平成17年3月24日 総務企画委員会


案 件 (1)付託された議案の審査
 議案第16号「平成16年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」
 議案第18号「平成16年度石岡市駐車場特別会計補正予算(第1号)」
 議案第32号「石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」
 議案第33号「石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」
 議案第34号「教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」
 議案第35号「石岡市職員の特殊勤務手当に関する条例の全部を改正する条例を制定することについて」
 議案第36号「石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて」
 議案第42号「石岡市消防団条例の一部を改正する条例を制定することについて」
出席委員 磯部延久委員長,池田正文副委員長,吉田寛委員,前島守雅委員,村山裕委員,菱沼和幸委員
市執行部 企画部
 企画部長(中村栄),財政課長(細井恒雄),情報システム課長(沼田耕)
総務部
 総務部長(関正雄),総務部副部長(信田志郎),総務課長(斎藤義博),総務課副課長(宮本秀男),
消防本部
 消防長(比氣道之助),総務課長(山口春男),予防課長(高木信夫)
事務局 主任(田辺武弘)


 開会 午前10時00分


磯部委員長) ただ今から総務企画委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配布いたしました協議案件書のとおりでございます。次に,本日説明員として出席した者は,お手元の出席者名簿のとおりでございます。

磯部委員長) それでは,これより審査に入ります。まず始めに議案第16号「平成16年度石岡市一般会計補正予算・第6号」のうち当委員会所管の部分を議題といたします。執行部より本案の内容について説明を求めます。

財政課長) 議案第16号でございますが,まず最初に,補正予算書の4ページをご覧いただきたいと思います。債務負担行為の補正でございます。次のページの地方債補正にも関連いたしますが,地方債証券の共同発行によって生じる連帯責務でございます。これにつきましては,茨城県と県内5市,石岡市・水戸市・土浦市・取手市・鹿嶋市でございますが,30億円を個人向けに発行する公募地方債でございまして,他の団体が債務不履行になった場合に当市が債務を負担するものでございます。当市につきましては,2億円を臨時地方道整備にあてることにしております。次に歳入でございますが,32ページをご覧いただきたいと思います。地方特例交付金でございますが,決定額で1,136万6,000円の減額をするものでございます。国の予算措置によるものでございます。次に地方交付税の普通交付税でございますが,当初の見込みより基金財政需要額の全額の減額に伴います減で,3,130万8,000円の減額を補正するものでございます。次に34ページでございます。繰入金でございますが,今年度の財源負担の軽減を図るための基金の調整を行うものでございます。年度末までの見込みで基金を取り崩さなくてもすむ基金につきましては,財政調整基金,公共施設改修事業基金,学校建設事業基金でございます。それと,貸さなければ**が付かない基金としましては,減債基金とふるさとづくり基金の減額補正でございます。次に繰越金でございますが,15年度からの繰越金のうち,まだ予算計上しておりません4億8,461万9,000円を補正したものでございます。次に36ページでございます。市債につきまして財政調整負担の軽減を図るために,減税補填債300万円,それから臨時財政対策債670万円を増額したものでございます。次に48ページでございます。公債費でございますが,当初見込み利子と残金借り入れ利子との借入があったための減額でございます。その下の減債基金積立金863万円でございますが,これにつきましては,35ページでございますが,土木費県補助金でございます。安全快適なみち緊急整備事業補助金でございますが,これにつきましては,減債基金の方に積み立てをしたということでございます。

情報システム課長) 続きまして情報システム課関連の説明をさせていただきます。補正予算書4ページをご覧ください。こちらについては,債務負担行為の補正でございます。廃止でございますが,住民情報系機器借上料,こちらにつきましては,合併関連の機器を予定しておりましたが,そちらの方を**サイドに移行するという形でこちらを改修してございます。後で細かい内容をご説明いたしますけれども,行政情報ネットワーク構築用機器借上,パソコン借上,内部情報系サーバ機器借上,この3点につきましては,入札差金の部分で変更という形になります。続きまして38ページをご覧ください。一番下の電算費でございますけれども,こちらの主な内容は,県等への内部の報告事項等におけるシステム変更がなかったための給与改定と決算統計,これに関する減額でございます。あと,4市町村の合併を予定しておりましたので,それに伴う部分を予算計上しておりました。こちらについて4市町村の合併が不成立という形でありますので,こちらの関係で減額という部分がございます。あと,リースに伴うパソコンの借り上げで入札差金が出るための減額という形になります。項目によって説明したいと思います。右側の欄でございますけれども,電算業務経費のシステム開発委託料でございますけれども,こちらについては費用会計システムの改修,あるいは決算統計の改修,こちらがなかったために132万3,000円を減額するものでございます。次に電算業務委託料でございますけれども,こちらについては4市町村合併を想定した住民情報系機器の保守を予定しておりましたけれども,4市町村合併が成立しなかったというために減額という形になります。備品借上料につきましても,4市町村合併の住民情報系機器の借り上げを予定しておりましたけれども,合併が成立したかったために6,029万4,000円の減額という形になります。続きましてシステム導入経費でございますけれども,電算業務委託料につきましても,4市町村のネットワークを構築する形で予定しておりましたけれども,合併がなくなったという形で540万1,000円を減額するものでございます。備品借上料でございますけれども,こちらにつきましては,配備用パソコンの入札差金,43万2,000円と行政情報ネットワークの構築の機器借り上げの88万円,これが差金として出てきましたので,合わせて131万2,000円を減額するという内容になります。先ほどご説明しました16年度分以降の債務負担が発生しておりますので,それの部分については52ページに金額が載っております。

