平成16年3月17日 総務企画委員会


案 件 (1)付託された議案の審査
 ○議案第15号「平成15年度石岡市一般会計補正予算(第8号)」
 ○議案第18号「平成15年度石岡市駐車場特別会計補正予算(第1号)」
 ○議案第22号「石岡市男女共同参画条例を制定することについて」
 議案第26号「石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて」
 ○議案第27号「教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて」
 ○議案第28号「石岡市特別土地保有税審議会条例を廃止する条例を制定することについて」
 議案第35号「石岡市職員の勤務時間,休暇等に関する条例及び石岡市の単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」
 ○議案第36号「石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例及び教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」
(2)その他
出席委員 磯部延久委員長,池田正文副委員長,吉田寛委員,前島守雅委員,村山裕委員,菱沼和幸委員
市執行部 企画部
 企画部長(中村栄),企画部副部長(内田新市),企画課長(荻沼雅光),企画課副課長(佐々木敏夫),財政課長(細井恒雄)
総務部
 総務部長(関正雄),総務部副部長(信田志郎),総務部副部長(川並英二),総務課長(伊野忠好),総務課副課長(宮本秀男)
消防本部
 消防長(比氣憲治),総務課長(高木信夫)
事務局 主任(田辺武弘)


 開会 午前10時00分

磯部委員長) ただ今から,総務企画委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に,本日説明員として出席した者は,お手元の出席者名簿のとおりであります。
 それでは,これより審査に入ります。
 まず始めに,議案第15号「平成15年度石岡市一般会計補正予算(第8号)」を議題といたします。執行部より提案理由並びに内容等について説明を求めます。

財政課長)
 それでは,補正予算書28ページでございます。
 最初に,自動車重量譲与税・地方道路譲与税でございますが,これにつきましては**番の都市**でございまして,550万円の減額,990万円の減額をそれぞれいたしたものでございます。
 次に地方消費税交付金でございますが,1,350万円の増額でございます。これにつきましては,当初の見込みより消費が伸びたことによる増額ということでございます。 次に自動車取得税交付金でございますが,400万円の減額でございます。当初見込みより自動車登録台数の減少によるものと思われます。
 次に地方特例交付金の決定でございますが,1,321万6,000円の減額でございます。これにつきましては,国の予算措置の按分による減額措置ということでございます。
 次に地方交付税の中の普通交付税が2億5,813万2,000円の増額。それと,特別交付税が1,825万2,000円の増額見込みでございます。
 次に32ページの繰入金でございます。これについては財政負担の軽減を図るために基金の調整を行うものでありまして,年度末見込みで基金を取り崩さずにすむものでありますので,財政調整基金繰入金,減債基金繰入金,公共施設改修事業基金繰入金,ふるさとづくり基金繰入金で,5億2,249万7,000円を減額補正したものでございます。
 次に繰越金でございますが,平成14年度の繰越金のうちまだ予算計上していない1億8,982万8,000円を追加計上するものでございます。
 次に34ページの市債でございますが,財政負担の調整を図るための減税補てん債4,840万円の減額,それと臨時財政対策債380万円増の補正をするものでございます。 次に36ページの総務費・総務管理費・財産管理費・契約検査執行経費の中の検査指導員報酬100万円の減額でございます。入札や契約の適正化推進を求められている中で検査の重要性が増しております。そのような中で検査経験のある技術者を探しておりましたが,人材の確保がなかなか難しく,財団法人であります県の建設技術公社への検査員の**してお願いするわけでございまして,委託料で契約することになりましたので,予備費で充用し,報酬を減額補正したものでございます。
 次に44ページの公債費でございますが,当初見込みました利率よりも利率が下がったということで1,126万円減額したものでございます。

