平成17年1月17日 都市建設委員会


案 件 (1)所管事務の調査
石岡駅周辺整備基本構想について
建設部における予算の執行状況について
その他
出席委員 徳増千尋委員長,海老澤通弘副委員長,金井一夫委員,鈴木行雄委員,山口晟委員,上野榮一委員
市執行部 建設部長(吉川安延),建設部副部長(本田久男),建築課長(足立健造),建築課副課長(小沼紀男),土木課長(羽成善信),土木課副課長(吉田和男),土木課副課長(管理担当)(大関敏文),都市計画課長(藤枝利明),都市計画課副課長兼駅周辺整備担当(下河辺卓美),6号バイパス推進・駅周辺整備室長(鈴木信充),下水道課長(上曽茂昭),下水道課副課長(久保田善貴)
議会事務局 係長(武石誠)


 開会 午前10時00分


徳増委員長)ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。本日の議題は,所管事務の調査として,石岡駅周辺整備基本構想について,建設部における予算の執行状況について,及びその他であります。
 案件の説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしましたとおりであります。
 それでは,これより議事に入ります。
 初めに,「石岡駅周辺整備基本構想について」を議題といたします。
 本件については,12月15日に策定委員会が開催されておりますので,その内容等について,執行部から報告を求めたいと思います。

