平成16年4月15日 都市建設委員会


案 件 (1)所管事務の調査
○ 建設部の所掌事務と平成16年度の主要事業について
出席委員 徳増千尋委員長,海老澤通弘副委員長,金井一夫委員,鈴木行雄委員,山口晟委員,上野榮一委員
市執行部 建設部長(吉川安延),建設部副部長(本田久男),建築課長(足立健造),建築課副課長(小沼紀男),土木課長(羽成善信),土木課副課長(吉田和男),土木課副課長(管理担当)(大関敏文),都市計画課長(藤枝利明),都市計画課副課長兼駅周辺整備担当(下河辺卓美),6号バイパス推進・駅周辺整備室長(鈴木信充),下水道課長(上曽茂昭),下水道課副課長(久保田善貴)
議会事務局 係長(武石誠)


 開会 午前10時00分

徳増委員長)ただ今から都市建設委員会を開会いたします。本日の議題は,建設部の所掌事務と平成16年度の主要事業についてであります。次に,本日の案件説明のため出席した者は,お手元に配付いたしました出席者名簿に示すとおりであります。
これより議事に入ります。それでは,各担当者の紹介と併せて,建設部の所掌事務と平成16年度主要事業の説明を順次お願いいたします。

建設部長)それでは,私の方から建設部の組織図につきましてご説明申しあげます。事務分掌並びに主要事業につきましては,各課長から説明いたします。建設部は,私を入れまして総勢47名で建設行政の遂行に当たっているわけでございます。建築課が課長を入れまして5名,土木課が課長を入れまして18名,現業職も一緒でございます。下水道課が12名,都市計画課が8名,6号バイパス推進・駅周辺整備室が2名ということになっておりますが,都市計画と6号バイパスにつきましては,一緒にやっていただくということで,組織的には別になっておりますが,都市計画の中で一緒に仕事をやっていくということで,私どもの方はそういう形で事務を遂行していきたいと思います。ちなみに,課長といたしまして,鈴木信充が課長職に4月1日でなっております。以上が建設部の組織でございます。以上でございます。

建築課長)それでは建築課から説明を申しあげます。お手元の資料の上から3枚目ですね。建設部事務分掌ということでございます。ここから説明させていただきます。建築課でございますが,1の「建築工事の設計及び施工に関すること」から,5までの記載のとおりでございます。次の次のページを見ていただきたいと思います。主要事業施策概要ということでございます。土木費の2段目のところに建築指導事業,予算2,275万2,000円と書いてございます。その中での,特に狭あい道路の拡幅整備促進事業630万円。狭あい道路分筆補助金630万円についてでございます。これは道路幅員が4メートル未満の道路を対象にいたしまして,道路の幅員のセンターから2メートルを確保するための助成事業でございます。主にその,特にセットバックしますが,そのセットバックの範囲の中での事業でございまして,狭あい道路拡幅整備促進事業につきましては,セットバックの中での既存塀とかですね,生き**,そういうものがあった場合の撤去ということで,助成をしているものでございます。次の狭あい道路の分筆補助金についてでございますが,これはセットバック部分の面積ですか,それを出すための分筆補助でございます。そういう中で,この分筆につきましては,1件あたり20万円を限度にしております。この20万円については,買い取りとか寄附,そういうものについては20万円,分筆とか地目変更だけで所有権の移転がない場合,これが1件見積額の2分の1といたしまして,10万円を限度にしてございます。次に,土木費の8番目。狭あい道路の整備事業。予算額1,350万円。これは先ほど申しました事業の関連といたしまして,下がった部分の用地を購入するものでございます。この買い取り価格でございますが,固定資産税の3分の2で買い取りはしてございます。次に,最後のページになりますが,そこの1番目の市営住宅の維持管理経費 2,890万6,000円。これについてですが,市営住宅603戸ございます。その維持管理にかかる経費でございます。特に建物修繕168万2,000円。これは主に,空き家が出た時点でのクロスの貼り替え,浴室の防水,ドアの修繕等でございます。次に,備品修繕260万2,000円。これは主に入居者の要請等によりまして,風呂釜,流し台,あとは定例的なバスの警報機,そういうものを修繕しているものでございます。次に,弁護士委託料でございます。これは今年度新規でございますが,市営住宅家賃の滞納整理に係る分であります。滞納状況は,過年度分として3月末現在では1,832万3,090円。42名の方が滞納となってございます。そういう中で,市営住宅滞納者には,いろいろ私どもも督促や訪問徴収を実施してございますが,その中でも特に,家賃を払う誠意がないと見られる者を対象にですね,3名程度の法的措置を考えて,予算化したものでございます。次の住宅修繕工事139万8,000円。これにつきましては建物の主要部分と外回り。給排水関係,雨漏り等の修繕でございます。次に,住宅の解体工事534万円。これらは昭和30年代頃に建設した木造平屋1戸建。ここに退去している住宅が8戸ございますが,このまま残しておくのも非常に危険ということで,今回,解体を予算化したものでございます。解体の予定住宅でございますが,茶屋場4戸,国分台住宅4戸を考えております。次に,公営住宅のストック活用計画策定事業でございます。予算で50万円でございますけれども,これは既設住宅のですね,有効活用を図るための建て替え,改善などの各種の整備,計画修繕を含む維持管理についてストック活用計画を定めた計画書を策定するものでございます。この計画の期間は,平成16年度から25年間を踏まえた計画を考えてございます。以上でございます。