企画課長) 続きまして企画課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
 最初に4ページ,第3表・債務負担行為補正の一番上,鹿島鉄道運営補助金,補正後の限度額が3,549万7,000円でございます。後ほど歳出とも関連しますので,歳出のところでご説明申し上げたいと思います。債務負担行為に関係します調書は48ページでございます。一番上に先ほどご説明申し上げました鹿島鉄道運営補助金と同額が記載されてございます。平成16年度から19年度までの限度額でございます。
 続きまして歳入のご説明を申し上げます。30ページでございます。国庫支出金・国庫補助金・総務費国庫補助金の500万円でございますが,右の欄に「合併準備補助金(定額)」と記載されております。この合併準備補助金でございますが,先導的な法定協議会を構成する市町村に対しまして市町村建設計画の策定等に関する経費としまして,1市町村あたり500万円を上限として1回限り交付されるものでございます。この補正予算の利用でございますが,国の段階で当初不確定な要素がたくさんございまして,ただいまの次期になりまして159回通常国会において国の予算が認められたということでございまして,私どもの石岡市においても500万円の歳入補正をさせていただいたということでございます。
 次に34ページの雑入の中の一番上,茨城県市町村振興協会市町村交付金351万6,000円でございます。この交付金は宝くじの財源をあててございます。詳しくはオータムジャンボ宝くじ。秋に行うジャンボ宝くじでございますが,その収益金を茨城県が振興協会に交付する,その交付金が財源となって各市町村均等の金額で配付されるということでございます。この交付金の使途・目的でございますが,その省令で定める事業としてございまして具体的には地域の情報化,特定非営利活動の社会貢献活動など,そのようなものに使い道が決定されております。石岡市におきましては,まちかど情報センターの管理運営経費に充当させていただいているところでございます。
 続きまして歳出のご説明をさせていただきます。36ページの総務費・総務管理費の中の企画費でございます。右端の説明欄のところで,地域交通対策事業がございます。第1点目が高速バス用駐車場整備工事費でございますが,300万円の減額をお願いしてございます。前回の総務企画委員会でもご説明申し上げましたが,道路公団を取り巻く様々な情勢によりまして,高速バス停留所に若干の遅れがございます。本来であれば15年度の予算をもって駐車場の整備を行うところでありましたが,開通が16年10月にずれ込んだために15年度でお認めいただいた300万円を全額減額いたしました。新たに16年度に同額をお願いしているところでございます。続きまして路線バス運行補助金でございます。これは15年8月末まで,いわゆる巡回バスが開通するまでの間,路線バスという名目で三村と医師会病院間を運行していたバスでございます。最終的な精算額に17万2,000円の不足が出ましたので,これをお願いしているところでございます。それから9月1日以降の石岡市モデル巡回バス運行補助金187万6,000円の増額をお願いしているところでございます。ひとつの要因として,小学生に定期券を発行しまして,運賃の割引制度を導入してございます。それからふれあいの里利用者に対する,片道の無料化というような扱いもしておりますので,収入見込みより若干のマイナスが出ております。その最終的な精算のために187万6,000円をお願いしているところでございます。それから先ほどの債務負担行為のところで触れました鹿島鉄道運営補助金138万8,000円の減額補正でございます。当初の私どもの財政支援計画の中で負担金の確定が一部未定のところがありましたが,おかげさまを持ちまして今回,沿線5市町村並びに茨城県の負担金額の割合が確定いたしました。その結果15年度の負担金については石岡市においては138万8,000円の減額というようになったわけでございます。以上が企画課所管の補正予算の内容でございます。

企画副部長) 私の方からは,情報システム課関係についてご説明申し上げます。
 4ページ,債務負担行為の補正の中のネットワーク接続機器借上料でございます。当初予算の債務負担行為の限度額が695万1,000円として予定したところでございますが,補正後は契約期間の5年間の債務負担行為の減額が572万3,000円の支払額となったものでございます。その関連としまして36ページに電算費がございます。電算費・使用料及び賃借料の中のシステム導入推進経費の補正でございますが,補正前の予算額2億9,423万6,000円に対しまして17万6,000円の減額でございます。内容としましては,LGWAN茨城ブロードバンドネットワーク接続機器借り上げとしての内容でございます。これらの要因につきましては,契約差金によります差金としてお願いをするものでございます。

総務副部長) 補正予算書36ページ,総務費の中の市民会館費でございます。
 市民会館につきましては,定額の運用基金を使いまして本年度の事業を実施してきました。その中で不足額が生じてきましたので,124万3,000円を基金の方に繰出しをするということで補正の提出をさせていただきました。

