平成17年2月24日 議会運営委員会


案 件 (1)平成17年第1回定例会の招集日について
(2)提出議案について
(3)開会日に採決を行うことについて
 議案第24号ないし議案第31号
(4)予算議案の審査方法について
(5)議案の付託先について
(6)新規・請願の取扱いについて
 中学校歴史教科書採択の改善に関する請願
 石岡市第1保育所存続に関する請願書
(7)新規・要望書の取扱いについて
「市場化テスト」や「給与構造見直し」に反対する意見書の採択を求める陳情
(8)会派持ち帰りとなっている事項
 議員報酬額について
(9)その他
出席委員 鈴木行雄委員長,金井一夫副委員長,亀井比志子委員,磯部延久委員
その他の出席者 久保田健一郎議長(以下,委員外議員)金子悦郎副議長,山口晟議員,小松美代子議員,村山裕議員,池田正文議員
市執行部 市長(横田凱夫),企画部長(中村栄),総務部長(関正雄)
議会事務局 局長(太田光幸),次長(小沼茂夫),係長(武石誠)


 開会 午前10時48分


鈴木委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。
本日の議題は,お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。次に,本日の審査にあたり説明員として出席を求めた者は,市長・横田君,企画部長・中村君,総務部長・関君,以上であります。
それではこれより審査に入ります。はじめに,第1回定例会についてを議題といたします。今期定例会の告示日及び招集日につきましては,先の委員会において市長から報告がありましたとおり,3月3日告示,3月10日招集ということを改めて市長に確認いたしたいと思います。

横田市長)期日について提案いたします。平成17年第1回定例会の期日につきましては,告示日3月3日,招集日3月10日を提案いたします。

鈴木委員長)ただ今,市長から説明がありましたとおり,第1回定例会につきましては,告示日3月3日,招集日3月10日で進めてまいりたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 次に,今期定例会に提出予定の議案についてを議題といたします。執行部より説明願います。

横田市長)提出議案についてご説明いたします。今議会への提出議案件数は,合計で41件でございます。内訳は平成17年度予算13件,平成16年度補正予算8件,総合事務組合,一部事務組合等の規約の変更について8件,条例改正9件,条例廃止2件,市道認定1件でございます。なお,3月7日に予定してございます八郷町との合併に関する調印が済みましてから,合併に関する議案を追加提案させていただく予定でおりますのでよろしくお願いします。内容につきましては,企画部長,総務部長より説明させます。よろしくお願いします。

総務部長)私の方から予算以外の議案につきましてご説明申し上げます。議案第24からとなります。議案第24号「石岡地区営農研修センターを組織する市町村の数の減少及び規約の変更について」から議案第31号「茨城租税債権管理機構規約の改正について」この8つの議案につきましてまとめて説明させていただきます。この8議案は,平成17年3月28日に霞ヶ浦町と千代田町が合併いたしまして「かすみがうら市」になることに伴いまして,各総合事務組合,一部事務組合,協議会等の規約を変更するものでございます。このうち議案第29号の茨城県市町村総合事務組合,議案第31号の租税債権管理機構につきましては,かすみがうら市だけでなく県内すべての合併市町村が対象となっております。なお,かすみがうら市の合併日程の関係におきまして,この8議案につきましては議会初日の3月10日に議決をいただければ幸いでございます。
 議案第32号「石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条令の一部を改正する条例を制定することについて」,議案第33号「石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」,議案第34号「教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」この3件につきまして,関係がございますのでまとめて説明させていただきます。去る1月12日に市長から特別職報酬等審議会に対しまして特別職の報酬等の額の改正について諮問をしておりまして,1月28日に答申が出されたところでございます。答申の内容は,市の4役については現在の報酬の5%の減額,その他非常勤特別職については市議会議員を除きまして3%の減額ということでございました。これに従いまして市長,助役,収入役,教育長につきましては,現在の報酬の額から5%減額,その他非常勤特別職につきましては,市議会議員を除きまして原則として3%の減額をするため,各条例を改正するものでございます。
 議案第35号「石岡市職員の特殊勤務手当に関する条例の全部を改正する条例を制定することについて」本件は今般の財政事情を考慮いたしまして,市職員の特殊勤務手当てを見直し,条例を改正するものでございます。
 議案第36号「石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて」本件は危険物の規制に関する規則,地方公共団体の手数料の標準に関する政令等の改正に伴いまして消防関係手数料の一部を改正するために条例を改正するものでございます。
 議案第37号「石岡市文化財保護条例の一部を改正する条例を制定することについて」本件は文化財保護法の改正に伴い,条例中の引用条項を改める必要があるため,条例を改正するものでございます。
 議案第38号「石岡市訪問介護事業実施条例を廃止する条例を制定することについて」本件は,平成17年4月から訪問介護事業は石岡市社会福祉協議会が取り組むことになったため,条例を廃止するものでございます。
 議案第39号「石岡市子どもにやさしい街づくり推進会議設置条例を廃止する条例を制定することについて」本件は,石岡市子どもにやさしい街づくり推進会議は,石岡市次世代育成支援対策委員会として統一して取り組むこととなったために条例を廃止するものでございます。
 議案第40号「石岡市在宅介護支援センター条例の一部を改正する条例を制定することについて」本件は,石岡市在宅介護支援センターに設置しておりました石岡市居宅介護支援事業所を廃止するため,条例を改正するものでございます。
 議案第41号「石岡市都市公園条例の一部を改正する条例を制定することについて」本件は,都市公園法の改正に伴い条例を改正するものでございます。
 議案第42号「石岡市消防団条例の一部を改正する条例を制定することについて」本件は,今般の財政事情を考慮いたしまして本市消防団員の報酬額を見直し,条例を改正するものでございます。
 議案第43号「市道の認定について」本件は,建築基準法に基づき一指定道路を市道として受け入れるため,議会の議決を求めるものでございます。起点終点ともに大字石岡字大橋口西地内でございまして,路線名は市道3361号線,道路延長は34.9メートルでございます。以上でございます。

