平成14年9月6日 都市建設委員会


案 件 (1)今期定例会に付託された議案の審査
○議案第102号「石岡市下水道条例の一部を改正する条例を制定することについて」
○議案第105号「市道の認定について」
(2)前期定例会で採択し,市長に送付した請願及び陳情の処理の経過と結果について
(3)その他
出席委員 寺内 毅委員長,金子悦郎副委員長,菱沼成房委員,山口 晟委員,前島孝元委員
説明員 建設部長(吉川安延),参事都市整備担当兼6号バイパス推進室長(吉田隆重),建築課長(足立健造),土木課長(本田久男),都市計画課長(渡辺勝男),下水道課長(上曽茂昭),区画整理課長(塚本悦男),副参事道路管理担当(羽成善信),副参事補修担当(吉田和男),副参事(藤枝利明),副参事6号バイパス推進担当(鈴木信充)
議会事務局 議事係長(武石 誠)


 開会 午前10時00分

寺内委員長)ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。これより議事に入ります。本日の議題は,議案第102号「石岡市下水道条例の一部を改正する条例を制定することについて」,議案第105号「市道の認定について」の計2議案,及び,前期定例会において採択いたし,市長に送付いたしました請願及び陳情の処理の経過と結果について,及び「その他」として建設部所管の審議会・協議会の開催状況等に関する報告,所管事務管外調査の報告について,閉会中の継続調査の申し出についてであります。
 付託案件その他の説明のために出席を求めた者の職氏名は,お手元に配付いたしました出席者名簿のとおりであります。初めに議案第102号「石岡市下水道条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。本案については,執行部から説明を求めます。

下水道課長)議案第102号「石岡市下水道条例の一部を改正する条例を制定することについて」の改正の内容について説明したいと思います。今回の下水道条例の改正は,上位法の水質汚濁防止法,ダイオキシン類対策特別措置法に関わる特定事業所により下水道へ排出される水質基準の改正を受けて,改正するものです。なお,特定事業所とは,原則として水質汚濁防止法第2条第2項に規定する特定施設,又はダイオキシン類対策特別措置法第12条第1項第6号に規定する水質基準対象施設を設置する工場又は事業所であります。内容としましては,1点目として特定事業所から公共水利系の排出処理にかかる水質規制について規定する水質汚濁防止法に関して,同法第2条第2項に基づき,人の健康に関わる被害を生じる恐れがある物質を規定する同法施行令第2条において,酵素及びその化合物,またフッ素及びその化合物,ならびにアンモニア,アンモニア化合物,亜硝酸化合物が追加されたことで,特定事業所から公共下水道へ排出される下水についても,これらの物質,または項目に関わる水質規制を行うこととするため,下水道法施行令において改正され,本市下水道条例第8条第1項1号にアンモニア性窒素,亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素含有量1リットルつき380ミリグラム未満を追加しております。
 2点目として,ダイオキシン類対策特別措置法の施行により,同法で規定する特定施設を本市下水道条例第3条5号にダイオキシン類対策特別措置法第12条第1項第6号に規定する水質基準の対象施設を設置する工場又は事業所として追加しております。以上です。

寺内委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

前島委員)前島です。昨日議案質疑でちょっと質問させていただいて,2回したんですけれども,たまたま回答の方はですね,今回の法改正に基づいた石岡市の工場又は事業所はたまたま該当がなかったというお話なんですが,これからこういった工場,事業所が出てくる可能性としては,こういう時代ですからあるのかないのかちょっと分からないんですけれども,仮にこういう対象者が出てきた場合ですね,市としてはどういうふうな対策をとらなければいけないんでしょうか。この条例改正に伴って。あとは,どういう,これに該当する工場っていうのはどういう工場なのか,参考までに教えていただきたいんですけれども。事業所も含めてね。

