平成14年9月6日 総務企画委員会


案 件 (1)今期定例会に付託された議案の審査
○議案第73号「専決処分に対し承認を求めることについて(平成14年度石岡市一般会計補正予算(第1号))」
○議案第74号「専決処分に対し承認を求めることについて(茨城租税債権管理機構規約の変更)」
○議案第75号「専決処分に対し承認を求めることについて(石岡市税条例の一部を改正する条例)」
○議案第76号「平成14年度石岡市一般会計補正予算(第2号)」
○議案第77号「平成14年度石岡市授産所特別会計補正予算(第1号)」
○議案第78号「平成14年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」
○議案第79号「平成14年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」
○議案第80号「平成14年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」
○議案第81号「平成14年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」
○議案第82号「平成14年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)」
○議案第96号「茨城県市町村総合事務組合を組織する市町村数の減少について」
○議案第103号「石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することについて」
○議案第104号「備品購入契約の締結について(高規格救急車購入)
(2)新規陳情の審査
○陳情第53「鹿島鉄道存続に対する公的支援の要望」
(3)継続審査となっている請願の審査
○請願第17「平成11年度公共工事入札疑惑に関する請願書」
(4)その他
出席委員 前島守雅委員長,磯部延久副委員長,小池清委員,吉田寛委員,戸井田和之委員,コ増千尋委員
市執行部 企画部
企画部長(中村栄),企画課長(今泉文彦),財政課長(細井恒雄),副参事管財検査担当(前島晃)
総務部
総務部長(関正雄),参事税務担当兼税務課長(川並英二),総務課長(信田志郎),収納課長(関口省三),副参事人事厚生研修担当(伊野忠好)
消防本部
消防長(渡辺茂),消防次長(比気憲治),総務課長(田口貞夫),予防課長(比気道之助),警防課長(高木信夫)
議会事務局 主幹(田辺武弘)


 開会 午前10時00分

前島委員長) ただ今から総務企画委員会を開会いたします。本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。なお,審査は協議案件書に添って行いますのでよろしくお願いいたします。次に,本日の審査にあたり説明員として出席した者は,お手元の出席者名簿のとおりであります。それでは,これより審査に入ります。

前島委員長) まず始めに,議案第73号「専決処分に対し承認を求めることについて・平成14年度石岡市一般会計補正予算(第1号)」を議題といたします。執行部より提案理由並びに内容等について説明を求めます。

総務課長) それでは,議案第73号「専決処分に対し承認を求めることについて・平成14年度石岡市一般会計補正予算(第1号)」について説明をさせていただきます。これにつきましては,平成14年7月11日に専決処分をしているところでありますが,10ページ,11ページをご覧いただきたいと思います。消防費の中で災害対策費,防災対策費の中の樹木の伐採等委託料130万円につきまして補正をしたものでございます。この内容でございますが,7月10日より台風6号が接近してまして,7月11日午前3時25分頃,これは東電の方で停電があった時間ですので,3時25分頃,石岡市大字石岡2108番地,県指定の一里塚の榎木が倒れたものでございます。この榎木につきましては,根元の太さが1メートル強ありまして,高さについては22メートル近くあります。根元から少し離れたところで二股に分かれている,勤労青少年ホーム側の幹が勤労青少年ホーム側に倒れ,そこにあった電線に引っかかった状態で止まっていたものであります。これについては県指定文化財の一里塚ということで,市の教育委員会並びに県の方を通じまして,その伐採についての確認をしたところであります。なお,電線については高圧電線ということで,それからかなりの大木ということで,かなりの作業量ということが考えられたものであります。県の方で確認をいただきまして,午後になりまして大型のクレーン車で吊しながら伐採除去をしたところでございます。なお,この木にもう1本二股に分かれた道路側に立った木があったわけでございますけれども,こちらの榎木についても中が腐っておりまして中空になっていて,見るからにいつ倒れてもおかしくないような状況にありました。そういった中で,やはり県の文化財ということで伐採についても県の方の確認を取って,7月15日に伐採をしたところであります。これらの費用について予算化したものでございます。以上でございます。

前島委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお,発言は挙手によりお願いいたします。

小池委員) 理由は,自然現象ですからよく理解できるのですが,金額がね,これは査定があって全部やってると思うのですが,伐採賃金でこんなに,こんなにっていう言い方はおかしいのですが,単価的にどうも,大型クレーンの使用とかいろいろあるんだと思うのですが,もう少し細かく聞いてみないと,私は少し高すぎるんじゃないかという気がするんですよ。何か,請求が出た段階で,”こう”という感じがあるんですが。それはそれとして,一般の感覚としてどうなんだか分からない。高いんじゃないかなと思うんですよ。高い,安いという判断は難しいと思うのですが。ですから,いま経過についての説明だけなんですけれども,工事内容については2本が割れているということなんですけれども,人件費とかリース料とかそこらとの関係が大体どういうようなことなのかね,その辺をひとつご説明をしていただきたいと思います。

総務課長) これにつきまして当初の段階の工事的な方なんですけれども,これにつきましては高圧電線ということで早急な対応ということで,トラッククレーン50トン,そういうものを用意させていただきました。この中でチェーンソーの使用ということで6人でかなりの枝払いとか,そういうものをさせていただいてます。それから,トラック,クレーンとかダンプとか,伐採した木の処分なんですけれども,これについても全部細かくして処理委託するといった形のもので,当初の大きい木の方については69万円くらいだったものです。それから2本目につきましては,若干,木の方が,細い木がいろいろな枝葉がなかったものですから,こちらについても,かなり当初からの**そういったのと同じようにトラックを使いまして作業をしてます。こちらの費用が41万円くらいになっております。以上でございます。

小池委員) だいたい理解はできるんですけれども,特殊な技術で大型クレーンに積みましてね,いまですと大体1メートル切らないと,いわゆる霞台の処理場で処理するにしても,1メートルに切るということがありますからね。例えば緊急の場合で,生ものですからすぐには燃えないという形があったりと,これは分かるのですが,しかしこれは基準がなくて,ただ,緊急時の場合に,もちろん台風災害ということですから緊急時なんで,そういうふうな場合には,やはりかかっただけ全部予算化して後から出しちゃうという形になるのか,その辺がやっぱり,ある程度,県の方に伐採関係の基準かなんかありましてね,それである程度分かると思うんです。そういうような場合も基礎になって算出になってくるのか,県の災害関係対策室として出て参りますけれども,これは電線にかかったので,完全に東電さんの方に,高圧を管理して,ちょっとかかれば伐採に委託して,東電さんに入りますよね。こういうような話し合いを,基準があって話し合いをしてるのか,ただ請求がきただけ処理してしまうのか,その都度違うと思いますけれども,基準がある程度あるのかどうか,その辺についてお伺いしたいと思います。

総務課長) まず伐採の費用等について正確な基準はございません。ただ,これまでの隣地での大型の倒木,そういうものの伐採費用,そういうものを参考にしたものはあります。ただ,それは今回のものと一致するのかという疑問があるところなんですけれども。それから東電さんに関しては,当初もう少し小さな木と,こちらも考えていたんですけれども,そういった小さなものであれば東電の方で了解を取って,伐採行ったりしてたみたいなんですね。ただ,今回についてはかなりの大型なものですので,東電の方でも対応がしきれないということがございました。それと合わせてかなりの高圧の電線ということで,作業するにあたっても,1回バイパスの電線を確保して,それから吊し切りをする状況になってました。確かに緊急ということで,予算化するにあたって,おおまかな予算をまず財政課にお願いをして,実際にお金がなければ頼めませんので,その後,細かな見積もりとかそういうものは詰めて行った状況です。そういった中で予算としては130万円でありましたけれども,最終的には112万3500円ということでお願いをしたということであります。

小池委員) ある程度分かって参りましたが,そうしますとこれから特に環境問題等について,自然との共存の問題,いわゆる地球環境的な緑の問題を含めて,それから温暖化減少の中でオーバーヒートしますので,温度差が**とかいろいろありますよね。石岡なんかでも街路樹関係が相当大きくなってきてるわけなんですね。それから樹木指定で,それぞれ責任があるわけなんですけれども,しかし,昨年の段階でも例えばの話,民有地でありましても道路の方に倒れた場合は交通障害があるということから,民地所有の責任でなくて市の方が先決で,伐採等について交通の支障をきたすから市の方で出しますよね。ですからますます街路樹とか,それ以外の神社仏閣もありますけれども,市の方で指定してある樹木等なんですね。台風の場合,当然神風ですから,そういうふうなものは枝が大きくなった場合は強風で落とされたりなってきますので,やはりある程度これらの問題を考えると,ただかかっただけのサポートならば,そういふうな状況を掴んでいて災害が発生した時に,ある程度の目安になるものがないと,今回も今の説明を聞きますと,当初,木っていうのは切ったら大きいでしょ,見た目よりはね。当然測りますと,測った専門化もおりますが。台風で倒れた場合なんかは当然,重さは普通に立ってるよりも水を大変含んじゃいますので,おそらく30パーセントくらい重量が増すと思うんです。そうなると運搬賃なんかも当然違ってくるんですよね。ですからやはり台風なんかもありますのでね,やはり台風は専決でやればいいんだというのではなくて,ある程度は把握していた方がいいのではないかなと思うんですけれども。その辺,これらを教訓にして,今後はそういうようなことまで管財の方で,これは教育委員会に絡んだり建設に絡んだりいろいろなことがあると思うのでね,そういうようなある一定の目安というのを掴んでおいたらどうなんですかね。その辺について見解をお伺いしたいと思います。

総務課長) 確かに倒木については民地,それから公共的なものとございますけれども,今回を教訓にしまして,伐採費用の積算的なものを今後調べておきたいと思います。それから地域防災計画という中で,そういった大きな木の管理についても把握するよう,または管理者の方にもそれなりの管理をするよう,腐ってるようであれば早めに切っていただくとか,そういった形のものをお願いさせていただきたいと,そういうように考えております。以上です。

前島委員長) 他にございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ないようですので,以上で質疑を終了いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより採決に入ります。議案第73号「専決処分に対し承認を求めることについて・平成14年度石岡市一般会計補正予算(第1号)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「承認すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ご異議なしと認め「承認すべきもの」と決しました。

前島委員長) 次に,議案第74号「専決処分に対し承認を求めることについて・茨城租税債権管理機構規約の変更」についてを議題といたします。執行部より提案理由並びに内容等について説明を求めます。

収納課長) 議案第74号「専決処分に対し承認を求めることについて・茨城租税債権管理機構規約の変更」についてご説明をさせていただきます。規約変更の理由といたしまして,つくば市について平成14年11月1日から茎崎町と合併することになり,規約中の関係市町村の表示の該当部分を改める必要があったためでございます。現行84の市町村から,1件減りまして83市町村の団体となります。以上でございます。

前島委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いをいたします。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) 発言はないようですので,以上で質疑を終了いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより採決に入ります。議案第74号「専決処分に対し承認を求めることについて・茨城租税債権管理機構規約の変更」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「承認すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ご異議なしと認め,「承認すべきもの」と決しました。

前島委員長) 次に,議案第75号「専決処分に対し承認を求めることについて・石岡市税条例の一部を改正する条例」を議題といたします。執行部より提案理由並びに内容等について説明を求めます。

参事・税務担当) 議案第75号「専決処分に対し承認を求めることについて・石岡市税条例の一部を改正する条例」の提案理由とその改正要綱についてご説明申し上げます。株式譲渡益に係る個人住民税の申告を不要とする特例の創設,及び固定資産税における縦覧制度の見直しを行う等の措置が講じられたこと。また,法人税における連結納税制度の創設に伴い,連結納税の承認を受けた法人に課する法人住民税について,単体法人を納税単位とする規定の整備等を行う必要がありました。これらが地方税法の一部を改正する法律(平成14年法律第7号),地方税法の一部を改正する法律(平成14年法律第80号)として公布されたことに伴い,石岡市税条例の一部を改正し,施行する必要があるため専決処分したものであります。以上が提案した理由であります。
 次に,この条例の改正要綱についてご説明申し上げます。法人住民税についての改正ですが,連結納税の承認を受けた法人に課する住民税につきましては,法人税の連結税額計算の過程において,連結グループ内の各法人に配付される税額を元に課税標準額を算定することとしています。次に固定資産税の改正であります。固定資産税につきましては,納税者が自分の土地又は家屋の価格と,他の土地又は家屋の価格と比較できるよう縦覧制度の改正を行う等の措置を講じることとしています。このことが納税者の信頼や評価事務の適正化,公平さを確保するための措置を講じたこと。次に,個人住民税についての改正であります。個人の住民税につきましては,株式等譲渡益課税の申告分離課税の1本化にあたり,申告事務の負担軽減の資するため,一定の場合による申告を不要にする等の措置を講じたこと。
 以上が議案第75号「専決処分に対し承認を求めることについて・石岡市税条例の一部を改正する条例」の改正理由,その改正要綱であります。なにとぞご審議のほどよろしくお願い申し上げます。以上がこの議案を提案いたします理由であります。

前島委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお,発言は挙手によりお願いをいたします。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) 発言はないようですので,以上で質疑を終了いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより採決に入ります。議案第75号「専決処分に対し承認を求めることについて・石岡市税条例の一部を改正する条例」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「承認すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ご異議なしと認め,「承認すべきもの」と決しました。

前島委員長) 次に議案第76号・平成14年度石岡市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。執行部より提案理由並びに内容等について説明を求めます。

財政課長) それでは所管の部分についてご説明させていただきたいと思います。平成14年度石岡市補正予算書の一般会計(補正第2号)でございます。28ページ,29ページでございます。これの繰入金でございますが,財政調整基金繰入金1080万7000円の減額につきましては,人件費等の減額に伴いまして一般財源が減額になったために基金から減額したものでございます。それから減債基金繰入金の5000万円の減額につきましては,その下の国民年金印紙購入基金繰入金5000万円の増額に伴い,基金から減額したものでございます。この国民年金印紙購入基金繰入金5000万円につきましては,昨年度まで市町村が行っておりました国民年金の印紙検認事務が廃止されたことに伴いまして,国民年金印紙購入基金を廃止することになり,基金から5000万円の繰り入れを行ったということでございます。
 次に30ページ,31ページになります。市債でありますが,土木債,平成6年度運動公園整備事業債の借換債2億2488万円については,借り入れ利率3.8パーセントを2.7パーセントの低利に借り換えをしたものでございます。それから消防債の平成5年度防災まちづくり事業債の借換債295万円,平成6年度防災まちづくり事業債の借換債1022万円と,教育債の平成5年度大規模改造事業債の借換債1510万円と,商工債の平成6年度龍神山麓自然文化郷整備事業債の借換債1億8883万円につきましては,今まで証券で借り入れをしておりましたが,ペイオフの関係で預金債権と借入債権を相殺するためには,証券で借入をしなければならないということで,証券から証書に借り換えたということであります。また,農林水産業債の特定資金公共投資事業債1591万8000円については,4ページにも記載されておりますが,当事業に伴います県補助金から特定資金NTT融資資金公共投資事業債に変更になり,組み替えを行ったものであります。
 次に50ページ,51ページであります。公債費でございます。元金償還金4億4198万円は,先ほど説明しました市債でありますが,特定資金公共事業費を除く借換債の部分であります。また,利子償還金115万円の減額につきましては,低利に借り換えた分の利子の影響分で115万円を減額したということでございます。以上でございます。

