平成16年4月14日 教育福祉委員会


案 件 (1)所管事務の調査
 福祉部・教育委員会事務部局の所掌事務と平成16年度主要事業について
出席委員 亀井比志子委員長,藁科登副委員長,久保田健一郎委員,小松美代子委員,國司進委員,川村良一委員
市執行部

【福祉部】
福祉部長(高木直之),福祉部副部長(土師照夫),社会福祉課長(矢口輝行),高齢福祉課長(池田芳男),ふれあいの里石岡ひまわりの館館長(梅沢信尾),児童福祉課長(小林千恵子),保険年金課長(山本敬司),保健福祉課長(稲田明浩),高齢福祉課副課長(荒井正徳),高齢福祉課在宅介護担当副課長(室橋典子),ふれあいの里石岡ひまわりの館副課長(平 進次),保険年金課副課長(福田宏次),保健年金課収納担当副課長(久保田宇清)
【教育委員会】
教育長(小松崎 忠),教育次長(草間 暁),教育総務課長(上田 実),学校教育課長(藤枝一成),生涯学習課長(田崎 徹),文化課長(鈴木正 治),スポーツ振興課長(芳藤丈夫),図書館長(渡辺勝男),学校給食センター所長(佐子川祐治),学校教育課副課長(菱沼敏之),学校教育課学務担当副課長(立川芳男),生涯学習課副課長(柊木きみ),生涯学習課青少年担当副課長(皆川信子)

議会事務局 主任(中山善正)


 開会 午前10時03分

亀井委員長) ただ今から,教育福祉委員会を開会いたします。本日の議題は,各部の所管事務並びに平成16年度の主要事業についてであります。なお,協議日程につきましては,初めに教育委員会所管,次に福祉部所管,ということで行いたいと思いますので,よろしくお願いいたします。本日の協議案件説明のため出席を求めた者の職氏名は,お手元に配布いたしました説明員名簿に示すとおりであります。
これより協議に入ります。初めに,「教育委員会の所管事務と平成16年度の主要事業について」を議題といたします。それでは,各担当の紹介と併せて,順次ご説明願います。

教育次長) 私の方から説明をさせていただきます。4月1日で職員の人事異動がございました。そのようなことでそれぞれ自己紹介をさせていただきたいと思います。

− 執行部自己紹介 −

教育次長) ただ今ご紹介させていただいたように,教育長以下,職員72名で事務を進めております。また職務の事務分掌につきましては,資料2から4ページに記載がございます。それでは早速ですけれども,各担当課ごとに平成16年度の主要事業等につきましてご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。

教育総務課長) それでは教育総務課所管の16年における主要事業施策概要につきましてご説明をさせていただきます。資料の5ページになります。緊急雇用創出基金事業,その中で新規事業として幼稚園教諭等補助者報酬というのがございます。これにつきましては,高浜幼稚園に障害者が入園されるということでございまして,幼稚園教諭の補助者を雇用して対応するというようなことでの経費でございます。それからその下のほうになります。情報教育推進事業の中で,学校インターネットサーバー運営経費というのが新規であがってございます。これにつきましては,平成13年度から15年度に,文部科学省の次世代ITを活用した未来型教育研究開発事業のモデル地域に当市が指定を受けたわけでございます。昨年で研究発表を行ったわけでございますが,さらに情報教育システムを維持して研究内容を継承・発展させるというふうなことと,研究指定対象外となっておりました4校,府中中,高浜小,関川小,北小を加えた全13校のネットワークを構築するというようなことでございます。さらに本市情報教育の一層の充実を図るということでの事業でございます。その下,学校管理運営経費の中で学校施設整備工事費がございます。これにつきましては,石岡小学校の1号館校舎屋上改修工事ということで進めてまいりたいと思います。それから防犯用ブザー配付経費というようなことになってございます。当初貸与というようなことでございましたけれども,管理上の問題が非常に難しいという点もございます。それから消耗品ということでの購入でございますので,耐用年数等の問題もあろうかということで再度協議をいたしまして,「配布」という形をとらさせていただきましたのでよろしくお願いをいたします。それから小学校の学校いきいきプラン推進事業でございます。これにつきましては14年度から実施がされているわけでございますが,従来教育活動振興経費の方から支出をしていたわけでございます。言葉としての学校いきいきプラン推進事業という表現はございましたけれども,予算上明確に区分されている状況になかったということがございました。さらにこのいきいきプラン推進事業を推進しようということで,学校の規模にこだわることなく学校の計画内容を検討しまして予算を配当するというようなことで,この予算の配当にあたりましては,学校教育課の方の協力をいただきながら昨日学校に配当をしたところでございます。それから東小学校の校舎改築事業でございます。今年度は耐力度調査というようなことでございます。本日東小学校の改築事業にあたりまして,基本構想が出来上がりましたので配付させていただきましたけれども,これまでも委員会の委員さん,現地調査などの実施をしていただきまして基本構想ができました。ご覧いただきたいと思います。なおこの事業の平成16年度につきましては,耐力度調査というようなことになっております。そして17年度に実施設計,18年度に改築事業着手というような予定を立てておりますが,随時委員会の方には説明報告をするなどいたしましてご意見等をお伺いしながら進めてまいりたいと考えておりますので今後ともよろしくお願いをいたしたいと思います。それから北小学校の耐震診断事業でございます。この耐震診断事業につきましては,現在の校舎は昭和49年に建築されたものでございます。さらに平成11年度に外壁等の改修工事を行ってきたところでございますが,最近さらに内部,特に床とか壁にクラックが拡大してきているというようなことで耐震性に問題があるんではないかということで,耐震診断を行うということでございます。その結果によりどういうふうな対応がいいか,そういった形のものが出てくると思いますので,その結果によって今後の対応を検討していきたいというふうに考えております。6ページの1番上になります。中学校の学校管理運営経費の中で,学校施設整備工事がございます。これにつきましては,石岡中学校の防球ネット工事を予定しております。その他いきいきプラン事業等につきましては,小学校と内容が同様でございますので,省略をさせていただきたいと思います。教育総務課につきましては以上でございます。よろしくお願いいたします。

学校教育課長) つづきまして学校教育課についてご説明申し上げたいと思います。まず先ほどもご紹介申し上げましたが,組織でございますが,1ページをご覧いただきたいと思います。教職員の定期の人事異動で入れ替えがございまして,杉並小学校の教頭の菱沼敏之2ページ目にございますが,基本的には施設,学校の設備などを除いた学校教育全般に関する業務ということを担当させていただいております。特に学校教育に関する指導業務,教育課程の管理,それから教職員の資質向上,研修,あるいは不登校児童,生徒への対応ということで,指導担当がそれを担当してございます。それから学務に関しては教職員の任免,児童・生徒の就学管理,あるいは学校の保健,教科書の無償供与,そういったことを担当させていただいております。具体的には2ページをご覧いただければと思います。つづきましては5ページをご覧いただきたいと思います。平成16年度の主要施策の概要についてご説明申し上げたいと思います。まず1番上の学務一般経費でございますが,これにつきましては石岡市,それから***,2つの奨学生の,高等学校の生徒にあたるわけなんですが,全体で27名に対する奨学金の給与に関するもの。それから石岡市に在住する朝鮮学園,全部で7名ございますが,その7名に対する年間1万円の補助ということで計上させていただいております。それから先ほどお話しましたように学童保育関係の所管替えがございました。ご存知のように10歳未満,小学校3年生までの授業の終了後の児童の適切な遊び,あるいは生活の場を確保するというようなことで放課後児童対策事業を現在7ヵ所展開してございますが,その運営経費,また新たに杉並小学校に建設をするということの経費を計上させていただいております。所管替えということで,スムーズに所管替えができるように努めてまいりたいというふうに考えてございます。それから3番目の指導室一般経費でございますが,これにつきましては石岡市の教育研究会に対する補助金。それから昨年度から発足しました学校評議員への報酬というようなこと。それからもう1つは昨年度実施できませんでした中学生海外派遣40名の中学2年生と3年生を派遣するという事業が主な内容でございます。1つの学校の受け入れは中々難しいということで,2つの学校の受け入れということで現在調整をしてスムーズな運営ができるように努めてまいりたいというふうに考えてございます。それから学校教育支援事業でございますが,これにつきましては不登校児童生徒の未然防止,あるいは解消というための事業でございます。具体的な中身としましては,適応指導教室あすなろの運営にあたる嘱託員2名の報酬,それから市内の児童生徒あるいは保護者を対象とした教育相談をする教育カウンセラーの報酬,それから特に適応指導教室にも来られない引きこもり,この児童生徒への対応ということで学校適応指導員を配置してございますがその報酬というのが主な内容でございます。昨年度かなり不登校児童生徒は減少の傾向にあるという状況なんですが,小学生の不登校児童が微増だというような状況もありますので,予断を許さない状況だと思いますので,充分指導員等の活用を図ってまいりたいというふうに考えております。それからその次の語学指導事業でございますが,これは市内の中学校を中心に配置しておりますAET2名に対する報酬が中心でございます。小学校の英語活動についても最近叫ばれてございますけれども,このAET,それからフレンドシップ石岡,あるいは先ほど教育総務課長の方からお話がありました学校いきいきプラン,そういったものを活用しながら英語活動,国際理解教育の推進を図ってまいりたいというふうに考えております。つづきまして,TT非常勤講師配置事業でございますが,これは小規模で国からの少人数加配がされていない小学校に対して,緊急雇用対策事業を活用して社会人TTを配置するという事業でございます。これも継続事業で実施してまいりたいというふうに考えております。そこに8名分というふうにございますが,これは前期後期に分けて4つの学校に4名ずつということで8名ということになってございますのでご承知おきいただきたいと思います。それから新規で教育活動指導員配置事業というのがございます。1つは,障害を持って小学校に在籍して,特に配慮をしていかなければ児童の教育に支障があるという児童を対象として,教育活動の教員の補助者として3名の指導員を配置するという事業でございます。ADHD,多動児のように特に配慮の要する子どもたち,3校に在籍してございますが,そこに配置していく事業でございます。それからもう1つは教育活動指導員ということで報酬が載ってございますが,これは関川小が複式学級の学級編成になったということで,特に2つの学年を一緒に教育活動を展開するということになりますと実習体制もしなければ行けないということになりまして,教育の質的低下を招くという懸念が充分予想されるということで特に非常勤の教員免許を持ったものを配置することによって,複式になっております2学年,3学年それぞれの教育目標に沿った活動が展開できるように配慮したものでございます。それから教育支援事業でございますが,これは継続事業でクラブ活動関係の補助ということになってございます。つづきまして6ページに移らせていただきたいと思いますが,教育支援事業でございますが,中学校関係のクラブ活動関係の継続事業,それから進路指導の充実のための事業ということで,本年度も継続をさせていただいております。それから教育環境事業になりますが,これは石岡中学校区と府中中学校区にスクールカウンセラーが配置されているわけでございますが,それ以外にも城南中学校,国府中学校に心の教室相談員を配置する,そして子どもたちのカウンセリングあるいは悩みの相談にあたるという事業でございます。これも継続でございます。最後になりますが,幼稚園の教育振興事業ということで,市内の私立幼稚園に就園する保護者に負担軽減,あるいは子育ての支援ということで預かり保育を行う保育園,そういったものに対して補助を行うという事業でございます。これも継続事業でございます。以上でございます。