総務課長) 同じく36ページ,同じく総務費の中の諸選挙費・職員手当等につきましてご説明申し上げます。平成15年11月9日に執行しました衆議院議員選挙の執行経費中,時間外勤務手当としまして183万円。同じく4月27日に執行しました参議院議員補欠選挙の執行経費中,時間外勤務手当としまして225万円をそれぞれ減額補正するものです。減額の理由としましては,衆議院選挙につきましては開票が予定した時間より早めに終了したこと,参議院議員補欠選挙につきましては市議会議員選挙と同じ日の選挙であったため,選挙準備にかかる時間外勤務が少なくてすんだことによるものであります。以上が総務課所管の補正予算の説明でございます。

消防本部・総務課長) 消防本部所管の補正予算につきましてご説明させていただきます。4ページの地方債補正,消防施設整備事業が1億2370万円,補正後の限度額が1億450万円,1,920万円の減額となってございます。詳細につきましては42ページの消防費で,常備消防費の減額が150万円。これは職員等人件費,休日勤務手当の減額でございます。減額の理由でございますが,職員給与の改正,それから研修等で救急救命士の研修,消防学校の入校,祭日等に隔日勤務等の者が救急救命士の研修,それから学校への入校という形で出向しており,休日勤務手当を支給しておりませんので,減額となります。
 続きまして消防施設費,補正額333万7,000円でございます。これははしご車を入札しまして,その差金が出ましたので減額補正させていただきました。
 続きまして地方債の減額でございますが,これは起債の中ではしご車を購入するのに90パーセントの起債をかけております。その中で定期保障という形で,はしご付き消防自動車が補助対象になりました。補助率ですが,基準額の1/6ということで1,920万円の減額をさせていただきました。以上です。

磯部委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお,発言は挙手によりお願いをいたします。
 質疑はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので以上で質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で討論を終了いたします。
 これより採決に入ります。議案第15号「平成15年度石岡市一般会計補正予算(第8号)」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第18号「平成15年度石岡市駐車場特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。執行部より提案理由並びに内容等について説明を求めます。

財政課長) それでは,補正予算書の71ページ,駐車場の特別会計でございます。
 駐車場の使用料でございますが,今般,駅前周辺に多くの民間駐車場が設置され,格安のため駅東駐車場の当市の見込み量が当初より400万円ほど落ちたということで,使用料の減額,そして前年度の繰越金36万9,000円の増によりまして,その結果歳出において駐車場への基金への積立額を363万2,000円と減額したものでございます。よろしくお願いいたします。

磯部委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。

菱沼委員) 菱沼でございます。
 ちょうど答弁のところであったのですが,実際363万2,000円ということで減額なのですけれども,近隣では350円とか600円と,かなりおおまかな部分での駐車場の整備が行われて安くなっているのが原因となっていると思うのですが,当市としまして今後において今の現状の料金を値下げする考えがあるかお伺いしたいと思います。

財政課長) 実際,定期利用については例年通りの収入が入っております。一般駐車の方が非常に減ったということです。昨年,15年4月に1日の限度額が2,000円を1,200として800円ほど安くして,その効果を狙ったのですが,なかなかその効果が現れないといいますか,菱沼委員さんおっしゃったように1日350円とか600円とか,そういうところがあったようであります。あとは民間の駐車場と行政の駐車場を均衡にしていいかどうか,その辺も検討していきたいと考えております。

磯部委員長) 他に発言はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので以上で質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので以上で討論を終了いたします。
 これより採決に入ります。議案第18号「平成15年度石岡市駐車場特別会計補正予算(第1号)」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第22号「石岡市男女共同参画条例を制定することについて」を議題といたします。執行部より提案理由並びに内容等について説明を求めます。

