平成16年8月19日 議会運営委員会


案 件 (1)平成16年第3回臨時会について
(2)平成16年第3回定例会について
(3)新規陳情書の取り扱いについて
 ○ ゆたかな教育を実現するための教育予算の充実を求める陳情
 ○ 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める陳情
 ○ 県立高校の一方的な統廃合を見直し,30人以下学級実現でゆきとどいた教育を求める意見書提出に関する陳情
(4)新規要望書の取り扱いについて
  反核平和の火リレーに関する要請書
(5)会派持ち帰りとなっている件について
 ○ 一般質問における一問一答方式の導入について
(6)その他
出席委員 鈴木行雄委員長,金井一夫副委員長,前島守雅委員,亀井比志子委員,磯部延久委員
その他の出席者 久保田健一郎議長,(以下,委員外議員)小松美代子議員,山口晟議員
市執行部 市長(横田凱夫),企画部長(中村栄),総務部長(関正雄)
議会事務局 局長(太田光幸),次長(小沼茂夫),係長(武石誠)


 開会 午前10時06分


鈴木委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。次に,本日の審査にあたり説明員として出席を求めた者は,市長・横田君,企画部長・中村君,総務部長・関君,以上であります。それでは,これより審査に入ります。
初めに,第3回臨時会についてを議題といたします。
本件については,市長から臨時会招集にかかる説明と招集日の考え,及び提出議案について発言を求めます。

横田市長)ご説明いたします。平成16年第3回臨時会の期日につきましては,告示日8月23日,招集日8月30日を提案いたしたいと思います。次に,提出議案についてご説明いたします。今臨時会への提出議案件数は合計で2件でございます。内訳は,専決処分が1件,及び美野里町・玉里村・八郷町・石岡市合併協議会の廃止についての件でございます。専決処分につきましては,企画部長より説明いたしますが,合併協議会の廃止につきましては,私から説明させていただきます。
 「議案第52号 美野里町・玉里村・八郷町・石岡市合併協議会の廃止について」当合併協議会につきましては,平成15年4月10日に議会の議決をいただき,15年5月から4市町村によりまして協議を重ねてまいりました。しかし,平成16年7月30日に開催されました第15回合併協議会の中で,協議会廃止の議決がされました。その議決に基づきまして美野里町・玉里村・八郷町・石岡市合併協議会を16年8月31日をもって廃止する議案を提出するものでございます。以上でございます。

企画部長)私から専決処分に対しましてご説明を申し上げます。議案第51号でございまして,平成16年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございます。補正予算の内容は,1億5,808万4,000円を追加といたしまして,補正後の予算額を歳入・歳出それぞれ20億8,578万4,000円といたしたものでございます。これは公営企業借換債でございまして,公営企業金融公庫から借り入れしていました資金を,7月30日に低利に借り換えを行うために,当該補正予算を7月12日付けで専決処分を行ったものでございます。なお,この借り換えでございますけれども,昭和58年前後に借りておりました金利が,7.2から7.4%の資金を2.2%に借り替えたものでございまして,今後10年間の償還で約2,100万円の利子が軽減されるところでございます。以上でございます。

鈴木委員長)以上で説明は終わりました。ただ今,市長から第3回臨時会を8月23日に告示し,8月30日に招集したい旨の発言があったわけでございますが,この件について何かご意見はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,第3回臨時会については8月23日告示,8月30日招集ということで了承いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に,第3回臨時会の会期について,議長からお考えをお示し願いたいと思います。

久保田議長)第3回臨時会の会期につきましては,ただいまお手元に配付いたしました「会期予定表案」に示しますとおり,8月30日の1日といたしたいと考えております。以上です。

鈴木委員長)ただ今,議長から会期予定案が示されたわけでありますが,この案についてご質問等はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)それでは,第3回臨時会の会期につきましては,議長から示されました案のとおりといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に,臨時会における各提出議案の取扱いについて,事務局から説明願います。

事務局次長)ご説明申しあげます。これまでの臨時会の例にしたがいますと,今回提出されます各議案につきましては委員会付託は省略となるものと考えております。以上でございます。

鈴木委員長)ただいま事務局から説明のありましたとおり,臨時会の各提出議案につきましては委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に,第3回定例会についてを議題といたします。今期定例会の告示日及び招集日につきましては,先の委員会において,市長から報告がありましたとおり,8月26日告示,9月2日招集ということを改めて市長に確認いたしたいと思います。