6号バイパス推進・駅周辺整備室長)それでは私の方から,駅周辺整備構想についてご説明をいたします。前回,12月の委員会の方で11月までの分についてご報告申しあげてあります。その中で,駅周辺の整備方針というところまでご説明はしていると思います。今回,配付しております資料では,3ページのところですけれども,図1として,整備方針でございますけれども,この整備方針にしたがいまして,今回,それを図柄として整備イメージ図をつくりました。それについてご説明いたします。ただ,前回の繰り返しになりますが,整備方針図の方を見ていただきますと,駅西側地区の整備方針というような,前回お話ししましたが,今回,駅周辺整備構想につきましては3つの大きなゾーンに分けて整備のイメージ図を出しております。駅の西側,交通結節機能ゾーンとしまして駅を中心としましたゾーン,それから駅の東側のゾーンというふうに3つに分けております。それで,駅の西側地区の整備の方針ということで,その中で大きく5つほど出しております。駅前商業地と住居ゾーンの形成。それから移動円滑化構想を踏まえた都市計画道路,サービス道路の整備。それから核的施設における導入機能の具体化。これは具体的には商業施設,公共施設,交流施設などの西口広場を補完する交通広場機能等となっております。それから,駅との連絡強化の検討。それから周辺地区における都市基盤整備及び個別店舗や駐車場,中心商店街ゾーンなどに分けた再開発を考えるというのが西側地区の整備方針でございます。
 また,東側の整備方針といたしまして,駅東地区のポテンシャルを高めるために,施工中の土地区画整理事業を促進すると。そしてアクセス道路となる駅前東ノ辻線の開通を図って,東口広場の機能を発揮できるように努めることが1つ。それから,既存の市営駐車場を鹿島鉄道脇の低未利用地に移転しまして,土地利用の土地利用の転換を促進させると。それから景観形成とやすらぎ空間の創出。それから東西の連絡を図る歩行者回遊動線の確保,及び将来のバリアフリー基本計画における駅周辺の特定経路形成にも留意した,山王川上部に親水空間などをつくってはどうか,というのが整備方針です。
 それから交通結節ゾーンの整備方針といたしまして,西口側でJR駅舎合築橋上化を図って,ステーションパークや駐輪・駐車場,東西自由通路との一体性を確保するということ。それから駅舎の合築橋上化に伴って不要となる現駅舎跡地,北側公園,駅前交番の改築,都市計画道路停車場・泉橋線の電線類地中化など,一体的にとらえて,西口広場をタクシー乗降用のプールや,それから送迎用の
一般乗降の配置によって再検討を行うと。それから,既存の東西連絡跨線橋ですね。西側にもっと延長して,西友跡地側の方に送迎用の一般乗降の場所をつくると。そして土地利用のポテンシャルを高めて,東西両側地区との交通結節機能の強化をすると。それから交通結節ゾーンの東口側では,アクセス道路となる駅前東ノ辻線の早期完成を目指して,西口側との役割分担を,バスなどの再編等により東口広場の有効活用を図ると。それから駅東の駐車場をですね,鹿島鉄道側の低未利用地に移転するとともに,立体的に駐車場を確保するような形に,ということで,整備方針としてはこのような形を出しております。
 それを具体化した形が図面1の裏側の方に「石岡駅周辺整備イメージ図」と。これをみていただきますと,大きく分けまして,西側のゾーンを5つの場所に割っております。5つの整備イメージにしております。また東側の方は特の土地利用の促進を図る部分としまして,現在の市営駐車場,それから鹿島鉄道の駐車場の部分などが。またその中間,真ん中部分については,駅舎を橋上化することにより,駅前広場の整備などを考えております。さらに西側地区などの駅前再開発ゾーンなんですけれども,こちらの整備イメージとしましては,まず交通広場,それから商業施設などが入っております「西口駅前再開発ゾーン(イメージ)」というところをご覧いただきますが,こちらの方のイメージのモデルとなっていますが,まず1つが高齢者住宅の促進。地区の核的施設となる商業機能,公的機能及び店舗を併設した住宅機能の整備。こういったものを西友跡地につくってはどうかと。それから都市型住宅をイメージした集合住宅の形成を。それから業務施設の整備,誘導としまして,都市計画道路金丸・貝地線といいますが,産業道路,駅前の通でございますけれども,そちら側の方に業務機能をと。それからステーションパーク駐車場及び駅前第1駐輪場ですか,こういうものを一体化させて,その業務機能の補完,駐車場にしたいと。それから中心商店街ゾーンとしまして,停車場・泉橋線でございますけれども,既存の商店街のリニューアルを図りまして,現在商店街でやっております駅前の顔づくりの,そういったものを協力しながらやっていくと。それから,現在,大きな駐車場になっております,石岡プラザホテルなどがある地区でございますけれども,あの地区に個別店舗の集積ゾーン。広場的な空間を持たせまして,その中に個別の店舗などを集積する形の商店街が形成できないだろうかということで,そういうイメージを出しております。それから,中央児童公園からちょうど北の方に遊歩道を整備したらどうでしょうかと。その遊歩道に沿って,路地型の商店街,これは商店,それから飲食店,そういうものを合わせたようなものですけれども,そういったものを形成してはどうでしょうかと。それから北側の業務ゾーンといたしまして,これはいま大きな駐車場になっておりますけれども,そこの駐車場を一体化しまして,台数を増やすと。そしてその隣にですね,商業・業務施設などを配置してはどうかというふうな形で,こういったイメージ図をつくっております。 それから,駅の東側地区の整備ということで,これは駅東口広場の南側の平面駐車場,これは市営駐車場及び鹿島鉄道がお持ちになっております駐車場なんですけれども,ここを立体化を図っていくと。そのことによりまして,現在あります駐車場の土地利用の転換が図れるのではないかと。それから駅東駐輪場の立体化に伴いまして,自由通路との接続などをさせて,東西の連絡を密にできないかと。それから,その現在の駐車場のところには公的,商業及び住宅機能が一体となったような施設の整備ができるのではないかと。また,山王川上部における緑道の整備なども。それから中心部になります。交通結節ゾーンでございますけれども,こちらについては駅舎を合築化にいたしまして,自由通路と利用動線を合わせると。ステーションパーク,自由通路,駅舎が,同じところにあるような形。そして,駅舎のところにはタクシープールが現在ございますけれども,そういったものの機能を十分補完できるようなものをつくって,また,自家用車が多いものですから,自家用車の乗降を少なくするために,西友跡地の方に一般乗降場を設けてはどうかと。第2交通広場というんですか,そういうものを設けてはどうかと。それから都市計画道路停車場・元真地線と西口広場の連絡動線の形成の必要から,広場の方,二分されますけども,タクシープールなども2つに分けまして,タクシーなどの利用を促進したいと。それから駅前なんですけども,歩行者道境界をできるだけ少なくしまして,祭事などのときに,****使えるように***と。そういうものを具体的にした絵がその次のページにございまして,こちらの方をちょっとご説明したいと思います。北側公園になっているところに,交番と北側のステーションパークみたいなもの,そちらの方に一般乗降の車とタクシープールを設けて,中心のタクシー乗降場,まあロータリーですけれども,そこに一般車の乗降場とタクシーの乗降場を分けまして,車の流れを整理したいと。それから現駅舎のところですけれども,現駅舎は現在ちょうどロッテリアの脇のところにトイレがございますけれども,そのトイレの上あたりの方に持ち上げまして,2階の方に持ち上げまして,ステーションパークと一体的なところに動かしましょうと。それで駅の下には公共施設などを設けてはどうかなと。駅の東と西を自由に連絡するために自由通路を延長しましょうと。駅の西友の跡地あたりに第2交通広場あたりをつくりまして,そこへ一般の送り迎えなどの乗降者の待機所を設けてはどうかと。その場所,その周辺にですね,低階層に店舗ですね,公共施設などを入れたり,上階層に高齢者福祉住宅などを入れるような,そういった施設をつくってはどうでしょうかと。また,その裏側なんですけれども,駅舎のイメージといたしまして,こういう感じのイメージはどうでしょうかということなんですけれども,「本屋」と書いてあるところが,これが現在の今の石岡駅でございます。この機能は,そっくり2階の方に持ち上げまして,ちょうど今のプラットホームの上に出入口ができて,券売機がステーションパークの目の前に。自由通路とステーションパークの間の通路が橋みたいになってますけれども,その部分を全部ふさぎまして,一体的な広場のように使えるようにしてはどうかということです。また,鹿島鉄道の方にも跨線橋で,駅舎内は鹿島鉄道の方までまっすぐ跨線橋がつながりまして,鹿島鉄道の駅も現石岡駅と同じ形で交渉をいたしております。これに対しましていろいろなご意見がございまして,12月の委員会の中で「西口広場の大きさがもったいない」と思っている人が多いと。特に「空間の有効利用が必要であり,お祭りの時に利用するだけの空間ではおかしい」とか,「一か所に集約することが望ましいのではないか」,広場を2つにわけておりますけれども1つの方がいいんではないかという意見。またそのほか自由通路の件では,「自由通路には屋根をつけてもらいたい」というような意見がございます。また,もっとですね,駅舎は自由通路の中央寄りにつくる方が望ましいのではないか,などというような意見もございました。
 また,1月11日に周辺地区の方々への説明をしておりまして,その中でご意見などもいただいております。駅の公共施設の部分ですけれども,「保育所とか託児所とか,そういったものなどができないか」,「全体として再開発を盛り込んではどうでしょうか」,「駐車場が西口には少ないので,もっととれないだろうか」というようなご意見。また,電線地中化の関係で,いま駅前の方やってますので,それと合わせるような事業をできないか。それから,「泉橋から駅前の道路については,もうちょっと広くならないんでしょうか」とか,「ステーションパークの利用について,***が完成すればバスの再配置などを検討していただきたい」というような意見が出ておりました。またこれらについても委員会の中に報告をしていきたいと思います。ちょっと雑ぱくで申しわけございませんが,以上でございます。

