平成14年6月27日 都市建設委員会
案 件
(1)
下水道関連施設の現況について
(2)
都市計画道路の整備状況と今後の見直しについて
(3)
交通バリアフリー法について
(4)
公園整備に関する今後の方針について
(5)
その他
出席委員
寺内 毅委員長,金子悦郎副委員長,菱沼成房委員,山口 晟委員,高栖宏之委員,前島孝元委員
説明員
建設部長(吉川安延),参事都市整備担当兼6号バイパス推進室長(吉田隆重),土木課長(本田久男),都市計画課長(渡辺勝男),下水道課長(上曽茂昭)
議会事務局
主幹(武石 誠)
開会 午前10時00分
寺内委員長)
ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。これより議事に入ります。本日の議題は,下水道関連施設の現況について,都市計画道路の整備状況と今後の見直しについて,交通バリアフリー法について,公園整備に関する今後の方針について,及びその他であります。
協議案件その他の説明のため出席を求めた者の職氏名は,お手元に配付いたしました出席者名簿のとおりであります。初めに,お諮りいたします。本日の案件であります「下水道関連施設の現況について」及び「都市計画道路の整備状況と今後の見直しについて」は,それぞれ議長に委員派遣承認要求をいたし,現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
寺内委員長)
ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。
― 休 憩(現地調査実施)―
寺内委員長)
休憩前に引き続き,会議を開きます。最初に「下水道関連施設の現況について」を議題といたします。本件について,ご意見,ご質疑等がございましたら,挙手によりお願いいたします。
菱沼委員)
菱沼です。ただ今2か所見せていただいたわけでけれども,ちょっとあの,この資料いただいた中を見ますと,稼働率というのか,旭台の方の第2中継ポンプ,あそこの方が稼働率が多い,それは普及率に比例すると思うんですけれども,国府,府中,総社,若宮の普及率と,旭台,東光台の普及率,所帯数,この内容見ますとポンプの容量っていうか,第1ポンプ場の方がものすごく多いわけですけども,しかし1日平均の量を考えますと少ないということは,普及率に比例すると思うんですけども,現在,所帯数と普及率はどのぐらいなのか。当然,第2中継ポンプの方は新しい家が多い。当然いままでの合併処理槽とか,いろいろな新しいところでの水洗化が進んでると思うんで,そういう形からすると,公共下水道が設置されれば,即そこへ流してもらえるということだと思うんですけれども,実際の普及率というか,前に聞いたことあるかと思いますが,もう一度お願いいたします。
下水道課長)
数については現在のところ資料を持っておりませんので説明できないんですが,現況としまして,第1中継ポンプ場につきましては未整備地区の流入も予定しているということで,,いま現在,議員ご指摘のとおり,容量的にはグレードの高い水中ポンプを配備しております。それで,現在の排出量については***に***した装置なんですが,大谷津・六軒処理分区につきましては,開発に合わせたような形の中で,新市街地ということで,合わせたような形で整備された区域ということで,ほとんどの家屋が63年度以降につきましては接続ということで,第一中継ポンプ場については,新市街地ということではなく,旧市街地,家屋が接続をしていない点が第一として挙げられると思います。国府,府中,総社,若宮についても浄化槽等で家庭の汚水等を処理している家屋が多く,そういう点で,下水道の水洗化率というのが,旧市街地についてはちょっと低いということでございます。
寺内委員長)
いま資料がないということだけど,質問の趣旨は何世帯入ってるかということだから,資料取り寄せて,用意が出来次第答弁してください。ほかに発言はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
寺内委員長)
ないようですので,次に「都市計画道路の整備状況と今後の見直しについて」を議題といたします。本件については,執行部から説明を求めます。
都市計画課長)
先ほど見ていただきました幸町正上内線の概要でございますが,国道355号の大谷橋付近までの1,220メートルを整備しているものでございまして,幅員が16メートル,車道部分が9メートルで,歩道が3.5メートルとなっておりまして,いま現在,140メートルの区間がまだ未整備の状況でございまして,それ以外の部分については,道路の改良が終わり,いま見てまいりましたように,橋も工事が終わっております。全体的に,それ以外の表層工,140メートルの部分の工事に入るときに全体的に発注して,完成させたいという考えでおります。また新大谷橋につきましては,プレテイションT型 の桁で架けております。施工しましたのはピーシー橋梁株式会社が施工しております。
