各大臣に依頼書を提出するというものでございます。なお本件につきましては毎年,同内容の要請書の送付を受けているところでございまして,当市議会といたしましても,これに沿った意見書を毎年可決しているところでございます。
 次に,Dの「地方税源の充実確保に関する対応について」は,8月16日付けで全国市議会議長会の○○○事務総長から送付を受けたものでございます。内容といたしましては,固定資産税の安定確保,法人事業税への外形標準課税の導入,ゴルフ場利用税,事業所税,特別土地保有税,不動産取得税の現行制度の堅持などについて意見書を可決の上,関係機関に働きかけるよう依頼しているものでございます。以上でございます。

久保田委員長)ただいま説明のありました計2件につきましては,各会派に持ち帰りいただき9月9日の最終日における議会運営委員会に各会派のご意向をご報告いただきたいと思います。
 次に,本日までに受理されております陳情の取り扱いについてを議題といたします。最初に,「有事法制に関する陳情書」についてを議題といたします。事務局より説明願います。

議会事務局次長)それでは,「有事法制に関する陳情書」についてご説明申し上げます。本件につきしては,6月3日付けをもって有事法制に反対する茨城県連絡会代表,○○○様からご提出をいただいております。内容としましては,有事法制関連三法案の中身について検討をし,法案に反対する決議又は意見書もしくは慎重審議を求める決議又は意見書を可決するよう求めているものでございます。なお,本陳情につきましては,郵送で送付されているところでございます。そのようなことから,当市議会の慣例にのっとりますと,名称は陳情書と記載されておりますが,扱いは要望書ということで”議場配付のみ”という扱いになろうかと判断するところであります。以上です。

久保田委員長)ただいま事務局から説明のありました本陳情の取り扱いについてご意見をいただきたいと思います。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)ないようですので,それでは,本陳情につきましては,本会議場において,各議員に配付するという取り扱いをいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,「鹿島鉄道存続に対する公的支援の要望」の陳情書を議題といたします。事務局より説明願います。

議会事務局次長) それでは,「鹿島鉄道存続に対する公的支援の要望」についてご説明申し上げます。本件につきましては,7月19日付けをもちまして,南台各地区の自治会長さん計5名の方々の連名をもってご提出をいただいております。内容といたしましては,鹿島鉄道に対する公的支援を行い,鹿島鉄道を存続してほしいというものでございます。なお,本件につきましては,名称は「要望」ということでございますが,提出者の方が事務局にご持参になっておりまして,提出者の意向としましても議会で審議をいただきたいとのことでしたので,取り扱いとしましては陳情ということになろうかと思います。また,その付託先でございますが,内容が公的支援を求める内容であり,さらに鹿島鉄道対策協議会及び新公共交通システムについても企画部が所管しておりますので,総務企画委員会ということになろうかと判断するところでおざいます。以上です。

久保田委員長)ただいま事務局から説明がありましたとおり,本陳情につきましては,財政支援にかかる内容であります。よって,所管委員会は,総務企画委員会が付託先になろうかと思います。この取り扱いについて質問はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)それでは,本陳情は総務企画委員会に付託ということでご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,「ゆたかな教育を実現するための教育予算の充実を求める請願」についてを議題といたします。事務局より説明願います。

議会事務局次長)それでは「ゆたかな教育を実現するための教育予算の充実を求める請願」につきましてご説明申し上げます。本件については,7月23日付けをもちまして,石岡市石岡の○○○様ほか216名の方々からご提出をいただいております。なお,本件は名称は請願でございますけれども,紹介議員はございませんので,取り扱いとしては陳情ということになるところでございます。内容といたしましては,ゆたかな教育を実現するために第7次定数改善計画の前倒し実施をし,新たな教職員定数改善計画を策定すること,及び教職員の加配を実現すること,さらにその加配にあたっては国が財政措置を講じるよう関係大臣に対して意見書を提出することを求めているものでございます。内容が意見書提出を求めるものでございますので,慣例に従いますと,付託先については議会運営委員会になろうかと判断するところでございます。以上です。

久保田委員長) ただいま事務局から説明のありましたとおり,本陳情は意見書提出を求めるものであります。したがいまして,当委員会に付託ということになると思います。この取り扱いについて質問はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)それでは,本陳情については,議会運営委員会に付託ということで決したいと思います。これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願」についてを議題といたします。事務局より説明願います。