生涯学習課長) つづいて生涯学習課の方をご説明させていただきます。組織につきましては,1ページの方で生涯学習課としまして,生涯学習課と青少年センター,さらに地区館3つという体制でございます。青少年センターの所掌事務については後で副課長の方から説明させますのでよろしくお願いしたいと思います。所管事務につきましては3ページの方,先ほど教育次長の方で説明してございます。内容的な変更は例年通りでございません。それから主要事業の方につきましては,6ページの方に6事業掲載させてもらってございますので,それを説明させていただきます。まず社会教育振興事業についてでございますけれども,家庭教育学級講師謝礼というのがございます。これは例年行っております保育園,幼稚園,小学校,中学校の保護者を対象に1年間の期間に,家庭のあり方や親のあり方について学習をするというふうな学級の開設の講師謝礼の経費でございます。それからPTAの連絡協議会の補助金でございますが,こちらにしておりましても例年支出しております経費でございまして,本年度は城南中学校が,連合PTAの会長に就任する予定だと聞いております。つづきまして土浦・石岡地方社会教育センターの負担金,これにつきましては社会教育センターそのものが一部事務組合という組織でございます。広域市町村10市町村で構成しておりますので,石岡市の負担金ということで計上してございます。つづきまして生涯学習推進事業でございます。市民講師等ということで計上させてもらっておりますのは,地域の人材を生かした生涯学習が展開できることを目的として,市民の方々に講師登録をしていただきまして研修会等に派遣をする費用でございます。15年度は68回,利用者数で1,165人という実績がございます。ちなみに講師登録者でございますけれども,1人で複数登録してる方もおりますが,149名ということになっております。それから中央大会の講演会等委託金でございます。これは生涯学習の集い中央大会における特別講演会等の委託料でございます。昨年度につきましては,ふれあいの里を会場に森 毅先生をお願いして講演会を実施したということで,今年度につきましても年度末を目途に計画したいというふうに考えてございます。つづきまして旭台会館管理経費につきましては,昨年度から石岡市で旭台会館の管理を受け入れたわけでございまして,その所管が生涯学習課ということで,その運営管理につきましては石岡市開発公社の方に委託しているということでその委託料でございます。つづきまして複合文化施設建設事業でございます。これは神栄跡地の利活用計画の基本構想を策定するための委託料でございます。中心市街地活性化プラン推進委員会から報告が出されておりまして,内容的には図書館を各とした複合文化施設の整備という提言がなされております。本年度は関係する各課長レベルで基本構想策定委員会を構成しまして基本構想の策定を進めるという経緯でございます。つづきまして中央公民関係費でございます。この中の類似公民館の建設補助金でございますが,これは富田町公民館の改修に伴う補助金でございます。改修事業の内容でございますが,基本的に建築後15年以上を経過し,改築費が50万円以上,工事費の2分の1以内で300万円を限度として補助をするという補助規程がございますので,その改修に伴う補助金でございます。ついおとといですか,事業計画を持ってきまして今補助金申請にあたって事務事業を進めているということで,打ち合わせを行っております。それから各公民館事業経費としまして,各種講座開設経費,これにつきましては各公民館が実施しております高齢者学級,女性学級,前期講座及び後期講座,親子教室,少年少女サークル,それから公民館祭り,同好会活動なども行っております。それらに関する経費でございます。ちなみに公民館の前期講座につきましては,4月16日締め切りで現在受け付けているという状況でございます。以上でございます。

文化課長) つづきまして文化課所管の事業についてご説明をいたします。同じ6ページの下の方でございますが,発掘調査経費2,548万1,000円の予算が計上されておりますが,事業の内訳といたしましては,常陸国衙跡第4次発掘経費1,490万7,000円。事業内容といたしましては,本年度校庭東側の約1,300平方メートルを発掘調査するものでございます。次に常陸国衙跡第3次発掘経費523万1,000円につきましては,平成15年度に実施しました発掘調査の出土遺物の整理作業をする経費でございます。代官屋敷遺跡発掘経費といたしまして平成11年度に調査しました代官屋敷遺跡から出土しました遺物整理作業に要する経費でございます。つづきまして弁天池の遺跡発掘経費でございますが,平成15年度に実施しました発掘調査の遺物整理作業に要する経費でございます。畑地帯総合整備事業に伴います確認調査経費126万9,000円でございますが,これにつきましては***事業として予定されております三村地区の試掘調査をする経費でございます。次に文化財保護保存及び普及経費1,961万3,000円でございますが,主要事業といたしましては,舟塚山古墳の見学者用バイオトイレの設置工事を実施するものでございます。現在設置されております簡易トイレの老朽化によりまして,利用者に現在不便をおかけしているためエコトイレを設置をしまして対応するものでございます。次に十一面観音座像修繕費補助金でございますが,田島地区にあります金剛院に祭られております市指定の十一面観音座像の修繕を,田島地区で実施するにあたりまして文化財保存事業費補助金交付要綱によりまして事業費の2分の1を補助するものでございます。つづきまして7ページでございますが,芸術文化振興事業として567万6,000円でございますが,事業内容としましては市音楽祭委託料180万円,これにつきましては第30回石岡市音楽祭を,今年度7月19日に市民会館において実施いたします。実行委員会を組織しまして委託事業として実施するものでございます。今年度は市制50周年事業として実施する予定でございます。総合文化祭委託料につきましては,石岡市文化協会加入20団体によります文化祭を文化協会に委託しまして10月から11月にかけまして実施するものでございます。次に市制50周年記念総合芸能祭委託料につきましては,市制50周年を記念しまして11月3日に行います石岡市制50周年記念式典と合同で文化協会のホール使用部門を中心に,発表会を実行委員会に委託し実施するものでございます。次に市制50周年記念石岡市文化協会記念誌発行補助金50万円につきましては,文化協会の発足50周年及び市制50周年を記念し,記念誌を発行するに伴い,事業費100万円の2分の1の補助を文化協会にするものでございます。以上で文化課所管の主要事業の説明を終わります。