企画部長) 私から38ページでございます。企画費の減額でございます。1つには,パラグライディングの大会が八郷町で行われたわけでございますけれども,当初40万円ほどでございましたけれども,これが半額で済んだということで20万円の減額でございます。それからその下の総合計画でございますけれども,先ほどの電算システムの説明にもございましたけれども,合併ということがあったわけでございますけれども,4市町村合併が取りやめになりまして,その後,当市単独の総合計画を作らざるを得ないだろうという時期がございましたので,総合計画の策定経費を見込んでございましたけれども,報酬を含めましてそれらの減額でございます。それから,市町村合併の推進事業でございますけれども,合併協議会の負担金は均等でということで,当市の場合は15年度で1,000万円,16年度で600万円の予算を計上したわけでございますけれども,その中で合併解散後の未執行額ということで,それぞれの市町村で576万円の減でございます。

市民会館長) 同じく39ページの中の市民会館費でございます。市民会館につきましては,定額の運用基金,市民会館事業基金を使いまして,本年度はコンサートなど5事業を実施してきました。その中で不足額を生じましたので,439万7,000円を基金の方に繰り出しするということで,補正したものでございます。

総務課長) 総務課関係の予算につきましてご説明させていただきます。40ページをご覧いただきたいと思います。選挙費の職員手当等220万円を減額補正するものでございます。平成16年7月11日に執行しました参議院議員選挙執行経費中の時間外勤務手当188万円,同じく8月5日に執行予定でありました霞ヶ浦北浦海区漁業調整委員会委員選挙執行経費中の時間外勤務手当につきまして32万円,合計220万円を減額補正するものでございます。減額の理由としまして,参議院議員通常選挙につきましては,開票が予定した時間より早めに終了したこと,また,期日前不在者投票に変更になったこと,霞ヶ浦北浦海区漁業調整委員会委員選挙につきましては,無投票になり選挙を執行しなかったため選挙事務費にかかる時間外勤務手当が少なくすんだものでございます。以上が議案第16号の説明であります。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。

消防本部・総務課長) 消防関係の件についてご説明いたします。32ページの国庫支出金ですが,これにつきましては,国のほうに高規格救急車の購入について申請したが不採用になったために780万4,000円の減額となっております。次に,34ページの県支出金ですが,これにつきましては先ほどの高規格救急自動車購入に際して国のほうが不採用になったために県に申請したところ採用になりました。そのための補正額と自主防災活動育成基金の補正額で822万9,000円の増となっております。次に46ページの常備消防費が200万円の減額になっておりますが,これにつきましては,職員の休日勤務手当の減額でございます。職員が途中で亡くなったことと,入校等の理由で支出金が削減になりました。それと消防施設費ですが,これについては260万円の減になっております。これにつきましては,高規格救急自動車の購入と,消防水利施設事業の入札差金等の減額でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

消防本部・予防課長) 県補助金でございますが,先ほど総務課長が説明したとおりでございます。これは自主防災組織結成のための10万円の減でございます。17年1月1日に新たに3地区の自主防災組織が結成されております。この組織名は中町3部自主防災組織,仲の内自主防災組織,正上内地区自主防災組織,以上が結成されておりまして県の方に申請しております。続きまして46ページの歳出についてご説明申し上げます。非常備消防費の中で,非常備消防費の方から結成されました自主防災組織の方へ補助を交付いたします。1地区10万円で3地区で30万円となっております。よろしくご審議のほどお願いいたします。

磯部委員長) 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。

池田副委員長) 補正予算書の中の39ページ,パラグライディングパンパシフィック大会負担金,40万円のところ20万円ということでございます。たしかこの件につきましては,この大会の実行委員会でありますとか茨城県ハングライディング・パラグライディング連盟の強い要望によって,その要望に沿って予算計上がされた経緯があると思います。この減額の理由につきまして,分かる範囲で説明をお願いいたします。

企画部長) 先ほどもお話しましたように当初40万円の予算を組んだわけですけれども,その中で県の負担金の関係もございまして,それまで必要ないということで半分にしたということでございます。

池田副委員長) 非常に厳しい状況のなか,予算措置がされたわけでございます。減額につきましては了解いたしました。

磯部委員長) 他に発言はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので以上で討論を終了いたします。
 これより採決に入ります。議案第16号「平成16年度石岡市一般会計補正予算・第6号」のうち当委員会所管の部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。

磯部委員長) 次に,議案第18号「平成16年度石岡市駐車場特別会計補正予算・第1号」を議題といたします。執行部より本案の内容について説明を求めます。

財政課長) 72ページになります。駐車場の使用料でございますが,委員ご存知のように昨年度も減額した経過がございます。駅前周辺に多くの民間駐車場が設置されまして,その駐車場が格安ということで駅東駐車場の収入見込み額が当初よりかなり落ち込んだということで今回500万円ほどの使用料を減額したということでございます。それに合わせまして前年度の繰越金84万円を増額補正しまして,その結果,歳出において駐車場基金への積立額を416万円減額したということでございます。

磯部委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお,発言は挙手によりお願いいたします。
 発言はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で討論を終了いたします。
 これより採決に入ります。議案第18号「平成16年度石岡市駐車場特別会計補正予算・第1号」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。

磯部委員長) 次に,議案第32号「石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」ないし議案第35号「石岡市職員の特殊勤務手当に関する条例の全部を改正することについて」までの計4件につきましては関連しておりますので一括して議題といたします。執行部より本案の内容について説明を求めます。

