平成14年5月24日 教育福祉委員会


案 件 教育委員会所管
(1)議案第51号 専決処分に対し承認を求めることについて(石岡市立小中学校学区審議会条例の一部を改正する条例)」
(2)次世代ITの未来型教育について(石岡中学校現地調査)
(3)東地区公民館用地の件について
(4)その他
福祉部所管
(1)議案第63号「石岡市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」,議案第69号「損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について」
(2)請願第19 「乳幼児医療の無料化を求める請願書」
出席委員 久保田健一郎委員長,亀井比志子副委員長,小泉 彰委員,海老澤通弘委員,小松美代子委員,國司 進委員
説明員 教育委員会
 教育長(海老澤務),教育次長(草間暁),教育総務課長(稲田明浩),副参事施設担当(広瀬峰昌),指導室長(藤枝一成),生涯学習課長兼中央公民館長(小沼茂夫)
福祉部
 福祉部長(浅野昌二郎),参事兼保険年金課長(太田光幸),副参事国保税担当(皆川信子)
議会事務局 主幹(飯田英男)


 開会 午前10時00分

久保田委員長) ただ今から教育福祉委員会を開会いたします。本日の審査につきましては,お手元にご配付しております協議案件書の順に沿って進めていきますので,よろしくお願いいたします。
 初めに,教育委員会所管となります議案の審査を行います。付託案件説明のため出席した者は,お手元にご配付しております,出席者名簿のとおりであります。
 議案第51号・専決処分に対し承認を求めることについて(石岡市立小中学校 学区審議会条例の一部を改正する条例)を議題といたします。最初に執行部より本議案につきまして,説明を求めます。

(教育総務課長) 議案第51号・専決処分に対し承認を求めることについてでありますが,石岡市立小中学校学区審議会条例の一部を改正する条例を平成14年4月17日付けで専決処分をいたしたものでございます。提案理由ですが,石岡市議会議員の審議会等への参画見直しについての意見に基づき審議会の組織の一部を改正するためでございます。改正した部分でありますが,お手元に石岡市立小中学校学区審議会条例新旧対照表を配付してございますので,網掛けの部分をご参照願いたいと思います。

(久保田委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。

(小松委員) この審議会というのが,年間にどの程度開催されているのか,またどういうことをこれまで審議してこられたのか,その辺のことをお尋ねいたします。

(教育総務課長) この学区審議会でございますが,学区についての問題点,そういうものが発生した時点で協議をお願いするものでございまして,常時開催している審議会ではございません。ですから,しばらく開催しておりません。委員の委嘱のみでございます。

(小松委員) そうしますと,あまり芳しくないことですが,学校の窓ガラスが割れてとか,そういう事件性といいますか,そういったことが起きたときに開催されるものでしょうか。そうではなくて,基本的な学校の行事の中でのものとか,そういったことでしょうか。その辺だけお尋ねいたします。

(教育総務課長) 学区審議会の任務そのものですが,これは石岡市立小中学校学区審議会条例の第2条にありますが,教育委員会の諮問に応じ,石岡市内の小中学校の学区に関する事項,いわゆる通学区で,例えば道路が出来てしまってそこの部分が不都合になったとか,あるいは学校が統廃合されたとか,そういう事態が起きたときに審議をする機関でございます。

(久保田委員長) 他に質疑はございませんか。

(「なし」との声)

(久保田委員長) ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
次に討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」との声)

(久保田委員長) ないようですので,討論を終結いたします。これより採決に入ります。お諮りいたします。本案は,原案のとおり承認すべきものと決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」との声)

(久保田委員長) ご異議なしと認めます。よって本案は,原案のとおり承認すべきものと決しました。
次に,次世代ITの未来型教育関係にかかる石岡中学校の現地調査を実施いたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。

(「異議なし」との声)

(久保田委員長) ご異議なしと認め,これより現地調査を実施いたします。暫時休憩いたします。

午前10時 5 分 休憩
午前11時13分 再開

(久保田委員長)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。ただ今,次世代ITの未来型教育関係の現地調査を実施いたした訳ですが,この件に関しまして,ご意見・ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。

(「なし」との声)

(久保田委員長) ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,当委員会において継続調査となっておりました,東地区公民館用地の件についてを議題といたします。本件については,教育委員会の方から,これまでの経過等を市長に報告し,その結果を踏まえ,継続して審査をすることとなっていた案件であります。
 初めに,執行部より本件に関するその後の検討結果等について説明を求めます。

(生涯学習課長) 3月25日の教育福祉委員会後の東地区公民館用地のその後の経過について,ご説明申し上げます。公民館用地の候補地であります,東光台二丁目の借地について,市長,助役,企画部長を交えて協議をして参りました。その中で東光台二丁目の土地を取得した場合,公民館等の市の施設等が建築できるか,都市計画課と建築課の方に確認をいたしたところでございます。その結果当該地域は,第2種の低層住居専用地域ということで,建築基準法施行令第130条の4第2号の規定により,集会所・公民館等は建築出来ますけれども,面積は600平米以内でしか建てられないとの見解でございました。この用途地域での公共用地としての利活用は難しい状況になってきております。以上です。