都市計画道路の見直し等の状況についてなんですが,これまでは審議会の中で質問等もございまして,私どもの方で茨城県を交えまして,勉強会を立ち上げることを今進めているところです。先日も県の都市計画課の方へ行きまして,協議をいたしてまいりました。その中で,県の職員で都市計画に明るい方が入ってくれるというような状況で確認を取っております。市の現状を再度説明をしたいと考えております。また,都市計画のマスタープランとか,そういった市街地整備基本計画とか,そういった中で,新事業提案路線を今後考えて,いま現在の都市計画道路網がどのようになっているかというような状況に応じて,今後,**利用の状況に見合う道路網が,間隔が適正かとか,現在の主要道路での混雑をどのように緩和する都市計画道路が必要であるのか,また,歩行者の通行のために歩行空間などを確保してまちづくりをしていく問題とか,あと,商業をいかに発展させていくような道路にするか,また費用に対する便益効果があるのかと。また,今までの現状の中では道路構造令になかなか今***しない路線があることから,そのような都市計画をどのように見直していくかというようなことで検討していきたいというふうに考えております。以上でございます。
寺内委員長)
以上で説明は終わりました。次に,本件についてご意見,ご質疑等がございましたら,挙手によりお願いいたします。
高栖委員)
高栖でございます。いま説明の中で,幸町正上内線ですが,完成予定というのはどうなっていますか。
都市計画課長)
平成14年度いっぱいで完成させたいということで,いま進めております。
高栖委員)
と言いますと,今年度ということですね。その中で,執行部の方で知ってると思うんですけども,ひとつの場所がまだ買収されてないと。そのことについて,どのような経過なのか,今後度のように進めていくか,その辺のところ。
都市計画課長)
ただ今のご質問の中なんですが,いま現在,未買収の用地がございまして,そのところにかかわる関係の補償問題。要するに,今まで材木として利用できる木が伐採されたりしておりますので,そういった処分も今検討しているところでございまして,今後,用地買収に向けて,地権者の方でご不幸がございましたので,そういったことを踏まえまして,いま,一時中断している状況になっております。
建設部長)
ご指摘の件は,議員さんご存じだと思うんですが,○○○○(個人名)のお宅のところで,先日お亡くなりになりまして,相続になれば買収交渉を続けるような形で決めていきたいというふうに考えております。去年から,○○(個人名)氏との打ち合わせを,助役並びに私どもの方で行き会いまして,新しい市長も亡くなる1か月ぐらい前に○○○○○(個人名)さんに行き会っておりますので,その中では,非常に雰囲気的には良好な関係が保たれたわけでございますんで,ただ,私どもの方は○○(個人名)氏の方から要求されたものがございまして,それらの,道路整備にかかわる件でございますが,2,3の件がございますんで,土木課を中心に現在整備を進めているような状況でございます。ちょうど4年半でございますんで,非常に難しくなる可能性もあるかと思いますが,全力を挙げて,1筆,1人なんで,できるだけ早くできるようにします。
高栖委員)
いま部長の方で相続という問題が出ましたんで,この相続というのはなかなか,私は大変なんじゃないのかなあと。あれだけの財産家の形が相続ということですから。その点に対しては,執行部の方もね,携わることができないんじゃないかと。時期を見て,相続が終わってから買収するという形になると思うんですけれども,その相続がもし年内中にできなかったら,これどういう形で進めていくのかなと。その辺はどうですか。
建設部長)
相続がうまくいかなかったらというようなご指摘でございますが,その可能性も多分にあるかとは思いますが,できるだけ相続が円滑に進むことを希望しておりまして,長男さんと行き会いました段階では,非常に道路に対しても市に対しましても,現在までは約束事を履行していただいておりまして,一部については問題になってることはあるわけでございますが,私どもで折衝してからは非常に良好な関係を保っております。ただ,それが一概に,相続が済むということではございませんので,その件につきましては,関係者に対しまして,その部分の,一部の拡張工事,あるいは工事承認をいただくというような形で対処してまいりたいと考えております。いろいろな方法があるかと思いますが,ひとつご教示いただければ私どもの方でも積極的に取り組んでまいりたいと思っておりますので,よろしくお願いいたします。