スポーツ振興課長) それではスポーツ振興課関係につきまして説明をさせていただきます。資料の7ページでございますが,ここにスポーツ振興課関係の事業が載ってございますが,この中で主な事業につきましてご説明をさせていただきたいと思います。体育振興活動経費の中で,第35回全国中学校新体操選手権大会補助金でございます。これにつきましては,中学校教育の一環ということで広く新体操競技の機会を与え,技術の向上と心身ともに健康な中学校生徒を育成するとともに,中学校相互の親睦を図ることを目的とする大会でございます。この全国大会につきましては,期日が8月19日から21日まで石岡市運動公園体育館を会場としまして実施されるものでございます。今年は関東ブロックが中学校の当番にあたるということで,その内の1つ新体操が石岡で開かれるということでございます。それからつづきまして運動公園維持管理経費の中で,屋外便所建設事業でございます。これにつきましては運動公園の多目的広場のAという形で,正門を入ってすぐの左側のところでございますが,利用者はたくさんいるんですけれども汲み取り式の簡易トイレが現在あるということになっております。利用者の方から屋外トイレの建設についての希望が多く寄せられているということでございまして,今回トイレを設置して利用者の利便を図りたいというものでございます。トイレにつきましては,他にも外のトイレがございますけれども,それに似たような形に造りたいというふうに思っているところでございます。次に陸上競技場計測システム交換工事でございます。現在のシステムにつきましては,導入されましてから月日がたちまして機器の老朽化が進んでおり,故障が多くなってきて競技会とか記録会に支障をきたすようになってきております。機器類の修理する部品とか在庫とかがないものもあるということで,今回計測システムを交換することで協議記録の正確化及び競技会・記録会等の迅速化を諮るものでございます。内容といたしましては,スリット

図書館長) それでは図書館についてご説明させていただきます。図書館の所管事務事業は3ページに記載のとおりでございます。図書館の運営の事業の中で6ページに記載の下のところにありますが,図書館の運営経費としまして建物修繕,これは新規でございまして,図書館の建物については築25年近く経ちますので,屋上が老朽化してきております。全体的なものでございますが,今回防水工事を行いまして,図書館の財産である図書を汚損する懸念があるため行うものでございます。併せて屋上に波及配水管などもむき出しになっておりますので,そこも補修していきたいと考えております。つづいてインターネットの検索システムの83万3,000円でございますが,これにつきましてはインターネットのシステムの使用契約料でございます。また,システムの借上料とシステムの補修委託料併せまして83万3,000円でございます。インターネットにつきましては,今回茨城県内の図書館約30の図書館をインターネットで構築し,今年度から新しい事業が始まりますので,それに併せて石岡市の図書館のホームページも充実を図ってまいりたいと思います。市民の要望にこたえるために力を入れていきたいと考えております。つづきまして図書購入費の1,530万円でございますが,これは昨年と同額でございまして,15年度におきまして図書の購入冊数は約8,200冊程度購入しております。16年度におきましては,児童図書の充実をより一層図るために児童図書の購入に力を入れていきたいというふうに考えております。以上でございます。

学校給食センター所長) 学校給食の方なんですが,16年度は4月7日から給食を開始させていただきました。今年度192日間の給食を予定させていただいております。生徒数なんですが,前年度とほぼ横ばいという状況でございます。学校と連絡を取りながら給食の増減を毎日のようにしている状況にございます。それから調理用備品ということで,今年度食器更新が新規で挙がっておりますが,これは中学校の食器が5年ということで交換時期に来ておりますので,ポリプロピレンの食器から今回小学校で使っております***食器の方に交換を予定しております。それから給食センター改築事業の方でございますが,みなさんのお手元の方に,前回ご説明させていただきましたが,基本構想が出来上がりましたので後でご覧になっていただければと思います。それから今年度給食センター改築の土地を購入するにあたり,その土地の不動産鑑定を140万円ということで2社を入れるということで委託料を計上させていただきました。それに伴いまして実施設計ということで,前にもご説明させていただきましたが,6,000食の給食センターの実施設計を今年度契約をして,またこれから教育福祉委員会の中でご説明をさせていただきながら進めていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

生涯学習課青少年担当副課長) 青少年センターの主要事業についてご説明申し上げます。お手元資料7ページに記載されておりますように,青少年育成事業と子供会育成事業につきましてご説明いたします。青少年育成事業につきましては,青少年が心身ともに健やかに成長することを願い,青少年の健全な育成の精神を市民ぐるみの運動としていくことを目的としております。青少年を育てる石岡市民の会への補助を行います。広報紙と少年の主張発表会,家庭の日図画作文コンクールの実施,こどもを守る110番の家設置事業を実施してまいります。子ども会育成事業につきましては,各子供会の指導者,育成会の連絡をはかり,子供会活動の向上,発展と児童の福祉増進,青少年健全育成を図る目的としております子供会育成連合会への補助ということになります。子供会育成連合会による子供会フェスティバルの実施,また補助指導者野外訓練,子供会幹部講習会は,キャンプを通して自然に生きる力と,共同生活,集団生活を育むことを目的として実施しております。また,子供会指導者の資質向上,子供会及び育成会の健全な進展育成のため,育成者研修会を実施してまいります。勤労青少年ホームにつきましては,働く青少年の福祉の増進を図るために,日々の余暇を利用しスポーツ,レクリエーション,文化教養など健全な***活動の場を提供するなど,青少年福祉に関する事業を行ってまいります。事業につきましては,勤労青少年ホームの維持管理運営と施設利用受付事務,また各教養講座を実施してまいります。以上でございます。

教育総務課長) 先ほども若干触れましたけれども,東小学校の校舎改築基本構想報告書,このような資料を本日配布させていただきました。この報告書作成にあたりましては,度重なる委員会の開催あるいは現地の調査,また参考人として委託業者,学校,PTA関係の方々にご出席をいただきながら進めてまいりました。今後先ほども申し上げましたが,16年度につきましては耐力度調査,17年度につきましては実施設計,18年度には改築事業着手というような予定をしておりますけれども,随時委員会の方には説明,報告をしながら進めていきたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。また内容につきましては,ご覧になっていただきたいということでございます。よろしくお願いいたします。

亀井委員長) 以上で説明は終わりました。ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

國司委員) 2,3点お伺いいたします。小学校と中学校の管理運営費の中で,石岡小学校の雨漏りの修繕かと思いますけれども,屋上に大きいイチジクの木が生えてたんだよね。それでその根が張ってしまってそれが原因かと思うんですけれども,どういう管理の仕方だったのか。

教育総務課長) 通常防水工事ということでやってきたわけでございますけれども,それですと保障期間が10年ということですので,今回それよりもっと耐用年数のある杉並小学校などでも工法としてやっておりますけれども,上にかぶせるということでやっていきたいと思います。石小でも一部それをやってあると思います。

國司委員) もう1点中学校の件で,この防球ネットはおそらく道路際のところだと思うんですけれども・・・。

教育総務課長) 石中の防球ネットにつきましては,山王台病院側につきましてはすでに設置されている状況でございますが,その反対側になりますね。ちょうど部室がある側の方になります。

國司委員) 発掘調査経費の代官屋敷遺跡というのは,場所はどこになりますか。

文化課長) 市民プールの一角が昔からの字代官屋敷,そこの発掘調査でございます。

國司委員) もう1つ,スポーツ振興の方でスポーツイベント事業委託に関してなんですけれども,150万円委託料も出ております。年間3,4つの事業を行っているわけでございますけれども,予算がつくのが現在,これから構想を練っていくのにも時間がかかる。昨年,ソフトボール教室をやったわけですけれども,全日本の宇津木監督を呼ぶ予定でいたんです。ところが今度のオリンピックが入っておりまして,無理だったという話もあるんですけれども,時間的に余裕がないんですよね。有名な人を呼ぶのには2年前ぐらいから計画を立てないとやっぱり呼べないんですよ。これでいくと半年ぐらいの時間しかないんですけれども,今後このイベント事業を委託するにあたりまして,そういう有名な人を呼びたいと思ったときにどういう予算の取り方を考えておられるのかお伺いしたいと思います。

スポーツ振興課長) スポーツイベント事業でございますが,これにつきましては,今までやってきた中では,スポーツイベント事業の実行委員会を開きまして,その実行委員会の中でどのような種目を実施するのかということを決めてきたところでございます。ただ16年度につきましても予算的には150万円ということで予算化はされているところですが,16年度につきましては,これから実行委員会を開いて決めていくというのが実状でございます。市町村の予算でございますので,前もって決めてしまっておく,予算がつかないうちに決めてしまっておくというのはどうかと思いますので,その辺につきましては今後研究させていただきたいと思います。

國司委員) 話はわかるんですけれども,先ほども申し上げたように,やっぱり有名な人を呼ぶ場合にどうしても2年近くの時間がかかるわけです。そうした場合の今後の予算のつけ方というのを何か方法がないものなのか,例えば補正を組むとかなんとかというような形で方法はないものなのか。