土木課長)それでは私の方から,土木課の事務分掌並びに本年度の施策の概要についてご説明申しあげます。事務分掌の方は土木課,工事の設計・施工に関すること,交通安全施設の設計・施工に関すること,ほか,主には道路台帳,道路の管理に関することが主な内容です。また,道路等の補修に関することとなっております。それから9番目に法定外公共物。これは一昨年から法定外公共物の管理に関することが入っております。次に,16年度における主要施策概要でございます。道路管理事務費としまして,1番目に国有譲与財産の調査委託料がございます。これは今年度で完了する予定でございます。本年度の予定は,恋瀬川の南の地区ということで計画しております。それから道路台帳補正委託については,1,025万1,000円です。毎年工事あるいは市道の受け入れなどで道路の変わった部分,現況の変わった部分について補正を行っております。次に,道路維持経費でございます。道路維持経費は,道路の緊急な補修や軽微な補修,また簡易な舗装,それから草刈りや街路樹の選定などを行っております。交通安全対策工事については,やはりガードレールや模擬柵などもございますが,補修的な部分をこちらに挙げてございます。また,補修用材としては側溝のふた掛け分だとか,あるいは簡易な舗装をする場合のアスファルトの材料費を計上しております。国庫補助事業でございますが,今年は通称神社通,市道番号で言いますと石岡市道0205号線の整備を計画しております。長さは330メートルでございます。中心市街地活性化プランにおける歴史の道に位置づけされたことにより,整備を考えております。次に,臨時地方道整備事業。3億3,940万円でございます。これについては市道7路線の整備を計画しております。そのほかに,染谷地区における路線,今まだ認定されておりませんが,仮称で言うと市道0101号線の道路改良の用地買収を計画しております。これは粟田橋に向かう道路については用地買収のみの計画でございます。次に,一般市道整備事業でございます。これは臨道に格上げできないようなものについて,一般市道整備事業というようなことで計画しております。排水整備工事,舗装工事が主なものとなっております。これについては箇所付はされての予算ではございません。それから交通安全施設整備事業については,抜本的な交通安全施設の整備ということで,歩道の設置,あるいはガードレールや防護策の設置,それから案内標識の設置などの予算でございます。基本的には三村の八幡地区の歩道の整備を重点的に行いたいと考えております。次に,排水路整備事業でございますが,これについては3か所の計画をしております。若宮地区,アルコール工場の跡地の脇,それから東石岡の地区の3か所を計画しております。主な事業としては,今年度は以上であります。

下水道課長)私の方からは,下水道課の事務分掌及び主要施策について説明させていただきます。事務分掌につきましては,お手元の資料の3枚目の下水道課の欄に掲載されている内容となっております。これらの事務分掌を,建設担当,業務管理担当ということで,2つのグループによって事業を遂行しているところでございます。続きまして,お手元の資料の末尾になるわけですが,主要施策のご説明でございますが,特別会計の下水道事業としまして,6億6,796万1,000円が計上されているわけなんですが,公共下水道整備事業としまして,5億8,828万7,000円になっております。こちらにつきましては,今年度の整備延長として5,500メートル,整備面積として25ヘクタールを予定しているところでございます。それでその内訳としまして,公共事業としまして,公共事業というのは国費の2分の1の補助を貰ってやる事業でございますが,これにつきましては整備延長として2,000メートル,整備面積として8ヘクタール,整備地区として予定している所は,府中4丁目,北府中1丁目,鹿の子1丁目,貝地1丁目を整備を予定しております。続きまして,起債単独事業ということで,3億7,333万円ということで,管渠の埋設工事,あと工事実施に当たっての実施設計の委託,それに伴う地質調査等の費用がこちらになっております。こちらで整備する地区としましては,府中5丁目,北府中1丁目,貝地1丁目,鹿の子1丁目ということで,補助と合わせたような中で,起債単独事業を進めていく計画になっております。続きまして,公共下水道整備事業(雨水)ということで,7,299万円となっております。補助事業の雨水幹線整備工事他として4,520万円ということで,今現在,山王川の雨水幹線ということで山王川の整備をしているわけなんですが,そちらにつきまして,延長としまして50から60メートルの整備を予定しております。また,起債単独事業としまして実施設計委託料2,500万円。こちらにつきましては,平成14年度に購入しております調整池の実施設計ということで,面積としまして20,000平方メートルの所に調整池を築造するわけなんですが,そこにおける実施設計等の費用となっております。純単事業としまして279万円。こちらにつきましては山王川につきましての法面の崩壊,崩落,除草等の費用ということで計上しております。続きまして,流域下水道事業負担金ということで668万4,000円となっておりますが,こちらにつきましては,アーロケーションに基づきまして,流域下水道の建設負担金でございます。土浦の浄化センターへの流入量の増に伴い,浄化センターの浄化施設の増設の費用ということになっております。以上でございます。

