平成16年10月26日 議会運営委員会


案 件 (1)議会広報紙第154号の発行について
(2)その他
出席委員 鈴木行雄委員長,前島守雅委員,亀井比志子委員,磯部延久委員
その他の出席者 久保田健一郎議長(以下,委員外議員)金子悦郎副議長,山口晟議員,小松美代子議員,徳増千尋議員
市執行部 なし
議会事務局 局長(太田光幸),次長(小沼茂夫),係長(武石誠)


 開会 午前9時32分


鈴木委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。
本日の議題は,ぎかい広報紙第154号の発行についてであります。それでは,本件について事務局から説明をいたさせます。

事務局次長)それでは,ぎかい広報紙第154号についてご説明いたします。この号につきましては,第3回定例会を中心として構成しておりますが,8月下旬に開催いたしました第3回臨時会の概要についても掲載しているところでございます。全体的には,これまでの形を踏襲してございまして,特に大きな変更等はございません。
 それでは,ページを追ってご説明申し上げます。まず見開きには,第3回定例会の概要と茨城県道路公社への寄付金4億4,500万円などを含む補正予算が可決された記事,それから任期満了に伴う新たな監査委員として久保田氏が選任をされた記事を掲載してございます。
 次の4ページには,議案ピック・アップと題しまして主なもの2件,学校給食センターの用地取得の件,それと農集排処理場の工事請負契約の締結の件を掲載してございます。
 続く5ページから17ページまでが,一般質問の記事でございまして,これらについては,各議員さんのお目通しをいただき,ご了解をいただいているところでございます。
 18ページから23ページまでが,定例会の議案質疑の記事でございます。
 続いて24ページから27ページまでが,提出されている請願・陳情に関する記事になってございます。
 28ページから30ページまでが,可決いたしました意見書を掲載しております。
 31ページから33ページまでが,臨時会の記事と定例会に提出されました全議案の概要と結果の紹介,それと請願・陳情に関するお知らせでございます。
 最後の34ページ目が,いつもどおり「ぎかいア・ラ・カルト」と題しまして,短いニュース的なものを掲載しております。
 また,左下の部分には,先の委員会で内定をいただきました第4回定例会の会期予定を載せてございます。なお,この第154号の配付でございますが,11月6日前後には,各ご家庭にお届けできる見込みでございます。以上でございます。

鈴木委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,何かご意見はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,この際,お諮りいたします。ぎかい広報紙154号につきましては,お手元に配付しておりますとおり発行いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他として11月8日から10日に予定しております当委員会の管外調査についてを議題といたします。
 今回の調査都市につきましては先にご連絡したとおりでございますが,これに際しまして,調査の充実を図るため,市長ほか執行部の出席を求めたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他の件としまして議長から発言を求められておりますので,これを許します。

久保田議長)私の方からの提案なんですけれども,合併の件についてでございます。4市町村による発展的解消という結論を得まして,石岡市としての考え方は,その4つの中の組み合わせを含め,また,石岡市が単独でいった場合はどうかというような方針,様々な考え方があったわけでございますけれども,実際問題三位一体の改革等々,いわゆる財源移譲の問題,それから交付税の削減,補助金のカットというような様々な状況を考えますと,なかなか石岡市が単独で進むということは大変厳しいというようなことを,特に企画のほうから財政的にアプローチをした結果を報告いただきまして,私も含め議会の皆さんも,単独で進むということは極めて厳しい状況にあるという認識は,すでにお持ちだとは思います。そういった中で,前提はあくまでも期限内合併の中で,より良い組み合わせはどこかというような検討を各議員さんもそれぞれしておられると思うんですけれども,ただ今申し上げましたように期限内の合併も目指す,なおかつ生活圏が共有できる,また,一部事務組合等も含めた広域行政の中で共通な問題意識を共有できる市町村というのは,やはり4つの中で考えた場合に旧新治郡といいますか,皆さん全部の意見をお聞きするというわけにもいかなかったんですが,正副議長の中で様々な議員さんにもご意見等をお聞きした結果,八郷,石岡,玉里,この組み合わせがいいのではないかというような意見が多いように感じたものですから,私としてはそういうことでどうかなと考えているわけでございます。あくまでも財政的なアプローチなんですけれども,企画のほうで石岡・玉里,石岡・八郷,石岡・八郷・玉里,この3つの向こう10年間の財政的なシミュレーションをかけた結果,やはり3つの組み合わせが1番合併効果が生じるとの結論もございますので,そういった組み合わせではどうなのかなと。理想を申せば,最初石岡市が取り組んだ4つの合併というのが理想かとは思うんですけれども,現実問題様々な意見の対立というものが生じて解散を余儀なくされておるわけでございまして,4つでもって期限内合併を目指すということについては,なかなか難しいのかなと私なりには判断いたします。そういう4つの組み合わせがなぜ壊れたのか振り返ってみますと,どうしても石岡市が中心になれなかった,そういう反省する部分というのも感じるわけでございまして,そういった意味で石岡市が中心になって合併をリードできる,そして石岡市を中心とした新たなまちづくりというのも考えていかなければならないのではないか,ということから,私としては八郷・玉里・石岡というような組み合わせを,この議会において真剣に検討していただければありがたいと思いまして,委員長において全員協議会をぜひ開催していただいて,議会として意見の統一を図っていただければと,このように考えまして私の方から提案をさせていただいた次第でございます。