(久保田委員長) 以上で説明は終わりました。ただ今の説明につきまして,ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。暫時休憩いたします。

午前11時15分 休憩
午前11時20分 再開

(久保田委員長) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。ただ今事務局の方から説明があったわけですが,あの地域は都市計画区域の関係上,ある一定の面積の建物しか建築が出来ないことが判明いたしまして,こういった関係上,あの用地の先行取得については断念せざるを得ないと判断いたすわけですが,こういうことで集約いたしたいと思いますが,これにご異議ございませんか。

(「異議なし」との声)

(久保田委員長)
ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他の件で執行部より発言を求められておりますので,これを許します。

(指導室長) ご報告事項が2点,それから説明申し上げたいことが1点ございます。
 報告事項の第1点目でございますが,平成14年度の中学校の海外派遣事業につきましてご報告申し上げます。昨年度と同じようにオーストラリアに中学生20名を派遣するということで,期日的には7月26日から8月5日までの11日間,ホームステイの方式をとって派遣するということで,本年度も予定計画いたしまして今進行中でございます。本年度の子どもたちの応募状況でございますが,各中学校男女合計しますと62名ては,昨日運動公園体育館の方で実施したわけですが,子どもたちの英語に関する筆記試験,日本語での面接,英会話等々,総合的に判断いたしまして,本年度の石岡中学校,府中中学校の子どもたち男女各3名,それから城南中,国府中が男女各2名の計4名,合計で20名ということで選考し決定したわけでございます。この後,6月10日から6回にわたり事前研修を行って出発の日を向かえるという段取りになっております。
 報告事項の第2点目でございますが,事故報告でございます。学習活動中の子どもの事故ということで今年の5月2日木曜日,午後3時頃,学校の時間で言いますと6校時目になりますが,府中小学校の4年生の男子が,府中小学校の裏側に尼寺ケ原がございますが,野外観察ということで,理科の学習指導中に昆虫を観察していたわけでございますが,同じ学級の子どもが落ちていたブーメランをふざけて投げたという状況がございました。その投げたところから傷を負った子どもまでは,25メートルほど離れていたんですが,たまたま運悪く左眼にあたってしまったということで,左眼の眼球が破裂してしまうという事故が発生しました。学校ではすぐにその後,長尾眼科の方で診察をしていただいた結果,直ちに市術を行う必要があるということで,土浦協同病院の方に搬送をしていただきました。いろいろな検査をした結果,午後10時頃眼球破裂で,まず眼球を縫合しなければならないということで,縫合手術を行って,手術を終了いたしました。炎症が治まるのをまって,視力にどれくらいの生涯が残っているか,ダメージを受けているかということを後程,1週間から10日ぐらいと,医者の方ではその時に話していたそうですが,精密検査を行うことになっておりました。現在のところ,視力が0.2までは戻っているという状況がございますが,白内障が出ているということで,炎症が治まって白内障の手術もこれからしなければいけない。またこれからどのくらい視力が戻るか分からないということで,その経過をみながら治療をしていかなければならないわけですが,入院としましては5月2日から5月14日までの13日間入院しました。炎症が治まりましたので,医者の方で16日からは登校可能であるという判断を受けて自宅の方に戻りました。それで片眼ということでかなり疲れるという状況もあったのかも知れませんが,学校の方へは22日から登校しております。22日,23日,それから本日の状況も朝の内に確認をしてみましたが,やはり片眼で疲れるということで,今日は休みにしたいという状況があったようでございます。通院につきましては,三日あるいは二日おきに通院をしているということでございます。教育委員会のこの点についての対応でございますが,特に子どもたちの事故の未然防止ということについては,私どもの学校訪問とか通知とか,校長会,教頭会等でお願いをしているところです。今回も府中小学校だけの問題ではございませんので,改めてもう一度,児童生徒の安全確保・事故の未然防止ということで学校への通知,学校への通知,特に登下校とか授業中,部活動中の事故防止については通知の方を発送いたしました。当該への府中小学校への指導ということなんですが,校長先生あるいは教頭先生と連絡を取りながら,特に未然防止ということで,理科の実験とか図工でのナイフの使用,あるいは家庭科での調理であるとか,あるいは体育等での事故防止,そういった細々としたことについても,是非先生方で点検をしていただいて,事故が起こらないようにということで指導をしております。
 続いてお手元に学校週5日間制に関する保護者向けのパンフレットをお配りしておきました。発行は文部科学省ということで,平成14年3月発行のものです。私ども教育委員会の方には4月の中旬ぐらいに届けられたものです。内容的に保護者向けということで,一読していただければ十分な内容かと思いますが,しかも内容については委員さん十分ご承知のことかと思いますが,概略ご説明申し上げます。このパンフレット作成の趣旨でございますが,今回の大きな教育改革の柱,それからその方向性についての理解啓発をお願いするということ。それからそれに基づいて,信頼関係に基づく学校教育を実施するために,特に保護者の方々に連携と協力を求める内容になっております。特にこの社会の変化をおさえて,確かな学力を子どもに身につけさせなければいけないということで,子どもたち一人一人に応じたきめ細かな教育を実施して参りますというようなこと。それから基礎基本を徹底して自ら学び,自ら考える力を育てていきますというようなことで,授業時間数を削減して教育内容を厳選するとか,個に応じた指導の充実を図っていくとか,体験的・問題解決的な学習活動の充実を図っていくとか,そういうことの五つの柱が立てられておりますが,そういったことに基づいてこれからの教育活動を進めていこうというようなことで,趣旨の方が書かれております。さらに特に懸念される問題点,学力低下であるとか,子どもたちの生活リズムの偏重というようなことで,最後の方に書かれております。後程ご覧いただければと思います。若干パンフレットの具体的内容についてご説明をさせていただきますと,特に初めのところですが,そこには学校の教育課程が学習指導要領で編成されて,それが最低基準であるということ。児童・生徒の実態を踏まえて発展的な学習とか補充的な学習は可能になってきますというようなことが書かれております。次の項目ですが,子どもたちが変わる,生きる力のある子どもたちが誕生しますというところでは,なぜ教育改革を進める必要があるのか。さらに今子どもたちに求められている確かな学力というのは,一体どういうものなのかということについて説明がされております。2番目で完全学校週5日間制になりますと。そういう部分では学校と家庭と地域社会が一体となって子どもたちの生活全般を取り直しながら生きる力を育もうと。そういうような視点で支援体制が必要であるというようなことが書かれております。次の3点目でございますが,教育内容の厳選をしますというところでは,学習内容の系統化,内容の重複を避ける,そういったことに配慮して厳選が進められたという理由です。その厳選によって子どもや学校にどのようなメリットが生じるかということが簡単に図式化されております。ゆとりが出来るということだろうと思いますが,現実にはなかなか難しい部分がございます。4番目の総合的な学習の時間が始まりますと。この時間のねらいやこれまであった教科とどういう関係・関連性を図って指導を進めていくのかということについて説明をしております。5番目についてですが,選択学習の幅の拡大,これは中学校の方だけですが,選択学習のねらい,学習の時間,学習の内容が説明をされております。最後の6番目の新しい学習指導要領のねらいを実現する評価が生まれますという項目では,子どもたち一人一人の学びに沿った学習を展開させるために,学習指導要領に示されている目標とか内容がどこまで達成されているか。何人かの子どもたちの内で,自分がどれくらいの位置にいるかという評価ではなくて,どこまで目標内容が達成されているかというふうに,評価を転換していくんだというような,評価の転換ということについて,理解・啓発を求めています。そして,さらに評価については特に保護者に説明責任を果たしていくことが大事なんだということです。このパンフレットにつきましては,部数が少ないということで,各学校のPTAの役員さん方,それからPTAの活動室・会議室において保管して,皆さんに見ていただいております。それから各学校では,PTAの総会であるとか会報であるとか,学校だより等を使いながら,この趣旨については部数が少ないので,啓発を図るということで取り組んでおります。特にその状況を受けまして,石岡市教育委員会指導室としましては,過日の予算特別委員会でもお話し申し上げましたが,特に基礎基本の確実な定着ということ。それから体験に基づいた道徳教育・心の教育の充実という視点,それから総合的あるいは選択教科に基づく自己教育力・自己学習力といいますか,そういったことを定着させるということ。それから,具体的に評価を子どもたちにどう返していくか,どう評価を保護者に理解していただくかということについて,理解・啓発,それから充実を図って参りたいと考えております。

