平成16年4月13日 市民経済委員会


案 件  (1)所管事務の調査
 ○
市民部・経済部・農業委員会事務部局の所掌事務と平成16年度主要事業について
出席委員 小吹武男委員長,小泉彰委員,金子悦郎委員,前島孝元委員,鈴木せつ子委員
市執行部 【市民部】
市民部長(金子重夫),市民部副部長(山口由夫),市民課長(岡野光弘),市民活動課長(矢口晟),環境保全課長(佐藤敏明),市民課副課長(土師敏子)
【経済部】                    
経済部長(吉田隆重),経済部副部長(山口良正),農政課長(水越進),農村整備課長(塚本悦男),商工観光課長(蔵本宏一),農政課副課長(小松崎裕一),商工観光課副課長(高柳洋一),農村整備課副課長(大山寛幸)
【農業委員会】
農業委員会事務局長(大和田澄男)
議会事務局 主幹(藤代志保)


 開会 午前10時00分

小吹委員長)ただいまから,市民経済委員会を開会いたします。本日の議題は,平成16年度における主要事業と所管事務についてであります。なお日程につきましては,はじめに市民部,次に経済部及び農業委員会の順に行いたいと思います。
はじめに,市民経済委員の自己紹介をいたします。

(市民経済委員自己紹介)

小吹委員長)それでは,市民部長より順にお願いいたします。

市民部長)
市民部長の金子です。私のほうから,「平成16年度市民部業務概要」の1ページにございます,市民部組織図につきましてご説明申し上げます。市民部につきましては,市民課,市民活動課,環境保全課の3課体制でございます。職員数は,本年4月の異動によりまして昨年度と比較しますと1名減少し,33名の体制となりました。この1名減につきましては,環境保全課で副課長1名の減に伴うものでございます。次に,各担当より自己紹介を兼ねまして所管事項のご説明をさせていただきます。

(市民部自己紹介)

市民課長)市民課は,13名の職員をもって構成しております。住民担当が8名,戸籍担当3名という人員で行っております。市民課の主な業務内容についてご説明申し上げます。1届出書式の記載要領の指導及び協力に関すること,2諸証明書,許可証の作票及び交付に関すること,3自動交付機の運用に関すること,4自動車臨時運行許可に関すること,5住民基本台帳に関すること,6戸籍に関すること,7人口動態統計に関すること,8外国人登録の受付及び証明に関すること,9その他窓口業務,市民の記録に関することを,主な業務として行っております。次に,4ページでございますが,市民課の主要事業について説明させていただきます。まず最初に石岡市の住民基本台帳人口は,平成16年3月末現在において,男2万6,438人,女2万6,895人,合計5万3,333人,世帯数で申し上げますと,1万9,247世帯です。外国人登録の状況ですが,786人が登録されております。世帯数では641世帯です。次に,総務費の予算関係についてご説明申し上げます。まず主要事業としまして住民基本台帳ネットワーク運用経費ですが,平成14年8月5日から開始されました住民カード発行の業務を行っています。この中で,消耗品16万7,000円,郵便料15万円を計上して住民カード発送等の業務を行います。次に,戸籍電算化事業ですが,予算は合計で1億33万7,000円を予算化しています。最初に戸籍データ作成委託料ということで9,417万3,000円を計上しております。これにつきましては,戸籍並びに附票をコンピューターのデータ表として作成する業務の委託料であります。16年度につきましては,15年度の続きとして入力,照合作業で,間違い等や使ってはいけない文字等を確認し補正しながら電算化を進めていく予算です。また,除籍や原戸籍につきましても作業を進めていく予算でございます。9,417万3,000円の内訳としましては,現在戸籍並びに除票のセットアップ作業として7,747万8,000円をみております。さらに,除票,原戸籍のセットアップ作業として735万円,並びに訂正改正戸籍セットアップ作業として934万5,000円を計上し,計9,417万3,000円で予算を執行する予定でございます。次に,戸籍システム保守委託料としまして79万8,000円につきましては,戸籍が電算化された以後の保守点検委託料です。次に,戸籍電算化作業委託料ということで113万4,000円を計上しています。これにつきましては,戸籍の電算化に伴って照合作業などが生じます。その結果を適切に執行するために,随時補正する業務でございます。補正する時期が9,10,11月に集中する予定でおりますので,その時期に合わせて専門の業者に委託する委託料であります。最後に備品借上料の252万2,000円でございますが,これは戸籍電算化によりまして各端末機,プリンタなどの機器を一時借り上げまして,その発行等に使用する使用料でございます。以上が市民課の主な事業の内容でございます。