徳増委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,ご質疑等ございましたら,挙手によりお願いいたします。

上野委員)ただいま報告を聞きまして,私は先日も駅周辺の委員会で聞いておりますが,駅周辺整備基本構想策定委員会では○○(会社名A)の方も来ておりますので,誠に言いにくいこともあります。ここでちょっとお伺いいたしますが,平成3年,4年の頃ですね。あのころで7億円代,7億3,000万円,7億8,000万円。A案,B案ありましたよね。最近聞くところによると,今度は12億円ぐらいはかかるだろうということですね。4億5,000万円前後高くなっているわけですが,あのころと比べて,まともな競争入札で普通にやればね,あの頃よりは建築費は安くなってるんですよね。それが証拠に,例えば鉄骨があの頃は10万円って言った。いまは3万円。3万円ですよ。人件費もそんなに高くなったわけじゃないんだけども。それで,それはなんでそうなるのかっていうと,独占的な企業のね,○○○○(会社名B)っていう会社ね。なぜ入札ができないのか。あの場では○○(会社名A)さんがいて,なかなか言いづらいからここで聞きますけど,なぜ○○○○(会社名B)じゃないとだめなのか。法的な根拠は何かあるのかどうかね。○○(会社名A)の方で全額,あるいは9割出すなら話は別ですが,ほぼ満額に近い予算は石岡側で出すわけで,どうして○○○○(会社名B)だけで,しかも安くなるならいいけど高くなってるね。あの頃から見たら建築費っていうのは安いんですよ。これは私,周りの建築の人に聞いて知った上で言ってるんですよ。それからもう一つ。第2点目は,駅舎についてですが,橋上駅だけが選考しちゃってるので,ステーションビルっていうか,合築されたものね。この図面では,そういうものは全部省いてあるわけですけど,私は下はこれはこれでいいと思うんですが,駐車場にしようと道路にしようとロータリーにしようとね。上は,2階は,少なくとも先ほどちょっと何か出たって言ってましたけどね,駅前の託児所とか,あるいは市役所のいろんな証明書とか発行するね,そういうものをあそこでやれるとかね。あるいは市民が何かの集まりでちょっと使う小規模のホールつくるとか。あるいは賃貸はどうなのか知らないけども,喫茶店とかキヨスクみたいなものね,そういう程度のものは駅とかね,お土産売り場もそうですけど,私は駅舎,橋上駅だけでは駅の周辺の活性化に繋がらない。駅舎ができたらその周辺が明るくなって人も寄ってきたと。そういう相乗効果がないと。乗降客は便利になりますけどね。それちょっと疑問に思いましたので。それから,第3点ですが,このあいだ海老澤委員からも話が出たんだけども,今の駅舎,****ですね。タクシープールになってる。一般の乗降は1か所ポツンとあるんですが,このお祭り広場みたいな所,いま話出ましたよね,お祭りの時はみんなこっちに停めちゃうんだから,このタクシープールをこっちのなんの印もないところですね。左上に位置をずらした方が私はいいと思う。下はロータリーにしても何でもいいけど,上は使えるようにして,タクシーの待ってる場所ですか,待合いプールでも何でもそれは構わないけども。それから第4点目。このペデストリアン・デッキは大変いいことだとは思います。駅前の道路は,今のまんま全然下がらないんだよね。2年ほど前は大騒ぎして,○○食堂の件でも話でましたが,あの話もどっか行っちゃって下がってないけども,私は少なくとも駅前から2列,3列まで。これで言えば横川ビルの手前ぐらいまではそっくり広くするべきだし,それから交番の前の角。角ですね。角を2軒ぐらい。小さいビル2つ,そのぐらい角切って曲げるべきだと私は思うんですね。道路体系おかしくなるなんて,そんなことはあり得ないんで。そうすれば駅の奥行きが深くなるし。この4点についてね。特にいま言った○○○○(会社名B)の件では,なんでそんなに高くなるのかとか,わずか10年の間に。それから1社しかできないというのもおかしな話で,○○(会社名A)が全部負担するなら構わないけども,石岡が負担してね。なんか法的根拠があるのかどうか,教えてもらえれば有り難いと思います。