高栖委員)
それは一応そういう形で。それと橋。さっきの園部川の橋。これ平面図ありますよね。平面図見たところ,まあ山口委員さんからも話があったとおり,太鼓のように膨らんでるんですよ。で,平面図見ると真っ直ぐなんですよね。なぜ実際は太鼓のように膨らんでいるのか。道路幅が広いってことですよね,真ん中の辺りが。平面図みると真っ直ぐ。なんで広がってるのか。
建設部長)
ご指摘の件で,確かに見た目には確かにそういうふうに見えるのかも知れませんが,橋が真っ直ぐであるということは竣工検査のときも確認しておりますし,桁の幅も同じでございますので,若干そういうふうに見えるのかなという気はいたしますが,直線部分ですから,前後の関係でそういうふうな形に見える可能性はありますが,橋自体はコンクリートで固めたものを使ってますんで,それが膨らんでいくという可能性はないと。ただ道路自体は幾らか,水はけをよくするために中心部を高くして徐々に低くしてますんで,そういう関係でいくらかそういうふうに見えるのかなというような気はいたしますんで,その点は,間違いなく県の検査も受けてますんで,私どもの方にもそのような報告はございませんので,ひとつご理解を賜りたいと思います。
寺内委員長)
ほかに発言はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
寺内委員長)
ないようですので次に映りたいと思いますが,先ほどの下水道の件について下水道課長の答弁を求めます。
下水道課長)
失礼しました。先ほどの菱沼議員のご質問にお答えします。いま現在,石岡市の水洗化普及率は14年3月31日現在で75.67パーセントになっております。先ほどの第1中継ポンプ場と第2中継ポンプ場に流入するところの家屋の水洗化ということで,ここに数字については把握はしてございません。全体では把握しておりますが,全体におきましては,石岡市の公共下水道として把握しておりますのが8,988戸ということで,ざっとという言葉が適切かどうか分かりませんが,いま,資料としてありますものを集計しまして数字の述べさせていただきます。第1中継ポンプ場につきましてはいま現在70パーセント前後ということで水洗化になっております。接続戸数として1,020戸ということです。第2につきましては接続戸数としまして1,400戸。水洗化率として80.6パーセント程度ということで。
寺内委員長)
8,988戸っていうのはどうなってるの。
下水道課長)
これは全体の,自然流下の区域と,ポンプ場を利用している区域がありますので。全部が全部ポンプ場に水が入るんじゃなく,エリア的に,そこに水を集めて送っているという状況ですのでよろしくお願いいたします。
寺内委員長)
次に交通バリアフリー法についてを議題といたします。本件については,初めに事務局から,法律の基本方針の概要について説明いたさせます。
事 務 局)
交通バリアフリー法についてでございますが,この法律につきましては,正式な名称が「高齢者,身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律」という大変長い名称になってございまして,平成12年5月の通常国会で成立してところでございます。お手元に配付いたしました表がついているA4の資料を見ていただきたいんですが,まず1ページの移動円滑化の意義ということで,バリアフリーにする意義ということで基本方針で述べられておりますけれども,来るべき高齢社会においては,健全で活力ある社会形成のために高齢者の自立と社会参加が不可欠になるということで,またかつ,ノーマライゼーションの理念の社会への浸透が進んで,障害者が障害のない方々とともに活動し,サービスを受けることができるよう配慮することが強く求められるようになっているというふうなことでございます。それからバリアフリー化する効果というふうなことで述べられておりますのは,高齢者,身体障害者等の社会参加が促進され,社会的・経済的に活力ある社会が維持されるほか,高齢者,身体障害者を含めすべての利用者に利用しやすい施設・設備の整備が実現することが挙げられるというふうなことでございます。その下に,移動円滑化の目標というものが書かれておりますけれども,移動円滑化を実現するためには,公共交通機関の旅客施設及び車両等の構造及び設備を改善するとともに,旅客施設の周辺において連続した移動経路を形成する歩道ですとか,駅前広場,通路等を整備することが重要である,ということで,法律で市町村ができることとして述べられておりますのが,重点整備地区における移動円滑化に係る公共交通特定事業,道路特定事業,交通安全特定事業その他の事業の重点的かつ一体的な推進に関して作成する基本構想に即して事業を実施すること,ということで,基本構想を作成するのが市町村だということになっております。