下水道課長)規制の対象ということですが,いま現在のところ,市の下水道の方には流入しておりません。それで流入する場合につきましては,受付する段階でこういう工場だということで,そういう特定施設になるかどうかというのを見極めまして,排水の許可をおろすわけなんですが,いま現在,水質汚濁防止法において網がかぶっておりますので,そういう中において,県への特定施設としての届出ということで,水質汚濁防止法のところで,一般の場合については公共用水に流す場合についてはそちらの方にそういう事業所が排水を出す場合には届出が必要になっております。だからそういうことで,水を出す場合について,現在,下水道条例の改正の中身のやつについては,あくまでも下水道に排出する場合,こういう特定施設については規制しますよということで,前処理が必要になるということで,前段にその,うちのほうで下水道条例に定める水質規制値以下のものを下水道の方へ放流するという形になります。あと水質汚濁防止法の中で,通常,下水道区域でない場合は網がかぶっておりますので,その特定施設については公共水域に流す場合は届出の中,水質汚濁防止法で規定する届出といいますか,3か月に1回とか1年に1回は水質の値を提出しなければならないとか,そういうことが各事業において謳われております。
 現在,企業ということなんですが,ちょっと資料が見あたらないのであとでお答えしたいと思います。

寺内委員長)では,資料を取り寄せるまで,暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

寺内委員長)再開いたします。

下水道課長)申し訳ありませんでした。工場としましてあるものでは,○○○○(会社名)がいま届出が出されてたんですが,使用廃止。これダイオキシン類関係ですね。○○○○(会社名と工場名),これもう使用廃止しております。○○○○(会社名),これも使用廃止で,ほとんどの所がダイオキシン類が,法の制定があってから規制値が強まったということで,届出の方を,その燃焼の部分なんですが,焼却炉の部分で届出が出されていて,廃止しております。ちなみに,ご存じのとおり霞台厚生施設組合についてもダイオキシン類対策特別措置法において,措置法に関わるもののクリアする設備として今回等についても措置法の数字以上のものを出すということで,グレード的には近年アップされているという環境です。ほとんどが焼却関係で,排水関係については当市内においてはダイオキシン関係ではございません。以上です。

前島委員)もう一度教えていただきたいんですが,条例の真ん中の,第9条に「220ミリグラム以下」を「220ミリグラム未満」,これは数字的に,今までは220ミリ以下ですから220まではよかったわけですけれども,その下の(3)の,1リットルにつき380ミリグラム未満というのが新しく条例として入ってきてるんですけど,これは今までなかったんですか,この部分は。前段は,220ミリ以下は220ミリ未満にしまうとう条例変更で分かるんですけど,その下の方の(3)の「アンモニア性窒素,亜硝酸性窒素,硝酸性窒素含有量 1リットルにつき380ミリグラム未満」というのが新しいということで来てるんですけど,今まではこの部分はなかったんでしょうか。新規ですか。

下水道課長)アンモニア性については追加ということでお願いしているんですが。

寺内委員長)ほかに質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)討論なしと認め,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第102号「石岡市下水道条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。
本案は「原案可決すべきもの」とすることにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第105号「市道の認定について」を議題といたします。本案については,執行部から説明を求めます。

副参事道路管理担当)私の方からは,議案第105号「市道の認定について」ご説明申しあげます。この道路は宅地造成によって築造された道路であり,今回市道として受け入れるものです。起点としては行里川13436の20番から,終点が13437の13番,延長で118.6メートル,幅員が6メートルから8メートル,面積は744.6平方メートルでございます。入り口の片側に隅切りがございます。あと,現況の写真を撮っておりますので,写真の方をご説明したいと思います。写真1は,起点である石岡常北線より撮影しております。写真の中で赤い線で示された部分が今回受け入れる道路の部分であります。入り口左側に隅切りがございます。幅員は6メートルで,アスファルト舗装されております。配水施設はございませんけど,若干県道方向に勾配がついており,雨水は県道等に自然に流れている状況です。写真2は中間地点を撮影しております。写真3については終点から撮影しております。この部分の幅員は8メートルでございます。この部分については未舗装であります。砕石での状況になっております。以上でございます。

