平成15年8月21日 都市建設委員会


案 件 (1)都市計画道路の整備順位について
(2)歴史のみち(にぎわいの道)整備事業の概要について
出席委員 徳増千尋委員長,海老澤通弘副委員長,金井一夫委員,鈴木行雄委員,山口晟委員,上野榮一委員
市執行部 建設部長(吉川安延),副部長(本田久男),土木課長(羽成善信),都市計画課長兼6号バイパス推進室長(藤枝利明),6号バイパス推進室副課長(鈴木信充)
事務局 係長(武石誠)


 開会 午前10時00分


徳増委員長)ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。本日の議題は「所管事務の調査」として「都市計画道路の整備順位について」及び「歴史の道(にぎわいの道)整備事業の概要について」であります。本日の案件説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 初めに,都市計画道路の整備順位についてを議題といたします。本件について,執行部から説明をお願いいたします。

都市計画課長)それでは都市計画道路の整備順位についてご説明したいと思います。全部で25路線の都市計画道路が決定されておるわけですが,順に説明していきたいと思います。
 まず1番目の「村上・六軒線」でございますが,計画延長が9,000メートル,そのうち整備済み延長が7,350メートルで,率にしますと82パーセントの整備率ということになっております。未整備区間の東大橋から6号バイパスの約200メートルについては6号バイパスの推進にあわせて,その先の玉里方面への計画については国道355号線のバイパス,百里飛行場関連の道路としての整備を県に要望しているところでございます。なお,荒金跨線橋の4車線化についても県に要望しているところでございます。石岡市市街地整備基本計画の中ではT期整備ということで挙がっておるところあります。
 続きまして2番目の「宮下・村上線」でございますが,計画延長が4,600メートルでございますが,全線未整備ということになっております。当該道路はほとんどが県道下館線と重複しておりまして,県道は店舗,住宅が密集しておりましたり,いまだ手つかずの状態でございます。でありますが,まちの中のマウンドアップ舗装の改修等を県に要望をしているところでございます。これの整備順位でございますが,石岡市市街地整備基本計画の中ではV期整備ということぶ挙がっているところでございます。
 次に3番目の「愛宕下・根当線」でございますが,いわゆる石岡有料道路でございます。計画延長が5,700メートルで,全線が整備済みということになっております。現在は無料化に向けて県に要望をしているところでございます。
 4番目といたしまして,「別所・行里川線」でございます。計画延長が4,170メートル。全線未整備ということであります。有料道路の料金所西側から府中中学校の南側を通り,常磐線を斜めに横断し,行里川に通じる,ほとんどが新設道路でございます。市街地整備基本計画の中にはT期・U期というようなことで整備計画の中には挙がっているものでございます。
 次に5番目の「幸町・正上内線」でございます。計画延長が4,610メートル。整備済み延長が1,510メートルで,整備率にしますと33パーセントの整備率になっております。平成15年5月末に,美野里町の大谷から石岡市正上内地内の村上・六軒線までの1,220メートルの間の整備が終わったところでございます。整備順位ですが,これは石岡市市街地整備基本計画の中で,場所によりますけれども,T期・U期・V期というようなことで挙がっておるところでございます。
 6番目の「若松・行里川線」ですが,これは県道常北線でございます。昨年度,泉橋が完成しまして,残すところ泉橋から国道355号線までの350メートルの区間でございますけれども,平成15年度,県において事業認可に向けた調査費が計上されたところでございます。現在は地元説明会に向けた準備を進めておりまして,9月5日に説明会をする予定で調整をしているところでございます。これの整備計画は,基本計画の中でT期・U期ということで挙がっているところでございます。
 次に7番目の「駒潜東・曲松線」でございます。これは現在の6号国道でございます。計画延長が5,550メートル。うち620メートルが整備済みで,整備率といたしまして11パーセントでございます。これは恋瀬橋の架け替えに伴った整備ということになっております。市街地整備基本計画の中ではV期整備ということで挙がっているところでございます。
 続きまして8番目の「停車場・元真地線」でございます。計画延長が880メートル。駅前から355号線までの440メートルが整備済みということになっております。それからその先の石岡小学校へ向かう路線については未整備ということでございます。これは市街地整備基本計画の中でV期整備ということで挙がっております。 
 9番目の「停車場・泉橋線」でございますが,計画延長が280メートル。全路線整備済みということになっております。
 10番目の「金丸・宮下線」でございますが,計画延長が1,500メートル。全線未整備ということでございます。1,500メートルのうち910メートルは県道筑波線で,残り路線は旧コーキ脇から石岡ステーションパーク南側へ通じる路線で,計画幅員は11メートルとなっておるところでございます。計画路線のうち310メートルが新設で,寺院,墓地等が多く,住宅が密集している路線でもございます。市街地整備基本計画の中ではV期ということになっております。
 11番目の「金丸・貝地線」でございますが,駅前から6号国道へ向かう路線でございます。計画延長410メートル。全線整備済みということになっております。
 12番目の「金丸・富田線」でございますが,計画延長600メートル。水戸証券脇から6号国道へ通じる路線でございまして,全線が未整備ということになっております。市街地整備基本計画の中でV期整備ということで挙がっております。
 13番目の「兵崎・大谷津線」でございますが,国道355号線から南台への進入路でございまして,面整備に合わせて整備された路線でございます。計画延長680メートルで,すべて整備されているところでございます。
 14番目の「大谷津・新田山線」でございますが,これも南台の面整備に合わせて整備された,南台の住宅街の中心をはしるメイン道路でございます。計画延長が1,520メートルで,すべて整備済みということになっております。
 15番目の「山王台・六軒線」ですが,これは国道355号線で,通称小川道街道でございます。計画延長2,230メートルなんですが,全線未整備ということになっております。ではございますが,現在,歩道の改修等について県に要望をしているところでございます。市街地整備基本計画の中ではV期整備ということで挙がっております。
 16番目の「六軒・新田山線」でございますが,計画延長1,200メートルで,平成9年度に全路線の整備を終えたところでございます。場所は石岡自動車学校前の通りということでございます。
 次に,17番目の「駅前・東ノ辻線」でございますが,計画延長1,500メートルのうち300メートルについては,駅東の区画整理事業として一部整備済みなところと言いますか,整備中でございます。これは石岡市市街地整備基本計画の中で,T期・U期ということでございます。 次に18番目の「新田山・外山線」でございますが,計画延長930メートル。これは南台区画整理事業の面整備に伴いまして,全線整備済みになっております。
 19番目の「駒込・新池台線」でございますが,これも南台の面整備に伴いまして,計画延長400メートル,すべて整備済みとなっております。
 20番目の「駅東1号線」でございますが,駅東の区画整理事業にあわせまして,計画延長380メートル,すべて整備が終わっているところでございます。
 次に21番目の「石岡・玉里線」でございますが,これが現在進めております6号バイパスということでございます。恋瀬川から中津川地区までの実施に向けての地元説明会が終わって,現在は筆界等の立ち会い等を行っているところでございます。市街地整備基本計画の中でU期整備ということでございます。
 22番目の「幸町・田島下線」でございますが,計画延長400メートル。現在調査中でございます。場所的には有料道路入り口から6号バイパスへのアクセス道路として,県が事業主体ということで進めているところでございます。市街地整備基本計画の中ではT期・U期・V期ということで進める予定でございます。
 23番目の「貝地・高浜線」。これは一部が県道田伏土浦線で,平成9年に都市計画決定されたものでございまして,計画延長が3,720メートルでございますが,全線未整備ということになっております。市街地整備基本計画の中ではT期とV期の整備ということになっております。
 24番目の「新田山・高浜線」でございますが,旧高浜15号で呼ばれていた道路でございまして,現況道路は歩道含みで12メートルとなっているとこでございます。これも6号バイパスにあわせた平成9年に都市計画決定がなされた道路でございます。計画延長といたしまして1,430メートルになっております。
 最後になりましたが,25番目の「蓬莱・傾城線」でございます。位置的には,6号国道から東大橋を通り6号バスパスへのアクセス道路ということでございます。計画延長は850メートルで,未整備となっているわけですが,市街地整備基本計画の中ではT期整備ということで挙がっております。
 路線的には25路線で以上でございますが,最初の「村上・六軒線」,それから21番目の「石岡・玉里線」,22番目の「幸町・田島下線」,25番目の「蓬莱・傾城線」は,6号バイパス及び関連道路として,ナンバー6の「若松・行里川線」は歴史の道として,またナンバー17の「駅前・東ノ辻線」は都市幹線道路として整備が急がれる路線となっているところでございます。以上です。

