平成14年9月19日 都市建設委員会


案 件 (1)谷向地内の市道の付け替えについて
(2)
都市計画道路整備の今後の方向性について
(3)
その他
出席委員 寺内 毅委員長,金子悦郎副委員長,菱沼成房委員,山口 晟委員,前島孝元委員
説明員 建設部長(吉川安延),参事都市整備担当兼6号バイパス推進室長(吉田隆重),土木課長(本田久男),都市計画課長(渡辺勝男),副参事道路管理担当(羽成善信),副参事(藤枝利明)
議会事務局 議事係長(武石 誠)


 開会 午後1時32分

寺内委員長)ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。本日の議題は,谷向地内の市道の付け替えについて,都市計画道路整備の今後の方向性について,及び「その他」であります。協議案件その他の説明のため出席を求めた者の職氏名は,お手元に配付いたしました出席者名簿のとおりであります。これより議事に入ります。最初に「谷向地内の市道の付け替えについて」を議題といたします。
 初めに,お諮りいたします。本件については,議長に委員派遣承認要求をいたし,現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。

― 休憩(委員派遣による現地調査の実施) ―

寺内委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。ただいま現地調査を実施いたしました件について,執行部から説明を求めます。

副参事道路管理担当)谷向の運動広場に伴う市道の付け替えについてご説明申しあげます。正式な申請は出ておりませんが,申請者としては○○○○(法人名) ○○○○(施設・役職名) ○○○○氏ということです。目的は運動広場として一体的に利用したいため,中央に入る道路等を含め,付け替えをお願いしたいということになっております。付け替えの対象は市道でありますが,ほかに里道がございます。現在の市道の幅員は2.7メートルでございますけど,付け替えるのは私どもの方で5メートルをお願いしております。面積的には実際に,最終の面積ではございませんが,既存道路の面積が921平方メートルに対し,付け替えていただくのは1,414平方メートルになります。図面の方で言うと,位置図と,それから付け替えの部分の図面がございます。黄色い部分が認定,あるいは認定外の部分でございます。それを緑の部分に拡幅等で付け替えると,現在の計画ではこのようになっています。簡単ではございますけど,以上でございます。

寺内委員長)以上で説明は終わりました。次に,本件について,ご意見・ご質疑等がございましたら挙手によりお願いいたします。

前島委員)前島です。この黄色い色がですね,既存の市道,緑が付け替え後の道路ということなんですが,この配置といいますか,既存を付け替え道路にするレイアウトですか,これはどのようにして,先方の要望でこういうふうになったのか,市と先方で,市の将来を見すえた,運動公園として見すえたところ調整をした,地主さんと調整をした結果こういうふうに両者で決めたのか。そのへんちょっとお聞きしたいなと。

副参事道路管理担当)この図面にいたる経緯ですが,私どもでも何度か○○氏とお話ししております。こういってはなんですけど,当初は中央に9540−1なんかについて,右上の方なんですが,それより上の方に付け替えたいような意向もあったわけなんですけれど,いろいろ協議の末,こういった位置に戻しました。それから側道なんかの部分についても,側道から坂になっておりますので,その法(のり)の部分なんかについても市の方にお願いしますと。そういったことで要求して,お互いの一致点を見出したというようなところです。

前島委員)私はちょっと,素人ながらちょっと不思議に思うのはですね,これだけの土地を,黄色い既存の市道がですね,真ん中を通っていて,これを運動公園にするのに支障になると。ですから付け替えるということで,一部は市道の拡幅,2.7メートルから5メートルですか,それは分かるんですが,この上の方にグリーンで,運動公園を横断しますよね,これは何か意味があるんですか。

副参事道路管理担当)右下の部分が,ちょっと線が入っていませんが高速道路の側道部分になっております。それでいまの現在の市道がちょうど橋のところに付いております。そうすると橋のところから右折左折する場合に,どうも側道の取りつけがあまり広くないという部分もございまして,それよりは,左折右折して入るよりは,真ん中を,まあ橋の方から来た場合の話なんですが,真ん中をそのまま行けるというような意味合いもございました。