6号バイパス推進・駅周辺整備室長)それでは最初,1点目の入札ができないのかというふうな点なんですけれども,駅関連の施設,駅の埒(らち)の中に入るもの,駅のものについては,基本的にこの前やりましたトイレ,駅の前のトイレと同じように○○(会社名A)との契約になります。その○○(会社名A)が各関連の会社と契約している形。まあ,関連というのもおかしいですけども,入札なんかをして,決定をしていると。埒(らち)内に関するところについては,市の方では○○(会社名A)さんに工事委託をするというような形がとられています。そういう形でしか,なかなか○○(会社名A)の方で認めてくれない,ということがございます。それから駅舎の金額でございますけれども,駅舎だけの話ですと,大体,委員さんが言われたような数字になるかなと思います。この中で,ちょっと○○(会社名A)さんの方で言ってたんですけれども,駅舎本体というよりも電気設備関係の移転費用が物凄くかかるということで,普通,平方メートル当たり10万円でできるところでしたら,その倍は見なければならないというような形で我々の方で説明を受けております。また,今回の具体的に駅舎を橋上化なりにする場合には,仮設の駅をつくったり,撤去をしたりしますので,そういった費用が,言われていたよりもその分かかってくるのかなという気がします。そういうところを○○(会社名A)ともお話ししていきたいなと思っておりますけれども。詳しい具体的なお答えにならなくて申し訳ないんですけれども,そういう形で今後とも○○(会社名A)の方とつめていきたいと思います。それから2番目の,駅舎の共用部分が少ないのではないかということですが,現在の委員会の中で出た駅舎については若干小さいというような形であります。もう少しその,売店とか託児所とか,そのほか公共施設などを入れるべきじゃないかというご意見もありますので,そういったものについて少し考えて行きたいという形で次の委員会に臨みたいと思います。ちょうど駅前広場の形で空いたスペースができてしまうので,そちらの方に駐車スペースを移したらどうかという形で,これについても検討させていただきたいと思います。現在,駅前広場を奥の方に出して,駅前の大形屋さんや横川さんとかがある辺りまでは*****じゃないだろうか,それから停車場・泉橋線の方の角切りをもう少しできないだろうかということがございます。これもひとつの考え方であろうかと思います。現在,こういう形で計画決定目指して考えておりまして,道路としての***として,こういう形でお願いしているということで,将来的には上の方まで,具体的な計画のときには考えられるのかなと思いますけれども,構想段階では,この3番目の構想段階ではなかなか出さないところでして,裏側に書いてあるこの程度までの中で考えております。こちらは本当の参考の参考の図面という形になりますけれども,基本計画に入るときに,また都市計画決定を行うときにもう少し,図柄については協議が必要かなと思っておりますので,そういうところでお答えにさせていただきます。