横田市長)期日についてご説明いたします。平成16年第3回定例会の期日につきましては,告示日8月26日,招集日9月2日を提案いたします。

鈴木委員長)ただ今,市長から説明がありましたとおり,第3回定例会につきましては,告示日8月26日,招集日9月2日で進めて参りたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
次に,今期定例会に提出予定の議案についてを議題といたします。執行部より説明願います。

横田市長)提出議案についてご説明いたします。今議会への提出議案件数は,合計で24件でございます。その内訳は,平成16年度補正予算5件。平成15年度決算認定13件。損害賠償案件1件。工事契約案件1件。土地取得案件1件。市道認定3件でございます。内容につきましては,企画部長,総務部長より説明いたします。よろしくお願いいたします。

総務部長)私の方から,予算以外の議案につきまして説明させていただきます。議案第58号ないし議案第70号でございます。この13件につきましては,平成15年度石岡市一般会計及び特別会計の歳入歳出決算認定についてでございます。それぞれの決算につきましては,過日,監査委員から審査をいただいております。今回審査意見書を添えて議会の認定を求めるものでございます。
「議案第71号 損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について」でございます。本件は平成16年5月26日,貝地二丁目地内の県道におきまして,石岡市消防団第4分団が大字関川地内の建物火災に出動の際,消防車両を運転中発生いたしました物損事故につきまして損害を賠償し,和解するものでございます。
「議会第72号 工事請負契約の締結について」本件は,平成16年8月6日条件付一般競争に付しました「16農集排処理場土木工事」の工事請負契約の締結につきまして議会の議決を求めるものでございます。
「議案第73号 土地の取得について」本件は,石岡市立学校給食センター改築事業用地として土地を取得することにつきまして,議会の議決を求めるものでございます。
「議案第74号 市道の認定について」本件は,宅地造成により築造されました道路を市道として受け入れるものでございます。起点・終点ともに若宮三丁目地内でございまして,路線名は市道2995号線,道路延長は26メートルでございます。
「議案第75号 市道の認定について」本件は,築造されました道路を市道として受け入れるものでございます。起点・終点ともに東光台一丁目地内でございまして,路線名は市道4534号線,道路延長は45メートルございます。
「議案第76号 市道の認定について」本件は,都市計画法に基づく開発行為より築造されました道路を市道として受け入れるものでございます。起点・終点ともに東光台二丁目地内でございまして,路線名は市道4535号線,道路延長は67.5メートルでございます。以上でございます。