総務課長) 32ページ,33ページであります。文書広報費の中の使用料及び賃借料の中で備品借上料17万6000円についてご説明をさせていただきます。この備品借上料でございますけれども,これまで郵便につきましては料金後納ということで,機会を使いまして各課の郵便料のチェック並びに料金等を処理しておりました。13年度で約29万通の処理をしてるわけですけれども,8月1日の雷が原因と思われますけれども,機械が故障しまして修理を見ていただいたのですけれども,機械が10数年と古いということで部品がないということがありました。修理が不可能ということですので,今回新たに郵便料金計器というものをリースで導入しまして対応していきたいというように考えております。14年度で載せました17万6000円につきましては10月からの半年分ということでございます。なお,4ページ,5ページの中でその後の4年半の債務負担行為ということで,158万2000円を計上させていただいたところでございます。
 それから一般会計の方の人件費でございます。52ページ,53ページをご覧いただきたいと思います。人件費につきましては4月,7月と異動がございました。その中で一般会計と特別会計では人の動きがございました。そういった中で今回積算をし直した結果,一般職の合計で711万8000円が減額になったということでございます。以上でございます。

参事・税務担当) 33ページの過誤納還付金についてご説明を申し上げます。この中で過誤納還付金677万1000円,それから過誤納加算金16万4000円の補正をお願いしてるところでありますけれども,これにつきましては特に法人住民税において2月決算から7月決算の部分について13年度中に予定納税または中間決算に基づいて納付がされるわけなのですが,それが14年度以降になって決算を向かえる中で予定納税額の精算をするわけです。その中で今年の決算状況を見ますと,景気等の影響もありまして予定納税額を下回る企業が多かったというようなことがありまして,今回補正をお願いするものであります。以上であります。

前島委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いをいたします。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ないようですので,以上で質疑を終了いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより採決に入ります。議案第76号・平成14年度石岡市一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ご異議なしと認め「原案可決すべきもの」と決しました。

前島委員長) 次に,議案第77号・平成14年度石岡市授産所特別会計補正予算(第1号)ないし議案第82号・平成14年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)はいづれも人件費関連でありますので,一括して議題といたします。執行部より提案理由並びに内容等について説明を求めます。

総務課長) それでは,議案第77号から議案第82号までの人件費について説明をさせていただきます。こちらの特別会計についても先ほどの一般会計と同様に職員の異動に伴いまして増減をさせていただいております。国保税につきましては,1人減りましたので463万4000円,下水道会計につきましては1人増ということで270万円の増。駅東土地区画整理事業特別会計におきましては2名減ということで1425万6000円の減。農業集落排水事業特別会計につきましては1人減ということで859万4000円の減。介護保険特別会計につきましては1人増ということで271万5000円の増ということになっています。簡易水道特別会計につきましては増減がございません。授産所会計につきましては職員の増減はございませんけれども,3万6000円の減ということでございます。以上でございます。

前島委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお,発言は挙手によりお願いをいたします。

戸井田委員) 総務企画委員会でこれを聞けるかどうか分からないのですが,駅東土地区画整理事業特別会計で2人減になったということなのですが,これは総務企画委員会では給与費の増減の分しか審議できないかと思うのですが,人事管理をしてる総務部の方にお伺いしたいのですが,駅東区画で2人減にして,もう先が見えたということで総務部の方では感覚を持って減になったのか,そこだけ。中身あまり聞くとね,区画整理事業のことですから都建建設委員会になりますが,そこだけお伺いします。

総務課長) 駅東区画整理事業につきましては,先が見えたということで考えてございません。今年度,組織の見直しとかを考える中で,その中で調整がつくのではないかということで考えてます。ですから,14年度につきましては今の段階では着手する部分というのはありませんので,今回減という形を取らせていただきました。今後につきましては,事業の進捗状況,建設等とのヒアリングの中でその辺は調節させていただきたいと考えております。

戸井田委員) 了解しました。そうすると,1点だけお伺いさせていただきたいのですが,減になった係員というのはどこに増えたんですか。どこの部署が増減というのが分からないので,人事異動のが来ましたけれども,どの課が増えたのかそこだけお伺いして終わりたいと思います。

副参事・人事厚生研修担当) **1名については7月の異動で都市計画課公園緑地係。それからもう1名は7月の異動で風土記の丘に異動になっています。

小池委員) 聞き違えか何か,確認をしておきたいのですが,先ほど言った中で,授産所が人件費33万円の減ですけれども,6万円なんぼと言った気がするのですが,これ確認したいのですが。

総務課長) 授産所会計ですけれども,一般職の総括で3万6000円の減ということで申し上げたものです。64ページ,65ページの給与費明細書の中の合計の欄を読み上げたものです。

小池委員) 分かりました。

前島委員長) 他に発言はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) 発言はないようですので,以上で質疑を終了いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより採決に入ります。議案第77号・平成14年度石岡市授産所特別会計補正予算(第1号)ないし議案第82号・平成14年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)の計6件を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案はいづれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ご異議なしと認め,「原案可決すべきもの」と決しました。

前島委員長) 次に,議案第96号・茨城県市町村総合事務組合を組織する市町村数の減少についてを議題といたします。執行部より提案理由並びに内容等について説明を求めます。

総務課長) 議案第96号・茨城県市町村総合事務組合を組織する市町村数の減少について説明をさせていただきます。この市町村総合事務組合は,県内の市町村で組織をしている組合でございます。主にその目的としましては,市町村職員の退職手当,また退職等の支給に関するもの,災害と公務災害,そういったものについて一括して行っている事務組合でございます。その中で茎崎町が平成14年11月1日につくば市に編入合併ということで数が減る為にきたものでございます。以上でございます。

前島委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いをいたします。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) 発言はないようですので,以上で質疑を終了いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより採決に入ります。議案第96号・茨城県市町村総合事務組合を組織する市町村数の減少についてを採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ご異議なしと認め「原案可決すべきもの」と決しました。

前島委員長) 次に議案第103号・石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。執行部より提案理由並びに内容等について説明を求めます。

予防課長) **議案第103号・石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明させていただきます。地方自治法第96条第1項の規定により,議会の議決を求めます。提案理由といたしまして,消防法及び消防法施行令の一部が改正され,対象火気設備等の位置,構造及び管理並びに対象火気器具等の取り扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令及び対象火気設備等及び対象火気器具等の離隔距離に関する基準が公布されることに伴い,当該条例の関係部分を改正する必要が生じたためであります。なお,改正要綱といたしまして,火気設備・器具と建築物その他の土地に定着する工作物及び可燃物との間に保つべき距離は,別表に掲げる距離又は消防長官が定めるところにより得られる距離のいづれかのうち,消防署長が認める距離以上の距離とする。別表として従来,燃料の種類及び火気設備の周囲の建築物等の構造により,別表第3から第6までに分類して示していたものを今回の改正によりまして別表第3・第4・第5・第6を,別表第3としたものであります。以上でございます。

前島委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いをいたします。

小池委員) 議案質疑でも出ていたのですけれども,前回も分かったのですが,該当するところは石岡ではないとかいうことだったのですが,消防長の方から再度確認の意味でお尋ねをします。

消防長) お答えします。対象施設ですが,事業所等において使用するものについては消防署に届け出るものもございますが,一般家庭に使用している部分は,その器具とか安くて,それらの数についてちょっと把握するのは困難という状況です。以上です。

小池委員) **いづれにいたしましても,消防長,これまでどうしてもこの類の条例の制定なんかをやってくるということになるというと,いわゆる別表に挙げましたように大変分かりづらいんですよね。専門的で。普通の人,我々を含めてよく読んだり別表等があって,チェックしながらやれば分かるんですけれども,ちょっと分かりにくいんですね。総務部所管ですから,総務部長にもお願いしたいのですが,条例制定は議決されて今度は施行されてくる段階でね,やっぱり市民の人に知ってもらう意味でも分かりやすくね,燃えるんだったら燃焼の類するものが加わったら,今度は何メートル離れる,この辺ですよとかね,具体的に一般の人が分かるように市報か何かでズーっと流して今度はこういう風に変わるんですというようにならないと,というのは,前に環境問題で犬の糞がどうのこうのってあったんですよね。あれなんかも現実には違うんですよね。分からないんです。市報でこういう風に条例が変わりました,専門的でどうのこうのって分からないので,問題は皆さんが知っているということですから。知らなきゃ何にもならないんですよね。いつも指摘されるように,理解しにくい,どうも分からない,だから市報離れ。ちょっと関心があることを見るだけで後は全然知らないよ,ということになりますので,これは今度の問題も実態をよく把握していない,関わりないとどうなてくるか分からないよということですので,やはりそれを分かった上で,もっとみんなが分かりやすく理解できるように,今度こういうふうにしなくてはならないのかなとかね,それを分かりやすくして欲しいなと,PRしなければ何にもならないので,これは**でまた審議をしてありましてもね,以外と知られていないということになりますので,そういうようなことを,私は要望になりますけれども,再度,市報等の問題を含めながら担当とよく協議をしてね,やはり理解して**。そうすると今度は該当するところまで掴んでいないということになりますし,**を含めたものについてはね,これ分かるにしても,一般家庭について全然分からないということになると宣伝したって何にもならないと思うんですよね。分からないということになっちゃえば。そのようなことがありますので,ひとつこれは要望になりますけれども,その辺のご検討をひとつですね,総務部長にも市報を流す立場で,企画課もおりますのでね,これについて意味をなさないというと何にもなりませんので,そういうようなこと確かにあるんですよね。ですから,条例なんかについても絶えず見直しをしながら改廃をやらなくちゃならんということになって,今だって作りっぱなして動いてないものが相当あると思うんですね。そういうもの手をつけられないっていうもの相当ありますから。その辺を私は要望しておきます。それらを今後検討するということで,いわゆる企画も総務もおりますので,その辺について所管を含めてご見解を賜りたいと思います。また,取り組みをどういうふうにするかということをね,やって欲しいなと思いますので,ひとつそれを含めて答弁をお願いしたいと思います。

企画部長) 条例等,改正になった場合を含めまして,市民に周知させるというようなことは大変重要な問題だと思います。秘書広報課におきまして市報等を担当してございますので,そういうこともよく協議いたしまして,していきたいと思っております。

総務部長) 私達の方も各担当と協議をしながら,例えば議会に対します資料の提出の時にも分かりやすい資料の提出をするようなことを考えております。

消防長) 消防においても年2回ほど防火チラシを配付しておりますので,できればイラスト等を入れまして,分かりやすいように広報したいと考えております。

磯部副委員長) この件は,法令改正に伴う条例の改正ということでありますが,いま小池委員が言われたように,重複するのですが,やっぱり現にプロパンを扱っている商売の方でもね,家の中に置くプロパンっていうのは限度があるわけなんですよね。そうすると大きいやつを一気に持ってくるような業者がたくさんいるわけですよ。ですから,その辺の行政指導,また同時にアパート新築にあたってのこういうものの説明であるとか,あるいは新しく家を建てる方への説明であるとか,そういう一体となってPR等,説明,それから大変忙しいので大変だと思うんですがね,逆に1日検査しなさいとは言いませんけどね,そういうこともやっていかないとですね,さっきもPR云々ありましたけどね,この辺は確かに市報を見る人ばかりではありませんからね,正直言って。自分の関心あるとこしか見ませんし。ですからそういうもので,行政としての対応,こういたことをせっかく条例を作ってやるんですから,条例違反してる人がいて片方では守っている人がいるのはまずいわけで,その辺の行政指導のあり方というものも再度認識してやっていただきたい。これは要望に留めておきますがね。そういうことも同時に検討していただきたいということです。

前島委員長) 他に発言はありませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) 発言はないようですので,以上で質疑を終了いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより採決に入ります。議案第103号・石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ご異議なしと認め,「原案可決すべきもの」と決しました。

前島委員長) 次に,議案第104号・備品購入契約の締結について(高規格救急車購入)を議題といたします。執行部より提案理由並びに内容等について説明を求めます。

消防・総務課長) 議案第104号・備品購入契約の締結についてご説明をいたします。平成14年6月28日,指名競争入札に付した高規格救急自動車購入につき,下記のとおり購入契約を締結するため,議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものであります。契約の目的,高規格救急自動車購入。契約の方法,指名競争入札による契約。契約金額,3059万7000円。契約の相手方,水戸市泉町○丁目○番○号,○○○株式会社,取締役社長,○○○。以上でございます。審議のほどよろしくお願いいたします。

前島委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いをいたします。

磯部副委員長) ちょっと1件お尋ねをしたいのですが,こういうものは定価といいますかね,その値段というのはあるんですか。それともいろいろな備品を付けることによって値段が変わってくると。ですからこれが定価なのか値引きとかだったのか,高いのかね,それは別としてもね,こういったものに対しては基準価格っていうのはあるんですか。

消防・総務課長) お答えいたします。消防署の方で総務課の方と警防課の方で,装備につきまして全部出していただきまして,それを見積書を取って業者の方から出して頂く。それに基づきまして,石岡の装置と合うか合わないかということでやりまして,定価というかその基準的な値段は出ていることなのですが,そのクボウカについて当然多く出ております。以上でございます。

小池委員) 私は,いま単価問題いろいろあったのですが,いつも腑に落ちない,これまでも指摘はしておるのですが,今回も指名競争入札ということで出てくるんですよね。私は基本的に指名競争入札というのは,同じものがいかに良いもので安くということ,同じものがやはり数社集まって落札をしていくというのが指名の入札の方式だと思うんですね。しかしこれはイイカイから随意契約,随契に近いんですね。その方が多いんですよね。かつてゴミ焼却場の問題もあったんですが,これはいわゆるトウケイ変わってましてメーカーによって全部内容が違うんですよね。しかし何社か集めて指名競争入札の形にしちゃうんですよね。今回も議案質疑にもありましたけれども,相手方があったようですが,でも石岡の消防署としてはトヨタさんをズーッと使っていて使い慣れていると言うし,皆さんも自動車そのものも熟知しているので,やはりここに決めたということである程度の装備関係についてもですね,熟知しておるし,慣れているからこういうことでやったということならば随意契約なんですよね。だから私は随意契約がダメだということじゃないんでね,ただ,いまも委員さんから出ましたように,適正価格って何なんだと,こちらからお願いしたものが全部出てくればじゃあ,極端な言い方をすれば向こうの言いっぱなしということですか。こんだけかかるんだ,こういうことはこんだけなんだという形でなってくるので。しかし特殊なものであるとすれば,これはやむを得ないと思うんですね。ですので,今後は企画の方が今,財政を握っているわけですから,相談をしながらということになると思うのですが,やはり私はこれから特に特殊な消防機器という場合には,いつでもそうなんですが,これは随意契約に近い形になってしまうんですよね。特に今回の場合は,アフターの問題も入ってきますと,どうしても,これ使ったら全部トヨタが良いということになってきますので。やはりそういうようなこともありますから,これらの指名競争入札という,一般的には良いものを安くやるように努力してね,業者さんも,それから市の方も税金が正しく使えるようにいかに効率よく,良いものは安くということでやったというように形の上で見える,実態は違うということになりますから。この辺について,今後どういうふうに企画部の方でも所管で考えておるのか,何か私紛らわしいというように思いますので,それについて良い考えでもあったら,ここに出ました議案の直接の問題ではありませんけれども,やはり見解をひとつですね,一番トップの考え方になるのかどうか分かりませんけれども,事務担当の方でですね,これは気づいてると思うんですよね。どうぞ言葉にはどうなんだということ。その辺のご見解を賜りたいと思うのですが。

消防長) お答えいたします。この入札につきましては,救急車購入につきましては国庫補助という2分の1が出ます。これによりまして,国補事業については入札をやりなさいと,そういうような県の指導がありましたので入札とさせていただきました。以上です。

