平成14年12月13日 都市建設委員会


案 件 (1)付託案件の審査
 ○議案第115号「平成14年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」における都市建設 委員会の所管にかかる部分
 ○議案第124号「市道の認定について」
 ○議案第125号「市道の認定について」
 ○議案第126号「市道の廃止について」
(2)閉会中の継続調査の申し出について
(3)所管事務の調査
出席委員 寺内 毅委員長,金子悦郎副委員長,菱沼成房委員,山口 晟委員,高栖宏之委員,前島孝元委員
説明員 建設部長(吉川安延),参事都市整備担当兼6号バイパス推進室長(吉田隆重),土木課長(本田久男),都市計画課長(渡辺勝男),副参事道路管理担当(羽成善信),副参事6号バイパス推進担当(鈴木信充)
議会事務局 議事係長(武石 誠)


 開会 午前10時00分

寺内委員長)ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。これより議事に入ります。
本日の議題は,議案第115号「平成14年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」における当委員会の所管にかかる部分,議案第124号「市道の認定について」,議案第125号「市道の認定について」,議案第126号「市道の廃止について」の計4議案,及び閉会中の継続調査の申し出について,及び「その他」であります。付託案件説明のために出席を求めた者の職氏名は,お手元に配付いたしました出席者名簿のとおりであります。初めにお諮りいたします。本日の議題であります議案については,その現状を調査するため,議長に対し委員派遣承認要求をし,その後,委員会を再開したいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

寺内委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。初めに,議案第115号「平成14年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」における当委員会の所管にかかる部分を議題といたします。本案については,執行部から説明を求めます。

都市計画課長)平成14年度の一般会計補正予算についてご説明申し上げます。この補正予算を計上いたしましたのは,幸町正上内線の村上六軒線と交差する部分において,石岡市道2188号線があるためスムーズな交差ができないというような状況でありますので,これを改良するための補正でございます。交差点のところで*****がおりまして,その方から土地を分筆をさせていただき,買収することになります。そのための買収する費用と,そこにケヤキ等が植わっておりますので,そういった補償費。それから交差点改良の工事でございまして,正確にはまだ面積がでておりませんが,約330平方メートルでございまして,その費用としまして合計4,000万円で,国が2分の1の補助,石岡市の補助が2分の1で,合計の4,000万円でございます。以上です。

土木課長)土木課の方の補正予算についてご説明申し上げます。平成14年度石岡市一般会計補正予算のうち,補正予算書24ページ,25ページの道路橋りょう費,橋りょう維持費の補正額2,948万6,000円についてご説明申し上げます。この補正予算は常磐自動車道にかかります跨道橋,これの耐震補強工事に要するものでございます。これは,市内には常磐道に架かる8橋の橋があるわけですけれども,そのうち三つの橋について,耐震補強工事を行うことで現在進めております。松山橋,羽黒東橋,谷向橋でございます。当初予算につきましては,日本道路公団の試算を基に計上いたしました。しかし道路公団では橋の中間の橋脚,これを重点的に補強を考えているということだったんですけれども,中間の橋脚の基礎部分に光ファイバーケーブルが埋設されております。その移動には多額の費用がかかるということで,光ファイバーを移設しないで耐震補強を行うべく検討いたしました。それで,橋全体を***しまして,地震時に橋脚の**が,桁がかからないようにすることによりまして,設計及び***工事に***ったものでございます。この方法は,常磐道に架かります茨城県管理の橋りょう,これについて今後***こととなっておりまして,昨年のこの方法によります耐震補強の推計を依頼しておりまして,その成果によります設計,あるいは基本方針が石岡市の方に示されております。この耐震補強時には,国庫補助事業で行うものですから,県または県内各市町村での方針,工法に違いがないようにしたいと。後に会計検査もありますので,そういうことで考えております。それで橋の補修***なんですけれども,両側の橋台と中間に建っております橋脚,これはアンカー,直径51ミリのピアノ線,PC工法なんですけれども,これで*******しまして,それで橋台と橋桁を接続する,そういう工法をもちまして,橋桁が****落ちるのを防ぐということでございます。さらに中間の橋脚に関しまして,光ファイバーが埋設されておりますけれども,それに触れない部分まで炭素繊維シートですか,それを巻き付けまして,粘りを持たせ,****に対する補強をしていくと。そういう方法でございます。それで補正項目ですけれども,委託料で818万円,工事負担金で2,092万円,その他事務費として18万6,000円,合計で2,928万6,000円でございます。それで国庫補助事業で行っておりますので,前ページの20ページ,21ページの国庫補助金としまして2,500万円を補正計上しております。さらにその下の欄にあります河川費のうちの河川総務費で急傾斜地崩壊対策事業負担金15万6,000円を計上しております。この負担金なんですけれども,茨城県が高浜地内で急傾斜地崩壊対策工事を行っておりますけれども,それに対する市町村負担金でございます。今議会で補正予算をお願いいたしましたのは,茨城県が平成13年度の繰越事業としまして今年度実施いたしました工事の追加工事による増額分の工事負担金でございます。追加工事が必要な部分といたしましては,工事をしました傾斜面の土地が**ということで,保護する法面が約30***ほど**ということを聞いております。追加工事15***以上を地元負担金として支払うということで今回お願いいたしました。***の工事負担金として昨年12月議会で120万円の補正予算をいただいております。なお,今回について工事額ですけれども,155万4,000円で契約をしておるそうでございます。この10分の1としまして15万6,000円を今回お願いいたしました。以上でございます。