都市計画課長)それでは都市計画課について説明いたします。初めに組織でございますが,私はじめ副課長1名,係長2名,係員4名の計8人で事務事業に取り組んでいるところでございます。続きまして,事務分掌でございますが,主なものとして都市計画の企画調整及び都市計画の決定・変更に関すること,都市計画道路の調査設計及び施工に関すること,公園及び緑地の維持管理・調査設計等に関すること,駅東開発事業の設計・施工に関すること等を行っているところでございます。次に,主要事業の施策概要でございますが,起債の中段のあたりになっていると思いますが,都市計画一般経費といたしまして,801万3,000円。これは石岡駅の東西口のトイレの清掃業務委託106万6,000円。それから恋瀬川ロードパークの負担金として125万円。そのほかとして515万7,000円でございます。それから特別会計への繰出金として,8億9,018万3,000円。下水道事業の方へ7億7,818万5,000円。それから駅東事業の方へ1億1,199万8,000円を繰り出ししているところでございます。次に特別道路対策事業でございますが,2万9,000円。これは推進事務費でございます。それから百里関連道路対策事業として12万円。1市6町1村から構成しております推進協議会の負担金として10万円。その他消耗品等ということで2万円計上しているところでございます。次に公園維持管理経費でございますが,6,771万3,000円。維持管理清掃業務委託ということで2,343万2,000円。これは都市公園22か所のうちの18か所。その他の公園・用地として12か所の,合計30か所の維持管理清掃でございます。次に,公園施設諸工事168万8,000円でございますが,これは南台せせらぎパーク内のウッドデッキの補修,その他の公園のフェンス等の補修工事でございます。それから新規事業といたしまして,柏原池公園改修工事といたしまして,トイレの改築と,その脇の第1駐車場の舗装を2,100万円予定しておるところでございます。そのほかとしまして,上下水道,電気料の使用料でございますが,これが625万8,000円ということになっております。それから高浜台土地区画整理事業として7万3,000円。これは推進事務費として,主に文具等の消耗品でございます。次に,一番最後のページになりますけども,特別会計の石岡駅東土地区画整理事業といたしまして,8,414万1,000円でございます。これは,今年度は街路築造工事が500万円程度,それから家屋移転補償,家屋移転は残りあと1棟となっているわけですが,それの補償と,それから測量調査等の委託として計上させていただいているものでございます。以上です。

6号バイパス推進・駅周辺整備室長)まず最初に6号バイパス推進・駅周辺整備室の組織・構成からご説明させていただきます。私1名と課員1名と。ここで組織図の中で2名となっておりますけれども,実際には副課長の,都市計画課副課長の下河辺副課長が駅周辺担当ということで私どもの駅周辺整備に関しての事業の方に携わるという形になっております。事務分掌でございますけれども,6号バイパスの建設推進に関すること,駅周辺整備に関することということになっております。主な事業といたしましては,国道6号バイパス建設促進期成会負担金42万5,000円ほか,全体で57万3,000円になっております。そのほか,駅周辺整備事業といたしまして,基本構想委託料1,200万円。事務費を入れまして1,236万8,000円という形になっております。事業の内容関係ですけれども,駅周辺基本構想につきましては,今年度,企画課の方から建設部の方に事業が下りまして,平成14年度末に企画課の方で駅周辺整備に係る基本方針というものを出しまして,その方針に基づきまして,本年度から基本構想,来年度全体に基本計画,それから18年から20年にかけて個別の実施計画,事業としては平成19年以降に実施したいという形で進めたいと思っております。以上でございます。

建設部長)お手元に建設部の職員の配置図がございますので,ご覧いただきたいと思います。4月1日の異動に伴いまして,若干配置換えいたしましたので,ご承知置きいただきたいと思います。それから,それぞれ担当の副課長の自己紹介を,副部長と併せまして行います。

(副部長・各課副課長の自己紹介)

徳増委員長)以上で説明は終わりました。次に,質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

山口委員)土木の臨時地方道整備とありますが,まだやるところ決まってないところあると思うんですけど,お聞きしたのは三村の八幡の所の交通安全対策のところありますけど,御前山のところの道路,一部一回見たりしてあるわけだったの,その後はあそこまでで止まっちゃってる,あのへんなんかの中で早く進めてもらいたいと思うんですけど,これは予定としてどうなのかひとつ。

土木課長)私のご説明の中でちょっと不足の部分等があったと思うんですが,臨時地方道整備事業というのは借金という,起債事業でございます。起債事業の場合には,ある程度枠がございます。長さ的なもの,幅的な問題で,制約がございます。その点で言うと,山口委員よりご質問のあった御前山の部分ですが,前々から要望がある部分でございますが,その枠にはなかなか含まれないのかなということで,私どもでは一般市道整備事業の中で整備を考えていきたいということで計画しております。

上野委員)大別して2点ほどお伺いいたしますが,まず1点は狭あい道路。角切りも含めてですね,これは自ら進んで「この道路は非常に狭くて,いろいろ支障を来すところである」との思いから高尚に出かけるのか。それともですよ,市民の方からというか,その地域のね,用地の所有者の方から寄附したいと申し出てくるまで待っているのか。やり方というか,手法についてね,お伺いしたいとおもいますが。それと,一般市道整備事業,あるいは水路整備事業ですね。これについて,具体的に工事する箇所付けですね。それと内容。どこからどこまでかと。そういうことをお知らせ願えればと思うんですが。

建築課長)狭あい道路の部分でございますが,狭あい道路の推進につきましては,現在市民の方にPRをしてございます。そのあと,私どもの方から進んで,というようなことは今のところ行ってはございませんが,市民の方の申し込み,申請,それに基づいているところでございます。そのような形の中で,建築確認申請というものが出てきた中での制度の説明なりはして,狭あい道路のお願いはしているわけでございます。それともう一点は,地域によって狭あい道路の重点地域,高浜の富士見台ですか。小学校の上。それと東ノ辻。そういうところには,区長さんと連絡を取りながら狭あい道路を進めているところでございます。

建設部長)ご指摘の,交渉に出かけるのかということでございますが,建築課の方の狭あい道路につきましては,建築基準法に基づく建築行為が出た場合にセットバックの要請を,申請をしていただき,実現できるように,セットバックできるように交渉し,セットバックしていただくと。あくまで申請に基づいて行っているわけでございます。それで,委員おっしゃるとおり,一般質問等でもご質問なさっておられますが,土木課の方でも角切りとか,狭あいな部分の拡幅工事等をやってございますので,そういう要望が出れば,土木課におきましてはできるだけ要望に応え,進んでそういう狭あいな部分につきましては実施していきたいというふうに考えております。