教育次長) ご存知のように予算については単年度予算ということでやっておりますので,どうしても市の事業としてやる場合には,内々の話はできるにしても決定するということはできないということをご理解いただきたいと思います。ただ予算が決まる前でも,話し合いはできると思うんですけれども,ただ決めるということになると単年度予算でやっておりますのでご理解をいただきたいと思います。

久保田委員) 北小の耐震診断委託料だけれども,前に北小は大規模改修をやってなかったかな。

教育次長) 11年度に,大規模改修といいますか構造的な補強ではなく,外壁,内部の蛍光灯,壁,塗装などを実施しております。またそれ以前に昭和58年にバルコニー等改修工事を実施したわけでございます。今回耐震診断委託料を計上しましたのは,建築が昭和48年で建築基準法以前のもので,設計書等をよく検討した中で再度改修して補強の必要があるかということについて充分検討する必要性が出てまいりましたので,今回予算化をしたものでございます。今後この調査の結果によりましては,補強工事になるか全面建て替えになるかということは,結果を見てみないとわからないということでご理解いただきたいと思います。

小松委員) 放課後児童対策事業で,学童保育が今度福祉部から教育委員会に所管替えだということで,指導員さんのほうにはすでに話がいっているようですけれども,スムーズな移行といいますか,同じようではありますが福祉的な考え方と教育的な考え方での運営の仕方というのは若干違うのかなと思うんですが,その点はどのようにお考えになっていますでしょうか。

学校教育課長) 学校教育課の方に所管替えになりましたが,基本的に建物が学校の敷地内にあります。それから児童がその学校に在籍しているというのがございますので,放課後の遊びあるいは学習等についての活動は同じように考えてございますが,特にいつも健康で元気に活動しているという子供であればいいですけれども,特に健康状態が悪いとか配慮を要するとかというようなことで,学校との緊密な連携というのをベースにして子供達ひとり一人を見ていこうと,そのために学校との連携が緊密に図れるような学務の方での対応ということをベースに考えていきたいと思います。

小松委員) 共働き世帯とか,あるいは1人親の世帯の方が比較的多く学童保育を利用しております。そういう状況では,指導員さんとの連携を密にしてと思いますけれども,これまで福祉の方ではそれぞれの学童クラブに指導員さんがおりますけれども,その指導員さんをまた指導するといったらおかしいですけれども,ネットワークを組んでまとめている方がいらっしゃったと思うんですが,そういう指導員さんの要望を聞いたりとか,また,条例や規則とかの変更はどうなっているのかなと思いますけれども・・・。

教育次長) 
確かに福祉の方では昨年の4月から巡回指導員という方をお願いして,週3日各学童保育の施設を巡回しながら指導員さん意見の交換,指導等を行っておりました。そういう中で教育委員会としては,まず現実にどういうふうに実施されているかというのを,教育委員会の職員が,最初1ヶ月でも2ヶ月でも巡回をしながら指導員さんと話をし,その後予算的には巡回指導員さんの予算も今回ついてございますので,4月,5月ぐらいは職員が直接学童保育の場所に出向いて指導員の方とお話をさせていただき,その後巡回指導員という方についておそらく必要だということだと思いますので,そういうことを判断をした後,改めてそういう方にお願いをしたいというふうに考えております。また,実施要綱等につきましては,教育委員会の訓令で定めまして,そのほか指導員さんの身分とかについては,今年度については内規的なもので進めてまいりたいと考えております。ただ,17年度以降については合併もございますけれども,その中でもう少しはっきりした規則なりを考えていかなければならないと考えております。

小松委員) 了解いたしました。福祉の方から教育委員会の方へ所管替えなされたことで,保育料の有料化がされるんじゃないかというそういう不安も一部聞かれますけれども,このところ指導員さん何人かに実態をうかがいました。今回高浜小でも学童クラブが設置されるわけですけれども,新設する場合には保護者の方たちは有料でも何でもとにかくほしいんだと,そういう声だったと思うんですが,実際に今おやつ代3,000円を保護者会が徴収しているわけなんですよ。それを指導員さんが預かっておやつを購入したり,あるいは保護者会がおやつを購入して指導員さんに与えるとか,そのクラブ,保護者会によっていろいろあると思うんですが,現状ではその3,000円が保育料なんだと,親御さんの中にも勘違いしている人がいるし,親がそう思っていれば子供も,もう3年生ぐらいになれば「保育料払ってんだぞ」というようなこと指導員に言ってくると,そういうことも現実にはあるようです。今後そのほかに保育料を徴収しようというようなことになった場合には,指導員さんの中には,これ以上支払うことができない,今現在でぎりぎりだという家庭が多く見られると,おやつ代すら滞納といいますか送れて納入せざるを得ないという現実があると,これは一部の指導員さんの意見ですけれども有料化はとんでもない話なんだと,むしろ3,000円のおやつ代の中から何割かを事務費的なもので取るとか,そういうことでしたらまだいいんですが,本当に厳しい実態も今話されています。今回は福祉のそのまま引き継ぐということですけれども,その辺のところを伺いたいと思いますし,私は有料化については,保護者の方とまずは充分に話し合ってからというふうにお願いをしておきたいと思います。

教育次長) 有料化というようなお話でございますが,私どもが聞いていた中では,そういうお話はまだ一切聞いてございません。そういうお話が出てきたならば,また議会のみなさんとか保護者の皆さんと充分協議をしなくてはならないというふうに考えております。

久保田委員) 小松委員とは若干考え方が違う意見なんですが,私も昨年度か一昨年か有料化の話が内々でありましてね。今の時代の流れの中で,有料化することはいかがなもんかということで,私は反対いたしました。しかしながら最近いろいろと話を聞きますと,原因者負担,受益者負担という原則があるんじゃないかと。中には数は少ないでしょうが,子供を学童保育にあずけて,お母さんは遊んでるというような実態も見受けられると。要するに無料化だということで,安易にお子さんを学童保育にあずけてしまうという傾向も見受けられると聞いております。また,おじいちゃん,おばあちゃんがおられるところは基本的にはこの学童保育は受け入れないという規則がありますよね。そういう中で,不公平感が出ている。要するにおじいちゃん,おばあちゃんにしても,今の60代,70代のおじいちゃん,おばあちゃんというのは,孫さんを看るよりも自分の時間を大切にしたいという方もおられるわけです。一概に昔の概念で,孫はおじいちゃん,おばあちゃんが看るものだという概念が,今この時代の中では必ずしもあてはまらないというような実態もあるわけでありまして,そういった観点から(テープ反転)検討していただきたいと思います。

亀井委員長) 他に質問はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長) ないようですので,この件については終結いたします。次に,その他として執行部より発言を求められておりますので,これを許します。

学校給食センター所長) 学校給食センターの改築で,教育福祉委員会で候補地を5ヶ所から2ヵ所に絞っていただきましてありがとうございました。それで市長の方と協議をいたしまして,まずこの2ヵ所の内から八軒台の候補地をということで八軒台の地権者と交渉にあたりましたが,実際の登記簿上の所有者がお亡くなりになっていました。それでも譲ってほしいというお話をしましたところ,相続に解決できるめどが今立っていないんだというようなことで,売ることができないというお話をされまして,それでも数回電話等で連絡をし合いましたが,3月にやっぱり最終的に解決できるめどが今現在では立たないということで,今回の話はなかったことにしてほしいということが八軒台の地権者のほうからございましたので,再度市長とお話し合いをさせていただきまして,教育福祉委員会で選定をしていただいた2ケ所の内のもう1ヶ所正上内の方をあたってみてはということで,3月の下旬に正上内の方の地権者と話を進めているところでございます。なんとかめどはたちそうではございますが,まだまだ決定ではございませんが,今後も随時教育福祉委員会の中でご説明をさせていただきながら,検討していただきながら進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

亀井委員長) この件につきまして,ご質問はございませんか。
ないようですので,以上で教育委員会所管の協議を終結いたします。執行部の方々は,ご退席いただいて結構です。
暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

亀井委員長) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
次に,「福祉部の所管事務並びに平成16年度の主要事業について」を議題といたします。それでは,各担当の紹介と併せて,順次ご説明願います。