企画副課長) 議案第22号「石岡市男女共同参画条例を制定することについて」をご説明申し上げます。委員の皆様ご案内のとおり,国におきましては,地方分権と並びまして男女共同参画社会の促進を21世紀の大きな柱としているところでございます。このことは,平成11年6月に施行されました男女共同参画社会基本法という法律でございますけれども,これが如実に現れているところでございます。この上位法との絡みもありますのでご説明申し上げたいと思います。当該法律でございますけれども,男女共同参画社会を作っていくためにその法律におきまして5本の基本理念を示しております。1つ目といたしまして男女の人権の尊重。2つ目として社会における制度又は**についての配慮。3つ目としまして政策等の立案及び決定の参加,共同参画。4つ目としまして家庭における活動等,他の活動との両立。5つ目としまして国際的強調が掲げられております。これらを受けましてさらに自治体におきましては国に準じた施策や地域の特性に応じた施策を進めることが求められているところでございます。これは責任規定,義務づけになっております。それを受けまして当市におきましてもその基本法の理念に基づきまして男女共同参画社会の実現に向けました女性政策を基本的姿勢といたしまして総合計画に示したところでございます。さらにその基本的方向を示しまして,お手元にご配付いたしました石岡市女性行動計画,いしおかひまわりプランでございますけれども,平成12年1月に策定されてございます。そういったことで,その基本的課題の解決に向けてきたところでございます。当該計画におきましては,上位計画を受けまして5つの課題を挙げております。1つ目としまして男女平等の理念に立った社会づくり。2つ目としまして多様な生き方の尊重と支援。3つ目として女性の人権保障への取組み。4つとして女性行動計画推進体制への定義。5つ目として男女共同参画社会への担い手の育成といった5つの基本的な課題を掲げております。今後の計画でございますけれども,平成12年度から平成21年度までの10カ年の計画でございます。さらにこの計画でございますけれども,市民への周知ということで石岡市のホームページに登載しているところでございます。さらにこの計画を具体化するためにお手元にご配付しております実施計画におきまして全庁あげて具体的な施策に取り組んでいるところでございます。この行動計画でございますけれども,男女平等社会実現の為に行政が何をしなければならないのか,具体的な施策を形にしたものでございます。行政の指針としてとても重要なことでありますけれども,さらなる男女平等の意識を浸透していくためには,市・事業者・市民が共通の認識をもって具体的な取り組みが必要であるということ,また市が実施する様々な取り組みに男女平等の視点を盛り込まなければならないということが大事でございます。そういったことからその目的を達成するために条例案をご提案申し上げたところでございます。条例案の内容でございますけれども,前回の委員会でもご提示申し上げしたとおり,前の内容と全く同じでございます。これらにつきましては,議案質疑の中でもご答弁申し上げましたとおり,国の上位法・県条例,それらの整合性を図っております。さらに市民に理解が得られまして,さらに誰にも分かりやすいような,そして景気の拡大と申しますか,底上げを目途として策定してございます。内容といたしましては前回ご説明申し上げましたので割愛させていただきますけれども,そういった趣旨で作り上げた条例でございます。以上でございます。

磯部委員長)
 以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。なお,発言は挙手によりお願いいたします。

池田副委員長) 池田でございます。
 今回,石岡市男女共同参画条例案が出て参りまして,私も問題提起されておりますいくつかの自治体の同じような条例を読み比べてみましたところ,非常にまとまって良い条例案になっていると思います。やはりこの問題につきましてはジェンダーとの絡みのがございましたり,難しい部分があるのですが,当市の案についてはそういった部分でよくまとまっていると思います。
 そこで1つお伺いしておきたいのですが,これが制定された後,事務分掌はどちらの方でどのような形で推進していくのかお伺いいたします。

企画副課長) 現在,私ども企画課の中に女性行政・統計担当があるわけでございます。したがいまして現体制といたしましては,現状のまま推移していくと思っております。そしてお手元にご配付いたしましたいしおかひまわりプランでございますけれども,これらは全庁で取り組んでいる具体的内容をお示ししてございます。それらのチェックといいますか,それらにつきましても私ども担当が明日3月18日と19日の2日間におきまして,庁内にある全ての課とヒアリングを行います。それでどの程度の進捗状況があるかという実施をいたします。したがいまして,手前どもの方が担当になるかと思います。

企画部長) いま,池田委員さんからお話ありましたけれども,ジェンダーという言葉が使われるようになってきているわけでございますけれども,そういう中で担当課・係につきましても,女性行政係を表に出さないように課の中にしまいこんでいるところもあるようでございます。そういう状況でございますけれども,今の段階では,部・課が担当行政の中に取り込んでいきたいと考えております。