寺内委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)討論なしと認め,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第105号「市道の認定について」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,いずれも「原案可決すべきもの」とすることにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で当委員会に付託されました案件の審査はすべて終了したわけでありますが,これらに係る委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,前期定例会において採択いたし,市長に送付いたしました請願及び陳情の処理の経過と結果についてを議題といたします。本件については,議会開会日に,議長から各議員に対し報告書の写しが配付されております。それでは,この報告について,執行部から説明を求めます。

土木課長)前期定例会において採択し市長に送付した請願及び陳情の処理の経過と結果について。請願第18でございます。「通学通勤並びに生活道路の整備について」。請願書が提出されました路線ですけれども,東田中から高浜台へ上がる道路の整備で,長さ約100メートル,歩道つきで幅員5メートルの整備をお願いしますというようなことでございました。これにつきましては,「当該道路は高浜台に居住する皆さまにとって唯一とも言える重要な生活道路であります。市といたしましても現状改善のため,他事業との調整を図りながら拡幅等について年次計画を立て事業実施を検討してまいります」と,このように回答いたしております。次に陳情第47でございます。「宮部入り口道路の安全対策についての陳情」でございます。陳情か所につきましては,県道石岡下館線から宮部,染谷方面に向かう道路で,県道から約200メートル区間の拡幅等の要望でございます。これにつきましては,宮部入り口道路の安全対策については,現状入り口の北側部分が空き地になっておりますので,今後,用地交渉をいたしまして,用地協力等が得られれば入り口部分を拡幅し,歩行者等の安全を図りたいと考えております。この部分については,以前所有者がお亡くなりになって,まだ相続ができていないんじゃないかということで,まだ全然地元にあたっておりません。入り口から進入した部分の拡幅につきましては,沿線に住戸が連たんしておりますので相当の困難が予想されます。当面は,退避スペース等の確保を検討してまいりたいと考えております。次に陳情第51「市道改良整備に関する陳情書」。これは行里川地区から出された陳情で,関東鉄道石岡営業所の後ろと申しますか,道路の側溝整備とあわせて舗装の要望であります。この件につきましては,「流末の有無など排水経路を精査しまして,地域の皆さまの要望に沿えるよう検討いたします」と,このように回答いたしました。陳情書を審査する以前に現地調査はして概略は分かっているんですけれども,宅地部分と流末となる部分に**がございます。その部分が山,山林のような雑種地のような形になっておりますので,その部分の所をもう少し精査したいということでございます。次に陳情第52「市道整備に関する陳情書」。この件につきましても行里川地区から出されております。場所につきましては県道常北線のバイパスと旧道の間にある道路でございます。道路につきましては砕石敷きとその路盤,砕石が固まった後,舗装をといったことでございました。これにつきましても「現状を精査いたしまして,要望に沿えるよう努力いたします」というようなことで回答しております。要望内容は簡単なんですけれども,現状が大分凹凸があったり,道路がうねっているような状況で,なかなか車が入るのもなかなか難しい,簡単ではないと話しております。整備範囲につきまして,地権者の方と協議していきたいと,このように考えております。以上です。

寺内委員長)以上で説明は終わりました。次に,ただいまの説明に対してご意見等ございましたら,挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ないようですので,次に,建設部所管の審議会・協議会の開催状況等に関する報告についてを議題といたします。本件については,執行部からの報告を求めます。

