平成15年9月5日 教育福祉委員会

案 件 (1)付託された請願の審査
議案第75号 平成15年度石岡市一般会計補正予算(第3号)
議案第77号 平成15年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)
(2)所管事務の調査
東小学校校舎改築事業について
(3)その他
出席委員 亀井比志子委員長,藁科登副委員長,小松美代子委員,國司進委員,川村良一委員
欠席委員 久保田健一郎委員
市執行部 【福祉部】
福祉部長(高木直之),福祉部副部長(土師照夫),社会福祉課長(矢口輝行),高齢福祉課長(池田芳男),児童福祉課長(小林千恵子)
【教育委員会】
教育長(小松ア 忠),教育次長(草間 暁),教育総務課長(上田 実),学校教育課長(藤枝一成),生涯学習課長兼中央公民館長(佐子川祐治),文化課長兼民俗資料館長(田崎 徹),生涯学習課副課長(立川芳男)
事務局 主任(中山善正)


 開会 午後10時01分


亀井委員長)  ただ今から,教育福祉委員会を開会いたします。本日の審査につきましては,お手元にご配付しております協議案件書の順に沿って進めていきますので,よろしくお願いいたします。これより,福祉部所管となります議案の審査を行います。付託案件説明のため出席した者は,お手元にご配付しております出席者名簿のとおりであります。
初めに,議案第75号・平成15年度石岡市一般会計補正予算(第3号)の福祉部所管に係る部分についてを議題といたします。最初に執行部より補正予算書に基づき,所管部分の補正内容につきまして,説明を求めます。

社会福祉課長)  平成15年度9月補正予算の社会福祉課に係るものにつきましてご説明を申し上げます。はじめに補正予算書14,15ページをお開き願います。歳入でございますが,款項目節で申し上げます。国庫支出金,国庫負担金,民生費国庫負担金,社会福祉費負担金,これにつきましては,平成14年度の厚生援護施設事務に対します国庫負担金清算による追加交付金でございます。施設の通所,入所に係るものでございます。厚生援護施設事務費といたしまして,基準額の4分の3が国庫負担金でございます。交付確定額が3,044万2,963円。既に受領した額が2,917万6,990円。差引きの差額が126万5,973円。これにつきまして追加交付ということで予算措置をさせていただきました。つづきまして同じ項目の,区分が生活保護費負担金でございます。これにつきましては平成14年度生活保護費国庫負担金清算による追加交付でございます。国庫負担金の基準額の4分の3が国庫負担金ということで,国庫負担金の所要額が4億1,748万2,266円です。国庫負担金の受領額,既に交付されているものが4億1,047万5,000円。差額が700万7,266円。これにつきまして追加交付ということで,予算措置をさせていただきました。つづきまして歳出の方でございますけれども,20,21ページをお開き願いたいと思います。中ほどの民生費,社会福祉費,心身障害者福祉費。これにつきましては先程の身体障害者保護費の国庫負担金追加交付に基づきます財源補正をしたものでございます。126万5,000円でございます。つづきまして24,25ページをお開き願いたいと思います。上の方の段でございます。民生費の生活保護費で扶助費の方でございます。これにつきましても先程の国庫負担金清算交付による負担金の追加交付額700万7,000円につきまして財源補正をさせていただきました。以上でございます。

児童福祉課長)  私からは児童福祉課所管の部分についてご説明いたします。22,23ページをお開きいただきたいと思います。民生費,児童福祉費,児童福祉総務費の児童扶養手当事務費の臨時雇人賃金の46万5,000円でございますが,これにつきましては児童扶養手当事務担当職員が,産前休暇及び育児休暇を取得予定でありまして,臨時職員を採用するために計上するものでございます。次に放課後児童対策事業721万6,000円。この内訳といたしまして学童保育指導員報酬536万8,000円でございますが,学童保育指導員報酬は現在入会児童の増から杉並小学校が4月16日から,府中小学校が9月1日から1クラス増ということで,年度末までにおける指導員報酬の不足額を計上するものでございます。杉並小は1名,府中小が2名の指導員の増がございます。南小につきましても指導員が,入会児童の増から1名不足しておりまして,計4名の指導員の分でございます。次に,学童保育施設建設工事98万8,000円でございますが,建設工事に伴い,付随しまして体育館裏の通路部分の舗装及び雨水排水工事並びに堆肥置き場設置工事が必要となり,その工事費を補正計上するものでございます。これは北小学校の分でございます。次に施設用備品でございます。86万円でございますが,杉並小学校,府中小学校で各1教室増となったために,その分の施設備品購入等が生じたため,予算額不足によりましてその不足額を計上するものでございます。次に次世代育成支援地域行動計画策定事業,342万1,000円でございますが,その内訳といたしまして次世代育成支援地域行動計画策定委員会委員報償といたしまして26万1,000円。これにつきましては,17年の3月までに作成をしろということで,国の方から義務付けられまして実施するもので,委員構成といたしまして一般の委員として12名,大学講師が1名,大学教授が1名の計14名。その他行政職の職員を3名というふうに考えております。1回開催あたり1万7,000円で,計3回分の開催分を計上するものでございます。次に郵便料61万8,000円,これにつきましては,郵送郵便料としまして,調査表の送付,返信,督促状など2,000件などを計上するものでございます。次に次世代育成支援地域行動計画策定業務委託料254万2,000円。これは現況調査,エンゼルプランの評価なども含みます。ニーズ調査といたしまして,調査表の作成とか,データ入力とかを予定しております。目標事業*の設定,行動計画策定委員会庁内委員会等のサポートをしていただくために計上するものでございます。以上でございます。

亀井委員長)  以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。

小松委員)  生活保護費,それから身体障害者の保護費が,申請が増えてこういう結果が出ていると思うんですが,本会議の一般質問でもありましたが,これは石岡ばかりでなくてどこでも増えている状況ですけれども,もう一度詳しく内容を説明していただきたいと思います。