徳増委員長)以上で説明は終わりました。次に,ただいま説明のありました件について,ご質問,またはご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

山口委員)説明の中で,特に急がれる道路というのが何本かありましたが,この24番の「新田山・高浜線」,1,430メートルということになってますが,「特になし」ということでこちらに書いてあるんですが,いろいろ考えるのには大事な路線じゃないかなと。1,430メートル出している理由を。

都市計画課長)「新田山・高浜線」の起点と申しますか,場所的には「大谷津・新田山線」,南台のメイン道路から所橋までの区間の1,430メートルということでございます。この路線は,昔と言いますか,旧高浜15号線と呼ばれていた道路でありまして,両脇に2メートル50の歩道が確保されておりまして,車道的にも6メートルということで,機能的には十分満足している道路ではないかなと思われるところでございます。ただ,6号バイパスのインターと申しますか,その前後については,当然,6号バイパスにあわせて整備が必要とされる路線でございます。

山口委員)わかりました。あれだけの広い道路で,歩道もきちんとしてまして,利用価値というか,それを考えたときには,やはりずっと真っ直ぐね,干拓堤防通って霞ヶ浦町へ行く道路も早く計画しなきゃならないんじゃないかなと感じがするので,その点もひとつ考えていただきたいと思います。

建設部長)都市計画街路の説明でございますので。失礼します。

上野委員)この4番目の「別所・行里川線」ですけども,T期U期整備ということが書いてありますが,どこからどこまでが整備ということなのか説明してください。それから6番目の「若松・行里川線」。「若松・行里川線」っていっても,若松っていうのは,正式に若松町っていうのは,通常言ってるだけで,路線名として若宮になっちゃうんですが。若松っていうのはカスミ・ストアの向こう側なんですよね。場所が合わなくなっちゃってるんですよ。この名称について,このとおりだとすると府中中の方までずっと行くようなルートになっちゃうんですが,この呼び方もちょっとね,現在の地名に合わせた方がいいのかなと思うんですが。それでね,「別所・行里川線」についてですが,かつて木村市長の初期時代。宮部の方のね,若宮四丁目,二丁目から抜けたあの辺を西部地区開発ということで,道路もできるということでみんな,沢山の人呼んだりいろいろ説明したり,大騒ぎになったことなるんですが,結局,減歩の区画整理ということでね,****で夜中までやって頓挫してしまったんですが,道路だけはね,少なくとも若松町の,府中中学校の手前のあの信号の所から,宮部の下ですね。あそこはほとんど住宅かかるところないんですよね。田圃の谷津田みたいなところなんで,土地の買収なんかは容易だと思うんですが。あくまでも区画整理事業でやるっていう方向じゃなくて,単独で道路は道路でやれば可能なんですが。これは道路,いろんな渋滞問題の緩和にもなるし,経済的な効果も大きいと思うんですが,これどうなんでしょうかね。行里川方面,府中中学校から行里川の方はもう住宅がびっしりで大変だと思うんですが,少なくとも府中中学校の手前の信号の所から宮部の方はほとんど住宅かからないんで,是非やるべきだと思います。というのは,街の中が,ダンプその他大型トラックがね,必要ないのにと言いたいほど市内が混雑してね,渋滞してるんですけども,有料道路の問題もあるんでね。どうしても大型車が街の中とおるんですよね。この有料道路通らなくても都市計画道路ができれば下へ抜けられるはずなんで,これを何とかして実現させていただきたいと思うんですが。それから,いろいろ話し出ましたけども,8番の「停車場・元真地線」。これどういうふうにするのか。どうしてもここに道路を通すということであれば仕方ないと思うけども,大変な事業になると思うんですが,このへんについてはどうなのかお伺いしたいと思います。とりあえず以上です。

都市計画課長)まず最初に4番目の「別所・行里川線」についてお答えしたいと思います。「別所・行里川線」の先ほどのご質問の中で,有料道路から下館線までの整備を早く進めた方がいいのではないかというご質問かと思いますが,現在,有料道路は無料化へ向けて県の方に要望等をしているところでございまして,それらとあわせた中で整備をしていくのがいいのかなということでは思っておりますけれども,ただ,今のところ6号バイパスという大きな問題がありますので,それに絡めたアクセス道路等もこれから当然急がれて整備されてくると思いますので,財政的な投資額等も踏まえながら,整備についてはそちらの担当の方とも優先順位を決めて,進めて行ければということで考えております。それから石岡市市街地整備基本計画の中で,先ほど申しましたT期U期という整備になっておりますが,図面のほう見ますと,全路線がU期整備になっておりますので,石岡市市街地整備基本計画のT期U期という,そのT期をですね,これは当時の間違いかなと思いますので,削除といいますか,消しといていただきたいと思います。それから次に,6番目の「若松・行里川線」の若松という名称でございますが,確かに議員ご指摘のとおり,若宮になってるかと思うんですが,ただ当時は,この路線,表示の中で,路線名を決めて都市計画を決定しておりますので,このような名称で続けて行きたいと思っております。またこれを,若松を若宮と直す場合には,当然,都市計画の名称の変更ということになりますので,路線名としてはこのまま続けていきたいと思っております。それから8番目の「停車場・元真地線」の駅前通りの先,355号線から先,石岡小学校へ向かう未整備区間でございますが,議員もご承知のとおり,寺院や墓地,家等がかなり密集しておりますので,これを実施するということになりますと,かなりの額の整備額も必要になってきますし,また,地権者等の同意も必要になってきますので,これらの路線につきましては,市町村合併もありますので,それらを併せながら,幹線道路の整備とか,街の中の都市計画道路の幹線網と言いますか,そういう道路網の中で,廃止とか,付け替えとか,そういう見直しについて,今後検討していきたいと思っております。以上です。