見づらくて大変申し訳ないんですが,後ろの方に法律の本文が載っているんですけれども,法律の方のページ付けでの4ページに第6条という条項があるんですけれども,その第6条で「市町村は,基本方針に基づき,単独で又は共同して,当該市町村の区域内の重点整備地区について,移動円滑化に係る事業の重点的かつ一体的な推進に関する基本的な構想を作成することができる」ということになっております。それで,基本構想を策定するためには,自治体内に特定旅客施設があることが必要であります。その特定旅客施設というのは,例えば駅ですとか,バスのターミナルですとか,空港ですとか,船のターミナルのようなものを指すわけですが,さらにそれぞれ1日あたりの利用者数に規定がございます。石岡の場合は当然,空港とかございませんので駅が対象になるわけなんですけれども,駅の場合は1日あたり5,000人以上の利用が必要だということになっております。石岡市内で5,000人を超える駅ということになりますと,JR石岡駅が平成12年度の実績ですと1日あたり13,928人程度が利用しているというようなことですので,石岡市としても基本構想を作成することが可能であるということになるわけであります。
また,この6条で述べられております重点整備地区というものなんですが,これは特定旅客施設を中心にしてその徒歩圏内であること,徒歩圏内というのは500メートルから1キロメートルの範囲で,高齢者ですとか身体障害者が利用すると認められる官公庁の施設の所在地を含む地区にしなさいということになっております。
それから次のページ,都市建設委員会にかかる部分として第10条,道路特定事業の実施という条項がございます。先ほど申しあげました基本構想,第6条第1項の規定によって基本構想が定められたときは,関係する道路管理者は,単独で又は共同して,当該機本構想に即して道路特定事業を実施するための計画を作成して,これに基づいて,当該道路特定事業を実施するんだ,ということになっております。概略ですが,以上であります。
寺内委員長)
次に,執行部から当市の現況について説明を求めます。
建設部長)
ただ今,事務局の方からご説明があったわけですが,基本といたしましては,基本的な方針が定められていなければ市町村ではできないという状況もございますが,道路関係,あるいはそういった公共交通機関の施設に関するかなり多くの支援がございます。かなり幅広く補助が設定されておりますので,今後,こういった面につきましては,企画との協議が必要になってくるかと思いますが,そういった観点から,企画とも相談をしながら進めていきたいというふうに考えております。ただ,現在私どもの方では,道路関係にいたしましても,歩道を造る場合は段差を設けて現在作っているわけでございますが,そういった面からも,こういうバリアフリー法も制定されましたので,完全に歩道の段差をなくすような,場所にもよりますが,そのような整備手法に変えていかなければならないと感じているわけでございます。特に,近いうちに電線地中化で石岡駅前の整備が,一番身近な事業になるかと思いますんで,企画が主体になり,その後都市計画の方で工事を実施する形になるかと思いますが,まだ確定しているわけではございませんが,そういう形になるかと思いますので,そういった点で,今回のバリアフリー法が適用になるような補助制度がるのかどうか,検討しながら進めて参りたいと思っています。
寺内委員長)
以上で説明は終わりました。次に,本件についてご意見,ご質疑等がございましたら,挙手によりお願いいたします。
金子委員)
例えば香丸ね,バリアフリーについてはどのような考えなのかね。その辺をちょっと。
建設部長)
ご指摘の香丸の歩道につきましてはすでに整備されているわけでありますが,現状見ていただくと,その先がそれに続いて整備されて,バリアフリー化,一部ですがバリアフリー化になっております。多少段差はあるんですが,非常に良好な環境で,電柱と車止めがなければもっと良好な環境になるわけなんですが,そういった点も含めまして,県の事業でございますので,市の方でできるだけ先行してそういった面の整備に力を入れていけば,県の方でも動いていただけると思いますので,機会ある毎に,バリアフリー化,中心市街地でございますので,要請をして参りたいと考えております。難しい点もあるかと思いますが,要請はしていきたいと思います。
寺内委員長)
ほかに発言はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