鈴木委員長)ただ今議長から,その他の件で期限内合併について,できれば八郷・玉里・石岡,この3市町村の中で合併を進めたらどうかというご意見をいただきました。従いまして,各会派にこの件を持ち帰っていただきまして,会派の中でこの件について再度協議をしていただいて,あさってもう一度議運を開きたいと思います。その中で皆さんのご意見の集約をいたしまして,全協の日程を掲げまして,そこで皆さんに報告をすると,このような方向でどうかと思いますが,いかがでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)それでは,ただ今申し上げたような中で,あさっての午前中議運を開きまして,皆さんのご意見を集約いたしまして,再度日程を掲げまして,全員協議会において報告をしたい,このように思いますの,よろしくお願いしたいと思います。
 その他,何かございませんか。

久保田議長)皆さんもご承知のとおり,新潟県において大規模な地震が発生したわけでございますけれども,そうした中にありまして,湯之谷村と石岡市は,今までかなり交流を深めてきておるわけでございます。そうした中で湯之谷村への対応を考えたわけでございますけれども,実際,この地震が発生した時点において阿部助役が閉村式に出席をしておったわけでございますが,閉村式は中止になったそうでございます。そうした中で情報を収集しまして,湯之谷村の状況として総務課長のホシさんという方のお話しなんですが,読ませていただきます。
「本日臨時庁議を開いて,湯之谷村に必要な救援物資があれば対処したい旨申し出た。しかし課長の話ですけれども,現在死亡者1名,この人はもともと持病を持っていたので地震との関連性は不明。建物全壊,部分倒壊,幸いにしてない。ライフラインですけれども,一時停電があったが現在は回復。***も可能となった。都市ガスも使える状態。道路については,陥没,法面の土砂崩れが多少あるだけ。今のところ救援物資は必要としていない。ただし今後検討して必要なものがある場合には遠慮なく申し出たい」という旨のお話しがあったそうでございます。そういった中で,私どもはこの状況というものを静観して,湯之谷村の方から要請があった際にはいつでも即対応できるような体制で臨みたいと思っておりますので,ご理解をいただきたいと思います。
なお,いわゆる新潟中越地震の被災者に対しての義援金の募集に関してなんですが,執行部において庁舎及び公共施設に設置を予定しておるようでございます。設置箇所なんですが,市庁舎,市民会館,風土記の丘,府中地区公民館,東地区公民館,城南地区公民館,運動公園,ふれあいの里,保健センター,福祉会館,これらの公共施設において義援金を,いわゆる募金箱というような形で募っておるようでございます。期間は平成16年10月26日から11月30日までと定めておるようでございます。この義援金は赤十字の預り証を***いただきながら,法人名,石岡市としてお送りするということだそうでございます。この新潟中越地震については,そういった状況でございますので,ご理解をいただきたいと思います。

亀井委員)議会からの義援金はいいんですか。以前は出したような・・・。

久保田議長)石岡市議会として義援金を送るということであれば,それはそれで議論をしていただければと思います。

鈴木委員長)それでは,ただ今亀井委員さんのほうから,議会として新潟中越地震について義援金等の話をしたらどうかというような発言がございましたので,この件についても,あさっての議運までに各会派に持ち帰っていただきまして,議会としてどういう対応をしたらいいかということを集約して,あさっての議運でご報告いただきたい。皆さんのご意見によっては,皆さんから募った義援金をお送りしたい,そういうふうなことも考えますのでよろしくお願いしたいと思います。
ほかに発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,議会運営委員会を閉会いたします。


 閉会 午前9時50分


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