寺内委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

前島委員)ちょっと教えていただきたいんですけど,道路とか橋りょう,これは道路を造る場合には架設計算に基づいて耐震,建物も同じだと思うんですけれども,当然,常磐高速道路を作ったときにも暗渠とか橋りょうについては,地震を,まあ震度幾つと基準があって作られてると思うんですよ。それで,常磐高速作った後に,新しい法律ができて,基準値を満たしていない場合に補強するというような場合だったらやむを得ないと思うんですけども,そういうことからすると,ここの常磐自動車道,耐震補強っていうことは,常磐高速開通してまだそんなに経ってないわけですよね。当然その時点で耐震計算して橋りょう作ったと思うんですけれども,そのあとに法律ができてやったんですか。今回の補強工事っていうのは。最初から法律が変わってなければ当然それに基づいて作られてると思うんですけども,そのへんをちょっと理解できないんですけれども,教えてください。

土木課長)今回8橋のうち3橋になるんですけども,当然,橋を造るときには,橋桁に示方書っていう,仕様書みたいなものだと思うんですけれども,示方書っていうのがあるらしいんです。それで,今回対象になってますのは,昭和54年以前の示方書で造った橋について補強しなさいっていうことで来ております。全部,54年以前の示方書,たぶん53年で設計して,その後58年までで開通させてると思うんですけれども,8橋のうち,作りが違うんですね。3橋見ていただくと,橋台がこう,うまく説明できないんですけれども,橋台が斜めになって架かってる部分と直の部分があって,今回お願いしますのは直の部分三つなんですよね。54年の示方書でやって,54年に**沖地震があって55年に厳しくなったかと思うんですけども,今回対象にしてますのは,平成7年ですか,阪神大地震があったということで,それで常磐道の場合には第一種緊急輸送道路ということで指定されております。国なんかも常磐道に関わらず橋りょうは大々的に補修してますので,各跨道橋に対しても緊急輸送道路として重要な路線だっていうことで,補強しなさいと。あくまでも阪神淡路大震災の被害状況を視野に入れてると思います。

前島委員)じゃあ,いまの私の質問のとおり,その後の設計基準が,示方書っていうんですか,の扱いが変わったためと理解していいんですか。

土木課長)そのとおりです。

寺内委員長)ほかに質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)
討論なしと認め,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第115号「平成14年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」における当委員会の所管にかかる部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」とすることにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第124号「市道の認定について」を議題といたします。本案については執行部から説明を求めます。

副参事道路管理担当)それでは議案第124号「市道の認定について」ご説明申し上げます。この道路は宅地造成により築造された道路であり,今回市道として受け入れるものです。起点として北府中12342番の9から終点が12342の6まで。延長で66.5メートル,幅員が6メートルから4メートルでございます。入り口に片側に隅切りと,曲がり部分に隅切りがございます。道路の状況としては砕石敷きであります。予定の路線名としては石岡市道2489号ということでお願いしております。以上でございます。

寺内委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

高栖委員)ただ今ご説明受けたわけですけれども,宅地造成というお話ありましたけれども,何年ぐらい前に宅地造成あったのか伺います。

副参事道路管理担当)私どもで,実際に登記されている分筆って言うんですか,それは50年の道路になりますけれど,実際にはその以前から宅地に供されていたようでございます。

高栖委員)あそこの地域は調整区域ですよね。宅地造成といっても,都市計画というのは昭和46年。そういう法律が出来たというのは。宅地造成は46年以降はできないんじゃないかと,私はそのように考えるわけですが。

副参事道路管理担当)市の線引きは昭和46年1月20日でございます。当時,調整区域については46年から5年間は猶予期間がございました。ですから,その猶予期間の場合ですと,規定が少し緩かったのかなあと,そういうふうに考えております。

高栖委員)その辺を明確にしていただければありがたいなと考えております。日にちとか何かね。

副参事道路管理担当)いま家が何軒か建ってございますけれども,それぞれの細かい年代については調査してご報告するようにいたしたいと思います。

寺内委員長)暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

寺内委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。

副参事道路管理担当)私の方でちょっと時間をいただいて調べました。それで先ほどの線引きが46年ということなんですが,実際に家が建っているのは5年後の51年から53年頃に建てております。

高栖委員)いま副参事の方からご説明があったんですけども,これは53年という建築とのことなんですが,問題はないんですか。53年の築造で。というのは,それに近いような例が来たときには,市道に受け入れるのか受け入れないのかという問題があると思うんですよ。あくまでも市街化区域の中での宅地造成であれば市道に受け入れなきゃならない部分があると思うんですけれども,その件に関してどのような考えを持っているのかお伺いしたいと思います。

土木課長)最初にできたのが51年ですか。その以前,あそこの場所は当然畑地ですから,農地転用とか,そういう状況踏んで建ててるでしょうから,そういう時点ではもうすでに農道だったという考えできると思います。ですから,受入要項が当然ございますけれども,それに則ってやるのは当然だと思います。ただ実際進めていく中で,*****て,その後建てないとか,そういう部分もあってなかなかこう,***がどうにもならないこともございまして,救済というような言葉が適当かどうかはわかりませんけども,そういうようなことを考えますとやはり,当時のものは今後も出てくるんじゃないかと考えております。それにつきましては認定審査会がございますので,部長はじめ助役と相談しながら進めていきたいと思います。

寺内委員長)暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

寺内委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。ほかに質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)討論なしと認め,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第124号「市道の認定について」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」とすることにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第125号「市道の認定について」を議題といたします。本案については執行部から説明を求めます。

副参事道路管理担当)それでは議案第125号「市道の認定について」ご説明申し上げます。この道路は宅地造成により築造された道路であり,以前から農道として使用していた部分もございます。今回市道として受け入れるものですが,東府中13459の7から,終点が13462の17まで。延長で279.2メートルございます。幅員は4メートルでございます。起点・終点に両側の隅切りと,曲がり部分に隅切りがございます。道路の状況としては砕石敷きでございます。予定の路線名は石岡市道3355号線でございます。以上です。