(久保田委員長) 以上で説明は終わりました。ただ今の説明につきまして,ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

(小松委員) この週休2日制の中で,予算特別委員会の中でも質疑がされて,学習内容が3割削減というやり取りもございましたが,実際に私立の学校等では,土曜日を休みにしないで,通常今までどおりに授業を行うという中で,公立の学校ではその対応として補修授業を行うような自治体もあるように聞いておりますが,当市ではそういう保護者の要求があるのかどうか。そしてまた実際に今学校では,どのようになっているのか,補修授業等が行われているのかどうか。その点をお尋ねします。

(指導室長) 委員さんから今お話がありましたが,補修授業等について,石岡市の場合には特に計画予定はしてございません。と言いますのは,文部科学省の方針等がございますので,その方針に基づいて,まず活動を実際に展開してみると。そういう展開活動の中でいろいろ問題点・課題点,活動をする前に問題点は指摘されております。とにかく活動してみると。その中でいろいろな対応を考えていくことが正論かと思いますので,授業としては計画しておりません。学校の状況ですが,これも細かく調査をしようということで検討を進めているわけですが,特に中学校の場合ですと普段の学校の活動プラス部活動ということで,特に大きな変化はないと思いますが,小学校の場合,特に低学年の場合にはお父さん,お母さんが働いていると,そこで保育的な面で問題が出てくるであろうと考えておりますが,特に大きな声は指導室の方には入っておりません。