総務課長) それでは,まず議案第32号についてご説明申し上げます。提案理由としましては,石岡市特別職報酬等審議会の答申及び今般の財政状況等を考慮し,議会の議員を除く非常勤特別職の報酬等を改正するものでございます。改正内容につきましては,石岡市特別職報酬等審議会からの3パーセント相当額の減額が望ましいとの意見を基本としまして,今回の報酬の改正を行っております。なお,**額につきましては,3パーセント相当額の減額を行っておりまして,100円未満につきましては端数調整を行っております。また,国が定めている**等につきましては改定しておりません。金額の詳細につきましては,報酬等の内訳一覧をご覧いただきたいと思います。
 次に,議案第33号についてご説明申し上げます。提案理由としましては,石岡市特別職報酬等審議会の答申に基づき,非常勤特別職の給与を改正するものでございます。内容としましては,石岡市特別職報酬等審議会から答申されました5パーセントの減額が望ましいとしまして,市長・助役・収入役の給与月額を17年4月1日から5パーセント削減するものでございます。なお,非常勤特別職の給与につきましては,12年度から継続してそれぞれ,5パーセント,3パーセント,2パーセントの減額措置を行っておりまして,毎年実施してきたところでございますが,今回の改正で一律5パーセントの減額の改正を行うものでございます。この改正によりまして,年間で175万3,000円が減額されることになります。
 続きまして議案第34号についてご説明申し上げます。提案理由としましては,石岡市特別職報酬等審議会の答申に基づきまして,教育長の給与を改正するものでございます。内容としましては,石岡市特別職報酬等審議会から答申されました5パーセントの減額が望ましいという意見によりまして,先ほどの議案第33号と同様に教育長の給与月額を17年4月1日から5パーセント削減するものでございます。なお,教育長の給与につきましては,12年度から継続して2パーセントの減額措置を行い,毎年実施してきたところでございますが,今回の改正によりまして一律5パーセントの減額の改正を行うものでございます。この改正によりまして,年間で50万5,000円が減額されることとなります。
 続きまして議案第35号についてご説明申し上げます。提案理由としましては,今般の財政事情を考慮し,市職員の特殊勤務手当の見直しをおこなうものございます。見直し内容でございますが,特殊勤務手当につきましては,これまで21種類33項目を支給してきたものでございますが,時代の流れにおいて特殊性が薄れてきたもの,また,現時点では必要としないもの等がございまして,13種類19項目に見直しを行いまして,経費の節減を図るものでございます。削減しました主なものにつきましては,市税及び不能徴収金の事務に従事する職員に対する手当,交通安全指導に従事する職員に対する手当,青少年街頭補導に従事する職員に対する手当でございます。なお,支給につきましては15年度から一律20パーセントのカットを行ってきたところでございますが,17年度からは手当の種類及び手当額の削減を図ったものに,さらに今までどおり20パーセントカットしていくものでございます。この見直しによりまして,17年度につきましては,前年度に対しまして887万7,000円が削減されることになります。よろしくご審議たまわりますようお願いいたします。

磯部委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。

菱沼委員) 議案第33号と34号についてお伺いしたいと思います。総務課長から改正要綱ということで,市長・助役・収入役ということで5パーセントの減というお話されましたけれども,現実に言って収入役に関しては5パーセントの減ではありません。4.856パーセントでございます。5パーセントの減であれば,62万6,050円だと思います。こういう細かい話になって大変恐縮ですが,5パーセントという以上は,62万6,050円が正しいのではないかと思いますが,いかがでしょうか。よろしくお願いいたします。

総務課長) ただ今の件に関しましては,端数処理をした関係でそのようになったのだと思います。確かに計算しますとそのようになるかと思います。

菱沼委員) そのような部分については,収入役は5パーセントではなくて,約5パーセントというようにしなければいけないのではないかと思います。毎年減額されてるということにおいては,大変な部分であると思います。細かい部分かもしれませんが,キチンとした形でやっていくことが大事だと思いますのでよろしくお願いいたします。

池田副委員長) 私からは,議案第35号についてお伺いしたいと思います。今回の見直しの中で,市税等の徴収手当の改正が盛り込まれています。非常に収入未済額ということで,平成15年度においては一般会計・特別会計合わせて2億8,700万円ほどの,それだけの収入未済額があるなかで,職員の方々の個別・休日・夜間の訪問徴収,あとは管理職の方々の特別滞納整理が行われるところでございます。非常にご苦労されているということは理解できるわけですが,今回,そのへんの影響,現場での影響についてご見解があればお伺いしたいと思います。

総務課長) ただ今のご質問でございますが,確かに税関係といいますと,特殊と言えるかもしれませんが,中には職務の一部,仕事の一部であると理解しまして,今回改正させていただきたい。そのことによりまして特殊勤務手当がないからといってその影響はないだろうと考えております。

池田副委員長) 本来であればキッチリ税金が納付されればいいのですが,なかなかこの経済状況でうまくいかないというのがあると思います。非常にご苦労されていることが理解できますので,どうかと思ったのですが。それに関連しまして平成16年の収入未済額の推計につきましてお伺いできればと思います。

総務部長) 16年度の収入未済額ですが,それにつきましては,市税のみでございますけれども,13億1,857万円という見込みを立てております。

池田副委員長) 今年も予想どおりと言いますと非常に恐縮ですけれども,多額の収入未済額が見込まれているわけでございます。一方においては市税を上げるというのも1つの方法でありますけれども,もともと収入として見込まれていたものでございます。少しでも未済額が減れば税収増という考え方もできるわけでございますので,引き続き徴収につきましては,お願いできればと思います。

前島委員) 私も特殊勤務手当の関係で,徴収行政もいろいろ大変だと思います。今回いろいろ改正しまして,用地交渉についてはこのまま日額同じ金額で出てるわけですが,先ほどの説明では仕事の一環ということでは同じですが,先ほど言った徴収との違いというのはどういうことなのか,お伺いします。