上野委員)私が言ってるのは,○○(会社名A)さんでね,委託するんだ○○(会社名A)に。そうすると単なる石岡市で○○(会社名A)に寄附することと同じでしょう。寄附。なんの打ち合わせもできないんだから。予算だけ,かかる費用だけ寄附して,あとは全部○○(会社名A)さんお委せですよと。そういうことと同じことなんですね。勘違いしないでくださいよ。分かんないから聞いてるんだからね。ちょっと,どうしても納得いかないんで,分かんないから聞いてるんだからね。法的な根拠が何かあるんですかと。独占禁止法というようなの,****も含めてね,そういうあれの中で,○○(会社名A)だけは不可触,触れないようなね,特別な何かがあるんですかというのを聞いてるだけで。何の法律の第何条とか何か,何かないんですか。

6号バイパス推進・駅周辺整備室長)法的には,何ら○○(会社名A)に任せなきゃいけないというような規制はございません。ただ,○○(会社名A)さんと市との協議の中で,どちらが強いかというような。言い方は変ですけども,お願いする方かお願いされる方か,まあそういうところで,立場的なものも若干あるのかなというふうに思いますけども,通常ですとどこの市町村も○○(会社名A)さんにお願いするというような形でやってございます。

上野委員)なれ合いで,どこもやってるんでしょうけども,私はおかしいなと思って。このことは,○○(会社名A)は前からそういう意味で株は持ってますよね。全部が全部放出したわけじゃないんだよね。本来,そういうことじゃあっていけない取り締まるべき側の,○○(会社名A)は完全民間じゃないからね,まだ。そこが,自分のところで「これは治外法権で駄目ですよ」と。「これはもう,交渉はありませんよ」と。「うちはこういうふうに決まってるんだ」と。法的根拠がないんだか分かんないんだか知らないけども。立場弱いって言うけど,○○(会社名A)の言いなりになって,12〜13年経ってるわけだけども,建築資材は安くなってるんです。当時より。それがいま聞いたら,駅の駅建設費,作業がね,高くなってる。倍になってる。平成3〜4年の頃だって,やるときは同じことやるはずだったでしょうよ。あのとき,エレベータもちゃんと入ってたですよ。何だか独占的な企業っていうかね,何かおかしいなと。○○(会社名A)の天下りの人がみんな入ってるんでしょうけど。だからそれを「何かありますか」って聞いてるだけで,別に追求したり,そういうんじゃないから。でも一般の市民は,詳しく分かったら「変だな」,「納得行かないな」と,こういうことだからね。私の方は,それで終わります。

海老澤委員)私も策定委員会のメンバーに入ってて聞くわけですけどもね,何点か。まずこの事業は膨大な予算を伴うわけですが,これは合併というひとつの枠の中で,新市計画,建設計画にこれは織り込めるのかどうか。それからもう一つは,上野委員が○○(会社名A)とのことをいろいろ質疑されましたけども,当然,鹿島鉄道の方にも影響がある。ということになりますと,鹿島鉄道については今,あと2年ですか,市町村で負担をしているわけなんですが,万一,財政支援の打ちきり,市町村が負担をしきれないということになれば,日立電鉄のようなことも懸念されるところですが,この辺のところについては。担当者ではなかなかお答えできない部分もあると思いますが,可能な中で,鹿島鉄道の問題。それと,我々に示された構想,総体的にはね,よくまとまってると思うんですが,今から30年前ですか40年前ですか,駅前開発をやりました。当然,関係者が努力をしましたけども,なにせ狭い。今回,西友跡地を中心としたいろいろ構想が出ているようですが,私は前回の開発でも問題になりましたように,いま上野委員からもありましたように,八間道路との間,いわゆるその横川ハイヤーぐらいまでは絶対,エリアに入れるべきだなというような気がします。というのも,30年,50年という中で,おそらくこれが最後の駅前開発といっても過言じゃないような状況だと思うんですね。ある一定の時期で見直しをするとなると,事業がどんどん増えてしまうということですから,最終的にはどうでも構想の中でね,少なくともこの一角,できれば横川さんのあの一角まで入れていきますと,この交通広場も,これぐるっと半円のようになってますが,そうすればね,ある一定の,土浦駅だとか周辺の駅前広場ですね,匹敵するぐらいの広場が確保できるんじゃないかなと。このままでいくと,駅前,左側だけで右側の方は旧態依然というようなこと。それから思い切って,先ほど言いましたように,駅前の○○ビル,あるいはその上の○○ビル,この辺まで構想に入ってね,あとはうちのハイヤーの,あの辺まで構想に入れれば思い切ったスペースがとれるのかなということで。これは地権者とかいろいろね,あるかと思うんですが,構想の段階ではその辺まで入れてもいいんじゃないのかなと思います。それからもう一点。タクシーのプールと一般の乗降客。これは完全に分離しないとね,どうしても見えない,タクシーと一般車がクロスをして行くような形になりますので,お祭りの時には先ほど言われましたように完全に駅前通行止めになりますので,その時は思い切ったことができるように,空間ですね,中央の,駅舎の前の一般車のスペースがありますけど,これを思い切って一角をね,駐車スペース,身障者はじめ,天気の悪い日,老人,そういうものを考えるときにやっぱり駅に近い方がいいということで,この広場をね,私は思いきって一般のやつに。皆さんご存じのように,今,ステーションパークの朝夕の送迎,夕方特に5時半,6時半,7時半。この間には30台,多いときには本当に50台近くあそこに並んでるわけですね。そういうことを考えますと,利用者が大いに考えられるような,そういうスペースを考慮していただきたいと思います。以上です。