(小松委員) 今指導室長の方からお話がありましたが,小学校の低学年の不安解消のために,これは福祉部の方で学童保育が実施されていると聞いております。特に保護者の方からそういった学習面についての,受験で3年生は特段あれでしょうが,これからの1年生・2年生の受験についての不安がどうなのかということはありますが,特段保護者の方からそういう要求がなければ私はそれで結構かと思います。もう一つは,こういった学校での事故が起きたということ。この大事な左眼が眼球破裂ということで,これは視力の回復もそうなんですが,指導室長の方からは府中小学校の4年生ということで,男子生徒なのか女子生徒なのか。それから私が心配するのは,視力もそうなんですが,実際眼球破裂ということになると,どういう状態になるのか。いわゆる見た目がどういう形になるのかが私も分かりませんので,外見は全く問題がないのかどうか,その辺お尋ねします。

(指導室長) 府中小学校の4年生ということですが,まず第1点目は男子児童ということでございます。それから,現在は2日おき3日おきに通院しているという状況で,角膜に傷が付いたところを縫合したという状況です。非常に技術が進んだ状況ですので,見た目としては分からないような状況になっているかも知れませんが,何れにしても白内障がございますので,その白内障の手術でレンズを取り替えるということになると思いますので,確定としては申し上げられませんが,外見の傷は残らないだろうと考えております。ただ視力がどれくらい戻るかということ。これについては,もう少しいろいろな経過,あるいは医師の方の治療を待たないとはっきり申し上げられない状況です。

(小松委員) 了解しました。視力が回復するのを本当に祈るばかりですが,こういった学校での事故に対して,保護者の方の,これはわざとやったのではなくて,間違いでありますし,そのことは保護者の方も理解していただけるのではないかと思いますが,あとは学校と被害に遭われた方の親御さんとの間の信頼関係と言いますか,その後の処置が非常に重要だと思います。とかく学校事故に対してもその後の処置で,それこそ裁判が起きたり,いろいろなことがございますので,十分に保護者の方と学校と教育委員会が対応していただけるよう要望いたしまして,私の質問を終わります。

(久保田委員長) 私が知っている範囲ですが,新学習指導要領に基づいて,学校がスタートすることになりますと,どうしても35週で1年を終わらせると。そんな中に今までは,ある程度の期間的な余裕はあったんだけれども,民間の事業に対して,学校側が協力するようなそういった授業,例えば民間が交通安全運動を展開する。それにブラスバンドが加わるとか。そういう対応をこれまでずっとしてきたと。それが完全週5日制になると,どうしても子どもたちがそういった事業に協力することによって,時間で収まりきらない部分が出てくるのではないかと。こういう事については,教育委員会の方としては,どう対応していくのかということで,私の方にも問い合わせがあるものですから,その辺のところを今後,民間団体と学校側との協力関係はどのように考えているのか。その辺についてお尋ねいたします。

(指導室長) 今ご指摘のように時間数が減っています。それから学習内容も減っては当然いるわけですが,その中で当然発展的な学習を展開したり,あるいは補充的な授業を展開するということになりますと,そのための準備等もありますので,現実的には1,050時間だったものが980時間になるという状況の中で,今までと同じような学習の展開がほぼなされると思いますので,時間の取得はなかなか難しいと思います。ただその中で学習指導要領の大きな趣旨の中で柱の一つとして,特色ある学校づくり,創意ある教育課程の編成ということが大きなウェートを占めているわけです。つまり学校の子どもたちの実態を踏まえたり保護者の思いや願いをどう学校経営の中に活かしていくかという視点というのは非常に大事になってきます。そうなった時に今ご指摘のように子どもたちにその地域の中の活動に参加させていくという。総合的な学習の時間を利用してやっていくことに意味を見つけさせてやっていくという,そういった意味での特色ある学校づくりは進めていくことは出来ると思います。

(教育長) 完全学校5日制が長い時間をかけて平成14年度スタートに至るまでの間に,大きな課題として,言葉を整えますと,これは授業時数の確保と学校行事の精選というような言葉でまとめて参りました。つまり,一方で授業時数をしっかりと確保しなさいと。しかし,諸々のご指摘がある行事があるということで,これはどこの学校も,学校長を含めて大きな課題として抱えている問題で,いよいよ完全実施になりましたので,さらにこの辺の詰めは,**してきている。それで,今室長が答弁したようなこともありますし,展開の工夫ということで,例えば一例を申し上げますと,PTAの総会をこれまで休みであった土曜日とか日曜日に実施いたしまして,その振り替えを単純に翌日の月曜日にやってきた形がありましたが,ここも切り替えまして,今年度実施した学校,全部いっせいに揃ったわけではありませんが,5時間目が終了してからPTAの総会を実施して,改めて休日にきていただく形はとらなかったと。保護者の皆さんには平日の3時過ぎてから総会があるということで,違和感があったかと思いますが,やはりPTAの幹部の方とも協議をした上で,そういうふうに実施していくということで,逐次そういうことを検討して参りますので,ご指摘のいろいろな団体との関係で子どもたちが安易に授業をしないで**することを極力少なくしていく方向は出来ると。検討もしております。後は,子どもたちの学校生活は今4本の柱になっています。各教科の時間,道徳の時間,総合的な学習の時間,特別教育の時間,恐らく学校行事を含む特別教育活動の中で子どもたちがこれまではいろいろな形で・・・。