企画部長)私からは予算につきましてご説明させていただきます。議案第3号ないし議案第15号につきましては,平成17年度予算でございまして,ただ今全員協議会におきましてご説明させていただいたとおりでございます。平成16年度の補正予算につきましてご説明申し上げます。最初に今回の3月期の補正予算の考えでございますけれども,事業費の確定等によりまして財源の調整を行うもの,また今年度の財政負担の軽減を図るため,基金及び起債の調整伴うものを中心に補正措置を行うものでございます。資料に基づきましてご説明させていただきます。
まず議案第16号「平成16年度石岡市一般会計補正予算(案)第6号」でございます。歳入歳出の補正では,2億4,426万8,000円を減額いたしまして,補正後の予算額を175億7,104万2,000円とするものでございます。補正予算額の財源は資料のとおりでございます。今回の補正予算は,予算額の補正以外に債務負担行為の補正を行うものでございます。
 資料1枚めくっていただきます。最初に債務負担行為の追加でございまして,地方債の補正にも関連しますけれども,地方債証券の共同発行によって生じます連帯債務であります。これは茨城県と5市,具体には石岡市と水戸市,土浦市,取手市,鹿嶋市で,30億円を個人向けに発行する**地方債でございまして,他の団体が債務不履行になった場合,当市等が連帯しまして債務を負担するものでございます。これは地方財政法の定めによるものでございます。当市は2億円を臨時地方道整備事業の資金に充てることとしております。昨年度も他市で発行がありましたけれども,市民にとりましては同じ期間の定期預金や国債などよりも利率が高め,あるいは1万円程度から買える,自治体が発行しており安全性が高いなどが挙げられまして,人気が高いようでございます。さらに対象事業などが明確なので,投資を通じまして市民の行政参加意識も高まるというものがございます。次に4市町村の合併に伴う住民情報系の債務負担行為の廃止でございます。また,変更でございまして内部情報系サーバ機器については入札の結果に伴う額の確定により,今年度負担額の変更がございます。行政情報ネットワーク構築用の機器借り上げや配備用ノートパソコン借上料などについても同様でございます。
 次に地方債の補正でございます。めくっていただきますと内訳がございます。特別会計を含めましてそれぞれの限度額の変更と,ただ今申し上げました臨時地方道整備事業については起債の方法について変更を行うものでございます。めくっていただきまして繰越明許費の補正でございます。特別会計を含めまして記載のとおりでございます。年度内に事業が完了しないために,翌年度に繰越ししましてそれぞれの事業の完了を目指すものでございます。
1ページの方に戻っていただきまして,次に歳入の補正の主な内容を申し上げますと,地方交付税のうち普通交付税につきましては交付税額が確定しております。予算計上済額に対しまして3,130万の減額補正でございます。国庫支出金の減額は国庫補助の道路整備の縮小によるものでございます。県支出金の減額の主なものは,4市町村の合併に伴い電算システムの統合を図る経費に合併特例交付金を計上していたためによるものでございます。次に基金繰入金でございますが,冒頭申し上げましたように,3月期補正予算の考えの1つに今年度の財政負担の軽減を図るための基金の調整を行うことを述べました。基金の繰入金の補正措置についてその考えを申し上げますと,最初に財政調整基金でありますが,最初の予算計上額は1億2,790万6,000円でございます。この同額1億2,790万6,000円を減額いたしまして平成16年度末の基金の現在高見込み額を8億3,582万7,000円としたい考えでございます。次に減債基金繰入金であります。予算計上額は6億5,976万2,000円であります。この額を3億1,297万3,000円減額いたしまして,平成16年度末の基金の現在高見込み額を6億2,000万円程度としたい考えでございます。以上2つの基金繰入金の減額措置によりまして,平成17年度の予算の繰入金に対応しまして,かつ合併時において一定額を確保したい考えでございます。合併時に一定額を確保したい考えと申しますのは,標準財政規模の5%を合併時に確保したいというふうな考えでございます。また,公共施設改修事業基金繰入金につきましては,予算計上額は5,262万円でございます。この同額を減額いたしまして平成16年度末の基金の現在高見込み額を3億7,200万円としたい考えでございます。次にふるさとづくり基金繰入金は5億1,060万9,000円を予算計上してございます。この額を6,560万9,000円減額いたしまして平成16年度末基金の現在高見込み額を4億1,100万円程度としたい考えであります。さらに学校建設事業基金繰入金は1,481万円を計上してございます。この同額を減額いたしまして,平成16年度末の見込み額を2,834万円としたい考えでございます。これら3つの基金を含めましてその一部を平成17年度予算編成において繰入金として活用してまいりますけれども,その後につきましては合併前に整理したい考えでございます。いずれにいたしましても今回の補正予算では,基金の繰入金を併せまして5億6,658万4,000円減額いたします。次に繰越金であります。平成15年度からの繰越金のうち,まだ予算計上していません4億8,461万9,000円を追加計上いたします。