前島委員)そうしますとですね,現場でも雑談の中でお話ししたんですけれども,当然,運動公園の目的がですね,運動広場っていうんですか,しかも申請者は○○○○(施設名),しかも全国的にですね,○○○○(施設名)っていうのは,私の息子もそうだったんですけど,皆さんのお子さんもそうかも知れませんが,非常にサッカーのですね,少年サッカーって言うんですかね,幼稚園サッカーって言うんですかね。ここは高校野球ではありませんけども非常に名門といいますか,強い,全国的にも優勝もしてますし,そういうチームの幼稚園であると私は認識してます。そこの幼稚園が運動公園,要するにサッカー場を作ると思うんですよね。そうしますとやはり,石岡市,全国的にもそういうハイレベルの幼稚園の生徒がここでやるということは,当然,一般的に考えられることは,親善試合とか,そういったことが当然組まれるし,作った運動公園も正式な公認のサッカー場と言うんですかね,そういったものを多分整備をするんではないかと。そこで,そういったことを将来的に考えた場合,子どもたちは石岡駅から父兄が連れて,まあマイクロバスで来るとか。あるいはもちろん幼稚園生ですからね,子どもだけで来るっていうのはまず当然無理ですので,当然両親がついてバスなんかで来る,あるいは電車で来る,それでバスで現地に行くというようなことが,当然考えられるわけですね。そのほか応援の方も来るとか,そうなりますと当然,現状の道路ではですね,非常にまあ,高速で来ても石岡の駅から行っても,現状見ると非常に,周りはああいう形ですから,狭い道路であると。将来見すえた場合にですね,逆に今度,そういった父兄の方からですね,市道拡幅のお願いについてとかですね,そういったことで当然,陳情とか請願とかが出てくる可能性もあると思うんですよね。そのへんを見すえていくと,本当にこの,先ほどの課長さんのお話と,市と地主で協議をして,2.7メートルを5メートルにするとか,こっちの高速道路のですね,側道を拡幅した方がいいのか,この案のとおりにやった方がいいのかっていうのは,やはりもう少し,将来を見た中で,地権者とですね,その辺のお話をもうちょっと詰めてですね,本当に将来的に,これで両者ね,市と幼稚園側もいいのかとか,その辺をもうちょっと検討されて,本当にこの上の部分を拡幅した方がいいのかっていうのは,私はちょっと現状見た場合には逆じゃないのかなあと思ったんですけども,その辺どうなんでしょうか。

土木課長)お答えいたします。この黄色と緑の線ですか,これを見比べました場合に,黄色は側道の方から先の,この運動広場の先ですか,そちらの方につながって道路が入っております。実際,日に何台か,十数台かも知れませんけども,そういう形で利用している方がございます。ですから,われわれこれまでもこういうケースもあったんですけども,既存の道路を広くするというような,そういうことで申請者の方にお願いしてるということで,既存を道路につける,あるいは先の道路に繋げるような形で,こういう配置をお願いしました。それで,右側の緑の部分については,一部といいますか,手前の方が法になっている部分がございますので,手前が高いものですから,幅員的には5メートルですけれども,それに伴って切土っていう形になりますので,これが拡がります。ですからこういう形にはなっております。それで,前に仰られました側道を拡げたらよろしいんじゃないかということでございますけれども,これは私の方で○○氏と話した中で,向こうでもやはり側道は,将来的には拡げるというような話は,そういう考えは持っているようでございました。いま地元から陳情がというお話でございましたけれども,私の方としては,これだけ広い敷地があるものですから,申請者の方に,○○○○(施設名)の方に拡げるのが相当じゃないかというような,そういうことで,また,こういうような話がございましたというようなことを,今後申請者の方と協議して参りたいと思います。以上です。