(「そんなに疑問は持たなくていいということですか。」との声あり)

どういう状況になっているかはやはり知りたいし,調べます。

(生涯学習課長) 私の方から平成15年度の成人式の日程についてご報告させていただきます。石岡市の場合,これまでは1月の第2月曜日の成人の日の当日に式典を行って参りました。15年からはその前日ということで,15年の場合は1月12日の日曜日に執り行うということになりますのでご報告させていただきます。参考までに14年度の県内市町村の成人式典の実施期日でございますが,この3連休の最初の14年1月12日に実施した市町村が3市町村ございます。それから13日に実施した市町村が31ございます。それから石岡でやっていたように1月14日の当日に成人式を行っていた市町村が49市町村。それから新治村では,毎年8月15日に行っているようですが,そういった県内の状況です。

(副参事施設担当) 私の方から2点ほど,今年度の新規事業ということで,石岡市学校いきいきプランの事業要領,それから今年の主な事業であります平成14年度の府中中学校の事業別の発注の工程表についてご説明申し上げます。まず,石岡市学校いきいきプランの事業要領ということで,まず目的がございます。この事業は,急激な社会の変化と多様化の時代の中にあって,地域の特性を生かしながら学校を活性化し,児童生徒一人一人に目の行き届いた教育を推進するために実施するものであり,各小中学校の独自性を尊重しながら児童生徒の生きる力を養い,地域社会全体に開かれた学校運営の実現と社会全体で学校を支える形態づくりを行うことを目的とすると。先程,指導室長の方からも言われました,今年度学校の授業が大幅に変わりました。それに伴いまして,予算措置といいますか,それに対応できるものと思っております。2番目の事業内容ですが,学校教育活動全般に及ぶものですよと。去年までですと総合的な学習の一本でありましたが,下に七つほど書いてありますが,全てのものに適応していきたいということであります。あくまでもこれは事業要領ということで,次の裏のページになりますが,今年度事業実施要項ですか,事業を行うためには今年度こういうことをしたいということで,3番目の方の教員補助者等の業務と配備と。今年度は議会にも出ましたが,図書館司書の整備と総合的な学習を含めた学校環境全般の支援を行うことをメインにして行いたいと思います。これの大事な点は,教員補助者の資格ということで,教員補助者は,教員の職務を支援・補助するにふさわしい資質・能力を有する者であれば,教員の免許の有無は問わないものとするということで,ある意味で気持ちのある方,教育に参加したい方は参加できるようにと,幅広いところから募りたいと思います。市民に対しましては6月15日の市報に学校いきいきプランでの教員補助者の登録をしていただいて募集をしたいと。そういう中で登録内容を登録していただいて,必要に応じ小中学校又は教育委員会からご連絡の上採用いたしますと。この資格でも教員の免許は問いませんよと。事業内容は**でございます。右の方にいきまして申込書の内容でございます。勤務条件として,非常勤型,一年間を通じて継続的な者,もしくは部活動等単発的な短時間勤務型と報酬を得ないボランティア型と,いろいろ学校を確認したところ母校だから行きますよという方もいらっしゃいますので,指定学校区分を入れまして,小学校・中学校といれました。そういうような形で議会で予算を通していただければ6月15日号の市報に載せたいと思っております。最後のページで学校図書館の臨時職員ということで,中学校は昨年度にやりましたので,その方にまたお願いしたいと。小学校に限っては図書館司書の方全て免許をもっているとは限りませんので,あくまでも意欲のある方でも結構ですよという形でお願いしてあります。
 2点目の今年度の府中中学校の事業ですが,図の方になります。3号棟の改修工事の工事期間でありますが,中学校ですので,7月,8月に工事をしたいということでありますが,設計のこともあります。それから入札制度が変わりましたので,8月,9月と1か月ずれてしまいますが,この期間までには終わりにしたいと。次に外構工事Tということで,外構工事Tとは何かと言いますと,今新校舎が建っています。その周りの外構です。そうしないと校舎が出来ても生徒がそこに入れないという状態になりますので,8月末までには周りの外構を行いたいと思います。3号棟の校舎が改修行われた後,1号棟,2号棟の取り壊しを10月から11月にかけて行いたいと。取り壊しが終わった後に,外構工事Uということで,今の建物が建っている跡を12月から3月の4か月の期間で完了したいと。実際府中中学校の工事が完了するのは,今年度で全て完了する予定です。物品購入に関しては随時ということで,工事の差金も出てきております。 備品の購入に向けて十分にものを揃えていきたいと思っております。それから場所は変わりますが,三村小学校の増築ということで出しておりますが,あそこには遺跡がありますので,夏休みに発掘調査をした後,問題がなければ10月から6か月間で実施設計を行っていきたいと思います。

