平成17年3月24日 都市建設委員会


案 件 (1)付託された議案の審査
  議案第16号「平成16年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」のうち,都市  建設委員会の所管にかかる部分
  議案第17号「平成16年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号))
  議案第20号「平成16年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会  計補正予算(第1号)」
  議案第41号「石岡市都市公園条例の一部を改正する条例を制定することについ て」
  議案第43号「市道の認定について」
(2)所管事務の調査
  石岡駅周辺整備基本構想について
(3)閉会中の継続調査の申し出について
出席委員 徳増千尋委員長,海老澤通弘副委員長,金井一夫委員,鈴木行雄委員,山口晟委員,上野榮一委員
市執行部 建設部長(吉川安延),建設部副部長(本田久男),土木課長(羽成善信),土木課副課長(管理担当)(大関敏文),都市計画課長(藤枝利明),都市計画課副課長兼駅周辺整備担当(下河辺卓美),6号バイパス推進・駅周辺整備室長(鈴木信充),下水道課長(上曽茂昭),下水道課副課長(久保田善貴)
議会事務局 係長(武石誠)


 開会 午前10時00分


徳増委員長)ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。これより議事に入ります。本日の議題は,付託された議案の審査として議案第16号「平成16年度石岡市一般会計補正予算(第6号))」のうち,当委員会の所管にかかる部分,議案第17号「平成16年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」,議案第20号「平成16年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」,議案第41号「石岡市都市公園条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第43号「市道の認定について」,所管事務の調査として石岡駅周辺整備基本構想について及び,閉会中の継続調査の申し出についてであります。
 付託案件の説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしましたとおりであります。
 初めにお諮りいたします。本日の議題であります市道認定にかかる議案につきましては,その現状を調査するため,委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。

― 休 憩(現地調査の実施) ―

徳増委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。初めに議案第16号「平成16年度石岡市一般会計補正予算(第6号))」のうち,当委員会の所管にかかる部分を議題といたします。本案については執行部から説明を求めます。

土木課長)私の方からは,ページで言いますと4ページですね,土木費,繰越明許費になります。土木費,道路橋りょう費,国庫補助道路整備事業,金額にして5,374万円についてご説明申しあげます。今回の国庫補助事業については,歴史の道ということで,通称神社通り,市道で言いますと0205号線の整備でございます。計画で330メートル。これは既存幅員のままの構成での再整備ということで計画しておりました。私ども,国補ですので,交付申請を行いまして,測量試験費として設計に,8月には設計を発注しておりましたが,工法,あるいは材料の検討に時間を要してしまい,2月までかかってしまったというのが実情であります。材料,工法についてといいますと,当初の計画では透水性舗装ということで計画しておりましたが,透水性舗装については公園等の散策路などでよく使われている舗装でありますけど,いまだ車道としての信頼性が少なく,また材料費が高いということで,見直しをしたものです。当初の測量試験費の477万5,000円,それから事務費を348万2,500円使っており,繰越分については事務費と工事費を繰り越すということでございます。それから5ページに移りまして,臨時地方道整備事業,並びに市道・排水路整備事業債,これについて地方債の補正がございます。9月の議会において,臨道と市道・排水路整備事業ということで,市道・排水路整備事業については,地域再生事業債ということで当て込みましたが,その後,市道・排水路整備事業については,市道の分について5,300万円,排水路について2,940万円でございましたが,市道についての起債が,臨時地方道と市道・排水路整備事業債と,両方にかかっている場合,地方課の方から臨道を優先するよう県から指導がありました。その指導の分について,補正により,臨時地方道分の方にまわすということで補正しております。また,その際に若干,金額の見直しをしております。市道・排水路整備事業ではマイナス5,300万円でございます。それから臨時地方道の方には,プラス6,030万円の増となっております。次にページで言いますと44,45ページでございます。土木費,土木管理費,土木総務費の道路台帳補正委託を370万円の減をお願いしております。当初の,道路台帳補正委託につきましては,当初予算として1,025万1,000円でございました。当初の計画では,13.56キロメートルの予定でございましたが,実際,発注の段階では10.62キロメートルと,キロ数が少なくなっております。その分について,残金として399万3,000円残りましたが,今回,370万円のマイナス補正ということでお願いしております。次に,土木費,土木橋りょう費,道路新設改良費の補正でございます。これは,先ほど繰越をお願いしました国庫補助,道路改良事業についての補正でございます。当初の予算で,測量・設計委託料が500万円。市道整備分として9,960万円でございましたが,測量・設計の委託料が477万7,500円で済んで,その差額分,22万2,000円を補正するものでございます。また工事費については,先ほども申しましたが,工法,材料の検討をした結果,工事としては5,365万5,000円程度という設計が出来ております。それによって,差額分をマイナス4,594万5,000円補正するものでございます。以上でございます。