小池委員) それはそれとして国補関係の場合ですから,言い換えたら金も出すけど口も出すってことなんですね,そうなってきますとね。金も出すけど口も出す。**の方法なんですよ。私も分かってますよ。国補事業だから,**っていうのは。それはそれとして現場重視で石岡市の消防としては,従来,今も何台も使ってきてますけど,やっぱりそれは○○○さんのを使ってきているので,使う人達も慣れてるし,それから今必要な高規格の救急車になるとすれば,そちらから注文をつければね,アフター関係を含めて注文を付ければ,整備段階についてやってくれるかという指名競争という形を取ったというのも分かるんですよ。でも,指名競争でなくて本来であればそれは随意契約であろうと,しかしでも消防長の説明で国補事業だから指名競争入札の方法を取ったというんだけどね。実態は違うんでしょ。だから,やはりそうなるというと,本来のあり方を考えたときにはもっと違うよびかたでも何か方法を考えればね,これは前から指摘されてることなんですよ,消防署では今回初めてですが,私も議員としてそれなりの関係を入れると国補事業に関連する問題等について,これは違うだろうと,だからこういうふうにしなければいけないのではないか,紛らわしいよ。納税者の立場に立って見てるっていったってどうもおかしいんだ。言い方は変な言い方ならば,金も出せば口も出す。いまの時代地方分権の中で今後どうなっていくんだということになれば,また違うだろう・・・(テープ反転)・・・その辺についてのご見解を賜りたいので,消防長は消防長として,こちら側もね,いわゆる考え方として企画部も来ておりますのでね,企画部の方も考えてきてると思いますので,見解として私は賜りたいと思います。

企画部長) ご指摘のように効率よく執行するのが当然でございまして,こういう場合で同じようなあるいは同程度のものというような場合が例としてあろうかと思います。私も過去,担当させていただいた時もありますけれども,ベッドにつきましてもテレビで宣伝されている大きなメーカーがございますけれども,この場合で同程度の機能を有するという場合は,そういう条件を付しまして,競争入札を掛けるということを私も担当させていただいたことがありますけれども,原則としてメーカーが違うならばいろいろな形式も違うわけですが,金額上同程度のものが期待されるときには,競争入札を行う場合もあるということでございます。どうしても業者が1社しかないという場合は随意契約になろうかと思いますけれども,同程度のものがあるというような場合は今申し上げましたように指名競争入札になるというようなことがございます。

小池委員) 企画部長ね,それは分かるんです。しかしかつて消防署で未だ八分署開封する時に,○○○と○○○でやっぱりやいろいろあるんですね。しかし同程度なんですよ。どこが違ったかということになって,ハシゴ車が伸びる段階で,伸び方それだけなんですね,違いはね。○○○の場合は直入なんで,今入ったのは○○○だったよね,○○○のは若干,反りますよね。それだけの違い。だからそんなことを言うと**関係が1メートルちょっとずれるよと。これは心配ないんだという形の中で,これはいわゆる指名競争入札で,いわゆる○○○がほとんど中心だった。しかし同程度のものということで争って今のものが,ですから現場としては○○○さんがズーッと使ってきたのですから,ハシゴ車の場合は初めてだったんですけどね。しかしそれ以外の機器は全て○○○中心になっております。そういう経過もいろいろ踏まえてこれまで来ているので,同程度だとするならば,今回の場合も○○○,名前出すのも悪いんだけどね,私も向こうに行っておったから,やりすぎもあったように,ならば紛らわしいからということ。同程度ということならば,自ずからしていったんですか,ということになるんですね。決まっちゃったんでしょ,もう。実際に参加してないでしょ。指名競争入札の中にも参加してこなかったでしょ。形で参加したかどうか,その辺分かりませんけどね,そこまで追求しませんが。やはり使うとすれば,私は指名競争入札という形,同程度という形,中身が違うんでしょうね。基本的に指名競争入札というのは私は同じものだということで,同程度だったらそうするべきなんですけれども,そうでないことがあるので私は意見として申し上げたので,これからも考え方がひとつあるとするならば,ということで私はお伺いしたわけなんです。私は意見として申し上げておきますので,再度また答弁ということになるとね,企画部長からいろいろ出てくると思うのですがね。ここでまた議論始まっちゃうと時間ばかりで申し訳ございませんので,意見として申し上げておきます。以上です。

前島委員長) 他に発言はありませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) 発言はないようですので,以上で質疑を終了いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより採決に入ります。議案第104号・備品購入契約の締結について(高規格救急車購入)を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ご異議なしと認め,「原案可決すべきもの」と決しました。暫時,休憩いたします。10分程度とします。

        〜 休 憩 〜

前島委員長) 休憩前に引き続き,会議を開きます。次に,今期定例会において審査付託されました,陳情第53「鹿島鉄道存続に対する公的支援の要望」についてを議題といたします。まず始めに,事務局から受理の経緯と概要について説明いたさせます。

事務局) それでは,陳情第53「鹿島鉄道存続に対する公的支援の要望」の受理の経緯とその概要についてご説明申し上げます。本陳情は,平成14年7月19日,南台地区自治会連合会の各会長さん5名がお見えになり,受理いたしたものでございます。題名が「要望」となってございますが,直接持参されておりまして,提出者に確認しましたところ議会で審議をしていただきたいとの意向でございましてので,陳情の取り扱いとして当委員会に審査付託されたものでございます。内容といたしましては,鹿島鉄道は重要な交通手段であり,利便性等あらゆる点から検討しても鹿島鉄道に代わるものが見あたらず,通勤・通学の唯一の機関であり,10年・20年先を視野に入れ,鹿島鉄道に対する公的支援を行い,鹿島鉄道を存続してほしいという内容でございます。以上でございます。

前島委員長) 次に,本件は執行部において現在,その対応が協議されている内容であります。また,8月7日には,当委員会に対して鹿島鉄道対策協議会における協議状況の経過報告がなされたわけでありますが,執行部において,その後の経過について報告することがあれば,説明願います。

企画課長) それでは8月7日,総務企画委員会におきましてご報告いたしましたけれども,それ以後の経過についてご報告いたしたいと思います。ご存じのように7月29日,第4回鹿島鉄道対策協議会におきまして,協議の結果,鹿島鉄道に関しましては基本存続という方向性が打ち出されたわけでございます。それを受けまして,8月9日に第5回幹事会,そして8月28日に第6回の幹事会を行ってございます。また,今回一番の論点になりました部分で県の対応ということで,8月22日に茨城県知事あてに要望書を提出してございます。これは知事のところに沿線5市町村のそれぞれの首長もしくはその代理の方,それから5市町村の議会を代表いたしまして石岡市の鈴木議長が参加しまして県知事のところに要望に伺ったわけでございます。要望の内容でございますけれども,鹿島鉄道公的支援にかかる要望額5年間で約2億円ということで,これにかかる2分の1以上の支援をお願いいたしますということで,会長・石岡市長 横田凱夫ほか,沿線5市町村の首長,そして議長,総務企画委員長のお名前を列記して要望をしてございます。要望して,その時の県知事の対応でございますけれども,県としても支援という方向で負担を考えていかなければならないということでございます。ただ,どのような形をとるか,もう少し検討する時間をいただきたいということでそのまま終わってございます。基本支援をする形ですけれども,何とか存続させる方向で,その支援の方法については検討させていただきたいという回答をいただいているわけでございます。今後第5回協議会につきましては,9月26日に予定してございますけれども,その時点で県へ打診したところ,システム上すぐに出てこないということと,予算にからむことですので,11月以降に支援の方法ですとか負担割合などが検討されて出てくるということになってございます。したがいまして第5回の協議会については,経営改善計画の内容の協議ですとか,またそれらの協議の経過についてご報告をいただくということになってございます。以上が鹿島鉄道存続に関する協議会の経過でございます。

前島委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。執行部に対する質疑を含め,本陳情に対するご意見等ございましたら挙手によりお願いいたします。

小池委員) 全回の協議会に替わってからだと思うのですが,意見を申し上げたわけなのですけれども,陳情の趣旨はよく理解ができます。しかしその時,申し上げたわけなのですが,いわゆる石岡駅からジェット燃料が来るということを中止するということについては,もう十数年前から分かっていたことでありますし,その問題がなくなった段階でも,鹿島鉄道の採算面を考えても大変な時期に入ってくるのではないか,ということは予測はたっておったわけですよね。もちろん企業でございますので公的機関ということになりますと,今度バス路線関係だって大変になるわけなんですよね。現実に言いますと,明治以降,それ以前からでありますけれども,やはり水槽関係含めて,水に頼っていた時代がありまして,その段階からやはり石岡駅から高浜駅経由で,いわゆる県道田布施線の関係で,田布施まで今でもバスが入っております。ここも赤字路線なんですね。しかし石岡一高,石岡二高,それ以外の経済上の問題も含めてバス路線,やはり大きなサンゴの霞ヶ浦町に入っておりませんけれども,これは交通の公共性の確保ということでこれらは繋がっております。しかしこれも赤字路線であります。いろんな意味で私鉄というのは基本的に明治以降,私鉄が発達したというのは地域開発を含めて,駅を作り,その周辺の経済が活発化するように,それ以外のいろんな観光施設等を含めて行って,そこに住んでいくという形の中で駅の利用。やはり行ったり来たり,活性化という言葉を使いますけれども,経済活動を活発するんだといってやってきたのが私鉄の役割だったわけです。それは公共性であります。そういうようなことで鹿島鉄道存続をやるわけなのです。鹿島鉄道,厳密には鹿島参宮鉄道,鹿島神社へお参りするのに,鹿島神宮というのは常陸の国の一ノ宮ですから,二ノ宮は中州池の紫綬神社ですね。紫綬神社まではジョウ街道を通って石岡を経由して,徳川時代になる以前の古代ルートの道路というのは,ニホンを通りますと大杉神社から経由で一端カキを通ってジョウ街道との,これが結局その徳川時代にあったハンキョウ地点から浜街道整備等ありまして,紫綬神社へ入ったという歴史があるわけなのですが,そういうことは別問題にしてもですね,いづれにしても私鉄というのはそんな形で発展を遂げてきたわけです。それだけの効果があったわけです。現在すでにそれらが車社会に代わって,鹿島鉄道も玉造までは,国道355号線,今は国道355号線も整備されちゃいましてね,昭和20年代までは国道355号線は石岡の山王台を通りましてね,鹿島鉄道を縫うようにしていったわけですから。これが大変危険だということなので,今のように小川まで直線の,鉄道から離れたところでなるべく交差しないように鉄道を避けて道路ができて完全に車に取られてしまったのは現実なんです。そうすると先ほども申し上げましたように,企業も企業としてやはり努力をして,時代は変わってきてますので,やはりこの前の地域の市町村長と協議しながら5年間の再建計画を立てるということで,資料これだけ乗降客数を増やすということで数字があるようですが,じゃあ具体的に何をするんだ。年間に2パーセントの乗降客数を増やすとするならば,具体的にこういうふうにしていきますよ,というのがあるかと思ったら何も無かったんですよね。その5年間の間に考えましょう的なものがあるので,そうすると2パーセント増やすということ自体は,企業努力という形で2パーセント乗降客数を増やすということは,ただ見せかけだけなんじゃないのか。極端な言い方をすれば,各市町村から補助金をいただくためだけの数字を並べただけなんじゃないかなと見られてもしょうがないのではないのか。もちろん,いろんな形でイベント等をやり,確かにそうでしょ,夕方の一番夏の暑いときにビールを飲みながら,鹿島鉄道から夕日を眺めながら来るのなんて本当に良いですよ。良いの当たり前なんですね。筑波山の延長線上で一番良いのは鉾田と,筑波山の結んだ点。これが一番良いんです。その手前に湖がある。ちょうど高浜と桃浦の手前から見る景色っていうのが,夕日が降りて一番良いんですから。だから郷愁はとても良いんです。高浜と延長線上に結んでますから眺めは良いですよ。しかし今は車が混んじゃって,眺めが良くてね,眺めて天国住んで地獄みたいなところがあるんですから。大変な交通量です。それはそれとしてね,ですから今回もこれだけ財政が市町村で逼迫してきて,やはり合併という形でないと,国はどんなにうまいこといったって,こんなに金はないから交付金はやらないよっていうわけですから。その代わりこれまでより,さっきも出ましたけど口は出さないよ。口は出さないけど地方分権というのは名ばかりで,口も出さないけど金も出さないっよっていうわけですから。おまえら勝手に考えろっていうやつでしょうよ。そのためには,やりようがないから,どっちみち選挙やってろって,人件費もやっぱり機械等によって随分削除できるんだけれども,選挙やる人がそれちゃってるから,職員の数だってあんまり減らせない。これらから言うと機械に至って全部やってけば人件費そんなにかかんないで済むんでしょうね。それらの場合,だから市町村合併という形の中で10年後・20年後を想定した中でですね,減らしていこうというのは,いわゆる提供停止そのものを地方協制の中で減らしていこうということがあるわけですから。だからハッキリと地方の役割って何だろうと,地方協制の役割って何なんだっていうのをハッキリしてきれるわけですよ。これは話が変な横道にいっちゃいましたけれども。そういうような意味で,私は担当者に,淡々たる現象面だけの結局いろんな意味でのありますけど,これは真剣に考えていかなくてはならない。それには根っこは鹿島鉄道さんなんですよ。ここに来ると我々が議論してることが,そうでなくて市長サイド・行政サイドに来てるみたいでね。今回は県の方に陳情したのがあるんでしょう,何らか結論が出てきて一応,登り着く形ではありませんけど,閉鎖しっちゃったら大変でしょうね。実際に作ったってサイクル,今自転車に乗ってサイクルなんて人いませんよ。これもですから,自転車を乗り降りしちゃって乗りっぱなし。土浦駅から北条まで行って,北条の駅で乗りっぱなしでいいですよということになればね,そっからバスが来たら違うところまで行きましょうって言って,帰りはサイクルを利用する人もいます。しかし,公共では自転車かっぱわれたら大変だなんていう問題にもなります。いわゆる,ここでやっている恋瀬川のサイクリングロードもそうなんですよ,3つに跨って。私は20年も前から,乗りっぱなしにしたらどうなんですか。高浜の駅から風土記の丘まで行った時にね,だいたいあそこまで行ったからしょうがない,今度はバスが来るからフラワーパーク行くときはあそこから裏まで行っちゃうよと,乗りっぱなしですよ。例えばの話,風土記の丘まで来たときに,高浜の駅まで来たら,石岡の駅まで来たら,ジシンハイドしちゃってね,適用聞いて,あの辺なら用もないのに行ってみるか,時間もあれだからということでね,散策しながら。常陸総社宮でも,石岡の駅に乗りっぱなしできれば,サイクリングも利用する人達が増えます。それができないから,行ったら戻って来なくっちゃ,借りたところから返さなきゃならないから,今はそんなに人はいないでしょうよ。利用する人がいないのが現実でしょ。そういうふうに時代と共に変革をしている中で行政が対応できるかというとなかなかできない部分ができちゃうんですよ。やはり私鉄は私鉄なりにですね,みんながましだと言いながら,地域がやるんですから採算ベースに乗らなければ成り立たないでしょう。かといって,行政にそいつを全部おんぶにしてきたって,石岡市は結局やっていけるのか。確かになくなったり,それは大変ですよ。そういうようなこともありますので,私は企画担当の方々に,真剣に鹿島鉄道さんとも話し合いをして,数字を出すならキチンと努力するんだという目標を立てないと何にもならない。たまたまその時申し上げました。霞ヶ浦が幸いに,遊泳可能な場所として7カ所。いわゆる水質がきれいになったから泳いでも良い場所ができました。モグモへも入りました。ですから鹿島鉄道さんは,いわゆる石岡の子供会はどこも砂沼サンビーチに行っちゃう。八郷あたりにもあります。若干,子供会にも補助金をやって,半額でも出してね,1日くらい,あそこは溺れたり心配ありませんからね,やはりたまには泳ごうなんて,鹿島鉄道を利用して1日遊ぶようにしてみたらどうですかってやれば若干乗降客数が増えます。それが,イベントをやったり,1つの提案として第三セクターになるか分かりませんけど,鉾田へ行くやつが当時の政治力によって,鹿島に行くやつがダメになって鉾田で止まっちゃった,そういう経過もありました。しかし,向こうの太平洋側まで延ばしたって4qか5qでしょ。あそこを繋げちゃってね,向こう方面ならずっと入って,石岡だって急行停まるんですから。だから私鉄利用する人も増えるかもしてないですよ。やはり手立ては鹿島鉄道さんがいろいろやってみて,地域の皆さん方と協同しながら,沿線開発のことはね,沿線でもって市町村でどういうふうなことができるかということを協議をしながら,やるということになれば若干違うと思うんですよ。現行就航たってありませんけれども。このへんは大変お客さんも来なくて困っているようですが。水をきれいにしながらですね,ましてこれからは環境の時代です。やはり近いところで安心して生活できるようにまさしく,住んでよかったと思うのはそうなんですよ。遠いところにばっかり行くもんじゃないんですね。遠いところへ行けばいくらでも行けますからね,いろんな情報いくらでも入ってきますから。やはりゆっくりと安心して,ゆったりと生活していたいというのが人間の気持ちだと思います。余談になってしまいましたが,いづれにしてもそうなってくると,そういうようなことを申し上げましたので,企画の方ではですね,この前ちょっと申し上げたのですが,鹿島鉄道さんと話し合いをしたという,県の方に行って補助金の話をしたということなのですが,鹿島鉄道さんが再見5カ年計画を立てているというのは具体的にどういうようなことなのか,これをお伺いしたいと思います。それと,この前出された資料では納得がいきませんので,それ以外のことについてもできれば触れていただきたい。それと1つ,同僚議員とも話したのですが,実は運動公園を作るときにいろいろ議論をいたしまして,紆余曲折してきた経過があります。議会も当初から見ると修正を行ったり,いいものを作ろうということでやりました。しかしその時の鹿島鉄道にも協力をしていただいて,運動公園から直接乗れるように,踏切があったってグルッと回って,いわゆる向こうから乗降するのではなくて,運動公園側から乗降できるようにするというような,運動公園が利用し易いよ,ということがありました。それは話し合いでそういうふうにやりますということになったんですよね。しかしいつになっても直らないんですね,鹿島鉄道さんが10年云々だっていうのは,それは分かりません。南台の駅を作るときもそうだったんですよね。南台開発をやり,南台の駅を作るときも将来,新池台住宅もあるし,その整備をやっていくについてですね,いわゆるあの辺の周囲の人達,南台ばかりではございませんので,新池台の方からも乗降出来るようにということで,やはりあそこに,これは高くしてありますので可能だということで,あっち側からも,いわゆる国道355号線からも乗降出来るようにということでの話し合いをしてあるわけなんですよね。それがいつになってもダメなんですよね。だから今回これを機会に,その辺の問題を含めてですね,もちろんその先にもあります。これは考えてみる必要があるのですが,玉里村に新高浜がありますけれども,これもやはり反対側に工業団地等があるとできる部分はあると思います。これは玉里村との協議になると思うのですが。新高浜を作ったのは,当然玉里村内ですけてどもね,当時,南台も東田中も良いのがございません。石岡を通り過ぎて出た時に着くのは高浜なので,こっちからも石岡を出て次は高浜なので,それで出来た時に,新しい高浜でこっちを新高浜にしたらどうだという話も聞いております。たから玉里村にああいう新高浜でね。もちろん玉里村に小川駅もありますよね。これは余談になりますがいづれにしてもそういうような形で,新しい駅も出来てきているわけなのですから,もっともっと再建の中で利用者が利用し易いように。やっぱり今後とも負担を軽くしていくということになれば市の方でも出すとすれば,今言ったように私鉄の場合どうしても高いよと。やっぱり待ち時間があって車を使ってみたり,車があって駐車料金を払ってもいいから,それと同じくらいになっちゃうんだからいいや,時間的なものから車で行っちゃって停めちゃってということがありますのでね,ここらも企業努力の問題もありますからね,これらはこの際,補助金を出すんですからね,経営がある程度のところまで,こちら側のいわゆる住民サイドの意見をですね,市の考え方も入れるということでやらないと,金がないから,来たから補助金をやりましょう。そんだけでやると批判を食うからね,みんな集めて団体で,イベントでもやって補助金を出すようにしましょうっていうような体制でね,そんなふうにも見える。私,随分聞かれます。高浜の周辺,高崎あたりの人から。我々もどうしても生活圏ということになると,高崎を含めて向こうがどう行ってどうなるなるか,とにかく玉里村ってところにに住んでますから。いろんな水の問題が沢山あります。何千万円も今度,鹿島鉄道に出すようになればね,そんなの高浜駅周辺とか高浜をもっと何とかして欲しいとか随分ありますよ。これまでいくら言ってきたってやらないでしょ。最終的にみんな呆れてるだけなんですけどね。人なんかがコロコロ代わってしまってそうにもならんということです。ですから企画課はもっとしっかりして欲しい。今回も企画課の方が何かやってますが,企画部が変に財政を握っているからまたね,どうしてもチマチマというものができてしまったりね,大きな問題になってしまうこともあるわけで,その辺について企画の方で今,詰めている状況,補助金ばかり出す方にばかり行ったりね,県の方にも行ったというんだけれども,今度利用する方についてもね,存続させるというんですから,利用し易いように,みなさんがやっぱり残っていて良かったというものにしていくには,1つ1つこれまで議論してきたものを含めて,まず運動公園のところの,運動公園に高校生とかいろんな人達が沢山きますよ,駅利用で。グルッと回って不便だよということがありますからね。その辺の問題を含めたり,やはり南台の駅の両方から利用できる問題を含めてですね,先ほどもありました。そういうようなことを含めて,詰めているのかどうか,その辺をお伺いをしたいと思います。一般質問的な質問になってきましたけれども,よろしくひとつ。