(久保田委員長) ただ今の報告事項について,ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

(國司委員) 学校いきいきプランの年齢制限はありますか。勤務期間に制限はありますか。

(副参事施設担当) 年齢の制限はございません。ボランティアもありますので,60歳以上の退職された方,学校の先生に聞きますと,学校のために何かをしてやりたいという人もかなりいるそうであります。そういった方に対しても年齢制限は設けない方が良いかと思っております。期間の方ですが,今年は報酬と賃金という二つの予算化になってしまっているんですが,来年からは報酬一本かと思っていますが,賃金に限っては通常6か月でもう一度契約が出来ますということで,1年以上は期間としてあると。ただ単発的なものは,週20時間を超えなければ・・・。

(久保田委員長) 他に質問等はございませんか。

(「なし」との声)

(久保田委員長) ないようですので,以上でこの件については,終結いたします。
その他,教育委員会関係で何かございませんか。

(「なし」との声)

(久保田委員長) ないようですので,以上で教育委員会所管の審査を終結いたします。
執行部の方々は,ご退席願います。暫時休憩いたします。

午後0時00分 休憩
午後1時30分 再開

(久保田委員長) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 これより,福祉部所管となります議案並びに請願の審査を行います。付託案件説明のため出席した者は,お手元にご配付しております出席者名簿のとおりであります。
 議案第63号・石岡市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。最初に執行部より本議案につきまして,説明を求めます。

(参事兼保険年金課長) 議案63号・石岡市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてをご説明申し上げます。今回の改正は提案理由にもありますように,平成14年10月1日から幼児における医療費の一部助成の対象年齢を3歳未満から4歳未満に引き上げるためのものでございます。改正内容について申し上げますと,本文になりますが,その中で第1条の改正は目的規定の中に3歳児を加えたものでこせさせいます。第2条の改正は養護の委任の中にやはり3歳児を加えたものでございます。4条の改正につきましては,医療福祉費の支給の中にやはりそういうものでの3歳児を加えたものでございます。第5条の改正にいては,医療福祉費の支給制限,これは所得制限ということですが,その中に3歳児を加えたものでございます。最後の附則ですが,開始年月日を明記したものでございます。以上が今回の改正の内容ですが,予算的には平成14年度石岡市予算書の119ページ,医療福祉費の中に3歳児拡大分として830万を計上してございます。

(久保田委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。質疑はございませんか。

(「なし」との声)

(久保田委員長) ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
次に討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」との声)

(久保田委員長) ないようですので,討論を終結いたします。
これより採決に入ります。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」との声)

(久保田委員長) ご異議なしと認めます。よって本案は,原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に,議案第69号・損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてを議題といたします。最初に執行部より本議案につきまして,説明を求めます。

(副参事国保税担当) 議案第69号・損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてご説明申し上げます。この議案は平成14年4月15日午後2時30分頃,石岡市鹿の子一丁目地内の市道において,国民健康保険税収納嘱託員が公用車を運転中発生した物損事故について,損害を賠償し和解するものでございます。賠償額は9万1,403円でございます。賠償の相手方は石岡市鹿の子一丁目×番×号○○○○(個人名)様でございます。予算につきましては,281ページをご覧下さい。上の段で総務費,徴税費,賦課徴収費,22交通事故に係る損害賠償金9万2,000円を計上いたしました。相手方の車両の修理代でございます。また公用車には自動車損害共済の災害共済保険に加入しておりますので,保険金分を277ページ,諸収入,雑入,自動車損害共済災害共済会共済金9万2,000円を歳入として計上しております。以上です。

(久保田委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。質疑はございませんか。

(「なし」との声)

(久保田委員長) ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
次に討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」との声)

(久保田委員長) ないようですので,討論を終結いたします。これより採決に入ります。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」との声)

(久保田委員長) ご異議なしと認めます。よって本案は,原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に,請願第19・乳幼児医療の無料化を求める請願書についてを議題といたします。なお,本請願については,請願者代表のほか760名の署名簿も参考資料として添付されておりましたので,ご報告申し上げます。
 本請願の審査にあたり,最初に執行部より,当市における乳幼児医療制度の現状,他市における状況等について説明を求めます。

(参事兼保険年金課長) それではお手元に資料としてお付けいたしましたが,茨城県内の市町村単独で年齢拡大をしている市町村の表をうしろに付けておきましたが,4月1日現在で県の方で2日前にいただいてきました。前の方の名前で載っているものは,集計したものでございます。石岡市の場合には,今委員会の方でご検討いただきました条例改正によって3歳児まで,4歳児未満ということになりますが,10月からですのでこの中には加えておりません。それで3歳児は龍ヶ崎市から利根町までの11市町村です。4市7町ということでございます。4歳児までやっているところは神栖町1町でございます。5歳児,6歳未満児とういうことで,潮来市・御前山村・大宮町・十王町でございます。未就学児までを実施しているのが7町村,3町4村ということでございます。以上が県内の状況でございます。

