平成15年6月23日 議会運営委員会


案 件 (1)追加提案される議案について
(2)平成15年第3回定例会の招集日について
(3)「意見書提出の要請」の取扱いについて
 ○「税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める意見書」
(4)会派持ち帰りとなっていた件について
 ○議員報酬額の引き下げについて
 ○質問時間の延長について
(5)その他
出席委員 鈴木行雄委員長,金井一夫副委員長,前島守雅委員,亀井比志子委員,磯部延久委員
その他の出席者 久保田健一郎議長,金子悦郎副議長,(以下,委員外議員)小松美代子委員,山口 晟議員
市執行部 市長(横田凱夫),総務部長(関正雄)
事務局 局長(太田光幸),次長(小沼茂夫),係長(武石誠)


 開会 午前10時00分


鈴木委員長) ただ今から議会運営委員会を開会いたします。本日の議題は,お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。それでは,これより審議に入ります。
最初に,最終日に追加提案される議案についてを議題といたします。本件説明のため出席を求めた者は,市長・横田君,総務部長・関君以上であります。それでは,市長より説明を求めます。

横田市長) 本日はお忙しい中議会運営委員会を開催いただきまして,誠にありがとうございます。今期定例会前にお話をさせていただいておりました人事案件2件を提案させていただきたいと存知ます。いずれも教育委員会委員の任命につき,同意を求めたものでございます。ひとつは議案第72号でございます。指名は,小松ア 忠氏でございます。生年月日は昭和17年9月25日であります。提案理由は,本市教育委員会委員のうち,1名が欠員のためであります。次に議案第73号でございます。指名は,柏木史彦氏でございます。生年月日は,昭和31年8月16日でございます。提案理由は,本市教育委員会委員のうち,1名が来る6月30日に任期満了となりますので後任者を任命するための提案でございます。

鈴木委員長) 以上で説明は終わりました。ただ今の説明について何か質問はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長) それでは,教育委員の人事案件が提出されることを了承いたしたいと思います。次に第3回定例会の招集日を議題といたします。第3回定例会につきましては,ご案内のとおり,石岡のおまつりが開催される月でもあります。市長におかれまして,第3回定例会の招集日について,お考えがございましたらお示し願いたいと思います。

横田市長) 平成15年第3回定例会につきましては,告示日を8月21日木曜日,開会を8月28日木曜日と提案いたしたいと存じます。

鈴木委員長) ただ今市長から第3回定例会につきましては,8月21日告示,8月28日に招集いたしたい旨の考えが示されたわけであります。ただ今の件について,ご意見はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長) それでは,第3回定例会については,8月21日告示,8月28日招集ということで了承いたしたいと思います。執行部に置かれましては,ご苦労様でした。ご退席願います。
次に,第3回定例会の会期についてを議題といたします。先程,市長より8月28日に招集いたしたい旨の方針が示されたわけであります。会期につきまして,議長の方で案がございましたら,お示し願いたいと思います。

久保田議長) 会期の予定でございますが,ただ今,市長から8月28日開会ということでお話しがございました。お祭り前に若干の日にちを空けたほうがいいのではないかということで,9月9日までの13日間で考えております。会期の詳しい内容については,ただ今事務局で配布いたしました会期予定表をご覧いただきたいと思うわけですが,議長としては,そのような会期で行いたいと考えております。よろしくご検討いただきたいと思います。

鈴木委員長) ただ今,議長より会期予定表が示されたわけでありますが,この案につきましてご質問はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長) それでは,第3回定例会の会期につきましては,議長より示されました案のとおりといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,各会派持ち帰りとなっておりました案件の審査を行います。最初に,全国市議会議長会から要望のありました「税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現」に関する意見書提出についてを議題といたします。それでは,各会派での検討結果をご報告願います。

前島委員) 私の方の会派では賛成であります。

磯部委員) 同じでございます。

亀井委員) 同じでございます。

鈴木委員長) ただ今,各会派での検討結果を伺ったわけでありますが,提出すべきである,ということであります。本件については,提出することといたします。これにご異議ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議員報酬額の引き下げについてを議題といたします。各会派での検討結果のご報告を願います。

金井副委員長) この議員報酬額の引き下げについて,わたしのところでそういうお話があったということで,前回の議運でお話しを申し上げておったわけでございますが,その後申し出があった議員からは具体的な話が得られませんし,会派でも意見がまとまらないようでございますので,今後正式にまたこういう案を出したいということで来たときに,また出したいと思いますのでよろしくお願いいたします。

鈴木委員長) ただ今,金井委員の方から会派で最初この2つの案について申し出をしたいというようなことがあったわけですが,その後会派内での検討が十分になされてないということで,一応見送りをしたいというようなことでございますので,このようにいたしたいと思いますが,これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長) それでは各会派にその旨をお伝え願いたいと思います。

前島委員) 確かに今,金井副委員長の方からお話しがあったわけでございますが,一応会派持ち帰りで検討といわれたわけでありますので,当然全会一致ではなければ決定しないというのは分かるわけでありますが,会派の考えをせっかく検討させていただいてその結果を何もお話しないで,ここでそんな話はなかったことというのはまずいんじゃないかなと思うんですが,その辺はいかがでしょうか。

鈴木委員長) 暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

鈴木委員長) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。ただ今金井議員さんの会派の方から取り下げたいということがあったわけですが,各会派に持ち帰ったということもございますので,参考意見として各会派からご意見がありましたら頂戴したいと思いますが,いかがですか。

前島委員) うちの方の会派では,議員報酬額の引き下げについては,今回みなさん選挙戦で市民の方からいろんな話を伺ったかと思うんですが,そのときに改選前は新しい議会でそのことについては検討しましょうという経過があったわけでございますので,当然議員報酬額の引き下げについては,執行部が市長が5%,助役3%,収入役2%という形になっておりますので,引き下げについては賛成であるということで,ただパーセントについてはっきりはしないんで5%以内というようなことで話はついています。2番目の質問時間の延長については,現状どおりというようなことになっております。