上野委員)しつこいようなんですが,この「停車場・元真地線」について,どういう経緯でね,どういう見込みがあって,昔のことで大変恐縮なんですけどね。担当者は全然もう,十代以上も替わってるかも知れないんでね。どういう見込みがあってこういう計画道路の線を引いたんだか。何百件ものお墓,3つのお寺の墓地を退かさなきゃならないんですが。私は無謀な計画だったと思うんですけれども,何かあったんですか,これ。お金や予算だけで済む問題じゃないだよね。祖先のお墓を根こそぎ退かすということだから。しかも由緒のある,長く続いたお寺さんを移動させるというのは大変なことだと思うんですよ。東耀寺,本浄寺,照光寺とね。どういうことでこういう路線引いたんだか,私,想像もできないんですけど,何かありましたか。それとね,「別所・行里川線」の一部のことですけど,優先順位があるということだけど,優先順位で言うと,出し山の下の,田圃の道ですね。あの部分とか。みんな無いよりはあった方がいいんですけども。あと,若松町の…,山王川沿いに大きい道路できましたけども,あれとの関連で言うと,どちらが優先順位だって言って,私,いくら考えたって,この都市計画道路の一部であってもね,一部でありますが,「別所・行里川線」の整備の方が大事だったと思うんですが,そのことについてちょっとお伺いしたいと思うんですが。

都市計画課長)まず8番の「停車場・元真地線」の,なぜ都市計画決定したかという経緯でございますが,この路線は昭和28年5月9日に都市計画が決定されたところでございます。私も当時いたわけではございませんので憶測になってしまうんですが,当時,この先は旧市役所があった場所なので,その市役所を中心にした道路網の整備ということで,このような計画がなされたのではないのかなと思うところでございます。それから4番の「別所・行里川線」の行里川の下道の整備でございますが,この田圃の舗装になっているところ…

(「いや,府中中学校の下。家かかっても1軒ぐらいなんだよねえ。田圃も作ってないところばっかりなんで。地盤の問題はあるけども,こっちの方,買収なんかは早いと思うんだよね。減歩の区画整理じゃいつになったって終わらない」と呼ぶ者あり)

都市計画課長)府中中学校から有料道路へ向けました「別所・行里川線」でございますけれども,先ほど委員さんが申されましたように,この若宮地区の区画整理事業も中止というようなことになっておりまして,区画整理ではできないと。カイガンというようなことで整備を進めるということになってくるかとは思いますが,先ほど申しましたように,石岡市としては,とにかく6号バイパスのアクセス道路の方にかなりの金額が投入されるかと思います。そういう中で,今後といたしまして,整備の重要性を決めた中で整備を進めていきたいと思っております。

上野委員)都市計画道路は大事だけども,6号バイパス関係のアクセス,******から待ってくれということが,優先度,ちょっとこういうことで延ばしてくれということだと思うんですが,ちょっとお伺いしますが,6号バイパスの道路の脇に側道ありますよね。あれは国の方でもつのは4メートルだと思うんですが,幅員がですよ。今の時代,4メートルでは女性も運転するし,乗用車も大型化してるんだよね。よほど技術がいるんだよね。交互交通するの。少なくとも5メートル。当初6メートルなんていう希望もあったようですけど,4メートル以上の幅員の拡幅については市の方で負担してくれと。各自治体で負担してくれという話しがあったそうですが,これは幅員はどういう計画になってますか。

6号バイパス推進室副課長)現在,6号バイパスの側道関係でございますけれども,現在,地元の方に設計説明の方を出しております。その中で,地元の方からですね,具体的な要望として,側道について,国より拡げてくださいという要望は,まだこちらの方には届いておりませんが,個々にそういうお話を,個人的にされている方がいるのは確かでございます。ただ,地区または区とかいう単位でわれわれの方にまだそういう要望はございませんので,そういったものがございましたら,委員会の中でもご報告しましてですね,地区として,そういう側道をその中の中心的な道路に据えてしまいたいという考え方もあるかと思います。そういう場合には,そういう対処の方も市としては考えていかなければならないと考えております。また,国の方の考え方ですけれども,国としては,幅員としては現道が4メートルもないところがほとんどでございます。それに基本的には,ある一定の土地,いままであったところに入れる道を補償するというような考え方ですので,国としては,4メートル以上については難しいんだというようなことでございますが,市としてもできるだけこれについては検討していきたいと考えております。以上でございます。

金井委員)この都市計画街路なんですが,都市計画道路の一覧表でね,こういう資料を作る場合には,整備済みのやつは別にしちゃった方がいいと思うんですよね。例えば3番とか11番とか13番とか14番とか16番とか18番とか19,20ですか。もう整備済みなんだから,それは除いてしまって,今からやるところを一覧表にした方が分かると思いますので。じゃないとね,整備済みのやつも入ってて,非常に見づらいし分かりづらいというふうに思います。それからですね,いまほかの委員さんからも出ましたが,たとえば22番の「幸町・田島下線」ね。これ6号バイパスのアクセス道路として計画されてますが,この先,高浜へ向けての道路を県でやらせるとかやらせないとかいう話しもあったわけですよね。その関係はどうなっているのか。これを聞きたいと思うんですが。だからいま,側道の問題と併せまして,地元から要望が正式に出てないというような話しもありましたが,だいたい各地区の地権者はね,市内全体の道路体系考えてね,側道をどうしようかなんて考えてないと思うんですよ。やっぱりそういうことは担当の建設部で考えるべきことで,そういう要望を担当の方でまとめて「こういうふうにしたいから」ということで,地元の人の署名でももらって国へ出すということが行政のあり方じゃないかと思うんで,私は逆だと思うんですよ,いまね。要望がまとまって出るなんていうのは工事が始まってからの話しですから。有権者が考えるのはね。それじゃあ道路はできないというふうに思います。これは意見ですが。とりあえず以上です。

建設部長)「幸町・田島下線」につきましての,その延長の路線の考え方でございますが,かねてご説明しておりますように,現6号国道からバイパスの部分については6号バイパスのアクセス道路で都市計画決定されておるわけでございまして,そこにつきましては,それに合わせて実施するということで決まっております。その先の三村の平和橋までの部分につきましては,いろいろと市の方でやりたいということでお願いはしてきておるわけでございます。実際に測量も,路線測量かと思うんですが,これも入って,全線が終わっておるわけでございます。なかなか進捗をみない状況にありますので,県の方に再三にわたり要望をしているわけでしたが,先月ですか,県の道建,あと土浦土木事務所と再度,実施部門の打ち合わせをしまして,平和橋までの間につきましては6号バイパスに合わせまして県で実施するということに決定されております。「お願いします」ということで返事をしております。市の方といたしましては,とりあえず今年,路線測量に入りたいと考えておりますが,所橋の高砂屋のところから堤防を通りまして愛郷橋へ抜ける路線,これにつきましては現在路線測量を発注済みでございます。それからその高浜駅に通ずる間につきましては,一応予定線はあるんですが,国立公園,あるいはそういった難しい面もございますので,地元と十分話し合いしながら路線を決めていきたいというふうに考えております。高浜駅を通り越しまして,平和橋へ向かう地点につきましては,北根本の集落から入る路線を現在測量して,できればこれも市で実施して,県に合わせて実施していきたいというふうに考えております。そういう形で現在のところ,整備路線が,県と市の整備路線が,その部分につきましては先月で決定いたしましたので,それに沿って市で整備に当たって参りたいというふうに考えております。それからもう一つの側道の件でございますが,委員さん仰るとおりでございます。たしかに市内全域を考えた中での側道の整備なんていうのが地元から上がってくるかと言うと,まず上がってこないと私も考えておりますが,事前には,私どもとしても必要なものにつきましては常陸工事事務所のほうと話ししております。やはりそういった段階で地元におろしまして,地元では,本当に市が必要なものと地元が必要なものが一致しているのか,あるいは重なってしまっているのかというような検証も必要かと思いますので,そのへんにつきましては委員さんのご意見を十分頭に入れながら,今後,常陸工事事務所と折衝して参りたい,市長の方に説明して参りたいと考えております。以上です。