社会福祉課長)  生活保護費につきましては,概算というような形で3月末までに交付がされます。最終的に3月分につきまして,4月,5月で受け取るというような形でその分がずれてきますので,5月末で最終的に決算をした段階で追加交付という形になったものでございます。確かに生活保護費につきましては,年々増加傾向にあります。これにつきましては社会経済情勢が反映されているものということで解釈をしております。また高齢化等もございまして,それに伴う被保護者数が増加しております。そういうことで年々被保護者数も増加しております。平成11年度から14年までを申し上げます。これは年度末でございますけれども,被保護者数は平成11年度が140人,12年度が158人,13年度が181人,14年度が198人,そして8月末現在でございますけれども289人,世帯数が206世帯ということでございます。そういうことで生活保護費につきましても増加をしているという現状でございます。

小松委員)  ありがとうございました。次に1つは,放課後児童対策ということで23ページです。放課後児童対策事業でこれも社会情勢を反映しておりまして,母親が働くあるいは母子家庭の増大によりまして,杉並小それから府中小等々の学童保育のクラスの増設,それに伴っての予算措置がされるということです。たまたま先日,法定合併協が保健センターの2階でありまして,その後少し時間ありましたので,杉並小の学童保育を見学させていただきました。1クラス増設されたために,そのときは掃除機が保護者の方から1台寄贈されたけれども,比較的小型の掃除機であったために不自由をきたしていると,そういうふうに具体的な要望が出されておりました。それからまた今年は夏休みだいぶ雨も多かったし,涼しい夏ではあったわけですけれども,教室には網戸がないところもありまして,やはり子どもたちは夏休みとかこれからの時期が以外と蚊が発生する,そういうようなことで網戸の設置をというような要望もありました。これは石岡小などでは教育委員会との兼ね合いの中で,学童の指導員さんとかこちらの福祉部関係の方ではたぶん網戸の設置に動いてたとは思うんですけれども,教育委員会の方から待ったがかかったのかどうか,なんかちょっとそんなトラブルとまでは行かなかったかもしれないけれども,この間そのようなことで設置が見送られているのではないかと,このように今思っているんですが。まぁ石岡小が網戸がついていれば別なんですが,意外と具体的な要望が現場に入ってみますとあがってきているんですね。その辺で施設用備品が杉並と府中小ということであがっておりますけれども,具体的にはどういうものを考えているのかお尋ねをしたいと思います。

児童福祉課長)  今回の予算につきましては,前倒しということで必要なものを買いまして,今回につきましては府中小の増設分の指導員の机とか椅子,テレビ,ビデオ,冷蔵庫,座卓,ヒーターとかそういうものについて予算化してございます。

小松委員)  そうしますと,今回のは府中小の増設分。杉並の方は行きましたらある程度のものはそろってはおりましたけれども,今回は府中小ということでよろしいですか。

児童福祉課長)  先程議員さんがおっしゃられました網戸とかについては新年度予算で要求していくということで,掃除機も1台あるので,今回ちょっと予算的に無理なので2教室で使っていただいて,予算が余裕があったときには買うということで考えております。ほとんど府中小の予算ということで考えております。

小松委員)  了解いたしました。1クラスの面積が大きいものですから,1台で両方使うというのは,現場に行きますとこれは無理がある部分もあるんですね。子どもたちを清潔な状態であそこで保育をするのには,身近なところに掃除機があることが必要で,結構子どもたちも運動場にいて遊んでまた戻ってというような形でかなり活発に動いてますので,じゅうたんなどを指導員さんもそれなりに気を配っておりますので,私は今回は要望を申し上げて,今回は結構です。
それから同じページの次世代育成支援行動計画で,一般質問でもだいぶいろいろ出ていました。それで今なぜこういうものが出てきたのか考えますと,やっぱり子どもたちの置かれている状況,そして子育ての難しさ,こういうものがいろんな事件に現れている中で,もう一度見直すというようなことでもあるのかなと思うんですけれども,やはり現場の声をしっかりと聞く,現状をしっかりと把握するということが大事だと思っております。この学識経験者の方の枠については後ろの方できちんとした人事がされると思うんですけれども,またこの委員さんの10名というのはどういう形でお選びになるのかお尋ねしたいと思います。

児童福祉課長)  現在,案ということで,次世代育成支援行動計画は国の方からも,***保健計画ですか,それは今までは保健センターの方で作っていたんですけれども,一緒に次世代行動計画の中へ入れていきなさいということで,会議が8月7日のときに児童福祉課それから保健福祉課を対象に説明会がございました。そういうことを受けまして先日保健福祉課の方と策定員について話し合いを持ちまして,これは案の段階なんですが,警察署の生活安全課,それから母子家庭など児童扶養手当をもらっている人がどんどん増えている状況の中で,国の方から働き方の支援をしなさいということで,職業安定所,児童相談所,地域の学校長会とか,土浦保健所とか,現場では保育所,幼稚園関係,それから交通安全母の会とか,身障者関係,それから地域の子育て支援の団体,そういった方たちを現在考えております。それからDVなども関係してくると思いますので,医師会にもお願いしたいと思います。それからテレビなどでも,歯医者さんなどでも虐待などを歯を見ればわかるということで,そういうところも入れていければなと考えております。

小松委員)  そうしますと,その道の専門家の方で構成される委員会ということになりますか。

児童福祉課長)  専門家といっても幼稚園とか学校とか保育所の場合には,現場で働いている方を事情が許せば出していただければというふうに考えております。実際には現場で働いてる方はどこもぎりぎりの人数で仕事しているので,やはり現場の方は難しいのかなとも思うんですけれども,子育て支援団体などもやはり実際に活動している方というんですか,身障者関係も現場で実際に関わっている方,そういう方を出していただけるような形でお願いをしたいと考えております。