磯部委員) 会派での話し合いはありますが,参考意見という段階ですのでコメントは差し控えます。

亀井委員) 参考意見でということですので,会派で出ました意見ですけれども,議員報酬については,下げた方がいいという方,それからまた合併を見越して今はそのままの方かいいという話,それから下げる必要はないという意見がありました。あと質問時間の延長については,現状維持でいいという話になりました。

鈴木委員長) ちなみに私も会派で検討したんでございますけれども,合併を控えた上で慎重に事を運んだ方がいいだろうということで,決まってないというのが私どもの会派の現況でございます。そういうことでございますので,みなさんにはご了承願いたい,このように思います。
それではみなさんから参考意見としてお伺いいたしました。大変ありがとうございました。次に,その他の件といたしまして合併協議会に対する一般質問についてを議題といたします。本件については,事務局から説明を求めます。

事務局次長) ご説明申し上げます。お手元の資料をご覧いただければと思いますが,委員ご承知のとおり,一般質問は,市の一般事務に対して質問をしていただくことになっております。そのような中,現在,石岡市は他市町村と合併協議会を設置しているわけでございますが,この合併協議会につきましては,一部事務組合と違って法人格を持っておりませんので,取り扱いが異なってまいります。しかしながら,この取扱いについては法令,学説等でも言及してないため,各議会において一定の基準を設ける必要があるところでございます。お手元の資料にお示ししてございますのは,その基準の案でございます。根本的な基準といたしましては,「一般質問の対象が市の一般事務に限定されている以上,合併協議会に対する質問においても,石岡市の一般事務と認定できる範囲が,すなわち質問可能な範囲となる」ということで述べさせていただいております。大変抽象的な内容でございますが,具体例につきましては資料にお目通しをいただければと思います。よろしくお願い申し上げます。

鈴木委員長) ただ今の説明について,何かご質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長) それでは,ただ今の件につきましては,各会派にお持ち帰りいただきまして,時期定例会に先立って開催する当委員会までにご検討いただきたいと思います。
次に,ただ今の件と関連いたしまして,一般質問における通告の記載内容についてを議題といたします。当市議会におきましては,一般質問における議論をより深めるため,通告内容を詳細に記載するよう申し合わせをしているところでございます。そのような中,現在の取扱いといたしましては,議長に代わって議会事務局が通告書の提出を受けているわけでございますが,議会事務局は,通告の記載内容が申し合わせに添っているか否かを決定できる立場にはございません。よって,一般質問の通告内容が申し合わせに沿っているかどうかは,現在,議長自身が検討するところとなっております。このことにつきまして,委員長といたしましては,将来的に議会運営委員会で検討することも考慮すべきではないかと考えているわけでございますが,各委員には,ただいまの件について何かご意見等はございませんか。暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

鈴木委員長) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。休憩中ではございますが,みなさんからそれぞれの意見がございました。そのようなことも踏まえまして,今後なおかつこの点につきましては,十分に検討した上で実施をするか否かについては決定をしたいと,もちろん議長とも十分に相談をしながら今後続けていきたい,このように思いますのでよろしくお願いいたします。
それでは,この際お諮りいたします。ただ今の件につきましては,委員全員をもって管外調査を実施し,もって,当市の議会運営に資したいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。なお,本管外調査は,議会の各種改革についても同時に実施するものとし,実施時期については,8月上旬を予定いたしたいと思います。さらに,その調査地の選定につきましては,委員長にご一任願いたいと思いますが,これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,事務局から発言を求められておりますので,これを許します。

事務局次長) 事務局から申し上げます。まず初めに,明日の本会議の冒頭におきまして,全国市議会議長会,関東市議会議長会,茨城県市議会議長会からの表彰の伝達式を行う件でございます。今回は,鈴木行雄前議長が正副議長4年で,金子悦郎副議長,小吹武男議員,山口晟議員,亀井比志子議員が,勤続8年でそれぞれ表彰されておりますので,よろしくご承知おき願いたいと思います。次に,各議員に配らせていただいておりました,加除式の例規集でございますが,例規のCD化によりまして,すでに加除の作業は打ち切りになっております。緑色の表紙のついたA4サイズの例規集が紙ベースでは最新の内容となっておりますので,加除式のものは,この際廃棄処分とさせていただきたいと思っております。控室においていただいている議員さんにつきましては,そのままにしていただければと思いますが,ご自宅にお持ち帰りになっている議員さんには,お手数でも今月中に議会事務局にお持ちいただければと考えております。次に,6月期の期末手当についてでございますが,期末手当から差し引かせていただいております「共済特別掛金」が,本年4月の法改正によりまして,率が0.5%から2.5%へ引き上げられております。率が5倍の額ということで,金額にいたしまして,一般議員の方で19,675円を差し引かせていただきますので,よろしくご承知おきいただければと思います。なお,期末手当の支給日につきましては,6月30日となっております。次に,全国市議会議長会から依頼のありました件でございますが,各自治体の議員さんのデータベースを作成するにあたりまして,メールアドレスを把握したいとのことでございます。このデータベースの構築・運用にあたっては,個人情報の保護に留意して,第三者に開示,提供はしないとのことでございますので,各議員さんにはご協力をいただければと考えております。なお,議運の委員さんにはこの委員会終了後,その他の議員さんには,明日お伺いしたいと考えております。よろしくお願い申し上げます。以上です。

鈴木委員長) その他ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長) ないようですので,以上で議会運営委員会を閉会いたします。


 閉会 午前10時26分


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