平成16年9月13日 議会運営委員会


案 件 (1)付託された陳情の審査
陳情第15「ゆたかな教育を実現するための教育予算の充実を求める陳情」
陳情第16「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める陳情」
陳情第17「県立高校の一方的な統廃合を見直し,30人以下学級実現でゆきとどいた教育を求める意見書提出に関する陳情」
陳情第19「アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める陳情」
陳情第20「政府米の買い入れと,備蓄を充実させる意見書提出を求める陳情」
(2)追加提案される議案について
(3)決算審査の日程について
(4)平成16年第4回定例会について
出席委員 鈴木行雄委員長,金井一夫副委員長,亀井比志子委員,磯部延久委員
その他の出席者 久保田健一郎議長,(以下,委員外議員)山口晟議員,小松美代子議員,村山裕議員
市執行部 市長(横田凱夫),総務部長(関正雄)
議会事務局 局長(太田光幸),次長(小沼茂夫),係長(武石誠)


 開会 午前10時00分


鈴木委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。
本日の議題は,お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。次に,本日の審査にあたり説明員として出席を求めた者は,市長 横田君,総務部長 関君,以上であります。それでは,これより審査に入ります。
 最初に,最終日に追加提案される議案についてを議題といたします。それでは市長より説明を求めます。

横田市長)追加議案についてご説明いたします。「議案第77号 監査委員の選任につき同意を求めることについて」でございます。本件は,本市監査委員のうち識見を有するものから選任する監査委員が平成16年9月30日をもって任期満了となりますので,後任者を選任するため,議会に議決を求めるものでございます。お願いする監査委員でございますが,住所は,石岡市大字高浜○○○番地,氏名は久保田満男氏,生年月日は昭和13年7月22日でございます。以上でございます。

鈴木委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について何か質問はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)それでは,監査委員の人事案件が提出されることを了承いたしたいと思います。なお,本件につきましては,人事案件でありますので,委員会付託を省略いたしまして質疑・討論・採決という形で進めさせていただきますので,ご了承いただきたいと思います。
 次に,第4回定例会の招集日を議題といたします。市長におかれまして,第4回定例会の招集日等につきまして考えがございましたら,お示し願いたいと思います。

横田市長)次回定例会の期日についてご説明いたします。平成16年第4回定例会の期日につきましては,告示日11月25日,招集日12月2日を提案したいと思います。よろしくお願いいたします。

鈴木委員長)ただ今,市長から第4回定例会につきましては,11月25日告示,12月2日に招集いたしたい旨の考えが示されたわけであります。ただ今の件について,ご意見はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)それでは,第4回定例会については,11月25日告示,12月2日招集ということで了承いたしたいと思います。執行部におかれましては,ご苦労様でございました。ご退席いただいて結構でございます。
 次に,第4回定例会の会期についてを議題といたします。先ほど,市長より12月2日に招集いたしたい旨の方針が示されたわけであります。会期につきまして,議長の方で案がございましたら,お示し願いたいと思います。

久保田議長)会期の予定でございますけれども,ただ今市長から12月2日開会ということでお話がございました。会期は12月2日から12月14日までの13日間を考えております。会期の詳しい内容につきましては,ただ今事務局で配付いたしました会期予定表をご覧いただきたいと思います。私としましては,そのような会期で行いたいと考えておりますので,よろしくご審議賜りたいと存じます。

鈴木委員長)ただ今,議長より会期予定案が示されたわけでありますが,この案につきまして,ご質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)それでは,第4回定例会の会期につきましては,議長より示されました案のとおりといたしたいと思います。これにご意義ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,決算審査の日程についてを議題といたします。去る9月9日の本会議におきまして,決算特別委員会が設置されたことは委員ご承知のとおりであります。本日は,決算特別委員会の磯部委員長が出席されておりますので,磯部委員長から,決算審査特別委員会の審査日程につきまして,ご提案をいただきたいと思います。

磯部委員長)それでは決算特別委員会ですが,皆様のご協力のもとにスムーズな運営をしてまいりたいと思いますので,よろしくお願いします。さて,日程でございますが,お手元に配付させていただきましたように10月26,27,28日の3日間を予定しております。26日は,午前10時から総務企画委員会所管,終わり次第教育福祉委員会所管,27日は同じく10時より市民経済委員会所管,終わり次第都市建設委員会所管を,そして28日は同じく午前10時より総括審査を行うという3日間の審査日程を考えております。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

