平成17年3月25日 議会運営委員会


案 件 (1)平成17年第2回定例会について
(2)議員提出議案第1号について
(3)新規・陳情の取扱いについて
 合併特例債による道路整備事業の撤回を求める陳情書
(4)新規・要望書の取扱いについて
 臭気対策に対する要望書について
(5)一般質問通告書の取扱いについて
(6)その他
出席委員 鈴木行雄委員長,金井一夫副委員長,前島守雅委員,亀井比志子委員,磯部延久委員
その他の出席者 久保田健一郎議長(以下,委員外議員)金子悦郎副議長,小松美代子議員,池田正文議員
市執行部 市長(横田凱夫),総務部長(関正雄)
議会事務局 局長(太田光幸),次長(小沼茂夫),係長(武石誠)


 開会 午前10時00分


鈴木委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。
本日の議題は,お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。次に,本日の審査にあたり説明員として出席を求めた者は,市長・横田君,総務部長・関君,以上であります。
それでは,これより審査に入ります。はじめに第2回定例会の招集日についてを議題といたします。市長におかれまして,第2回定例会の招集日等につきまして考えがございましたらお示し願いたいと思います。

横田市長)平成17年第2回定例会の期日につきましては,告示日5月26日,招集日6月2日を提案いたします。よろしくお願いします。

鈴木委員長)ただ今市長から,第2回定例会につきましては,5月26日告示,6月2日に招集いたしたい旨の考えが示されたわけでございます。ただ今の件につきまして,ご意見はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)それでは,第2回定例会については,5月26日告示,6月2日招集ということで了承いたしたいと思います。執行部におかれましてはご苦労様でした。ご退席いただいて結構でございます。
 次に,第2回定例会の会期についてを議題といたします。先ほど市長より6月2日に招集いたしたい旨の方針が示されたわけであります。会期につきまして,議長の方で案がございましたらお示し願いたいと思います。

久保田議長)会期の予定でございますが,第2回定例会の招集日につきましては,先ほど市長の方から6月2日に招集ということで話がございました。従いまして,6月2日に開会いたしまして,6月6,7,8日の3日間が一般質問,9日が議案質疑,10日に常任委員会,13日に議会運営委員会,14日午前10時から委員長報告他を行うという日程を考えております。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。

鈴木委員長)ただ今議長より会期予定案が示されたわけでありますが,この案につきましてご質問はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)それでは,第2回定例会の会期につきましては,議長より示されました案のとおりといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議員提出議案第1号についてを議題といたします。本件は,過日の委員会で決定いたしました議員報酬の5%減額にかかる議案であります。議案の内容につきましては,事務局から説明を求めます。

事務局次長)お手元の議案及び参考資料についてご説明申し上げます。まず1枚目が議案のおもてになっております。委員会においてこの議案をご承認いただければ,右上の部分に提出者として鈴木委員長を,賛成者として議運の各委員さんのお名前を入れさせていただくものでございます。
 2枚目が条例の改正案本文となっているわけですが,3枚目に現行条例の別表をつけておりますので,まずそちらをご覧いただきたいと思います。ご覧いただきますとおり,表の一番上にございますのが,「議会の議員」でございます。今回の改正は,この表の中の「議会の議員」という部分のみを改正することになるわけでございます。それで2枚目に戻っていただきますと,ただ今ご覧いただいた「議会の議員」の部分のみを抜き出した状態が,議案に記載されてございます。したがいまして「月額」とある隣が,「報酬の額」をあらわしておりまして,一番右の「市長・助役」などとあります欄は,相当する「旅費の額」をあらわしております。
 次に,報酬額でございますけれども,4枚目をご覧いただきたいと思います。今回の条例改正案の改正額は,報酬から報酬の5%を減額し,1,000円未満の端数を切り上げるという算式により算出いたしております。表にございますとおり,議長については現行額が46万3,000円,この5%は2万3,150円となるわけでございますが,1,000円未満の端数を切り上げまして2万4,000円とし,改正額は43万9,000円となっているものでございます。引き下げ率につきましては,5%を若干超えまして,議長については5.18%でございます。副議長,または議員さんの欄につきましても同様にご理解いただきたいと思います。以上でございます。