議会事務局次長)それでは「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願」についてご説明申し上げます。本件については,7月23日付けをもちまして,石岡市石岡の○○○様ほか233名からご提出をいただいております。なお,本件についても先ほどの「ゆたかな教育」の件と同様,紹介議員はございませんので,取り扱いとしては陳情になるところでございます。内容といたしましては,現行の義務教育費国庫負担制度を維持し,特に学校事務職員,学校栄養職員を同制度の対象からはずさないよう,関係大臣に意見書を提出することを求めているものでございます。本件につきましては,その内容が意見書提出を求めているものでございますので,慣例に従いますと,付託先については議会運営委員会になろうかと判断するところでございます。以上です。

久保田委員長)ただいま事務局から説明のありましたとおり,本陳情は意見書提出を求めるものであります。したがいまして,当委員会に付託ということになると思います。この取り扱いについて質問はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長) ないようですので,それでは,本陳情については議会運営委員会に付託ということで決したいと思います。これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時,休憩いたします。

        〜 休 憩 〜

久保田委員長)休憩前に引き続き会議を再開いたします。次に家畜糞尿処理の対応についての陳情書を議題といたします。事務局より説明願います。

議会事務局次長)それでは「家畜糞尿処理の対応について」のご説明を申し上げます。本件につきましては,7月26日付けをもちまして,石岡市石川の○○○様,同じく石川の○○○様からご提出をいただいたものでございます。内容としましては,三村地区で養豚業を営む者がその糞尿について適正な処理を行わず,周辺地域に大変迷惑をかけていることから,市に対して徹底調査と指導を求めているものでございます。本件につきましては,養豚業は経済部の所管,また環境的側面から見れば市民部が所管ということでございますので,いずれにいたしましても市民経済委員会に審査付託ということになろうかと判断するところでございます。

久保田委員長)ただいま事務局から説明のありましたとおり,本陳情につきましては,環境問題にかかる内容であります。よって,所管委員会は市民経済委員会が付託先になろうかと思います。この取り扱いについて質問はございませんか。

寺内委員)付託の常任委員会はともかくとして,その前に,前に1件継続審査になってる事件がございます。私は,議会が1市民のそれぞれに対して論議しているということが,はたして議会として許されるものであるのか。例えば住民監査であっても,特定の市民に対してこうしなさいという事例がありました。これに対して最高裁の判例は,それが適当であっても直接監査の対象にはならないという判例も出ています。そういうことを考えますと,この前の○○○自動車解体業の問題もそうなのですが,一番肝心なことは,法令に基づいて行政が運営されているということから見れば,これは行政が当然処置すべきことであって,議会がそれについて関与していく,事実関係を行政が明確にしてその事業内容あるいは行われている状況が違法であるかどうかをまず検証する,こうしたことが一番大事ではないか。私は,基本的にはこの陳情は議会で取り扱って運営することは権限外のことであって,馴染まないのではないかというように思いますので,その辺についてやはり皆さんのご意見をお聞きしたい。私は馴染まないという見解でございますので,それについて他の委員さんのご意見を賜りたいと思います。

久保田委員長)寺内委員の方から前例もあるという話がございました。解体業に対しての陳情がすでに出されております。その中においては,市民経済委員会の方に付託先を決めて今審議をしています。その時の経緯,議会運営委員会の決定日誌,その経過を把握していれば・・・。暫時,休憩いたします。

        〜 休 憩 〜

久保田委員長)休憩前に引き続き会議を再開いたします。先ほど寺内委員の方から,この陳情そのものについても疑問的な投げかけというものがあったわけでございますけれども,休憩中ではございましたが意見の集約をいたしますと,本陳情は市民経済委員会に付託した方がいいのではないかというご意見に統一されたかなと思います。本陳情は,市民経済委員会に付託ということでご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第50「有事法制に反対する陳情書について」を議題といたします。本陳情は,前期定例会において継続審査といたした案件であります。暫時,休憩いたします。

        〜 休 憩 〜

久保田委員長)休憩前に引き続き会議を再開いたします。次に,陳情第50「有事法制に反対する陳情書について」を議題といたします。本陳情は,前期定例会において継続審査といたした案件であります。前期定例会以降の各会派での検討結果を報告願います。

寺内委員)国会の方で継続審査という形になっちゃたので,当面我々としてはセイカンということでございます。

磯部委員)私の方は,**。

高栖副委員長)不採択の可能性にもなると思います。

久保田委員長) ただいま,各委員から検討結果を報告いただいたわけでありますが,意見を集約いたしますと,「まとまらない」ということかと思います。それでは本陳情を採決いたしたいと思います。お諮りいたします。本陳情については,継続審査といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,条例・規則制定案についてを議題といたします。事務局より説明を願います。