市民活動課長)市民活動課は,担当係員と私の5名体制でございます。事務分掌といたしまして,1地域活動の推進に関すること,2生活改善の推進に関すること,3消費生活に関すること,4街路灯及び防犯灯に関すること,5交通安全指導及び交通安全思想の啓発普及に関すること,6交通安全対策及び交通環境の整備に関すること,交通関係機関,団体との連絡帳制に関すること,県民交通災害共済に関すること,自転車駐輪場に関すること,その他市民活動,交通安全に関すること,部内の庶務に関することで,11点ほど記してあります。続きまして平成16年度主要事業の概要を申し上げます。総務費の中で6つほど事業がございます。交通安全対策経費は,民間交通指導員報酬,カーブミラー設置,チャイルドシート貸出事業,駐輪場管理委託料,交通安全対策工事,交通安全対策協議会補助金等ということで,合計1,903万8,000円を計上しています。次に,街路灯・防犯灯事業。街路灯設置工事,防犯灯設置補助金ということで,本年度は街路灯設置は25灯を予定しており,115万5,000円,その他各地区からの防犯灯設置への補助金ということで180万を計上しております。続きまして市民盆踊り大会は,市民盆踊り大会実行委員会に委託して実施するものです。次に,コミュニティセンター維持管理経費,現在市内には3つのコミュニティセンターがあります。その維持管理経費422万2,000円でございます。続きまして桜づつみ維持管理経費171万7,000円,これは愛郷橋のすぐ右側の下流に桜づつみがございます。その除草や植栽の維持管理ということで,シルバー人材センターに委託して行っております。続きまして安全・安心まちづくり推進事業,これは16年度の新規事業として開始いたします。委員さんのお手元に「エンゼルパトロール」の用紙があるかと思いますが,16年5月1日号の市報に載せまして,6月頃から実施したいと思っております。内容につきましては委員さん方よくご存知だと思いますが,市内の市民の方でウォーキング,ジョギング等を健康的になさっている方がずいぶんいると思います。そういう方々に黄色い帽子を市で用意し貸与いたしまして,ジョギング,ウォーキング,散歩等に歩くときにこれをかぶってパトロールしてもらうと。そのパトロールの方法につきましては今まで通りの散歩の仕方で結構なのですが,これをかぶって歩いていれば,犯罪者や変質者はそういうことで歩いているんだなと認識して,犯罪の抑制を図っていくものでございます。これは,5月1日号の市報に掲載しまして,5月半ばから募集しまして,随時受け付け,300名ほどを予定して実施したいと思っております。内容につきましては,募集の内容とか応募の仕方につきましてはお手元の用紙をもって受け付けて募集をしていきたいと思っています。続きまして,商工費の中で消費者保護育成事業,この中には,16年度新規に消費生活センターの設置を予定しております。場所は福祉会館の健康相談室,週に4日ほど,9時半から4時半まで,専門の消費生活専門相談員を配置しまして行っていきたいと思います。その予算が161万6,000円。その内,消費生活相談員の報酬が115万2,000円,1時間当り1,200円で,6時間労働で1日当7,200円で考えております。その他事務費や備品等々です。その他に,消費生活展の委託料ということで,毎年運動公園で,経済部の米まつりなどと一緒に消費生活展を併設しており,今年度も開催を予定しておりますが,この委託料の予算が54万円でございます。

環境保全課長)それでは私のほうから,環境保全課にかかる部分をご説明申し上げます。環境保全課は総勢13名,私以外に環境担当が5名,清掃担当が7名でございますが,うち4名はいわゆる現業職員でございます。次に,2ページの事務分掌ですが,1環境美化に関すること,2空き地の環境保全及び信託に関すること,3そ族,有害害虫に関すること,4犬の登録,狂犬病の予防及び野犬対策に関すること,5災害防疫に関すること,6簡易水道に関すること,7市営霊園及び墓地に関すること,8自然環境,地球環境に関すること,9大気汚染防止に関すること,10水質汚濁防止に関すること,11環境の保全の啓発に関すること,12霞ケ浦浄化に関すること,13アオコ対策に関すること,14工場,事業所の排水対策に関すること,15浄化槽に関すること,16家庭排水対策に関すること,17生活排水浄化推進に関すること,18一般廃棄物及び産業廃棄物に関すること,19し尿業務に関すること,20一般廃棄物処理業者の許可及び処理手数料の徴収に関すること,21ごみ及びし尿の不法投棄の取締り・処理に関すること,22ゴミ及びし尿の委託に関すること,23ゴミの減量化に関すること,24ごみの再資源化に関すること,25 ISO14001環境マネジメントシステムに関すること,26その他環境及び水質の保全に関すること,以上でございます。次に平成16年度主要事業施策概要が6ページにございます。まず総務費ですが,ISO14001推進経費といたしまして11万8,000円が計上されております。これは,ページの中ほどにある「ISO14001推進事業」と名称が大変似ておりますが,上記の推進経費につきましてはいわゆる庁舎管理に関するものということで,配当は財政課になるわけですけれど,執行に関しては私どもで責任を持つということになっております。また,ページ中ほどの推進事業に関しましては,ISOの外部審査を受けるものに関した費用ですが,107万8,000円が委託料として予定されております。これは,ISOの認証は3年間有効でありますが,16年度いっぱいで3年となるために,更新審査で通常の定期審査よりは予算が増すものでございます。上段に戻りまして,2番目の公害対策経費でございます。これに関しましては,大気や土壌に関する委託料でございます。次に,霞ケ浦浄化対策経費ですが,水質分析委託料など主な6つの委託料,補助金から構成されるものでありますが,特に合併処理浄化槽が1,601万2,000円,高度処理型で補助をするということでございます。次に水の路クリーンナップ事業,これは高浜にある四万十方式と呼ばれる大きな浄化槽の維持管理に関する経費で,423万6,000円をいただいております。次が,新規事業である生活排水浄化モデル事業です。これに関しましては有用微生物群を利用し,下水道や農業集落排水の整備をしていない地区を対象として,生活排水による公共水域の浄化を主な目的とした事業,86万円であります。次の美化推進事業ですが,これは2つ下の「環境美化推進事業」と名称が非常によく似ておりますが,この美化推進事業と申しますのは,庁舎敷地内の草花の管理であるとか,公共施設や中心市街地のプランターなどの配置に要する費用296万5,000円でございます。衛生費の石岡地方斎場組合負担金,706万でございます。次に,環境美化推進事業ですが,美しい石岡をつくる市民の会への補助金225万が主な内容でございまして,この会から各美化クラブに対して1団体3万円ずつ交付され,53団体に補助金が下りる仕組みとなっております。次に特別会計繰出金は,霊園事業への繰出金です。ISOにつきましては先ほど申し上げました。環境基本計画推進事業でございますが,これは平成15年度に策定いたしまして,先日市長から議長宛に計画書を送付したところでございます。この計画を確実に推進するために,環境審議会のチェックを受けながら計画の確実な推進を図っていくというものでございまして,主な内容は報酬32万でございます。次に清掃一般事務費でございますが,湖北環境衛生組合負担金,し尿の処理に対しまして2億647万1,000円の負担金の支出,次に霞台厚生施設組合負担金(衛生分)でございますが,6億476万7,000円で,ごみの処理費用に関する負担金でございます。塵芥処理経費ですが,この中には2つの新規事業がございます。1つは不法投棄監視員の報酬です。1人当り年間1万2,000円,12人の不法投棄監視員を設置しまして,一般廃棄物がほとんどでございますが,それらの不法投棄に関する情報を得たり,あるいは産業廃棄物の不法投棄の情報を得て県に通報するようなことを目的としてございます。それから2つめの新規事業,不法投棄箇所清掃委託料ですが,これは全額国庫補助をいただきまして実施するものでございますが,民地の中でも道路に隣接する部分,公共施設に隣接する部分等を,所有者の申し出によりまして私どものいわゆる税金を投入してきれいにしていこうというものでございます。要綱を策定中でございますけれども,再発防止というものを地主の方に確実にしていただくことも当然でございますが,再発にならないような対策をお願いしながら事業を執行していくところでございます。次にごみ減量・資源化推進事業でございますが,これはいわゆるごみカレンダーや生ごみ処理容器の補助,資源ごみ回収補助金,こういったものから構成されておりまして,766万7,000円でございます。次にし尿処理経費でございますが,これは汲取委託料としまして3,283万4,000円を計上しているほか,合計3,578万9,000円を予定させていただいております。最後に特別会計繰出金は,簡易水道事業への繰出しでございます。次に,特別会計,簡易水道事業は,施設維持管理費925万3,000円,これらは非常の機械管理ですとか,様々な管理に要するものです。また,水道施設整備事業費169万ですが,古くなったバルブの交換,あるいは緊急で必要な施設の工事に必要な費用を計上させていただいたものです。次に霊園事業ですが,霊園維持管理経費として2つの新規事業がございます。龍神山霊園では向かって一番右側,東側のスロープが大変きつく,手すりがない状態ですので,過去の議論を踏まえまして手すりをつけるということで163万1,000円を頂戴したところでございます。半の木霊園に関しましては,現在汲取トイレで大変狭いということから,改修をということで,550万の予算を頂戴しております。最後には,半の木霊園の整備に伴う起債償還費3,115万9,000円計上し,合計4,532万7,000円計上しているところでございます。