寺内委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

高栖委員)説明いただいたわけでございますけれども,現地をみなさんと一緒に調査してきたわけなんですけれども,あそこ水がね,大分溜まってるようなんですよ。あそこの排水の計画なんかどのようにされていくのか,ちょっとその辺をお伺いしたいと思います。

副参事道路管理担当)この道路は市道0110号線,出し山の方へ行く基幹となる道路と,それから県道石岡下館線に繋がっているわけなんですが,県道石岡下館線方向は,大分低い状況になります。それで,深さ的には,中間地点,曲がりの手前あたりが一番高いのかなという気がしています。水の溜まっている部分については本当に一番低いところで,若干路面も上げなくてはならないかなと。もし整備するということであれば。それから深溝というですが,いま現在では300のU字溝というのが一番深いものでも1.2メートルございます。そういったものを活用してできるかどうかということになると思います。

高栖委員)
説明の中で路面を上げるという話がでましたけれども,路面を上げた場合に両サイドの住宅が下がるんじゃないかと。その方へ雨水が流れ込むんじゃないかなという懸念も考えられるわけですけど,その辺について伺います。

副参事道路管理担当)高栖委員のおっしゃるように,私の方で路面を上げるということも言ったわけなんですが,もちろん,路面を上げる場合にも限度があると,私の方でも考えております。両宅地の方の,ここまでなら上げてもいいという範囲の中でやっていきたいと思います。

寺内委員長)私の方から言っておきますが,整備計画ね。高栖委員の方から指摘があったとおり環境的にはあまりいい状態じゃないと。今後の整備計画を含めて,それから幅員も4メートルということなんで,その辺も道路の要項からして,側溝を作るかどうするかという問題は次の問題になってくると思うんで,現況の中では側溝は作れないということになろうかと思うんでね。すると当然,側溝つけた場合には車道が狭くなるというような結果にもなるし,今後の道路行政の上から言っても,やはりこの辺については十分な検討をすべきじゃないかと。そういう計画等については今後もっと詰めて,検討していただきたいと。一番いい状況の道路整備ができるようにやってほしいということを申し上げておきたいと思います。

寺内委員長)ほかに質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)討論なしと認め,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第125号「市道の認定について」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」とすることにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第126号「市道の廃止について」を議題といたします。本案については執行部から説明を求めます。

副参事道路管理担当)それでは議案第126号「市道の廃止について」ご説明申し上げます。今回の市道の廃止は,国道355号石岡岩間バイパスの開通に伴い,石岡市道がバイパスに編入されている部分について廃止をお願いしております。廃止路線としては全部あるいは一部の路線で6路線ございます。市道2046号線は全線の廃止となります。延長で55.8メートルでございます。次に市道2361号線,これは一部の廃止で,廃止部分が29.1メートル。それから市道2363号線が一部の廃止で37メートル。次に市道2051号線が一部の廃止で,延長が177.1メートル。次に市道2096号線が一部の廃止で16.1メートル。市道2131号線が一部の廃止で10.5メートルでございます。それで基本的には重複する部分において市道の終点あるいは始点が国道内に含まれてしまったものについて廃止しております。また,実際に通過している部分,市道の終点,起点が含まれず,途中が国道内にあるものは国道と重複しているということで,廃止には含めておりません。重複している部分の今後の管理というのは,国道355号を管理している土浦土木事務所に実際にはなってきます。以上でございます。

寺内委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)討論なしと認め,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第126号「市道の廃止について」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」とすることにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で当委員会に付託されました案件の審査はすべて終了したわけでありますが,これらに係る委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。当委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件・理由を付し,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に「その他」として,所管事務の調査についてを議題といたします。執行部から,はじめに前期定例会以降の審議会・協議会の開催状況とその概要をご報告願います。

参事都市整備担当)建設部所管の各審議会等の平成14年度開催状況を説明させていただきます。はじめに下水道課ですが,石岡市下水道事業審議会がございます。構成メンバーは17名になっております。開催予定といたしまして,平成14年12月18日に開催いたす予定でございます。案件につきましては,平成14年度下水道事業の概要並びに役員の選出ということになってございます。次に都市計画課でございますが,石岡市都市計画審議会がございます。構成メンバーは13名でございます。現在,付議案件はございませんが,構成員に変更がございましたので,平成15年2月に開催を予定してございます。次に区画整理課でございますが,石岡駅東土地区画整理審議会,並びに石岡駅東開発協議会がございます。構成メンバーは,土地区画整理審議会が10名,駅東開発協議会が15名になってございます。平成15年2月上旬を開催予定にしてございます。どちらも案件につきましては平成15年度事業計画案,並びに進捗状況の説明等でございます。次に建築課でございますが,市営住宅入居者選考委員会でございます。構成メンバーでございますが,12名で構成してございます。これまでに3回ほど選考委員会が開催されまして,第1回目が平成14年4月18日,そして第2回目が平成14年5月29日,第3回目が平成14年9月19日,合計3回ほど委員会を開催してございます。以上でございます。

寺内委員長)以上で報告は終わりました。ただ今の報告,または今後の審議会の進め方等に対し,ご意見等ございましたら挙手によりお願いをいたします。発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ないようですので,それでは今の参事の方から報告がありました件についてね,次の委員会に資料として,一応各委員に配付したいと思いますので,取り計らい願いたいことと,その審議委員のメンバー表ですね,それについてご報告願いたいと思います。次に,執行部から来年度予算に対する考え方をご説明願います。