小松委員)  この次世代育成支援地域行動計画というのは,どこの自治体でも策定すると考えた場合,例えば石岡警察署管内相当ありますよね。生活安全課の職員でも外に出られる人は限られると思うし,それでも年3回の開催という予算が出てますけれども,3回程度ならあちらこちらの自治体に行っても警察の場合大丈夫なのかなと思いますけど,医師会なんかでも一人の人が掛け持つのであれば,そうじゃなくてじっくりとこのことに会議だけに出てくる委員さんじゃなくて,ちゃんとこのことを考えてくれる委員さんを是非入れていただいて,充実した行動計画ができるようにしていただきたいと思います。議案に対しての質問はこれで終わります。

社会福祉課長)  先程,生活保護の人員の件で申し上げたことにつきまして,間違って世帯数を説明したと思うんで,被保護者人員につきましては,平成11年度190人で千分率で3.6,それから12年度が221人で千分率で4.2,13年度が260人で千分率が4.9,14年度が283人で千分率が5.4という数字でございます。ご訂正をお願いしたいと思います。

小松委員)  先程,最初に行ったのは世帯数ということですね。了解しました。

亀井委員長)  他に質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)  ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
次に討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)  ないようですので,討論を終結いたします。
これより採決に入ります。お諮りいたします。本案の福祉部所管に係る部分については,原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)  ご異議なしと認めます。よって本案の福祉部所管に係る部分については,原案のとおり可決すべきものと決しました。次に,議案第77号・平成15年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。最初に執行部より,本議案につきまして説明を求めます。

高齢福祉課長)  議案第77号・平成15年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。7ページをご覧いただきたいと思います。こちらにつきましては,歳入歳出予算の総額にそれぞれ502万6,000円を追加いたしまして,総額それぞれ20億7,522万6,000円とするものでございます。つづきまして54,55ページをご覧いただきたいと思います。歳入につきましてでございますが,平成14年度の繰越金から6万8,000円を補正しまして,歳出の介護保険事務費交付金償還金の財源といたしたいと存じます。雑入につきましてですが,介護費用適正化特別対策事業を実施するにあたりまして,国庫補助を国民健康保険中央会から受け入れまして,495万8,000円の増額補正をお願いするものでございます。つづきまして56,57ページをご覧いただきたいと思います。総務費,総務管理費,一般管理費の介護保険事務費495万8,000円でございますが,これは先程ご説明申し上げましたように,国の介護保険適正化特別対策給付金交付事業を実施するにあたりましての経費でございます。介護保険制度が発足しまして3年が経ちました。当市において利用者数,実績ともに増加傾向を示しております。そういった中で,利用者そしてその家族が介護保険をどのように理解しサービスの利用を行っているのかを,直接利用者等にアンケート調査を行い,また同時に居宅介護支援事業者をあるいはケアマネージャーに対しましてもアンケート調査を行いまして,居宅サービスの現状を把握すると共に問題点の抽出を図り,制度の充実と利用の適正化を図るための分析を行いたいというふうに考えておるわけでございます。費用の詳細につきましては,まず臨時雇人賃金56万9,000円でございますが,これにつきましてはアンケート調査の対象者の抽出,あるいは調査表の送付,返送書類の整理並びにパソコンへの入力作業などの全般的な業務でございます。つづきまして印刷製本費5万3,000円につきましては,事業にかかる報告書の印刷製本費でございます。つづきまして郵便料13万6,000円でございますが,これにつきましては,アンケートに伴います送付あるいは返信用の郵便料でございます。次に,在宅サービス利用者アンケート等委託料420万円でございますが,これにつきましては,アンケートの作成あるいは介護給付の情報の把握,分析,報告書の作成等に関わります委託費用を考えております。つづきまして諸支出金,償還金及び還付加算金,償還金でございますが,介護保険事務費交付金返還金の6万8,000円でございますが,これにつきましては,平成14年度介護認定事務交付金の確定に伴います償還金でございます。介護保険事務費交付金の平成14年度国庫負担金の受け入れ額は,750万8,082円でございました。平成14年度の国庫負担金精算額としましては,744万436円でございます。差し引きました6万7,646円が受け入れ超過額となっております。ですので6万8,000円の補正予算を計上しまして償還***,こういうふうに考えておるものでございます。以上でございます。

亀井委員長)  以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。

川村委員)  委託料なんですが,420万円の委託料のうち,どこの施設というか,特別な施設というのはあるんでしょうか。石岡市が指定しているとか,割り振りが何%くらいになってるとか,ありましたら教えていただければありがたいと思います。

亀井委員長)  暫時休憩いたします。

− 休憩 −

亀井委員長)  再開いたします。

高齢福祉課長)  在宅サービス利用者アンケート等委託料につきまして,再度ご説明申し上げます。この委託料につきましては,施設利用者そしてそのご家族,介護プランを作成する際に携わりました居宅介護支援事業所,そして直接指導しましたケアマネージャーがおるわけでございますが,これらの方々に対しまして,利用に対してのアンケートを行いまして,そのアンケートに基づきます問題点の抽出,そしてそれらを基にしまして,次期介護保険計画の中にその内容を反映させるために,分析,調査等を活用していきたいというふうに考えて行う調査でございます。

亀井委員長)  他に質疑はございますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)  ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
次に討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)  ないようですので,討論を終結いたします。
これより採決に入ります。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に,その他の件につきまして執行部より発言を求められておりますので,これを許します。