土木課長)それで私の方からですけど,一般市道整備事業並びに交通安全施設ということですけども,交通安全施設は箇所付けで三村地区の八幡を申しあげましたけども,あの他については箇所付けはございません。ただ,長い部分でのガードレールの設置とか,区画線の設置とか,あるいは標識等の設置についての整備を行っているということでございます。それから一般市道整備事業についても箇所付けはございませんが,従来の予算でございますと,やはり随契ぐらいでおさまる130万円未満で収まるようなものもありますし,1,000万円もかかるようなものもございますが,通常ですと40本から50本ぐらいが,なかなか消化の範囲かなと考えております。これはですから,1本1本の予算によってですね,本数でやれるものでもないかと思うんですが,本数的に見るとだいたいその範囲の数字でございます。

徳増委員長)排水路については。

土木課長)失礼しました。排水路3か所については,今年は若宮2丁目の150メートル。アルコール工場の脇でございますが,150メートル。それから石岡警察署の裏側になりますが,80メートル。一応これが予定でございます。

建設部長)箇所付けにつきましてご説明いたしたいと思います。現在,16年度事業の臨道につきましてはすでにご承知かと思いますが,7本の箇所が確定しているわけでございますが,一般市道整備につきましては大枠の予算でいただいておりますので,箇所付けにつきましては,昨年,あるいは本年の最初にいただいた要望,あるいは議会陳情で採択になったものについて洗い直しいたしまして,その都度,市長の決裁を受けまして,箇所付けをしていくというような段取りを毎年とっておるわけでございます。今年度は合併ということがありまして,4月半ばには市長の決裁をいただき,箇所付けを決定して参りたいというふうに考えております。それから,工期の関係でございますが,その工事箇所につきまして,主なもの,500万円以上の工事につきましては公表するということになっておりますので,5月になるかと思うんですが,5月と9月の2回に分けまして,工事箇所の公表については,一般の方が,知り得れば知られるように公開できるようにしていくことになっておりますので,そういった準備を今年も進めていきたいというふうに考えております。ただ,今年は議員さんご承知かとは思いますが,3月に合併するということになると出納閉鎖期間がございません。それを承知して工事の方にも当たらないと,工事がすべて,石岡市がなくなってからも工事が残ってしまうというような形になってしまうと大変なことになりますので,3月に合併するということになれば,その前2か月間は出納閉鎖期間として用意しておかなければならないかと思っております。私どもとしては,少なくても1月には工事完成を,全工事につきまして完成をさせ,新市の方に引き継いでいきたいというふうに考えておりますので,できるだけ早い期間に今年は着工し,完了を図っていきたいというふうにおもいます。

上野委員)おおむね分かりましたが,また時期を見て,工事等の箇所付けはお知らせいただけると思いますが。内訳としてですね。それで狭あい道路。角切りについて,石岡市の場合は建築指導課で,昔ですね,昭和46年以降,セットバック,*****ですね,指導当たって,建築確認時に,確認申請出たときに,狭あい道路というのはほとんど解消されてるはずなんですね。住宅街はね。ところが道路の中心線から2メートル以上セットバックして建築かければいいですよと。あとのばしなもんだから,生け垣があったり,ブロックの塀があったり大谷石で作ったりね,結局,何にも意味をなさなかったわけで。隣の美野里町は,石岡は4メートルということで法律の範囲の中でしか今までやっていないみたいですが,美野里町は4メートル80センチ以下の道路は一般道と見なさないんだと。新たに作る道路も全部4メートル80センチ以上なんだという方針のもとに進めてるんですね。まだまだ美野里町は道路行政遅れてますが。石岡もやはり,車社会でね,4メートルでは,これから老人や助成の方のドライバーがどんどん増えるんでね,4メートルでは交互交通というか,すれ違いが非常に難しいところが沢山できるんだよね。今後も,自ら待っているような状況というか,確認申請が出た,建築確認のね,義務的に。自分で車乗ってれば,ゆとりをもって一つ,できるところは。分かっていながらも,自分の家が盗られちゃったような感覚なんですよね。これから車社会なので。昔と違うので。自ら進んでね,セットバックして。できるだけ下がると。角切りについてもね,真四角の状態ならまだいいんですが,鋭角にぐんと出た道路がある。こうやって大回りしないと曲がれないところあるんですよねえ。今回は「整備促進」と。促進っていう字ね,普通「促進」というのは自ら進んで突き進んでいくことを表現するんじゃないかと思うんですけども,まあ予算が伴うことなので,できればあまりにもひどい状態の,鋭角な曲がり角,そういうところは,予算もいろいろあるでしょうが,今年度はこことここと,重点地域設けてですね,自ら出かけて,何か所かは成果を挙げていただきたいと。よろしくお願いいたします。答弁結構です。