 次に歳出の補正予算の主な内容を申し上げますと,まず総務費においては,4市町村の合併に関連いたしまして予算化しました合併のための庁舎改修工事などで1,089万9,000円の減額補正でございます。また電算業務経費では住民情報系機器の借り上げで6,361万7,000円の減額補正でございます。次に市民会館自主事業基金の額に不足を生じてございますので,439万7,000円の追加補正を行うものでございます。民生費の保育所支援関係経費につきましては各民間保育所で取り組んでいました特別保育事業の実績額が確定しましたので1,951万9,000円の減額補正であります。また児童手当につきましては,同様にその実績額が確定しましたので1,300万円の減額補正であります。
次に特別会計に移ります。議案第17号「平成16年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(案)第3号」でございます。3,279万1,000円を追加いたしまして,補正後の予算額を20億5,148万7,000円といたすものでございます。内容を申し上げますとNTT無利子貸付金償還元金の増額などでございます。また先ほど一覧表でご覧いただきました繰越明許費の設定と起債の限度額の補正がございます。
 次に議案第18号「平成16年度石岡市駐車場特別会計補正予算(案)第1号」でございます。416万円を減額いたしまして補正後の予算額を2,784万円といたすものでございます。内容は歳入において駐車場使用料が当初見込みより落ち込む見込みでございますので,これを減額いたしまして歳出において駐車場基金への積立金を減額いたすものでございます。
 次に議案第19号「平成16年度石岡市老人保健特別会計補正予算(案)第2号」であります。2億3,428万2,000円を増額いたしまして,補正後の予算額を40億3,175万6,000円といたすものでございます。内容でございますけれども,医療費の伸びによります給付費の増額補正でございます。
次に議案第20号「平成16年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計補正予算(案)第1号」であります。3,700万円を減額いたしまして補正後の予算額を7,500万円といたすものでございます。内容は家屋移転補償料の減額補正でございます。
 次に議案第21号「平成16年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(案)第2号」であります。60万円を減額いたしまして歳入歳出予算の総額を4億7,600万円といたすものであります。その内容は汚泥処理の委託料の減額補正でございます。また,処理場建設に係る繰越明許費の設定と起債の限度額の補正がございます。
次に議案第22号「平成16年度石岡市介護保険特別会計補正予算(案)第2号」でございます。7,609万7,000円を増額いたしまして補正後の予算額を22億4,850万9,000円といたすものでございます。その内容でございますけれども,居宅介護支援サービス経費や施設介護支援サービス経費などの増で介護報酬**費の増額補正でございます。
最後に議案第23号「平成16年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算(案)第1号」であります。211万9,000円を追加いたしまして,補正後の予算額を2億5,930万8,000円といたすものであります。内容を申し上げますと,2つございまして,1つに介護サービスの増によりまして介護報酬の増がございますので,社会福祉法人への委託料の増額でございます。2つ目に特別養護老人ホームの建設費の費用の一部負担を求めてございますが,今まで介護報酬などはその全額を委託料として社会福祉法人に支払いまして,社会福祉法人からその負担分を石岡市にお支払いをいただいていたと,この相当額を当該特別会計から委託料として支払わず,市は当該特別会計から一般会計へ繰出金として収入する組み替えを行うものでございます。以上が補正予算案でございます。