鈴木委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明に対し,何かご質疑等ございましたら,挙手によりお願いいたします。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,この際お諮りいたします。本案は,お手元の案のとおり提出することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。それでは,本案は委員長において28日の本会議のすべての議事日程が終わったあとに議長に提出いたします。
 次に,新規に提出されました陳情の取り扱いについての審査をいたしたいと思います。「合併特例債による道路整備事業の撤回を求める陳情書」を議題といたします。事務局から説明願います。

事務局次長)合併特例債による道路整備事業の撤回を求める陳情書が,3月3日付で6号バイパス路線変更の会高浜・貝地線部会,○○(個人名)様外56名の方より提出がされ,受理したところでございます。
 内容につきましては,過日の合併協議会で決定された新市建設計画の中に貝地・高浜線の整備が盛り込まれたが,この路線は舟塚山古墳群に含まれ,物見塚古墳,関戸遺跡,上野遺跡などが存在しており,城南中学校,高浜小学校,高浜幼稚園があり教育環境の破壊をもたらすこと,また特例債130億円のうち70億円が道路事業に使われるが,もっと市民生活に密着した施策に使われるべきであることから,貝地・高浜線の整備事業の撤回を求めるというものでございます。なお,審査の付託先でございますが,都市建設委員会になろうかと思います。

鈴木委員長)ただ今,事務局から説明がありましたとおり「合併特例債による道路整備事業の撤回を求める陳情書」につきましては,都市建設委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。

事務局次長)ただ今お配りしました陳情書のうち「130億円の内,100億円」となってございますけれども,陳情者の方から100億円を70億円に直してくれということがありましたので,ここを70億円ということで訂正願いたいと思います。

鈴木委員長)ただ今取り扱いの決定いたしました陳情について,議事手続きに関するお考えを議長よりお示し願いたいと思います。

久保田議長)ただ今の陳情につきましては,最終日の日程に掲げたうえで委員会への付託を行いたいと思っております。

鈴木委員長)ただ今,議長からお示しのありましたとおり,本日ご協議いただきました陳情につきましては,議会最終日の3月28日の日程に掲げて委員会付託を行うとのことでありますので,各委員にはよろしくご了承願いたいと思います。
 次に,本日までに受理しております要望書についてを議題といたします。事務局より説明願います。

事務局次長)臭気対策に対する要望書でございますが,本件につきましては,3月17日付けで千代田町議会の関議長様より提出されまして,同日受理いたしたところでございます。内容につきましては,本市にあります鶏卵施設から発生する悪臭により千代田町民から町に苦情が寄せられている。この施設からの悪臭については,14年10月よりこれまで何度か町を通じ改善指導をしてきているが,依然として周辺地域から苦情が寄せられており,石岡市からもこの鶏卵施設に対し,悪臭対策の指導をお願いしたいというものでございます。
 本件につきましては,要望書でございますので,従前の例によりますと,要望書につきましては,本会議場において配付のみという取扱いになろうかと思います。

鈴木委員長)ただ今事務局より説明のありましたとおり,臭気対策に対する要望書が提出をされております。本件につきましては,従前の例によりまして本会議場で各議員に配布という取扱いをいたしたいと思いますので,議長におかれましてはよろしくお願いいたします。
 次に,一般質問通告書にかかる申し合わせ事項を議題といたします。当委員会は,請願・陳情の取扱いについて,定例会告示前に開かれる議会運営委員会までに受理したものを,当該定例会で審査する旨の申し合わせをしているわけでございますが,この際,一般質問通告書につきましても,その申し合わせを再度ご協議いただきたいと思います。当委員会といたしましては,一般質問通告書について「できるだけ詳しく書かなければならない」との申し合わせを行い,あわせて通告書の書式まで変更した経緯があるわけでございます。しかし,申し合わせには「詳しく書く」という点について基準がなく,その判断は各議員に委ねられているわけでございます。この際,当委員会といたしましては,その点まで踏み込んだ協議をいただきたいと思っているわけでございますが,この件につきまして,議会事務局から検討資料という形で試案が提出されておりますので,説明を求めたいと思います。

