平成15年7月28日 都市建設委員会


案 件 (1)石岡市の道路交通体系について
(2)
都市計画道路整備にかかる進捗状況及び今後の方針について
出席委員 徳増千尋委員長,海老澤通弘副委員長,金井一夫委員,山口晟委員,上野榮一委員
市執行部 建設部長(吉川安延),副部長(本田久男),都市計画課長(藤枝利明),6号バイパス推進室副課長(鈴木信充)
事務局 係長(武石誠)


 開会 午前10時05分


徳増委員長)ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。本日の議題は「所管事務の調査」として「石岡市の道路交通体系について」及び「都市計画道路整備にかかる進捗状況及び今後の方針について」であります。
 初めに,過日実施いたしました,茨城県への委員派遣について,委員長からご報告を申し上げます。
その日は副委員長と共に,市長,部長,副部長に同行を願いまして,県庁を訪問いたしました。そのときにお会いいたしましたのは,土木部長,都市局長,道路建設課長,公園街路課長補佐,都市計画課,そしてまた住宅課長にお会いいたしました。これは市長にご一緒願いましたので,土木部長のお部屋で少し話していただくことができました。その中で,やはり県の方から言われましたことは6号バイパスのことでした。6号バイパスの中津川の方々のことが少し話題に出ました。ということは,私ども石岡市として,推進の方向に持っていかないと,県としても予算が,税収がだんだん減ってきているということです。国からだけでなく,県からもお金を出すので,石岡市の方,しっかりやってほしいということを言われました。ですから,もちろん議会としても推進の方向に行ってはおりますけれども,なお一層,推進の方向に持っていかなければならないと痛感いたしました。それとそのときに,新池台の住宅が表彰されるということで,県の建築の方から国の方へ「極めて良くできたので,局長賞の対象として候補として推薦した」という報告がございました。石岡市として嬉しいことだと思いました。以上でございます。
 次に,本日の案件等の説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました出席者名簿のとおりであります。
 それではこれより,石岡市の道路交通体系,及び都市計画道路整備の進捗状況と今後の方針についてを議題といたします。本件について,執行部から説明をお願いいたします。

建設部副部長)私の方から,道路交通体系についてご説明申しあげます。石岡市の幹線道路ですが,市街地を縦断する国道6号,横断する国道355号,また主要な県道,その他都市計画道路などで構成をされております。これらの主要幹線道路ですけれども,市中心部に放射状に特に集中しているために,***の交通と,東京,土浦,水戸方面の通過交通が市街地で混雑しまして,交通渋滞を引き起こしているところでございます。こうした状況を解消するために,通過交通を中心市街地から排除するため,環状型主要幹線道路の整備を図る必要があるのではないかと考えております。今後の整備計画ですが,国道6号の慢性的渋滞を解消するため,国道6号バイパスの早期着工に向けた事業促進に努めてまいります。県道につきましては,6号国道バイパスのアクセス道路になっている都市計画道路幸町田島下線,その延伸となります石岡田伏土浦線バイパス,また県道筑波線バイパスなど,各バイパス路線の整備と,県道の狭あい部分の改良整備を県に強く要請してまいります。都市計画道路は,現在のところ25路線が指定されておりまして,市街地周辺の道路は比較的整備が進んでおりますけれども,中心市街地の整備路線は遅れております。今後,6号バイパスの進捗状況によっては,アクセス道路の整備が急がれてまいりますけれども,都市計画***の整備***を***しまして,その後進めてまいります。市道についてですけれども,市内狭あいな道路構成が多いため,防災上も拡幅等の整備が必要になっております。国道,県道等の整備と連携をとりながら,幹線道路網を中心に,***を考慮した道路整備を進めてまいりたいと考えております。以上です。

都市計画課長)
2番目の都市計画道路整備にかかる進捗状況及び今後の方針についてでございますが,お手元の方に,資料といたしまして都市計画道路の全体図25路線を記入してございます。それから,都市計画道路整備プログラムの中から25路線の現況と整備状況ということでコピーをいたしましたところでございます。図面の中の左下の方にありますが,25路線とこちらの図面の番号が同じということでございます。それから赤が整備済み,青が整備中,ピンクが未整備ということでございます。それでは説明いたしたいと思います。現在,石岡市の都市計画街路は25路線で,総延長は61.6キロメートルとなっております。うち,9路線が整備済みで,一部整備済み,あるいは調査中の路線が8路線,未着工路線が8路線ございます。整備済み延長は23.64キロメートルで,38.4パーセントの整備率となっております。未整備の8路線は昭和28年に告示を受けた路線が3路線,昭和41年,昭和54年に告示を受けた路線が各1路線ございます。それから,平成9年に6号バスパス関連で告示を受けた路線が3路線で,うち県道が3路線ございます。これらの未整備路線の多くは中心市街地に集中しており,家屋,土地,人員等が密集しているため,整備するにあたり,相当な補償費がかかり,現在まで整備が進んでいない状況でございます。また,計画決定を受けた当時とはまちの中の状況も変わり,人,車の流れも大きく変化しており,実態にそぐわない面があります。このような状況から,真に必要な路線をおりこむことが必要であり,全路線の都市計画道路の整理をし,未整備路線に代わる代替え路線や廃止すべき路線等についての見直しをする時期に来ているものと思います。しかし,見直しには,全国的な問題でもあり,いろいろな問題が起きることが予想されることや,根幹的都市施設の変更のため,県の都市計画審議会の議を経なければなりませんので,県とも十分な協議,指導を受け,市の都市計画審議会にも諮りながら,町村合併,県の都市計画マスタープラン策定の時期でもありますので,推移を見ながら都市計画道路の見直しについて検討していきたいと思います。以上です。