企画部長)私の方から補正予算につきましてご説明申し上げます。今回の補正予算は,国や県の補助事業の変更に伴うもの,また,特別な理由によりまして既存の事業に対応する経費,さらに新規政策等で緊急を要する事業を中心に補正措置を行ったものでございます。資料に基づきましてご説明申し上げます。
最初に「議案第53号 平成16年度石岡市一般会計補正予算(第2号)」であります。まず,予算額の補正では,6億3,368万4,000円を追加いたしまして,補正後の予算額を歳入歳出それぞれ177億3,491万7,000円といたすものでございます。補正予算額の財源は記載のとおりでございますが,主な内容を申し上げますと,繰入金でございます。これにつきましては,ふるさとづくり基金の取り崩しでございます。地方債の増額では,地域再生事業債を新たに追加してございます。これは,地域再生を目的としまして地域独自の事業を増やす地方自治体が,資金調達をしやすくなるよう本年度から国において導入された制度でございまして,地方自治体の平成16年で多額の財源不足を生じることに対応するものでございます。
次に補正予算の主なものを申し上げますと,最初に人件費の組み替えでありますが,平成16年度人件費の予算は,平成16年1月1日現在での減員減給にその後の新規採用者や退職者を見込みまして,その所要額を予算計上してございます。その後の人事配置,昇格等の人事異動,退職等により各項目に過不足が生じる見込みでありますので,補正措置をお願いするものでございます。後ほど特別会計についてもご説明申し上げますが,職員給等の人件費を計上していて,その影響もございます国民健康保険特別会計などで補正措置を行うものでございます。一般会計においてその過不足を調整いたしますと記載のとおりでございまして,238万6,000円の増額となります。また,特別会計では同様に294万5,000円の増額となりまして,合わせて533万1,000円の増額となるところでございます。
次に,総務費でございます。戸籍電算化事業でございます。戸籍電算化用の備品の購入費でございまして,これは基準外のソフトと申しますか,戸籍に関する特殊な文字,そういうものを購入するというようなことで861万円を増額いたしました。これに伴いまして備品の借上料を減額するものでございます。
次に,農林水産業費でございます。土地改良関係事務費では,排水路改修事業負担金の500万円の増額でございます。当該工事は石岡土地改良区が県の補助を受けて行う染谷地内の排水路補床工事でございますけれども,その国庫補助金の裏,つまり事業費の約64%を石岡市が負担するものでございます。
次に,土木費でございます。最初に臨時地方道整備事業でございます。これは愛嬌橋下流の恋瀬川左岸***の道路新設事業でございまして測量設計委託と用地購入費の増額補正でございます。2つ目が一般市道整備事業でございまして,内容はいわゆる南北線,これは県道の飯岡石岡線のバイパスでございます。それや市道でございます高浜駅の裏側でございますけれども,それら道路改良に伴う測量設計委託料と用地購入費の増額補正でございます。3つ目が排水路整備事業でございまして,警察署裏の排水路などに係ります工事費の増額補正でございます。4つ目が特別道路対策事業でございます。地域間における人や物の円滑な交流を図るため,石岡有料道路を今年度中に無料開放化するものでございます。そのため石岡市と千代田町などの5市町村は,茨城県道路公社の有する石岡有料道路に対する未償還金に対しまして,その2分の1の金額を寄付するもので,当市の寄付金4億4,500万円を補正するものでございます。
次に,消防費の分団維持管理経費でございます。交通事故に係る損害賠償金で,先ほど総務部長が説明しました議案第71号に係ります補正措置と車両修繕費でございまして,合わせて166万9,000円の増額でございます。
次に,教育費でございます。中央公民関係費でござまして,公民館類似施設建設費補助金で,大谷津地区と山王台地区の公民館の建設に対しましてその一部を補助するものでございます。次に,給食センター改築事業でございます。給食センターの建設にあたりましては,国庫補助金を受けるわけですけれども,その前提となります現施設の耐力度調査を行うための補正措置でございます。最後に緊急地域雇用創出基金事業でございまして,1,100万円の増額補正でございます。当該事業は,茨城県の厳しい雇用情勢を踏まえまして,国が緊急,応急的に処置をしました緊急地域雇用特別交付金を活用いたしまして,県と市町村が緊急に雇用機会の創出を図るものでございます。資料に括弧書きで「中小企業分」としてございますけれども,石岡市内の中小企業で売上高が減少した企業が対象でございまして,当該事業者が資料の説明欄の3つの事業を行うために雇用を行うものでございます。
次に,特別会計の補正予算案に移ります。最初に「議案第54号 平成16年度国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」であります。1,885万円を増額いたしまして,歳入歳出予算額をそれぞれ47億3,826万9,000円といたすものでございます。その内容は,先ほど申し上げました人件費と療養給付費に係る国への返還金でございます。
次に,「議案第55号 平成16年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」であります。291万2,000円を増額いたしまして,補正後の予算額を20億1,869万6,000円といたすものでございます。その内容は,同様に先ほど申し上げました人件費でございます。
次に,「議案第56号 平成16年度石岡市老人保健特別会計補正予算(第1号)」であります。53万4,000円を増額いたしまして,補正後の予算額を37億9,747万4,000円といたすものでございます。内容でございますけれども,老人医療費の県負担金の返還金でございます。
最後に,「議案第57号 平成16年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)」であります。908万8,000円を減額いたしまして,歳入歳出予算の総額をそれぞれ21億7,241万2,000円とするものでございます。その内容でございますけれども,同様に先ほど申し上げました人件費と認定調査の事務費などでございます。以上でございます。

横田市長)つづきまして,人事案件につきまして私から説明させていただきます。本市監査委員のうち,識見を有する者から選任する監査委員が,9月30日をもって任期満了となるわけであります。つきましては,監査委員の人事案件を追加議案として最終日に提出したいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

鈴木委員長)ただ今,今期定例会に提出予定の議案について説明があったわけでありますが,本件について質問がございましたら,挙手によりお願いいたします。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)それでは,提出議案につきまして了承いたしたいと思います。説明員として出席されました執行部の方々はご苦労さまでした。ご退席いただいて結構でございます。
次に,第3回定例会の会期についてを議題といたします。本件につきましては,先の委員会において,お手元に配付いたしております予定表のとおり決しております。よって,第3回定例会の会期につきましては,この予定表に従って行いたいと思いますので,各委員にはよろしくお願いいたします。