建設部長)本日,下水道課と建築課が出席しておりませんので,その部分について私の方からご説明申し上げます。まず下水道の方の来年度の予算の要求でございますが,ご承知のとおり現在まで,13年度末におきまして,全体計画の中の面積,現在計画が2,160ヘクタールあるわけでございます。汚水量として30,970立方メートルを予定しておるわけでございます。現在認可をいただいているのがその中で960平方メートル。対象人口といたしまして30,760人を想定しているわけでございます。14年の3月31日現在でございますが,現在処理区域として整備済みになった部分が643ヘクタール,対象人口が28,800人ということで,その整備が済んだわけでございます。現在,供用開始区域の中の対象戸数が8,988,人口として28,880人が供用開始できる区域に組み込まれておるわけでございます。水洗化ができる戸数としては6,800戸,人口として22,000人ということでございます。15年度末におきましては,事業進捗率として72.4パーセント,普及率として56.5パーセントになるように予算を要求を今しているところでございます。現在,大和町地区におきましては本年度で終了いたしまして,現在その区域の工事の,今まで実施した工事区域を,国府方面,恋瀬川の周辺ですね,ポンプ場の周辺,あるいは貝地一丁目地区に移してまいりたいというふうに予定しております。それから府中地区につきましては,***の整備が終わりましたので,県道を挟みましてNTT周辺ですか,その部分に移ってまいりたいというふうに考えております。そういう形で今後進めてまいります。大変,大和町地区,あるいは向こうの方面の方にはご迷惑をおかけしたわけでございますが,今年度をもちまして完了をいたしました。それから調整池でございますが,現在まで土地買収を行ってきたわけでございますが,どうしても1筆の方が相続に絡みまして,相続を受ける方が5,6名おるというようなことで,相続権が引き継がれておりませんでしたので,そういった話し合いが長引きまして現在まで買収できない状況にあるわけでございますが,いろいろと話しがまとまりつつありまして,今年度の契約というわけにはまいりませんが,1月に契約していただけるということで,いま交渉を進めております。そういう関係上,今年度,委託の,調整池の設計委託を予算で計上しておったわけでございますが,次年度へ繰り越しして送りまして,15年度,全面的に全地域が買収済みになってから設計に入りたいというふうに考えておりますので,よろしくお願いします。予算につきましては非常に厳しい状況であります。下水道事業は大半が国庫補助事業で実施しておるわけでございますが,すでに要求額の80パーセントしかつけないというようなことで,国補が従来,14年度から比べて現況率の要求でも80パーセントしかつけないとような連絡が現在入っております。できるだけ支障のない****しまして,事業を進めてまいりたいと考えております。次に建築でございますが,建築の方は新池台の工事が完成します2月に一般の公募を行いまして,4月に入居という形で現在進めておりまして,これが終わりますと新池台住宅につきましては完了というようなことになります。15年度事業につきましては,すべて予定されたものが改築あるいは建て替えと進みますので,かねてよりお知らせしてますとおり,15年度におきましては現在,古い,老朽化した住宅の建て替え,あるいは修繕計画を立てるために,そういった委託の計上をしていきたいというふうに考えております。その中には用途廃止等も計画に入れて検討してまいりたいと。予算的にはそういうわけで,建築費がかなりのダウンになってまいるということでございます。億単位で減るということでございます。住宅管理の方につきましては,従来どおりの予算要求をしてまいりたいというように考えております。それらにつきましては,現在そういう形で要求をお願いしておる状況です。以上でございます。

参事都市整備担当)区画整理課の方の来年度の予算について説明させていただきます。今現在の議会で,一般質問でもご答弁させていただいておりますように,駅東土地区画整理事業につきましては現在6名の方が残っておりまして,私どもの方としては,これまでもお話ししてきましたように,駅前東ノ辻線,残り1名の地権者が残っておるわけでございますが,特にこの方につきまして,いま全力をあげて交渉しております。そういうふうなことから,この道路,交渉が決まればすぐに工事に入れるようにということで,平成15年度につきましてもこの道路の整備,そして残る地権者の補償費ということで計上してございます。いずれにしても長い年月をかけてございますので,私どもの方としましては,平成15年度で事業は完了になってございますので,全力を挙げて当たっていきたいと思います。

都市計画課長)それでは都市計画課の方から説明させていただきます。都市計画課の中で,いま幸町正上内線が15年の4月開通を目指しておりますので,そういった事業が終了するわけですが,それにかわります計画としましては,6号バイパスに伴いまして短期事業とされているアクセス道路等がございます。また,若松行里川線の延伸としまして,石岡市内部分の若松町までの355号から若松町までの道路の整備というようなことが浮上してまいりますので,今後,調査とか測量等を15年度から入って,いろいろ検討していきたいというように考えております。また,そのほかの公園とか,6号バイパスとかございますが,今後その進捗状況に合わせた形で考えておりますので,従来どおりの,今の現在の予算で考えております。以上でございます。

土木課長)土木課の方ですが,例年,臨時地方道整備事業,一般市道整備,また交通安全施設等を行ってまいりましたけども,来年は国庫補助事業を要望しております。これは****,これをまちづくりの関係でコミュニティ道路,そういったことで,単なる舗装じゃなくて,人が集まれるようなそういうふうなことで,企画課の方とも打ち合わせしながら進めております。さらに染谷の粟田橋の架け替えが,だいぶ県の方でも進めてくれてるという状況がございまして,そこにBG付近から粟田橋の方に向かう道路,それをバイパス的につくる計画を持っておりまして,来年は測量,説明会,そういったものを現在考えております。それに一般市道,臨時地方道整備事業では,継続部分,新規な部分含めて現在のところ9路線ほど計画をして,予算要求をしております。それと歩道ですか,交通安全施設に関する歩道整備,これは北根本地内の道路を3か年計画でやっておりまして,来年完成する予定です。それから八幡,大塚から八幡に向かう通学路ですけれども,この道路,以前に議会の方で採択いただいた路線で,今年度300メートル,来年度約450メートルほど進めて,子供たちの通学の安全を図っていきたいと,こういうふうに考えております。概略ですが,以上でございます。