鈴木委員長)ただ今,今期定例会に提出予定の議案について説明があったわけでありますが,本件について質問がございましたら挙手によりお願いいたします。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)それでは,ないようですので提出議案について了承をいたしたいと思います。説明員として出席されました執行部の方々はご苦労様でした。ご退席いただいて結構でございます。
 次に,先ほど執行部から説明のありました議案第24号ないし議案第31号について,その取扱いに関する考えを議長からご説明願います。

久保田議長)先ほど,執行部より説明のありました議案第24号ないし議案第31号につきましては,霞ヶ浦町と千代田町が3月28日に合併し,かすみがうら市になるとのことでございます。また,茨城県市町村総合事務組合と茨城県租税債権管理機構については県内すべての合併市町村が対象となることから,総合事務組合,一部事務組合,協議会等の規約変更が生じるとのことでありますので,私といたしましては定例会開会日の3月10日に委員会付託を省略し質疑・討論・採決という形で進めたいと考えております。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

鈴木委員長)ただ今の議長の考えについて,何かご意見はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,議案第24号ないし議案第31号につきましては,開会当日の10日に委員会付託を省略いたしまして,質疑・討論・採決という流れで進めたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,予算議案の審査方法についてを議題といたします。ただ今市長より提案がありましたとおり第1回定例会につきましては,3月10日招集ということであります。各委員ご案内のとおり第1回定例会につきましては,新年度の予算が提案されるわけでありますが,先の委員会において予算特別委員会の日程につきましては3月18日,22日,23日の3日間で行うことは,ご了承をいただいております。したがいまして,この日程に沿いまして予算審議を実施するわけでありますが,その審査方法は,従来ですと議員全員で構成する予算特別委員会を設置いたしまして,常任委員会ごとの審査及び総括審査を行っております。
 お諮りいたします。予算審査につきましては,議員全員をもって構成する予算特別委員会を設置いたしまして,常任委員会ごとの審査を2日間,総括審査を1日間,合計3日間の審査を行うことにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 ただ今,予算特別委員会を設置いたすことが決定いたしたわけでありますが,当委員会の正副委員長は,申し合わせにより総務企画委員会の正副委員長が就任することとなっております。
 お諮りいたします。予算特別委員会の正副委員長は,委員長に磯部延久議員,副委員長に池田正文議員が就任するということで,ご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,今期定例会に提出されます議案の付託先についてを議題といたします。事務局より説明願います。