鈴木委員長)次に,決算審査についてを議題といたします。ご承知のとおり,決算関係議案につきましては,これまで議員全員で構成する決算特別委員会を設置して審査を実施してきたわけでございます。この審査方法につきまして,何かご意見等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,決算関係議案につきましては,これまでどおり,議員全員で構成する決算特別委員会を設置して審査をいたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
なお,決算特別委員会に議案を付託する場合につきましては,閉会中の継続審査に付することが例になっております。今回の決算特別委員会につきましても,第3回定例会で設置の上,閉会中に審査を実施し,第4回定例会に報告を行うということでご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
さらにお諮りいたします。当市議会の慣例といたしまして,決算特別委員会の正副委員長には,総務企画委員会の正副委員長をあてることになっております。今回の決算特別委員会につきましても,指名推選によりまして,総務企画委員会の正副委員長である磯部委員長,池田副委員長を決算特別委員会の正副委員長にあてることにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
なお,決算特別委員会は9月9日の議案質疑終了後に設置され,その後に委員会を開催して,正式に正副委員長を決定することになるわけでございます。従いまして,決算特別委員会の正副委員長におかれましては,9月13日に予定しております当委員会に,委員会の開催予定案を示されますようお願い申し上げます。
次に,今期定例会に提出されます議案の付託先についてを議題といたします。事務局より説明願います。

事務局次長)それでは,本日執行部より説明のありました提出議案の付託先についてご説明申し上げます。
「議案第53号 平成16年度石岡市一般会計補正予算(第2号)」本件につきましては,中身を見まして分割し,それぞれの所管に付託になろうかと思います。ただ,先程説明がございましたが,職員の異動に伴う補正予算,それから人件費措置につきましては,各担当部署では補正措置を行っていませんで,実際総務部の方で予算措置をされているところでございます。ですので,その人件費にかかる部分につきましては,それぞれの所管がございますけれども,一括して総務企画委員会の方で審査させていただければと考えているところでございます。
「議案第54号 平成16年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」本件につきましては教育福祉委員会。人件費措置に伴うものにつきましては総務企画委員会になろうかと思います。
「議案第55号 平成16年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」本件につきましては人件費措置に伴うものでございますので付託先は総務企画委員会。
「議案第56号 平成16年度石岡市老人保健特別会計補正予算(第1号)」でございますが,老人医療費の県負担金に伴う補正でございますので教育福祉委員会。
「議案第57号 平成16年度石岡市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」本件につきましては,教育福祉委員会。人件費措置に伴うものにつきましては総務企画委員会になろうかと思います。
「議案第58号」ないし「議案第70号」までは,平成15年度一般会計ならびに各特別会計の決算認定でございますけれども,これは先程,設置が決まりました決算特別委員会が付託先になろうかと思います。
「議案第71号 損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について」本件につきましては,本年5月火災のため出動した分団の消防自動車での物損事故について,損害を賠償し,和解をするものですので付託先は総務企画委員会になろうかと思います。
「議案第72号 工事請負契約の締結について」本件につきましては,平成16年8月6日,条件付一般競争入札に付した農業集落排水処理場土木工事の工事請負契約締結について議会の議決を求めるものでございますので,市民経済委員会が付託先になろうかと思います。
「議案第73号土地の取得について,本件は石岡市立学校給食センター改築事業用地として土地を取得することについて,議会の議決を求めるものでございますので教育福祉委員会が付託先になろうかと思います。
「議案第74号ないし76号」につきましては,市道の認定に伴うものでございますので都市建設委員会が付託先になろうかと思います。以上でございます。

鈴木委員長)以上で説明は終りました。ただ今の説明について,何かご質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)それでは,ただ今事務局から説明のあったとおり付託いたしたいと思います。
次に,本日までに受理しております陳情書についてを議題といたします。本件については,事務局から説明を求めます。