前島委員)すると,この原案のとおりに市の方としてはやりたいと,そういうことでよろしいですか。

建設部長)基本的には,いま課長がご説明したとおりでございます。申請者の方がそういう形での申請を願っていることですし,私どもとしては教育的見地から,広場として使用するならということで市道の付け替えに応じている現状でございますので。ただ側道等の拡幅については,今後,一応予定としては,書類が間に合えば12月の議会に正式にお願いする段取りを取りたいと思っているわけでございますが,側道の拡幅等についても,地権者の寄附を仰いで,市の方で協力しながら整備をしていくというような方向性があるというようなことをお話は申しあげられると思いますので,将来的に活発な活動がそこで展開されるということになれば,当然,そういうことも事前に整備しておく必要があるかと思いますので,それについてはもう少し時間をいただきまして,申請者の方とご相談いたしたいと思います。

寺内委員長)前島委員から質疑があったわけでございますけれども,この件についてはまだ申請が,具体的な申請書という形で出ているわけではございませんので,これから具体的な申請書が出る段階までの間にですね,当委員会に対して,逐一ね,状況を報告していただくと。具体的な図面等が出来てくれば,報告を頂くと。また,当委員会の方で意見があればそれに意見を加えると。基本的には付け替えでございますから,道路の機能をより効率的に,より有効に高められるような施策でなければならんわけでございますから,その辺のことも十分に勘案いたしまして,執行部の方でも対応してもらいたいということを当委員会としては要望をしておきたいと思います。
 ほかに発言はございませんか。

菱沼委員)いま委員長が言ったことでわれわれ了解なんですけれども,私の地元なんであれなんですけども,こういった施設,当然あくまでも道路の付け替えですから,周りの畑,田圃,そういったことの形の中で支障がなければこれでよろしいんじゃないかと私は思うんですけども。あくまでも付け替えですから。当然,この内容を見ますと,いままでの狭い幅がそれなりに使い勝手が良くなるというか,現在の状態から5メートルと。車等も大分通行できるというようなことですので,そのことについては問題はないと思います。それでいま委員長から言われた,当然これ今日はイエスとかノーとかじゃないですから,了解しましたし,先ほど,前島委員からも出てましたように,前回のあの地に対してもゴーカートの騒音問題と,こういうふうなことで地元からも相当な反対意見が出たという部分をわれわれ認識しているわけですけども,教育の問題,それからこれからの青少年を育成していく,こういう中の,幼稚園生であっても将来の人材ということでの中においては,こういう施設については前向きに検討されたらよろしいんではないかと,私自身は思っております。騒音とかなにかということについては,問題はないだろうと思います。それともう一つは,先ほど高速道路のあの狭い道路,それはいま言われたように,運動場というサッカー場というのか分かりませんが,そのほか若干寄附をいただければ,当然あの幅は広くなるんではないかと。それはこの後の話じゃないかと思いますけども,あくまでも,付け替えという部分については当然それだけの負担はして,広くなると。周りの地権者が農作業やる方々も使い勝手が良くなるということであれば,私自身はよろしいんではないかというふうに理解します。ただ,ここで結論出すというのではないということですので,一応,意見だけで終わります。

寺内委員長)暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

寺内委員長)再開いたします。

寺内委員長)ほかに発言はないと思いますので,次の案件に移りたいと思います。次は「都市計画道路整備における今後の方向性について」を議題といたします。本件については,執行部から説明を求めます。