徳増委員長)以上で説明は終わりました。次に,ただいま説明のありました市の道路交通体系,及び都市計画道路の整備について,ご質問,またはご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

上野委員)まず都市計画街路,計画図に載っている部分で,建築確認等が申請されると,分かっていながら許可せざるを得ない事情は分かるんですが,絶対とは言わないけど,ほぼ道路を造るということはまず間違いなく困難だというところございますね。停車場元真地線,これはお寺が3つもあるし,お墓も何百と潰さなくちゃならないようなところ。こういうところは別にして,道路建設が可能なような場所においても,あちこち建築確認申請の許可おろしてるところあるんですが,そういった場合に,万一,近い将来,どうしてもここの部分だけは道路を通さなくちゃならないという場合の,補償とか移転の補償とか,そういうものについてはどういう対応,善後策を考えながら許可してるのかね,ちょっと聞いてみたいなあと。アルコール工場の先もそうなんですが,出口のところにもつい2〜3年前に許可おりてるんですよね。可能性があるところ簡単に許可おろしてるんだけども,みんな了解もらっての上なんですが,あまり堅牢な建物は遠慮しているようですけども,何棟も何棟も新しいの建ってしまって,万一整備する時に補償が大変高いものになる。どうにもならない財政状況の中だからね。道路造る意思がないから簡単に許可するのかなあとも思うんですが,その辺についてどのようにお考えでしょうか。

都市計画課長)お答えいたします。都市計画道路上に家屋を建てる場合には,都市計画法第53条という中で建築を許可しているところでございます。第53条と申しますのは木造2階建というようなことでありまして,道路を造るということになりますと,速やかにといいますか,協力していただくというようなことで建築を許可しているということでございます。また,道路上の土地の売買につきましては,公有地拡大法の届け出等を出していただきながら,近い将来といいますか,すぐに道路を造るようなときには用地の先行取得というようなことで対応しているところでございます。

建設部長)都市計画課長が言ったとおりでございます。上野委員の方から,箇所別,あるいは整備等を考えて交渉に当たっているのかということでございますが,アルコールの前の所も,新築された部分についても,事前に「何とか差し控えていただけないか」ということで,地主さんの方には何度も交渉に行ったわけでございます。そういった中で,近いうちに,整備計画が,市では優先第一として整備したいんだという意向を申しあげたわけでございますが,「とりあえずやらせてくれ」ということでございましたので,その当時,何年頃というような,私どももはっきりした整備着手時期を言えませんでしたので,地主さんの方で「将来は協力いたします」ということで,建築をした経緯がございます。多くの都市計画街路が未整備で残っておりますんで,取捨選択をいたしまして整備していかなければならないのかなというような感じでいます。現在,私どもが考えておりますのは泉橋から先の部分,あるいは今お話がでましたアルコールから先の部分等の都市計画街路を優先して整備していきたいということで,泉橋から先の街路につきましては,県と相談いたしまして,一部先行取得してございます。今後,そういった形で,着手が可能なものについては,できるだけそういった形で地主さんの協力をいただくような手はずを取っていきたい。必要なものはどんどん先行取得していくというような方向で考えていきたいと思っています。

上野委員)そのアルコール工場の手前のところ,許可をしてから数年経つわけですが,一般居住用の住宅ではなくて,営業用の建物ですね。私も関係者から何度か話聞いてるんですが,そうした移転する場合の補償等についてはね,将来そういう可能性があるの分かっていて営業用の事務所出したとか,あるいは何か****出したとか,そういう移転補償の場合はどういうふうになるんですか。一般とまったく変わらないんですか。それとも何か特別の事情が加味されるのかどうか。

都市計画課長)土地については不動産鑑定評価を開いて,また家屋についてはその家屋の基礎調査と申しますか,そういう関係を入れまして,それに基づきまして買収というか,契約をしていることになると思います。

上野委員)どんどんどんどん,今から目指そうとする道路建設,将来のね。***筈がどんどんどんどん補償が膨らんじゃって。これ一件じゃないと思うよ,まだ。これからもあると思うんだよね。補償費がどんどん膨らんじゃってね,道路建設が可能なときにも非常に複雑になって,結果的に資金難で難しいということもあるんじゃないかと思うんだよね。私は造るなとか,最初からそんなことは言わないですが,補償が大きく変わるもの,恐らく****するだけの補償は****だと思うんだけどね。それが一点と,それから関連で聞くんですが,千代田インターの手前ですね,こっちから行って。鈴木機工と榊屋ですか,それの中間のところ,ぐるっと西の方に湾曲して恋瀬川の府中橋に抜ける道路ですね。これの進捗状況については,地権者の人から聞いてるんですが,杭打ちは終わっていろいろ調査しているようですが,いつ頃なのか。それからその道路が完成した場合は,6号国道の現在の渋滞している状況から考えるとね,ミニバイパス的な,なんて言うか渋滞を緩和するためのね,解消道路としての意味合いもあるんですよね。大分,町中来る人は,早く着きたいために新しくできる道路をまわってくると思うんですね。そうすると,宮下町,あそこは総社2丁目ですか。スーパータイヨーの辺りまで来ると,今でさえも信号は4回から5回待ち。あの中町の丁字路にぶつかるところまでね。スーパータイヨーのところまでずっと続いちゃうんですが。もっともっと続くよね。恐らく今の倍ぐらいの信号待ちになると思うんですよ。回数が。そういうことを考えると,スーパータイヨーのはす向かいにある,会計事務所の前の,元のね,を通って,○○○○,○○さんですね。○○○○のところと○○○○さんがある。この2軒は間違いなく引っかかるんですけれども,元のコーキの駐車場の跡。不動産会社が現在所有しておりますが,そこの部分の県道の新設というか,新しく造るための先行取得なんかは,市の方ではどのように考えているのか,具体的に方針があれば示していただきたいんですが。それから信号の取り付けですね。現在の信号はずして新しいのを持ってくるのか,わずか70メートルかそこらで2つの信号は要らないと思うんだけども,そのへんのところご説明願えればお願いしたいんですが。以上です。