寺内委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明に対し,ご意見等ございましたら挙手によりお願いをいたします。

高栖委員)都市計画課の方なんですけれども,幸町正上内線が平成15年度に完成すると。その後は6号バイパスのアクセスの方に力を注いでいくんだという話をしてましたけれども,幸町正上内線はそれで一応終結という,現在のところは。その辺をちょっとお伺いしたいと思います。

都市計画課長)幸町正上内線につきましては,一応村上六件線との接続によりまして,当初の目的であります安全確保ができるようになったということで,一応ここで事業区間であります1,200メートルにつきまして終了するということで,先程述べましたけれども,その交差点の安全確保のために,一部補正予算で用地買収させていただきまして,それで今回で,村上六件線までで止めておくということでございます。それで今後,その先についてはいろいろな形で出てくるかと思いますけれど,そのときに考えたいということで考えております。

高栖委員)確かに6号バイパスのアクセスも大事だと思いますけれど,石岡市の場合は都市計画ね,計画された道路が沢山あるわけなんですよ。それを今後どのような形で進めていくのか。例えばアクセスが終わった後にやっていくのか。駅東の道路もそうですけどね,その辺どのような考えでいくのかちょっとお伺いします。

建設部長)確かにご指摘のとおりでございます。都市計画道路は指定しましたが整備がそのままになっている,なされていないというようなところは多くあるわけでございますが,現在の経済状況,あるいは石岡市の******ますと,ようやく6号バイパスが動き出すということになりましたので,そのアクセス道路等の結論をしていかないと地域の活用が十分になされないということでございますので,せっかく****した部分で,アクセスが遅れますとバイパスの機能が殺がれていくということになりますので,私どもとしては経済状況,あるいは6号バイパスの重要性に鑑みまして,いまアクセス道路5本が都市計画決定されております。25本あるわけでございますが,その中にアクセス道路も含まれておりますので,今後,数年間にわたりましては,経済事情が好転すればまた別だとは思うんですが,今後数年間につきましては,一応,現段階で来た部分の道路につきましては,355号バイパスがこれも近いうちに,いま変則開通をしておるわけでございますが,あれが直接になって工業団地に入ってくるというような形で,基幹道路ができあがります。それから現在,粟田橋の架け替えに伴いまして,染谷からの前後の拡幅も予定しております。それから県におきましては筑波線バイパス,これが今年度と来年度に跨りますが,用地買収を終えまして,来年度は最終的には工事の方へ一部着工ができるような状況にもございます。それらが完成すれば,北部方面についてはある程度円滑な交通が見込まれるというような結果になりつつありますので,私どもといたしましては,この後の整備につきましては,6号バイパス,あるいはそれに関連しますアクセス道路の方へ重点的に**を投入してまいりたいというふうに考えておるわけでございます。議員もご承知のように,泉町が完成しまして,その先の延伸,課長からも話がありましたが,それらも予定しております。まだ正式にはあれではございますが,議会等におきましても駅東東ノ辻線の延伸,さらに村上六件線までの完成も根強い意見がございますので,これらも早々に検討していかなければならないと考えておりますので,それらを考えますと,幸町正上内線につきましては,村上六件線までの繋がりができたと,そういうことで,交通環境につきましては一応完了したと。仮にですね。暫定的に完了したというようなことを考えてますんで,当面の間は,その部分につきましては休止していきたいというふうに考えておるわけでございます。それから余談ではございますが,それに関連いたしまして,現在,跨線橋を跨ぎまして,おりた道路にガードレールがあって,かなり事故もあった形跡もあるわけでございますが,これも過日,県土浦土木事務所の方で形態を変えたいということで,事故の起きないような形での線引き,あるいはガードレールの設置というような。これは今年度中にこれは供用開始に合わせて直していただけるものと思ってますので,それらも十分に配慮いたしまして,もちろん質問にもございましたが,信号機もつけることで現在交渉をしておりますので,そういったものについて重点的にやって完了させていきたいと。先ほども休止というような言葉を使いましたが,資金の余力,あるいは人員的な余力があれば,いつでも住民等の要望等にも応えていきたいという考えを持ってますんで,そのときになりましたらご相談を申し上げたいと思います。

高栖委員)いま部長からいろいろ聞いたわけですけども,いま跨線橋という話がちょっと出ましたんでお伺いたいと思います。あそこは片側2車線にはならないんですか。というのは,真壁方面から道路が開通してくると思うんですよ。そうすると交通量も大分増えると思うんだよね。その辺の運動もしていただきたいなと思ってます。

建設部長)ご指摘のとおりで,私どもとしてもかねてから市の県に対する要望事項の中では1,2番に挙げておりますんで,6号バイパスあるいはアクセス道路を見据えながら,繰り返し要望してまいりたいと。やはりあそこが1車線になってるんで,あそこで渋滞を起こすというようなことを,強く県の方へ解消を願っておりますんで,今後ともできるだけ早く整備していただくよう,用地はもうすでに確保されておるわけですから,やってまいりたいと思います。ただ,現在県の方も,石岡市より遙かに悪いような経済状況にありますんで,そういう中ではかなり難しい点もあるのかなという考えもあるわけでございますが,355号バイパスの完成により,当然県も整備する責任があるわけでございますので,これらについて強くお願い,要請をしていきたいと思います。

寺内委員長)ほかに発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ないようですので,次に執行部から,6号バイパスにかかる報告をいたしたいとの申し出がありますので,これを許します。