金井委員)ちょっと2,3点伺いたいんですが,1つは高浜台土地区画整理事業ですね。これ具体的に今は何もやってないと思うんですが,7万3,000円でも勿体ないと思うんだよねえ。だから早いうちに整理して。どうせできないんですから。県は県で違う方向で考えているようなので。これはきちんと整理して,7万3,000円でも違う費用に使った方がいいんじゃないかと思いますので,その辺について,現状と見通しについてお尋ねをしたいと思うわけでございます。
 それからですね,駅周辺整備事業で基本構想委託1,200万円ですが,平成14年度末の基本方針に基づいて基本構想を作ると。業者に委託するんでしょうが,この駅周辺整備事業の範囲ですね。この周りの人たちは,「どこまで含まれるのか」というのがね,噂話であるようですので,その辺をどういうふうに考えておられるのか。それによってはね,将来の生活設計もあるわけですので,ひとつその辺について,どのように考えてこの基本構想を委託しようとしているのか。ひとつお尋ねをしたいと思うわけでございます。
 それから駅東の土地区画整理事業ですが,これについて平成16年度ね,予算については分かりましたが,基本的にどういう方針でやるつもりでいるのか,これをお尋ねしておきたいと思います。

都市計画課長)高浜台土地区画整理事業についてご説明したいと思います。高浜台土地区画整理事業につきましては,現在地元の方で,区画整理準備委員会というものが設立されているところでございます。私どもといたしましては,そちらの事務局の方と年に数回,現状の方向付けと申しますか,それについて話を進めているところでございますが,実際,今の社会情勢の中で,区画整理事業自体が厳しいという中で,どういうふうに準備委員会の方としても捉えているのか,というような話をしている中で,地元としては,準備委員会,あるものを,すぐにはそういう厳しい状況にあるんですけれども,解散するというわけにはなかなか行かないというようなことで,予算的には7万3,000円というのは消耗品等を計上しているところでございます。それで見通しといたしましては,高浜台のところに都市計画道路が入っているわけでございますが,今までは県施工でやるということになっていたんですが,県の方でもなかなか予算的に非常に厳しいということで,全然見通しが立っていなかったわけでございますけれども,最近になりまして,その道路も6号バイパスに合わせた中で考えていきたいというような,前から見ると大分明るい,明るいと申しますか,見通しが立ってきたように思われますので,その辺のことについて,準備委員会の方に話をいたしましたらば,少しでもそういう見通しが付いてきて,それが計画あるいは実施に移ってきたときには,準備委員会そのものも解散と言いますか,検討しましょうというような話を伺っているところでございます。続いて駅東土地区画整理事業でございますけれども,現在残っている方は,家屋の方1名,土地だけの方が2名で,合計3名の方が残っているわけでございます。家屋の方につきましては,随時,用地交渉を進めているところでございまして,今週の土曜日も地権者の方と10時に会う予定になっております。そういうことで事業の方は進めているわけでございますが,土地の方の2名につきましては用地交渉というか,そういう交渉もなかなかできない状況でございます。その中の1名の方はつい最近亡くなられたような話も聞いておりまして,様子を見ていかなければならないなというふうに捉えているところでございますけれども,16年度といたしましては,駅東区画整理も今年度で19年目を迎えますので,とにかく1日も早くというか,早期完成を目指していかなければならないということで,弁護士費用も今年度計上させていただいているところでございます。そういう中で,16年度はとにかくいろいろな方法でそういう検討をしていきたいという年度にしていきたいと思っているところでございます。以上でございます。

6号バイパス推進・駅周辺整備室長)駅周辺整備の対象エリアについてです。駅周辺の一体整備に向けての基本方針の中で,駅周辺を6つのゾーンに分けて,石岡駅前広場,石岡駅舎,ステーションパーク,人道跨線橋,西友跡地,それから駅前商店街と。この6つのゾーンに分けて検討を進めるようにという形になっております。またそのほかに,周辺整備の周辺にあります公園や駐車場関係,こういう部分についても,駅の東西の一体化という形を考えますと,その対象のエリアとして考えていかなければならないというふうに思っております。イメージといたしましては,駅の西側の商店街,それから西友の跡地辺り,市の市営駐車場,それから駅東交通広場,その辺まで含めて全体の構想エリアというふうに考えております。以上でございます。

金井委員)大体分かったんですが,基本構想つくるわけですから,ある程度,地元の人たちにもこういう方針というのを説明する必要があると思うんですよね。ひとつ。駅前については昔もね,駅東ですけども,石岡では失敗しているわけですので。ひとつそういう失敗を繰り返さないようにお願いをしておきたいと思うわけでございます。それから,6号バイパスに関係するんですが,最初の区間ですね,買収に入っている区間。地主は何人で,買収に応じなかった人は何人いるのか,それをお聞きしておきたいと思うわけでございます。それから百里関連道路整備促進協議会関係に関係するんですが,その先のね,百里へ行く道路についてはどういうふうに進んでいるのか,それについてもお聞きをしておきたいと思います。それからもう一つ。下水道でね,流入量が多くなって,下水道の流域下水道事業の負担金をまた増やすわけですが,土浦の処理場はどの程度までの処理を考えて作っておられるのか。いま流域下水道の計画されている地域のやつが全部入っても大丈夫なような形になっているのかどうか,それをお聞きしておきたいと思います。

6号バイパス推進・駅周辺整備室長)6号バイパスの買収区間についてのお話しですけれども,昨年度入っておりますのが1.7キロメートルの区間で,地権者の総数なんですが,約という形で言わせていただきますけれども,約65名ぐらいと。そのうち契約をした人の人数も申し訳ないんですけれども約ということで,約40名。で,対象者が65名,契約されている方が約40名ちょっと。予定しているところの面積の約70パーセント近くが買収になっていると。そのほかその対象区間の中で,1.7キロメートルより先の区間でまだ土地を持っている方がおられまして,そういった方については了解を得てるんですけれども,契約しますと,税の特例措置の問題で,契約ができないと言う方がおられます。そういった形を抜きますと,大体ほぼ,8割近くの方以上が**というような状況だそうです。ただ,詳しい,この人はこういう理由でとかということについては,私どもでもまだご連絡はいただいておりません。また,355号バイパスの件でございますけれども,これについては6号バイパスのまだ説明会が東大橋の最後の方まで行っていない状況でございまして,それの状況に合わせて,という形で,ということでございます。