事務局次長)それでは,はじめに(1)の「ゆたかな教育を実現するための教育予算の充実を求める陳情」についてご説明申し上げます。本件については,7月27日付けをもちまして,石岡市国府五丁目の○○(個人名)様ほか13名の方々から提出をいただいております。
内容といたしましては,ゆたかな教育を実現するために,新たな教職員定数改善計画を策定すること,また,保護者の教育費負担を軽減するため教育予算の充実を各関係大臣に対して意見書提出を求めているものでございます。本件につきましては,内容が意見書提出を求めているものでございますので,付託先については議会運営委員会になろうかと判断するところでございます。
つづきまして,(2)「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める陳情」についてご説明申し上げます。本件は,7月27日付けをもちまして,石岡市国府五丁目の○○(個人名)様ほか13名の方々からご提出をいただいております。
内容といたしましては,現行の義務教育費国庫負担制度を堅持すると同時に学校の基幹的職員である事務職員・栄養職員の適用除外を行わないよう,関係大臣に意見書提出を求めているものでございます。本件につきましても,内容が意見書提出を求めるものでございますので,付託先は議会運営委員会になろうかと思います。
次に,(3)「県立高校の一方的な統廃合を見直し,30人以下学級実現でゆきとどいた教育を求める意見書提出に関する陳情」につきましてご説明申し上げます。本件につきましては,8月5日付けをもちまして,石岡市杉並四丁目の○○(個人名)様より提出をいただいております。
内容といたしましては,中学校卒業生徒数の減少を理由に,県では高校16校を削減する計画だが,県立高校の統廃合計画を見直し,一方的な統廃合はやめ,1学級の定員を30人以下とし,受験戦争や遠距離通学を緩和するために,高校間格差を是正するよう県知事,県教育委員長に意見書を提出することをもとめているものでございます。本件につきましても,内容が意見書提出を求めるものでございますので,付託先は議会運営委員会になろうかと思います。

鈴木委員長)以上で説明は終りました。ただ今の説明について,何かご質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですのでこの際,お諮りいたします。
新たに提出されました陳情につきましては,ただ今の説明のとおりの取り扱いといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に,新規の要請書についてを議題といたします。事務局より説明願います。

事務局次長)それでは,新規の要請書についてご説明申し上げます。「反核平和の火リレーに関する要請書」が8月4日付けで茨城県平和友好祭実行委員会○○(個人名)様より提出をされております。
内容は,被爆国として世界のすべての核実験に反対の意志を表明することなど4項目の要請でございます。要望書等でございますので,従前の例によりますと,本会議場において配付のみという取り扱いになろうかと思います。

鈴木委員長)ただ今,事務局から説明のありました要請書につきましては,従前の例によりまして本会議場で各議員に配付という取り扱いをいたしたいと思いますので,議長におかれましてよろしくお願いいたします。
次に,会派持ち帰りとなっておりました案件の審査を行います。一般質問における一問一答方式の導入についてを議題といたします。各会派での検討結果のご報告を願います。

亀井委員)私たちの会派におきましては,一問一答方式につきまして,一問一答方式がいいのではないか,一般市民にとりましてはわかりやすくていいのではないかという話も出ましたけれども,今までの3回まで質問するというのを,一問一答方式では何回やったらいいのか,そういうことも含めましてもう少し検討してからでいいのではないかということで・・・。

磯部委員)うちの方の会派は,基本的にはいいんじゃないかということなんですが,今亀井委員の方からお話がありましたように,質問時間の問題,回数の問題あるいは執行部の答弁においても的確なる答弁をされるようなことを研究していかないと非常に難しいんではないかということで,結論としてはまだまとまりません。

前島委員)私どもの会派でもこの一問一答方式については,当然理解はしているわけなんですが,実際問題として一問一答方式になった場合に,政策的な質問であればいいんですが,ドブ板的な質問になったときには問題がおきるというふうに思われるわけです。その辺についてどういうふうに整理するのか。その辺の問題と,あとは先ほど磯部委員が言ったように,執行部がやはり簡潔に答弁する。これは当然そこまでのルールを確立していかないと混乱を生じるのではないかということであります。

鈴木委員長)ただ今,各委員から検討結果を報告いただいたわけでありますが,意見を総合して判断いたしますと,結論がまだ出ていないということでございますので,継続して協議をしていくということでよろしゅうございますか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
以上で本日の協議案件はすべて終了いたしたわけでございますが,その他の件で,何かございましたら挙手によりお願いをいたします。
発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,以上で議会運営委員会を閉会いたします。


 閉会 午前10時40分


戻る  議会top