都市計画課長)それでは石岡市内の都市計画道路の整備の方向性についてということでご説明いたします。いま現在,都市計画道路としまして泉橋を整備中でございます。3月に全体の整備が完成します。それに伴いまして,残り370メートルの区間,泉橋から青柳鐵店までの間を整備したいと。地元の要望もございまして,整備していく考えなんですが,いま現在,地権者約68名ぐらいいるんですが,その64名から署名をいただきまして,とりあえず整備する方向で測量に入っていただきたいと県に要望しているわけなんですが,64名の方の要望が集まりましたので,今月中に土浦土木事務所,または茨城県に対して要望活動を行っていきたいというふうに考えております。それで,あくまでも測量しないと道路の線形が出ませんので,地権者も不安に陥っているわけなんです。私の家がどれだけかかるんだか,どれだけ引っ込むのか分からないと。土木事務所に要望しまして,測量を1日でも早くやっていただきたいというようなことで県にも繋いでありますし,茨城県としても泉橋から残りの370メートルを整備すれば,石岡常北線となってます県道が完成いたしますので,新規という事業になるかも分かりませんけれど,継続としても見られるんじゃないかと。継続事業としてもやっていけるかも分からないんで,市町村の地域の住民の方が要望するんであれば,県又は国の方に補助金の申請をして,繋いでいけると。またこの道路は中心市街地活性化の中で,歴史の道として位置付けをされておりますので,歴史の道の補助金を使えるというようなことも聞いておりますので,そういった歴史の道の補助金で,今後,地元の人に同意していただければ整備していきたいというように県でも言っていただいておりますので,今後とも地元の石岡としては,力強く要望していきたいというように考えております。そのほか,都市計画道路としていま現在幸町正上内線が整備を行っております。残り1名の地権者からまだ同意は頂いてないんですが,それ以外のところについてはほぼ完成しております。それで,いま現在行っている工事としましては,村上六軒線との接続部分の交差点の改良工事ということを行っております。これにつきましては道路の線の書き直し,あと方向を示す案内板の設置とか,そういったことも10月末ぐらいまでには完成させたいという考えでおります。その先からの,まちの中へ入る,幸町正上内線の延伸としましては今回は事業の延期というか,そういう形で考えております。今後,6号バイパスの進捗状況によりましては,それに関わる部分の道路整備がたくさん出てくるかと思いますので,幸町正上内線に金をかけると膨大な費用がかかりますので石岡市の負担が大きくなるというようなことで,6号バイパスの進捗状況,または6号バイパスと交わるアクセス道路関係等の整備が早急にやらなければならなくなってくると思われますので,そういった形で,幸町正上内線の市内内部への延伸はひとまず村上六軒線との交差部分の安全確保ができたというような状況でおりますので,今回は見送って整備は行わないというような状況になってきています。以上です。

建設部長)今回の委員会でお集まりいただきましてご審議いただくのは,いままで幸町正上内線の整備をしてきまして,ちょっと失礼いたします。
― 以下,地図を示しての説明 ―
 大谷橋からここの整備をやってきたわけなんですね。これ一筆あげたんですが,いま交渉中でございますんで,○○○○さんが亡くなって相続関係がございますんで,なかなかそこらへんがまだ相続関係決まっておりません。ただ来週も会うことになってますんで恐らく大丈夫だと思いますね。これが完成すれば,本当はこっちへ都市計画道路が,幸町正上内線が延びているわけなんですね。これを来年度,平成15年度以降整備するようなことになるわけなんですが,現在の私どもの方の道路計画から考えますと,このところに整備して市の持ち出しを出すよりは,それよりは6号バイパスが動き出し,これはアクセス道路が全部ございます。これ(アクセス道路)も市道でやらなくちゃならない。これ(アクセス道路)も市でやらなくちゃならないということになりますと,一時に大きな事業が目白押しになりますと,財源上も非常に難しいということで,今回,助役,市長とも相談しまして,この部分(幸町正上内線)については見送ると。当分の間,交通状況を見ながら,通行車両の具合を見ながら見守ると。というのは,一つは355号バイパスができましたので,これ(355号岩間バイパス)が出来ましたので,かなりの車両が今度355号バイパスを通り,有料道路を通り,6号へ抜けられるというような路線が完成しますんで,これつくば線です,これも現在用地買収にすぐ入りますんで,これが完成すれば,この大谷橋からの幸町正上内線が同じような方向になるというようなことを考えれば,果たしてこの整備が必要なのかというようなことも考えなくちゃならないというような段階に入りましたので,ここ当分の間は交通の流れをよく見ていきたいというように考えて,これを中断すると。それで私どもの方としては現在,この道路が早急に整備の必要性がでてくるわけです。石岡田伏土浦バイパスですが,これはすでに測量が県で入っております。市としては,この部分からこの部分,高浜の堤防ですね,愛郷橋を渡り高浜の堤防を渡って道路を整備するというような方向へ,重点的にこちらに移ってですね,これ(国道6号〜高浜愛郷橋〜高浜所橋付近)を先に整備すれば,有料道路から来まして,高浜を回って村上六軒線へ通ずるような外周道路がこれで完成するというような形で整備を進めてきて現在おりますんで,県の方へもそういう形で県の方にも要望しておりますんで,この整備の方に全体の態勢をこちらに移していこうというようになってきておりますので,予算面の方からも,それの部分の方へ予算も重点的にかけていった方が整備がうまくいくんではないかということで,市長,助役とも相談しまして中断したわけです。