都市計画課長)それでは都市計画課にかかる補正について説明いたします。まず最初に32ページの歳入でございますが,使用料及び手数料の中の土木使用料の駐車場使用料でございます。106万円の減額は,石岡駅ステーションパーク駐車場と石岡駅東駐車場の駐車場使用料が,平成16年4月から12月までの9か月間で約79万円,当初の見込額を下回っていましたので,年に換算しまして減額するものでございます。
 次に,44ページの歳出,土木費,都市計画総務費です。特別会計繰出金4,489万2,000円の減額は,下水道事業特別会計への繰出金593万6,000円と,石岡駅東土地区画整理事業特別会計への繰出金3,895万6,000円の合わせたものでございまして,これは事業費の減額によるものでございます。
 次に,都市計画審議会経費18万5,000円の減額ですが,これは都市計画審議会の開催がなかったことによるものでございます。開催の日時等については,審議会会長にお尋ねをしていたところでございますが,特段の付議案件もなく,合併協議中でもあり,合併が決まってから開催するというのが良いのではないかということで,開催を見送ったということでございます。
 次に,石岡駅周辺整備事業の150万円の減額ですが,当初予算額1,200万円に対しまして,基本構想委託料が1,050万円となったための入札差金分の減額でございます。
 次に,公園事業費の120万円の減額は,公園維持管理清掃業務委託料として当初予算額2,343万2,000円でしたが,都市公園18か所と緑地等の13か所の年間業務を発注した際の落札差金によるものでございます。以上でございます。

徳増委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

金井委員)ただ今の土木課長の説明で,道路新設改良費のね,国庫補助道路改良事業の工事の方ですが,説明によれば材料費とかそういうものが安かったのかどうか判りませんが,下げたので低くなったと言うんですが,9,960万円ぐらい予定したやつがね,5,300万円ぐらいに工事費がなるなんて普通では考えられないんですが,もう少し具体的に説明願いたいんですが。

土木課長)当初の予算でございますが,私どもの中でこの当初の予算については,工事費の予算ということでございますが,歴史の道というコンセプトの中で,企画の方で出来上がった数字でございました。私どもでは,まず,本来精査して予算に計上すべきものだったということなんですが,透水性の舗装について,うちの方でもいまだに経験がなく,どれほどかかるものかという予測が,ちょっと私どもでも経験がなかったものですから,そのコンセプトの中での予算と言ったらいいんでしょうか,その概算というものを私どもでも当初に計上してしまったというのが理由でございます。私どもでも,その中で本当はもう少し精査すればよかったのかと私も考えております。どうもすみませんです。

金井委員)それで,いま発注して工事やってますね,金丸町のところ,同じ歴史の道整備事業だと思うんだよね。そうすると工法的には,いま工事やってるやつとこの神社通りのやつは,別の***というのは特にないようですよね。別なのかどうかちょっとお聞きしたいんですが。

土木課長)結果としては,いま行っている金丸寿通りと似たような工法ということで設計しております。

海老澤委員)33ページの駐車場使用料106万円の減額についてですが,議会でも予算委員会でも指摘があったように,民間との差,こういうものを見直さないと,せっかく順調に黒字を出して,積立金も行っている駐車場会計の方で,こういう現象が続くと,これは赤字の危険信号になるということで,著しく民間の駐車場が激安というか,そういう状況の中で,差ですね,その差があまりにも大きくなったということで,このへんもある一定の見直しをかけないと,せっかく良いペースできたものが,利用価値が少なくなって利用者が少なくなるということでは困るので,利便性,まずは利益の確保もさることながら,折角の市民のために作ってあるわけですから,やっぱり時代によっては多少の値下げは,民間との競合と,そこまで行かないにしても,現在の料金からある一定の直しをしていかないと,この格差はますます拡がってくるのではないかというふうに思いますので,今ここですぐに結論を出せというわけにはいきませんけど,内々にそういう検討をしていかないと,この減少はずっと下がっていくような傾向にありますので,ある一定の見直しと同時に,せっかく大きなスペースを確保しているわけですから,使用率を上げていただく方策を検討していただきたいということでお願いしたいと思います。以上です。