企画課長) 鹿島鉄道の会社の方とは,現在詰めの段階になっておりまして,週2度・3度と協議を重ねているとことであります。それは経営改善計画が主でありますけれども,その中で大きく4点に分かれて改善していくべき項目を整理してあります。
 1つめは先ほど小池委員さんおっしゃられました霞ヶ浦という地域資源があるわけであります。それらをするという方向で,今後ともイベントとか,そういうことができないかということであります。それから2つ目は収支の改善の部分で,これは前回の委員会でも出ましたけれども,安全性を確保しながらやっていかなければなりませんけれども,様々な形でスリム化する,そういったこともやっております。それからご指摘の部分でございます,乗降客が沢山乗れるような方策を考えるということで,いくつもの案を出しているところですけれども,具体的なものとしては最近動き出しているところでは,まもなくおとづれますお祭りに,小川方面までの玉造まで含めてそちらからフリーパスで,半額券で訪れて,なおかつこちらに来てお祭りを見て得点があるというようなそういう事業をスタートいたします。今後そういったことを様々な形でイベントに絡めてやっていって乗降客数を増やすということ。それから乗降沿線に高校がいくつかございます。その高校生の実態といたしましては,4月に入学して定期を買うのですが,慣れてくると他の乗り物に乗り換えてしまって定着しないというのがあるのですが,その辺の実態を踏まえて学校にはたらきかけまして,定期で鹿島鉄道を使って安全な通学をするというようなはたらきかけを考えてございます。その他,いくつもございますけれども,そういった方策を丹念に積み上げまして,乗客を増やしていくというようなことを考えております。それから,いままでに1つのネックとなっております運賃でありますけれども,これは高いと言われておりまして,収支の部分の中で3割減くらいにしても収支を追いついてくるラインがないということで,筑波大学の先生の知恵をお借りしながら協議しているわけであります。カサンカライがありまして,いまご指摘ありました運動公園の件ですが,南台の国道355号線の方から乗れるようにということ。今後とも,こういったご提言をいただきながら,市民の声を参考にして改善を重ねていければなと思っております。

小池委員) 今そういうことで言ったことなのですが,しかし現実問題として,県にお願いする問題もそうですが,一応いまのところ石岡の商業高校については立地的なものとかいろいろな活動状況の中で訴状がありますから。いま少子化の中で玉造工業高校の問題と,これが定数割れの減少になってますね。それと小川高校は普通高校なのですが,やはり極めて不便であったり何かで,定数割れということになって,まだ訴状には上がったとは聞いておりませんけれども,近い将来に縮小にあるとか,平穏になってくるとか,なってくると思います。今回,そういうようなPTAサイドからも出てきているわけなので,私はただ単に私鉄の乗降客数が増えてくるというのは,経済活動の関係と人の交流との問題とがあるわけですから,この辺がやはり合併という方向が出ちゃうのではなくて,地域の特殊性の中で地域に活力があるというのはそこに人が集まってくるということですから。そういうようなことも,やはり鉄道沿線,鉄道の方々も含めながらね,これはかつて私鉄が敷かれた場合は全部それやってたんです。それが今は国の社会になってそれが変わってきてるわけですから,今回,貴重な税金を投入して再建計画5カ年という中でやはりそういう貴重なお金が補助金という形で流れるわけですから,ですから,1つの単品ではなくて,真剣に市町村・行政のサイドと地域の活性力の問題も含めて協議をしていかないと,私はいけないと思います。どうしても行政の場合はその都度その都度,担当分けて置いてしまうと,結局,完全な引継があって,「これはどうしてもやっていくんだ」というのがあれば良いんですが,いわゆる行政の継続性なんて言葉で言われるんですが,どうもそうじゃないんですね。担当が変わってコロコロ変わるんですよね。ですから,これは一番いけない部分だと思いますので,特に鹿島鉄道の再建5カ年計画を見据えるということになりますと,やるということになると,市町村長の首長さんまで含めて,地域の合併等の問題まで含めて,そこまで入らないとどうにもならない部分があります。まず,ですから,補助金ありき。再建計画をやってもダメだった。どうにもしょうがないから,最終的には公的資金をやったんだけど,ダメなら引き上げますよと,今の銀行と同じ形になってしまうということでは,かえって私は1つもためにならないと思います。そういうふうな意味を含めて,企画の方でもっとしみじみハッキリとものを言いながら,具体的に詰めるところは詰めないと私はいけないと思います。そのへんが極めて曖昧になってゲイゴをして,どうも今のところ見てると,どうもそういうふうに見えないんです。本当に反省ってどうなってるのか。そう思いますので,これは私の要望になりますけれども,この事もひとつ,週2回やってるとすれば,再建に向けてもっともっと詰めをお願いしたいと思います。これは一応,要望しておきます。

磯部委員) この件は,わたし個人的には存続すべきかなと基本的な考えをもっているわけですね。ただこの中で先ほどから再三言われてますように,公的資金を導入するということになれば,1つには全然鹿島鉄道に関係ない人に対してキチンと説明のできるような補助を出していかなければならないのではないのか。これは協議会に対する存続の要望書ですが,例えば百里の飛行場開港とありますが,百里の飛行場が開港したって全然関係ありませんからね。この問題は。全然方向が違うんですから。小川から別に路線が組んであるんだったら別ですけどね。ですからその辺も何かうまいこと並べてやっているにすぎないと言わざるを得ない部分。それから,この改善計画書,これは何回見ても分からない。そういう中で,例えば人員計画表1つを見ても,これを見ると,ただ出向社員を減らしていって運転手を沢山増やしていくという改善計画なんですね。人員が18年度までには12名くらい減るようですけどね。こうなった場合に安全対策の問題なんかはどういうような対応を検討されているのか。また,収支予想表,これ1つ見ましても,支援ありきの予想表なんですね。これだけ見たって,これ1つ例に挙げたって,経営努力が見えてこないんですよ。営業概要,予想人員の推移,これなんかを見てもどんどん極端に減っていってるんですよ。昭和52年度から平成12年度まで出ておりますけどね。こういうものに対して,なぜ減ってしまったのか。これを増やすにはどういう経営ノウハウを使ってやっていくのか。先にも今泉課長からいろんな協議の場で,霞ヶ浦を活用した内容であるとか,人員整理であるとかということで,利用者増の対応ということでお祭り時のフリーパス。これは1000円で1日何回乗っても良いっていうやつですよね。どころが鉾田まで往復1080円なんですよ。ところが山手線沿線をグルッと回るのでしたら,新橋で降りて有楽町で降りて,ありますよ。あの沿線で途中で降りて,それで来ると思いますか。どう考えても,一時の思いつきでやったような。だったらお祭り期間中3割の運賃にするとか,そういうことが平均的な効率じゃないですか。小川から来る人も1000円のフリーパスで,それを買えば良い。鉾田の人も往復があると。鉾田の人は確かにプラスですよね。その近くの方々全然来ないでしょ。買わないですよ,こんなものは。その辺の発想が,私はもう少し鹿島鉄道を再建しようということになって貢献してもらおうということには,もう少し頭脳的な改善計画を立てていかないと,追いついていかないと思うんですよ。それから,ちょっと気になったのは,県は具体的な方法はまだ検討中だと,基本的支援はすると。要望した額の60パーセント以上の支援を要望した。ところが支援の方法はシステム上,11月以降にならなければ出せないということで,石岡が今おかれている立場というのは,近隣5市町村の中で石岡が一番最初の議会ですから。結論を出していかなければならないと思うんですよ。しかしながらこれ,県がいろいろな方法で,県もだいぶあたりが酷くて,とんでもない方向に行ってるようですが。50パーセント,30パーセントは支援できないと言ったときにはどうするのか,そういうことが,私は逆に,5年間でこうだと,県はなんとしても半分は県が支援すると,近隣市町村で均等割りで,1つの町村で単純に500万円ずつは毎年5年間は支援していくんだとか,そういう具体的なものを出さないと,支援しますよという積算でだいたい500万円だと思っていたら,県の支援が半分になっちゃったので800万円です,900万円ですというようなことになってはね,1回示した数字は,それを覆すわけにはいきませんよね。それと先ほど小池委員からありましたように合併ありきの問題の中で,例えば3年度に鉾田なり,小川なり,財政的にそんなことやってられない,勘弁してくださいと,いうようなことの協議とかそういうものがね,それは紳士協定でやてるんでしょうから,5年間はどんなことがあっても支援していくんでしょうけどね。そういうことも結局,幹事会の中で,煮詰めていく必要があるのではないかと。ですから,ただ単に5年間支援して,5年後にはまた支援しなければ絶対このままでは,私の感じでは100パーセントまた支援するようになると思います。経営改善なんかできません。この辺の甘っちょろい考えでは。確かにいろんな企業知ってますけどね。ですから5年後はどうすんのかということまで,慎重に議論をして,私は存続することは反対じゃないんです。絶対にすべきだと思うんです。だけど,その辺を対象外の市民にも理解できるような支援の仕方というものを持ってないと,逆に半分公的交通機関といえども,民間企業に支援するということになれば,他の民間企業もそういうときに支援してくれるのかという問題が出てくる。公平な使い方にも繋がってきちゃう,というようなことにもなりかねないので,これは企画課の方でですね,私は基本的に反対じゃありませんからね,その辺をもっと綿密なる協議をして,対応を是非図ってもらいたい。これは要望だけにしておきます。その辺も充分に検討してもらいたいと思います。以上です。