都市計画課長)第1点目の補償が大きくなるのではないかということでございますが,委員さんご指摘のとおり,家が建ってきますと相当な補償費が今後予想されると思います。しかしながら,現在ではそれを建てる場合に「建てるな」という法的な手段もございませんし,その土地の売買の場合には,先ほど申しましたように公有地拡大法ということで***が出てきますので,そういう場合には先行取得という方法も考えられるということでご理解をいただきたいと思います。それから2点目の石岡インターからのバイパスというのは筑波線のバイパスになろうかと思います。県の方で平成9年度から,当初の計画では平成17年度末ということで計画していったわけでございますが,現在まで,まだ用地買収が終わっていない状況でございます。平成15年度の石岡分につきましては,6人の方を用地買収で予定しておりまして,金額では約1億円というようなことで見込んでいるところでございます。県の方の話の中では,やはり予算がどうしてもつきにくいというようなことで,当初計画より遅れているという状況でございます。それで千代田の方につきましては,前年度までに用地買収が行われているところにつきましては,文化財の調査等をしていきたいということでございます。それからコーキ前の○○○○のところの道路でございますけれども,この道路はやはり都市計画道路で,金丸宮下線の一部になるかと思います。そこに市道があるわけなんですが,その市道とは,その迂回路は同じ路線上ではなくて,若干ずれているような形になっておりますので,都市計画道路を先行させてやるべきなのか,その市道部分を拡幅するような形で道路買収をして,○○○○とその下の○○○○さんを移転させる方法がいいのか,その辺については,県道の都市計画街路になるかと思いますので,県とも相談しながら進めていきたいと思います。それから信号機の設置につきましては,近いところに何か所もできてくるとか,そういうこともございますので,県の公安委員会と協議を重ねながら設置をしていきたいと思います。

建設部長)私の方から,タイヨーから上げる路線につきまして,若干追加してご説明申しあげます。兼ねてから中心市街地の方でご存じのとおり,ミニ開発区域にこの地域がなっております。その中では,兼ねてからそのミニ開発区域の整備をしながら都市計画街路の整備もして,あそこの渋滞をなんとか,危険個所の解消を図っていきたいということで来たわけでございますが,どうも中心市街地の方もですね,整備状況が若干遅れているような気もいたしますので,なかなかそれまで待ってるということもできませんので,いま課長がお話ししたように,都市計画街路で,その一部分だけの整備で都市計画街路の整備が出来るのかどうか,あるいは,市の市道の整備の方が早くできるのか,そういった点について今後,早急に県とつめて行かないと,今のところ整備する意向は十分あるんですが,そういった事務的な時間が必要になってきますので,それとあわせて検討してまいりたいと。それからもう一つ,かねて私は一般質問の中で議会の方でご答弁申しあげておりますが,国府公園の脇の道路が一つありますので,それら等の整備も,あのまま中断させるわけにもいきませんので,何とか下へ出したいと。というような考えもございますので,これらと合わせながらですね,やっぱり将来を見越した整備の仕方をしないと税金の無駄遣いとも言われかねませんので,そこらへんを十分に検討して,より効率的な方法を選んでまいりたいと。もう少し,若干時間をいただきたいと思います。

上野委員)都市計画街路上に建築確認おろしたときにね,土地の買収。建物の買収まで***ないかなと思うんだけども,営業している人との交渉が一番困難になるんですよね。移転補償だよ。どのくらいの,何か内容ができてるのかどうか。幾らまでしかもう補償しないとかできてるの分かってて,そこへ大きな道路通ると分かってて,建てるところに営業したと。****建てば,具体的に事業が進むから,この期間内に立ち退いていただきたいということで交渉始めた場合にね,営業者の中には法外なこと要求する人もおります。こういう場合に,居座りだの何かいろんな問題が必ずくると思うんだけど,こういう場合には営業補償はここまでしか補償しないよということを条件にやらなければ,また先行きあると思うんですよ,街路上に。それただの何のあれもなく許可しちゃうと,あと交渉が難しくなると思うんだよね。こういうこと,ちょっと,何かあれば。なければ別に答えなくていいです。

建設部長)先ほど課長からも答弁,お答えにございましたように,一応,都市計画街路に***の許可を与えた分につきましても,通常の道路買収と同じような形の補償と買収を図っていくということでございます。営業補償につきましても,過去何年間の実績を税務の方に出ておりますので,それらを参考にして営業補償をするというような形で決まっておりますので,その中での範囲の中で補償するという形になるかと思います。確かに,都市計画道路が通るのに,分かってて今までずっと許可を出していたわけでございますし,そういったことが,整備のためのネックにはなっているかと思うんですが,もう一つ石岡の場合は,25路線ございますので,その中で整備していく,あるいは先行取得ということになると膨大な資金が必要になってきます。ある程度絞って,あるいは着手できる予定がついてからでないと,なかなか市単独では買収していける予算をもっていないというようなこともネックになっておりますので,今後は,未整備路線の中で,特に平成に入りまして,未整備になっている路線が3本ございます。6バイのアクセス道路でございますが,それら等はなんとしてもやらなければならない。それら等に基づくものについては,できるだけ先行取得をしていきたい。地主さんの協力を得ながら,街路整備の計画に入っているものについても,この3路線については先行取得を県の方にお願いしていくというような形を取ってまいりたいというふうに考えております。非常に計画しておきながら金がないというのが,実際今まで,先行して買ってくれというのは,実際には私がなってからはまだ一点もございませんが,逆に欲しいんだと言ってもなかなか県の認可ができないと,保障は出来ないと言われると,私どももなかなか足が踏み込めないというような状況もございますので,その点についてはひとつご理解をいただきたいと思います。できるだけ,必要な,優先順位の高いものについては先行取得に心がけていきたいというふうに考えております。