上野委員)2点ばかり質問いたします。簡単に聞きますが,ステーションパーク脇の駐車場の件ですが,30分までは無料で,30分経過してから1時間200円ですよね。海老澤委員の方からありましたように1時間200円というのは高いんですけども,まず無料の時間帯ね,これを30分では,ほとんど用が足せない状態なんですね。この前も機械を直すってことを聞いてましたんですけども,パーキングメーターですか。直すと1,000万円ぐらいかかるというお話しでしたが,30分を1時間。当初から,付ける時から言ってたんですけども。日立の方のパーキングメーターの設置会社が,30分ということで引かないということでしたんでね。30分では本当に。いや,駅の目の前にあれば話は別ですが,ある程度距離がありますんで。これを何とか近い将来ね,1時間まで無料という形にもっていっていただきたいなあと。それとね,一般市民は,市の駐車場だからと混同してるけども,駅東側の駐車場ありますね。あれは市でも管財課の管理で,西側は都市計画課というのが,一本化できるような方法はないものかどうか。それぞれ縄張り意識があるんだか,会計上,どうしても一緒にできないのか分かんないですけども,近い将来,私は直すべきだなあと,私は一本化すべきだと思いますね。それでですね,もう一つは都市計画審議会。合併の問題でその後にということですが,このメンバーの方の,できれば氏名を教えていただきたいと思うんですが。よろしくお願いします。

都市計画課長)先ほどの駐車場の件についてでございますが,当初の作ったときは,バスとか電車の送迎のためと言うことで30分間は無料,その後55分ごとに200円加算されるというようなシステムになっておりますけれども,ご指摘のように民間との格差等もありますので,それから管財で管理している方,両方合わせて,その30分を1時間にするのがいいのか,それから55分ごとの200円加算を30分ずつにしていった方がいいのか,そのへんも合わせて,利用者の利便を考えて,管財の方とも協議していきたいと思います。
 それから,都市計画審議会のメンバーなんですが,今ちょっと資料を。まず学識経験者といたしまして,茨城大学教授の○○(個人名)先生,それから会社の社長であります○○(個人名)様,弁護士の○○(個人名)様。それから市議会の議員の中から海老澤通弘様,小泉彰様,吉田寛様。県又は関係行政機関の職員の方として,茨城県土浦土木事務所長の○○(個人名)様,茨城県石岡警察署長の○○(個人名)様,土浦土地改良事務所長の○○(個人名)様。それから市内に住所を有する方の中で○○(個人名)様,○○(個人名)様,○○(個人名),○○(個人名)様の,合計13名でございます。

徳増委員長)ほかに質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)討論なしと認め,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第16号「平成16年度石岡市一般会計補正予算(第6号))」のうち,当委員会の所管にかかる部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」とすることにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第17号「平成16年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。本案については執行部から説明を求めます。