建設部長)まず新市計画の中へ織り込めるのかということでございますが,現在,道路関係の打ち合わせを,まだ正式には始まってないんですが,案を作っているところでございます。新市計画の特例債の中では,主に道路関係を重点的に設置していこうようなことで,現在,やっております。新市計画の中に当然この駅周辺も入らないと,莫大な予算を必要としますので,その点につきましては今後市長ともども強く推していきたいというふうに考えます。前回については項目だけ入れていただいたということもございます。もう一つ難しいのは,予算,特例債が使えないという縛りがございます。その点も今後研究していかなければならない点かなというふうに考えております。その点を含めまして,実現に向かって努力してまいりたいと思います。それから***というようなことでございます。私も委員でございませんので,事務局の方からは逐次説明は受けておりますが,やはり駅前がちょっと,今の構想段階では狭いのかなと思っております。もう少し広くしても,西友跡地に並列するような形で,停車場線へもっていってもいいのかなというふうに感じております。先日の住民説明会の中でも,泉橋の方へ行く道路につきましても拡幅を,というような一般市民の方のご意見もございますので,その点につきまして担当の方と協議して十分協議してまいりたいと思います。いずれにしても非常に莫大な予算を伴いますので,まだ具体的なことも全然喋れませんので,その点については非常に申しわけなく思っております。ついでに申しあげますと,来年度につきましては,予算の中で**
の対象になるようなことを検討するための策定に入っていきたいと考えております。鹿島鉄道の問題でございます。確かに財政支援を現在やっている最中でございまして,今後,どのような形で財政支援終わった後,またさらに財政支援が続くのか,****になるのか,私どもの方で聞いてはございません。確かに微妙な問題も含んでおるかと思いますが,現在のところは構想の段階でございますので,一応,鹿島鉄道が今後もあるというようなことを前提に構想を立てさせていただいておりますので,そういう事態になれば,もう一度ご相談申しあげまして,再度検討してまいりたいと考えております。

上野委員)先ほど1点聞くの忘れちゃって。駅前の西口のですね,この周辺整備この程度やると,予算は大体どのぐらいを見てるのか。総額で。新市計画にどこまで入る入らないはこっちへ置いといて,取りあえずどのぐらい,何年計画でどんな形になるのか,おおよそで結構ですけども。

6号バイパス・駅周辺整備室長)いま大体の絵柄をつくった時点で総額の費用がどのぐらいかかるのかという計算に入りたいと思うんですけど,まず,具体的にそのエリアがきっちり決まってませんので,計算はまだやってないんですけども,最終的にはそういう大きな数字を,どのぐらいになるのかやっておりませんで,今,この次の委員会あたりで駅と駅関連でどのぐらいかかるかというようなところの費用をお知らせしたいなと思っております。そのあと,全体としてどのぐらいになるのかなというところです。

建設部長)先ほどの海老澤委員のご質問の中で漏れましたが,特例債に対象にならないというようなお話しをいたしましたが,それ以外の国の補助,あるいは各方面の補助につきまして,交付金も含めまして,この事業を推進するためには,どういうふうな補助が使えるのかということも,併せて現在,事務局の方で検討しておりますので,できるだけ多くの交付金あるいは補助金等をいただきながら進めて行かなければならないと思っています。道路を整備するにつきましては,都市計画道路,街路整備,あるいはその他の予算が使えますが,そういった方面で各種の補助金あるいは交付金を利用しながら進めていきたいというふうに考えております。