池田副委員長) この問題につきましては,いまご答弁いただいたわけでございますけれども,制度横断という意味で取り組まなければいけないことがたくさんあると思います。そういった,企画課の方が事務分掌ということでございますが,強力に女性行政につきましては推進していただければと思っております。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

菱沼委員) この石岡市男女共同参画条例についてなんですけれども,制度の部分において話させていただきますけれども,政府の男女共同参画会議が昨年4月,首相の設置した女性のチャレンジ支援策の最終報告書の中に2020年までにあらゆる分野で指導的地位に就く女性の割合を30パーセントに引き上げる数値目標が明記されました。日本で企業の管理職が占める女性の割合は8.9パーセント,国家公務員の管理職に占める女性の割合に至っては1.4パーセントにすぎない。また,チャレンジ支援推進事業として意欲と能力に応じて様々な活動に積極的に参画していることを可能にするため,女性のチャレンジ支援関係情報のネットワーク化と,効率的な情報提供システムの構築を目指します。16年度,女性の進出の少なかった分野や指導的立場での活躍,出産・育児後の再就職といった女性の挑戦を支援する枠組みを構築するため,チャレンジ支援策ネットワークのモデル事業を開始します,ということで国の方ではそのような部分があります。また,スウェーデンでは少子高齢化に対応する社会として,男女共同参画社会を70年代以降着実に政策を進め,それが結果として80年代の出生率の回復につながっている。政治の分野,公的分野を中心に男女が共同に参画できることを前提として様々な環境整備を行う中で,世界全体に男女参画の気運が状勢されていったということであります。そういういう部分では非常に大事な部分の石岡市の男女共同参画条例であります。そういう部分において担当部長の所見と,提出されました附則の4の中の部分で,男女共同参画審議会委員は何名いるのか。また,その人選。また,日額5,000円とありますが,何時間どのように予定されているのかお伺いいたします。

企画部長) 特に現在,少子高齢化が進んでいるわけでございます。そういう中におきましても男女が共同して共に社会を生きていくというのは極めて大事だと思いますし,21世紀の中で重要なことだと思っております。そういう中で今回この条例案を作ってきたわけでございますけれども,特に過般の議案質疑にもございましたけれども,合併協議会の中におきましても,市民の代表などを交えながら,あるいは庁内の連絡会議なども行いまして共同で作ったということもありまして,そういう中で大変重要な問題というものとして,今後各施策の段階においてもまた重要だというように思います。そういう中で,審議会でございますけれども,議案質疑の中にも出ましたけれども,なるべく人が偏らないようにということで,今後どうかけれいくということもお話しましたけれども,これにつきましては今後条例案が通りました後に具体的に考えていきたいと思います。それから募集につきましてはご指摘のとおりでございます。部の組織につきましては,今後上司とも相談しながら提出していきたいと考えております。

磯部委員長)
 他に発言はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので以上で討論を終了いたします。
 これより採決に入ります。議案第22号「石岡市男女共同参画条例を制定することについて」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案26号「石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて」並びに議案第27号「教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて」の計2件は関連しておりますので一括して議題といたします。執行部より提案理由並びに内容等について説明を求めます。

総務課長) 私の方から議案第26号「石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて」並びに議案第27号「教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて」をご説明申し上げます。
 提案理由としましては,財政状勢等を鑑みまして,市長・助役・収入役・教育長の給与を減じるため条例を制定するものでございます。
 内容としましては,平成16年度の市長の給与月額を5パーセント,助役の給与月額を3パーセント,収入役及び教育長の給与月額を2パーセント減額するものでございます。これを適用しますと,年間で約143万円の減額となります。なおこの減額措置につきましては,平成12年度から継続して毎年実施しているところでございます。
 以上が議案第26号及び議案第27号の内容です。よろしくお願いいたします。

磯部委員長) 以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。なお,質疑は挙手によりお願いいたします。
 質疑はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので以上で討論を終了いたします。
 これより採決に入ります。議案第26号「石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて」並びに議案第27号「教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて」の計2件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案はいづれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第28号「石岡市特別土地保有税審議会条例を廃止する条例を制定することについて」を議題といたします。
 執行部より提案理由並びに内容等について説明を求めます。