鈴木委員長)ただ今,磯部委員長から,お手元にご配付いたしましたとおり日程案が示されたわけでございますが,この件について何かご発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,この際,お諮りいたします。決算特別委員会の審査日程につきましては,お手元の案のとおりといたしたいと思います。これにご意義ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情の審査を行います。まず,陳情第15「ゆたかな教育を実現するための教育予算の充実を求める陳情書」を議題といたします。本件につきましては,陳情趣旨に沿った意見書提出を求める陳情であります。各会派での検討結果を報告いただきまして,集約いたしたいと思います。

磯部委員)私どもの会派の方としましては,別に異議なしということでございます。

亀井委員)私の方も,異議なしということです。

鈴木委員長)それでは,各会派から意見を集約いたしますと採択すべきという意見であります。お諮りいたします。本陳情については,採択すべきものといたしたいと思います。これにご意義ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。ただ今,採択すべきものと決しました陳情につきましては,意見書提出を求めるものであります。本意見書案につきましては,ただ今ご配布いたしましたとおりであります。この案文について,ご意見等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,それでは意見書案につきましては,お手元の案文のとおり提出することにご意義ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第16「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める陳情」を議題といたします。本件につきましても,陳情趣旨に沿った意見書の提出を求めるものであります。各会派での検討結果を報告願います。

磯部委員)当会派では,別に異議ございません。

亀井委員)異議ありません。

鈴木委員長)それでは,各会派から意見を集約いたしますと採択すべきという意見であります。お諮りいたします。本陳情については,採択すべきものといたしたいと思います。これにご意義ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。ただ今,採択すべきものと決しました陳情につきましては,意見書提出を求めるものであります。本意見書案につきましては,ただ今ご配布いたしましたとおりであります。この案文について,ご意見等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,それでは意見書案につきましては,お手元の案文のとおり提出することにご意義ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第17「県立高校の一方的な統廃合を見直し,30人以下学級実現でゆきとどいた教育を求める意見書提出に関する陳情」を議題といたします。本陳情につきましても,陳情趣旨に沿った意見書の提出を求めるものであります。各会派での検討結果を報告願います。

磯部委員)本件は,趣旨は十分理解できるということですが,現実問題として少子化の中でその辺の整合性はどうなのかなという意見も出まして,最終的に結論はでませんでした。

亀井委員)私どもの会派でも,確かに子供たちのことを考えますと,30人以下学級の方がいいんじゃないかということになりますけれども,ただ統廃合についてはやはり統廃合すべきところもあるのではないかということで,意見はまとまりませんでした。

金井委員)私どもの方では,一方的な統廃合というその「一方的」というのがちょっと難しい表現ではないかという意見が出ました。

鈴木委員長)暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

鈴木委員長)休憩前に引き続き,会議を再会いたします。ただ今休憩中に各委員さんからそれぞれの意見,オブザーバーの小松議員さんからもそれぞれの意見をいただいたわけでございます。現在の茨城県内の教育についてはいろいろ論議をされているわけでございますが,この問題を早急にこの議会で結論を出すということは,甚だ簡単ではございますけれども,それではあまりにも***ではありますので,継続をいたしまして,各会派でもっと検討した結果を12月の議会前の議会運営委員会で結果を出しだらどうかなと私なりに判断をするわけでございますが,その辺でよろしいでしょうか。
 それでは,本陳情については継続審査といたしたいと思います。これにご意義ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第19「アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める陳情」を議題といたします。本件につきましても,陳情趣旨に沿った意見書の提出を求めるものであります。各会派での検討結果を報告願います。

亀井委員)アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書の提出に関しまして,話し合いをしました結果では,採択したいと思います。ただあと1つ議長の方で確かめていただきたいんですが,日本の過日のニュースで,全頭検査の方法が日本で変わりましたね。何ヶ月以下というのが・・・。ですからそれに即すということで,採択ということで。