徳増委員長)ほかにご発言はございませんか。

(「なし」との声)

徳増委員長)ないようですので,次に建設部における予算の執行状況についてを議題といたします。本件については,執行部から報告を願います。

建築課長)それでは建築課の予算の執行状況を申しあげます。建築課は,事業として建築指導事業,狭あい道路の整備事業,市営住宅の維持管理経費,または公営住宅ストック計画策定事業,これで成り立ってございます。予算の執行状況でございますが,建築指導事業につきましては予算額が2,275万2,000円。執行額1,158万3,728円。残といたしまして1,116万8,218円。執行率で50.9パーセントでございます。これは建築確認申請の受付,また建築基準法に伴う狭あい道路の拡幅業務が入っております。次に狭あい道路の整備事業でございますが,これは後退用地の用地の購入部分のみでございます。予算額で1,350万円。執行額680万8,280円。残で669万1,720円。執行率で50.4パーセントです。次に市営住宅の維持管理経費でございます。予算額で2,890万6,000円。執行額2,163万2,237円。残で727万3,763円。執行率で74.8パーセントでございます。次に,公営住宅のストック計画策定事業。既存住宅の活用計画の策定でございます。予算で50万円。執行額で6万6,532円。残額43万3,468円。執行率13.3パーセントでござまいます。次に建築課の主要事業の執行状況でございます。狭あい道路の拡幅整備促進の,これは撤去補助。生け垣,塀などの撤去補助でございますが,予算額630万円。執行額405万3,000円。残で224万7,000円。執行率64.3パーセント。現在までで11件使ってございます。次に狭あい道路の分筆補助金。予算で630万円。執行額218万6,000円。残で411万4,000円。執行率34.7パーセントでござまいます。次に狭あい道路の用地の購入部分でございます。予算額で1,350万円。執行額で680万8,280円。残で669万1,720円。執行率で50.4パーセントでござまいます。この用地購入では18件措置でございます。そのうち,面積といたしまして445.32平方メートルでございます。そのほかに**の方が3件ございます。68.51平方メートルとなっております。次に市営住宅の維持管理経費でございます。建物修繕費。これは主に空き家修繕になります。予算額で156万9,099円。執行額で151万12円。残で5万9,087円。執行率で96.2パーセントでござまいます。これはクロスの貼り替え,ドア修繕,浴室のコーティング等でございます。次に備品修繕費でございます。予算額が271万4,901円。執行額で271万4,901円。残額ゼロでございます。執行率100パーセント。これは風呂釜とか換気扇,ガス警報器などの修繕でございます。これは現在,修繕が出てまいりまして,予算の流用等でやってございます。次に弁護士の委託料でございますが,これにつきましては,家賃の滞納者への法的措置というようなことで予算をつけていただきました。予算額で120万円。執行額はございません。残額で120万円でございます。これは滞納者,特に誠意がないとか,そういう方を対象にいたしまして,8名ほど呼び出しまして,事情聴取をやりました。その中で,分納誓約というようなことで,8名の方が全員出していただきましたので,その中で徴収を,制約を守っていただくようにお願いして,現在徴収しているところでございます。次の住宅修繕工事費。これは建物の主要部分。雨漏り等,外周りの排水路等でございます。予算額で139万8,000円。執行額52万963円。残で87万7,037円。執行率で37.3パーセントでございます。次の住宅解体工事。これは昭和30年代建設の木造の解体でございます。8戸解体してございます。予算額で534万円。執行額504万円。残額30万円。執行率94.4パーセントでござまいます。これはもうすでに工事は完了してございます。次の公営住宅のストック活用計画策定事業でございますが,これは現在計画を策定中で,今月,市長の方へ案をつくりまして決裁をまわしてございます。予算額50万円。執行額6万6,532円。残額43万3,468円。執行率13.3パーセント。これは最終的には印刷製本が入ってございます。これの印刷費が出てまいりますので,これがほとんど予算を占めてございますので,現在はこのような執行状況になっております。以上でございます。