金井委員)いまの話は了解しましたが,9つ整備済みなんで,いまからやるのは16路線ぐらいだと思います。その中でね,「愛宕下・根当線」,有料道路は30年かなにかに無料化になると思ったんですが,何年ですか。

建設部長)平成23年です。

金井委員)それ以前の無料化は難しいようですが,現在はどういうふうな考え方になっているのか。それを改めてお尋ねいたしたいと思います。それからですね,いま,6号バイパスに合わせて高浜方面への道路についてお答えいただいたんですが,それは結局,平和橋の方から来てストップになってる部分は,市の方で北根本の下,田圃の縁を拡幅して流すというような形になるのか。貝地から高浜へ行く道路へね,上がるやつが上がらないのは地権者のことですので,これを考えないと,やっぱり整備しても橋が渋滞すると。高浜の愛郷橋のところと同じになっちゃうので,そのへんについてお考えを聞きたいと思うわけでございます。それから私が聞いてる話によると,県でね,高浜の小学校の裏の,城南中学校から昔,県で計画した道路を県でまたやるというような話が出てるというんですが,もしその計画が県でやるなら,早急に区画整理を中止して,それで県にやってもらうということが,6号バイパスの関係,あるいは市内の渋滞を考えると一番いいと思うので,そのへんをお伺いしたいと思います。

建設部長)平和橋から県道の方へ上がる路線につきましては,現在も路線としては整備する予定にはなっているわけでございますが,非常に現在,難しい状況になっております。できればなんとか6号バイパスの進捗に合わせて,有料道路から平和橋へ行く路線と,上と下を結ぶ路線が県道,市道の区別は別にいたしまして,やはり委員さん仰るとおり,必要なことになってくるのではないかというふうに考えておりますので,この路線につきましては,現在,市長を交えまして考えておりますので,一刻も早く公表できるように,委員会の方にご相談したいと。まだ最終の件につきまして市長とのつめができておりませんので,その点につきましては誠に申し訳ございませんが,考え方としては委員さんの考え方と同じでございます。それから田伏線の県道の,富士見台への都市計画街路でございますが,これも先月にやはり県とお話ししまして,もうすでにご存じだと思うんですが,高浜小学校の付近に県で道路整備のために取得した用地がすでにございます。そういう考えもあるとは思うんですが,やはり県も都市計画街路として決定した経緯もございますし,愛郷橋を上へあげていくという考え方につきましては,再度,県は「これで行くんだ」というようなお話でございますので,市としても,先に委員さん仰ったように,区画整理の方を早く結論をつけないとその分だけ遅れてしまうというふうに考えておるわけでございます。その点につきましても,できるだけ早いうちにやりたいと考えております。ただ,城南中の前を通りまして入る路線につきましては,県の単独予算でもやるんだという強い意気込みでございますので,私どもはそんなことを待っていてはいつになるか分からないので「下の方へ橋を架けてくれ」ということでお願いしたんですが,「どうしてもやるんだ」というような意気込みでございますので,県の方ができるだけ早く整備に入れるような環境整備が,市でも必要になってくると考えておりますので,その点につきましては委員さんのご指摘のとおりでございますので,結論を早めていきたいというふうに考えています。続きまして有料道路の無料化につきましては,かねてから商店街あるいは市の議員さんも同様でございますが,根強い無料化の要望がありまして,市としても本腰を入れましてこの2,3年やったわけでございますが,非常に県の態度がはっきりしないというような状況にございます。が,私どもとしては合併前に無料化を実現させたいということでやっております。同じようなことで,さいたま市の方で有料道路を無料化した経緯がございます。また,長野県の方にもあるそうでございますので,そのへんの状況を考えながら,資料の収集をしながら,力強く働きかけていきたいということで考えておりますので,この先,委員会あるいは議会の方のお力も必要になってくると思いますので,よろしくお願いしたいと思います。私どもとしては是非ともやりたいというような意気込みでやっておりますので,もうしばらくお時間をいただきたいと思います。今の段階では8−2ぐらいで無料化にはならないというような感じはするんですが,何とか,合併前に,8億円から9億円ぐらい未償還金がございますが,ある程度私どもの方もお金を支出することもやむをえないのかなという考えもございます。これについてはまだ検討してませんので,詳細についてはご容赦いただきたいと思います。とにかく合併前に何とか道筋ができればというふうに考えておりますので,よろしくお願いしたいと思います。ちなみに,さいたま市の有料道路は橋ですから52億円ぐらいかかりました。石岡のは50億円だったそうでございます。それを半年で県の方が了解をしたということの経緯もありますので,やる気になれば半年でもできるのだなと思って帰ってきたところでございますので,そういった資料を県へあげながら「実際やってるところもあるんだ」ということで,資料の収集も図りながら,市の方の財政面での負担も,どの程度耐えられるのか,財政とも協議しながら話しして,実現に向けて働きかけていきたいというふうに考えております。

上野委員)いま有料道路の話が出ましたので,ついでにもう一言。「別所・行里川線」。この別所というのが私,以前は分からなかったんですが,最近になってやっと「ここも石岡市だったのか」とやっと分かったんですが,恋瀬川の府中橋渡って,すぐ左へ曲がる,あの辺一帯を別所っていうんですね。聞くところによれば,杭打ち終わったんですよね。千代田インターのところから曲がる道路。あの工事と府中橋周辺の「別所・行里川線」の直線じゃないのは分かったんですが。橋を通ってくるのは。いつ頃の工事なんですか。これ関連で聞くんですが。何ていう名称だか分からないけど。

土木課長)いま委員さん仰る路線は,千代田の榊屋さんあたりに入ってくる,あと,府中橋を渡って有料道路へ向かう路線であります。通称でいうと「石岡・筑波線バイパス」と呼んでおります。石岡地内は大分,もうほとんど用地買収が進んでいるようですが,千代田側が幾分残っているかと思います。それで今年度は,発掘調査を予定しておるようです。県の方では。買収と発掘調査を予定しております。完成年度ということになりますと,ちょっと今のところ,私どもでも先ほどの田伏線バイパスと合わせて強く要望している路線でありますので,早急の工事の着手をお願いしている段階であります。以上です。

鈴木委員)各委員からそれぞれの質問が出まして,大体了解いたしましたが,一点だけ,ちょっとお伺いといいますか,要望したいことがあります。先ほど金井委員からもお話ございましたように,この計画路線の中で9路線は整備済みでございます。したがいまして16路線が残っているわけでございますが,その残っている16路線の中で,これから先5年10年,この中では16年以降も入っているようですけれども,例えば先ほど上野委員からお話ございましたように,「停車場・元真地線」,また「金丸・宮下線」とか,将来に向かっても到底できないだろうという路線が何路線かあるわけでございます。その路線について,今後,都市計画道路として認定しながらずっとやっていくということになりますといろいろなことに支障を来しますので,もし将来に向かっても駄目だということであるならば,路線の廃止をするとか,なにかそういう方法をとらないと,これから新しい路線を作るについても駄目なんだなと,そういうふうに感じておりますので,このへんについて,担当部長の方で今後とも,つめをしていただきたいと,こういう要望をしておきます。