山口委員)山口です。ここに6号バイパスの路線がきれいに出てるんですけど,これはこれまでの発表した路線だと思います。それであの,先ほど委員長,副委員長で県の方へ行ってきましたということで,我々としてはこれは,6号バイパスはできるだけ早く造ってもらいたいということでやっていかなきゃならない立場でありますが,これまでの手法と,6号バイパス路線変更を求める会の方々との話し合いの経過をずっと追ってみますと,今のままでいいのかと。このままで,これまでの説明では市川の方と大橋の方から少しずつ買収というか,入りたいということ。入ると言ってませんね,まだ。土地買収に入っていきたいというようなお話を聞いております。中津川の方々とちょっと話しする機会がありまして聞いてみましたら,今の段階でも,前市長のときから今の横田市長になりまして,その間,そのお話というのは,6号バイパスについてのお話というのは未だにしてないということでございます。そうしますと,このままこれで,両方から買収していく。それには国の予算等も必要になってくると思うんですが,今の段階で,国の方で土地買収の予算が出てくるのかどうか。これが私は不安なんですけど,その点ちょっとお聞かせ願いたいと思います。

6号バイパス推進室副課長)6号バイパスについてご説明申しあげます。6号バイパス,いま委員さんご指摘のように市川の方から進んでいる次第でございますけれども,用地買収,それから説明会等についてですけれども,基本的には市川方面から東大橋に向けて順次やっていくんだということでございます。昨年12月に市川から田島下まで。それから3月に中津川までの説明会が終わりまして,12月に終わりました田島地区までについては,幅杭の設置等がすでに終わっております。いま用地の算定が進められております。この秋からですが,もうすでに用地買収に入る予定になってございます。それらの予算についても,すでに昨年度分の繰越し及び今年度分,合わせて4〜5億円あるんですけれども,そのうちには用地費が入っておりますので,それで入っていくかなというふうに考えております。なお,東大橋の方から用地買収をしていくということは,今の段階では考えていないらしいと思います。それから市長と,我々も合わせてなんですけれども,反対派の方たちと話し合いをしてないんではないかというようなことでございます。公式非公式がございます。それで,公式的に,お互いに場所に会いましてお話ししたことは,残念ながらございません。ただし非公式に,市長を含め,我々もお話をしております。それから,今後買収の予算についてどうなのかということなんですけれども,先日も常陸工事***常陸**河川***ですか,そちらとお話ししたんですけれども,今後順調にですね,用地買収が進んでいくようであれば,予算の方も順次増えていくというような形でお答えをいただいております。以上でございます。

山口委員)ただ今の説明の中で,まだ土地買収の予算はついていないということですね。まあ,中に入るという。

徳増委員長)ついているという,今,説明でした。

山口委員)ついて……。まあ,金額的なものはどのぐらいですか。

6号バイパス推進室副課長)今年度の予算でいきますと,正式予算が3億円ということでございます。それから昨年度つきました3億円のうちの半分近くが用地費だったんですけども,その用地費。それから今年度分の約3分の2近くが用地費かなと我々見てるんですけども,合わせますと3億円近くが用地費ではないかなと。あくまでも推測になってしまうんですけれども,これは国の方が正式に私どもに「これだけが用地費です」というふうには教えていただけませんで,「だいたいこの辺ですよ」というふうな形でいつも言われてますんで,詳しい金額が出ませんで申し訳ございません。以上でございます。

山口委員)私が聞く範囲では,3億円というのはやはり調査費として出てると思うんですよね。土地買収となったときには3億円なんかで土地買収に入っていけないと思うし。今の路線で話し合いが全然してなくて,いま執行部と県の方では,この間の府中タイムスの戸井田県議の中でも,そのような,買収に入っていきたいという,その県の職員が言ってましたんですけど,実際に,地元が解決,まだしない。結局市長と6号バイパス路線変更を求める会と公式にはしてないということなんで,国の方ではそういうところにつけないと思うんです。市の方がはっきり方向進まないと。それで私も議員になってからずっと8年間,6号バイパスの状態ずっと,市と中津川の方々のやりとりはこれまである程度知ってるつもりなんですけど,今のままで,市と県の方で,勝手に思いこみで,両方からやっていけばそのうち一人一人納得してもらって,最終的には土地収用法というものありますから,そういう方法取るのかなというような感じもしないわけでないんですが,私は六法,いままでない厚い本を買いまして,六法と土地収用法と都市計画法というの見てみました。今のままで行くと,路線が,中津川の方々が言われてる「ナビオムテカイ。動いた」ということでございますから,それで行った場合に,両方から説得していって何人かに絞っていっても,それ成田空港のこともあります。1人でも考え持った人が,正しいとかそれ分かんないけど,国から見ればその人が納得してくれればいいと思うんですけど,そういう問題があります。その場合に,土地収用法かけるにしても,かえって都市計画法で今度訴えられる可能性も私はあるんじゃないかなと心配してるんです。その点が,もう少し法律の勉強して,それは確実にそういうことはクリアできるのかどうか。この前も丹羽代議士とも話ししたんですが,強制執行は不可能ですと。あくまでも話し合いの元でしていかなきゃならないと。現実にはそういう状態です。そういうところに,まだはっきりしていないところに,国では土地買収の金は出してくれないと思うんです。まずその問題を解決しなければ,ここで都市計画法これは考えられないんですので,その点をもう少し詳しく説明してください。

