平成16年9月10日 総務企画委員会


案 件 (1)付託された議案の審査
 ○
 議案第53号「平成16年度石岡市一般会計補正予算(第2号))」
 ○ 議案第54号「平成15年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」
 ○ 議案第55号「平成15年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」
 ○ 議案第57号「平成15年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)」
 ○ 議案第71号「損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について」
出席委員 磯部延久委員長,池田正文副委員長,吉田寛委員,前島守雅委員,村山裕委員,菱沼和幸委員
市執行部 企画部
 企画部長(中村栄),企画部副部長(内田新市),秘書広報課長(大野静夫),企画課長(荻沼雅光),地域計画担当課長(今泉文彦),地域計画担当副課長(石橋保卓),財政課長(細井恒雄),財政課副課長(鈴木幸治)
総務部
 総務部長(関正雄),総務部副部長(信田志郎),総務課長(斎藤義博)
消防本部
 消防長(比氣道之助),総務課長(山口春男)
事務局 主任(田辺武弘)


 開会 午前10時00分


磯部委員長) ただ今から総務企画委員会を開会いたします。
 まず始めに,企画部長より発言を求められておりますのでこれを許します。

企画部長) ご案内のように合併協議会が解散いたしましたので,平成16年9月1日付けで人事異動がございました。自己紹介という形で紹介させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

企画課・地域計画担当課長) 企画課・地域計画担当課長の今泉でございます。よろしくお願いいたします。地域計画担当の業務ですけれども,第4次総合計画が前期と後期の基本計画になっているということで,後期の策定準備が平成16年と17年に予定されております。地域計画担当といたしましては,その策定業務の準備をこれからしていくということでございます。よろしくお願いいたします。

企画課・地域計画担当副課長) 地域計画担当副課長の石橋でございます。よろしくお願いいたします。事務分担につきましては,今泉が申し上げましたとおりでございます。地域計画の方を担当して参ります。よろしくお願いいたします。

磯部委員長) 次に,本日の議題はお手元に配付いたしました協議案件書のとおりでございます。次に,本日,説明員として出席したものは,お手元の出席者名簿のとおりでございます。

磯部委員長) これより審査に入ります。
 議案第53号「平成16年度石岡市一般会計補正予算(第2号)」ないし議案第55号「平成16年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」及び議案第57号「平成16年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)」及び議案第71号「損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について」までの計5件につきましては,関連する部分がございますので,一括して議題といたします。
 執行部より提案理由並びに内容等について説明を求めます。まず始めに,職員等人件費にかかる部分についての説明を求めます。