建設部長)そういう形で,都市計画課長を含め私どもも考えで,早ければ合併するのをチャンスと捉えまして,廃止するもの等につきましての,まずきちんと説明すべきだろうと。考え方を。そういう考え方です。優先するものについては決まってますので,先ほど都市計画課長の方からご説明したようなことで進めていきたいと。廃止するもの,できないものについてはもう歴然と分かっておりますので,これらにつきましては,若干の事務的なもの,あるいは住民説明が十分に必要になってくるかと思うんですが,合併を機に,廃止,あるいは代替えでできるものについては代替えを考えるというような事務的な形で進めて参りたいということで,やっていきたいと思います。

金井委員)先ほどちょっと言い忘れたんですが,6号バイパスの倍率が高い図面は建設部の方で持っているんでしょうか。全体のやつがあるのかどうか。

6号バイパス推進室副課長)地元説明会で使っております図面については,うちの方で預かっております。ただ,コピーとかっていうのはちょっと。今,常陸工事事務所の方から「閲覧は自由に見せていただいて結構です」ということできておりますので,もしご要望でしたら,こちらの方でご覧いただければ。

徳増委員長)暫時休憩いたします。

           (委員会室における,6号バイパスの図面の閲覧)

徳増委員長)会議を再開いたします。

6号バイパス推進室副課長)それでは図面がありますので,図面について簡単に説明させていただきます。図面こちら側が千代田側になります。そこからこちら側が県道田伏線の交差まで。これが今,地元説明会が開催されたところでございます。それで,千代田側の市川地先,ここのところですけれども,現6号国道があるところにカーブに入っていくところで分かりまして,水戸方面へのバイパスと。このジャンクションについては変則ジャンクションでして,東京方面から来た人はそのまま市内の方に入れるんですけれども,市内の方から来た人は,こういうふうに廻って入っていくようになります。水戸方面から来た人がここで下りることができないわけです。水戸方面から来た人は,手前の「幸町・田島下線」とぶつかりますので,ここで下りていただいて,現6号と交差したところから市内へ入っていただくということになります。それから,こちらから来た人も直接,三村方面の方から来た人はここから直接東京方面へ乗れません。これは,こことここと,橋の脇と現道とが近いものですから,ここに上り下りを入れますと,急勾配で雪や何かのとき危ないということで,こちら側で廻っていただいて,こちらから入っていただくというような形で,この場所とここの場所とこの場所3つでもって1つの交差点というか,ジャンクションが形成されるようになります。

     (「距離はどれぐらいなんですか,スタンドのところ」と呼ぶ者あり)

 400メートルなんですね。大体これが100メートルですので。こちらがちょうど,これが飯岡線でございます。湖北水道から下がってくる飯岡線は,この地区から,ここまで盛土構造になっておりまして,このへんから切土構造になります。ここは,飯岡線がボックスで下に入ってきます。

                     (テープ反転)

 水戸方面,東京方面から来た方は,こういうことも可能ですし,こういうことも可能となります。まわりにちょっと変わった色の橙色っぽい,ピンク色に見えそうな色のやつがありますけれども,これが歩道,こちらですね,中側にもはいってます。ずうっと。そういうやつです。これが歩道になります。この部分が,車道と歩道付きです。両側に。一般国道でありますので,通常の人も通れるようにということで,歩道がついています。ただ,歩道については,なるべく交通事故等がないようにということで,ここの,盛土になっているところの上側と下側に離すという形で,交通事故が起きないということで,離すような形になってます。その後ろ側に,現道を保障するための側道が付くような形になります。ですから一部,うちの方でもいま要望してるんですけども,かなり長いスパンで歩道が現道にタッチしない部分がございますので,「側道でもいいのですから,あまり長くならないでタッチするようにお願いしたい」という要望はしております。

           (「高架式になるのはどこの部分」と呼ぶ者あり)

 こちらが高架というか,盛土のところです。この辺からですね,ここがちょうど現道を利用してきますので,レベルは。ここがガタンと落ちますので,ここから盛りはじめます。ずっと盛って,ここから橋に,このへんから橋になってます。これはずっと盛土です。こちら側は高いので,半分切って,半分盛土という形になります。田島から水道組合の方。この辺が,ちょうど別れ場所になります。飯岡線を過ぎてちょっとのあたりから,切土と盛土の境になると。

      (「これ全部,美野里行くまで全部,両側歩道が付くの」と呼ぶ者あり)

 付きます。構造的には両側歩道なんですけど,これはなるべく,歩道は上の方にあったり下の方にあったり。車と接触しないように。

      (「アクセスのところなんか,どういうふうになるの」と呼ぶ者あり)

 ここはちょっとアクセスの部分ですけども,歩道は歩道で,下にタッチするような感じで,こう,一旦切れるような格好になるんですけれども。切れてまたここから始まると。道路を渡って。

     (「三村方面から来る人は盛土の下をくぐってくるわけだろ」と呼ぶ者あり)

 そのようになります。ここに緑地帯がずっと続いた下に歩道がずっと続いてる場所と,このへんみたいに,ちょうど橋を渡るところは一帯にくっついていたり。歩道は3.5,3.5で。

        (「歩道は付いても高企画道路って言うのか」と呼ぶ者あり)

 基準なんでしょうね。逆にそういうふうにしないとできないっていうことで。基本的にはこういうことで決められているんでしょうから,その中で割り振りして。

徳増委員長)ほかにご発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,次に,歴史の道(にぎわいの道)整備事業の概要についてを議題といたします。本件については,執行部から説明をお願いいたします。