6号バイパス推進室副課長)反対者がずっと反対してた場合にどうなるのかという仮定のお話なんですけれども,一つに都市計画法の中で,土地収用法。都市計画施設に対する収用法というのがございますけれども,これが俗に強制執行と言われている部分ですけれども,収用**に,一人でも反対しているからできないということになりますと,これは理論的には,できる話しでございます。ただ,現実にどう執行するかしないかというのは,その時の執行官の考え方でございます。それから都市計画法上の訴えがあるんじゃないかと言うんですけれども,これについては私どもの方では,そういう問題はないと考えております。それから,先ほど「話し合いがないまま」というようなお話だったんですけれども,先ほども申しあげましたように,公式と非公式があります。仮にお話し合いをしても,相手方が「公式ではないので発表しないでください」というのもございます。それを話し合いと言わなければ,まったくお話し合いをしていない,ということになりますが,実際としては,お話し合いというのは必ずやっております。以上でございます。

徳増委員長)山口委員に申しあげます。山口委員の6号バイパスに対する熱き想い,お考え,よく分かります。ですけれども,石岡市としては推進の方向で今進めておりますので,いま,副課長の方から説明したように,非公式での部分での話し合いは進んでいるということですので,やはり委員会としてもその部分は見守っていきたいと思います。これ以上,踏み込む問題ではないと思いますので,ご理解願いたいと思います。

山口委員)私はその点は重々分かっております。非公式で話している内容的なものは,私は分かりませんが,それでこの路線でいけるという確信があるものか。これが間際にいって,少しずらして成功できるという考えなのか。その辺が,私はずらすことは難しいと思うんですよね。遺跡とか何かが出てきた場合には路線変更もあり得るという付帯意見がついておりますから,私はその点あたりへ,まあ非公式の問題ですか,その辺あたりが6号バイパスを成功させる一つの道かなと私は思ってるんですが,その点は私なりの考えですけど,それはそういう形で,できればね,よろしいかと思うんですが。途中まで行って,買収に入った。国ではそれがきちんと分からなければ予算は出ないと思います。その辺どうなんですか。

徳増委員長)山口委員。いま申しあげたように,6号バイパスのことに対しては国に預けたという形になっておりますし,副課長の方から説明したとおりですので,その辺のところはご理解願いたいと思います。6号バイパスのことに別にして,ほかにご意見ございませんか。この都市計画道路のことに関して,まだ沢山の問題がありますので。暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

徳増委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。ほかにご意見はございませんか。

金井委員)最初に都市計画街路でいろいろ説明がありましたが,見直す時期にきてるんじゃないかという考えもあったようですが,現状から見て,できない路線とかね,必要ない路線っていうのはね,執行部の方で判断しているのかどうか。それを一つ。それからもう一つね,駅前東ノ辻線。いま最後になって区画整理地内の

(テープ反転)

 これが進まなければ完成とは見なさないというふうに,県か国かが言ってると思うんだけども,それはどうなっているのか。それから村上六軒線までつながる道路ね。今まで進めてきてどういうふうに考えているのか。それによっては,当然アルコール工場の土地の問題もあるわけですね。当然,代替地として取得しておいて,道路の代替地に提供していくということならば,市では本当に,いまの安い金利ならば,同じ値段で渡しても金利だけで済むわけですね。そういうことをやっぱりやらなければ,具体的に進まないと思うんで,その辺についてお聞きをしたいと思います。それからね,国府公園の脇に途中までできてる道路ね。あの取扱いは具体的にどうなってるのか。市だけでつくったのか,その辺の関係を聞きたいと思います。それからもう一つ。高浜だけどね。貝地高浜線。これ執行部ではできると思って線を入れたと思うんだけど,特に貝地地内から茨城にかけてと,あと高浜の昔の県道の付け替えに関係してくるような路線になってるわけだよね。上の台地。高浜小学校裏の台地中心を通って高浜の市街地の北側に接続するような路線になってますが,やっぱり本当に渋滞解消する気があるなら最初にやる必要があるんじゃないかと思うんだけどね。どうなんですか,その辺。