小吹委員長)以上で,自己紹介並びに所管事務の説明は終わりました。この際,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

金子委員)予算委員会でもお聞きしたかと思うのですが,ごみ減量・資源化推進事業のことなのですが,ごみそのもののここ2,3年の傾向,ごみが減量されているのかどうか。と同時に,ごみ袋の販売経過がどうなっているのかをお聞きしたいと思います。

環境保全課長)まず処理量でございますが,手元に正確な数字がございませんので申し訳ありませんが,ほぼ横ばい傾向でございます。市民1人当たりに換算しますと,1日に約800グラムのごみが出ているという計算でございます。それから二点目のごみ袋の販売ですが,これは制作ベースで見ますと平成12年度が制作数量が少なかったと記憶しておりますが,販売量そのものは横ばいだと記憶しております。ごみ袋をなかなかきちんとお使いいただいてないのではないかと,一般質問でもご指摘をいただいているところでございます。

金子委員)というのは,昨日,国分町の青柳鉄店先のごみ収集場所に,たくさんのごみが出されていたんです。それで自転車で通る方が通れないんですよ。たまたま引っかけてしまってその袋を破いてしまったので拾っていたのです。ごみの袋を使う使わないの問題もあるかもしれませんが,まず前の日に出すということ。これはやっぱり場所によっては前の日に昼間からどんと積み上げてあることがあるんですね。これごみの収集について当日の朝に出すということを守っている方もたくさんあるわけです。けれども守れないところもあるということだから,これからいろんな意味で分別収集を取り入れていかなければならないということも考えた時に,前の日の昼間から積んであるということがあると,ちょっと問題な感じがしますので,見回っていただいて。昨日びっくりしたんです。昼間にたくさん積んであるんです。それで,近所の人が**ということがありましたので,ごみを出し方を,まず歩いていただいて,皆さんも現実に見て,ここがどうなんだということで注意をしていただくような形を取らないと,これが全部に広がった場合には・・・。朝の収集に前の日の昼からごみが出してあると。それも歩道に積んであるんです。ごみが出てる量が国分町,泉町あたりを見ると前に比べると多いように感じられる。ごみは減量化されているのではなしにむしろ増量しているという感じも受けますので,その点十分注意をしていただいて,分別の徹底をお願いしたいと思います。要望です。
 それから,桜づつみの経費を百何十万と算出した基礎というのは分かりますか。

市民活動課長)これは委託料が主なのですが,除草委託料が100万2,000円,植栽委託料が2万6,000円,施設清掃管理補修が16万というのが主な内容です。植栽管理というのは草取りと植木の剪定,契約書が手元にありませんので正確には申し上げられませんけれど,植木の剪定等も年に何回,草も伸びてきた場合とか,それぞれに剪定や除草,施肥などが決まっているわけです。施設清掃管理補修と言いますと,ごみ拾いやトイレの清掃など,それぞれの契約の中に週に何回とか,細かい内容が契約書の中には記載されております。