(久保田委員長) 以上で説明は終わりました。これより審査に入ります。審査上の発言は,挙手によりこれを許します。

(小松委員) 審査上の発言ではないですが,私所管の常任委員委員でありながら紹介議員になっております。退席した方がよろしければそのようにいたしますが。

(久保田委員長) 暫時休憩いたします。

午後1時40分 休憩
午後1時40分 再開

(久保田委員長) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。ただ今,小松委員の方から紹介議員になっている旨のお話がございまして,運営の慣例上,紹介議員は委員会において発言は控えるということが慣例となっておりますので,この案件については,小松委員には発言を求められたときに発言をお願いしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」との声)

(久保田委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。それでは審査を継続したいと思います。

(國司委員) この請願に関しては,読んでみますと願意的には妥当かと思います。しかしながら先程条例案で出ましたが,4歳未満児までですか,この前も一般質問の中で500余名という数字と聞いていますが,それから補助額が約2,000万というようなお話かと思いますが,その点について確認をいたします。

(参事兼保険年金課長) ただ今の國司委員さんの数字で間違いありません。費用額で年間約2,000万円,対象者で500人ということでございます。

(國司委員) 未就学児までだとどれくらいになりますか。

(参事兼保険年金課長) 未就学児と言いますと6歳未満児の上にいってしまいますが,これは年齢的にはちょっと不公平が出ますが,早生まれ,遅生まれで,月数で多く該当する方と早生まれで1月,2月,3月生まれの人は,4月生まれの人よりも少ない期間しか該当しないと。学校に入るまでの期間ということになりますので。ですから,6歳未満ということであれば不公平はないと思いますが,ただ先ほどご説明いたしました茨城県内の市町村単独で年齢を拡大している市町村ということでお示ししてございますが,現在のところ茨城県南地域の市の大部分が,今度土浦市でも10月から始まりますし,牛久市も始まります。それと石岡と。県南の市だけがこういう市単独事業を実施しております。22市のうち,県南の市だけが該当してやっているということでこざいます。費用額的には4歳,5歳となりますので,6歳未満,そうすると約500名,1年で2,000万という約の計算でしていますがそれの2倍ですから,今回の3歳児を入れますと6,000万円です。これにまた上乗せして4歳児,5歳児と入れると,あと4,000万かかると。未就学児まで入れるとそれにまた約1,500万円かかるかと思いますが,そういう金額になると思います。

(國司委員) 単純計算でも6,000万円かかると。市長も変わりまして,「福祉の横田」ということでお考えがあるようでございますが,ただ県内の状況をみてみますと,市では潮来市だけが突出していて,あとは人口が少ないところの町村のような気がいたします。現在6,000万からの費用が出ていくのはどういうものなのか。また今回の条例が可決されれば10月から施行されるんでしょうが,私自身としては,ちょっと今の段階では,予算的なものが逼迫している段階では,負担がかかり過ぎるのも大変かと思いますので,願意としては分かりますが先へ見送った方がいいかと思います。

(亀井副委員長) 今,國司委員からもお話があったとおり,私は女性として母親としてこの意味は本当によく分かりますし,こうなれば最高のことだとも思います。ただ現実の石岡市をみまして,今年度は4歳未満児ということで引き上げられまして,それだけでも本当に500人の子どもたちが多いに助かるという。本当に母親として切なる願いであるということも分かりますが,市のことを考えるとやはりこれは少し無理があるのかと思います。

(小泉委員) 少子化,子どもを育てるのが大変なわけですね。経済的な問題,不景気でどうしても子どもさんをもたない家庭が増えていると。せっかく生まれた子どもなんですから,子どもは国の宝,市の財産です。そういう子どもさんの医療で,もう容易じゃないと。医療ばかりではありませんが,例えばおむつにしても昔みたいに洗って洗濯して乾かすような時代ではない。逆に子どもが産まれたら,ご褒美に子どもさんが育つまでは,もちろん医療費ばかりではありませんが,すべてをバックアップしたいという気持ちです。この少子化問題が非常に叫ばれている。非常に重要なるテーマだと思います。そういう中で今乳幼児一人に対する保険料はどれくらいかかっていますか。また成人された方,また一般の方からみた乳幼児の保険料はどれくらくを占めておりますか。