総務課長) 議案第53号,54号,55号,57号の補正予算中の職員の人件費の補正にかかる部分につきまして説明申し上げます。
 今回の人件費補正につきましては,平成16年4月1日に行われました人事異動に伴います予算項目間の補正と,県からの職員派遣負担金であります。補正予算書の29ページをご覧いただきたいと思います。民生費・社会福祉費・民生費・老人福祉費・在宅老人サービス事業の県派遣職員負担金が記載されてございます。金額は927万円でございます。この内容につきましては,県と市町村との間における人事交流としまして,石岡市が高齢福祉対策の企画実施をするにあたり,県の事務事業に従事して培った企画力を取り入れ,福祉サービス事業の向上を図るため県の高齢福祉課から,石岡市福祉部高齢福祉課へ派遣されました県職員1名分の人件費でございます。
 次に,今回の職員人件費でございますが,24ページの議会費から43ページの教育費までの項目間の職員人件費の補正でございますが,職員の人件費につきましては,平成16年1月1日現在で在職している職員の扶養等をベースに算出し,当初予算に計上しておりました。したがいまして,4月の人事異動によりまして会計間あるいは科目間で異動が生じ,そのため人件費の過不足が発生したため補正を行うものでございます。
 一般会計の人件費の補正の総額につきましては,44ページの給与明細表に記載されておりますのでご覧いただきたいと思います。その中の中間になりますが,イの一般職(1)総括の欄に記載されておりますように,一般会計の補正総額は,補正後・補正前の比較がございますが,比較の欄に給与及び職員手当の給与費で275万3,000円の減。共済費で488万1,000円の増。退職手当負担金で25万8,000円の増。合計で238万6,000円の増となります。
 続きまして議案第54号以降の特別会計についてご説明申し上げます。54ページをご覧いただきたいと思います。国民健康保険特別会計でございますが,一般会計と同様に異動に伴う人件費の補正を行うものでございます。人件費補正の総額につきましては,56ページの給与費明細書に記載されております。一番上の総括の欄をご覧いただきたいと思います。給与及び職員手当の給与費で778万1,000円の増となっております。共済費につきましては132万8,000円の増となっております。管理職手当負担金で65万2,000円の増となっております。合計で976万1,000円の増となっております。
続きまして64ページの下水道事業特別会計でございますが,一般会計と同じように異動に伴う人件費の補正を行うものでございます。人件費の補正の総額につきましては,66ページの給与費明細書に記載されております。一番上に記載されております総括の欄をご覧いただきたいと思います。給与及び職員手当の給与費で220万円の増となっております。共済費につきまして49万5,000円の増となっております。退職手当負担金で21万7,000円の増となっております。合計で291万2,000円の増となっております。
続きまして82ページからの介護保険特別会計でございますが,一般会計と同じように異動に伴う人件費の補正を行うものでございます。人件費の補正の総額につきましては84ページをご覧いただきたいと思います。給与費明細書に記載されております。総額の欄をご覧いただきたいと思います。給与費及び職員手当の給与費で790万9,000円の減となっております。共済費で117万2,000円の減となっております。退職手当負担金で64万7,000円の減となっております。合計で972万8,000円の減となっております。 なお,一般会計,国民健康保険特別会計,下水道事業特別会計,介護保険特別会計の人件費の補正額を合計しますと,給与費で68万1,000円の減,共済費で553万1,000円の増となります。退職手当負担金で48万円の増となります。合計しますと533万1,000円の増となっているところでございます。以上が職員の人件費に係わる補正となります。よろしくお願いいたします。

磯部委員長) 次に,職員等人件費以外の部分についての説明を求めます。

財政課長) それではご説明いたします。補正予算書の21ページでございます。真ん中の下に,ふるさとづくり基金繰入金,3億8,895万9,000円というのがございます。当初予算で1億2,162万円でございました。これにつきましては,路線バス試行事業,鹿島鉄道支援事業,高速バス整備事業,龍神の森整備事業でございました。9月補正で特別道路対策事業の県道路公社への寄付金4億5,500万円でございますが,当初組んだ龍神の森整備事業5,604万1,000円を新規財政事業債で切り替えましたので,その分ふるさとづくり基金を取り崩すことなくできましたので,3億8,890万9,000円を補正したものでございます。
次に24ページでございます。財産管理費で工事請負費・市庁舎維持管理経費の庁舎電源配線工事の140万円でございます。これにつきましては,戸籍業務の電算化に伴う電算室室内分の増設電源工事と1階市民課の電源工事,及び1階から4階へのLAN線工事の補正をしたものでございます。以上でございます。

企画課・地域計画担当課長) 同じく25ページでございますけれども,企画費の中の総合計画経費38万5,000円でございます。これにつきましては,平成13年から平成22年までの10年間,第4次総合計画の計画期間でございますけれども,この計画期間のうち,基本構想を受けて,基本計画がございます。その計画期間は10年間のうち前期と後期と分けた5年間となってございまして,前期が平成13年度から平成17年度まで,後期が平成18年度から22年度までの5年間でございます。間もなく前期計画が切れ,後期計画の策定が必要になってくるわけです。本年の後半から来年度にかけまして,後期計画を総合計画審議委員会委員に委嘱しまして,策定していくことになるわけでございます。それらの必要経費の補正措置をお願いをしたものでございます。内容といたしましては,審議会委員報酬30万円,その他文具用紙代,消耗品というような構成になっております。ただし,この内容ですけれども,合併のことを考えますと後期計画のところはそれらを見極めながら執行をさせていただくことになります。それらを踏まえてよろしくお願いいたします。以上でございます。