金子委員)了解しました。

小吹委員長)ほかに発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

小吹委員長)ないようですので,市民部所管の事項につきましては終了いたします。暫時休憩いたします。

( 休憩 )

小吹委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。次に,平成16年度における主要事業と所管事務について,経済部並びに農業委員会所管を議題といたします。はじめに市民経済委員の自己紹介をいたします。

(市民経済委員自己紹介)

小吹委員長)それでは,経済部長から順に自己紹介を兼ねまして本年度の主要事業及び所管事務について説明をお願いいたします。

(経済部,農業委員会自己紹介)

経済部長)それでは,経済部の事務分掌を私のほうから申し上げます。経済部につきましては,農政課,農村整備課,商工観光課と,3つの課で組織しております。はじめに農政課の職務分担でございますけれど,農政の企画及び調整に関すること,米の生産調整に関すること,農業経営の指導に関すること,病害虫の防除に関すること,畜産業に関すること,水産業に関すること,林業に関すること,果樹,園芸,養蚕業に関すること,有害鳥獣の捕獲の許可及び狩猟に関すること,農業振興計画に関すること,農地の利用計画に関すること,農業関係諸団体に関すること,農産物の流通対策に関すること,農業資金に関すること,その他農業に関すること,部内の庶務に関すること,以上16点が農政課の所管でございます。農村整備課は,土地改良基盤整備事業,土地改良事業の推進及び計画調整に関すること,地籍調査に関すること,市町村境の標示に関すること,農業集落排水事業に関することの5つの事務であります。商工観光課でございますが,商工業の振興発展に関すること,金融対策に関すること,企業労働の対策及び勤労者対策に関すること,米穀小売業者の登録に関すること,商工業関係機関及び団体との連絡調整に関すること,計量器に関すること,その他商工業に関すること,観光に関すること,観光関係団体との連絡調整に関すること,常陸風土記の丘の管理,運営に関すること,以上であります。

農政課長)それでは,農政課の主要事業の説明に入らせていただきます。農政課所管でございますけれど,最初に農政一般経費,営農研修センターの負担金でございます。これにつきましては総額で3,578万7,000円を予定しておりますが,石岡市が2分の1補助ということで,1,789万4,000円を計上してございます。次に農業振興経費でございますけれども,石岡市の梨組合,たばこ奨励会に各々補助してございます。これによりまして,生産向上と経営安定を図るということでございます。水稲病害虫防除事業補助金につきましては,イネミズゾウムシの防除とイモチ病,カメムシの防除に要する経費に対して補助しているものでございます。次に,米消費拡大対策事業ですが,これにつきましては,10月に行います米まつりの開催にあたりまして実行委員会に補助をしているところでございます。続きましてふれあい農園維持管理経費ですが,宮部地区と東府中地区に1つずつふれあい農園がございます。これについての管理委託料と借地料でございます。次に食と農の交流プラザ事業ですが,講師謝礼を22万5,000,その他消耗品等がございます。これにつきましては,内容等に書いてございますけれど,食と農をテーマに年5回ほど開催を計画しております。次に,畜産一般事務費,豚のオーエスキー病予防注射促進奨励補助金,1頭当たり30円を補助していくものです。次に林政一般事務費,緑の少年団補助金,市内に小中学校13校ございますが,各校に補助をし,花壇の整備,環境緑化に努めていただいているところです。続きまして森林保全事業,松くい虫の防除事業委託料。数少なくはなってきましたけれど,松林を保全するということから防除をしているところです。平地林保全整備委託料は,森林の公益的機能を高めるため,下草刈り,間伐,枝打ち等を行ってまいります。次に,龍神の森整備事業でございますが,龍神の森整備工事として5,900万計上させていただいております。これにつきましては,平成16年度,17年度にキャンプ場の施設整備を主に行っていく計画でおります。次に,農政企画一般事務費でありますが,これにつきましては農業資金等利子補給でございます。それから農協への活動活性化補助金として,ひたち野農協さんの営農活動の強化推進ということで900万を補助し,推進を図っていただいているところです。次に,ふれあいセンターの維持管理経費ですが,三村,関川地区に1つずつございます。その委託料です。本年度,関川地区のふれあいセンターのほうの用地購入を計画しています。9筆で約5,000平米,地権者は3名ほどいらっしゃいます。次に農産物直売センター維持管理経費ですが,売場面積の拡充のため,改修工事を予定しております。次に銘柄産地の推進事業ですが,今年度,全国の梨研究大会が茨城県で開催されます。石岡市におきましても,半の木の圃場が視察地となってございまして,石岡市の実行委員会のほうに補助をし,大会を盛り上げていきたいと考えております。それから,いばらきの花生産基盤整備事業ですが,今,石岡市は小菊の銘柄産地となってございます。それとあわせて,アスター,蝦夷菊という日本名で呼ばれておりますけれど,この振興もあわせて行っていきたいということで,パイプハウス,電照設備を50アールほどの整備を計画しています。次に水田条件整備事業でございますけれど,水田条件の改善ということで,主に客土,暗渠排水等の事業に対し補助をしていくものです。次に,水田農業構造改革推進事業,15年度までいわゆる転作という名称で行われていました。転作を行っていただいた時に各々補助をするものでございます。集落生産調整促進対策事業補助金,生産調整定着化促進補助金,加工用米集荷促進対策事業補助金,調整水田促進対策事業補助金,そば産地化促進事業補助金,麦・大豆・飼料作物栽培促進補助金。これらにつきましては転作を実施していただいた時に,各々の補助が行われるものでございます。一番下の欄の麦・大豆・飼料作物関係でございますが,ここに記載した4万円というのは一反歩当たりであるということの記入をお願いしたいと思います。中段にあります水田農業構造改革支援事業補助金150万円ですけれど,これにつきましては米政策改革大綱が決定されまして,従来の転作ということから更に発展しまして,米につきましても売れる米づくりというのをあわせて推進していくということに,制度の変更がございました。減農薬,有機栽培を推奨し,全農茨城のほうで推進をしております1.85の粒の大きなお米で,適正乾燥して茨城の米を全国に広めていってPRをし,販売促進をしていきましょうという事業が,16年度から始まります。そういう意味で,ひたち野農協さんに補助をし,推進を図っていきたいというものであります。そば祭り補助金でございますが,昨年,直売センター「石岡そだち」のほうでそば祭りを実施しまして,引き続きそばの振興とあわせて市民の皆様にも広くそばを食べていただきたいということから,事業を計画しているところでございます。以上です。

