平成15年3月13日 議会運営委員会

案 件 (1)追加提出される議案について
(2)付託された陳情の審査
陳情第62「政府に『平和の意見書』の提出を求める陳情書
陳情第63「支援費制度の改善のために国への意見書採択を求める陳情書
陳情第64「健保3割等負担増の凍結を国に求める意見書を提出することに関する陳情書」
(3)会派持ち帰りになっていた件について
議員報酬の見直しについて
選挙運動に関する申し合わせについて
(4)その他
出席委員 菱沼成房委員長,國司進副委員長,寺内毅委員,亀井比志子委員,磯部延久委員
その他の出席者 鈴木行雄議長,久保田健一郎副議長,(以下,委員外議員)山口晟議員,小松美代子議員
市執行部 市長(横田凱夫),総務部長(関正雄)
議会事務局 局長(比気茂美),次長(小沼茂夫),議事係長(武石誠)


 開会 午前10時00分

菱沼委員長) ただ今から議会運営委員会を開会いたします。本日の議題は,追加提出される議案についてであります。次に,審査案件説明のため,市長・横田君,総務部長・関君の出席を求めております。それでは,これより審査に入ります。執行部より説明を願います。

市長) 本日は大変お忙しい中,議会運営委員会を開催していただき誠にありがとうございます。本定例会で前にお話をさせていただきましたが,人事案件2件を提案させていただきたいと思います。1つは議案第47号であります。収入役の選任につき同意を求めるものでございます。住所は石岡市○○○,氏名は浅野昌二郎氏でございます。生年月日は○○○でございます。ご承知とは存じますが,現在石岡市の福祉部長でもございます。現在の収入役が平成15年3月31日をもって任期満了となるためのご提案でございます。次に,議案第48号でございます。石岡市及び事務組合公平委員会委員の選任につき同意を求めるものでございます。住所は石岡市○○○,氏名は鶴巻勝夫氏でございます。生年月日は○○○でございます。委員1名が平成15年3月31日をもちまして任期満了となりますので後任者を選任するためご提案するものでございます。どうぞよろしくお願いいたします。

菱沼委員長) ただいま執行部から説明がありました追加議案について質問等はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

菱沼委員長) ないようですので,それでは,本日追加提案していただくということでご了承いただきたいと思います。なお,本案につきましては,人事案件でありますので従前どおり委員会付託は省略となりますので,合わせてご了承いただきたいと思います。説明員として出席されました執行部の方々はご苦労様でした。ご退席願います。次に陳情第62「政府に平和の意見書の提出を求める陳情書」を議題といたします。本件に対する各会派での検討結果を報告願います。

寺内委員) ウチの会派はまとまりませんでした。

磯部委員) ウチの会派もまだ結論が出ません。

亀井委員) ウチの会派もいろいろな意見がありまして,出さなくても当然というような意見もありまして,まとまりませんでした。

國司副委員長) ウチの方も同じです。

菱沼委員長) ただいま各委員のお話でございますと,まとまらないということでございます。暫時,休憩いたします。

        〜 休 憩 〜

菱沼委員長) 再開いたします。お諮りいたします。それでは,「継続審査」といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

菱沼委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。次に陳情第63「支援費制度の改善のために国への意見書採択を求める陳情書」についてを議題といたします。本件に対する各会派での検討結果を報告願います。

寺内委員) ウチの方は,いろいろ,財源いろいろな問題あるし,制度そのものがどうあのかということもあるので,結論は出ませんので,言ってみれば継続審査ということです。

磯部委員) 同じであります。

亀井委員) 同じであります。

國司副委員長) 同じです。

菱沼委員長) ただいまのご意見ですと,各会派でまとまらないということであります。ですので,この件に関しても継続審査といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

菱沼委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。次に陳情第64「健保3割等負担増の凍結を国に求める意見書を提出することに関する陳情書」についてを議題といたします。本件に対する各会派での検討結果を報告願います。

寺内委員) 先ほども申し上げましたように,財源問題,制度上の問題については充分な,まだ理解に達してないということで,継続審査をお願いします。

磯部委員) 若干違うところありますが,同じであります。

亀井委員) 同じです。

國司副委員長) 教育福祉委員会も同じようで,継続ということです。

菱沼委員長) 
ただいま各委員からは「継続審査」ということでありますので,この件に対しても「継続審査」といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

菱沼委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。次に先の委員会で磯部委員の会派の方から議員報酬の見直しについてのお話がございました。この件については,各会派に持ち帰りご検討いただきたいというようなことでありますので,各委員よりご意見をいただきたいと思います。

寺内委員) いろいろ異論もあったのですが,最終的には選挙も終わって新しい議会で見直しが必要だということになった時にまた再検討すればいいのではないかと思いますし,大方の考え方としては現状維持ということでございます。

亀井委員) 私の会派もいろいろな意見が出ました。歳費を削減するのであればもう少し極端に少なくすればいいのではないかという意見,それからそのままでいいのではないかという意見,いろいろな意見が出ましてまとまりませんでした。

國司副委員長) ウチの方は合併を控えてまして定数につきましても報酬につきましても,報酬につきましても石岡市は40万で,玉里が20万6000円,格差があります。合併になると,定数に関しましても人口20万人以上が34人という定数になってるわけですから,その時にまた考えればいいのではないかということであります。

菱沼委員長) それでは,各会派の意見を聞きますと,この件に関しては合併問題もひかえ,また新たな改選があるということで次の場合に検討したらどうかというご意見もございました。そういうようなことで,今回は「まとまらない」ということで意見をまとめたいと思います。これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