企画課長) 私から,同じく25ページの地域交通対策事業,高速バス停整備負担金につきましてご説明いたします。高速バスにつきましては予定どおり10月1日に開通のはこびとなりました。詳細については後ほどご報告させていただきます。その負担金242万8,000円でございますが,高速バス停は高速道路の敷地内ということで関係機関と様々な詳細協議を行ってきました。その協議の中で石岡市の持分,地域担当分でございますが,主に待合小屋並びに街路灯(水銀灯)が石岡市の持分というように決まってまいりました。その後詳細設計を組んだわけですけれども,いかんせん高速道路の敷地内ということで強度に対する様々な機種,夜間照明ですと雨水対策などの様々な基準がございます。それらの基準をクリアーするために今回お願いしております242万8,000円を増額して負担金として,一括して茨城県バス協会に支払うというような内容のものでございます。よろしくご審議をお願いいたします。

消防・総務課長) 補正予算書の38ページ,非常備消防費・分団維持管理経費166万9,000円でございます。これにつきましては,平成16年5月26日,午前8時50分頃,貝地2丁目地内で,石岡市消防団第4分団が大字石川地内の建物火災に出場の際,消防車両を運転の際,物損事故による第4分団車両の車両修繕費と交通事故に係る損害賠償金でございます。補正前の金額ですが3,267万2,000円,補正額166万9,000円,合計で3,434万円になりますのでご審査よろしくお願いいたします。

磯部委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお,発言は挙手によりお願いいたします。

菱沼委員) おはようございます。菱沼でございます。平成16年度石岡市補正予算の部分の企画費の中で課長から説明がありましたけれども,地域交通対策事業ということで高速バス停整備負担金ということでありますけれども,駐車場の部分ですが,駐車場の整備に関してアスファルトにして白線をひいてキチンとやるのか,フェンスか何かで囲いをするのかそれをお聞きしたいと思います。

企画課長) 本日の補正予算の中には駐車場整備は含まれてございません。ただ駐車場につきましては,いま菱沼議員ご指摘ありましたように,前面アスファルト舗装をして,白線をひいて,周囲にはフェンスが設けられております。24時間利用できるのですが,夜間の照明**。

菱沼委員) 次に消防関係なのですが,分団維持管理経費の中で車両修繕129万8,000円が掲載されておりますが,どこの分団の車両をどのような修繕されるのかお伺いします。

消防・総務課長) 第4分団の車両でございます。これは物損事故を起こしまして,前面を大破してしまったのでその修繕費でございます。

菱沼委員) そうしますと,前面は保険でやるような対策はないのでしょうか。

消防・総務課長) 保険につきましては,市の全国使用物件共済の方に車両保険が108万円,**の方で500万円ということで入っておりますので,これは収入という形で**対応しております。

菱沼委員) その件ですが,相手方の部分で○○(個人名)さんは,身体的な部分は大丈夫だったのか。もちろん第4分団のドライバーは,事故にあったときに鞭打ちとかになる可能性があるのですが,そういう部分は大丈夫なのでしょうか。

消防・総務課長) ただいまの件ですが,事故があったということで,私そこにかけつけて,その方は未成年ということで,確認をしましたらその時も大丈夫だと。分団の方も3人おりましたが大丈夫だということです。それで,事故現場が終わった頃もう一度確認したところ大丈夫だと。相手の方は未成年者ということで私と3人で親権者のところに行って,夜9時頃確認したら相手方はいるということで,その事故で運転していた未成年の方と私と3人で,相手方は未成年ということで,事故の概要の説明に伺った時も相手方は大丈夫だということです。その後も2〜3回伺う機会がありましたので,その時も確認しましたら怪我は大丈夫だということでした。

磯部委員長) 消防本部総務課長の山口君に申し上げます。21ページの53号の損害賠償の共済費の部分の説明を求めます。

消防・総務課長) 補正予算書21ページの一番下の欄をごらんいただきたいと思います。諸収入ということで入っております。この部分で損害自動車賠償負担金64万8,000円,これが自動車賠償共済債務災害共済から91万1,000円の収入が入るようになってございます。

磯部委員長) 他に発言はございませんか。

菱沼委員) 企画費の中ですが,先ほどご説明あったわけですが,総合計画審議会委員報酬の30万円ですけれども,この審議会はいつ実施するのか,委員は何名いるのか。

企画課・地域計画担当課長) 長期計画の準備期間というのは平成16年度と17年度にかけての2ヵ年になるわけですが,今回,審議会委員の報酬としましては30万円,条例で20人以内と決まっております。今後準備作業を進める中で約3回を予定しております。1人5,000円の予定です。