農村整備課長)それでは,引き続きまして農村整備課関係の平成16年度における主要事業についてご説明を申し上げます。最初に,土地改良関係事務費でございますが,総額で9,742万円であります。国営石岡台地農業水利事業償還費補助金2,169万6,000円でございますが,これにつきましては農業用水の安定供給を目的とした国営石岡台地農業水利事業で,農地造成や換地を実施した工事費の償還について,受益者の負担を軽減するための補助金でありまして,平成2年度より補助しているところでございます。次に国営石岡台地農業水利事業償還費負担金1,004万1,000円は,昭和45年に着手しました国営事業が平成元年度に完了し,平成2年度より26年度までの25年間をかけて償還することになり,償還にあたり償還利息相当額について組合員の負担軽減を図るため,国,県,市町村による助成,立替え等の対策を講じることになり,これによる負担金でございます。次に,農道・農業排水整備事業元利金補償5,545万4,000円ですが,非補助の事業名称により農道整備事業及び農業排水整備事業を実施するため,農林漁業金融公庫から農業基盤整備資金として融資を受けました償還金であります。農道整備としましては,件数で19件,3億9,336万円に対する元利金補償でございます。また,農業排水整備工事としましては14件,2億1,155万円に対する元利金補償です。その他に,冠水防除施設管理費補助金,石岡台地土地改良区負担金等の予算があるわけでございます。次に,畑地帯総合整備事業1,250万円でございます。この事業の整備基本方針は,農業担い手等の農業経営改善を図るため,農業基盤の整備をはじめとして高付加価値低コスト農業や農業の体質強化を推進して,収益性の高い安定した特色ある農業を目指す。また,基盤整備としては農作業の省力化を図り,農作業の効率化を図るための幹線道路を整備し,また,農業排水施設を伴い安定した営農を行うことが可能となる整備を行うものです。この事業は,茨城県が事業主体でございます。それで,平成16年度の予算額は,国の事業採択を受けて県が実施いたします測量調査委託に対します負担金でございます。次に,農道整備事業でございますが,まず最初に県単土地改良事業,522万円です。この事業は,国庫補助事業以外の小規模な土地改良事業を県単独で実施し,国庫補助事業と均衡を図りながら農業生産基盤の整備並びに農村の環境整備を実施することを目的として実施するものです。補助率ですが,県補助が37.5パーセントであります。16年度の県単農道整備事業の工事箇所につきましては,井関地区の延長180メートル,幅員4.5メートルでございます。整備する農道は平成15年度に整備した残りの部分であり,井関地内の重要な幹線道路であり,この道路は農作物を搬入搬出していますが,路面が悪く支障をきたしていたために整備するものでございます。次に非補助農道整備事業1,230万円でございますが,これは農道舗装工事の実施設計委託及び工事費分でございます。平成16年度の農道舗装工事の工事概要については,三村地区,延長750メートル,幅員3メートルを予定しておるわけです。次に地籍調査です。平成16年度につきましては,駅東U地区。場所的には旧飛行場跡地のところであり,6号国道の潮来自販のところから奥に入って石岡第一病院手前まででありまして,面積が0.27平方キロメートル,800筆を実施する予定で準備を進めているところでございます。予算額につきましては1,477万4,000円であり,測量調査等委託及び地籍調査協力員報酬等の経費でございます。次に,農業集落排水事業ですが,平成13年度より計画戸数520戸で石岡西部地区の整備を進めておりまして,当初は平成18年度完了予定で進めておりましたが,国等の財政状況により現在のところ平成20年度までとなっておりますが,それ以上工期を延長することに理解を求めてきておりますので,完了が伸びることも予想されますが,今後とも事業については国等へ要望してまいりたいと思います。そういう中で,平成16年度の予算としましては,3億5,591万円であり,関川石川地区及び出し山地区の桝設置工事及び,石岡西部地区の工事実施設計委託や管渠埋設工事として,延長1,300メートル,処理場建設につきましては,**等を予定しているところです。以上が農村整備課の16年度の主要事業の概要であります。