事務局次長)それでは,本日執行部より説明がありました議案の付託先についてご説明申し上げます。
 議案第3号ないし議案第15号までは平成17年度の予算でありますので,これはただ今決まりました議員全員で構成いたします予算特別委員会が付託先となります。
 議案第16号「平成16年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」につきましては,中身を見まして分割し,それぞれの所管に付託になろうかと思います。
 議案第17号「平成16年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」でございますが,都市建設委員会が所管になろうかと思います。
 議案第18号「石岡市駐車場特別会計補正予算(第1号)」につきましては,総務企画委員会。
 議案第19号「平成16年度石岡市老人保健特別会計補正予算(第2号)」につきましては,教育福祉委員会。
 議案第20号「平成16年度石岡都市計画事業石岡駅東区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」につきましては都市建設委員会。
 議案第21号「平成16年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」につきましては,市民経済委員会。
 議案第22号「平成16年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)」につきましては,教育福祉委員会。
 議案第23号「平成16年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)」につきましては,教育福祉委員会。
 議案第24号「石岡地区営農研修センターを組織する市町村の数の減少及び規約の変更について」ないし議案第31号「茨城県租税債権管理機構規約の改正について」までの計8件につきましては,執行部から説明がございましたように市町村合併に伴う規約の改正等でございますので,開会当日の10日に委員会付託を省略いたしまして,質疑・討論・採決という形で進めさせていただければと考えております。
 議案第32号「石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」,議案第33号「石岡市特別職の職員で常任のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」,議案第34号「教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」以上3件は,市長・助役・収入役・教育長4役の報酬を5%減額,その他の非常勤特別職については,議員を除いて3%を減額する条例でございますので,所管は総務企画委員会。
 議案第35号「石岡市職員の特殊勤務手当に関する条例の全部を改正する条例を制定することについて」本件につきましては,市職員の特殊勤務手当を見直し,条例を改正するものでありますので同じく総務企画委員会。
 議案第36号「石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて」本件につきましては,危険物の規制に関する規則,地方公共団体の手数料の標準に関する政令等の改正に伴い,消防関係手数料の一部を改正するものでございます。所管は同じく総務企画委員会。
 議案第37号「石岡市文化財保護条例の一部を改正する条例を制定することについて」本件につきましては, 文化財保護法の改正に伴い,条例中の引用条項を改める必要が生じたため,条例を改正するものですので所管は教育福祉委員会。
 議案第38号「石岡市訪問介護事業実施条例を廃止する条例を制定することについて」本件につきましては,平成17年4月より訪問介護事業は,石岡市社会福祉協議会が取り組むことから,条例を廃止するものですので,所管は教育福祉委員会。
 議案第39号「石岡市子どもにやさしい街づくり推進会議設置条例を廃止する条例を制定することについて」本件につきましては,これまでの石岡市子どもにやさしい街づくり推進会議は,石岡市次世代育成支援対策委員会として統一して取り組むこととなるため,条例を廃止するものでございますので,所管は教育福祉委員会。
 議案第40号「石岡市在宅介護支援センター条例の一部を改正する条例を制定することについて」本件につきましては,石岡市在宅介護支援センターに設置をしていた石岡市居宅介護支援事業所を廃止するため,条例を改正するものでございますので,所管は教育福祉委員会。
 議案第41号「石岡市都市公園条例の一部を改正する条例を制定することについて」本件は,都市公園法の改正に伴い,条例を改正するものでございますので所管は都市建設委員会。
 議案第42号「石岡市消防団条例の一部を改正する条例を制定することについて」本件は今般の財政事情に鑑み,本市消防団員の報酬額を見直すため,条例を改正するものですので,所管は総務企画委員会。
 議案第43号「市道の認定について」本件については,位置指定道路を市道として受け入れるため議会の議決を求めるものでございますので所管は都市建設委員会が付託先になろうかと思います。以上でございます。

鈴木委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,何かご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)それでは,ただ今事務局から説明があったとおり付託いたしたいと思います。
 次に,本日までに受理しております請願についてを議題といたします。はじめに「中学校歴史教科書採択の改善に関する請願」についてを議題といたします。事務局より説明を願います。

事務局次長)本件につきましては,2月22日付けで鈴木行雄議員さんの紹介によります請願書でございます。請願者は日本会議茨城の横山会長様で,中学校学習指導要領の社会科の目標にわが国の歴史に対する愛情を深め,国民としての自覚を育てると明記してあるが,現行の歴史教科書を読んでみると,わが国への愛情を育てるのではなく,かえって自虐的な認識を持たせようとするかのように見受けられる内容の教科書が多く,憂慮に堪えないことから,教育委員会においては,中学校で使用する歴史教科書の選定にあたっては,家庭・郷土・国家を愛する心を養い,日本人としての誇りを育てる内容の教科書を選ぶことなど5項目に留意されたいとの請願の内容でございます。この審査付託先でございますが,教育福祉委員会になろうかと存じます。