寺内委員長)以上で説明は終わりました。次に,本件についてご意見,ご質疑等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

前島委員)いま部長のお話聞いて,私よく分からなかったんですが,いまのその幸町正上内線の予算を振り返ると。そういう計画。それは何か年でやる計画なんですか。

建設部長)何か年でやるのかということでございますが,予算との兼ね合いもないし,現実的にはつけておりませんし,これから県との話し合いがしなくちゃならないんで,そういうことがはっきり見えない時点なんですが,現在の6号バイパスの関係,あるいは交通渋滞,6号線から交通渋滞を解消するためにも,土浦田伏線の整備,それから高浜の従来からの県道の渋滞を考えた場合に,堤防上の道路を愛郷橋,あるいは玉里方面へ逃がすための幹線道路が必要になってくるというような考えの下に,現在それらの整備をするという方向で,県ともお話をしているところでございます。

寺内委員長)それで一応あれでしょ。幸町正上内線の中で,大谷橋までのあの部分,あの部分は買収して整備はやっちゃうと。まあ,需要が多いかどうかはね,これ私もちょっと走ってみたら,355号へ抜けていく車が多いんだよね。あそこで曲がるよりは真っ直ぐ行っちゃって。それが遥かに多いというような状況見るとね,まあ渋滞解消という効果はもう,まさに半減しちゃってね,わざわざ羽鳥の狭いところ通ることないと。先へ出ちゃうんだから。そういう点でね,恐らく交通量の調査は県の方もしてないんだろうと思いますけども,いま部長の方から説明があったようにね,この355号バイパスがある程度,本格的な利用が高まってくればね,有料道路の無料化の問題っていうのは緊急の問題だろうと。ただ残念ながらね,有料道路は,いくら頑張っても,むこうへ走ってる車は料金所まで来ないんだよな。途中で曲がるんだよな,どういうわけか知らんけどさ。それで結局また市内へ戻ってくると。350円というのがものすごくネックになってるようだけども。そういうふうなことになれば,早いうちにこれは無料化するということになれば,当然,有料道路の利用価値が無料化によってさらに高まるだろうということ。それとまた一方,6号バイパス完成までにはそれが6号バイパスの代替になると。特に筑波線の付け替え,インターチェンジがね,オレンジ色で書いてありますけど,あれ出てくるということになれば,ほぼもう,オレンジ色じゃなくてピンクかな,オレンジね。それが出来れば府中橋,いまの6号と並行して走る道路と大体なるというふうに見られるんでね。これがもっと利用度が高まると,県としては常磐線に跨線橋を架けて,355号のね,岩間−友部間の道路の整備に向けて,仕事は早くね,途中まで出来てるわけだからね,そうなってくるんだろうと思うし,そういうことになってくるということで,いま部長が説明したように,幸町正上内線のね,進捗ということについてはちょっと様子を見ながら進めていくというのが妥当だろうというふうに思います。そういうふうなことで,当委員会としても,今後,担当部局の方から出来うる限り県との交渉,県とのいろいろな説明等をですね,委員会を開催して説明をしていただくという機会を作りますんで,今後とも議会と執行部が相伴って道路体系の整備の進捗を図っていくというふうにしたいと思いますんで,その辺を十分に念頭に置いて頂きたいと思います。ほかにございますか。