議会事務局次長)本件につきましては,制定案が2件,改正案が2件ということでございます。お手元に「条例・規則制定・改正案について」というレジュメをご配付申し上げておりますが,これに従いましてご説明を申し上げます。
 まず最初に「石岡市議会請願条例(制定案)について」でございますけれども,過日の定例会におきまして全部改正を行いました会議規則については,従前の会議規則とは異なりまして,請願の提出要件等が抜けております。提出要件については,本来,提出者によく承知していただくべきものでありまして,会議規則に規定するよりもむしろ条例で規定をして広く住民に知っていただくべきものでございます。そのようなことから,今般,請願条例の制定案ということでお示しをさせていただくべきものでございます。条文は全部で6条でございますけれども,内容的に憲法,請願法,または従来の会議規則に規定された事項などから構成されてございます。それぞれの条文の説明につきましては,各条文の下にゴシック体でお示ししてございますので,よろしくご審議いただければと存じます。
 次に,レジュメを1枚めくっていただきまして,「石岡市議会傍聴規則」の改正案でございます。当市議会の傍聴手続きにつきましては,規則の実際の運用がおおきく異なっている現状でございます。規則におきましては,傍聴券に氏名・住所・年齢を記載していただくことになっているわけでございますが,運用におきましては「傍聴人受付簿」というものを用いまして,それらの事項を傍聴人の方々にご記入いただいているわけでございます。しかし,傍聴人の方の氏名・住所・年齢については個人情報でございまして,法的な根拠もなく無目的に収集することは極力避けなければならないわけでございます。そのような中で,現在運用で使用している「受付簿」については,先ほど申し上げましたとおり何ら法的な根拠がないわけでございます。したがって,当市議会として取るべき選択肢は,規則どおりの運用を行うか,規則を改正するかのいづれかということになるわけでございますが,規則どおりの運用を行う場合,種々の問題点が予想されるところでございます。まず,傍聴券に記入していただいた氏名・住所等を事務局が把握するためには,傍聴券は傍聴人の方が所持する部分と,事務局が手元に残す部分とに,切って分ける必要がでてくることになるわけでございます。しかし,傍聴券にミシン目を入れるなどの経費をかけることは,コスト的にも問題があると考えられますし,事務局職員がそれをハサミで切り取って保管するということになりますと,受付事務が繁雑になり,かえって傍聴人の方にご迷惑をおかけすることになると考えられるわけでございます。そのようなことから,受付事務は,現在運用で実施している「受付簿」を用いた方式の方が好ましいと判断されているところでございまして,今般,それを主な改正点とする改正案をお示しさせていただいたしだいでございます。それぞれの条文の内容と,その説明につきましては,お手元のレジュメに記載させていただいておりますけれども,大きな改正点といたしましては,先ほど申し上げたとおり「受付簿」を用いることを規則に明記していること,それから団体傍聴の場合の「団体」を「5人以上」と明記したこと,傍聴人が守るべき事項に「携帯電話の着信音などをたてないように」という内容の項目を加えて,全体的な表現も分かりやすく改めた点でございます。
 次に「石岡市議会委員会条例(改正案)」についてでございます。過日の「会議規則」「委員会条例」の改正によりまして,委員会は公開が原則となったわけでございます。これに伴いまして,委員会の傍聴に関する傍聴規則を定める必要があるわけでございますが,規則を制定する前段として,委員会条例に「規則に委任する」という規定を設けなければ,委員会の傍聴規則は制定できないことになっております。したがいまして,今回お示しさせていただいた委員会条例改正案につきましては,委員会条例の中に,「傍聴に関し必要な事項は,議長が別に定める」という規定を設け,委員会傍聴規則の制定を可能とする内容になってございます。ただ今の委員会条例の改正を前提といたしまして,次の「委員会傍聴規則(制定案)」についてご説明申し上げます。委員会傍聴規則につきましては,ベースは本会議の傍聴規則を用いてございますけれども,本会議と委員会では,かなり異なる部分もございます。また,案件によりましては,本会議よりも高い関心を呼ぶ委員会もございます。そのようなことから,委員会の傍聴につきましては,大枠では本会議の傍聴規則を準用しながら,別途,委員会ごとの定員を第5条で規定し,第6条には,傍聴希望者が定員を超えた場合に抽選を行うという規定を設けてございます。概要については以上のとおりでございますが,詳しい内容につきましては,レジュメにお示ししてございますとおりであります。以上です。

久保田委員長)ただいま説明のあった条例・規則の制定案及び改正案につきましては,各会派にお持ち帰りいただき,ご検討いただきたいと思います。なお,本条例・規則の制定及び改正案につきましては,議会及び委員会の運営に関する事項であります。よって,第3回定例会の初日,開会前に委員会を開き,検討結果をご報告いただき,その際,ご意見が集約できるようであれば,議会運営委員会として,議会に議案を上程いたしたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 次に,一般質問の一問一答制についてを議題といたします。本件につきましては,過般の委員会におきまして,各項目につき3回づつという質問を行うという案を私の方で各会派と調整をしてお示ししたわけでありますが,委員から異議がございまして,結論を出すにはいたらなかったということでございます。しかしながら議会運営委員会といたしましては,この一問一答制につきまして一定の結論を出したいと考えております。1項目について3回づつという質問形式について,改めてご意見を頂戴できればと思います。