総務副部長・税務担当) 議案第28号「石岡市特別土地保有税審議会条例を廃止する条例を制定することについて」ご説明申し上げます。
 これにつきましては,地方税法の改正に伴い,当分の間,特別土地保有税の課税を停止し,新たな課税はしないものとなりました。これに伴い,特別土地保有税審議会の付議要件の改正により同審議会を廃止する必要が生じたためです。以上です。

磯部委員長) 以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。なお,発言は挙手によりお願いいたします。

菱沼委員) 議案第28号の件ですが,今までの審議会ということで条例があったわけですけれども,今までの審議会の内容をお聞きしたいと思います。

総務副部長・税務担当) 特別土地保有税につきましては,バブル時の不動産取得税,それと固定資産税との差額を補うという意味で作られた税制であります。そういう中でこの審議会につきましては,申請者の方から徴収猶予の申請が出た場合に,審議会の意見を聞いて市長が決定するということでありました。そういう意味で審議会の構成なども決めて,そういう中で申請者から出た場合の猶予の申請であるとか,そういうものについて審議をいただきました。

菱沼委員) 今までに審議会が開催されたことがあるのかどうか,お聞きします。

総務副部長・税務担当) これにつきましては,申請があったときに審議会を開催しまして,市長の方に答申をいただきまして,市長の方で決定したということでございます。これにつきましては,15年3月31日までに申請した場合は審議会を開くということでありましたけれども,バブルが弾けてなくなって,そういう意味で特別土地保有税の課税がなくなってきたということもあって,今回廃止するということになって,審議会に代わるものとしては,今度は市長が代わって決定できるようになりました。

磯部委員長) 他に発言はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で討論を終了いたします。
 これより採決に入ります。議案第28号「石岡市特別土地保有税審議会条例を廃止する条例を制定することについて」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第35号「石岡市職員の勤務時間,休暇等に関する条例及び石岡市の単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。
 執行部より提案理由並びに内容等について説明を求めます。

総務課長) 議案第35号「石岡市職員の勤務時間,休暇等に関する条例及び石岡市の単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」をご説明申し上げます。
 提案理由としましては,条例中に引用されております法令の名称が改正されることに伴いまして,所要の改正を行うものでございます。改正内容としましては,「地方公営企業労働関係法」が「地方公営企業等の労働関係に関する法律」に名称が変更になることに伴いまして,「石岡市職員の勤務時間,休暇等に関する条例」と「石岡市の単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基準に関する条例」に引用している当該部分を改正するものでございます。以上が議案第35号の説明でございます。よろしくお願いいたします。

磯部委員長) 以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。なお,発言は挙手によりお願いいたします。
 発言はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で討論を終了いたします。
 これより採決に入ります。議案第35号「石岡市職員の勤務時間,休暇等に関する条例及び石岡市の単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」採決いたします。
 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) 
ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第36号 石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例及び教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。
 執行部より提案理由並びに内容等について説明を求めます。

総務課長) 議案第36号「石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例及び教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」をご説明いたします。  
 提案理由としましては,本年度の人事院勧告によりまして,交通機関利用者の通勤手当の給付年度額の算出方法が改正されたことに伴いまして,特別職等の通勤手当についても所要の改正を行うものでございます。改正内容としましては,石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例第3条の2中「月額」を「額」に,教育長の給与及びその他の勤務条件に関する条例第1条第3項中「月額」を「額」にそれぞれ改正するものでございます。以上が議案第36号の内容でございます。

磯部委員長) 以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。なお,発言は挙手によりお願いいたします。

菱沼委員) 議案第36号ですが,直接関係するかどうか分からないのですが,定期券に関しては4月から6ヶ月間に支給ということで,金額的にもそれだけ下がるということで石岡市としてはどうなのかお聞きしたいと思います。