山口委員)この都市計の図面のことなんですけど,この7番の農免道路のことなんですけど,これは県の方との話はどこまで進んでるんでしょうか。

建設部長)この間の議会でもご答弁申しあげてます,これ(愛郷橋〜御前山地区〜霞ヶ浦町の道路)ですよね。県の方の,土地改良の方の話では,現在はここの県道のところから考えているということで,うちの方もそういう形の申請をしておるわけですが,これは経済部でやってございます。ただ現在の経済状況から考えると非常に難しいと。14年度については国補採択にならなかったというような状況です。

山口委員)そういう状態なんで,やはりその道路は早急に,6号バイパスの問題もあるし,面倒だし,愛郷橋のことを考えるとこれをやはり,これを所橋からこの計画を早めに県の方へ申し入れていただきたいなあと。

寺内委員長)ただこれ農免道路ということだけど。

山口委員)農免道路ね。田伏線****ね,あそこからやるように,要望ですか。お願いします。

建設部長)要望については,かねてから議員さんに口頭で申しあげているとおりで,うちの方としてもそういうような形で一応,道路の整備をこの中に入れております。ただ現在の状況を考えると,市の財政もそうですし県財政もひっ迫しておりますし,私どもも現在,これから目白押しの大型工事が,いまお話ししましたように,田伏線の先の延長は全部市でやらなくちゃならないわけですよね。愛郷橋から堤防から。あとは6バイのアクセスの傾城線,それから田島下線,茶色のやつで点々が出ておりますが,あれも市で6バイの,バイパスの上を通って田伏線のバイパスと,それをくっつけなけばならない。それから筑波線も,出来上がれば石岡市側の道路の整備も考えなくちゃならない。あるいは****があれば,****になれば,現実にじゃないですよ。仮にですからね。決まった訳じゃないですから,********。ほかには。委員会ですから,特別に委員さんにご相談申しあげるんで今日は*******けど,仮にですからね。******が残ってますから。簡単に割れば,2分の1ずつ負担すれば,それを******と言って下されば,*******出せるかという問題になるわけですよね。そうなると,非常に石岡市の財政がひっ迫してますんで,非常に難しい状況も考えられるということもありますので,市としては,私どもとしてはやっておりますんで,それは何かと言いますと,6バイを含めた道路と,市を循環する外周道路って言うんですか,それらを先に整備するというのが専決事項だと思いますんで,これらがまず完成の予測が立たないと,それは財源的にもそうなんですが,それらを先行して私どもとしてはやっていきたいというふうに考えております。ただ,要望としては,議会で先生にお話ししているとおり,ちゃんと石岡市でも上げてますから。経済部では第一位で上げてるわけですから。そういう状況です。

山口委員)説明は分かりました。ですけどやっぱり,6号バイパス先だということですけど,6号バイパスの見通しが難しいんで。

寺内委員長)いいのか。そういうこと言っちゃって。

山口委員)いや,いままでの状態で7〜8年やってまして,まだ中津川の地権者の問題もまだ解決してないという状態なんで,やっぱりそれが終わってからこれでは遅くなっちゃうんで,今のうちにこの問題はやっぱり県の方に別な形でお話進めていくべきだと思うんですけど。