総務課長) 用地交渉につきましては,夜間・日曜・祭日かかわりなく相手の意向によって出向いていって交渉しなければならないというようなことがございまして,その辺を考慮しまして今回残した項目でございます。

前島委員) 徴収業務については,夜間は行かないのですか。日中だけでは対応できないのではないですか。その辺についての整合性について理解が乏しいと思うので,もう一度説明をいただきたいと思います。

総務副部長) ただいまの徴収業務と用地交渉の手当の関係でございますけれども,徴収業務につきましては収納課ということで,それが主な仕事としていろいろな徴収については昼間とか夜とか,また日曜と業務がそれぞれ対応としてやってます。ただ,用地購入に関しましては,特別な用地交渉担当というのはございませんので,それぞれの部署で必要性があってはじめて用地交渉という形をとってますので,そういった面では不慣れな面がありますので,本来であればそういう用地交渉については専門的にやる部署があればそういう手当の必要性はないと思いますけれども,現在はこのような形でやらせていただいているところでございますので,よろしくお願いいたします。

前島委員) 確認で,社会福祉業務,月額4,000円というのが,改正点で同じなのですが,この業務の内容で社会福祉業務というのはどの辺までをいうのですか。

総務課長) 実際は,生活保護を担当しているケースワーカーに手当を支払っています。

村山委員) 非常に単純な質問ですが,石岡市特別職報酬等審議会の構成をお伺いしたいと思います。

総務部長) 今回の報酬等審議会委員は10名を委嘱しておりまして,自治会関係から1名,市民から2名,工業関係から1名,商業関係から1名,農業関係が1名,女性代表として1名,学識経験者3名という構成でございます。

村山委員) 選出の方法はどうなっていますか。

総務副部長) 選出というのは公募かどうかということでしょうか。この選出にあたりましては公募ではございませんで,これまでも報酬等審議会については何度かやってますので,立ち上げの度に**した段階で**という形をとってますので,そういった業種の方から選定しまして,市長の方に決裁を受けたという形で選んでおります。

磯部委員長) 先ほど,かなりの未済額が多くなっているという現状ですね,その大きな要因と,今後の対応について執行部の考えがあれば,それをお聞かせいただきたいと思います。

総務副部長) 大きい要因としまして大口の滞納が4,400名のうちの約1割おりまして,これが一つの原因になっている。いろいろ原因はありますが,今後特別滞納の回数を増やすとか,現年度納税については,督促状を発送していないものに対して電話による催告をするということで動かしていきたいと思いますけれども,その他に有効な方法があればどんどん徴収していきたいという考えでおります。

磯部委員長) それともう1点,大口の滞納が1割あるということで,事前の情報はどのような対応をされているのか,それと差し押さえ的な対応をされてる,される予定があるのかお伺いします。

総務副部長) 大口滞納者の情報交換は,税務署・県税事務所の参勢という協力体制をとっておりますので,そういった意味での情報交換をしているところです。それから,税務署・県税事務所からの情報なり,最近ですと租税債権機構にいった者が帰ってきて担当してますので,預金の差し押さえ,所得税の還付申告に対する差し押さえ,そういうこともやってます。それから,預金調査等も含めて進めてますので,そういた面での調査関係はある程度の数字には達してきてるのかなと思います。

前島委員) いま預金の差し押さえということがあったのですが,実際に件数はどれくらいやってるのですか。

総務副部長) 預金調査のケースは結構あるのですが,預金調査しても実際に入ってないケースが多いです。ケース的には何件という単位だと思います。そういうこともやっていくということで,銀行に対しても**にもありますし,給与等の差し押さえには制限がございますので,給与はなかなか難しいです。預金の方はケースはつかんでませんが,それなりの成果はあがるかなと考えております。

前島委員) 確定申告の還付金にも対応できるの。

総務副部長) 確定申告は,4階で申告してますので,それを税務調査という形で収納担当の者が調査をしてその中で滞納者のリストと合わせて,その分について差し押さえをしていく。これはあくまでも税務署に対して第三者債務者として還付金の請求というものに対しての差し押さえということになりますので,税務署に対して差し押さえをしていくという形になります。

池田副委員長) 関連して1点だけお伺いします。先進地では義務と権利という観点に立って,滞納者に対しては,ペナルティーといいますか,サービスの停止というようなことをやってる自治体もあるわけでございます。本市においてはそのような考えがあるのかどうか,見解をお伺いいたします。

総務副部長) 今回の17年度以降の行財政改革大綱の中でもある程度のサービスの制限も必要だろうということで一部謳われてるところもあります。今後,そのサービスをどのように制限するかということを,考えていかなければならないかと思います。国保税の健康保険の関係で,ある程度の納入をいただかないと保険証を渡さないという制限は従来からやってますので,そのへん,果たしてどの辺までの人,本当に納められない人と,納められるのに納めない人との区分けというのがなかなか難しい点もありますので,一律にこういう制限をするのは難しいのかなと思います。ただ全国的にこういう制度が進んでますので,できるだけそういうものを取り入れていく考えでおります。

池田副委員長) いつの時代においても正直者がバカを見るということがあってはならないわけでありますので,大変厳しい制度ということになると思いますけれども,ご検討をいただければと思います。

財政課長) ただいまの関係ですけれども,工事入札関係で,社会保険事務所から働いてる方の社会保険の未納とか,そういうのがあります。その場合,市で工事をした場合などには,工事代金を**という請求は,16年度に1〜2件ございました。