(参事兼保険年金課長) 正確な数字は把握しておりませんが,国民健康保険の例で申し上げますと,1年間で約14万円ぐらいが,一人当たりの医療費ということでかかっているということだと思いますが,それと少子化対策の一環として,そういうものを是非と,今小泉委員さんの方からありました。それで私ども県の方の,各都道府県でどのような実施がなされているかという表を県でいただいて参りました。その中ではやはり3歳未満というのが多いです。それと3月の県議会の中でこのような質疑がなされて,県の制度の中で年齢の引き上げが出来ないかというような質問がありましたが,知事の方で現在の財政状況の中でそういうものは考えていないというような状況でございます。私どもとしましては,市長が少子化対策の一環ということで,今回議案として提案いたしました3歳児までということでお出ししておりますが,出来れば各市町村がまず3歳児までやってきて,その後はなるべく県の制度としてそういうものを取り上げていただいた方が市の支出も半額で済むということですので,何かそういう制度的なものを県で取り上げていただいて,県費補助と市費と,半々づつでもっていくような形になっていけばと思い,「県議会の方でそういう質問はありませんでしたか。」と問い合わせをしましたら,3月にあって,知事の方は今の経済・財政状況の中ではそういう状況にはないということで答弁をしたそうでございます。

(小泉委員) 私も3月の県議会の記事を新聞で読みましたが,その時,福祉部長の委員会の中での答弁で約1か月1万円ぐらいかかっているというコメントを読みました。石岡市は14万ですから,それより使っていると。やはり県の方では,今の参事の答弁で県ではそのような考え方だと。県と市の方もそれをやるという考えはおもちですか。

(参事兼保険年金課長) 県の方では今の段階では2歳児までと。3歳児は考えていないと。財政状況の中で考えていないということでございますが,表でお示しいたしましたように84市町村のうち実施しているのが11市町村です。今から石岡,土浦,牛久と。そういう中で実施されていきまして,84市町村のうち大体が3歳児までいった時には,県でも取り組まざるを得ないのではないかという考えでおりますが,全国的にみると3歳児未満は47都道府県のうち28実施されています。これは3歳未満です。これは今回の制度ではなくて2歳児までです。4歳未満というのが47都道府県のうち7です。5歳以上で6歳未満未就学前というのが,47都道府県のうち8都道府県で実施されています。あと神奈川県は0歳児だけです。1歳児を実施しているのが大阪府です。

(小泉委員) そうしますと今の答弁では,まだまだ検討の段階であると。県議会の委員会の中では今お話がありましたことを答弁しているということですから,決して対応は遅れてはいないですね。そういうことで前向きにやるということですから,その辺も県の動向を見極め,なるべく早くそういう実現に向かっていければと思いますが,ちなみに14万と出ましたが,以前国保運協の方でも聞いたことがありますが,今石岡の方で健常者の方で平均の年間の保険料は幾らぐらいですか。

(久保田委員長) 暫時休憩いたします。

午後1時間55分 休憩
午後1時間57分 再開

(久保田委員長) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

(副参事国保税担当) 12年度の決算額で一人当たり調定額で7万1,552円,一世帯当たりの調定額で15万3,742円となっております。平成13年度につきましては,これより少しは落ちております。市民所得が落ちているということで減ってきてはおります。

(参事兼保険年金課長) 先程の小泉委員さんからご質問がありました乳幼児の医療費一人当たりの額ということで出ています。乳児が20万9,900円,幼児が16万9,500円ということでございます。これはあくまでも,個人負担ではなくて医者にかかったときの保険まで入れた全部の費用です。

(久保田委員長) 暫時休憩いたします。

午後 1 時59分 休憩
午後 2 時15分 再開

(久保田委員長) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。他に発言はございませんか。

(「なし」との声)

(久保田委員長) ないようですので,以上で審査を終結いたします。これより採決に入ります。本請願については,起立により採決いたします。採決の順序は,継続審査について先決し,継続審査が否決の場合,採択についての採決を行います。それでは,本請願を継続審査とする委員の起立を求めます。

(「起立者多数」)

(久保田委員長) 起立多数であります。よって本請願は,継続審査といたします。その他,福祉部関係で何かございませんか。

(「なし」との声)

(久保田委員長) ないようですので,以上で福祉部所管の審査を終結いたします。執行部の方々は,ご退席願います。
 次に,その他の件で,当委員会の行政視察についてを議題といたします。日程,視察地等について,ご協議いただきたいと思います。

(「委員長・副委員長一任」との声あり)

(久保田委員長) ただ今,委員長・副委員長一任との声がありましたが,各委員さんの日程を調整いたしますと6月24日の週か7月22日の週になるわけですが,いかがいたしますか。

(「6月」との声あり)

(久保田委員長) それでは当委員会の行政視察の日程については6月25日,26日,27日とし,視察地等については決まり次第,各委員さんにご通知をするということで,ご異議ございませんか。

(「異議なし」との声)

(久保田委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で本委員会に付託されました案件の審査はすべて終了いたしたわけでありますが,これらに係る委員長報告の取り扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」との声)

(久保田委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会会議規則第104条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」との声)

(久保田委員長)
ご異議なしと認め,さよう決しました。
以上で本日の議事はすべて終了いたしましたので,これをもって,教育福祉委員会を閉会いたします。

 午後2時25分 閉会




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