寺内委員)ウチの方は,従前どおり一問一答方式,それ以外の考えはないということでございます。

磯部委員)私の方の会派も前回お示ししたような内容で一問一答方式に賛成であります。また,3回というような形でやるということであります。

久保田委員長)先ほど私の方から説明したような内容だったらいいだろうというこでですね。

磯部委員) はい。

高栖副委員長)私の方は前回と同じように,**進んでおりますが,ちょっと難色を示しているような状況であります。

久保田委員長)そうすると,1会派が結論が出ておらない。また,1会派については3回ということではなく,質問回数を外すというような考え方があるようですので,この一問一答方式については,継続して協議をしていくということで進めたいと思います。

久保田委員長)次に議会だよりについてを議題といたします。事務局より説明を願います。

議会事務局次長)それでは,今回お示しいたします議会広報誌は,去る5月議会を中心にお伝えする内容となってございます。定例会の概要から始まりまして,人事案件の結果,広域合併対策特別委員会の最終報告を掲載しまして,予算特別委員会の内容についてはその重要性に鑑みまして,9ページにわたって掲載しております。一般質問・議案質疑は,これまで同様の手続きを踏ませていただいております。その他の部分についても,おおむね,いつもの形式となってございますが,今回は全議案の概要を3ページにわたって掲載いたしたいと考えております。お手元の議会広報誌の,後ろから3ページ目に空白のページがあろうかと思いますが,その空白のページの前の,見開きの2ページの記事を細かくてちょっと見づらいために,3ページに拡大して掲載いたしたいと考えているところでございます。なお,この号の配付につきましては,9月7日以降ということになっております。以上のような内容になってございますがご検討いただければと思います。

久保田委員長)ただいま事務局から説明のありました議会だよりの案につきまして,質問はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)それではお手元に配付いたしましたとおり発行することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他の件で,議長から発言を求められておりますので,よろしくお願いいたします。

鈴木議長)その他の件で私の方から皆さんにご連絡をいたしておきたいと思います。それは過日,石岡市の農業委員会の会長,同時に県の農業委員会の方から要望がございまして,石岡の農業委員の議会推薦の依頼がございました。その中で,県の農業委員会では,こういうご時世ですので,男女共同参画型社会ではございませんけれども,女性の型を登用していただきたい,できれば議会推薦の農業委員さんも女性の方から是非推薦をしていただきたいという要望がございました。もちろん,農業委員会の方でもそういうことの趣旨に基づきまして,石岡市でも議会推薦の農業委員さんは女性の方を推薦していただきたいというような要望がございましたので,ご審議をお願いしたいと思います。

久保田委員長)ただいま議長の方から農業委員の推薦についてご提案があったわけです。今まで議会は2名の推薦枠をもって農業委員会の方に推薦しておったわけです。従前ですと,議会の中から2名推薦しておったわけですが,議会において協議会等に議員は選任しないということですので,議会からは議員は農業委員会の方には推薦しないということで,2名の推薦枠を持っておりますので,2名枠は民間人を推薦したいということでございます。これについては問題ないかと思いますが,まず推薦するについて異議がないかどうか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)それでは推薦枠の2名について推薦をするということで,ご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 続きまして先ほど議長の方から推薦にあたっては,女性を2名登用してもらいたいということが農業委員会の方から要望がなされているということで・・・。暫時,休憩いたします。

        〜 休 憩 〜

久保田委員長)休憩前に引き続き会議を再開いたします。先ほどお示しましたように議会の推薦枠2名をもって,議員以外の学識経験者を推薦するということで決定したいと思います。これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)なお,その人選にあたっては女性の学識経験者を人選にあてるということで,これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)それでは,そのように決定いたしたいと思います。なお,人選にあたりましては議長に一任したいと思いますが,これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

久保田委員長)ご異議なしと認め,さよう決したいと存じます。
 その他の件でございましたら。

議会事務局次長)今回,全国市議会議長会,関東議長会,県議長会から永年勤続の表彰がされております。小池議員さんが35年で,鈴木議長が15年で,それぞれ表彰をうけたわけでございますが,その伝達式を開会日の8月29日に予定いたしております。よろしくお願い申しあげます。

久保田委員長)以上で議会運営委員会を閉会いたします。

 閉会 午前11時53分





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