菱沼委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,選挙期間中における選挙運動に関する申し合わせの件を議題といたします。本件については,前回の選挙で議員の間でお話がありました。そういうことで今回もこの件についてお話がありますので,この件に関して各委員からご意見を願います。

寺内委員) ウチの方の中では要するに,前みたいに現職の皆さんがあの時は経費削減ということでやらないことにしよう,広報車を出さないことにしよう,その時費用がどのくらい出ましたか忘れましたけれども,一定の費用の削減ができたと,そういうことを前提にして宣伝カー,街宣車等を止めようという申し合わせができたわけですが,今回聞いてみるとそういうこともないようでありますので,選挙の方法はそれぞれ万流でありますから,それぞれ皆さんおやりになればいいということで,ウチの方の会派はそういうことにしました。

磯部委員) 前回の遊説カーの問題,私はその当時入っておりませんでしたので分からないのですが,会派の中では取り決めをしたが結果的には守れなかったと,一部そういう意見がありました。そういう中で,あえてそういう取り決めをしないで1人1人そういう方法でやったらいかがなものかと。同時に,唯一の選挙運動の手段として公選法で認めていられる制度に対して,違う選挙をやるのはいかがなものかというような意見が出まして,皆さんの総意に会派としましては従うという結論でございます。

亀井委員) 私の会派も前回のことがありました。申し合わせもしましたけれども,最初から守れなかったということもあります。また,騒音問題,費用削減の問題についてもいろいろ話が出たのですけれども,これは公職選挙法で認められている活動でございますので,それはそれなりに行っていいのではないかと思います。

國司副委員長) ウチの方も同じです。公費削減ということもありますけれども,日立市の方でも議題に上がりまして,最終的には自由ということになったようでございます。ウチの方も三人三様でございまして,経費削減という話もありましたけれども,自由であっていいのではないかということです。

菱沼委員長) ただいま各会派のご意見を伺いますと,前回のようなことではなくて,前回も私個人的に言いますとこれは公職選挙法に則った選挙運動だということで申し上げておりましたので,今回もやる・やらない,宣伝カーを出す・出さない,それは各候補者になられる方の自由の裁量に任せるというように受け取りますので,議会運営委員会としてはさわらないということで,まとめたいと思います。これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

菱沼委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,その他として過日,議会運営委員会において実施をいたしました行政視察につきまして,議会運営委員会行政視察報告書としてまとめ,お手元にご配付いたしましたのでお目通し願いたいと思います。次にその他として第2回定例会の招集日についてを議題といたします。本件につきましては,議長の考え方をお示しいただければと思います。

鈴木議長) 第2回の定例会の招集についてでございますけれども,これまで次回の定例会の招集日につきましては議会最終日に議会運営委員会において,市長のお考えをお聞きし,日程を決めておりましたが,ご案内のとおり今回は市議会議員の改選時期でございます。したがいまして4月27日に一般選挙が予定されております。したがいまして,第2回定例会の招集日につきましては,改選後の新しい体制の中で決めていただければと,そいういふうに考えております。

菱沼委員長) ただいま議長から考え方が示されたわけですが,この件につきましてご質問等ございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

菱沼委員長) ないようですので第2回定例会の招集日については改選後の新体制の中で決めていくことに決したいと思います。これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

菱沼委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。その他の件で事務局より発言を求められているので,これを許します。

議会事務局次長) それでは,4点ほどございます。1つ目は,平成14年度の政務調査費の収支報告書の提出についてでございます。平成14年度の政務調査費収支報告書につきましては,2月13日の議会運営委員会におきましてもお願い申し上げたところでございますけれども,まだご提出いただいてございません会派がございます。お忙しいところ大変恐縮ですけれどもご提出いただきますようお願い申し上げます。2つ目ですけれども,政務調査費の交付についてでございます。今回4月に統一地方選挙が予定されているわけですけれども,この場合の政務調査費の交付につきましては,石岡市議会の政務調査費の交付に関する条例の第3条第2項におきまして,議員の任期満了による選挙が行われる年度の会派に対する政務調査費については,年度の初日における会派の所属議員数及び一般選挙の会派の所属議員数に応じ,4月から一般選挙の月まで,一般選挙の翌月から3月までの月数をそれぞれ交付すると規定されております。したがいまして平成15年度につきましては4月1日における会派所属の議員数に応じて1人あたり1万2500円を4月分の政務調査費として交付する形になります。また,この4月分のみの収支報告書の経費につきましても第7条第3項におきまして,政務調査費の交付を受けた会派が解散した時は解散した時から収支報告書を提出しなければならないと規定されております。したがいまして議員さんの任期は,5月1日までとなっておりますので,この日から10日以内に収支報告書の方をご提出いただきますようお願いいたします。申請書類等に関しましては議会事務局においてありますのでご署名いただきたいと思います。3つ目ですが,議員さんからいただいておりました,野球部費,お茶代並びに以前公費で負担しておりました議員さん方の団体保険を通帳で管理しておりまして,その残金でございます。事務局からの提案でございますけれども,先日議員さんの集合写真をお願いしたわけですけれども,前回の改選でもこちらの写真の一部としておりますので,今回も写真代の一部にさせていただければと考えております。また,支出後の残金につきましては,通帳を1本化しまして,15年からのお茶代として取扱いをさせていただきたいと思います。4つ目ですが,今回の執行部の方のグループ制導入に伴い,係制を廃止して担当制にするということで,議会事務局においても石岡市議会事務局処務規程の中に,庶務調査担当,議事担当とそれぞれ,執行部に合わせてお願いしたいと思っております。以上です。

菱沼委員長) その他何かございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

菱沼委員長) ないようですので,以上で議会運営委員会を閉会いたします。

 閉会 午前10時28分




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