小池委員) 私も要望で,他の市町村にも跨ってしまいますので。私はどうしても石岡中心で今回動いてると思いますので,今回は特に陳情・要望が出てきておりますが,何回も私,1日1回,3日に1回,多いときは何回も通るのですが,だいたい10時ぐらいになると1人くらいしか乗ってないですよね。それから11時頃になると運動公園のわきを通る時も乗ってないことがあったり,通勤・通学の時は結構乗っているんですが,しかし沿線上を見てきますと,現実的に小川は片方が田圃で,小川の町から離れてますので,やはり一般の周辺のところにもスーパーさんが出ておりますが,全部本当に車で,小川駅でスーパーに行く方が見受けられません。ですと,小川駅は,やはりどうしても戻ってこない関係が見られたり。その先の桃浦なんかに至っては,1個,近くに20人くらいのキングがあるんですけれども,これもホント聞いてみたらほとんど車みたいですから。乗降客がない現実。ましてその先の浜。これは純然たる農村域でかつて漁業でも相当栄えてワカサギの煮干しとか,そんなものを扱ったり,業者の方々があそこを利用したりあったのですが,今は浜というのは玉造に入り込んでいるのではなくて地形的に堀ったのですが,あの玉造の浜を利用する方が日中は帰るようです。ほとんど玉造の町の中に入るようですが,あれから今度はミギムキほど上に入るんですけれども,あそこまでならほとんど霞ヶ浦の近くを通っております。ほとんど壊滅状態ですね。問題はそうすると,その先の鉾田までの期間についてはですね,これは純然たる農村地帯でむしろ全部車社会で,車で歩っちゃいますよね。そういうような現実があります。しかしこの辺の実態を,我々の石岡の時限でものを見ちゃって,石岡で考えたときどうなんだってことがありますけれども,やはり全体を見たときの計画を見たときにどうなってるかということをある程度見なくてはいけないと思いますので,やはりそういうようなことを,再建について,お金を出すんですから,若干口出したっていいと思うんですよね。あんた方,何を考えてるんですか,こういうふうにしていかないとしょうがないでしょうよとかね。議論する人がこうでなくちゃ困りますよとかね。公的資金出すんでしょ。税金出すんでしょ。ただ再建計画出たから,そいつを鵜呑みにしたりね,これを何か,石岡で集まって昔の郷愁がどうのこうのって新聞読ませていただきましたけどね。郷愁でもって乗客は増えませんからね。何十年かぶりの旅なんですったって,たまたま良かったっていうだけでね。そのことよりは,いかにして乗降客数を増やさなければならないかというのが基本的にはあるわけでしょ。そうでないと困るわけだからね。いろいろ意見がでるわけなので,その辺をちなみにですね,私はドンドンこの際ですから言わせてもらいますよと,貴重な税金を,金も出すんだから口も入れますよと。入れさせて貰います。しかし経営まで云々言えませんから参考意見としてね,これがいいんじゃないですか,これがこうじゃないですかって。それには絶対把握してなければいけないと思うんですよ。それは全部企画の方で掴んでいるんだと思うんですけどね。日中はどこの駅がどうなってるんだとか,乗降客がどんなふうになってるんだとか。こことここの区間というものが,やはり行政単位でやるとすればどういうふうに議会ってあるんですか,とかね。お互いよくやるようですから。数字だけ年間2パーセント増やすんだなんて,数字だけ並べるのなら私だってできますよ。数字くっつければいいんだもの,そこへ。そんなバカな話ないでしょ。それは数字あがるには具体的な手立てが,具体的な実施計画になってきた段階で,こういうふうにここはしますということにならなければどうにもならないでしょ。お祭りの時はいいでしょ。当事者は間に合わないでしょうから。いずれにいたしましても,ですから,これは企画課の方でも真剣にひとつ,優秀な企画員が揃ってるわけですから。企画課っていったって,具体的に実施計画まで入っていってね,具体的に数字についてやぱり実現可能でないといけないと思うんだよね。企画立てっぱなし,お金くっつけたからもう結構,こうなります。話になりませんよね。手を挙げて無責任だって言います。ですので,私が申し上げましたように実態を把握して一応要望ということですけれども,これは要望ですが,要望をして時間がお昼になっちゃいましたので終わらせていただきます。以上です。

前島委員長) 暫時,休憩いたします。午後1時30分より会議を再開いたします。

        〜 休 憩 〜

前島委員長) 休憩前に引き続き,会議を再開いたします。

徳増委員) 基本的には存続に賛成なんですけれども,他の町村は分かりませんけれども,いま石岡の中で言われていることは極めて情緒的で,残さなければいけないとか,昔はこうだったからどうしても残したいというような情緒的なところがすごく多いんじゃないのかなって。特に女性達が言ってる中では感じます。あくまでも私鉄なので石岡市の鉄道ではないので,その辺のところの線引きが必要だと思うんですね。改善計画と同時にここまできたら経営計画まで見る必要があるんじゃないかなと思います。5年間は今のところ支援ができても,経営計画が10年先はどうなんだというシュミレーションを出していかないと。それから極めて限定的に沿線地区だけを考えて論議されてることが多いと思うんですけど,この鹿島鉄道の親会社を考えたときに,親会社がどこまで支援できるのか。というのは,親会社が持っているバス路線なり,他に持っている鉄道,そこも考えないと,鹿島鉄道は存続は難しくなってくるかなという危惧が考えられるので,茨城の中には新しくできるJR・鉄道もあります。そしてバス路線も,網の目というようにもいきませんけれども走ってます。1つの鉄道が牽かれることによって他の私鉄にもだいぶ影響を受けてくる部分もあると思いますので,それがもし影響を受けるのが鹿島鉄道の親会社であるとするならば,当然この鹿島鉄道の方の力の入れ方にも係わってくると思うんですね。ですからハッキリ言って,つくばエクスプレス,これも視野に入れてこちらも対処して,10年・15年先まで考えていかなければいけないのかなと,私は考えます。その辺のところを企画課の方と協議会の方で綿密に話し合いを煮詰めていただきたいと思います。限定的なことではなく,茨城全体を見たときの親会社との関係,そこら辺も考えて支援をどうしていったらいいのか,それとなにしろ自分たちの足でどこまで立っていかれるのか。5年先で終わってしまったら何にもならないわけですから。その辺のところをじっくりと煮詰めて,2〜3年の間にでもやっていただきたいと思います。これは私からの要望でございます。

企画部長) ただ今,各委員さんからご意見が出されたところでございますけれども,地域の活性化といいますか,そういうことを図る上からも,交通の充実も必要ではなかろうかと考えているところでございます。それから,マイカーを利用できない高齢者,それから子ども,あいは生徒,さらには病院の通院者等,移動の制約者と申しますか,そういう方の足を確保するためにも,地域の,古い言葉でございますけれども,シミジミマルとして,公共交通である鉄道などの存続・維持を図る必要があると私も考えております。しかし,地方交通におきましては,地域を含みますととしての公共交通の維持と,交通事業としての企業性,あるいは地場性との両立が極めて困難になっているのが現状でございます。その為に地方議会の果たす役割が,役割があるのではないかなと考えてございます。しかし,このことによります地方自治体の財政に与える影響も大きなものがあろうかと推測してございます。そういう中,市長におきましては鹿島鉄道の支援の考えを示しまして,合わせまして市に対しまして,沿線自治体の首長や議長さん方と要望を行っているところでございます。先ほど企画課長より鹿島鉄道の状況の報告がなされましたが,ただいま徳増委員さんからもご指摘がございましたけれども,経営改善計画のいっそうの詰め,そして利用者が利用しやすい鉄道の運行,さらには利用客の増加策など,ご指摘がありましたような点を,企画課として,また充分協議対応して参りたいと考えてございます。そして事業者に対しましても意見を積極的に述べて参りたいと考えます。また,公的資金を注入するとするならば,鉄道を利用しない方の理解も当然必要になってこようかと思いますので,そういう点につきましても考慮していきたいと考えてございます。以上でございます。

小池委員) ひとつ確認をしておきたいと思うのですが,そこまで話し合いがいってるか分からないと思いますが,今度の再建計画で5カ年ということですが,その中で当然市町村合併問題が入ってきているんですね。この時点の話し合いでは,現在の市町村サイドで負担ということで積算さてれいるようですが,これもし3年後・4年後になったときに,その辺の負担を被ってると思うのですが,いづれにしても経済情勢の問題を含めて,協定等なっていれば5カ年にわたってそれは間違いなく負担していく形になっていくのかどうなのか,これは再建計画との絡みなんですよ。その中で合併問題の枠組が入ってきたときにどうなってくるのかなということと,合併にならないまでの市町村の段階で,財政の問題からとても出せないよということが1カ所出たとした場合,これらがどういうふうになってくるのが,それらを含んで協議等の問題にもなってると思うんですが,これは目先,来年度からということになるわけですから,もう予算編成期にボツボツ入るわけですから,10月になってくると入りますね。そのような財政の当初の段階でどうなってくるのかなと思うので,再建計画の関係だとか合併の関係だとか,そこまで詰めてきているのか,この辺についてそこまで行ってないよとすれば,いま週2回で詰めているということで,急いでいるようですが,この辺について担当の方で分かっていればその辺をご説明願いたいと思います。

企画課長) まず5つの市町村で将来財政の状況で支援していくのが難しいという懸念,そういったことが考えられると思いますけれども,これの協議のスタートにあたっては,全て足並みを揃えていくということで,基本的な合意になっております。それから合併の場合ということですけれども,いくつかの市町村と可能性があるかと思いますけれども,これについては別途,合併の枠組みの中で建設計画を立てましたり,すり合わせの時期がくるかと思います。これはほぼ同じ時期の並行した作業になるかと思いますので,お互い連動させながらそういうふうなことを考えていきたいと思っております。

小池委員) 連動させるということになりますと,合併カガミに漏れたり,一番肝心な基本というのは,鹿島鉄道沿線開発という言い方はおかしいのですが,沿線の需要,それから当然再建計画の中では2パーセント乗降客数を増やすということですから,それについてただ,鹿島鉄道の努力でなくて,関係市町村・行政と連携をしながらということになると,行政との連携というのは自動的に地域開発だと思うんですよ。観光面だとか産業面だとかそういうことが限定されますね。駅周辺になると思います。そうなりますと,先ほどもちょっと出ましたように,百里が民間共用になるとか,しかし現実に民間共用する中で鹿島鉄道もね,乗降客数が利用するのか,もちろん貨物についたって百里のジェット燃料これからドンドン使うのに,百里の自衛隊の燃料だけであったものが,民間で使う燃料まで増えるのにね,鹿島鉄道は使わないっていうんですから。もちろん違う方法で行うわけですから。これは全然,その辺については利用が少なくなる,逆に見込めないわけですよね。そうすると自ずからそこに出てくる問題というのは,やはり行政と勉強をしながら,地域開発もある程度やらなければならない。そうするとそれにはまず,霞ヶ浦周辺の中で何があるのかなということになるんですね。だから,すくなくともだとするならば合併をやるとするならば,私は変な言い方をすればできなくてもいいから鉾田から向こうまで繋いじゃうってやればね,当然太平洋の方から石岡へやってきて,石岡は当然特急の停まる駅ですから。利用もまた増えるであろう。向こうは特急ないですからね,いまだにね。鉾田駅にあるかどうか分かりませんが。いづれにしても,繋いできたってね,そうするとどうしてもやはり考えられるのは,行方大地の第1産品,これは農産物が主体ですよ。いま小川では歴然と第1産業では小川のニラというのは主産地を形成されているわけですから。行方大地にはメロンとかいろいろなサツマイモでも行方大地のはトップですからね。知れてるのは。そういうようなことで,かつてはね,かつては高浜の駅まで舟で運んだりして貨物で持っていったり,石岡の駅へ貨物がきて,貨物利用が沢山あったんですよ。鹿島鉄道利用も,それはなくなってしまった。だとするならば,この地域開発を含めるとするならばやはりこの辺の往年の鉄道を使う理想というものが完全に自動になってしまったとするならば,違うのは何なんだというのは観光でしょ。観光としてもいわゆる大正時代それから昭和前期のノスラルジーみたいなことでね,やったとこはしょうがないので現実に苦労した。観光自体はものすごくかけ離れているわけですから。そうすると,第1次産業の農業に関連したものに結びつきに同意していくんだったらここまでなれないんですよ。これは大変な景気を呼ぶんですね,地域興しというのは。やはりそれがある程度課せられているんですね。そこまで行ってるわけですから。そこまで踏み込んで行って,そうすると石岡も少なくも鹿島鉄道利用の中で石岡の置かれている立場というのは違ってきますから。合併の促進の問題にまでなるかもしてないんですね。これは私はただ単に,一企業,鉄道の問題でなくね,そういう起点で地域開発をやるとするならば,私はやはり真剣にですね,5カ年なら5カ年で地域開発の問題まで,やっぱり行っていくとするならば,そこまで踏み込んでいくべきなんですね。先ほども言いましたように,お金も出すんならある程度口も出したってしょうがないでしょうよ。金は出すわ口は出さないわ,お金を出してみてキンジツが出来上がったから合併ができても何でもね,こういう状態でどうにもなりようがない。何を出しても,また補助金ください。こういうようなことは大変困るわけですよ。困るといううちに市民はだいたい納得しないと思うんですよ。今の段階ならね,行政サイドから石岡でとかみなさん本当に人がいいですから,こういうふうな中で陳情なんが出てきっちゃいますとね,やっぱりやっちゃって,後で気が付いて,イヤちょっと失敗したな。そんな事例沢山あるんでしょ。少なくとも企画なんですから,将来大変な時期に入ってきてますので,その辺までやってほしいなという要望なんですね。逆に言うと,そこまで踏み込んだ形の中で論議をね,企画課はだてに企画課が入り込んでるんじゃないでしょ。ホントだったら財政課だって変わらないでしょ。企業は存続のためにこんだけ欲しいっていうなら財政課だけでいいでしょ。財政課がこれだけお金をできるかどいか。ところが,地域へは沿線住民と共にやはり乗降客数を増やすという形,今後ともやっていくのであれば企画課が入る問題でしょ。少なくとも企画課がいろいろな窓口になってやってるわけでしょ。やはりこれは1つの試金石だと思うんですよね。私は基本的に行政改革をやる時に企画課と財政課が一緒にやるということは反対の立場ですからね。そえはいま言ったってしょうがないのですが。やはりでも今回は企画課がそこまで入り込んでいるとするならばね,私はもっとしっかりする必要がある。今後とも詰めるとするならば,やはりもっと真剣に詰めてほしいな。これまでの悪い癖でね,5年も先があるんだ,我々はもういないんだ,これは引継の段階だってね,完全に引継いで継続だよね。ですから継続性でやるんなんらいいけど,2〜3年経って分かんなくなってくるとパカッと変わってしまうんですよね。結局そうなると無駄金になるんだよね。肝心要,だから年間2パーセント乗降客数を増やしていくと,そのかわり再建の問題についていろいろやるんだということはどっか消えちゃってるんですね。だから楽な言い方すれば,補助金をいただけば5年間はいただいて,それである程度いっちゃって陳情がどっかから出てきてね,困りますから。私,このまえ触れたでしょ。少子化の中で果たして沿線関係で小川高校,それから玉造工業高校,これはあと5年後・10年後に残っているのかな。今の段階で定数に充たないんですから。高校の減らそうじゃないかというのは県の段階であります。県もお金なくなってきてますからね。そういうような状況なんで,私は企画の段階でその辺まで突っ込んでですね,やっていただきたい。そうでないともちろん石岡にも新しく,当時の東田中の駅,南台の駅というのができましたですから。最初は新高浜しかなかったんですからね。できて係わる方が沢山あるわけですから。その辺について企画課の方でひとつ,考えていないとすればその辺まで考えた上でですね,ドンドン私は鹿島鉄道,だんだん上部の親会社の方はどうなっているんですか,これだけやったら最終的にダメだということになれば,再建のために補助金を出そうとして議論をしてます。いろんな考え方,皆さん申し上げてますよね。再建してズーッと一定期間補助金を,これはしょうがないだろうということで考えていますよね。これは親会社がそうはいかないよということになったときには,これはお互い行きなすんですかということになるんです。最も石岡市の税金が有効に使われることになれば,やはり石岡の税金をもっと違った形で活性化のために,地域の開発のために,使えるところ沢山ありますよ。それは優先順位の問題になりますからしょうがないと思いますからその辺の論議になりませんから。ですから,その辺について企画課長も企画部長もおりますから,これは市長の方も考え方あると思うんですが,先ほども言いましたように,この際ですからね,私はある程度石岡市の考え方をですね。一方では情緒的に残して欲しいという人達もいます。しかし,将来の地域とかいろんなことを結局総合的に判断した場合には,やはり市民が納得するように。市民たくさんいますからね。私のところに直接,いまさらどっちみだってね,鹿島鉄道もしょうがないよってね,浄化槽の前からあそこはジェット燃料の輸送は危険だからね。そんなところになんで何千万円もお金やるんですかってね。それは,いろんな考え方に寄与してますから,いろんな考え方を説明してます。それよりは企業にあるんじゃないんですか,もっと企業に努力してもらえばいいんじゃないんですか。同じ市に住んでいたって,俺は全然利用しない,何も関係ないよっていう人だって沢山いますからね。それは話が別問題ですけれども。ですから私は市民が納得するような形でいくのには市のサイドももっと企画課の方もね,やはり公的機関で沢山利用してる人があるわけです。石岡市に限らずね,鉾田地区は全部渋滞してるわけです。いわゆるその辺も含めてですね,やはり私は考えてほしいなと思いますので,地域の問題まで各首長さんまで,さっきちょっと聞いてみたら鉾田さんの方はどうなってるのかね,玉造さんのほうはどうなってるのかね,これはハッキリ言って選挙で各首長さんは変わります。これは企画課の方でキチンと行政の問題を含めて,企画課なんですから,石岡の将来の問題を含めてキチンとしておかないとダメなんですよね。それで私はいろんな要望をしてるわけなんです。できれば企画部長の方で今後ともですね,私はいろいろな意見を申し上げたのですけれども,週に2回づつ協議しているとすればね,協議の中にその辺の地域の問題を含めてですね,協議に入っていくということをひとつお願いしたいのですが。その辺についてどうですか。