参事都市整備担当兼6号バイパス推進室長)6号バイパスについて一言述べさせていただきます。6号バイパスにつきましては委員ご承知のとおり,石岡市の長年の懸案事項でございます。そのような中で石岡市,全力を挙げて国の方にお願いをしておりまして,国の方も1日も早く地元説明会というようなことで,いま作業を進めておるところでございます。そのような中で,いまお話がありましたけれども,中津川の一部の未同意者の地権者がいるわけでございますけれども,いまの市長になってからも何度となく足を運び,解決に向けての話し合いを進めております。ただ,相手がいることでございますので,私どもの方としては,いま,石岡市も文書をもって路線変更を求める会に話し合いの申し入れをいたしました。しかしながら,話し合いに応じていただけないというのが実情でございます。ただし,いま常陸工事事務所の方では,路線変更を求める会の方々ともお話し合いをしてございます。そのように,国も市も出来るだけ,そういった路線変更を求める会の方々とお話し合いをして,この事業に対するご理解を頂いて,1日も早い,いまの現在の6号国道の渋滞解消というようなことを念頭におきまして,私どもの方としても1日も早い地元説明会ということで進めていきたいというふうに考えておりますんで,ご理解をいただければなというふうに思います。よろしくお願いいたします。

寺内委員長)ほかにありますか。いいですか。いいですか,山口委員。それでは本件についてはその程度にしておきたいと思います。次に「その他」として,執行部の方で追加して説明することがあれば。

副参事道路管理担当)資料の方で,三村のですね,○○○○(事業者名)新築事業についてご説明したいと思います。この○○○○(事業者名)新築事業に伴い,石岡市道である6140号線が,やはり付け替えの希望があります。場所的には以前○○○○(施設名)がございましたけど,○○○○(施設名)の隣地になります。それで石岡市と千代田町にまたがった地区になります。石岡市で言うと,大字箕輪谷津でございます。千代田町の方では大字三村字江後田前ということでございます。石岡市道の方については6140号線,3.5メートル程度の幅員のもの,176メートル程度を廃止して,事業敷地周辺を,石岡市道6140・6141・6142・6143号に付け替えるということです。それぞれの幅員は2.4乃至5ぐらいから,3.6メートルだったものを5メートルに拡幅するものです。最後の図面で見ていただけると,赤い枠が事業地内です。それで,青い線が千代田町と石岡の境になります。廃止部分はピンクで示しております。市道6140号線です。その部分を廃止して,黄色い部分に付け替えるということでございます。予定では,廃止部分の面積が612平方メートル程度に対して,拡幅される面積は1029平方メートル程度になると考えております。簡単でありますが,以上で説明を終わります。

寺内委員長)説明に対しまして,質問等ございましたら。これは5メートルで決まってるのか。もう少し広くならないのか。

副参事道路管理担当)いま現在の,ほとんど車両がノウコウジを利用した車両しか通ってないような状況でございます。もちろん,拡げていただくのはそれはそれで有り難いことなんでございますが,そこに進入していく部分については,事業地内から外れている分については旧来のままの道路の幅員だということもありまして,5メートル程度が妥当かなと,私どもは考えております。

寺内委員長)暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

寺内委員長)再開いたします。その他の件について説明が終わりましたので,質問もないようですので,以上をもって本日の都市建設委員会を閉会いたします。

 午後2時45分




    委員派遣報告書


 委員会条例第32条の規定により実施した委員派遣による調査の結果について,下記のとおり報告します。

                                  記

1 谷向地内の市道付け替えに関する現地について
 かつてゴーカート場として整備する計画が持ち上がった土地である。市道は当時のままの状態に保たれており,また,当時は一部整備されていたゴーカート用のコースも,現在は撤去されていた。
 市道の利用状況は今般の現地調査では確認できなかったが,現状をみると,市道を付け替えたとしても道路交通上,特に大きな問題は生じないものと見込めた。
 


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