参事都市整備担当)ご説明申しあげます。私どもの方の建設でございますが,石岡市下水道事業審議会,そして石岡市営住宅入居者選考委員会,財団法人石岡市開発公社顧問監事,石岡駅東開発協議会,国道6号バイパス建設促進期成会,都市計画審議会という,以上6審議会等がございます。それぞれ平成14年度の開催状況等についてご説明申しあげます。初めに下水道関係でございますが,平成14年度の下水道事業審議会でございますが,この審議会につきましては,石岡市下水道事業審議会条例がございまして,これに基づきまして審議会を開催してございます。定数につきましては20名以内,任期につきましては2年,委員につきましては全部で17名,学識経験者が6名,受益者代表が8名,市の職員が3名,合計で17名でこざいます。開催状況につきましては平成14年度の年度末に開催を予定してございます。案件の予定でございますが,ひとつには事業の進捗状況,二つ目には負担区の決定について,三つ目には新年度の事業計画について,四つ目としましてその他ということで,年度末に計画をしてございます。
 次に石岡市営住宅入居者選考委員会でこざいます。この選考委員会につきましては,石岡市営住宅管理条例第9条,内容につきましては入居者の選考ということで,この第9条に基づきまして選考委員会を開いているということでございます。この委員会の規程につきましては別紙に綴ってございますが,こういう入居者選考委員会規程に基づいてやっております。三つ目といたしましては市営住宅入居者選考委員の名簿でございます。名簿につきましては別紙につけております方々が委員でございます。四つ目といたしまして石岡市営住宅の選考委員会の開催状況でございます。平成14年度でございますが,4月18日に市役所の4階の会議室で開催してございます。案件といたしましては新池台団地が1戸,池の台団地が5戸,大砂南住宅が1戸ということで,申込者数につきましては新池台団地の方が1戸に対しまして3名,池の台団地につきましては5戸のところ9名,大砂南住宅1戸につきまして2名というような申込者数でございました。5月29日に第2回目の入居者選考委員会を開催してございます。市役所の2階で開催しまして,池の台団地の2戸分でございます。申込者につきましては3名の申し込みがございました。出席委員数につきましては10名の方々に出席をいただいてこざいます。9月19日に予定をしてございますこの日につきましては,池の台団地,これにつきましては3戸,自由が丘団地につきましては1戸,内訳といたしまして,池の台団地3戸については5名の申し込みがございます。自由が丘団地1戸につきましては2名の申し込みがございます。今月の19日に市役所の2階の会議室で入居者選考委員会の開催を予定しております。以上でございます。
 続きまして,財団法人石岡市開発公社の方に移ります。財団法人石岡市開発公社の寄付行為という規定がございまして,これも別紙につけてございます。この内容でございます。二つ目といたしまては,財団法人石岡市開発公社寄付行為第14条第1項の規定に基づきまして監査を実施してございます。実施した期日でございますが,14年4月26日,平成13年度開発公社収入支出決算監査執行でございます。5月1日に,続きまして14年度の石岡市開発公社理事会を開催してございます。議案につきましては,平成13年度開発公社事業報告及び決算について,二つ目としましては平成14年度開発公社事業計画及び収支予算について,2点でございます。あとこの顧問会というのがございますが,顧問会につきましては今のところ重要な案件が出てございませんので,今のところ開催してございません。
 続きまして,駅東開発関係でございますが,石岡駅東開発協議会の組織がございます。この駅東開発協議会につきましては,法的根拠といたしましては,駅東開発協議会設置規程の第1条に基づいてございます。定数といたしましては15人以内ということでなっております。任期につきましては2年。現在委員の方につきましては12名,議員の方が3名,商工会議所関係が5名,学識経験者が4名ということでございます。開催状況につきましては年度末開催を予定してございます。予定案件でございますが,駅東の事業の進捗状況について,新年度の事業計画について,その他ということでございます。
 続きまして国道6号バイパス建設促進期成会でございます。これにつきましては国道6号,千代田・石岡・玉里・美野里地内でございますが,バイパス建設促進期成会規約がございます。これにつきましては別紙のとおりつけてございます。二つ目といたしまして,規約第1条の目的を達成するため,第2条に基づき事業を実施してございます。本年5月30日,平成14年度国道6号バイパス建設促進期成会総会を開催してございます。この促進期成会に加盟してございます石岡・美野里・千代田・玉里,1市2町1村でございます。審議内容といたしましては平成13年度の事業報告について,平成13年度の収支決算について,三つ目としましては平成14年度事業計画について,四つ目としまして平成14年度の収支予算についてと,計4件を審議していただきまして,ご承認をいただきました。平成14年の6月28日には国道6号バイパスの建設促進に向けまして,国土交通省,財務省,関東地方整備局へ中央要望活動を実施いたしました。当日の出席者につきましては石岡市長,千代田町長,玉里村長,そして美野里町では町長さんが出席できませんでしたので収入役さんが代理で出席していただきました。そして議会関係では石岡,千代田,美野里,玉里それぞれ正副議長さん,そして都市建設委員長さん,各委員長さん方にご出席をいただきまして,早期着工の中央要望を行ってきたところでございます。
 続きまして都市計画審議会がございます。この都市計画審議会につきましては,平成14年度でございますが,12月上旬に開催を予定してございます。審議内容でございますけれども,平成14年7月12日に建築基準法の一部が改正されまして,用途地域内の建ぺい率の数値の選択肢の拡充が行われまして,これに伴って,これまで建築基準法で一律に定められていました住居・準住居地域,近隣商業地域,準工業地域,工業地域の建ぺい率の数値を都市計画法に規定によりまして都市計画に定めることが必要になりました。石岡市におきましては,現行の建ぺい率の数値をそのまま継続して適用することとして,今後その手続きを進めながら12月上旬に都市計画審議会を開催しまして,来年の1月上旬の決定,告示を予定してございます。なお,9月15日号の市報におきまして,用途地域における建ぺい率の都市計画の変更についてということで掲載をいたしまして,市民の方々に周知徹底ということで出してございます。以上が各委員会の内容でございます。よろしくお願いいたします。