事務局次長)先ほど委員長からございましたとおり,現在の一般質問に関する申し合わせは,「できるだけ詳しく書かなければならない」との内容にとどまっておりまして,議会事務局が通告を受理するに際しましても,苦慮する例が多々あるわけでございます。そのような中,今回検討資料という形で試案をご提出したわけでございますが,その内容につきましてご説明申し上げます。
 この試案は,全部で4項目から成ってございます。まず,@といたしまして基本的な事項を述べております。朗読いたしますと,「質問に対する答弁とは,執行部各個人が行うものではなく,行政組織としての石岡市が行うものであることに鑑み,通告は努めて詳細に行わなければならない」という内容でございます。
次のAは,通告書の受付に関する規定でございます。朗読いたしますと「通告書の提出期間は,定例会告示日の翌日午前8時30分から,招集日の午後4時まで(ファックスを利用する場合は午後3時まで)とし,項目の追加,表現の訂正などの変更は,招集日の午後5時までに行わなければならない。なお,議会事務局は,通告書及び項目の追加,表現の訂正の受付に際し,本申し合わせに適合するよう,その表現等について通告者に対し助言することができる」という内容でございます。前段の部分については,現在すでに運用している内容でございまして,特に変更は加えておりませんが,後段の部分は新たに加えた事項でございます。現在のところ。項目の追加,表現の訂正などのついては,「いついつまでに」という決まりがございません。したがいまして,試案におきましては追加,訂正の締切りを通告締切り後1時間以内,としたものでございます。また,「なお」という文言に続く部分につきましては,これまで同様,受付の際に事務局で気付いた点について,議員さんにご相談申し上げる,という意味にご理解いただきたいと思います。
 次のBにつきましては,事務局が議員さんと調整してもなお,詳細な通告をご提出いただけない場合の規定でございます。朗読いたしますと「通告は,前項にいう午後5時をもって受付順に受理するものとする。ただし,その時点において,通告の内容が詳細でないと議会事務局長が認める項目については,議会事務局長は議長と協議の上,その指示に基づいて当該項目の詳細な通告の提出を通告者に求めるものとする。この場合,通告者は翌日正午までに詳細通告を提出しなければならない」という内容でございます。先に申し上げましたとおり,基本的に事務局は午後5時までに議員さんと調整を図るわけでございますけれども,それでもなお調整が図れない場合は,局長が議長とご相談の上で,議員さんに対して再度詳細通告のご提出をお願いする,という規定でございます。
最後のCは,詳細ではない通告を示す規定でございます。ただし,内容が多岐にわたる一般質問の通告について,明確な基準を設定することは甚だ困難であります。そのような中,試案におきましては「前項にいう詳細でない通告とは,その内容が予算書の「款」「項」「目」のレベルにとどまるなど,通告から質問の具体的内容を推し量ることが困難なものをいう」といたしまして,一定の基準とさせていただきたい,というものでございます。例としてあげてありますのが,「教育行政について」でありますけれども,これは予算書における「教育費」という「款」に相当する内容しか通告いただいておりませんので,ご遠慮いただきたい,ということになるわけでございます。同様に「社会教育について」は,「社会教育費」という「項」に相当する内容となっており,「公民館について」も「公民館費」という「目」に相当する内容にとどまっておりますので,ご遠慮いただきたいということでございます。これはひとつの例でございますけれども,基本的には,通告を読んで「質問の具体的内容を推し量ることが困難なもの」は受理できない,ということでございます。
 以上が,事務局からの試案でございます。よろしくご検討いただきますようお願い申し上げます。

鈴木委員長)暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

鈴木委員長)会議を再開いたします。事務局よりご説明願います。

事務局次長)ただ今の中で,Cを削除し,Bの項目を「通告は,前項にいう午後5時をもって受付順に受理するものとする。ただし,その時点において,通告から質問の具体的内容を推し量ることが困難であると議会事務局長が認める項目については・・・」というように変更させていただきたいと思います。

鈴木委員長)ただ今事務局から説明があったわけでございますが,今のような事務局の説明内容で進めていくということでご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。当委員会において,閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会規則第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件,事由を付し,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他の件で事務局より発言を求められておりますので,これを許します。