建設部長)都市計画街路のまず第1点目の,見直しをする時期に来ているのではないか,その中で,25路線のうち,できない路線の検討はしたのかということでございますが,仰るとおり見直し時期に来ておりまして,一昨年から県の方と,都市計画の方と,いろいろ「市ではこういう問題があるので,ご指導願いたい」ということで,見直し,廃止,あるいは代替え路線等の検討を含めて,具体的にはまだ入っていないんですが,ご相談したいんだというお話は再三申しあげておりますが,ただご存じのように,非常に都市計画ラインの変更というのは難しい問題を孕んでいますので,まだその段階に至っていないというような状況でございます。できない路線も検討はしておりませんが,ただ一つ言えることは,昭和の早い段階で都市計画決定した路線が,いま図面の中に25路線がありますが,その中で幅員が11メートルというものがございます。図面についております。その中で,11メートルとか10メートルとか。10メートルのやつは整備済みですからいいんですが,11メートルになっております例えば金丸宮下線,あるいはその下の富田線についても11メートル,六軒線についても12メートル。そういったことがございますので,これら等については,現在,仮にですね,やる気を出して,やる気というと語弊がございますが,やるとなっても,都市計画の変更をしなければできせん。というのは,11メートルでは補助の採択にならない。いまは16メートル。そういうような状況になってございますんで,それらを先行して見直しの対象として挙げていきたいというふうに考えております。それから駅東東ノ辻線の現在工事に入っております○○氏との交渉過程でございますが,私も,本田副部長も,あるいは前任者の方々も何度もお願いに行っているわけなんですが,やはり同じお答えを繰り返し仰っているということです。私と副部長で4月に行って2時間ばかり話しをしてきたんですが,やはり何回お話ししても当初のお話と同じで。今回は特に,「いま作ってないので,10年ぐらい作ってないので,その税金を返してくれ」と。それから「草が生えちゃったんで,市で草刈りをやってくれ」と。「とてもそんなことは。できることとできないものがあるんだ」ということでお断りはしましたが,そういうふうな無茶苦茶な要求をしておりますので,まだまだ遠いというような感じはしておりますが,実は先週も市長と協議いたしまして,○○さんへ市長も行くということで,近いうちにまた私と副部長,また担当課長といきまして,その状況を見まして,市長の判断をしていただくというようなことを考えております。そこで何とか打開策を見つけていきたいというふうに考えております。それからアルコール跡地のことでございます。やはりその先の部分,村上六軒線まで行く代替地が必要になってきます。実はアルコール跡地につきましては,部課長会あるいはその中で検討委員会を開きまして,市で欲しいのか,欲しいとすればどういう利用形態があるのかということで,企画の方からありまして,当然私どもの方としては,これ建設部だけの意見でございますんで聞き流していただきたいんですが,代替地として活用できるというお話は申しあげてございます。ただ,そういう中で,全員が全員,果たしてあそこへ来るのかというようなことがございますし,またその段階では「買ってくれ」というような意向はなかったみたいなんで,企画の方で各部の意向を聞きたいと言うことでございましたので,一応建設部としては,できれば代替地,あるいは半分ぐらいは都市整備,公園のない地域になっていますので,そういったものもいるのかなということで,一応は代替地を前面に出して要求はしておったわけでございます。市長の方から「各部で要求がなかった」というようなことで出てますんで,総体としてはそういう形になっちゃったんですが,代替地としてあればいいのかなと思ってますが,やはりあまりにも広大な地域なんで。それと2〜3の手続きを経なくちゃならないと。一つはあの下に大排水が入ってますので,それらを改修していく。もう一つは市道の狭いのがあるのでそれらの取り付けもやらなくちゃならないというような面も出てきますので,それら等の解消をしていかなくちゃならないと。***もそれら等の話し合いが出てくるのかなというふうな感じでおります。代替地としてもお話をしていきたいと思います。それから金丸宮下の手前の国府公園の件ですけど,いまお話申しあげましたように,事業主体が土木課で,国補事業と臨時地方道整備事業で起債をして,その中で整備をしてきた経緯もございます。多額のお金をかけてありますので,再三に渡って整備計画を練り上げたんですが,どうしても傾斜がきつすぎるというようなこと。あるいは下に当たります所に,一番いいところに家屋が建ってしまったということと,これも先ほど上野委員が言った後手後手に回ってしまったケースなんですが。それからもう一つ,肝心のところに傾斜,かなりの角度で下へ進んでいきますので,6メートル道路の幅員にしましてもかなりの用地が必要になるということで。もう一つ,従来からいる方がひとり反対と。早いうちなんですが,これも反対しておったというような状況で,なかなかできないというような状況にあったわけですが,一般質問の中でもお答えもしているとおり,なんとか県道の路線をうまく利用して,カットあるいは盛土をして,うまく下へ,かなりくにゃくにゃした道にはなってしまうんですが,そういった形で傾斜を少しでも緩めて下へもっていけないかどうか検討を進めているところでございます。必要な道路であるというふうな認識には変わりございませんので,逆にこれら等についても,今の幅員で下へ,幅員と歩道をつけて下へもっていけるかどうかは疑問ですが,できるだけ現道の拡幅を図りながら,整備できればと考えております。それから次の貝地高浜線,23番ですね,都市計画街路の23番の貝地高浜線の件でございます。確かに非常に苦しい道路なんですが,委員さん仰るとおりでございまして,住宅があるんですよね。非常に難しいと考えております。ただ,6バイのアクセス道路にもなっておりますので,6バイがアクセスする部分については,今後県が改良するということでございます。それから6バイに接続する部分から高浜の方へ抜ける件ですね。下の,高浜の,運動公園から下がってきた道路に接続するような形になっております。これにつきましては県で整備するということになっております。これも先々週ですか。土浦土木事務所の次長,次長の方は県の道建課,都市計画道路,協議を重ねてきたんですが,県でやるということです。力強いお言葉をいただきました。買収してでもやるということですから,ですからどういうお考えなのか分かりませんが,ただ今すぐということではないと思うんですが。ですからその隣は市でやってくれということになってるんですよね。23番の市街地の区域については。この方は市の方で何とか整備願いたいということなんですが,現実的には手前の部分はちょっと調査する必要があると思いますが,かなりの家がかかりますので無理かなというような感じではいるんですが,その先については県でやるという認識に立っておられます。ただ,やはり駅,高浜の区画整理事業が,道路がかって,早く私どもの方も,区画整理をやるのか,このまま解散するのかという区切りの時期に来てるという認識に立ってます。そうしなければ,この貝地高浜線もずるずると同じような経過をたどってしまうと。今までのできない路線の一つになってしまうというような恐れもありますので,できれば早く結論を出して,整備に入っていただきたいと考えております。

金井委員)大体分かったんですが,今の高浜の富士見台の区画整理はね,やっぱりできるわけないから。それで,今の地価の問題で成立しないわけだから,もうそんなのはさっさと,地元の人も,役員了解されれば,説得して解散してもらって,設立準備会ですからそれはなしにして,県道を通してもらうと。その方がいいと思います。それからね,この4番の別所行里川線というのね。これはその当時どういう考え方で都市計画路線決定したのか,私も分かりませんが,実際にこれはいま必要なのかどうか。必要じゃないんじゃないかと思うんだよね。特にこの別所のところへ入って,府中中学校の手前の低いところを通るようになってるんですが,住宅地でございますし,それで北の谷の昔の鉄工所の北へ行くわけだけど,出口のところ,行里川の元の集落へ出るようになってるんだよね。新しい県道は違う方に通っているのに。ちょっとこれは,今は果たして必要なのかと思うんで,そのへんについて,最初に計画したときのあれは分からないですよね。