児童福祉課長)  北小学校の学童保育施設建設についてでございますが,6月の常任委員会のときに予定をご説明いたしましたが,教育委員会,学校,設計屋さんなどと協議をしながら進めていたわけなんですが,プレハブということで業者さんとのやり取りとか,設計屋さんの方で美観的に手間取ってしまったという部分がございまして,契約が8月28日から,着工が8月29日,完成が10月31日で,実際に始まるのが11月1日ということで延びてしまいました。その延びた期間につきまして,今の教室をお借りできればということで考えていたんですが,学校の方で予定を組んでしまって使えないということで,私の方で8月21日に父兄を集めまして説明会をいたしました。11月1日に開設できるような形で案を説明いたしたような状況でございます。2枚目の配置図でございますが,体育館の脇の左側なんですが,そちらの方に建物を予定してございます。3枚目建物の平面図なんですが,建物といたしましては,玄関をつけまして,トイレをつけまして児童の使う建物ですので,ガス台,湯沸しをつけて冷蔵庫を置くような形で・・・。よろしくお願いします。

亀井委員長)  ただ今の説明につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

小松委員)  いろいろ事情はあったのかと思うんですが,日程的に当初から無理があったんでしょうか。

児童福祉課長)  ずれ込んでも2週間ぐらいかなというふうな考えではいたんですが,結果的には2ヶ月遅れてしまったということで,父兄の方に申し訳ないことしてしまったんですが,状況的にはそういうことです。

小松委員)  やはり開設の時期が決められている場合には,保護者の方も子供さんがちゃんと学童保育で見てもらえるということになれば,就職の時間をフルタイムに変えていくとか,それなりの生活設計というのもあるし,時期を決めた場合にはきちっとその時期で開設するということは,これからもこういうことはあるかと思いますので,きちんとした計画で十分な日程を取って,無理がない範囲で,早く開設してあげればそれは保護者にとっても大変喜ばしいことなので,そのために一刻も早くということでやってきたんだとは思うんですが,結果的に延期されると,それが逆になんだということになりかねないので,それは今後の教訓として,今回はこういう事で説明をして了承をしていただいているということなので・・・。これから空教室が総合教育に使ってきてまして,昔のようにあちこちに空教室があるという状態じゃないので,こういうことはまたどこかで起きるかもしれないので,そのときには無理のない日程を組んでやっていただきたいと思います。

福祉部長)  今児童福祉課長の方から,今回の件につきましてお詫びといいますか,遅れたことの説明がありましたが,私どもも,今回学童保育施設というのは初めてということで,結果的には6月のこの委員会の中で,予定として進めることでお話しまして,なおかつ北小学校の学童保育を希望されてる父兄の方に説明したということですが,計画とすれば夏休み中とは我々も思っていたんですが,やはり軽量鉄骨造のそういうのを造るというんで,前に玉里さんなんかで使った建物を見る中で,一応設計屋さんがそういう設計を組み立てるという中で,やはり我々が設計委託をした段階から若干時間を要してしまったということで,その時期がずれ込んだために,工事発注時期が遅れてしまったと。要するに設計に期間がかかったのと,工事発注時期もお盆を過ぎてしまうと,お盆中は工事もできませんので,そういうこともありまして遅れたわけでありますのでお詫びしたいと思います。ただ今後そのような機会があったときには,十分注意を払って日程を組みたいと思います。というのは,どうしてもすべてスタートができるのは内示があってからということで,そういう部分で十分注意を払った形で,対処していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

國司委員)  図面を見せていただきまして,要望なんですけれども,体育倉庫がありますけれども,そこに絡めて造るわけですよね。そこの後ろにフェンスがあって,そこにずうっと篠が生えてるんですよね。私も時々行くんですけれども,じめじめじめじめして湿気地なんですよ。そういうところを清掃するなり,伐採するなどして,要望ですけどもカラッとした場所で保育をさせてやってください。

福祉部長)  今の件ですけれども,学校管理は教育委員会ですので,十分その点についての申し入れをしまして,***できるかどうか,そちらの方に申し伝えたいと思います。

亀井委員長)  他にございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)  ないようですので,以上で福祉部所管の審査を終結いたします。その他福祉部関係で何かございませんか。