− 執行部自己紹介 −

福祉部長) 次に,事業関係について各担当課長のほうから説明させますのでよろしくお願いいたします。

高齢福祉課長)
 高齢福祉課所管の事務につきましてご説明申し上げます。2ページをご覧いただきたいと思います。職員配置図になっております。担当といたしましては,高齢福祉担当,介護保険担当,在宅介護支援センターという3つの担当をもっております。高齢福祉担当2名,介護保険担当6名,在宅介護支援センター1名という担当職員をもちまして係長1名,副課長2名,総勢13名という体制でございます。昨年より1名減という体制でございますが,この体制で進めてまいるわけでございます。つづきまして,4ページをご覧いただきたいと思います。高齢福祉課に係る事務分掌でございます。記載してございますように1番目,高齢福祉施策の企画及び調査に関することから32番まで記載してございますが,これらの事務につきまして実施しております。つづいて資料8ページをご覧いただきたいと思います。16年度におきます主要事業施策でございます。まず社会福祉団体助成事業5,394万2,000円でございますが,地域ケアシステム推進事業委託料1,418万7,000円,市社会福祉協議会補助金3,133万4,000円等が主な事業でございます。地域ケアシステムにつきましては,高齢者,障害者などが家庭や地域の中で安心して生活できるように,関係されます方々がチームを組みまして地域全体で支え合っていくという事業でございます。これらにつきまして社会福祉協議会の方に委託をしているものでございます。つづきましてホームヘルプサービス事業でございます。1,135万2,000円でございまして,ホームヘルパーの報酬といたしまして461万1,000円,以下◎で記載されてございますが,新規事業という形で今年度お願いしたものでございます。軽度生活援助事業委託料56万5,000円,居宅生活支援費居宅介護委託料66万2,000円,介護保険訪問介護委託料410万9,000円。これらにつきましては現在行政直営につきましてホームヘルプ事業を行っております。このホームヘルプ事業につきまして,年度半ば10月を目途といたしまして,現在直営で行っているホームヘルプ事業を社会福祉協議会の方に事業委託をしたいというふうに考えております。事業委託に伴います経費,これらを各事業に分けまして委託料として予算をお願いした部分でございます。つづきまして専門従事者奨学金貸与事業でございますが,216万円の予算でございます。これにつきましては福祉医療の専門従事者を要請するための奨学金の貸与等を行う事業でございます。つづきまして高齢者福祉団体助成事業1,985万円でございますが,シルバー人材センターに対する補助金でございます。次の事業に参りまして,高齢者等支援事業2,075万9,000円でございます。主な事業といたしまして,1つとして100歳記念報償20万円でございますが,100歳を迎えられた方に対しまして,長寿をたたえるという意味で記念品等を送る事業でございます。2つめといたしまして,高齢者記念品580万円でございますが,70歳以上の方を対象といたしまして,敬老会の際に記念品等を贈っております。つづきまして3番目の健康広場屋外トイレ改修工事147万9,000円でございますが,新規事業としてお願いいたしました。昭和58年当時に石岡市鹿の子に高齢者の健康増進を目的としまして健康広場を設置したわけでございますが,その敷地内には簡易汲み取りトイレを設置しておりました。20年を経過するという中でトイレそのものが老朽化いたしましたので,この際トイレの交換を行いたいというふうに考えまして今年度予算をお願いしたわけでございます。つづきまして老人クラブ補助金につきましては***老人クラブ等に対する助成でございます。高齢者ふれあいの家設置補助金738万円につきましては,老人クラブ員の活動の場としてふれあいの家を設置している施設につきまして,費用の一部を補助する事業を行っております。つづきまして老人日常生活用具給付事業でございます。314万5,000円でございます。主な事業といたしましては,ひとり暮らし老人緊急通報システム保守点検委託料といたしまして,120万円を計画しております。この事業につきましては,緊急通報システムを約120人近い方の家庭に設置しているわけでございますが,それらに対します保守点検委託でございます。それから2番目といたしまして徘徊高齢者家族支援サービス事業委託料としまして12万5,000円を予算化してございますが,これにつきましては徘徊高齢者の保護を図るという観点から位置情報端末機,GPSシステムを導入しました端末機の貸し出しを行っている事業でございます。これらが主な事業でございます。つづきまして高齢者住宅整備支援事業,予算額1,000万円でございますが,高齢者住宅整備資金の貸付金として予定しております。つづきまして在宅老人サービス事業4,459万3,000円でございますが,1つとしましては介護慰労報償242万円を予定しております。介護保険法で要介護度3以上の在宅の寝たきり老人等を介護している方に対しまして慰労金を支給している事業でございます。1人あたり1万2,000円という慰労金を支給する予定でおります。在宅老人サービス事業委託料といたしまして1,330万円を予定しております。この事業につきましては,65歳以上で介護保険を受けていない体の弱い高齢者の方々を通所方式でデイサービスセンターに送迎いたしまして,そういう中で食事の世話,日常生活の世話をしながら家族の負担軽減等を図っていきたいと思います。3番目の寝具類等洗濯乾燥消毒サービスでございますが,30万円の予算で実施したいと思っております。昨年度より実施しております在宅での寝たきり高齢者の寝具等の洗濯乾燥サービスを行う事業でございます。つづきまして後見人等委託料43万2,000円でございますが,新規事業でございます。痴呆等で判断力が充分でない方々に対しまして本人に代わって契約等を結ぶための貢献的役割を務める成年後見人等を裁判所に選定してもらいまして,その方の判断力等を補うための制度でございまして,特養等の施設入所者で石岡市長が身元引受人となっている痴呆の方で,判断力の低下が著しい方に対しまして今年度利用を図っていきたいというふうに考えております。以下,老人給食費扶助,老人飲料扶助,老人電話基本料扶助,紙おむつ購入費扶助等につきまして今年度も引き続き事業を実施してまいりたいと考えております。9ページをご覧いただきたいと思います。霞台厚生施設組合負担金といたしまして3,037万4,000円を考えております。霞台厚生施設組合の高齢者福祉施設白雲荘の維持に関します負担金でございます。つづきまして在宅老人一時入所事業といたしまして29万7,000円を予定しております。これにつきましては,日常生活が欠如されている方々を一時的に施設の方へ入所していただいて,基本的な生活習慣などを確立していくというような事業でございます。つづきまして在宅介護支援センター運営経費でございますが,予算額としまして1,352万1,000円を予定しております。主なものといたしましては,在宅介護支援センター運営事業の委託料といたしまして1,254万円を予算化させていただいております。これにつきましては本年1月より,新たに2つの地域型の在宅介護支援センターを設置いたしました。そして現在4ヶ所での地域型支援センターが活動しているわけでございます。その地域型支援センターに対します事業委託料でございます。特別会計繰出金でございますが,3億6,251万2,000円につきましては介護保険特別会計への繰出金でございます。次に,特別会計でございます。介護保険特別会計でございますが,21億8,150万円の予算でございます。今年度第1号被保険者対象として考えられる方が1万458人でございます。各団体別の内訳といたしましては記載のとおりでございます。参考的に記載してございますが,16年の2月報告分での状況でございますが,要介護認定者につきましては1,181名でございます。要支援102名,要介護1が297名,要介護2−226名,要介護3−211名,要介護4−204名,要介護5−141名という状況になってございます。なお,これらの介護度をお持ちの方々のサービスの利用でございますが,居宅介護サービスを受給されている方が668名ございます。また,施設サービスを利用されている方が297名というような状況になってございます。ちなみに今年1月現在の高齢化率でございますが,18.9%でございます。2つめの特別会計でございますが,介護サービス事業特別会計2億5,718万9,000円でございますが,特別養護老人ホームのぞみに係ります運営事業の委託料でございます。今年度も社会福祉法人「欅会」に委託をすることでございます。簡単な説明で申し訳ありませんが,以上でございます。