企画課長) 支援検討の中で長期計画の検討というのを計画の中に入れて,いまもそういったところに触れております。これについては今後の展望ということで沿線地域ビジョンの策定ですとか,今後交通体系が大きく変わっていく将来が予想できますので,それに対応した将来の展望を考えて,議員さんご指摘のように本当にそこが一番要の部分であるというふうに認識しておりますので,今後とも努力を続けて参ります。

小池委員) そうなりますと,鉾田と太平洋の鹿島沿岸通っておりますね。水戸線ですか,ズーッと入ってますね。あれとの接続ですね,ホントに短期間ですから。5qもないですから。これは何らかの方法で結びつける気があるのか,鹿島鉄道さんの方と5カ年計画の中でね,何らかの方法で接続するのかという考えを協議の中に入れたんですか。5カ年が無理なら10カ年でそうしていくんだとか。それともう一つね,百里基地との関連の中でね,当然こちらから行くと近くなりますので,どうしても全てが道路の整備でシャトルバスの関係ということになっておりますけれども,その辺についてね,鹿島鉄道としての対応策ですか,これはどういうふうになっておるんですかね。これは上部団体というようになっておるわけなんですけれども,上部団体,どうしてもこの辺の観光問題になってまいりますとね,やはり関東鉄道バスいろいろありますが,その辺でいわゆる環境面からの取り組みね,バスで結局カバーするというとどういうふうになってくるのか,その辺も若干入っておりますから。今の一番近いのは,霞ヶ浦の問題で入れる時にはヤダと言ってもね,玉造のいわゆる玉川にですね,霞ヶ浦ありますね。これが枝番になっているところです,いろんな事やる場合に。恋瀬川の鯉が,釣り大会やる場合もあそこが主催になってやりましたし,全部やったりね。それから入り江のところに浅瀬入っておりますからそんなことがあったり。霞ヶ浦水質浄化関連では,これは土浦と神立の間にできますから,それが主体になるところですがしかし,玉造なんかの関係もありますから。これはむしろ玉造の駅も近いけれども,利用の仕方によってはですね,やはり水関係の利用ということになりますと,玉造の浜,この辺からの関係等やっていった方が,あそこの利用関係で乗降客数を増やすのなら利用し易いですね。玉造の駅から狭い道路通って湖と結びつけるならね。そういうふうなこと,具体的なことを協議の中に入れるとすれば,先ほど言ったように5カ年で入れるとすれば,5カ年以降接続という形になっていくとかね。それをここまで視野に入れて協議に入っているんですかね。それがないとね,私は極端に言うと,この前も協議の中でそういうようなことを精一杯やっていくよと,そういうようなことが根っこにあって,それで次は5年の間はこれだけの補助金をいただいて,5年たったら自前でなんとかトントンに行けるようにねやりますよ。その間,行政は大変かもしれないけど,税金くださいよというなら話は分かると思うのですが。それでもダメならまた次の段階でね,こういう手もあります。やっぱり地域の交通の足ですからね。いろんな面で結局貢献してるわけですから。それまた何とかしてほしいという話にもなってきます。ただ単に大変だから補助金くださいよというのでは,極端な言い方すれば石岡市内にもたくさんの民間企業ございますからね。個人的に話しますけどね,俺んとこも赤字で潰れそうだから,そんなこといったら税金持ってきたから補助金欲しいから,陳情出せば出てくるんですかっていう話も出ちゃいますからね。それと意味は違うんですが,う意味を含めてですね,先ほどいいましたように再建策の中でね,長期展望の中ではこういうふうな意味もありますよということがあるのかどうかね,その辺についてもお伺いをしておきたいと思います。

企画課長) いまご指摘の件ですけれども,長期展望・長期計画の中には,検討項目としてこれまで触れてきております。鹿島臨海鉄道にも接しますけれども,これはかつてバスが接続していたようなのですが,バスでありますので利用が少ないというので休止になってますけれども,いづれにしても今なお接続は求められていますし,逆に開港された際には,何らかの形でそこを繋ぐものができないかとか,玉造のふれあいランド,これについても駅からうまく行けるルートが造れないかとか,そういったことが地元も提案を含めまして検討しております。今後それらの可能性をさぐりながら長期計画の中に入れていきたいと思っております。

前島委員長) 他にご意見はございませんか。暫時,休憩いたします。

        〜 休 憩 〜

前島委員長) 休憩前に引き続き,会議を再開いたします。他に発言はありませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ないようですので,以上で質疑を終了いたします。先ほど休憩中でありますが,お話ししたことの確認として,これまでの質疑の状況から各委員の意見を集約いたしますと,1点目,鹿島鉄道との協議において鹿島鉄道側の努力目標を明確に定めるべきこと。2点目,補助金を出す以上,市民に対して説明ができるようにすべきこと。3点目,企業努力はもちろんのこと,補助金を出すだけで終わらせるのではなく,市民の声や市の考え方を取り入れるようにすべきこと。4点目,経営改善計画を充分に検討した上で補助を決めるべきこと。5点目,関東鉄道との関連を充分考慮して補助を決めるべきこと。ただいま申し上げましたとおり集約することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ご異議なしと認め,このように集約いたしたいと思います。これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより採決に入ります。陳情第53「鹿島鉄道存続に対する公的支援の要望」を採決いたします。お諮りいたします。本陳情を「採択すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ご異議なしと認め,本陳情は「採択すべきもの」と決しました。さらにお諮りいたします。本陳情に対し,先ほど集約いたしました意見のとおり附帯決議を付すことにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。

前島委員長) 次に,継続審査となっております請願第17「平成11年度公共工事入札疑惑に関する請願書」を議題といたします。前回の委員会におきまして,委員から出された質疑のうち2件が答弁保留となっております。まず1点目は,平成11年10月26日に行われました,井関地区の道路改良工事入札における選定基準についてであります。2点目は,関川地区における農業集落排水工事の第1工区から第65工区までの入札結果についてであります。この件に関して,委員会として資料の提出を求めたいと思いますが,これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ご異議なしと認め,資料の提出を求めます。

( 資 料 配 付 )

前島委員長) ただいま配付しました資料の説明,及び答弁保留となっている件につきまして,執行部より説明を求めます。

企画部長) ただいま提出した資料につきましては後ほど副参事の方から説明させます。まず最初に,前回8月23日の委員会の件につきまして,ご説明申し上げます。前回の資料で9番目の市道6661号道路改良工事の選定基準が明確でないというご指摘がございました。井関の長峰地区です。

前島委員長) 暫時,休憩いたします。

        〜 休 憩 〜

前島委員長) 休憩前に引き続き,会議を再開いたします。

企画部長) 前回提出しました予定価格と同額の資料の中で,9番目の11単市道6661号線道路改良工事の選定基準が明確でないというご指摘がございました。当該工事は平成11年の工事でございまして,石岡市の井関長峰の道路改良工事でございます。また,当該工事の入札は資料にもございますように,平成11年10月26日に行われまして,この日に行いました入札が全体で19件ございまして,そのうち土木が17件の工事がございました。その1つが長峰地区の道路改良工事でございました。選定の理由でございますけれども,当日の入札は先ほど申し上げましたように,19件実施しまして,それに対応する指名業者を選定したところでございます。選定基準ではC以上ということでございますけれども,地理的条件や工事の実績,さらに難易度,前回の委員会でもご指摘がありましたように井関長峰地区という地域でございますので,当然工事には擁壁を伴う等の工事がございまして,こうした難易度などからA・Bクラスも含めまして選定してございます。参考までに当該関連としまして,同地区で平成10年に実施してございます,路線番号も6661号線の道路改良工事がございまして,擁壁が当然含まれてございました。落札業者は○○○工務店であり,落札額は3749万5000円という額でございまして,選定にあたりまして,繰り返しになりますけれども,基準ではCクラスでありますけれども,地理的条件や工事の実績,長峰地区の難易度,擁壁を伴うということから,A・Bクラスを含みまして選定指名をしたということでございます。以上でございます。

副参事・管財検査担当) それでは提出しました資料につきましてご説明させていただきます。内容につきましては,関川地区の農業集落排水整備事業の入札結果となっております。平成9年度から平成10年度までの第1工区から第65工区までの工事となっております。表の見方としましては,左から1・2と連番で,種類は工事,事業名,事業場所が大字石川・大字井関という形で書いてあります。次は予定・落札金額ですが,(予)というのが予定価格,下の段が落札価格となっております。請負業者のところが落札業者の名前が入っております。業者住所は石岡市と入っております。入札日,指名業者名が入っております。右に指名業者数,選定基準数,格付等級が入っております。以上が入札結果であります。ちょっと注意していただきたいのが,1枚目の1工区から3工区で,同じ業者が指名参加しておりますが,この場合には「取り抜け」という形を取らせていただいてまして,1工区を落札した者は,次の2工区と3工区は参加できない。2工区を落札した者は,3工区に参加できない。というシステムで実施しております。また,指名のランクを見ていただきますと,選定基準はAとBですが,Cという業者はCという形になっておりますけれども,先ほど申し上げましたように地域性とか,実績とかそういうようなものから選定することができるということで示されております。以上が表の説明でございます。あと,取り抜けは,4工区から6工区も同じ方式であります。その下,12工区と13工区,14工区と15工区,16工区と17工区についても取り抜けの方式をとっております。次に2枚目の10年度も同じ方式で,18工区と19工区も同じ方式です。22工区と23工区,24工区と25工区,27工区と28工区,29工区と30工区も同じように取り抜け方式です。平成11年度につきましては,取り抜けの工事はございません。平成12年度は,59工区から64工区が取り抜けの工事です。以上が入札結果の説明です。

企画部長) ただいま説明しました資料は,農業集落排水の1工区から65工区までの一覧の表でございます。そういう中で前回委員さんからご指摘がございましたのは,農業集落排水整備事業の中で,過去の入札で落札率が低い金額で落札しているのではないかと,設計の見直し等を検討する必要があるのではないかというご指摘を頂戴しました。それで,入札価格はただ引き受ければよいというのではないことは私から言うまでもないことで,内容に適合した履行がなされているのか,処理がなされていないのかということになってございますけれども,これはただ引き受ければよいということではないということでございます。そういう中で国土交通省の提携機関でございます中央公共工事契約制度運用連絡協議会,この協議会では,低入札価格調査基準というのを定めております。その基準によりますと,予定価格の10分の8.5,85パーセントを乗じて得た額を掛けていただく,または3分の2を乗じて得た額を下回る場合には低入札価格になるというふうに,こういう言葉を使っていいか分かりませんが,ダンピングということでございます。これによりますと,お手元の資料の一番最後のページの5番目,第63工区は,予定価格が3390万円で,落札価格が2130万円というふうなことでございますので,落札率が62.83パーセントというような割合になっております。この63工区がこれにあたるのではないかと申し上げます。ただし,工事完了後の竣工検査につきましては,石岡市の建設工事の検査要綱に基づいて竣工検査を行っておりますけれども,その時点では**行われまして,適正な工事が行われて完成検査が行われたと捉えております。石岡市の現在の率は,85パーセントを使ってございます。入札で85パーセントで入れますと,契約が成立しないということでございます。
 次の2番目のご指摘・・・(テープ反転)・・・団体連合会といようなところに委託してございます。設計にあたりましては,連合会の方におきましては,茨城県の設計管理課とか連絡会とかを用いておりまして,それを行っているということで,適正な設計の積算が行われているというふうに認識してございます。以上,お出ししました資料の中で過去の入札で最低落札価格が低かった金額があるんじゃないかということ,あるいは設計の見直しをする必要があるんじゃないかということの答弁でございます。以上です。

前島委員長) 以上で説明は終わりました。ただ今の説明に対する質疑,資料に対する質疑を含め,本請願に対する各委員のご意見等ございましたら挙手によりお願いをいたします。