企画部長) 総合計画の**でございますけれども,第4次基本構想は,平成12年12月議会で議決を賜っているわけですけれども,その後12年度内に基本計画を作りまして,委員さんですけれども,その後は対応が終わってますけれども,任期切れということで,新たに先ほど申し上げたような人数の範囲の中で今から委嘱を申し上げるということでございます。

磯部委員長) 他に発言はございませんか。

        (「なし」と呼ぶものあり)

磯部委員長) ないようですので,以上で質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で討論を終了いたします。
これより採決に入ります。議案第53号「平成16年度石岡市一般会計補正予算(第2号)」ないし議案第55号「平成16年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」及び議案第57号「平成16年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)」及び議案第71号「損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について」までの計5件につきましては,関連する部分がございますので,一括して採決いたします
 お諮りします。本案はいづれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。
 この際,お諮りします。本日審査いたしました議案の審査報告・委員長報告並びに閉会中の継続審査の申し出につきましては,その作成・報告を委員長にご一任いただきたいと思います。これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。
 次にその他の件としまして,企画部より報告の申し出がございますので,報告を願います。

秘書広報課長) 秘書広報課の方から市制50周年記念市民号についてご報告させていただきたいと思います。市民号につきましては,平成10年度から13年度まで実施してきたところでございます。平成13年度に長野県の霧が峰温泉に行ったのを最後の行事としまして,休止してきたところでございますが,平成14年・15年と多くの市民の方々から声が寄せられてきました。そのようなことを背景としまして,市制施行50周年記念事業実行委員会での協議によりまして,石岡市施行50周年記念事業の一つとしまして,今年度1回限りの事業を予定し,その場所の選定・時期等を検討してきましたが,日程等が決まりましたのでご報告させていただきたいと思います。実施日でありますが,11月18日と19日,「常陸の国から陸奥の国へ」と題しまして計画いたしました。詳細につきましては記載のとおりでございます。よろしくお願いいたします。

企画課長) 先ほど補正予算でご審議いただきました常磐自動車道の高速バスにつきましてご報告いたします。前回の委員会でもご報告いたしましたが,様々な関係機関と協議しまして,ある一時期だけ日本道路公団の民営化の話が出てきまして,協議に要する時間がかかりましたが,おかげさまで予定どおり10月1日開通と決まりました。すでにご案内のとおり位置図を設けてございます。位置図は下が東京方面,上が水戸方面でございます。石岡市若松2丁目地先という決定をみております。上り線が若松2丁目地先,下り線が鹿の子1丁目地先,これは関東運輸局が決めまして,石岡の場合掘り下げさせていただいて,上り線の代表地名,若松2丁目地先を購入して使うということになっておりますので,ご理解をお願いいたします。それから利用者用の無料駐車場でございますが,上りプラットホームのすぐ右側,若松地先に35台の民地をお借りしまして,10月1日より開始いたします。それから概要でございますが,上り下りとも同じ本数で28本。行き先が東京駅行きと新宿駅行きで,上下あわせて56便でございまして,相当利便性の高いダイヤでございます。運賃でございますが,当初の予定ではバス業界は常磐線に勝負をかけると言っておりましたが,その後,関東運輸局の調整等も入りまして,片道1500円。ちなみに常磐線石岡・上野間は1450円でございます。常磐線より50円高い1500円で認可をちょうだいしてございます。子どもは半分の750円でございます。乗り入れるバス会社ですが,関東鉄道,JRバス,茨城交通の3社でございます。次にダイヤ表を記載してございます。上りにつきましては当面交通渋滞等ございまして,2時間程度の所要時間を要してございます。下りにつきましては1時間程度でございます。それから下りのプラットホームが設置されるわけでございますが,下りは当面,降車者専用ということで運輸局の認可が下りておりますのでご理解をちょうだいしたいと思います。いわゆる石岡から水戸方向へは乗ってはいけないということでございます。そこまで区間が短すぎるということがございまして,今後の利用状況を見ながら判断したいということでございますので,上りのプラットホームについては乗車専用ということで,反対に下りのプラットホームについては降車専用ということでございます。

