平成15年12月12日 都市建設委員会


案 件 (1)陳情第5「国道6号バイパスに関する陳情書」にかかる委員長報告について
出席委員 徳増千尋委員長,海老澤通弘副委員長,金井一夫委員,鈴木行雄委員,山口晟委員,上野榮一委員
市執行部 なし
事務局 係長(武石誠)


 開会 午後12時50分


徳増委員長)ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。本日の議題は,あらかじめ各委員に送付申しあげております,委員長報告の案文についてでございます。陳情第5にかかる委員長報告の案文につきましては,各議員すでにご精読いただいていることと思いますので,これについて何かご意見がございましたら,挙手によりお願いいたします。

山口委員)今回,陳情についての委員長報告に対しての問題で,私の所にあの,原案を郵送しますという,今日郵送しますということだったんですが,私の所に来てなかったんです。今日それでファクスで送ってもらって,来るときちょっと目を通してきたんですけど,この中で1ページのところの,真ん中の所です。「『大所高所に立てば現在の状況を変更するのは如何なものか』との意見が出され,また,別の委員からは『これまでの経過を考えれば,バイパスの早期実現のためには,路線を変更すべきではないか』との意見が出されました」ということになってますが,出されて,「その後に行った討論では発言する委員はございませんでしたが」ということで,「起立により採決を行いましたところ,本陳情は賛成少数で不採択とすべきものと決しました」と。その後の討論やった後は,起立のやつはやってないんですね。「その後に行った討論では発言する委員はございませんでしたが」ということ。「起立による採決」っていうのはやってないんです。そのあと。その前にやったんですよね。皆さんにちょっと座を外してもらってる間に起立をやって,私が一応,採択すべきだっていうことで1人立ったんです。

徳増委員長)これ,その通りに書いてありますけど。

事務局)ただ今のご指摘なんですけれども,当日の委員会の経過は,こちらにお示ししたとおり質疑で鈴木行雄委員,それから山口晟委員お二人のご意見をいただいて,その後,「討論はございませんか」ということで委員長からお話しがあって,その後,起立採決したということで,こちらに記載したとおりであると考えます。

(不規則発言多し)

徳増委員長)討論がなかったから。順番はこのとおり。

山口委員)もう1つね,この陳情の内容ですけど,説明会では掘割式と聞いていたのに,その記載がおかしいのではないかというようなことお答えになっておられますわけですが,これについては「地上式」って書いてあるんですよね。9ページ。上のPで10なんですけど,下のページで9。道路の構造のところね。地表面,地上式となってます。この,平成8年度の,3回の茨城県都市計画地方審議会っていうのがあったんだよね。それでタケウチさん,オオウチさん,タカノさんのこの3名の議事録署名見ますと,やはり掘割式なんですね。その審議会で説明してる内容見ますと,一応,こちらの説明は「地上式」ということで,350メートルまでは地上式と見なすということなんですが,これによると,平成8年度のね,茨城県の都市計画地方審議会によっては掘割式でやるということになってるんですね。それで,実際に350メートルということは,5メートルじゃなくて,ここのとこ,8メートル。石岡田伏線からね,県道との交差の部分は深さが8メートルになって。それで,350メートル間となってるんですが,ここ5メートル以上が400メートル続いてるということなんです。だから400メートル。深さがね。

(不規則発言多し)

金井委員)この委員長報告はね,普段やってるようにね,委員会の経過と,採択か不採択か述べればいいんで,その後の長い文章はいらないと思います。というのはね,これは各委員によって意思違いますから,そういうことを報告する必要ありませんので,1ページの「不採択とすべきものと決した次第でございます」と,下から6行目まで報告すればいいわけですから。後の細かいことはね,各委員誰も全部検討しているわけじゃないですから。事務局がね,ある程度説明した内容ですので,これをいちいち検証することはいろいろ問題があると思いますので,これは出さないで,委員会の審議の経過と結果だけを報告していただきたいと思います。そうすれば,いま山口委員が発言していることは全然問題じゃありませんので。一つよろしくお願いいたします。

山口委員)私の希望するところはね,皆さんが,一般の人が分からないんでね,誤解しますので。「また別の委員からは『これまでの経過を考えれば,バイパスの早期実現のために路線を変更すべきではないか』との意見が出され」と。そしてちょっとここのところ誤解しないように。「起立により採決を行ったところ」と。「その後に行った討論では発言する委員はいなかった」と。結果は。

(不規則発言多し)

鈴木委員)いま金井委員さんの方からお話しがございましたように,この今までの議会のいろんな委員長報告の経緯を見ますと,委員長報告はあくまでも,委員会の中で審議をし,その中で決をとった中でそういうふうになったということを報告すればいいんで,その一部始終をすべて報告するということはいままでやってないので,金井委員のような発言で行っていただきたいと,そういうふうに思います。

徳増委員長)ただ今,各委員からご意見いただきましてありがとうございました。当委員会においても意見の一致を見られない以上,お配りいたしました委員長報告のうち,後段の,金井委員がおっしゃったように後段の部分の報告は割愛することとし,前段の部分のみ報告いたしたいと思います。なお,その作成については委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,以上で,本日の都市建設委員会を閉会いたします。


 閉会 午後12時58分



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