下水道課長)議案第17号「平成16年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」についてご説明させていただきます。歳入歳出合わせて3億3,279万1,000円の補正を計上しております。歳入歳出補正予算の事項別明細の中で,60ページ,61ページについて,これに沿ってご説明したいと思います。受益者負担金なんですが,880万円の減額をしております。これにつきましては,平成16年度の賦課予定区域として見込んだ区域が,繰り越し工事となったため,結果的に賦課区域が当初の予定より減少したことにより,880万円の減額をしております。
 次に,款2の使用料及び手数料なんですが,これにつきましては,1,560万円の増額をしております。これにつきましては,うちの方の使用料の伸びの算定がちょっと甘かったかということで,下水道が普及し,安定して下水道の使用料が当初の見込みより1,560万円の増収になっているということでございます。
 次に,款3の国庫支出金でございますが,2,833万2,000円の増額となってございます。これにつきましては,当初,事業補助金として1億1,000万円,またNTT債無利子貸付金償還時補助金として1,666万8,000円。合計1億2,666万8,000円を予定していたわけなんですが,事業費補助の中で500万円が減額となっております。それで,事業費につきましては1億500万円なんですが,NTT債無利子貸付金の部分で,平成17年度,18年度の繰上償還金の補助が,平成16年度に行うということで,3,333万2,000円が増額となっていることにより,2,833万2,000円の増となっております。
 次に,県支出金の中で60万円の減額となっております。これにつきましては,茨城県からの補助金なんでございますが,県の方の補助としましては,市の工事の単独事業に対しまして,単独事業かける5パーセントかける3分の2ということで金額が算出されるわけなんですが,このときには1,320万円ということだったんですが,交付決定の中で,県の方でもなかなか苦しいということで,5パーセントかける3分の2以内ということで,1,260万円ということになっております。
 次に繰入金としまして,一般会計繰入分で593万6,000円ということで減額しております。これにつきましては,歳入が増ということで,一般会計の繰入金を593万6,000円減額しております。
 次に,款6の繰越金としまして,2,053万8,000円の増ということになっております。これにつきましては,平成14年度からの繰越金が最終決定したということで増額しております。
 次のページで,諸収入で,1,204万3,000円の減額をしております。これにつきましては,消費税の還付金でございますが,平成15年度において,繰越工事があったため,当年の還付金が減額となり,減額還付金については繰越工事についての還付金につきましては平成17年度の還付金収入となるということで見込んでおります。
 次に,市債なんですが,430万円の減額となっております。これにつきましては,補助事業について事業費を,先ほども説明しましたが,2億2,000万円として9,900万円の起債額を見込んでいたわけけなんですが,事業費が2億1,000万円ということで決定になり,起債額は4,450万円の減額で9,450万円となり,また,単独事業費の中で,事業費の3億9,830万円で4億6,410万円の起債額を見込んでいたわけなんですが,県補助金が1,320万円から1,260万円となり,60万円の減額になったことにより,公共下水道事業債を390万円減額しております。また,流域下水道事業債なんですが,40万円の減額ということで,これにつきましては,流域下水道事業の起債額が減額になったことにより,40万円減額しております。
 次に,歳出でございますが,64,65ページでございます。歳出の中で款,下水道費の中で下水道維持費でございますが,これにきましては,流域下水道への維持管理負担金でございます。189万円の減額となっております。これは汚水量の量によって維持管理負担金が決定されるわけなんですが,申告汚水量が超過したという,当初見込んだ汚水量より超過したということで,189万円の減額となっております。これにつきましては,先ほどの歳入の部では使用料の収入が上がっているわけなんですが,前年度の調整分が減っていることにより,減額となっております。
 次に,流域下水道事業費の負担金でございますが,これは流域下水道の幹線工事,あと流域の処理場等の工事費の負担分でございますが,28万3,000円の減額になっております。これにつきましては,当初見込んだ工事を次年度にということで,見送ったことにより,28万3,000円が減額となっております。
 次に公債費でございますが,公債費の中で2,969万円の増となっております,これにつきましては,先ほど説明しましたNTT債無利子貸付金の償還が当年度より始まったわけなんですが,次年度以降の2年度分の繰上償還を行うため,3,333万2,000円が増額となっております。そのほか,借換債を今年度も起債の借り換えということで,利率の低いものの起債ということで,借り換えの中で2,969万円の増額となっております。
 次に,利子の527万4,000円でございますが,先にも述べました借換債等の調整分の利子として527万4,000円が増額となっております。
 次に,繰越明許費でございますが,下水道費・下水道建設費の中で4,061万円の繰越しをお願いしているところでございます。これにつきましては,工事実施するにあたり,湖北水道の上水道管の移設等について,ちょっと時間を要したことにより,工事発注が遅れたので,4,000万円が繰越し工事となることにより,お願いしております。また,流域下水道事業費の61万円につきましては,県の方の中で,61万円分のアロケー部分が繰越し工事となるというとこで,計上しております。
以上でございます。

徳増委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)討論なしと認め,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第17号「平成16年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」とすることにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第20号「平成16年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。本案については執行部から説明を求めます。