建設部長)委員さんのお手元に,都市計画道路の整備プログラムがありますが,その4ページに別所行里川線の計画状況についてご説明してあります。で,整備する必要性が現在あるのかということでございますが,私どもも内部では金井委員さんと同じ認識でございますので。早い整備ならその活用もあったのだろうと思いますが,現段階においてはちょっと必要のない路線かなという認識でおります。以上でございます。

金井委員)私なんで気がついたかというと,村上六軒線と交差するときにね,上の方ですが。南側に酪農をやった方がいるんですね。やめたんですが。酪農じゃとても食えないと。ところが,土地を活用したいと。調整区域なものですから,やっぱり大きい病院とか,そういう可能なものに貸すか,売りたいと。ところが,具体的に大手不動産が入ったらしいですけど,路線があるんで,売りも,貸すこともできないということなんだよね。そういうことがあるので,それは意見として付け加えておきます。

海老澤副委員長)1番から25番までの中で,未整備が8本,整備済みが9本,調査中が2本というような内訳で,説明を聞いたわけですが,当然,合併という一つの大きな問題の中で,当市の新市計画,こういうものを当然つくっていかなければならない。特に建設は建設の中で,新市計画の中に優先度,こういうものを当然私は,市が主体となって,執行部が主体となって,未整備,一部着工のもの,こういうものを含めてですね,優先順位を作ったりですね,見直し,こういうものについても期限を切って取り組んで,先程来でてるように無理なね,停車場元真地線なんていうのはもう塩漬けでやむをえないと。いま金井委員の方から言われましたように,別所行里川線なんかも一部ね,別所の方は違う角度で,バイパスの一部ということで見通しがついたというような,そういういろいろの経過を踏まえて,これまでいろいろ議会なんかでも,あの路線はどうなってるんだというようなことを聞かれて,執行部としても非常に,誰がどういうふうにやったとしても,これは簡単に見直し,廃止はできないというのは私どももよく理解はするわけですが,これから新市計画と併せてですね,優先順位。先ほど言いましたように,高浜の方も望みがあるということであれば,いつも言われるように,高浜の****,一部愛郷橋を改良されて,若干**を入るんじゃないかという期待を持っているわけですけど,抜本的には解消されないということで,先ほど部長の話の中でもね,一部県の方でも意欲があるんだということであれば,当然こういうものをね,重点路線,特に玉里と合併ですから,玉里と千代田との接続道路として大変重要だということで,執行部としても重要路線,そういうものを考えてやっていかないと,確かに25本のうち整備済みは9本ですから,あと16本ですか。16本を一度にやっていけるわけないので,優先順位,こういうものをつけてですね,取り組んでいかないと,あっちも手をつけこっちも手をつけということでは,一部着工してる道路もありますので,そういう優先順位をつけて,着実にやって行った方がいいのではないかと。特に今度は合併という一つの大きな組織の中でやるとね,あっちこっち食い散らかしたままではどうかなということでありますので,当市が当面取り組む優先順位というものを検討して,積極的に,そういうことから整備をしていった方がいいのではないかなと思いますのでね,その辺のところ,ひとつ部長の考えを示してほしいと思います。

建設部長)副委員長からお話がありましたとおりでございまして,私どもといたしましても,合併を前に,そういったものをきちんとしておいた方がいいというような,担当課長をはじめといたしまして,建設部内でもそういうお話を今までも何回もしておるわけでございまして,今後,県ともお話をしてるというお話は先ほど申しあげましたので,委員会等にもご相談しながら,見直しを,現実的に,できない方向もあるんですが,見直しを進めて,あるいは優先する道路を,どれを先行してやっていくのか等を,委員会にご相談しながら,今後,忙しい中で大変だと思うんですが,私どもの方も積極的に委員長にお願いしまして,委員会を開いていただきまして,こういったものについて委員会のご意見を反映させながら,合併前までにまとめていきたいというふうに考えております。それから道路網の関係でございますが,これには示されておりませんが,平和橋,6バイから平和橋の部分については県がやると。平和橋から高浜駅前については市がやると。愛郷橋の堤防から先,所橋については市がやるということで,大体やる区分が大体決定しましたので,県道,市道ですね。そういった区分に応じて市では先行して県に遅れないように整備に力を入れて,合併までに,この玉里からくる車両をスムーズに,高浜の市街地を通らずに三村あるいは関川方面に流していくというような方法,道路体系を作ってまいりたいというふうに考えております。その後につきましては,整備が進めば県で採択してくれる可能性が多くなってくると思いますので,それら等については今までどおり優先的に事業を進めていきたいというふうに考えております。非常に,今後2年間が大事な時期になってまいりますので,委員会の方のお知恵をいただきながら,見直しあるいは優先順位を決めていきたいというふうに考えています。以上です。

上野委員)都市計画道路の22番,幸町田島下線ですか。これ,平和橋の手前まで将来の道路拡幅ね,今現在,結構通行量多いんですが,その可能性あるかどうか。それからこの22番で,6号バイパスにアクセスする部分ね,上り坂。以前の建設省の役人の話では,下り方面にしか上り下りできないと。上り方面は恋瀬川との距離があまりにも短すぎて無理だという話だったんですが,その後どうなったか。やはり下り方面にしかアクセスできないのかどうかね。それから23番で,茨城廃寺の周辺,かなりこの付近の人,この道路ができるの期待してる人が随分多いようですけど,茨城廃寺等の周辺の問題はどうなのか。それからもう一点だけ。先ほど金井委員の方から4番の別所行里川線,あそこの若松町の府中中学校のところまでは,結構住居沢山建ち並んでおりますが,有料道路の部分まで。府中中学校の下。4番ですよ。府中中学校の手前のガソリンスタンドのところから有料道路まで色を染めてないんですが,ここは4〜5軒なんですよね。あと1軒はかからないでできるんですが,用地も安いし,この部分については私は必要あると考えるんだけども,他の市町村から来るにしてもね。これはまた別個に,分けて考えてほしいと思うんだよね。