社会福祉課長) 社会福祉課の事業についてご説明申し上げます。資料の1ページをお開きいただきたいと思います。組織図がありますけれども,社会福祉担当,援護担当,授産所となります。次の2ページで,社会福祉課につきましては課長以下13名で業務にあたっております。係長2名,授産所長1名,社会福祉担当係員が2名,援護担当が7名ということで業務を行っております。つづきまして,3ページをお開き願いたいと思います。事務分掌でございます。社会福祉課といたしましてそこに記載されておりますけれども,特に2番の民生委員,児童委員関係,それから3番の軍人恩給関係,戦没者遺族関係に対するものがございます。それから9番目の生活保護法に関すること,以下生活保護に関することでございます。それから障害者福祉でございますが,14番の身体障害者福祉法に関すること,17番の知的障害者福祉法に関すること,21番の精神障害者福祉法に関すること,難病患者福祉見舞金に関すること,福祉作業所,これはふれあいの里の中にございますけれども,それから授産所業務に関すること,以上の事務分掌につきまして業務を行っております。つづきまして6ページをお開きいただきたいと思います。社会福祉課の主な事業でございますけれども,社会福祉等援護事業,戦没者追悼式委託料がございます。これは社会福祉協議会に委託をしておりまして,靖国神社,護国神社交互に追悼式を行っております。今年度は靖国神社で行います。それから遺族会の補助金,災害見舞金等の支給でございますけれども,火災等に関する見舞金,全焼が5万円,半焼が2万円という金額でもってお見舞いをしているところでございます。民生委員等経費,各中学校ごとに配置をされておりまして98名が民生委員・児童委員として設置をしております。そのほか主任児童委員,もっぱら児童福祉関係を担当しております方8名がございます。1地区2名で4地区で8名ということになります。本年度は任期が満了いたしまして12月1日で一斉改選を行うことになっております。つづきまして身体障害者福祉事業,国県の補助事業に伴うものでございます。身体障害者デイサービス事業,身体障害者補装具交付・修理等々がございます。次にその下で身体障害者福祉事業で,市の単独分でございます。訪問入浴サービス委託,身体障害者福祉協議会補助金等々でございます。つづいて知的障害者福祉事業,知的障害者施設訓練等支援費関係で,これは入所,通所に係る行政負担分でございます。以下知的障害者に係る部分でございます。その他心身障害者福祉事業といたしまして障害者スポーツ大会を行っております。これは体育館で例年10月の当初の土曜日に行っております。以下ご覧のとおりでございます。それから在宅心身障害者福祉ワークス運営事業,これは先ほど申し上げましたけれども社会適応訓練ということで,ふれあいの里の中に福祉作業所を設けておりまして,身体障害者,知的障害者を対象に作業訓練等を行っております。現在16名ほど通所をしております。市のマイクロバスで送迎をいたしております。それから障害者住宅整備支援事業といたしまして,障害者の住宅等リフォームの助成事業を行っております。基準額といたしまして80万円で4分の3補助ということで,段差解消,手すり,トイレ・浴室の改修等に対する助成事業でございます。それから障害者の住宅整備資金の貸付金でございます。これは新築の場合は750万円,増改築については250万円ということでそれぞれ償還期限を20年,10年ということで,利息につきましては財務省の財政融資資金の貸出利率を採用しております。現在20年で0.9%,償還期限10年で1.4%という利率でございます。その下にまいりまして,精神障害者福祉事業で,精神障害者の方に対する福祉サービスでございます。1番上が精神障害者に対する短期入所事業でございますけれども,以下ご覧のとおりでございます。次に,石岡地区共同作業所運営事業,これは保健センターの県道常北線のちょうど反対側を入っていったところにあるわけでございますけれども,石岡地方家族会で運営しておりまして,保健所が指導機関になってございます。5市町村で運営の補助金を出しておりますけれども,中で20名ほど通所しております。それから難病患者の特定疾患の患者の福祉見舞金事業といたしまして,これは石岡市難病患者福祉見舞金支給要綱に基づきましてお見舞いをしているところでございますけれども,1人あたり3万円,現在特定疾患として45疾患がございます。110名の3万円ということで予算措置してございます。次に授産所特別会計でございますけれども,生活保護法による授産施設でございます。定員が20名のところ現在19名が通所をしております。生活保護者,または生活困窮者を対象にした授産施設でございます。中で3事業所の仕事を請け負っておりますけれども,布製品の縫製,プラスチック部品の組み立て等の作業を行っております。以上でございます。

児童福祉課長) 私からは児童福祉課所管の部分についてご説明させていただきます。2ページをご覧いただきたいと思います。真ん中のあたりで,児童福祉課19名ということで,以下児童福祉担当4名,第1保育所が所長以下4名,第2保育所が所長以下6名,児童館が館長1名,児童センターが所長1名という体制で現在業務を行っております。次に事務分掌といたしまして3ページをお開きいただきたいと思います。下の方ですが,1番としまして児童福祉施策の企画調査に関すること。2番に児童福祉法に基づく措置に関すること。3番に母子及び寡婦福祉法に関すること,以下12番目までございます。次に10ページでございます。16年度の主要事業といたしまして,まず◎が新規事業ということで,母子自立支援事業として,母子自立支援員報酬127万2,000円。これにつきましては,寡婦に対し自立指導などをすることを目的として設立いたしました。次に母子・父子世帯入学祝金といたしまして50万円を予定しております。これにつきましては,15年度につきましては59世帯ということで1世帯1万円ずつでございますが,増えていくような状況でございます。次に家庭相談事業といたしまして,家庭相談員の報酬が250万6,000円ということで,これは児童***家庭に対する指導などを家庭相談員が行っております。次に,児童虐待防止ネットワーク会議委員報酬として10万円ですが,これは全国的な虐待の増加のために国から設置を求められておりまして,関係機関との連携をとっていくため設置をしていくということで,お医者さんとか学校の先生,保健所,警察,児童相談所などとの連携をしていくためのものでございます。次に保育支援関係経費としまして,これも新規事業ですが,保育料徴収嘱託員報酬といたしまして75万円。これにつきましては増加傾向にある保育料の滞納額徴収のために設置するものでございます。次に民間保育所運営改善事業の732万8,000円。次に児童健全育成支援事業といたしまして53万1,000円,無認可保育所への補助でございます。県特別保育事業7,079万2,000円。これにつきましては認可保育所への県の補助でございまして,安心して子育てができるような環境整備のため行うもので,延長保育促進事業,一時保育促進整備基盤事業,乳児保育促進事業,地域子育て支援センター事業,保育所地域活動事業,障害児保育対策事業などがございます。次に県補助でございまして,保育サービス支援事業1,224万円。主に***への補助で,保育内容の充実を図るため補助するものでございます。保育士増員事業,乳児等保育事業,障害児保育事業がございます。次に障害児保育事業として,これは市単独でございます。350万円ですが,これにつきましては平成15年度より地方交付税による一般財源化措置ということで,***ということで市のほうで予算措置をしました。次に子育て支援事業としまして,子育てサポーター設置事業運営費48万円。これにつきましては,社会福祉協議会に運営***をしております。子育て支援施策推進事業30万円。これにつきましては市民団体への補助金ということで,希望のある団体へ補助をしております。次に,次世代育成支援行動計画策定事業,これにつきましては全国的にどこの市町村も作れということで,策定委員会委員報償36万円,策定業務委託料として266万円を予定してございます。次に児童手当経費ですが,15年度までは就学前まででしたが,4月からは小学3年生までに拡大ということで,2億7,682万5,000円でございます。次に保育委託運営経費で,民間保育所等への委託運営として,市内の民間保育所への補助でございます。5億3,332万5,000円でございます。子どもの遊び場維持管理経費としましては,5ヶ所にあります遊具の整備とか補修とかということで遊具設置工事として72万円ということです。ちょっともれてしまったんですが,児童扶養手当経費を追加していただきたいと思います。国から補助をいただきまして行ってございます。受給者数は475名です。金額的には2億1,260万3,000円ということで実施してございます。この他に施設が,第1保育所,第2保育所,児童館,児童センターなどがございまして,それぞれ事務を実施しているという状況でございます。以上でございます。

保険年金課長) 資料の2ページでございます。保険年金課は課長1名,副課長2名,係長3名,担当としまして国保担当が6名,医療年金担当が3名,計15名でございます。次に資料の4ページでございます。保険年金課の事務分掌でございますが,1番目の国民健康保険の資格および給付に関することに始まりまして,次ページの9番に記載のとおりでございます。次に資料の12ページでございます。平成16年度の主要事業であります。国民健康保険の特別会計でありますが,予算総額で47億1,941万9,000円でございます。前年度に対しまして,2億2,654万2,000円の増でございます。加入世帯でございますが,前年度より306世帯増の1万551世帯でございます。被保険者数ですが,やはり前年度より665人増の2万2,875人を見込んでございます。内訳では一般が2万251人となります。退職が2,624人でございます。それから介護納付金分課税対象者でありますが7,513人でございます。それから保険事業費でございます。疾病予防事業ということで1,124万7,000円でございます。人間ドック260人分を見込んでおります。1人2万5,000円補助で,650万円。9つの医療機関と契約をしてございます。それから脳ドックでございますが,1万5,000円の補助で70人を見込んで105万円の補助でございます。これは2つの利用機関でございます。あと健康有料家庭表彰などでございます。それから保健衛生普及事業ということで203万4,000円ということでございますが,健康相談コーナーあるいは保健センターでの保健事業年間予定表作成ほかでございます。次に老人特別会計でございますが,37億9,694万円でございます。前年度と比較しまして1億1,936万円の減でございます。老人保健は平成14年度10月に制度改正がございまして,今までは70歳からは老人保健だったんですが,平成7年の9月31以前に生まれた方は老人保険適用ということで,その後は国保の方に入るということで国保の方の支出がどんどん増えていくというような状況になってございます。それから医療福祉の一般事務費でございますが,3億1,023万9,000円でございます。前年度に対しまして2,933万6,000円の増でございます。16年度に見込んでおります数でありますが,妊産婦で400人,乳児(0歳児)600人を見込んでおります。それから幼児で1,2歳児は800人を見込んでおります。ということで3歳未満なんですが360人を見込んでおります。それから18歳未満の母子家庭でありますが,1,400人でございます。それから父子家庭,18歳未満になりますが,100人を見込んでおります。それから重度心身障害者ですが,障害者手帳の1〜3級の方でありますが,400人を見込んでおります。それから高齢者重度心身障害者でありますが,65歳以上の今言いました障害者手帳1〜3級の方でございますが,500人を見込んでおります。計4,560人を見込んでおります。次に国民年金になりますが,第1号被保険者ということで自営業ということですが9,646人でございます。第3号被保険者,これはサラリーマンの妻でございますが,4,339人でございます。あと現に今受けている方でありますが,15年度3月末の数字しか出ないんですが,受給者で8,331人であります。これは1号,3号の被保険者であります。それから福祉年金受給者が416人でございます。内訳は老人が32人,障害者が384人でございます。特別会計の繰出金がございます。国民健康保険特別会計への繰出金4億8,222万1,000円であります。前年度より1億1,662万9,000円の増額です。この部分については国で交付税措置がされている分でございます。内訳としましては,保健基盤安定繰入金が1億3,698万9,000でございます。低所得者にかかる保険税の***を,国が2分の1,県が4分の1,市が4分の1を一般会計から入れる分でございます。2つめに職員給与等繰入金が1億2,003万5,000円でございます。これは国保会計に関わる人件費,電算費などの部分を一般会計から入れてもらうということでございます。3つめに出産育児繰入金が2,600万円でございます。30万円かける今年は130件をみてございます。4つめに財政安定支援事業繰入金が3,132万8,000円でございます。これまでの被保険者の負担能力に応じて交付税措置されるものでございます。その他一般会計繰入金ということで1億8,586万9,000円を見込んでございます。これは納税奨励金5万円,保険事業が1,328万1,000円,それから***で9,859万8,000円,その他の繰入金が7,364万円を見込んでおります。それから老人保健の事務費でありますが,老人保健特別会計への繰出金が,2億6,251万3,000円でございます。平成14年の9月までは,保険者からの拠出金が70%,交付が30%ということだったんですが,それが5年計画で18年の10月からは保険者からの拠出金が50%,交付が50%ということになるところでございます。以上でございます。