建設部長)6バイ推進室長の鈴木の方の答弁の中の355号バイパスの今後の予定等でございますが,場合によっては県施工という形になって,都市計画決定されたわけですが,現在のところ,県がやるという見通しが,鈴木室長の方で答弁したようにですね,見通しは全然立っておりません。ただ,合併がございますので,県では,特例債を活用して,早めに整備したらいいだろうかと言うことの,1か所の中には入っているようでございます。何か所がございます。これ1か所ではございませんが,今後協議が進んで,その中でということになれば,事業自体は相当進捗が見られるのかなというような感じではいるわけです。ただ,特例債にも範囲がございますので,それが全体の中でどういうような自体になっていくかについては,全然まだそういう段階に入っていませんので,**なことは言えないわけですが,そういうふうな箇所付けのひとつにはなっているということでございます。

下水道課長)事業負担金と言うことで,どのぐらいの量を見込んでいるかということなんですが,浄化センターの方につきましては,まだ石岡市においても現在,下水道の普及率として56.5パーセントを推移しているわけなんですが,まだまだ浄化センターで計画している量については,これからも増設されるということになっております。それで,全体計画としましては,36万5,500人の処理人口と言うことで計画されております。それで今現在うちの方で持っている数字としましては,平成14年度末で20万5,700人の方がその浄化センターの方に流しているということになっております。負担金の経緯としましては,前年度比で1,491万円減ということで,幹線関係につきましては大体整備が終わったという状況の中で,あとは一番末端の浄化センターの整備について,これからアーロケーで費用負担がかかってくるということになっております。

金井委員)何回も申し訳ないんですが,さっきのね,区画整理のやつね。そういう状態ならば,別に予算要らないんじゃないかと思うんだよね。ただ2,3回集まってるだけということで,別に資料はいらないと思うんで,しつこいようですが,昨年はこれをつかったのかどうか。それともう一つ。排水の今年の3路線の中にアルコールの脇が入ってましたが,これはどの部分で,どの程度の排水をつくるのか。ちょっとお伺いしたいと思います。

土木課長)アルコール工場跡地の排水路なんですが,これは2本立てになってます。というのは,脇の中島商店とアルコール工場跡地の間に,現在パイ800の管がはいっておりますが,昨年,一部が陥没したような状態になっております。材料を見ると,中の,昔のヒューム管よりも薄い材料を使っているような状態なので,それの改修です。それからもう一つはアルコール工場の北側なんでございますが,アルコール工場の敷地,テニスコートなんかがあった部分があるんですが,それを跨いで排水路が組み込まれております。それについて,やはり改修するということを計画しております。以上です。

都市計画課長)高浜台土地区画整理事業についてご説明いたします。なぜ予算に計上したのかというご質問ですけれども,準備委員会がある以上,と申しますか,準備委員会があるのに,市の方でその予算を削るのも如何なものかなと思いまして,市もそれだけ積極的にと申しますか,働いてると,いうようなことのために,予算を計上しているところでございます。それで予算の支出でございますけども,15年度は手元に資料がないので分からないんですが,14年度分の決算では,予算額が12万2,000円ございましたけれども実際支出したのは6,796円で,ほとんどが不要額というようなことでございます。

建設部長)高浜台土地区画整理につきましてご説明いたします。議員ご承知の通り,私どもの中でも,****でございますが,市長も中止という方針でおります。私どもとしては,16年度予算計上に当たって,消した方がいいのか,あるいは計上しておくべきか随分悩みましたが,区画整理の方で,昨年の時点では内部で話し合って決めるということであったもんですから,それがちょうど予算時期に食い込んでしまいましたので,そのまま計上という形になってしまいましたが,16年度につきましては合併という大きな事業もございますので,今年中に市長とも相談しまして,市長の方から準備委員会の会長の方へ直接,中止のお話しする機会を設けていきたいというふうに考えております。

海老澤副委員長)2,3点お伺いいたします。まず公園整備の中で,柏原公園のトイレの改修をされるということで,私は何回か既存のトイレを利用しておりますが,どうも当市のトイレ行政というのは非常に遅れていると。特に今回改修されるトイレは,大人でも膝を折って入らないとなかなか入れないような,子供向けのトイレみたいなのが2つ。それと女性用がひとつということでございますが,今回の改修に上がっているトイレの規模,つくりはどうなのか。特に柏原の石岡で前に作った奥のトイレ,あれも金をかけたわりにはなかなかできてない。今回はひとつ

(テープ反転)