磯部委員長) 他に発言はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で質疑を終了いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので以上で討論を終了いたします。これより採決に入ります。議案第32号「石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」ないし議案第35号「石岡市職員の特殊勤務手当に関する条例の全部を改正することについて」までの計4件につきましては,関連しておりますので一括して採決いたします。お諮りいたします。本案はいづれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。

磯部委員長) 次に,議案第36号「石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。執行部より本案の内容について説明を求めます。

消防本部・予防課長) 議案第36号についてご説明申し上げます。提案理由といたしまして,危険物の規制に関する規則,地方公共団体の手数料の標準に関する政令等の改正に伴い,平成17年4月から消防関係手数料の一部を改正するためです。今回の改正に至るまでの経緯ですが,平成15年9月に北海道十勝沖地震がございまして,苫小牧市にございます特定屋外タンク貯蔵所,これは,1,000キロリットル以上のタンクでございます。地震によりまして浮き屋根の部分がだいぶ揺れまして,屋外タンクの部分が破損いたしまして,そこから油が漏れてタンクの火災になった経緯がございます。この火災でございますが,消化するまでに2日くらいかかったという経緯がございまして,国の方で浮き屋根式の屋外タンク貯蔵所の改正を検討してきまして,今回の改正になったということでございます。この金額でございますが,浮屋根部分の審査手数料が引き上げられてきました。この浮屋根部分でございますが,危険物保安技術協会というところがございまして,保安技術協会の方へ審査を委託するということで手数料が引き上げられてございます。議案36号の2ページ目をお開きいただきたいと思います。別表第2,3の項中「特定屋外タンク貯蔵所(」の次に「浮き屋根を有する特定屋外貯蔵タンクのうち危険物の規制に関する規則(昭和34年総理府令第55号。以下「規則」という。)第20条の4第2項第3号に定める構造を有しなければならない特定屋外貯蔵タンクに係る特定屋外タンク貯蔵所(以下この項及び6の項において「浮き屋根式特定貯蔵タンク貯蔵所」という。)及び」を加えまして,「危険物の貯蔵最大数量が40万キロリットル以上の特定屋外タンク貯蔵所」と,「岩盤タンクに係る屋外タンク貯蔵所」との間に,記載されてます「浮き屋根式特定屋外タンク貯蔵所」の部分,「危険物の貯蔵最大数量が1,000キロリットル以上5,000キロリットル未満の浮き屋根式特定屋外タンク貯蔵所123万円。以下,5,000キロリットル以上1万キロリットル未満が146万円。1万キロリットル以上5万キロリットル未満が163万円。5万キロリットル以上10万キロリットル未満201万円。10万キロリットル以上20万キロリットル未満233万円。20万キロリットル以上30万キロリットル未満476万円。30万キロリットル以上40万キロリットル未満612万円。40万キロリットル以上744万円。この部分が新たに加わってきます。次に,お手元の資料,条文新旧対照表で,現行が左側,改正案が右側に載っております。下線が引いてあるところが改正の文言でございます。こちらをご覧いただきたいと思います。ご審議の程よろしくお願いいたします。

磯部委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。

池田副委員長) 上位法の改正による条例の改正だということが,説明によりまして理解したところでございます。その中で,本市において該当する貯蔵所は何箇所存在するのかお伺いしたいと思います。

消防本部・予防課長) 本市には該当する屋外タンク貯蔵所はございません。茨城県でもタンカー等が接岸できる鹿嶋市の鹿島コンビナートに設置されているということでございます。

池田副委員長) 了解いたしました。

磯部委員長) 他に発言はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。討論はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で討論を終了いたします。
 これより採決に入ります。議案第36号「石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

        〜 休 憩 〜

磯部委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。

磯部委員長) 次に,議案第42号「石岡市消防団条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。執行部より本案の内容について説明を求めます。

消防本部・総務課長) 議案第42号についてご説明いたします。
 提案理由は,今般の財政事情を考慮し,本市消防団の報酬額を改正するためでございます。改正要綱ですが,団長,現行額9万2,000円を改正額9万円で2,000円の引き下げ。副団長,現行額7万2,000円を改正額7万円で2,000円の引き下げ。分団長,現行額5万2,000円を改正額5万円で2,000円の引き下げ。副分団長,現行額4万2,000円を改正額4万円で2,000円の引き下げ。班長,現行額3万2,000円を改正額3万1,000円で1,000円の引き下げ。団員,現行額2万9,000円を改正額2万8,000円で1,000円の引き下げ。この引き下げについて,20万円の減額になります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

磯部委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。

池田副委員長) 
今回の消防団条例の一部を改正する条例でございますが,非常備消防につきましては,10月1日の八郷町との合併が決定されてますが,その合併時までの協議につきまして,確認の意味でお伺いできればと思います。

消防本部・総務課長) 消防団員の報酬等につきましては,専門部会・消防部会で現在検討中です。この内容については,10月1日の合併時までに調整するということになっておりますので,八郷町の消防団の報酬,石岡市の消防団の報酬を鑑みしながら,その分についてはそれまでに調整するということになっておりますので,それまでには調整しなければならない項目だと思います。

池田副委員長) そうしますと,具体的に,本市消防団の状況八郷町消防団の状況を,定数その他を含めまして明らかにしていただきたいと思います。

消防本部・総務課長) 八郷町消防団の定数は501,石岡市は176でございます。

消防長) 10月1日から消防団につきましても合併ということになりますが,いままでの経過を私の方からご説明させていただきたいと思います。ご承知のように昭和29年2月11日に石岡市・高浜町・関川村・三村,この時の消防団の定数ですが,1,610名おりました。その2年後の昭和31年1月6日に第1次消防機構審議会を設けまして,1,610名が704名となりました。昭和44年10月10日に第2次消防審議会が行われまして209名。昭和53年4月1日に第3次消防審議会が行われまして現在の176名となっております。そのような経過を踏まえまして,やはり審議会等を設けまして消防機構改革を行っていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