保健福祉課長) まず最初に2ページの職員配置でございます。課長1名,係長が4名,健康増進担当が2名,母子保健担当が4名,成人保健担当が5名の16名で業務の遂行にあたっております。つづきまして事務分掌でございますが,5ページをご覧いただきたいと思います。1番に母子保健業務の企画調査及び統計に関することから始まりまして,24件の事務分掌を預かってございます。次に,平成16年度の事業,施策の概要でございますが,13ページをご覧いただきたいと思います。最初に保健衛生一般事務費でございますが,この中の病院輪番制運営費補助金3,131万3,000円。これにつきましては,休日及び夜間における重症救急患者の医療を確保するため,石岡地域の5病院で輪番制を実施しております。その事業運営経費の一部を補助するものでございます。続いて献血推進事業でございますが,献血事業の適正な運営を推進するため,献血推進協議会を設置し負担金55万円を交付してございます。つづいて予防接種事業でございますが,これについては予防接種法及び結核予防法による各種の予防接種を実施し,感染症防止に努めるものでございます。予防接種液が267万7,000円,予防接種委託料が4,849万4,000円。なお,高齢者インフルエンザの公費負担の増を平成16年度新規でお願いしてございます。特にインフルエンザは,高齢者が感染しますと重篤な症状となり,死亡率も高まるという点で普通の風邪とは異なります。公費負担を引き上げて個人負担の軽減と,接種率の向上を図ってまいりたいと思っております。つづいて健康づくり事業でございます。これにつきましては,***に基づき,市民の健康づくり及び健康の保持,増進のため各種事業を実施しております。最初に諸検査委託料191万3,000円でありますが,18歳から39歳の男女を対象とした健康診査を実施し,疾病の早期発見に努めております。検診項目として,血液検査,尿検査,さらに女性のみでございますが骨粗しょう症検査,基本健康診査,総合検診日に実施をして今年度19日間の予定となっております。次に食生活改善事業委託料56万7,000円でありますが,石岡市民の食生活改善を効果的に推進することによって市民の健康づくりに寄与することを目的に,石岡市食生活改善推進連絡協議会に委託をしております。次に新規事業でございますが,ヘルスロード経費41万7,000円でございます。これにつきましては,今年の1月9日,南台地区にある運動公園からせせらぎパークの間の約2.7キロメートルが桜大通りを歩く癒しのコースとして茨城県よりヘルスロードとして指定をされたところです。ヘルスロードは健康茨城21プランに基づき,県民の運動習慣の向上を目指し,健康づくりのために身近なところで気軽に歩いて新たな発見と健康増進にチャレンジできる道,そしてまたウォーキングの推進を図るとともに子どもからお年寄りまで,また障害がある人も安全に歩けるようにと県内各所に整備することを目的にされております。オープニングセレモニー費として10万円,案内板設置工事として31万7,000円。なお,案内板につきましては,交差点に2枚設置する予定でございます。つづきまして老人保健事業でございます。これにつきましては老人保健法に定める40歳以上の方に対して生活習慣病の予防及び疾病の早期発見と健康の保持増進を図るために,各種検診等を実施するものです。各種検診委託料として5,104万円計上してございます。全部で10項目の検診で記載のとおりとなってございます。つづきまして母子保健事業でございますが,これは母子保健法に基づき妊娠時及び乳幼児の発達段階において,各種検診を実施することにより疾病の早期発見と健全な発育・発達を確認するとともに安心して子育てができるよう支援するものでございます。医師・看護士等報償が356万円,諸健診委託料147万円,諸健診でございますが,4ヶ月,10ヶ月,1歳6ヶ月,3歳児健診を実施してございます。それから妊婦・乳児健診委託料として890万円,これは医療機関への委託となっております。つづいて結核対策事業でございます。これは結核予防法に基づき実施する事業でございます。現在結核は少なくはなってきておりますが,適切な集団感染対策はまだまだ重要な課題となっております。引き続き実施をしていきたいと考えております。つづいて精神保健福祉事業でございますが,現在保健センターにおいて2つの事業を実施しております。1つが,社会復帰支援事業として,回復途上にある精神障害者に集団生活指導を通じて社会生活への適応性を促進するためのデイケア事業,これを毎月第3月曜日の午前中実施をしております。さらに同日の午後,精神***による心の健康相談を実施しております。いずれも予約制により実施をしておりますが,心の病気はきめ細やかなカウンセリングや専門的援助を必要としております。しかも時間をかけて取り組まなくてはなりません。今後とも保健所等の助言を受けながら事業に取り組んでまいりたいと思っております。最後に診療業務費でございますが,これにつきましては,休日等におけます救急患者の一時医療体制を整備するため,診療業務を医師会病院に委託しております。在宅当番医委託料629万4,000円でございますが,在宅当番で診療にあたる***の医療機関に委託をしてございます。それから緊急診療所運営委託料でございます。900万円ですが,石岡市医師会病院の中に石岡市緊急診療所を設置いたしまして,内科,小児科をお願いしてございます。以上概要の説明をさせていただきます。以上でございます。

ひまわりの館館長) ひまわりの館についてご説明申し上げます。2ページをお願いしたいと思います。ふれあいの里石岡ひまわりの館については,館長以下,副課長,管理担当1名の計3名で行っております。5ページをお願いしたいと思います。事務分掌につきましては,ふれあいの里1番から7番までの項目について行っております。14ページをお願いしたいと思います。まず,ふれあいの里施設維持管理経費なんですが,維持管理の場所としましては,有料施設の入浴施設等の運営管理と,それから高齢者支援施設等の維持管理を行っております。まず予算額なんですが,1億1,477万1,000円となっております。それから手数料なんですが,館自体の場所を5ヵ所ほど行ってもらっております。これは水質検査,レジオネラ属菌の検査などを行ってもらっております。それからひまわりの館管理委託料なんですが,これは職員3名のほかに社会福祉協議会より職員2名,嘱託員1名を派遣されて行っております。それから,施設受付業務・清掃業務・除草業務委託1,000万1,000円なんですが,これはシルバー人材センターより各業務ごとに職員を派遣しております。それから施設運営経費なんですが,これは健康福祉活動の施設としまして,市民が誰も使っていただきたいということと,健康と生きがいと実感できるような場として健康づくり講座等を開催したいと思っております。まず新規事業としまして,運動指導員報酬303万6,000円なんですが,これはヘルストレーニング室に運動指導員を配置しまして,適切な健康体操器具などの使用指導の実施などを行ってもらいます。それから講師謝礼なんですが,各講座個人の方が講師となっていただきまして,年間7講座分を予定しております。それから講座委託料なんですが,これは市内のスポーツ施設に依頼をしまして行っていただきたいと思っております。それから備品代については,各講座の使用器具としまして56万7,000を計上してございます。以上がふれあいの里になっております。よろしくお願いいたします。