小松委員)  一般質問でさせていただいた部分なんですけれども,要望を2点ほど申し上げたいと思います。一般質問で時間延長をしないで終わらせたいという・・・,議長も私も思ってましたので。あらかじめ大体資料請求もしてほとんど内容は把握してましたので,ほとんど1回目の質問で終わらせるという形を考えてましたので,ちょっと不十分な点要望として2点ほど申し上げておきたいと思います。国民健康保険税の滞納に対する資格証明書の発行というのは,県が強く指導してきてるというのは,先日もお話したとおりです。これまで資格証明書もそれから短期保険証も発行してこなかった龍ヶ崎市が,とうとう県の指導で発行に追い込まれております。そういう中で石岡市の場合は,これまでの担当者の努力もありまして,とにかく1,000円でも2,000円でも納めれば,短期保険証で市役所に大変でも来ていただいて,資格証明書は一切発行しないと,用意はしてあるけれども,発行はしない。そして短期保険証を発行する中で,保険料をとにかくできるだけ払っていただくと。そういうようにこれまでも前任者もしてきましたし,現在もそういうふうにされているわけです。さらにこういうことの立場をとっているのが,ごく限られた自治体になりますと県の指導は更に強化されるものと思います。短期保険証の発行も石岡市では前年度分の6期分までが完納されれば短期保険証でなく,正規の保険証を発行するというそういう措置をとっております。これは本当に私は,福祉の窓口に携わっている姿勢が本当にすばらしいものだと思っております。そこで要望なんですけれども,短期保険証を発行せざるを得ない状況の中でも前任の担当者の方がそれでも丸短の判子のついた短期保険証を子どもたちが学校に持っていくのは辛いし,悲しいことだとこのように言っておりました。今回保険証は一人ひとり個人カードになっております。保険料納める方は丸短でも仕方がないと思いますけれども,せめて小中学校の子どもたちは丸短を押さない保険証を発行できないものかどうか,法的に難しいものがあるのかもしれませんけれども,その辺が裁量でできるものかどうか。これは要望です。前任者も言っておりましたけど,保険料が本当に払えなくて滞納になっているそういう方に,資格証明書を発行して医者にいった場合10割の医療費が払えるのかどうか,そういうことはありえないわけですし,医者にかからなければ更に病気が悪化しますし,そういうことをやってもまた保険料の収納アップにもつながらない。そういうふうに前任者は申しておりました。それだったらば短期保険証,本当に納められる額を納めていただいて,そして少しでも収納をあげていく,そのことの方が大事じゃないかとそういうふうに私が担当の方に足を運ぶ中で,そういうことがこれまでも言われておりました。これは要望です。
それから,火災の見舞金等のことで質問させていただく中で,私は社協(社会福祉協議会)の担当者の方にも問い合わせをしました。担当の方からも玉里村では寝具類などが支給されるというようなことも事前に書類で提出をいただいたところですけれども,石岡の社協の場合,善意銀行に在庫があるものについてそして被災者が必要とするものが合致すれば,申請によって提供することはできますというようなお話がございましたので,この件については,被災者の方は,私も今回調査して初めてわかったんですが,社会福祉課の担当者がすべて消防署の証明とか取り寄せて全部やってくれてたんですね。だから市役所の秘書課に聞いても,総務課に聞いてもそういうものが支給されていること,見舞金が出ていることすらわかりませんでした。そういう点ではね,被災された方が本当に困っているときに,社会福祉課の担当がすべて手続きをしてそしてそういう見舞品やら見舞金を届けるということをしているのは大変よかったと思うわけです。また社協でも今回おっしゃってましたので,合わせて被災者に必要なものとかをちょっと届けた際に聞いていただいて,仕事量が増えてお手間を取らせますけれども,せっかく善意銀行にも,ここで見る限りには様々な品物を預けられておりますので,申請を出してそして被災者に届けていただければ,お互いの互助制度ですので,そういうことを今回わかりましたので一緒にお願いしたいと思います。以上2点だけ要望とさせていただきます。

亀井委員長)  私からも,その火災見舞金,それから質問にもありましたように,アパートに入りたいという市営住宅の件,それも私の方からも六件についてありましたので,問い合わせしましたら,好意的にすぐにこちらで準備しましたと言っていただきましたので,本当にありがたかったと,本当に福祉のありがたさっていうのをしみじみと感じさせていただきましたので,今小松委員から出ました要望についてもよく検討していただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 その他,福祉部関係で何かございませんか。

川村委員)  二,三お願いということなんですけれども,介護保険の申請の手続きで,申請書が出されないと介護が打ち切られてしまうと。それはもっともなんですが,介護保険の現場では,2ヶ月前に出してそれによって介護保険を受けている方が,まぁ年配のご夫婦ですと見落としてしまったりとか,紛失してしまったりということで,申請にいらっしゃらない場合があるわけです。いらっしゃらないときに,その次の手立てとして催促というか,督促というかを出していただきませんと,申請を出さないと例えば9割補助ができなくて,10割の実費負担になってしまいますよ,というようなことを言っていただければありがたいんですが,先日それを言ったところ,それについてはどなたが出てないかわかってるんだけれども,そのままで放置してしまう。そしてそれに関しては,ブランクの期間に関しては,出た時点から,その間についてはご家族が不備だったんだから,申請してないんだからそれに関しては支払わなくちゃいけないんですよ,という説明を受けまして,支払う支払わないよりも,まずその原因をつくったその申請がなされればいいわけですから,そしたらそれに関してもう1回の電話なり,ハガキなり,督促をしていただければそういう事故というのはないんじゃないのかなと,そういうふうにやっていただければありがたいと思います。
それから8月3日の読売新聞だったかと思うんですが,徘徊高齢者の居場所検索や保護ということで,日立市がナビと同じようなGPS(全地球測位システム)というのを使用して,オペレーションセンターということになってますけれども,通報するとそこで居場所がわかって,センターの職員が現場  (テープ反転)  たまたま石岡でも7月27日にいなくなった方がいらっしゃいまして,石岡でもこういうのがあれば簡単に解決できたのにねという話をしたんですが,そのときに市の職員の方が,これは1年前からやってますよと,このシステムに関しては,日立市のよりは石岡の方が進んでるんですよという話になったんですが,なるほどなと,我が石岡はすごいなと思いましてね。それじゃこれを利用している人は何人いるんですかと聞きましたところ,なんと1人なんです。うちの父も介護保険受けているもんですから,ケアマネージャーがこの間来ましたもんでね。ケアマネージャーに聞きましたところ知らないんです。ですからそこから下のヘルパーさんも知らないだろうし,いいサービスをやっているんならそれをもっとPRをしていただいて,利用者を増やすよりも事故がないように,そのためにそういう制度をつくっているわけですから。まずもってやっていただければありがたいと思うんですが。この間の老人介護の申請のときにも,なぜケアマネージャーがいながらそれがわからないで過ごされてしまったんですかというようなことも聞きました。担当の方に言わせると,ケアマネージャーは市じゃなくて管理はあくまでも他ですよ,ということなんですが,やはりその辺はケアマネージャーと施設等に密接な連絡をとっていただいて周知徹底させていただければありがたいと思ってるんですが。この間部長に申し上げましたところ,やはり市報において周知徹底させるということだったんですが,実際これを利用する方は見てもわからない方が多いんですよ。ですからその辺のところを,ケアマネージャーさん,施設の方々に周知徹底させていただいて,もう一度皆さんにこれをお知らせいただければありがたいかなと思っているんですが,いかがでしょう。