池田副委員長) 本市消防につきましても数度の見直しによりまして,現在の定員になったということの説明をされたわけでございます。状況につきましては了解しました。

前島委員) 関連してお伺いします。実際に八郷の消防団は501人ということでありますので,先ほどの説明では合併時までに調整をするという形ですが,実際に今までの話の中でどれくらいの数が出てるのか,出てるのであればお示しいただきたいと思います。

消防本部・総務課長) 定数については,合併までということで,消防団については現行どおりということで,新市において団の編成をするということになっておりますが,いまの報酬等については合併時までにするという形になっております。これについても両市町の団長・副団長を交えて,これについて話し合いをしましたが,報酬等については合併時までに通した方がいいのではないかということで,合併時までに事務局の方で調整するほかないと思います。これについても石岡市と八郷町とは1万3,000円くらいの差があります。この部分について調整するのは難しいのかなと考えておりますが,これは調整しなければならないので調整していきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

前島委員) 報酬については調整するということなので,石岡でもこれだけ縮減という形で努力してるわけでありますから,この報酬につきましても消防団の方にも十分説明をして協力していただけるようにしていただきたいと思います。それから定数につきましていろいろお聞きしたのですが,定数についても今まで話し合いをやってると思いますが,その辺について経過を説明していただきたいと思います。

消防本部・総務課長) 定数につきましては,現在八郷町の部分で定数までいってないという部分があるということで,合併に向かってその部分については今後増員をしないで,最終的に条例を作るときに人数で作ってもらえればということで,501という定数よりは減らす方向で考えているということで話があります。現在は470名という人員だそうですので,それについて向こうでも再編成を考えるという話はあります。よろしくお願いいたします。

前島委員) いま言われてる501の定数というのは,八郷が501の定数より増やさないということですよね。そういうことでは,まるっきり話が違うので,私が言ってるのは石岡は実際のところ176人で対応してるわけですよね。八郷は面積が広いといっても,山が多いわけで,山が多いといっても,山火事になった場合に自営消防の方たちが対応できるのかというと,なかなか対応できない部分もあるかと思います。そういうことで山が多いからといって数が,経緯があってこの数になったと思うのですが,これについても私は石岡が176人でやってるわけですから,350人とか400人とか,そういう話し合いをしてるのかと思ってお伺いしたわけです。

消防本部・総務課長) いまの部分について消防部会で話し合いをして,第1段階で石岡が176と八郷が501ということで,両方合わせた人数では今後の体制が違うのではないかということで,提案としては合わせて501という形がいいのかなということで提案はしました。これについて,そのような話をしてる中で,**の見解はこのように人数が減ってますからこの部分を急にやることは難しいという話しは出て参りました。それで,話の中ではそのような方向で若干再編成をしながら,現在は削減に向けて作業をしているという話があります。これについて今後の状況を見ながら話をしていかなければならないかなと思っております。

前島委員) いまの質問に対して,消防長の方からもご見解をいただきたい。

消防長) いまの件ですが,先ほど申しましたように,八郷の消防団長や副団長さんと話しました。やはり10月の合併時におきましては,現行の体制でやって,その後につきましては,先ほど申しました審議会等を設けまして削減等をはかっていったらどうかという話が出ておりました。また,市長にも聞かれましたので,経過について市長にも報告しました。機構改革には,学識経験とか市会議員,民間人も入りますので,了解を得ながらやっていきたい。消防団はボランティア活動で,それでなくても消防団も300万人いましたが今は92万人,国をあげて消防団員は100万人,その他女性消防団員10万人,合わせて110万人ということで国の方からそのような通達もきてます。できるだけ消防団も少なくしてはならないと,国にしては思うのですが,そのように言われておりますが,財政的なこともありますので,縮小もやむを得ないと思いますが,できるだけ住民の理解が得られるような体制で行いたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

前島委員) いま審議によっていろいろ検討しているということでありますが,目途は何年後までにそのようなことをやりたいと思っているのか。関連しまして,今度八郷と石岡が1つの消防署になるわけであります。新治広域から,八郷から行ってる方が石岡市の消防署員という形になるわけだと思いますが,これについての件数,数,どのような形でその人たちを選ぶのか,それについてもお聞きしたいと思います。

消防長) 最初の件ですが,このようなことですので3年くらいの間にやりたいと思います。また,常備消防につきましては,新治郡で八郷町の人は48名おります。消防力の基準から言いますと180名からの職員が必要になるのですが,消防力といいますのは1台のポンプ車について4〜5名,救急車の場合は3人,通信司令室は何名という基準・割当てがあります。それとは別に実人員は135名くらいです。通信司令室の確保とか,消防本部事務の確保とか,消防隊。それで八郷町につきましては,1署1出張署でございます。山崎につきましても救急車代行で運用しておりますが,今後住民要望に応えるためにはやはり石岡で愛郷橋出張署・柏原出張署がありますように,災害が早くあった方に対応という形でやるには13人くらい必要だと思います。八郷の出張署では4名くらい出向してる形をとってるのが多いんです。署長は動かないで兼務している。ですから,135名くらいは必要です。通信司令室につきましては石岡でも3名づつかかるものですから,逆に4名づつの方が指令室長以下9名くらいの形の方です。あと消防本部につきましても問題は課長と課長補佐と係長と3名づつおりますので,消防本部につきましても今度は八郷までいろいろな消防検査等がありますので,先ほど言った消防団につきましても消防本部で消防団の事務をしますとやはり専門の職員を1〜2名おかなければ対応できないと思いますので,そういうことで約135名くらい必要だと思います。常勤につきましても八郷の幹部職員とか,いろいろな面で水面下というか,検討しております。よろしくお願いしたいと思います。