土木課長)私の方からは道路新設改良費について,主な事業そして説明を申しあげます。道路新設改良費は,国庫補助事業,臨時地方道整備事業,一般市道整備事業,交通安全整備事業の4事業あります。国庫補助事業については,神社通りの長さ330メートルについて計画しており,委託が既に終わっております。そして,今月中には地元説明会を予定しております。執行率につきましては委託費のみになりますので,全体の工事費9,960万円,委託料の500万円がございましたが,委託料の477万7,500円の執行になっております。それから臨時地方道整備事業については,発注が,工事費で言いますと1億9,660万円の予算に対して,発注が1億4,000万円になっております。入札件数としましては9件。個所としては8か所をすでに発注しております。工事費としての執行率が71パーセント。それから委託費としては,執行率が2,150万円のところ補正がございまして,1,230万円の補正がございましたけど,執行率は74パーセント。用地費が1億6,080円と2,000万円の補正額がございまして,執行率31パーセントです。用地費の執行率が落ちているのは,染谷の海洋センターから海洋センターから粟田橋の間の用地費が落ちていることによると思います。それから補償費については,当初の予算で1,450万円ですが,すでにすべて使ってございます。それから一般市道整備事業の工事費でございますが,当初予算1億8,650万円に対して,発注が1億8,600万円になっております。すでに100パーセントに近い数字になっております。一般市道整備事業の全体としては,委託料,用地,補償,工事を含めまして90パーセントの執行率になっております。交通安全施設整備事業については,1,700万円の予算でございますが,いま現在,470万円の執行です。率としては28パーセントでござまいます。これについては4本ほどの工事を出しております。それから排水路整備事業に移りますが,排水路整備事業については,工事費として1,750万円。補正が750万円ありますので,執行したのが工事で4本執行しております。執行率としては79パーセントであります。主立ったものということで,一応,これで説明は終わります。

都市計画課長)都市計画課の主な事業の執行状況についてご報告いたします。都市計画総務費の中の特別道路対策事業として,当初予算額2万9,000円。補正額4億4,600万円。合計で4億4,602万9,000円でございますが,執行率は0パーセントでござまいます。補正額4億4,600万円ですが,これは有料道路の無料化に伴い,茨城県道路公社への寄附金4億4,500万円と無料開放記念式典100万円でござまいます。寄附金については2月末に,式典については3月30日を予定しております。次に,石岡駅周辺整備事業でございますが

(テープ反転)

柏原池公園改修工事として,園内トイレの新設及び駐車場の舗装工事で予算額2,100万円ですが,16年11月に発注しまして,3月の竣工を予定しております。次に,石岡駅東土地区画整理事業についてですが,現在の進捗状況について説明したいと思います。年度当初,3名の未同意者がおりましたが,昨年12月末に都市計画道路に位置する方の同意が得られまして,現在,埋蔵文化財の試掘調査が行われております。1月下旬に荒造成に入りまして,3月下旬に終わる予定でございます。

下水道課長)下水道の方からは,下水道の中で下水道建設費の中の公共下水道整備事業費で,大きく分けて委託料と工事請負費になるわけなんですが,委託料につきましては予算額として9,097万5,000円ということで,執行額としまして6,984万5,000円で,執行率として76.8パーセントになっております。また,工事請負費につきましては,4億8,528万円の予算のところ,2億4,514万9,000円ということで,50.5パーセントの執行率となっております。繰越がないような形で,いま現在,作業を進めているところです。

徳増委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,ご質疑等ございましたら,挙手によりお願いいたします。ございませんでしょうか。

(「なし」との声)

徳増委員長)ないようですので,次に「その他」として,何かご発言はございませんか。

建設部長)3点ほどご報告したいと思います。まず都市計画課長からお話しがございましたように,有料道路の開通式典,無料化式典を3月30日に予定してございます。近隣の町村の長,議会等,あるいは県の関係者等をお招きしまして開通式を実施したいと思っておりますので,よろしくお願いします。それから駅東の懸案の都市計画道路の地権者1名がいて,現在までできないでいたわけでございますが,昨年の12月に地権者がお見えになりまして,市長に対しまして「協力する」ということで合意が得られまして,現在,都市計画の方で荒造成,いまの土地を低く,土を取る工事を発注すべく,現在内部設計に入っております。3月にはきれいに土を取りまして,都市計画道路の整備を17年度にやっていきたいと考えております。整備に伴う予算も急きょ,予算要求しております。それからもう1点,建築の方の公営住宅ストック活用計画でございますが,現在策定中でございまして,建築課長からも案につきまして市長の決裁をもらっているような状況にございます。現在,委員会の方へできるだけ早く報告をしたいということもございまして,この部分,かなりのボリュームがございますので,これだけのために,非常に申し訳ないんですが,お時間を割いていただければありがたいと思います。以上でございます。

徳増委員長)ほかになにかございませんか。
 
(「なし」との声)

徳増委員長)ないようですので,以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします。


 閉会 午前11時15分




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