観光のひとつと言われるように。常陸太田のトイレは有名でございますけれども,そういう意味ではね,ある一定の方向性を出してね。それから今回,茶屋場住宅と国分台住宅の4棟ずつが解体ということでございますが,国分台それから茶屋場,それから大砂,大作台と。いろいろ木造の古い住宅が当市には存在するわけですが,これらの市営住宅の在り方,この茶屋場,国分台含めて,解体を随時していくわけですが,今後ですね,場所の考えと,今の住宅建設というのは高層化していると言われますが,規模,場所というのは考えて,あの2つ将来どうするのかというをお伺いしたいと思います。それから,6号バイパスの問題で,先ほどちょっとでましたけども,石岡の先,美野里までの間ですね。これがなかなかいろいろ,推進協議会で何回か陳情をしているようでございますが,未だにまだその路線が発表されない。勿論,市の方の**どんどんどんどん**じゃないかと推測をするわけですが,少なくとも私の,順調にいけば,来年合併という中で,陳情ですね,随分前からやっているわけですが,石岡から先が全然出てないということですが,担当者として陳情はじめいろいろやってるとは思いますが,その辺の,いつ頃発表なのか,見通し,経過,そういうものについてできればお伺いしたいと思います。それから,先ほど出てましたけれども,当市が合併を推進するわけでございますが,今回は16年度,単独予算でね,組んでるわけですが,先ほど言われましたように,来年3月以降,今度はいろいろ新市に向けてですね,建設部として,これは当然,いろいろ部署との関連もあろうかと思うんですが,当市が4市町村との合併に向けて,新市計画の中でですね,建設部では一体どのような新市計画の中で考えているのかね。例えば先ほど出ました,道路の関係市町村に隣接する道路の改修だとかということが,何本か当然,それぞれ挙がってるのがあると思うんですね。その辺のところをですね,今すぐ*****にしても,具体的に何本か,そういうケースがあるかと思うんですが,それについてちょっとお伺いいたします。以上です。

建設部長)2点につきまして答弁いたします。公営住宅でございますが,現在ストック計画を策定中でございます。この中で,新設・高層化等につきましては考えていきたいということで,建て替えにつきましては考えていきたいということでございますが,16年度末に策定が出来上がる予定で現在進めておるんですが,中間地点に入りましたので,機会を改めまして,建築課長の方からは都市建設委員会の方の委員さん方にご説明したいということで私の方に3月の末からそういう話がございますので,委員長と検討いたしまして,後日,それだけのためにお集まりいただきまして,建築課長,副課長の方からストック計画の内容についてご説明したいと思います。それから2点目の件でございますが,合併の新市計画の中で,道路計画につきましてどのような形で載せていくかということでございますが,現在何点か来ております。合併特例債,県の特例債,県の支援事業,あるいは市町村がやるもの等,非常に合併関係でもそうなんですが,非常に混乱,どれがどれだか分からないような状況になっています。私どもとしては,何か所かピックアップいたしまして出していきたいというふうに考えておりますので,これにつきましても,まだピックアップ中でございますので,決定された段階,あるいは決定の前に一度ご相談したいと思います。大きな路線は,県の方から提出されたものにつきましては,先ほど申しあげました百里飛行場関連の6号バイパスと村上六軒線を十字路で跨いで,百里飛行場へ行く路線とか,あるいは高浜の,都市計画課長の方で答弁しました南北線を整備いたしまして,田伏線,あるいは高浜台を上って玉里へ行く都市計画道路の整備とか,何本か県の方から挙がっております。市の方でも何本か挙げておりますが,そういったものを含めて,早い時期に説明する機会を設けたいと思います。昨日も実はその件で企画部長とやりまして,企画部自体もちょうど混乱していることみたいなんで,それをもう少し整理したいと思いますので,その整理ができた段階でご相談したいと思います。

都市計画課長)柏原池公園トイレについてご説明いたします。柏原池の公園のトイレは,昭和60年に設置されたトイレでございまして,大分古くなっているものでございます。今回予定しておりますのは,当然水洗トイレでございまして,全面積21平方メートル,男の方として小が2,大が1。女性の方が2つ。それから,オムツとかちょっと取り替える,「多目的」っていま言うようなんですが,それを1つということで予定しております。

6号バスパス推進・駅周辺整備室長)6号バイパスの,現在都市計画決定されております東大橋より以北,美野里町地内関係の都市計画決定についての質問にお答えいたしますが,委員さんご指摘のとおり,現在,石岡地区の6号バイパスの整備の進捗に合わせて都市計画決定をしていきたいというふうに,美野里町では陳情・要望活動をしてきますと必ずそう言われるそうでございます。ただ,常陸工事事務所等に内々にお聞きしますと,「準備は進めております」という形で。まだそれについて,まだ事業化区間全部の説明会も終わっていないという状況で,都市計画決定を先まで行けませんよというふうな形で,やはりなっています。今後は美野里町の方でも独自に陳情組織を作っておりまして,そちらの方は,県や常陸工事事務所の方に陳情活動を行っております。また,石岡市の方にもございます,6号バイパス建設促進期成会の方は,やはり美野里バイパスの都市計画決定ということも陳情要求の中に入れて,今年度も中央要望,それから関東地方整備局,財務省,そちらの方にも行きたいと思っております。なるべく早く都市計画決定していただきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。以上でございます。

海老澤副委員長)説明の中でほとんど了解しましたが,新市計画の道路の問題では,これは当市ばかりじゃなくて4市町村の調整が非常に大事なわけですが,企画との調整ですね,特に企画はいろんな広範な面で見とりますけども,部分的には,特に道路ということになりますと,直接の関係部局は建設部でございますのでね。その辺のところは県,国との関係もあろうと思うんですが,ある一定の方向性ね,建設の方で出してやらないと,調整の中で企画が,企画でいろいろ他の市町村との調整をしてると思うんですが,当市のね,先ほど言われましたように,当市がどうしてもね,優先順位はこれは,というようなこともある程度絞ってですね,企画と調整をして,ある一定のフォローをしてやらないと。企画は企画であっちからもこっちからもというと,財源,特例債も470億円前後の特例債をどのぐらいね,これ全部使うわけじゃありません,これは300にするのか350にするのか,合併協議会でもまだ決定されておりませんけど,少なくても当市のね,道路事情考えますとね,4市町村のアクセス,地域住民が望んでる優先順位,そういうものを,ある一定の方向性をね,建設部として,ここに出席されている皆さんがリーダーシップをとっていかないと悔いを残すというようなことになりますのでね,その辺のところは部長はじめ部内でよく調整をして,助言をすることも大事だと,このように思いますので,よろしくお願いしたいと思います。答弁は結構です。