前島委員) いま消防長の説明だと八郷は48名が人件の部分で,石岡は85名いるわけですよね。135名必要だとすると何名か増員しなければならないという形ですか。

消防長) まだハッキリしてませんが,現在,新治広域消防本部を見ますと,トップをやっている消防次長は八郷の方なのですが,警防課長・予防課長とか,その方の処遇につきましても,かすみがうら市が28日に誕生しますが,現在はトップクラスの方の処遇が判明しておりません。あと,八郷の助役さんにお会いしたのですが,職員から希望を聞いて,近いうちに出ると言ってました。そのような説明を聞きました。48名八郷の方がいるからといってその方が全部ではなく,新治に残りたいという方も中にはいると思います。これは笠間広域ではそのようなやり方をしたようです。そのような方向で,現在は新治広域の職員でありますので,今度は石岡市という形になりますので,そういうことでございます。

前島委員) だいたい理解しましたが,合併して数を増やさなければならないというのもちょっと,いくら消防が大事だといっても果たしてどうかなと。あとはいま言ったように新治広域の幹部の方の大部分は八郷の方だと,私もまえから聞いてました。人選もよく向こうの幹部と話し合いをしてやらないと,10月1日から有事の際はすぐに出動するわけですから,その辺についての体制というのも,実際にどのような形で緊急指令室などについても,住居のポイントも結構時間がかかるという話を聞いておりますので,その辺についての今後の体制,どのようなスケジュールでやるのかお伺いしたいと思います。

消防長) 緊急指令装置につきましては,八郷町は現在NECの装置を使っております。石岡の場合は沖電気ですので,指令装置そのもの,端末装置,例えば火災の場合は石岡から八郷の消防署へ端末装置で送る場合,沖電気の端末装置を使わなければなりません。この場合に,NECは情報は得られて情報は使えますが,端末装置は八郷の消防署と山崎の出張所には設置しなければなりません。山崎の出張署には合併を見込んでいましたので,端末装置は現在設置しておりません。ゼンリンの地図で出動してます。もし端末装置をやる場合には3ヶ月くらいかかるようです。ですから7月までには端末装置は,沖電気と石岡市が契約できるように進めなければ間に合わないと思います。ですから間に合うように企画部など了解等を得ながら補正予算等でやっていきたいと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。それから消防無線につきましては,今月の末あたりから,全地域で消防無線が通らないと活動できませんので,調査に入りたいと思います。もし,無線が届かない地域がありましたら,そこへ中継所を1箇所もうけまして,消防無線が使えるように今月末から調査を始める予定でおります。万全な体制でやっていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

磯部委員長) 暫時休憩いたします。

        〜 休 憩 〜

磯部委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。

菱沼委員) 消防団の報酬の引き下げの件ですが,団長から副分団長まで2,000円引き下げるということで,班長と団員が1,000円ということで,この2,000円,1,000円の金額を提示した理由はどのような理由なのかお伺いいたします。

消防本部・総務課長) この部分については3パーセントということで端数を切り捨てて調整したものです。

磯部委員長) 他に発言はございませんか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので,以上で質疑を終了いたします。
これより討論に入ります。討論はございませんか。

       (「なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ないようですので以上で討論を終了いたします。
 これより採決に入ります。議案第42号「石岡市消防団条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。

磯部委員長) 次に,本日市民経済委員長から,議案第48号「土地の取得について(関川地区ふれあいセンター及び消防分団車庫用地)」について,当委員会と連合審査会を開催したい旨の申し出がありました。本件につきまして,各委員よりご意見を伺いたいと思います。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) それではお諮りいたします。市民経済委員会との連合審査会の開催につきましては,その申し出に同意することにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。
 さらにお諮りいたします。連合審査会の開催日時につきましては,委員長にご一任いただきたいと思います。これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。
 それでは,連合審査会につきましては,本日午後1時30分より全員協議会室において開催いたしたいと思います。よろしくご了解をいただきたいと思います。
 次に,本日審査いたしました議案の審査報告,委員長報告につきましては,その作成・報告を委員長にご一任いただきたいと思います。これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に,閉会中の継続審査・継続調査の申し出につきましては,お手元に配布いたしましたとおり申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯部委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。

磯部委員長) 次に,その他の件としまして執行部より発言を求められておりますので,これを許します。

企画部長) 若干の時間をちょうだいしたいと思います。今日は3月24日ということで若干寒いようでございます。このような中で市役所庁舎のボイラーが故障しておりまして,議員のみなさん,あるいは役所へ来る皆さんに大変ご不便をおかけしているところですけれども,お詫びを申し上げたいと思います。今後改修を行わなければならないところでございますけれども,詳細につきましては財政課長より説明いたします。

財政課長) 皆様方には大変ご迷惑をおかけしております。ただいま部長からもありましたように,庁舎のボイラーが故障している状況でございます。現在使用しておりますボイラーは,昭和49年この庁舎建設当時に設置したものでございまして,30年が過ぎているところでございます。使用のボイラーにつきましては,クボタセクショナルというボイラーでございます。庁舎暖房,水をボイラーにより温水にしてその熱を利用して暖房を行う方式でございます。このボイラーにつきましては,3月4日の午前11時半頃,温水を作る場所に亀裂が生じまして,水漏れがしてしまったということで温水が作れなくなりました。また,内部においても亀裂が生じましてボイラー自体も稼動できない状況になってしまったということでございます。このボイラーにつきましては,ボイラー訓練協会茨城事務所の方に依頼しまして毎年10月に実施しているわけでございますが,点検自体が目視の点検,安全管理からの点検ということでその辺十分に**なかったということでございます。対応としまして,現在クボタでは当時購入しましたボイラー部門は行っていないということで市内の業者にあたっているところでございますが,いくつか大きな会社に聞いたところ,この亀裂の補修については可能であるという話をしております。今後,調整しまして,最終的にどのような形になりますか,いまのボイラーは使えない状態になると思いますが,それと同じようなものを入れるか,今の最新的なものを入れるか,もう30年経っておりますのでその辺の判断に苦慮しているところでございます。いまから暖かくなりますが,このままいくわけにもいきませんので,早急に結果をもち,早急に提案したいと思っております。