副参事6号バイパス推進担当)それでは,このたび常陸工事事務所が行います6号千代田石岡バイパスに関する設計説明会について説明させていただきます。最初に日時でございますが,平成14年12月18日,午後6時から福祉会館で行うということになってます。この説明会は17日に千代田町,18日に石岡市と,2日間続けて行われるような形になっております。これまで,都市計画決定以来,測量調査,地質調査,道路の設計などを行ってきましたんで,今回,その成果を,設計の説明会を行うということになっております。この説明会の中では,航空写真から作った地形図ですね,6号バイパスの路線を明示いたしまして,どのあたりを通過するかということを詳しくお知らせすると。今後行われます用地買収等に関する幅杭の設置等に関する協力を要請するんだということでございます。お呼びしている方は,地権者及び隣接地権者ということでございます。総勢で,これは千代田町市川から,今回の対象地域なんですけれども,千代田町市川から田島下までの約1.7キロメートルと。対象者につきましては,千代田町及び石岡市側を含めまして,おおよそ130程度ということでございます。今回の事業区間,全体の事業区間,東大橋までの5.8キロメートルの区間がございますが,その区間につきましては6号との接続部分や恋瀬川あたりの橋との****工事があるということで,先行して説明会を実施するということでございます。
(テープ反転)
お願いするということです。また今回,前回埋蔵文化財の試掘調査などをやっておりますので,用地が買収できましたら本格的な本調査を実施することについても説明申し上げる
ということです。また,当日説明会に来られるのは常陸工事事務所の調査第2課,それから用地第2課,この二つの課で来られまして,概要については調査2課,用地事務に関しては用地第2課の方で説明されるのかなというふうに思っております。以上簡単ではございますが,終わらせていただきます。

寺内委員長)以上で報告は終わりましたが,何かお聞きになることがございましたら挙手によりお願いいたします。

山口委員)いま6号バイパスの説明会が12月17日が千代田町,12月18日が石岡,福祉会館で行うということなんですが,1.7キロメートルについては約30名の方々に説明をするということで,その前に,5.8キロメートルについては先に行うということなんですが,先行して行うということなんですが,これは一緒にやるんじゃなくて,この5.8キロメートル先に説明やって,1.7キロメートルのところだけを先に説明するわけですか。

副参事6号バイパス推進担当)私の説明がちょっと不十分で申し訳ございませんでした。全体の事業が,千代田町の市川から東大橋まで5.8キロメートルございます。今回は千代田町市川から田島下までの約1.7キロメートル区間を先行して事業説明会を行うということでございます。中に橋等がございますので,先行してやりたいということでございます。それから地権者と隣接地権者は,おおよそですけれども,約130名ぐらいだというふうに
伺っております。以上です。

山口委員)今の,説明っていうより私の方の聞き間違いかなと思うんですが,その130名と,そのほか行政側は加わらないんですか。議会側とかそういうふうなのは。

副参事6号バイパス推進担当)基本的に今回の説明会は,地権者及び隣接地権者の方に具体的にお知らせするということでございます。私どもの方も,6号バイパス推進担当の方では説明会の方に同席いたします。いろいろご協力もいたしますけれども,今回は議会とか,そういうところへの説明ということではございません。

山口委員)議会でもいろいろこの問題に取り組んでるわけなんですけども,せっかくの130名の方々に説明するところに,やはりまだ,議会でも内容わからないで質問したり何かすることもあろうかと思うんで,こういうことは議会にも一応来る来ないはどうでも呼びかける必要があるんじゃないか思うんですがどうでしょう。

建設部長)今まで,委員ご承知のように,6号バイパスが都市計画決定されましてから,****に分けまして6号バイパスの説明会を行っております。これは委員さんの方にも,あるいは地区の方全員に通知を出しまして,参加をお願いしてきた経緯がございます。今回はそれより進みまして,実際に土地がかかる方たち,あるいはその隣接する方々に,一筆調査をやらないと誰の誰兵衛さんの土地は何平方メートルかというのが分かりませんので,それを出したいがため,そのための説明会をやるということでございます。重要な部分につきましては,もちろん,議会の方には,私どもも議長あるいは委員長を通じましてご報告はいたしますんで。

前島委員)6号バイパス直接じゃないんですけど,建設部長が先ほど,資料ですね,15年度の今後の計画,建設部の計画は6号バイパスのアクセスを優先にやっていくと。これはいいことだと思うんですけども,その説明の中でアクセス25本というお話されたんですが,これは全部が市道という意味じゃないかと思うんですけど。県道と市道があると思うんですが,その内訳をちょっと教えていただきたいんですけど。

建設部長)申し訳ございません。言葉の中で使い方が悪かったので誤解をいただいてしまいましたので訂正します。都市計画道路としては,現在,都市計画街路として25本あると。そのうちアクセス道路は5本です。市道はそのうち3本です。それで県道が2本。それでその5本のうちに,事業実施主体,事業実施者が県が3本,市が2本ということになってます。市が持ってる道路につきましては,新田山高浜線,あと蓬莱傾城線でございます。新田山高浜線につきましてはすでに整備が終わっております。歩道が両側について,かなり広い道路になっておりますんで,一応整備済みということになっておりますんで,今後の交通関係,交通状況を考えて,それについては整備するかそのまま当分の間使うかは,その状況を見て判断してまいりたいと。蓬莱傾城線につきましては,市道を一部含みますが,新しい道路になりますので,これにつきましては市の方で計画を積み重ねまして,そろそろ準備に入りたいと。実際もう準備に入って,国庫補助の,県の方にもお願いは去年からしているわけなんですが,バイパスが動かないということで,採択にはなってないという経過もございますんで,蓬莱傾城線につきましてはできるだけ早く整備に入れるように努力してまいりたいと思います。県の方は,ご存じのような幸町田島下線がいま県の方で事業をやりまして,それからさらに延伸させて6号バイパスを交差して延伸させて平和橋まで県の方でいま事業に入ってますから,それらをさらに加速させまして,道路の完成を早めてもらうというような。すでにこれも,常陸工事事務所との最終的な協議に入っているそうです。そう伺ってますので,平和橋までは,6号バイパスが動き出せば,用地買収が始まれば,その歩調に合わせて工事の道路の整備に入っていただけると,そういうふうに考えております。