土木課長)それでは私の方から歴史の道整備事業について説明申しあげます。一応,資料としては,整備事業の概要,それから位置図,次に3183号線の道路断面図,それから3183号線のポケットパークの,これはイメージ図でございます。それから平成16年度の0205号線の断面図,それから0206号線の,ポケットパークのイメージ図がございます。また,ペラ1枚で,歴史の道の対象路線のカラーのコピーがございます。それでは私の方から概略で説明させていただきます。歴史の道については,平成13年2月に策定された,石岡市中心市街地活性化プランにおいて,中心市街地活性化のための,数ある方策の1つとして,歴史の道の整備というものが提案されております。平成15年の3月にですね,歴史の道づくりのコンセプト,すなわち歴史の道づくりのための方針が示されております。中心市街地活性化プランにおいては,まちかど情報センターを中心に,9.3ヘクタールの計画区域を対象にしております。その中で,歴史の道は,国分寺・神栄跡地周辺,それから国衙跡・総社宮周辺,それから北向観音周辺の3か所の拠点と,石岡駅,まちかど情報センターをつなぐルートを,歴史の道づくりとして進めて,そして町なかの回遊性を図り,観光客をはじめとして,町なかの人通りを増やして,中心市街地の活性化を実現しようと,そういうことでございます。平成15年度の実際のそれでは事業といいますが,石岡市道3183号線でありますが,資料の2ページの赤い部分が3183号線でございます。通称では金丸寿通りと呼んでおりまして,長さにして230メートル,幅は8メートルを計画しております。構造上で申しあげますと,車道部について排水性舗装を考えております。排水性舗装というのは,最近,国道6号などで多く使われておりますが,最低でも2層以上のアスファルト舗装になり,1層目では雨水が通過し,2層目で両側の側溝に流す構造となります。ですから,表面の水溜まりができにくい構造であります。そして,この舗装については空隙が多くございまして,その空隙によって音が吸収され,騒音が少ないとされております。また,歩道については自然石貼り舗装ございます。また,歩道部においても,歩道とは言いながら,車両等が乗り上げ可能なような路盤の構造といいますか,なっております。事業の予算ですが,事業の予算としては7,400万円を計上しております。これは工事費のみじゃなくて,委託費,事務費を含んでおります。そして,その工事費の中にはまた,ポケットパークの整備も含まれております。市道3183号線のポケットパークとしては,中町商店街駐車場の一部を利用して計画しております。ポケットパークについては,休憩等ができるような,あるいは歓談等ができるような設備を持っているって言うんですか,木陰とか,あるいはベンチとかを設けて計画していきたいと考えております。事業費の7,400万円でありますが,平成10年,5年度から,うちの方としては県の方に対して要望を行っております。それで,15年4月には,今年度の4月には内示を受けました。また7月には交付決定も受けております。実際の名称は,地方道路整備臨時交付金でありまして,補助の内訳は,10分の5.5が補助金でございます。7,400万円の事業費に対して,補助金としては4,070万円を見込んでおります。また,今回のその補助の内容によって,通称ではにぎわいの道整備事業と呼んでおります。次に,平成15年度の単独事業としては,先ほどの中町商店街駐車場のポケットパークから国道355号へ抜ける市道3206号線について計画をしております。2枚目の位置図の,緑の部分でございます。この路線は,側溝を含んで3.7メートルぐらいです。長さは88メートルございます。既存の側溝は,まだまだ十分使えるものであって,側溝等を替える考えはございません。ただ,舗装については,ここについては透水性の考えております。歴史の道づくりのコンセプトにおいても,整備設計のポイントとしては幾つか挙げられているわけなんですが,その中では自然素材の活用や,水循環への配慮などがありまして,計画した次第です。透水性の舗装について言うと,従来は公園内の通路などに使用されて,ケイカチュウの舗装の構造って言っていいんですか,路盤面なんかの心配があるわけなんですが,最近においては,表層の素材の改善などによって,信頼性が高まってきているものもございます。次に,平成16年度ですが,市道の0205号線。長さにして330メートル,幅6.5メートルを予定としております。0206号線は,通称神社通りと言われております。昔で言いますと土橋通りになります。位置図においてはオレンジで示された部分です。幅員として6.5メートル,長さが330メートル。車道部,歩道部とも透水性舗装ということでありますが,まだ決定しているわけではございません。検討事項ということでございます。また,ポケットパークも1か所ということですが,旧保健所跡地の,いま駐車場になっている部分の一部をポケットパークに予定しております。事業費としては1億500万円を見込んでおります。次に,平成17年度,15年度の続きになりますが,金丸寿通り,これが市道3183号線と3220号線。長さで190メートルと50メートル。合わせて240メートルございます。この路線については,平成15年度に補助をもらえるということで行っておりますが,この路線については若干幅がないために補助対象にならないのではないかと考えております。ですから,同様の手法でできるかどうかということが心配されております。いずれにしろ,事業費なんかについては,私どもの方でもよくよく精査しながらやっていきたいと考えております。簡単ではありますが,以上でございます。

徳増委員長)以上で説明は終わりました。次に,ただいま説明のありました件について,ご質問,またはご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

上野委員)まず,「通りの名称は石岡市通り呼称選定委員会答申(昭和54年10月18日)による」って書いてありますけども,これはざっと見てね,歴史の道っていうけど,町なかの歩いていけるところだけが対象なんですか。これ教育委員会で取り上げるような内容なんですけど。国分寺が出てきたから当然国分尼寺だって出てきてもいいはずなんだけど,これに載ってないし,北向きの観音様のってるけど舟塚山古墳なんて全然ないもんね。石岡市の歴史の道っていうなら,こういう大事なところ抜かして,中心のところだけやってもおかしいと思うんだけども。ちょっと説明ください。

土木課長)これはあくまでも市全体の構想ではなくて,中心市街地活性化のための構想でございます。中心市街地のエリアを決める段階で,これはもちろん,私どもでの提案ではないわけですけど,そのエリアを決めるための段階において,拡げれば拡げるほど整備はたくさんになってくるわけなんですけど,狭いところで目的のあるものを選んだということでございます。ですから,本来,中心市街地活性化なんかだと,市の大きさにもよるんでしょうけど,もっと狭い部分をエリアとして掴んでいるのが実情だと思います。ほかの市については。ただ,石岡は大きくしてしまったのは,いま言ったような国分寺とか,国衙とか,北向いの観音堂,やはりメインテーマとしてって言うか,そのへんでPRのための方策として挙げているんじゃないかと思います。もちろん,議員さんが仰るように,これだけじゃなくて,ほかの国分尼寺とか,歴史の話になると私も弱いんですが,そういった部分についてもこれに合わせて,繋がりを持たせるような考えは必要かとは思います。あくまでこれは,中心市街地を小さく捉えて,できるだけ狭くっていうんですが,結構広くなっちゃったと考えております。

上野委員)市道3206号線,長さが88メートル,幅3.7メートル。これは中町通りの狭い…,これは…。

            (「ムラヤマの前です」と呼ぶ者あり)

ここだけ細いところ指定して,ほかはないっていうのはどういうことなんですか,これ。

土木課長)私も中心市街地活性化プランのワーク委員になってることもありますが,全体的には企画課の方での提案でありまして,なぜこれがなったのかということになると思うんですが,私の方では要するに,355号,中町通りと金丸通りを結ぶ路線がね,幾つかある中で選んだということなのかと思うんです。たしかに1つの路線について私の方でお答えできないのが歯がゆいんですが,この歴史の道の対象路線というのは,中心市街地活性化プランの中で示されたものを私の方でもそのままコピーしたものなんですが,1つ1つの路線については,回遊性があるということを考えて選んであると私は考えております。

上野委員)ここに大したことが書いてあるんだけども,「歴史のみちは,街なかの3か所の拠点をむすび,人通りを増やし,中心市街地の活性化を図ろうとするものである」と。人通りを増やすため,買い物客を増やすため。それはいいことなんですが,ここまで自宅から歩いてくるわけじゃないんで,いくらこういう事業を計画してもね,車停めとくところなければ,お客さん歩いてくれないんだよね。安心して停められるところなければ。駐車場。これ,通りを整備するのはいいんですが,車停められなければ何にもならないですよね。地域のエゴっていうのかなあ。この通りのことで言ってるんですよ。いま言わんとする3206号線。このことで言ってるんですが,金丸町の通称寿通りとか言うね,金丸の。ここの商店街で買い物する人が,たまたま3206号線の付近に駐車場があるんですね。商店街で借りたんだろうけど。本当に狭い道路,4メートルもないようなところね,置くところないからそこに停めると,「そっちで買い物するのに何でこっちに停めるんだ」とすごい剣幕らしいんだよね。お互いにライバル意識もいいんだけども,こういう商店街でも通りが違うと目くじら立ててね,怒鳴りあってるっていうんですよ。お客さんに対してね。こんなことやってたんでは人なんか来ないんですよね。だから安心して,気兼ねなく停められるところをつくらないと,人通り増やすって言うけど絵に描いた餅になると思うんですけど,どう思いますか。

徳増委員長)上野委員,今日は歴史の道の整備のことですのでね。拡大解釈しての質問になっちゃうと思うんです。そうすると執行部側で答えられない範囲になってしまうのではないかなと思いますので,そのへんのところはご了解願いたいと思います。