都市計画課長)議案第20号「平成16年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」について説明いたします。90ページの歳出でございますが,補償補填及び賠償金3,700万円の減額でございますけれども,これは事業への同意に向けて話を続けているところでございますけれども,いまだ事業への理解が得られず,家屋1棟と工作物等の補償費を減額するものでございます。以上でございます。

徳増委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)討論なしと認め,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第20号「平成16年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」とすることにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に議案第41号「石岡市都市公園条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。本案については執行部から説明を求めます。

都市計画副課長)議案第41号「石岡市都市公園条例の一部を改正する条例を制定することについて」ご説明いたします。本条例の改正につきましては,上位法律の都市公園法及び茨城県都市公園条例の改正に伴いまして,石岡市都市公園条例を改正するものでございます。改正項目につきましては,当市条例第8条の監督処分項目におけます手続の整理を行いました。内容につきましては,略式代執行の目的となった物件にかかる保管,売却等の手続きの整理でございます。第8条に5条を付け加えてございます。内容としましては,工作物を保管した場合の公示の項目,次に保管しました場合の公示の方法,同じく工作物等の評価の方法,保管した場合の工作物等を売却するときの手続き,工作物を返還する場合等の手続きについて明文化されております。
 次に,第17条の「過料」になりますけれども,現行2,000円から5万円に改正しております。地方自治法第14条の規定に基づきまして,県条例の5万円の改正に伴いまして,当市の条例も県条例に合わせて5万円に過料を改正するものです。その他のものにつきましては,上位法律の改正に伴います条項の整理及び文言の整理でございます。以上が改正内容です。

徳増委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)討論なしと認め,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第41号「石岡市都市公園条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」とすることにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第43号「市道の認定について」を議題といたします。本案については執行部から説明を求めます。

土木課副課長)議案第43号「市道の認定について」ご説明申しあげます。この路線につきましては,建築基準法の位置指定の規定によりまして築造されております。その道路を市道として認定していただくものでございます。路線名といたしましては石岡市道3361号線として,大字石岡字大橋道西2544−2から同2543−16まで。幅員4.3メートル,延長で34.9メートルでございます。既存市道3162号線との取付け部には,片側に角切りがございます。また,片側に240ミリメートルの側溝があり,砕石敷きになっております。以上でございます。

徳増委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)討論なしと認め,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第43号「市道の認定について」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」とすることにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,当委員会に付託された案件の審査はすべて終了したわけでございますが,本件にかかる委員長報告の取扱いにつきましては,委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,所管事務の調査として,「石岡駅周辺整備基本構想について」を議題といたします。
 ただいま議題となっております石岡駅周辺整備基本構想につきましては,去る3月9日に策定委員会が開かれておりますので,その委員会の経過等につきまして,執行部から報告を求めたいと思います。