上野委員)石岡駅周辺整備事業の件で,基本構想1,200万円。鈴木室長にちょっと先ほども金井委員の方から話がありましたが,実際に基本構想ですね,いくつかに分けて考えてるということで,具体的に言うと,今年度,来年度,再来年度,行程を経て実現に向けて推進するわけだけども,基本構想の委託って,どういうところへ委託するのか。JRの,たとえば○○(会社名)関係でね,指示されたところへ委託するのか,市で独自で,自分の意志で委託するのか,構想をね。これはまだそこまでは至ってないんですか。

6号バスパス推進・駅周辺整備室長)基本構想の委託に関してでございますが,構想はゾーン分けをして,ゾーン分けで1期,2期,3期の整備を,その他の整備という形で,全体の方は,時系列的にはそういうような形でやっていくと。構想そのものは来年度で一括して構想を練るという形になります。その構想に向けて,基本計画,実施計画と。また,委託の話なんですけれども,基本的にも入札の形をとらせていただきますので,各コンサル会社の提案を受けまして,その中から業者の方は業者選定委員会とか,****で決まってくるんだろうと思うんですけれども,恣意的にここの会社というふうに決めるのはなかなかできないと思いますので,今のところ。そういう形で,この5月には委託契約を結びたいというふうに考えてまして,まだ基礎的なところで,私どもの方で策定委員会をどうするかとか,そのメンバーをどうしましょうかとか,いうふうなところを勉強中なので,申し訳ございませんが,しばらくお待ちいただきたいと思います。以上でございます。

上野委員)基本構想策定,今から委託してお願いするということで,平成16年度に基本構想,平成17年度は基本設計と。そうですね。平成18年度に実施設計という形で,ゾーンを幾つかに分けると。具体的に,基本構想そのものははっきり策定されない中では,言いにくいこともあるでしょうが,大体駅周辺の整備事業,駅前の周辺ですね,平成何年度頃までには完了する予定なのか。概ねですね。ずっと奥の方は別ですが,駅周辺だけでですよ。分かれば。分かればって言うかね,お願いします。

6号バスパス推進・駅周辺整備室長)駅周辺の整備,順番って言うんですか。基本指針の中では第1期として石岡駅舎の橋上化,それとステーションパークや人道跨線橋をどうするかというのが第1番。それから第2期としまして,石岡駅前の広場あたりの整備をどうするか。それから第3として,駅前商店街や西友の跡地,それからその公園,駐車場,都市計画街路などを具体的にどうするかと。順番としてはこのような形になっています。ただ,これの整備時期がどのぐらいかって言うのは,ちょっと今の段階では申し訳ございませんが,はっきり言えないもんですから申し訳ございません。

(「駄目だぞ,ずるずるずるずる10年も15年もやっていたんでは」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ほかに質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
ほかに,何かございませんか。

上野委員)何度もすいません。都市計画道路の廃止するか,残すかっていうことで以前論議ありましたが,委員会で。この件については,最終的にはどの方向で,いつ頃までに,都市計画決定,廃止,そういうことで作業が行われるのかどうか。合併前なので。

建設部長)一般質問の中でも答弁したと思うんですが,県の都市計画の決定の見通しが18年度に行われるということございますので,それに合わせて都市計画街路の廃止,あるいは新設等も,廃止が主になるとは思うんですが,それに代わる新設等も考えなければならないと思いますんで,それらの準備には徐々に入っていきたいと思っています。ただ,今年度につきましては,16年度につきましては,駅東東ノ辻線の下地づくりに入りたいということで考えております。それから非常に先行きが不明確なところがあるんですが,合併がございますので,いま海老澤委員の方からご質問がありました合併特例債に伴う新市計画の中での道路整備事業がどの程度,都市計画街路,あるいは6号バイパスのアクセス,県で行うべきであったアクセスがどの程度入ってくるのか。県ではやるって言ってるんですけど,県に任せてはいつになったらできるか予想がつないと言うんです。いまお金がないんだと。お金がないなら人を出せと私は言ってるんですけど,お金がないんだの一点張りなんですね。早く仕上げたいなら合併特例債を使ってやれば,県としても,事業については県がやりますと。県が受託しますというような形できてるんですけど,それも不明確なところがあるんですよね。ですから,ちょっとはっきりした線が見えてきていませんので,企画部長とも昨日,市長を交えてお話し合いして,もう少しまとめて,先生が,海老澤委員さんがおっしゃったような形で,全体が,合併する市町村が集まらないで,そういった考えも示さないで,各々が各々の希望を出してたらまとまらないですよね。そういう状況が出てきてるんだと思うんですよね。ですから,それは昨日の時点で市長にも,新市はどういうふうな市にするんだと。その中で幹線道路というのはどれとどれなんだというものを出していかないと,道路整備計画というのはできませんよ,という話はしておきましたので,できるだけ早い機会に,私どもでピックアップしているものはある程度決まっておりますので,委員会の方にご相談申しあげて,新市計画の中に入れるのか,あるいは市の単独事業として今後も新市に引き継いでいくのかというようなことも合わせまして,計画をご相談いたしたいと思います。そういった中で,都市計画街路につきましても,見直しの方向性とか,その部分についてもご相談しながら,18年度には見直しをしたいというふうに考えております。

徳増委員長)ほかに,何かございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします。

 閉会 午前11時25分




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