高齢福祉課長)  ただ今の2点につきまして,まず1点目の介護保険の認定期間が切れますと,先程委員さんからもお話がございましたように,2ヶ月前に再度申請をしてくださいという通知を差し上げているわけですけれども,たまたま忘れてしまったというような件もございます。そのようなことを防ぐためにも,先程のGPSの関係もございますが,市報等を通しましてのPR,それからケアマネージャーさん方の集まる組織,石岡市在宅介護連絡調整会議という組織がございますので,そちらの方へも働きかけを行いまして,業者さんとケアマネージャーさんとの契約に基づきましてはケアプランなどを作成しておるわけでございますので,そちらのケアマネージャーさん方にこれらをお願いするとともに,市の方でも広報活動,これにつきましても力を入れてまいりたいというふうに思っております。それから先程ございました徘徊高齢者に対するサービス事業でございますが,委員さん言われましたように,1名というようなことで,申し訳ありませんがPR不足というようなことでございます。これにつきましても制度を皆様方に知っていただくために,先程のケアマネージャーさん方の集まりの中に,制度を理解していただくために,私どもの方から出向きまして説明を申し上げて,利用を図っていきたいというふうに考えておりますのでよろしくお願いいたします。

川村委員)  今後に関しては,そういうふうにやっていただければありがたいと思ってますので,よろしくお願いいたします。それから先程来言ってます私の知っている方が,7月27日に行方不明ということで,そのときにこの間たまたま娘さんと電話をしましてそのときに,この方今年の1月に駅前交番に保護されておりまして,1月17日に市役所の老人介護の窓口に来てるんですね,そういうことを言ってくれてないみたいなんですよね。そういうこともありまして,これはいい制度ですので,それからいいサービスですので,そして人命に関わることですので,もちろん担当の方々は周知していなければいけないと思うんですが,一般的なPRも忘れずにしていただければありがたいと思います。

亀井委員長)  ただ難しいのは,そういう痴呆関係の方は,一緒にいらしても周りの方が痴呆だと気がつかない場合もありますし,なかなか難しいと思うんですね。ですけどそれをどうやって持たせるかということもあるかと思います。そういうシステムになっていても,持って行かない。それでは何にもなりませんので,そういうことについてもいろんな視点から話をしていただければと思いますので,よろしくお願いいたします。

川村委員)  石岡市では,端末に関しては無料で貸していただけるんですよね。月額料金が日立市では500円ですけれども,無くした場合には費用弁償ということで,全額負担ということだと思うんですが。

高齢福祉課長)  機械を使用するにあたっての個人負担と申しますか,それにつきましては基本料金という形で500円はかかります。その他,電池交換時には電池交換料がかかります。また,緊急事態が発生いたしまして,委託業者さんが現場へ急行するというような事態が発生した場合につきましては,通常の一般世帯につきましては1回1万円の出動料というような形での料金がかかってきます。器具につきましては,貸与という形をとっています。

亀井委員長)  暫時休憩いたします。

− 休憩 −

亀井委員長)  再開いたします。ただ今の川村委員からの質問については,担当課の方で調べていただいて川村委員の方にお伝えただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
その他,ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)  ないようですので,以上で福祉部所管の審査を終了いたします。執行部の方々は,ご退席願います。暫時休憩いたします。

− 休憩 −

亀井委員長)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。
これより,教育委員会所管となります議案の審査を行います。付託案件説明のため出席した者は,お手元にご配付しております出席者名簿のとおりであります。
初めに,議案第75号・平成15年度石岡市一般会計補正予算(第3号)の教育委員会所管に係る部分についてを議題といたします。最初に執行部より補正予算書に基づき,所管部分の補正内容につきまして,説明を求めます。

教育長)  よろしくお願いいたします。議事につきましては各担当課長の方からご説明申し上げます。よろしくお願いいたします。

学校教育課長)  33ページになりますが,指導室一般経費,教員海外研修補助金についてご説明申し上げます。教員海外研修補助金につきましては,市内の小中学校の教員が,文部科学省が実施する海外派遣研修の対象者になった場合にその経費の補助を行うものでございます。本年度の対象者は,関川小学校のイソベユウコ教諭で,派遣先は北米,アメリカ・メキシコということになっております。派遣の期間でございますが,10月9日から24日の16日間でございます。研修費につきましては,個人負担が38万円,国庫補助金20万円,県費補助金10万円,市の補助金として5万円というようなことになっておりまして,今回は市の補助金分の5万円を補正予算として計上させていただきました。よろしくお願いいたします。

教育総務課長)  それでは補正予算書の33ページでございます。一番下になります。臨時教諭賃金74万5,000円についてご説明させていただきます。東幼稚園の主任教諭1名が,出産のために休暇を取得するというようなことでございまして,代替教諭を雇用するための費用ということでございます。内容でございますが,1時間あたりの単価が幼稚園教諭の場合ですと900円ということで8時間ということで1日7,200円,それにプラス割増賃金ということで,これは臨時職員に対する交通費に充当するものでございまして,5キロメートルから10キロメートル未満については,1日250円というようなことでございます。1日あたり7,450円ということで100日間,74万5,000円の補正をお願いするものでございます。よろしくお願いいたします。