鈴木委員長)ただ今事務局から説明がありましたとおり,「中学校歴史教科書採択の改善に関する請願」につきましては,教育福祉委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に「石岡第1保育所存続に関する請願書」を議題といたします。事務局より説明願います。

事務局次長)本件につきましては,2月22日付けで村山議員さんの紹介によります請願書でございます。石岡市第1保育所保護者会楢戸会長様をはじめ393名の署名がございまして,第1保育所が17年度をもって廃所するとの説明があったが,市内に定員を上回る園児を抱えている保育所が多い現在,緊急に受け入れ態勢が整えられる公立保育所の存在は,働く母親が安心して子供を産み,育てる上で必要不可欠であることから,第1保育所の存続を望む請願の内容でございます。この審査付託先でございますが,教育福祉委員会になろうかと存じます。

鈴木委員長)ただ今,事務局より説明がありましたとおり「石岡第1保育所存続に関する請願書」につきましては,教育福祉委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)
ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,本日までに受理しております要望書についてを議題といたします。「市場化テスト」や「給与構造見直し」に反対する意見書の採択を求める陳情を議題といたします。事務局より説明を願います。

事務局次長)お手元に配付申し上げましたとおり,日本国家公務員労働組合連合会の堀口中央執行委員長様より「市場化テスト」や「給与構造見直し」に反対する意見書の採択を求める陳情ということで,1月25日付で受理しているところでございます。
 内容につきましては,公共サービスの民間開放では国民の利益と権利を損なうことが懸念される中,国は新行革大綱の決定をはじめ,市場化テストの導入や給与構造の見直しを考えていることから,1つとして住民に対する行政サービスの確保に必要な権限と財源を確保すること,2つ目として公務・公共サービスの民営化や市場化テストは行わないこと,3つ目として公務員賃金への地域間格差の導入は行わないことなどを趣旨とする意見書を採択し,関係機関に送付をして欲しいというものであります。本陳情につきましては,郵送による受付となっておりますので,従前の例によりますと議場において各議員さんに配布のみという取扱いになるかと存じます。

鈴木委員長)ただ今,事務局から説明のありました要望書につきましては,従前の例によりまして本会議場で各議員に配布という取り扱いをいたしたいと思いますので,議長におかれましてよろしくお願いいたします。
 次に,各会派持ち帰りとなっておりました案件の審査を行います。「議員の報酬について」を議題といたします。本件につきましては,過日の全員協議会におきまして,議長からありましたとおり,1人会派も含む各会派において十分な論議をしていただきましてまとまるものであれば今回期中に議員提出議案として提出をしていきたいということであります。これらを踏まえまして各会派での検討結果のご報告を願います。

磯部委員)私どもの会派で協議をいたしまして,こういう状況下の中で削減をすることは致し方ないことであろうという意見でございました。また,幅の問題ですが,これは議運で皆さんから出たご意見に沿ってということで,具体的には出ませんでした。以上です。

亀井委員)私の会派でもいろんな意見が出ました。特に今回の合併についての説明会におきまして,住民の方から報酬に関して,また人数に関して,いろいろ批判的なご意見も出ました。そのこととはまた関係ないということではありませんけれども,やはり現在の財政の苦しい中,特別職の方が5%カットということがございますので,議員もそれに加えて減額ということでよろしいかと思います。ただ,ちょっと話し合った中でお聞きしたいんですが,今回の議会でこれが可決されましたときには,即来月から減額になるんでしょうか。それとも今回の合併を機に減額になるとか,いろんな話がいろんなところで出てるんですね。そういうこともきちんとお知らせいただければと思います。

金井副委員長)うちの方でも減額でやむを得ないんではないかという意見が出ました。後はいろんな意見もあったんですが,5%がいいのではないかとか,中にはこれから合併を控えているんで10月1日からがいいのではないかという意見もございましたが,意見についてはまとまった***。

鈴木委員長)委員外議員として,村山議員はいかがですか。

村山議員)ほぼ同じような意見でした。それでいろんな意見が出た中で,今回10%ぐらいしないと合併を控えてバランスが悪いんじゃないかというようなことも出ました。皆さんの足並みにそろえるということです。