総務課長) 石岡市におきましても人事院勧告どおりの規定を適用しておりますので,定期の場合は一括購入ということの額で支給しております。

菱沼委員長) 「しております」ということは,もう施行されているのですか。

総務課長) 平成16年4月1日施行となっております。

磯部委員長) 他に発言はございませんか。 

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で討論を終了いたします。
 これより採決に入ります。議案第36号「石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例及び教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」採決いたします。
 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ご異議なしと認め,さよう決しました。
 この際お諮りいたします。
 本日審査いたしました審査報告,委員長報告,閉会中の継続調査の申し出につきましては,その作成・報告を委員長にご一任いただきたいと思います。これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) 以上で,今期定例会で審査付託されました議案の審査は全て終了いたしました。大変ご苦労様でございました。執行部におかれましては,ご退席いただいて結構です。暫時,休憩いたします。

        〜 休 憩 〜

磯部委員長) 会議を再開いたします。
 次に,その他の件としまして,過日実施いたしました委員派遣の報告書につきましては,お手元にご配付申し上げましたとおりでございますので,ご査収いただきたいと思います。
 次に,その他の件で何かございましたらお願いいたします。

池田副委員長) 予算特別委員会の中でも,質問しようと思った件ですが,当該委員会所管ということで私は手を挙げなかったのですが,鹿島鉄道運営補助金ということで平成16年度も1,186万7,000円の計上がございます。これにつきましては,聞くところによりますと2億円で公的資金を投入いたしまして,沿線5市町村で下支えをしていくということでございますが,私も昨年4月の改選で議席をちょうだいしている関係上,以前の議論がよく分かりませんし,経営改善計画の内容もよく分からないということで,経営改善計画書の提出を思っております。今回も出ておりましたように,5年間公的資金を注入したあと,鹿島鉄道が企業として独り立ちして経営ができていなければ,いたずらに延命するというようなことになってしまいますので,今後ぜひ資料として提出していただければと思っております。

磯部委員長) ただいま池田副委員長の意見として,5年間支援しても経営計画が改善されなければ困る,経営改善計画書の提出を求めるという趣旨かと思います。確かに各委員さんもそうですが,経営改善計画書が出たときにもいろいろな議論が出まして,小川高校の方や南台の問題,そういうことから陳情等も出まして,ただ大きな問題としては南台の開発をした時に,交通の維持があるということで作った経緯もありまして,そうそうカットはできない。その代わり5年間やっても後に何も残らないのでは困りますので,そういう面ではいろいろ計画があります。私なんかも当時要求しましたのは,継続してくれと,当然そういうことであるならば,小川高校の父兄の中でも話し合いをして,自転車通学やバイク通学を止めて電車を利用しようとか,そういう具体的な行動を起こさないで署名だけ出してるのではないかなという案も提案した経緯があります。それについては,計画書なりすぐ出していただいて。この前,鹿島鉄道の件をやったのですが,おっしゃられたように,支援があるからやってるけれども,いつ止めてもいいよという感じが受け取れなくもなかったのですけれども,こちら憤慨したのですが,そういった経緯もあります。私も向こう3ヶ月の貸借対照表なども独自に取り入れてこういう状況でいいのかなとやった経緯はあります。そういうことで,この件は早急に要求させていただきます。

池田副委員長) 
そういった改善計画の書類を提出いただくと同時に,行政が経営に関して公的資金を投入して下支えしている観点から,鹿島鉄道の経営に関して行政側が入っていけるのかどうなのかを伺いたいのですが,要するに改善が進んでいなければ行政側として県に対して要望ができるできない,そういった点に関してお伺いしたいのですが。

磯部委員長) 公的資金を投入するだけで口は出さないという条件なのか,その辺が間違うといけませんので,執行部に確認しまして,総務企画委員会の方でやっていきたいと思います。

菱沼委員) 今回の16年度に小型ノンステップバスが導入されるということで関東鉄道グリーンバスの方に市として,5年間で360万円ということで補助金を出す状況になっておりますけれども,そのノンステップバス1,800万円という金額は聞いているのですが,本体価格なのか,もし本体価格であって,それが360万円で金利が付くのですが,1,800万円が本体価格であればあくまでも石岡市の財産になってしまうのではないか。この前の話では関東グリーンバスのあれになると聞いていたのですが,また,それに対してのカタログをいただければと思います。実際どういうバスなのかということが分かりませんので,そいういものも提出していただければと思います。

磯部委員長) 分かりました。その他,ございますか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で総務企画委員会を閉会いたします。

 閉会 午前11時01分




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