建設部長)委員さんのご質問にお答えいたします。たしかにご指摘のとおりだとは思うんですが,これは,今回の歴史の道の整備につきましては,2001年の2月に企画課で出しました中心市街地活性化基本計画活性化プランの中で,歴史の道の部分,その部分だけを建設部の方で請け負いまして。企画からですね。企画で委員会を開きまして,こういうもの,「歴史の道づくり基本コンセプト」というのが委員さんの方に行ってるかと思うんですが,こういうものにつきまして,企画でつめまして,私どもの方で,実施部門で実施に移されてきたということで,工事をする,極端に言えば中心市街地の道路の市道であるがために,建設部の方で整備するというようなことでございます。ご指摘のとおりでございまして,駐車場の問題も,この中に入ってるかと思いますので,それら等につきましても企画の方にお話し申しあげたいと考えております。私どもの方でも,都市計画の方で,駐車場の整備の方も現在,まだ基本計画もないわけですが,そういったことも踏まえてはおるんですが,ただ,非常に気になりますね。ここ2,3年,町うちの中のお店がなくなりまして,個人の駐車場が増えているというような判断の上に立っての,駐車場がない,現在のところ中心市街地どうするんだというような答えは企画の方でも出ていないようでございますので,その件につきましては企画の担当の方にただ今の意見を告げていきたいと。私も道路を整備しただけでは人は集まらないとは思うんですが,氏の計画でございますので,そのコンセプトに挙げられている形で,できるだけ整備に当たっていきたいと思います。たしかに車道と歩道が一体化されますので,景観的にはいい道路になってくるのではないかと考えてはおるんですが,それが直ちに活性化に繋がるかということになると,建物も含めての歴史の道だと思いますので,そのへんも重要な部分になってくるかと思います。今回は企画の方で総務企画委員会の方に説明したと。本当は私は合同でやりたかったんですが,説明は次だということでございますので,今日,遅くなりましたが都市建設委員会の方で,私どもが実施する内容についてご説明をしておきたかったということでございますので,ご了解いただきたいと思います。

金井委員)いまのに関連するんですが,舗装し直すわけだよね。排水性のものに。透水性ですか。神社通りのほうもね。車道が4メートル。右側50センチメートルの縁石があって,左側に2メートルの歩道があって。寿通りは車道が4メートルの,両側に2メートルの歩道があって一体になってると。両側は御影石貼りでつくるわけでしょ。歩道の部分は。それで車道の部分は排水性舗装にすると。ということで,このマルチスリット側溝っていうのが両側から2メートルの部分にできるわけだよね。さっきの説明で,いまのU字溝はなおさないと。すると,2つの側溝の関係はどうなるの,これ。

土木課長)U字溝を直さないというのは,平成15年度の3206号線でございまして,ムラヤマさんの前はU字溝が新しいので,私どもでは直す気がないということで。それで,3183号線,いまの寿通りについては,いまあるU字溝を中側に入れることによって,そのU字溝の道路側に電柱が立ってるわけなんですが,それを幾分,U字溝1本分かも知れないんですが,家というか,民地の際まで持っていって,幾分ですけど広く利用したいというふうに考えています。ですから,U字溝は今は民地の際についております。そして電柱が立っております。それで車道になっているわけなんですが,いまのU字溝は取りあえず壊します。それで2メートルぐらい中側にいれます。そうすると民地との部分が空きますので,そこを歩道として利用するわけなんですが,できるだけ電柱を今度は民地側に寄せると。側溝1本分ですけど寄せて,それで広くして使うと。

金井委員)それでね,先ほどの上野委員も触れていた中町の商店街の駐車場あるよね。あれは商店の移転した土地を借りていると思うんだけども,借り手とかそういうのは,作ったのは市で補助出して作ったと思うんですよね。今どうなってるのか。地代とか管理とか。そこを今度はポケットパークを作るわけでしょうよ。駐車場の入り口に。そうすると駐車台数は減るわけだ。使いづらくなると。そのへんはどうなってるのかと感じてるんだけど。

土木課長)ポケットパークを予定している駐車場は,商店街で借りていると聞いております。企画の方で,商店街さんとの方との話し合いがもたれて,うちの方にポケットパークをと,いう形です。実際の持ち主は,ちょっと定かでないんですが。個人のこと申しあげて申し訳ないんですが,白菊さんで持っていると思うんですが。私の方では,直接持ち主さんの方とは確かに全然お話しはしておりません。また,商店街さんとのお話しも,企画の方だけで終わっております。ただ企画からは「大丈夫,ゴーサイン」ということで聞いております。実際にはそれで,私どもでは最終的に道路部分しか管理はできないと考えております。

金井委員)じゃあもう1つ。土橋通りもね,保健所跡地の駐車場の一部にポケットパーク作るわけだよね。あそこへこういう施設を作る必要性はね,私はないと思うんだねえ。だって,真っ直ぐ行けば市民会館で,その手前にはお寺さんもあるし,こういう小さい,子どもが座るぐらいのものを,お金をかけて,駐車場の一部に作る必要性があるのかなと思うんだよね。企画で考えたからそれを請け負って整備するんだということでしょうが,どうですか,これ。

土木課長)いま,15年度はポケットパークを作るということで進んでいるわけなんですが,たしかに議員さんが仰るように,短い,300メートルぐらいの距離の中で,先に行けば市民会館があると,広場もあるんだということになります。よくよく,計画については企画と合わせて,私どもでももう少しすり合わせをしていきたいと考えております。

徳増委員長)暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

徳増委員長)会議を再開いたします。この歴史の道につきまして,ほかにご発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,特別に「その他」で何かございましたら,挙手によりお願いいたします。

上野委員)2項目ほど質問いたしますが,まず都市計画課が管理しているステーションパークの脇の駐車場ね。料金の問題なんですが,最近,大小路の丸通の裏の駐車場ですね,あそこも大幅に駐車場の代金さげたんですよ。それと1日幾らというのも下げて安くなったんですが,そうしたら今度はプラザホテルの前も1日500円なんですよ。1日停めてだよ。しかも夜中の1時までは500円なんですよ。1日停めてね。こういう状況の中で,ステーションパークの脇は30分までは無料だけど,30分ではもう,行って帰って駆け足でやっとだけど,30分停めて,以後は1時間200円ですか。現実に,ほかの民間と合わないんですが。あそこに1日停めたとしたら幾らになりますか。あまりにかけ離れてるので,余程の人じゃないと,利用者が少ないんじゃないかと。せっかく場所は悪くない,いい所なんだけども,役所は役所でふんぞり返ってるといろいろ批判が出てくると思うんですが,これをちょっと考えた方がいいと思うんですが。要望というか,お答えは結構ですが。あとでよく検討してもらって。2項目の問題なんですが,六軒方面ですね,元の○○さんが持っていた土地について,いろんな,皆さんご存じの状況の中で,今度は民間業者が買い受けたんですね。結構広大な土地なんですが,開発行為は出てると思うんですよ。開発行為の中で当然,現市道に接しておりますから,セットバック等も出てくる筈なんですが。それで喜んでる人もいるんですよ。○○○の人なんだけどね。「開発行為になると,うちの前の道路拡がっていいなあ」と喜んでるんだけども,それほど期待するほどなのか分からないけどね。中心線からどのぐらい下がるのか。それから開発行為の中で,図面見てないから分からないんだけども,中に道路つくりますよね。どういう形になって公道から公道へ抜けるのか。あるいは行き止まりになってるのか。図面見てないので分からないんですが。それをちょっとお答えいただきたいんですね。○○○○の寮がありますよね。あの寮から商業高校へ向けて。開発行為の大まかな図面見せてくれとは言わないけどね,中の道路は公道へ抜けるのか抜けないのか,それを知りたいんだよね。