鈴木委員長)今回は,各会派並びに1人会派の方にもご意見をいただくということですので,1人会派として山口議員さんどうですか。

山口議員)私も賛成です。

小松議員)私も議員報酬の削減は5%ないし10%。そして費用弁償についても是非お考えいただきたいと思います。

池田議員)
先日の合併に関する住民説明会の中でも議員の身分については,いろいろな意見が出されてきたところでございます。そういった状況をいろいろ考えますと今回減額を積極的にすべきだと思います。具体に減額の割合につきましては,市長以下4役が5%であるということでございますので,5%が妥当ではないか,時期につきましては,議会運営委員会の中での協議にお任せしたいと思います。

鈴木委員長)ちなみに私どもの会派でもずいぶん協議をいたしました。やはり執行部4役が5%という減額をしておりますので,少なくとも5%でいいのではないだろうかという形で・・・。
 ただ今,各会派それと1人会派の方皆さんからご意見を頂戴したわけですが,総合的に判断をいたしますと5%カットという形が大勢を占めているというふうに理解をしますので,これについては5%カットということでいきたいとこのように思いますが。
 暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

鈴木委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 ただ今皆さんから意見をいただきまして5%の削減ということになったわけですが,議長の方から,この削減をいつから実施をするのか,このことについて議会運営委員会の中で検討をしていただけないかということでございますが。

久保田議長)3月に執行部の方から,執行部3役の減額の条例が議案として出されるわけですよ。そういう部分で考えるならば,同じ時期に今期の定例会に議員提案としてあげていただいた方がいいのではないかという気がするんですよね。

鈴木委員長)それでは集約をいたしますと,議員報酬につきましては5%を削減するということであります。それでは議員の報酬につきましては,17年4月1日より5%削減とし,最終日に議員提出議案として提出いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他の件で事務局から発言を求められておりますので,これを許します。

事務局次長)3点ほどございます。まず1点目でございますが,3月定例会に提案されます議会費の補正予算についてご説明申し上げます。今回の補正につきましては,総額で541万8,000円の減額補正をするものでございます。減額補正の主なものでございますが,旅費では委員会視察に伴う一人当たりの支出が安く上がったこと,欠席者がいたこと等から180万円の減,印刷製本費では,議会だよりの印刷費が予算より安く発注できていることから100万円の減,委託料では,速記委託料が会議時間の減等により50万円の減,負担金では,予算計上はしておりましたが,実際は参加できなかったための各種負担金127万円の減などでございます。その他,諸々併せまして,総額で541万8,000円の減額補正をいたすものでございます。
 つづきまして2点目でございますが,先ほどの全員協議会におきまして,石岡市各会計の新年度予算の内示がされたわけですが,議会費の平成17年度予算につきましてご説明申し上げます。平成17年度の議会費の当初予算につきましては,総額で2億5,066万8,000円でございます。平成16年度と比較いたしますと,302万4,000円の減となっております。減額となった主な要因でございますが,昨年予算化しました市議会50周年記念事業が本年はございませんのでその分の減,旅費の見直しによる減,議長交際費の減,印刷製本費の減,速記委託の減,負担金では石岡市周辺議長会,4市町村合併協議会の解散等による減でございます。また,市全体の中で経常的な経費,投資的経費についても,対前年度5%削減を打ち出していたことから,議会費においても見直しのできる項目については検討をさせていただいたところでございます。また,増額となりますのは,議長車が今年度車検の年にあたりますので,それに伴う費目でございます。以上が16年度と比較いたしまして,主な増減がありました部分でございます。
つづきまして3点目は,平成16年度の政務調査費収支報告書の提出についてのお願いでございます。これから3月に研修を計画されておられる会派もございますし,これからまだ支出が見込まれることがあるとは存じますが,できましたら議会最終日ぐらいまでに事務局までご提出いただきますようお願い申し上げます。以上でございます。

鈴木委員長)ただ今,事務局から説明のあった件について,何かご質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,委員各位におかれましては,会派の会計責任者によろしくお取り計らいくださいますようお願いいたします。
 以上で本日の協議案件はすべて終了したわけでございますが,その他の件で何かございましたら挙手によりお願いをいたします。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,以上で議会運営委員会を閉会いたします。


 閉会 午前11時38分


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