6号バイパス推進室副課長)6号バイパスの田島下線のところのアクセスの関係ですけれども,この前の田島下の説明会でも,国の方では,この恋瀬川からあまりにも近すぎるということで,急勾配になってしまうということで,そちから下りるのと上るのはちっょと難しいということで,ここの部分につきましては大きなインターというふうに考えていただきたいということでございます。現6号のちょうどガソリンスタンドの部分まで。これが県が作って,こちら方面から現6号を通りまして市川の方に上って上り方面と。逆に,市内の方から来た場合には6号から曲がって水戸方面に上がってもらうというような形で,変則ではございますけれども,市川,田島下のぶつかる部分,それから幸町の坂下とこの3つで大きなインターと考えていただきたいというようなことでございました。

建設部長)23番の都市計画街路の茨城廃寺の件でございますが,確かにその部分がネックになります。茨城廃寺が調査が進めば,恐らく国分寺に相当するような重要な遺跡になる可能性が非常に大きいと考えておりますので,この辺が今後大事になってくるのではないかと考えております。いま教育委員会の方で遺跡の基本計画を策定していますので,そういった方向を見極めながら考えてまいりたいと思っております。この路線は,それだけに限らないんですよね。そのほか大事な遺跡が随分ありますので,それら等を考えれば,非常に難しい路線になってしまうのかなというふうに考えております。ただやはり,必要性があれば,当然,整備していかなければならないと思います。幸い,現道を生かさないで農地の方に入っての路線になってますので,ある面ではできるのかなという印象を持つんですが,その茨城廃寺がぶつかってしまうというような形になっております。これら等についても今後,委員会の方にご相談しながら。やはりこれは市でやってくれという声が,つい最近の県の要望でございますので,整備の手法,市が入れば県も当然その先に早く入ってくれるということでございますので,考えていきたいと思っております。それから4番につきましては,それら等も含めまして委員会で検討いただきまして,その中で決めていきたいというふうに考えております。委員会と申しましたのは都市建設委員会です。

山口委員)時間がもうお昼になってきちゃったんですけど,今回1番から25番まで出てますけど,この,私これまでも,今日はあれですけど,よく観光道路,観光道路って言ってたんですけど,この農免道路,基盤整備で***。今回は,26番として,ここにこの高浜,企画で。これは要望ですからね。県の方へね。今からでもやってもいいんじゃないかと。

徳増委員長)所管が違うから。

山口委員)いや,農免道路じゃなくて。橋を架けるっていうことね。

建設部長)高浜の先,井関・関川の方は農免道路で採択が決まりまして,事業に入るということでございます。確かに,非常に計画としては,路線としては,やはりざっと図面を見ると,橋を架けて直線でもっていくのも一つの方法かなと思います。ただ,委員さんご存じのように今の経済状況,あるいは現在市がやらなければならない道路整備等を考えれば,どうしてもこれらを俎上に,卓上に,計画の中に入れていくということになりますと,20年,30年先のことを現段階で決めるわけにもいきませんので。それと,整備手法がやはり,どういうような方向になっていくのか未定でございますので,そのへん等を考えますと,この後の問題,6号バイパス後の問題にしていきたいというふうに考えています。それは,経済部の方にそういうご意見があるということはお話ししておきます。金額的にも,橋を架けるということになると100億,150億の話になりますので,難しいのかなというふうに考えています。

山口委員)これは私はこう,議員になってから8年間この問題やってきたんですけど,県の方とお話し合い,取り組む取り組むと言ってながらずっと来ちゃったんですよね。吉川部長のところで少し切っ掛けだけでも作ってもらえばね。26番へ予定入れるように。できれば。6号バイパスっていうのは,いま決まったって,なかなか,15年やそのへんかかると思うんで。この問題は,解決すると大分緩和できるんですね。そういう意味で,これは強く要望しておきます。吉川部長のときに切っ掛け作ってください。

徳増委員長)ほかにご発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ほかに何かございませんか。

都市計画課長)急きょ,審議の方お願いしたいと思います。お手元にお配りしましたのは,駅東の開発協議会の設置規程と,あとは委員さんの名簿でございます。石岡駅東開発協議会は,駅東開発の円滑な推進を図り,市勢の発展に資するため,全市的な問題として昭和62年5月に設置されました。協議会の委員は,市議会議員が3名,商工会議所会員が5名,学識経験者4名の12名で構成されているところでございます。主な活動内容ですが,事務局が事業の進捗状況と次年度の事業計画を説明し,具体的な工事内容や,未同意者への対処について委員に報告するというような形で,委員さんからは質問,要望等が出されるということでございました。しかし近年は,事業進捗の高止まりのため,報告内容も前年との変化が少なく,質問も低質となってきております。そのようなことから,会長も,協議会としての当初の目的も達成されたのではないかとの意見や,石岡市議会からも,議員は法令に定められる者を除いた各種委員会・審議会等の委員に就任しない旨,文書での申し入れがあったところでございました。そのようなことから,石岡駅東開発協議会は平成15年6月末の満了をもちまして終了させていただきまして,石岡駅東開発協議会設置規程を廃止したいと思っているところでございます。なお,石岡駅東開発に関しましては,法令で定められている,石岡駅東土地区画整理審議会がございますので,また,土地区画整理協議会がございますので,そちらの方で協議の充実を図っていきたいと思っているところでございます。以上でございます。

徳増委員長)ただ今の説明について,なにかご質疑等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします。


 閉会 午前11時43分





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