亀井委員長) 以上で説明は終わりました。ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

國司委員) 勉強不足であれなんですけれども,国民年金についてお伺いいたしますけれども,国会でもだいぶ論じられておりますけれども,テレビ,新聞などでも,マスコミなどでも4割の方々が保険料未払いというような話を聞いておりますけれども,今現在男の人で51歳なんです。20歳から26歳まで6年間加入していたそうなんですけれども,その後25年間未払い,これから65歳まで14年間ですか,支払った場合,今現在でどういうふうなのが受けられるのかというのを相談受けたんですけれども,勉強不足で申し訳ありませんけれども・・・。

保険年金課副課長) 国民年金は最低25年,300月としておりますので,厚生年金の期間,あとは共済年金,全部の期間を合わせまして25年が必要となっております。ただし60歳以上になりますと,任意加入という制度で65歳まで積むこともできますし,65歳から70歳までについては,高齢任意加入という制度がありますので,方法については個人でよく検討していただいて25年,300月納付月があるかどうかということ,その場合納付ができなかった部分については,免除期間があるかどうかもありますので,内容を個人的に算出しませんと出てまいりません。

國司委員) わかりましたけれども,とりあえず65歳まで今から14年間積んだとして,合計で20年間になりますよね。例えばそれに5年間70歳まで積まなければもらえないということだと思うんですけれども,そうすると何%か減額されて下りるということなんですか。ちょっとそこがわからないんですけれども。

保険年金課副課長) そうしますと,25年が満了すれば結構なんですが,その詳しい内容については土浦の社会保険事務所等でお聞きいただいた方が・・・。

久保田委員) 8ページの高齢福祉の関係なんですが,老人日常生活用具給付事業の中で,ひとり暮らし老人緊急通報システム保守点検委託料なんですが,ただ今先ほどの説明によりますと約20名に配付をしておるということなんですが,お聞きしたいのはですね。夫婦共働きで2世帯で生活をしている。昼間共働きですから外へでてしまいます。老人が一人で留守番をしているという状況,そういう際にたぶんこの制度では設置要件には入ってないと,そういった場合には何か有料だったら配付してもよろしいとか,リース料を払えば配付してもよろしいとかそういう救済措置的なものを考えておられるのかどうかその辺をお伺いしたいと思います。それから,先ほど社会福祉団体助成事業の中で,チーム支援を行っているという説明がございました。これは具体的には何名程度を対象に支援を行っておられるのかお伺いしたいと思います。それから寝具類等洗濯乾燥消毒サービス事業委託料なんですが,これは介護の関係はどういうふうになっておるのかお伺いをしておきたいと思います。

高齢福祉課長) 1点目のひとり暮らし老人緊急通報システムでございますが,委員さんよりお話がありましたように,現在ひとり暮らしの方に対しまして貸し出しを行っているわけでございますが,今後制度そのものにつきまして国の制度等も充分調査させていただきまして,対象になるかどうか調査をさせていただきたいと思っております。中身につきましてたぶん該当する部分が出てくるかと思われますので,お時間をいただければと思います。それから地域ケアシステムでございますが,大変申し訳ございません。詳しい資料の手持ちがございません。チーム数としましては,2つのチームをつくりまして支援にあたっております。その2つのチームが何名に対しまして支援しているかにつきましては,200名程度の方々に対しての支援を行っているということでございます。よろしくお願いいたします。つづきまして,3点目の寝具等の乾燥所毒でございますが,対象となる方でございますが,寝たきりの状態にある65歳以上の方,寝具の衛生管理が困難な65歳以上のひとり暮らしの高齢者及び高齢者のみの世帯,これらの方々に対しましてサービスを提供しております。

久保田委員) 緊急通報システムなんですが,大変すばらしいシステムだと私も思っております。そうした中で,2世帯でもって昼間は若い人たちがいない,高齢者だけになってしまうそういう家庭は相当多いんではないかなという感じももちますので,その辺をもう少し誰が見てもこれが対象になるのかならないのか明確にしていただきたい。もし仮にそうしたことが適用にならないのであれば,有料でも,共働きですから経済的な部分は問題ないと思いますので,そういう対応をしていただければいいのかなという感じを持っておりますので,要望としてお願いしておきたいと思います。

川村委員) 高齢福祉課のことでちょっとお伺いしたいんですが,高齢者記念品ということで580万円とっておりますけれども,私の父が88歳でめでたくいただいたんですが,いただいた品物が,これ前も1回言ったと思うんですが,袱紗をいただきまして。これ本人使えないというものですので,できましたら本人が使えるようなもの,喜んでいただけるようなものを選定していただければありがたいなと思っておりますので,それを要望しておきます。それからもう1つなんですが,徘徊高齢者家族支援サービス事業委託料として12万5,000円あがっておりますが,これはGPSの貸し出しだと思いますが,去年度私が聞いたときには,利用者が1名しかいないということでございまして,それに関して皆様方に何らかのお知らせをしてほしいということをお願いしておいたんですが,その後どうなりましたか。それからこのサービス事業なんですが,どこまでをサービスしていただけるのか,基本的にいいますと場所の確認だけなのか,それともその本人を確保していただけるのか,ちょっとお伺いしたいと思います。

高齢福祉課長) GPSの貸し出し件数でございますが,15年度末で2名というような状況となっております。このサービスがどの程度までしていただけるかというようなことでございますが,GPSによりまして徘徊者を特定できた場合ですね,現場まで急行していただくこともできます。ただその場合につきましては,現場への行く料金といいますか,自己負担を伴うことになります。現在この制度の中でどの程度までみているかというのは,端末機械あるいは付属品の基本料の部分につきましては行政の方で負担しておりまして,緊急に現場への急行があった場合には会社の人間が直接現場へいった場合につきましては自己負担で対応していただくことになっております。以上です。

川村委員) 自己負担ということなんですが,いってみれば15年度で2名の方のご利用ですので,しかも何回それがあったか分かりませんが,そんなに数はないような感じするんですが,それに自己負担といいましてもどういう形で,例えば家族の方が保護してくださいといって,そこの場所までどなたかが行って連れてきてくれるのか,それともタクシー等を頼んできてくれるのかその辺もちょっとわかりづらいですので,GPSをお使いになるときにその辺も確認としてやっていただかないとサービス事業というのにはちょっと難しいかなと,これだったら支援サービスじゃなくて,場所の特定だけでということになりますのでね。言葉の綾かもしれませんが,「サービス」と使うんであればもうちょっと保護の費用までもってあげればいいんじゃないのかなと,これは私の私見なんですがいかがなもんでしょうかね。

高齢福祉課長) 現在私どもの方で考えておりますのは,万が一このような形で徘徊された方の所在が不明になった場合には,機械を利用していただいて居場所を早期に確認し,ご家族の方にはそれなりに通報システムを使って居場所を伝えるというような程度まで現在考えてございまして,搬送と申しますか,移動につきましては検討させていただきたいと思います。

川村委員) もしもですよ,こういうこと考えられませんか。例えば筑波山の山麓にいますといった場合に,場所だけ教えてそれでいいものか。その後どこかで事故があった場合にこれは違うんじゃないかなと,せめて身柄確保というか,そこでその方を保護してそしてそこで待つとか,場所を知らせていいということだけではないという気がするんですが,その辺のところのお考えはいかがなものなんでしょうか。

福祉部長) 今のこの制度上のことについて,高齢福祉課長が答弁しましたけれども,今委員さんの言われたことを充分認識した中で今後部内,あるいは課内で検討していきたいと思います。ただこの支援サービスは機器の部分についてという取扱いをしておりますので,今後検討させていただきたいと思います。

小松委員) 8ページなんですが,高齢福祉課なんですが,高齢者福祉団体助成事業としてシルバー人材センターに1,985万円補助金が出されております。内容はわかっているんですけれども,一応事業をするにあたって,市民の方から非常に何といいますか,ボス化してるんじゃないかというような指摘がされております。グループで仕事をしているのもあるようなんですが,実態は登録している方たちが仕事が回ってこない人は全然回ってこないとか,それから半年仕事をして何ヶ月間か休んでまた同じ人がというように,もちろんそれはその人の向き不向きもあると思うんですが,これは補助金を出して事業はシルバーのほうに委託なんですが,もう少し市民の方のそういうクレームに,ここのところ私なんかに直接来ましたけれども,少し実態なども調べましてできるだけ協力されている方が,簡単な仕事であれば誰でもできる仕事だと思いますので,要望もありましたので,登録料も年間2,000円とか皆さんきちんと払っている方たちですので,是非公平に仕事がいくようなそういう配慮していただければと思います。

亀井委員長) 他にございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長) ないようですので,以上で福祉部所管の協議を終結いたします。その他,何かございませんか。
ないようですので,これをもって,教育福祉委員会を閉会いたします。


 閉会 午後12時32分





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