生涯学習課副課長)  35ページになります。公民館費の公民館類似施設建設費補助金45万9,000円。それから不動産鑑定委託料29万1,000円につきましてご説明をいたします。はじめの公民館類似施設建設費補助金でございますけども,こちらにつきましては交付要項に則りまして,支出するものでございます。修繕関係の内容でございますけれども,建築後15年以上経過する建物,それから補修経費が50万円以上という形のものです。補修に関しましては補助要項の中で1回限りというような形で謳われております。それから工事費につきましては2分の1で300万円限度というような規定になっております。補助金の交付先でございますけれども,三村地区にございます大塚正月平の共同で管理している施設の修繕にかかる補助金でございまして,現在,構造的には木造スレート瓦平屋建て,面積的には125.04平方メートル,建築年度が昭和56年建築ということで22年経過の建物でございます。修繕箇所につきましては,老朽化に伴います屋根の葺き替えという事で申請がございましたので,そちらの方に補助金を支給したいというような考えをもっております。それから不動産鑑定委託料についてご説明いたします。不動産鑑定をする場所が,石岡市府中地区公民館ということで,図面の方,公民館用地と借地分ということになっておりますけれども,公民館用地の下部用地がちょうど借地ということになっております。昭和の初めということで,借地にした経緯は記録はないんですけれども,所有者の方からこの用地につきまして売りたいというようなお話がありまして,鑑定評価を委託して評価の額を確定していきたいなというような形で,購入に向けて鑑定委託料の方を計上したわけでございます。借地期間として約30年で借地はしてるんですけれども,今現在25年ほど経過しているような状況でございます。以上でございます。

亀井委員長)  以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。

小松委員)  
1点だけ質問させていただきます。35ページです。府中地区公民館の維持管理経費,不動産鑑定委託料29万1,000円です。予算に関連してなんですけれども,不動産鑑定士というか業者さんが,石岡市内にも何件かありますし,不動産鑑定士協会が県の方にあります。それでどういう形でこの不動産鑑定士を選考するといいますか,普通,建築物は入札とかありますが,この不動産鑑定士はどういう形で選定するのかお尋ねしたいと思います。

生涯学習課長兼中央公民館長)  市内の不動産鑑定士の方を選定したいなと考えております。

小松委員)  不動産の鑑定によって売買価格が決まるわけですけれども,そしてこれは国家資格を持った方が不動産鑑定士なわけで,私はやはり実際購入する場合必ず不動産鑑定が入っているということで,ずっと議員になってからこの仕組みで石岡市が土地の売買をすると,ところが龍神の森の売買の価格についてはずっと問題になっているわけです。ですけどあれもきちんと不動産鑑定は入ってるんですよね。不動産鑑定が入っててもなおかつああいうことで問題視されるのはどういうことなのかと,常に新聞にも報道されたり,議会で取り上げられたりするたびに思うわけです。この不動産鑑定が信じられないといいますか,おかしいということになると,じゃ何を根拠にこの売買の契約がされるのかということで,私もこのことではいつも質問がされるたびに考えてるわけですけれども,そういう点については特段のお考えはありませんか。

生涯学習課長兼中央公民館長)  やはり私たちの力では,交渉ごと根拠を求められた場合に,このくらいだろうというような考え方では,相手方との交渉は絶対にできないというふうに思っておりますので,やはり国家資格を持った不動産鑑定士の方の価格を基にして地主の方とお話をすることが1番だと考えておりますので,やはり不動産鑑定士の価格を参考にしたいなと考えております。

小松委員)  そういうことからいくと,やはり地元の路線価格とか不動産売買の状況をよく熟知した地元の不動産鑑定士がベストなのかと思うんですけれども,それでもなおかついろいろな事件として取り上げられないという補償は,今の状況の中ではあるともいえないし,ないともいえないという状況だと思うんです。ですから複数の鑑定士とかという話も出たりしますけれども,その不動産鑑定士が出した評価額についても不信があれば,これはと担当者が思うんであればそれは更にもう一方の不動産鑑定士を依頼するとか,十分な措置を講じて購入していただきたいと思います。長い間の借地ですし,これはもう建物がここに建ってますので,やはり購入すべきものではあるとは思いますので,私は龍神の森の不動産鑑定価格を巡って,いまだに時々いろんなマスコミでも出たりしますので十分に考慮していただきたいなと,要望を申し上げて終わります。

亀井委員長)  他に質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)  ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
次に討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)  ないようですので,討論を終結いたします。
これより採決に入ります。お諮りいたします。本案の教育委員会所管に係る部分については,原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)  ご異議なしと認めます。よって本案の教育委員会所管に係る部分については,原案のとおり可決すべきものと決しました。以上で本委員会に付託されました案件の審査はすべて終了いたしたわけでありますが,これらに係る委員長報告の取り扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)  ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,その他といたしまして執行部より発言を求められておりますので,これを許します。

文化課長兼民俗資料館長)  本日お手元に資料がいってると思うんですけれども,1つは本年度より策定が開始されております文化財マスタープラン,7月15日に第1回目の策定委員会を行いましたので,そのときの資料でございます。それと府中中の学校校舎の建て替えに伴う調査を実施いたしましたので,その報告書。更には常陸国衙跡の第1次の概報を今日お配りいたしましたので拝見していただければ幸いです。よろしくお願いします。

亀井委員長)  ただ今の説明につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。
 暫時休憩いたします。

− 休憩 −

亀井委員長)  再開いたします。他に何かございますか。

川村委員)  今,学校ネットというこういうのがあるんですが,たぶんご存知ないかもしれませんが,今埼玉まで来てるんですよね。これはお金の絡む話も出てしまいますので,できたらば考えていただいて,どういうものかという研究材料にいいかなということでご提案申し上げますので,あとで資料差し上げますので,よろしかったら。すごくいいんですよ。携帯電話等でメールで配信すると,リアルタイムに配信しますので,従来の連絡網から漏れるということがないんですね。止まってしまうということがありませんので,非常にいいかなと。ただ問題なのはリアルタイムというのが大事なことですから,それを誰がどこの時点でパソコン等に打ち込んで配信するのかなというのがあると思いますので,すべてこれじゃなくても,いいところがあればお使いになればいいかなということでご提案申し上げます。