商工観光課長)商工観光課についてご説明を申し上げます。はじめに,産業祭の委託料450万でございますが,市内の産業を広く消費者に宣伝,紹介するために毎年行うものでございます。次に中心市街地空き店舗等対策事業補助金でございます。これにつきましては,商店街の活性化を図るために空き店舗を活用して新規事業を行う者に対する補助,支援を行うものでございます。家賃あるいは店舗の改造費用について補助するものです。柏原工業団地運営協議会事業補助金200万は,本市産業の基盤である柏原工業団地内の運営協議会が実施する事業活動に対しまして補助を行いまして,市民福祉の向上に寄与していただくということで,産業祭への参加,あるいは団地内の一斉清掃,消防・防災訓練等の所掌事業に対する補助を行うものでございます。次に,石岡市工場誘致奨励金でございます。これにつきましては,本市において工場を新設しまして市勢の発展に寄与する事業を行う者に対して奨励金を交付するものでございまして,固定資産税の100分の70ということで,16年度におきましては東洋製鋼跡地に関東共栄という会社が進出してきましたので,これに対する固定資産税の奨励金でございます。次に,商工会議所補助金でございますが,会議所が行う事業活動に対する事業補助金でございます。商工祭事業補助金は,商工業の理解を深めるために消費者に紹介するということで,会議所が行う事業に対する補助金です。続きまして,石岡TMO推進特別委員会補助金ですが,15年度までは,「石岡地区商業近代化推進委員会」ということで行われておりました。昨年6月に商工会議所基本構想を市がその事業推進者として認定しましたので,TMOと名称を変えまして,まちづくりと中心市街地の活性化を推進するということで補助金を出すものです。中小企業相談所運営補助金は,会議所が行う中小企業等の経営改善発展を図るための事業に対する補助を行うものです。商店街共同事業奨励補助金は,商店街が振興育成を図るために商店街が行う共同事業に対して補助する事業で,大売り出し,こんぴら市等の事業に対して補助を行っています。それから,商店街共同施設設置奨励金は,商店街の振興と共同化を目的として商店街の共同施設を設置するものに対して,照明施設や装飾施設等の環境整備に対して補助を行うものです。中小企業事業資金保証料補給金は,石岡市資金あっ旋規則に基づいて融資を受けた中小企業者に対しまして,補償料の補給を行うことにより中小企業金融の円滑化を図るためのものでございます。続きまして資金あっ旋利子補給金,資金あっ旋が認められた中小企業者に対しまして,利子補給を行って中小企業者の金利負担の軽減と円滑化を図るということで,年金利の2分の1に相当する額で1%を限度に3カ年間補給いたします。商店街顔づくり整備事業補助金につきましては,昨年度から3カ年計画で行っております中町商店街振興組合の顔づくり整備事業につきまして補助を行っているもので,第2年次として15店舗の前面改装を行っております。これに対する補助でございます。17年度まで行いまして,37店舗の改造を予定しております。商店街街路灯整備事業費補助金でございますが,(テープ反転)続きましておまつり関係委託料でございますが,仮設便所,案内板等,おまつりに対する側面からの,事業に対する委託料であります。次に市観光協会補助金ですが,観光事業のPR等等,おまつりをはじめとして,これに対する宣伝,集客等の事業を行うものに対する補助をするというものでございます。次に観光案内所運営経費でございますが,昨年オープンしました石岡駅構内の観光案内所に対する運営委託でございます。最後に,ときめき歴史蔵運営経費でございますが,国の登録文化財であります旧「丁子屋」をお借りしまして,こちらを利用して市街地めぐりの拠点としていただくということで,事業内容としましては,観光案内,物産品の紹介販売,観光客および市民に対する湯茶の提供ということで考えております。これにつきましては,4月29日にオープンを予定しているところです。ご来場いただければと思います。

商工観光課副課長)常陸風土記の丘につきましてご説明させていただきます。常陸風土記の丘運営委託金といたしまして,3,422万1,000円。これは,古代家屋や鹿の子遺跡公園等の障害学習施設の管理及びふれあい広場や獅子頭展望台,水際公園等の余暇施設の管理運営を,財団法人石岡市開発公社に委託するものでございます。内訳といたしまして,古代家屋等の建物の管理,植栽管理,光熱水費,その他管理,事務経費でございます。続きまして,常陸風土記の丘運営補助金2,106万6,000円。これは,開発公社職員の給与,臨時職員の賃金及び各種イベント事業等の経費であります。イベント事業といたしましては,4月にさくらまつり,5月の連休に五月まつり,6月にユリまつり,7月下旬から大賀ハスの観蓮会,10月にはコスモスまつり,そして体験学習活動事業,展示活動事業,地域交流活動事業等がございます。続きまして,建物修繕費といたしまして349万円。これは弥生時代住居の茅葺き屋根の補修工事として300万円を計上しております。それと,園内緊急修繕工事として49万円でございます。次に,常陸風土記の丘施設整備工事631万5,000円。これは,一つには金龍橋及び遊具の塗装工事を予定しております。金龍橋につきましては,平成7年に施工いたしまして,9年が経過するということで,塗装のほうが古くなっておりますのでその補修をするものでございます。あわせまして,水際公園の橋の塗装,遊具の塗装を。遊具につきましても平成3年にできておりますので大分塗装が傷んでいます。そのため整備するものです。また,ユリ圃場整備工事として,面積が約480平方メートルでございまして,土壌改良と球根の植え替えを行うものです。以上が風土記の丘の事業です。