寺内委員長)
ないようですので,次に公園整備に関する今後の方針についてを議題といたします。本件については,執行部から説明を求めます。
都市計画課長)
それでは公園の整備等についてちょっと説明させていただきたいと思います。現在石岡市では,市街地活性化プランという計画を立てまして,その中で上池公園を整備していくということになっております。これも短期にはなっておりますが,いま現在,関東財務局の方で「返してくれ」というような状況で,いったん返しております。今後引き続き借りて整備していきたいと思いますので,その中でどのような公園にしていくか,中心市街地の活性化になるような,また,歴史の里というようなことで,明示していくような公園にするか,いろいろ考えられると思いますので,計画を立てていきたいと思います。また,そのほかにも,石岡市の場合には街の中には多少公園はございますが,この駅東地区を含めた付近には公園という公園がございませんので,今後,都市基幹公園という形で配置等を計画していきたいというように考えておりますので,そのほかに公園となるべきところといいますと,ただいま新池という,新池台にある池が公園化を考えられるかと思いますので,そういったことを含めまして,公園を設置していきたいと考えております。
寺内委員長)
以上で説明は終わりました。次に,本件についてご意見,ご質疑等がございましたら,挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
寺内委員長)
発言なしと認めます。ただ,これで論議が終わるわけじゃないので,今後,上池公園等についても計画しなきゃならんということなので,また機会を見て,具体的な検討が委員会でできれば,またそういうことで検討したいと思います。それでは次に,この際お諮りいたします。本日,調査いたしました案件のうち,交通バリアフリー法策定,及び公園整備については,今後の当委員会の調査活動に資するため,管外調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
寺内委員長)
ご異議なしと認め,交通バリアフリー法策定,及び公園整備については管外調査を実施することに決しました。なお,調査実施都市,実施期日等につきましては,正副委員長協議の上で決定いたし,委員長において,委員会条例第32条に基づく委員派遣承認要求を行いたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
寺内委員長)
ご異議なしと認め,さよう決しました。さらにお諮りいたします。本管外調査につきましては,市当局から職員の派遣を求め,調査の充実を期したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
寺内委員長)
ご異議なしと認め,さよう決しました。ただ今,決定いたしました管外調査に係る諸事項につきましては,後日,改めてご連絡申しあげます。ほかに発言はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
寺内委員長)
ないようですので,以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします。
午前11時50分閉会
委員派遣報告書
委員会条例第32条の規定により実施した委員派遣による調査の結果について,下記のとおり報告します。
記
1 下水道関連施設の現地について
国府七丁目の第1中継ポンプ場と旭台三丁目の第2中継ポンプ場の現地調査を実施した。ともに地下2階にあるポンプの現状を調査したが,特に問題はなく,良好に管理されているものと見えた。汚水を濾すようなものには,水に溶けない紙(ティッシュペーパーなど)が泥のような状態となって引っ掛かり,そのようなものを極力流さないように求めることも,必要かと思われた。調査当日のポンプ場の周辺は,草刈り等がなされて良好な状態であったが,常にこのような状態で維持されることが望ましい。
2 都市計画道路・幸町正上内線の新大谷橋について
幅員16メートル,車道幅員9メートルの新しい橋梁である。当然,状態は良好であるが,橋の 欄干の繋ぎ目部分の処理は,いささか工夫を欠いていた。また,石岡側から美野里側に向かって 左手の欄干は,些か曲がっているように見えた。また,右手の歩道縁石についても,やや曲がっ てついているように見える。資料として提出されている図面ではいずれも直線であるはずだが, 視認できるところの曲がりが目の錯覚なのか否かは,器具等がない中で,確認できなかった。
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