寺内委員長)それからその他の部分について,執行部から手元に資料が提出されておりますが,14年度契約状況一覧表が出ております。これにつきましてご説明願います。

下水道課長)下水道課における平成14年度の契約状況についてお知らせします。お手元の資料の契約状況一覧表(9月5日現在)ということで,9月5日現在の契約状況について掲載しております。国補工事としまして予算額1億9,500万円のところ,今のところ2本の工事を発注しております。これらにつきましては,9月20日入札予定ということで計上しています。執行率40.6パーセントということになっております。それから下水道の単独工事費としまして,予算額3億8,570万円のところ,掲載されておりますとおり執行されており,執行率としまして39.77パーセント執行しております。また,委託料としまして予算額7,500万円のところ執行率として79.36パーセント執行しております。またその下の13年度繰越事業予算額1億円ということで3月の議会において承認をいただいた1億円なんですが,これらにつきまして執行率は99.93パーセント執行しております。またお手元の資料の中の国補工事予定か所が添付されているわけなんですが,平成14年度の工事にかかる発注見通しということで,これらにつきましては総務部の方に提出し,250万円以上の工事については市民の皆さんに公表をしております。以上でございます。

土木課長)土木課の工事発注見通しの公表についてご報告申しあげます。公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律というのがございまして,それに基づきまして工事発注見通しの公表を行っております。6月の時点なんですけれども,金額が250万円以上のものが公表ということになっておりますので,この時点で15件を公表しております。用地取得が****場合には*********ということになっておりますので,金額においても*****は入っておりません。それと公表は年に2回程度行うということになっておりますので,12月に再度見直しの公表が予定されております。工事発注件数についてですが,9月4日の時点で,土木課では20件の工事を発注しております。指名競争入札が9件,金額の小さい随意契約が11件,執行率については掲載してございません。以上です。

都市計画課長)それでは幸町正上内線の概要についてのご説明をいたしたいと思います。前の5月の議会で幸町正上内線の橋のご説明を申しあげました。その後,幸町正上内線におきましては,交差点の改良工事としまして条件付き一般競争入札で5月に発注いたしまして,10月10日という工期の中でいま工事を行っております。条件付き競争入札に参加した業者は13社でございまして,○○○○(会社名)が落札しております。あと幸町正上内線の一部につきまして未買収地が約100メートルを残しておりまして,工事区間は合計140メートルになるわけですが,これを年度内に施工したいというふうに考えております。また,幸町正上内線と村上六軒線が接続しております反対側と申しますか,石岡市街地側の部分に市道がございまして,この市道との交差することによりまして,通行に支障を来し,交通事故の恐れがありますので,今後関係機関と協議をいたしまして,整備をし,交通危険個所の解消を図っていきたいというように考えております。工事につきましては来年度早急な時期に整備をしていきたいというように考えております。以上でございます。