6号バイパス推進・駅周辺整備室長) それでは私より,前回3月9日に行われました駅周辺整備基本構想の内容についてご説明させていただきます。皆さまのお手元の方に当日の資料がございます。前回の委員会の中で示した構想まで,1ページから4ページまで,ここについての基本的な内容については同意をいただいております。ただ,それ以降詳細なところで前回の委員会の中で,駅舎の位置,それからロータリーの関係,それとそれに伴いまして,西側と東側のもうちょっと詳しい状況について出していただきたいというようなことがございまして,それについてご説明いたしました。一つに,資料の後ろの方,21ページなんですけれども,「東西広場の施設量と面積」というところがございます。これは現在の駅東の状況と,それから将来の見込みによりまして,どのぐらいの広さが必要なのかということを調査したものでございます。下の方にあります表の中で,将来の利用者の区分と予想ということで,西口の利用者,東口の利用者を想定しております。それによりまして,西口が約3,300人,東口の方は3,800人と。計7,000人程度の利用が見込まれるんじゃないかと。この中で出しておりますように,将来については東口の利用者の方が増えていくのではないかというような予想になっております。次のページの中で,東西交通広場の,これは細かい,どういうふうな到着本数で駅に一度にどのぐらいの人が着くのか,それから駅の端末利用,駅からどういうふうにして利用しているのか,という表を出しております。それで計算いたしましたものが,表7の方になります。これはどのぐらい必要なのか,ということなんですけれども,バスでございますと,バス・バースは東西ともに2つ,プラス,乗降の降りくちの方にそのぐらいは必要になってくると。自家用車でございますけれども,乗降の乗りの方で19,25。降車の方で5,7。それからタクシーのプールとしては乗りの方で1,プールとしては西口が7,東口が6ぐらいが。それから東西の自由通路についても,どのぐらいの幅員が必要かということですが,当然,西側の方へ行く方が短いということになりますので,東口の方は6メートルぐらいでしょうということなんですけれども,このほかにも5メートル以上が確保されていれば大体大丈夫ということです。
 これに基づきまして,広場の面積規模の方を24ページの方に出しております。24ページの方で,既存の面積,それから実際の供用面積なんですけれども,都市計画決定されている面積が,これは西口でございますけれども2,700平方メートルございます。しかし実際の実供用面積というのは2,493平方メートルでございます。それで,算定の結果,確保が必要だということが4,758平方メートルでございます。それで,そのうち参考図,あとでお見せしますが,西口広場の方はどのようにどうしたらいいかという例を幾つか出しております。その例で,ここに必要面積を,その場合どのぐらいになっているかというのを出しておりまして,図3−2,3で3,590平方メートル,図3−4で3,290平方メートル,図3−5で3,560平方メートルと,大体3,000平方メートルから3,500平方メートルが今回の想定されるところであります。それにプラス,将来追加するべきものとして1,200平方メートルぐらいが必要ではないかと。東口については,現在,保有しているのは6,500平方メートル。算定の結果,7,040平方メートルというんですが,おおむね整備が終わっておりまして,大体対応できるのではないかというような形で取りまとめさせていただきました。
 こういう結果から,13ページの方は,これは前回の委員会でもお示ししまたような形の,駅前の西口広場の様子でございます。これに東側の部分を足して作り直したものです。こういう案件を出しておりましたが,これに対して委員の中から「これではなかなか警察対応が難しいだろう」ということで,「実際に県警に相談してみたらどうだろうか」ということで,それで相談を受けた結果としまして14ページの図5−3,また15ページの図5−4,また16ページの図5−5が出来上がっております。
 また,参考としまして図5−6というのは,駅舎を線路の上に完全に,橋上の上に乗せたという形で書いてみたものでございます。これの特徴は,駅の広場のところをタクシーや一般乗降客を分離するという形と,回転を一定の方向に合わせるというような形でございます。委員会の中で,議論はございました。しかし,前回から懸案となっておりましたのが駅舎の,どうしても線路の上に乗せたいという委員の方がございましたので,そういったことについて議論をしていただきました結果,駅舎につきましては事務局案のとおり合築で,下に公共施設が作れるような形で,鉄道の線路の上に乗せなくてもいいというような形でご了解をいただきました。
 それから,駅前広場については「こういった形で,もうちょっと検討したらいかがでしょうか」ということで,最終的な,どれを採る,というような形はとらないということになっております。それで委員会の中で,最終報告書の取りまとめ方ということでございまして,最終報告としましては,図柄といたしましては,ここでは示してますけども,「石岡駅周辺整備イメージ図」というのを出しております。これについては,駅前の部分のところがございますので,こういった具体的なものは構想としては相応しくないんじゃないかと。これは基本計画のときにはこういった図面を出すんですが,「言葉のところに写真程度を出すのが,普通,構想の取りまとめの仕方だろう」ということが委員さんの中からございまして,基本的には4ページまでのこういう図で示しまして,そこにどういうイメージになるかというのを写真などで示して,具体的な図面は出さないと。それから,そういう形で最終的に取りまとめて,議論の内容については,すっかり資料集としてまとめて,それは一般には公表せずに,構想の段階のところを示すと。それで,将来の基本計画等について,それらを利用していくというような形で前回の委員会の中で一定の結論が出まして,それを精査しております。以上でございます。

徳増委員長)以上で報告は終わったわけでございますが,ただ今の件についてご意見等ございましたら,挙手によりお願いいたします。ご意見等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において,閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件・理由を示して,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。

― 休 憩 ―

徳増委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。ほかに何か発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします。


 閉会 午前11時35分




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