磯部委員)同様でございます。

鈴木委員長)それでは,各会派から意見を集約いたしますと採択すべきという意見であります。お諮りいたします。本陳情については,採択すべきものといたしたいと思います。これにご意義ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。ただ今,採択すべきものと決しました陳情につきましては,意見書提出を求めるものであります。本意見書案につきましては,ただ今ご配布いたしましたとおりであります。この案文について,ご意見等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,それでは意見書案につきましては,お手元の案文のとおり提出することにご意義ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第20「政府米の買い入れと,備蓄を充実させる意見書提出を求める陳情」を議題といたします。本件につきましても,陳情趣旨に沿った意見書の提出を求めるものであります。各会派での検討結果を報告願います。

亀井委員)この件に関しまして,いろんな意見は出ましたけれども,やはり採択でございます。やはり備蓄米の計画に見合う米の買い入れをやっていただきたいということで。

磯部委員)私どもの会派も原則採択ですが,内容がやっぱり理解できないという意見もあるんですね。平成10年度産の古米を放出とか云々というところでですね。その辺がどうなのかと。やっぱり充実させる件については賛成であるという意見でした。

鈴木委員長)それでは,各会派から意見を集約いたしますと採択すべきという意見であります。お諮りいたします。本陳情については,採択すべきものといたしたいと思います。これにご意義ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。ただ今,採択すべきものと決しました陳情につきましては,意見書提出を求めるものであります。本意見書案につきましては,ただ今ご配布いたしましたとおりであります。この案文について,ご意見等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,それでは意見書案につきましては,お手元の案文のとおり提出することにご意義ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,全国市議会議長会から要望のありました「地方分権推進のための国庫補助負担金改革案の実現を求める意見書提出について」を議題といたします。それでは,各会派での検討結果を報告願います。

磯部委員)異議なしでございます。

亀井委員)異議なしです。

鈴木委員長)それでは,各会派での検討結果を伺ったわけでありますが,提出すべきである,ということであります。本件については提出することといたしたいと思います。これにご意義ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,当委員会の管外調査についてを議題といたします。当委員会といたしましては,過半より議会改革に取り組んできたところでございますが,昨今の情勢に鑑みますと,さらなる議会改革が求められているところであります。したがいまして,この際,当委員会は先進事例の調査のため管外調査実施いたしたいと思います。
 ただ今の件について,何かご意見等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,この際,お諮りいたします。当委員会といたしまして,さらなる議会改革に向けて調査を進めるため,管外調査を実施いたしたいと思います。これにご意義ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。なお,調査実施都市,実施期日等につきましては,正副委員長協議のうえで決定いたし,後日あらためてご連絡申し上げます。
 暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

鈴木委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 ほかに何かご発言はございませんか。

久保田議長)その他の件で皆様にご相談を申し上げたいことがございます。過半の一般質問等で非常に議論が交わされました,いわゆる行財政改革は大変急務な話であるというようなことが議論の中心になっていた気がするわけでございますけれども,そうした中にあっていわゆる執行部サイドの行財政改革はもちろんでございますけれども,ひとり議会だけがその外にいるわけにはまいらないのではないかなというふうな感じを持っています。そうした中でいわゆる定数の問題ですね,この件につきまして各会派で相談をしていただいて,合併があるないに関わらず,私は決して定数が少ない方がいいという考え方はもちろんもってございません。ただ現状において,このままの定数でいいのかといわれればやはり考えていかなければならないのかなというような感じを持っています。議員は全域から意見を聴取して行政に反映するというような重い責務を背負っておるんで,必ずしも定数を一方的に削減すればいいんだ,という考えではないんですが,やはりその辺のところを少し検討をしていただければなという考えを持っております。議長においてその辺のところお取り計らいのほどお願いしたいと思います。

鈴木委員長)ただ今,議長から定数削減の案が提案されたわけでございますが,我々議会といたしましても,今までも合併の協議等を考えますと,当然合併を4市町村の中で決まった場合には,当然15,16人ぐらいの人数になってしまうのかなという予測はしておりました。しかしながらそういった中で,今回は合併も一応は白紙に戻ったわけでございますけれども,執行部におかれましてももう改革に本腰を入れるべきだという考えを持っておりますので,ただ今議長から言われましたように議会といたしましても,それについて行くというわけではございませんけれども,実施をすべきだという考えが多数を占めておるようでございますので,この件について各会派へお持ち帰りいただきまして,十分検討いただきまして次回の議会運営委員会にそれぞれ皆さんのお考えを示していただきたいと思います。
 その他ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,以上で本日の議会運営委員会を閉会いたします。


 閉会 午前10時30分


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