磯部委員長) その他,何かございませんか。

菱沼委員) 本来であれば予算委員会でお聞きすればよかったのですが,所管の部分で難点か確認の意味でお伺いしたいと思います。
 第4次総合計画の中にありましたけれども,この43ページですが,市税17年度以降の財政計画普通会計決算推定ということで載っておりまして,この平成17年度の決算額が71億4,400万円です。18年度から72億9,900万円ということで,1億5,500万円が増額されているわけです。その部分において増額されている理由をお聞きしたいと思います。

企画部長) 増額してる理由ですが,国におきましては,所得税で20パーセント,地方税で15パーセント減税をしているところでございます。平成17年1月に2分の1をやめてもとに戻す。平成18年6月にまた2分の1を戻すということを言ってるわけでございまして,こうした場合,定率減税で事前に影響する額が約3億円。約3億円の2分の1を税の方にあげたということでございまして,さらにその後は若干不透明さもありますので,例えば所得税を譲与してもらってるわけですけれども,地方にまわってくるものもございまして,そこらへんは不透明な部分もありますが,目に見えている部分の2分の1の部分だけを繰り入れたということです。

菱沼委員) 了解しました。次に7ページ広報活動事業費についてお伺いします。今回,自治体ホームページのバリアーフリー化についてお伺いしたいのですが,社会のインフラとして定着している一方で様々な課題が生じています。その中の1つに,情報を持つものと持たないものとの格差があります。現在では高齢者や障害者を含むすべての人に情報が扱えるようにする,バリアフリー化が必至の課題となっており,情報全体のバリアフリー化が急務の課題となっております。総務省では2003年8月にウェブページの高齢者や障害者等,心身の制約がある人でもウェブが提供されている問題に関係なく,アクセスし利用できるツールを都道府県とか市町村に配布することになっているということで,当市でこのような状況,情報バリアフリー化がなっているかお伺いしたいと思います。

情報システム課長) インターネットの情報バリアフリーですけれども,この件につきましては委員おっしゃるとおりいろいろなツールが出ております。それによってバリアフリー化をしていくという形になっておりますけれども,石岡市のホームページにおきましては,職員自ら作るという形でやっております。まだ職員のレベルがあがってないというのが現状でございます。いま実質的なものでいうと,バナーとかは一切バリアフリーの中では禁止される項目です。そのような部分も,見た目というのもインターネットでは大事な部分です。そのように思いますけれども,福祉関係とか,見られる部分についてはそのようなバリアフリー化というような考えは持っております。

菱沼委員) そうしますと,今回は新規事業ということでバナー広告という内容的なもの,枠とか大きさとか期日が分かればお示し願います。

情報システム課長) バナー広告ですが,通常の大きさですと150×50ピクセル,画面で見て5センチ弱のサイズを5つくらいということで計画しているようです。

菱沼委員) 料金は決めてるのでしょうか。
 それと,商工関係ですが,10月1日の合併に伴いまして携帯電話から119番に通報すると石岡消防署につながるということで,今回整備されるということですが,そのくらいのエリアであれば119番通報ができるのかお伺いしたいと思います。

消防本部・総務課長) 現在,携帯電話で通報がありますが,これも日立から入ってきたり水戸のほう方から入ってきたりすることがあるので,今回は真壁の方からも入ってくる可能性もありますので,これは合併とは関係なく18年2月に県内一斉に直接構築するということです。

菱沼委員) 今回の消防活動備品代400万円の部分で,緊急災害時用エアーテントが計上されてますけれども,この部分の詳細,またカタログ等があればお示しいただきたいと思います。

消防本部・総務課長) 今のエアーテントということですが,警防課でやってますので詳細はわからないのですが,基本的には緊急援助隊に派遣したときに退院の宿泊場所を確保するということが基本的なもので,集団事故があった時に使うという形になります。これについても実際,緊急援助隊に言った時に見本としてどのようなものがあるのかということでよかった。他の本部でマイクロバスならいいのかなということで言ったら難しかったという話も聞いております。それでエアーテントは1〜2分で広がります。かなり効果的なものだと思いますので,細かい点は申し訳ございません。

菱沼委員) そうしましたら,カタログ等ございましたら提出していただきたいと思います。我々もどのようなものか分からないので。

磯部委員長) ただ今その他の案件で菱沼委員から質疑がございましたが,予算委員会において所管の委員は極力委員会の方で説明していこうという原則もございまして,このような形で予算委員会で質疑をされませんでしたので,この総務企画委員会で質疑を許可しましたので,執行部においてはご理解を頂戴したいと思います。
 
企画部長) 先ほどの菱沼委員さんの質疑で,17年度以降の財政計画で違った発言をしてしまったのですが,18年1月に行われるのは取得税の方でございまして,市民税の方は18年6月です。
 それとバナー広告の料金ですが,総額では20万円ということでございます。

磯部委員長)
 以上で総務企画委員会を閉会いたします。



 閉会 午後12時07分




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