小池委員) これは私の方の考え方なんですけれども,経済部所管というのは元々土地改良の事業をやってですね,土地改良の事業はいわゆる**を採用して,農業用水をね,それで地下埋設等のサイコ云々の減少もいろいろあるのですが,それでやってきた関係で経済部所管では土地改良をやってると思うのですが,本来から言うと農業集落排水事業というのは建設部の下水道事業ですから,本来から言うと建設部の下水道事業に間違いないですよね。たまたまこれまでの制度上の問題ですからそうなってきてるんですけれども,一応土地改良の方の全部県の執行関係のものだからね,どうしても積算関係全部やったやつが基本になってくるわけなんだけどね。やはり直せといってもしょうがない部分があるんだけどね。これは県会サイドでやらないとどうにもならない部分なんだよね,本当はね。だけど県会議員はそこまで突っ込まないからね。ハッキリ言って。だから県の方の問題でこの辺の制度はいじれない。これは県へ反対って言ったって,みんな天下ってやってんのがいますから,私も何人か知ってますけど,だいたい最低でも3年くらい,長い人は5年くらいやるんですけど,これは長年やってきて,たまたま天下っていってやってるんですよね。これは余談になりますが,いづれにしても,農業の**した時に主にそちら側でやると言ったのですが,しかし選定の中で極めて工事の内容ということを捉えてやってる業者とね,それからその時によっては地元の近いところから選定をやってみたり,選定そのものが極めて曖昧なんですよ。これで言うと格付けの等級と言ったって,Aでやるところに,明らかにおまえさんは取れませんよ,たまたま人数合わせに置いておくんですよってCなんかをぶっこんでみたりね,CランクはAと一緒にいたって取れませんからね。まして全部集めて取り抜けやった場合には完全に,取って止めて後の人間が入るんだけど,これはだいたい決まっちゃってやってるもんですから。取り抜けという言葉を使ったって,これは談合でやるしかありませんからね。ハッキリ言って。そういうようなことで参考に資料を取り寄せたのですが,これの1つ1つ検討をしていかないとね,分からない部分が沢山あります。たまたま資料として改めていただいたのですが,これまでのように平成11年度の入札結果の中でもちょっと出ましたように,井関の長峰地区と同じ11月26日に1つの業者がみんなピッタンコで2つの工事を取ったと。これはたまたまそれだけの技術者がいたから良いということでございましたけれども,しかし普通,通常から言って1つの仕事を持っていればやはりダブっては同じ仕事をたいがい取っていかない。県関係のものについては別ですけれども,市関係の方はあんまりないんですね。今回は一番問題になってくる,予定価格がピッタンコとなりますと,たまたま農業集落排水と市道の関係で違うと言えば違うんですけれども,しかし同じ日付で取っていったというケースがあったわけです。これなんかも疑問を持たれていますね。これは業者の格付け,AとBとメチャクチャに入るわけなんですよね。今度はハッキリ言って,ホントから言うと何千万円,何千万円の基準があって,意図的にランク下げていづれも指名掛けないでおけばね,ランク下がりますから,仕事できないですから。しかしそういうようなこと,政治的なこともあって,極めて不平不満が出たりというようなこともあった,それは担当も分からない部分があってしょうがないと思うんですが,いづれにしても不平をこの時は,極めて方や乱立の問題もあったんですけど,説明があって,さんざんに2000万円くらいのお金大きな問題になって出てきたんですね。これは内部告発も知ってますからね。私はたまたま1人で行ったんですけれども,これだって談合防止というのは手抜き工事によって,いわゆる設計通りにやらない可能性は低い。でもそれがあるからダンピング防止としていわゆる先ほど部長が結局説明したようにね,中央公共工事契約制度運用連絡協議会の中でね,低入札価格が85パーセント,工事の積算単価やってきた15パーセント,そんでも1つだけでもわるいから今度は3分の2,75パーセント,それ以下になったらこれはヤバイよと。そこまであったって下げたって。でもね,結果的に市の竣工検査やる方々,皆さん見識のある方々ですから。設計図どおりにキチンと竣工検査やっていったら全部該当するんですね。検査ならそうだってできないんですよね。潰れちゃうから,いつもは。しかし談合を止められるだけの要素があるからやられるわけだからね。業者さんは選定・指名,いまは制度変わりましたから別ですが。この時はやっぱり指名選定でやっていく中で,指名競争入札やっていく中で選定される。そこに何かがあるから結局ダンピングまで,自分の仕事を守るためにやっている。キチンと手抜き工事やらないで仕上げるわけですよ。というのはランクを下げられてしまうかもしれない。たまたま入ったからこの工事取っとかないと次の事業にランクも下げられる。心理的にやられてしまう。業者も精神に係わる問題だからやるって場合もあるんですよ。そんなのみんな分かってるでしょ。数字現れてこないから言わないだけでね。私も長く議会に席を置いてますから。1秒くらいですぐに分かりますよ,何でこんなことやってるのかってことは。ただ結果的にそれらを証明するものは何にもないからですね,今度もハッキリ言って,議会の関係する人間全部集めて,100条調査委員会設置してもらってやれば必ず何か出ますよ。証人合わせて,嘘があったら偽証罪で告発までできますから。優秀な○○○だって,やっぱり地方自治法に係わる問題,国会の証言と同じ。地方議会に100条と同じで逮捕まであるんですから。まさしく異常なんですよ。議員が機能を発揮できなかったらね。これここまで来てしまったんですから。ちょっと具合悪くていたんですが,歯ぎしり噛んでましたよ。これは本当に市民に付託されている議員でいいのかなと思いましたよ。えらい騒ぎになってですね,これは余談ですけれども,いづれにいたしましてもいろいろと言われるんですが,これは本当にこの時から異常だったんですよ。まさしく。もちろん担当の皆さんも代わっておりますんでね。これもしょうがないと言えば,それまでですけれども。それではですね,本当から言いますとお尋ねしますけれども,中央公共工事契約制度運用連絡協議会に基づいてダンピングとあるんですが,いわゆる平成12年度の入札結果で取り抜けでありますけど,予定価格が3390万円,落札価格が2130万円でやられた,談合という要素が極めて強いことについてね,これはどういうふうに今の段階でしょうがないと思うのですが,どういうふうにこの時にね,対象とできるのかね,これどうなんですか。しかし問題ないですよね,竣工検査通ってますからね。竣工検査心配ない。これダンピングです,私はだから業者がダンピングするのにもダンピングする理由があるでしょ。先ほど言いましたが,指名掛けてもらって取らないならランクを落とされてしまう。だから若干赤字になっても手抜きやらないで,やっとかないとしょうがないんだという,政策・政治的なものが反映できるんじゃないかという形でやられるわけなんですよね。往々にして。こういうようなことがある,それと同時にいろいろ理由付けがあるんですが,私はAランクもBランクもCランクも一緒に指名掛けていたということになるとね,理由は付けてもこれデタラメということになるんですよね。それ理由なんですよ。じゃあ,何でAランクBランクCランク,技術的なものを含めてね,業者にランク付けていくんですか,ということになるんですよ。金額によってその業者は,こういう場合に技術者がいる。こういう場合に技術力があったり云々して,工事現場に近かったりいろんな結局,だから入れておくという形,全然必要なくなってくるんですよね,意味が。AもBもCも一緒にやればムチャクチャになるんですね。これは終わったことなんですけれどもね,終わったことだと言っても論議しないと,先ほども言いましたように,これ極めて異常だったんですから。私はちょっと病気で議会に出なかったこともあるんですがね。地方議会に何も権限できなかったということになるんですから。こんなバカなこと通っちゃって。それはそれとして,それは終わったことですけど。いわゆるダンピングについて,たまたま先ほどの説明ですと,これだけのダンピングがなされた,ハッキリ分かるわけですよね。にもかかわらず竣工検査は間違いなかったということが出てるわけですよ。間違いありませんでした。ということになると,AもBもCも関係ないとしていわゆる今のところ石岡の業者についてはですね,低入札価格の基準で出しており,いわゆる85パーセントを下回った場合,それから3分の2を下回った場合は低入札価格だからダメですよということなんですけれども,事情によって,言い換えたら中央公共工事契約制度運用連絡協議会に基準があるんだけれども,それを下回っても竣工検査が通っちゃって心配ないという見方をすれば,今のやっている指名選定をしている中でね,指名選定だからって一般競争入札を採用して事前公表をして85パーセントにもなっておりますけれどもね。これを取っ払っちゃった場合ですよね。取っ払っちゃって,一番安いんだっていって石岡の業者ができるんですか。竣工検査さえ通れば,それが市民の為になるんでしょ。安く済むんなら。だから極めてその辺が曖昧になってきてしまうので,やはりこの辺についても,これからも頼みますので,ひとつ私は今回は一般競争入札採用してやっておるんですけれども,最低のラインそのものすら危ぶまれている。35パーセントという数字そのものを出してきたということは,いわゆる中央公共工事契約制度運用連絡協議会の出した1つの基準だとすれば,石岡の実績の中で,それをはるかに下回ったって設計図通りにキチンと出来上がった業者がいましたということになるわけですから。何も税金の通りですから,市民の為に使っていくということにすれば,この結果から見て必要なくなるんじゃないかと思うんですよね。しかしそれは行政の方々が任期が出なくて転勤になるということになればね,しかしでも市の公共機関というのは業者を温存するために公共工事があるのではないんですね。適正価格というのは先ほど言いましたように,中央公共工事契約制度運用連絡協議会の方でできているとすると,それに基づいてやっているわけですから。極めてそうするといま,予定価格が同一になって抽選になってという結果聞いてませんよね。基準が決まって,85パーセントあるんですから,予定価格出てるんですから,同額で抽選になる可能性だって沢山,まして指名が指名競争入札ではありませんから,一般競争入札ですから沢山の方々,FAXでも何でも本当は同額が出たっておかしくないんだよね。それはないとすればね,そこが私は問題あるんじゃないかなと思うんですが,これはどうやたって人間がやることですからいろいろ出てきてしまうんですが,問題はいま,今の問題でなくて,一連の平成9年,10年,11年にかけてね,それは特に請願として出された平成11年度でズーッと出てくる中での,指名競争入札でやっている中で,1日に出した中で半分にも匹敵する中でいわゆる予定価格とピッタンコというのが,たくさん出ちゃいましたのでね,そこでいましてるわけなんですけれども。横道に大変脱線してしまいましたけどね,資料いただいたわけですから,この資料私が検討しないと,資料が後から後から出てきて,それがまたどうも疑問が出るんですね。疑問が出ても既に時間が経過してますのでね,その当時の該当する方々が少なくなっておりますが,しかし今後の教訓としてね,事実の究明だけは当委員会で,請願が出されておりますので,審査をしていかなければならないと思いますのでお聞きをしておるわけです。そういう中で,いわゆる今私が申し上げましたように,企画部の方で部長は答弁できないと思うのですが,これは先ほど言いましたようにこれはダンピングの問題で,これは本当にダンピングの問題だったのか,こういうような問題になっちゃいますので,その辺について見解を賜って,だとすればね,今の予定価格の公表ももっと低くてもいいのではということも成り立ちますのでね,私はその辺について見解を賜っておきたいと思います。

企画部長) 先ほどちょっとご説明した中で舌足らずな部分があるかと思いますけれども,低入札価格の調査基準というようなことでございます。要するにこれ以上低くなった場合,当初の目的どおり工事ができるのかということで調査しましょうよということなんですね。それが先ほど言いましたように85パーセントから75パーセントというようなことになっていて,どちらも,両方です。と申しますのは,執行部で85パーセントのラインを作っているんですけれども,この中にはいろいろ論議がございます。土木工事は75パーセントでいいんじゃなかろうかとか,建築の場合は85パーセントでいいんじゃないのかというような動きがございますけれども,そういう中で執行をしていく段階です。それから,ダンピングというような言葉を使いましたけれども,そういう基準から下がるんじゃないだろうかという意味でございますので,ご理解いただきたいと思います。それと,平成12年度から工事の入札の札を提出していただく時,大きな項目の内訳書を入札書と一緒に添付して入札会場で出して貰うということを12年度から取り入れてます。その入札は8月25日の入札でございますので,私の感じでは直接工事はこれだけでやります。間接経費はこれだけでやります。それから現場監理はこれだけでやります。先ほど申し上げました3390万円ですから,それに対応して,繰り返しになりますが,現場監理費は,一般管理ではこれだけでやります。トータルしまして2130万円という札で入れてもらうわけですけれども,その時点では積算の内訳を添付した入札書が出されたということで,それを基準等ではありますけれども現場で2〜3確認して,責任者の方の札を頂戴する。当時,前年の場合最低価格が決まっておりませんでしたので,先ほど申し上げました落札率でその入札の場所で開封しているという状況です。

小池委員) それから,それは理解しました。それでは,いただいた資料の中で1つ1つ理由を写しておきたいと思うんですが,この前もちょっと触れたんですけれども,平成9年の入札の結果からもあったみたいで,右側に指名業者数と選定基準数と格付等級とありますが,それを見てきますと4300万円の落札価格ですから平成9年度の第1工区なんかについてはですね,9月3日に行ったわけですが,これは格付け等級がAで,これは指名業者があるのですが,この中でAランクだと思うのですが,何で○○○,それからBで○○○さん○○○さん入って,Cで○○○さんと○○○さんが,Cを入れていった理由ですね。それから,第2工区でですね,格付等級ではAなんですが,ここでは取り抜けということなんですけれども,取り抜けの場合はこれはケースがあるのかどうなのかね,ケースがあっても何で理由があって出てくるのかということなんですが,これはBで○○○さんと,Cで○○○さんと○○○さんなんですが,たまたまそうするとBの中に今度は取り抜けですから,当然周りの方々が当然入ってますよね。ここで○○○さんと○○○さんがCなのに何で入ってくるのか,その理由,それと,やっぱり第4工区についてもですね,Cランクの○○○さんと○○○さんが入ってくる。これは取り抜けではないと思うんですけれども,やはりいづれにしてもこれもCで,格付等級はAなんですが,Cの○○○さんと○○○さんが入っておるということ,この理由をですね,何でこういうふうにですね,特にAランクの中に入ってくるということは,これは農業集落排水でもその下に平成10年1月16日に行ったものについても○○○さんが取っているようですが,このCの○○○さんと○○○さん,○○○さん。AランクということでCランクが入ってきてしまうということがあるので,この1つ1つのばらつきの中で何でCランクが入っているのか理由なんですね,理由をひとつお尋ねをしたいと思います。

副参事・管財検査担当) ただいまのですが,まず1工区,5工区,3工区の場合,格付け等級がA・Bということで出ております。選定基準からいいますと,直近階ということでBがありますので,それでCを入れたと,それで○○○さんにつきましては地域性あとは実績ということで,下水道工事があるということで指名しているというように考えられます。そういう考え方で他もいってると思います。

企画部長) いま第1工区から第3工区を例にして話があったわけですけれども,確かにA・Bというような,それから選定の業者数の数はすべて8社による。それで,ABCは別としまして,8社がそれぞれ選択しなくちゃならないということなんですけれども,業者数は10なんです。と申しますのは,先ほど取り抜けというようなことがございますけれども,1番・2番・3番と順序良くやったか,それは分かりませんけれども,1番を最初に入札するとしますと,2番目に9社しかなくなっちゃうんですね,1つこぼれちゃいますから。それから3番目の時は2つ減っちゃいますから,8社必要ということで,そういうことになります。それから先ほど前島副参事が話しましたように,そういう中で業者数が少ない時には直近の階まで入れますよということで,やられてる。それから,Cがそういうことで入ってますけれども,このCの業者は全て下水道の実績をお持ちだということで入っているものと考えられます。