建築課長)建築課でございますが,平成14年度の工事にかかる発注見通しにかかる公表分でございます。建築課はこれに該当するもので3件ございます。そのうち発注分でございますが,14国補の新池台団地の屋外付帯土木工事,これを発注してございます。一般競争入札,これ条件付きでやってございます。落札の参加業者は13社でございまして,落札業者が○○○○(会社名)でございます。あと残りの2件につきましては未発注分ということでございます。一つやはり14国補の新池台団地の屋外付帯の植栽工事でございます。予算につきましては500万円程度でございます。入札の予定といたしましては平成15年1月に予定をしてございます。二つ目の工事でございますが,14市単でございますが,市道の5129号線の道路入り用工事でございます。これは新池台団地の進入路でございます。南台から入りましての進入路でございまして,すでに13年度で半分を実施してございまして,今年度で残りの半分ということで計画してございます。予算につきましては2,000万円ということでございます。入札の予定といたしましては10月に予定をしてございます。以上でございます。

寺内委員長)以上で報告は終わりました。ただ今の報告に対し,ご意見等ございましたら挙手によりお願いをいたします。

菱沼委員)2点ほどちょっとお伺いします。いま建築課長の方からございました新池台の住宅なんですが,さきほど吉田参事の方からも市営住宅入居者選考委員会の開催について,私の勘違いか分かりませんけども,前回の新池台の選考会もやってるような感じもするんですが入ってないんですが,そういう中で,新池台の新しいの6戸の募集に対して32名っていう大量の申し込みがあったわけです。この際に,選考は当人同士が抽選するということにしたわけですが,この当時,いま建築課長の方から話がありました4工区が建設途中というようなことで,これも近々完成する予定なので,30何名で選考からもれた方に対して希望を持たせるようなお話があったわけですが,大体9月頃というようなその時に何か話があったということで,募集まだかと,こういうようなお話もあるんですが,この付帯工事を見ますと,こういう工事が終わらないと4工区のあれは開放しないのかなあと思うわけですけども,一応募集の見込みと,先ほど参事の方からお話がありました,私の勘違いかよく分かりませんが,新池台の選考をやった記憶があるので,その辺,よろしくお願いいたします。

建築課長)菱沼委員のご質疑にお答えします。まず最初の4号棟分ですかね,前回の入居した分でございます。それらについては,入居がですね,平成14年の3月に入居をしたものでございます。これはもう前もって,今回の選考委員会の開催の中には入れてございませんが,その中で出て参りましたのは,車椅子対応ですかね,そういうものの入居はどうするんだという話があったわけでございますけれども,それについては空けておくのも何だということで,入居をさせているところでございます。それで,今回いま建てております4工区2号棟でございますけれども,これについては前回の,いま委員さんが言われました,希望っていうんですか,そういうのを9月頃というようなことで持たせたということでございますが,わたしの方ではそうはお話ししてない,ということでございます。9月頃にできるというのは本体ですね,建家だけ。外構とかそういうものは後になりますので,多分9月とお聞きになったのは,今度の本体のできる分だと,私は思っております。それと,これからの募集見込みでございますが,わたしの方ではできるだけ早く入居させたいと,そういうふうなことを思っておりますが,今回は新池台も最終年次でございます。それに関連する附属の,先ほど申しあげました道路等ですね,あと外回りの整備等々を見まして,それと道路の工事をする場合に交通止め等の環境も出てまいりますんで,私どもで考えておりますのは,入居は4月と。4月1日入居というようなことで今進めているところでございます。15年の4月入居ということで進めております。それから遡りますと,募集期間は一月乃至そのぐらいおきます。その前にPR一月,市報等で流しますんで。そのような方向で考えております。

寺内委員長)ほかに発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ないようですので,次に,委員派遣による所管事務管外調査の報告書についてを議題といたします。本件については,お手元に委員派遣報告書をご配付いたしております。
 この報告書について,なにかご意見等ございましたら,挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ないようですので,委員派遣による所管事務管外調査の報告については,お手元に配付した報告書のとおりご了承いただきたいと思います。次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。当委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件・理由を付し,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。ほかに何か発言はございませんか。

「なし」との声

寺内委員長)ないようですので,以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします。

 午前10時53分


     
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