農業委員会事務局長)農業委員会の業務についてご説明させていただきたいと思います。最初に,農業委員会の性格ということで資料に掲載しておりますが,農業委員会等に関する法律に基づきまして90ヘクタール以上の農地を有する市町村に農業委員会が設置されることになっているわけでございます。そして,農業委員ということで,選挙委員あるいは選任委員お選出方法について記載をしておりますけれど,石岡市では選挙委員の定数は15名と定められております。また,選任委員につきましては,農業協同組合から1名,農業共済組合から1名,議会推薦で2名,計4名の方が市長から選任されています。そういった関係で,農業委員の合計人数は19名ということでございますが,1名の欠員がございまして現在18名になっているところです。そして主な業務ですが,農地法に基づく許可権限が主たる業務となるわけでございます。1といたしまして,農地の売買,貸し借りをする場合等の農地法第3条に基づく許可が1つでございます。また,市街化調整区域内の農地を農地以外の目的で転用する場合に,農地法の4条又は5条の規定により許可関係の事務でございます。また3番目に,市街化区域内の農地を農地以外にする場合の届出関係に対する事務処理をしているところです。続きまして,農業委員会の職員配置関係でございますけれど,私他3名,全体で4名の事務員でございます。事務分掌につきましては,農業委員会等に関する法律第6条による所掌事務をはじめ,11番のその他農業委員会に関することまでの関係を処理しているところでございます。そして,平成16年度の予算関係ですが,農業委員会一般経費といたしまして1,336万,委員報酬等であります。そして,農地調整事務費は,農地の利用をめぐって争いごとが起きた場合に和解仲介をする業務でございますけれど,1万8,000円を予定しているところでございます。担い手いきいき交流事業でございますけれど,後継者対策ということで,農業後継者に対する配偶者あっ旋活動を行っております。20万3,000円を予定しています。農地法に基づく許可・届出等の事務処理関係でございますけれど,平成15年度の実績を記載させていただきました。農地法3条の許可76件,以下,競売買受け証明2件までの事務処理を昨年度行ってきたところでございます。さらに一件でございますけれど,文書としては記載しておりませんが,農業委員会,石岡市と国が相手とされる裁判を今現在行っているところでございまして,これまでの経過の概要についてご報告させていただきます。平成14年9月24日付け,東京地方裁判所に,原告東京都練馬区在住の方より,被告国,同じく石岡市とする,2,454万円の損害賠償請求の提訴がされました。農業委員会の市街化区域と調整区域の判断の誤りによる損害を受けたという内容のものです。これらにつきましては決算委員会,予算委員会の中でもご報告しておりまして,詳細は省略させていただきたいと思いますが,平成14年12月3日に第1回の口頭弁論が開かれて以来,今年度の4月6日まで第9回までの口頭弁論が終了しているところでございます。次回は6月8日に予定されておりますけれども,いずれにしましても石岡市としましては,事務処理に違法性があったかもしれませんが損害に対する因果関係なしという立場で争いをしてきているところですので,ご理解を頂戴したいと思います。

小吹委員長)以上で説明は終わりました。この際,質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

前島委員)それでは,商工観光課の中心市街地空き店舗等対策事業補助金692万4,000円。内容等については記載があって分かりますが,見通しはどうなのでしょうか。16年度の予算に692万4,000円と計上されていますが,既に何店舗か空き店舗を改造していろいろな事業をなさっている方もおられると思いますが,今年度の目標といいますか,商工観光課でどのように取り組んでいくのか,案や考え方がありましたらお示し願いたいと思います。

商工観光課長)15年度の実績につきましては,7店舗で改造あるいは賃借料の補助というのが出ております。16年度につきましては,予算計上上で2店舗の改造を予定してございます。14年度から行っております中町の「夢市場チャレンジショップ」がありますが,この他駅前の空き店舗が3件ほどオープンしています。まだまだ空き店舗がございますので,16年度以降につきましても会議所等とともにできるだけ活用していただくということで考えております。

前島委員)もう一点,産業祭と商工祭についてお尋ねいたします。従前から産業祭と商工祭,これは開催する日にちが別々に開催されております。私も何回かは見に行ったりしたのですが,その中で,目的が違いますので物理的に無理なのかどうか分かりません。中身的には類似しているということで,産業祭委託料が450万,商工祭事業補助金が270万とあるんですけれど,その年によっては同時にできないものか。そこに600万700万かけて同時にやるような考え方があるのかどうかをお聞きしたいと思います。

商工観光課長)現在においては,産業祭,商工祭を別々に行っております。産業祭につきましては市のほうで主催ということで,その他に米まつり,消費生活展等を一緒に行っております。商工祭につきましては,商工会議所が行うということで,中心市街地を中心に行っているところでございます。それぞれに実行委員会がございますので,この辺が可能かどうか相談させていただきたいと思います。

前島委員)分かりました。それからもう一点,商店街街路灯整備事業費補助金225万円。これは,16年度は守木町商店街に10基,1基当たり22万5,000円の補助を予定しているということです。今,電線埋設でアーケードを取った後の街路灯だと思うのですが,現在,直径10センチくらいの茶色のポールが何灯か立っているのですが,それなのでしょうか。

商工観光課長)現在につきましては,仮の防犯灯といいますか,仮の取り付けでございます。新しいものにつきましては,1基当たり40万円ぐらいの,中町,駅前通りに設置したようなものにあわせて設置を行うということで考えております。

前島委員)仮ポールがそうかと思ったので,昼,夜にあの場所を通りまして見ていたのですが,守木町が少し貧弱だと思ったのと,中町通りはすごく立派な水銀灯がつきましてすばらしいなと。それから,香丸町のほうへ行きますとまた立派なものがあります。私が気付いたのは,石岡市の商店街というとらえ方をしますと,商店街同士で非常に付けるものが違う。付ける時期も違いますし,その時の商店街の予算運営上の問題もありますから,当然,時期によって,年度によって流行り廃りの照明器具が出てくるのかとは思いますが,私の考えでは,残念ながら石岡市の商店街と捉えた場合には統一すべきではなかったのかなという気がいたします。統一というのは,補助金の統一ではなくて照明器具の統一という意味でございます。今度守木町がどういうものを付けるのかは分かりませんが,守木町が10基つけて中町が20基ぐらいついているのでしょうか。香丸町がまたつくと。昼間は意外と目立ちませんが,夜になると照明ですから目立ちます。残念なのはそういうところだという気がいたしました。できましたら,守木町,中町,駅前といったものは,市が補助金を出すわけですから,照明器具の明るさとか器具そのものは統一をされたほうが見栄えがすると。観光的にも非常にいいのかなと思うのですが,この辺はどうなのでしょうか。