財政課長) 今後の財政状況についてご説明いたします。まず資料は,地方6団体から送付された資料と,三位一体改革の全体像という資料です。主な財政でございますが,前年度比ということでそこにお示ししているとおりです。国においては三位一体改革を推進しておりまして,平成11年度までに地方交付税を削減し,また臨時財政対策債を廃止すると言っております。また,一般財源の減少も決定されているところでございます。さらに国庫支出金の削減方針を地方6団体に求め,削減する補助金・負担金等の財源を検討しているところでございます。11月の中旬という話をしておりますが,そのような時期になると思っております。現時点における当市の収支見込でございますが,次年度の歳入を年々横ばいに見る仮定をしております。また,地方交付税につきましては国の方針に基づいての仮定でございます。歳出においても年々5パーセント増加する見込みでおります。人件費,物件費,繰出金などは増加しないものと仮定し,投資的経費の**をしてございます。そのような中,平成17年度の残につきましてはおよそ11億円程度の財源不足,平成18年度がおよそ14億円,その後19年度から26年度まで記載しておりますが,そういったもので,かなりの税源不足があるというように見込んでおります。今後非常に厳しい財政状況が続く状況でございます。

磯部委員長) ただいま報告がなされましたが,この件に関しましてご意見等ございましたらお願いいたします。

前島委員) 今後の財政収支について10年間のシュミレーションが出ているわけでございますが,現実問題として毎年最低でも11億円不足するわけですよね。最終的には223億の財源不足ということで,今回このシュミレーションをしているのは地方交付税制度が継続するという甘い考えといいますか,合併が白紙になった段階でシュミレーションしたわけでありますので,どういう形で歳出を減らしていくのかについて考えがあれば部長の方から説明していただきたいと思います。

企画部長) 皆さんのお手元に総務大臣の資料と財務大臣の資料をご配布いたしましたが,これにつきましては7月30日の経済財政諮問会議で,それぞれの大臣や有識者から提出されたものです。後ほどご覧いただくとしましても,財務担当大臣は交付**をなくしたいと,総務大臣は三位一体改革を**それなりの財源を確保したいというようなことです。そういう中で地方6団体が提出しました補助金の内容につきまして,補助金の支出がその中に入ってございますけれども,これら2ヵ年かけて税源移譲した方がいいだろうという中で,全国議長会,あるいは全国市長会などから提案されたリストでございますけれども,これらを受けまして,それぞれの大臣の考えが述べてございますけれども,現在は**経済財政諮問会議の中で**。ただ,そういう中で当市の財政見通しは,ご指摘のようなことが出ているわけですけれども,そういう中でこれらを埋めていかなければならないわけでございますけれども,そういった国の方針が具体的には秋ごろに決まってくることだろうと思いますけれども,そういう中で再度算定が必要かと思いますけれども,いづれにいたしましても**の1つとして合併協議で詰めていったわけでございますけれども,合併が議会であのような形になりまして解散されることになりましたけれども,私は合併してもしなくても,あるいはしていたとしてもこのような三位一体の改革によりまして大変厳しい財政状況にあるということは事実でございます。そういう中で現在の社会情勢の中で不足の事態に関しまして寛容でないということも考えているわけでございますけれども,従来にもまして行財政改革をより進めまして**というような部分も,財政・企画部を所管しますものとしましては,今後行政改革は総務で所管してますけれども,どこが所管するというようりも新たなセクションでそのようなものを検討しながらそのようなものも**経費削減**,一般質問で**見直し**予算要求の**そのようなものを**しながら**そのように認識しておりますが,特に今回の合併に**定例会の一般質問や議案質疑などを通しまして**。

前島委員) いま企画部長から考えを示していただいたわけですが,当然全庁的に考えていただいて,どのような見直しができるのか,当然これは議会も努力しなければならないと思っております。執行部にあたりましてはここにこれだけの数字を出してきたわけですので,どのような形で財源不足を解消していくのかは大変なことだと思います。私は11億よりもっと出るのかなと思っていたんです。そしたらこのぐらいの数字に出たので,これはちょっと少ないのかなと思ったのですが,かなり厳しく見てるのですか。ここには普通建設事業が10億円と出て,実際平成16年度の当初予算を基準年度として推計しているので,その関係で甘い部分もあるのでしょうね,その辺はどうなんでしょう。