亀井委員長)  他にございませんか。

小松委員)  福祉部の所管で学童保育のことで,先程福祉部のほうには要請をしたわけなんですが,学童保育は学校施設をお借りして今実施しております。この夏の期間に網戸を設置してほしいというような要望が指導員さんの方から出されておりました。学校施設の改築,この網戸の設置であっても改築になるんだと思うんですが,そうなりますとこれは福祉部所管だけでやることではなくなると思いますので,来年度予算を取る中で考えていきたいという答弁もございましたので,是非教育委員会としてもこの要望については答えてあげていただきたいと思います。予算措置は福祉の方で取るのではないかと思うんですが,学校施設を利用するということで教育委員会の方の対応もお願いしておきたいと思います。よろしくお願いいたします。

亀井委員長)  他にございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)  ないようですので,次に,東小学校校舎改築事業についてを議題といたします。基本構想委託の進捗状況並びに校舎改築における執行部のお考えをご説明願います。

教育総務課長)  それでは東小学校校舎改築に伴います基本構想について,ご説明をさせていただきたいと思います。去る6月23日に3社によるます指名競争入札によりまして,株式会社桂設計が落札金額が税込み136万5,000円で落札しております。履行期間につきましては,6月24日から来年の3月31日までの282日間で今進めているわけでございます。委託内容でございますが,東小学校の改築事業の基本構想の中身につきましては,昭和35年から47年までに建築いたしました校舎3,682平方メートルと昭和50年に建築いたしました727平方メートルの2棟,それから昭和48年に建築いたしました857平方メートルの体育館が,老朽化のために改築をするというようなことでございます。基本的には大きなものとすればそういうことになりますが,さらに校舎,体育館のみでなく,体育館,校庭,プールそういったものを含めた学校全体の配置と建築の方法について検討を行っていきたいというふうに考えております。これまでの進捗状況でございますが,これまでに情報収集,準備というようなことで,現地調査,関係法令調査,各種打ち合わせを行いまして,現在既存校舎を使用しながら新たに建築するのか,また仮設校舎を建て既存校舎を建築するのか,さらにはグランド造成等を含めた改築手法の検討をしながら,施設の配置計画を進めているところでございます。なお,今後の予定につきましては配置計画がまとまり次第,平面図,立面図,断面図の作成,並びに概算工事費の算出などを取りまとめまして基本構想報告書の作成という予定になっております。なお,この基本構想の策定にあたりましては随時委員会にご報告をさせていただきまして,ご説明をしながら進めていきたいと考えておりますので,よろしくお願いをいたしたいと思います。

亀井委員長)  ただ今説明がありましたけれども,その部分につきまして何かありますか。
 暫時休憩いたします。

− 休憩 −

亀井委員長)  再開いたします。他に何かございますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)  ないようですので,この際お諮りいたします。小学校校舎の改築については,今後の当委員会の調査活動に資するため,管外調査を実施いたしたいと思います。また東小学校につきましては,実施計画ができましてから皆さんで話し合いたいと思います。管外調査につきましては実施したいと思いますが,これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)  異議なしと認め,小学校校舎の改築については管外調査を実施することに決しました。なお,調査実施都市,実施期日等につきましては,正副委員長協議の上で決定いたし,委員長において,委員会条例第32条に基づく委員派遣承認要求を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)  ご異議なしと認め,さよう決しました。さらにお諮りいたします。本管外調査につきましては,市当局から職員の派遣を求め,調査の充実を期したいと思います。これは委員長の方から,教育次長にも一緒に行っていただきたいということでございます。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)  ご異議なしと認め,さよう決しました。ただ今,決定いたしました管外調査に係る諸事項につきましては,後日,改めてご連絡申しあげます。
他にございませんか。

國司委員)  学校校舎のお話が出ましたので,ちょっとお尋ねしますけれども,石岡小学校の雨漏りの件で,おそらく要望が出てると思いますけれども,だいぶ費用がかかるらしいという話を聞いてますけれども,今後どのような予定でおられるのか。

教育総務課長)  各学校の校舎につきましては,だいぶ老朽化しているというのは事実でございまして,実際に雨漏りの現状も見てまいりました。既存の校舎の中で,雨漏りに関して屋根をのせてる杉並小などが一番いい例ですが,ああいう工法もありますから・・・。その後計画的に校舎を改築していくというような計画もあるようですので,できる限り我慢していただいて,そういう時期に直していくということになるかと思います。それが学校経営の中で重大な支障をきたすということであれば,防水工事につきましては,石小の場合その雨漏りしている部分のみが原因ということでもありませんで,全体的な防水工事が必要かと思われます。そうなりますと莫大な予算がかかるということもありますが,杉並小みたいな改善の方法がよりベターなのかなという考えをもっています。予算的なものもありますので今後それにつきましては新年度予算の時期等よく検討しまして採用できるようにしたいと思っておりますが,十分検討させていただきたいと思います。

國司委員)  見ておわかりだと思いますけれども,実際下タイルですよね。子供が滑るんですよ。今まで大きな怪我もないようですけれども,早急にお願いします。

川村委員)  議会の方でも申し上げたんですが,ちょっとしたトイレの話で。この間学校の視察は上田課長と行きまして見させていただきまして,問題はないと思うんですが,やはり教育委員会さんの方でやっています古墳とか文化財に付属しているトイレに,できればお願いでかまわないんですが,行っていただいてご自分で用を足していただければなと。そうすると意外と不便さ,汚さがわかってくると思いますので,非常にありがたいかなと思っておりますので,管理している人たちが使用して,これじゃいけない,これだったら問題ない,ということの判定はご自分で下していただくのが1番いいかなと思っておりますので,これはお願いでございます。

小松委員)  前回の教育福祉委員会のときなんですけれども,社会教育委員さんの任命について私が発言した部分で,適切ではないと自分で判断する部分がありましたので,お詫びして訂正をさせていただきたいと思います。

亀井委員長)  他にございませんか。ないようですので,教育委員会関係につきましては終了したいと思います。
次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)  ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で本日の議事はすべて終了いたしましたので,これをもって,教育福祉委員会を閉会いたします


 閉会 午前11時50分





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