商工観光課長)駅前通り,あるいは中町通りということで,それぞれに商店街の方とご相談をして器具については設置を図っているところです。ただ,それぞれに商店街のカラーというのもございますし考え方もありますので,なかなか統一できないのが実情だと思います。今回につきましては,駅前,中町につきましては,ポール部分は色のほうをグリーンにして統一させていただいたということで,守木町についても同じような形でお願いできるようには示していきたいと考えています。

前島委員)それぞれの商店街の実情を,お金の問題や商店街のカラーというものもあるのは分かっていますが,香丸町は街路灯の間隔もそれなりに短くて夜も明るい。中町に来ると大分距離があるんですよね。高いものなので予算がなかったのかなと,もう少し距離が縮まればよかったのかなと,これは私の主観ですから要望でもなんでもないですけれど,ちょっと残念だったなという気はいたします。続きまして,営農研修センターについてお聞きいたします。私も何回かセンターでの諸行事に参加させていただいておりますが,できてから大分古くなりまして,現在は結婚披露宴をやる方は年間でもそれほどはいないのかなと。ゼロに等しいのかどうかは分かりませんが。何年か前に私が結婚式に呼ばれていった時に,前市長さんが来ていまして事務室にいまして,結婚式をやってくれたので感謝状とアルバムを持ってきたんだと。これは余談ですが,そういうくらい何年か前から披露宴をする人がいない。これは一部事務組合も作っているから,それなりにやっているのだと思いますが,営農研修センターの今後の展望というのはどのようにお考えでいるのかお聞きしたい。なぜかと言いますと,毎年1,000万もかかるものをあのままやっていったのでは,利用客というのは望めないような気がするのですが。そういった意味では,一部事務組合さんのほうでどういった考えを持っているのか。7市町村で建替えとか。内装工事をやってももう今の時代ですからあまり見栄えはしないし,私の考えですと農業後継者育成の観点から若い方がそこで披露宴とかいろいろな行事をやるような設備にしないと,本来の目的の利用客というのは望めないという気がするのですが,その点合わせまして,お考えをお聞きしたいと思います。

農政課長)営農研修センターの利用関係でございますけれど,確かに結婚式は減りました。今の利用で多いのは,農業関係の総会,研修会,会議と,法事関係が多いということでございます。今後の研修センターの存続をどうするかということでございますけれど,今,来年の合併に向けまして,各所管ごとの合併分科会を開催しております。農政関係は産業部会に入りますのでそこで協議をさせていただきましたのは,基本的には存続をさせていただきたいと。そういう要望を各市長,合併協議会の会長さんのほうに出させていただいておりますけれど,現実問題としましては,先ほど委員さんが言われました通り,施設の老朽化といいますか,それから使用回数の減という点も確かにございます。そういう面で,5月に研修センターの各首長さんの会議というのがございます。そこに,グリーンパレスの事務長ないしは経済部の部長,私も含めて,グリーンパレスの施設をどう利用していくのかと,また逆に量が少ないということになれば,廃止という・・・廃止という考えまではいきませんが,利用の仕方もあるのではないかということを提言しようと,助役のほうから言われております。来週ぐらいにセンターの事務長と調整し,提言をしていき,各首長さんの間で・・・。と言いますのは,平成15年度までで4千万の負担金があったわけでございます。この合併をしますと,八郷,石岡,玉里,美野里さんの4市町村他,霞ケ浦,千代田,小川が合併以外の市町村であり,負担金の問題が当然出てまいりますので,そういう中で今後のグリーンパレスの利用について提言をしていって,そこで各首長さんに諮っていただくという流れとなっているところです。

前島委員)私は無くせという意味で質問したわけではありません。むしろ,ああいう設備は存続すべきだと思っています。ですから,1,700万の負担金が高い安いという意味合いに取られてしまうと困るのですが,やはりそれとは別に存続をする考えであれば,今の施設の設備では利用する方もちょっとあらゆる前で老朽化していますので。これができたのは何年ですか。昭和43年頃ですか。それでは約40年経とうとしていますけれど,5月に総会があるということなのでぜひ無くさないで。あるいはそういう前向きな考え方で取り組んでいただければいいと思います。続けていくのであれば今の設備ではまずいですので,もう少し内装をよくするとか。40年ですと内装をするよりは建てたほうが安いのですかね。そういう意味で,7市町村で今の時代にあった,農業後継者の若い方が利用できるような設備に改めなければならないのではないかということで,ぜひ前向きに検討をお願いしたいと思います。それから,ふれあいセンターの維持管理費の用地購入費がありますね。これは今回の予算委員会で徳増さんが質問されていますよね。そういう観点もありますので,9筆で5,060平米,4,400万。その時は平米単価が高いのではないかという質問がありましたが,これはあくまでも予算ですので,これから売り手買い手との交渉になりますから。一般に土地は値段があってないようなものでありますから非常に難しいと思いますが,これでいくと坪2万6,400円ぐらいになりますね。これは,これから鑑定士に依頼して正式に執行部のほうで単価を計算して,それをもとに地主さんと交渉にあたるのではないかと思います。不動産鑑定士は確か2社でしたか。その辺も質問があったと思うのですが,その後どのようなお考えになったのかお聞かせ願いたいと思います。

農政課長)ふれあいセンターの用地購入につきましては,予算委員会の時には1社,2社という答弁はしてございません。けれども16年度に入りまして,2社を予定して用地購入にあたっていきたいと,そのように考えております。

前島委員)9筆で地主は何人ですか。

農政課長)3名です。

小吹委員長)他に発言はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

小吹委員長)ないようですので,以上で市民経済委員会を閉会いたします。


 閉会 午前11時32分





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