小池委員) 上の段階で直近関係ということですけれども,そうすると第3工区で,格付けでBの直近階でCというなら分かります。しかし第4工区のAというのは,これはランクでAということになれば,直近階級,これはBだと思うんですね。Bは○○○さんと○○○さん以外にもBありますよね。何でここCが入ってくるのかな。農業集落排水事業で実績がある,私はそれなりに業者,実績あると思いますね,ここで申し上げませんけれども。それは選ぶ方の勝手だよ,選ぶ方の都合だよということになればね,その辺がますます私はね,それでなくてもいろいろあるわけですよ。そうすると直近階ということになると先ほども言いましたように,これはAランクなんてもっとあるでしょ。Bランクだってもっとあるし。その辺がどうも納得がいかないんですね。それは例えばの話ですから平成11年1月16日は5万円も違わないんですけれども,10番目の○○○さん取りまして1395万円。これなんかBランクが1つ入ってるだけで後は全部Aでやってますよ。技術の問題って,こういうふうに結局そうすると,ホントなら業者数4つでもいいのでね,指名業者7つやって。ホントだったら等級だってCだっていいわけでしょうよ。ところがCなんて1つもないでしょうよ。全部Aで,Bが1つで納めてあるんだから。○○○の方は私正直に言っていろいろあったのでね。いろいろあったから外されてBになっちゃったんですが。これ技術力から言っても,それから1級建築士の関係で**と言ったって,たまたまBになったのはおかしいんでね。Bに下げられた方だけどね。それ,あんたがたは言えんでしょうが。私が言う分には構わないですからね。私の勝手でしょっていうやつですから。いづれにしてもこういうふうなことがね,理由を付けてもどうも理解できない。ご理解を賜りたいって,賜るなんてそんな行きませんよ。理解できないです。こんなことが現実に行われてしまったんです。いろんんなこと言っても,だらかだいたいそれでね,普通,取り抜けをやる場合,これは同一ランクで同一業者であっても,それだって談合やったんじゃないかって言われるわけですからね。談合情報入ったりなんかして。こんなランク外でこんなことやってたって,異常なんです。ホントは130万円くらいの仕事ならね,500万円くらいの仕事ならまさしくCランクだけでいいんですよ。だからそんなのにAランクの方さAランクだけあげちゃって,Bランク2つしか入ってなくて後はみんなAランクでしょうよ。実際にはどうだって,実際にはホントはCランクだってやっていい仕事なんすね。Cランクなんで1つも入れてない。まさしくBに取らせるために,こんな選定やったって何もないでしょ。ところがそういうと,直近階がどうだこうだって始まるんだよね,都合良くね。自分たちの都合を言ってるにすぎないってことでしょ。どう見たって適正に,公平に思えない。だいたい思えって方が無理ですよ。そうじゃないんだもん,適正で公平じゃないんだもん。これは私の私見になってしまいますので止めますけれども,これは私は1つ1つ精査をして,私は1つ1つ私なりの考え方をまとめたいと思いますので,ここで長くなってもしょうがありませんので。いわゆる取り抜けのやつがいくつもありますので,この取り抜けについても1つ洗ってみたいと思いますので,質問はこの程度にしたいと思います,申し上げておきます。

前島委員長) 暫時,休憩いたします。10分程度とします。

        〜 休 憩 〜

前島委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。

磯部副委員長) ただいま縷々お話がありましたように,最終的にこのお出しいただいた資料についてもですね,細かく内容を精査しないと,なかなか先へ進まないと思います。例えば格付け等級というのがありまして,ABCありますけど,AはAですが,BはB以上というランク付けになるわけですよね。B以上でありまがらCの業者が落札してるようなところもあるわけですよね。ですからその辺の状況1つにしても,キチンとした説明を頂くためには,我々もこの出たものに対してもっとよくあれする中で,ぜひ助役にでも出席いただいて,継続して次回にでも助役の方からも縷々詳細の説明をいただくような形でないと,担当各位におかれましても,実態,また業者選考については委員長がいるわけですから,そこら辺の話も聞かないと方向付けを出せないのではないかなというような気がするわけでございます。そういった部分で,継続といった形にしてよりキチンとした回答を出していくためにも慎重に審議をしたらどうかと思います。以上です。

徳増委員) 請願のありました11年度分に対しては,私は特別委員会を作るべきだと思います。そして今,磯部委員の方からお話がありましたように,11年度以外の9年度,10年度,12年度に関しては,継続としてもいいと思いますけれども,出された請願書に対しては,もう済んだこととしてウヤムヤにされるのを見逃すことはできないと,全くその通りだと思います。これは警鐘を鳴らす意味でも,確かに入札の方法も変わりつつありますけれども,市民の税金を使ってきたことですし,なるべくもう一度みんなで考えなければいけないし,また,追求していかなければいけない部分だと思います。

前島委員長) 暫時,休憩いたします。

        〜 休 憩 〜

前島委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。他に発言はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ないようですので,以上で質疑を終了いたします。これまでの質疑の状況から各委員の意見を集約いたしますと,「本請願の審査にあたってはさらに慎重に調査・精査すべき必要があることから,継続審査とする」というように集約されると思います。これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより採決に入ります。請願第17「平成11年度公共工事入札疑惑に関する請願書」について採決いたします。お諮りいたします。本請願を継続審査と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ご異議なしと認め,本請願は継続審査と決しました。この際お諮りいたします。本日審査いたしました審査報告,委員長報告,並びに継続審査・継続調査の申し出につきましては,その作成・報告を委員長に一任いただきたいと思います。これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で今期定例会において審査付託されました議案の審査,陳情の審査,及び継続審査となっている請願の審査を終了いたします。
                                 
前島委員長) 次に,その他の件としまして,過日,審議会・協議会等への議員参画見直しに伴い,議員就任を取り止めた後の審議報告については,所管の常任委員会に報告するよう市長に申し入れをしております。本日,企画部長及び総務部長より,当委員会に報告の申し出がありますので,報告願います。

総務部長) それでは,総務部関係で2つ。行政改革懇談会,市民会館運営委員会,この2つについて説明させていただきます。行政改革懇談会につきましては,現在,委員さんが決まりまして,9月20日に最初の会議を開くことになっております。委員さんの名前ですが,商工会議所の会頭・○○○さん。埼玉大学の教授・○○○さん。茨城大学教授・○○○弘さん。元茨城県職員・○○○さん。柏原工業団地運営協議会・○○○さん。JAひたち野・○○○さん。茨石商事株式会社・○○○さん。青年会議所・○○○さん。まちづくり市民会議・○○○さん。ハーモニーネット・○○○さんでございます。行政改革懇談会につきましては以上です。

小池委員) 名前書いてある,資料としていただきたい。

総務部長) それでは,後ほど。それから市民会館運営協議会につきまして,これは従来4人の議員の方々に参加いただいてたわけなのですが,平成14年5月31日に任期満了になりまして,委員の改選を行っております。委員のメンバーですが,商工会議所専務理事・○○○さん。石岡市文化協会会長・○○○さん。石岡市観光協会副会長・○○○さん。石岡市社会教育委員会委員・○○○さん。石岡市地域女性団体連絡協議会・○○○さん。石岡市商店会連合会副会長・○○○さん。これが今までと同じ6団体でございます。それから新しく2つ団体を加えまして,石岡私立幼稚園連絡協議会会長・○○○さん。石岡市保育連絡協議会会員・○○○さん。それから新たに2人を一般公募しております。○○○さん,○○○さん。この10名の方々にお願いいたしました。6月21日に最初の委員会を開催いたしまして,会長に商工会議所の○○○さん。会長職務代理者に石岡市観光協会の○○○さんが決まりました。この会議におきまして,今年の実施事業,11月2日,寺内タケシとブルージーンズ,それから民謡の大塚文雄,この2つのジョイントコンサートに決定いたしましたのでお知らせいたします。以上でございます。

企画部長) 企画部におきましては,中心市街地活性化プラン推進委員会がございます。去る6月5日に第1回目の会議を行ってございまして,委員長・副委員長を選出してございます。委員長には常磐大学の○○○先生でございまして,副委員長には商工会議所の○○○にあたっていただきました。協議の中におきましては,議会からの選出がなくなったということでございまして,会議規則の一部改正を行ってございます。それから,今後の事業推進についてということで,14年度以降の事業の実施につきまして協議をしたところでございまして,特に,歴史の道整備事業が入ってございまして,今年予算をちょうだいいたしました,整備コンセプトの作成委託を現在お願いしているところでございます。そういうものを協議しまして,今後の事業計画につきまして論議をしていくということでございます。以上でございます。

前島委員長) 以上で報告は終わります。ただいま小池委員より提出要求のありました資料につきましては,委員会として要求いたしたいと思いますが,これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ご異議なしと認め,資料の提出を求めます。

前島委員長) 次に,先日,議会に提出されましたバランスシートについて,所管の委員会として,その内容の説明を求めたいと思います。企画部長より発言を求められておりますので,これを許します。

企画部長) バランスシートでございますけれども,遅ればせながら12年度のバランスシートにつきまして,議会の方に提出させていただきました。このバランスシートにつきましては,特に所見的なことは,平成10年度になろうかと思いますけれども,東京都知事の石原さんが誕生いたしまして,自治体にバランスシートがないのはおかしいということで,自治体も作るべきだという論議がなされまして,平成10年度以降,急激にバランスシートの作成が出てきたわけでございます。そういう中で当市もバランスシートを作ることができたわけでございますけれども,詳細につきましては財政課長から説明いたしたいと思います。

財政課長) それでは先日ご配付させていただきました資料に基づきましてご説明をさせていただきたいと思います。まず,バランスシートの方でございますが,作成の基準であります。これにつきましては,総務省の地方公共団体の総合的な財政分析に関する調査報告書がありますが,その作成基準を参考として作成させていただきました。対象会計につきましては普通会計で,当市におきましては一般会計と授産所特別会計,それから石岡駅東土地区画整理事業特別会計の一部,それから公共用地先行取得事業特別会計,それから霊園事業特別会計が含まれております。作成期日につきましては,平成13年3月31日及び12年度末でございます。基礎数値は,昭和44年度の地方財政状況調査票,俗に言う決算統計ですが,そのデータを使用しております。資産の評価方法につきましては,有価固定資産につきましては取得原価という公式で記載されております。また,耐用年数につきましては,総務省公式どおり耐用年数毎に残存価格を乗とする定額法により減価償却を行い,土地については減価償却を行わず取得原価としてあります。また,退職給与引当金の計上方法は平成12年度末に職員全員が普通退職したと想定してその金額を積み上げたものでございます。また,地方債の残高平成12年度末185億7100万円のうち,償還金に地方交付税の補填措置が見込まれる金額が71億5200万円,39パーセントでございますが,それが含まれているということでございます。このバランスシートを見ていただきますと,平成10年度末において借方と貸方とに分かれております。借方の資産の部,資産合計は623億6000万円でございます。また,貸方の負債の部,負債合計は226億9900万円。資産の合計と負債の合計の差でありますが,それが正味資産396億6100万円でございます。民間ではこれを資本の部または純資産あるいは株主持ち分と呼んでる部分でございます。資産は市民の財産であり,将来世代に残る財産や権利の金額であります。また,負債は将来の市民の負担でありまして,将来世代が負担しなければならない金額であります。その差の正味資産は,今までの市民負担でありまして,今までの世代が負担してきた金額ということでございます。資産は623億6000万円で,その内訳は有形資産が544億7700万円,投資等が39億5800万円,流動資産が39億2400万円となっております。正味資産のうち,一般財源等が322億で約81パーセントを占めているわけですが,これまで蓄積してきた有形固定資産544億7700万円は,税金や国・県支出金,それから地方債等で形成してきたわけでございます。先ほど述べました地方債の残高164億2000万円であることから,社会資本形成の将来世代の負担比率は地方債残高を分子にし,有形固定資産を分母にして計算しますと,30パーセントであります。この数値は財政の健全の観点から見れば率が低いのが良いと考えておりますが,当市におきましては30パーセントでございます。また,予算額対資産比率は,資産合計623億6000万円を分子に,それから平成12年度歳入合計は180億4900万円を分母に計算しますと,3.5であります。ちなみに予算額に対して資産は3.5年分あるということでございます。そういった形のバランスシートは一覧のとおりでございます。次のページにバランスシートの範囲,先ほどありましたようなこと,評価の方法,耐用年数等がそこに記載されております。次の3ページが主な施設の状況というようなことで,市庁舎からある通りの記載になっております。主な施設の状況でございます。
 次に行政コスト計算書でございます。一番最後でございますが,2つに分かれておりますが,表の方です。この作成の基準につきましては,作成の基準,対象会計,作成基準日及び基礎数値につきましてはバランスシートと同じでございます。国の作成基準に基づきまして人件費,物件費,扶助費,普通建設事業費等の事業費を,人にかかるコスト,物にかかるコスト,移転支出的なコスト及びその他のコストに区分して計上を行いました。利益を目的として活動している企業におきましては,損益計算書,行政コスト計算書で売り上げに対する売り上げ原価を費用として算出し,それを損益計算の基礎としておりますが,営利活動を目的としていない地方公共団体におきましては,そうした損益計算ではなく,あるサービスをどれだけコストがかかっているか等,行政コストの内容自体の分析を行うことを目的として作られております。コスト項目の分類は企業のように売り上げ原価,販売費,一般管理費等に分類することなく,コスト分析を容易にするため,行政の分類毎にその性質のチェックを示すこととし,目的別経費と性質別経費を合わせたマトリックスによる分類を行っております。概要でございますが,行政コストが139億7900万円でございます。これは合計でございます。収入が152億1300万円で,その差し引き12億3400万円に有形資産の取得に係わる国庫・県支出金の減価償却,合わせ分であります正味資産国庫・県支出金償却額3億1000円を加味した一般財源等増減額は,15億3500万円ということになります。このうち一番大きいのは人件費でございまして,34億6400万円であり,総行政コストの20パーセントを占め,これに発生主義に基づく退職給与引当金2億300万円を加えると,人にかかるコスト,総行政コストの26パーセントになるということでございます。その他,次に大きいのは物件費の22億1000万円,3番目に大きいのは減価償却費20億3000万円。これは12年度末に償却資産の有形資産の減価償却実施額で歳入歳出決算額ができておりませんが,行政コスト計算書にはこういったものが計上されてくるということでございます。4番目に大きいのは扶助費,補助費,繰出金というような形になっております。収入の大半を占めているのは一般財源で127億900万円で総収入の84パーセントでありまして,これは市税や地方交付税額であります。次いで国庫・県支出金の9パーセント,使用料・手数料が7パーセントになっております。このようなデータの作成につきましては,データの妥当性,それから各自治体間の統一性,データの収集の能率性も含まれて,こうした統一的なバランスシート,行政コスト計算書になってきたということでございます。バランスシートにおきましては,ある一時点における地方自治体の財政状況を一覧にしたということでございます。また,行政コスト計算書につきましては,行政が1年間に提供した,行政サービスに要したコストと税金や手数料等を明らかにした計算書ということでございます。簡単でございますが,以上,説明させていただきます。

前島委員長) ただ今の説明に関しまして質疑などございましたら挙手によりお願いいたします。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ないようですので,以上で説明を終わります。

前島委員長) その他の件で何かございましたらお願いをいたします。

磯部副委員長) 先ほど,各審議会・協議会の選出,商工会議所の○○○が重複してるようですが,極力,同じ方がダブらないように連絡を取り合って,1回会長をやった人が今度は**になったりね,そうすると考えが偏るんですよ。ですからできれば連携を取り合って,いろいろな方に参加していただいて,いろいろな発想を吸収していただければ,それ,要望としてお願いします。

前島委員長) 他にございませんか。

小池委員) 参考意見で,総務部長ね,市民会館運営協議会,友の会制度をとってやってるところがあるんですよ。これは2〜3人置いておいてね,その人に参加してもらうのに,県なんかそうしてうっちゃっておくんだよね。だから友の会を作っておいてね,その人に**その人にやっちゃったって構わないわけなんだよね。**これは小学校とか幼稚園とか保育園なんかはね,何かやってるようだけどね。しかし福祉関係とかいろんなことをやってるにしてもね,みんなが利用するということになれば,やっぱり友の会制度みたいな形をとっておいてね,一声掛けると1000人くらいガバッと消化できるくらいに,その人らの意見を聞いて今度はこんなことをやってほしいんだとかね,やんないと,そこだけで一方的にやるとなると**。参考までにね。大変なんだよ市民会館は。公用だから。

前島委員長) 他にありませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

前島委員長) ないようですので,以上で総務企画委員会を閉会いたします。 

 閉会 午後3時53分





戻る  議会top