徳増委員長)暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

徳増委員長)会議を再開いたします。

建設部長)ひとつずつお話し申しあげます。場所については元○○さんで,開発業者は○○です。石岡市内の業者でございます。現在の区画の中では,予定の中では,開発行為の予定の中では,金丸医院から○○○○の寮のある部分については4メートルあるんですが,現道が。これを2メートルセットバックして,これについては6メートル道路にしますと。これは寄附です。それから,そのちょうどY字路の部分ですか,それから金丸医院の方へ,355号の方へ真っ直ぐ抜けまして,6メートル道路。区域内の,開発行為内の道路ですが,それを6メートルで整備するということになってます。それから旭台の方ですか。旭台って言うんですかね。向こうの寿司屋さんがある,扇寿司の方へ行く,それからいまございました○○○○の○○さんという,その部分についてはですね,6メートル道路,向こうの郵便局の方からずっと続いてますんで。もう家が何軒か建ってるんですが,途中までは6メートルで抜いてあるんですが,ここの開発行為の中に入らないんですよね。その部分は繋がらないんですよね。繋がらないんですよ。図面で説明します。この区域が開発行為出された区域です。この前面道路。これについては2メートルバックして,寮の所までやりますよと。現道は6メートルになるわけですね。4メートルありますから。それで,もう1つ。私どもは,かねてからこれを早く決めていきたいという考えはあったんですが,この部分ですよね。これ旭台の。こっち郵便局,共和家具があったところなんですよね。で,6メートルで来てるんですよね。ここもう家が建ってるんですが,6メートルで抜いてあるんですよね。そうすると,今回開発するここの部分ありますね,ここの部分。これから○○さんの方へ向けて6メートルで道路できるわけなんですよね。ですけど,これは繋がらないんです。開発行為の区域がここですから。それで,前に実は,10年ぐらい前にこれを5メートル道路にしようということで,当時私土木課長でしたが,そのとき計画したんですが,これになっちゃったんです。○○の両側が買収がなかなか難しいだろうということで,やめたんです。やめたというより私,異動になっちゃったんです。それで,今回ですね,実は当初,予備協議か。事前協議の段階では,そういう市道計画もかつてあったんで,何とかできるならば寄附してほしいという要望はしたんですが,業者側は厳しいんだということで,内規では,県の開発行為の基準では,現道幅でいいわけなんですよ。そうすると,何で余計なこと言うのかわからないんですけど,事前審査に県で来たわけですよ。こっちは6メートル寄附するから。これは良いわけですよ。それでこの中は全部6メートル道路が通るわけですよ。これは全部市のものになるわけですけど。「こっちは別に下がる必要ない」って言ったらしいんですね。業者に。「別に下がる必要ないだろう」と。現幅が3メートル80しかないんです。業者は,「拡がりますよ」って,ここの人達には説明してるんですけど,市の方が…

      (「開発行為の同意書もらう関係もあるでしょうよ」と呼ぶ者あり)
 
 そうです。ですけど,それは,最初に来たときは「寄附しなくちゃなんねえのかなあ」なんていう話はしてたんですけど,ところがそういう話もあったし,実はこの中に6メートル道路が,道路がこういう形態でできるんですよね。道路に取られる部分がかなり多いんですけど,これが6メートルです。6メートル道路がここまでです。これは市道になってます。ただ業者は,私も,こういうことで道路を整備する計画は確かに市でもあったんですが,考え方としては,建設部でも6メートル道路を○○さんの方の側へ抜くということも,あまりの乱開発を避けるために必要だろうということで,○○さんが健在のうちに,ああいう形にならないうちに,道路を整備したいという意向も持っていたんですが,今回こういう形になっちゃって中断はしてたんですが,開発行為が実際に出てきちゃいまして。できるだけ道路を整備したいんですよね。したいんですけど,ただ,やはり市で整備するとなると買収になりますので,その点が1つ,私自身も引っかかりますんで。まだ市長にも相談はしていないんですが,これ以上,業者に「道路を寄附しろ」ということは,あまりやると法の問題で,そのまま突っぱねる…。許可権はあくまでも県ですから。そのまま行っちゃいますので。そうなっちゃうとごたごたになっちゃいますので,できれば買収してでも整備する必要があるのかなというような感じでは,個人的にはいるんですが,ただ,業者を助けることになってはしょうがないんで,そのへんをちょっと考えあぐねていたんで,今日,この中で,いま図面を差し出したんですが。

上野委員)***の道路,新しく作るわけだけども,抜けないでやると,これ大した面積じゃないんですけどね,寄附していただけば,固定資産の評価額の3分の2。私は,買った値段はいくらだか知ってますよ。固定資産の評価額の半分ぐらいで買ってるんですよ。大体そうじゃないかなと。私の想像でね。それでね,固定資産の全額で買ったとしてもたかが知れてるんですが,反強制的な強要はできないと。手を挙げたりはできるけども。そういうことだと思うんですが,買収って言うよりも,やるにしてもいろいろな方法はあると思うんですが,ただ行き止まりでここでポンと止めちゃうよと。その先は知らないよと。これじゃね,同じ業者がやる場合には…。私これ,個人攻撃してるわけじゃないですからね。ミニ開発,乱開発と同じ意味になっちゃうんだよ。10,000平方メートル前後のこういう大きい面積を開発してね。やってることはミニ開発で,それこそ迷路になっちゃって,緊急自動車通るときとか,その他いろんな問題で支障を来すんだよね。私は,抜けるものなら抜けた方がいいと。簡単で。そのぐらいで。

建設部長)まず業者とは,実際にこの間,私と副部長と鈴木君で,ほかの現場を見に行ったときに帰りにその前を通りまして,偶然行き会って,ちょうど○○さんもいたもんですから,私はその話題には触れなかったんですが,下がらないということなんでする。確かに私としては,地域の方のためには,現在3メートル80センチですれ違いもできませんので。かつて市でも計画しましたし。現在この,こちらに家が建ってるやつを全部撤去させたんですよね。そうすると,市営住宅の前まで通ると。○○○○のほうは,○○○○でございますので,これにつきましては1メートルの余裕はあるんですよね。それについては交渉を進めていけば,いま幹事会社になってますんで,何とかなるんではないかというようなことを考えますと,1本の路線として通るということになれば,今回いいチャンスでございますので,できれば整備していきたいというふうに考えております。それから6メートル道路につきましても,折角,郵便局側,公民館側から直線で来てますので,この部分を抜いてやれば,やはり地域の方には,旧道が狭いもんですから,6メートルで整備してやればかなりのメリットは出てくるんではないかというふうに考えておるわけなんですが,やはり,私どもが実際,開発より先行して買収に当たった場合には,開発業者との云々ということも考えられますので。それにしても,何とか良い知恵があればと思いまして,ちょうど幸い質問が出ましたので。このまま行けば,前の前面道路は6メートルになるんですけど,あとは行き止まりの道。ほかの土地については所有者調べてないんですが,そういう形になっちゃいますので,どうなのかなということで,お知恵が頂ければと思って今回ご説明したわけです。

徳増委員長)ほかにご発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします。


 閉会 午後12時15分





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