前島委員)ちょっと直接6号バイパスのアクセスと離れちゃうんですが,今の部長のお話,前に都市建設委員会で,その355号の延長,高浜までの説明ございましたけれども,そのときに有料道路の料金所の問題が建設部の方から出されまして,4億円ですか,起債が4億円あって,県が2分の1,市が2分の1で無料化を図るように県に要望を出して進めてると。その後の進捗についてお願いします。

建設部長)議会等の要望もありまして,あるいは商店会等の要望もありまして,無料化の要望を県へお願いをしているわけでございますが,非常に,現在の経済状況を考えますと,県の状況がかなり悪い状況にあります。そういう中で,一時は,今年の段階で知事におきましてもかなり前向きなお話もいただいたわけなんですが,実際,市長も私も知事にお会いしまして,無料化を要望して,方法,二つになると。直接金を返してくれと。まずそれが第一だと。あるいはそれができないんだったら,次の策として,内々として市がどれぐらいのものができるんだと。県に代わってですね,県道の整備ができるんだというような話が具体化されつつあったんですが,直接私は聞いていないんですが,県の方の道路建設課の担当の方で,都市計画課長が行ったとき,今議会開会中にですね,「もうやめにしてもらいたいんだ」というような話があったという報告を受けております。はいそうですか,というわけにはいきませんので,議会が終わりましたら助役と県に行きましてその真意を確かめてまいりたいと考えております。市長にも,知事の意向を探ってほしいということでお願いしております。それといいますのは,現在,たとえば無料化になるとしても2,3年後になってしまうと。実際に無料化になるのは。手続き上の問題,あるいは国の承認ももらわなくちゃならない,あるいは県議会の同意もいただかなくちゃならない,あるいは同じような有料道路を持ってる市町村にも説明しなくちゃならないというようなことで,そういった作業には2,3年かかってしまうと。実際問題として,そういうことが認められるのかという判断もあるようでございます。私どもそれはクリアできたんだとは思ってはいたんですが,まだまだ県議会等の理解も得られない部分もあるのだろうというような感じをしているわけです。それから県としてはどうしても,お金で返してほしいという意向が,財政担当がその根強い,私どもの***に対してはお金で返してくれというような根強い反発があるみたいで,9億8,000万円,9億9,000万円ほど残っているわけですが,それを現金で返してほしいというような要望が,今までも強かったんですが,それが具体的に来年度の予算のヒアリングになりまして,知事の方へ,県の方の財政担当からかなり強い圧力がかかったのではなかろうかと感じているわけでございます。いずれにしても,その半分の4億円近い金を市で,いま現在用意できるかともうしますと,非常に厳しい状況というより,用意できません。すべて単独になりますんで。それでなくても,来年度は工事費が10パーセントは間違いなく減りますから。下水道にしましても土木工事にしましても都市計画にしましても,いくら補助をもらった事業に対しても,すべて10パーセント減るというようなことになりますので,16年度以降は工事費の見込みさえつかないという財政の,いま私どもの方の財政の考え方もあるようですから,そうすると,この先2,3年後の工事費についても言えないという条件もあります。そういうようなことで,市としては4億円の一般財源を持ち出すということになりますと,土木の臨時地方道の整備事業を1年分やめるということになりますと,かなり市民に対してご迷惑をかけるということなります。それと県の方では,例えば4億円の金があるならば,その4億円で市道の整備をやりなさいと。有料道路は筑波バイパス,355号バイパスを開通させるから,それによりまして料金を倍増して挙げていくから,期限が来たら無料にしますよと。その金があるならほかの市道整備に充ててくれという意見も根強いんですよね。それで,はいわかりました,というわけにもまいりませんので,今後も要望は繰り返しておきますが,非常に残念でございます。私どももショックを受けてはいるわけなんですが,やめてくれと,担当から言われているような状況にございます。ただ,石岡市周辺正副議長会の無料化の要望が決議されておりますんで近々,ただ知事陳情はできないそうです。受け付けないと。知事陳情は無料化の要望は受け付けないと。土木部長までにしてくれというようなことでお話がありまして,議長の方には知事は会わないそうです,ということで。会っても,せっかく来てくれたのに恥をかかせると。できませんよと言わざるを得ないというような感じになる恐れがありますよということでございますんで,そういうような厳しい状況にありますが,先ほど申し上げましたように,市長の方,あるいは私どもの方も今後,どういう状況に知事が変更したのか探ってまいりますし,あるいは知事と繋がりのある方は市内にもたくさんおりますんで,それらの方々を通じまして,知事の考え方を,なぜ変わったのか,考え方を聞いて,対処してまいりたいというふうに思っております。1年でも早く無料化にしたいというような希望を持っているのは私どもも同じでございますけれども,今後とも無料化には続けてはいくんですが,やはりそういった理論的なことで言われますと,確かに4億円の金があれば何十本もの市道整備ができるわけです。一時は私も現在の一般市道の分,2,3億あるわけですが,それを削っても無料化しましょうという話もしたんですが,実際問題としてそれを議員さん皆さん方にお話したときご理解を得られるのかと。一般市道整備費を削って,その分を浮かして有料道路の無料化に充てていくんだというような考え方は到底受け入れられないと思いますんで,そういったことを考えますれば,非常に難しい状況にあるのかなと。経済がもう少しいい時代であったならば市としても4億円や5億円の金は出せたと思うんですが,現在は。基金の方も,お話,財政の方,あるいは助役に基金の取り崩しはできないかということでお話申し上げましたが,目的があって積んでいる基金につきましては,その目的にあった使い方をしないと,とても国の方の理解は得られないと。実際問題としては,ふるさと何とか基金というのが8億円ありますので,それを何とか取り崩しできないかとお願いはしたんですが,財政としてはそういうことはできませんということですので。無料化の期限は平成23年ですから,その年には実現されるわけですが。また,県としては,なんのために筑波バイパスを整備してるんだと。有料道路を通過させる車両を多くして,それを355号バイパスに導いて市内に入らないようにやってるんじゃないかと。それなのにお前ら無料化とはないだろうと。そういうことなんです。岩間のところの355号バイパスが開通すれば,土地の方は了解もらったということでございますので,鉄道を越える橋ができれば,さらに利用は倍増すると思いますので,そういうことがあるので,県としては,黙っていてもお金が入ってくる道路なのになんで無料化しなくちゃなんないんだという考え方が根強くあるんですね。そのために石岡市も料金収入を挙げる方法を考えてくれと。無料化じゃなくて。そういう方策を地元として考えてくれと。県も考えて一所懸命道路整備をやってるのに,いまさら無料化じゃないだろうという,財政担当の方で根強い考え方をもってますんで。ただ,はいそうですかというわけにまいりませんので,都市建設委員会あるいは議会の意向を踏まえまして,助役,市長とも相談しながら,今後もいろいろな方法を使いまして要請はしてまいりたいと考えております。