企画部長) 見通しでありますけれども,交付税の見込みでございますが,地方財政計画では地方交付税はマイナスであろうと見ております。当市の交付税の落ち込みは16パーセントでございます。臨時財政対策債を含めても20パーセントを超える程度でございます。少子化で21パーセントを見込んでございますけれども,**であろうということで見込んでございますので,ある程度きつい**。それと,先ほど言いましたように国税の**方針が確定してございません。それで**は**受けまして,財源移譲のからみもあって,**と行ってきた**ありまして**ないですけれども,その中で**見込んでございますので,現時点でははたしてその通りいくのかなと思ってございます。先ほど言った**は,そこらへんはまだ**。

前島委員) 実際問題としてこれだけ10年間で財源不足をするということは全庁の職員に周知を図って,現在財政が厳しいということを理解して現実を目で見てもらわないと,無理ムダという部分とか,努力をしていくことに対して理解が徹してない方もいると思います。まだ親方日の丸だということで。やはり一般質問もかなり厳しい意見も出たと思います。やはり全庁的にそのことに対して周知徹底を図って,住民のサービスを低下させるわけにはいかないわけですから,実際に議員の定数職員の定数いろいろなことをやっていかなくてはならないです。それに向かって職員に理解を得られるように努力していただきたいと思います。

池田副委員長) 私から市民号について3点ほどお伺いしたいと思います。まず,本年度実施するということでございますので,参加者の方は3万3,000円の負担があるのですが,事業にかかる予算措置はどのようになっているのかお伺いいたします。2点目は,平成14年・15年と2ヵ年は休止になったということでございますが,この休止の理由についてお伺いしたいと思います。3点目は,13年度以前はどのような回数で実施されていたのかその内容についてお伺いいたします。

秘書広報課長) 3点についてお答えしたいと思います。市民号につきましては,企画は石岡市で,実施主体はJRということになっておりまして,参加の申し込みは全てJRで受け付けるということになっております。石岡駅と高浜駅ということになっております。それで,予算の関係でございますが,市民号につきましては総事業費として99万6,000円を見込んでおります。車内での市民の方々との語らいの場ということ,職員の旅費相当分を計上したもので99万6,000円となっております。明細でございますが,市民号の職員参加負担金が一番大きくて72万円となってございます。それから参加者の茶菓子をお配りするということで,7万9,000円,1人あたり500円でございます。それから中でじゃんけん大会ですとかカラオケ大会を計画しましたので,1人あたり700円の賞品ということで11万1,000円。あとは市長,議長,副議長関係の旅費,8万6,000円でございます。合計で99万6,000円ということで予算計上しております。それから,平成14年と15年を休止した理由でございますが,13年にアンケート調査をしまして,そのアンケート結果で休止していいのではないかということです。その背景となったのは,もうひとつのご質問がありましたが,それ以前の平成11年〜13年に連続で行いました。その時々にアンケート調査を実施しました。ここらで1〜2年休んだらどうかというアンケートがございました。当市としましては,出前講座,市民との語らいの場としてどのようなものがあるかということで出前講座の開設をしましたので,そちらにつきましては14年・15年は出前講座で市民との語らいの場を作るということ。アンケートの中ではぜひとも来年以降もやってほしいという意見もありましたが,もう所期の目的は達したのではないか,中止してもよろしいのではないかという意見もありましたので,14年・15年は休止したという状況でございます。

池田副委員長) 了解しました。ありがとうございました。

磯部委員長) 暫時休憩いたします。

        〜 休 憩 〜

磯部委員長) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 執行部におかれましてはお疲れ様でございました。ご退席いただいて結構でございます。
 次に,その他の件としまして各委員にご協議いただきたい件がございます。それは,公務員倫理の徹底と職員の服務規律の強化について,総務企画委員会の見解として市長に申し入れをしてはどうかということでございます。この件について各委員のご意見を伺いたいと思います。暫時休憩いたします。

        〜 休 憩 〜

磯部委員長) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 本件につきましては,先進事例などを調査しながらさらに慎重に検討を進めていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
 その他,何かございますか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で総務企画委員会を閉会いたします。


 閉会 午前11時28分




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