事務局次長)それでは,4点ほどございます。1点目は,平成16年度の政務調査費の収支報告書の提出についてでございます。先の議会運営委員会におきましてもお願い申し上げたところでございますが,まだ提出いただいておりません会派が3会派ほどございます。お忙しいところ大変恐縮でございますが,早めにご提出いただきますようお願い申し上げます。
 次に,17年度の政務調査費の交付申請の件でございます。4月1日におけます会派所属の議員数により政務調査費が交付されるわけでございますが,交付申請書類が議会事務局に用意してございますので,代表者のご署名をいただきたいと存じます。また,議員さんご存知のように今年の10月1日八郷町との合併により新市となりますので,今回の政務調査費は4月から9月までの6カ月となります。月12,500円でございますので,1人あたり75,000円となりますので,ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
 次にお茶代でございますが,16年度の残は3,499円でございますので,17年度に繰り越しさせていただきます。また,17年度のお茶代についてでございますが,これまで年2,000円頂戴いたしておりますが,今年の場合やはり10月に合併をひかえておりますので9月までの6カ月分1,000円だけを4月の報酬から差し引かせていただきたいと思いますので,よろしくお願いをいたします。
 それから,市議会議員共済会から特別掛け金率の変更のお知らせが届いておりますので,説明をさせていただきます。これまで議員さんの6月,12月に支給されます期末手当にかかる特別掛け金率は2.5%でございましたが,6月末に支給されます期末手当からは5%の掛け金率となるものでございます。28日に各会派室の席にこのパンフレットを配らせていただきますのでよろしくお願いをいたします。

鈴木委員長)ただ今,事務局から説明のあった件につきまして,何か質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)それでは,事務局から説明のあった件につきましては了承いたしたいと思います。
 次に,その他の件で,何かございましたら挙手によりお願いをいたします。

磯部委員)先ほどの質問詳細について明確にいたすということと同時に,ぜひとも執行部にお願いしたいのは,例えばこういう条例に基づいた石岡の改正はどうなっているか,ということになると,延々とこの条例は平成何年に云々と多すぎるんですね。ですからもう少し明快なるきちんとした答弁をするように執行部に申し入れをしていただきたいと思います。

鈴木委員長)ただ今の答弁の件については,議長と協議のうえ,議長より執行部に強く申し入れをしたいと思います。
 暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

鈴木委員長)会議を再開いたします。先ほどの一般質問の件につきましては,最終日に各議員さんに配布をいたしたいと,このように思います。
 他にございませんか。

金井副委員長)その他でひとつご提案をしたいと思います。今回の議会で行財政改革についていろいろ質問なり答弁が出ておりますので,今回の議会で「石岡市行財政改革の促進を求める決議」というのを最後に議運の委員長の提案で出していただけたら幸いだなと,こういうふうに思いまして先ほど委員長の方に案文を提出いたしましたので,よろしくお願いいたします。

鈴木委員長)ただ今,金井副委員長から決議案の提案があったわけでございますが,それでは案文を配布願います。
 それでは,各委員にお目通しをいただきましてから,ご意見をいただきたいと思います。
暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

鈴木委員長)再開いたします。
ただ今,金井副委員長から提案のあった決議案について,ご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

前島委員)ただ今出されました「石岡市行財政改革の促進を求める決議」につきましては,賛成であります。これは当然市長も行財政改革は喫緊の課題だといっているわけでありますので,それに向かって議会がさらに推し進めていくということが大事だと思います。

亀井委員)この決議でございますけれども,確かに一般質問でもそうですが,それ以前からも市としては取り組んでいるところなんですね。そして八郷町との合併をひかえた中で,今これを決議するべきなのか,それとももう少したってからの方がいいのか。市長の方からもすでに行財政改革を進めます,という強い言葉もあるわけですよ。各部長からもそういう言葉が出ている現状なんですけれども,そういうことからも私はこの件は会派に持って帰りたいと思います。

鈴木委員長)暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

鈴木委員長)再開いたします。それでは,各委員のご意見を集約いたしますと,議会運営委員会として提案をするということになろうかと思います。ただ今申し上げましたとおりの取扱いとすることにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。他に発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,以上で本日の議会運営委員会を閉会いたします。


 閉会 午前10時48分


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