寺内委員長)それでは次に,石岡市旭台会館の運営方針ということで,執行部から報告いたしたいとの申し出がありますので,これを許します。

参事都市整備担当)旭台会館関係の報告をさせていただきます。昨年12月18日に,全員協議会の席で,前市長から財団法人彦市山八軒向区画整理記念会館の市への寄付行為の申し入れがありまして,今後検討していく旨のお話をさせていただきました。それから検討委員会を数回開催いたしまして,平成15年度から石岡市教育委員会が所管部局となりまして,石岡市開発公社が管理運営を行っていくことになりました。石岡市に移管されました後の名称は,仮称ですが石岡市旭台会館としまして,これまでと同様に,地域の文化,教養などの向上を目的としまして,市民の方や市外利用者の方々に対してのサービスを低下させることのないよう,従前どおりの事業を展開していく予定でございます。旭台記念会館の事業内容でございますが,これまでと同様,各種講座,同好会活動への会場提供,地域文化,情報の提供を主といたしまして,一般市民の方々や,同好会会員を利用対象といたしまして,ここに掲載してございます各種講座,各同好会,ビデオ,16ミリ視聴覚ライブラリーなどを展開してまいりたいと考えております。石岡市旭台会館では引き続き事業を継承してまいりますが,事業全体を総括しますと生涯学習と余暇活用事業になろうかと思います。従いまして,石岡市旭台会館は生涯学習と余暇活用の拠点のとしまして,今後とも市民サービスに努めてまいりたいと考えております。開館予定でございますが,本年12月28日で従来の旭台記念会館としての施設は閉館となりまして,その後,清算事務の手続きに入ってまいります。そういった関係から3か月間の閉館期間が生じますので,私ども市民サービスの低下を招きませんよう,市に移管後,早急の開館を目指してまいりたいと考えております。予定といたしましては4月中頃までには是非オープンしたいと考えてございます。なお,運営経費でございますが,これまで平成13年度ベースでまいりますと約1,600万円の経費がかかっておりましたが,今回私どもが引き継ぎます平成15年度運営経費につきましては,約980万円に抑えまして,運営を図っていきたいと考えてございます。これまで旭台記念会館の年間収入は約300万円程度ございましたので,引き継いだ後も,収入につきましてはこれまで以上の収入を挙げるよう努力してまいりたいというふうに考えております。開館時間につきましては午前9時から午後10時までといたしまして,休館日は毎週月曜日と祝祭日とする予定でございます。管理態勢につきましては,午後5時までにつきましては2人,夜間につきましては1人の職員を配置しまして,嘱託そして臨時職員で対応してまいりたいというように考えております。駐車場につきましては,旭台会館の駐車場ほか,裏手にございます石岡酒造さんの空き地の利用をいま交渉させていただいているところでございます。施設の概要でございますが,敷地面積で1,286平方メートル,駐車場敷地が580平方メートル,車約20台,会議室につきましては大会議室,和室,視聴覚室,多目的ホール,地下会議室等がございます。以上が石岡市旭台会館の運営方針,施設概要等でございます。よろしくひとつお願いしたいと思います。

寺内委員長)この際,お諮りいたします。本日の委員会の会議録につきましては,その調整に関し,字句の整理等を委員長に一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

寺内委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします。


午後11時59分




委員派遣報告書

 委員会条例第32条の規定により実施した委員派遣による調査の結果について,下記のとおり報告します。

      記

1 議案第124号にかかる現地について
議案となっている道路は北府中二丁目に位置しており,かつて宅地造成に伴って築造されたとのことである。
ふたば保育園付近から村上六軒線へ通じる道路からの進入部分は,幅員が6メートル程度あって広いが,鉤の手に折れた先の部分は幅員4メートル程度にとどまっている。
道路全体は砕石敷きで,奥へ向かって下りの緩い傾斜となっている。
道路の周囲には家屋が並んでいるが,突き当たりは畑地で,鉤に折れた先に家屋が一軒ある。 

2 議案第125号にかかる現地について
この道路は,出し山への基幹道路から,村上六軒線へ至る延長279.2メートルの道路である。幅員は4メートルで,全体は砕石敷きである。大きな起伏はないが,道路の大きく曲がっている部分付近には,前日の雨によって道路全体を覆う巨大な水溜まりができていた。最も深い部分は10センチメートル程度の深さがあり,通行に支障があること甚だしい。
道路周辺には,飲食店のほか,家屋も多く建っていた。 




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